JPWO2018198826A1 - 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュール用の端子ボックス - Google Patents

太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュール用の端子ボックス Download PDF

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Abstract

太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと端子ボックスとを備える。端子ボックスは、基体部と本体部とを有する。基体部は、太陽電池パネル上に位置し、板部と被掛かり部と被係合部とを含む。板部は、太陽電池パネル上に位置し、導線が位置している孔部を有する。被掛かり部は、板部の第1部分から突出している状態にある。被係合部は、板部のうちの第1部分から離れた第2部分から突出している状態にある。本体部は、被覆部と掛かり部と係合部とを含む。被覆部は、板部側に開口を有し、板部とともに内部空間を形成している状態にある。掛かり部は、被覆部の開口を囲む環状の側部の第3部分から突出している状態で、被掛かり部に対して仮想的な回転軸を中心として回転可能な状態で掛かっている状態にある。係合部は、環状の側部の第3部分から離れた第4部分に存在し、被係合部と係合している状態にある。

Description

本開示は、太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュール用の端子ボックスに関する。
太陽電池モジュールには、太陽電池パネルの裏面側に端子ボックスが取り付けられているものがある(例えば、特開2007−115915号公報などを参照)。
太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュール用の端子ボックスが開示される。
太陽電池モジュールの一態様は、太陽電池パネルと、該太陽電池パネルの表面上に位置している端子ボックスと、を備える。該端子ボックスは、基体部と、本体部と、を有する。前記基体部は、前記表面上に位置している。前記本体部は、前記基体部上で前記基体部に取り付けられた状態で位置している。前記基体部は、板部と、被掛かり部と、被係合部と、を含む。前記板部は、前記表面上に位置し、前記太陽電池パネル内から前記表面上の領域まで存在している導線が通過するように位置している孔部を有する。前記被掛かり部は、前記板部の第1部分から突出している状態で存在している。前記被係合部は、前記板部のうちの前記第1部分から離れた第2部分から突出している状態で存在している。前記本体部は、被覆部と、掛かり部と、係合部と、を含む。前記被覆部は、前記板部側に位置している開口を有し、前記板部とともに内部空間を形成している状態で存在している。前記掛かり部は、前記被覆部のうちの前記開口を囲んでいる状態で位置している環状の側部の第3部分から突出している状態で存在し、前記被掛かり部に対して仮想的な回転軸を中心として回転可能な状態で掛かっている状態で位置している。前記係合部は、前記環状の側部のうちの前記第3部分から離れた第4部分に存在し、前記被係合部と係合している状態で位置している。前記仮想的な回転軸に垂直な方向であり且つ前記表面に沿った方向において、前記第3部分と前記第4部分とが離れている状態で位置している。
太陽電池モジュール用の端子ボックスの一態様は、基体部と、該基体部に対して取り付け可能な本体部と、を備える。前記基体部は、板部と、被掛かり部と、被係合部と、を含む。前記板部は、太陽電池パネル内から該太陽電池パネルの表面上の領域まで存在している導線が通過するように位置するための孔部を有し、前記表面上に位置することができる。前記被掛かり部は、前記板部の第1部分から突出している状態で存在している。前記被係合部は、前記板部のうちの前記第1部分から離れた第2部分から突出している状態で存在している。前記本体部は、被覆部と、掛かり部と、係合部と、を含む。前記被覆部は、前記基体部に対して前記本体部が装着されることで、前記板部側に位置することが可能な開口を有し、前記板部とともに内部空間を形成可能である。前記掛かり部は、前記被覆部のうちの前記開口を囲んでいる状態で位置している環状の側部の第3部分から突出している状態で存在し、前記基体部に対して前記本体部が装着される際に、前記被掛かり部に掛かっている状態で前記被掛かり部に対して仮想的な回転軸を中心として回転可能な状態となる。前記係合部は、前記環状の側部のうちの前記第3部分から離れた第4部分に存在し、前記被係合部に係合可能である。
図1は、第1実施形態に係る太陽電池モジュールの一例の外観を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る太陽電池モジュールの一例の前面側から見た外観を示す平面図である。 図3は、第1実施形態に係る太陽電池モジュールの一例の裏面側から見た外観を示す平面図である。 図4は、図3のIV−IV線に沿った第1実施形態に係る端子ボックスの一例の断面を示す分解断面図である。 図5は、第1実施形態に係る端子ボックスの一例の構成を示す分解斜視図である。 図6(a)は、図3のIV−IV線に沿った断面に対応する第1実施形態に係る端子ボックスの組み立て途中の状態を示す断面図である。図6(b)は、図3のIV−IV線に沿った端子ボックスの断面図である。 図7は、第2実施形態に係る端子ボックスの一例の構成を示す分解斜視図である。 図8(a)は、図3のIV−IV線に沿った断面に対応する第3実施形態に係る端子ボックスの一例の断面を示す分解断面図である。図8(b)は、図3のIV−IV線に沿った断面に対応する第3実施形態に係る端子ボックスの一例の断面を示す断面図である。 図9(a)は、図3のIV−IV線に沿った断面に対応する第4実施形態に係る端子ボックスの一例の断面を示す分解断面図である。図9(b)は、図3のIV−IV線に沿った断面に対応する第4実施形態に係る端子ボックスの一例の断面を示す断面図である。 図10は、第5実施形態に係る太陽電池モジュールの一例の裏面側から見た外観を示す平面図である。 図11は、図10のXI−XI線に沿った第5実施形態に係る端子ボックスの一例の断面を示す分解断面図である。 図12(a)は、第5実施形態に係る端子ボックスを構成する基体部の一例の構成を示す平面図である。図12(b)は、第5実施形態に係る端子ボックスを構成する本体部の一例の構成を示す裏面図である。 図13は、第5実施形態に係る端子ボックスの一例の構成を示す分解斜視図である。 図14(a)は、図10のXI−XI線に沿った断面に対応する第5実施形態に係る端子ボックスの組み立て途中の状態を示す断面図である。図14(b)は、図10のXI−XI線に沿った断面に対応する第5実施形態に係る端子ボックスの断面図である。 図15は、図10のXI−XI線に沿った断面に対応する第6実施形態に係る端子ボックスの一例の断面を示す分解断面図である。 図16(a)は、図10のXI−XI線に沿った断面に対応する第7実施形態に係る端子ボックスの組み立て途中の状態を示す断面図である。図16(b)は、図10のXI−XI線に沿った断面に対応する第7実施形態に係る端子ボックスの断面図である。
太陽電池モジュールでは、一般に光電変換で得られた電気を外部に出力するために樹脂製の端子ボックスが太陽電池パネルの裏面に取り付けられている。この端子ボックスには、例えば、光電変換部に電気的に接続された導線、および電気を出力するための電線を樹脂で被覆したケーブル、のそれぞれが接続されている。また、端子ボックスには、例えば、バイパスダイオードが収容されている。このバイパスダイオードは、直列接続された複数の太陽電池セルをそれぞれ含む太陽電池セル群の複数がさらに直列接続されている状態で位置している場合に、受光量の低下に起因して内部抵抗が上昇している特定の太陽電池セル群を避けるように電流を流すことができる。これにより、太陽電池セルの発熱が低減され得る。
ところで、太陽電池モジュールには、長期間の使用が可能となるように耐久性を高めることが求められている。このため、例えば、光電変換部を表側および裏側の両側から2枚のガラス基板で挟むことで、太陽電池パネルの耐湿性を高めることが考えられる。
そして、太陽電池モジュールの耐久性を高めるためには、太陽電池パネルの耐久性の向上に合わせて、太陽電池パネルに対する端子ボックスの固定強度、および端子ボックス内の部材の長期間にわたる保護性能、を向上させる必要がある。
そこで、太陽電池パネルの表面に接着され、この表面から離れる方向に突起している、爪部を四方に有する基体部と、これらの爪部によって基体部に対して強固に係合される本体部と、を有する端子ボックスが考えられる。さらに、基体部と本体部との密着性を実現するために、基体部と本体部との間にOリングなどの止水性を高めるためのパッキング部材を位置させる場合が考えられる。
しかしながら、四方に位置している爪部を押し広げながら、基体部に本体部を取り付ける作業は容易ではない。さらに、これらの爪部を押し広げながら、パッキング部材に対して均等に圧縮力が付与されるように、基体部に本体部を取り付ける作業は容易ではない。
すなわち、太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュール用の端子ボックスについては、太陽電池パネルへの端子ボックスの取り付けを容易にする点で改善の余地がある。
そこで、本願発明者らは、太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュール用の端子ボックスについて、太陽電池パネルに端子ボックスを容易に取り付けることができる技術を創出した。
これについて、以下、各種実施形態を図面に基づいて説明する。図面においては同様な構成および機能を有する部分に同じ符号が付されており、下記説明では重複説明が省略される。また、図面は模式的に示されたものである。図1から図16(b)には、右手系のXYZ座標系が付されている。このXYZ座標系では、後述する太陽電池モジュール1の裏面Sf2における長手方向が+X方向とされ、この裏面Sf2における短手方向が+Y方向とされ、後述する太陽電池モジュール1の前面Sf1の法線方向が+Z方向とされている。
<1.第1実施形態>
<1−1.太陽電池モジュールの構成>
第1実施形態に係る太陽電池モジュール1について、図1から図6(b)に基づいて説明する。図1から図3で示されるように、太陽電池モジュール1は、例えば、太陽電池パネル2と、端子ボックス3と、を備えている。また、太陽電池モジュール1は、導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fを備えている。
図1から図6(b)で示されるように、太陽電池パネル2は、例えば、表面保護部材21と、表面側封止材22と、光電変換部23と、裏面側封止材24と、裏面保護部材25と、を含んでいる。図1から図6(b)の例では、表面保護部材21の+Z方向の側の表面が、太陽光などの外光が照射される表面(前面ともいう)Sf1とされている。また、裏面保護部材25の−Z方向の側の表面が、前面Sf1の逆側に位置している表面(裏面ともいう)Sf2とされている。太陽電池パネル2の前面Sf1と裏面Sf2とを接続している状態にある外周部には、フレームが取り付けられていてもよいし、フレームが取り付けられていなくてもよい。
表面保護部材21は、例えば、光電変換部23を前面Sf1側から保護することができる。表面保護部材21は、例えば、特定範囲の波長の光に対する透光性を有している。特定範囲の波長としては、例えば、太陽電池モジュール1に照射される光に含まれる強度が高い光の波長であって、光電変換部23が光電変換し得る光の波長が採用される。表面保護部材21として、例えば、板状の部材(第1板状部材ともいう)などが採用される。この第1板状部材の素材に、例えば、ガラス、またはアクリルもしくはポリカーボネートなどの樹脂が適用されれば、遮水性と特定範囲の波長の光に対する透光性とを有する表面保護部材21が実現される。具体的には、表面保護部材21として、例えば、表面および裏面の双方が長方形を有し、厚さが1mmから5mm程度の平板状の部材が採用される。
裏面保護部材25は、例えば、表面保護部材21と対向する状態で位置している。表面保護部材21と裏面保護部材25との間の領域(間隙領域ともいう)G2には、光電変換部23が存在している。このため、裏面保護部材25は、光電変換部23を裏面Sf2側から保護することができる。裏面保護部材25は、例えば、特定範囲の波長の光に対する透光性を有していてもよいし、特定範囲の波長の光に対する透光性を有していなくてもよい。裏面保護部材25として、例えば、柔軟性を有するシート状の部材(シート部材ともいう)あるいは板状の部材(第2板状部材ともいう)などが採用される。シート部材の素材には、例えば、樹脂が適用される。また、第2板状部材の素材、形状および厚さとしては、例えば、第1板状部材の素材、形状および厚さと同様なものが採用され得る。
表面側封止材22は、例えば、表面保護部材21側から光電変換部23を覆う状態で位置し、表面保護部材21と光電変換部23との間に充填されている状態にある。表面側封止材22の素材には、例えば、特定範囲の波長の光に対する透光性が優れたエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、トリアセチルセルロース(TAC)またはポリエチレンナフタレートなどのポリエステル樹脂などが適用される。また、裏面側封止材24は、例えば、裏面保護部材25側から光電変換部23を覆う状態で位置し、裏面保護部材25と光電変換部23との間に充填されている状態にある。すなわち、表面保護部材21と裏面保護部材25との間に位置している間隙領域G2には、例えば、光電変換部23を覆う状態で封止材が充填されている状態にある。裏面側封止材24の素材には、例えば、表面側封止材22の素材と同様な素材が適用され得る。
光電変換部23は、入射される太陽光を電気に変換することが可能なN個(Nは1以上の整数)の太陽電池セルCE2を含んでいる。太陽電池セルCE2としては、例えば、結晶系の太陽電池セルまたは薄膜系の太陽電池セルが採用され得る。図2および図3の例では、太陽電池セルCE2として結晶シリコンの太陽電池セルが採用されている。そして、24枚の太陽電池セルCE2が接続導体T1によって電気的に直列に接続されている状態で位置している。具体的には、光電変換部23は、4つの太陽電池セル群Sg1,Sg2,Sg3,Sg4を有している。各太陽電池セル群Sg1,Sg2,Sg3,Sg4では、+X方向に沿ってならべられた6枚の太陽電池セルCE2が接続導体T1で電気的に直列に接続されている状態で位置している。さらに、4つの太陽電池セル群Sg1,Sg2,Sg3,Sg4が、+Y方向にならべられた状態で、接続導体T1によって電気的に直列に接続されている状態で位置している。
導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fは、それぞれ太陽電池パネル2内から太陽電池パネル2の表面上の領域まで存在している。図2から図6(b)の例では、各導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fは、太陽電池セルCE2に電気的に接続されている状態で位置しており、太陽電池パネル2内から太陽電池パネル2の表面上の領域まで位置している。各導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fは、銅などの導電性に優れた素材によって構成されている。各導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fとしては、例えば、銅箔が採用される。また、例えば、各導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fとして、はんだが被覆された銅箔が採用されれば、各導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fのはんだ付けが容易である。各導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fは、例えば、裏面保護部材25の第1孔部Th0を介して、裏面Sf2上に位置している端子ボックス3に接続している状態で位置している。ここで、例えば、導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fと光電変換部23との間に、絶縁体のシートI1a,I1b,I1c,I1dが位置していてもよい。これにより、各導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fと太陽電池セルCE2の電極との接触による短絡が生じにくい。
図2および図3の例では、太陽電池セル群Sg1に1本目の導線W1aおよび2本目の導線W1bが電気的に接続している状態で位置している。太陽電池セル群Sg2に3本目の導線W1cが電気的に接続している状態で位置しており、太陽電池セル群Sg3に4本目の導線W1dが電気的に接続している状態で位置している。さらに、導線W1cと導線W1dとが接続導体T1を介して電気的に接続している状態で位置している。また、例えば、導線W1bと接続導体T1との交差部、および導線W1eと接続導体T1との交差部のそれぞれには、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの絶縁体が挟まれている状態で存在している。これにより、導線W1b,W1eと接続導体T1との間が絶縁されている状態にある。太陽電池セル群Sg4に5本目の導線W1eおよび6本目の導線W1fが電気的に接続している状態で位置している。6本の導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fは、それぞれ別々の第1孔部Th0を挿通している状態で位置していてもよい。また、6本の導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fのうちの2本以上の導線が1つの第1孔部Th0を挿通している状態で位置していてもよい。各第1孔部Th0は、導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fが挿通されている状態で、例えば、ブチル系の樹脂またはポリイソプロピレン系の樹脂などの封止材によって封止されている状態で位置している。
端子ボックス3は、いわゆるジャンクションボックスと称されるものである。端子ボックス3は、図1などで示されるように、太陽電池パネル2の表面上に固定されている状態で位置している。図1から図6(b)の例では、4つの端子ボックス3a,3b,3c,3dが、太陽電池パネル2の裏面Sf2上に固定されている状態で位置している。各端子ボックス3a,3b,3c,3dは、例えば、シリコン系の接着剤などを用いた接着によって裏面Sf2に固定され得る。図1で示されるように、端子ボックス3a,3dには、光電変換部23で生じた電気を出力するための出力用のケーブルC1が電気的に接続されている状態で位置している。図1の例では、端子ボックス3aには、出力用のケーブルC1aが電気的に接続されている状態で位置している。端子ボックス3aでは、出力用のケーブルC1aと導線W1aとが電気的に接続している状態で位置している。端子ボックス3dには、出力用のケーブルC1bが電気的に接続されている状態で位置している。端子ボックス3dでは、出力用のケーブルC1bと導線W1fとが電気的に接続している状態で位置している。例えば、出力用のケーブルC1aが正極用のケーブルである場合には、出力用のケーブルC1bが負極用のケーブルである。また、例えば、出力用のケーブルC1aが負極用のケーブルである場合には、出力用のケーブルC1bが正極用のケーブルである。
<1−2.端子ボックス>
端子ボックス3b,3cについて、図4、図5、図6(a)および図6(b)に基づいて説明する。端子ボックス3bと端子ボックス3cとは、同様な構造を有している。このため、ここでは、端子ボックス3bを例に挙げて説明する。
図4、図5、図6(a)および図6(b)で示されるように、端子ボックス3bは、基体部31と、本体部32と、を有している。さらに、端子ボックス3bは、基体部31と本体部32との間に位置しているパッキング部Pk1、を有している。
<1−3.基体部>
基体部31は、太陽電池パネル2の表面上に位置している。図4、図5、図6(a)および図6(b)で示されるように、基体部31は、板部Pl1と、被掛かり部Fk1と、被係合部En1と、第1接点部材J1と、を含んでいる。
板部Pl1は、太陽電池パネル2の表面上に位置している。ここで、例えば、太陽電池パネル2に端子ボックス3bが固定される前の状態では、板部Pl1は、太陽電池パネル2の表面上に位置されるための部分である。図4、図5、図6(a)および図6(b)の例では、板部Pl1は、矩形状の表裏面を有する平板状の部分である。この板部Pl1は、太陽電池パネル2における裏面保護部材25の第1孔部Th0を覆うように、太陽電池パネル2の裏面Sf2に接着剤Ad1で固定されている状態で位置している。接着剤Ad1には、例えば、シリコン系の接着剤などが適用される。また、板部Pl1は、第2孔部Th1を有している。第2孔部Th1は、板部Pl1の厚さ方向において板部Pl1を貫通している状態で位置している。第2孔部Th1は、導線W1b,W1cが通過するように位置している。図4、図6(a)および図6(b)の例では、板部Pl1の第2孔部Th1は、裏面保護部材25の第1孔部Th0上に位置している。
被掛かり部Fk1は、板部Pl1のうちの第1部分Pn1から突出している状態で存在している。図4、図6(a)および図6(b)の例では、第1部分Pn1は、板部Pl1のうちの−X方向の側に位置している。被掛かり部Fk1は、裏面Sf2から遠ざかる方向(ここでは−Z方向)に第1部分Pn1から突出している状態で位置している。また、被掛かり部Fk1は、例えば、略L字状の断面を有し且つ+Y方向に延びている状態で位置している。より具体的には、被掛かり部Fk1は、第1部分Pn1から−Z方向に突出している状態で位置している部分と、この部分から+X方向に突出している状態で位置している部分と、を有している。これにより、被掛かり部Fk1は、−X方向に凹んでおり且つ+Y方向に延びている状態で位置している溝部Gr1を形成している。
被係合部En1は、板部Pl1のうちの第2部分Pn2から突出している状態で存在している。第2部分Pn2は、第1部分Pn1から離れている状態で位置している。図4、図6(a)および図6(b)の例では、第2部分Pn2は、板部Pl1のうちの+X方向の側に位置している。被係合部En1は、裏面Sf2から遠ざかる方向(ここでは−Z方向)に第2部分Pn2から突出している状態で位置している。この被係合部En1には、厚さ方向(ここでは+X方向)に貫通している状態で位置している第3孔部Hl1を有する板状の部分が適用されている。この板状の部分には、例えば、YZ平面に略平行であり且つ矩形状の外縁の表裏面を有する構成が適用される。
第1実施形態では、例えば、板部Pl1と、被掛かり部Fk1と、被係合部En1と、が一体的な構成を有していてもよい。これらの板部Pl1、被掛かり部Fk1および被係合部En1の素材には、例えば、樹脂などが適用される。この場合、板部Pl1、被掛かり部Fk1および被係合部En1は、例えば、樹脂の一体成形および切削加工などで製作され得る。図4、図5、図6(a)および図6(b)の例では、基体部31の製作の容易性、および後述する本体部32の基体部31への取り付けの容易性の観点から、板部Pl1には、被掛かり部Fk1の溝部Gr1に面している部分に貫通孔Hl2が存在している。
第1接点部材J1には、導線W1b,W1cが電気的に接続されている状態で位置している。ここで、例えば、太陽電池パネル2に端子ボックス3bが固定される前の状態では、第1接点部材J1は、導線W1b,W1cに電気的に接続されるための部分である。このため、例えば、太陽電池パネル2を製作した後に、第1接点部材J1に導線W1b,W1cを接続させ、太陽電池パネル2の表面上に基体部31を取り付けることができる。第1接点部材J1は、例えば、金属などの導電性を有する素材によって構成され得る。図4、図5、図6(a)および図6(b)の例では、第1接点部材J1は、板部Pl1の裏面Sf2とは逆側(−Z方向の側)の面上に固定されている状態で位置している。そして、第1接点部材J1には、例えば、はんだ付け、かしめ、または挟み込みなどの方法によって、導線W1b,W1cが電気的に接続されている状態で位置している。
<1−4.本体部>
本体部32は、基体部31上においてこの基体部31に取り付けられた状態で位置している。ここで、例えば、基体部31に本体部32が取り付けられる前の状態では、本体部32は、基体部31に対して取り付け可能な部分である。図4、図5、図6(a)および図6(b)で示されるように、本体部32は、被覆部Cv2と、掛かり部Fk2と、係合部En2と、を有している。
被覆部Cv2は、基体部31の板部Pl1側に位置している開口Op2を有し、板部Pl1とともに内部空間Is2を形成している状態で存在している。換言すれば、被覆部Cv2は、基体部31に対して本体部32が装着されることで、板部Pl1側に開口Op2を位置させ、板部Pl1とともに内部空間Is2を形成することができる。例えば、内部空間Is2が密閉空間であれば、内部空間Is2内の各部の保護が促進され得る。被覆部Cv2は、例えば、開口Op2を囲むように位置している環状の側部Sp2と、この側部Sp2の一方の端部側を閉鎖している状態で位置している底部Bp2と、を有する、箱状あるいはカップ状の形状を有している。図4、図5、図6(a)および図6(b)の例では、環状の側部Sp2は、筒状の形状を有している。底部Bp2は、側部Sp2の−Z方向の側の端部を閉鎖している。
内部空間Is2には、例えば、第2接点部材J2と、ダイオードB2と、が収容されている状態にある。図4、図6(a)および図6(b)の例では、底部Bp2の基体部31側の面上に、第2接点部材J2とダイオードB2とが固定されている状態で位置している。また、例えば、第2接点部材J2は、ダイオードB2と電気的に接続している状態で位置している。図5の例では、第2接点部材J2と、ダイオードB2と、が配線Ln2によって電気的に接続されている状態で位置している。第2接点部材J2は、例えば、第1接点部材J1と同様に、金属などの導電性を有する素材によって構成されている。また、内部空間Is2内において、第2接点部材J2は、第1接点部材J1に接触している。これにより、第1接点部材J1と第2接点部材J2とが電気的に接続されている状態で位置している。図5の例では、第1接点部材J1は、本体部32側に向けて突出している状態で位置している。第2接点部材J2は、基体部31側に向けて突出し且つ基体部31から離れる方向に凹んでいる状態で位置している。具体的には、第2接点部材J2は、基体部31側に向けて突出し且つ基体部31側に開口している状態で位置しているU字状の部分である。そして、例えば、第2接点部材J2の凹んでいる部分の間隙に第1接点部材J1が挿入されることで、第1接点部材J1と第2接点部材J2とが接続されている状態となり得る。
ダイオードB2は、いわゆるバイパスダイオードと称されるものである。例えば、直列接続されている状態にある一組の太陽電池セル群Sg1,Sg2および直列接続されている状態にある一組の太陽電池セル群Sg3,Sg4のうちの何れかにおいて、受光量の低下に起因して内部抵抗が上昇する場合がある。このような場合に、ダイオードB2は、太陽電池セルCE2の発熱を避けるために、内部抵抗が高い組の太陽電池セル群を避けるように電流を流すことができる。
掛かり部Fk2は、環状の側部Sp2の第3部分Pn3から突出している状態で存在している。この掛かり部Fk2は、基体部31の被掛かり部Fk1に対して仮想的な回転軸Ax1を中心として回転可能な状態で掛かっている状態で位置している。ここでいう仮想的な回転軸Ax1は、掛かり部Fk2と被掛かり部Fk1との接触部に生じるものである。別の観点から言えば、基体部31に対して本体部32が装着される際には、掛かり部Fk2は、被掛かり部Fk1に掛かっている状態で、この被掛かり部Fk1に対して仮想的な回転軸Ax1を中心として回転することができる状態となる。例えば、図6(a)で示されるように、被掛かり部Fk1の溝部Gr1に掛かり部Fk2を挿入した状態で、掛かり部Fk2の先端付近における仮想的な回転軸Ax1を中心として、本体部32を基体部31に対して回転させることができる。
係合部En2は、環状の側部Sp2の第4部分Pn4から突出している状態で存在している。第4部分Pn4は、側部Sp2のうちの第3部分Pn3から離れている領域に位置している。具体的には、例えば、第3部分Pn3と、第4部分Pn4と、が仮想的な回転軸Ax1に垂直な方向であり且つ裏面Sf2に沿った方向において離れている状態で位置している。図4、図5、図6(a)および図6(b)の例では、本体部32において、掛かり部Fk2と係合部En2とが互いに逆側に位置している。換言すれば、本体部32を平面透視した場合に、掛かり部Fk2と係合部En2とが、内部空間Is2を挟んだ逆側に位置している。そして、掛かり部Fk2が第3部分Pn3から−X方向の突出し、係合部En2が第4部分Pn4から+X方向に突出している状態で位置している。
そして、係合部En2は、基体部31の被係合部En1と係合している状態で位置している。別の観点から言えば、基体部31に対して本体部32が装着される際には、係合部En2を、被係合部En1に係合させることができる。そして、例えば、図6(a)で示されるように、被掛かり部Fk1の溝部Gr1に掛かり部Fk2を挿入した状態で、仮想的な回転軸Ax1を中心として本体部32を基体部31に対して回転させる。これにより、例えば、図6(b)で示されるように、係合部En2を被係合部En1に係合させることができる。具体的には、図6(b)の例では、係合部En2が被係合部En1の第3孔部Hl1内に入り込むことで、係合部En2が被係合部En1に係合する。
第1実施形態では、例えば、被覆部Cv2と、掛かり部Fk2と、係合部En2と、が一体的な構成を有していてもよい。これらの被覆部Cv2、掛かり部Fk2および係合部En2の素材には、例えば、樹脂などが適用される。この場合、被覆部Cv2、掛かり部Fk2および係合部En2は、例えば、樹脂の一体成形および切削加工などで製作され得る。
上記構成が採用されれば、例えば、太陽電池パネル2を製作した後に、太陽電池パネル2の表面上に基体部31を取り付け、この基体部31に本体部32を取り付けることで、端子ボックス3bを完成させることができる。このとき、例えば、基体部31の被掛かり部Fk1に本体部32の掛かり部Fk2を掛けた状態で、仮想的な回転軸Ax1を中心として本体部32を基体部31に対して回転させる。これにより、本体部32の係合部En2を基体部31の被係合部En1に係合させることができる。このため、例えば、基体部31に対して本体部32を容易に取り付けることができる。したがって、例えば、太陽電池パネル2に対して端子ボックス3bを容易に取り付けることができる。
ここで、例えば、係合部En2が被係合部En1に対して脱着可能に係合している状態にあれば、被係合部En1と係合部En2との係合を解消し、仮想的な回転軸Ax1を中心として本体部32を回転させることで、基体部31から本体部32を容易に取り外すことができる。そして、基体部31に別の本体部32を取り付けることで、端子ボックス3bの本体部32を容易に交換することができる。これにより、太陽電池モジュール1および太陽電池モジュール用の端子ボックス3bの再生および長寿命化を容易に図ることができる。
また、ここで、例えば、基体部31に対して本体部32を取り付ける際に、第1接点部材J1に第2接点部材J2が接続されるように、第1接点部材J1と第2接点部材J2とが位置していれば、太陽電池パネル2にダイオードB2も容易に取り付けられ得る。
<1−5.パッキング部>
パッキング部Pk1は、基体部31と本体部32との隙間を塞ぐように位置している。このパッキング部Pk1は、基体部31と本体部32との間で、圧縮方向に弾性変形を生じている状態で位置している。パッキング部Pk1は、開口Op2を囲むように位置している。別の観点から言えば、例えば、太陽電池パネル2の裏面Sf2に向けて端子ボックス3bを平面透視した場合に、パッキング部Pk1は、第2孔部Th1を囲むように位置している。パッキング部Pk1の素材としては、例えば、ブチルゴムなどのゴム状の弾性変形が可能であり且つ耐候性に優れた素材が採用される。このような構成が採用されれば、例えば、基体部31と本体部32との間隙から端子ボックス3b内に水分が浸入しにくくなる。すなわち、例えば、端子ボックス3bにおける防水性が高まり得る。その結果、例えば、端子ボックス3の内部空間Is2内に収容された状態にある各部の劣化が低減され得る。また、例えば、外部から端子ボックス3bを介した太陽電池パネル2内への水分の浸入が抑制され得る。
また、図6(a)および図6(b)で示されたように、例えば、基体部31に本体部32を取り付ける際に、本体部32の掛かり部Fk2を基体部31の被掛かり部Fk1に掛けた状態で本体部32を回転させる。このとき、本体部32の回転で生じるモーメントによってパッキング部Pk1が圧縮される。これにより、例えば、仮に本体部32を水平な状態で基体部31に対して取り付ける態様よりも、太陽電池パネル2に端子ボックス3bを容易に取り付けることができる。さらに、このとき、例えば、基体部31に対する本体部32の取り付け位置がずれにくい。このため、パッキング部Pk1が基体部31と本体部32とに容易に密着され得る。したがって、例えば、基体部31に対して本体部32が強固に取り付けられ、端子ボックス3bにおける防水性が高まり得る。
図4、図5、図6(a)および図6(b)の例では、パッキング部Pk1は、基体部31の板部Pl1における本体部32側の面上に位置している。そして、本体部32の側部Sp2の基体部31側の端部が、パッキング部Pk1を押圧している状態にある。
<1−6.第1実施形態のまとめ>
第1実施形態に係る太陽電池モジュール1および端子ボックス3b,3cでは、例えば、太陽電池パネル2を製作した後に、太陽電池パネル2の裏面Sf2上に基体部31を取り付ける。そして、例えば、基体部31の被掛かり部Fk1に本体部32の掛かり部Fk2を掛けた状態で本体部32を回転させて、基体部31に本体部32を容易に取り付けることができる。これにより、例えば、太陽電池パネル2に端子ボックス3b,3cを容易に取り付けることができる。また、例えば、係合部En2が被係合部En1に対して脱着可能に係合していれば、被係合部En1と係合部En2との係合を解消し、本体部32を回転させることで、基体部31から本体部32を容易に取り外すことができる。そして、基体部31に別の本体部32を取り付けることで、端子ボックス3bの本体部32を容易に交換することができる。これにより、例えば、太陽電池モジュール1およびこの太陽電池モジュール1用の端子ボックス3b,3cについては、長寿命化を容易に図ることができる。
<2.他の実施形態>
本開示は上述の第1実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良などが可能である。
<2−1.第2実施形態>
上記第1実施形態において、例えば、掛かり部Fk2と係合部En2とが本体部32において相互に逆側に位置していなくてもよい。例えば、図7で示されるように、上記端子ボックス3bを基本構成として、被掛かり部Fk1Aおよび被係合部En1Aを有する基体部31Aと、掛かり部Fk2Aおよび係合部En2Aを有する本体部32Aと、を有する端子ボックス3bAに変更されてもよい。
ここで、例えば、基体部31Aは、上記基体部31を基本構成として、被掛かり部Fk1の代わりに、+Y方向の側および−Y方向の側に離れて位置する2つの被掛かり部Fk1Aを有していてもよい。また、例えば、基体部31Aは、上記基体部31を基本構成として、被係合部En1の代わりに、+Y方向の側および−Y方向の側の2箇所に位置する被係合部En1Aを有してもよい。各被掛かり部Fk1Aは、被掛かり部Fk1と同様に、略L字状の断面を有し且つ+Y方向に延びている状態で位置している。各被係合部En1Aには、厚さ方向(ここでは+Y方向)に貫通している第3孔部Hl1Aを有する板状の部分が適用されている。この板状の部分には、例えば、XZ平面に略平行であり且つ矩形状の外縁を有する表裏面を有する構成が適用される。
例えば、本体部32Aは、上記本体部32を基本構成として、掛かり部Fk2の代わりに、被覆部Cv2の側部Sp2の+Y方向の側の部分および−Y方向の側の部分のそれぞれにおいて、−X方向の端部付近の部分から突出している状態で位置している2つの掛かり部Fk2Aを有していてもよい。また、例えば、本体部32Aは、上記本体部32を基本構成として、係合部En2の代わりに、被覆部Cv2の側部Sp2のうちの+Y方向の側の部分および−Y方向の側の部分のそれぞれにおいて突出している状態で位置している2つの係合部En2Aを有していてもよい。
<2−2.第3実施形態>
上記各実施形態において、例えば、図8(a)および図8(b)で示されるように、上記端子ボックス3b,3bAを基本構成として、環状の被嵌合部Re1Bを含む基体部31Bと、環状の嵌合部Pr2Bを含む本体部32Bと、を有する端子ボックス3bBに変更されてもよい。被掛かり部Fk1Bは、溝部Gr1Bを基準としてみたときに板部Pl1の第1部分Pn1から突出している状態にあるものとみなすことができる。
ここで、基体部31Bは、例えば、上記基体部31を基本構成として、板部Pl1の本体部32B側に位置している環状の被嵌合部Re1Bをさらに含む。環状の被嵌合部Re1Bは、例えば、太陽電池パネル2の裏面Sf2に向けて端子ボックス3bBを平面透視した場合に、第2孔部Th1を囲むように位置している。また、図8(a)および図8(b)の例では、基体部31Bは、上記被掛かり部Fk1の代わりに、+X方向に凹み且つ+Y方向に延びている状態で位置している溝部Gr1Bを形成している状態にある被掛かり部Fk1Bを含む。
本体部32Bは、例えば、上記本体部32を基本構成として、基体部31B側に位置している環状の嵌合部Pr2Bをさらに含む。この環状の嵌合部Pr2Bは、例えば、開口Op2を囲むように位置している。そして、環状の嵌合部Pr2Bは、例えば、被嵌合部Re1Bに嵌合している状態で位置している。図8(a)および図8(b)の例では、本体部32Bは、上記掛かり部Fk2の代わりに、被掛かり部Fk1Bに掛かる鉤状の掛かり部Fk2Bを含む。
さらに、ここで、環状の被嵌合部Re1Bと環状の嵌合部Pr2Bとの組合せには、例えば、互いに嵌合している環状の凹部(環状凹部ともいう)と環状の凸部(環状凸部ともいう)との組合せが適用される。図8(a)および図8(b)の例では、環状の被嵌合部Re1Bが環状凹部であり、環状の嵌合部Pr2Bが環状凸部である。このとき、環状凹部としての環状の被嵌合部Re1Bは、板部Pl1の本体部32B側の面において太陽電池パネル2側に向けて凹んでおり且つXY平面に沿って環状に延びている状態で位置している部分である。環状凸部としての環状の嵌合部Pr2Bは、側部Sp2の基体部31側の端面から太陽電池パネル2側に向けて突出しており且つXY平面に沿って環状に延びている状態で位置している。そして、パッキング部Pk1の代わりに、環状凹部としての被嵌合部Re1B内に位置しているパッキング部Pk1Bが採用されている。
上記構成では、例えば、被掛かり部Fk1Bに掛かり部Fk2Bを掛けた状態で基体部31Bに対して本体部32Bを回転させ、環状凸部である嵌合部Pr2Bを環状凹部である被嵌合部Re1B内に嵌め込めば、被係合部En1に係合部En2を係合させることができる。これにより、例えば、基体部31Bの正しい位置に本体部32Bを容易に取り付けることができる。その結果、例えば、端子ボックス3bBにおける防水性が容易に高まり得る。
<2−3.第4実施形態>
上記第3実施形態において、例えば、図9(a)および図9(b)で示されるように、上記端子ボックス3bBを基本構成として、環状凸部と環状凹部とが入れ替えられた端子ボックス3bCが採用されてもよい。
ここで、基体部31Cは、例えば、上記基体部31Bを基本構成として、環状凹部としての環状の被嵌合部Re1Bの代わりに、本体部32C側に突出している状態で位置している環状凸部としての環状の被嵌合部Pr1Cを含む。この環状の被嵌合部Pr1Cは、例えば、太陽電池パネル2の裏面Sf2に向けて端子ボックス3bCを平面透視した場合に、第2孔部Th1を囲むように位置している。図9(a)および図9(b)の例では、環状凸部としての環状の被嵌合部Pr1Cは、板部Pl1の本体部32C側の面から、太陽電池パネル2から遠ざかる方向に向けて突出しており且つXY平面に沿って環状に延びている状態で位置している。
また、本体部32Cは、例えば、上記本体部32Bを基本構成として、環状凸部としての環状の嵌合部Pr2Bの代わりに、基体部31Cから離れる方向に凹んでいる環状の凹部としての環状の嵌合部Re2Cを含む。この環状の嵌合部Re2Cは、例えば、開口Op2を囲むように位置している。そして、環状の嵌合部Re2Cは、例えば、被嵌合部Pr1Cに嵌合している状態で位置している。図9(a)および図9(b)の例では、環状凹部としての環状の嵌合部Re2Cは、例えば、側部Sp2の基体部31C側の端面が太陽電池パネル2から遠ざかる方向に向けて凹んでおり且つXY平面に沿って環状に延びている状態で位置している。そして、パッキング部Pk2Cが、環状凹部としての嵌合部Re2C内に位置している。
ここでも、例えば、被掛かり部Fk1Bに掛かり部Fk2Bを掛けた状態で基体部31Cに対して本体部32Cを回転させ、環状凹部である嵌合部Re2C内に環状凸部である被嵌合部Pr1Cを嵌め込めば、被係合部En1に係合部En2を係合させることができる。このため、例えば、基体部31Cの正しい位置に本体部32Cを容易に取り付けることができる。その結果、例えば、端子ボックス3bCにおける防水性が容易に高まり得る。
また、ここで、例えば、係合部En2が、被係合部En1に対して脱着可能に係合していれば、基体部31Cに対する本体部32Cの交換が可能である。そして、例えば、本体部32Cの交換によって、この本体部32Cの環状凹部としての嵌合部Re2Cに位置しているパッキング部Pk2Cも交換することができる。これにより、太陽電池モジュール1の長期間の使用によって劣化したパッキング部Pk2Cを環状凹部から取り出す煩雑な作業が低減される。したがって、例えば、本体部32Cの交換によってパッキング部Pk2Cを容易に交換することができる。
<2−4.第5実施形態>
上記各実施形態において、例えば、図10で示されるように、上記太陽電池モジュール1を基本構成として、上記の4つの端子ボックス3a,3b(3bA,3bB,3bC),3c,3dの代わりに、端子ボックス3Dを備えた太陽電池モジュール1Dに変更されてもよい。この端子ボックス3Dは、4つの端子ボックス3a,3b(3bA,3bB,3bC),3c,3dの機能を併せ持つ。そして、図10で示されるように、太陽電池モジュール1Dは、導線W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1fの代わりに,導線W1D,W2D,W3Dを備えている。
図10の例では、太陽電池セル群Sg1に1本目の導線W1Dが電気的に接続している状態で位置している。2つの太陽電池セル群Sg2,Sg3に2本目の導線W2Dが電気的に接続して状態で位置しており、太陽電池セル群Sg4に3本目の導線W3Dが電気的に接続している状態で位置している。また、例えば、導線W1D,W3Dと接続導体T1との交差部のそれぞれには、PETなどの絶縁体が挟まれている状態にある。これにより、導線W1D,W3Dと接続導体T1との間が絶縁されている。3本の導線W1D,W2D,W3Dは、それぞれ別々の第1孔部Th0を挿通している状態で位置していてもよい。また、3本の導線W1D,W2D,W3Dのうちの2本以上の導線が1つの第1孔部Th0を挿通している状態で位置していてもよい。各第1孔部Th0は、導線W1D,W2D,W3Dが挿通されている状態で、例えば、ブチル系の樹脂またはポリイソプロピレン系の樹脂などの封止材によって封止される。ここで、例えば、導線W1D,W2D,W3Dと光電変換部23との間に、絶縁体のシートI1Dが位置していてもよい。
端子ボックス3Dは、図10などで示されるように、太陽電池パネル2の表面(ここでは裏面Sf2)上に固定されている状態で位置している。端子ボックス3Dは、例えば、シリコン系の接着剤などを用いた接着によって裏面Sf2に固定され得る。図10で示されるように、端子ボックス3Dには、光電変換部23で生じた電気を出力するための出力用のケーブルC1が電気的に接続されている状態で位置している。図10の例では、端子ボックス3Dに、出力用のケーブルC1a,C1bおよび導線W1D,W2D,W3Dが電気的に接続されている状態で位置している。
端子ボックス3Dは、例えば、図11から図14(b)で示されるように、上記端子ボックス3bを基本構成として、基体部31の代わりに、基体部31Dを有し、本体部32の代わりに、本体部32Dを有している。また、端子ボックス3Dは、基体部31Dと本体部32Dとの間に位置しているパッキング部Pk2C、を有している。
基体部31Dは、上記基体部31を基本構成として、被係合部En1の代わりに被係合部En1Dを含み、2つの第1接点部材J1の代わりに3つの第1接点部材J1Dを含み、環状の被嵌合部Pr1Cを含む。また、基体部31Dの第2孔部Th1には、導線W1D,W2D,W3Dが通過するように位置している。
図11から図14(b)の例では、板部Pl1のうちの被掛かり部Fk1が突出している状態にある第1部分Pn1は、板部Pl1のうちの+X方向の側に位置している。そして、被掛かり部Fk1は、例えば、略L字状の断面を有し且つ+Y方向に延びている状態で位置している。より具体的には、被掛かり部Fk1は、第1部分Pn1から−Z方向に突出している状態にある部分と、この部分から−X方向に突出している状態にある部分と、を有している。これにより、被掛かり部Fk1は、+X方向に凹んでおり且つ+Y方向に延びている状態で位置している溝部Gr1を形成している状態にある。
被係合部En1Dは、上記被係合部En1と同様に、板部Pl1のうちの第2部分Pn2から突出している状態で存在している。第2部分Pn2は、第1部分Pn1から離れている状態で位置している。図11から図14(b)の例では、第2部分Pn2は、板部Pl1のうちの−X方向の側に位置している。被係合部En1Dは、上記被係合部En1と同様に、裏面Sf2から遠ざかる方向(ここでは−Z方向)に第2部分Pn2から突出している状態で位置している。この被係合部En1Dは、−Z方向の先端に鉤状の部分を有している。
また、図11から図14(b)の例では、環状の被嵌合部Pr1Cは、環状凸部である。
第5実施形態では、例えば、板部Pl1と、被掛かり部Fk1と、被係合部En1Dと、が一体的な構成を有していてもよい。これらの板部Pl1、被掛かり部Fk1および被係合部En1Dの素材には、例えば、樹脂などが適用される。この場合、板部Pl1、被掛かり部Fk1および被係合部En1Dは、例えば、樹脂の一体成形および切削加工などで製作され得る。
3つの第1接点部材J1Dには、例えば、1番目の第1接点部材J11Dと、2番目の第1接点部材J12Dと、3番目の第1接点部材J13Dと、が含まれている。図12(a)および図13の例では、1番目の第1接点部材J11Dと、2番目の第1接点部材J12Dと、3番目の第1接点部材J13Dとが、この記載の順に+Y方向に向けて一列にならんでいる状態で位置している。1番目の第1接点部材J11Dには、導線W1Dが電気的に接続されている状態で位置している。2番目の第1接点部材J12Dには、導線W2Dが電気的に接続されている状態で位置している。3番目の第1接点部材J13Dには、導線W3Dが電気的に接続されている状態で位置している。ここでは、例えば、太陽電池パネル2を製作した後に、1番目の第1接点部材J11Dに導線W1Dを接続し、2番目の第1接点部材J12Dに導線W2Dを接続し、3番目の第1接点部材J13Dに導線W3Dを接続して、太陽電池パネル2の表面上に基体部31Dを取り付けることができる。第1接点部材J1Dは、例えば、金属などの導電体によって構成されている。図11から図14(b)の例では、各第1接点部材J1Dは、板部Pl1の裏面Sf2とは逆側(−Z方向の側)の面上に固定されている。そして、第1接点部材J1Dには、例えば、はんだ付け、かしめ、または挟み込みなどの方法によって、導線W1D,W2D,W3Dが電気的に接続されている状態で位置している。
本体部32Dは、上記本体部32を基本構成として、係合部En2の代わりに係合部En2Dを含み、2つの第2接点部材J2の代わりに3つの第2接点部材J2Dを含み、ダイオードB2の代わりに2つのダイオードB2Dを含み、さらに、3つの接続部C1Dおよび環状の嵌合部Re2Cを含む。
図11から図14(b)の例では、係合部En2Dは、板状可撓部F11Dと、係合部分F12Dと、を有している。板状可撓部F11Dは、被覆部Cv2の−X方向の側の側部Sp2の部分に対して接続部Pc2Dによって接続されている状態で位置している。この板状可撓部F11Dは、被覆部Cv2の側部Sp2に沿って基体部31Dに向けて延びている状態で位置している。この板状可撓部F11Dは、可撓性を有する板状の部分である。係合部分F12Dは、板状可撓部F11Dの基体部31D側において被係合部En1Dと係合している状態で位置している。このように、例えば、基体部31Dと本体部32Dとが係合し合う部分において、本体部32D側の係合部En2Dに、撓みを生じる板状可撓部F11Dを適用すると、被係合部En1Dには可撓性が不要となる。このため、例えば、交換しにくい基体部31Dの被係合部En1Dが劣化しにくくなる。その結果、例えば、仮に、端子ボックス3Dの長期間の使用によって、本体部32Dの板状可撓部F11Dの弾性が劣化したとしても、本体部32Dを容易に交換することができる。これにより、太陽電池モジュール1および太陽電池モジュール1用の端子ボックス3Dの再生および長寿命化を容易に図ることができる。
3つの第2接点部材J2Dには、例えば、1番目の第2接点部材J21Dと、2番目の第2接点部材J22Dと、3番目の第3接点部材J23Dと、が含まれている。図12(b)の例では、1番目の第2接点部材J21Dと、2番目の第2接点部材J22Dと、3番目の第3接点部材J23Dとが、この記載の順に+Y方向に向けて一列にならんでいる状態で位置している。2つのダイオードB2Dには、例えば、1番目のダイオードB21Dと、2番目のダイオードB22Dと、が含まれている。図12(b)の例では、1番目のダイオードB21Dと、2番目のダイオードB22Dとが、この記載の順に+Y方向にならんでいる状態で位置している。3つの接続部C1Dには、1番目の接続部C11Dと、2番目の接続部C12Dと、3番目の接続部C13Dと、が含まれている。図12(b)の例では、1番目の接続部C11Dと、2番目の接続部C12Dと、3番目の接続部C13Dとが、この記載の順に+Y方向にならんでいる状態で位置している。各接続部C1Dの素材には、導電性を有する材料が適用される。各接続部C1Dは、例えば、板状の部材であればよい。
図12(b)の例では、1番目の接続部C11Dと、2番目の接続部C12Dと、3番目の接続部C13Dとが、底部Bp2の基体部31D側の面上に固定されている。1番目の接続部C11Dには、1番目の第2接点部材J21Dが接続されている状態で位置しているとともに、ケーブルC1aが接続されている状態で位置している。2番目の接続部C12Dには、2番目の第2接点部材J22Dが接続されている状態で位置している。3番目の接続部C13Dには、3番目の第2接点部材J23Dが接続されている状態で位置しているとともに、ケーブルC1bが接続されている状態で位置している。端子ボックス3DのうちのケーブルC1a,C1bが貫通している状態にある部分は、例えば、パッキング部材などで封止されればよい。また、1番目の接続部C11Dと2番目の接続部C12Dとが1番目のダイオードB21Dを介して接続されている状態で位置している。2番目の接続部C12Dと3番目の接続部C13Dとが2番目のダイオードB22Dを介して接続されている状態で位置している。
ここで、図14(a)および図14(b)で示されるように、被掛かり部Fk1の溝部Gr1に掛かり部Fk2を挿入した状態で、掛かり部Fk2の先端付近における仮想的な回転軸Ax1を中心として、本体部32Dを基体部31Dに対して回転させる。これにより、例えば、図14(b)で示されるように、係合部En2Dを被係合部En1Dに係合させることができる。具体的には、図14(b)の例では、係合部En2Dの鉤部が被係合部En1Dの鉤部に引っ掛かることで、係合部En2Dが被係合部En1Dに係合する。これにより、端子ボックス3Dが完成する。
この端子ボックス3Dでは、例えば、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとが接触している部分において、第1接点部材J1Dおよび第2接点部材J2Dのうちの少なくとも一方の部材が、弾性変形を生じている状態で存在している。具体的には、例えば、X番目(Xは1,2,3の何れかの整数)の第1接点部材J1XDとX番目の第2接点部材J2XDとが接触している部分において、X番目の第1接点部材J1XDおよびX番目の第2接点部材J2XDの少なくとも一方の部材が、弾性変形を生じている状態で存在している。
上記構成が採用されれば、例えば、仮想的な回転軸Ax1を中心として基体部31Dに対して本体部32Dを回転させることで、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとが当接する際に、第2接点部材J2Dが第1接点部材J1Dに押し付けられる力がモーメントである。このとき、例えば、本体部32Dのうち、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとの接触箇所よりも仮想的な回転軸Ax1から離れた位置を押すことで、梃子の原理によって、作業者は小さな力で、第2接点部材J2Dを、第1接点部材J1Dに対して大きな力で押し付けることができる。ここで、例えば、本体部32Dのうち、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとの接触箇所よりも仮想的な回転軸Ax1から2倍以上離れた位置を押すようにしてもよい。これにより、例えば、第1接点部材J1Dおよび第2接点部材J2Dに、電気抵抗が低くかつ大きな厚みを有する導電体を適用することができる。また、例えば、第2接点部材J2Dが第1接点部材J1Dに対して大きな力で押し付けられることで、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとの接触不良が生じにくく、接触不良に起因するアークも発生しにくい。このとき、例えば、第1接点部材J1Dおよび第2接点部材J2Dの少なくとも一方の部材が弾性変形を含む変形を生じることで、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとがより広い面積で接触し得る。これにより、例えば、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとの間における接触抵抗が低下する。その結果、太陽電池モジュール1における発電効率が向上し得る。
ここで、例えば、第2接点部材J2Dが第1接点部材J1Dを押している方向に沿った第1接点部材J1Dの弾性変形の量を第1弾性変形量とする。第1弾性変形量としては、例えば、第1接点部材J1Dのうちの第2接点部材J2Dと接触している部分において生じる変位量が採用される。また、第1接点部材J1Dが第2接点部材J2Dを押している方向に沿った第2接点部材J2Dの弾性変形の量を第2弾性変形量とする。第2弾性変形量としては、例えば、第2接点部材J2Dのうちの第1接点部材J1Dと接触している部分において生じる変位量が採用される。ここで、例えば、第1弾性変形量よりも第2弾性変形量の方が大きければ、太陽電池モジュール1の長期間の使用によって、交換しにくい基体部31D側の第1接点部材J1Dの方が、交換しやすい本体部32D側の第2接点部材J2Dよりも弾性の劣化が生じにくい。このため、例えば、基体部31Dに対する本体部32Dの脱着および交換によって、太陽電池モジュール1Dおよび太陽電池モジュール1D用の端子ボックス3Dの再生および長寿命化を容易に図ることができる。
別の観点から、ここで、例えば、第2接点部材J2Dが第1接点部材J1Dを押している方向に沿った基体部31Dにおける第1接点部材J1Dのバネ定数を第1バネ定数とする。ここでいう第1バネ定数は、基体部31Dに固定されている状態における、第1接点部材J1Dのバネ定数である。例えば、第1接点部材J1Dが基体部31Dの板部Pl1上に沿って位置している場合には、第1接点部材J1Dは板部Pl1によって太陽電池パネル2側から支持されて補強されている。このとき、第1接点部材J1Dが太陽電池パネル2側に向けて第2接点部材J2Dで押されても、第1接点部材J1Dは弾性変形しにくい。したがって、このときには、第1接点部材J1Dのバネ定数は、板部Pl1による補強も加味した値とされる。
また、ここで、例えば、第1接点部材J1Dが第2接点部材J2Dを押している方向に沿った本体部32Dにおける第2接点部材J2Dのバネ定数を第2バネ定数とする。ここでいう第2バネ定数は、本体部32Dに固定されている状態における、第2接点部材J2Dのバネ定数である。例えば、第2接点部材J2Dが本体部32Dの底部Bp2上に沿って位置している場合には、第2接点部材J2Dは底部Bp2によって支持されて補強されている。このとき、第2接点部材J2Dが底部Bp2側に向けて第1接点部材J2Dで押されても、第2接点部材J2Dは弾性変形しにくい。したがって、このときには、第2接点部材J2Dのバネ定数は、底部Bp2による補強も加味した値とされる。
そして、例えば、第1バネ定数よりも第2バネ定数の方が小さければ、太陽電池モジュール1の長期間の使用によって、交換しにくい基体部31D側の第1接点部材J1Dの方が、交換しやすい本体部32D側の第2接点部材J2Dよりも弾性の劣化が生じにくい。このため、例えば、基体部31Dに対する本体部32Dの脱着および交換によって、太陽電池モジュール1Dおよび太陽電池モジュール1D用の端子ボックス3Dの再生および長寿命化を容易に図ることができる。
ところで、例えば、第1接点部材J1Dおよび第2接点部材J2Dの素材には、例えば、リン青銅、黄銅、銅−ニッケル−シリコン系合金などの銅合金、銀合金、アルミニム合金、あるいは、銀合金またはアルミニウム合金に半田メッキ、銀メッキもしくは金メッキの処理が施されたものが用いられる。また、例えば、第1接点部材J1Dは、第2接点部材J2Dと接触する丸みを帯びた接触面を有していてもよい。このとき、例えば、第2接点部材J2Dは、第1接点部材J1Dと接触する平面状の接触面を有していてもよい。また、例えば、第2接点部材J2Dが、第1接点部材J1Dと接触する丸みを帯びた接触面を有していてもよい。このとき、例えば、第1接点部材J1Dは、第2接点部材J2Dと接触する平面状の接触面を有していてもよい。これらの接触面が採用されれば、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとが接触しやすく、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとの接触抵抗が低減され得る。
ここで、例えば、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとが、同一の素材と同一の形状とを有している場合を想定する。この場合、例えば、第1接点部材J1Dが基体部31Dの板部Pl1によって第2接点部材J2Dの位置とは逆側から支持されれば、第1バネ定数よりも第2バネ定数の方が小さくなる。
また、ここで、例えば、第1接点部材J1Dおよび第2接点部材J2Dの何れの部材も、片持ち梁のような形状を有している場合を想定する。この場合、片持ち梁の撓みδは、次の式(1)で示され、バネ定数Kは、次の式(2)で示される。
δ=PL/(3EI) ・・・(1)
K=(3EI)/L ・・・(2)。
ここでは、第1接点部材J1Dと第2接点部材J2Dとが当接したときの作用・反作用の力がPで示され、ヤング率がEで示され、断面二次モーメントがIで示され、片持ち梁の支点から作用点までの距離がLで示されている。この距離Lについては、例えば、第1接点部材J1Dの距離をL1とも表し、第2接点部材J2Dの距離をL2とも表す。
ここで、第1バネ定数よりも第2バネ定数の方が小さくなるようにする方法としては、例えば、下記の方法1から方法3が考えられる。
[方法1]第2接点部材J2Dよりも硬い材料を第1接点部材J1Dに使用することで、第1接点部材J1Dのヤング率Eを第2接点部材J2Dのヤング率Eよりも大きくする。例えば、第1接点部材J1Dの素材に、ヤング率が131GPaの銅−ニッケル−珪素系合金を用い、第2接点部材J2Dの素材に、ヤング率が110GPaの黄銅を用いる場合が考えられる。
[方法2]第1接点部材J1Dの断面二次モーメントIを、第2接点部材J2Dの断面二次モーメントIよりも大きくする。ここで、断面二次モーメントは、例えば、第1接点部材J1Dおよび第2接点部材J2Dの各断面を、便宜的に長方形と仮定すると、次の式(3)で示される。
I=bh/12 ・・・(3)。
ここでは、断面の幅がbで示され、断面の高さがhで示されている。断面の高さhは、第1接点部材J1Dおよび第2接点部材J2Dの厚さに相当する。断面の幅bについては、例えば、第1接点部材J1Dの幅をb1とも表し、第2接点部材J2Dの幅をb2とも表す。また、断面の高さhについては、例えば、第1接点部材J1Dの厚さをh1とも表し、第2接点部材J2Dの厚さをh2とも表す。
ここで、第1接点部材J1Dの幅(b1)を第2接点部材J2Dの幅(b2)よりも大きくしてもよいし、第1接点部材J1Dの厚さ(h1)を第2接点部材J2Dの厚さ(h2)よりも大きくしてもよい。また、第1接点部材J1Dの断面形状が、長方形以外の、例えば、I型、H型、U型、T型または円環型などの形状であれば、第1接点部材J1Dの断面二次モーメントが高まり得る。また、ここで、例えば、本体部32D側の第2接点部材J2Dの厚さ(h2)を減少させることで第2接点部材J2Dのバネ定数を低下させれば、交換しやすい本体部32D側の素材の使用量が低減され得る。
[方法3]第1接点部材J1Dの距離(L1)を、第2接点部材J2Dの距離(L2)よりも短くする。
<2−5.第6実施形態>
上記各実施形態において、例えば、図15で示されるように、上記端子ボックス3Dを基本構成として、被係合部En1Dと係合部En2Dとが、蝶番などの他の構成で係合する被係合部En1Eと係合部En2Eとに置換された端子ボックス3Eが採用されてもよい。図15の例では、本体部32Dを基本構成として、係合部En2Dの代わりに係合部En2Eを有する本体部32Eが採用されている。係合部En2Eは、被覆部Cv2の−X方向の側の側部Sp2の部分に対して接続部Pc2Eによって接続されている状態で位置している状態にある。この係合部En2E、回転軸Ax2Eを中心として回転可能な状態にある、厚さ方向に貫通する第4孔部Hl3Eを有する板状の部分である。また、図15の例では、基体部31Dを基本構成として、被係合部En1Dの代わりに、係合部En2Eの第4孔部Hl3Eに係合するL字状の形状を有する被係合部En1Eを有する基体部31Eが採用されている。
<2−6.第7実施形態>
上記各実施形態において、例えば、第1接点部材J1,J1Dと第2接点部材J2,J2Dとが押し合う方向が変更されてもよい。図16(a)および図16(b)の例では、上記端子ボックス3Dを基本構成としている。そして、基体部31Dが、第1接点部材J1Dの代わりに第1接点部材J1Fを含む基体部31Fに変更され、本体部32Dが、第2接点部材J2Dの代わりに第2接点部材J2Fを含む本体部32Fに変更された、端子ボックス3Fが採用されている。
ここでは、図16(a)および図16(b)で示されるように、被掛かり部Fk1の溝部Gr1に掛かり部Fk2を挿入した状態で、掛かり部Fk2の先端付近における仮想的な回転軸Ax1を中心として、本体部32Fを基体部31Fに対して回転させる。このとき、板部Pl1の本体部32F側において本体部32F側に向かって突出している状態で位置している第1接点部材J1Fと、底部Bp2の基体部31F側において基体部31F側に向かって突出している状態で位置している第2接点部材J2Fと、が押し合う。これにより、第1接点部材J1Fと第2接点部材J2Fとが接触している部分において、第1接点部材J1Fおよび第2接点部材J2Fのうちの少なくとも一方の部材が、倒れるように弾性変形を生じる。そして、例えば、係合部En2Dを被係合部En1Dに係合させれば、端子ボックス3Fが完成し得る。
<3.その他>
上記各実施形態では、例えば、基体部31,31A,31B,31C,31D,31E,31Fと本体部32,32A,32B,32C,32D,32E,32Fとが接触している箇所において、基体部31,31A,31B,31C,31D,31E,31Fおよび本体部32,32A,32B,32C,32D,32E,32Fの少なくとも一方の表面が弾性を有していれば、別体のパッキング部Pk1,Pk1B,Pk2Cが省略されてもよい。また、パッキング部Pk1,Pk1B,Pk2Cの素材として、例えば、金属などが採用されてもよい。また、基体部31,31A,31B,31C,31D,31E,31Fから本体部32,32A,32B,32C,32D,32E,32Fを脱着しない態様であれば、例えば、パッキング部Pk1,Pk1B,Pk2Cの代わりに熱硬化性あるいは光硬化性の接着剤が採用されてもよい。換言すれば、例えば、基体部31,31A,31B,31C,31D,31E,31Fと本体部32,32A,32B,32C,32D,32E,32Fとの隙間における止水を行う機能を有する部分が存在していればよい。また、基体部31の被係合部En1において、第3孔部Hl1,Hl1Aの代わりに、本体部32へ向かう方向に突起している状態にある突起が位置し、本体部32,32A,32B,32Cの側部Sp2において、係合部En2,En2Aの代わりに前述の突起を収容することができる窪みが係合部として位置していてもよい。すなわち、第4部分Pn4に係合部が存在していればよい。
上記各実施形態および各種変形例をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、いうまでもない。
1,1D 太陽電池モジュール
2 太陽電池パネル
3,3D,3E,3F,3a,3b,3bA,3bB,3bC,3c,3d 端子ボックス
31,31A,31B,31C,31D,31E,31F 基体部
32,32A,32B,32C,32D,32E,32F 本体部
Ax1,Ax2E 回転軸
B2,B2D,B21D,B22D ダイオード
CE2 太陽電池セル
Cv2 被覆部
En1,En1A,En1D,En1E 被係合部
En2,En2A,En2D,En2E 係合部
F11D 板状可撓部
F12D 係合部分
Fk1,Fk1A,Fk1B 被掛かり部
Fk2,Fk2A,Fk2B 掛かり部
Gr1,Gr1B 溝部
Hl1,Hl1A 第3孔部
Hl2 貫通孔
Hl3E 第4孔部
Is2 内部空間
J1,J1D,J11D,J12D,J13D,J1XD,J1F 第1接点部材
J2,J2D,J21D,J22D,J23D,J2XD,J2F 第2接点部材
Op2 開口
Pk1,Pk1B,Pk2C パッキング部
Pl1 板部
Pn1 第1部分
Pn2 第2部分
Pn3 第3部分
Pn4 第4部分
Pr1C,Re1B 被嵌合部
Pr2B,Re2C 嵌合部
Sf2 裏面
Sp2 側部
Th0 第1孔部
Th1 第2孔部
W1a,W1b,W1c,W1d,W1e,W1f,W1D,W2D,W3D 導線

Claims (10)

  1. 太陽電池パネルと、
    該太陽電池パネルの表面上に位置している端子ボックスと、を備え、
    該端子ボックスは、
    前記表面上に位置している基体部と、
    該基体部に取り付けられた状態で位置している本体部と、を有し、
    前記基体部は、
    前記表面上に位置し、前記太陽電池パネル内から前記表面上の領域まで存在している導線が通過するように位置している孔部を有する板部と、
    前記板部の第1部分から突出している状態で存在している被掛かり部と、
    前記板部のうちの前記第1部分から離れた第2部分から突出している状態で存在している被係合部と、を含み、
    前記本体部は、
    前記板部側に位置している開口を有し、前記板部とともに内部空間を形成している状態で存在している被覆部と、
    前記被覆部のうちの前記開口を囲んでいる状態で位置している環状の側部の第3部分から突出している状態で存在し、前記被掛かり部に対して仮想的な回転軸を中心として回転可能な状態で掛かっている状態で位置している掛かり部と、
    前記環状の側部のうちの前記第3部分から離れた第4部分に存在し、前記被係合部と係合している状態で位置している係合部と、を含み、
    前記仮想的な回転軸に垂直な方向であり且つ前記表面に沿った方向において、前記第3部分と前記第4部分とが離れている状態で位置している、太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記端子ボックスは、弾性変形可能なパッキング部、をさらに有し、
    前記パッキング部は、前記基体部と前記本体部との隙間を塞ぐように、前記基体部と前記本体部との間で圧縮方向に弾性変形を生じている状態で位置し、
    前記パッキング部は、前記開口を囲むように位置している、太陽電池モジュール。
  3. 請求項2に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記本体部は、前記基体部側に位置し、前記開口を囲むように位置している環状の嵌合部、をさらに含み、
    前記基体部は、前記本体部側に位置し、前記嵌合部に嵌合している状態で位置している環状の被嵌合部、をさらに含み、
    前記環状の嵌合部と前記環状の被嵌合部との組合せは、互いに嵌合している環状凹部と環状凸部との組合せであり、
    前記パッキング部は、前記環状凹部内に位置している、太陽電池モジュール。
  4. 請求項3に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記係合部は、前記被係合部に対して脱着可能に係合している状態で位置しており、
    前記本体部は、前記環状凹部を含み、
    前記基体部は、前記環状凸部を含んでいる、太陽電池モジュール。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1つの請求項に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記基体部は、前記導線に接続された状態で位置している第1接点部材、を含み、
    前記本体部は、前記第1接点部材に押し付けられている状態で位置している第2接点部材、を含み、
    前記第1接点部材と前記第2接点部材とが接触している部分において、前記第1接点部材および前記第2接点部材のうちの少なくとも一方の部材は変形している状態で存在している、太陽電池モジュール。
  6. 請求項5に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記本体部は、前記内部空間においてダイオードを収容している状態で位置し、
    前記第2接点部材は、前記ダイオードと電気的に接続されている状態で位置している、太陽電池モジュール。
  7. 請求項5または請求項6に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1接点部材が前記第2接点部材を押している方向に沿った前記本体部における前記第2接点部材のバネ定数は、前記第2接点部材が前記第1接点部材を押している方向に沿った前記基体部における前記第1接点部材のバネ定数よりも小さい、太陽電池モジュール。
  8. 請求項5から請求項7の何れか1つの請求項に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1接点部材が前記第2接点部材を押している方向に沿った前記第2接点部材の弾性変形量は、前記第2接点部材が前記第1接点部材を押している方向に沿った前記基体部における前記第1接点部材の弾性変形量よりも大きい、太陽電池モジュール。
  9. 請求項1から請求項8の何れか1つの請求項に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記係合部は、前記被覆部に沿って前記基体部に向けて延びている状態で位置している板状可撓部と、該板状可撓部の前記基体部側において前記被係合部と係合している状態で位置している係合部分と、を有する、太陽電池モジュール。
  10. 基体部と、該基体部に対して取り付け可能な本体部と、を備え、
    前記基体部は、
    太陽電池パネル内から該太陽電池パネルの表面上の領域まで存在している導線が通過するように位置するための孔部を有し、前記表面上に位置するための板部と、
    該板部の第1部分から突出している状態で存在している被掛かり部と、
    前記板部のうちの前記第1部分から離れた第2部分から突出している状態で存在している被係合部と、を含み、
    前記本体部は、
    前記基体部に対して前記本体部が装着されることで、前記板部側に位置することが可能な開口を有し、前記板部とともに内部空間を形成可能な被覆部と、
    該被覆部のうちの前記開口を囲んでいる状態で位置している環状の側部の第3部分から突出している状態で存在し、前記基体部に対して前記本体部が装着される際に、前記被掛かり部に掛かっている状態で前記被掛かり部に対して仮想的な回転軸を中心として回転可能な状態となる掛かり部と、
    前記環状の側部のうちの前記第3部分から離れた第4部分に存在し、前記被係合部に係合可能な係合部と、を含む、太陽電池モジュール用の端子ボックス。
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