JPWO2018180780A1 - 切削インサート、ドリル及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

切削インサート、ドリル及び切削加工物の製造方法 Download PDF

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Abstract

一態様の切削インサートは、第1辺、第1角及び第2角を有する上面と、上面において開口する貫通孔とを備えている。第1辺は、第1部位、第2部位及び第3部位を有している。上面は、第1部位に沿って位置する第1領域と、第2部位に沿って位置する第2領域と、第3部位に沿って位置する第3領域とを有している。また、上面は、第2領域及び貫通孔の間に位置して、第2領域よりも傾斜角の小さい第4領域と、第3領域及び貫通孔の間に位置して、第3領域よりも傾斜角の小さい第5領域とをさらに有している。

Description

本態様は、穴あけ加工などに用いられるインサート、ドリル及び切削加工物の製造方法に関する。
金属などの被削材に対する穴あけ加工などに用いられるドリルの一例として、特開2007−203454号公報(特許文献1)に記載の刃先交換式のドリルが知られている。特許文献1に記載のドリルは、ドリルボディ及び2つの切削インサートを備えている。2つのインサートの一方は、ドリルボディの回転軸の近くに位置して内周側の切削に用いられ、2つのインサートのもう一方は、ドリルボディの回転軸から離れて位置して外周側の切削に用いられる。
一般的な転削加工と比較して、ドリルの穴あけ加工においては、内周側の切削における切屑の排出性に留意する必要がある。特許文献1に記載のドリルにおいては、切削インサートをホルダに固定するためのネジが挿入される貫通孔の開口部が凸形状となっている。このように開口部が凸形状であることによって切屑がネジに接触するおそれが小さくなり、切屑の排出性が高められている。
しかしながら、ドリルの小型化及び高能率化などの要求が高まっており、これらの要求を満たすためには、特許文献1に記載のドリルでは不十分であった。これは、小型化及び高能率化の要求を満たすためには、切刃に沿って位置するすくい面の領域を確保する必要があり、開口部を凸形状にするためのスペースが確保できないことが原因である。
そこで、すくい面の領域を確保しつつ切屑の排出性を高めることが可能な切削インサートが求められていた。
一態様に基づく切削インサートは、第1辺並びに該第1辺と隣り合う第1角及び第2角を有する上面と、該上面において開口する貫通孔とを備えている。前記第1辺は、該第1辺の長さの中央に位置する第1部位と、該第1部位及び前記第1角の間に位置する第2部位と、前記第1部位及び前記第2角の間に位置する第3部位とを有している。前記上面は、前記第1部位に沿って位置し、前記第1部位から離れるにしたがって下方に向かって傾斜した第1領域と、前記第2部位に沿って位置し、前記第2部位から離れるにしたがって下方に向かって傾斜した第2領域と、前記第3部位に沿って位置し、前記第3部位から離れるにしたがって下方に向かって傾斜した第3領域とを有している。また、上面は、前記第2領域及び前記貫通孔の開口部分の間に位置して、前記第2領域よりも傾斜角の小さい第4領域と、前記第3領域及び前記開口部分の間に位置して、前記第3領域よりも傾斜角の小さい第5領域とをさらに有している。
実施形態の切削インサートを示す斜視図である。 図1に示す切削インサートを上面視した平面図である。 図2に示す切削インサートをA1方向から見た側面図である。 図2に示す領域A2における拡大図である。 図4に示す切削インサートにおけるB1−B1断面の断面図である。 図4に示す切削インサートにおけるB2−B2断面の断面図である。 図4に示す切削インサートにおけるB3−B3断面の断面図である。 実施形態の切削工具を示す斜視図である。 図8に示す切削工具をA3方向から見た側面図である。 図8に示す切削工具をA4方向から見た側面図である。 実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。
以下、実施形態の切削インサート1について、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、本実施形態を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、インサートは、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率などを忠実に表したものではない。
<インサート>
切削インサート1(以下、単にインサート1もいう)は、刃先交換式のドリルにおける内周側のインサートとして好適に用いられる。例えば図1に示す一例のインサート1は、上面3、下面5、側面7、切刃9及び貫通孔11を備えている。
上面3は、図2に示すように、複数の角及び辺を有する多角形状である。図2に示す一例における上面3は、略四角形の形状であり、4つの角及び4つの辺を有している。4つの角及び4つの辺は、上面3の正面視(上面視)において、中心軸X1を中心に90°の回転対称となるように位置している。
なお、多角形状とは、厳密に多角形の形状であることを意味するものではない。例えば、図2に示す一例における上面3が有する4つの角は、それぞれ厳密な角となっていない。4つの角は、上面視においてそれぞれ丸みを帯びた形状、言い換えれば外方に凸の曲線形状であってもよい。また、4つの辺は、それぞれ厳密な直線形状でなくてもよい。例えば、図2に示す一例においては、4つの辺のそれぞれが、外方に向かって僅かに凸となる構成である。
4つの辺のうち1つを第1辺3aとして、この第1辺3aと隣り合う2つの角を第1角3b(図2における左下に位置する角)及び第2角3c(図2における右下に位置する角)とする。インサート1をドリルにおける内周側のインサートとして用いる場合においては、第2角3cよりも第1角3bがドリルの回転軸の近くに位置するように、インサート1がホルダに取り付けられる。
図2に示す一例の第1辺3aは、第1部位3aa、第2部位3ab及び第3部位3acを有している。第1部位3aaは、第1辺3aの中心を含むように位置している。言い換えれば、第1部位3aaは、第1辺3aの長さの中央に位置している。第2部位3abは、第1部位3aa及び第1角3bの間に位置している。第3部位3acは、第1部位3aa及び第2角3cの間に位置している。すなわち、図2に示す一例では、第1辺3aにおける第1角3bの側の端部から第2角3cの側の端部に向かって、第2部位3ab、第1部位3aa及び第3部位3acが順に並んでいる。
下面5は、図3に示すように、上面3とは反対側に位置する面であり、インサート1をホルダに取り付ける際にポケットへの着座面として機能してもよい。下面5は、上面3と同様に多角形状であってもよい。このとき、下面5が、上面3よりも一回り小さい形状であってもよい。図3に示す一例においては、下面5が、上面3よりも一回り小さい形状であるため、下面5の外周縁が上面3によって見えなくなっている。
なお、上面3及び下面5の形状としては、上記の形態に限定されるものではない。図1に示す一例においては上面3及び下面5が略四角形であるが、例えば、上面3及び下面5が、それぞれ三角形、五角形、六角形又は八角形であってもよい。また、図1に示す一例における上面3は概ね正方形であるが、四角形の形状としてはこのような形状に限られない。上面3は、例えば、菱形又は長方形であってもよい。
側面7は、図3に示すように、上面3と下面5との間に位置しており、上面3及び下面5に接続されていてもよい。上記の通り、下面5が上面3よりも一回り小さい形状であるときには、側面7を正面視した場合(以下、側面視とも言う。)の形状は、台形状である。言い換えれば、図3に示すように側面視における側面7の縦の辺は、上面3の側から下面5の側に向かうにしたがって中心軸X1に近づくように傾斜していてもよい。
上面視した場合における上面3の最大幅は、例えば6〜25mmに設定してもよい。また、下面5から上面3までの高さは、例えば1〜10mmに設定してもよい。ここで、下面5から上面3までの高さとは、上面3の上端と下面5の下端との間における中心軸X1に平行な方向での長さを意味している。
なお、上面3、下面5及び側面7の構成としては、上記の構成に限定されない。例えば、下面5が上面3と同じ形状であって、平面透視した場合に、下面5の外周が上面3の外周と重なり合っていてもよい。この場合には、側面7が、下面5に対して直交するように位置していてもよい。
また、上面3、下面5及び側面7の相対的な位置関係は、上記の構成に限定されるものではない。具体的には、ドリルに装着された状態、又は、切削加工を行っている状態では、上面3は必ずしも上方に位置しているとは限られない。また、ドリルに装着された状態、又は、切削加工を行っている状態では、下面5は必ずしも下方に位置しているとは限られない。
インサート1は、上面3において開口する貫通孔11を有していてもよい。図1に示す貫通孔11は、上面3の中心から下面5の中心に向かって形成されている。貫通孔11は、インサート1をドリルのホルダにネジ止め固定する際にネジを挿入するために用いられてもよい。下面5が平坦な面であって、貫通孔11の伸びる方向、言い換えれば貫通方向が下面5に対して直交していてもよい。この上面3における貫通孔11の開口部を以下、第1開口部11aとする。
切刃9は、上面3及び側面7が交わる稜線の少なくとも一部に位置していてもよい。切刃9は、切削加工において被削材を切削するために用いることが可能である。図に示す一例においては、切刃9が少なくとも第1辺3aに位置している。切刃9は、第1辺3aを含む上面3の各辺及び各角のそれぞれに位置していてもよい。
上面3は、第1領域13、第2領域15、第3領域17、第4領域19及び第5領域21を有していてもよい。図2に示す一例における第1領域13は、第1部位3aaに沿って位置しており、第1部位3aaから離れるにしたがって下方に向かって傾斜している。図2に示す一例における第2領域15は、第2部位3abに沿って位置しており、第2部位3abから離れるにしたがって下方に向かって傾斜している。図2に示す一例における第3領域17は、第3部位3acに沿って位置しており、第3部位3acから離れるにしたがって下方に向かって傾斜している。
このように、第1領域13、第2領域15及び第3領域17は、それぞれ、第1辺3aから離れるにしたがって下方に向かって傾斜しており、いわゆるすくい面として機能させることが可能である。
また、図2に示す一例における第4領域19は、第2領域15及び第1開口部11aの間に位置しており、図2に示す一例における第5領域21は、第3領域17及び第1開口部11aの間に位置している。このとき、図2に示す一例においては、第4領域19の傾斜角が第2領域15よりも小さく、また、第5領域21の傾斜角が第3領域17よりも小さい。
このように、第2領域15及び第3領域17と第1開口部11aとの間に、それぞれ傾斜角が相対的に小さい第4領域19及び第5領域21が位置していてもよい。上面3が上記のような第4領域19及び第5領域21を有している場合には、すくい面の領域を確保しつつ切屑の排出性を高めることが可能である。
実施形態のインサート1をドリルにおける内周側のインサートとして用いて、第1辺3aに位置する切刃9によって切削加工を行った場合には、切屑は、第1辺3aに直交する方向に真っ直ぐ進むのではなく、円錐形状にカールされ易い。
これは、第1角3bが第2角3cよりもドリルの回転軸の近くに位置する場合においては、第2部位3abの回転速度よりも第3部位3acの回転速度が速くなることが影響している。第3部位3acにおいて生じる切屑の量が第2部位3abにおいて生じる切屑の量よりも多くなるため、これらの量の差に起因して切屑が円錐形状にカールされ易い。円錐形状にカールされた切屑においては切屑の幅方向の両端がささくれ易いため、切屑における外周側の端部がネジ又は第1開口部11aに接触して、切屑が詰まるおそれがある。
しかしながら、実施形態のインサート1においては、第3領域17及び第1開口部11aの間に、第3領域17よりも傾斜角の小さい第5領域21が位置している。そのため、第3部位3acで生じた切屑が第5領域21に接触することによって、切屑の端部がネジ及び第1開口部11aに接触しにくい。
また、実施形態のインサート1においては、第2領域15及び第1開口部11aの間に、第2領域15よりも傾斜角の小さい第4領域19が位置していることから、切刃9の肉厚を確保できるとともに、すくい面として機能することが可能なスペースを広く確保できる。そのため、切屑のカール径が小さくなることに起因する切屑の詰まりが生じにくい。
以上の理由から、本実施形態のインサート1は、すくい面の領域を確保しつつ切屑の排出性を高めることが可能である。なお、第4領域19は、第2領域15よりも傾斜角が小さければよいため、下面5に平行な平坦面であってもよい。第5領域21もまた、第3領域17よりも傾斜角が小さければよいため、下面5に平行な平坦面であってもよい。すなわち、第4領域19及び/又は第5領域21の傾斜角が、それぞれ0°であってもよい。
インサート1の材質としては、例えば、超硬合金及びサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、WC−Co、WC−TiC−Co及びWC−TiC−TaC−Coが挙げられる。ここで、WC、TiC、TaCは硬質粒子であり、Coは結合相である。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)又は窒化チタン(TiN)を主成分としたチタン化合物が挙げられる。
インサート1の表面は、化学蒸着(CVD)法又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)及びアルミナ(Al)などが挙げられる。
既に示した通り、上面3は、第1領域13、第2領域15、第3領域17、第4領域19及び第5領域21を有していてもよい。ここで、上面3の正面視において、第3部位3acに直交する方向における第3領域17の幅W1cの最小値が、第2部位3abに直交する方向における第2領域15の幅W1bの最小値より狭くてもよい。幅W1cの最小値が幅W1bの最小値よりも狭い場合には、切屑の排出性がさらに高い。
第3領域17の幅W1cが第2領域15の幅W1bよりも狭い場合には、第5領域21が第4領域19よりも広く確保され易い。第1角3bが第2角3cよりもドリルの回転軸の近くに位置する場合においては、第3部位3acにおいて生じる切屑の量が第2部位3abにおいて生じる切屑の量よりも多く、第3部位3acにおいて生じる切屑の進行方向が不安定になり易い。第5領域21が第4領域19よりも広い場合には、第3部位3acにおいて生じる切屑に第5領域21が接触し易い。そのため、切屑の排出性がさらに高くできる。
第4領域19及び第5領域21の高さは特定の値に限定されなくてもよい。ただし、第4領域19及び第5領域21が同じ仮想平面上に位置している場合には、切屑の排出性がさらに高い。
これらの平坦面が、同じ仮想平面上に位置しており、同じ高さ位置である場合には、第1辺3aで生じた切屑が、第4領域19又は第5領域21のいずれか一方ではなく、第4領域19及び第5領域21の両方に接触し易い。これにより、切屑の両端がネジ及び第1開口部11aに接触しにくいため、切屑の排出性がさらに高い。なお、第4領域19及び第5領域21が同じ仮想平面上に位置しているとは、これらの平坦面が厳密に同じ仮想平面上に位置していることを要求するものではなく、第4領域19及び第5領域21の高さ位置が、インサート1の下面5から上面3までの高さに対して3%程度ずれていてもよい。
図2に示す一例における第1辺3aは、既に示した通り、第1部位3aa、第2部位3ab及び第3部位3acを有している。このとき、第1部位3aa、第2部位3ab及び第3部位3acの幅は、特定の値に限定されない。第1部位3aaの幅W2aが第2部位3ab及び第3部位3acの幅W2b、W2cよりも狭い場合には、第4領域19及び第5領域21が広く確保され易い。これにより、切屑の両端が第4領域19及び第5領域21に接触し易くなるとともにネジ又は第1開口部11aに接触しにくくなるため、切屑が詰まるおそれがさらに小さい。
第1部位3aa、第2部位3ab及び第3部位3acの形状は特に限定されるものではない。例えば、図3に示すように側面視において、第3部位3acが凹形状であってもよい。第3部位3acが凹形状である場合には、第3部位3acの凹形状に対応するように切屑が湾曲し易い。そのため、切屑における外周側の端部がネジ又は第1開口部11aに接触しにくい。
図3に示すように側面視において、第3部位3acが凹形状である一方で、図2に示すように上面視において、第3部位3acが凸形状であってもよい。側面視において第3部位3acが凹形状である効果と相まって、切屑がより大きく湾曲し易い。そのため、切屑における外周側の端部がネジ又は第1開口部11aに一層接触しにくい。
また、図3に示すように側面視において、第2部位3abが直線形状であってもよい。第1角3bが第2角3cよりもドリルの回転軸の近くに位置する場合においては、第1部位3aa及び第3部位3acと比較して第2部位3abの回転速度が相対的に遅い。そのため、第1部位3aa及び第3部位3acと比較して第2部位3abの切削性が高いことが望まれる。第2部位3abが側面視において直線形状である場合には、第2部位3abの切削性が高いため、被削材を円滑に切削できる。
図3に示すように側面視において、第2部位3abが直線形状であるとともに、図2に示すように上面視においても、第3部位3acが直線形状であってもよい。第2部位3abが上面視において直線形状である場合には、第2部位3abの切削性が高いため、被削材を円滑に切削できる。
上面3における第1領域13は、第1辺3aから離れるにしたがって下方に向かって傾斜している。このとき第1領域13は、1つの平らな面領域によって構成されていてもよく、また、互いに傾斜角が異なる複数の面領域によって構成されていてもよい。第2領域15及び第3領域17も、それぞれ第1辺3aから離れるにしたがって下方に向かって傾斜している。このとき第2領域15及び第3領域17は、それぞれ1つの平らな面領域によって構成されていてもよく、また、互いに傾斜角が異なる複数の面領域によって構成されていてもよい。
なお、対象の領域における傾斜角が一定でない場合には、対象の領域における傾斜の角度の最大値を「傾斜角」として評価する。
第2領域15及び第3領域17の間に位置する第1領域13は、第1開口部11aから離れていてもよく、また、第1開口部11aに接続されていてもよい。第1領域13が第1開口部11aに接続されている場合には、すくい面として機能することが可能な第1領域13のスペースを広く確保できる。
図2及び図4に示す例においては、第1領域13、第2領域15及び第3領域17はそれぞれ複数の面領域によって構成されている。具体的には、第1領域13は、第1外領域13aと、第1外領域13a及び第1開口部11aの間に位置して、第1外領域13aよりも大きな傾斜角を有する第1内領域13bとを有している。第2領域15は、第2外領域15aと、第2外領域15a及び第4領域19の間に位置して、第2外領域15aよりも大きな傾斜角を有する第2内領域15bとを有している。また、第3領域17が、第3外領域17aと、第3外領域17a及び第4領域19の間に位置して、第3外領域17aよりも大きな傾斜角を有する第3内領域17bとを有している。
第1領域13、第2領域15及び第3領域17が、それぞれ上記のように複数の面領域によって構成されている場合には、第1領域13、第2領域15及び第3領域17において切屑が接触する面積を小さくすることが可能であるため、切屑の排出性が高い。
また、図7に示す一例のように、第3部位3acに直交する断面において、第3外領域17aに接する第2仮想直線X3が第5領域21と交差していてもよい。上面3が上記の構成である場合には、第3部位3acで生じた切屑が第5領域21に接触し易い。そのため、切屑の排出性がさらに高い。
上面3における第1外領域13a、第1内領域13b、第2外領域15a、第2内領域15b、第3外領域17a及び第3内領域17bの傾斜角は、それぞれ特定の値に限定されるものではないが、例えば、以下の通り設定してもよい。
図6に示す一例のように、第2内領域15bの傾斜角θ2bが、図7に示す第3内領域17bの傾斜角θ3bよりも大きくてもよい。第2内領域15b及び第3内領域17bの傾斜角が上記のように設定されている場合には、切屑の排出性がさらに高い。これは、第2内領域15bの傾斜角θ2bが相対的に大きい場合には切屑が第2内領域15bに接触しにくいからである。
このとき、第1内領域13bの傾斜角θ1bが、第2内領域15bの傾斜角θ2bよりも小さく、且つ、第3内領域17bの傾斜角θ3bよりも大きくてもよい。第1内領域13bの傾斜角θ1bが上記のように設定されている場合には、第1内領域13b、第2内領域15b及び第3内領域17bの間で傾斜角が急激に変化することに起因する切刃9の強度の低下が生じにくい。そのため、インサート1の耐久性が高い。
また、図6に示す一例のように、第2外領域15aの傾斜角θ2aが、図7に示す第3外領域17aの傾斜角θ3aよりも大きくてもよい。第2外領域15a及び第3外領域17aの傾斜角が上記のように設定されている場合には、切屑の排出性が高い。第2外領域15aの傾斜角θ2aが相対的に大きいことによって、ドリルの回転軸の近くに位置する第2部位3abで生じる切屑の進行方向が安定する。また、第3外領域17aの傾斜角θ3aが相対的に小さいことによって第5領域21に向かって切屑が円滑に進行し易い。これらの理由から、切屑の排出性がさらに高い。
このとき、第1外領域13aの傾斜角θ1aが、第2外領域15aの傾斜角θ2aよりも小さく、且つ、第3外領域17aの傾斜角θ3aよりも大きくてもよい。第1外領域13aの傾斜角θ1aが上記のように設定されている場合には、第1外領域13a、第2外領域15a及び第3外領域17aの間で傾斜角が急激に変化することに起因する切屑の詰まりが生じにくい。そのため、切屑の排出性がさらに高い。
また、図6及び図7に示す一例のように、第2内領域15b及び第2外領域15aが接続されるとともに、第3内領域17b及び第3外領域17aが接続されていてもよい。そして、第2内領域15b及び第2外領域15aの境界の第4領域19からの高さの最大値L12が、第3内領域17b及び第3外領域17aの境界の第5領域21からの高さの最大値L13よりも高い。第2領域15及び第3領域17が上記のように構成されている場合には、第2内領域15b及び第3外領域17aがそれぞれ広く確保されるため、切屑の排出性がさらに高い。
第2外領域15aよりも大きな傾斜角を有する第2内領域15bが広く確保されるため、ドリルの回転軸の近くに位置する第2部位3abで生じる切屑の進行方向が安定する。また、第3内領域17bよりも小さな傾斜角を有する第3外領域17aが広く確保されるため、第3部位3acで生じる切屑が第5領域21に向かって円滑に進行し易い。これらの理由から、切屑の排出性がさらに高い。
上面3は、上記した領域以外の部位を有していてもよい。例えば、図5〜図7などに示すように、第1領域13、第2領域15及び第3領域17が、それぞれ第1辺に沿った領域にランド面23を有していてもよい。
<ドリル>
次に、実施形態のドリル101について図面を用いて説明する。
実施形態のドリル101は、図8〜図10に示すように、ホルダ103と、内刃用のインサート105と、外刃用のインサート107とを有している。以下、実施形態のインサート1を内刃用のインサート105に用いている例について説明する。
ホルダ103は、本体部109と、第1の切屑排出溝111(以下、単に第1溝111ともいう)と、第2の切屑排出溝113(以下、単に第2溝113ともいう)とを有している。本体部109は、回転軸Y1の周りで回転可能な棒形状である。図8に示す一例における本体部109は、第1端から第2端に向かって延びた棒形状である。本体部109は切削加工時において回転軸Y1を中心に回転軸Y1の周りで回転する。以下の説明においては、第1端を先端、第2端を後端と見なす。
特に図示しないが、ドリル1を先端視した場合において、内刃用のインサート105における切刃9の回転軌跡及び外刃用のインサート107における切刃の回転軌跡は一部が重なり合っており、かつ、本体部109の全体と重なり合っている。このように形成された内刃用のインサート105及び外刃用のインサート107の切刃によって穴あけ加工が行われる。
実施形態における本体部109は、工作機械(不図示)の回転するスピンドル等で把持される、シャンク(shank)と呼ばれる把持部115と、この把持部115よりも先端側に位置する、ボデー(body)と呼ばれる切削部117とを備えている。把持部115は、工作機械におけるスピンドル等の形状に応じて設計される部位である。切削部117は、その先端にインサート105、107が装着される部位であり、被削材の切削加工において主たる役割を有する部位である。なお、矢印Y2は、本体部109の回転方向を示している。
本体部109における切削部117の先端側には、第1ポケット119及び第2ポケット121が設けられている。第1ポケット119は、切削部117の先端における中心側に設けられた凹部であり、内刃用のインサート105が装着される部分である。第2ポケット121は、切削部117の先端における外周側に設けられた凹部であり、外刃用のインサート107が装着される部分である。内刃用のインサート105と外刃用のインサート107が接触しないように、第1ポケット119及び第2ポケット121は、互いに離れて設けられている。
インサート105は、第1ポケット119内に位置しており、インサート107は、第2ポケット121内に位置している。このとき、内刃用のインサート105における第2切刃が回転軸Y1と交差するように内刃用のインサート105は装着される。なお、本開示においては、外刃用のインサート107として上記のインサート1とは異なるインサートを用いているが、外刃用のインサート107としても上記のインサート1を用いてもよい。
第1溝111は、内刃用のインサート105から本体部109の後端側に向かって回転軸Y1の周りを螺旋状に延びている。また、第2溝113は、外刃用のインサート107から本体部109の後端側に向かって回転軸Y1の周りを螺旋状に延びている。実施形態においては、第1溝111及び第2溝113は、本体部109における切削部117に設けられており、把持部115には設けられていない。
実施形態のドリル101は、例えば、切削部117の外径が6mm〜42.5mmに設定される。また、本実施形態のドリル101は、例えば、軸線の長さ(切削部117の長さ)をLとし、径(切削部117の外径)をDとするとき、L=2D〜12Dに設定される。
本体部109の材質としては、鋼、鋳鉄及びアルミ合金などを用いることができる。靱性が高いという点では、鋼が好適である。
第1溝111は、内刃用のインサート105の切刃によって生成される切屑を排出することを主な目的としている。切削加工時において、内刃用のインサート105で形成された切屑は、第1溝111を通って本体部109の後端側へと排出される。また、第2溝113は、外刃用のインサート107の切刃によって生成される切屑を排出することを主な目的としている。切削加工時において、外刃用のインサート107で形成された切屑は、第2溝113を通って本体部109の後端側へと排出される。
第1溝111及び第2溝113のそれぞれの深さとしては、切削部117の外径に対して10〜40%程度に設定できる。ここで、第1溝111及び第2溝113の深さとは、回転軸Y1に直交する断面における、第1溝111及び第2溝113の底と回転軸Y1との距離を切削部117の半径から引いた値を意味している。そのため、切削部117における回転軸Y1に直交する断面での内接円の直径によって示される芯厚(web thickness)の直径としては、切削部117の外径に対して20〜80%程度に設定される。具体的には、例えば、切削部117の外径Dが20mmである場合、第1溝111及び第2溝113の深さは2〜8mm程度に設定できる。
<切削加工物(machined product)の製造方法>
次に、実施形態に係る切削加工物の製造方法について、上述の実施形態に係るドリル101を用いる場合を例に挙げて詳細に説明する。以下、図11〜13を参照しつつ説明する。なお、図11〜13において、ドリル101の把持部における後端側の部分を省略している。
実施形態に係る切削加工物の製造方法は、以下の(1)〜(4)の工程を備える。
(1)準備された被削材201に対して上方にドリル101を配置する工程(図11参照)。
(2)ドリル101を、回転軸Y1の周りで矢印Y2の方向に回転させるとともに、被削材201に向かってZ1方向にドリル101を近づける工程(図11,図12参照)。
本工程は、例えば、被削材201を、ドリル101を取り付けた工作機械のテーブル上に固定し、ドリル101を回転した状態で近づけることにより行うことができる。なお、本工程では、被削材201とドリル101とは相対的に近づけばよく、被削材201をドリル101に近づけてもよい。
(3)ドリル101をさらに被削材201に近づけることによって、回転しているドリル101の切刃9を、被削材201の表面の所望の位置に接触させて、被削材201に加工穴203を形成する工程(図12参照)。
本工程において、良好な仕上げ面を得る観点から、ドリル101の切削部のうち後端側の一部の領域が被削材201に接触しないように設定してもよい。すなわち、この一部の領域を切屑排出のための領域として機能させることで、当該領域を介して優れた切屑排出性を奏することが可能である。
(4)ドリル101を被削材201からZ2方向に離す工程(図13参照)。
本工程においても、上述の(2)の工程と同様に、被削材201とドリル101とは相対的に離隔すればよく、例えば被削材201をドリル101から離してもよい。
以上のような工程を経ることによって、加工穴203を有する切削加工物を得ることができる。
なお、以上に示したような被削材201の切削加工を複数回行う場合、例えば、1つの被削材201に対して複数の加工穴203を形成する場合には、ドリル101を回転させた状態を保持しつつ、被削材201の異なる箇所にドリル101の切刃9を接触させる工程を繰り返せばよい。
以上、インサート及びドリルの実施形態について例示したが、本開示のインサート及びドリルは上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。
1・・・切削インサート(インサート)
3・・・上面
3a・・第1辺
3aa・第1部位
3ab・第2部位
3ac・第3部位
3b・・第1角
3c・・第2角
5・・・下面
7・・・側面
9・・・切刃
11・・・貫通孔
11a・・第1開口部
13・・・第1領域
13a・・第1外領域
13b・・第1内領域
15・・・第2領域
15a・・第2外領域
15b・・第2内領域
17・・・第3領域
17a・・第3外領域
17b・・第3内領域
19・・・第4領域
21・・・第5領域
23・・・ランド面
101・・・ドリル
103・・・ホルダ
105・・・内刃用のインサート
107・・・外刃用のインサート
109・・・本体部
111・・・第1の切屑排出溝(第1溝)
113・・・第2の切屑排出溝(第2溝)
115・・・把持部
117・・・切削部
119・・・第1ポケット
121・・・第2ポケット
201・・・被削材

Claims (15)

  1. 第1辺並びに該第1辺と隣り合う第1角及び第2角を有する上面と、
    該上面において開口する貫通孔とを備え、
    前記第1辺は、
    該第1辺の長さの中央に位置する第1部位と、
    該第1部位及び前記第1角の間に位置する第2部位と、
    前記第1部位及び前記第2角の間に位置する第3部位とを有し、
    前記上面は、
    前記第1部位に沿って位置し、前記第1部位から離れるにしたがって下方に向かって傾斜した第1領域と、
    前記第2部位に沿って位置し、前記第2部位から離れるにしたがって下方に向かって傾斜した第2領域と、
    前記第3部位に沿って位置し、前記第3部位から離れるにしたがって下方に向かって傾斜した第3領域とを有する切削インサートであって、
    前記上面は、
    前記第2領域及び前記貫通孔の開口部分の間に位置して、前記第2領域よりも傾斜角の小さい第4領域と、
    前記第3領域及び前記開口部分の間に位置して、前記第3領域よりも傾斜角の小さい第5領域とをさらに有している、切削インサート。
  2. 前記第1領域及び前記開口部分が接続されている、請求項1に記載の切削インサート。
  3. 前記第2領域は、第2外領域と、該第2外領域及び前記第4領域の間に位置して、前記第2外領域よりも大きな傾斜角を有する第2内領域とを有し、
    前記第3領域は、第3外領域と、該第3外領域及び前記第5領域の間に位置して、前記第3外領域よりも大きな傾斜角を有する第3内領域とを有し、
    前記第3部位に直交する断面において、前記第3外領域の表面の延長線が前記第5領域と交差している、請求項1又は2に記載の切削インサート。
  4. 前記第2内領域の傾斜角が、前記第3内領域の傾斜角よりも大きい、る請求項3に記載の切削インサート。
  5. 前記第1領域は、第1外領域と、該第1外領域及び前記開口部分の間に位置して、前記第1外領域よりも大きな傾斜角を有する第1内領域とを有し、
    前記第1内領域の傾斜角が、前記第2内領域の傾斜角よりも小さく、且つ、前記第3内領域の傾斜角よりも大きい、請求項4に記載の切削インサート。
  6. 前記第2外領域の傾斜角が、前記第3外領域の傾斜角よりも大きい、請求項3〜5のいずれか1つに記載の切削インサート。
  7. 前記第1領域は、第1外領域と、該第1外領域及び前記開口部分の間に位置して、前記第1外領域よりも大きな傾斜角を有する第1内領域とを有し、
    前記第1外領域の傾斜角が、前記第2外領域の傾斜角よりも小さく、且つ、前記第3外領域の傾斜角よりも大きい、請求項6に記載の切削インサート。
  8. 前記第2内領域及び前記第2外領域が接続されるとともに、前記第3内領域及び前記第3外領域が接続されており、
    前記第2内領域及び前記第2外領域の境界の前記第4領域からの高さの最大値が、前記第3内領域及び前記第3外領域の境界の前記第5領域からの高さの最大値よりも高い、請求項3〜7のいずれか1つに記載の切削インサート。
  9. 前記上面の正面視において、前記第3部位に直交する方向における前記第3領域の幅が、前記第2部位に直交する方向における前記第2領域の幅よりも狭い、請求項1〜8のいずれか1つに記載の切削インサート。
  10. 前記第4領域及び前記第5領域が、同じ仮想平面上に位置している、請求項1〜9のいずれか1つに記載の切削インサート。
  11. 前記第1部位の幅が、前記第2部位及び前記第3部位の幅よりも狭い、請求項1〜10のいずれか1つに記載の切削インサート。
  12. 前記上面の反対側に位置する下面と、
    前記上面及び前記下面の間に位置する側面とをさらに有し、
    前記側面の正面視において、前記第2部位が直線形状であるとともに、前記第3部位が凹形状である、請求項1〜11のいずれか1つに記載の切削インサート。
  13. 前記上面の正面視において、前記第2部位が直線形状であるとともに、前記第3部位が凸形状である、請求項12に記載の切削インサート。
  14. 請求項1〜13のいずれか1つに記載の切削インサートと、
    該切削インサートが位置するポケットを有するホルダとを備えたドリル。
  15. 請求項14に記載のドリルを回転させる工程と、
    回転している前記ドリルを被削材に接触させる工程と、
    前記ドリルを前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
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