JPWO2018155449A1 - 電極器具および生体情報測定装置 - Google Patents

電極器具および生体情報測定装置 Download PDF

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Abstract

体毛を有する生体の生体情報を取得できる可能性を高める。電極器具(20A)は、電極器具(20A)を生体に装着するためのベルト(21)と、ベルト(21)から突出する突起部と、突起部の表面またはその近傍に配され、電極の一部として機能する導電性布(23)とを備える。

Description

以下の開示は、電極器具および生体情報測定装置に関し、特に、体毛を有する動物などの生体情報の測定に適した電極器具および生体情報測定装置に関する。
生活習慣病の予防および対策として、日常的な健康管理が重要であることが広く認識されている。日常的な健康管理の手法の1つとして、長期間にわたって心電波形などの生体情報を記録し、生体情報の変化を解析することが行われている。
長期間にわたって生体情報を取得する技術として、例えば、特許文献1には、生体情報(心電図)を測定するためのスマート生理検出ウェアが開示されている。特許文献1に記載のスマート生理検出ウェアは、衣服と、衣服の裏側に付着される弾性束縛層を備えている。弾性束縛層には、複数の電極が配置されており、収縮力が衣服の収縮力よりも大きく、かつ、延伸性が衣服の延伸性よりも大きくなっている。これにより、ユーザがスマート生理検出ウェアを着ると、弾性束縛層によって、各電極がユーザの身体の所定の計測位置にそれぞれ付着して固定されるようになっている。
また、特許文献2には、生体に接触しうる部分の少なくとも一部に、電極を構成する部材よりも摩擦係数の高い部材から構成される突起部を備えることにより、激しい運動時にも安定して生体信号を検出可能なウェアラブル電極が開示されている。
ところで、近年では、人間(飼い主)と同様、愛玩動物(ペット)においても日常的な健康管理が重要であることが、飼い主によって認識されるようになり、飼い主がペットの生体情報の測定を手軽に行うことへのニーズが高まっている。
動物(例えば、犬)の心電測定において、ドライ電極を用いる場合、被毛が存在することにより、信号を安定的に取得することが困難である。この問題を解決する技術として、特許文献3には、金属円板の片面に良導電性の金属針を剣山状に多数植設した、心電計の動物用電極が開示されている。特許文献3の動物用電極では、体毛の長い動物でも、剣山状にした金属針の先端が体表面まで到達できるようになっている。
日本国公開特許公報「特開2016−112384号公報(2016年6月23日公開)」 日本国公開特許公報「特開2016−36642号公報(2016年3月22日公開)」 日本国公開特許公報「特開平5−200008号公報(1993年8月10日公開)」
しかしながら、特許文献3の動物用電極は、金属針を有しているため、測定対象の動物が当該電極を装着することを嫌がる可能性があるとともに、動物の皮膚を傷つける可能性があり、生体情報を取得する電極としては好ましくない。
本発明の一態様は、体毛を有する生体の生体情報を取得できる可能性を高めることができる電極器具および生体情報測定装置を実現することを目的とする。
本発明の一態様に係る電極器具は、生体情報を取得するための電極器具であって、上記電極器具を生体に装着するための装着部と上記装着部から突出する突起部と、上記突起部の表面またはその近傍に配され、電極の一部として機能する導電性繊維とを備えている。
本発明の一態様によれば、体毛を有する生体の生体情報を取得できる可能性を高めることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る生体情報測定装置の構成を示すブロック図である。 上記生体情報測定装置が備える、測定部および信号処理部の外観を示す図である。 上記測定部および上記信号処理部を犬に装着させた状態を、犬の側面側から見た図である。 上記生体情報測定装置が備える電極器具の構成を示す斜視図である。 上記生体情報測定装置が備える電極器具の構成を示すものであり、(a)は、上記生体情報測定装置が備えるベルトが伸びる方向に沿って切断した電極器具の断面図であり、(b)は、上記ベルトが伸びる方向に垂直な平面で切断した電極器具の断面図である。 上記生体情報測定装置が備える情報処理端末のハードウェアの構成の一例を示す図である。 (a)および(b)は、上記電極器具が備える絶縁性部材の変形例としての絶縁性部材の構成を示す断面図である。 実施形態1における電極器具の変形例としての電極器具の構成を示すものであり、(a)は、上記ベルトが伸びる方向に切断した電極器具の断面図であり、(b)は、上記ベルトが伸びる方向に垂直な平面で切断した電極器具の断面図であり、(c)は、上記電極器具が備えるキャップの構成を示す断面図である。 上記電極器具の効果を示すものであり、(a)は、絶縁性部材が突起部を備えない電極器具で取得した心電信号を用いて作成した心電図であり、(b)は、本発明の一実施形態における電極器具で取得した心電信号を用いて作成した心電図である。 本発明の実施形態2に係る電極器具の側面図である。 上記ベルトが伸びる方向に垂直な平面で切断した上記電極器具の断面図である。 本発明の実施形態3に係る電極器具の断面図である。 本発明の実施形態4に係る電極器具の構成を示すものであり、(a)は、電極器具の側面図であり、(b)は、電極器具が備える突起部の構成を示す断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1における生体情報測定システム1について、図1〜6に基づいて詳細に説明する。以下では、犬の生体情報(心電図)を測定するための生体情報測定システム1について説明するが、生体情報の測定対象となる動物(生体)は、犬に限定されず、人、猫、兎、馬、牛など様々な動物に適用可能である。また、生体情報測定システム1の測定対象となる生体情報は、心電図に限定されず、体温、脈波、発汗量、心拍数または体脂肪であってもよい。
図1は、生体情報測定システム1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、生体情報測定システム1は、生体に装着され、当該生体から生体情報を取得する測定部2と、測定部2から出力された生体情報を処理する信号処理部3と、信号処理部3と通信可能に接続された情報処理端末4とを備えている。信号処理部3は、生体情報を示すアナログ信号(心電信号)からデジタルの生体情報(心電データ)を生成する。情報処理端末4は、信号処理部3から出力された生体情報データを処理する情報処理装置であり、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、コンピュータ(PCなど)、スマートウオッチである。
測定部2について、図2および図3を参照しながら説明する。図2は、測定部2および信号処理部3の外観を示す図である。図3は、測定部2および信号処理部3を犬に装着させた状態を、犬の側方から見た図である。
図2および図3に示すように、測定部2は、首固定ベルト11と、胴固定ベルト12と、犬の生体情報(心電信号)を取得する2つの電極器具20Aとを備えている。
首固定ベルト11および胴固定ベルト12は、犬の首および胴にそれぞれはめられることにより、測定部2および信号処理部3を犬に装着するための部材である。首固定ベルト11および胴固定ベルト12は、信号処理部3の筐体3aに接続されている。
次に、電極器具20Aについて、図2〜図5を参照しながら説明する。図4は、電極器具20Aの構成を示す斜視図である。図5は、電極器具20Aの構成を示すものであり、(a)は、ベルト21が伸びる方向に沿って切断した電極器具20Aの断面図であり、(b)は、ベルト21が伸びる方向に垂直な平面で切断した電極器具20Aの断面図である。
電極器具20Aは、図2〜図5に示すように、ベルト(装着部)21と、絶縁性部材22と、導電性布(導電性部材)23と、ケーブル24とを備えている。絶縁性部材22と導電性布23とによって電極が形成されていると見なすことができる。
ベルト21は、電極器具20Aを犬に装着するための部材である。ベルト21は、ゴムで形成された紐状となっており、一方の端部が首固定ベルト11に接続されており、他方の端部が信号処理部3の筐体3aに接続されている。ベルト21は、犬の左右いずれかの前肢の脇(前肢の内側)をそれぞれ通るように、犬に装着される。ベルト21は、その伸縮力により突起部26および導電性布23が犬の皮膚に押し付けられる材質で形成されていればよく、布製の帯など、ゴム以外の材質で形成されていてもよい。
絶縁性部材22は、電極のボディとなる部材であり、絶縁性を有する材質(例えば、合成樹脂)により形成されている。絶縁性部材22を形成する物質の材質は、測定対象の動物の姿勢が変化した場合において変形しない固さを有することが好ましい。絶縁性部材22は、図5の(b)に示すように、ベルト21が通される貫通孔25aが形成されている直方体状の台座部25と、台座部25から突出する突起部26とを備えている。突起部26は、突出方向に垂直な断面が円形状になっており、先端が曲面を有する形状となっている(針形状ではない)。本実施形態の台座部25は、ベルト21が伸びる方向に垂直な断面が長方形状となっているが、これに限られない。本開示の一態様の台座部25の形状は、例えば、円形状、楕円形状、三角形状などの多角形状、または、角が尖っていない曲線状を有する略多角形状(面取りされた多角形状)などであってもよい。突起部26の台座部25からの突出高さは、測定対象の動物の体型に合わせて適宜設定すればよい。本実施形態のように、測定対象が犬である場合には、突起部26の突出高さは、2〜10mmであることが好ましい。これにより、犬の姿勢が変化した場合においても、犬の心電信号を継続して取得することができる。また、絶縁性部材22は、後述する導電性布23に接する外周部の表面の摩擦係数、および、貫通孔25aの内壁表面の摩擦係数が小さくなるように加工されてもよい(例えば、表面に潤滑油を塗布する加工など)。これにより、ベルト21および導電性布23に対して絶縁性部材22の位置を容易に変えることができる。そのため、より適切な位置に絶縁性部材22を配置して、測定対象の動物の体表面との摩擦を軽減することが可能になる。
電極器具20Aでは、ベルト21に6つの絶縁性部材22が備えられており、これらの突起部26が列をなすように配置されている。なお、ベルト21に備えられる絶縁性部材22の個数は6つに限られず、測定対象となる動物の大きさおよび体型などに合わせて適宜変更することができる。また、6つの絶縁性部材22が配列する長さ(すなわち、一方の端部の絶縁性部材22から他方の端部の絶縁性部材22までの長さ)も、測定対象となる動物の大きさおよび体型などに合わせて適宜設定すればよく、例えば、小型犬である場合には上記長さを4〜7cm、中型件である場合には上記長さを6〜9cm、大型犬である場合には上記長さを8〜12cmのように設定すればよい。また、図4に示した突起部26の列は1つであるが、1つの絶縁性部材22に、同一方向に突出する突起部26を複数設け、突起部26の列を複数にしてもよい。また、隣接する2つ突起部26のそれぞれ間隔は、対象となる動物の体型に合わせて適宜設定すればよく、図5の(a)に示すように同じ長さであってもよいし、異なる長さであってもよい。
導電性布23は、銀などの導電性の高い金属がメッキされた導電性糸(導電性繊維)を用いて編み込まれた布であり、導電性を有している。別の表現を用いると、導電性布23は、布形状を有する導電性繊維とも言える。導電性布23は、ケーブル24を介して信号処理部3と電気的に接続可能となっている。導電性糸としては、上記のものの他に、金、銀、銅、もしくはステンレスなどの金属製の糸、ポリアニリンもしくはポリアセチレンなどの導電性ポリマー、銀メッキされたナイロンフィラメントの束であるマルチフィラメントからなる銀メッキナイロン糸、硫化銅およびニッケルを含有したアクリル繊維もしくはナイロン繊維、ポリエステル繊維からなるフィラメント糸もしくは紡績糸(撚糸)、または、導電性の糸と非導電性の綿糸、アクリル、ナイロン、ポリエステル糸とのコアヤーン、合糸、合撚糸、混織糸、もしくは紡績糸(撚糸)を用いることができる。
導電性布23は、突起部26の表面およびその近傍に配されており、電極器具20Aにおける電極としての機能を有している。具体的には、導電性布23は、ベルト21と6つの絶縁性部材22とを覆っている。導電性布23は、ベルト21および6つの絶縁性部材22の外周を覆う筒状であってもよい。また、導電性布23と絶縁性部材22との間に、接着用の部材をさらに備える構成であってもよい。導電性布23は、抵抗値が数Ω/cm以下であることが好ましい。これにより、犬の心電信号の検出感度を高めることができ、後述する信号処理部3において処理可能な振幅を有する心電信号を取得することができる。
なお、導電性布23は、導電性糸のみを編み込むことにより形成されているが、本発明の導電性布はこれに限られない。本発明の一実施形態の導電性布は、動物の皮膚への密着性や皮膚へのダメージを低減させるために、導電性糸と非導電性糸とを編み込むことにより形成されてもよい。非導電性糸として、綿糸、アクリル、ナイロン、ポリエステル糸などを用いることができる。
ケーブル24は、導電性布23で取得した犬の心電信号を信号処理部3に送る導電線であり、一方の端部が導電性布23と接続され、他方の端部が信号処理部3と接続されており、導電性布23と信号処理部3とを電気的に接続している。ケーブル24は、ベルト21に接着されていてもよいし、ベルト21に編み込まれていてもよい。これにより、犬がケーブル24を前肢にひっかけてケーブル24を切断することを防止することができる。また、ケーブル24は、シールドされていることが好ましい。これにより、心電信号にノイズが混入することを抑制することができる。
電極器具20Aでは、電極器具20Aを犬に装着させたときに、導電性布23を間に挟んで突起部26が犬の脇に接触するように、ベルト21における絶縁性部材22の位置が設定されている。ベルト21がゴムで形成されているため、電極器具20Aを犬に装着したときに、ベルト21の伸縮力により突起部26および導電性布23が犬の皮膚に押し付けられるようになっている。その結果、突起部26が犬の被毛をかき分け、導電性布23を犬の皮膚の表面と電気的に接触させることができる。なお、犬の被毛をかき分けやすくするために、突起部26は、動物に押し付けられても変形しない程度の硬度を有していることが好ましい。具体的には、突起部26は、ショア硬度が40以上であることが好ましい。
さらに、突起部26の表面に導電性布23が配されていることにより、突起部26が直接犬の表面に接触しないようになっている。そのため、長時間心電を計測する場合、または犬が動く状態で測定する場合においても、犬の皮膚を傷つける可能性が小さい。さらに、柔らかい導電性布23が犬の表面と接触するので、犬の皮膚に与えるダメージを低減させることができる。また、導電性布23は、導電性糸(導電性繊維)を用いて編み込まれているため、導電性布23の表面には微細な隙間が存在する。これにより、導電性布23を犬の体表面に押し当てたときに、犬の被毛が上記微細な隙間に入り込むことによって、導電性布23が犬の皮膚に接触しやすくなる。その結果、電極器具20Aは、表面が滑らかな金属で構成されている電極に比べて、犬への負荷を低減することができ、また、犬の心電情報を取得できる可能性を高めることができる。
さらに、電極器具20Aでは、6つの突起部26が列をなすようにベルト21に配置されているので、電極器具20Aを犬に装着したときに、6つの突起部26が犬の皮膚表面に沿って配置され、これら突起部26のそれぞれが犬の体表面に接触する。そのため、導電性布23の犬の表面への密着性を高め、かつ、導電性布23の犬の体表面との接触面積を大きくすることができる。
次に、信号処理部3について、図1〜図3を参照しながら説明する。信号処理部3は、図2および図3に示すように、筐体3aを有しており、筐体3aの内部に、信号処理部3が備える信号前処理部31および送信部32(図1参照)として機能する回路(不図示)が収められている。信号前処理部31は、複数のフィルタ(不図示)や増幅器(不図示)を備えており、導電性布23により取得した犬の心電信号を用いて心電データを生成する。送信部32は、信号前処理部31が生成した心電データを情報処理端末4に無線出力する。
次に、情報処理端末4について、図1を参照しながら説明する。図1に示すように、情報処理端末4は、受信部41と、制御部42と、記憶部43と、表示部44と、通信部45とを備えている。
受信部41は、信号処理部3から出力された心電データを受信し、制御部42へ出力する。
通信部45は、インターネット等の通信回線を介して外部の装置(例えば、サーバ)と通信を行う装置である。通信部45は、例えば、サーバ5に記憶されている心電図を取得する。
制御部42は、受信部41から出力された心電データを解析し、心電図(心電波形)を作成する。制御部42は、作成した心電図を記憶部43に記憶させる。また、制御部42は、作成した心電図を表示部44に表示させてもよい。また、制御部42は、作成した心電図を、通信部45を介して外部のサーバ5へ送信してもよい。制御部42は、記憶部43に記憶されている複数の心電図、またはサーバ5に記憶されている複数の心電図を用いて統計処理を行い、その結果を表示部44に表示させてもよい。
情報処理端末4の制御ブロック(特に制御部42)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報処理端末4は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
また、情報処理端末4に通信部45(通信用回路(有線或いは無線))を備えることにより、他の通信機器(外部の通信機器、サーバ5)に測定(算出)結果を送信することが可能となる。この場合、受信した測定結果を用いてさらに他の測定値との比較を行うことや、測定結果を蓄積すること、測定結果を飼い主などのユーザに通知することも可能となる。当該他の通信機器とは、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、コンピュータ(PCなど)、スマートウオッチなどが挙げられる。
ここで、情報処理端末4のハードウェアの構成の一例を、図6を用いて説明する。図6は、情報処理端末4のハードウェアの構成の一例を示す図である。情報処理端末4は、CPU900、RAM901、ROM902を備えている。これらCPU900、RAM901、ROM902を結ぶBUS(バス)には各種のインターフェース回路(入出力インターフェース903および周辺機器インターフェース904)が接続されている。これらのインターフェース回路は、CPU900の制御に基づいて情報処理端末4に接続される各種の入出力機器(例えば、電極器具20A、サーバ5等)とデータの送受信処理を行うためのインターフェースとなるものである。
なお、本実施形態の電極器具20Aでは、導電性布23がベルト21と複数の絶縁性部材22とを覆うようにベルト21に接着されていたが、本発明の電極器具はこれに限られない。例えば、本発明の一実施形態における電極器具は、ベルト21の突起部26が備えられている側のみを導電性布23が覆うように、導電性布23がベルト21に接着されている構成であってもよい。
本実施形態の生体情報測定システム1では、犬の両脇に導電性布23を接触させる態様であったが、本発明の生体情報測定装置はこれに限られない。本発明の一実施形態の生体情報測定装置は、心臓を挟む2箇所において導電性布を動物に接触させて心電信号を取得し、心電図を測定する構成であればよく、例えば、電極器具20Aを犬に装着するための構成部材を変更し、前肢脇部および後肢股部の2箇所において導電性布23を動物に接触させる構成であってもよい。ただし、犬の脇は、体毛が少ない箇所であり、心電信号を測定するのに適している。また、装着部としての測定用ウェアに、表面が導電性布23に覆われている突起部26を設けることにより、測定用ウェアの伸縮力で導電性布を動物の表面に押し当てる構成としてもよい。これにより、台座部25を備える必要が無くなるため、製造コストを削減することができる。
本実施形態の生体情報測定システム1では、信号処理部3と情報処理端末4とを別の装置として備える構成であったが、本発明の一実施形態の生体情報測定装置は、信号処理部3の機能および情報処理端末4の機能をともに有する端末を動物に装着させる構成であってもよい。
〔変形例1〕
実施形態1における絶縁性部材22の変形例としての絶縁性部材22Aおよび22Bについて、図7に基づいて説明する。図7の(a)は、ベルト21が伸びる方向に垂直な平面で切断した絶縁性部材22Aの構成を示す断面図であり、(b)は、ベルト21が伸びる方向に垂直な平面で切断した絶縁性部材22Bの構成を示す断面図である。
図7の(a)に示すように、絶縁性部材22Aは、2つの突起部26を有している。2つの突起部26は、ベルト21が伸びる方向に垂直な平面において、互いに突出する方向が異なっている。
図7の(b)に示すように、絶縁性部材22Bは、3つの突起部26を有している。3つの突起部26は、ベルト21が伸びる方向に垂直な平面において、互いに突出する方向が異なっている。
絶縁性部材22Aおよび絶縁性部材22Bは、ベルト21が伸びる方向に垂直な平面において、互いに突出する方向が異なる複数の突起部26を有している。そのため、電極器具20Aにおいて、複数の絶縁性部材22Aまたは複数の絶縁性部材22Bをベルト21に備えさせることにより、突起部26がベルト21から突出する方向が互いに異なる複数の列をなす構成とすることができる。これにより、電極器具20Aが、突起部26がベルト21から突出する方向が互いに異なる複数の列をなす構成とすることができる。その結果、電極器具20Aがベルト21の伸びる方向を軸として回転しても、複数の突起部26のうちのいずれかの突起部26によって、導電性布23を犬の体表面に接触させることができるようになっている。
〔変形例2〕
実施形態1における電極器具20Aの変形例としての電極器具20Bについて、図8および図9に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図8は、電極器具20Bの構成を示すものであり、(a)は、ベルト21が伸びる方向に沿って切断した電極器具20Bの断面図であり、(b)は、ベルト21が伸びる方向に垂直な平面で切断した電極器具20Bの断面図であり、(c)は、キャップ27の構成を示す断面図である。
電極器具20Bは、電極器具20Aは、図8の(a)および(b)に示すように、ベルト21と、絶縁性部材22と、導電性布23と、ケーブル24と、キャップ27とを備えている。電極器具20Bにおいても、電極器具20Aと同様に、ベルト21に6つの絶縁性部材22が備えられており、それぞれの突起部26が列をなすようにベルト21に配置されている。
キャップ27は、図8の(c)に示すように、ゴムキャップ部(突起部)27aと、繊維部(導電性繊維)27bとを備えている。ゴムキャップ部27aは、突起部26を覆う突起形状をしており、導電性ゴムからなるため、弾性および導電性を有している。繊維部27bは、ゴムキャップ部27aの、突起部26を覆う面とは反対側の表面に、導電性布23と同じ導電性繊維が静電植毛されて形成されており、導電性を有している。電極器具20Bでは、6つの絶縁性部材22の突起部26のそれぞれにキャップ27が被せられている。
電極器具20Bでは、キャップ27の突出する側とは反対側の端部と、導電性布23とが繋ぎ合わされており、キャップ27および導電性布23により電極として機能する導電性部材が構成されている。別の表現をすれば、導電性布23に開口部が形成されており、上記開口部からキャップ27が突出するようにキャップ27および絶縁性部材22が配置されている。上記開口部の縁とキャップ27の繊維部27bとは接触しているまたは縫い合わせられているため、キャップ27と導電性布23とは電気的に接続されている。この構成により、実施形態1における電極器具20Aと比べて、犬の皮膚に接触するキャップ27がベルト21からより突出した構成となる。その結果、導電性布23を犬の皮膚に接触させやすくなっている。
電極器具20Bでは、突起部としてのゴムキャップ部27aの表面に導電性繊維が植毛された繊維部27bが配されている。繊維部27bは、導電性繊維が静電植毛されて形成されているので、その表面には微細な隙間が存在する。これにより、キャップ27を犬の体表面Sに押し当てたときに、犬の被毛が上記微細な隙間に入り込むことによって、キャップ27が犬の皮膚に接触しやすくなる。その結果、電極器具20Bは、犬の心電情報を取得できる可能性を高めることができる。
さらに、ゴムキャップ部27aは、弾性を有しているので、実施形態1の電極器具20Aのように、導電性布23と絶縁性部材22とが接触している場合に比べて、犬に対する押圧力を低減させることができる。これにより、電極器具20Bを犬に装着させたときに、犬へのダメージをさらに低減させることができる。
図9は、電極器具20Bの効果を示すものであり、(a)は、絶縁性部材が突起部26を備えない電極器具で取得した心電信号を用いて作成した心電図であり、(b)は、電極器具20Bで取得した心電信号を用いて作成した心電図である。なお、図9の各グラフは、測定した信号を約1000倍に増幅したグラフである。
図9の(a)および(b)に示すように、電極器具20Bで取得した心電信号を用いて作成した心電図における電圧の振幅(1V程度)は、絶縁性部材が突起部26を備えない電極器具で取得した心電信号を用いて作成した心電図における電圧の振幅(0.2〜0.3V程度)に比べて約4倍となっている。すなわち、電極器具20Bは、絶縁性部材が突起部26を備えない電極器具と比べて、犬の心電情報を取得できる可能性を高めることができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図10および図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、図10では、導電性布23およびケーブル24の図示を省略している。また、図11では、ケーブル24の図示を省略している。
本実施形態における電極器具20Cは、突起部26がベルト21から突出する方向が互いに異なる3つの列をなしている点が実施形態1における電極器具20Aとは異なる。
図10は、電極器具20Cの側面図である。図11は、ベルト21が伸びる方向に垂直な平面で切断した電極器具20Cの断面図である。
図10および図11に示すように、電極器具20Cは、3つのベルト(装着部)21を備えている。3つのベルト21には、それぞれ、6つの突起部26が列をなすように、ベルト21に備えられている。電極器具20Cでは、異なるベルト21に備えられた絶縁性部材22の台座部25が互いに当接するように、複数の絶縁性部材22がベルト21に備えられている。
電極器具20Cでは、導電性布23が、3つのベルト21、および3つのベルト21にそれぞれ備えられた複数の絶縁性部材22を覆っている。導電性布23は、ケーブル24を介して信号処理部3と電気的に接続可能となっている。
以上のように、電極器具20Cは、突起部26がベルト21から突出する方向が互いに異なる3つの列をなしている。これにより、電極器具20Cがベルト21の伸びる方向を軸として回転しても、3つのベルト21のうちいずれかのベルト21に備えられた突起部26によって、導電性布23を犬に接触させることができるようになっている。
なお、本実施形態では、突起部26がベルト21から突出する方向が互いに異なる3つの列をなしている構成であったが、本発明の電極器具はこれに限られない。本発明の一実施形態における電極器具は、突起部26が第1の列および第2の列をなしており、上記第1の列における上記突起部の突出方向と、上記第2の列における上記突起部の突出方向とは互いに異なっている構成(突起部26がベルト21から突出する方向が互いに異なる2つの列をなしている構成)であってもよい。また、突起部26がベルト21から突出する方向が互いに異なる4つ以上の列をなしている構成であってもよい。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図12に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図12は、本実施形態における電極器具20Dの断面図である。
図12に示すように、電極器具20Dは、ベルト21と、絶縁性部材22と、ケーブル24と、キャップ27とを備えている。電極器具20Dでは、絶縁性部材22にキャップ27が被せられており、絶縁性部材22の突起部(第1突起部)26と、キャップ(第2突起部)27との間に隙間28が形成されている。これにより、キャップ27を犬の体表面に押し当てたときに、キャップ27が隙間28において弾性変形することができる。その結果、電極器具20Dは、隙間28が形成されていない場合と比べて、犬に対する押圧力を低減させることができる。これにより、電極器具20Dを犬に装着させたときに、犬へのダメージをさらに低減させることができる。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図13は、本実施形態における電極器具20Eの構成を示すものであり、(a)は、電極器具20Eの側面図であり、(b)は、突起部60の構成を示す断面図である。
図13の(a)に示すように、電極器具20Eは、ベルト21と、突起部60と、ケーブル24とを備えている。
図13の(b)に示すように、突起部60は、ゴム部60aと、繊維部(導電性繊維)60bとを備えている。突起部60は、電極器具20Eにおける電極として機能する。
ゴム部60aは、導電性ゴムで形成されており、ベルト21から突出するようにベルト21に接着剤を用いて接着されている。ゴム部60aは、弾性を有しているので、犬に対する押圧力を低減させることができる。これにより、電極器具20Eを犬に装着させたときに、犬へのダメージをさらに低減させることができる。
繊維部60bは、ゴム部60aの表面に、導電性布23と同じ導電性繊維が静電植毛されて形成されており、導電性を有している。繊維部60bは、導電性繊維が静電植毛されて形成されているので、その表面には微細な隙間が存在する。これにより、突起部60を犬の体表面に押し当てたときに、犬の被毛が上記微細な隙間に入り込むことによって、突起部60が犬の皮膚に接触しやすくなる。その結果、電極器具20Eは、犬の心電情報を取得できる可能性を高めることができる。
ケーブル24は、突起部60で取得した犬の心電信号を信号処理部3に送るものであり、一方の端部が突起部60と接続され、他方の端部が信号処理部3と接続されており、突起部60と信号処理部3とを電気的に接続している。
電極器具20Eでは、電極として機能する突起部60を備えていることにより、他の実施形態における電極器具のように絶縁性部材22を設ける必要がない。その結果、製造コストを削減することができる。
また、ベルト21を導電性の物質を用いて形成し、ベルト21を介して突起部60と信号処理部3とを電気的に接続する構成としてもよい。これにより、ケーブル24を設ける必要がなくなるため、製造コストを削減することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2017年2月27日に出願された日本国特許出願:特願2017-035076に対して優先権の利益を主張するものであり、それを参照することにより、その内容の全てが本書に含まれる。
1 生体情報測定システム
2 測定部
3 信号処理部
3a 筐体
4 情報処理端末
5 サーバ
11 首固定ベルト
12 胴固定ベルト
20A〜20E 電極器具
21 ベルト(装着部)
22、22A、22B 絶縁性部材
23 導電性布(導電性繊維)
24 ケーブル
25 台座部
25a 貫通孔
26、60 突起部(第1突起部)
27 キャップ(第2突起部)
27a ゴムキャップ部(突起部)
27b、60b 繊維部(導電性繊維)
28 隙間
31 信号前処理部
32 送信部
41 受信部
42 制御部
43 記憶部
44 表示部
45 通信部
60a ゴム部(突起部)
S 体表面

Claims (9)

  1. 生体情報を取得するための電極器具であって、
    上記電極器具を生体に装着するための装着部と
    上記装着部から突出する突起部と、
    上記突起部の表面またはその近傍に配され、電極の一部として機能する導電性繊維とを備える電極器具。
  2. 上記導電性繊維は、上記突起部の表面に植毛されている請求項1に記載の電極器具。
  3. 上記突起部として、第1突起部、および該第1突起部を覆うように配された第2突起部を備え、
    上記第2突起部は、弾性を有し、かつ、表面に上記導電性繊維が配されており、
    上記第1突起部と上記第2突起部との間に隙間が形成されている請求項1または2に記載の電極器具。
  4. 上記導電性繊維は、上記突起部を覆う布形状を有している請求項1に記載の電極器具。
  5. 互いに異なる方向へ突出する複数の上記突起部を備える請求項1から4のいずれか1項に記載の電極器具。
  6. 列をなすように配置されている複数の上記突起部を備える請求項1から5のいずれか1項に記載の電極器具。
  7. 上記突起部は、第1の列および第2の列をなしており、上記第1の列における上記突起部の突出方向と、上記第2の列における上記突起部の突出方向とは互いに異なっている請求項6に記載の電極器具。
  8. 上記突起部は、生体に押し付けられても変形しない程度の硬度を有している請求項1から7のいずれか1項に記載の電極器具。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の電極器具を備える生体情報測定装置。
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