JPWO2018143353A1 - ユーザ装置及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

RRCレイヤでの接続が確立されている状態でも、さらなるバッテリーセービングを図り得るユーザ装置及び無線通信方法を提供する。UE200は、サービングセル及び近隣セルの少なくとも何れかの受信品質を含むMeasurement Reportを無線アクセスネットワークに送信する。UE200は、無線リソース制御レイヤでの接続が確立されているRRC_Connected状態において、UE200をDRX状態に設定する。UE200は、DRX状態に設定されている場合、測定報告の送信を含む処理P1を中止する。

Description

本発明は、サービングセル及び近隣セルの受信品質を含む測定報告を無線アクセスネットワークに送信するユーザ装置、及び無線通信方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。
LTEでは、ユーザ装置(UE)は、バッテリーセービングのため、無線アクセスネットワークから送信される信号(チャネル)を間欠的に受信するDiscontinuous Reception(DRX)状態(間欠受信状態)が規定されている(例えば、非特許文献1)。
具体的には、UEは、無線リソース制御レイヤ(RRCレイヤ)での接続が確立されている状態(RRC_Connected状態)において、所定の条件(例えば、DRX inactivity timerの満了)を満たす場合、non-DRX状態からDRX状態に遷移できる。DRX状態のUEは、周期的(On Durationという)にPDCCH(Physical Downlink Control Channel)の受信を試みる。
3GPP TS 36.300 V14.1.0 Subclause 12 DRX in RRC_CONNECTED, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 14)、3GPP、2016年12月
上述したように、UEは、RRC_Connected状態においてDRX状態に遷移できるが、RRC_Connected状態であるため、サービングセル及び近隣セルの受信品質を含む測定報告(Measurement Report)を無線アクセスネットワークに送信する。
しかしながら、UEのバッテリーセービングの観点からは、このような動作には改善の余地がある。特に、ドローンなどの小型の無人飛行物体に搭載されるUEでは、測定報告が頻繁に送信される可能性が高く、また、飛行中の電源確保の困難性を考慮すると、さらなるバッテリーセービングが望まれる。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、RRCレイヤでの接続が確立されている状態でも、さらなるバッテリーセービングを図り得るユーザ装置及び無線通信方法の提供を目的とする。
本発明の一態様に係るユーザ装置は、無線リソース制御レイヤにおけるメッセージを無線アクセスネットワークに送信する。前記ユーザ装置は、前記無線リソース制御レイヤでの接続が確立されている接続状態において、前記ユーザ装置を間欠受信状態に設定する受信状態制御部を備える。前記受信状態制御部は、前記ユーザ装置が前記間欠受信状態に設定されている場合、前記メッセージの送信を中止する。
また、前記ユーザ装置は、サービングセル及び近隣セルの少なくとも何れかの受信品質を含む測定報告を無線アクセスネットワークに送信する測定報告部を備え、前記測定報告部は、前記受信状態制御部によって前記ユーザ装置が前記間欠受信状態に設定されている場合、前記測定報告の送信を中止してもよい。
本発明の一態様に係る無線通信方法は、無線リソース制御レイヤにおけるメッセージを無線アクセスネットワークに送信するステップと、前記無線リソース制御レイヤでの接続が確立されている接続状態において、ユーザ装置を間欠受信状態に設定するステップと、前記ユーザ装置が前記間欠受信状態に設定されている場合、前記メッセージの送信を中止するステップとを含む。
また、前記無線通信方法は、サービングセル及び近隣セルの少なくとも何れかの受信品質を含む測定報告を無線アクセスネットワークに送信するステップと、前記ユーザ装置が前記接続状態において、かつ前記間欠受信状態に設定されている場合、前記測定報告の送信を中止するステップとをさらに含んでもよい。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、UE200の機能ブロック構成図である。 図3は、eNB100とUE200との間におけるMeasurement Reportの送信シーケンスを示す図である。 図4は、UE200内部におけるMeasurement Reportの処理動作を示す図である。 図5は、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作の説明図(動作例1)である。 図6は、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作の説明図(動作例2)である。 図7は、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作の説明図(動作例3)である。 図8は、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作の説明図(変更例1)である。 図9は、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作の説明図(変更例2)である。 図10は、UE200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)に従った無線通信システムであり、無線アクセスネットワーク20及び移動局200(以下、UE200)を含む。
無線アクセスネットワーク20は、3GPPにおいて規定されるEvolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN)であり、無線基地局100(以下、eNB100)を含む。なお、無線通信システム10は、必ずしもLTE(E-UTRAN)に限定されない。例えば、無線アクセスネットワーク20は、5Gとして規定されるUE200(ユーザ装置)と無線通信を実行する無線基地局を含む無線アクセスネットワークであってもよい。
eNB100及びUE200は、LTEの仕様に従った無線通信を実行する。図1では、一つのeNB100のみが図示されているが、無線アクセスネットワーク20は複数のeNB100を含み、複数のeNB100は複数のセル(不図示)を形成する。
UE200は、当該複数のセルの中からサービングセル(RRCレイヤにおける接続状態(RRC_Connected状態)のセル)を決定する。なお、サービングセルは、在圏セルとも呼ばれ、PCellまたはPSCell(Dual Connectivityの場合)と呼ばれてもよい。
また、UE200は、無線リソース制御レイヤにおけるメッセージ(RRCメッセージ)を無線アクセスネットワーク20に送信することができる。
さらに、UE200は、サービングセル、及びサービングセルの近隣に形成される近隣セルの受信品質(RSRP/RSRQなど)を測定し、当該受信品質を含む測定報告(Measurement Report)を無線アクセスネットワーク20に送信する。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、UE200の機能ブロック構成について説明する。
図2は、UE200の機能ブロック構成図である。図2に示すように、UE200は、測定報告部201及び受信状態制御部203を備える。
また、UE200は、複数のレイヤによって構成されるプロトコルスタックを有する。具体的には、図2に示すように、当該プロトコルスタックは、下位レイヤから、物理レイヤ210(以下、PHYレイヤ210)、媒体アクセス制御レイヤ220(以下、MACレイヤ220)、無線リンク制御レイヤ230(以下、RLCレイヤ230)、Packet Data Convergence Protocolレイヤ240(以下、PDCPレイヤ240)、及び無線リソース制御レイヤ250(以下、RRCレイヤ250)を順次備える。また、当該プロトコルスタックは、RRCレイヤ250の上位レイヤとして、Non-Access Stratum(NAS)レイヤ(不図示)を備える。
測定報告部201及び受信状態制御部203の機能ブロックは、当該プロトコルスタックを構成する一または複数のレイヤを用いて実現される。また、図示していないが、UE200は、UE200を構成するハードウェアを作動させるバッテリを備える。なお、UE200のハードウェア構成については後述する。
測定報告部201は、サービングセル及び近隣セルの少なくとも何れかの受信品質を含むMeasurement Reportを無線アクセスネットワーク20に送信する。
具体的には、測定報告部201は、サービングセル及び近隣セルから送信される参照信号のRSRP/RSRQ(Reference Signal Received Power/Reference Signal Received Quality)などを測定する。測定報告部201は、規定されているイベントのエンタリング条件(entering condition)を満たした場合、当該測定結果を含むMeasurement Reportを送信する。
エンタリング条件とは、例えば、受信品質が閾値を上回る、近隣セルの受信品質がサービングセルの受信品質を上回ることなどである。
受信状態制御部203は、UE200の受信状態を制御する。具体的には、受信状態制御部203は、UE200をnon-DRX状態またはDRX状態に制御する。
non-DRX状態とは、バッテリーセービングを実行せずに無線アクセスネットワーク20からの信号(チャネル)を連続的に受信する状態である。non-DRX状態は、アクティブ状態などと呼ばれてもよい。
DRX状態とは、無線アクセスネットワーク20から送信されるチャネルを間欠的(つまり、周期的)に受信する状態である。DRX状態は、非アクティブ状態などと呼ばれてもよい。
具体的には、DRX状態では、UE200は、上述したプロトコルスタックを用いて、周期的に到来する期間(On Duration、6ms)のみPDCCHの受信を試みる。
受信状態制御部203は、RRCレイヤ250での接続が確立されているRRC_Connected状態(接続状態)において、UE200をDRX状態(間欠受信状態)に設定する。なお、受信状態制御部203は、当該接続がないアイドル状態において、UE200をDRX状態に設定することもできる。
また、受信状態制御部203は、UE200がDRX状態に設定されている場合、RRCメッセージ(例えば、UE Information Response)の送信を中止することができる。
次に、受信状態制御部203によってUE200がRRC_Connected状態かつDRX状態に設定されている場合における測定報告部201の動作について説明する。
測定報告部201は、ユーザ装置がRRC_Connected状態かつDRX状態に設定されている場合、Measurement Reportの送信を中止する。
具体的には、測定報告部201は、MACレイヤ220において、Measurement Reportと対応する対応信号の送信を中止することができる。対応信号とは、Scheduling Request(SR)、Signalling Radio Bearer(SRB)のバッファステータスレポート(BSR)またはRACH(Random Access Channel)である。
より具体的には、測定報告部201は、RRCレイヤ250から通知されるMeasurement Reportのインジケータ(MR indication)に基づいて、対応信号の送信を中止する。
また、測定報告部201は、RRCレイヤ250において、Measurement Reportの送信を中止することができる。
具体的には、測定報告部201は、UE200のDRX状態への遷移がMACレイヤ220からRRCレイヤ250に通知されたことに基づいて、Measurement Reportの送信を中止する。
さらに、測定報告部201は、MACレイヤ220において、Measurement Reportの送信中止をPHYレイヤ210に通知することもできる。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、UE200によるMeasurement Reportの送信動作及び当該送信の中止動作について説明する。
(3.1)Measurement Reportの送信シーケンス
図3は、eNB100とUE200との間におけるMeasurement Reportの送信シーケンスを示す。図3に示すように、eNB100は、RRC Connection ReconfigurationをUE200に送信する(S10)。具体的には、eNB100は、UE200がRRC_Connected状態において、Measurement Reportの送信に必要な設定情報(MeasConfig)をUE200に通知する。
UE200は、受信したRRC Connection Reconfigurationに応じて、RRC Connection Reconfiguration CompleteをeNB100に送信する(S20)。また、UE200は、通知された設定情報に基づいて、サービングセル及び近隣セルの受信品質を繰り返し測定する(S30)。
UE200は、受信品質の測定結果が、規定されているイベントのエンタリング条件を満たす場合、Measurement ReportをeNB100に送信する(S40, S50)。具体的には、UE200は、受信品質の測定結果及び充足したイベント内容をeNB100に送信する。より具体的には、当該測定結果には、Measurement Identity (MeasID)、サービングセルの受信品質及び近隣セルの受信品質が含まれる。
なお、受信品質の典型例は、RSRP/RSRQ(LTEの場合)だが、RSCP, RSSI, Ec/Noなどであってもよい。
eNB100は、UE200の受信状態(充足したイベント)などに応じた設定の変更などを指示するため、RRC Connection ReconfigurationをUE200に送信する(S60)。
UE200は、受信したRRC Connection Reconfigurationの内容に基づいて設定を変更し、RRC Connection Reconfiguration CompleteをeNB100に送信する(S70)。
また、UE200は、充足したイベントに応じて、受信品質の測定区間(Measurement Gap)を設定し、ハンドオーバ要否の判定などを実行する(S80)。なお、Measurement Gapとは、UE200が異周波数帯または異なる無線アクセス技術(RAT)での測定を実行する時間であり、他のデータの送受信を行わない測定専用の周期的な期間である。
UE200がRRC_Connected状態の場合、RRC_Connected状態には違いないため、上述したRRC Connection Reconfiguration及びRRC Connection Reconfiguration Completeの送受信が実行され、Measurement Reportが送信される。
一方、本実施形態では、UE200がRRC_Connected状態かつDRX状態の場合、点線で囲まれた処理P1が実行されない。
(3.2)UE200内部におけるMeasurement Reportの処理
図4は、UE200内部におけるMeasurement Reportの処理動作を示す。具体的には、図4は、UE200がRRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信動作、つまり、Measurement Reportの送信を中止しない場合を示す。
UE200は、一定時間PDCCHを受信しない(DRX Inactivity Timerが満了した)場合、或いはDRX Command MAC Control ElementによってDRX状態への遷移を指示された場合、DRX状態に遷移する。
図4に示すように、UE200のRRCレイヤ250は、セルの受信品質を周期的(200ms毎のサンプリング)に測定し、Measurement Reportを生成する。
UE200のMACレイヤ220は、Measurement Reportがトリガされている場合、直近のScheduling Request送信用リソースを利用可能なタイミングにおいて、Scheduling Requestを送信する。また、MACレイヤ220は、Measurement Reportがトリガされている場合、SRBを経由するデータ(以下、SRBデータ)の送信のため、バッファステータスレポート(BSR)の送信をトリガする。
なお、このようなMACレイヤ220の動作は、Timing Advance(TA) timer(TA timer)が満了していない場合に実行される。TA Timerは、上りリンク(UL)における同期を監視するタイマである。TA Timerによる動作は、DRXの動作とは独立して実行される。
TA Timerが満了していない場合、UL個別リソースが定期的に存在するため、上述したように、UE200(MACレイヤ220)は、直近のリソースで、Scheduling Requestを送信する。Scheduling Requestの送信によって、UE200はアクティブ状態(non-DRX状態)となり、無線アクセスネットワーク20からUL Grantを受け取ることができる。これにより、Measurement Reportを無線アクセスネットワーク20に報告できる。
一方、一定時間に亘ってTA Commandの受信がない(TA Timerが満了した)場合、UE200は、UL個別リソース(CQI(Channel Quality Indication), SR, SRS(Sounding Reference Signal))を解放する。
この場合、図4に示すように、UE200(MACレイヤ220)は、Measurement Reportがトリガされた後の直近のRACHリソースを用いてランダムアクセス(RA)手順を実行する。具体的には、UE200は、RA手順において規定されるMsg.4(RRC Connection Setup)を受信し、アクティブ状態(non-DRX状態)となり、無線アクセスネットワーク20からUL Grantを受け取ることができる。れにより、Measurement Reportを無線アクセスネットワーク20に報告できる。
また、UE200(MACレイヤ220)は、DRX状態の場合、周期的(1280ms毎)に到来するOn Duration(6ms)において、PDCCHの受信を試みる。
(3.3)Measurement Reportの送信中止動作
上述した図4では、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信動作について説明したが、次に、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作について説明する。
(3.3.1)動作例1
図5は、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作の説明図(動作例1)である。本動作例では、MACレイヤ220においてMeasurement Report(以下、MR)の送信を中止する。
具体的には、RRCレイヤ250は、MR送信に用いられるScheduling Request(SR)、BSRまたはRACH送信に関する動作を中止させるため、MRの内容とともに、MR indicationをMACレイヤ220に通知する。上述したように、MR indicationは、MRのインジケータであり、MACレイヤ220に対してMRの送信に伴う要求であること、つまり、RRCレイヤ250の信号種類を示す。
より具体的には、RRCレイヤ250は、RRCレイヤ250〜MACレイヤ220間のインタフェース(Inter layer I/F)を介してMR indicationをMACレイヤ220に通知する。この場合、MACレイヤ220は、MR indicationの受信タイミングに最も近いタイミングにおいて受信するSRBデータを破棄する。
或いは、RRCレイヤ250は、SRBデータにMR indication(ヘッダー相当)を付与し、当該データをMACレイヤ220に送信してもよい。この場合、MACレイヤ220は、MR indicationが含まれているSRBデータを破棄する。
(3.3.2)動作例2
図6は、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作の説明図(動作例2)である。本動作例では、RRCレイヤ250においてMRの送信を中止する。つまり、RRC_Connected状態かつDRX状態では、そもそもMRを生成しない。
具体的には、MACレイヤ220は、UE200がRRC_Connected状態においてDRX状態に遷移した場合、DRX状態に遷移したことをRRCレイヤ250に通知する。
RRCレイヤ250は、規定されているイベントのエンタリング条件を満たした場合でも、当該イベントを無視し、MRを生成しない。
より具体的には、MACレイヤ220は、RRCレイヤ250〜MACレイヤ220間のインタフェース(Inter layer I/F)を介してDRX状態に遷移したこと(DRX transition indication)をRRCレイヤ250に通知する。また、MACレイヤ220は、UE200がnon-DRX状態に復帰(遷移)した場合、non-DRX状態に遷移したこと(Non-DRX transition indication)を通知する。
(3.3.3)動作例3
図7は、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作の説明図(動作例3)である。本動作例では、MACレイヤ220からPHYレイヤ210に対してDRX状態に遷移したことを通知し、MRを送信しないことをPHYレイヤ210に認識させる。つまり、本動作例は、RAN4のRequirementとして規定される。
具体的には、MACレイヤ220は、UE200がRRC_Connected状態においてDRX状態に遷移した場合、DRX状態に遷移したことをPHYレイヤ210に通知する。
より具体的には、MACレイヤ220は、DRX状態に遷移したこと(DRX transition indication)を通知する。
また、MACレイヤ220は、UE200がnon-DRX状態に復帰(遷移)した場合、non-DRX状態に遷移したこと(Non-DRX transition indication)を通知する。これにより、PHYレイヤ210に対して、RRM(Radio Resource Management) Measurementを実行しないことを認識させ
る。また、non-DRX状態に復帰した場合は、PHYレイヤ210に対して、RRM Measurementを再開することを認識させる。
(3.3.4)変更例1
上述した動作例1では、MR indicationを用いてRRCレイヤ250からMACレイヤ220に対してMRの送信に伴う要求であることを通知していたが、MR indicationを用いる場合、次のように変更してもよい。
図8は、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作の説明図(変更例1)である。本変更例では、PDCPレイヤ240においてMR送信を中止する。
具体的には、PDCPレイヤ240は、MR indicationを含むSRBデータを破棄(discard)する。より具体的には、RRCレイヤ250は、RRCレイヤ250〜PDCPレイヤ240間のインタフェース(Inter layer I/F)を介してMR indicationをPDCPレイヤ240に通知する。この場合、PDCPレイヤ240は、MR indicationの受信タイミングに最も近いタイミングにおいて受信するSRBデータを破棄する。
或いは、RRCレイヤ250は、SRBデータにMR indication(ヘッダー相当)を付与し、当該データをPDCPレイヤ240に送信してもよい。この場合、PDCPレイヤ240は、MR indicationが含まれているSRBデータを破棄する。
(3.3.5)変更例2
図9は、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMeasurement Reportの送信中止動作の説明図(変更例2)である。本変更例でも、変更例1と同様にMR indicationが用いられるが、RLCレイヤ230においてMR送信を中止する。
具体的には、RLCレイヤ230は、MR indicationを含むSRBデータを破棄(discard)する。より具体的には、RRCレイヤ250は、RRCレイヤ250〜RLCレイヤ230間のインタフェース(Inter layer I/F)を介してMR indicationをRLCレイヤ230に通知する。この場合、RLCレイヤ230は、MR indicationの受信タイミングに最も近いタイミングにおいて受信するSRBデータを破棄する。
また、変更例1と同様に、RRCレイヤ250は、SRBデータにMR indication(ヘッダー相当)を付与し、当該データをRLCレイヤ230に送信してもよい。この場合、RLCレイヤ230は、MR indicationが含まれているSRBデータを破棄する。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、UE200は、RRC_Connected状態においてDRX状態に設定されている場合、Measurement Report(MR)の送信を中止する。このため、DRX状態の場合には、RRC_Connected状態でもMR送信が中止されるため、MR送信に伴う消費電力を抑制できる。
つまり、UE200によれば、RRC_Connected状態でもさらなるバッテリーセービングを図り得る。また、RRC_Connected状態かつDRX状態におけるMR送信が中止されるため、無線リソースの節約も期待できる。
既存のLTEのMeasurement Reportの仕組みでは、RRC_Connected状態の場合、non-DRX状態かDRX状態かに関わらず、MRが送信されていたが、本実施形態によれば、バッテリーセービングの観点から、DRX状態ではMR送信を積極的に中止する。これにより、特に、ドローンなどの小型の無人飛行物体に搭載されるUEなど、Measurement Reportが頻繁に送信される可能性が高く、また、飛行中の電源確保が容易でない場合にも対応できる。
本実施形態では、Measurement Reportのインジケータ(MR indication)を用いて、RRCレイヤ250及びMACレイヤ220の連携(動作例1)によってMR送信を中止することができる。また、MR indicationを用いて、RRCレイヤ250及びPDCPレイヤ240(変更例1)またはRLCレイヤ230(変更例2)の連携によってMR送信を中止することもできる。このため、MR indicationを用いてRRCレイヤ250の下位レイヤに対して明示的にMR送信の中止を認識させることができる。
本実施形態では、RRCレイヤ250は、DRX状態への遷移(non-DRX状態への復帰)がMACレイヤ220から通知(DRX transition indication, Non-DRX transition indication)されたことに基づいて、MR送信を中止(再開)することができる。このため、RRCレイヤ250は、当該通知に基づいて、DRX状態において確実にMR送信を中止できる。
本実施形態では、MACレイヤ220は、DRX状態への遷移(non-DRX状態への復帰)をPHYレイヤ210に通知(DRX transition indication, Non-DRX transition indication)することができる。このため、DRX状態の期間中では、RRM Managementを実行しないことをPHYレイヤ210に対して認識させることができる。
(5)その他の実施形態
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、RRC_Connected状態かつDRX状態において、Measurement Reportの送信を中止していたが、Measurement Reportではなく、他のRRCメッセージ(例えば、UE Information Response)の送信を中止するようにしてもよい。つまり、UE200は、RRC_Connected状態かつDRX状態において、RRCレイヤにおけるメッセージの送信を中止するようにしてもよい。
また、上述した実施形態の説明に用いたブロック図(図2)は、機能ブロック図を示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/またはソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/または論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/または間接的に(例えば、有線及び/または無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
さらに、上述したUE200は、本発明の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、UE200のハードウェア構成の一例を示す図である。図10に示すように、UE200は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
UE200の各機能ブロック(図2参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)で構成されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、上述した実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及び/またはストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/または無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、情報の通知は、上述した実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC Connection Setupメッセージ、RRC Connection Reconfigurationメッセージなどであってもよい。
さらに、入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
上述した実施形態におけるシーケンス及びフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。
また、上述した実施形態において、eNB100によって行われるとした特定動作は、他のネットワークノード(装置)によって行われることもある。また、複数の他のネットワークノードの組み合わせによってeNB100の機能が提供されても構わない。
なお、本明細書で説明した用語及び/または本明細書の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、該当する記載がある場合、チャネル及び/またはシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用されてもよい。
さらに、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
eNB100(基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
UE200は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
また、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形の用語は、「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で使用した「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本明細書の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
なお、日本国特許出願第2017-017970号(2017年2月2日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
上述したユーザ装置及び無線通信方法によれば、RRCレイヤでの接続が確立されている状態でも、さらなるバッテリーセービングを図り得る。
10 無線通信システム
20 無線アクセスネットワーク
100 eNB
200 UE
201 測定報告部
203 受信状態制御部
210 PHYレイヤ
220 MACレイヤ
230 RLCレイヤ
240 PDCPレイヤ
250 RRCレイヤ

Claims (9)

  1. 無線リソース制御レイヤにおけるメッセージを無線アクセスネットワークに送信するユーザ装置であって、
    前記無線リソース制御レイヤでの接続が確立されている接続状態において、前記ユーザ装置を間欠受信状態に設定する受信状態制御部を備え、
    前記受信状態制御部は、前記ユーザ装置が前記間欠受信状態に設定されている場合、前記メッセージの送信を中止するユーザ装置。
  2. サービングセル及び近隣セルの少なくとも何れかの受信品質を含む測定報告を無線アクセスネットワークに送信する測定報告部を備え、
    前記測定報告部は、前記受信状態制御部によって前記ユーザ装置が前記間欠受信状態に設定されている場合、前記測定報告の送信を中止する請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 前記測定報告部は、媒体アクセス制御レイヤにおいて、前記測定報告と対応する対応信号の送信を中止する請求項2に記載のユーザ装置。
  4. 前記測定報告部は、前記無線リソース制御レイヤから通知される前記測定報告のインジケータに基づいて、前記対応信号の送信を中止する請求項3に記載のユーザ装置。
  5. 前記測定報告部は、前記無線リソース制御レイヤにおいて、前記測定報告の送信を中止する請求項2に記載のユーザ装置。
  6. 前記測定報告部は、前記ユーザ装置の前記間欠受信状態への遷移が媒体アクセス制御レイヤから通知されたことに基づいて、前記測定報告の送信を中止する請求項5に記載のユーザ装置。
  7. 前記測定報告部は、媒体アクセス制御レイヤにおいて、前記測定報告の送信中止を物理レイヤに通知する請求項2に記載のユーザ装置。
  8. 無線リソース制御レイヤにおけるメッセージを無線アクセスネットワークに送信するステップと、
    前記無線リソース制御レイヤでの接続が確立されている接続状態において、ユーザ装置を間欠受信状態に設定するステップと、
    前記ユーザ装置が前記間欠受信状態に設定されている場合、前記メッセージの送信を中止するステップと
    を含む無線通信方法。
  9. サービングセル及び近隣セルの少なくとも何れかの受信品質を含む測定報告を無線アクセスネットワークに送信するステップと、
    前記ユーザ装置が前記接続状態において、かつ前記間欠受信状態に設定されている場合、前記測定報告の送信を中止するステップと
    をさらに含む請求項8に記載の無線通信方法。
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