JP2023005975A - 端末及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態におけるDRXの設定をより柔軟に行う端末及び無線通信方法を提供する。【解決手段】無線通信システムにおいて、端末10は、RRCアイドル状態向けの第1DRX設定と、RRC非アクティブ状態向けの第2DRX設定とを受信する受信部101と、第2DRX設定として、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数に関する所定情報を受信した場合、RRC非アクティブ状態において、所定情報に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタする制御部103と、を有する。【選択図】図19

Description

本開示は、端末及び無線通信方法に関する。
国際標準化団体であるThird Generation Partnership Project(3GPP)では、第3.9世代の無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)であるLong Term Evolution(LTE)、第4世代のRATであるLTE-Advancedの後継として、第5世代(Fifth Generation:5G)のRATであるNew Radio(NR)のリリース15が仕様化されている(例えば、非特許文献1)。
3GPP TS 38.300 V15.11.0 (2020-09)
NRでは、無線信号を受信可能な期間を制限することで、端末の電力消費量を削減するDRX(Discontinuous reception)と呼ばれる技術が導入されている。また、NRでは、RRC(Radio Resource Control)アクティブ状態及びRRCアイドル状態に加えて、RRC非アクティブ状態と呼ばれるRRC状態が規定されている。RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態である端末は、ページング機会と呼ばれる期間で無線信号を受信し、ページング機会以外の期間では無線信号を受信しないように動作する。
現状のDRXの仕様では、RRCアイドル状態及びRRC非アクティブ状態で、ページング機会が重複する場合がある。ここで、何らかの理由で、端末が認識しているRRC状態と、ネットワーク(基地局及び/又はコアネットワーク)が認識しているRRC状態とが不一致になることがある。従って、RRC状態の不一致をより早く解消するために、RRCアイドル状態及びRRC非アクティブ状態で、ページング機会が重複しないように設定する方が望ましい場合が想定される。
本開示はこのような事情に鑑みてなされたものであり、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態におけるDRXの設定をより柔軟に行うことを可能とする端末及び無線通信方法を提供することを目的の一つとする。
本開示に係る端末は、RRCアイドル状態向けの第1DRX設定と、RRC非アクティブ状態向けの第2DRX設定とを受信する受信部と、前記第2DRX設定として、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数に関する所定情報を受信した場合、前記RRC非アクティブ状態において、前記所定情報に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタする制御部と、を有する。
本開示によれば、RRCアイドル状態又はRRC非アクティブ状態におけるDRXの設定をより柔軟に行うことを可能とする端末及び無線通信方法を提供することができる。
本実施形態に係る無線通信システムの概要の一例を示す図である。 端末の状態遷移の一例を示す図である。 DRX動作を説明するための図である。 eDRX動作を説明するための図である。 ページングフレーム及びページング機会の設定例を示す図である。 端末にDRXパラメータを設定する処理手順の一例を示すシーケンス図である。 非アクティブ状態におけるDRX制御の一例を示すフローチャートである。 パターン1におけるDRX動作例を説明する図である。 パターン1におけるTS38.304の仕様変更例を示す図である。 パターン1におけるTS38.331の仕様変更例を示す図である。 パターン2におけるDRX動作例を説明する図である。 パターン2におけるTS38.304の仕様変更例を示す図である。 パターン2におけるTS38.331の仕様変更例を示す図である。 パターン3におけるDRX動作例を説明する図である。 パターン3におけるTS38.304の仕様変更例を示す図である。 パターン3におけるTS38.331の仕様変更例を示す図である。 アイドル状態におけるPTWと非アクティブ状態におけるPTWが重複する場合の例を示す図である。 無線通信システム内の各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 端末の機能構成の一例を示す図である。 基地局の機能構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る無線通信システムの概要の一例を示す図である。図1に示すように、無線通信システム1は、端末10と、基地局20と、コアネットワーク30と、を含んでもよい。なお、図1に示す端末10、基地局20の数は例示にすぎず、図示する数に限られない。以下の説明において、コアネットワーク30及び/又は基地局20を「ネットワーク」と呼ぶことがある。
無線通信システム1の無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)としては、例えば、NRが想定されるが、これに限られず、例えば、LTE、LTE-Advanced又は第6世代以降のRAT等、種々のRATを利用できる。
端末10は、例えば、スマートフォンや、パーソナルコンピュータ、車載端末、車載装置、静止装置、テレマティクス制御ユニット(Telematics control unit:TCU)等、所定の端末又は装置である。端末10は、ユーザ装置(User Equipment:UE)、移動局(Mobile Station:MS)、端末(User Terminal)、無線装置(Radio apparatus)、加入者端末、アクセス端末等と呼ばれてもよい。端末10は、移動型であってもよいし、固定型であってもよい。端末10は、RATとして、例えば、NRを用いて通信可能に構成される。
ここで、NRのリリース17では、リリース15又は16で導入された高速大容量(enhanced Mobile Broadband:eMBB)、超高信頼低遅延(Ultra-reliable and Low Latency Communications:URLLC)向けの端末よりも低い性能や価格帯を想定した端末向けの機能をサポートすることが検討されている。当該端末は、低減能力(Reduced capability:RedCap)端末、デバイス等とも呼ばれ、例えば、産業用無線センサ(industrial wireless sensor)、監視カメラ(video surveillance)、ウエアラブルデバイス(wearable device)等に利用されることが想定されている。
RedCap端末は、省電力・広域通信(Low Power Wide Area:LPWA)向けの端末よりも高い性能を想定しており、RedCap端末が利用するキャリアは、例えば、20MHz、50MHz又は100MHz等の帯域幅であってもよい。また、RedCap端末によってサポートされる最大端末帯域幅(maximum UE bandwidth)は、例えば、Frequency Range 1(例えば、6GHz以下の周波数帯域)に対して20MHz、Frequency Range 2(例えば、6GHzよりも高い周波数帯域)に対して100MHzであってもよい。なお、LPWAには、例えば、カテゴリ1、LTE方式のRATで動作するLong Term Evolution for Machine-type-communication(LTE-M)及びNarrow Band IoT(NB-IoT)等がある。カテゴリ1の最大帯域幅は20MHzであり、LTE-Mの最大帯域幅は1.4MHz(6RB)であり、NB-IoTの最大帯域幅は180kHz(1RB)である。このように、RedCap端末は、eMBB、URLLC向けと、LPWA向けとの間のミドルレンジの端末として使用されることが想定されている。本実施形態に係る端末10には、RedCap端末、LPWA向けの端末も含む。
基地局20は、一以上のセルCを形成し、当該セルCを用いて端末10と通信する。セルCは、サービングセル、キャリア、コンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)等と相互に言い換えられてもよい。基地局20は、gNodeB(gNB)、en-gNB、Next Generation‐Radio Access Network(NG-RAN)ノード、eNB、低電力ノード(low-power node)、Central Unit(CU)、Distributed Unit(DU)、gNB-DU、Remote Radio Head(RRH)、Integrated Access and Backhaul/Backhauling(IAB)ノード等と呼ばれてもよい。基地局20は、一つのノードに限られず、複数のノード(例えば、DU等の下位ノードとCU等の上位ノードの組み合わせ)で構成されてもよい。
コアネットワーク30は、例えば、NRに対応したコアネットワーク(5G Core Network:5GC)であるが、これに限られない。コアネットワーク30上の装置(以下、「コアネットワーク装置」ともいう)は、端末10のページング、位置登録等の移動(mobility)管理を行う。コアネットワーク装置は、所定のインタフェース(例えば、S1又はNGインタフェース)を介して基地局20に接続されてもよい。
コアネットワーク装置は、例えば、アクセス及び移動管理等に関する情報を管理するAMF(Access and Mobility Management Function)、セッション管理を行うSMF(Session Management Function)、Uプレーンの伝送制御を行うUser Plane Function(UPF)、ネットワークスライスを管理するNSSF(Network Slice Selection Function)等の複数の機能の少なくとも1つを含む。これらの各機能は、1又は複数の物理的、若しくは論理的な装置に実装される。
無線通信システム1において、端末10は、基地局20からの下り(downlink:DL)信号の受信及び/又は基地局20への上り信号(uplink:UL)の送信を行う。端末10には、一以上のキャリアが設定(configure)されてもよい。各キャリアの帯域幅は、例えば、5MHz~400MHzである。一つのキャリアには、一つ又は複数の帯域幅部分(Bandwidth Part:BWP)が設定されてもよい。一つのBWPは、キャリアの少なくとも一部の帯域幅を有する。
<UE状態>
次に、NRで規定されている、端末10のRRC状態(RRC state)について説明する。端末10のRRC状態は、RRCアイドル状態(以下、「アイドル状態」と言う。)、RRC非アクティブ状態(以下、「非アクティブ状態」と言う。)、RRCコネクティッド状態(以下、「コネクティッド状態」と言う。)を含む。
図2は、端末10の状態遷移の一例を示す図である。図2において、アイドル状態は、端末10と基地局20との間のRRCコネクションが確立(establish)されていない状態であり、RRC_IDLE、アイドルモード、RRCアイドルモード等とも呼ばれる。
アイドル状態の端末10は、セル選択及び/又はセル再選択(以下、「セル選択/再選択」という)により選択されたセルCにキャンプオン(camp on)し、当該セルCで報知(broadcast)されるシステム情報を受信する。アイドル状態の端末10は、RRCコネクションが確立されると、コネクティッド状態に遷移する。
非アクティブ状態は、RRCコネクションが確立されているが、一時停止(suspend)された状態であり、RRC_INACTIVE、非アクティブモード、RRC非アクティブモード等とも呼ばれる。非アクティブ状態の端末10は、セル選択/再選択により選択されたセルCにキャンプオンし、当該セルCで報知されるシステム情報を受信する。非アクティブ状態は、アイドル状態と同様、端末10の省電力化を図ることが可能であるが、アイドル状態とは異なり、端末10と基地局20とコアネットワーク30で、RRCのコンテキスト及びNAS(Non Access Stratum)のコンテキストを保持している。
コアネットワーク30は、TA(Tracking Area)と呼ばれる単位で端末10の位置を管理しており、コアネットワーク30は、呼び出す端末10が存在するTAを構成する複数の基地局20に対し、ページングメッセージの送信を指示する。また、指示を受けた1以上の基地局20は、一斉にページングメッセージを送信する。
また、NRでは、TA(Tracking Area)を細分化したエリアであるRAN通知エリア(RAN Notification Area:RNA)が新たに定義され、基地局20は、コネクティッド状態及び非アクティブ状態の端末10が存在するRAN通知エリアを管理する。また、NRでは、非アクティブ状態である端末10を呼び出す場合に用いられる、RAN通知エリアの単位でページング処理を行う「RANページング(RAN paging, RAN initiated paging)」と呼ばれる技術が導入されている。RANページングでは、非アクティブ状態の端末10が存在するRAN通知エリアを構成する複数の基地局20から一斉にページング信号(「ページングメッセージ」とも言う。)が送信される。ページング信号を受信した非アクティブ状態の端末10は、RRCコネクションを再開(resume)し、コネクティッド状態に遷移する。
一方、コアネットワーク30の指示によりアイドル状態の端末10を呼び出す場合に用いられる処理を、「CNページング(CN paging, CN initiated paging)」と言う。CNページングでは、アイドル状態の端末10が存在するTAを構成する複数の基地局20から一斉にページング信号が送信される。ページング信号を受信したアイドル状態の端末10は、ページング信号を受信したことを端末10の上位レイヤ(NASレイヤ)に通知する。RRCレイヤは、NASレイヤからの指示によりRRCコネクションを確立し、コネクティッド状態に遷移する。
本実施形態では、CNページングとRANページングを区別しない場合、「ページング」と言う。CNページングでは、端末10の識別子として、コアネットワークで用いられる端末10の識別子(例えば、5G-S-TMSI(5G S-Temporary Mobile Subscriber Identity))が用いられる。また、RANページングでは、端末10の識別子として、基地局20で用いられる端末10の識別子(例えば、full I-RNTI(Inactive- Radio Network Temporary Identity))が用いられる。当該識別子は、端末10が非アクティブ状態に遷移する際に基地局20から通知される。ページングメッセージには、呼び出す対象の端末10ごとにページングレコード(Paging record)が含まれる。各ページングレコードには、端末10の識別子が含まれる。
コネクティッド状態は、上記RRCコネクションが確立されている状態であり、RRC_CONNECTED、コネクティッドモード、RRCコネクティッドモード等とも呼ばれる。コネクティッド状態の端末10は、下り制御チャネル(PDCCH(Physical Downlink Control Channel))をモニタリングして、検出されたDCI(Downlink Control Information)に基づいて下り共通チャネル(PDSCH(Physical Downlink Shared Channel))の受信を制御する。コネクティッド状態の端末10は、RRCコネクションが解放(release)されるとアイドル状態に遷移し、RRCコネクションが一時停止(Suspend)されると非アクティブ状態に遷移する。
<DRX及びeDRX技術>
NRでは、時間の長さが可変長であるスロット(例:サブキャリアが15kHzの場合、1スロットは1ms)と、時間の長さが1msであるサブフレーム(Subframe)と、時間の長さが10msである無線フレーム(Radio Frame)と、時間の長さが10.24秒であるハイパーフレーム(Hyperframe)が規定されている。無線フレームの位置は、0~1023番までのSFN(System Frame Number)により表される。また、1024個の無線フレームより長い時間を管理するため、0~1023番のSFN(つまり10.24秒)の長さであるハイパーフレームが規定されている。ハイパーフレームは、0~1023番号までのH-SFN(Hyper-SFN)により表される。
図3は、DRX動作を説明するための図である。アイドル状態又は非アクティブ状態である端末10は、端末10の消費電力を削減するために、ページング機会(PO:Paging Occasion)と呼ばれる期間で、下り制御チャネル(PDCCH)(より詳細には下り制御チャネル候補(PDCCH candidates))をモニタする(以下、「ページング機会をモニタする」と言う。)ことで、無線信号を受信する。端末10が受信する無線信号には、ページング信号及び/又はショートメッセージが含まれる。ショートメッセージは、DCI1_0で送信されるメッセージであり、システム情報の変更(systemInfoModification)、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)及び/又はCMAS(Commercial Mobile Alert Service)を端末10に通知するために用いられる。
基地局20は、端末10がアイドル状態又は非アクティブ状態である場合、PO期間で無線信号を送信し、それ以外の期間では無線信号を送信しない。ページング信号を受信した端末10は、基地局20との間で通信を確立させ、コネクティッド状態に遷移する。DRXサイクルは最大2.56秒(2560無線フレーム)である。
ページングフレーム(PF:Paging Frame)は、端末10が無線信号をモニタするページング機会と関連づけられている。端末10が無線信号をモニタするページング機会は、ページングフレームの中に含まれていてもよいし、ページングフレームより後であってもよい。端末10がモニタするページング機会は、DRXサイクルごとに1つであってもよい。
ここで、ページングフレームは、以下の数式1を満たすSFNであってもよい。
(数式1)
(SFN + PF_offset) mod T = (T div N)*(UE_ID mod N)
「T」は、DRXサイクルを示し、1又は複数の無線フレームの長さで設定される。現状のNR仕様では、T=32、64、128及び256の中から選択可能である。「N」は、DRXサイクル内のページングフレーム合計数を示す。現状のNR仕様では、N=T/1、T/4、T/8及びT/16の中からいずれか1つを設定可能である。例えば、DRXサイクルが32であり、かつN=T/16である場合、N=32/16=2になる。「PF_offset」は、ページングフレームの決定のために用いられるオフセット値である。「UE_ID」は、例えば、「5G S-TMIS mod 1024」の値であってもよい。
次に、ページング機会は、以下に示す数式2により算出される、ページング機会のインデックス(Index(i_s))に基づいて決定されてもよい。
(数式2)
i_s = floor (UE_ID/N) mod Ns
「Ns」は、1つのページングフレームにおけるページング機会の数を示す。
図3は、DRXサイクルが32無線フレームであり、Nの値が2であり、PF_offsetが0であり、Ns=2の場合における、ページングフレーム及びページング機会の例を示している。DRXサイクルが32無線フレームであり、かつ、Nの値が2であることから、16無線フレームごとにページングフレームが存在する。もし、Nの値が4になると、8無線フレームごとにページングフレームが存在することになる。
ここで、ある1つの端末10に対するページングフレームのSFNは、数式1に基づいて算出される。例えば図3の例では、SFN=0、32及び64がページングフレームになる端末10と、SFN=16及び48がページングフレームになる端末10とが存在する。各端末10のページングフレームがどちらになるのかは、端末10のUE_IDにより決定される。
端末10のページング機会は、数式2に基づいて算出される、i_sの値に基づいて決定される。もし、Ns=2の場合、i_sの値は、0又は1のいずれかになる。各端末10のi_sの値が、0になるか1になるのかは、端末10のUE_IDにより決定される。各ページングフレームは、1又は複数のページング機会又はページング機会の開始ポイントを含んでいる。言い換えると、各ページングフレームは、1又は複数のページング機会に対応づけられている。また、1つのページング機会は、ページングサーチスペース設定等に従って定められる、複数のPDCCHモニタリング機会(PDCCH monitoring occasions)の1つのセットである。各ページングフレームに対応する1又は複数のページング機会の中で、どのページング機会が、端末10がモニタすべきページング機会に対応するのかは、各端末10のi_sの値に基づいて決定される。例えば、i_s=0である端末10の場合、各ページングフレームに1又は複数対応づけられるページング機会のうち、i_s=0に対応するページング機会が、当該端末10のページング機会に対応する。同様に、i_s=1である端末10の場合、各ページングフレームに1又は複数対応づけられるページング機会のうち、i_s=1に対応するページング機会が、当該端末10のページング機会に対応する。
DRXサイクル、「N」、「PF_offset」及び「Ns」等のDRX動作を決定するパラメータ(以下、「DRXパラメータ」と言う。)は、上位レイヤ(NAS(Non Access Stratum))のメッセージ、RRCメッセージ又はシステム情報(SIB(System Information Block))等を用いて端末10に設定される。また、アイドル状態向けのDRXパラメータ(アイドル状態に適用されるDRXパラメータ)と、非アクティブ状態向けのDRXパラメータ(非アクティブ状態に適用されるDRXパラメータ)は、同一でもよいし異なっていてもよい。
図4は、eDRX動作を説明するための図である。eDRXが設定された端末10は、図4に示すように、アイドル状態又は非アクティブ状態において、PTW(Paging Time Window)と呼ばれる期間内に存在するページング機会をモニタすることで、無線信号を受信する。PTWは、PH(Paging Hyperframe)と呼ばれるハイパーフレーム内に1つ設定される。PHは、eDRXサイクル毎に1つ存在することとしてもよい。
ここで、PHは、以下の数式10を満たすH-SFNであってもよい。
(数式10)
H-SFN mod TeDRX,H = (UE_ID_H mod TeDRX,H)
「TeDRX,H」は、eDRXサイクルを示し、ハイパーフレームの整数倍の長さで設定される。UE_ID_Hは、5G-S-TMSI(5G S-Temporary Mobile Subscriber Identity)に基づいて定められるハッシュID(Hashed ID)の最上位10又は12ビットであってもよい。
PTWの開始位置(PTW_start)(開始タイミング)であるSFNは、以下の数式11及び数式12で表されてもよい。
(数式11)
SFN = 256 * ieDRX
(数式12)
ieDRX=floor(UE_ID_H/TeDRX,H) mod 4
PTWの終了位置(PTW_end)(終了タイミング)であるSFNは、以下の数式13で表されてもよい。
(数式13)
SFN = (PTW_start+L*100-1) mod 1024
Lは、PTWの時間長(Paging Time Window length)である。eDRXサイクル及びPTWの時間長等のeDRX動作を決定するパラメータ(以下、「eDRXパラメータ」と言う。)は、上位レイヤ(NAS(Non Access Stratum))のメッセージ、RRCメッセージ又はシステム情報等を用いて端末10に設定される。アイドル状態向けのeDRXパラメータ(アイドル状態に適用されるeDRXパラメータ)と、非アクティブ状態向けのDRXパラメータ(非アクティブ状態に適用されるeDRXパラメータ)は、同一でもよいし異なっていてもよい。
<ページング機会の重複>
現状のNR仕様では、端末10は、非アクティブ状態である場合、アイドル状態向けのDRXパラメータと、非アクティブ状態向けのDRXパラメータとの両方に従って、RANページング及びCNページングの両方をモニタすることが規定されている。
また、現在のNR仕様では、アイドル状態向けのDRXパラメータはシステム情報を用いて設定され、非アクティブ状態向けのDRXパラメータは、RRC解放メッセージ(RRC Release)を用いて設定される。また、システム情報で設定されるアイドル状態向けのDRXパラメータには、DRXサイクル、「N」、「PF_offset」及び「Ns」が含まれる。また、RRC解放メッセージには、DRXサイクルのみが含まれる。従って、端末10は、システム情報で設定された「N」、「PF_offset」及び「Ns」を、非アクティブ状態向けのDRXパラメータに流用する。このように、現在のNR仕様では、非アクティブ状態向けのDRXパラメータは、アイドル状態向けのDRXパラメータを一部流用していることから、アイドル状態のページング機会と、非アクティブ状態のページング機会が重複する場合がある。
図5は、ページングフレーム及びページング機会の設定例を示す図である。図5の上段は、非アクティブ状態向けのDRX設定例であり、図5の下段は、アイドル状態向けのDRX設定例である。図5において、ある端末10における非アクティブ状態でのページングフレームは、PF10、PF14、PF18、PF22及びPF26であり、アイドル状態でのページングフレームは、PF100、PF108及びPF116であるものとする。このように、非アクティブ状態におけるページング機会のうち2回に1回、すなわち、PF10、PF18及びPF26に対応するページング機会については、アイドル状態におけるページング機会と重複することになる。
通常、端末10で管理されるRRC状態と、ネットワークで管理されるRRC状態は一致しているが、例えば、基地局20のソフトウェア異常等でUEのコンテキスト(RRCのコンテキスト)失われた場合など、何らかの理由で端末10のRRC状態が、端末10とネットワークとの間で不一致になることがある。RRC状態の不一致は、端末10が、RANページング又はCNページングのいずれかを受信し、端末10がコネクティッド状態に遷移することで解消可能である。従って、RRC状態の不一致を早期に解消可能とするためには、アイドル状態と非アクティブ状態とでページング機会が重複しないように設定することでページング機会を増やし、ページングが生じた場合に、端末10がCNページング又はRANページングをより早く受信可能とすることが望ましいと考えられる。更に、何らかの理由で、RANページングとCNページングとが同時に生じた場合、基地局20は、最初に到来するページング機会ではCNページングとRANページングのいずれかを優先して送信し、優先されなかった方のページング信号については、次のページング機会で送信することが考えられる。この場合、基地局20は、次のページング機会までページング信号をバッファしていく必要があり、更に、ページング信号の送信も遅延することになる。このように、ページング機会が重複することで、基地局20のバッファを圧迫したり、ページング信号の送信が遅延したりする可能性も考えられる。一方で、ページング機会を増やすことは、端末10の電力消費量の増加を招くことにもなる。従って、電力消費量とのバランスを考慮しながら、ページング機会をより柔軟に設定可能とすることが望ましい。
<処理手順>
図6は、端末10にDRXパラメータを設定する処理手順の一例を示すシーケンス図である。以下の説明において、ページングフレームとページング機会との位置関係は、アイドル状態と非アクティブ状態とを含む全てのページングフレームで同一であるものとする(つまりi_sの値はアイドル状態と非アクティブ状態とで同一)。例えば、ページングフレームにおける最初のシンボルから数えて10番目のシンボルがページング機会に該当する端末10は、全てのページングフレームにおいて、最初のシンボルから数えて10番目のシンボルがページング機会に該当するものとする。
ステップS100で、基地局20は、アイドル状態向けのDRXパラメータの設定を含むシステム情報(SIB)を送信する。
ステップS101で、端末10は、システム情報に含まれるアイドル状態向けDRXパラメータを設定する(つまり、アイドル状態向けDRXパラメータを記憶装置に格納する)。システム情報に含まれるアイドル状態向けDRXパラメータは、より詳細には、SIB1で送信される情報要素のうちPCCH-Configに含まれる、「defaultPagingCycle」、「nAndPagingFrameOffset」及び「ns」であってもよい。「defaultPagingCycle」はDRXサイクルを示し、「nAndPagingFrameOffset」は「N」及び「PF_offset」を示す。その後、端末10は、アクティブ状態に遷移したものとする。
ステップS102で、基地局20は、端末10に対し、アクティブ状態から非アクティブ状態への遷移を指示する際、サスペンド設定(SuspendConfig)を含むRRC解放メッセージ(RRC Release)を、端末10に送信する。サスペンド設定には、非アクティブ状態向けDRXパラメータが含まれている。
ステップS103で、端末10は、RRC解放メッセージに含まれる、非アクティブ状態向けDRXパラメータを設定する(DRXパラメータを記憶装置に格納する)し、非アクティブ状態に遷移する。このとき、端末10は、DRX動作に必要なDRXパラメータ(例えば、DRXサイクル、N、PF_offset及びNs等)のうち、RRC解放メッセージに含まれていないDRXパラメータについては、アイドル状態向けのDRXパラメータを流用することで、非アクティブ状態向けのDRXパラメータを設定する。
非アクティブ状態に遷移した端末10は、アイドル状態向けDRXパラメータ及び非アクティブ状態向けDRXパラメータの両方に従って、アイドル状態のページング機会と非アクティブ状態のページング機会をモニタする。
端末10は、アイドル状態に遷移した場合、アイドル状態向けのDRXパラメータに従ってページング機会をモニタするようにしてもよい。若しくは、端末10は、最後に非アクティブ状態に遷移した時に設定された非アクティブ状態向けのDRXパラメータと、アイドル状態向けのDRXパラメータの両方に従って、アイドル状態のページング機会と非アクティブ状態のページング機会をモニタするようにしてもよい。
以上説明したDRXパラメータの設定方法は一例であり、例えば、アイドル状態向けのDRXパラメータ及び/又は非アクティブ状態向けのDRXパラメータは、NASメッセージにより設定されてもよい。また、非アクティブ状態向けDRXパラメータは、RRC解放メッセージに限定されず、他のメッセージを用いて端末10に設定されてもよい。当該他のメッセージは、例えば、RRC再設定(RRCReconfiguration)メッセージ、RRC再確立(RRCReestablishment)メッセージ、RRC再開要求(RRCResumeRequest/RRCResumeRequest1)メッセージ、RRC再開(RRCResume)メッセージ、RRCセットアップ(RRCSetup)メッセージ、又は、システム情報(SIB1、SIB2等)であってもよい。
図7は、非アクティブ状態におけるDRX制御の一例を示すフローチャートである。図7の処理手順は、図6のステップS102でRRCメッセージを受信した際の処理手順を詳細化したものである。
ステップS200で、端末10は、サスペンド設定を含むRRC解放メッセージを受信すると、非アクティブ状態に遷移する。
ステップS201で、端末10は、RRC解放メッセージのサスペンド設定に、特定フラグが含まれているか否かを判定する。特定フラグが含まれていない場合はステップS202の処理手順に進み、特定フラグが含まれている場合はステップS203の処理手順に進む。「特定フラグ」は、非アクティブ状態向けのDRXパラメータを変更することを指示する情報要素と定義されてもよい。
ステップS202で、端末10は、基地局20から設定されたアイドル状態向けのDRXパラメータ及び非アクティブ状態向けのDRXパラメータに従って、DRX制御を行う。
ステップS203で、端末10は、特定フラグに従って、非アクティブ状態向けのDRXパラメータを変更する。また、端末10は、基地局20から設定されたアイドル状態向けのDRXパラメータ、及び、特定フラグに従って変更した非アクティブ状態向けのDRXパラメータに従って、DRX制御を行う。
<特定フラグが含まれる場合の処理>
続いて、RRC解放メッセージのサスペンド設定に、特定フラグが含まれる場合の処理手順を説明する。
(パターン1)
パターン1の場合、特定フラグは、アイドル状態の「PF_offset」に加算する「追加のオフセット値」である。端末10は、RRC解放メッセージに「追加のオフセット値」が含まれる場合、アイドル状態における「PF_offset」の値を、「追加のオフセット値」を加算した値に変更し、変更した「PF_offset」を数式1に代入することで、ページングフレームを算出する。また、端末10は、RRC解放メッセージに特定フラグが含まれていない場合、アイドル状態における「PF_offset」を、非アクティブ状態における「PF_offset」に流用する。
図8は、パターン1におけるDRX動作例を説明する図である。図8において、端末10は、非アクティブ状態におけるページングフレームのうちPF10、PF18及びPF26が、それぞれ、アイドル状態におけるページングフレームPF100、PF108及びPF116と重複しているものとする。
図8の例は、端末10に対し「追加のオフセット値=Y」を示す特定フラグが設定された場合を示している。この場合、端末10は、「PF_offset=0」の値にYを加算した値、すなわち、「PF_offset=Y」を数式1に代入することで、自身のページングフレームを算出する。「PF_offset」の値が増加することで、各ページングフレームがオフセット分だけ移動することになる。これにより、非アクティブ状態におけるページング機会とアイドル状態におけるページング機会との重複を解消することができ、ページング機会より柔軟に設定することが可能になる。
図9は、パターン1におけるTS38.304の仕様変更例を示す図である。図10は、パターン1におけるTS38.331の仕様変更例を示す図である。図10に示す「ran-PagingFrameOffset-r17」は、特定フラグに対応する。
(パターン2)
パターン2の場合、特定フラグは、非アクティブ状態向けの「N」を示す値である。「N」を示す値は、Nの値そのもの(例えばN=2,4,8及び16等)であってもよいし、Nを間接的に示す値(例えばN=T/1、T/4、T/8及びT/16等)であってもよい。端末10は、特定フラグとして「N」を示す値が含まれる場合、当該「N」を示す値を、数式1の「N」に代入することで、ページングフレームを算出する。また、端末10は、RRC解放メッセージに特定フラグが含まれていない場合、アイドル状態における「N」を示す値を、非アクティブ状態における「N」を示す値に流用する。
図11は、パターン2におけるDRX動作例を説明する図である。図11において、端末10は、非アクティブ状態におけるページングフレームのうちPF10、PF18及びPF26が、アイドル状態におけるページングフレームPF100、PF108及びPF116と重複しているものとする。
図11の例は、端末10に対し「N」=X(ここではX=4とする)を示す特定フラグが設定された場合を示している。この場合、端末10は、「N=X」を数式1に代入することで、自身のページングフレームを算出する。ここで、特定フラグが存在する場合のNは、少なくとも、アイドル状態の「N」よりも大きな数であるとする。
「N」が増加することで、ページングフレームの数が増加することになる。例えば、「N」が2から4に変更された場合、ページングフレームの数は2倍に増加する。例えば、図11に示すように、「N」が2から4に変更されることで、PF11、PF13、PF15、PF17、PF19、PF21、PF23及びPF25が、新たなページングフレームとして追加される。数式1には、UE_IDが含まれていることから、各端末10に割り当てられているページングフレームは、増加した新たなページングフレーム全体に分散することになる。これにより、端末10のUE_IDによっては、Nの値が増加することで、非アクティブ状態のページングフレームが、アイドル状態におけるページングフレームと重複しないページングフレームに移動する可能性がある。例えば、N=2の場合には、PF10、PF18及びPF26が、非アクティブ状態におけるページングフレームに対応していたが、N=4に変更されることで、PF11及びPF19や、PF13及びPF21が、非アクティブ状態におけるページングフレームに変化する端末10が存在する。
このように、Nの値が増加することで、非アクティブ状態におけるページングフレームとアイドル状態におけるページングフレームとが重複しなくなる端末10が存在することから、非アクティブ状態におけるページング機会とアイドル状態におけるページング機会との重複を解消することができ、ページング機会より柔軟に設定することが可能になる。
図12は、パターン2におけるTS38.304の仕様変更例を示す図である。図13は、パターン2におけるTS38.331の仕様変更例を示す図である。図13に示す「ran-PagingFrameN-r17」は、特定フラグに対応する。
(パターン3)
パターン3の場合、特定フラグは、アイドル状態の「PF_offset」に加算する「追加のオフセット値」及び非アクティブ状態の「N」を示す値である。すなわち、パターン3は、パターン1とパターン2を組み合わせたものである。パターン3の説明において特に言及しない点は、パターン1又はパターン2と同一でよい。
図14は、パターン3におけるDRX動作例を説明する図である。図14において、端末10は、非アクティブ状態におけるページングフレームのうちPF10、PF18及びPF26が、アイドル状態におけるページングフレームPF100、PF108及びPF116と重複しているものとする。
図14の例は、端末10に対し「追加のオフセット値=Y」を示す特定フラグが設定され、更に、「N」=X(ここではX=4とする)を示す特定フラグが設定された場合を示している。この場合、端末10は、「PF_offset=0」の値にYを加算した値、すなわち、「PF_offset=Y」及び「N=X」を数式1に代入することで、自身のページングフレームを算出する。ここで、特定フラグが存在する場合のNは、少なくとも、特定フラグが存在しない場合における非アクティブ状態向けの「N」よりも大きな数である。
N増加することで、ページングフレームの数が増加することになる。更に、「PF_offset」の値が増加することで、各ページングフレームが移動することになる。これにより、非アクティブ状態におけるページング機会とアイドル状態におけるページング機会との重複を解消することができ、ページング機会より柔軟に設定することが可能になる。
図15は、パターン3におけるTS38.304の仕様変更例を示す図である。図16は、パターン3におけるTS38.331の仕様変更例を示す図である。図16に示す「ran-PagingFrameOffset-r17」及び「ran-PagingFrameN-r17」及びは、特定フラグに対応する。
<変形例>
特定フラグは、RRC解放メッセージに限定されず、他のメッセージを用いて端末10に設定されてもよい。当該他のメッセージは、例えば、RRC再設定(RRCReconfiguration)メッセージ、RRC再確立(RRCReestablishment)メッセージ、RRC再開要求(RRCResumeRequest/RRCResumeRequest1)メッセージ、RRC再開(RRCResume)メッセージ、RRCセットアップ(RRCSetup)メッセージ、又は、システム情報(SIB1、SIB2等)であってもよい。
パターン1及びパターン3において、「特定フラグ」は、アイドル状態の「PF_offset」に加算する「追加のオフセット値」ではなく、非アクティブ状態向けの「PF_offset」を示す値であってもよい。つまり、端末10は、RRC解放メッセージに非アクティブ状態向けの「PF_offset」が含まれる場合、当該「PF_offset」を数式1に代入することで、ページングフレームを算出するようにしてもよい。
パターン2及びパターン3において、「特定フラグ」は、アイドル状態の「N」に加算する値であってもよい。つまり、端末10は、RRC解放メッセージに「Nに加算する値」が含まれる場合、端末10「N」に「Nに加算する値」を加算したNを数式1に代入することで、ページングフレームを算出するようにしてもよい。
端末10は、アイドル状態におけるPTWと非アクティブ状態におけるPTWとが重複する期間、若しくは、アイドル状態におけるPTWと非アクティブ状態におけるPTWとが重複するPHにおいて、パターン1~パターン3で説明したDRXパラメータの変更処理を実行するようにしてもよい。
図17は、端末10がeDRX動作を行う場合に、アイドル状態におけるPTWと非アクティブ状態におけるPTWが重複する場合の例を示している。端末10は、アイドル状態におけるPTWと非アクティブ状態におけるPTWが重複する期間、若しくは、アイドル状態におけるPTWと非アクティブ状態におけるPTWとが重複するPHにおいて、特定フラグに基づいてDRXパラメータを変更し、変更したDRXパラメータでDRX制御を行うようにしてもよい(すなわち図7のステップS203の処理手順を実行する)。また、アイドル状態におけるPTWと非アクティブ状態におけるPTWが重複しない場合、端末10は、特定フラグに基づいてDRXパラメータを変更する処理を行わずに、設定されたDRXパラメータでDRX制御を行うようにしてもよい(すなわち図7のステップS202の処理手順を実行する)。
<ハードウェア構成>
図18は、無線通信システム内の各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。無線通信システム1内の各装置(例えば、端末10、基地局20、コアネットワーク30など)は、プロセッサ11、記憶装置12、有線又は無線通信を行う通信装置13、各種の入力操作を受け付ける入力装置や各種情報の出力を行う入出力装置14を含む。
プロセッサ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、無線通信システム1内の各装置を制御する。プロセッサ11は、プログラムを記憶装置12から読み出して実行することで、本実施形態で説明する各種の処理を実行してもよい。無線通信システム1内の各装置は、1又は複数のプロセッサ11により構成されていてもよい。また、当該各装置は、コンピュータと呼ばれてもよい。
記憶装置12は、例えば、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)及び/又はSSD(Solid State Drive)等のストレージから構成される。記憶装置12は、プロセッサ11による処理の実行に必要な各種情報(例えば、プロセッサ11によって実行されるプログラム等)を記憶してもよい。
通信装置13は、有線及び/又は無線ネットワークを介して通信を行う装置であり、例えば、ネットワークカード、通信モジュール、チップ、アンテナ等を含んでもよい。また、通信装置13には、アンプ、無線信号に関する処理を行うRF(Radio Frequency)装置と、ベースバンド信号処理を行うBB(BaseBand)装置とを含んでいてもよい。
RF装置は、例えば、BB装置から受信したデジタルベースバンド信号に対して、D/A変換、変調、周波数変換、電力増幅等を行うことで、アンテナから送信する無線信号を生成する。また、RF装置は、アンテナから受信した無線信号に対して、周波数変換、復調、A/D変換等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成してBB装置に送信する。BB装置は、デジタルベースバンド信号をパケットに変換する処理、及び、パケットをデジタルベースバンド信号に変換する処理を行う。
入出力装置14は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス及び/又はマイク等の入力装置と、例えば、ディスプレイ及び/又はスピーカ等の出力装置とを含む。
以上説明したハードウェア構成は一例に過ぎない。無線通信システム1内の各装置は、図18に記載したハードウェアの一部が省略されていてもよいし、図18に記載されていないハードウェアを備えていてもよい。また、図18に示すハードウェアが1又は複数のチップにより構成されていてもよい。
<機能構成>
(端末)
図19は、端末10の機能構成の一例を示す図である。端末10は、受信部101と、送信部102と、制御部103とを含む。受信部101と送信部102とが実現する機能の全部又は一部は、通信装置13を用いて実現することができる。また、受信部101と送信部102とが実現する機能の全部又は一部と、制御部103とは、プロセッサ11が、記憶装置12に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。また、当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体(Non-transitory computer readable medium)であってもよい。非一時的な記憶媒体は特に限定されないが、例えば、USBメモリ又はCD-ROM等の記憶媒体であってもよい。
受信部101は、下り信号を受信する。また、受信部101は、下り信号を介して伝送された情報及び/又はデータを受信してもよい。ここで、「受信する」とは、例えば、無線信号の受信、デマッピング、復調、復号、モニタリング、測定の少なくとも一つ等の受信に関する処理を行うことを含んでもよい。
また、受信部101は、アイドル状態向けのDRXパラメータと、非アクティブ状態向けのDRXパラメータとを受信する。
送信部102は、上り信号を送信する。また、送信部102は、上り信号を介して伝送される情報及び/又はデータを送信してもよい。ここで、「送信する」とは、例えば、符号化、変調、マッピング、無線信号の送信の少なくとも一つ等の送信に関する処理を行うことを含んでもよい。
制御部103は、受信部101で受信したDRXパラメータに基づいて、DRXに関する各種の処理を行う。また、制御部103は、非アクティブ状態向けのDRXパラメータとして、ページングフレームを決定するためのオフセット値(PF_offset)に関する情報を示す特定フラグを受信した場合、RRC非アクティブ状態において、当該特定フラグに基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタする。
ここで、特定フラグは、アイドル状態向けDRXパラメータで示される、ページングフレームを決定するための第1オフセット値(PF_offset)に追加する追加オフセット値を示してもよい。つまり、特定フラグは、アイドル状態向けの第1オフセット値(PF_offset)に追加オフセット値を加算することで、非アクティブ状態向けのオフセット値(PF_offset)が決定されることを示してもよい。また、制御部103は、非アクティブ状態において、アイドル状態向けDRXパラメータで示される第1オフセット値に、当該追加オフセット値を加算したオフセット値に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタするようにしてもよい。例えば、端末10は、アイドル状態に適用するDRXパラメータに含まれる「PF_offset」に、特定フラグで示される追加オフセット値を加算することで求めた「PF_offset」を、非アクティブ状態に適用する「PF_offset」とするようにしてもよい(パターン1に対応)。
また、特定フラグは、非アクティブ状態のページングフレームを決定するための第2オフセット値(PF_offset)を示してもよい。また、制御部103は、非アクティブ状態向けDRXパラメータで示される第2オフセット値(PF_offset)に基づいて決定されるページングフレーム、に対応するページング機会をモニタするようにしてもよい。例えば、端末10は、非アクティブ状態に適用するDRXパラメータとして設定されたDRXパラメータに「PF_offset」が含まれていない場合、特定フラグで示される「PF_offset」を、非アクティブ状態に適用する「PF_offset」とするようにしてもよい(変形例に対応)。
また、制御部103は、特定フラグを受信しなかった場合、非アクティブ状態において、アイドル状態向けDRXパラメータで示される、ページングフレームを決定するためのオフセット値(PF_offset)に基づいて決定されるページングフレーム、に対応するページング機会をモニタするようにしてもよい。
また、特定フラグは、ページングフレームを決定するためのオフセット値(PF_offset)に関する情報(追加オフセット値又は第2オフセット値)と、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数(N)に関する情報であってもよい。また、制御部103は、非アクティブ状態において、特定フラグ(PF_offset及びN)に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタするようにしてもよい(パターン3に対応)。
また、制御部103は、非アクティブ状態向けDRXパラメータとして、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数(N)に関する情報である特定フラグを受信した場合、非アクティブ状態において、当該特定フラグに基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタするようにしてもよい。また、制御部103は、特定フラグを受信しなかった場合、非アクティブ状態において、アイドル状態向けDRXパラメータで示される、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数を示す情報、に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタするようにしてもよい(パターン2に対応)。
ここで、特定フラグは、非アクティブ状態のページングフレームを決定するための、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数(N)を示す値(つまり、直接的に示す値)であってもよい。制御部103は、特定フラグを受信した場合、非アクティブ状態において、当該特定フラグで示される、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタするようにしてもよい。
また、特定フラグは、アイドル状態向けDRXパラメータで示される、ページングフレームを決定するための1DRXサイクルあたりのページングフレームの数に追加するページングフレーム追加数を示してもよい。制御部103は、特定フラグを受信した場合、非アクティブ状態において、アイドル状態向けDRXパラメータで示される、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数に、当該ページングフレーム追加数を加算した数に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタするようにしてもよい(変形例に対応)。
図20は、基地局20の機能構成の一例を示す図である。基地局20は、受信部201と、送信部202と、制御部203とを含む。受信部201と送信部202とが実現する機能の全部又は一部は、通信装置13を用いて実現することができる。また、受信部201と送信部202とが実現する機能の全部又は一部と、制御部103とは、プロセッサ11が、記憶装置12に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。また、当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体であってもよい。非一時的な記憶媒体は特に限定されないが、例えば、USBメモリ又はCD-ROM等の記憶媒体であってもよい。
受信部201は、上り信号を受信する。また、受信部201は、上記上り信号を介して伝送された情報及び/又はデータを受信してもよい。
送信部202は、下り信号を送信する。また、送信部202は、上記下り信号を介して伝送される情報及び/又はデータを送信してもよい。また、送信部202は、例えばシステム情報を介して、アイドル状態向けDRXパラメータを端末10に送信する。また、送信部202は、RRCメッセージ(例えばRRC解放メッセージ)を介して、非アクティブ状態向けDRXパラメータを端末10に送信する。また、送信部202は、特定フラグを含むRRCメッセージ(例えばRRC解放メッセージ)を、端末10に送信する。
制御部203は、端末10に対する上りリソース及び下りリソースの割り当て等を行う。例えば、制御部203は、端末10からスケジューリングリクエストを受信した場合に、端末10に対し、上りデータを送信するためのリソースの割り当て(上りリンクのスケジューリング)を行う。また、制御部203は、各端末10に設定されるページング機会で、無線信号(ページング信号及び/又はショートメッセージ)を送信する。
<補足>
DRXパラメータは、DRX設定の一例である。特定フラグは、所定情報の一例である。アイドル状態向けのDRX設定は、第1DRX設定の一例である。非アクティブ状態向けのDRX設定は、第2DRX設定の一例である。
DRXは、間欠受信及び受診間隔制御などと呼ばれてもよい。eDRXは、拡張間欠受信及び拡張受信間隔制御などと呼ばれてもよい。DRXサイクルは、ページングサイクルと呼ばれてもよい。eDRXサイクルは、拡張ページングサイクルと呼ばれてもよい。ページング機会は、ページング受信期間及びページング受信タイミングなどと呼ばれてもよい。
アイドル状態向けのDRXパラメータは、デフォルトDRXパラメータ、システム情報で通知されるDRXパラメータ、CNページング用DRXパラメータなどと呼ばれてもよい。また、非アクティブ状態向けのDRXパラメータは、サスペンド設定におけるDRXパラメータなどと呼ばれてもよい。RANページング用DRXパラメータなどと呼ばれてもよい。システム情報は報知情報と呼ばれてもよい。
上記実施形態における各種の信号、情報、パラメータは、どのようなレイヤでシグナリングされてもよい。すなわち、上記各種の信号、情報、パラメータは、上位レイヤ(例えば、NASレイヤ、RRCレイヤ、MACレイヤ等)、下位レイヤ(例えば、物理レイヤ)等のどのレイヤの信号、情報、パラメータに置き換えられてもよい。また、所定情報の通知は明示的に行うものに限られず、黙示的に(例えば、情報を通知しないことや他の情報を用いることによって)行われてもよい。
また、上記実施形態における各種の信号、情報、パラメータ、IE、チャネル、時間単位及び周波数単位の名称は、例示にすぎず、他の名称に置き換えられてもよい。例えば、スロットは、所定数のシンボルを有する時間単位であれば、どのような名称であってもよい。また、RBは、所定数のサブキャリアを有する周波数単位であれば、どのような名称であってもよい。
また、上記実施形態における端末10の用途(例えば、RedCap、IoT向け等)は、例示するものに限られず、同様の機能を有する限り、どのような用途(例えば、eMBB、URLLC、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)等)で利用されてもよい。
また、各種情報の形式は、上記実施形態に限られず、ビット表現(0又は1)、真偽値(Boolean:true又はfalse)、整数値、文字等適宜変更されてもよい。また、上記実施形態における単数、複数は相互に変更されてもよい。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
1…無線通信システム、10…端末、11…プロセッサ、12…記憶装置、13…通信装置、14…入出力装置、20…基地局、30…コアネットワーク、101…受信部、102…送信部、103…制御部、201…受信部、202…送信部、203…制御部

Claims (5)

  1. RRCアイドル状態向けの第1DRX設定と、RRC非アクティブ状態向けの第2DRX設定とを受信する受信部と、
    前記第2DRX設定として、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数に関する所定情報を受信した場合、前記RRC非アクティブ状態において、前記所定情報に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタする制御部と、
    を有する端末。
  2. 前記所定情報は、前記RRC非アクティブ状態のページングフレームを決定するための、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数であり、
    前記制御部は、RRC非アクティブ状態において、前記1DRXサイクルあたりのページングフレームの数に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタする、
    請求項1に記載の端末。
  3. 前記所定情報は、前記第1DRX設定で示される、ページングフレームを決定するための1DRXサイクルあたりのページングフレームの数に追加するページングフレーム追加数を示し、
    前記制御部は、前記RRC非アクティブ状態において、前記第1DRX設定で示される前記1DRXサイクルあたりのページングフレームの数に、前記ページングフレーム追加数を加算した数に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタする、
    請求項1に記載の端末。
  4. 前記制御部は、前記所定情報を受信しなかった場合、前記RRC非アクティブ状態において、前記第1DRX設定で示される、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数を示す情報、に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタする、
    請求項1のいずれか一項に記載の端末。
  5. RRCアイドル状態向けの第1DRX設定と、RRC非アクティブ状態向けの第2DRX設定とを受信するステップと、
    前記第2DRX設定として、1DRXサイクルあたりのページングフレームの数に関する所定情報を受信した場合、前記RRC非アクティブ状態において、前記所定情報に基づいて決定されるページングフレームに対応するページング機会をモニタするステップと、
    を含む、端末が実行する通信方法。
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