JPWO2018138894A1 - 無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム

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Abstract

無線通信装置は、通信料が高く品質が保証される第1のセルラー網と無線LANとを同時に用いる第1の無線通信方式と、第1のセルラー網より通信料が安く低品質である第2のセルラー網と無線LANとを同時に用いる第2の無線通信方式のいずれか一方を用いて無線通信を実行する。そして、無線通信装置は、実行される無線通信の通信速度を測定し、通信速度が閾値未満の場合、無線通信に用いられている通信方式を他方の通信方式に切り替える。

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラムに関する。
従来から、通信量等が安い格安SIM(Subscriber Identity Module)を用いることができるSIMフリー端末の需要が増加している。一方で、格安SIMは、キャリアのセルラー網の一部を借用した通信帯域であるMVNO(Mobile Virtual Network Operator)網を使用するので、多くのユーザが利用する駅などの環境等では、キャリアが提供するセルラー網に比べて輻輳が発生しやすい。
このようなことから、MVNO網用のSIMとキャリア網用のSIMの2つのSIMを搭載し、ユーザが使用するSIMを手動で切り替えるデュアルSIM端末も普及している。近年では、2つのSIMそれぞれが独立で各網と通信できる同時通信機能を有するデュアル端末も知られている。
特開2013−115599号公報 特開2015−076818号公報 特開2015−201769号公報
上記デュアル端末では、Wi−Fi(Wireless−Fidelity、登録商標)などの無線LAN(Local Area Network)が検出された場合は、無線LANに優先的に接続する。ところが、無線LANは、通信品質について変動が大きく、混雑度やアクセスポイントのバックボーンの通信帯域によっては、低速通信しか行えないような状況が発生する。このため、回線が自動的に切り替わることで、却ってスループットが低下することがあり、デュアルSIMにおける回線の自動切換えがユーザの利便性をかえって低下させることがある。
一つの側面では、ユーザの利便性が向上する回線の自動切替を制御することができる無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、無線通信装置は、通信料が高く品質が保証される第1のセルラー網と無線LANとを同時に用いる第1の無線通信方式と、前記第1のセルラー網より通信料が安く低品質である第2のセルラー網と前記無線LANとを同時に用いる第2の無線通信方式のいずれか一方を用いて無線通信を実行する通信部を有する。無線通信装置は、前記通信部によって実行される前記無線通信の通信速度を測定する測定部と、前記通信速度が閾値未満の場合、前記無線通信に用いられている通信方式を他方の通信方式に切り替える切替部とを有する。
一つの側面では、ユーザの利便性が向上する回線の自動切替を制御することができる。
図1は、実施例1にかかる無線通信装置を説明する図である。 図2は、実施例1にかかる無線通信装置のハードウェア構成例を示す図である。 図3は、実施例1にかかる無線通信装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図4は、閾値DBに記憶される情報の例を示す図である。 図5は、MVNO用振分率DBに記憶される情報の例を示す図である。 図6は、キャリア用振分率DBに記憶される情報の例を示す図である。 図7は、リンクアグリケーションの切替例を説明する図である。 図8は、遷移レベルの変化例を説明する図である。 図9は、リンクアグリケーションの切替処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、選択される回線の比較を説明する図である。
以下に、本発明にかかる無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[無線通信装置の説明]
図1は、実施例1にかかる無線通信装置を説明する図である。図1に示す無線通信装置10は、スマートフォンなどの移動体端末、ノートパソコンなどの各種コンピュータ装置の一例である。この無線通信装置10は、通信料が高いがQoS(Quality of Service)が保証されるSIMカード1(以降では、単にSIM1と記載する場合がある)と、通信料が安いがQoSが保証されないSIMカード2(以降では、単にSIM2と記載する場合がある)とを搭載するデュアルSIM端末である。
SIM1は、キャリアが提供するセルラー網(キャリア網)と通信を実行するための加入者情報を記憶し、SIM2は、キャリアが提供するセルラー網の一部を借用したMVNO網と通信を実行するための加入者情報を記憶し、いずれもLTE(Long Term Evolution)などの高速通信を実行できる。例えば、SIM1は、1か月の通信量の上限が1GBで1か月の通信量が1000円の契約が結ばれた加入者情報を記憶し、SIM2は、1か月の通信量の上限なく1か月の通信量が2000円の契約が結ばれた加入者情報を記憶する。
一般的に、ユーザは、例えば1か月の通信量の上限値が7GBで1か月の通信量が6000円などのように、高品質かつ高料金のSIMを用いた無線通信を実行する。しかし、MVNO網とキャリア網の2つのSIMを使った方が1枚のSIMを使うよりもコストに関してメリットがある場合があり、ユーザとしてはMVNO網の通信品質が悪いときだけキャリア網を使いたいという需要がある。
さらに、ユーザは、高速であり通信料もかからないWi−Fiなどの無線LANを優先的に使用したい傾向がある。しかし、混雑度やアクセスポイントのバックボーンの通信帯域によっては、低速通信しか行えないような状況が発生することがあり、このような場合は、他の通信網を利用したいという需要もある。
そこで、無線通信装置10は、複数SIMを用いた通信を同時にサポートし、SIM1、SIM2、無線LANの各通信品質を考慮して、通信を動的に切替える。具体的には、無線通信装置10は、SIM1と無線LANとを用いた同時通信に対するリンクアグリケーション(Link Aggregation、以下ではLAと記載する場合がある)と、SIM2と無線LANとを用いた同時通信に対するLAとを実行する。すなわち、無線通信装置10は、デュアルSIM技術とLA技術を用いて、SIM1、SIM2、無線LANの通信品質に依存した3次元の無線回線制御を効率的に行う仕組みを提供する。
より詳細には、無線通信装置10は、SIM1と無線LANとを用いた同時通信に対する第1のLAと、SIM2と無線LANとを用いた同時通信に対する第2のLAとのいずれかを選択して実行する。そして、無線通信装置10は、選択中のLAのスループットを測定し、スループットが閾値未満となった場合に、他方のLAに切り替える。例を挙げると、無線通信装置10は、通常はSIM2と無線LANとを同時に用いる第2のLAで無線通信を行い、スループットが低下すると、スループットが回復するまで、SIM1と無線LANとを同時に用いる第1のLAを用いて無線通信を実行する。
[ハードウェア構成]
図2は、実施例1にかかる無線通信装置10のハードウェア構成例を示す図である。図2に示すように、無線通信装置10は、モデム11、RF(Radio Frequency)回路12a、RF回路13a、無線通信部14、HDD(Hard Disk Drive)15、メモリ16、プロセッサ17を有する。
モデム11は、データの送受信装置であり、SIM1用スロット12とSIM2用スロット13とを有する。SIM1用スロット12は、SIMカード1を挿入するスロットであり、SIM2用スロット13は、SIMカード2を挿入するスロットである。
RF回路12aは、SIM1に記憶される加入者情報にしたがって無線通信を実行する無線部であり、アンテナ12bを介して無線信号を送受信する。RF回路13aは、SIM2に記憶される加入者情報にしたがって無線通信を実行する無線部であり、アンテナ13bを介して無線信号を送受信する。すなわち、無線通信装置10は、2つのSIMそれぞれが独立で各網と通信できる同時通信機能を有する。
無線通信部14は、Wi−Fiなど無線LANに接続して無線通信を実行するする無線部であり、アンテナ14bを介して無線信号を送受信する。HDD15は、プログラムやデータなどを記憶する記憶装置の一例であり、例えば後述する処理部と同様の機能を実行するプログラムを記憶する。
メモリ16は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。プロセッサ17の一例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)等が挙げられる。
プロセッサ17は、HDD15からプログラムを読み出して実行することで無線通信方法を実行する。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することができる。
[機能構成]
図3は、実施例1にかかる無線通信装置10の機能構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、無線通信装置10は、閾値DB20、MVNO用振分率DB21、キャリア用振分率DB22、割合状況DB23を有する。また、無線通信装置10は、MVNO送受信部24、無線LAN送受信部25、キャリア送受信部26、MVNO品質測定部27、無線LAN品質測定部28、キャリア品質測定部29、切替部30、MVNO制御部31、キャリア制御部32を有する。
なお、閾値DB20、MVNO用振分率DB21、キャリア用振分率DB22、割合状況DB23は、HDD15に記憶されるデータベースである。MVNO送受信部24、無線LAN送受信部25、キャリア送受信部26、MVNO品質測定部27、無線LAN品質測定部28、キャリア品質測定部29、切替部30、MVNO制御部31、キャリア制御部32は、プロセッサ17が有する電子回路の一例やプロセッサ17が実行するプロセスの一例である。
閾値DB20は、LAの切替に用いる各種閾値を記憶するデータベースである。図4は、閾値DB20に記憶される情報の例を示す図である。図4に示すように、閾値DB20は、最低スループット(bps)、低品質継続時間(s)、MVNOのSIM品質チェック間隔(s)を記憶する。
「最低スループット」は、LAの切替を実行するスループットの下限値であり、SIM2を用いた第2LAの最低スループットとして「Th2」が設定され、SIM1を用いた第1LAの最低スループットとして「Th1」が設定される。「低品質継続時間」は、最低スループットが継続する時間であり、第2LAに対して「T2」が設定され、第1LAに対して「T1」が設定される。「MVNO品質チェック間隔」は、第2LAから第1LAに切り替わった後、第2LAのスループットの再測定を実行する時間である。具体的には、第2LAから第1LAに切り替わった後、「T3(s)」経過後に、第2LAのスループットの再測定を実行することを示す。
MVNO用振分率DB21は、SIM2を用いた第2LAによる無線通信時のMVNO(LTE)と無線LANとのソケット振分率を記憶するデータベースである。図5は、MVNO用振分率DB21に記憶される情報の例を示す図である。図5に示すように、MVNO用振分率DB21は、レベル1からレベル10の各レベルに対応付けてMVNOと無線LANとの振分率を記憶する。各レベルは、第2LA時のスループットによって決定されるレベルである。
図5の例では、レベル1の場合、無線LAN:LTE=0:100であり、レベル2の場合、無線LAN:LTE=10:90であり、レベル3の場合、無線LAN:LTE=20:80であり、レベル4の場合、無線LAN:LTE=30:70である。また、レベル5の場合、無線LAN:LTE=50:50であり、レベル6の場合、無線LAN:LTE=70:30であり、レベル7の場合、無線LAN:LTE=80:20である。また、レベル8の場合、無線LAN:LTE=90:10であり、レベル9の場合、無線LAN:LTE=95:5であり、レベル10の場合、無線LAN:LTE=100:0である。
図5の例では、レベル1と判定された場合、MVNO網のみを用いて無線通信を実行することを示し、レベル2と判定された場合、MVNO網のソケット率を90%かつ無線LANのソケット率を10%として無線通信を実行することを示す。つまり、レベル値が2の場合、アプリケーションが使用する100個のソケットのうち、無線LANを経由するソケット数が10個であり、MVNO網を経由するソケット数が90個となる。
キャリア用振分率DB22は、SIM1を用いた第1LAによる無線通信時のキャリア(LTE)と無線LANとのソケット振分率を記憶するデータベースである。図6は、キャリア用振分率DB22に記憶される情報の例を示す図である。図6に示すように、キャリア用振分率DB22は、レベル1からレベル10の各レベルに対応付けてキャリアと無線LANとの振分率を記憶する。各レベルは、第1LA時のスループットによって決定されるレベルである。
図6の例では、レベル1の場合、無線LAN:LTE=0:100であり、レベル2の場合、無線LAN:LTE=10:90であり、レベル3の場合、無線LAN:LTE=20:80であり、レベル4の場合、無線LAN:LTE=30:70である。また、レベル5の場合、無線LAN:LTE=40:60であり、レベル6の場合、無線LAN:LTE=60:40であり、レベル7の場合、無線LAN:LTE=70:30である。また、レベル8の場合、無線LAN:LTE=80:20であり、レベル9の場合、無線LAN:LTE=90:10であり、レベル10の場合、無線LAN:LTE=100:0である。
図6の例では、レベル4と判定された場合、キャリアのソケット率を70%かつ無線LANのソケット率を30%として無線通信を実行することを示す。つまり、レベル値が2の場合、アプリケーションが使用する100個のソケットのうち、無線LANを経由するソケット数が10個であり、MVNO網を経由するソケット数が90個となる。
なお、上記各振分率DBのレベル分けや比率は、任意に変更することができる。また、MVNO用振分率DB21とキャリア用振分率DB22で同じ振分率を設定することもでき、別々の振分率を設定することもできる。
割合状況DB23は、現在の割合状況を記憶するデータベースである。具体的には、割合状況DB23は、実行中のアプリケーションについて、使用する方式が第1LAか第2LAかを特定する情報と、無線LAN用のソケットと各LTE用のソケットとの割合率とを記憶する。なお、ここで記憶される情報は、後述するMVNO制御部31やキャリア制御部32によって更新される。
MVNO送受信部24は、後述するMVNO制御部31から指定された振分率にしたがって、MVNO網に用いるソケットを生成し、MVNO網を用いてデータを送受信する処理部である。具体的には、MVNO送受信部24は、MVNO網上で相手装置とコネクションを確立し、ソケットを使用してデータを相手装置に送信する。
例えば、MVNO送受信部24は、相手装置との間で確立したコネクションを用いて、ソケットへのデータ書込みを実行し、相手装置側でデータがリードされる。相手装置は無線通信装置10からの要求を返信し、無線通信装置10は同ソケットを使用してデータを受信する。MVNO送受信部24は、通信が完了すると、ソケットをクローズする。また、MVNO送受信部24は、相手装置との間で確立したコネクションを用いて、相手装置側からソケットへのデータ書込みが実行される。相手装置は無線通信装置10からの要求を返信し、無線通信装置10は同ソケットを使用してデータを受信する。MVNO送受信部24は、通信が完了すると、当該ソケットからデータを読み込む。このようにして、MVNO送受信部24は、MVNO網を経由するソケット通信によって、データの送受信を実行する。
無線LAN送受信部25は、後述するMVNO制御部31またはキャリア制御部32から指定された振分率にしたがって、無線LANに用いるソケットを生成し、無線LANを用いてデータを送受信する処理部である。具体的には、無線LAN送受信部25は、無線LAN上で相手装置とコネクションを確立して、ソケットを使用してデータを相手装置に送信する。
例えば、無線LAN送受信部25は、相手装置との間で確立したコネクションを用いて、ソケットへのデータ書込みを実行し、相手装置側でデータがリードされる。相手装置は無線通信装置10からの要求を返信し、無線通信装置10は同ソケットを使用してデータを受信する。無線LAN送受信部25は、通信が完了すると、ソケットをクローズする。また、無線LAN送受信部25は、相手装置との間で確立したコネクションを用いて、相手装置側からソケットへのデータ書込みが実行される。相手装置は無線通信装置10からの要求を返信し、無線通信装置10は同ソケットを使用してデータを受信する。無線LAN送受信部25は、通信が完了すると、当該ソケットからデータを読み込む。このようにして、無線LAN送受信部25は、無線LANを経由するソケット通信によって、データの送受信を実行する。
キャリア送受信部26は、後述するキャリア制御部32から指定された振分率にしたがって、キャリア網に用いるソケットを生成し、キャリア網を用いてデータを送受信する処理部である。具体的には、キャリア送受信部26は、キャリア網上で相手装置とコネクションを確立し、ソケットを使用してデータを相手装置に送信する。
例えば、キャリア送受信部26は、相手装置との間で確立したコネクションを用いて、ソケットへのデータ書込みを実行し、相手装置側でデータがリードされる。相手装置は無線通信装置10からの要求を返信し、無線通信装置10は同ソケットを使用してデータを受信する。キャリア送受信部26は、通信が完了すると、ソケットをクローズする。また、キャリア送受信部26は、相手装置との間で確立したコネクションを用いて、相手装置側からソケットへのデータ書込みが実行される。相手装置は無線通信装置10からの要求を返信し、無線通信装置10は同ソケットを使用してデータを受信する。キャリア送受信部26は、通信が完了すると、当該ソケットからデータを読み込む。このようにして、キャリア送受信部26は、キャリア網を経由するソケット通信によって、データの送受信を実行する。
MVNO品質測定部27は、MVNO網の無線品質を測定する処理部である。具体的には、MVNO品質測定部27は、MVNO網を介したソケット通信から、スループット、無線電波強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)、スループット上限値であるリンクスピード、ソケット単位の送受信量、使用されているSSID(Service Set Identifier)などを取得して、切替部30やMVNO制御部31に出力する。
例えば、MVNO品質測定部27は、ソケット毎のデータ容量と送信時間とから、単位時間当たりの通信量としてスループット(bps)を算出する。MVNO品質測定部27は、受信信号から無線信号強度を測定する。MVNO品質測定部27は、使用されている通信回線の種別から通信規格を特定し、ネットワーク種別がLTEか3Gかを特定する。MVNO品質測定部27は、MVNO網で使用されたソケット毎に、read()やwrite()などの入出力関数でやり取りを行ったデータ量の総計を、ソケット単位の送受信量として算出する。
無線LAN品質測定部28は、無線LANの無線品質を測定する処理部である。具体的には、無線LAN品質測定部28は、無線LANを用いたソケット通信から、スループット、無線電波強度、スループット上限値であるリンクスピード、ソケット単位の送受信量、使用されているSSIDなどを取得して、切替部30やMVNO制御部31に出力する。
例えば、無線LAN品質測定部28は、ソケット毎のデータ容量と送信時間とから、単位時間当たりの通信量としてスループット(bps)を算出する。無線LAN品質測定部28は、受信信号から無線信号強度を測定する。シグナルレベルの強弱と通信速度とは弱い関係があり、無線信号強度が強いほど通信速度が速くなることが期待できる。
また、無線LAN品質測定部28は、使用されている無線LANの種別からリンクスピードを特定する。リンクスピードは、現在無線LAN接続しているアクセスポイントとの理論速度であり、接続状況によって変化する。スループットは、リンクスピードを超えることはない。また、無線LAN品質測定部28は、無線LANで使用されたソケット毎に、read()やwrite()などの入出力関数でやり取りを行ったデータ量の総計を、ソケット単位の送受信量として算出する。また、無線LAN品質測定部28は、無線LANの無線通信に含まれる識別子から、SSIDを抽出する。
キャリア品質測定部28は、キャリア網の無線品質を測定する処理部である。具体的には、キャリア品質測定部28は、キャリア網を介したソケット通信から、実測スループット、無線電波強度、スループット上限値であるリンクスピード、ソケット単位の送受信量、使用されているSSIDなどを取得して、切替部30やMVNO制御部31に出力する。例えば、キャリア品質測定部28は、MVNO品質測定部27と同様の手法を用いて、スループットや無線信号強度の測定、ネットワーク種別の特定などを実行する。
切替部30は、各品質測定部の測定結果を用いて、第1LAと第2LAとの切替を実行する。具体的には、切替部30は、第2LAを用いた無線通信を実行している状態で、第2LAの実測スループットが閾値未満である状態が所定時間継続した場合に、第1LAを用いた無線通信に切り替える。その後、切替部30は、第1LAを用いた無線通信を実行してから一定時間が経過すると、第2LAを用いた無線通信に切り替えて、第2LAの実測スループットを測定する。ここで、切替部30は、第2LAの実測スループットが閾値未満である場合には、第1のLAを維持し、第2LAの実測スループットが閾値以上である場合には、第2LAに再度切り替える。
例えば、切替部30は、第2LAを用いる状態では、MVNO品質測定部27が測定したスループットと、無線LAN品質測定部28が測定したスループットとの合計値が、閾値DB20に記憶される最低スループット「Th2」未満か否かを判定する。切替部30は、スループットの合計値が「Th2」未満である場合には、第1LAに切り替える。このとき、切替部30は、MVNO制御部31に制御停止を指示し、キャリア制御部32に制御開始を指示する。一方で、切替部30は、スループットの合計値が「Th2」以上である場合には、第2LAを維持すると判定し、MVNO制御部31に制御継続を指示する。
また、切替部30は、第1LAを用いる状態では、キャリア品質測定部27が測定したスループットと、無線LAN品質測定部28が測定したスループットとの合計値が、閾値DB20に記憶される最低スループット「Th1」未満か否かを判定する。切替部30は、スループットの合計値が「Th1」未満である場合には、第2LAに切り替える。このとき、切替部30は、MVNO制御部31に制御開始を指示し、キャリア制御部32に制御停止を指示する。一方で、切替部30は、スループットの合計値が「Th1」以上である場合には、第1LAを維持すると判定し、キャリア制御部32に制御継続を指示する。
図7は、リンクアグリケーションの切替例を説明する図である。図7に示すように、切替部30は、通信が開始されると、料金が安いMVNO網を介する第2LAを用いて無線通信を実行する。その後、切替部30は、第2LAのスループットが閾値(Th2)を下回ると、キャリア網を用いる第1LAに切り替える。そして、切替部30は、第2LAのスループットが閾値(Th2)以上になると、再度第2LAに切り替える。
このように、切替部30は、基本的には、通品品質が許容範囲であり、料金が安いMVNO網を用いた第2LAを実行し、第2LAの通品品質が許容できない程度まで下がると、第1LAに切り替える。しかし、切替部30は、第2LAの通品品質が許容範囲まで戻ると、第2LAに切り替える。
MVNO制御部31は、MVNO網と無線LANとを用いた第2LAを実行する処理部である。すなわち、MVNO制御部31は、無線LANの無線品質またはMVNO網の無線品質に基づいて、無線LANに使用するソケットの数と、MVNO網に使用するソケットの数との割合を決定する処理部である。
具体的には、MVNO制御部31は、切替部30から制御開始の指示を受信した後、MVNO品質測定部27による測定結果と無線LAN品質測定部28による測定結果とが通知されるたびに、MVNO網と無線LANとのソケット振分率を決定して割合状況DB23に格納する。そして、MVNO制御部31は、ソケットの振分率にしたがって、MVNO送受信部24と無線LAN送受信部25それぞれのソケット割当を制御して、同時通信を実行する。また、MVNO制御部31は、切替部30から制御停止の指示を受信すると、MVNO送受信部24と無線LAN送受信部25それぞれへのソケット割当を停止させる。
例えば、MVNO制御部31は、MVNO品質測定部27が測定したスループットと閾値とを比較してレベルを判定して、判定したレベルに対応する振分率をMVNO用振分率DB21から特定する。そして、MVNO制御部31は、特定した振分率にしたがって、ソケットの割当てを実行することができる。
別例としては、MVNO制御部31は、いずれの無線品質が向上しているかによって、割合率を示すレベル値を決定することもできる。すなわち、MVNO制御部31は、1つのアプリケーションのデータを、ソケット単位で無線LANまたはMVNO網に振分ける振分率を決定する。
具体的には、MVNO制御部31は、アプリケーションの通信が発生した場合に、はじめはMVNO網のみを用いた通信を実行し、無線LANの無線品質が向上するにしたがって、無線LANのソケット率を増やしていく。そして、MVNO制御部31は、無線LANの無線品質が高品質で安定した場合に、MVNO網のソケットをなくして、すべてのデータを無線LANのソケットで送信する。
一例を挙げると、MVNO制御部31は、無線電波強度が高い状態を保っている場合には、安定した通信が期待できる度合いが高いので、MVNO網から無線LANへの遷移時間を短くするために、遷移レベルを1ずつではなく2以上の所定数ずつ遷移させる。また、MVNO制御部31は、無線電波強度が低い状態を保っている場合や一定ではない場合には、通信が不安定になる可能性が高いので、MVNO網から無線LANへの遷移時間を長くするために、遷移レベルを1ずつ遷移させる。
ここで、図8を用いて遷移レベルの変化とソケットの生成割合の変化との関係を説明する。図8は、遷移レベルの変化例を説明する図である。図8では、一例として、無線LANの無線品質が変化し、MVNO網の無線品質が一定である状態で、無線LANの無線品質に応じて遷移レベルが1つずつ変化する例で説明する。
図8に示すように、MVNO制御部31は、アプリケーションが開始されると、遷移レベル0から開始し、MVNO網のソケット率を100%にする。続いて、MVNO制御部31は、次にタイミングで、無線LANの品質が向上した場合、遷移レベル1に上昇させ、無線LANのソケット率を10%、MVNO網のソケット率を90%に変化させる。
遷移レベル1の状態で、MVNO制御部31は、次のタイミングにおいて無線LANの品質がさらに向上した場合、遷移レベル2に上昇させ、無線LANのソケット率を20%、MVNO網のソケット率を80%に変化させる。一方で、MVNO制御部31は、無線LANの品質が低下した場合、遷移レベル0に下降させ、無線LANのソケット率を0%、MVNOのソケット率を100%に変化させる。
このように、MVNO制御部31は、各遷移レベルにおいて無線LANの品質を測定し、無線LANの品質が向上している場合には、遷移レベルを上げて、無線LANのソケット数を増やし、MVNO網のソケット数を減らす。一方、MVNO制御部31は、無線LANの品質が低下した場合には、遷移レベルを下げて、無線LANのソケット数を減らし、MVNOのソケット数を増やす。また、無線LANの無線品質が一定であり、MVNO網の無線品質が変化する状態でも、同様に遷移レベルを遷移させて、ソケット率を変化させることができる。
キャリア制御部32は、キャリア網と無線LANとを用いた第1LAを実行する処理部である。すなわち、キャリア制御部32は、無線LANの無線品質またはキャリア網の無線品質に基づいて、無線LANに使用するソケットの数と、キャリア網に使用するソケットの数との割合を決定する処理部である。なお、キャリア制御部32が実行する振分処理の具体的な内容は、MVNO制御部31と同様なので、詳細な説明は省略する。
[LAの切替処理の流れ]
図9は、リンクアグリケーションの切替処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、切替部30は、第2LAで制御されるMVNO網と無線LANとのデータ同時通信が発生すると(S101)、第2LAのスループットの測定を開始する(S102)。続いて、切替部30は、第2LAのスループットが閾値(Th2)以下であるか否かを判定する(S103)。
そして、切替部30は、第2のLAのスループットが閾値(Th2)を超える場合(S103:No)、第2LAを維持して、S102を繰り返す。一方、切替部30は、第2のLAのスループットが閾値(Th2)以下である場合(S103:Yes)、スループットが閾値(Th2)以下である状態が低品質継続時間(T2)以上か否かを判定する(S104)。
ここで、切替部30は、第2LAのスループットが閾値(Th2)以下である状態が低品質継続時間(T2)未満である場合(S104:No)、第2LAを維持して、S102を繰り返す。
一方、切替部30は、第2LAのスループットが閾値(Th2)以下である状態が低品質継続時間(T2)以上である場合(S104:Yes)、第1LAに切り替えて(S105)、第1LAで制御されるキャリア網と無線LANとのデータ同時通信の実測スループットを測定する(S106)。
その後、切替部30は、第1LAに切り替えてから、MVNO品質チェック時間(T3)が経過するまでは(S107:No)、第1LAのスループットが閾値(Th1)以下であるか否かを判定する(S108)。
ここで、切替部30は、第1LAのスループットが閾値(Th2)を超える場合(S108:No)、第1LAを維持して、S106を繰り返す。一方、切替部30は、第1のLAのスループットが閾値(Th1)以下である場合(S108:Yes)、スループットが閾値(Th1)以下である状態が低品質継続時間(T1)以上か否かを判定する(S109)。
そして、切替部30は、第1LAのスループットが閾値(Th1)以下である状態が低品質継続時間(T1)未満である場合(S109:No)、第1LAを維持して、S106を繰り返す。
一方、切替部30は、第1LAのスループットが閾値(Th1)以下である状態が低品質継続時間(T1)以上である場合(S109:Yes)、第2LAに切り替えて(S110)、S102以降を繰り返す。
[効果]
上述したように、無線通信装置10は、SIM1−無線LANとSIM2−無線LANにそれぞれ適用して2次元のLA機能を有し、無線LAN通信が不能になる状況では、2次元の管理をすることによりSIM2と無線LANを併せた形で品質管理をする。この結果、無線通信装置10は、ユーザが通信できない状態に陥ることがない様に制御することができる。また、無線通信装置10は、第2LAの品質が低下した場合は、LA制御を第1LAに切換える評価関数を導入し、2次元管理を動的に切換えるようにすることにより擬似的に2次元の切り替えを実施する。
これらの結果、無線通信装置10は、通信品質の劣化を判断して自動的に回線を切換える制御を実施する事が可能になる。また、従来は、無線LAN通信環境下においては無線LAN単独通信になってしまって品質が劣化してしまったような場合があったが、無線通信装置10は、2つのセルラー通信の良い方へ通信することで品質低下を防止することもできる。したがって、ユーザは通信コストを削減しながらも、通信品質がよい通信を維持する事ができる。
図10は、選択される回線の比較を説明する図である。ここでは、時刻T1からT5まで、Wi−Fi(無線LAN)が接続可能な状態であるが、時刻T3と時刻T4とでは、Wi−Fiの無線品質が低下している。この場合、図10に示すように、従来では、品質に関係なく、Wi−Fiが優先的に選択されるので、すべての時間でWi−Fiが選択される。この結果、時刻T3とT4では、スループットが低下し、ユーザのストレスが増加する。
一方で、実施例1にかかる無線通信装置10は、時刻T1から時刻T3までは、MVNO網とWi−Fiとを同時に用いる第2LAで無線通信を実行し、スループットが低下する時刻T3になると、キャリア網とWi−Fiを用いる第1LAに切り替える。したがって、スループットがよいときはMVNO網を使用し、スループットが低下するとキャリア網を使用するので、ユーザは、ストレスを感じることなく、無線通信を実行することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に異なる実施例を説明する。
[切替]
上記実施例では、最初に第2LAを実行し、スループットが低下すると、第1LAに切り替える例を説明したが、これに限定されるものではなく、最初に第1LAを実行することもできる。また、最初に第2LAを実行して、第1LAに切り替えた後に一定時間経過した場合は、自動的に第2LAに戻すこともできる。
[送信種別]
上記実施例では、ソケットの送受信を例にして説明したが、これに限定されるものではなく、パケット通信など他のデータ送信も同様に適用することができる。
[閾値]
上記実施例では、第1LA用の各閾値と第2LA用の各閾値とを別々に設定する例を説明したが、これに限定されるものではなく、同じ閾値を設定することもできる。
[プログラム]
また、無線通信装置10は、プログラムを読み出して実行することで無線通信方法を実行する情報処理装置として動作する。つまり、無線通信装置10は、MVNO送受信部24、無線LAN送受信部25、キャリア送受信部26、MVNO品質測定部27、無線LAN品質測定部28、キャリア品質測定部29、切替部30、MVNO制御部31、キャリア制御部32と同様の機能を実行するプログラムを実行する。この結果、無線通信装置10は、MVNO送受信部24、無線LAN送受信部25、キャリア送受信部26、MVNO品質測定部27、無線LAN品質測定部28、キャリア品質測定部29、切替部30、MVNO制御部31、キャリア制御部32と同様の機能を実行するプロセスを実行することができる。なお、この他の実施例でいうプログラムは、無線通信装置10によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
[システム]
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともできる。あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。つまり、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
10 無線通信装置
20 閾値DB
21 MVNO用振分率DB
22 キャリア用振分率DB
23 割合状況DB
24 MVNO送受信部
25 無線LAN送受信部
26 キャリア送受信部
27 MVNO品質測定部
28 無線LAN品質測定部
29 キャリア品質測定部
30 切替部
31 MVNO制御部
32 キャリア制御部

Claims (6)

  1. 通信料が高く品質が保証される第1のセルラー網と無線LAN(Local Area Network)とを同時に用いる第1の無線通信方式と、前記第1のセルラー網より通信料が安く低品質である第2のセルラー網と前記無線LANとを同時に用いる第2の無線通信方式のいずれか一方を用いて無線通信を実行する通信部と、
    前記通信部によって実行される前記無線通信の通信速度を測定する測定部と、
    前記通信速度が閾値未満の場合、前記無線通信に用いられている通信方式を他方の通信方式に切り替える切替部と
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記通信部は、前記第2の無線通信方式を用いて前記無線通信を実行し、
    前記切替部は、前記第2の無線通信方式を用いた前記無線通信の通信速度が前記閾値未満である状態が一定時間以上継続した場合に、前記第1の無線通信方式に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記通信部は、前記第1の無線通信方式に切り替えられた後、所定時間が経過した場合、前記第2の無線通信方式を用いた前記無線通信を実行し、
    前記測定部は、前記第2の無線通信方式を用いた前記無線通信の通信速度を測定し、
    前記切替部は、前記通信速度が閾値未満の場合、前記第1の無線通信方式を維持し、前記通信速度が閾値以上の場合、前記第2の無線通信方式に戻すことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記切替部は、前記第1の無線通信方式を維持した後、所定時間経過した場合、前記第1の無線通信方式から前記第2の無線通信方式に切り替えることを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. コンピュータが、
    通信料が高く品質が保証される第1のセルラー網と無線LAN(Local Area Network)とを同時に用いる第1の無線通信方式と、前記第1のセルラー網より通信料が安く低品質である第2のセルラー網と前記無線LANとを同時に用いる第2の無線通信方式のいずれか一方を用いて無線通信を実行し、
    実行される前記無線通信の通信速度を測定し、
    前記通信速度が閾値未満の場合、前記無線通信に用いられている通信方式を他方の通信方式に切り替えると
    処理を実行することを特徴とする無線通信方法。
  6. コンピュータに、
    通信料が高く品質が保証される第1のセルラー網と無線LAN(Local Area Network)とを同時に用いる第1の無線通信方式と、前記第1のセルラー網より通信料が安く低品質である第2のセルラー網と前記無線LANとを同時に用いる第2の無線通信方式のいずれか一方を用いて無線通信を実行し、
    実行される前記無線通信の通信速度を測定し、
    前記通信速度が閾値未満の場合、前記無線通信に用いられている通信方式を他方の通信方式に切り替えると
    処理を実行させることを特徴とする無線通信プログラム。
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