JPWO2018100623A1 - 制御システムおよび制御装置 - Google Patents

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Abstract

制御システムの制御装置(101)は、特定部(311)と、制御部(312)とを備える。特定部(311)は、複数の圧縮機が設置された室内の温度分布から、室内で温度が高い領域および温度が低い領域をそれぞれ高温スポットおよび低温スポットとして特定する。制御部(312)は、複数の圧縮機に対して、複数の圧縮機から吐出された気体を共通の供給先へ送る供給機構から送られる気体の圧力を設定範囲内に維持しながら、高温スポットに設置された圧縮機の運転強度を下げ、低温スポットに設置された圧縮機の運転強度を上げる制御を行う。

Description

本発明は、制御システムおよび制御装置に関するものである。
工場に設置されている圧縮機は、工場において消費電力の占める割合が大きい設備である。そのため、圧縮機の省エネルギー化が強く求められている。工場では、複数の圧縮機を並列接続し、圧力バッファであるレシーバータンクを介して製造ラインに圧縮空気を供給していることが多い。圧縮空気の使用量は、生産活動による消費量の変化に応じて変動する。そのため、レシーバータンクによって供給圧力が安定化される。また、圧縮機によって圧縮空気の供給量が調整されてレシーバータンクへの流量が制御される。
特許文献1に記載の技術では、少なくとも1台が他と運転効率特性の異なる複数の圧縮機が並列接続される。レシーバータンクの流量および圧力、圧縮機の吸入空気の温度、および、圧縮機の稼働状況をモニタし、吸入空気の温度に応じて圧縮機の運転効率特性を補正することで、エネルギー効率の劣る圧縮機を優先的に除外する稼働スケジュールが組まれる。
特開2012−67626号公報
圧縮機で空気が圧縮されると、熱力学の作用で空気の温度が上昇する。この熱が、モーター回転による発熱に加わる。その結果、圧縮機そのものおよびその周囲の温度が上昇する。温められた空気は膨張し、密度が低下する。そのため、圧縮機が一定量の圧縮空気の供給を継続するためには、単位時間あたり、より多くの空気を圧縮する必要がある。よって、温度が上昇した環境下では、圧縮機の運転負荷が増加する。つまり、圧縮機の運転には、圧縮空気の発熱によるエネルギー効率の低下が伴う。また、高温環境下での稼働は、モーター負荷の増大、および、オイルへの悪影響により、圧縮機本体の劣化を加速させる。その結果、圧縮機の寿命が短くなったり、メンテナンスのコストが増大したりする。
圧縮機の熱対策として、水冷機構の導入が考えられる。しかし、水冷機構の導入には、多大なコストがかかる。また、圧縮機の設置自由度が低下したり、水冷機構の設置場所の確保、および、水冷機構のメンテナンスが必要になったりする。空冷では、このような水冷の問題点を回避できる。従来、空冷による熱対策としては、圧縮機が設置された部屋を継続的に換気したり、冷房したりする方法が採られている。
複数の圧縮機が設置された空間全体では、たとえ空冷による熱対策が実施されていても、個々の圧縮機の稼働能力、稼働状況および設置場所といった様々な要因により、温度分布が一様にならない。つまり、局所的な高温領域が生じる。しかし、従来技術では、圧縮機の運転制御に際して、このような高温領域の存在が考慮されていない。そのため、高温環境下でも高い運転効率特性を有する圧縮機は、高温領域に位置していても、高い運転強度で稼働させられ続けることになる。その結果、高温領域の温度がさらに上昇し、温度分布がますます一様でなくなる。全体としても複数の圧縮機の最適制御が達成できなくなってしまう。
圧縮機の稼働環境としては、一般的に40℃以下の環境が推奨されている。しかし、アジアのような低緯度地域には、高温多湿な気候の地域が多い。近年では、日本でも夏季に外気温が35℃を超える日が観測されている。このような地域に位置する工場では、換気または冷房のみによって、稼働環境の温度を40℃以下に維持するのが困難となることがある。特に、上述したような局所的な高温領域では、推奨される温度を維持できない可能性が高い。そのため、圧縮機の運転制御により高温領域の温度を低下させる必要がある。しかし、従来技術では、逆に高温領域の温度が上昇するおそれがある。これに対し、単に、高温領域に位置する圧縮機の運転を停止すれば、高温領域の温度を低下させることができる。しかし、それだけでは、需要を満たすだけの圧縮空気の供給量を維持できなくなってしまう。
本発明は、圧縮機の運転制御により、需要を満たすだけの圧縮空気の供給量を維持しながら、複数の圧縮機が設置された空間内に生じる高温領域の温度を低下させることを目的とする。
本発明の一態様に係る制御システムは、
室内に設置され、気体を圧縮して吐出する複数の圧縮機と、
前記複数の圧縮機から吐出された気体を共通の供給先へ送る供給機構と、
前記室内の温度分布を検知する検知機構と、
前記検知機構により検知された温度分布から、前記室内で温度が高い領域および温度が低い領域をそれぞれ高温スポットおよび低温スポットとして特定し、前記複数の圧縮機に対して、前記供給機構から送られる気体の圧力を設定範囲内に維持しながら、前記高温スポットに設置された圧縮機の運転強度を下げ、前記低温スポットに設置された圧縮機の運転強度を上げる制御を行う制御装置とを備える。
本発明では、圧縮機の運転制御として、供給機構から送られる気体の圧力を設定範囲内に維持しながら、高温スポットに設置された圧縮機の運転強度を下げ、低温スポットに設置された圧縮機の運転強度を上げる制御が行われる。そのため、需要を満たすだけの圧縮空気の供給量を維持しながら、複数の圧縮機が設置された空間内に生じる高温領域の温度を低下させることができる。
実施の形態1に係る制御システムの構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る制御システムの要素間の送受信を示すブロック図。 実施の形態1に係る制御装置の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る制御システムの動作を示すフローチャート。 温度分布および湿度分布の例を示す図。 実施の形態2に係る制御装置の構成を示すブロック図。 実施の形態2に係る制御システムの動作を示すフローチャート。 複数の圧縮機の消費電力量と、空気調和機の消費電力量と、空気調和機の設定温度との関係を示すグラフ。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。なお、本発明は、以下に説明する実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。例えば、以下に説明する実施の形態のうち、2つ以上の実施の形態が組み合わせられて実施されても構わない。あるいは、以下に説明する実施の形態のうち、1つの実施の形態または2つ以上の実施の形態の組み合わせが部分的に実施されても構わない。
実施の形態1.
本実施の形態について、図1から図5を用いて説明する。
***構成の説明***
図1を参照して、本実施の形態に係る制御システム100の構成を説明する。
制御システム100は、制御装置101と、複数の圧縮機102と、供給機構103と、検知機構104とを備えている。
制御装置101は、複数の圧縮機102を制御する装置である。本実施の形態に係る制御装置101は、各種センサ情報を収集および解析し、圧縮機102と、後述する空気調和機109とを個別に制御するサーバである。
圧縮機102は、室内であれば、任意の場所に設置されてよいが、本実施の形態では工場内に設置されている。圧縮機102は、気体を圧縮して吐出する機器である。圧縮機102は、運転強度の調整が可能なものであればよいが、本実施の形態ではインバーター型圧縮機である。本実施の形態に係る圧縮機102は、互いに並列接続されている。圧縮機102の台数は、複数台であれば、任意の台数でよいが、本実施の形態ではC1からC6の6台である。
供給機構103は、複数の圧縮機102から吐出された気体を共通の供給先へ送る機構である。供給先は、任意であるが、本実施の形態では工場の製造ライン115である。本実施の形態に係る供給機構103は、レシーバータンク108および圧縮空気配管111を有している。レシーバータンク108は、圧縮機102からの圧縮空気を蓄積し、蓄積した圧縮空気を製造ライン115に供給する。圧縮空気配管111は、各圧縮機102と、レシーバータンク108とを接続している。
検知機構104は、室内の温度分布を検知する機構である。本実施の形態において、検知機構104は、室内の湿度分布を検知する機構でもある。本実施の形態に係る検知機構104は、温湿度センサ113および圧力センサ114を有している。温湿度センサ113は、個々の圧縮機102に取り付けられ、個々の圧縮機102近傍の温湿度をモニタする。圧力センサ114は、レシーバータンク108の圧力を計測する。なお、温湿度センサ113は、複数の圧縮機102が設置された空間全体をくまなくモニタしてもよい。温湿度センサ113は、圧縮機102の吸入空気の温湿度を計測してもよい。温湿度センサ113に代えて、温度センサが用いられてもよい。温度センサにより計測された温度から、相関のある湿度を推定することができる。温湿度センサ113に代えて、温度分布をモニタできる赤外線カメラが用いられてもよい。
本実施の形態において、制御システム100は、空気調和機109をさらに備えている。空気調和機109は、室内を冷房する冷房機能を有する機器である。空気調和機109は、空冷機構の一種である。空冷機構に代えて、水冷機構が用いられてもよい。
本実施の形態において、制御システム100は、弁110および信号線112をさらに備えている。弁110は、各圧縮機102と圧縮空気配管111とをつないでいる。弁110は、各圧縮機102と連動して動作してもよいし、制御装置101により制御されて動作してもよい。信号線112は、制御装置101と、各圧縮機102および空気調和機109とを接続している。また、信号線112は、制御装置101と、各圧縮機102に対応する温湿度センサ113、および、レシーバータンク108に対応する圧力センサ114とを接続している。
図2に示すように、信号線112を介して、圧力センサ114、および、S1からS6の6つの温湿度センサ113から、制御装置101へデータが送信される。また、信号線112を介して、制御装置101と、C1からC6の6台の圧縮機102、および、空気調和機109との間でデータおよび制御信号が送受信される。なお、圧力センサ114および温湿度センサ113と制御装置101との間の通信は、有線方式でなく、無線方式で行われてもよい。制御装置101と圧縮機102および空気調和機109との間の通信も、有線方式でなく、無線方式で行われてもよい。
図3を参照して、本実施の形態に係る制御装置101の構成を説明する。
制御装置101は、コンピュータである。制御装置101は、プロセッサ301を備えるとともに、メモリ302、制御インタフェース303、センサインタフェース304、入力インタフェース305、表示インタフェース306および補助記憶装置320といった他のハードウェアを備える。プロセッサ301は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
制御装置101は、機能要素として、特定部311と、制御部312とを備える。特定部311および制御部312の機能は、ソフトウェアにより実現される。
プロセッサ301は、各種処理を行うICである。「IC」は、Integrated Circuitの略語である。プロセッサ301は、例えば、CPUである。「CPU」は、Central Processing Unitの略語である。
メモリ302は、例えば、フラッシュメモリまたはRAMである。「RAM」は、Random Access Memoryの略語である。
制御インタフェース303は、信号線112を介して圧縮機102および空気調和機109と接続するためのインタフェースである。制御インタフェース303は、データを受信するレシーバおよびデータを送信するトランスミッタを含む。制御インタフェース303は、例えば、通信チップまたはNICである。「NIC」は、Network Interface Cardの略語である。
センサインタフェース304は、信号線112を介して圧力センサ114および温湿度センサ113と接続するためのインタフェースである。センサインタフェース304は、データを受信するレシーバおよびデータを送信するトランスミッタを含む。センサインタフェース304は、例えば、通信チップまたはNICである。
入力インタフェース305は、図示していない入力装置と接続するためのインタフェースである。入力装置は、例えば、マウス、キーボードまたはタッチパネルである。
表示インタフェース306は、図示していないディスプレイと接続するためのインタフェースである。ディスプレイは、例えば、LCDである。「LCD」は、Liquid Crystal Displayの略語である。
補助記憶装置320は、例えば、フラッシュメモリまたはHDDである。「HDD」は、Hard Disk Driveの略語である。
メモリ302には、特定部311および制御部312の機能を実現するプログラム321が記憶されている。プログラム321は、プロセッサ301に読み込まれ、プロセッサ301によって実行される。メモリ302には、OSも記憶されている。「OS」は、Operating Systemの略語である。プロセッサ301は、OSを実行しながら、プログラム321を実行する。なお、プログラム321の一部または全部がOSに組み込まれていてもよい。
本実施の形態において、プログラム321およびOSは、補助記憶装置320に記憶されている。補助記憶装置320に記憶されているプログラム321およびOSは、メモリ302にロードされ、プロセッサ301によって実行される。
制御装置101は、プロセッサ301を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、プログラム321の実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ301と同じように、各種処理を行うICである。
特定部311および制御部312の処理の結果を示す情報、データ、信号値および変数値は、メモリ302、補助記憶装置320、または、プロセッサ301内のレジスタまたはキャッシュメモリに記憶される。特に、圧縮機102および空気調和機109の制御に必要なデータおよび設定値は、ファイル322として補助記憶装置320に記憶される。
プログラム321は、磁気ディスクおよび光ディスクといった可搬記録媒体に記憶されてもよい。
***動作の説明***
図4を参照して、本実施の形態に係る制御システム100の動作を説明する。特に、制御装置101の動作は、本実施の形態に係る制御方法に相当する。
ステップS401において、制御装置101に、設定圧力範囲、設定湿度値および設定温度値が入力される。設定圧力範囲は、製造ライン115よりレシーバータンク108に対して要求される値の設定範囲である。設定圧力範囲は、本実施の形態では上下の閾値によって設定されるが、上下いずれか一方の閾値のみによって設定されてもよい。なお、設定圧力範囲は、1つの設定値であってもよい。設定湿度値は、管理者により設定される閾値である。後述するように、ある領域の湿度が設定湿度値を超えた場合、その領域に位置する圧縮機102の運転が停止される。設定温度値も、管理者により設定される閾値である。設定温度値は、例えば、30℃といった値である。後述するように、ある領域の温度が設定温度値を超えた場合、その領域に位置する圧縮機102の運転強度が下げられる。一方、ある領域の温度が設定温度値を下回った場合、その領域に位置する圧縮機102の運転強度が上げられる。
ステップS402において、制御装置101の制御部312は、複数の圧縮機102の運転を開始する。同時に、ステップS414において、制御装置101の制御部312は、空気調和機109の運転を開始する。ステップS415において、空気調和機109は、ステップS401で入力された設定湿度値および設定温度値に応じた運転を継続する。
ステップS403において、制御装置101の制御部312は、圧力センサ114の計測圧力値と、ステップS401で入力された設定圧力範囲の下の閾値とを比較する。圧力センサ114の計測圧力値が閾値より低い場合、ステップS404において、制御装置101の制御部312は、少なくとも1台の圧縮機102の運転強度を上げる。そして、ステップS403の処理が再び行われる。
ステップS405において、制御装置101の制御部312は、圧力センサ114の計測圧力値と、ステップS401で入力された設定圧力範囲の上の閾値とを比較する。圧力センサ114の計測圧力値が閾値より高い場合、ステップS406において、制御装置101の制御部312は、少なくとも1台の圧縮機102の運転強度を下げる。そして、ステップS405の処理が再び行われる。
ステップS407において、制御装置101の特定部311は、温湿度センサ113の計測温度値と、ステップS401で入力された設定温度値とを比較することで、高温スポットを抽出する。つまり、制御装置101の特定部311は、検知機構104により検知された温度分布から、室内で温度が高い領域を高温スポットとして特定する。図5に示す例では、C1の稼働環境の温度が高いことになる。この場合、ステップS408において、制御装置101の制御部312は、C1の運転強度を下げる制御を行う。つまり、制御装置101の制御部312は、特定部311により特定された高温スポットに設置された圧縮機102の運転強度を下げる制御を行う。
ステップS409において、制御装置101の特定部311は、温湿度センサ113の計測温度値と、ステップS401で入力された設定温度値とを比較することで、低温スポットを抽出する。つまり、制御装置101の特定部311は、検知機構104により検知された温度分布から、室内で温度が低い領域を低温スポットとして特定する。ステップS410において、制御装置101の制御部312は、特定部311により特定された低温スポットに設置された圧縮機102の運転強度を上げる制御を行う。
ステップS411において、制御装置101の特定部311は、温湿度センサ113の計測湿度値と、ステップS401で入力された設定湿度値とを比較することで、高湿スポットを抽出する。つまり、制御装置101の特定部311は、検知機構104により検知された湿度分布から、室内で湿度が高い領域を高湿スポットとして特定する。図5に示す例では、C6の稼働環境の湿度が高いことになる。この場合、ステップS412において、制御装置101の制御部312は、C6の運転を停止し、C6と圧縮空気配管111とをつないでいる弁110を閉じることでC6を圧縮空気供給系から切り離す。つまり、制御装置101の制御部312は、特定部311により特定された高湿スポットに設置された圧縮機102の運転を停止する制御を行う。逆に、停止中の圧縮機102の稼働環境における計測湿度値が設定湿度値を超えない場合、ステップS413において、制御装置101の制御部312は、その圧縮機102の運転を開始し、その圧縮機102と圧縮空気配管111とをつないでいる弁110を開ける。
ステップS412およびステップS413の処理の後は、ステップS403以降の処理が再び行われる。なお、ステップS404では、直前のステップS408の処理によって運転強度を下げられた圧縮機102と、直前のステップS412の処理によって運転を停止された圧縮機102とを除く少なくとも1台の圧縮機102の運転強度が上げられる。また、ステップS406では、直前のステップS410の処理によって運転強度を上げられた圧縮機102と、直前のステップS412の処理によって運転を停止された圧縮機102とを除く少なくとも1台の圧縮機102の運転強度が下げられる。
上述したように、ステップS403からステップS410において、制御装置101の制御部312は、複数の圧縮機102に対して、供給機構103から送られる気体の圧力を設定範囲内に維持しながら、高温スポットに設置された圧縮機102の運転強度を下げ、低温スポットに設置された圧縮機102の運転強度を上げる制御を行う。各圧縮機102の運転強度を調整する度合いについては、任意の方法を用いて、最適化が図られる。例えば、機械学習による最適化が行われる。
上述したように、ステップS403からステップS413において、制御装置101の制御部312は、複数の圧縮機102に対して、供給機構103から送られる気体の圧力を設定範囲内に維持しながら、高湿スポットに設置された圧縮機102の運転を停止する制御を行う。この制御には、供給機構103から送られる気体の圧力が設定範囲よりも低くならないように、必要に応じて、他の圧縮機102の運転強度を上げる制御が含まれている。
***実施の形態の効果の説明***
本実施の形態では、圧縮機102の運転制御として、供給機構103から送られる気体の圧力を設定範囲内に維持しながら、高温スポットに設置された圧縮機102の運転強度を下げ、低温スポットに設置された圧縮機102の運転強度を上げる制御が行われる。そのため、需要を満たすだけの圧縮空気の供給量を維持しながら、複数の圧縮機102が設置された空間内に生じる高温領域の温度を低下させることができる。
本実施の形態では、温湿度が管理される環境下で複数の温湿度センサ113と複数の圧縮機102が設置される。制御装置101は、各種センサの値をもとに、圧縮機102の運転強度を個別に制御することにより温度の不均一分布を解消する。その結果、圧縮運転効率の良い環境を維持することが可能となる。よって、省エネルギー化、長寿命化、および、メンテナンスコストの低減といった様々な効果が得られる。
本実施の形態では、圧縮機室あるいは工場のある空間といった、複数の圧縮機102が設置される場所に、冷房能力を有する空気調和機109が導入される。冷風により圧縮機102およびその周辺環境の空冷効果が発揮される。空気調和機109の運転には、エネルギーの投入が必要である。しかし、空気調和機109の導入により、特に高温多湿な気候条件においては、圧縮機102の省エネルギー化、劣化防止、および、メンテナンス頻度の低減が期待できる。
個々の圧縮機102の設置場所、能力、稼働状況、あるいは、他の熱源への距離といった様々な要因により、たとえ空気調和機109が設置された環境の下にあっても、個々の圧縮機102近傍、あるいは、個々の圧縮機102そのものの温度は、同じにならない。具体的には、冷房運転により空気調和機109近傍の温度が十分に低くなっていても、温度の不均一分布により高温環境下に置かれた圧縮機102は、冷却の恩恵を受けることができない。逆に、空気調和機109周辺が、特に発熱量の大きい圧縮機102に近いといった理由で他の場所より高温であった場合には、空気調和機109が必要以上に冷却にエネルギーを消費することになる。その結果、十分な省エネルギー効果が得られない。このような問題に対し、本実施の形態では、運転負荷が可変の圧縮機102が導入される。各圧縮機102近傍の空間温度、あるいは、各圧縮機102そのものの温度をモニタすることで、比較的温度が高い環境に位置する圧縮機102の運転強度が下げられ、比較的温度が低い環境にある圧縮機102の運転強度が上げられる。そのため、高温スポットの温度を下げ、低温スポットの温度を上げることが可能となる。よって、空間温度の不均一分布を解消することができる。
空気調和機109により供給される冷却空気は、低湿度空気でもある。そのため、温度および湿度の両方の問題に対処できる。しかし、水蒸気が供給される環境、および、多湿な外気が供給される位置では、圧縮機102が吸引する空気の湿度が問題となる。圧縮機102の吸引空気が多くの湿気を含有する場合、圧縮過程で空気中の多量の水分が凝縮し、圧縮機102内部に蓄積される。そのため、圧縮効率が低下し、運転強度の維持が困難になったり、エネルギー消費量が増大したりする。このような問題に対し、本実施の形態では、温湿度センサ113を用いて湿度がモニタされ、多湿となっている場所が特定される。そして、特定された場所の圧縮機102が停止される。よって、湿度の問題を回避できる。湿度に応じた圧縮機102の停止は、空間の温度分布に影響を与える。しかし、他の圧縮機102の運転制御の最適化によって、本実施の形態の効果が維持される。
本実施の形態によれば、従来は考慮されていなかった圧縮機102の運転強度の制御、および、湿度に応じた圧縮機102の停止により、圧縮機102の運転に適した環境を実現できる。つまり、本実施の形態では、室内環境を管理する制御システム100が用いるパラメータとして、制御装置101に、レシーバータンク108の圧力と、各圧縮機102またはその近傍の温度および湿度とが入力され、圧縮機102の最適な個別運転制御が行われる。そのため、従来方法では達成できない省エネルギー効果が得られる。
***他の構成***
本実施の形態では、特定部311および制御部312の機能がソフトウェアにより実現されるが、変形例として、特定部311および制御部312の機能がソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。すなわち、特定部311および制御部312の機能の一部が専用の電子回路により実現され、残りがソフトウェアにより実現されてもよい。
専用の電子回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、FPGAまたはASICである。「GA」は、Gate Arrayの略語である。「FPGA」は、Field−Programmable Gate Arrayの略語である。「ASIC」は、Application Specific Integrated Circuitの略語である。
プロセッサ301、メモリ302および専用の電子回路を、総称して「プロセッシングサーキットリ」という。つまり、特定部311および制御部312の機能がソフトウェアにより実現されるか、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実現されるかに関わらず、特定部311および制御部312の機能は、プロセッシングサーキットリにより実現される。
制御装置101の「装置」を「方法」に読み替え、特定部311および制御部312の「部」を「工程」に読み替えてもよい。あるいは、制御装置101の「装置」を「プログラム」、「プログラムプロダクト」または「プログラムを記録したコンピュータ読取可能な媒体」に読み替え、特定部311および制御部312の「部」を「手順」または「処理」に読み替えてもよい。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を、図6から図8を用いて説明する。
実施の形態1では、空気調和機109の設定温度が管理者によって設定される。本実施の形態では、各圧縮機102の消費電力と、空気調和機109の消費電力とが計測される。そして、各圧縮機102の電力消費量と空気調和機109の電力消費量との合計が最小となる、空気調和機109の設定温度が自動的に設定される。
***構成の説明***
本実施の形態に係る制御システム100の構成については、図1に示した実施の形態1のものとほぼ同じである。
本実施の形態において、検知機構104は、複数の圧縮機102および空気調和機109の消費電力量を検知する機構でもある。図示していないが、本実施の形態に係る検知機構104は、温湿度センサ113および圧力センサ114に加えて、電力計を有している。電力計は、個々の圧縮機102および空気調和機109に内蔵され、個々の圧縮機102および空気調和機109の消費電力量をモニタする。消費電力量のデータは、信号線112を介して、C1からC6の6台の圧縮機102、および、空気調和機109から、制御装置101へ送信される。なお、圧縮機102および空気調和機109に内蔵される電力計に代えて、圧縮機102および空気調和機109に電力を供給するための電線または配電盤からCTを介して電力量を計測する電力計が用いられてもよい。「CT」は、Current Transformerの略語である。
図6を参照して、本実施の形態に係る制御装置101の構成を説明する。
制御装置101は、機能要素として、特定部311と、制御部312とのほかに、分析部313を備える。特定部311、制御部312および分析部313の機能は、ソフトウェアにより実現される。
***動作の説明***
図7を参照して、本実施の形態に係る制御システム100の動作を説明する。特に、制御装置101の動作は、本実施の形態に係る制御方法に相当する。
ステップS802からステップS813の処理については、図4のステップS402からステップS413の処理と同じであるため、説明を省略する。
ステップS801において、制御装置101に、設定圧力範囲、設定湿度値および設定温度値のほかに、設定温度範囲が入力される。設定温度範囲は、空気調和機109の設定温度を変更できる範囲であり、管理者により設定される。設定温度範囲は、本実施の形態では上下の閾値によって設定されるが、上下いずれか一方の閾値のみによって設定されてもよい。
ステップS802と同時に、ステップS814において、制御装置101の制御部312は、空気調和機109の運転を開始する。ステップS815において、制御装置101の分析部313は、信号線112を介して、個々の圧縮機102および空気調和機109から消費電力量のデータを受信する。制御装置101の分析部313は、受信したデータを用いて、圧縮機102および空気調和機109の総消費電力量が最小となる空気調和機109の設定温度を決定する。
ここで、図8に、複数の圧縮機102の消費電力量と、空気調和機109の消費電力量と、空気調和機109の設定温度との関係を示す。縦軸は、消費電力量である。横軸は、空気調和機109の設定温度である。横軸は、左から右に向かって徐々に低温になる。図8のグラフには、圧縮機102の消費電力量、および、空気調和機109の消費電力量がプロットされている。なお、説明の簡便化のため、圧縮機102の消費電力量については、1本の曲線を示しているが、実際は、圧縮機102の設置台数に応じた本数の曲線が存在する。空気調和機109の設定温度が下がると、空気調和機109の消費電力量は、直線あるいは曲線で単調増加する。一方、圧縮機102の消費電力量は、既に述べたような理由で単調減少する。図8では、空気調和機109の設定温度がX℃のとき、空気調和機109の消費電力量Waと、圧縮機102の消費電力量Wcとの和が、最小値Wtになっている。そのため、この時点における空気調和機109の設定温度の最適値がX℃であることがわかる。製造ライン115に供給される圧縮空気量は、生産活動により変化する。圧縮機102の設置場所の温湿度環境も、外的要因、および、実施の形態1と同じ温度分布の均一化により変化する。よって、X℃は、ある時点での最適解であるに過ぎない。制御装置101の分析部313は、このように時々刻々と変化する最適解を適宜求める。つまり、制御装置101の分析部313は、検知機構104により検知された、複数の圧縮機102の消費電力量と、検知機構104により検知された、空気調和機109の消費電力量と、空気調和機109の設定温度とに基づいて、空気調和機109の設定温度を下げることにより得られる複数の圧縮機の消費電力量の削減量と、空気調和機の設定温度を上げることにより得られる空気調和機の消費電力量の削減量とを分析する。
ステップS816において、制御装置101の制御部312は、ステップS815で求められた最適値に応じて、空気調和機109の設定温度を、ステップS401で入力された設定温度範囲内で変更する。つまり、制御装置101の制御部312は、分析部313の分析結果に応じて、空気調和機109の設定温度を調節する。ステップS817において、空気調和機109は、ステップS801で入力された設定湿度値および設定温度範囲と、ステップS816での変更後の設定温度に応じた運転を行う。そして、ステップS815の処理が再び行われる。
***実施の形態の効果の説明***
本実施の形態では、時々刻々と変化する圧縮機102の運転条件および温度条件に応じた空気調和機109の温度設定の自動化が行われ、空気調和機109および圧縮機102の総消費電力量の最小化が可能となる。
本実施の形態では、室内環境を管理する制御システム100が用いるパラメータとして、制御装置101に、各圧縮機102の消費電力と、空気調和機109の消費電力とが入力され、空気調和機109の運転制御が行われる。そのため、従来方法では達成できない省エネルギー効果が得られる。
***他の構成***
本実施の形態では、実施の形態1と同じように、特定部311、制御部312および分析部313の機能がソフトウェアにより実現されるが、実施の形態1の変形例と同じように、特定部311、制御部312および分析部313の機能がソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。
100 制御システム、101 制御装置、102 圧縮機、103 供給機構、104 検知機構、108 レシーバータンク、109 空気調和機、110 弁、111 圧縮空気配管、112 信号線、113 温湿度センサ、114 圧力センサ、115 製造ライン、301 プロセッサ、302 メモリ、303 制御インタフェース、304 センサインタフェース、305 入力インタフェース、306 表示インタフェース、311 特定部、312 制御部、313 分析部、320 補助記憶装置、321 プログラム、322 ファイル。

Claims (5)

  1. 室内に設置され、気体を圧縮して吐出する複数の圧縮機と、
    前記複数の圧縮機から吐出された気体を共通の供給先へ送る供給機構と、
    前記室内の温度分布を検知する検知機構と、
    前記検知機構により検知された温度分布から、前記室内で温度が高い領域および温度が低い領域をそれぞれ高温スポットおよび低温スポットとして特定し、前記複数の圧縮機に対して、前記供給機構から送られる気体の圧力を設定範囲内に維持しながら、前記高温スポットに設置された圧縮機の運転強度を下げ、前記低温スポットに設置された圧縮機の運転強度を上げる制御を行う制御装置と
    を備える制御システム。
  2. 前記検知機構は、前記室内の湿度分布を検知し、
    前記制御装置は、前記検知機構により検知された湿度分布から、前記室内で湿度が閾値よりも高い領域を高湿スポットとして特定し、前記複数の圧縮機に対して、前記供給機構から送られる気体の圧力を設定範囲内に維持しながら、前記高湿スポットに設置された圧縮機の運転を停止する制御を行う請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記室内を冷房する空気調和機をさらに備え、
    前記検知機構は、前記複数の圧縮機および前記空気調和機の消費電力量を検知し、
    前記制御装置は、前記検知機構により検知された消費電力量と、前記空気調和機の設定温度とに基づいて、前記空気調和機の設定温度を下げることにより得られる前記複数の圧縮機の消費電力量の削減量と、前記空気調和機の設定温度を上げることにより得られる前記空気調和機の消費電力量の削減量とを分析し、分析結果に応じて、前記空気調和機の設定温度を調節する請求項1または2に記載の制御システム。
  4. 気体を圧縮して吐出する複数の圧縮機を制御する制御装置において、
    前記複数の圧縮機が設置された室内の温度分布から、前記室内で温度が高い領域および温度が低い領域をそれぞれ高温スポットおよび低温スポットとして特定する特定部と、
    前記複数の圧縮機に対して、前記複数の圧縮機から吐出された気体を共通の供給先へ送る供給機構から送られる気体の圧力を設定範囲内に維持しながら、前記特定部により特定された高温スポットに設置された圧縮機の運転強度を下げ、前記特定部により特定された低温スポットに設置された圧縮機の運転強度を上げる制御を行う制御部と
    を備える制御装置。
  5. 前記複数の圧縮機の消費電力量と、前記室内を冷房する空気調和機の消費電力量と、前記空気調和機の設定温度とに基づいて、前記空気調和機の設定温度を下げることにより得られる前記複数の圧縮機の消費電力量の削減量と、前記空気調和機の設定温度を上げることにより得られる前記空気調和機の消費電力量の削減量とを分析する分析部をさらに備え、
    前記制御部は、前記分析部の分析結果に応じて、前記空気調和機の設定温度を調節する請求項4に記載の制御装置。
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