JPWO2018078727A1 - 流体測定装置 - Google Patents

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Abstract

流体測定装置は、流体(200)に光を照射する照射部(120)と、流体によって散乱された光を受光する受光部(131,132)と、受光部の受光信号に基づいて、流体の逆流を検出する検出部(310)と、検出部の検出結果と受光部の受光信号とに基づいて、流体の濃度を示す推定濃度情報を算出する算出部(320,330)とを備える。これにより、流体に一時的な逆流が発生した場合でも、流体濃度を正確に測定することが可能である。

Description

本発明は、光を照射して流体に関する情報を測定する流体測定装置の技術分野に関する。
この種の装置として、流体に光を照射すると共に散乱光を受光して、流体の濃度や流量及び流速等を測定するものが知られている。例えば特許文献1では、人工透析装置を流れる血液に光を照射して、血液の濃度(ヘマトクリット値)や血流量を測定する技術が開示されている。
特許第5586476号公報
人工透析装置において、患者から採取された血液はポンプの力でチューブ内を流れる。しかしながら、ポンプの特性上、チューブ内において血液が一時的に逆流してしまうことがあり、その結果、光を利用した測定が正確に行えなくなるおそれがある。
上述した特許文献1では、血液の逆流に関して何ら記載されていない。このため、仮に血液の逆流が生じた場合、血液の濃度や血流量を正確に測定できないという技術的問題点が生ずる。
本発明が解決しようとする課題には上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、流体に関する情報を正確に測定可能な流体測定装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の流体測定装置は、流体に光を照射する照射部と、前記流体によって散乱された光を受光する受光部と、前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体の逆流を検出する検出部と、前記検出部の検出結果と前記受光部の受光信号とに基づいて、前記流体の濃度を示す推定濃度情報を算出する算出部とを備える。
上記課題を解決するための第2の流体測定装置は、流体に光を照射する照射部と、前記流体によって散乱された光を受光する受光部と、前記受光部の受光信号が示す受光強度の変化量が所定値以上であることを検出する検出部と、前記検出部の検出結果と前記受光部の受光信号とに基づいて、前記流体の濃度を示す推定濃度情報を算出する算出部とを備える。
第1実施例に係る流体測定装置の全体構成を示す概略構成図である。 第1受光素子及び第1I−V変換器の構成を示す回路図である。 第1実施例に係る逆流補正濃度推定部の構成を示すブロック図である。 逆流検出部の構成を示すブロック図である。 補正処理部の構成を示すブロック図である。 光量に関する各信号の時間的な変動の一例を示すグラフである。 流体濃度と透過光量との関係を示すグラフである。 濃度変換部の構成を示すブロック図である。 比較例に係る濃度の推定誤差を示すグラフである。 第1実施例に係る濃度の推定誤差を示すグラフである。 第2実施例に係る逆流補正濃度推定部の構成を示すブロック図である。 第3実施例に係る逆流補正濃度推定部の構成を示すブロック図である。
<1>
本実施形態に係る第1の流体測定装置は、流体に光を照射する照射部と、前記流体によって散乱された光を受光する受光部と、前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体の逆流を検出する検出部と、前記検出部の検出結果と前記受光部の受光信号とに基づいて、前記流体の濃度を示す推定濃度情報を算出する算出部とを備える。
本実施形態に係る第1の流体測定装置の動作時には、照射部から流体に向けて光が照射される。なお、照射される光は、例えばレーザ光であり、ファブリペロー型(FP)レーザ光源や分布帰還型(DFB)レーザ光源を用いて照射される。また、流体の具体例としては血液等が挙げられるが、照射部からの光を照射可能な状態で流れているものであれば測定対象となり得る。
照射部から照射された光は、流体において散乱(透過又は反射)された後に、受光部において受光される。受光部は、例えばフォトダイオードとして構成されており、光の強度を検出して、受光信号(即ち、受光した光の強度を示す信号)を出力可能に構成されている。
流体において散乱された光は、流体の状態に応じて強度が変化している。よって、受光部において受光された光の強度を利用すれば、流体に関する情報(例えば、濃度等)を測定することができる。
本実施形態では特に、検出部において流体の逆流が検出可能となっている。なお、ここでの「逆流」とは、流体が本来とは異なる方向に流れることを意味しており、一時的或いは部分的なものも含まれる。検出部は、受光部から出力される受光信号に基づいて、流体の逆流を検出する。
流体の逆流に関する検出結果は、受光部から出力される受光信号と共に、流体の濃度を示す推定濃度情報を算出するために用いられる。推定濃度情報を算出する算出部は、例えば流体に逆流が生じているか否か、及び受光信号が示す光の強度に基づいて、流体の濃度を推定する。
ここで仮に、流体の逆流に関する情報が検出されていないとすると、推定濃度情報を正確に算出することが難しくなる。本願発明者の研究するところによれば、流体に逆流が発生すると、流体からの散乱光の強度が一時的に大きく変動することが判明している。このため、受光信号のみに基づいて流体の濃度を推定しようとすると、逆流発生時に誤った濃度が推定されてしまう。
しかるに本実施形態では、上述したように、検出部の検出結果と受光部の受光信号とに基づいて推定濃度情報が算出される。即ち、流体の濃度は、逆流の発生を考慮した上で推定される。従って、本実施形態に係る流体測定装置によれば、流体の濃度を正確に推定することが可能である。
<2>
本実施形態に係る流体測定装置の一態様では、前記検出部は、前記受光信号が示す受光強度の変化量が所定値以上である場合に、前記流体の逆流を検出する。
この態様によれば、受光強度の変化量と所定値とを比較することにより、流体の逆流を好適に検出することが可能である。なお「所定値」は、流体が逆流した場合の受光強度の変化量に対応して設定される値であり、理論的、実験的、あるいは経験的に求められ、予め設定されている。
<3>
本実施形態に係る流体測定装置の他の態様では、前記算出部は、(i)前記流体の逆流が検出された逆流期間以外の他の期間では、前記受光信号に基づいて前記推定濃度情報を算出し、(ii)前記逆流期間では、前記受光信号を補正した補正信号に基づいて前記推定濃度情報を算出する。
この態様によれば、逆流期間以外の他の期間では、受光信号に基づいて推定濃度情報が算出されるが、逆流期間においては、受光信号を補正した補正信号に基づいて推定濃度情報が算出される。
すでに説明したように、逆流期間においては、散乱光の強度が一時的に大きく変動するため、受光信号をそのまま利用して濃度を推定しても、正確な値とはならない可能性がある。これに対し、逆流期間において補正信号を利用するようにすれば、逆流に起因した受光強度の変動の影響を抑制し、正確な濃度を推定することが可能である。
なお、補正信号の生成方法としては、例えばローパスフィルタによるフィルタリング処理等が挙げられる。
<4>
本実施形態に係る流体測定装置の他の態様では、前記算出部は、前記受光信号に基づいて第1濃度情報を算出すると共に、前記第1濃度情報を補正して第2濃度情報を算出し、(i)前記流体の逆流が検出された逆流期間以外の他の期間では、前記第1濃度情報を前記推定濃度情報として出力し、(ii)前記逆流期間では、前記第2濃度情報を前記推定濃度情報として出力する。
この態様によれば、まず受光信号に基づいて第1濃度情報を算出され、更にその第1濃度情報を補正することで第2濃度情報が算出される。即ち、逆流が発生しているか否かによらず、2種類の濃度情報がそれぞれ算出される。なお、第2濃度情報の算出方法としては、例えばローパスフィルタによるフィルタリング処理等が挙げられる。
第1濃度情報及び第2濃度情報が算出されると、逆流の発生が検出される。そして、逆流期間以外の他の期間では、第1濃度情報(即ち、受光信号に基づいて算出された濃度情報)が推定濃度情報として出力される。一方で、逆流期間においては、第2濃度情報(即ち、第1濃度情報を補正した濃度情報)が推定濃度情報として出力される。
このように、逆流期間において補正した第2濃度情報を出力するようにすれば、逆流に起因した受光強度の変動の影響を抑制し、正確な推定濃度情報を出力することが可能である。
<5>
本実施形態に係る流体測定装置の他の態様では、前記算出部は、(i)前記受光信号に基づく前記第1濃度情報を、所定期間内に複数回算出し、(ii)複数回算出された前記第1濃度情報のうち、前記流体の逆流が検出された逆流期間以外の他の期間において算出された前記第1濃度情報のみの平均値を、前記所定期間の前記推定濃度情報として出力する。
この態様によれば、複数回算出された第1濃度情報のうち、逆流期間以外の他の期間において算出された値のみが、推定濃度情報の算出に用いられる。言い換えれば、逆流期間において算出された値は、推定濃度情報の算出には用いられない。
この結果、逆流に起因して誤った値として算出された第1濃度情報は、推定濃度情報に影響を与えない。よって、逆流による影響を排除して、正確な推定濃度情報を算出することが可能である。
なお、「所定期間」は、推定濃度情報を算出する周期として設定される期間であり、任意の期間として設定することができる。
<6>
本実施形態に係る流体測定装置の他の態様では、前記受光部は、前記流体を透過した透過光を主として受光すべく配置した第1受光素子、及び前記流体で反射された反射光を主として受光すべく配置した第2受光素子を有する。
この態様によれば、第1受光素子及び第2受光素子によって、透過光及び反射光を別々に受光することができる。よって、透過光及び反射光のそれぞれの特性を利用して、より好適に逆流を検出する、或いは推定濃度情報を算出することができる。
<7>
上述した受光部が第1受光素子及び第2受光素子を有する態様では、前記検出部は、前記反射光に対応する前記受光信号に基づいて、前記流体の逆流を検出してもよい。
反射光は、流体に逆流が発生すると、強度が大きく減少する性質を有している。このため、反射光の受光信号(即ち、反射光の受光強度)を利用すれば、好適に流体の逆流を検出することが可能である。
<8>
或いは受光部が第1受光素子及び第2受光素子を有する態様では、前記算出部は、前記検出部の検出結果と前記透過光に対応する前記受光信号とに基づいて、前記推定濃度情報を算出してもよい。
透過光の強度は、流体の濃度に応じて一対一の関係を保ちながら変動する。このため、透過光の受光信号(即ち、透過光の受光強度)を利用すれば、好適に推定濃度情報を算出することができる。
<9>
本実施形態に係る第2の流体測定装置は、流体に光を照射する照射部と、前記流体によって散乱された光を受光する受光部と、前記受光部の受光信号が示す受光強度の変化量が所定値以上であることを検出する検出部と、前記検出部の検出結果と前記受光部の受光信号とに基づいて、前記流体の濃度を示す推定濃度情報を算出する算出部とを備える。
本実施形態に係る第2の流体測定装置によれば、受光部の受光信号が示す受光強度の変化量が所定値以上であることが検出され、その検出結果に基づいて推定濃度情報が算出される。受光強度の変化量が所定値以上である場合、受光信号に基づいて正確な濃度を推定することが難しくなる。このため、受光強度の変化量が所定値以上であることを検出できれば、流体の濃度の推定精度が悪化してしまうことを抑制できる。
従って、本実施形態に係る第2の流体測定装置によれば、上述した第1の流体測定装置と同様に、流体の濃度を正確に推定することが可能である。なお、本実施形態に係る第2の流体測定装置においても、上述した第1の流体測定装置における各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
本実施形態に係る流体測定装置の作用及び他の利得については、以下に示す実施例において、より詳細に説明する。
以下では、図面を参照して流体測定装置の実施例について詳細に説明する。
<第1実施例>
第1実施例に係る流体測定装置について、図1から図10を参照して説明する。なお、以下では、流体測定装置が血流濃度を測定する装置として構成される場合を例にとり説明を進める。
<全体構成>
先ず、図1を参照して、本実施例に係る流体測定装置の全体構成について説明する。ここに図1は、第1実施例に係る流体測定装置の全体構成を示す概略構成図である。
図1において、本実施例に係る流体測定装置は、レーザ駆動部110と、半導体レーザ120と、第1受光素子131及び第2受光素子132と、第1I−V変換器141及び第2I−V変換器142と、第1LPF増幅器151及び第2LPF増幅器152と、第1A/D変換器161及び第2A/D変換器162と、逆流補正濃度推定部300とを備えて構成されている。
レーザ駆動部110は、半導体レーザ120を駆動するための電流を発生する。
半導体レーザ120は、「照射部」の一具体例であり、レーザ駆動部110において発生された駆動電流に応じたレーザ光を、被測定対象200(例えば、血流等)に対して照射する。
第1受光素子131及び第2受光素子132は、「受光部」の一具体例であり、半導体レーザ120から照射されたレーザ光のうち、血液200で散乱された散乱光を受光する。第1受光素子131は、受光した透過光の強度に応じて検出電流を出力する。一方、第2受光素子132は、受光した反射光の強度に応じて検出電流を出力する。
第1I−V変換器141及び第2I−V変換器142は、第1受光素子131及び第2受光素子132から出力された検出電流をそれぞれ電圧に変換して、検出電圧を出力する。
第1LPF増幅器151及び第2LPF増幅器152は、第1I−V変換器141及び第2I−V変換器142から出力された検出電圧から、ノイズを含む不要な成分である高周波成分を除去すると共に増幅し、透過信号(即ち、透過光に関する情報を示す信号)及び反射信号(即ち、反射光に関する情報を示す信号)として出力する。
第1A/D変換器161及び第2A/D変換器162は、入力されるアナログの透過信号及び反射信号を量子化し、デジタルのデータとして出力する。第1A/D変換器161は、透過光の光量を示す透過光量TDCを出力する。一方、第2A/D変換器162は、反射光の光量を示す反射光量RDCを出力する
逆流補正濃度推定部300は、反射光量RDCに基づいて被測定対象200の逆流を検出する。また、逆流の検出結果及び透過光量TDCに基づいて、被測定対象200の推定濃度を算出して、結果を外部装置(例えば、ディスプレイ等)に出力する。
<各部の構成と動作>
次に、図2から図8を参照して、流体測定装置の各部の構成及び動作について詳細に説明する。
<受光素子及びI−V変換器>
図2を参照して、受光素子及びI−V変換器の構成及び動作について説明する。ここに図2は、第1受光素子及び第1I−V変換器の構成を示す回路図である。
図2に示すように、被測定対象200からの散乱光のうち、主に前方散乱光を含む透過光は、第1受光素子131で検出される。
第1受光素子131は、半導体によるフォトディテクタを含んで構成されている。フォトディテクタのアノードは基準電位となるグランド電位に接続される。一方、フォトディテクタのカソードは演算増幅器Ampの反転端子に接続される。演算増幅器Ampの非転端子は、基準電位となるグランド電位に接続される。
演算増幅器Ampの反転端子と出力端子の間には、帰還抵抗Rfが接続されている。演算増幅器Ampと帰還抵抗Rfにより、所謂トランスインピーダンスアンプが構成される。トランスインピーダンスアンプ(第1I−V変換器)141の電流電圧変換作用により、検出電流は検出電圧に変換される。
なお、具体的な図示は省略しているが、被測定対象200からの散乱光のうち、主に後方散乱光を含む反射光は、第2受光素子132(図1参照)により検出される。第2受光素子132は、半導体によるフォトディテクタにより構成されており、第1受光素子131と同様に、トランスインピーダンスアンプ(第2I−V変換器)142が構成される。
<逆流補正濃度推定部>
図3を参照して、逆流補正濃度推定部の構成及び動作について説明する。ここに図3は、第1実施例に係る逆流補正濃度推定部の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、逆流補正濃度推定部300は、逆流検出部310、補正処理部320、及び濃度変換部330を備えて構成されている。なお、逆流検出部310は、「検出部」の一具体例であり、補正処理部320及び濃度変換部330は「算出部」の一具体例である。
逆流補正濃度推定部300の一方の入力には、量子化されたデジタル値である透過光量TDCが入力される。逆流補正濃度推定部300の他方の入力には、量子化されたデジタル値である反射光量RDCが入力される。
反射光量RDCは、逆流検出部310に入力される。逆流検出部310は、反射光量RDCに急激な時間変化が生じている場合に、被測定対象200が逆流していると判定する。逆流検出部310からは、検出結果である逆流検出フラグRvsFが出力され、補正処理部320の制御入力に入力される。
補正処理部320には、逆流検出フラグRvsFに加えて、量子化されたデジタル値である透過光量TDCが入力される。補正処理部320は、逆流検出フラグRvsFに応じて透過光量TDCを補正して、補正透過光量TDChを濃度変換部330に出力する。
濃度変換部330は、補正透過光量TDChに応じて被測定対象200の濃度を推定し、推定濃度を出力する。
<逆流検出部>
図4を参照して、逆流検出部の構成及び動作について説明する。ここに図4は、逆流検出部の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、逆流検出部310は、LPF(ローパスフィルタ)311、閾値生成部312及び比較部313を備えて構成されている。
逆流検出部310に入力された反射光量RDCは、LPF311により平均化され、RDCLpが取得される。RDCLpは閾値生成部312に出力される。
閾値生成部312では、入力された過去の反射光量平均値RDCLpに所定の係数(例えば0.9)を乗算され、閾値Thldが生成される。閾値Thldは「所定値」の一具体例であり、反射光量RDCの急激な変化を検出するための値として生成される。
比較部313には、LPF311を通していない反射光量RDCと、閾値Thldとが入力される。比較部313では、反射光量RDCと閾値Thldとの大小比較により、反射光量RDCの急激な低下が検出される。反射光量RDCの急激な低下が検出された場合、逆流が生じていると判定され、比較部313からは逆流検出フラグRvsF=1が出力される。一方で、反射光量RDCの急激な低下が検出されない場合(即ち、反射光量RDCの時間変化が穏やかであり変化が少ない場合)、逆流は生じていないと判定され、比較部313からは逆流検出フラグRvsF=0が出力される。
<補正処理部>
図5を参照して、補正処理部の構成及び動作について説明する。ここに図5は、補正処理部の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、補正処理部320は、LPF321、選択部322、及びLPF323を備えて構成されている。
補正処理部320に入力された透過光量TDCは、LPF321により平均化され、TDCLpが取得される。平均化されていない透過光量TDCは、逆流が発生している期間において、短い周期で上下に変動し、ランダム信号が印加されたような状態として観測される(例えば、図6等を参照)。逆流が生じている場合、順流から逆流に転じる過程で流れが乱れて乱流が生じ、透過光量が激しく時間変動するためと考えられる。これに対し、TDCLpは、LPF321による平均化作用により、逆流が生じている期間においても、穏やかな時間変化となりレベルは安定する。
選択部322には、透過光量TDC、TDCLp、及び逆流検出フラグRvsFが入力される。選択部322は、RvsF=1が入力されている期間(即ち、逆流が生じている期間)においては、平均化されたTDCLpを選択出力し、RvsF=0が入力されている期間(即ち、逆流が生じていない期間)においては、LPF321を通していない透過光量TDCを選択出力する。このような選択部322の選択作用により、ランダムノイズが印加されている透過光量TDCは除去され、TDCLpに置き換えられる。このため、選択部322の出力信号は逆流によるノイズが除去された信号となる。
選択部322の出力信号は、LPF323において平均化され、補正透過光量TDChとして出力される。LPF323での平均化により、選択部322における選択切り替え時に発生するノイズが低減される。
<逆流検出と補正処理の具体例>
ここで図6を参照して、逆流検出部310による逆流検出と、補正処理部320による補正処理について、より具体的に説明する。ここに図6は、光量に関する各信号の時間的な変動の一例を示すグラフである。
本実施例に係る被測定対象200である血液は、チューブポンプ(図示せず)の動力によってチューブ内を流れている。チューブポンプは、複数のローラが回転によりチューブをしごくことで、チューブ内の流体を移送するが、ポンプの構造上、回転に同期して脈動が生じる。この脈動により、血液の逆流が生じる場合がある。具体的には、流体は逆流と順流を繰り返し、総合的には順方向に移送されるが、回転に同期して、短時間ではあるが逆流により逆方向に移動している区間がある。逆流が生じている場合、ポンプの脈動により生じた流体濃度における粗密波が、密から疎に変化して、散乱光、例えば後方散乱光である反射光量が急激に低下すると考えられる。
図6において、区間Aでは、反射光量RDCが閾値Thldを超えて急激に低下しており、逆流が生じていると考えられる。このため、区間Aでは、補正処理部320の出力である補正透過光量TDChとして、透過光量TDCではなく、平均化されたTDCLpが出力されている。このようにすれば、逆流に起因して透過光量TDCに発生するノイズの影響を低減することが可能である。
一方、区間Bでは、反射光量RDCの時間変化は穏やかであり、流れは安定した密状態であると考えられ、逆流は生じていないと考えられる。このため、区間Bでは、補正処理部320の出力である補正透過光量TDChとして、透過光量TDCがそのまま出力されている。
<濃度変換部>
図7及び図8を参照して、濃度変換部の構成及び動作について説明する。ここに図7は、流体濃度と透過光量との関係を示すグラフである。また図8は、濃度変換部の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、流体濃度が高くなると、透過光量TDCは指数関数的に減少するという特性がある。このため、これらの関係を利用すれば、透過光量TDCから流体濃度を推定することが可能である。
図8に示すように、濃度変換部330は、対数化部331及びテーブルリード部332を備えて構成されている。
対数化部331は、入力された補正透過光量TDChを対数化(言い換えれば、線形化)して、出力する。対数化により、テーブルリード部332で発生し得る変換誤差を抑制することができる。
テーブルリード部332は、図7に示す透過光量TDCと流体濃度の関係から導き出されたテーブルを記憶しており、対数化された補正透過光量TDChから推定濃度を算出し、出力する。なお、推定濃度の算出には、テーブルリードに代えて、多項式を利用した算出等の他の方法を採用することも可能である。
<第1実施例の効果>
次に、図9及び図10を参照して、第1実施例に係る流体測定装置によって得られる技術的効果について説明する。ここに図9は、比較例に係る濃度の推定誤差を示すグラフである。また図10は、第1実施例に係る濃度の推定誤差を示すグラフである。
既に説明したように、被測定対象200に逆流が生じた場合、推定濃度に誤差が生じてしまうおそれがある。特に、人工透析装置においては、脱血用の針径が細く、ポンプの回転数が高く、設定流量が高い場合、逆流量が増加し、濃度推定誤差がより拡大することを実験により確認している。
図9に示すように、本実施例のように逆流を検出して透過光量TDCの補正を行わないとすると、逆流の発生に起因して推定濃度のばらつきが大きくなってしまう。
これに対し本実施例では、逆流を検出した場合に、透過光量TDCを過去の平均値TDCLpに置き換える処理を実行している。この結果、補正透過光量TDChは、逆流が生じている区間においても、波形が乱れることがない(例えば、図6等を参照)。
図10に示すように、逆流を検出して透過光量TDCの補正を実施した場合、濃度推定のばらつきは小さくなり良好な特性を示す。
以上説明したように、第1実施例に係る流体測定装置によれば、流体に一時的な逆流が発生した場合でも、流体濃度を正確に推定することが可能である。
<第2実施例>
次に、第2実施例に係る流体測定装置について、図11を参照して説明する。ここに図11は、第2実施例に係る逆流補正濃度推定部の構成を示すブロック図である。
なお、第2実施例は、上述した第1実施例と比べて逆流補正濃度推定部の構成及び動作が異なるのみであり、その他の部分については第1実施例と概ね同様である。このため、以下では、既に説明した第1実施例と異なる部分について詳細に説明し、重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
図11に示すように、第2実施例に係る逆流補正濃度推定部300bは、逆流検出部310b、補正処理部320b、及び濃度変換部330bを備えて構成されている。第2実施例では特に、濃度変換部330bが補正処理部320bよりも前段に設けられており、まず濃度が推定されてから補正処理が実行される。
濃度変換部330bでは、入力された透過光量TDCが、中間推定濃度Ndに変換される。この変換は、図7及び図8で示した濃度変換と同様な手順で変換される。また、逆流検出部310bでは、反射光量RDCと閾値Thldとの大小比較により、逆流の発生が検出され、逆流検出フラグRvsFが出力される。逆流検出も、図4で説明したものと同様の手順で実行される。
中間推定濃度NdはLPF321bにて平均化され、NdLpが取得される。中間推定濃度Nd及びNdLpは、選択部322bにおいて逆流検出フラグRvsFに従い選択出力され、LPF323bで更に平均化された後、最終推定濃度として出力される。具体的には、逆流検出フラグRvsF=1の場合は、逆流が生じていると判断して、平均化されたNdLpを選択して出力する。一方で、逆流検出フラグRvsF=0の場合には、逆流が生じていないと判断して、平均化前のNdを選択して出力する。
この結果、最終推定濃度は、逆流が生じている区間においても、より正確な推定値として得られ、濃度推定特性は、ばらつきの少ない良好な特性となる。
以上説明したように、第2実施例に係る流体測定装置では、第1実施例のように透過光量TDCを補正するのではなく、推定濃度に対する補正が実行される。この場合でも、第1実施例と同様に、逆流の発生による影響を抑制でき、流体濃度を正確に推定することが可能である。
<第3実施例>
次に、第3実施例に係る流体測定装置について、図12を参照して説明する。ここに図12は、第3実施例に係る逆流補正濃度推定部の構成を示すブロック図である。
なお、第3実施例は、上述した第1及び第2実施例と比べて逆流補正濃度推定部の構成及び動作が異なるのみであり、その他の部分については第1及び第2実施例と概ね同様である。このため、以下では、既に説明した第1及び第2実施例と異なる部分について詳細に説明し、重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
図12に示すように、第3実施例に係る逆流補正濃度推定部300cは、逆流検出部310c、濃度変換部330c、規定周期生成部410、積算部420、カウンタ430、除算部440、及びレジスタ450を備えて構成されている。
逆流検出部310cでは、反射光量RDCと閾値Thldとの大小比較により、逆流の発生が検出され、逆流検出フラグRvsFが出力される。また濃度変換部330cでは、入力された透過光量TDCが、中間推定濃度Ndに変換される。
積算部420は、入力される中間推定濃度Ndを積算していき、規定周期生成部410が生成したタイミングパルスに従って積算値をクリアする。積算部420は、中間推定濃度Ndが更新されるごとに積算するが、逆流検出フラグRvsF=1となる(即ち、逆流が検出されている)場合には、積算が禁止される。このため、積算部420では、逆流が検出されていない期間の中間推定濃度Ndのみが積算されていく。積算部420の出力は、除算部440の分子側に入力される。
一方、除算部440の分母側には、カウンタ430の出力であるカウンタ値が入力される。カウンタ値は、中間推定濃度Ndが更新されるごとにインクリメントされ、規定周期生成部410が生成したタイミングパルスによって初期化される。ただし、逆流検出フラグRvsF=1となる(即ち、逆流が検出されている)場合には、カウンタ値のインクリメントが禁止される。その結果、カウンタ値は、タイミングパルス発生時点で、規定周期内に含まれる有効データ数(言い換えれば、積算部420で積算されたデータ数)に一致する。
この結果、除算部440では、有効データの積算値(分子)が、有効データ数(分母)で除算され、有効データの平均値が算出される。有効データの平均値は、タイミングパルスが発生される周期ごとに、レジスタ450に保持される。レジスタ450は、有効データの平均値を最終推定濃度として出力する。この構成により、逆流が生じている区間のデータが積算から除外され、最終推定濃度の推定特性は、ばらつきの少ない良好な特性となる。
以上説明したように、第3実施例に係る流体測定装置では、逆流が発生していない期間のデータの平均値が最終推定濃度として出力される。このため、第1実施例及び第2実施例と同様に、逆流の発生による影響を抑制でき、流体濃度を正確に推定することが可能である。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う流体測定装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
110 レーザ駆動部
120 半導体レーザ
131 第1受光素子
132 第2受光素子
141 第1I−V変換器
142 第2I−V変換器
151 第1LPF増幅器
152 第2LPF増幅器
161 第1A/D変換器
162 第2A/D変換器
200 被測定対象
300 逆流補正濃度推定部
310 逆流検出部
320 補正処理部
330 濃度変換部

Claims (9)

  1. 流体に光を照射する照射部と、
    前記流体によって散乱された光を受光する受光部と、
    前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体の逆流を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果と前記受光部の受光信号とに基づいて、前記流体の濃度を示す推定濃度情報を算出する算出部と
    を備えることを特徴とする流体測定装置。
  2. 前記検出部は、前記受光信号が示す受光強度の変化量が所定値以上である場合に、前記流体の逆流を検出することを特徴とする請求項1に記載の流体測定装置。
  3. 前記算出部は、(i)前記流体の逆流が検出された逆流期間以外の他の期間では、前記受光信号に基づいて前記推定濃度情報を算出し、(ii)前記逆流期間では、前記受光信号を補正した補正信号に基づいて前記推定濃度情報を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の流体測定装置。
  4. 前記算出部は、前記受光信号に基づいて第1濃度情報を算出すると共に、前記第1濃度情報を補正して第2濃度情報を算出し、(i)前記流体の逆流が検出された逆流期間以外の他の期間では、前記第1濃度情報を前記推定濃度情報として出力し、(ii)前記逆流期間では、前記第2濃度情報を前記推定濃度情報として出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の流体測定装置。
  5. 前記算出部は、(i)前記受光信号に基づく前記第1濃度情報を、所定期間内に複数回算出し、(ii)複数回算出された前記第1濃度情報のうち、前記流体の逆流が検出された逆流期間以外の他の期間において算出された前記第1濃度情報のみの平均値を、前記所定期間の前記推定濃度情報として出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の流体測定装置。
  6. 前記受光部は、前記流体を透過した透過光を主として受光すべく配置された第1受光素子、及び前記流体で反射された反射光を主として受光すべく配置された第2受光素子を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の流体測定装置。
  7. 前記検出部は、前記反射光に対応する前記受光信号に基づいて、前記流体の逆流を検出することを特徴とする請求項6に記載の流体測定装置。
  8. 前記算出部は、前記検出部の検出結果と前記透過光に対応する前記受光信号とに基づいて、前記推定濃度情報を算出することを特徴とする請求項6又は7に記載の流体測定装置。
  9. 流体に光を照射する照射部と、
    前記流体によって散乱された光を受光する受光部と、
    前記受光部の受光信号が示す受光強度の変化量が所定値以上であることを検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果と前記受光部の受光信号とに基づいて、前記流体の濃度を示す推定濃度情報を算出する算出部と
    を備えることを特徴とする流体測定装置。
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