JPWO2017208434A1 - 情報処理装置及びアプリケーション管理方法 - Google Patents

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Abstract

ファームウェアの実行とアプリケーションプログラムのインストールを1つの操作で実現することが可能な情報処理装置を提供する。本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、第1プログラムを記憶する第1記憶部と、プログラムを実行する制御部と、を備え、前記制御部は、起動時に前記第1プログラムを実行することを含み、前記第1プログラムは、予め指定した第2プログラムを取得して前記制御部に実行させるためのプログラムであり、前記第2プログラムは、アプリケーションプログラムのインストール処理を前記制御部に実行させるためのプログラムであり、前記インストール処理は、当該インストール処理による前記アプリケーションプログラムのインストール履歴に応じて、当該アプリケーションプログラムのインストールを行うか否かを判断することを含むことを特徴とする。

Description

本発明は、情報処理装置及びアプリケーション管理方法に関する。本発明は、特に、ファームウェアの実行とアプリケーションプログラムのインストールを1つの操作で実現することが可能な情報処理装置及びアプリケーション管理方法に関する。
従来、通信を継続させたままネットワーク機器に付随する装置の機能を更新する技術や人手による設定作業を行うことなく、ネットワーク装置の設定情報の設定・更新を可能にする技術が開示されている(特許文献1及び2)。
特開2014−78784号公報 特開2006−311177号公報
これらの技術においては、あるネットワーク装置のファームウェアを更新して、ネットワーク装置の機能や設定を更新することはできても、アプリケーションプログラムを自動的にインストールすることはできていない。
ところで、ファームウェアの実行(例えば、更新)とアプリケーションプログラムのインストールが一つの操作で可能であると、使い勝手が良い場合がある。ファームウェアの更新とアプリケーションプログラムのインストールの操作が別々になっていると、それぞれの操作をする必要があり、煩雑だからである。なお、ファームウェアとは、コンピュータなどに内蔵されるプログラムの一種で、本体内部の回路や装置などの基本的な制御を司る機能を持つプログラムを含む。他方、アプリケーションプログラムとは、ネットワーク機器の機能を利用して動作する付加プログラムを含む。
本発明は、上記のような従来技術に伴う課題を解決しようとするものであって、その目的とするところは、ファームウェアの実行とアプリケーションプログラムのインストールを1つの操作で実現することが可能な情報処理装置を提供するところにある。
本発明の一実施形態によれば、第1プログラムを記憶する第1記憶部と、プログラムを実行する制御部と、を備え、前記制御部は、起動時に前記第1プログラムを実行することを含み、前記第1プログラムは、予め指定した第2プログラムを取得して前記制御部に実行させるためのプログラムであり、前記第2プログラムは、アプリケーションプログラムのインストール処理を前記制御部に実行させるためのプログラムであり、前記インストール処理は、当該インストール処理による前記アプリケーションプログラムのインストール履歴に応じて、当該アプリケーションプログラムのインストールを行うか否かを判断することを含むことを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、ファームウェアの実行とアプリケーションプログラムのインストールを1つの操作で実現することが可能な情報処理装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の記憶部の一部を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のインストール処理のフローの一例を示す図である。 本発明の変形例に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
<実施形態>
[情報処理システムの構成]
図1を用いて、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。
一実施形態に係る通信システムは、情報処理装置1が、ネットワークNW1を介してサーバ2a、2bと通信接続するためのシステムである。ネットワークNW1は、電話回線やIPネットワークである。サーバ2a、2bは、プログラムの供給元となる。情報処理装置1の各構成については、以下に詳述する。
[情報処理装置の構成]
図2を用いて、本発明の一実施形態に係る情報処理装置1について説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
情報処理装置1は、制御部30、記憶部60、操作部40、表示部50、接続部70および通信部80を備える。これらの各構成はバスを介して接続されている。情報処理装置1は、ネットワーク端末や無線アクセスポイント、ルータ、無線ルータなどのネットワーク機器である。
記憶部60は、RAMなどの揮発性メモリ、Flash ROMなどの不揮発性メモリ、ハードディスク等の記憶装置である。記憶部60は、第1記憶部60a、第2記憶部60bを含む。第1記憶部60aは、ファームウェア(第1プログラム)を記憶する。第2記憶部60bは、アプリケーション管理プログラム(第2プログラム)を記憶する。ここで、ファームウェアは、予め指定したアプリケーション管理プログラムを取得して制御部30に実行させるためのプログラムである。また、アプリケーション管理プログラムは、アプリケーションプログラムのインストール処理を制御部30に実行させるためのプログラムである。
また、記憶部60は、様々な機能を実現するためのアプリケーションプログラムを記憶する記憶領域を含む。プログラムは、コンピュータにより実行可能であればよく、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。この場合には、情報処理装置1は、記録媒体を読み取る装置を備えていてもよい。また、プログラムは、ネットワーク経由でダウンロードされてもよい。
Flash ROMには、ファームウェア及びアプリケーションプログラムが格納される。情報処理装置1の起動時にブートプログラムがファームウェアをRAM上に展開すると同時に、後述のインストール処理によってインストールすべきアプリケーションプログラムを特定の記憶領域に記憶する。なお、アプリケーションプログラムが特定の記憶領域に記憶された時点では、アプリケーションプログラム毎に圧縮された一つのファイルとなっている。アプリケーションプログラムは、後述のフローに従ってインストール処理がなされる。アプリケーションプログラムのインストール先は、Flash ROMである。もっとも、アプリケーションプログラムがインストールされ格納される領域は、ファームウェアが格納される領域とは異なる領域である。
ここで、記憶部60に記憶される情報の詳細について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の記憶部の一部を示す図である。
記憶部60の第2記憶部60bは、第21記憶部61、第22記憶部62、第23記憶部63を含む。第21記憶部61は、アプリケーションプログラム名を記憶する。アプリケーションプログラム名は、各アプリケーションプログラムを識別する名称である。第22記憶部62は、対応するアプリケーションプログラムがアプリケーション管理プログラムのインストール処理によってインストールされたかどうかを示す情報を記憶する。第23記憶部63は、バージョン情報を記憶する。バージョン情報は、対応するアプリケーションプログラムのバージョンを示す情報である。インストール履歴は、対応するアプリケーションプログラムがアプリケーション管理プログラムのインストール処理によってインストールされたかどうかを示す情報を含む。インストール履歴は、さらにバージョン情報を含んでもよい。
図3によれば、アプリケーションプログラムAは、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によってインストールされたことを示す情報があり、そのバージョン情報が「1.2」であることがわかる。他方、アプリケーションプログラムCは、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によってインストールされた情報はない。もっとも、アプリケーションプログラムCは、第2記憶部60bに記憶されている。そのため、アプリケーションプログラムCは、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によらずにインストールされたことになる。アプリケーションプログラムCのバージョン情報は、「1.0」である。
再び図2の説明をする。制御部30は、CPUなどの演算処理回路を含む。制御部30は、記憶部60に記憶されたプログラムをCPU(コンピュータ)により実行して、後述するインストール処理を行うための機能を実現する。ここの機能を実現する構成の一部または全部は、プログラムの実行によってソフトウエアによって実現される場合に限られず、ハードウェアによって実現されてもよい。なお、制御部30によって実現される機能は、インストール処理を行う機能以外にも、装置各部を制御する機能を含む。
制御部30は、情報処理装置1の起動時にファームウェアを実行する。言い換えると、制御部30は、ブートプログラムを実行し、そのブートプログラムの実行をトリガーとして、ファームウェアを実行する。制御部30は、ファームウェアを実行し、そのファームウェアの実行をトリガーとして、アプリケーション管理プログラムを実行する。すなわち、制御部30によって、ファームウェアが実行されると、アプリケーション管理プログラムを実行するよう指示をする。言い換えると、ファームウェアは、予め指定したアプリケーション管理プログラムを取得して制御部30に実行させるためのプログラムともいえる。
操作部40は、操作ボタンなどによりユーザが入力した操作に応じた信号を制御部30に出力する。操作ボタンは、例えば、電源スイッチ、カーソルキーなどを含み、ユーザの指示を受け付ける操作子であればよい。表示部50は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示装置であり、制御部30による制御に基づいた画面(設定画面など)を表示する。なお、操作部40および表示部50については、情報処理装置1が有していなくてもよい。この場合には、情報処理装置1に接続される外部装置において操作部40および表示部50に相当する機能が代用されてもよい。
接続部70は、PCなどの端末と接続するためのインターフェイスである。この例では、接続部70と端末との接続は有線であっても無線であってもよい。
通信部80は、外部の装置と情報の送受信を行う。以上が、情報処理装置1の説明である。もっとも、情報処理装置1は、上記の構成をすべて備えている必要はない。情報処理装置1の最小構成は、図2の一点鎖線で囲まれた制御部30と第1記憶部60である。情報処理装置1のその他の構成は、適宜追加することが可能である。
[インストール処理のフロー]
次に、図4を用いて、制御部30が実行するインストール処理について説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置のインストール処理のフローの一例を示す図である。
制御部30は、インストールすべきアプリケーションプログラムがあるかどうかを判断する(ステップS101)。具体的には、制御部30は、インストールすべきアプリケーションプログラムが記憶部60にあるかどうかを判断する。インストールすべきアプリケーションプログラムがない場合(ステップS101でNoの場合)、インストール処理は終了する。
他方、インストールすべきアプリケーションプログラムがある場合(ステップS101でYesの場合)、制御部30は、当該インストールすべきアプリケーションプログラムを当該インストール処理によってインストールしたか否かを判断する(ステップS103)。具体的には、制御部30は、第21記憶部61及び第22記憶部62を参照して、アプリケーションプログラムがアプリケーション管理プログラムのインストール処理によってインストールされたかどうかを判断する。当該インストール処理によってアプリケーションプログラムをインストールしたことがある場合(ステップS103でYesの場合)、インストール処理は終了する。
他方、当該インストール処理によってアプリケーションプログラムをインストールしていない場合(ステップS103でNoの場合)、制御部30は、インストールするアプリケーションプログラムがアプリケーション管理プログラムのインストール処理によらずに既にインストール済みかどうかを判断する(ステップS105)。具体的には、制御部30は、第21記憶部61及び第22記憶部62を参照して、アプリケーションプログラムがアプリケーション管理プログラムのインストール処理によってインストールされた情報が「なし」でも、アプリケーションプログラム名があるかどうかを判断する。インストールするアプリケーションプログラムがインストール済みでない場合、すなわち、インストールするアプリケーションプログラムが第21記憶部61に記憶されていないと判断した場合(ステップS105でNoの場合)、制御部30は、ファームウェアの実行とともにアプリケーションプログラムをインストールする(ステップS113)。
他方、インストールするアプリケーションプログラムが当該インストール処理によらずに既にインストール済みである場合(ステップS105でYesの場合)、制御部30は、インストールするアプリケーションプログラムのバージョンが、インストール済みのアプリケーションプログラムのバージョンよりも新しいかどうか判断する(ステップS107)。具体的には、制御部30は、インストールするアプリケーションプログラムのバージョン情報が、第23記憶部63に記憶されているアプリケーションプログラムのバージョン情報よりも新しいかどうかを判断する。インストールするアプリケーションプログラムのバージョンが、インストール済みのアプリケーションプログラムのバージョンよりも新しくない、すなわち、同じバージョンである場合(ステップS107でNoの場合)、インストール処理は終了する。
他方、インストールするアプリケーションプログラムのバージョンが、インストール済みのアプリケーションプログラムのバージョンよりも新しい場合(ステップS107でYesの場合)、制御部30は、インストール済みのアプリケーションプログラムをアンインストールする(ステップS109)。
アンインストールに成功した場合(ステップS111でYesの場合)、制御部30は、アプリケーションプログラムをインストールする(ステップS113)。他方、アンインストールに失敗した場合には、エラー処理をして(ステップS119)、インストール処理は終了する。
アプリケーションプログラムのインストールに成功すると(ステップS115でYesの場合)、制御部30は、アプリケーションプログラムに対して、インストール履歴を付ける(ステップS117)。具体的には、インストールしたアプリケーションプログラム名を第21記憶部61に記憶し、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によって当該アプリケーションプログラムをインストールしたことを示す情報を第22記憶部62に記憶する。また、当該アプリケーションプログラムのバージョン情報も第23記憶部63に記憶する。他方、アプリケーションプログラムのインストールに失敗すると(ステップS115でNoの場合)、エラー処理をして(ステップS119)、インストール処理は終了する。
本実施形態では、ファームウェアの実行とアプリケーションプログラムのインストールを1つの操作で実現することができるという効果を奏する。
また、本実施形態では、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によってアプリケーションプログラムをインストールしたことを示す情報を第22記憶部62に記憶することによって、当該インストール処理によってアプリケーションプログラムをインストールしたかどうかを判断することが可能になる。そして、上記のとおり、当該インストール処理によってアプリケーションプログラムをインストールした場合には、アプリケーションプログラムをインストールすることなく、処理は終了する。そのため、処理を簡略化することができる。
さらに、本実施形態では、制御部30は、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によるアプリケーションプログラムをインストールしたことがあれば、当該アプリケーションプログラムのインストールを行わない。アプリケーション管理プログラムのインストール処理によるアプリケーションプログラムのインストール後に当該アプリケーションプログラムを削除した場合でも、制御部30は、当該インストール処理によるアプリケーションプログラムをインストールしたことがあれば、当該アプリケーションプログラムのインストールを行わない。そのため、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によってアプリケーションプログラムをインストールしたことがある場合には、処理を簡略化することができるという効果を奏する。
以上でインストール処理のフローの一例について説明したが、例えば、アプリケーションの運用形態に応じて、ステップS107、S109及びS111を省略してもよい。具体的には、バージョンアップを自動的に行わず、ユーザ自身がアンインストールするという運用形態が望ましい場合である。
情報処理装置1が、ルータ、無線ルータ、無線アクセスポイント等の予め組み込まれたコンピュータをファームウェアに従って作動させることにより固有の機能を実現する通信制御装置であり、かつ、アプリケーションプログラムを追加可能な場合には、ファームウェアの実行(更新を含む)により、アプリケーションプログラムを追加することができる。
[変形例1]
以上の実施形態では、情報処理装置1の第2記憶部60bに、アプリケーションプログラム名、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によってアプリケーションプログラムをインストールしたことを示す情報及びバージョン情報を記憶することを前提に説明した。もっとも、アプリケーションプログラム名、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によってアプリケーションプログラムをインストールしたことを示す情報及びバージョン情報は、アプリケーション管理プログラムのインストール処理の際に参照することが可能であれば、情報処理装置1の外部の記憶手段に記憶してもよい。本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
[変形例2]
以上の実施形態では、制御部30は、アプリケーションプログラムをインストールした場合、当該アプリケーションプログラムをインストールしたことを示す情報を第22記憶部62に記憶し、その後当該アプリケーションプログラムをアンインストールしても、インストール履歴が変更されないことを前提に説明した。もっとも、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によってアプリケーションプログラムをインストールした場合であっても、その後、当該アプリケーションプログラムをアンインストールしたときには、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によって再度アプリケーションプログラムをインストールしたい場合もありえる。そこで、このような場合を想定して、第22記憶部62に記憶されている情報をリセットする機能を有してもよい。例えば、第22記憶部62に記憶されている情報をリセットする信号を受信した場合には、インストールしたアプリケーションプログラムに対応させて、第22記憶部62を「なし」にリセットしてもよい。
本変形例においても、上記実施形態と同様に、ファームウェアの実行とアプリケーションプログラムのインストールを1つの操作で実現することができるという効果を奏する。また、本変形例においても、アプリケーションプログラムをインストールしたことを示す情報を第22記憶部62に記憶することによって、アプリケーション管理プログラムのインストール処理によってアプリケーションプログラムをインストールしたかどうかを判断することが可能である。
[変形例3]
上記の実施形態では、インストールするアプリケーションプログラムが1つであることを前提として説明した。もっとも、制御部30は、インストールするアプリケーションプログラムが複数の場合、当該複数のアプリケーションをそれぞれのインストール履歴に応じてインストールしてもよい。この場合には、ファームウェアの実行と複数のアプリケーションプログラムのインストールを1つの操作で実現することができるという効果を奏する。本変形例においても、上記の実施形態と同様の効果を奏する。
[変形例4]
上記の実施形態では、アプリケーション管理プログラムは、ファームウェアに組み込まれていることを前提として説明した。もっとも、アプリケーション管理プログラムは、ファームウェアに組み込まれておらず、外部の記憶装置に記憶されていてもよい。この場合には、制御部30は、ファームウェアを実行し、ファームウェアの実行をトリガーとして、外部の記憶装置に記憶されているアプリケーション管理プログラムを実行することになる。本変形例においても、上記の実施形態と同様の効果を奏する。
[変形例5]
上記の実施形態では、アプリケーション管理プログラムによるインストール処理は、ファームウェアの起動時に実行されることを前提に説明した。もっとも、プリケーション管理プログラムによるインストール処理は、ファームウェアの更新後、初めて情報処理装置1を起動する時のみであってもよい。また、アプリケーション管理プログラムによるインストール処理は、ファームウェアの更新時に実行されてもよい。本変形例においても、上記の実施形態と同様の効果を奏する。
[変形例6]
上記の実施形態では、アプリケーションプログラムは、一つのパッケージでファームウェアの実行に連動してインストールされることを前提に説明した。もっとも、アプリケーションプログラムは、外部サーバであるサーバ2a又は2bからインストールされてもよい。本変形例においても、上記の実施形態と同様の効果を奏する。
[変形例7]
以上の実施形態及び変形例の情報処理装置1は、次のようなソフトウエア構成によっても実現することができる。図5は、本発明の変形例に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。図5に示すように、記憶部60Bには、第1プログラム(ファームウェア)61A、第2プログラム(アプリケーション管理プログラム)63Bが記憶されている。CPUの第1プログラム実行部31Aは、記憶部60Bに記憶された第1プログラムを実行する。CPUの第2プログラム実行部33Aは、記憶部60Bに記憶されたアプリケーション管理プログラムを実行して、インストール処理を行う。本変形例においても、上記の実施形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1:情報処理装置 30:制御部 40:操作部 50:表示部
60:記憶部 61:第21記憶部 62:第22記憶部
63:第23記憶部 70:接続部 80:通信部

Claims (11)

  1. 第1プログラムを記憶する第1記憶部と、
    プログラムを実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、起動時に前記第1プログラムを実行することを含み、
    前記第1プログラムは、予め指定した第2プログラムを取得して前記制御部に実行させるためのプログラムであり、
    前記第2プログラムは、アプリケーションプログラムのインストール処理を前記制御部に実行させるためのプログラムであり、
    前記インストール処理は、当該インストール処理による前記アプリケーションプログラムのインストール履歴に応じて、当該アプリケーションプログラムのインストールを行うか否かを判断することを含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記インストール処理は、当該インストール処理によって前記アプリケーションプログラムをインストールした場合、前記インストールしたアプリケーションプログラムの情報、当該インストール処理によって前記アプリケーションプログラムをインストールしたことを示す情報及び前記インストールしたアプリケーションプログラムのバージョン情報を第2記憶部に記憶することを含み、
    前記インストール履歴は、当該インストール処理によって前記アプリケーションプログラムをインストールしたことを示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記インストール処理は、前記インストールするアプリケーションプログラムが既に前記第2記憶部に記憶されているか否かを判断し、前記第2記憶部に記憶されていないと判断した場合、前記アプリケーションプログラムをインストールすることをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記インストール処理は、当該インストール処理によって前記アプリケーションプログラムをインストールした場合、前記第2記憶部に前記インストールしたアプリケーションプログラムのバージョン情報を記憶し、
    前記アプリケーションプログラムが既に前記第2記憶部に記憶されていると判断した場合、前記インストールするアプリケーションプログラムのバージョン情報が前記第2記憶部に既に記憶されているアプリケーションプログラムのバージョン情報より新しいバージョン情報かどうかを判断し、前記インストールするアプリケーションプログラムのバージョン情報の方が新しいと判断した場合、前記第2記憶部に既に記憶されている前記アプリケーションプログラムをアンインストールし、新しいバージョン情報を有するアプリケーションプログラムをインストールすることをさらに含み、
    前記インストール履歴は、前記インストールしたアプリケーションプログラムのバージョン情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記インストール処理は、前記インストールするアプリケーションプログラムが複数の場合、当該複数のアプリケーションをそれぞれのインストール履歴に応じてインストールすることをさらに含むことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2プログラムは、前記第2記憶部に記憶され、前記第1記憶部と前記第2記憶部とは異なることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一に記載の情報処理装置。
  7. 前記インストール処理によってインストールされるアプリケーションプログラムは、外部サーバからインストールされることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1プログラムが更新されると、前記制御部は、前記第2プログラムを実行することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1プログラムは、ファームウェアであることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報処理装置は、ルータであることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一に記載の情報処理装置。
  11. 第1プログラムを記憶する記憶部と、プログラムを実行する制御部と、を備える情報処理装置によって実行するプログラム実行方法であって、
    前記制御部は、
    起動時に前記第1プログラムを実行し、
    前記第1プログラムによって予め指定された、アプリケーションプログラムのインストール処理をする第2プログラムを取得して実行することを含み、 前記インストール処理は、当該インストール処理による前記アプリケーションプログラムのインストール履歴に応じて、当該アプリケーションプログラムのインストールを行うか否かを判断する
    プログラム実行方法。
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