JPWO2017187978A1 - ガスケット - Google Patents

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Abstract

ガスケットを挟圧する一対の部材を締結する締結力を低減しつつ、ガスケットを挟圧する部材の塩水等による腐食の抑制を図ることができるガスケットを提供する。ガスケット(1)は、金属製の金属基板(10)と、金属基板(10)を覆う弾性体によって形成された膜状の被覆層(20)とを備えている。金属基板(10)は、基部(11)と、内周部(12)と、外周部(13)とを有している。基部(11)は、平板が円環状に無端状に延びている部分である。内周部(12)は、基部(11)の下面(15)が面する側に向かって、基部(11)の内周縁(11a)から斜めに延びている部分であり、外周部(13)は、基部(11)の下面(15)が面する側に向かって、基部(11)の外周縁(11b)から斜めに延びている部分である。

Description

本発明は、ガスケットに関し、特に、車両や汎用機械等において用いられるガスケットに関する。
車両や汎用機械、例えば自動車において、エンジンや、電子部品を内部に収容する装置等には、筐体を密封するためにガスケットが用いられている。ガスケットは、例えば組み合わされて筐体を形成する一対の部材の間に圧縮された状態で挟まれることによって弾性変形し、この一対の部材間の密封を図り、筐体の密閉を図る。自動車は海浜地帯や融雪剤が散布されている地帯を走行することがあり、このとき、自動車の部品に塩水や融雪剤が付着し、ガスケットを挟圧する部材間の隙間に塩水や融雪剤が侵入し滞留することがある。この滞留した塩水又は融雪剤によってガスケットを挟圧する部材に腐食が発生することがある。ガスケットを挟圧する部材がアルミニウム合金から形成されている場合、アルミニウムはイオン化傾向が高いため、ガスケットを挟圧する部材は、滞留した塩水又は融雪剤によって腐食しやすい。この腐食された部分がガスケットのシールラインを超えた場合、ガスケットの密封機能は低下し又は消滅してしまう。このため、ガスケットが用いられている部品に対しては、予め塩水噴霧試験が行われて、耐腐食性能の評価がなされている。塩水噴霧試験においては、ガスケットが設けられた部品において、ガスケットを挟圧する部材間の隙間に塩水を滞留させ、この部品を乾燥状態と湿潤状態とに交互に繰り返しおき、塩水に対する耐腐食性能の評価が行われる。
このように、ガスケットの密封性能の低下を抑制するために、ガスケットを挟圧する部材が塩水や融雪材によって腐食しないことが好ましく、ガスケットを挟圧する部材の塩水や融雪材による腐食を抑制するためのガスケットの構造が従来から提案されている。
例えば、特許文献1には、図8に示すような、挟圧されていない自由状態において、互いに平行に延びる内周部103及び外周部104と、内周部103及び外周部104の間に斜めに延びるビード部105とによって形成された金属基板102と、金属基板102の上面及び下面を覆うゴム層106とを有する金属ガスケット101が2つ、互いに対向して一対の部材120,121間に挟圧されるガスケット100の構造が開示されている。ガスケット100においては、図8に示すように、上側の金属ガスケット101の外周部104が上側の部材120にゴム層106を介して接触し、下側の金属ガスケット101の外周部104が下側の部材121にゴム層106を介して接触して、一対の部材120,121の間において塩水等の腐食性を有する液体が滞留する空間を軽減し、部材120,121の塩水等による腐食の抑制を図っている。
また、特許文献2には、図9(a)に示すように、金属基板111と、金属基板111の上下面を覆うゴム層116とを備えるガスケット110が開示されている。ガスケット110において、金属基板111は、自由状態において互いに平行に延びる内周部112及び外周部113と、内周部112及び外周部113の間に延びる上方に突出するフルビード形状のビード部114と、外周部113の外周側端部が下方に折り曲げられて形成された曲げ加工部115とを有している。組み付け状態においてガスケット110は、図9(b)に示すように、一対の部材120,121の間に挟圧されて、外周部113の外周側端とビード部114とが上側の部材120にゴム層116を介して接触し、外周部113の内周側端、内周部112の外周側端、及び曲げ加工部115の外周側端が下側の部材121にゴム層116を介して接触する。このように、ガスケット110は、一対の部材120,121の間において塩水等の腐食性を有する液体が滞留する空間を軽減し、部材120,121の腐食の抑制を図っている。
特開2013−36607号公報 特開2013−61002号公報
上述の従来のガスケット100,110によって、ガスケット100,110を挟圧する部材120,121の腐食の抑制を図ることはできる。しかしながら、ガスケット100は、一対の金属ガスケット101が対向されて挟圧されるため、部材120,121を締結するために大きな締結力が必要であった。また、ガスケット110は、フルビード形状のビード部114及び曲げ加工部115が圧縮されて挟圧されるため、部材120,121を締結するために大きな締結力が必要であった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガスケットを挟圧する一対の部材を締結する締結力を低減しつつ、ガスケットを挟圧する部材の塩水等による腐食の抑制を図ることができるガスケットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るガスケットは、金属製の金属基板と、前記金属基板の少なくとも一部を覆う弾性体によって形成された被覆層とを備えるガスケットであって、前記金属基板は、環状の基部と、該基部の内周側の縁部から延びる内周部と、前記基部の外周側の縁部から延びる外周部とを備え、前記基部は、平板状であり、前記内周側の縁部と前記外周側の縁部との間に広がる互いに背向する面である上面及び下面を有しており、少なくとも1つの前記上面及び下面の間を貫通する貫通穴であるボルト穴を有しており、前記内周部は、前記下面の面する側に向かって前記基部の前記内周側の縁部から斜めに延びており、前記外周部は、前記下面の面する側に向かって前記基部の前記外周側の縁部から斜めに延びていることを特徴とする。
本発明の一態様に係るガスケットにおいて、前記内周部は、前記下面の面する側に向かうに連れて縮径しており、前記外周部は、前記下面の面する側に向かうに連れて拡径している。
本発明の一態様に係るガスケットにおいて、前記内周部は円錐筒状の形状を呈しており、前記外周部は円錐筒状の形状を呈している。
本発明の一態様に係るガスケットにおいて、前記外周部は、前記基部の全周に亘って一定の長さで前記基部の前記外周側の縁部から斜めに延びている。
本発明の一態様に係るガスケットにおいて、前記外周部は、前記基部の延び方向において、前記ボルト穴の中心から所定の範囲の部位においては形成されておらず、前記ボルト穴の中心から所定の範囲の部位に隣接する位置から、前記基部の前記外周側の縁部から斜めに延び始め、前記ボルト穴から離れる方向に向かうに連れて前記外周部の延びる長さが増していき、次いで一定の長さになっている。
本発明の一態様に係るガスケットにおいて、前記被復層は、前記基部の前記上面及び前記下面の面する側から前記金属基板を覆っている。
本発明に係るガスケットによれば、ガスケットを挟圧する一対の部材を締結する締結力を低減しつつ、ガスケットを挟圧する部材の塩水等による腐食の抑制を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るガスケットの概略構造を示すための平面図である。 図1に示すガスケットの線A−Aに沿うガスケットの延び方向に直交する断面における断面図である。 取付状態における図1に示すガスケットの様子を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るガスケットの概略構造を示すための平面図である。 図4に示すガスケットの線A−Aに沿う断面における断面図である。 図4に示すガスケットの線B−Bに沿う断面における断面図である。 図4に示すガスケットの線C−Cに沿う断面における断面図である。 従来のガスケットの概略構造を示すための部分断面図である。 従来の他のガスケットの概略構造を示すための図であり、図9(a)は自由状態における従来の他のガスケットの部分断面図であり、図9(b)は挟圧された状態における従来の他のガスケットの部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るガスケット1の概略構造を示すための平面図であり、図2は、図1に示すガスケット1の線A−Aに沿うガスケット1の延び方向に直交する断面における断面図である。ガスケット1は、車両や汎用の産業機械等に用いられ、2つの部材間において挟圧されて弾性変形し、2つの部材間を密封するために用いられる。ガスケット1は、例えば、エンジン等において、筐体を形成する2つの部材間に挟圧されて、筐体を密封する。図1,2においては、部材間に挟圧されていない、自由状態におけるガスケット1が図示されている。
図1,2に示すように、本実施の形態に係るガスケット1は、環状の平板状の、より具体的には、円環状の平板状の形状を呈しており、2つの部材を締結してこの部材間においてガスケット1が挟持されるようにするためのボルトが挿通される貫通穴であるボルト穴30が形成されている。
図2に示すように、ガスケット1は、金属製の金属基板10と、金属基板10の少なくとも一部を覆う弾性体によって形成された膜状の被覆層20とを備えている。金属基板10は、環状の基部11と、基部11の内周側の縁である内周縁11aから延びる内周部12と、基部11の外周側の縁である外周縁11bから延びる外周部13とを有している。基部11は、平板状又は平面状であり、基部11の内周縁11aと外周縁11bとの間に広がる互いに背向する面である上面14及び下面15とを有している。内周部12は、基部11の下面15の面する側に向かって基部11の内周縁11aから斜めに延びており、外周部13は、基部11の下面15の面する側に向かって基部11の外周縁11bから斜めに延びている。ここで、内周側とは、図2に示すように、環状のガスケット1が囲む閉ざされた空間側(内部側)であり、外周側とは、図2に示すように、内部側とは反対側の外部側である。また、説明の便宜上、図2において上側を上側とし、下側を下側とする。
金属基板10は、具体的には、その厚さが一様又は略一様であり、弾性を有する金属板から形成されている。金属基板10は、一枚の弾性を有する金属板から形成されていてもよく、または、複数枚の弾性を有する金属板が積層されて重ね合わされて形成されていてもよい。金属基板10の金属材としては、ステンレス鋼、冷間圧延鋼、亜鉛メッキ鋼、アルミニウム合金等が用いられる。基部11、内周部12、及び外周部13は、金属板がプレス加工や鍛造によって加工されることにより形成され、同一の金属材から互いに一体に形成されている。
基部11は、平板が円環状に無端状に延びている部分である。基部11の内周縁11a及び外周縁11bは滑らかに延びており、本実施の形態においては、円を描いている。但し、外周縁11bは、図1に示すように、ボルト穴30が形成されている部分の近傍において外周側にボルト穴30に沿って滑らかに広がっている。内周縁11aと外周縁11bとの間には、互いに背向する平面である上面14及び下面15が広がっている。上面14は、図2において上側の面であり、下面15は、図2において下側の面である。上述のように、基部11の断面における厚さ(上面14と下面15との間の幅)は、一様に又は略一様になっている。
内周部12は、具体的には、基部11の下面15が面する側(下側)に向かって、基部11の内周縁11aから斜めに延びている部分であり、金属板が基部11の内周縁11aから曲げられて形成されている。内周部12は、基部11の上面14に続く面である上面16と、基部11の下面15に続く面である下面17とを有しており、上述のように、内周部12の断面における厚さ(上面16と下面17との間の幅)は、一様に又は略一様になっている。内周部12(上面16及び下面17)は、基部11の下面15の面する側に向かうに連れて縮径しており、より具体的には、基部11の下面15の法線方向(図2の矢印z方向)において下側に向かうに連れて縮径している。このように、内周部12は、環状の滑らかな上面16及び下面17を有しており、線A−Aに沿う断面(以下、単に、断面ともいう。)において、曲線状又は直線状に延びている。本実施の形態においては、図2に示すように、内周部12は円錐筒状の形状を呈している。内周部12は、トランペット状等他の滑らかな円環状の形状であってもよい。
また、図2に示すように断面において、内周部12は、基部11に対して所定の角度だけ斜めに曲げられている。具体的には、内周部12の高さは高さh1となっており、内周部12の幅は幅w1となっており、基部11の上面14に対して内周部12の上面16が、または、基部11の下面15に対して内周部12の下面17が、角度θ1だけ斜めに延びている。高さh1は、図2に示すように、下面15の法線方向zにおける、基部11の下面15からこの法線方向下側に最も離れた内周部12の部分と、つまり、内周部12の下面17における内周側の端である内周端17aと、基部11の下面15との間の間隔である。また、幅w1は、基部11の断面の幅方向(図2の矢印x方向)における、内周部12の下面17における外周側の端である外周端17bと内周端17aとの間の間隔である。高さh1は、例えば、h1=0.1mm〜5mmのいずれかの値であり、幅w1は、例えば、w1=0.3mm〜5mmのいずれかの値である。なお、高さh1及び幅w1は、上面14,16間において上述と同様に設定されていてもよい。
外周部13は、具体的には、基部11の下面15が面する側(下側)に向かって、基部11の外周縁11bから斜めに延びている部分であり、金属板が基部11の外周縁11bから曲げられて形成されている。外周部13は、基部11の上面14に続く面である上面18と、基部11の下面15に続く面である下面19とを有しており、上述のように、外周部13の断面における厚さ(上面18と下面19との間の幅)は、一様に又は略一様になっている。外周部13(上面18及び下面19)は、基部11の下面15の面する側に向かうに連れて拡径しており、より具体的には、基部11の下面15の法線方向(図2の矢印z方向)において下側に向かうに連れて拡径している。このように、外周部13は、環状の滑らかな上面18及び下面19を有しており、断面において、曲線状又は直線状に延びている。本実施の形態においては、図2に示すように、外周部13は円錐筒状の形状を呈している。外周部13は、トランペット状等他の滑らかな円環状の形状であってもよい。
また、図2に示すように断面において、外周部13は、基部11に対して所定の角度で斜めに曲げられている。具体的には、外周部13の高さは高さh2となっており、外周部13の幅は幅w2となっており、基部11の上面14に対して外周部13の上面18が、または、基部11の下面15に対して外周部13の下面19が、角度θ2だけ斜めに延びている。高さh2は、図2に示すように、下面15の法線方向(図2の矢印z方向)における、基部11の下面15からこの法線方向下側に最も離れた外周部13の部分と、つまり、外周部13の下面19における外周側の端である外周端19aと、基部11の下面15との間の間隔である。また、幅w2は、基部11の断面の幅方向(図2の矢印x方向)における、外周部13の下面19における内周側の端である内周端19bと外周端19aとの間の間隔である。高さh2は、例えば、h2=0.1mm〜5mmのいずれかの値であり、幅w2は、例えば、w2=0.3mm〜5mmのいずれかの値である。なお、高さh2及び幅w2は、上面14,18間において上述と同様に設定されていてもよい。
外周部13は、上述のように、基部11の外周縁11bの全周に亘って形成されていてもよく、基部11の外周縁11bの一部に部分的に形成されていてもよい。例えば、外周部13は、基部11の外周縁11bに沿って円弧状に延びており、基部11の外周縁11bに複数の外周部13が等角度間隔で間隔を空けて形成されていてもよい。
断面(図2)において、内周部12と外周部13とは基部11に関して対称に形成されていてもよく、h1=h2、w1=w2、及びθ1=θ2であってもよい。また、内周部12と外周部13とは基部11に関して非対称に形成されていてもよい。
また、被覆層20は、本実施の形態においては、図2に示すように、基部11の上面14及び下面15の面する側から金属基板10を覆っている。つまり、被覆層20は、基部11、内周部12、及び外周部13の上面14,16,18を一体で覆っており、また、基部11、内周部12、及び外周部13の下面15,17,19を一体で覆っている。被覆層20は、内周部12の内周側の縁である内周縁17cと、外周部13の外周側の縁である外周縁19cとを覆っていない。なお、被覆層20は、内周部12の内周縁17cの一部を又は全部を覆っていてもよく、また、被覆層20は、外周部13の外周縁19cの一部を又は全部を覆っていてもよい。
被覆層20を形成する弾性体としては、合成ゴムから作られた弾性体がある。合成ゴムとしては、ニトリルゴム(NBR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、フッ素ゴム(FKM)、アクリルゴム(ACM)、及びシリコンゴムのうちの少なくとも1つを含む合成ゴムである。被覆層20は、図2に示すように、断面における厚さが一様又は略一様であり、膜状又はシート状に形成されて金属基板10に取り付けられている。また、被覆層20の弾性体は発砲ゴムであってもよい。
被覆層20は、例えば接着剤によって金属基板10に取り付けられている。金属基板10と接着剤の層との間には、金属基板10の表面が下地処理されて形成された下地処理層が形成されていてもよい。この下地処理としては、例えばリン酸亜鉛処理がある。
ガスケット1において、ボルト穴30が形成されている部分の周辺は、図1に示すように、基部11の幅が他の部分よりも広くなっており、基部11にボルト穴30が形成されている。
次いで、ガスケット1の作用について説明する。図3は、取付状態におけるガスケット1の様子を示す断面図である。取付状態において、ガスケット1は、2つの部材70,71の間に挟持されており、部材70,71の間において挟圧されて弾性変形し、部材70,71の間を密封している。具体的には、部材70に形成された平面70aと部材71に形成された平面71aとが互いに対向した状態で部材70と部材71とが締結され、平面70aと平面71aとの間においてガスケット1は挟圧されて弾塑性変形する。部材70,71は、例えば、エンジンのシリンダブロック及びシリンダヘッド、シリンダブロック及びオイルパン、燃料電池スタックのケース、その他の装置の筐体を形成する部材等であり、平面70a,71aは、例えば、部材70,71に形成されたフランジ部に形成されている。
ガスケット1は、部材70,71の締結過程において、図2に示す自由状態から弾性変形していき、部材70,71との接触部(シールライン)において所望の接触圧力が発生するまで締結作業が行われる。締結は、例えば、ボルトを螺合させることによって行われる。
部材70,71が締結されていき、基部11の上面14が被覆層20を介して部材70の平面70aに接触(面接触)して下方(図3の矢印z1方向)に押圧され、内周部12の下面17における内周側の端部である内周端17a及びその近傍(以下、内周端部17dという。)が被覆層20を介して部材71の平面71aに接触して上方(図3の矢印z2方向)に押圧され、外周部13の下面19における外周側の端部である外周端19a及びその近傍(以下、外周端部19dという。)が被覆層20を介して部材71の平面71aに接触して上方(図3の矢印z2方向)に押圧される。これにより、金属基板10が弾性変形していき、内周部12が基部11に対して上方側に曲げられて角度θ1が減少していき、同様に外周部13が基部11に対して上方側に曲げられて角度θ2が減少していき、内周部12の高さh1及び外周部13の高さh2が減少していく。
部材70,71が更に強く締結されていくと、平面70aと平面71aとの間の間隔が更に狭まっていき、平面70aと平面71aとの間の間隔がある間隔となった際に、内周部12及び外周部13の曲げ変形によって発生する基部11に対する反力が所定の値を超え、図3に示すように、基部11が下方に向かって突出するように反り曲がる。これにより、基部11の面接触は解消され、金属基板10は上側において、基部11と内周部12の接続部(内周縁11a)の近傍の部分(以下、内周上側接触部10aという。)と、基部11と外周部13の接続部(外周縁11b)の近傍の部分(以下、外周上側接触部10bという。)とにおいて、被覆層20を介して部材70の平面70aと接触し、基部11の下面15の中央部及びその近傍(以下、下面中央接触部15aという。)において被覆層20を介して部材71の平面71aに接触するようになる。また、このとき、内周部12は、内周端部17dにおいて被覆層20を介して部材71の平面71aに接触し続けており、外周部13も同様に、外周端部19dにおいて被覆層20を介して部材71の平面71aに接触し続けている。このように、ガスケット1と部材70,71との間には、5つのシールラインが形成される。
締結過程において、部材70,71の締結力、即ちボルトの軸力が所定の設定値になると部材70,71の締結が完了し、ガスケット1は取付状態となり、平面70aと平面71aとの間を所望の密封性を持って密封するように挟圧された状態となる。
この取付状態に挟圧されたガスケット1において、内周部12の内周端部17dは被覆層20を部材71の平面71aに所望の大きさの圧力で押圧して平面71aに密接させており、この接触部分に形成された所望の幅のシールラインs1には所望の大きさの面圧が発生している。また、内周上側接触部10aは被覆層20を部材70の平面70aに所望の圧力で押圧して平面70aに密接させており、この接触部分に形成された所望の幅のシールラインs2には所望の大きさの面圧が発生している。また、基部11の下面中央接触部15aは被覆層20を部材71の平面71aに所望の大きさの圧力で押圧して平面71aに密接させており、この接触部分に形成された所望の幅のシールラインs3には所望の大きさの面圧が発生している。また、外周上側接触部10bは被覆層20を部材70の平面70aに所望の圧力で押圧して平面70aに密接させており、この接触部分に形成された所望の幅のシールラインs4には所望の大きさの面圧が発生している。また、外周部13の外周端部19dは被覆層20を部材71の平面71aに所望の大きさの圧力で押圧して平面71aに密接させており、この接触部分に形成された所望の幅のシールラインs5には所望の大きさの面圧が発生している。
上述のように、ガスケット1は、取付状態において、上側の部材70との間に、金属基板10の内周上側接触部10aと外周上側接触部10bとにおける2つのシールラインs2、s4を形成しており、また、下側の部材71との間に、内周部12の内周端部17d、基部11の下面中央接触部15a、及び外周部13の外周端部19dにおける3つのシールラインs1,s3,s5を形成している。また、取付状態においてガスケット1は、各シールラインs1〜s5において、平面70a,71aに対して所望の面圧を発生しており、平面70aと平面71aとの間の密封が適切に図られている。
これにより、ガスケット1は、取付状態において、平面70aと平面71aとの間を密封し、内周側から平面70,71間の隙間を介して、部材70,71内部の物体、例えば潤滑油等が漏れ出ることを抑制しており、外周側から平面70,71間の隙間を介して外部の塩水や融雪剤、ダスト等が侵入することを防止している。
基部11の下面中央接触部15aに対応するシールラインs3の周方向(図2のx方向)の幅は、部材70,71の締結力が増していくに連れて増加していき、取付状態においては、他のシールラインの周方向の幅よりも大きくなっている。また、基部11の下面中央接触部15aが平面71aから受ける反力は、内周部12の内周端部17d及び外周部13の外周端部19dに作用しており、内周部12の内周端部17d及び外周部13の外周端部19dには、それ自体の曲げ変形に基づく基部11からの反力に加えて、基部11の反りによる下面中央接触部15aの平面71aからの反力も作用しており、ガスケット1の外周側及び内周側のシールラインs1,s2,s4,s5において高いシール性を得ることができる。
上述のように、本発明の第1の実施の形態に係るガスケット1によれば、部材70と部材71との間の間隙は外周側の端部において閉塞されており、また、外周部13が部材70と部材71との間の間隙の外周側の端部において大きく曲げ変形(圧縮)されて、平面71aから平面70aに向かって斜めに延びて、部材70と部材71との間の間隙が広い範囲で閉塞されている。これにより、部材70と部材71との間の間隙を外周側の端部において閉塞することができると共に、この間隙の外部に連通する空間を小さくすることができる。このため、部材70と部材71との間の間隙に外部から塩水や融雪剤等が侵入することを困難にすることができ、部材70と部材71との間の間隙に外部から塩水や融雪剤等が侵入することを抑制することができる。また、部材70と部材71との間の間隙に外部から塩水や融雪剤等が侵入した場合であっても、塩水等が滞留可能な空間は小さく、滞留する塩水等を低減させることができる。このため、ガスケット1は、ガスケット1を挟圧する部材70,71の塩水等による腐食の抑制を図ることができる。特に、部材70,71が塩水等により腐食されやすいADC12等のアルミニウム合金の場合、ガスケット1は好適である。
ガスケット1は、外周部13によって、部材70と部材71との間の間隙の外周側の外部に連通する空間に部材71が曝される領域を減らすことができる。このため、特に、外周部13が延びる方向側(本実施の形態においては下側)に位置する部材71が塩水等によって腐食されやすいADC12等のアルミニウム合金である場合、ガスケット1は、部材71の塩水等による腐食を抑制することができる。
また、ガスケット1は、内周部12及び外周部13が曲げられることにより取付状態となるので、ガスケット1を取付状態にするための部材70,71の締結力が従来のガスケットに比べて小さい。このため、ガスケット1は、ガスケット1を挟圧する部材70,71を締結する締結力を低減することができる。
このように、本発明の第1の実施の形態に係るガスケット1によれば、ガスケット1を挟圧する一対の部材70,71を締結する締結力を低減しつつ、ガスケット1を挟圧する部材70,71の塩水等による腐食の抑制を図ることができる。
また、ガスケット1によれば、2つの折り曲げ部である内周部12及び外周部13とを有するだけで、取付状態において5つのシールラインs1〜s5を形成することができ、簡単な形状で効果的に間隙の密封を図ることができる。
また、ガスケット1によれば、内周部12の内周端部17d及び外周部13の外周端部19dには、部材70,71による挟圧によるそれ自体の曲げ変形に基づく基部11からの反力に加えて、基部11の反りによって平面71aに接触する下面中央接触部15aの平面71aからの反力も作用しており、ガスケット1の外周側のシールラインs5及び内周側のシールラインs1において高いシール性を得ることができる。また、これにより、金属基板10の内周上側接触部10a及び外周上側接触部10bにおける平面70aに対する面圧も大きくすることができる。このように、ガスケット1は高い密封性能を有している。
また、外周側のシールラインs5を超えて内部に塩水等侵入することがあったとしても、内部のシールラインs3によって塩水等の更なる侵入の防止を図ることができ、部材71の塩水等による腐食の拡大を抑制することができる。同様に、たとえ内周部12によるシールラインs1を超えて内部に液体等が漏れ出たとしても、シールラインs3によって漏れ出した液体の更なる漏れの防止を図ることができる。
次いで、本発明の第2の実施の形態に係るガスケット2について説明する。本第2の実施の形態に係るガスケット2は、上述の本発明の第1の実施の形態に係るガスケット1に対して、ボルト穴30周辺の形状が異なる。以下、上述の本発明の第1の実施の形態に係るガスケット1に対して同一の又は類似する構成については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる構成について説明する。
図4は、ガスケット2の概略構造を示すための平面図であり、図5は、図4に示すガスケット2の線A−Aに沿う断面における断面図であり、図6は、図4に示すガスケット2の線B−Bに沿う断面における断面図であり、図7は、図4に示すガスケット2の線C−Cに沿う断面における断面図である。図4に示すように、ガスケット2は、矩形環状の平板状の形状を呈しており、ガスケット1と同様にボルト穴30が複数形成されている。図3において、線A−Aは、基部11の延び方向(図4の矢印y方向参照)に直交し、ボルト穴30の軸線を通る線であり、線C−Cは、1つのボルト穴30に隣接する他のボルト穴との中間において基部11の延び方向に直交する線であり、線B−Bは、線A−Aと線C−Cと間であってボルト穴30の近傍において、基部11の延び方向に直交する線である。
ガスケット2は、上述のガスケット1における金属基板10とは異なる金属基板40を有しており、具体的には、金属基板40は、金属基板10の外周部13とは異なる外周部41を有している。
図7に示すように、ガスケット2は、互いに隣接するボルト穴30の間においては、ガスケット1と同様の断面形状を有している。一方、図5に示すように、ボルト穴30を通る断面において、ガスケット2は、ガスケット1とは異なる断面形状を有しおり、金属基板40には外周部41が形成されていない。図5に示すように、金属基板40におけるボルト穴30を通る断面においては、基部11の外周縁11bが外周側の縁を形成している。被覆層20は、図5に示すように、基部11の外周縁11bを覆っていないが、一部又は全部を覆っていてもよい。
ガスケット2の断面形状は、図5に示すボルト穴30における断面形状から、図7に示すボルト穴30から離れた部位における断面形状に滑らかに移行している。具体的には、外周部41は、図5に示す断面形状(以下、ボルト穴部形状という。)を有する部位から、図7に示す断面形状(以下、基本形状という。)を有する部位に向かうに連れて、図6に示すように、基部11から角度θ2だけ傾いた方向に外周縁11bから徐々に延びていく徐変形状を有している。図6に示す徐変形状部位において、外周部41は、一定の割合で高さhc及び長さwcが増していく形状であってもよく、高さhc及び長さwcの増加の割合は一定でなくてもよい(hc=0〜h1,wc=0〜w1)。
ガスケット2は、基部11の延び方向において、ボルト穴30の部位にボルト穴部形状(図5)を有しており、このボルト穴部形状部位から所定の間隔離れた位置から基本形状(図7)を有しており、この間の部位に徐変形状(図6参照)を有している。
取付状態において、ボルトの座面周辺は、ボルト座面の高い剛性により、ボルトの締結に基づく締結力が大きく発生しており、部材70,71の間に高い面圧が発生している。このため、ボルト穴30の周辺に外周部41が形成されていなくても、ボルト座面の高剛性による高い面圧により、外周部41の弾性変形による反力を得なくても、取付状態において基部11に下面中央接触部15aが形成されるようにできる。
また、ボルト穴30の周辺には外周部41が形成されていないので、取付状態においてボルトによる締結力(ボルトの軸力)の損失を低減することができ、ガスケット2の締結力の低減を抑制することができる。このため、取付状態において、外周部41及び内周部12の圧縮率(曲げ変形の度合)を増加させることができ、一定の軸力に対してシールラインに発生する面圧を大きくすることができ、ガスケット2の密封性能を高めることができる。
ガスケット2は、ボルト締結に基づいて各部位に発生している締結力によって、各シールラインにおいて所望の面圧が発生するように、徐変形状部位の範囲や徐変形状が設定されている。
上述の構成を有するガスケット2も、上記本発明の第1の実施の形態に係るガスケット1と同様に作用し、同様の効果を奏することができる。このように、本発明の第2の実施の形態に係るガスケット2によれば、ガスケット2を挟圧する一対の部材70,71を締結する締結力を低減しつつ、ガスケット2を挟圧する部材70,71の塩水等による腐食の抑制を図ることができる。
ガスケット2において、ボルト穴部形状を有する部位は、上述の基部11の延び方向においてボルト穴の部位に限られるものではない。例えば、ガスケット2は、ボルト穴30の周辺、例えば図示しない締結用のボルトの座面の部位までボルト穴部形状を有していてもよく、また、これよりはなれた位置までボルト穴部形状を有していてもよい。また、ガスケット2は、基部11の延び方向においてボルト穴30の部位全体にボルト穴部形状を有していなくてもよく、例えば、ボルト穴30の中心近傍、又はボルト穴30の中心にのみボルト穴部形状を有していてもよい。ガスケット2は、上述のように取付状態において、ボルト座面の高剛性による高い面圧により、外周部41の弾性変形による反力を得なくても基部11に下面中央接触部15aが形成されるようにできる範囲にボルト穴部形状を有していればよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記本発明の実施の形態に係るガスケット1,2に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。例えば、上記実施の形態における、各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的使用態様によって適宜変更され得る。
1,2,100,110 ガスケット
10,40,102,111 金属基板
10a 内周上側接触部
10b 外周上側接触部
11 基部
11a 内周縁
11b 外周縁
12,103,112 内周部
13,41,104,113 外周部
14,16,18 上面
15,17,19 下面
15a 下面中央接触部
17a,19b 内周端
17b,19a 外周端
17c 内周縁
19c 外周縁
17d 内周端部
19d 外周端部
20 被覆層
30 ボルト穴
101 金属ガスケット
105,114 ビード部
106,116 ゴム層
115 曲げ加工部
70,71,120,121 部材
70a,71a 平面
s1〜s5 シールライン

Claims (6)

  1. 金属製の金属基板と、
    前記金属基板の少なくとも一部を覆う弾性体によって形成された被覆層とを備えるガスケットであって、
    前記金属基板は、環状の基部と、該基部の内周側の縁部から延びる内周部と、前記基部の外周側の縁部から延びる外周部とを備え、
    前記基部は、平板状であり、前記内周側の縁部と前記外周側の縁部との間に広がる互いに背向する面である上面及び下面を有しており、少なくとも1つの前記上面及び下面の間を貫通する貫通穴であるボルト穴を有しており、
    前記内周部は、前記下面の面する側に向かって前記基部の前記内周側の縁部から斜めに延びており、
    前記外周部は、前記下面の面する側に向かって前記基部の前記外周側の縁部から斜めに延びていることを特徴とするガスケット。
  2. 前記内周部は、前記下面の面する側に向かうに連れて縮径しており、前記外周部は、前記下面の面する側に向かうに連れて拡径していることを特徴とする請求項1記載のガスケット。
  3. 前記内周部は円錐筒状の形状を呈しており、前記外周部は円錐筒状の形状を呈していることを特徴とする請求項2記載のガスケット。
  4. 前記外周部は、前記基部の全周に亘って一定の長さで前記基部の前記外周側の縁部から斜めに延びていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のガスケット。
  5. 前記外周部は、前記基部の延び方向において、前記ボルト穴の中心から所定の範囲の部位においては形成されておらず、前記ボルト穴の中心から所定の範囲の部位に隣接する位置から、前記基部の前記外周側の縁部から斜めに延び始め、前記ボルト穴から離れる方向に向かうに連れて前記外周部の延びる長さが増していき、次いで一定の長さになっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のガスケット。
  6. 前記被覆層は、前記基部の前記上面及び前記下面の面する側から前記金属基板を覆っていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のガスケット。
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