JPWO2017170394A1 - 構造体、構造体の積層構造およびアンテナ構造 - Google Patents

構造体、構造体の積層構造およびアンテナ構造 Download PDF

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Abstract

サスペンド型の基板内を伝搬する電磁波の抑制が難しい。本開示の構造体は、平行に配設された第1の導体プレーンおよび第2の導体プレーンと、前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンの間に、中空領域を介して前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンと平行に配設される誘電体プレーンと、前記誘電体プレーンの前記第1の導体プレーンと対向する面に配設される第1の伝送線路と、前記誘電体プレーンの前記第2の導体プレーンと対向する面に配設される第2の伝送線路と、を備え、前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とは、互いに電気的に接続される

Description

本発明は、構造体、構造体の積層構造およびアンテナ構造に関する。
アンテナ装置や無線通信装置などの高周波な電磁波を使用する装置において、伝送線路における損失を低減するために、伝送線路の一部を中空とした構造体が用いられる。このような構造体の関連技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1は、サスペンド型の基板に関する技術を開示している。サスペンド型の基板は、互いに略平行な2枚の導体プレーンからなる平行平板と、これら平行平板の間に浮遊した形で配設される誘電体基板とを備える。この誘電体基板が信号線を備えており、伝送線路が形成される。平行平板の間の一部が中空となることで誘電体材料が少なくなり、誘電損失が低減する。これによって高周波信号が効率的に伝送される。
欧州特許出願公開第0608889号明細書
関連技術における問題点は、サスペンド型の基板内を伝搬する電磁波の抑制が難しいことである。
一般に、特性インピーダンスが不連続な箇所や高次モードが発生する状況において、伝送線路を伝搬する高周波信号は、信号線に沿わずに一部が電磁波として放射され、平行平板内部へ漏洩する可能性がある。電磁波が平行平板内部へ漏洩する場合(以下、この漏洩する電磁波を漏洩電磁波と呼ぶ)、漏洩電磁波は他のデバイスへのカップリングや外部への放射を引き起こす可能性がある。このため、平行平板間を短絡するなどの漏洩対策を行うことがある。しかし、サスペンド型の基板では、基板内の一部に中空領域を有するため、平行平板間を短絡することが構造的に難しい。
本発明の目的は、サスペンド型の基板内を伝搬する漏洩電磁波を抑制できる構造体、構造体の積層構造およびアンテナ構造を提供することにある。
本発明における構造体は、平行に配設された第1の導体プレーンおよび第2の導体プレーンと、前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンの間に、中空領域を介して前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンと平行に配設される誘電体プレーンと、前記誘電体プレーンの前記第1の導体プレーンと対向する面に配設される第1の伝送線路と、前記誘電体プレーンの前記第2の導体プレーンと対向する面に配設される第2の伝送線路と、を備え、前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とは、互いに電気的に接続される。
本発明における積層構造は、平行に配設された第1の導体プレーンおよび第2の導体プレーンと、前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンと平行、かつ、前記第2の導体プレーンの前記第1の導体プレーンと対向する面と反対側の面に対向して平行に配設される第3の導体プレーンと、前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンの間に、中空領域を介して前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンと平行に配設される第1の誘電体プレーンと、前記第2の導体プレーンおよび前記第3の導体プレーンの間に、他の中空領域を介して前記第2の導体プレーンおよび前記第3の導体プレーンと平行に配設される第2の誘電体プレーンと、前記第1の誘電体プレーンの前記第1の導体プレーンと対向する面、および前記第2の誘電体プレーンの前記第2の導体プレーンと対向する面に配設され、少なくとも1端がオープン端である第1の伝送線路と、前記第1の誘電体プレーンの前記第2の導体プレーンと対向する面、および前記第2の誘電体プレーンの前記第3の導体プレーンと対向する面に配設され、少なくとも1端がオープン端である第2の伝送線路と、前記第1の誘電体プレーンに配設され、一端がオープン端である第1のサスペンド型伝送線路と、前記第2の誘電体プレーンに配設され、一端がオープン端である第2のサスペンド型伝送線路と、を備え、前記第2の導体プレーンは、前記第1のサスペンド型伝送線路のオープン端および前記第2のサスペンド型伝送線路のオープン端と対向する位置に開口部を有し、前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とは、互いに電気的に接続され、前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とを単位構造として、前記単位構造は、前記第1のサスペンド型伝送線路および前記第2のサスペンド型伝送線路のオープン端の周囲を囲むように複数配設される。
本発明におけるアンテナ構造は、平行に配設された第1の導体プレーンおよび第2の導体プレーンと、前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンの間に、中空領域を介して前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンと平行に配設される誘電体プレーンと、前記誘電体プレーンの前記第1の導体プレーンと対向する面に配設され、少なくとも1端がオープン端である第1の伝送線路と、前記誘電体プレーンの前記第2の導体プレーンと対向する面に配設され、少なくとも1端がオープン端である第2の伝送線路と、前記誘電体プレーンに配設され、一端がオープン端であるサスペンド型伝送線路と、を備え、前記第1の導体プレーンは、前記サスペンド型伝送線路のオープン端と対向する位置に開口部を有し、前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とは、互いに電気的に接続され、前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とを単位構造として、前記単位構造は、前記サスペンド型伝送線路のオープン端を囲むように複数配設される。
本発明における効果は、構造体、構造体の積層構造およびアンテナ構造が、サスペンド型の基板内を伝搬する漏洩電磁波を抑制できる点である。
図1(a)乃至(c)は、本開示の第1の実施の形態における構造体100の構成を示す断面図である。 図2(a)および(b)は、本開示の第1の実施の形態における構造体100の構成を示す上面図である。 図3(a)乃至(c)は、本開示の第1の実施の形態における構造体の動作を説明する図である。 図4は、本開示の第1の実施の形態における構造体100のSパラメータを示す図である。 図5は、本開示の第2の実施の形態における構造体200の構成を示す図である。 図6は、本開示の第3の実施の形態における構造体300の構成を示す図である。 図7(a)乃至(d)は、本開示の第3の実施の形態における第1の伝送線路304および第2の伝送線路305の変形例の構成を示す図である。 図8は、本開示の第4の実施の形態における構造体400の構成を示す図である。 図9は、本開示の第5の実施の形態における構造体500の構成を示す図である。 図10は、本開示の第5の実施の形態における構造体500の変形例を示す図である。 図11(a)乃至(c)は、本開示の第6の実施の形態における構造体600の構成を示す図である。 図12は、本開示の第7の実施の形態における積層構造700の構成を示す図である。 図13は、本開示の第8の実施の形態におけるアンテナ構造800の構成を示す図である。 図14は、本開示の第9の実施の形態における構造体900の構成を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図面及び明細書記載の各実施の形態において、同様の機能を備える構成要素には同様の符号が与えられている。
[第1の実施の形態]
図1および図2は本開示の第1の実施の形態における構造体100の構成を示す図である。図1(a)および(b)は、それぞれ図2(a)および(b)における構造体100のA−A’断面図である。図2は、構造体100を、第1の導体プレーン101に垂直な方向のうち第1の導体プレーン101側から見た上面図である(以降、本明細書中にて上面が同様に定義される)。
構造体100は、互いに略平行である第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102とを備えて構成される平行平板と、その間に配設された誘電体プレーン103と、誘電体プレーン103を支持材とし、第1の導体プレーン101側の表面に配設された第1の伝送線路104と、誘電体プレーン103の第2の導体プレーン102側の表面に配設された第2の伝送線路105と、第1の伝送線路104と第2の伝送線路105とを接続する導体ビア106と、を備えて構成される。
誘電体プレーン103は、第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102との間に、それぞれ中空領域107および108を有する。
第1の伝送線路104および第2の伝送線路105は、それぞれ一方の端部がオープン端となっており、他方の端部が互いに導体ビア106によって接続されている。第1の伝送線路104および第2の伝送線路105は、上面図(図2参照)で、オープン端が互いに重ならないように配設されている。
例えば、構造体100は、第1の伝送線路104と第2の伝送線路105とを、図1(a)および図2(a)に示されるようにV字状に配設してもよいし、図1(b)および図2(b)に示されるようにI字状に配設してもよい。
構造体100は、図1(c)に示されるように、第1の伝送線路104と第2の伝送線路105とを互いに接続することができれば、必ずしも導体ビア106を用いなくてもよい。図1(c)に示されるように、構造体100は、導体ビア106を用いずに、第1の伝送線路104と第2の伝送線路105とをそれぞれ異なる層に配設し、第1の伝送線路104および第2の伝送線路105各々のオープン端ではない一端を互いに接触させて電気的に接続してもよい。
図3は、図1(a)に示される構造体100の動作を説明する図である。図3(a)は構造体100のA−A’断面図、図3(b)は構造体100の上面図である。図1(b)および(c)の構造体100の動作も、図3と同様の原理で説明される。
本実施の形態における構造体100は、第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102とを備えて構成される平行平板間のインピーダンスZがおおむねゼロ、または誘導性(インダクティブ)となるときに、この平行平板間の伝搬定数が虚数となり電磁波伝搬を抑制することが可能となる。特にインピーダンスZがおおむねゼロのときに大きな抑制効果を得ることができる。
構造体100において、漏洩電磁波113が、第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102とを備えて構成される平行平板間を伝搬した場合(すなわち、第1の伝送線路104と第2の伝送線路105と導体ビア106とからなる単位構造を通過するように伝搬した場合)、第1の伝送線路104と第1の導体プレーン101との間、および第2の伝送線路105と第2の導体プレーン102との間に電界分布が誘起され、第1の伝送線路104および第2の伝送線路105がスタブとして動作する。
導体ビア106側から第1の伝送線路104のオープン端側を見たときの伝送線路104と導体プレーン101との間の入力インピーダンスをZin1、導体ビア106側から第2の伝送線路105のオープン端側を見たときの伝送線路105と導体プレーン102との間の入力インピーダンスをZin2とする。このとき、第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102とを備えて構成される平行平板間のインピーダンスZは、おおむね、Zin1と導体ビア106のインダクタンスとZin2との和で表すことができる。
漏洩電磁波113を抑制するために、第1の伝送線路104および第2の伝送線路105は、例えば、導体ビア106との接続部から各々のオープン端までの長さLが、それぞれ動作周波数における波長λに対しておおむねL=(2n+1)×λ/4の関係となるように設計されることが好ましい。ここで、パラメータnは、n=0、1、2、3、…、nとなる0以上の整数である。
構造体100が上記の構成をとることにより、第1の伝送線路104および第1の導体プレーン101において、導体ビア106側から第1の伝送線路104のオープン端側を見たときの伝送線路104と導体プレーン101との間の入力インピーダンスZin1は、ほぼゼロとなる。これは、第1の伝送線路104と第1の導体プレーン101との間がショートした状態であることを意味する。
第2の伝送線路105および第2の導体プレーン102においても、同様に、導体ビア106側から第2の伝送線路105のオープン端側を見たときの伝送線路105と導体プレーン102との間の入力インピーダンスZin2は、ほぼゼロとなる。これは、第2の伝送線路105と第2の導体プレーン102との間がショートした状態であることを意味する。
以上の効果と導体ビア106のインダクタンスとにより、構造体100は、図3(a)および(b)の右辺に示されるように第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102との間のインピーダンスZをインダクティブにすることができる。これによって構造体100は、漏洩電磁波113の伝搬を抑制することができる。特に、導体ビア106のインダクタンスが十分小さい場合、第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102との間のインピーダンスZは、おおむねゼロとみなせる。この場合、構造体100は、漏洩電磁波113の伝搬をさらに抑制することができる。
第1の実施の形態における構造体100は、上面視で、第1の伝送線路104と第2の伝送線路105とのオープン端が重ならないように配設されることで、第1の伝送線路104と第2の伝送線路105との間の結合を低減している。
本実施の形態において、第1の伝送線路104および第2の伝送線路105は、第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102とを備えて構成される平行平板間のインピーダンスZがおおむねゼロまたは誘導性(インダクティブ)になれば、どのような長さであってもよい。
図4に、本実施の形態の構造体100に関するSパラメータを示す。図1(a)に示される構造体100において、左縁を解析ポート1、右縁を解析ポート2とした場合に、解析ポート1へのTEM(Transverse Electromagnetic)波の電力反射量の大きさを表すSパラメータをS11、解析ポート1から解析ポート2への電力透過量の大きさを表すSパラメータをS21とする。図4によれば、所定の周波数f0において、S11は大きくなり、S21は小さくなるようなピークを示す。これは、第1の導体プレーン101と第1の伝送線路104と導体ビア106とからなる単位構造および第2の導体プレーン102と第2の伝送線路105と導体ビア106とからなる単位構造によって、TEM波の伝搬が抑制されたことを意味する。
図4より、本実施の形態の構造体100が、平行平板内の漏洩電磁波の伝搬を抑制するために有効であることが分かる。
なお、第1の伝送線路104と第2の伝送線路105との接続箇所は、必ずしも第1の伝送線路104および第2の伝送線路105の端部である必要はなく、オープン端以外の箇所であれば何処であってもよい。
第1の実施の形態における中空領域107および108それぞれの厚みh1およびh2は、互いに等しくても、不等であってもよい。
[第2の実施の形態]
本開示の第2の実施の形態の構造体200について図5を用いて説明する。
図5における構造体200は、第1の伝送線路104と第2の伝送線路105とが、上面(第1の導体プレーンに垂直な方向のうち、第1の導体プレーン側)から見て重なるように配設されている点、および中空領域107および108の厚みをそれぞれh1およびh2、誘電体プレーン203の厚みをtとしたときに、tがh1およびh2に比べて大きくなる点で、第1の実施の形態の構造体100と異なる。構造体200は、tがh1およびh2に比べて大きく設定されるため、第1の伝送線路104および第2の伝送線路105のオープン端が上面から見て重なって配設されていても、スタブ間の結合が低減され、第1の実施の形態と同様に平行平板内の漏洩電磁波の伝搬を抑制することが可能となる。
[第3の実施の形態]
本開示の第3の実施の形態の構造体300について、図6を用いて説明する。
第3の実施の形態における構造体300は、第1の実施の形態における第1の伝送線路104および第2の伝送線路105の形状が、直線形状ではなく折り返し形状になっている点で、第1の実施の形態の構造体100と異なる。第3の実施の形態における構造体300は、第1の伝送線路304および第2の伝送線路305の形状を柔軟に実装することで、構造体300の小型化を図ることができる。
本実施の形態の構造体300は、第1の実施の形態と同様に平行平板内の漏洩電磁波の伝搬を抑制することが可能である。
本実施の形態において、第1の伝送線路304および第2の伝送線路305は、U字の折り返し形状としたが、他の形状であってもよい。例えば、図7(a)乃至(d)に示されるようなL字型、湾曲型、渦巻き形状、ミアンダ形状等であってもよい。
[第4の実施の形態]
本開示の第4の実施の形態の構造体400について、図8を用いて説明する。
第4の実施の形態の構造体400において、第1の伝送線路404および第2の伝送線路405は、それぞれ複数の分岐を持つ。本実施の形態において、分岐は2つとするが、分岐は3つ以上であってもよい。第1の伝送線路404および第2の伝送線路405各々が持つ2本の分岐は、導体ビア106との接続部から各々のオープン端までそれぞれ異なる長さL1およびL2を持つ。長さの異なる分岐は、それぞれ異なる周波数で動作し、次のような条件を満たすように調整される。
つまり、L1は、動作周波数における波長λ1に対し、L1=(2s+1)×λ1/4となるように設計される。ここで、パラメータsは、s=0、1、2、…、sとなる0以上の整数である。
同様に、L2は、動作周波数における波長λ2に対し、L2=(2t+1)×λ2/4となるように設計される。ここで、パラメータtは、t=0、1、2、…、tとなる0以上の整数である。
上記の構成により、第1の伝送線路404および第2の伝送線路405は、複数の分岐の長さそれぞれに由来する複数の周波数で共振動作を示すため、構造体400は複数の周波数で動作する。
[第5の実施の形態]
本開示の第5の実施の形態の構造体500について図9および図10を用いて説明する。
第5の実施の形態における構造体500は、第1の実施の形態における構造体100の構成に加えて、誘電体プレーン103に、第3の伝送線路509と第4の伝送線路510と複数の導体ビア511とを備えて構成されるサスペンド型ストリップ線路512が配設される点で第1の実施の形態と異なる。構造体500は、サスペンド型の基板に形成されたサスペンド型ストリップ線路512の周囲に、第1の伝送線路104と第2の伝送線路105と導体ビア106とからなる単位構造を複数配設してもよい。例えば、単位構造は、周期的に配設されてもよい。
サスペンド型ストリップ線路512は、必ずしも第4の伝送線路510および複数の導体ビア511を用いる必要はなく、図10に記載されるように、第3の伝送線路509だけで構成されていてもよい。
[第6の実施の形態]
次に本開示の第6の実施の形態の構造体600について、図11を用いて説明する。
図11(a)の構造体600は、略平行な第1の導体プレーン101および第2の導体プレーン102を備えて構成される平行平板と、その間に配設された誘電体プレーン103と、誘電体プレーン103に配設された長さLの伝送線路609と、を備えて構成される。
伝送線路609の長さLは、動作周波数における波長λに対し、nを1以上の整数としておおむねL=n×λ/2の関係となる場合に共振器として動作し、平行平板内を伝搬する漏洩電磁波を抑制することができる。なお中空領域107および108それぞれの厚みh1およびh2は、互いに等しくても、不等であってもよい。
図11(b)は、図11(a)の伝送線路609を、第1の伝送線路604と導体ビア606と第2の伝送線路605とで置き換えた構成を示す。第1の伝送線路604および第2の伝送線路605は、オープン端でない一端を導体ビア606によって互いに接続されている。第1の伝送線路604、導体ビア606および第2の伝送線路605の全長Lは、図11(a)の伝送線路609の長さLと同様に、動作周波数における波長λに対し、nを1以上の整数としてL=n×λ/2とすることが好ましく、このとき平行平板内の漏洩電磁波の伝搬を抑制することができる。なお中空領域107および108のそれぞれの厚みh1およびh2は、互いに等しくても、不等であってもよい。
図11(b)において、第1の伝送線路604および第2の伝送線路605は、導体ビア606との接続部から各々のオープン端までの長さが互いに異なるものとした。しかし、第1の伝送線路604および第2の伝送線路605は、導体ビア606との接続部から各々のオープン端までの長さが互いに等しくても当然よい。
図11(c)は、図11(a)の伝送線路609を、第1の伝送線路604と第2の伝送線路605とで置き換えた構成を示す。第1の伝送線路604および第2の伝送線路605は、互いに異なる層に配設され、オープン端でない一端で互いに接続されている。このとき第1の伝送線路604および第2の伝送線路605の全長Lは、図11(a)の伝送線路609の長さLと同様に、動作周波数における波長λに対し、nを1以上の整数としてL=n×λ/2とすることが好ましく、このとき平行平板内の高周波信号の伝搬を抑制することができる。なお中空領域107および108のそれぞれの厚みh1およびh2は、互いに等しくても、不等であってもよい。
図11(c)において、第1の伝送線路604および第2の伝送線路605は、第1の伝送線路604と第2の伝送線路605との接続部から各々のオープン端までの長さが互いに異なるものとした。しかし、第1の伝送線路604および第2の伝送線路605は、第1の伝送線路604と第2の伝送線路605との接続部から各々のオープン端までの長さが互いに等しくても当然よい。
本実施の形態において、第1の伝送線路604および第2の伝送線路605は直線形状としたが、他の形状で構成されてもよい。例えば、第3の実施の形態における第1の伝送線路304および第2の伝送線路305と同様に、様々な折り返し構造で構成されてもよい。
[第7の実施の形態]
次に本開示の第7の実施の形態の積層構造700について、図12を用いて説明する。
第7の実施の形態における積層構造700は、第5の実施の形態における構造体500を積層させた場合の構造の例を示す。
図12に示される積層構造700は、第1の導体プレーン701、第2の導体プレーン702および第3の導体プレーン703の3つのプレーンで形成される平行平板と、第1の誘電体プレーン704および第2の誘電体プレーン705と、第1の誘電体プレーン704および第2の誘電体プレーン705各々に配設され、一端がオープン端となっている第1のサスペンド型ストリップ線路711および第2のサスペンド型ストリップ線路712と、第1のサスペンド型ストリップ線路711および第2のサスペンド型ストリップ線路712各々のオープン端の周囲に配設された複数の単位構造720と、を備える。
単位構造720は、第1の実施の形態における第1の伝送線路104と第2の伝送線路105と導体ビア106とから構成される。ただし、導体ビア106は、必ずしも備えられなくてもよい。第1の実施の形態における誘電体プレーン103を本実施の形態における第1の誘電体プレーン704および第2の誘電体プレーン705に置き換えると、単位構造720は、第1の誘電体プレーン704および第2の誘電体プレーン705に構成されることができる。
本実施の形態において、複数の単位構造720は周期的に配設されてもよい。
サスペンド型ストリップ線路を伝搬する高周波信号は、図12に示した矢印の通り、第1のサスペンド型ストリップ線路711から、第2の導体プレーン702に設けられたスロット713を介して第2のサスペンド型ストリップ線路712へ伝送される。高周波信号は、矢印の逆向きに、第2のサスペンド型ストリップ線路712から、第2の導体プレーン702に設けられたスロット713を介して第1のサスペンド型ストリップ線路711へ伝送されてもよい。
積層構造700において、仮に複数の単位構造720が配設されていない場合、第1のサスペンド型ストリップ線路711から伝送された高周波信号の一部は、スロット713に侵入し、第2のサスペンド型ストリップ線路712へと伝送されるが、残る高周波信号の一部は、第2のサスペンド型ストリップ線路712に沿わずに、第1の導体プレーン701、第2の導体プレーン702および第3の導体プレーン703によって形成される2つの平行平板の内部に、漏洩電磁波となって伝搬してしまう可能性がある。これは、サスペンド型ストリップ線路711および712に関し、スロット713やサスペンド型ストリップ線路のオープン端における特性インピーダンスの不連続性によって生じるものである。このような漏洩電磁波の伝搬を防ぐため、図12では複数の単位構造720を配設している。これによって積層構造700においてサスペンド型ストリップ線路間の信号伝送を効率的に行うことができる。
[第8の実施の形態]
次に本開示の第8の実施の形態のアンテナ構造800について、図13を用いて説明する。
図13に示されるアンテナ構造800は、第1の導体プレーン101および第2の導体プレーン102で構成される平行平板と、第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102との間にそれぞれ中空領域107および108を介して配設された誘電体プレーン103と、を備える。誘電体プレーン103は、一端がオープン端となっているサスペンド型ストリップ線路805と複数の単位構造720とを有しており、複数の単位構造720は、サスペンド型ストリップ線路805のオープン端の周囲を囲うように配設されており、第1の導体プレーン101は、第1の導体プレーン101に垂直な方向から見てサスペンド型ストリップ線路805のオープン端と対向する位置にスロット808を有している。
スロット808は、外部からの電磁波を受信してサスペンド型ストリップ線路805に伝達したり、逆にサスペンド型ストリップ線路805から伝送した高周波信号を外部へと放出したりするアンテナ素子として動作する。
複数の単位構造720は、第7の実施の形態と同様に、第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102とで形成される平行平板内に対し、サスペンド型ストリップ線路805からの漏洩電磁波の伝搬を防ぐために配設されている。
[第9の実施の形態]
次に本開示の第6の実施の形態の構造体900について、図14を用いて説明する。
図14の構造体900は、互いに略平行な第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102と、その間に配設された誘電体プレーン103と、誘電体プレーン103に配設された第1および第2の伝送線路と、導体ビアと、中空領域107および108とを有し、更に、中空領域107および108に対し、一定の厚みを確保するために、導体プレーンと誘電体プレーンとの間の支持材としてスペーサ907を設ける。
スペーサ907に用いられる材料は、機械的強度が確保できるものであれば、導体、誘電体、磁性体であるかは問わない。
スペーサ907は単位構造720に対しては、その動作に影響を与えないように極力離れた箇所に配設することが望ましい。スペーサ907は、第1の導体プレーン101と第2の導体プレーン102と誘電体プレーン103とに対し、電気的な接続が確保されている必要はない。
以上、各実施の形態および変形例を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しえる様々な組み合わせや変更をすることができる。
上記の各実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
平行に配設された第1の導体プレーンおよび第2の導体プレーンと、
前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンの間に、中空領域を介して前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンと平行に配設される誘電体プレーンと、
前記誘電体プレーンの前記第1の導体プレーンと対向する面に配設される第1の伝送線路と、
前記誘電体プレーンの前記第2の導体プレーンと対向する面に配設される第2の伝送線路と、を備え、
前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とは、互いに電気的に接続されることを特徴とする構造体。
(付記2)
前記第1の伝送線路および前記第2の伝送線路は、それぞれ長さの異なる複数の分岐を備えることを特徴とする請求項1に記載の構造体。
(付記3)
前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路との接続部から前記複数の分岐各々の端部までの長さLmは、動作周波数における波長λmに対し、nを0以上の整数として、Lm=(2n+1)×λm/4を満たすことを特徴とする付記2に記載の構造体。
(付記4)
前記誘電体プレーン上に配設された少なくとも1つのサスペンド型伝送線路をさらに備え、
前記第1の伝送線路および前記第2の伝送線路は、前記サスペンド型伝送線路の周囲に配設されることを特徴とする付記1に記載の構造体。
(付記5)
前記第1の伝送線路および前記第2の伝送線路で構成される単位構造を複数備え、
前記複数の単位構造は、前記サスペンド型伝送線路の周囲を囲むように配設されることを特徴とする付記4に記載の構造体。
この出願は、2016年3月31日に出願された日本出願特願2016−70663号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明の活用例として、通信装置、アンテナ装置などがある。
100、200、…、600、900 構造体
101 第1の導体プレーン
102 第2の導体プレーン
103、203 誘電体プレーン
104、304、404、604 第1の伝送線路
105、305、405、605 第2の伝送線路
106、606 導体ビア
107、108 中空領域
509 第3の伝送線路
510 第4の伝送線路
511 導体ビア
512、805 サスペンド型ストリップ線路
609 伝送線路
700 積層構造
701 第1の導体プレーン
702 第2の導体プレーン
703 第3の導体プレーン
704 第1の誘電体プレーン
705 第2の誘電体プレーン
711 第1のサスペンド型ストリップ線路
712 第2のサスペンド型ストリップ線路
720 単位構造
800 アンテナ構造
713、808 スロット
907 スペーサ

Claims (10)

  1. 平行に配設された第1の導体プレーンおよび第2の導体プレーンと、
    前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンの間に、中空領域を介して前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンと平行に配設される誘電体プレーンと、
    前記誘電体プレーンの前記第1の導体プレーンと対向する面に配設され、少なくとも1端がオープン端である第1の伝送線路と、
    前記誘電体プレーンの前記第2の導体プレーンと対向する面に配設され、少なくとも1端がオープン端である第2の伝送線路と、を備え、
    前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とは、互いに電気的に接続されることを特徴とする構造体。
  2. 前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とは、前記第1の導体プレーンに垂直な方向から見て互いのオープン端が重ならないように配設されることを特徴とする請求項1に記載の構造体。
  3. 前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とは、前記第1の導体プレーンに垂直な方向から見て互いのオープン端が重なるように配設され、
    前記誘電体プレーンの厚みは、前記中空領域の厚みよりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の構造体。
  4. 前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路との接続部から前記第1の伝送線路および前記第2の伝送線路のオープン端各々までの長さLは、動作周波数における波長λに対し、nを0以上の整数として、L=(2n+1)×λ/4を満たすことを特徴とする請求項1に記載の構造体。
  5. 前記第1の伝送線路および前記第2の伝送線路は、折り曲げて配設されることを特徴とする請求項1に記載の構造体。
  6. 前記第1の伝送線路および前記第2の伝送線路は、それぞれ長さの異なる複数の分岐を備えることを特徴とする請求項1に記載の構造体。
  7. 前記誘電体プレーン上に配設された少なくとも1つのサスペンド型伝送線路をさらに備え、
    前記第1の伝送線路および前記第2の伝送線路は、前記サスペンド型伝送線路の周囲に配設されることを特徴とする請求項1に記載の構造体。
  8. 前記第1の導体プレーンと前記誘電体プレーンとの間、および前記第2の導体プレーンと前記誘電体プレーンとの間の各々に少なくとも1つのスペーサをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の構造体。
  9. 平行に配設された第1の導体プレーンおよび第2の導体プレーンと、
    前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンと平行、かつ、前記第2の導体プレーンの前記第1の導体プレーンと対向する面と反対側の面に対向して平行に配設される第3の導体プレーンと、
    前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンの間に、中空領域を介して前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンと平行に配設される第1の誘電体プレーンと、
    前記第2の導体プレーンおよび前記第3の導体プレーンの間に、他の中空領域を介して前記第2の導体プレーンおよび前記第3の導体プレーンと平行に配設される第2の誘電体プレーンと、
    前記第1の誘電体プレーンの前記第1の導体プレーンと対向する面、および前記第2の誘電体プレーンの前記第2の導体プレーンと対向する面に配設され、少なくとも1端がオープン端である第1の伝送線路と、
    前記第1の誘電体プレーンの前記第2の導体プレーンと対向する面、および前記第2の誘電体プレーンの前記第3の導体プレーンと対向する面に配設され、少なくとも1端がオープン端である第2の伝送線路と、
    前記第1の誘電体プレーンに配設され、一端がオープン端である第1のサスペンド型伝送線路と、
    前記第2の誘電体プレーンに配設され、一端がオープン端である第2のサスペンド型伝送線路と、を備え、
    前記第2の導体プレーンは、前記第1のサスペンド型伝送線路のオープン端および前記第2のサスペンド型伝送線路のオープン端と対向する位置に開口部を有し、
    前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とは、互いに電気的に接続され、
    前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とを単位構造として、前記単位構造は、前記第1のサスペンド型伝送線路および前記第2のサスペンド型伝送線路のオープン端の周囲を囲むように複数配設されることを特徴とする積層構造。
  10. 平行に配設された第1の導体プレーンおよび第2の導体プレーンと、
    前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンの間に、中空領域を介して前記第1の導体プレーンおよび前記第2の導体プレーンと平行に配設される誘電体プレーンと、
    前記誘電体プレーンの前記第1の導体プレーンと対向する面に配設され、少なくとも1端がオープン端である第1の伝送線路と、
    前記誘電体プレーンの前記第2の導体プレーンと対向する面に配設され、少なくとも1端がオープン端である第2の伝送線路と、
    前記誘電体プレーンに配設され、一端がオープン端であるサスペンド型伝送線路と、を備え、
    前記第1の導体プレーンは、前記サスペンド型伝送線路のオープン端と対向する位置に開口部を有し、
    前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とは、互いに電気的に接続され、
    前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路とを単位構造として、前記単位構造は、前記サスペンド型伝送線路のオープン端の周囲を囲むように複数配設されることを特徴とするアンテナ構造。
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