JPWO2017163937A1 - 肺機能測定装置、肺機能測定方法および肺機能測定プログラム - Google Patents

肺機能測定装置、肺機能測定方法および肺機能測定プログラム Download PDF

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Abstract

非侵襲であって測定対象者への負担が小さい肺機能測定装置、肺機能測定方法および肺機能測定プログラムを提供する。
肺機能を評価するためのデータを測定するための肺機能測定装置(10)であって、肺(L)の前側および後ろ側のいずれか一方側の体表に固定可能であって肺(L)に向けて音を出力する音出力部(20)と、肺(L)の前側および後ろ側の音出力部(20)が固定される側と異なる側の体表に固定可能であって音出力部(20)からの音を検出する音検出部(30)と、音出力部(20)によって音が出力されてから音検出部(30)によって音が検出されるまでの伝達時間(T)を算出する計測部(51)と、伝達時間(T)の変動量(V)を算出する変動算出部(52)と、を有する。

Description

本発明は、肺機能を評価するためのデータを測定する肺機能測定装置、肺機能測定方法および肺機能測定プログラムに関する。
心臓の働きが不十分で拍出量の低下が起こると、心臓拍出量を維持する生体の仕組みが働き、拍出量の低下が抑えられる。しかしながら、体のさまざまな部分に負担がかかるため、結果として症状が出現する。心不全とは、病名ではなく、このような「心臓の働きが不十分な結果として生じた体の状態」を示す。
心不全になると、心臓のポンプ機能が低下して十分に血液を送り出せなくなる。このため、心臓から送り出せなくなった血液が、循環系において心臓の直前の臓器に溜まり、症状が現れる。右心不全の場合には、体循環系に症状が現れ、左心不全の場合には、肺循環系に症状が現れる。左心不全の場合、肺から左心へ流れる血液が肺に滞るため、肺の中の血液の液成分が肺組織中に浸み出し、肺がうっ血した状態となる。
心不全の兆候を自覚することは、困難である。このため、心筋梗塞などの急性増悪が起こることで、初めて気付くことが多い。したがって、心不全を監視しやすく、心不全を早期に発見できる方法が望まれる。
このため、肺の状態を計測する様々な装置が提案されている。例えば特許文献1には、心機能を評価するために、音を肺に向かって出力し、反射された音を受信して、肺の状態を計測する装置が記載されている。
特表2010−534548号公報
特許文献1に記載の装置は、体内へ埋め込む必要があり、侵襲性が高く、測定対象者への負担が大きい。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、非侵襲であって測定対象者への負担が小さい肺機能測定装置、肺機能測定方法および肺機能測定プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する肺機能測定装置は、肺機能を評価するためのデータを測定するための肺機能測定装置であって、肺の前側および後ろ側のいずれか一方側の体表に固定可能であって肺に向けて音を出力する音出力部と、肺の前側および後ろ側の前記音出力部が固定される側と異なる側の体表に固定可能であって前記音出力部からの音を検出する音検出部と、前記音出力部によって音が出力されてから前記音検出部によって音が検出されるまでの伝達時間を算出する計測部と、前記伝達時間の変動量を算出する変動算出部と、を有する。
上記目的を達成する肺機能測定方法は、肺機能を評価するためのデータを測定するための肺機能測定方法であって、肺の前側および後ろ側のいずれか一方側の体表から肺に向けて音を出力するステップと、肺の前側および後ろ側の音を出力する側と異なる側の体表で音を検出するステップと、音が出力されてから検出されるまでの伝達時間を算出するステップと、前記伝達時間の変動量を算出するステップと、を有する。
上記目的を達成する肺機能測定プログラムは、肺機能を評価するためのデータを測定するためにコンピュータによって実行される肺機能測定プログラムであって、肺に向けて音を出力する音出力部に音を出力させるステップと、音を検出する音検出部から検出結果を受け取るステップと、音を出力させてから検出されるまでの伝達時間を算出するステップと、前記伝達時間の変動量を算出するステップと、を有する。
上記のように構成された肺機能測定装置、肺機能測定方法および肺機能測定プログラムは、肺を通る音の伝達時間を利用して、肺機能の低下の指標となる肺の形状変化を観察するため、非侵襲であって測定対象者への負担が小さい。
実施形態に係る肺機能測定装置を示すブロック図である。 測定対象者に肺機能測定装置を取り付けた状態を示す側面図であり、(A)は吸気の状態、(B)は呼気の状態を示す。 測定対象者に肺機能測定装置を取り付けた状態を示す上面図である。 肺機能測定装置により計測される伝達時間の時間変化の一例を示すグラフである。 肺機能測定装置の制御の流れを示すフローチャートである。 警告メッセージが表示された表示部を示す平面図である。 肺機能測定装置により算出された変動量の日毎の変化を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。
本発明の実施形態に係る肺機能測定装置10は、肺の前後の一方側から他方側へ音が通過するために必要な時間(伝達時間)を長期的に収集して、例えば1日毎に左心不全の有無を判定できる装置である。肺機能測定装置10は、測定対象者自身によって日常的に使用され、心臓の状態の変化を長期的に監視することができる。また、医師の指示により2〜3日程度の期間心不全の有無を判定することで、来院時に短時間で観察するよりも精度の高い診断ができる、という短期的な監視用途にも用いることができる。本明細書において、体の“前側”は顔が向いている側を意味し、体の“後ろ側”は背部が向いている側を意味する。なお、本実施形態に係る肺機能測定装置10は、心機能を評価することを目的として肺機能を測定するものであるが、心機能を評価することを目的とせずに、肺のうっ血の程度を測定するものであってもよい。
肺機能測定装置10は、図1〜3に示すように、音を出力する音出力部20と、音を検出する音検出部30と、制御部50と、入力部70と、表示部60と、角度検出部110とを有している。肺機能測定装置10は、さらに、音出力部20、音検出部30および角度検出部110を体表に固定するための固定部材80と、記憶部40、制御部50、入力部70および表示部60を収容する装置本体90と、音出力部20、音検出部30および角度検出部110を装置本体90に接続するケーブル100とを備えている。制御部50および記憶部40は、プログラムを実行するためのコンピュータを構成する。したがって、肺機能測定装置10の動作は、プログラムにより実行することができる。
音出力部20は、音を出力する振動子および増幅器を備えたスピーカである。音出力部20から出力される音は、音が肺を通過するために必要な時間を計測するために用いられる。音出力部20は、肺の前側または後ろ側(本実施形態では後ろ側)に固定部材80により固定される。固定部材80は、例えば粘着テープである。音出力部20は、左右の肺Lに対応して2つ設けられる。音出力部20は、制御部50からの指示で、予め設定された、または入力部70から入力された間隔(サンプリング周期)で音を出力する。呼吸の際の肺の変形量のデータを得るために、1回の呼吸において複数のサンプリングが行えることが好ましい。サンプリング周期は、特に限定されないが、例えば0.1〜1秒である。なお、音出力部20は、サンプリング周期で音を出力するのではなく、所定の波形の音を出力し続けてもよい。
音出力部20から出力される音の周波数は、音が体を通過可能であれば特に限定されず、例えば50〜500Hzである。音出力部20から出力される音の波形は、音検出部30において検出できれば特に限定されないが、音検出部30に到達したタイミングを正確に識別できる形状であることが好ましく、例えば正弦波、パルス波等である。また、2つの音出力部20から出力する音は、音の検出結果からどちらの音出力部20から出力された音か容易に識別できるように、周波数、波形、出力するタイミング等が異なってもよい。
音検出部30は、音出力部20から出力されて肺Lを通過した音を検出するためのマイクロフォンである。音検出部30は、左右の肺Lに対応して2つ設けられる。音検出部30は、肺Lの前側および後ろ側のうち、音出力部20が取り付けられる側の反対側(本実施形態では前側)に固定部材80により固定される。左の肺Lの前側に固定される音検出部30は、左の肺Lの後ろ側に固定される音出力部20から出力される音を検出する。右の肺Lの前側に固定される音検出部30は、右の肺Lの後ろ側に固定される音出力部20出力される音を検出する。音検出部30は、検出結果を制御部50の計測部51へ送信する。
対をなす音出力部20および音検出部30は、左右の肺Lを挟む位置であり、かつ呼吸によって距離が変動する位置に固定される。肺Lを囲む肋骨Rは、肺Lの体積変化に応じて、傾きが変化する。各々の肋骨Rは、一般的に、後ろ側よりも前側が下がっている。肋骨Rは、図2(A)に示すように、吸気の際に傾いて前側が上がる。そして、肋骨Rは、図2(B)に示すように、呼気の際に傾いて前側が下がる。したがって、体の左右の同じ側(図2では左側)のいずれか2本の肋骨R1、R2は、体の側面方向から観察すると、略平行四辺形を構成する。上側の肋骨R1の後ろ側の位置P1と、下側の肋骨R2の前側の位置P2の間の距離Yは、肋骨R1、R2の傾きの変化に伴って変動する。すなわち、距離Yは、図2(A)に示すように、吸気の際に長くなり、図2(B)に示すように、呼気の際に短くなる。したがって、音出力部20および音検出部30は、呼吸によって距離Yが変動しやすいように、異なる肋骨R1、R2の端部の前側および後ろ側に固定されることが好ましい。そして、音出力部20および音検出部30を固定する体表の位置は、毎回同じとすることが好ましい。なお、音出力部20および音検出部30を固定する位置は、呼吸により距離が変動する位置であれば特に限定されない。したがって、音出力部20および音検出部30を固定する位置は、肋骨R1、R2の位置に正確に対応させなくてもよい。例えば、音出力部20および音検出部30は、隣接する2本の肋骨Rの間に固定されてもよい。
角度検出部110は、水平面に対する体の長軸の傾斜角度θを検出するセンサである。角度検出部110は、検出した信号を、ケーブル100を介して制御部50へ送信する。角度検出部110を固定する位置は、体の傾きを良好に計測できれば、特に限定されない。角度検出部110は、体の傾斜角度θを検出できれば特に限定されないが、例えば加速度センサである。
装置本体90は、図1、2に示すように、ケーブル100により音出力部20、音検出部30および角度検出部110と接続されている。装置本体90は、例えばベルト等により測定対象者に取り付けられる。
記憶部40は、制御部50にて実行される測定プログラムなどの各種動作プログラムや、各種パラメータ(閾値など)を格納する。記憶部40は、さらに、音検出部30および角度検出部110で検出されたデータと、制御部50にて算出されたデータを格納する。
制御部50は、計測部51と、変動算出部52、警告判定部53とを含んでいる。制御部50は、CPU(Central Processing Unit)および動作プログラムにより構成される。制御部50は、音出力部20、音検出部30、角度検出部110、記憶部40、計測部51、変動算出部52、警告判定部53、入力部70および表示部60の動作を統括的に制御する。
計測部51は、音出力部20へ信号を送信して音を出力させる。計測部51は、音検出部30から検出データを受け取る。計測部51は、音検出部30から検出データを受け取ると、検出データから、音出力部20が出力した音を特定する。例えば、計測部51は、音検出部30から取得した検出データを周波数分析し、音出力部20から出力した音と同じ周波数成分の振幅値を算出する。計測部51は、算出した振幅値が予め設定された閾値を超える場合に、音出力部20から出力された音が到達したことを特定できる。また、計測部51は、周波数分析せずに、振幅が予め設定された閾値を超えるパルス波等を識別し、音出力部20から出力された音が到達したことを特定することもできる。計測部51は、音出力部20から出力された音が検出されたことを特定した後、音出力部20によって音が出力されてから音検出部30で音が検出されるまでの伝達時間Tを算出する。計測部51は、左右の肺Lに対応した各々の音出力部20および音検出部30から、各々の伝達時間Tを算出する。
さらに、計測部51は、音検出部30で音を検出する際に、角度検出部110から傾斜角度θの検出データを受け取る。計測部51は、伝達時間T、傾斜角度θおよび計測を行った時間tを記憶部40に記憶させる。
変動算出部52は、所定の測定時間(例えば24時間)の間に記録された伝達時間Tのデータから、伝達時間Tの変動量Vを算出する。伝達時間Tの時系列データは、肺の内部構造での音の屈折等の影響により、細かい変動(例えば、数百Hz)がある。呼吸による変動成分は、数Hzであるため、変動算出部52は、伝達時間Tをローパスフィルタに通し、呼吸成分のみを取得する。なお、変動算出部52は、伝達時間Tにフィルター処理を施さなくてもよい。変動算出部52は、フィルター処理を施した伝達時間Tの時系列波形から、図4に示すように、呼吸毎の伝達時間Tの単位変動量Uを算出する。変動算出部52は、測定時間(例えば24時間)内の複数の単位変動量Uの平均値を算出し、変動量Vとする。変動量Vは、測定時間内の肺の変形の大きさに対応した評価値である。図4中の曲線T1のように、変動量Vが小さいことは、心機能が低下して肺がうっ血し、呼吸に伴う肺の変形が抑制されていることを示す。また、図4中の曲線T2のように、変動量Vが大きいことは、心機能が正常で肺がうっ血せず、呼吸に伴う肺の変形が円滑であることを示す。すなわち、変動量Vが小さいほど、心機能に異常がある可能性が高い。変動量Vは、本実施形態においては、左右の肺Lに応じて1つずつ算出される。
なお、肺の状態は、体の傾斜角度θに依存する。例えば、立った状態(θ=90度)と寝た状態(θ=0度)では、作用する重力の方向が異なるため、肺Lは、形状が変化し、間質液の位置も変化する。このため、体の傾斜角度θが変化すると、伝達時間Tも変化する可能性がある。したがって、変動算出部52は、記憶部40から伝達時間Tとともに傾斜角度θを読み出し、傾斜角度θが所定の条件を満たす場合の伝達時間Tのみを選別して、単位変動量Uおよび変動量Vを算出することができる。これにより、変動算出部52は、所定の範囲内の姿勢で計測された伝達時間Tを算出できるため、高い精度の単位変動量Uおよび変動量Vを算出できる。傾斜角度θの条件は、例えば、以下の式(1)の通りである。
45度≦θ≦90度 式(1)
また、変動算出部52は、伝達時間Tの変動量Vに音速を乗じることで、音出力部20と音検出部30の間の距離の変動量を算出することもできる。
警告判定部53は、変動算出部52で算出された変動量Vを、閾値と比較する。閾値は、例えば、予め記憶部40に設定されているか、入力部70から入力されるか、または、過去のデータから算出される。警告判定部53は、変動量Vが閾値よりも低い場合、肺の変形が小さく、心機能(または肺機能)に異常があると判定する。また、警告判定部53は、変動量Vが閾値以上である場合、肺の変形が大きく、心機能(または肺機能)が正常であると判定する。警告判定部53は、心機能に異常があると判定した場合、表示部60に判定結果を表示させる。なお、警告判定部53の閾値は、例えば、一般の人の平均的な値の下限値であってもよく、または、測定対象者の過去の数か月分の平均値に係数を乗じた値であってもよい。
警告判定部53は、左右の肺Lに応じた2つの変動量Vを別々に判定することができる。また、警告判定部53は、両方の肺Lの変動量Vの平均値を用いて、判定を行ってもよい。また、警告判定部53は、左右の肺Lに応じた2つの変動量Vを別々に判定したのち、いずれか一方で異常がある場合に、心機能に異常があると判定してもよい。また、警告判定部53は、左右の肺Lに応じた2つの変動量Vを別々に判定したのち、両方で異常がある場合に、心機能に異常があると判定してもよい。
入力部70は、測定対象者が入力操作を行う部位である。入力部70は、例えば、スイッチ、ボタン等を有している。また、入力部は、タッチパネル、キーボード、マウス等であってもよい。入力部70は、各種パラメータ(閾値、サンプリング周期、判定方法など)の入力や再設定、測定の開始や終了、表示する計測結果や算出結果の選択、表示するグラフや表の選択等に使用される。
表示部60は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等のディスプレイデバイスである。表示部60は、入力部70を兼ねたタッチパネルであってもよい。表示部60は、入力部70に入力した値、計測結果、算出結果、判定結果等を、文字、数値、表またはグラフ等で表示できる。
次に、本実施形態に係る肺機能測定装置10を用いた測定方法を、図5に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、測定対象者は、図2、3に示すように、左右の肺Lの後ろ側の体表に、音出力部20を固定する。次に、測定対象者は、左右の肺Lの前側の体表に、音検出部30を固定する。次に、測定対象者は、体の長軸を検出できる場所に、角度検出部110を固定する。音出力部20および音検出部30を固定する位置は、呼吸によって距離が変動する位置とする。次に、測定対象者は、装置本体90の入力部70を操作し、測定時間等のパラメータを入力し、計測を開始する。
制御部50は、入力部70から計測を開始することを示す情報を受け取った後、計測を開始する。これにより、制御部50の計測部51が、音出力部20に信号を送り、サンプリング周期毎に音を出力させる(ステップ1)。次に、計測部51は、音検出部30から検出結果を受信する(ステップ2)。次に、計測部51は、取得した検出データから、音出力部20が出力した音を特定する。次に、計測部51は、角度検出部110から傾斜角度θの検出結果を受信する(ステップ3)。続いて、計測部51は、左右の肺Lの各々において、音出力部20から音が出力されてから音検出部30で音が検出されるまでの伝達時間Tを算出する(ステップ4)。この後、計測部51は、記憶部40に伝達時間T、傾斜角度θおよび計測した時間tを記憶させる(ステップ5)。制御部50は、所定の計測時間が経過すると、音出力部20からの音の出力を停止させ、音検出部30および角度検出部110による検出を停止させる(ステップ6)。
次に、変動算出部52が、記憶部40に記憶された伝達時間T、傾斜角度θおよび計測した時間tを読み込む。変動算出部52は、伝達時間Tにフィルター処理を施す。次に、変動算出部52は、フィルター処理を施した伝達時間Tから、呼吸毎の伝達時間Tの単位変動量Uを算出する(ステップ7)。変動算出部52は、傾斜角度θが所定の範囲内にある時間tを特定し、この時間tに対応する単位変動量Uを選別する(ステップ8)。続いて、変動算出部52は、選別した複数の単位変動量Uを平均化し、変動量Vを算出する(ステップ9)。
次に、警告判定部53が、変動算出部52で算出されたその日の変動量Vが正常か否かを判定する(ステップ10)。警告判定部53は、変動量Vを異常と判定した場合、図6に示すように、表示部60に、警告メッセージを表示させる(ステップ11)。この後、制御部50は、算出した単位変動量U、変動量V、傾斜角度θ、異常の有無を、記憶部40に記憶させる(ステップ12)。これにより、肺機能測定装置10による1日分の計測が完了する。なお、警告メッセージの内容は、適宜設定できる。
制御部50は、図7に示すように、計測された変動量Vの時間変化を、過去のデータとともに、表示部60に表示させることができる。制御部50は、表示部60に表示させるグラフに、変動量Vの正常値の下限B(閾値)を線で表示できる。このグラフにおいて、変動量Vが下限Bよりも低くなると、心不全または心不全の可能性があると判定される。このように、心不全の進行の程度を、変動量Vを心機能の低下を示す指標として、測定対象者自身が長期にわたって容易に監視できる。
以上のように、本実施形態に係る肺機能測定装置10は、肺機能を評価するためのデータを測定するための肺機能測定装置10であって、肺Lの前側および後ろ側のいずれか一方側の体表に固定可能であって肺Lに向けて音を出力する音出力部20と、肺Lの前側および後ろ側の音出力部20が固定される側と異なる側の体表に固定可能であって音出力部20からの音を検出する音検出部30と、音出力部20によって音が出力されてから音検出部30によって音が検出されるまでの伝達時間Tを算出する計測部51と、伝達時間Tの変動量Vを算出する変動算出部52と、を有する。
上記のように構成された肺機能測定装置10は、体表に取り付ける音出力部20および音検出部30によって測定される伝達時間Tの変動量Vを算出できる。これにより、心機能の低下の指標となる肺の形状変化の大きさを、変動量Vにより観察でき、心機能の監視が容易となる。また、肺機能測定装置10は、非侵襲であり、かつ非常にコンパクトに構成できるため、持ち運びおよび操作が容易となり、長期的に監視を継続しても生活に支障が生じず、測定対象者への負担が小さい。
また、肺機能測定装置10は、変動量Vを記憶可能な記憶部40をさらに有し、異なる時間に測定されて算出された変動量Vを比較可能である。これにより、心機能の時間変化を観察できるため、心機能を長期的かつ容易に監視できる。
また、音出力部20および音検出部30は、体の前後の上下方向に異なる位置であって、異なる肋骨Rに対応する位置に固定可能である。これにより、呼吸によって音出力部20および音検出部30の距離が良好に変化し、変動量Vを精度よく算出できる。
また、変動算出部52は、一呼吸毎の単位変動量Uを算出し、複数の単位変動量Uの平均値を変動量Vとする。これにより、呼吸毎の測定のばらつきを除去し、観察に適した変動量Vを得ることができる。
また、肺機能測定装置10は、算出された変動量Vを下限B(閾値)と比較し、警告を出すか否かを判定する警告判定部53をさらに有する。これにより、心不全の有無の判定が自動で行われ、心不全の有無の監視が容易となる。
また、本発明は、心不全の有無を判定するためのデータを測定するための肺機能測定方法をも含む。本肺機能測定方法は、肺Lの前側および後ろ側のいずれか一方側の体表に固定可能であって肺Lに向けて音を出力するステップと、肺Lの前側および後ろ側の音出力部20が固定される側と異なる側の体表で音を検出するステップと、音が出力されてから検出されるまでの伝達時間Tを算出するステップと、伝達時間Tの変動量Vを算出するステップと、を有する。
上記のように構成された肺機能測定方法は、肺を通過する音の伝達時間Tの変動量Vを算出できる。これにより、心機能の低下の指標となる肺の形状変化の大きさを、変動量Vにより観察でき、心機能の監視が容易となる。また、本肺機能測定方法は、非侵襲であり、肺を通過する音の伝達時間Tの変動量Vにより心機能を観察するため、長期的に監視を継続しても生活に支障が生じず、測定対象者への負担が小さい。
また、肺機能測定方法は、変動量Vを記憶部40に記憶させるステップと、異なる時間に測定されて算出された変動量Vを記憶部40から読み出して比較するステップと、をさらに有する。これにより、心機能の時間変化を観察できるため、心機能を長期的かつ容易に監視できる。
また、肺機能測定方法は、音を出力するステップの前に、音出力部20および音検出部30を、体の前後の上下方向に異なる位置であって、異なる肋骨Rに対応する位置に固定するステップをさらに有する。これにより、呼吸によって音出力部20および音検出部30の距離が良好に変化し、変動量Vを精度よく算出できる。
また、肺機能測定方法は、算出された変動量Vを下限B(閾値)と比較し、警告を出すか否かを判定するステップをさらに有する。これにより、心不全の有無の判定を自動で行うことができ、心不全の有無の監視が容易となる。
また、本発明は、心不全の有無を判定するためのデータを測定するためにコンピュータによって実行される肺機能測定プログラムをも含む。本肺機能測定プログラムは、肺Lに向けて音を出力する音出力部20に音を出力させるステップと、音を検出する音検出部30から検出結果を受け取るステップと、音を出力させてから検出されるまでの伝達時間Tを算出するステップと、伝達時間Tの変動量Vを算出するステップと、を有する。
上記のように構成された肺機能測定プログラムは、肺を通過する音の伝達時間Tの変動量Vを算出できる。これにより、心機能の低下の指標となる肺の形状変化の大きさを、変動量Vにより観察でき、心機能の監視が容易となる。また、本肺機能測定方法は、非侵襲であり、肺を通過する音の伝達時間Tの変動量Vにより心機能を観察するため、長期的に監視を継続しても生活に支障が生じず、測定対象者への負担が小さい。
また、肺機能測定プログラムは、変動量Vを記憶部40に記憶させるステップと、異なる時間に測定されて算出された変動量Vを記憶部40から読み出して比較するステップと、をさらに有する。これにより、心機能の時間変化を観察できるため、心機能を長期的かつ容易に監視できる。
また、肺機能測定プログラムにおいて、音出力部20および音検出部30は、体の前後の上下方向に異なる位置であって、異なる肋骨に対応する位置に固定されている。これにより、呼吸によって音出力部20および音検出部30の距離が良好に変化し、変動量Vを精度よく算出できる。
また、肺機能測定プログラムは、算出された変動量Vを予め設定された下限B(閾値)と比較し、警告を出すか否かを判定するステップをさらに有する。これにより、心不全の有無の判定を自動で行うことができ、心不全の有無の監視が容易となる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、装置本体は、例えばスマートフォンやタブレット端末などの携帯用端末およびアプリケーション(プログラム)により構成されたり、インターネットに接続されたサーバーコンピューター端末およびアプリケーション(プログラム)により構成されてもよい。音出力部、音検出部および角度検出部は、例えばNFC(Near Field Communication)やWifi(登録商標)などの通信技術を用いて、装置本体と無線で接続されてもよい。また、音出力部、音検出部および角度検出部は、装置本体と一体であってもよい。また、肺機能測定装置10は、測定対象者が自分で使用することを想定した装置であるが、医師や看護師などの医療従事者が測定対象者のために使用してもよい。
また、上述の実施形態では、左右の肺Lの両方で計測を行っているが、左右の肺Lのいずれか一方でのみ計測を行ってもよい。また、左右の肺Lの各々に、複数の音検出部30が設けられてもよい。肺Lと肋骨Rの間に隙間が空くと、音を検出できない可能性がある。しかしながら、複数の音検出部30があれば、1つの音検出部30で音を検出できない場合に、他の音検出部30の検出結果を用いて、データを補完することができる。また、角度検出部は、設けられなくてもよい。また、上述の実施形態では、呼吸毎の複数の単位変動量Uを平均化して、変動量Vを算出しているが、一回の呼吸の単位変動量Uを変動量Vとすることもできる。また、変動量Vは、複数の単位変動量Uの平均値ではなく、中央値や最頻値であってもよい。
さらに、本出願は、2016年3月23日に出願された日本特許出願番号2016−58364号に基づいており、それらの開示内容は、参照され、全体として、組み入れられている。
10 肺機能測定装置、
20 音出力部、
30 音検出部、
40 記憶部、
50 制御部、
51 測定部、
52 変動算出部、
53 警告判定部、
60 入力部、
70 表示部、
B 下限(閾値)、
H 内頸静脈圧、
L 肺、
R 肋骨、
t 時間、
T 伝達時間、
U 単位変動量、
V 変動量。

Claims (10)

  1. 肺機能を評価するためのデータを測定するための肺機能測定装置であって、
    肺の前側および後ろ側のいずれか一方側の体表に固定可能であって肺に向けて音を出力する音出力部と、
    肺の前側および後ろ側の前記音出力部が固定される側と異なる側の体表に固定可能であって前記音出力部からの音を検出する音検出部と、
    前記音出力部によって音が出力されてから前記音検出部によって音が検出されるまでの伝達時間を算出する計測部と、
    前記伝達時間の変動量を算出する変動算出部と、を有する肺機能測定装置。
  2. 前記変動量を記憶可能な記憶部をさらに有し、
    異なる時間に測定されて算出された前記変動量を比較可能である請求項1に記載の肺機能測定装置。
  3. 前記音出力部および音検出部は、体の前後の上下方向に異なる位置であって、異なる肋骨に対応する位置に固定可能である請求項1または2に記載の肺機能測定装置。
  4. 前記変動算出部は、一呼吸毎の単位変動量を算出し、複数の前記単位変動量の平均値、中央値または最頻値を変動量とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の肺機能測定装置。
  5. 肺機能を評価するためのデータを測定するための肺機能測定方法であって、
    肺の前側および後ろ側のいずれか一方側の体表から肺に向けて音を出力するステップと、
    肺の前側および後ろ側の音を出力する側と異なる側の体表で音を検出するステップと、
    音が出力されてから検出されるまでの伝達時間を算出するステップと、
    前記伝達時間の変動量を算出するステップと、を有する肺機能測定方法。
  6. 前記変動量を記憶部に記憶させるステップと、
    異なる時間に測定されて算出された前記変動量を前記記憶部から読み出して比較するステップと、をさらに有する請求項5に記載の肺機能測定方法。
  7. 前記音を出力するステップの前に、前記音出力部および音検出部を、体の前後の上下方向に異なる位置であって、異なる肋骨に対応する位置に固定するステップをさらに有する請求項5または6に記載の肺機能測定方法。
  8. 肺機能を評価するためのデータを測定するためにコンピュータによって実行される肺機能測定プログラムであって、
    肺に向けて音を出力する音出力部に音を出力させるステップと、
    音を検出する音検出部から検出結果を受け取るステップと、
    音を出力させてから検出されるまでの伝達時間を算出するステップと、
    前記伝達時間の変動量を算出するステップと、を有する肺機能測定プログラム。
  9. 前記変動量を記憶部に記憶させるステップと、
    異なる時間に測定されて算出された前記変動量を前記記憶部から読み出して比較するステップと、有する請求項8に記載の肺機能測定プログラム。
  10. 前記音出力部および音検出部は、体の前後の上下方向に異なる位置であって、異なる肋骨に対応する位置に固定されている請求項8または9に記載の肺機能測定プログラム。
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