JPWO2017163364A1 - 防犯装置付き宅配容器 - Google Patents

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Abstract

防犯装置30は、商品が収納された宅配容器22が不在配達されたとき、防犯装置30による監視動作を解除するために配達ごとに定められた個別の解除IDを、商品を注文したユーザの携帯端末60へ送信する。また、防犯装置30は、解除IDをユーザの携帯端末60へ送信したあと監視動作を開始し、監視動作の実行中にIDが入力されたとき、その入力されたIDが解除IDと一致したならば監視動作を解除し、入力されたIDが解除IDと一致しなかったならば監視動作を継続する。

Description

本発明は、防犯装置付き宅配容器に関する。
近年、食品の個人宅配の利用が、生活スタイルの変化に合わせて急激に増加している。食品の個人宅配では、宅配先が不在の場合に玄関先に商品を留め置くことがある。しかし、留め置かれた商品へ悪戯されたり商品が盗難されたりするケースが頻発しているため、留め置かれた商品に対する安全性の確保が急務とされている。こうした悪戯や盗難等の対策が施された宅配容器としては、警報装置を内部に装備したものが知られている(特許文献1)。この警報装置は、宅配容器外部からリモートにて作動させることができ、警報装置に個別のIDナンバーをもたせ、同一ID又はマスタIDナンバー保有のリモートでないと警報装置は作動できないものである。特許文献1には、このようにIDナンバーを個々の警報装置が持つことで、部外者による他リモートによる悪戯を防止できると説明されている。
特開2005−288065号公報
しかしながら、特許文献1の宅配容器では、警報装置に個別のIDナンバーをもたせているため、宅配容器を使い回す場合、その宅配容器に装備された警報装置のIDナンバーも使い回されることになり、セキュリティが十分高いとは言えなかった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、不在配達された宅配容器のセキュリティを高めることを主目的とする。
本発明は、
ユーザが注文した商品を収納して配達するために用いられる宅配容器に防犯装置が備えられた防犯装置付き宅配容器であって、
前記防犯装置は、
前記商品が収納された前記宅配容器が不在配達されたとき、前記防犯装置による監視動作を解除するために配達ごとに定められた個別の解除IDを、前記商品を注文したユーザのユーザ端末へ送信する解除ID送信手段と、
前記解除ID送信手段が前記解除IDを前記ユーザ端末へ送信したあと監視動作を開始し、監視動作の実行中に入力手段によりIDが入力されたとき、前記入力されたIDが前記解除IDと一致したならば監視動作を解除し、前記入力されたIDが前記解除IDと一致しなかったならば監視動作を継続する監視手段と、
を備えたものである。
本発明の宅配容器に備えられた防犯装置は、商品が収納された宅配容器が不在配達されたとき、防犯装置による監視動作を解除するために配達ごとに定められた個別の解除IDを、商品を注文したユーザのユーザ端末へ送信する。また、防犯装置は、解除IDをユーザ端末へ送信したあと監視動作を開始し、監視動作の実行中にIDが入力されたとき、その入力されたIDが解除IDと一致したならば監視動作を解除し、入力されたIDが解除IDと一致しなかったならば監視動作を継続する。つまり、本発明では、防犯装置の監視動作を解除するための解除IDとして、配達ごとに定められた個別のIDを使用する。そのため、同じ宅配容器を使い回す場合、その宅配容器に装備された防犯装置の監視動作を解除するには、毎回異なる解除IDが必要になる。これに対して、防犯装置の監視動作を解除するのに防犯装置ごとに定められた個別の解除IDを使用するとすれば、同じ宅配容器を使い回す場合、毎回同じ解除IDで防犯装置の監視動作を解除することができてしまう。したがって、本発明によれば、不在配達された宅配容器のセキュリティを高めることができる。
本発明の防犯装置付き宅配容器において、前記監視手段は、監視動作の実行中、前記宅配容器への振動を検知したならば前記宅配容器の周囲をカメラで撮像して該撮像画像を前記ユーザ端末へ送信するようにしてもよい。こうすれば、ユーザは宅配容器が振動したことを迅速に知ることができるだけでなく、なぜ宅配容器が振動したかの原因も撮像画像を通じて知ることができる。
本発明の防犯装置付き宅配容器において、前記防犯装置は、前記防犯装置付き宅配容器の利用状況を管理する管理装置と通信する管理装置通信手段を備え、前記監視手段は、前記入力されたIDが前記解除IDと一致したならば監視動作を解除すると共に前記商品の受取が完了した旨と前記IDが入力された時刻とを前記管理装置通信手段を介して前記管理装置へ送信するようにしてもよい。こうすれば、管理者は不在配達された宅配容器をユーザが受け取った時刻を知ることによってそのユーザの帰宅時刻を予測することができる。そのため、次回、そのユーザに配達する際、帰宅時刻と同じかそれに近い時刻に配達時刻を設定すれば、物品を手渡しできる可能性が高くなる。
本発明の防犯装置付き宅配容器において、前記防犯装置は、前記防犯装置付き宅配容器の利用状況を管理する管理装置と通信する管理装置通信手段を備え、前記監視手段は、前記入力されたIDが前記解除IDと一致しなかったならば監視動作を継続すると共にIDの誤入力があった旨と前記IDが入力された時刻とを前記管理装置通信手段を介して前記管理装置へ送信するようにしてもよい。こうすれば、管理者は第三者が防犯装置の監視動作を不当に解除しようとした時刻を知ることができる。そのため、次回、そのユーザに配達する際、その時刻を避けるように配達時刻を決めれば、不在配達された宅配容器が悪戯されたり盗難されたりする可能性が低くなる。
本発明の防犯装置付き宅配容器において、前記防犯装置は、前記宅配容器の蓋に一体化されていてもよい。こうすれば、第三者が防犯装置を宅配容器から外してしまうのを防止することができる。
宅配容器防犯システム10の説明図。 防犯装置30のブロック図。 ストレージ52に記憶されているデータベースの説明図。 監視処理プログラムのフローチャート。
本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら以下に説明する。図1は宅配容器防犯システム10の説明図、図2は防犯装置30のブロック図、図3はストレージ52に記憶されているデータベースの説明図である。
宅配容器防犯システム10は、防犯装置付き宅配容器20と、複数の防犯装置付き宅配容器20の利用状況を管理する管理サーバ50と、宅配サービスを利用するユーザの携帯端末60とを備えている。宅配サービスとしては、例えば食料品や飲み物などの商品を防犯装置付き宅配容器20に入れてユーザの自宅まで届けてもらうサービスなどが挙げられる。
防犯装置付き宅配容器20は、箱形の宅配容器22の蓋22aに防犯装置30が一体化されたものである。宅配容器22の外面には、発注したユーザの住所等と注文IDとが印刷された配達用シール24が貼られている。防犯装置30は、図示しないバッテリ電源から電力が供給されて作動するものであり、図2に示すように、コントローラ32と、そのコントローラ32に入出力インタフェース34を介して接続された入力装置36や振動検知センサ38、小型カメラ40、スピーカ42、通信装置44などを備えている。コントローラ32は、各種制御を実行するCPU32aと、各種処理プログラムなどを記憶したROM32bと、一時的にデータを記憶するRAM32cと、各種データを書き換え可能に記憶するストレージ32dとを備え、これらはバス33を介して互いにデータのやり取りが可能となっている。入力装置36は、電源スイッチ36aのほか、テンキーやエンターキー等を含むキー操作盤36b、監視処理を開始する際に押下されるスタートボタン36cなどを備えている。振動検知センサ38は、防犯装置30に振動が加わるとその振動を検知して振動検知信号をコントローラ32へ出力する。小型カメラ40は、レンズを介して入力された被写体の像をCCD撮像素子で電気信号に変換してコントローラ32へ出力する。スピーカ42は、ストレージ32dに記録された音データを外部へ出力する。通信装置44は、無線を利用してデータの送受信が可能な装置である。無線としては、例えば、無線LANを利用してもよいしLTEや3Gなどのモバイル通信技術を利用してもよい。
管理サーバ50は、宅配サービス提供者が使用するものである。管理サーバ50は、管理対象の複数の防犯装置付き宅配容器20の利用状況を管理する役割を果たすものであり、各防犯装置付き宅配容器20やユーザの携帯端末60と無線を利用してデータの送受信が可能となっている。管理サーバ50は、宅配サービスの提供を受けるユーザの住所や氏名、電話番号、メールアドレスなどをユーザIDと対応づけた顧客名簿(図3参照)をストレージ52に記憶している。管理サーバ50は、ユーザからの注文内容も管理している。すなわち、管理サーバ50は、注文ごとに付される注文IDに注文内容(商品の名称)などを対応づけた注文一覧表(図3参照)をストレージ52に記憶している。
携帯端末60は、宅配サービスの提供を受けるユーザが使用する端末であり、スマートフォンや携帯電話、タブレット、ノートパソコンなどが挙げられる。この携帯端末60は、管理サーバ50と無線を利用してデータの送受信が可能である。
次に、この宅配容器防犯システム10の使用例について説明する。宅配サービス提供者は、ユーザから商品の注文が入ると、今回の注文に対して注文IDを付与する。管理サーバ50は、注文IDに、今回の注文内容と、発注したユーザのユーザIDと、今回の宅配に利用する防犯装置付き宅配容器20の容器IDと、現在の配達状況と、後述する解除IDとを対応づけて、ストレージ52に記憶されている注文一覧表(図3参照)に入力する。管理サーバ50は、発注したユーザIDに対応する住所等を顧客名簿(図3参照)から読み出し、その住所等と今回の注文IDとが配達用シール24に印刷されるよう、図示しないプリンタに印刷指示を出力する。印刷指示を受けたプリンタは、発注したユーザの住所等と今回の注文IDとを配達用シール24に印刷する。
宅配サービス提供者は、注文された商品を防犯装置付き宅配容器20の宅配容器22に梱包し、宅配容器22の外面の所定位置に配達用シール24を貼る。続いて、宅配サービス提供者は、その防犯装置付き宅配容器20の防犯装置30を操作して今回の注文IDを入力する。すると、防犯装置30のコントローラ32は、管理サーバ50に今回の注文IDに対応する解除IDの発行を要求する。この要求を受けた管理サーバ50は、今回の注文IDに対応する個別の解除を乱数表などを利用して自動的に発行し、その解除IDを今回の注文IDと対応させて注文一覧表(図3参照)に記憶すると共に、防犯装置30へその解除IDを送信する。解除IDを受信した防犯装置30のコントローラ32は、その解除IDをストレージ32dに記憶する。解除IDは、毎回ストレージ32dに上書き保存される。解除IDは、一例としては所定の桁数の英数字の組合せが挙げられるが、特にこれに限定されるものではない。その後、宅配サービス提供者は、その防犯装置付き宅配容器20がユーザの自宅に宅配されるよう宅配ドライバーに依頼する。
宅配ドライバーは、配達用シール24に印刷された住所にその防犯装置付き宅配容器20を配達する。宅配ドライバーは、そのユーザの自宅に到着したとき、そのユーザが在宅していたならば、防犯装置付き宅配容器20の宅配容器22から商品を取り出してそのユーザに手渡しし、受領書の押印欄にユーザの受領印を押してもらう。その後、宅配ドライバーは、空になった防犯装置付き宅配容器20を自分の基地又は事務所へ持ち帰る。
一方、そのユーザが不在だったならば、宅配ドライバーは、商品が収納された防犯装置付き宅配容器20をそのユーザの玄関脇に置き、防犯装置30の入力装置36のスタートボタン36cを押下する。防犯装置30のコントローラ32のCPU32aは、スタートボタン36cが押下されたことにより防犯装置付き宅配容器20が不在配達されたことを認識し、ROM32bに記憶されている監視処理プログラムを読み出してこれを実行する。図4は監視処理プログラムのフローチャートである。
監視処理プログラムが開始されると、CPU32aは、ストレージ32dに記憶された今回の解除IDを読み出して管理サーバ50を経由してユーザの携帯端末60に送信し(ステップS100)、その後監視動作を開始する(ステップS110)。解除IDは、例えばユーザの携帯端末60にメールで送信される。これにより、ユーザは携帯端末60でメールを開けば解除IDを認識することができる。なお、解除IDは所定の桁数の英数字の組合せをそのまま送信してもよいし、二次元バーコードに変換して送信してもよい。
続いて、CPU32aは、振動検知センサ38から振動検知信号を入力したか否かを判定し(ステップS120)、振動検知信号を入力しなかったならばステップS170へ進む。一方、ステップS120で振動検知信号を入力したならば、CPU32aは、小型カメラ40によって撮影された宅配容器22の周辺の画像を管理サーバ50を経由してユーザの携帯端末60へ送信し(ステップS130)、それと共に警告音をスピーカ42から発生させる(ステップS140)。画像は、動画でもよいし静止画でもよいが、動画が好ましい。管理サーバ50は、送信されてきた画像と時刻とを今回の注文IDと対応づけてストレージ52に記憶しながらその画像をユーザの携帯端末60へ送信する。その後、CPU32aは、予め設定された所定時間(例えば1分とか3分)が経過したか否かを判定し(ステップS150)、所定時間が経過していなければ再びステップS130に戻り、所定時間が経過していたならば画像送信を停止すると共に警告音を停止する(ステップS160)。
ステップS160の後、又はステップS120で振動検知信号を検知しなかったならば、CPU32aはIDの入力があったか否かを判定する(ステップS170)。IDの入力は、入力装置36を利用して行ってもよいし、二次元バーコードを小型カメラ40にかざしてもよい。CPU32aは、ステップS170でIDの入力がなかったならばステップS120へ戻り、IDの入力があったならば入力されたIDが解除IDと一致するか否かを判定する(ステップS180)。そして、入力されたIDが解除IDと一致しなかったならば、CPU32aは、IDの誤入力があった旨をIDが入力された時刻と共に管理サーバ50を経由してユーザの携帯端末60へ通知し(ステップS190)、その後ステップS120に戻り、監視動作を継続する。一方、入力されたIDと解除IDとが一致したならば、CPU32aは、今回発注したユーザがIDの入力を行ったとみなして、監視動作を解除し(ステップS200)、受取が完了した旨をIDが入力された時刻と共に管理サーバ50へ通知し(ステップS210)、このプログラムを終了する。
以上説明した本実施形態によれば、防犯装置30の監視動作を解除するための解除IDとして、配達ごとに定められた個別のIDを使用する。そのため、同じ防犯装置付き宅配容器20を使い回す場合、その宅配容器22に装備された防犯装置30の監視動作を解除するには、毎回異なる解除IDが必要になる。これに対して、防犯装置30の監視動作を解除するのに防犯装置30ごとに定められた個別の解除IDを使用するとすれば、同じ防犯装置付き宅配容器20を使い回す場合、毎回同じ解除IDで防犯装置30の監視動作を解除することができてしまう。したがって、本実施形態によれば、不在配達された防犯装置付き宅配容器20のセキュリティを高めることができる。
また、本実施形態では、監視動作の実行中、宅配容器22への振動を検知したならば宅配容器22の周囲を小型カメラ40で撮像して該撮像画像をユーザの携帯端末60へ送信する。そのため、ユーザは宅配容器22が振動したことを迅速に知ることができるだけでなく、なぜ宅配容器22が振動したかの原因も撮像画像を通じて知ることができる。
更に、本実施形態では、監視動作の実行中に入力されたIDが解除IDと一致したならば監視動作を解除すると共に受取が完了した旨をIDが入力された時刻と共に管理サーバ50へ送信する。これにより、宅配サービス提供者(管理者)は不在配達された商品をユーザが受け取った時刻を知ることができ、そのユーザの帰宅時刻を予測することができる。そのため、次回、そのユーザに配達する際、帰宅時刻と同じかそれに近い時刻に配達時刻を設定すれば、物品を手渡しできる可能性が高くなる。
更にまた、本実施形態では、監視動作の実行中に入力されたIDが解除IDと一致しなかったならば監視動作を継続すると共にIDの誤入力があった旨をそのIDが入力された時刻と共に管理サーバ50へ送信する。そのため、宅配サービス提供者は第三者が防犯装置30の監視動作を不当に解除しようとした時刻を知ることができる。宅配サービス提供者は、次回、そのユーザに配達する際、その時刻を避けるように配達時刻を決めれば、不在配達された宅配容器が悪戯されたり盗難されたりする可能性が低くなる。
そしてまた、本実施形態では、防犯装置30は宅配容器22の蓋22aに一体化されているため、第三者が防犯装置30を宅配容器22から外してしまうのを防止することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態において、防犯装置30のコントローラ32とユーザの携帯端末60とが直接通信できるようにしてもよい。その場合、防犯装置30のコントローラ32から管理サーバ50を経由せずに解除ID(ステップS100参照)や小型カメラ40の撮影した画像(ステップS130参照)、IDの誤入力があったことなど(ステップS190参照)をユーザの携帯端末60へ直接送信してもよい。
上述した実施形態では、解除IDは管理サーバ50が自動発行するようにしたが、防犯装置30のコントローラ32が自動発行してもよいし、宅配ドライバーや宅配サービス提供者(管理者)が解除IDを設定して入力するようにしてもよい。
上述した実施形態において、宅配容器22の蓋22aが電子錠でロックできるようにしてもよい。その場合、電子錠の施錠・解錠は、防犯装置30のコントローラ32によって電子的に行われるようにする。具体的には、防犯装置30が監視動作を開始したときに電子錠が施錠され、監視動作を解除したときに電子錠が解錠されるようにする。こうすれば、留め置きされた宅配容器22は防犯装置30によって監視されるだけでなく蓋22aが電子錠でロックされているため、悪戯や盗難などを防止する効果が高まる。
上述した実施形態において、振動検知センサ38に代えて又は加えて、宅配容器22に人が近づいたことを検知する人感センサを設け、人感センサが人を検知したときに宅配容器22の周囲の画像をユーザの携帯端末60へ送ったり警告音を鳴らしたりしてもよい。あるいは、タッチセンサを設け、防犯装置30に人がタッチしたことをタッチセンサが検知したときに宅配容器22の周囲の画像をユーザの携帯端末60へ送ったり警告音を鳴らしたりしてもよい。
本発明は、ユーザが注文した商品を収納して配達するために用いられる宅配容器に利用可能である。
10 宅配容器防犯システム、20 防犯装置付き宅配容器、22 宅配容器、22a 蓋、24 配達用シール、30 防犯装置、32 コントローラ、32a CPU、32b ROM、32c RAM、32d ストレージ、33 バス、34 入出力インタフェース、36 入力装置、36a 電源スイッチ、36b キー操作盤、36c スタートボタン、38 振動検知センサ、40 小型カメラ、42 スピーカ、44 通信装置、50 管理サーバ、52 ストレージ、60 携帯端末。

Claims (5)

  1. ユーザが注文した商品を収納して配達するために用いられる宅配容器に防犯装置が備えられた防犯装置付き宅配容器であって、
    前記防犯装置は、
    前記商品が収納された前記宅配容器が不在配達されたとき、前記防犯装置による監視動作を解除するために配達ごとに定められた個別の解除IDを、前記商品を注文したユーザのユーザ端末へ送信する解除ID送信手段と、
    前記解除ID送信手段が前記解除IDを前記ユーザ端末へ送信したあと監視動作を開始し、監視動作の実行中に入力手段によりIDが入力されたとき、前記入力されたIDが前記解除IDと一致したならば監視動作を解除し、前記入力されたIDが前記解除IDと一致しなかったならば監視動作を継続する監視手段と、
    を備えた防犯装置付き宅配容器。
  2. 前記監視手段は、監視動作の実行中、前記宅配容器への振動を検知したならば前記宅配容器の周囲をカメラで撮像して該撮像画像を前記ユーザ端末へ送信する、
    請求項1に記載の防犯装置付き宅配容器。
  3. 前記防犯装置は、前記防犯装置付き宅配容器の利用状況を管理する管理装置と通信する管理装置通信手段を備え、
    前記監視手段は、前記入力されたIDが前記解除IDと一致したならば監視動作を解除すると共に前記商品の受取が完了した旨と前記IDが入力された時刻とを前記管理装置通信手段を介して前記管理装置へ送信する、
    請求項1又は2に記載の防犯装置付き宅配容器。
  4. 前記防犯装置は、前記防犯装置付き宅配容器の利用状況を管理する管理装置と通信する管理装置通信手段を備え、
    前記監視手段は、前記入力されたIDが前記解除IDと一致しなかったならば監視動作を継続すると共にIDの誤入力があった旨と前記IDが入力された時刻とを前記管理装置通信手段を介して前記管理装置へ送信する、
    請求項1又は2に記載の防犯装置付き宅配容器。
  5. 前記防犯装置は、前記宅配容器の蓋に一体化されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の防犯装置付き宅配容器。
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