JPWO2017134968A1 - 音響出力装置 - Google Patents

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Abstract

耳に対する安定した装着状態を確保する。
音声を出力するスピーカーと、内部の空間がスピーカーから出力される音声を導く音導空間として形成された音導フックを有すると共に内部にスピーカーが配置された筐体と、筐体に連続して設けられた耳宛部とを備え、音導フックには音声を耳へ向けて発する開口が形成され、音導フックが耳介の根元部分に耳輪側から装着され、耳宛部が耳介の根元部分に耳垂側から装着される。これにより、音導フックが耳介の根元部分に耳輪側から装着されると共に耳宛部が耳介の根元部分に耳垂側から装着され、音導フックと耳宛部が略反対側から耳に装着されるため、耳に対する安定した装着状態を確保することができる。

Description

本技術は内部にスピーカーが配置され耳に装着されて使用される音響出力装置についての技術分野に関する。
特開2004−208220 特開2014−96739
頭部に装着されてヘッドホンやイヤホンとして使用されスピーカーから音声の出力が行われる音響出力装置がある。
音響出力装置は、近年、室内で使用される態様の他に、室外で使用される態様も増加している。音響出力装置が室外で使用される場合には、使用者ばかりでなく使用者の周辺に存在する歩行者や運転者等の安全性をも考慮し、使用者において音響出力装置から出力される音声と外部の音声との双方の音声の聞き取りが可能とされていることが望ましい。
このような音響出力装置から出力される音声と外部の音声との双方の音声の聞き取りが可能とされるタイプとして、各種の音響出力装置が開発されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1に記載された音響出力装置にあっては、筐体(ハウジング)の内部に音声出力用のドライバーとして振動素子が配置され、振動素子に生じる振動が外耳道の周囲に存在する耳骨に伝達され、耳骨から頭蓋骨等を介して脳に伝達されて音声の認識が行われるように構成されている。
この音響出力装置には筐体と振動子を貫通する貫通孔が形成されており、外部の音声が振動子の振動を遮ることなく貫通孔を通して使用者に伝達される。
特許文献2に記載された音響出力装置にあっては、筐体が挿入部と伝達部材によって構成され、伝達部材の内部に音声出力用のドライバーとして電気音響変換素子と振動体が配置され、挿入部の内外において移動可能な栓が設けられている。挿入部には外部の音声の聞き取りを可能とする貫通孔が形成されている。
この音響出力装置は、挿入部の一部が外耳道に挿入され、伝達部材が挿入部の前側において耳珠及び対耳珠に接した状態で耳に装着される。電気音響変換素子に生じる振動は振動体から伝達部材に伝達され、伝達された振動が耳骨から頭蓋骨等を介して脳に伝達されて音声の認識が行われる。外部の音声は栓と鼓膜の間の空間にまで振動して使用者に伝達され、このとき栓を移動させることにより外部の音声の聞こえ方を変化させることが可能とされている。
ところで、特許文献1に記載された音響出力装置は、軸状に形成されており、外耳道に挿入された状態で使用されるため、使用者の動きが大きい場合等には耳から脱落するおそれがある。
一方、特許文献2に記載された音響出力装置は、軸状に形成された外耳道に挿入される部分と略半円弧状に形成され耳介の根元部分に装着される引掛部材とを有しており、引掛部材を有している分、特許文献1に記載された音響出力装置に比して装着状態の安定性が高くされている。
しかしながら、引掛部材が上方から耳介の根元部分に引掛けられている状態であるため、使用者の動きによって上下方向への外力が付与されると、引掛部材が耳から浮き上がって音響出力装置が適正な装着位置に対してずれてしまい、装着状態の十分な安定性が確保されないおそれがある。
そこで、本技術音響出力装置は、上記した問題点を克服し、耳に対する安定した装着状態を確保することを目的とする。
第1に、本技術に係る音響出力装置は、音声を出力するスピーカーと、内部の空間が前記スピーカーから出力される音声を導く音導空間として形成された音導フックを有すると共に内部に前記スピーカーが配置された筐体と、前記筐体に連続して設けられた耳宛部とを備え、前記音導フックには音声を耳へ向けて発する開口が形成され、前記音導フックが耳介の根元部分に耳輪側から装着され、前記耳宛部が耳介の根元部分に耳垂側から装着されるものである。
これにより、音導フックが耳介の根元部分に耳輪側から装着されると共に耳宛部が耳介の根元部分に耳垂側から装着され、音導フックと耳宛部が略反対側から耳に装着される。
第2に、上記した音響出力装置においては、前記開口が前記耳介の内側空間に位置されることが望ましい。
これにより、開口が外耳道に近付いて位置される。
第3に、上記した音響出力装置においては、前記開口が耳甲介腔に位置されることが望ましい。
これにより、開口が外耳道に近付いて位置される。
第4に、上記した音響出力装置においては、前記開口が前記音導フックにおける外耳道に対向する側に形成されることが望ましい。
これにより、音導フックを導かれた音声が開口から外耳道へ向けて発せられる。
第5に、上記した音響出力装置においては、前記音導フックの前記開口を有する部分が前記音導フックの他の部分に対して着脱可能な着脱部として設けられることが望ましい。
これにより、音導フックの開口を有する部分を耳の大きさや形状等に応じて取り替えることが可能になる。
第6に、上記した音響出力装置においては、前記音導フックと前記耳宛部が連続する略同じ曲率の円弧状に形成されることが望ましい。
これにより、音導フックと耳宛部が耳介の根元部分の形状に略一致された形状に形成される。
第7に、上記した音響出力装置においては、前記耳宛部が前記音導フックより硬度の低い材料によって形成されることが望ましい。
これにより、耳介の根元部分に耳輪側から装着される音導フックの硬度が高く耳介の根元部分に耳垂側から装着される耳宛部の硬度が低くなる。
第8に、上記した音響出力装置においては、前記耳宛部が前記音導フックに対して弾性変形可能にされることが望ましい。
これにより、耳宛部を音導フックに対して弾性変形させて両者の間の隙間を大きくした状態で音導フックと耳宛部を耳に装着することが可能になる。
第9に、上記した音響出力装置においては、耳に装着された状態において前記音導フックの前記開口を有する部分が耳に非接触の状態とされることが望ましい。
これにより、音声が発せられる開口を有する部分が耳に接触されない。
第10に、上記した音響出力装置においては、前記筐体の内部にケース体が配置され、前記ケース体の内部に前記スピーカーと前記スピーカーを制御する制御基板とが配置されることが望ましい。
これにより、スピーカーと制御基板がケース体によって保護される。
第11に、上記した音響出力装置においては、前記筐体と前記耳宛部がそれぞれ一対ずつ設けられ、前記一対の筐体の内部にそれぞれ前記スピーカーが配置されることが望ましい。
これにより、音響出力装置がステレオタイプとして機能すると共に一対の筐体において重量的に良好なバランスが確保される。
第12に、上記した音響出力装置においては、一方の前記筐体の内部に制御基板が配置され、他方の前記筐体の内部に電池が配置されることが望ましい。
これにより、音響出力装置における耳に装着される両側の部分の重量の差が低減され、重量的に良好なバランスが確保される。
第13に、上記した音響出力装置においては、前記一対の筐体を連結するバンドが設けられることが望ましい。
これにより、バンドによって両方のスピーカーに対する音声信号の送出及び電流の供給を行うことが可能になる。
第14に、上記した音響出力装置においては、前記バンドが帯状に形成されることが望ましい。
これにより、頭部の後側において重力によってバンドが垂れ下がり難く、使用者の首にバンドが接触され難い。
第15に、上記した音響出力装置においては、前記筐体と前記耳宛部がそれぞれ一つずつ設けられ、前記筐体の内部に電池が配置されることが望ましい。
これにより、片側の耳に音導フックを装着して使用することが可能になる。
第16に、上記した音響出力装置においては、前記筐体の一部が耳介の後側において側頭部に接触された状態で位置されることが望ましい。
これにより、音導フックが耳介の根元部分に装着されると共に筐体の一部が側頭部に接触された状態で音響出力装置が耳に装着される。
第17に、上記した音響出力装置においては、前記音導フックが屈曲可能にされることが望ましい。
これにより、音導フックの耳への装着時に耳の形や大きさに応じて音導フックを変形することが可能になる。
本技術によれば、音導フックが耳介の根元部分に耳輪側から装着されると共に耳宛部が耳介の根元部分に耳垂側から装着され、音導フックと耳宛部が略反対側から耳に装着されるため、耳に対する安定した装着状態を確保することができる。
尚、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
図2乃至図15と共に本技術音響出力装置の実施の形態を示すものであり、本図は、音響出力装置が装着される耳の斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 音響出力装置の斜視図である。 音響出力装置を一部を断面にして示す斜視図である。 筐体の内部に配置される構造等を示す分解斜視図である。 屈曲部の取付部と着脱部の被取付部との別の例を示す拡大断面図である。 音響出力装置の一部を耳宛部が弾性変形されていない状態で示す側面図である。 音響出力装置の一部を耳宛部が弾性変形された状態で示す側面図である。 音響出力装置が耳に装着された状態を示す斜視図である。 音響出力装置が耳に装着された状態を図10とは異なる角度から見た状態で示す斜視図である。 音響出力装置が耳に装着された状態を示す背面図である。 音響出力装置が耳に装着され音導フックの開口が外耳孔付近に位置された状態を一部を断面にして示す正面図である。 音響出力装置が耳に装着され音導フックの開口が耳甲介腔に位置された状態を一部を断面にして示す正面図である。 音響出力装置の別の例を示す斜視図である。 音響出力装置のまた別の例を示す斜視図である。
以下に、本技術音響出力装置を実施するための形態を添付図面に従って説明する。
以下に示した実施の形態は、本技術音響出力装置をイヤホンに適用したものである。但し、本技術の適用範囲はイヤホンに限られることはなく、ヘッドホン等の他の各種の音響出力装置に広く適用することができる。
<耳の構造>
先ず、音響出力装置が装着される耳の構造について説明する(図1及び図2参照)。
耳100、100は頭部200の一部とされており、それぞれ耳介101、101と頭部200の内部に存在する鼓膜や三半規管や蝸牛等の各部とから成る。頭部200のうち耳介101、101の内側の部分はそれぞれ側頭部201、201であり、耳介101、101は側頭部201、201から左方又は右方に突出されている。
耳介101は内側空間150を有するように全体として略前方に開口された浅い凹状にされ、外周部が耳輪102と称される部分と耳輪102に連続され側頭部201の近傍に位置された耳輪脚103と称される部分とを有している。
耳輪102の内側の部分は凹状の舟状窩104と称され、舟状窩104の内側における下側略半分の部分は凸状の対耳輪105と称される。対耳輪105の上方には対耳輪105に連続して二股状の凸状の部分が存在し、この二股状の部分のうちの外側の部分と内側の部分がそれぞれ対耳輪上脚106と対耳輪下脚107と称される。対耳輪上脚106と対耳輪下脚107の間の部分は凹状の三角窩108と称され、対耳輪105及び対耳輪下脚107の内側の部分は凹状の耳甲介艇109と称される。
対耳輪105の下側に連続する部分は側頭部201側に稍膨出され、対耳珠110と称される部分である。対耳珠110に対向する側頭部201側の部分は対耳珠110側に稍膨出された耳珠111と称され、耳輪102の下側に連続する下端部が耳垂112と称される。
対耳珠110と耳珠111の間の部分には外耳道113の入口である外耳孔113aが存在し、外耳道113は鼓膜や三半規管等に連通されている。耳介101の内側空間150のうち、対耳輪105と対耳輪下脚107と耳輪脚103によって囲まれた空間、即ち、耳甲介艇109の前側の空間は耳甲介腔114と称され、外耳道113の外耳孔113aに連通されている。内側空間150のうち耳甲介腔114の下側に連続しU字状に開いた空間は珠間切痕115と称される空間である。
耳介101の内側空間150は耳甲介腔114と珠間切痕115と外耳道113の外耳孔113a付近の空間とを含み、舟状窩104、対耳輪105、対耳輪上脚106、対耳輪下脚107、三角窩108、対耳珠110及び耳珠111の前側の空間をも含む空間である。
<音響出力装置の概略構成>
次に、音響出力装置の構成について説明する(図3乃至図5参照)。
音響出力装置1は筐体2、2と耳宛部3、3とバンド4を有している。
筐体2、2はバンド4によって連結されている。筐体2は、例えば、シリコン等のゴム材料によって形成され、バンド4に連続された配置部5と、配置部5のバンド4とは反対側の部分に連結された筒状部6と、筒状部6に着脱可能にされた着脱部7とを有している。
筐体2、2の内部にはケース体8、8が配置されている。ケース体8は筐体2の配置部5と筒状部6の一端部とに跨る位置に配置されている。ケース体8は一方に開口された箱状のケース部8aとケース部8aを閉塞する蓋部8bとから成る。ケース体8には音声出力孔8cが形成されている。
ケース体8、8の内部にはそれぞれスピーカー9、9が配置されている。スピーカー9としては、例えば、ダイナミック型のドライバーユニットが採用されていてもよい。
尚、筐体2、2の一方又は双方には、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子や充電端子等の各種の接続端子、マイクロフォン用の音声入力孔等が形成されていてもよい。筐体2に接続端子が形成されている場合には、接続端子が形成された筐体2の内部に、接続端子に対応する回路が配置される。また、筐体2にマイクロフォン用の音声入力孔が形成されている場合には、音声入力孔が形成された筐体2の内部に、マイクロフォンが配置される。
一方の筐体2の内部にはスピーカー9とともに制御基板10が配置され、制御基板10にはスピーカー9、9を動作させる駆動回路や無線通信用の通信用回路が形成されている。従って、音響出力装置1は無線通信によって音楽プレーヤー等の他の機器からの音声信号を受信し、受信した音声信号を変換してスピーカー9、9から音声として出力することや、音楽プレーヤーとの接続認証等のペアリング処理が可能とされている。音声信号を受信するための無線通信としては、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)やWiFi(Wireless Fidelity)、接続認証等のペアリング処理用の無線通信としてのNFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信に対応したものであってもよい。
制御基板10はスピーカー9とともにケース体8の内部に配置されている。
このように音響出力装置1にあっては、筐体2の内部に配置されたケース体8の内部にスピーカー9と制御基板10が配置されているため、スピーカー9と制御基板10がケース体8によって保護され、スピーカー9と制御基板10の損傷が防止されてスピーカー9からの音声の良好な出力状態を確保することができる。
他方の筐体2の内部にはスピーカー9とともに電池(バッテリー)11が配置されている。電池11としては、使い捨てタイプであってもよく、充電可能なタイプであってもよい。特に、電池11が使い捨てタイプである場合には、筐体2の一部が開閉可能とされ、電池11の交換が可能な構成にされていることが望ましい。また、電池11が充電可能なタイプである場合にも筐体2の一部が開閉可能とされ、電池11の交換が可能とされていてもよい。
電池11はスピーカー9とともにケース体8の内部に配置されている。
このように音響出力装置1にあっては、筐体2の内部に配置されたケース体8の内部にスピーカー9と電池11が配置されているため、スピーカー9と電池11がケース体8によって保護され、スピーカー9と電池11の損傷が防止されてスピーカー9からの音声の良好な出力状態を確保することができる。
電池11の電力はスピーカー9、9と制御基板10に供給されてスピーカー9、9と制御基板10が動作される。一方の筐体2の内部に配置されたスピーカー9と制御基板10への電池11からの電力の供給はバンド4を介して行われる。
従って、バンド4の内部には電力を供給するための電線が配設されている。また、バンド4の内部には音声信号や他の各種の信号を送受信するための信号線も配設されており、信号線によって一方の筐体2の内部に配置された制御基板10から他方の筐体2の内部に配置されたスピーカー9への音声信号の出力等が行われる。
制御基板10が配置されたケース体8におけるケース部8aの外面にはスイッチ用基板12が取り付けられている。スイッチ用基板12の外面には電源スイッチ12aと音量調節スイッチ12b、12bが搭載されている。スイッチ用基板12は制御基板10と接続されている。電源スイッチ12aは電源の投入及び遮断を行うためのスイッチであり、音量調節スイッチ12b、12bは一方が音量を大きくするためのスイッチであり他方が音量を小さくするためのスイッチである。
スイッチ用基板12の外面側には操作板13が配置されている。操作板13には三つの操作片部13a、13b、13bが設けられ、操作片部13a、13b、13bがそれぞれ電源スイッチ12aと音量調節スイッチ12b、12bに接した状態で位置されている。
スイッチ用基板12と操作板13はケース体8とともに筐体2の内部に配置されている。スイッチ用基板12と操作板13は、音響出力装置1が耳100に装着された状態において、例えば、下方又は斜め下方を向く状態にされる。
筒状部6は配置部5に連結され配置部5から離隔するに従って径が小さくされた連結部14と径が一様にされた屈曲部15とから成る。
連結部14の内部にはケース体8の一部が配置され、連結部14の内部に配置されたケース体8の一部の内部にスピーカー9が配置されている。
屈曲部15は略半円弧状に形成されている。屈曲部15の先端部は取付部15aとして設けられている。
着脱部7は一端部を除いて屈曲部15と同じ径に形成された筒状に形成され、一端部が開口され他端部(先端部)が閉塞されている。着脱部7は、例えば、屈曲部15と同じ曲率の円弧状に形成されている。
着脱部7は、例えば、筒状部6と同じ材料によって形成されている。但し、着脱部7は筒状部6より硬度の低い材料によって形成されていてもよい。
着脱部7は一端部が屈曲部15より径が一回り小さくされた被取付部7aとして設けられている。着脱部7の他端寄りの位置には、例えば、二つの開口7b、7bが形成されている。開口7b、7bは着脱部7の長手方向に対して直交する方向に貫通されている。開口7b、7bは、音響出力装置1が耳100に装着された状態において、着脱部7の外耳道113に対向する側の部分に形成されている。
尚、開口7bの数は任意であり、一つが形成されていてもよく、三つ以上が形成されていてもよい。
着脱部7は被取付部7aが取付部15aに嵌合されて屈曲部15に取り付けられる。また、着脱部7は屈曲部15から引き抜くことにより屈曲部15から取り外すことができる。
尚、上記には、被取付部7aが取付部15aに嵌合されて着脱部7が屈曲部15に取り付けられる例を示したが、着脱部7と屈曲部15の一方に突部を設け他方に凹部を形成して着脱部7が屈曲部15に取り付けられる構成にすることも可能である(図6参照)。例えば、着脱部7の一端寄りの位置に環状の係合突部7cが設けられ、屈曲部15の先端寄りの位置に環状の係合凹部15bが形成され、係合突部7cと係合凹部15bが係合されて着脱部7が屈曲部15に取り付けられる構成にすることが可能である。
上記のように着脱部7は屈曲部15に対して着脱可能にされており、着脱部7としては形状や大きさが異なる各種のタイプが用いられる。例えば、着脱部7として、長さが異なるタイプ、曲率が異なるタイプ等が用いられる。このような長さや曲率が異なる着脱部7を用いることにより、耳100の大きさや形状に応じて長さや曲率が異なる着脱部7を屈曲部15に取り付けて開口7b、7bを所望の位置に位置させることができる。
また、例えば、着脱部7として、太さが先端に行くに従って太くなるタイプや先端に行くに従って細くなるタイプが用いられてもよい。着脱部7として先端に行くに従って太くなるタイプが用いられることにより、スピーカー9から出力される音声の聞き取りを行い易くなる。一方、着脱部7として先端に行くに従って細くなるタイプが用いられることにより、外部の音声の聞き取りを行い易くなると共にスピーカー9から出力される音声の音漏れを抑制することができる。
さらに、例えば、着脱部7として、外耳道113に近付く方向へ傾斜されたタイプを用いることも可能である。このようなタイプの着脱部7が用いられることにより、スピーカー9から出力される音声の音漏れが抑制され音声を聞き取り易くなる。
上記した屈曲部15と着脱部7はスピーカー9から出力される音声を内部の空間において導く音導フック16として構成される。従って、音導フック16における内部の空間はスピーカー9から出力される音声を導く音導空間16aとして形成されている。音導空間16aを導かれた音声は着脱部7に形成された開口7b、7bから外部へ向けて発せられる。
尚、着脱部7は変形(屈曲)可能であり変形された状態が保持される材料(フレキシブルナ材料)によって形成されていてもよい。着脱部7がこのような材料によって形成されることにより、音響出力装置1が耳100に装着された状態において、着脱部7を所望の状態に変形させて、例えば、開口7b、7bを外耳道113に近付けたりすることや、開口7b、7bから発せられる音声の向きを必要に応じて変更することが可能になる。
上記したように、音響出力装置1にあっては、音導フック16の開口7b、7bを有する部分が音導フック16の他の部分に対して着脱可能な着脱部7として設けられている。従って、音導フック16の開口7b、7bを有する部分を耳100の大きさや形状等に応じて取り替えることが可能になり、耳100の大きさや形状等に拘わらず音声の良好な聞取状態を確保することができる。
また、上記したように、筒状部6と着脱部7はゴム材料によって形成されており、音導フック16はゴム材料によって構成される。音導フック16は使用者の耳介101の根元部分に装着される部分であり、音導フック16がゴム材料によって形成されることにより、音導フック16が耳100にフィットした状態で装着され、音響出力装置1の良好な装着感を確保することができる。
尚、音導フック16は樹脂材料によって形成されていてもよく、また、多層構造によって構成されていてもよい。例えば、音導フック16が内周側の部分と外周側の部分とを有する2層構造にされ、金属材料の内層とゴム材料又は樹脂材料の外層とによって構成されていてもよい。音導フック16に金属材料を用いることにより、音導フック16の剛性を高くすることが可能になり、特に、金属材料としてアルミニウム等を用いることにより音導フック16の軽量化による音響出力装置1の良好な装着感を確保することが可能になる。
尚、上記には、着脱部7が変形(屈曲)可能であり変形された状態が保持される材料によって形成された例を示したが、筒状部6と着脱部7の双方が変形(屈曲)可能であり変形された状態が保持される材料によって形成されていてもよい。筒状部6と着脱部7がこのような材料によって形成されることにより、音響出力装置1が耳100に装着された状態において、音導フック16を所望の状態に変形させて、例えば、開口7b、7bを外耳道113に近付けたりすることや、開口7b、7bから発せられる音声の向きを必要に応じて変更することが可能になる。
また、音導フック16の耳100への装着時に耳100の形や大きさに応じて音導フック16を変形することが可能になるため、音響出力装置1の耳100への安定した装着状態を確保することができる。
耳宛部3は配置部5と筒状部6の境界部分から突出されている(図3乃至図5参照)。
耳宛部3は筐体2より高度の低い材料、例えば、ゴム材料によって形成され、筒状部6に対して弾性変形可能にされている。耳宛部3は弾性変形されていない状態において、音導フック16と同じ曲率の円弧状にされて、先端面3aが音導フック16の先端面16bに対向した状態で位置されている(図4の拡大図及び図7参照)。
耳宛部3は、例えば、筒状部6と一体に形成されている。耳宛部3が筒状部6と一体に形成されることにより、部品点数の削減による音響出力装置1の製造コストの低減を図ることができる。また、耳宛部3が筒状部6と一体に形成されることにより、耳宛部3を筒状部6に結合する作業を行う必要がなく、製造工程の削減による音響出力装置1の製造コストの低減をも図ることができる。
耳宛部3が筐体2に対して弾性変形されることにより、先端面3aを音導フック16の先端面16bに対して離隔させ、先端面3aと先端面16bの間に大きな隙間を形成することが可能にされている(図8参照)。
バンド4は両端部が筐体2、2の配置部5、5に連続されている(図3及び図4参照)。バンド4は、例えば、ゴム材料によって帯状に形成され、上下方向が幅方向になる向きにされている。
バンド4は、例えば、配置部5、5と一体に形成されている。バンド4が配置部5、5と一体に形成されることにより、部品点数の削減による音響出力装置1の製造コストの低減を図ることができる。また、バンド4が配置部5、5と一体に形成されることにより、バンド4を配置部5、5に結合する作業を行う必要がなく、製造工程の削減による音響出力装置1の製造コストの低減をも図ることができる。
上記したように、音響出力装置1は、それぞれ一対の筐体2、2と耳宛部3、3が設けられ、筐体2、2の内部にそれぞれスピーカー9、9が配置されている。
従って、音響出力装置1がステレオタイプとして機能し、音響出力装置1の機能性の向上が図られ良質の音声を聞き取ることができる。また、筐体2、2の内部にそれぞれスピーカー9、9が配置されているため、重量的に耳100、100に対する良好なバランスが確保され、音響出力装置1を安定した状態で耳100、100に装着することができる。
また、音響出力装置1にあっては、一方の筐体2の内部に制御基板10が配置され、他方の筐体2の内部に電池11が配置されている。従って、音響出力装置1における耳100、100に装着される両側の部分の重量の差が低減され、重量的に良好なバランスが確保され、音響出力装置1を安定した状態で耳100に装着することができる。
さらに、筐体2、2がバンド4によって連結されているため、バンド4によって両方のスピーカー9、9に対する音声信号の送出及び電流の供給を行うことが可能になり、音響出力装置1の良好な機能性を確保することができる。
また、筐体2、2がバンド4によって連結されているため、バンド4によって連結された筐体2、2の耳100、100に対する位置が安定し、音響出力装置1を安定した状態で耳100、100に装着することができる。
<音響出力装置の耳に対する装着状態>
以下に、音響出力装置1の耳100、100に対する装着状態について説明する(図9乃至図13参照)。
音響出力装置1は、音導フック16、16がそれぞれ頭部200のうち耳介101、101の根元部分、即ち、耳介101、101と側頭部201、201の境界部分又はその周辺部分に耳輪102、102側(上側)から装着される。
また、耳宛部3、3がそれぞれ耳介101、101の根元部分、即ち、耳介101、101と側頭部201、201の境界部分又はその周辺部分に耳垂112側から装着される。
このとき耳宛部3、3は音導フック16、16に対して弾性変形可能にされているため、耳宛部3、3を音導フック16、16に対して弾性変形させて先端面3aと先端面16bの間の隙間を大きくした状態で音導フック16、16と耳宛部3、3を耳100、100に装着することが可能になり、音響出力装置1の耳100、100への装着を容易に行うことができる。
また、音響出力装置1は、耳宛部3、3が弾性変形されて先端面3aと先端面16bの間の隙間が耳100、100に装着される前の状態における隙間より大きくされた状態で耳100、100に装着される。
従って、音導フック16と耳宛部3には互いに近付く方向への力が付与されるため、音響出力装置1は、音導フック16と耳宛部3がそれぞれ耳介101の根元部分に押し付けられた状態で耳100に装着され、音響出力装置1を耳100に安定した状態で装着することができる。
上記のように音導フック16、16と耳宛部3、3が耳介101、101の根元部分に装着された状態においては、配置部5、5が側頭部201、201における耳介101、101の後側の部分に押し当てられる(図11参照)。
このとき着脱部7、7は先端部がそれぞれ耳介101、101に非接触の状態で少なくとも一部が耳介101、101の内側空間150、150に位置される(図12参照)。着脱部7、7は外耳孔113a、113aの全体を塞がない状態にされ、それぞれ開口7b、7bが外耳道113、113の外耳孔113a、113a付近に位置され、音導フック16の開口7b、7bを有する部分が耳100に非接触の状態とされる。
このように音響出力装置1は耳100に装着された状態において音導フック16の開口7b、7bを有する部分が耳100に非接触の状態とされるため、音声が発せられる開口7b、7bを有する部分が耳100に接触されない状態になるため、音響出力装置1から出力される音声と外部の音声との良好な認識性を確保することができると共に耳100に対する装着状態における違和感の発生を低減することができる。
また、開口7b、7bは音導フック16における外耳道113に対向する側に形成されているため、音導フック16を導かれた音声が開口7b、7bから外耳道113へ向けて発せられ、音声を良好に聞き取ることができる。
尚、音響出力装置1が耳100、100に装着された状態において、音導フック16、16における着脱部7、7の開口7b、7bがそれぞれ耳甲介腔114、114に位置されてもよい(図13参照)。
また、着脱部7、7の開口7b、7bはそれぞれ外耳道113、113又は耳甲介腔114、114に位置されていなくてもよく、耳介101、101の内側空間150、150に位置されていれば外耳道113、113及び耳甲介腔114、114から離れて位置されていてもよい。
尚、使用者の耳100の形状や大きさによっては、着脱部7、7の開口7b、7bが耳介101、101の内側空間150、150の外側に位置されていてもよい。
上記のように、音響出力装置1は耳100、100に装着された状態において、配置部5、5がそれぞれ耳介101、101の後側において頭部200に接触された状態で位置される(図9乃至図11参照)。
従って、音導フック16、16が耳介101、101の根元部分に装着されると共に配置部5、5が頭部200に接触された状態で音響出力装置1が耳100、100に装着されるため、音響出力装置1を安定した状態で耳100、100に装着することができる。
また、耳介101、101の前側に配置部5、5と筐体2、2の内部に配置されたケース体8等の構造物とが存在しないため、耳介101、101の前側に存在する構造物が小さくなり、頭部伝達関数への影響が抑制されて空間知覚能力の低下を抑制することができる。
さらに、着脱部7、7の開口7b、7bが外耳道113、113の近傍又は外耳道113、113の外耳孔113a、113a付近に位置されるため、音声の発せられる位置が外耳道113、113の近傍に存在し、音声を良好に聞き取ることができる。
音響出力装置1が耳100、100に装着された状態において、バンド4は頭部200の後側に位置される。このときバンド4は上下方向が幅方向になる向きの帯状に形成されているため、頭部200の後側において重力によって垂れ下がり難く、使用者の首300に接触され難い(図9参照)。
従って、バンド4が首300や頭部200に非接触の状態になり易く、音響出力装置1の良好な装着状態を確保することができる。
上記のように音響出力装置1が耳100、100に装着された状態において、筐体2の外面側から操作片部13a、13b、13bを押圧操作することにより、電源スイッチ12a又は音量調節スイッチ12b、12bが操作されて電源の投入や遮断又は音量の変更が行われる。電源スイッチ12aが操作されて電源が投入されると、スピーカー9、9からケース体8に形成された音声出力孔8c、8c及び音導フック16、16の音導空間16a、16aを通って開口7b、7b、・・・から外耳道113、113へ向けて音声が発せられる。
<音響出力装置の他の例>
上記には、それぞれ一対の筐体2、2と耳宛部3、3とバンド4を有する音響出力装置1の例を示したが、例えば、以下のように、一つずつの筐体2と耳宛部3を有する音響出力装置1Aを設けることも可能である(図14参照)。
尚、以下に示す音響出力装置1Aは、上記した音響出力装置1と比較して、筐体と耳宛部の数が異なりバンドが設けられていないこと及び筐体の内部構造が異なることのみが相違するため、音響出力装置1と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については音響出力装置1における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
音響出力装置1Aは一つずつの筐体2と耳宛部3を有している。
筐体2の内部にはケース体8が配置され、ケース体8の内部にスピーカー9と制御基板10と電池11が配置されている。ケース体8にはスイッチ用基板12が取り付けられ、スイッチ用基板12の外面側には操作板13が配置されている。制御基板10と電池11は何れがスピーカー9側に配置されていてもよい。電池11の電力はスピーカー9と制御基板10に供給されてスピーカー9と制御基板10が駆動される。
尚、筐体2には、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子や充電端子等の各種の接続端子、マイクロフォン用の音声入力孔等が形成されていてもよい。筐体2に接続端子が形成されている場合には筐体2の内部に接続端子に対応する回路が配置され、筐体2にマイクロフォン用の音声入力孔が形成されている場合には筐体2の内部にマイクロフォンが配置される。
音響出力装置1Aは、音導フック16が頭部200のうち左側又は右側の耳介101の根元部分、即ち、耳介101と側頭部201の境界部分又はその周辺部分に耳輪102側(上側)から装着され、耳宛部3が耳介101の根元部分、即ち、耳介101と側頭部201の境界部分又はその周辺部分に耳垂112側(下側)から装着される。
音導フック16と耳宛部3が耳介101の根元部分に装着された状態においては、配置部5が側頭部201における耳介101の後側の部分に押し当てられる。
このとき着脱部7は先端部が耳介101に非接触の状態で少なくとも一部が耳介101の内側空間150に位置される。着脱部7は外耳孔113aの全体を塞がない状態にされ、開口7bが外耳道113の外耳孔113a付近に位置され、音導フック16の開口7b、7bを有する部分が耳100に非接触の状態とされる。
音導フック16の開口7b、7bを有する部分は耳介101の内側空間150において耳甲介腔114又は外耳道113に位置される。
但し、音導フック16の開口7b、7bを有する部分は耳甲介腔114又は外耳道113に位置されていなくてもよく、内側空間150に位置されていれば外耳道113及び耳甲介腔114から離れて位置されていてもよい。
尚、使用者の耳100の形状や大きさによっては、音導フック16の開口7b、7bを有する部分が耳介101の内側空間150の外側に位置されていてもよい。
上記したように、音響出力装置1Aは、筐体2と耳宛部3がそれぞれ一つずつ設けられ、筐体2の内部に電池11が配置されている。
従って、片側の耳100に音導フック16を装着して使用することが可能になり、音響出力装置1Aの耳100に対する装着が容易になり使い勝手の向上を図ることができる。
また、片側の耳100にのみ装着されるため、耳100に装着されたときの使用者への負担が小さくなり、音響出力装置1Aの良好な装着感を確保することができる。
上記には、無線通信によって音楽プレーヤー等の他の機器から音声信号を受信する音響出力装置1、1Aの例を示したが、以下のように、有線接続によって音楽プレーヤー等の他の機器から音声信号が入力される音響出力装置1Bを構成することも可能である(図15参照)。
尚、音響出力装置1Bは、音響出力装置1のような二つのスピーカー9、9を有するタイプでもよく、また、音響出力装置1Aのように一つのスピーカー9を有するタイプでもよいが、以下には、二つのスピーカー9、9を有するタイプの音響出力装置1Bを例として説明する。
音響出力装置1Bは筐体2、2と耳宛部3、3とバンド4を有し、例えば、一方の筐体2にケーブル17が連結されている。ケーブル17は一端部がスピーカー9とスイッチ用基板12に各別に接続されている。ケーブル17の他端部にはコネクター18が設けられ、コネクター18は音楽プレーヤー等の他の機器の出力端子部に接続される。二つのスピーカー9、9は一対の筐体2、2とバンド4の内部に配設された電線によって接続されている。
尚、音響出力装置1Bにあっては、ケーブル17がバンド4又は耳宛部3に連結されてスピーカー9とスイッチ用基板12に各別に接続されていてもよい。
スピーカー9はケース体8の内部に配置され、スイッチ用基板12はケース体8の外面に取り付けられ、スイッチ用基板12の外面側に操作板13が配置されている。
筐体2、2の内部には制御基板10と電池11が配置されておらず、音響出力装置1Bへの電源の供給と音声信号の入力は音楽プレーヤー等の他の機器からケーブル17を介して行われる。
このように音響出力装置1Bにあっては、有線接続によって音声信号が入力され、筐体2、2の内部に制御基板10と電池11が配置されていないため、軽量化を図ることができると共に内部構造の簡素化を図ることができる。
また、音響出力装置1Bにおいては、上記のように軽量化が図られるため、耳100に装着された状態において耳100に過度の負荷が付与されず、耳100への違和感のない良好な装着状態を確保することができる。
<まとめ>
以上に記載した通り、音響出力装置1、1A、1Bにあっては、スピーカー9と筐体2と耳宛部3を備え、筐体2に開口7bを有する音導フック16が設けられ、音導フック16が耳介101の根元部分に耳輪102側から装着され、耳宛部3が耳介101の根元部分に耳垂112側から装着される。
従って、音導フック16が耳介101の根元部分に耳輪102側から装着されると共に耳宛部3が耳介101の根元部分に耳垂112側から装着され、音導フック16と耳宛部3が略反対側から耳100に装着されるため、音響出力装置1、1A、1Bの耳100に対する安定した装着状態を確保することができる。
また、音導フック16と耳宛部3が連続する略同じ曲率の円弧状に形成されているため、音導フック16と耳宛部3が耳介101の根元部分の形状に略一致された形状に形成され、耳100への安定した違和感のない装着状態を確保することができる。
さらに、耳宛部3が音導フック16より硬度の低い材料によって形成されているため、耳介101の根元部分に耳輪102側から装着される音導フック16の硬度が高く耳介101の根元部分に耳垂112側から装着される耳宛部3の硬度が低くなる。
従って、音響出力装置1、1A、1Bが耳100に装着された状態において、音導フック16が変形され難いと共に耳宛部3から耳介101の根本部分に過度の負荷が付与されず、音響出力装置1、1A、1Bの耳100への安定かつ良好な装着状態を確保することができる。
さらにまた、音響出力装置1、1A、1Bにあっては、スピーカー9から出力された音声が音導フック16を介して使用者に伝達されると共に音導フック16の先端部が耳100に接触されない状態で装着されるため、スピーカー9から出力される音声と外部の音声との良好な認識性を確保することができ、装着状態における違和感の発生を低減することができる。
また、音響出力装置1、1A、1Bにあっては、スピーカー9から出力された音声が音導フック16の音導空間16aを導かれて認識され、耳骨に振動が伝達されて音声の認識が行われる骨伝導方式にはされていないため、音声領域における低域の再現性が高くなり、低音の聞き取りを行い易くなる。
さらに、音導フック16の先端部が耳100に接触されず外耳道113が閉塞されないため、低音の良好な再現性を確保することができると共に頭部伝達関数が変化し難く外部の音声を正しく認識することができる。
さらにまた、音響出力装置1、1A、1Bが耳100に装着された状態において、音導フック16の開口7b、7bが耳介101の内側空間150に位置されている場合には、開口7b、7bが外耳道113に近付いて位置されるため、スピーカー9から出力される音声と外部の音声との良好な認識性を確保することができる。
また、音響出力装置1、1A、1Bが耳100に装着された状態において、音導フック16の開口7b、7bが耳甲介腔114に位置される場合には、開口7b、7bが外耳道113に一層近付いて位置されるため、スピーカー9から出力される音声と外部の音声との一層良好な認識性を確保することができる。
加えて、音響出力装置1、1A、1Bが耳100に装着された状態において、音導フック16の開口7b、7bが外耳道113に位置される場合には、開口7b、7bが鼓膜に近付いて位置されるため、スピーカー9から出力される音声と外部の音声とのより一層良好な認識性を確保することができる。
<本技術>
本技術は、以下のような構成にすることができる。
(1)
音声を出力するスピーカーと、
内部の空間が前記スピーカーから出力される音声を導く音導空間として形成された音導フックを有すると共に内部に前記スピーカーが配置された筐体と、
前記筐体に連続して設けられた耳宛部とを備え、
前記音導フックには音声を耳へ向けて発する開口が形成され、
前記音導フックが耳介の根元部分に耳輪側から装着され、
前記耳宛部が耳介の根元部分に耳垂側から装着される
音響出力装置。
(2)
前記開口が前記耳介の内側空間に位置される
前記(1)に記載の音響出力装置。
(3)
前記開口が耳甲介腔に位置される
前記(2)に記載の音響出力装置。
(4)
前記開口が前記音導フックにおける外耳道に対向する側に形成された
前記(1)から前記(3)の何れかに記載の音響出力装置。
(5)
前記音導フックの前記開口を有する部分が前記音導フックの他の部分に対して着脱可能な着脱部として設けられた
前記(1)から前記(4)の何れかに記載の音響出力装置。
(6)
前記音導フックと前記耳宛部が連続する略同じ曲率の円弧状に形成された
前記(1)から前記(5)の何れかに記載の音響出力装置。
(7)
前記耳宛部が前記音導フックより硬度の低い材料によって形成された
前記(1)から前記(6)の何れかに記載の音響出力装置。
(8)
前記耳宛部が前記音導フックに対して弾性変形可能にされた
前記(1)から前記(7)の何れかに記載の音響出力装置。
(9)
耳に装着された状態において前記音導フックの前記開口を有する部分が耳に非接触の状態とされる
前記(1)から前記(8)の何れかに記載の音響出力装置。
(10)
前記筐体の内部にケース体が配置され、
前記ケース体の内部に前記スピーカーと前記スピーカーを制御する制御基板とが配置された
前記(1)から前記(9)の何れかに記載の音響出力装置。
(11)
前記筐体と前記耳宛部がそれぞれ一対ずつ設けられ、
前記一対の筐体の内部にそれぞれ前記スピーカーが配置された
前記(1)から前記(10)の何れかに記載の音響出力装置。
(12)
一方の前記筐体の内部に制御基板が配置され、
他方の前記筐体の内部に電池が配置された
前記(11)に記載の音響出力装置。
(13)
前記一対の筐体を連結するバンドが設けられた
前記(11)又は前記(12)に記載の音響出力装置。
(14)
前記バンドが帯状に形成された
前記(13)に記載の音響出力装置。
(15)
前記筐体と前記耳宛部がそれぞれ一つずつ設けられ、
前記筐体の内部に電池が配置された
前記(1)から前記(10)の何れかに記載の音響出力装置。
(16)
前記筐体の一部が耳介の後側において側頭部に接触された状態で位置される
前記(1)から前記(15)の何れかに記載の音響出力装置。
(17)
前記音導フックが屈曲可能にされた
前記(1)から前記(16)の何れかに記載の音響出力装置。
200…頭部、100…耳、101…耳介、102…耳輪、112…耳垂、150…内側空間、113…外耳道、114…耳甲介腔、1…音響出力装置、2…筐体、3…耳宛部、4…バンド、7…着脱部、7b…開口、8…ケース体、9…スピーカー、10…制御基板、11…電池、16…音導フック、16a…音導空間、1A…音響出力装置、1B…音響出力装置

Claims (17)

  1. 音声を出力するスピーカーと、
    内部の空間が前記スピーカーから出力される音声を導く音導空間として形成された音導フックを有すると共に内部に前記スピーカーが配置された筐体と、
    前記筐体に連続して設けられた耳宛部とを備え、
    前記音導フックには音声を耳へ向けて発する開口が形成され、
    前記音導フックが耳介の根元部分に耳輪側から装着され、
    前記耳宛部が耳介の根元部分に耳垂側から装着される
    音響出力装置。
  2. 前記開口が前記耳介の内側空間に位置される
    請求項1に記載の音響出力装置。
  3. 前記開口が耳甲介腔に位置される
    請求項2に記載の音響出力装置。
  4. 前記開口が前記音導フックにおける外耳道に対向する側に形成された
    請求項1に記載の音響出力装置。
  5. 前記音導フックの前記開口を有する部分が前記音導フックの他の部分に対して着脱可能な着脱部として設けられた
    請求項1に記載の音響出力装置。
  6. 前記音導フックと前記耳宛部が連続する略同じ曲率の円弧状に形成された
    請求項1に記載の音響出力装置。
  7. 前記耳宛部が前記音導フックより硬度の低い材料によって形成された
    請求項1に記載の音響出力装置。
  8. 前記耳宛部が前記音導フックに対して弾性変形可能にされた
    請求項1に記載の音響出力装置。
  9. 耳に装着された状態において前記音導フックの前記開口を有する部分が耳に非接触の状態とされる
    請求項1に記載の音響出力装置。
  10. 前記筐体の内部にケース体が配置され、
    前記ケース体の内部に前記スピーカーと前記スピーカーを制御する制御基板とが配置された
    請求項1に記載の音響出力装置。
  11. 前記筐体と前記耳宛部がそれぞれ一対ずつ設けられ、
    前記一対の筐体の内部にそれぞれ前記スピーカーが配置された
    請求項1に記載の音響出力装置。
  12. 一方の前記筐体の内部に制御基板が配置され、
    他方の前記筐体の内部に電池が配置された
    請求項11に記載の音響出力装置。
  13. 前記一対の筐体を連結するバンドが設けられた
    請求項11に記載の音響出力装置。
  14. 前記バンドが帯状に形成された
    請求項13に記載の音響出力装置。
  15. 前記筐体と前記耳宛部がそれぞれ一つずつ設けられ、
    前記筐体の内部に電池が配置された
    請求項1に記載の音響出力装置。
  16. 前記筐体の一部が耳介の後側において側頭部に接触された状態で位置される
    請求項1に記載の音響出力装置。
  17. 前記音導フックが屈曲可能にされた
    請求項1に記載の音響出力装置。
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