JPWO2017077793A1 - ユーザ装置及び通知方法 - Google Patents

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Abstract

基地局と通信するユーザ装置であって、VoLTE発信を行う場合に、前記基地局から受信した報知情報に所定の指示子が含まれているか否かを判定する判定部と、報知情報に前記所定の指示子が含まれていると判定された場合、VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信する送信部と、を有するユーザ装置を提供する。

Description

本発明は、ユーザ装置及び通知方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)を用いた無線通信システムにおける通信方式及び通信インタフェースの標準仕様は、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:The 3rd Generation Partnership Project)により規定されている。
3GPP規格に準拠した無線通信システムは、多くのユーザ装置が一斉にアクセスすることによるネットワークの負荷を軽減するために、様々な規制制御方式が導入されている。規制制御方式は、大きく2つの方式に分類される。
1点目の規制制御方式は、予め報知情報等で基地局からユーザ装置に規制情報を通知しておき、ユーザ装置側で基地局への信号送信を抑止する方式である。
2点目の規制制御方式は、基地局側でユーザ装置から受信したRRCコネクションリクエストの種別を識別し、ネットワークの負荷に応じてRRCコネクションリクエストの受け付けを拒否するメッセージ(RRCコネクションリジェクト)をユーザ装置に送信する方式である。
どちらの規制制御方式を用いるのかについてはオペレータの運用に委ねられており、オペレータによっては2点目の規制制御方式のみを適用している場合がある。
3GPP TS36.331 V12.7.0(2015−09) 3GPP TS24.301 V13.3.0(2015−09)
コンサート等の人が多く集まるイベント会場にて、ユーザの利便性を考慮すると、全ての通信を一律に規制するのではなく、パケット通信を規制しつつ音声通信のみを許容するような運用が想定される。
このような規制制御を実現するために、前述の1点目の規制制御方式として、例えば、DSAC(Domain Specific Access Control)がある。DSACは、3Gネットワーク向けの規制制御方式であり、CSドメイン及びPSドメインごとに独立したアクセス規制を行うことで、音声とパケットとを別々に規制することを可能にする技術である。
また、LTEネットワーク向けの規制制御方式として、例えば、SCM(Smart Congestion Mitigation)が規定されている。SCMは、ACB(Access Class Barring)による規制制御が行われる際に、VoLTE発信についてはACBを適用しないようにすることで、VoLTE発信の優先制御を実現する技術である。なお、ACBとは、ユーザ装置に割当てられたアクセスクラスごとに通信を規制するか否かを制御する規制制御方式である。
前述の2点目の規制制御方式では、基地局は、RRCコネクションリクエストに設定されている「Establishment cause」を用いて接続要求メッセージの種別を識別している。現状のLTEの仕様では、Establishment causeとして、6通りのcauseが規定されている(非特許文献2)。
現状のEstablishment causeには、VoLTE発信を示すcauseが規定されていないため、本規制制御方式では、パケット発信のみを規制して音声(VoLTE)発信は許容するような運用を行うことができない。
そこで、現在、3GPPでは、基地局側でVoLTE発信なのか否かを判断可能にするため、Establishment causeに、VoLTE発信を示すcauseを新たに追加することが検討されている。
VoLTE発信を示すcauseが新たに追加された場合、ユーザ装置は、後方互換性(バックワードコンパチビリティ)を考慮して適切なEstablishment causeをRRCコネクションリクエストに設定する必要がある。例えば、ユーザ装置は、VoLTE発信時に、基地局がVoLTE発信を示すcauseに対応しているのか否かを予め判断し、対応していない場合は現状のLTEで規定されているcauseのうちのいずれかをRRCコネクションリクエストに設定する必要がある。
開示の技術は上記に鑑みてなされたものであって、VoLTE発信時に、適切なEstablishment causeの設定を可能にする技術を提供することを目的とする。
開示の技術のユーザ装置は、基地局と通信するユーザ装置であって、VoLTE発信を行う場合に、前記基地局から受信した報知情報に所定の指示子が含まれているか否かを判定する判定部と、報知情報に前記所定の指示子が含まれていると判定された場合、VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信する送信部と、を有する。
開示の技術によれば、VoLTE発信時に、適切なEstablishment causeの設定を可能にする技術が提供される。
実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 実施の形態に係る無線通信システムの処理手順を示すシーケンス図である。 実施の形態に係るユーザ装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態に係る基地局の機能構成例を示す図である。 実施の形態に係るユーザ装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施の形態に係る基地局のハードウェア構成例を示す図である。 実施の形態に係る基地局が行う処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係るユーザ装置が行う処理手順(その1)を示すフローチャートである。 実施の形態に係るユーザ装置が行う処理手順(その2)を示すフローチャートである。 実施の形態に係るユーザ装置が行う処理手順(その3)を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態に係る無線通信システムはLTEに準拠した方式のシステムを想定しているが、本発明はLTEに限定されるわけではなく、他の方式にも適用可能である。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「LTE」は、3GPPのリリース12、13、又はリリース14以降に対応する第5世代の通信方式も含む広い意味で使用する。
以下の説明において、「VoLTE」とは、音声のみならず、ビデオ、及びSMSを含む意味で使用する。
<システム構成>
図1は、実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。本実施の形態に係る無線通信システムは、LTE方式の無線通信システムであり、図1に示すように、ユーザ装置UE、及び基地局eNBを含む。図1には、ユーザ装置UE、及び基地局eNBが1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。
基地局eNBは、無線を通じてユーザ装置UEとの間で通信を行う。また、基地局eNBは、基地局eNB自身のメモリに記憶されている情報又はコアネットワークから通知された情報に基づいて規制情報等を含む報知情報を生成し、ユーザ装置UEに向けて送信する。
ユーザ装置UEは、無線を通じて基地局eNB及びコアネットワーク等と通信を行う機能を有する。ユーザ装置UEは、例えばスマートフォンを想定しているが、通信機能を有する機器であればどのような機器であってもよい。
<Establishment causeについて>
まず、現状のLTEで規定されているEstablishment causeについて説明する。現状のLTEでは、「emergency」、「highPriorityAccess」、「mt−Access」、「mo−Signalling」、「mo−Data」、「delayTolerantAccess」の6通りのEstablishment causeが規定されている。
ユーザ装置UEは、NASレイヤで行われるNAS手順等に基づき、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeを決定する。
RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeを決定する具体的な手順は、NAS手順(Attach、TrackingAreaUpdate、Detach、ServiceReqest)ごとに非特許文献2のTableD.1.1で規定されている。
一例として、ユーザ装置UEが緊急呼以外の通常の発信処理を行う為にアタッチリクエスト(Attach Request)を送信する場合、Establishment causeには「mo−Signalling」が設定される。また、ユーザ装置UEが緊急呼の発信処理を行う為にアタッチリクエストを送信する場合、Establishment causeには「emergency」が設定される。また、低優先度(Low Priority)のユーザ装置UEがアタッチリクエストを送信する場合、Establishment causeには「delayTolerantAccess」が設定される。また、ユーザ装置UEがパケット発信(VoLTEを含む)を行う為にサービスリクエスト(Service Request)を基地局eNBに送信する場合、Establishment causeには「mo−Data」が設定される。また、ユーザ装置UEが、CNドメイン指示子がPSに設定されているページングメッセージに応答するためにサービスリクエストを基地局eNBに送信する場合、Establishment causeには「mt−Access」が設定される。また、ユーザ装置UEのアクセスクラスが11〜15である場合、NAS手順に関わらずEstablishment causeには「highPriorityAccess」が設定される。
以下の説明において、「従来のEstablishment Cause」とは、6通りのEstablishment causeのうち、上述の非特許文献2で規定されている手順により決定されるいずれか1つのEstablishment causeを意味する。
<概要>
図2は、実施の形態に係る無線通信システムの処理手順を示すシーケンス図である。
ステップS11で、基地局eNBは、VoLTE発信を示すEstablishment cause(以下、「VoLTE用Establishment Cause」と呼ぶ)を受信可能(認識可能)である場合、「VoLTE用Establishment Cause」に対応していることを示す指示子(以下、「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」と呼ぶ)を報知情報に設定して送信する。
ステップS12で、ユーザ装置UEは、VoLTE発信を行う場合、報知情報に、「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されているか否かを判定する。
ステップS13で、ユーザ装置UEは、ステップS12の判定結果に基づいて、適切なEstablishment causeをRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
より、具体的には、報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されている場合、ユーザ装置UEは、RRCコネクションリクエストのEstablishment causeに「VoLTE用Establishment Cause」を設定して基地局eNBに送信する。一方、報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていない場合、ユーザ装置UEは、RRCコネクションリクエストのEstablishment causeに「従来のEstablishment Cause」を設定して基地局eNBに送信する。
<機能構成>
図3は、実施の形態に係るユーザ装置の機能構成例を示す図である。図3に示すように、ユーザ装置UEは、信号送信部101、信号受信部102、及び判定部103を有する。また、判定部103は、NASレイヤ処理部113及びRRCレイヤ処理部123を有する。図3は、ユーザ装置UEにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図3に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
信号送信部101は、ユーザ装置UEから送信されるべき各種信号を生成し、無線送信する機能を有する。信号受信部102は、基地局eNBから各種の無線信号を受信する機能を有する。信号送信部101及び信号受信部102はそれぞれ、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY)及びレイヤ2(MAC、RLC、PDCP)の処理を行うことを想定している(ただし、これに限られるわけではない)。
判定部103は、基地局eNBから受信した報知情報に所定の指示子(「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」)が含まれているか否かを判定する機能を有する。また、判定部103は、VoLTEの発信を行う場合であって、基地局eNBから受信した報知情報に所定の指示子が含まれている場合、VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報(VoLTE用Establishment Cause)が設定されたRRCコネクション要求メッセージを生成して信号送信部101に渡す。また、判定部103は、VoLTEの発信を行う場合であって、基地局eNBから受信した報知情報に所定の指示子が含まれていない場合、所定の理由でRRCコネクションの確立を要求することを示す情報(従来のEstablishment Cause)が設定されたRRCコネクション要求メッセージを生成して信号送信部101に渡す。
NASレイヤ処理部113は、NASレイヤの状態管理及びNASメッセージの生成など、NASレイヤに関する各種処理を行う機能を有する。また、NASレイヤ処理部113は、信号送信部101及び信号受信部102を介して、コアネットワークとの間でNASメッセージの送受信を行う。また、NASレイヤ処理部113は、NASメッセージを送信する場合、RRCレイヤ処理部123にRRCコネクションの確立を要求する。また、NASレイヤ処理部113はRRCレイヤ処理部123にRRCコネクションの確立を要求する場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeをRRCレイヤ処理部123に通知する。
RRCレイヤ処理部123は、RRCレイヤの状態管理、RRCメッセージの生成、基地局eNBとの間でのRRCメッセージの送受信など、RRCレイヤに関する各種処理を行う機能を有する。また、RRCレイヤ処理部123は、信号送信部101及び信号受信部102を介して、基地局eNBとの間でRRCメッセージの送受信を行う。
(基地局)
図4は、実施の形態に係る基地局の機能構成例を示す図である。図4に示すように、基地局eNBは、信号送信部201、信号受信部202及びRRCレイヤ処理部203を有する。図4は、基地局eNBにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図4に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
信号送信部201は、基地局eNBから送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。信号受信部202は、各ユーザ装置UEから各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。
信号送信部201及び信号受信部202はそれぞれ、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY)及びレイヤ2(MAC、RLC、PDCP)の処理を行うことを想定している(ただし、これに限られるわけではない)。
RRCレイヤ処理部203は、RRCレイヤの状態管理、RRCメッセージの生成、ユーザ装置UEとの間でのRRCメッセージの送受信など、RRCレイヤに関する各種処理を行う機能を有する。また、RRCレイヤ処理部203は報知情報を生成すると共に、生成した報知情報を、信号送信部201を介してユーザ装置UEに送信する機能を有する。また、RRCレイヤ処理部203は、ユーザ装置UEから受信したRRCコネクションリクエストに設定されているEstablishment causeに従い、ユーザ装置UEとの間でRRCコネクションの確立を行うか否かを判定する。
以上説明したユーザ装置UE及び基地局eNBの機能構成は、全体をハードウェア回路(例えば、1つ又は複数のICチップ)で実現してもよいし、一部をハードウェア回路で構成し、その他の部分をCPUとプログラムとで実現してもよい。
図5は、実施の形態に係るユーザ装置のハードウェア構成例を示す図である。図5は、図3よりも実装例に近い構成を示している。図5に示すように、ユーザ装置UEは、無線信号に関する処理を行うRE(Radio Equipment)モジュール301と、ベースバンド信号処理を行うBB(Base Band)処理モジュール302と、上位レイヤ等の処理を行う装置制御モジュール303と、SIMカードにアクセスするインタフェースであるSIMスロット304とを有する。
REモジュール301は、BB処理モジュール302から受信したデジタルベースバンド信号に対して、D/A(Digital-to-Analog)変換、変調、周波数変換、及び電力増幅等を行うことでアンテナから送信すべき無線信号を生成する。また、受信した無線信号に対して、周波数変換、A/D(Analog to Digital)変換、復調等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成し、BB処理モジュール302に渡す。REモジュール301は、例えば、図3に示す信号送信部101及び信号受信部102の一部を含む。
BB処理モジュール302は、IPパケットとデジタルベースバンド信号とを相互に変換する処理を行う。DSP(Digital Signal Processor)312は、BB処理モジュール302における信号処理を行うプロセッサである。メモリ322は、DSP312のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール302は、例えば、図3に示す信号送信部101の一部、信号受信部102の一部を含む。
装置制御モジュール303は、IPレイヤのプロトコル処理、各種アプリケーションの処理等を行う。プロセッサ313は、装置制御モジュール303が行う処理を行うプロセッサである。メモリ323は、プロセッサ313のワークエリアとして使用される。また、プロセッサ313は、SIMスロット304を介してSIMとの間でデータの読出し及び書込みを行う。装置制御モジュール303は、例えば、図3に示す判定部103、NASレイヤ処理部113及びRRCレイヤ処理部123を含む。
図6は、実施の形態に係る基地局のハードウェア構成例を示す図である。図6は、図4よりも実装例に近い構成を示している。図6に示すように、基地局eNBは、無線信号に関する処理を行うREモジュール401と、ベースバンド信号処理を行うBB処理モジュール402と、上位レイヤ等の処理を行う装置制御モジュール403と、ネットワークと接続するためのインタフェースである通信IF404とを有する。
REモジュール401は、BB処理モジュール402から受信したデジタルベースバンド信号に対して、D/A変換、変調、周波数変換、及び電力増幅等を行うことでアンテナから送信すべき無線信号を生成する。また、受信した無線信号に対して、周波数変換、A/D変換、復調等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成し、BB処理モジュール402に渡す。REモジュール401は、例えば、図4に示す信号送信部201及び信号受信部202の一部を含む。
BB処理モジュール402は、IPパケットとデジタルベースバンド信号とを相互に変換する処理を行う。DSP412は、BB処理モジュール402における信号処理を行うプロセッサである。メモリ422は、DSP412のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール402は、例えば、図4に示す信号送信部201の一部、信号受信部202の一部を含む。
装置制御モジュール403は、IPレイヤのプロトコル処理、OAM(Operation and Maintenance)処理等を行う。プロセッサ413は、装置制御モジュール403が行う処理を行うプロセッサである。メモリ423は、プロセッサ413のワークエリアとして使用される。補助記憶装置433は、例えばHDD等であり、基地局eNB自身が動作するための各種設定情報等が格納される。装置制御モジュール403は、例えば、図4に示すRRCレイヤ処理部203を含む。
<処理手順>
(基地局)
続いて、本実施の形態に係る基地局eNB及びユーザ装置UEが行う具体的な処理手順の一例について、図を参照して説明する。
図7は、実施の形態に係る基地局が行う処理手順を示すフローチャートである。なお、図7に示す処理手順は、RRCレイヤ処理部203にて「VoLTE用Establishment Cause」に対応している(認識することができる)基地局eNBが行う処理手順を示している。
ステップS101で、基地局eNBのRRCレイヤ処理部203は、ネットワークの運用等に基づき、VoLTE用Establishment Causeに対応する場合(受け付ける場合)はステップS102の処理手順に進み、VoLTE用Establishment Causeに対応しない場合(受け付けない場合)はステップS103の処理手順に進む。
ステップS102で、基地局eNBのRRCレイヤ処理部203は、報知情報(例えばSIB1等)にVoLTE用Establishment Cause対応Indicatorを設定する。
ステップS103で、基地局eNBのRRCレイヤ処理部203は、報知情報を、信号送信部201を介してユーザ装置UEに送信する。
(ユーザ装置)
続いて、実施の形態に係るユーザ装置UEが行う具体的な処理手順について、複数の処理手順を説明する。
[処理手順(その1)]
図8は、実施の形態に係るユーザ装置が行う処理手順(その1)を示すフローチャートである。処理手順(その1)では、NASレイヤ処理部113が、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeを選択する。
ステップS201で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、基地局eNBから送信された報知情報を受信する。
ステップS202で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されているか否かを判定する。設定されている場合はステップS203に進み、設定されていない場合はステップS205に進む。
ステップS203で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、NASレイヤ処理部113に、報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていることを通知する。
ステップS204で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、VoLTE発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「VoLTE用Establishment Cause」を選択する。なお、NASレイヤ処理部113は、VoLTE発信以外の発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「従来のEstablishment Cause」を選択する。
ステップS205で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「従来のEstablishment Cause」を選択する。
ステップS206で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、RRCレイヤ処理部123に、選択したRRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeを通知する。
ステップS207で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS206の処理手順で通知されたEstablishment causeをRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
[処理手順(その2)]
図9は、実施の形態に係るユーザ装置が行う処理手順(その2)を示すフローチャートである。処理手順(その2)では、VoLTE発信が行われる場合に、RRCレイヤ処理部123が、RRCコネクションリクエストに設定すべき適切なEstablishment causeを選択する。
ステップS301で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、基地局eNBから送信された報知情報を受信する。
ステップS302で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、VoLTE発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「VoLTE用Establishment Cause」を選択する。なお、NASレイヤ処理部113は、VoLTE発信以外の発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「従来のEstablishment Cause」を選択する。
ステップS303で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、RRCレイヤ処理部123に、選択したRRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeを通知する。
ステップS304で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されているか否かを判定する。設定されている場合はステップS306に進み、設定されていない場合はステップS305に進む。
ステップS305で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS303の処理手順で通知されたRRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeが「VoLTE用Establishment Cause」である場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「従来のEstablishment Cause」を選択すべきであると判断し、自ら適切な「従来のEstablishment Cause」を選択する。
なお、RRCレイヤ処理部123は、NASレイヤ処理部113から、NASレイヤで行われるNAS手順の状態等を取得し、非特許文献2のTableD.1.1で規定されている手順に従い、「従来のEstablishment Cause」を選択するようにしてもよい。
他の方法として、RRCレイヤ処理部123は、ステップS303の処理手順において、NASレイヤ処理部113から、VoLTE発信が行われる場合にRRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして、予め「VoLTE用Establishment Cause」及び「従来のEstablishment Cause」の両方を取得しておくようにしてもよい。RRCレイヤ処理部123は、自ら非特許文献2のTableD.1.1で規定されている手順を行わなくても、「従来のEstablishment Cause」を選択することができる。
ステップS306で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS304の処理手順で報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていると判定した場合、ステップS303の処理手順でNASレイヤ処理部113から通知されたEstablishment causeをRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
一方、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS304の処理手順で報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていないと判定した場合、ステップS305の処理手順で選択したEstablishment causeをRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
[処理手順(その3)]
図10は、実施の形態に係るユーザ装置が行う処理手順(その3)を示すフローチャートである。処理手順(その3)も、処理手順(その2)と同様、VoLTE発信が行われる場合に、RRCレイヤ処理部123が、RRCコネクションリクエストに設定すべき適切なEstablishment causeを選択する。
ステップS401で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、基地局eNBから送信された報知情報を受信する。
ステップS402で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、VoLTE発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「従来のEstablishment Cause」を選択する。なお、NASレイヤ処理部113は、VoLTE発信以外の発信を行う場合も、同様にRRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「従来のEstablishment Cause」を選択する。
ステップS403で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、RRCレイヤ処理部123に、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeを通知する。また、NASレイヤ処理部113は、RRCレイヤ処理部123に、VoLTE発信を行おうとしているのか、VoLTE発信以外の発信を行おうとしているのかを通知する。この通知は3GPP標準化仕様(非特許文献2)で規定されているCall typeを用いても良い。
ステップS404で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されているか否かを判定する。設定されている場合はステップS405に進み、設定されていない場合はステップS406に進む。
ステップS405で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS403の処理手順においてNASレイヤ処理部113からVoLTE発信を行おうとしているとの通知を受けている場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「VoLTE用Establishment Cause」を選択すべきであると判断する。
一方、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS403の処理手順においてNASレイヤ処理部113からVoLTE発信以外の発信を行うとの通知を受けている場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeは、ステップS402の処理手順でNASレイヤ処理部113から通知されたEstablishment cause(従来のEstablishment Cause)であると判断する。
ステップS406で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS404の処理手順で、報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていると判定した場合、ステップS405の処理手順で選択すべきであると判断したEstablishment causeをRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
一方、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS404の処理手順で、報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていないと判定した場合、ステップS403の処理手順でNASレイヤ処理部113から通知されたEstablishment causeをRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
<処理手順(変形例)>
以上説明した処理手順では、ユーザ装置UEは、VoLTE発信を行う場合、自身のアクセスクラスに関わらず「VoLTE用Establishment Cause」をRRCコネクションリクエストに設定するようにした。
一方、処理手順(変形例)では、ユーザ装置UEは、VoLTE発信を行う場合で、かつ、自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかである場合、RRCコネクションリクエストのEstablishment causeに、アクセスクラスが11〜15であるユーザ装置UEからのVoLTE発信であることを示すEstablishment cause(以下、「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」と呼ぶ)を設定して基地局eNBに送信する。また、これまでに説明した「VoLTE用Establishment Cause」は、アクセスクラスが11〜15以外(すなわち、アクセスクラスが0〜9のいずれか)であるユーザ装置UEからのVoLTE発信であることを示すEstablishment causeを意味するものとする。
これにより、基地局eNBは、RRCコネクションリクエストを受信した場合に、アクセスクラスが0〜9であるユーザ装置UEがVoLTE発信を行おうとしているのか、又は、アクセスクラスが11〜15であるユーザ装置UEがVoLTE発信を行おうとしているのかを認識することが可能になる。また、基地局eNBは、例えば、アクセスクラスが0〜9であるユーザ装置UEからのVoLTE発信を規制し、アクセスクラスが11〜15であるユーザ装置UEからのVoLTE発信は規制しないというように、ユーザ装置UEのアクセスクラスに応じた規制制御を行うことが可能になる。
以下、本変形例における具体的な処理手順について説明する。NASレイヤ処理部113又は/及びRRCレイヤ処理部123は、自身のアクセスクラスを取得(判断/認識)する機能を有する。NASレイヤ処理部113又は/及びRRCレイヤ処理部123は、自身のアクセスクラスが11〜15以外(すなわち、アクセスクラスが0〜9のいずれか)である場合、これまでに説明した処理手順(その1)〜(その3)に従って動作する。一方、自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかである場合、以下で説明する処理手順の変形例に従って動作する。
[処理手順(変形例その1−1)]
図8を用いて処理手順(変形例その1−1)を説明する。処理手順(変形例1−1)では、NASレイヤ処理部113は自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかであることを認識している前提とする。なお、上述の処理手順(その1)と同一処理であるステップについては説明を省略する。
ステップS204で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、VoLTE発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」を選択する。なお、NASレイヤ処理部113は、VoLTE発信以外の発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「highPriorityAccess」を選択する。
ステップS205で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「highPriorityAccess」を選択する。
[処理手順(変形例その1−2)]
図8を用いて処理手順(変形例その1−2)を説明する。処理手順(変形例1−1)では、NASレイヤ処理部113は自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかであることを認識している前提であった。処理手順(変形例その1−2)では、RRCレイヤ処理部123は自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかであることを認識している前提とする。
なお、上述の処理手順(その1)と同一処理であるステップについては説明を省略する。
ステップS204で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、VoLTE発信を行う場合、Establishment causeとして、「VoLTE用Establishment Cause」を選択する。なお、NASレイヤ処理部113は、VoLTE発信以外の発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「従来のEstablishment Cause」を選択する。
ステップS207で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかであることを認識し、アクセスクラスが11〜15である場合に対応する適切なEstablishment CauseをRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
具体的には、ステップS206の処理手順で通知されたEstablishment causeが「VoLTE用Establishment Cause」である場合、RRCレイヤ処理部123は、「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」をRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
また、ステップS206の処理手順で通知されたEstablishment causeが「従来のEstablishment Cause」である場合、RRCレイヤ処理部123は、「High Priority Access」をRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
[処理手順(変形例その2−1)]
図9を用いて処理手順(変形例その2−1)を説明する。処理手順(変形例2−1)では、NASレイヤ処理部113は、自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかであることを認識している前提とする。なお、上述の処理手順(その2)と同一処理であるステップについては説明を省略する。
ステップS302で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、VoLTE発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」を選択する。なお、NASレイヤ処理部113は、VoLTE発信以外の発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「highPriorityAccess」を選択する。
ステップS305で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS303の処理手順で通知されたRRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeが「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」である場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「highPriorityAccess」を選択する。
[処理手順(変形例その2−2)]
図9を用いて処理手順(変形例その2−2)を説明する。処理手順(変形例その2−2)では、RRCレイヤ処理部123は自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかであることを認識している前提とする。
なお、上述の処理手順(その2)と同一処理であるステップについては説明を省略する。
ステップS302で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、VoLTE発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「VoLTE用Establishment Cause」を選択する。なお、NASレイヤ処理部113は、VoLTE発信以外の発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「従来のEstablishment Cause」を選択する。
ステップS305で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS303の処理手順で通知されたRRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeが「VoLTE用Establishment Cause」である場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「従来のEstablishment cause」を選択する。
ステップS306で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかであることを認識し、アクセスクラスが11〜15である場合に対応する適切なEstablishment CauseをRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
具体的には、RRCレイヤ処理部123は、ステップS304の処理手順で報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていると判定した場合で、かつ、ステップS303の処理手順でNASレイヤ処理部113から通知されたEstablishment causeが「VoLTE用Establishment Cause」である場合、「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」をRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。また、RRCレイヤ処理部123は、「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていると判定した場合で、かつ、ステップS303の処理手順でNASレイヤ処理部113から通知されたEstablishment causeが「従来のEstablishment Cause」である場合、「High Priority Access」をRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
一方、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS304の処理手順で報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていないと判定した場合、ステップS305の処理手順で選択した「従来のEstablishment cause」を「High Priority Access」に置き換える形でRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
[処理手順(変形例その3−1)]
図10を用いて処理手順(変形例その3−1)を説明する。処理手順(変形例3−1)では、NASレイヤ処理部113は、自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかであることを認識している前提とする。なお、上述の処理手順(その3)と同一処理であるステップについては説明を省略する。
ステップS402で、ユーザ装置UEのNASレイヤ処理部113は、VoLTE発信を行う場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「highPriorityAccess」を選択する。なお、NASレイヤ処理部113は、VoLTE発信以外の発信を行う場合も、同様にRRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「highPriorityAccess」を選択する。
ステップS405で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS403の処理手順においてNASレイヤ処理部113からVoLTE発信を行おうとしているとの通知を受けている場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」を選択すべきであると判断する。
一方、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS403の処理手順においてNASレイヤ処理部113からVoLTE発信以外の発信を行うとの通知を受けている場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeは、ステップS402の処理手順でNASレイヤ処理部113から通知されたEstablishment cause(highPriorityAccess)であると判断する。
[処理手順(変形例その3−2)]
図10を用いて処理手順(変形例その3−2)を説明する。処理手順(変形例その3−2)では、でRRCレイヤ処理部123は自身のアクセスクラスが11〜15のいずれかであることを認識している前提とする。
なお、上述の処理手順(その3)と同一処理であるステップについては説明を省略する。
ステップS405で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS403の処理手順においてNASレイヤ処理部113からVoLTE発信を行おうとしているとの通知を受けている場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」を選択すべきであると判断する。
一方、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS403の処理手順においてNASレイヤ処理部113からVoLTE発信以外の発信を行うとの通知を受けている場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeは、「High Priority Access」であると判断する。
ステップS406で、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS404の処理手順で、報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていると判定した場合、ステップS405の処理手順で選択すべきであると判断したEstablishment causeをRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
一方、ユーザ装置UEのRRCレイヤ処理部123は、ステップS404の処理手順で、報知情報に「VoLTE用Establishment Cause対応indicator」が設定されていないと判定した場合、「High Priority Access」をRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信する。
<まとめ>
以上、実施の形態によれば、基地局と通信するユーザ装置であって、VoLTE発信を行う場合に、前記基地局から受信した報知情報に所定の指示子が含まれているか否かを判定する判定部と、報知情報に前記所定の指示子が含まれていると判定された場合、VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信する送信部と、を有するユーザ装置が提供される。このユーザ装置UEにより、VoLTE発信時に、適切なEstablishment causeの設定を可能にする技術が提供される。
また、前記判定部は、NASレイヤ処理部と、RRCレイヤ処理部とを含み、前記RRCレイヤ処理部は、前記報知情報に前記所定の指示子が含まれているか否かを前記NASレイヤ処理部に通知し、前記NASレイヤ処理部は、前記RRCレイヤ処理部から前記報知情報に前記所定の指示子が含まれているとの通知を受けた場合、前記RRCレイヤ処理部に、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報を通知し、前記送信部は、前記RRCレイヤ処理部から通知された、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信するようにしてもよい。これにより、NASレイヤで適切なEstablishment causeの設定を行うことができる。
また、前記判定部は、NASレイヤ処理部と、RRCレイヤ処理部とを含み、前記NASレイヤ処理部は、前記RRCレイヤ処理部に、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報を通知し、前記RRCレイヤ処理部は、前記報知情報に前記所定の指示子が含まれている場合、前記NASレイヤ処理部から通知された前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを、前記送信部に通知し、前記送信部は、前記RRCレイヤ処理部から通知された、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信するようにしてもよい。これにより、RRCレイヤで適切なEstablishment causeの設定を行うことができる。
また、前記判定部は、NASレイヤ処理部と、RRCレイヤ処理部とを含み、前記NASレイヤ処理部は、前記RRCレイヤ処理部に、所定の理由でRRCコネクションの確立を要求することを示す情報を通知し、前記RRCレイヤ処理部は、前記報知情報に前記所定の指示子が含まれている場合、前記NASレイヤ処理部から通知された前記所定の理由でRRCコネクションの確立を要求することを示す情報に代えて、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを、前記送信部に通知し、前記送信部は、前記RRCレイヤ処理部から通知された、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信するようにしてもよい。これにより、RRCレイヤで適切なEstablishment causeの設定を行うことができる。また、NASレイヤは、「VoLTE用Establishment Cause」又は「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」の設定を行う必要がないため、現状のLTEで規定されている処理手順を踏襲することができる。
また、前記所定の指示子は、VoLTE発信を示すEstablishment causeに対応しているか否かを示す指示子であるようにしてもよい。これにより、基地局eNBは、VoLTE発信を示すEstablishment causeに対応している(受け付けることができる)ことをユーザ装置UEに具体的に通知することができる。
前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報は、優先度の高いユーザ装置がVoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報であってもよい。これにより、ユーザ装置UEは、基地局eNBに対して、アクセスクラスが11〜15であるユーザ装置UEからのVoLTE発信であることを通知することができる。
また、実施の形態によれば、基地局と通信するユーザ装置が行う通知方法であって、VoLTE発信を行う場合に、前記基地局から受信した報知情報に所定の指示子が含まれているか否かを判定するステップと、報知情報に前記所定の指示子が含まれていると判定された場合、VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信するステップと、を有する通知方法が提供される。この通知方法により、VoLTE発信時に、適切なEstablishment causeの設定を可能にする技術が提供される。
<実施形態の補足>
実施の形態において、NASレイヤ処理部113又はRRCレイヤ処理部123は、VoLTE発信が緊急呼の発信である場合は、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「emergency」を選択するようにしてもよい。また、NASレイヤ処理部113又はRRCレイヤ処理部123は、VoLTE発信時であっても、ユーザ装置UE自身のアクセスクラスが11〜15である場合、RRCコネクションリクエストに設定すべきEstablishment causeとして「highPriorityAccess」を選択するようにしてもよい。
実施の形態は、「VoLTE用Establishment Cause」として、1種類のCauseのみが規定される場合、及び、サービス種別(音声、ビデオ、SMS)ごとに別個のCauseが規定される場合の両方に適用することができる。サービス種別ごとに別個のCauseが規定される場合、処理手順(その1)〜処理手順(その3)において、NASレイヤ処理部113又はRRCレイヤ処理部123は、発信するサービス種別に対応する「VoLTE用Establishment Cause」を選択するように動作する。また、RRCレイヤ処理部123は、選択されたサービス種別に対応する「VoLTE用Establishment Cause」をRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信するように動作する。また、実施の形態は、「VoLTE用Establishment Cause」及び「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」として、それぞれ1種類のCauseのみが規定される場合、及び、サービス種別(音声、ビデオ、SMS)ごとにそれぞれ別個のCauseが規定される場合の両方に適用することができる。サービス種別ごとにそれぞれ別個のCauseが規定される場合、処理手順(その1)〜処理手順(その3)において、NASレイヤ処理部113又はRRCレイヤ処理部123は、発信するサービス種別に対応する「VoLTE用Establishment Cause」又は「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」を選択するように動作する。また、RRCレイヤ処理部123は、選択されたサービス種別に対応する「VoLTE用Establishment Cause」又は「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」をRRCコネクションリクエストに設定して基地局eNBに送信するように動作する。
以上、本発明の実施の形態で説明する各装置(ユーザ装置UE/基地局eNB)の構成は、CPUとメモリを備える当該装置において、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べたシーケンス及びフローチャートは、矛盾の無い限り順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、ユーザ装置UE/基地局eNBは機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってユーザ装置UEが有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従って基地局eNBが有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
なお、実施の形態において、「VoLTE用Establishment Cause」又は「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」は、「VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報」の一例である。また、「従来のEstablishment Cause」は、「所定の理由でRRCコネクションの確立を要求することを示す情報」の一例である。「High Priority AccessのVoLTE用Establishment Cause」は、「優先度の高いユーザ装置がVoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報」の一例である。
本特許出願は2015年11月6日に出願した日本国特許出願第2015−218980号及び2015年11月20日に出願した日本国特許出願第2015−227829号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2015−218980号及び日本国特許出願第2015−227829号の全内容を本願に援用する。
UE UE
eNB 基地局
101 信号送信部
102 信号受信部
103 判定部
113 NASレイヤ処理部
123 RRCレイヤ処理部
201 信号送信部
202 信号受信部
203 RRCレイヤ処理部
301 REモジュール
302 BB処理モジュール
303 装置制御モジュール
304 SIMスロット
401 REモジュール
402 BB処理モジュール
403 装置制御モジュール
404 通信IF

Claims (7)

  1. 基地局と通信するユーザ装置であって、
    VoLTE発信を行う場合に、前記基地局から受信した報知情報に所定の指示子が含まれているか否かを判定する判定部と、
    報知情報に前記所定の指示子が含まれていると判定された場合、VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信する送信部と、
    を有するユーザ装置。
  2. 前記判定部は、NASレイヤ処理部と、RRCレイヤ処理部とを含み、
    前記RRCレイヤ処理部は、前記報知情報に前記所定の指示子が含まれているか否かを前記NASレイヤ処理部に通知し、
    前記NASレイヤ処理部は、前記RRCレイヤ処理部から前記報知情報に前記所定の指示子が含まれているとの通知を受けた場合、前記RRCレイヤ処理部に、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報を通知し、
    前記送信部は、前記RRCレイヤ処理部から通知された、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信する、
    請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 前記判定部は、NASレイヤ処理部と、RRCレイヤ処理部とを含み、
    前記NASレイヤ処理部は、前記RRCレイヤ処理部に、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報を通知し、
    前記RRCレイヤ処理部は、前記報知情報に前記所定の指示子が含まれている場合、前記NASレイヤ処理部から通知された前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを、前記送信部に通知し、
    前記送信部は、前記RRCレイヤ処理部から通知された、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信する、
    請求項1に記載のユーザ装置。
  4. 前記判定部は、NASレイヤ処理部と、RRCレイヤ処理部とを含み、
    前記NASレイヤ処理部は、前記RRCレイヤ処理部に、所定の理由でRRCコネクションの確立を要求することを示す情報を通知し、
    前記RRCレイヤ処理部は、前記報知情報に前記所定の指示子が含まれている場合、前記NASレイヤ処理部から通知された前記所定の理由でRRCコネクションの確立を要求することを示す情報に代えて、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを、前記送信部に通知し、
    前記送信部は、前記RRCレイヤ処理部から通知された、前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信する、
    請求項1に記載のユーザ装置。
  5. 前記所定の指示子は、VoLTE発信を示すEstablishment causeに対応しているか否かを示す指示子である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のユーザ装置。
  6. 前記VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報は、優先度の高いユーザ装置がVoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報である、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のユーザ装置。
  7. 基地局と通信するユーザ装置が行う通知方法であって、
    VoLTE発信を行う場合に、前記基地局から受信した報知情報に所定の指示子が含まれているか否かを判定するステップと、
    報知情報に前記所定の指示子が含まれていると判定された場合、VoLTE発信をするためにRRCコネクションの確立を要求することを示す情報が設定されたRRCコネクション要求メッセージを前記基地局に送信するステップと、
    を有する通知方法。
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