JPWO2017022463A1 - データ伝送装置およびデータ伝送方法、受信装置および受信方法、プログラム、並びにデータ伝送システム - Google Patents

データ伝送装置およびデータ伝送方法、受信装置および受信方法、プログラム、並びにデータ伝送システム Download PDF

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Abstract

本開示は、伝送方式の切り替えを確実に行うことができるようにするデータ伝送装置およびデータ伝送方法、受信装置および受信方法、プログラム、並びにデータ伝送システムに関する。複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができる送信部から、伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信する。そして、切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策として、切り替えコマンドに発生する誤りを訂正する誤り訂正符号の送信、または、送信された切り替えコマンドに対する誤り検出の結果に基づいて、切り替えコマンドの受信成功または受信失敗の確認が行われる。本技術は、例えば、バスIFに適用できる。

Description

本開示は、データ伝送装置およびデータ伝送方法、受信装置および受信方法、プログラム、並びにデータ伝送システムに関し、特に、伝送方式の切り替えを確実に行うことができるようにしたデータ伝送装置およびデータ伝送方法、受信装置および受信方法、プログラム、並びにデータ伝送システムに関する。
従来、複数のデバイスが実装されたボード内でバスを介したデバイス間の通信に用いられるバスIF(Interface)として、例えば、I2C(Inter-Integrated Circuit)が多く利用されている。
例えば、特許文献1には、ホスト・プロセッサとサブシステム・コントローラとを、I2Cにより相互接続するディジタル・データ処理システムが開示されている。また、特許文献2には、標準I2Cプロトコルの上部に層状に配置された通信プロトコルを実現する方法が開示されている。
特開2000−99448号公報 特開2002−175269号公報
ところで、近年、I2Cの高速化を実現することが求められており、例えば、通信速度の異なる複数の伝送方式を規定し、それらの伝送方式を切り替えて通信を行うことが想定されている。このように、伝送方式の切り替え可能なバスIFにおいて、伝送方式の切り替えを確実に行うことができなければ、安全な通信を行うことは困難となる。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、伝送方式の切り替えを確実に行うことができるようにするものである。
本開示の第1の側面のデータ伝送装置は、複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができ、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信する送信部と、前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行うエラー対策部とを備える。
本開示の第1の側面のデータ伝送方法またはプログラムは、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信し、前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行うステップを含む。
本開示の第1の側面においては、伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドが送信され、その切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策が行われる。
本開示の第2の側面の受信装置は、複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができるデータ伝送装置から送信されてくる、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを受信する受信部と、前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する前記データ伝送装置における対策に対応する処理を行うエラー対応部とを備える。
本開示の第2の側面のデータ伝送方法またはプログラムは、複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができるデータ伝送装置から送信されてくる、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを受信し、前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する前記データ伝送装置における対策に対応する処理を行うステップを含む。
本開示の第2の側面においては、複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができるデータ伝送装置から送信されてくる、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドが受信され、前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する前記データ伝送装置における対策に対応する処理が行われる。
本開示の第3の側面のデータ伝送システムは、複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができ、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信する送信部と、前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行うエラー対策部とを有するデータ伝送装置と、前記切り替えコマンドを受信する受信部と、前記エラー対策部による対策に対応する処理を行うエラー対応部とを有する受信装置とを備える。
本開示の第3の側面においては、伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドが送信され、その切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策が行われる。さらに、切り替えコマンドが受信され、誤りに対する対策に対応する処理が行われる。
本開示の第1乃至第3の側面によれば、伝送方式の切り替えを確実に行うことができる。
本技術を適用したバスIFの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 伝送方式を切り替えてデータを伝送する一例を示す図である。 伝送方式を切り替えてデータを伝送する際に行われる第1のエラー対策を示す図である。 第1のデータ伝送方法を説明するフローチャートである。 伝送方式を切り替えてデータを伝送する際に行われる第2のエラー対策を示す図である。 第2のデータ伝送方法を説明するフローチャートである。 ブロードキャストコマンドに対するエラー対策を説明する図である。 本技術を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
以下、本技術を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<バスIFの構成例>
図1は、本技術を適用したバスIFの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1に示されているバスIF11は、マスタ12と3台のスレーブ13−1乃至13−3とが、2本の信号線14−1および14−2を介して接続されて構成される。
マスタ12は、バスIF11における制御の主導権を有しており、信号線14−1および14−2を介してスレーブ13−1乃至13−3と通信を行う。
スレーブ13−1乃至13−3は、マスタ12による制御に従って、信号線14−1および14−2を介してマスタ12と通信を行うことができる。なお、スレーブ13−1乃至13−3は、それぞれ同様に構成されており、以下、それらを区別する必要がない場合、単にスレーブ13と称する。
信号線14−1および14−2は、マスタ12およびスレーブ13の間でデータを伝送するのに用いられる。例えば、信号線14−1を介して、1ビットずつ逐次的にシリアルデータ(SDA:Serial Data)が伝送され、信号線14−2を介して、所定の周波数のシリアルクロック(SCL:Serial Clock)が伝送される。
このように構成されるバスIF11において、マスタ12は、スレーブ13−1乃至13−3すべてを対象として一斉にデータを伝送したり、スレーブ13−1乃至13−3それぞれをアドレスで指定して個々にデータを伝送したりすることができる。
また、バスIF11では、通信速度が異なる複数の伝送方式が規定されており、マスタ12は、それらの伝送方式を切り替えることができる。例えば、バスIF11では、データの転送レートに応じて、通常の転送レートでデータを送信するSDR(Standard Data Rate)と、SDRよりも高い転送レートでデータを送信するHDR(High Data Rate)とが規定されている。
つまり、マスタ12が備える送受信部21、および、スレーブ13−1乃至13−3それぞれが備える送受信部31−1乃至31−3は、SDRとHDRとで伝送方式を切り替えてデータを送受信することができる。そして、マスタ12が備えるエラー対策部22は、コマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策(例えば、後述するような誤り訂正符号の送信やパリティチェック結果の確認など)を行うことができる。一方、スレーブ13−1乃至13−3それぞれが備えるエラー対応部32−1乃至32−3は、エラー対策部22による対策に対応する処理(例えば、誤り訂正符号を用いた復号やパリティチェック結果の送信など)を行うことができる。
例えば、図2には、バスIF11において、伝送方式をSDRからHDRに切り替えてデータを伝送する一例が示されている。
まず、マスタ12は、バスIF11をスタートコンディションにして、通信の開始を宣言する。例えば、バスIF11において通信が行われていない待機状態においてSDAおよびSCLは共にHレベルとされ、マスタ12は、SCLがHレベルである状態でSDAをHレベルからLレベルに変化させることで、バスIF11をスタートコンディションにする。なお、通信の開始時における伝送方式は、SDRに設定されている。
そして、マスタ12は、スレーブ13−1乃至13−3すべてを対象として一斉にコマンドを送信することを通知するブロードキャストコマンドを送信し、続いて、ACK(Acknowledge)を用いた受信成功確認を行う。例えば、スレーブ13−1乃至13−3それぞれは、ブロードキャストコマンドの受信が完了すると受信完了通知としてACK(例えば、1ビットの0)を返送する。従って、マスタ12は、ACKが返送されたことによって、ブロードキャストコマンドの受信に成功したことを確認する。
その後、マスタ12は、伝送方式をHDRに切り替えることを指示するコモンコマンドコードをスレーブ13−1乃至13−3に送信し、続いて、1ビットパリティ(1 bit parity)を送信する。この1ビットパリティは、スレーブ13−1乃至13−3において、コモンコマンドコードの誤りを検出するのに用いられる。
このように、伝送方式をHDRに切り替えることを指示するコモンコマンドコードを送信した後、マスタ12は、HDRでデータの伝送を開始し、HDRコマンドやHDRデータなどを送信する。そして、マスタ12は、HDRによる伝送を終了させるときに、HDRから抜け出すことを指示するHDR終了コマンドを送信する。
その後、マスタ12は、バスIF11をストップコンディションにして、通信の終了を宣言する。例えば、マスタ12は、SCLがHレベルである状態でSDAをLレベルからHレベルに変化させることで、バスIF11をストップコンディションにする。なお、バスIF11では、SDR時には通信の開始または終了を宣言するとき以外では、SCLがHレベルであるときに、SDAが変化することがないように規定されている。
ところで、スレーブ13−1乃至13−3のうち、いずれか1台でもコモンコマンドコードを正常に受信することができなければ、そのスレーブ13は、伝送方式がHDRに遷移したことを認識することができない。そのため、伝送方式がHDRに遷移したことを認識することができなかったスレーブ13が、HDRで伝送されるデータを誤って解釈した場合、バスIF11に悪影響を及ぼしてしまうことがあり、安全な通信を行うことができない状態になることが想定される。
また、図2に示すように、コモンコマンドコードの直後に1ビットパリティが付加されているが、スレーブ13は、この1ビットパリティによりエラー検出を行うことしかできない。即ち、スレーブ13は、1ビットパリティによって、受信したコモンコマンドコードにエラーが発生していることを検出することができたとしても、そのコモンコマンドコードが伝送方式をHDRに切り替えることを指示するものであることは認識することができない。このため、スレーブ13は、HDRの信号をSDRとして解釈してしまうことが想定される。
そこで、バスIF11では、伝送方式の切り替えを確実に行わせるために、マスタ12によってエラー対策が行われる。
<第1のエラー対策>
図3には、バスIF11において、伝送方式をSDRからHDRに切り替えてデータを伝送する際に行われる第1のエラー対策が示されている。
図3に示すように、マスタ12は、バスIF11をスタートコンディションにした後、ブロードキャストコマンドを送信してACKを用いた受信成功確認を行い、コモンコマンドコードおよび1ビットパリティを送信する。そして、マスタ12は、1ビットパリティの送信と伝送方式の切り替えとの間に、エラー対策として、コモンコマンドコードに発生する誤りを訂正する誤り訂正符号(ECC for CCC)を送信する。
つまり、マスタ12は、コモンコマンドコードを送信し、1ビットパリティを送信した後、誤り訂正符号を送信してから、伝送方式をSDRからHDRに切り替えてHDRコマンドやHDRデータなどの送信を開始する。
このように、バスIF11において、マスタ12が、コモンコマンドコードに発生する誤りを訂正する誤り訂正符号を送信することで、スレーブ13において、コモンコマンドコードに誤りが発生したときに、その誤りを訂正することができる。つまり、マスタ12のエラー対策部22は、コモンコマンドコードを伝送する際に発生する誤りに対する対策として、誤り訂正符号を送信する。一方、スレーブ13のエラー対応部32は、エラー対策部22による対策に対応する処理として、その誤り訂正符号を用いたコモンコマンドコードの復号を行う。従って、コモンコマンドコードに誤りが発生することによって伝送方式がHDRに遷移したことをスレーブ13において認識されない状態となることを回避することができ、バスIF11では、伝送方式をSDRからHDRに確実に切り替えることができる。これにより、バスIF11において、より安全な通信を行うことができる。
例えば、誤り訂正符号としては、パリティが8ビットに収まり、1ビットの誤りを訂正することができる符号が用いられ、具体的には、ハミング符号やリード・ソロモン符号、繰り返し符号が用いられる。
例えば、ハミング符号((15,11)Hamming符号)は、4ビットのパリティで1ビットの誤りを訂正することができる。また、リード・ソロモン符号(GF(4)上の(15,13)Reed-Solomon符号)は、1シンボル(=4ビット)で、2シンボル(8ビット)のパリティがあれば、1シンボルの訂正を行うことができる。なお、ハミング符号の短縮化符号、または、リード・ソロモン符号の短縮化符号を用いてもよい。
また、繰り返し符号は、コモンコマンドコードおよび1ビットパリティをもう一度繰り返して送信し、スレーブ13側で、パリティが正しく取れた方のコモンコマンドコードを採用することができる。
次に、図4は、マスタ12が、伝送方式をSDRからHDRに切り替えてデータを伝送する第1のデータ伝送方法を説明するフローチャートである。
例えば、図示しない上位の制御部からデータの伝送を行うようにマスタ12に対する指示があると、ステップS11において、マスタ12は、バスIF11をスタートコンディションにして、通信の開始を宣言する。
ステップS12において、マスタ12は、ブロードキャストコマンドを送信する。その送信後、マスタ12は、スレーブ13からACKが送信されてくるのを待機する所定の待機期間だけ待機して、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、マスタ12は、待機期間において、スレーブ13からACKが送信されてきたか否かを判定し、いずれかのスレーブ13からACKが送信されてきたと判定された場合、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、マスタ12は、伝送方式をHDRに切り替えるか否かを判定する。例えば、バスIF11では、処理内容によってSDRおよびHDRいずれか一方の伝送方式が設定されており、マスタ12は、現在の処理内容に従って、伝送方式をHDRに切り替えるか否かを決定することができる。
ステップS14において、マスタ12が、伝送方式をHDRに切り替えると判定した場合、処理はステップS15に進む。ステップS15において、マスタ12は、伝送方式をHDRに切り替えることを指示するコモンコマンドコードをスレーブ13に送信し、ステップS16において、マスタ12は、コモンコマンドコードに対する1ビットパリティを送信する。
ステップS17において、マスタ12は、コモンコマンドコードに発生する誤りを訂正する誤り訂正符号を送信する。このとき、スレーブ13は、コモンコマンドコードを受信して、誤り訂正符号を用いてコモンコマンドコードを復号する処理を行う。
ステップS18において、マスタ12は、伝送方式をSDRからHDRに切り替え、HDRによるデータの伝送を行う。そして、マスタ12は、HDRによるデータの伝送が終了すると、ステップS19において、HDRから抜け出すことを指示するHDR終了コマンドを送信する。
一方、ステップS14において、マスタ12が、伝送方式をHDRに切り替えないと判定した場合、処理はステップS20に進み、マスタ12は、SDRによるデータの伝送を行う。
そして、ステップS19においてHDR終了コマンドを送信した後、または、ステップS20におけるSDRによるデータの伝送が終了した後、処理はステップS21に進む。または、ステップS13で、ひとつのスレーブ13からもACKが送信されてきていないと判定された場合、処理はステップS21に進む。
ステップS21において、マスタ12は、バスIF11をストップコンディションにして、通信の終了を宣言する。
以上のように、バスIF11では、マスタ12が、コモンコマンドコードに発生する誤りを訂正する誤り訂正符号を送信することにより、伝送方式の切り替えを確実に行うことができる。
<第2のエラー対策>
図5には、バスIF11において、伝送方式をSDRからHDRに切り替えてデータを伝送する際に行われる第2のエラー対策が示されている。
図5に示すように、マスタ12は、バスIF11をスタートコンディションにした後、ブロードキャストコマンドを送信してACKを用いた受信成功確認を行い、コモンコマンドコードおよび1ビットパリティを送信する。そして、マスタ12は、コモンコマンドコードに対してスレーブ13が、1ビットパリティを用いてコモンコマンドコードに対するパリティチェックを行い、コモンコマンドコードに誤りが検出されたか否かに基づいたパリティチェック結果(パリティチェック成功またはパリティチェック失敗)が送信されてくるのを待機する所定の待機期間だけ待機して、パリティチェック結果を用いたコモンコマンドコードの受信成功確認(ACK)を行う。
例えば、マスタ12は、スレーブ13−1乃至13−3のうち、いずれか1台でもパリティチェック失敗を送信してきた場合、コモンコマンドコードの受信に失敗したスレーブ13があったと判断する。この場合、図5のAに示すように、マスタ12は、バスIF11をストップコンディションにして、通信の終了を宣言する。なお、この場合、スタートコンディションから再度、処理を行うことができる。
一方、マスタ12は、スレーブ13−1乃至13−3すべてからパリティチェック成功が送信されてきた場合、コモンコマンドコードの受信成功を確認する。この場合、図5のBに示すように、マスタ12は、伝送方式をSDRからHDRに切り替えてHDRコマンドやHDRデータなどの送信を開始する。
このように、バスIF11において、マスタ12は、パリティチェック結果を用いた受信成功確認を行うことで、全てのスレーブ13がコモンコマンドコードの受信に成功した場合のみ、伝送方式をSDRからHDRに切り替える。つまり、マスタ12のエラー対策部22は、コモンコマンドコードを伝送する際に発生する誤りに対する対策として、スレーブ13におけるパリティチェック結果に基づいた受信成功または受信失敗の確認を行う。一方、スレーブ13のエラー対応部32は、エラー対策部22による対策に対応する処理として、コモンコマンドコードに対するパリティチェックを行って、パリティチェック結果(パリティチェック成功またはパリティチェック失敗)を送信する。従って、コモンコマンドコードに誤りが発生することによって伝送方式がHDRに遷移したことがスレーブ13において認識されない状態のまま、HDRでデータが伝送されてしまうことを回避することができる。これにより、バスIF11では、伝送方式をSDRからHDRに確実に切り替えることができ、より安全な通信を行うことができる。
次に、図6は、マスタ12が、伝送方式をSDRからHDRに切り替えてデータを伝送する第2のデータ伝送方法を説明するフローチャートである。
ステップS31からステップS35まで、マスタ12は、図4のステップS11からステップS15までと同様の処理を行う。
そして、ステップS36において、マスタ12は、ステップS35で送信したコモンコマンドコードに対する1ビットパリティを送信した後、スレーブ13からパリティチェック結果が送信されてくるのを待機する所定の待機期間だけ待機して、処理はステップS37に進む。このとき、スレーブ13は、コモンコマンドコードを受信して、コモンコマンドコードに対するパリティチェックを行って、パリティチェック結果を送信する処理を行う。
ステップS37において、マスタ12は、待機期間においてスレーブ13から送信されてきたパリティチェック結果について受信成功および受信失敗のいずれであるかを判定する。例えば、マスタ12は、全てのスレーブ13がパリティチェック成功である場合には、パリティチェック結果は受信成功であると判定し、いずれか1台のスレーブ13でもパリティチェック失敗である場合、パリティチェック結果は受信失敗であると判定する。そして、ステップS37において、マスタ12がパリティチェック結果は受信成功であると判定した場合、処理はステップS38に進む。
そして、ステップS38におけるHDRによるデータの伝送が終了してステップS39でHDR終了コマンドを送信した後、または、ステップS40におけるSDRによるデータの伝送が終了した後、処理はステップS41に進む。また、ステップS33で、ひとつのスレーブ13からもACKが送信されてきていないと判定された場合、または、ステップS37でパリティチェック結果は受信失敗であると判定された場合、処理はステップS41に進む。
ステップS41において、マスタ12は、バスIF11をストップコンディションにして、通信の終了を宣言する。
以上のように、バスIF11では、マスタ12は、パリティチェック結果を用いた受信成功確認を行うことにより、伝送方式の切り替えを確実に行うことができる。
<ブロードキャストコマンドに対するエラー対策>
次に、図7を参照して、ブロードキャストコマンドに発生するエラーに対するエラー対策について説明する。
上述したように、バスIF11において、マスタ12は、バスIF11をスタートコンディションにした後、スレーブ13−1乃至13−3すべてを対象として一斉にコマンドを送信することを通知するブロードキャストコマンドを送信する。このとき、ブロードキャストコマンドにエラーが発生した場合、スレーブ13−1乃至13−3は、ブロードキャストコマンドの後に送信されるコモンコマンドコードを正確に認識することができなくなる。そのため、コモンコマンドコードに従った伝送方式の切り替えを確実に行うことができず、安全な通信を行うことができない状態になることが想定される。
そこで、バスIF11では、伝送方式の切り替えを確実に行わせるために、マスタ12のエラー対策部22によってブロードキャストコマンドに対するエラー対策が行われ、スレーブ13のエラー対応部32によってエラー対策に対する対応が行われる。
図7のAには、図3と同様に、コモンコマンドコードに発生する誤りを訂正する誤り訂正符号(ECC for CCC)を含む信号が示されている。図7のBには、コモンコマンドコードにより伝送方式を切り替える処理以外の例として、アドレスを指定して書き込みデータを送信する処理における信号が示されている。
例えば、図3を参照して上述したように、伝送方式をSDRからHDRに切り替えてデータを伝送するとき、マスタ12は、バスIF11をスタートコンディションにした後、ブロードキャストコマンドを送信する。このとき、図7のAに示すように、バスIF11では、ブロードキャストコマンドは、7ビットのビット列0x7E(111_1110)により表されることが定義されている。
一方、図7のBに示すように、バスIF11において、マスタ12からスレーブ13にデータを書き込むとき、マスタ12は、バスIF11をスタートコンディションにした後、データの書き込み先となるアドレスを送信する。その後、マスタ12は、ACKを用いた受信成功確認を行って、1番目の書き込みデータ1からN番目の書き込みデータNを送信する。
従って、ブロードキャストコマンドとして送信される7ビットのビット列0x7E(111_1110)のいずれか1ビットが、エラーにより反転された場合、スレーブ13は、エラーの発生したブロードキャストコマンドをアドレスと間違えて、その後の処理を行ってしまうことが想定される。
そこで、このようなエラーに対する対策として、ブロードキャストコマンドを表す7ビットのビット列0x7E(111_1110)のうち、いずれか1ビットを反転させたビット列をアドレスとして使用不可にすることが定義される。つまり、図7のAに示されていように、ブロードキャストコマンドを表すビット列0x7E(111_1110)からハミング距離1である7種類のビット列0x7F(111_1111),0x7C(111_1100),0x7A(111_1010),0x76(111_0110),0x6E(110_1110),0x5E(101_1110)、および0x3E(011_1110)をアドレスとして使用不可にすることが定義される。
これに加え、コモンコマンドコードに続いて送信される1ビットパリティに偶数(even parity)を用いることが定義される。例えば、バスIF11では、コモンコマンドコード以外の送信に用いられる1ビットパリティには、通常、奇数(odd parity)を用いることが定義されている。
このように、ブロードキャストコマンドを表す7ビットのビット列0x7E(111_1110)からハミング距離1のビット列をアドレスとして使用不可に定義し、かつ、コモンコマンドコードに続いて送信される1ビットパリティに偶数(even parity)を用いるように定義する。これにより、バスIF11では、ブロードキャストコマンドに1ビットのエラーが発生しても、そのエラーの発生を検出することができ、コモンコマンドコードを正確に認識することができる。
即ち、スレーブ13は、ビット列0x7E(111_1110)からハミング距離1である7種類のビット列のいずれかを受信し、コモンコマンドコードに続いて受信される1ビットパリティが偶数(even parity)である場合、ブロードキャストコマンドにエラーが発生したと判断することができる。従って、この場合、スレーブ13は、受信したビット列は、ブロードキャストコマンドであると判断することで、コモンコマンドコードを正確に認識することができ、伝送方式をSDRからHDRに切り替えてデータの伝送を行うことができる。
なお、例えば、スレーブ13は、ビット列0x7E(111_1110)からハミング距離1である7種類のビット列のいずれかを受信し、コモンコマンドコードに続いて受信される1ビットパリティが奇数(odd parity)である場合には、受信したビット列は、ブロードキャストコマンドでないと認識して処理を行う。
以上のように、バスIF11では、マスタ12のエラー対策部22は、ブロードキャストコマンドを表す7ビットのビット列0x7E(111_1110)からハミング距離1のビット列をアドレスとしての使用を禁止する。そして、マスタ12の送受信部21は、バスIF11をスタートコンディションにして、ブロードキャストコマンドを送信した後、コモンコマンドコードに続いて送信される1ビットパリティを偶数(even parity)とする。
一方、スレーブ13のエラー対応部32は、バスIF11がスタートコンディションとされ、ブロードキャストコマンドを表す7ビットのビット列0x7E(111_1110)からハミング距離1のビット列を送受信部31が受信した後、コモンコマンドコードに続いて受信される1ビットパリティが奇数(odd parity)である場合、送受信部31が受信した7ビットのビット列はブロードキャストコマンドであるとして判断することで、コモンコマンドコードを正確に認識することができる。
このようなブロードキャストコマンドに対するエラー対策を行うことで、バスIF11では、ブロードキャストコマンドの後に送信されるコモンコマンドコードに従って、伝送方式の切り替えを確実に行うことができる。これにより、バスIF11において、より安全な通信を行うことができる。
また、ブロードキャストコマンドに対するエラー対策を行うことで、ブロードキャストコマンドにエラーが発生したときに、ブロードキャストコマンドの再送信を行うような構成と比較して、処理が遅延することを回避することができる。
なお、上述したブロードキャストコマンドに対するエラー対策は、ブロードキャストコマンドを表す7ビットのビット列0x7E(111_1110)から1ビットが反転されたビット列の使用不可に限定されることはない。例えば、ブロードキャストコマンドに2ビット以上のエラーが発生することが想定される場合、ブロードキャストコマンドを表す7ビットのビット列0x7E(111_1110)から2ビット以上が反転されたビット列を使用不可としてもよい。
また、1ビットパリティについて、上述した説明から偶数(even parity)と奇数(odd parity)とを反転して用いてもよく、コモンコマンドコードを送信したときだけ、その他のときと異なる1ビットパリティを用いていればよい。
なお、本技術は、I2Cの規格に従ったバスIF11に限定されることはなく、その他の規格に従ったバスIF11に適用することができる。また、図1に示すバスIF11では、スレーブ13−1乃至13−3が接続された構成例が示されているが、スレーブ13は、例えば、1台または2台でもよく、あるいは、3台以上でもよい。さらに、例えば、バスIF11は、コモンコマンドコードに発生する誤りを訂正する誤り訂正符号の送信と、パリティチェック結果を用いた受信成功の確認との両方を組み合わせて用いてもよい。
なお、上述のフローチャートを参照して説明した各処理は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。また、プログラムは、1のCPUにより処理されるものであっても良いし、複数のCPUによって分散処理されるものであっても良い。
また、上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラムが記録されたプログラム記録媒体からインストールされる。
<ハードウエアの構成例>
図8は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103、およびEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)104は、バス105により相互に接続されている。バス105には、さらに、入出力インタフェース106が接続されており、入出力インタフェース106が外部(例えば、図1の信号線14−1および14−2)に接続される。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、ROM102およびEEPROM104に記憶されているプログラムを、バス105を介してRAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。また、コンピュータ(CPU101)が実行するプログラムは、ROM102に予め書き込んでおく他、入出力インタフェース106を介して外部からEEPROM104にインストールしたり、更新したりすることができる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができ、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信する送信部と、
前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行うエラー対策部と
を備えるデータ伝送装置。
(2)
前記エラー対策部は、前記切り替えコマンドに発生する誤りを訂正する誤り訂正符号を送信する
上記(1)に記載のデータ伝送装置。
(3)
前記誤り訂正符号として、ハミング符号、または、ハミング符号の短縮化符号が用いられる
上記(2)に記載のデータ伝送装置。
(4)
前記誤り訂正符号として、リード・ソロモン符号、または、リード・ソロモン符号の短縮化符号が用いられる
上記(2)に記載のデータ伝送装置。
(5)
前記誤り訂正符号として、繰り返し符号が用いられる
上記(2)に記載のデータ伝送装置。
(6)
前記エラー対策部は、前記切り替えコマンドの受信が完了したときに送信されてくる受信完了通知を用いた確認を行う
上記(1)から(5)までのいずれかに記載のデータ伝送装置。
(7)
前記エラー対策部は、前記切り替えコマンドの送信後に待機する所定の待機期間を設け、その待機期間において前記受信完了通知が送信されてきたか否かの判定を行う
上記(6)に記載のデータ伝送装置。
(8)
前記エラー対策部は、複数台の受信装置すべてを対象として一斉にコマンドを送信することを通知するブロードキャストコマンドを表す所定数のビット列のうちの、少なくともいずれか1つのビットを反転させた所定数のビット列の使用を禁止し、
前記送信部は、前記ブロードキャストコマンドを送信した後、前記切り替えコマンドに続いて送信される前記誤り訂正符号を、前記切り替えコマンド以外の送信に用いられる前記誤り訂正符号とは異なるものとする
上記(1)から(7)までのいずれかに記載のデータ伝送装置。
(9)
複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができる送信部を備えるデータ伝送装置のデータ伝送方法において、
前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信し、
前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行う
ステップを含むデータ伝送方法。
(10)
複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができる送信部を備えるデータ伝送装置をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信し、
前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行う
ステップを含むプログラム。
(11)
複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができるデータ伝送装置から送信されてくる、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを受信する受信部と、
前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する前記データ伝送装置における対策に対応する処理を行うエラー対応部と
を備える受信装置。
(12)
前記エラー対応部は、前記データ伝送装置における対策として送信されてくる誤り訂正符号を用いた前記切り替えコマンドを復号する処理を行う
上記(11)に記載の受信装置。
(13)
前記エラー対応部は、前記切り替えコマンドに対する誤り検出を行い、前記データ伝送装置における対策として前記切り替えコマンドの受信成功または受信失敗の確認を行わせるために、前記誤り検出を行った結果を送信する処理を行う
上記(11)または(12)に記載の受信装置。
(14)
前記エラー対応部は、複数台の受信装置すべてを対象として一斉にコマンドを送信することを通知するブロードキャストコマンドを表す所定数のビット列から少なくともいずれか1つのビットが反転された所定数のビット列を前記受信部が受信した後、前記切り替えコマンドに続いて受信される前記誤り訂正符号が、前記切り替えコマンド以外の送信に用いられる前記誤り訂正符号とは異なるものである場合、前記ブロードキャストコマンドを表す所定数のビット列から少なくともいずれか1つのビットが反転された所定数のビット列は、前記ブロードキャストコマンドであると判断する
上記(11)から(13)までのいずれかに記載の受信装置。
(15)
複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができるデータ伝送装置から送信されてくる、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを受信し、
前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する前記データ伝送装置における対策に対応する処理を行う
ステップを含む受信方法。
(16)
複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができるデータ伝送装置から送信されてくる、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを受信し、
前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する前記データ伝送装置における対策に対応する処理を行う
ステップを含むプログラム。
(17)
複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができ、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信する送信部と、前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行うエラー対策部とを有するデータ伝送装置と、
前記切り替えコマンドを受信する受信部と、前記エラー対策部による対策に対応する処理を行うエラー対応部とを有する受信装置と
を備えるデータ伝送システム。
なお、本実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 バスIF, 12 マスタ, 13−1乃至13−3 スレーブ, 14−1および14−2 信号線, 21 送受信部, 22 エラー対策部, 31−1乃至31−3 送受信部, 32−1乃至32−3 エラー対応部

Claims (17)

  1. 複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができ、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信する送信部と、
    前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行うエラー対策部と
    を備えるデータ伝送装置。
  2. 前記エラー対策部は、前記切り替えコマンドに発生する誤りを訂正する誤り訂正符号を送信する
    請求項1に記載のデータ伝送装置。
  3. 前記誤り訂正符号として、ハミング符号、または、ハミング符号の短縮化符号が用いられる
    請求項2に記載のデータ伝送装置。
  4. 前記誤り訂正符号として、リード・ソロモン符号、または、リード・ソロモン符号の短縮化符号が用いられる
    請求項2に記載のデータ伝送装置。
  5. 前記誤り訂正符号として、繰り返し符号が用いられる
    請求項2に記載のデータ伝送装置。
  6. 前記エラー対策部は、送信された前記切り替えコマンドに対する誤り検出の結果に基づいて、前記切り替えコマンドの受信成功または受信失敗の確認を行い、
    前記送信部は、前記エラー対策部により前記切り替えコマンドの受信成功が確認された場合、伝送方式の切り替えを行う
    請求項1に記載のデータ伝送装置。
  7. 前記エラー対策部は、前記切り替えコマンドの送信後に待機する所定の待機期間を設け、その待機期間において受信した前記誤り検出の結果に基づいて、前記切り替えコマンドの受信成功または受信失敗の判定を行う
    請求項6に記載のデータ伝送装置。
  8. 前記エラー対策部は、複数台の受信装置すべてを対象として一斉にコマンドを送信することを通知するブロードキャストコマンドを表す所定数のビット列のうちの、少なくともいずれか1つのビットを反転させた所定数のビット列の使用を禁止し、
    前記送信部は、前記ブロードキャストコマンドを送信した後、前記切り替えコマンドに続いて送信される前記誤り訂正符号を、前記切り替えコマンド以外の送信に用いられる前記誤り訂正符号とは異なるものとする
    請求項1に記載のデータ伝送装置。
  9. 複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができる送信部を備えるデータ伝送装置のデータ伝送方法において、
    前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信し、
    前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行う
    ステップを含むデータ伝送方法。
  10. 複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができる送信部を備えるデータ伝送装置のコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信し、
    前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行う
    ステップを含むプログラム。
  11. 複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができるデータ伝送装置から送信されてくる、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを受信する受信部と、
    前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する前記データ伝送装置における対策に対応する処理を行うエラー対応部と
    を備える受信装置。
  12. 前記エラー対応部は、前記データ伝送装置における対策として送信されてくる誤り訂正符号を用いた前記切り替えコマンドを復号する処理を行う
    請求項11に記載の受信装置。
  13. 前記エラー対応部は、前記切り替えコマンドに対する誤り検出を行い、前記データ伝送装置における対策として前記切り替えコマンドの受信成功または受信失敗の確認を行わせるために、前記誤り検出を行った結果を送信する処理を行う
    請求項11に記載の受信装置。
  14. 前記エラー対応部は、複数台の受信装置すべてを対象として一斉にコマンドを送信することを通知するブロードキャストコマンドを表す所定数のビット列から少なくともいずれか1つのビットが反転された所定数のビット列を前記受信部が受信した後、前記切り替えコマンドに続いて受信される前記誤り訂正符号が、前記切り替えコマンド以外の送信に用いられる前記誤り訂正符号とは異なるものである場合、前記ブロードキャストコマンドを表す所定数のビット列から少なくともいずれか1つのビットが反転された所定数のビット列は、前記ブロードキャストコマンドであると判断する
    請求項11に記載の受信装置。
  15. 複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができるデータ伝送装置から送信されてくる、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを受信し、
    前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する前記データ伝送装置における対策に対応する処理を行う
    ステップを含む受信方法。
  16. 複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができるデータ伝送装置から送信されてくる、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを受信し、
    前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する前記データ伝送装置における対策に対応する処理を行う
    ステップを含むプログラム。
  17. 複数の伝送方式を切り替えてデータを伝送することができ、前記伝送方式を切り替えることを指示する切り替えコマンドを送信する送信部と、前記切り替えコマンドを伝送する際に発生する誤りに対する対策を行うエラー対策部とを有するデータ伝送装置と、
    前記切り替えコマンドを受信する受信部と、前記エラー対策部による対策に対応する処理を行うエラー対応部とを有する受信装置と
    を備えるデータ伝送システム。
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