JPWO2016163547A1 - 基地局、通信方法及びプロセッサ - Google Patents
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Abstract
Description
SC−PTM伝送が導入された場合、下りリンクのデータ(ユーザデータ)の伝送方式の選択肢として、ユニキャスト伝送及びMBSFN伝送にSC−PTM伝送が追加されることになる。
以下において、実施形態に係る移動通信システムであるLTEシステムの概要について説明する。
図1は、実施形態に係るLTEシステムの構成を示す図である。図2は、実施形態に係るMBMS/eMBMSに係るネットワーク構成を示す図である。
図3は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。
図4は、LTEシステムにおける下りリンクのチャネル構成を示す図である。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムにおいて、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図6は、実施形態に係るUE100(ユーザ端末)のブロック図である。
図7は、実施形態に係るeNB200(基地局)のブロック図である。
図8は、実施形態に係るSC−PTM伝送の一例を説明するための図である。ここでは、eNB200における処理について主として説明する。実施形態に係るeNB200は、SC−PTM伝送によりグループ通信サービス(マルチキャストサービス)を提供する。
以下において、第1実施形態について説明する。第1実施形態においては、RRCコネクティッドモードのUE100だけではなく、RRCアイドルモードのUE100もSC−PTM伝送を受信可能であると想定する。
第1実施形態に係るUE100は、RRCアイドルモードにおいてセル再選択を行う。具体的には、UE100は、異なる周波数で運用される複数のセルの中からサービングセルとして用いる対象セルを選択する。UE100は、開始条件が満たされた場合に、現在のサービングセルに隣接する隣接セルの品質を測定し、選択条件を満たすセルの中からサービングセルとして用いる対象セルを選択する。
−UE100は、高い優先度を有する周波数の品質を常に測定する。
−UE100は、現在のサービングセルの品質が所定閾値を下回った場合に、等しい優先度又は低い優先度を有する周波数の品質を測定する。
−UE100は、所定期間(TreselectionRAT)に亘ってSqual>ThreshX,HighQの関係を満たすセル、若しくは、所定期間(TreselectionRAT)に亘ってSrxlev>ThreshX,HighPの関係を満たすセルを対象セルとして選択する。このようなケースにおいて、隣接セルが満たすべき基準を“S−criteria”と称することもある。
−UE100は、現在のサービングセルのランキングRs及び隣接セルのランキングRnを算出するとともに、所定期間(TreselectionRAT)に亘ってRsよりも高いランキングRnを有するセルを対象セルとして選択する。このようなケースにおいて、隣接セルが満たすべき基準を“R−criteria”と称することもある。
−UE100は、所定期間(TreselectionRAT)に亘ってSqual<ThreshServing,LowQが満たされる、若しくは、所定期間(TreselectionRAT)に亘ってSrxlev<ThreshServing,LowPが満たされるという前提下において、上述した(B1)と同様の手法によって隣接セルの中から対象セルを選択する。
図10は、第1実施形態に係るUE100の動作を示す図である。
第1実施形態においては、UE100がMBSFN伝送により提供されるグループ通信サービスにも興味を持つ場合を想定していなかった。しかしながら、異なる周波数において同一のグループ通信サービス(同一のTMGI)がSC−PTM伝送及びMBSFN伝送で提供される場合には、SC−PTM伝送の周波数(SC−PTM周波数)及びMBSFN伝送の周波数(MBSFN周波数)のうち何れを優先するかが問題となる。
第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。図11は、第2実施形態に係る動作を示す図である。UE100は、eNB200のセル(サービングセル)においてRRCコネクティッドモード又はRRCアイドルモードにある。
第3実施形態について、第1実施形態及び第2実施形態との相違点を主として説明する。図12は、第3実施形態に係る動作を示す図である。
第3実施形態においては、既存のRRCメッセージであるMBMS興味通知(MBMS Interest Indication)について考慮していなかった。「MBMS Interest Indication」には、UE100がMBMS受信に興味を持つMBMS周波数を示す情報と、ユニキャスト受信よりもMBMS受信を優先することを示す情報と、を含めることが可能である。例えば、eNB200は、「MBMS Interest Indication」に基づいて、RRCコネクティッドモードのUE100が現在の周波数でMBMS受信に興味を持つのであれば、別の周波数へはハンドオーバせず、別の周波数で提供されるMBMSに興味を持つのであれば、当該別の周波数にハンドオーバさせるといった制御を行う。
第4実施形態について、第1実施形態乃至第3実施形態との相違点を主として説明する。図13は、第4実施形態に係る動作を示す図である。第4実施形態においては、UE100がeNB200−1(ソースセル)からeNB200−2(ターゲットセル)へのハンドオーバを行う場合を想定する。
上述した第4実施形態において、UE100が受信に興味を持つグループ通信サービスをターゲットセルが提供していない場合を考慮していなかった。
上述した第4実施形態において、「MBMS Interest Indication」について特に考慮していなかった。現行の仕様上、「MBMS Interest Indication」は、「Handover Request」メッセージ中のUEコンテキスト情報に含まれている。
図14は、第4実施形態の変更例3を示す図である。
第5実施形態について、第1実施形態乃至第4実施形態との相違点を主として説明する。図15は、第5実施形態に係る動作を示す図である。
第6実施形態について、第1実施形態乃至第5実施形態との相違点を主として説明する。図16は、第6実施形態に係る動作を示す図である。
上述した第1実施形態乃至第6実施形態は、別個独立して実施してもよいし、2以上の実施形態を組み合わせて実施してもよい。
(導入)
GC eMBMS検討の一部として、混雑状況を解決するために、MBMSとユニキャストとの間のサービス継続性のための手順がドキュメントされ、更に、サスペンションをサポートする、MSIにおける強化がドキュメントされる。SC−PTM送信の導入について、以下がその1つの目的である。
従って、MBMS、SC−PTM、及びユニキャストの間のサービス継続性をどのように、特にモビリティの観点から、実施するかを理解することが必要である。これは本付記の対象である。
興味のあるGCサービスをUEに提供するために、SC−PTM、MBSFN又はユニキャスを使用すべきか否かをどのエンティティで決定すべきかをまだ決定すべきであるが、3種類の送信の全てが可能であることを仮定してもよく、これらの送信の間のサービス継続性を明確にする必要がある。モビリティシナリオの3種類は、以下に描かれ、アイドルのUEとコネクティッドのUEとの両方に適用可能である。
(シナリオ2:SC−PTM←→SC−PTM)
(シナリオ3:SC−PTMからMBSFNへ)
MBMSが既にアイドルのUEのためにサポートされているので、アイドルUEのためにSC−PTMをサポートしない決定的な理由がない。(本研究において、アイドル及びコネクティッドモードサポートがカバーされる。)
考慮する唯一のサブシナリオは、UEが、興味のあるGCサービスのためにSC−PTMを既に受信している、かつ、UEが、SC−PTMを提供できる隣接セルを再選択する場合の状況である。SC−PTMが隣接セルにおいて提供されていない場合に備えて、ユニキャスト配信を介して興味サービスを受信するために、UEがコネクティッドモードに遷移しなければならないことが予想される。メイク・ビフォア・ブレークのサービスの受信をサポートするために、UEは、興味サービスが既に隣接セルによって提供されるかを決定するための手段を有するべきである。MBSFNの状況と違って、SC−PTM送信がセルベースによってセルで決定されるので、隣接セルが同じMBSFNエリアの一部であるかをUEが決定することは不十分である。サービングセルが、GCサービスが隣接セルにおいて提供されるか否かに関するSIB情報において提供できるかを考慮すべきである。このような情報がないと、UEは、おそらく他の周波数で、隣接セルのSIBを直接的に監視する必要がある。そうでない場合、UEは、SC−PTMが何れの隣接セルにおいても提供されていないことを単純に仮定し得て、コネクティッドに遷移してユニキャストを介して興味サービスを受信する。
シナリオ3は、MBSFNエリア境界の間に主に適用可能である。ただし、UE挙動をよく理解するために、これも対処する必要のあるシナリオである。隣接セルがMBSFNを介して興味のあるGCサービスを提供する時にアイドルのUEがSC−PTM送信を受信していると、UEがSC−PTMからMBSFNに切り替え得ることを仮定してもよい。ただし、これは、UEが、興味サービスがブロードキャスト(SC−PTM又はMBSFN)を介して利用可能であるかを確認するために、SIB13/SIB15と、SC−PTMに関するSIBと、の両方を監視しなければならないことを意味する。
UEが既にSC−PTM送信を介してデータ配信を受信している場合に備えて、興味サービスがこのエリアにおいてMBSFNを介して利用可能ではないと仮定する。しかし、SC−PTMが単一セルのための手段であるので、モビリティを起因にしてサービングセルがUEを隣接セルにハンドオーバする場合において何が発生するかが問題である。これは、ターゲットセルがSC−PTMを介して同じサービスを提供するかに依存し得る。このシナリオを検討する前に、サービングセルが、SC−PTM送信を介して興味サービスを受信することに対するUEの興味を知るべきかを明確にする必要がある。現在、「GCS UEが、MBMSブロードキャストベアラが利用可能であるか否かのエリア間に移動する際に、該UEは、アプリケーションシグナリングを介してGCS ASに、自UEがMBMSブロードキャストベアラ受信から非受信に変更すること、又はその逆を通知し、GCS ASは、必要に応じて、UE個別のEPSベアラを介して、下りリンクアプリケーションシグナリング及びデータ伝送を活性化又は非活性化する。」が記述される。
(SC−PTM→ユニキャスト)
ターゲットセルが、興味サービスのためのSC−PTM送信を提供しない場合において、ユニキャスト配信を介して同じサービスをUEに提供しないといけない、かつ、UEはMBMSベアラ受信からユニキャストベアラ受信に変更したことをGCS ASに通知すべきである。ネットワーク実装に応じて、ユニキャストを介して提供する興味サービスは、ハンドオーバ完了の前又はハンドオーバ完了の後に発生し得る。
ソースセルがSC−PTMを介して興味サービスを提供しない場合に備えて、サービス配信はユニキャストに基づくものである。ユニキャストからSC−PTMへの遷移では、UEは、ハンドオーバ後に、ユニキャストを介して興味サービスを受信し続けるべきである。従って、UEは、ハンドオーバ後に、SC−PTMに関する必要な制御情報を取得した後に、SC−PTM送信を介して同じサービスを受信するのを開始し得る。これはまた、UEがSC−PTMを介してサービスを受信するようにするために、MBMSベアラが確立される必要があることを意味する。
ネットワークの決定に応じて、既にSC−PTM送信を介して同じサービスを受信するUEの数が十分にあるので、ターゲットセルが既にSC−PTMを介して同じサービスを提供することが可能である。シナリオ2では、ターゲットセルがSC−PTM送信を介して興味サービスを提供することを仮定する。従って、提案4が合意される場合、ハンドオーバ後にUEがターゲットセルに自UEの興味を提供する必要がないように、ソースセルが、SC−PTM送信を受信することに対するUEの興味をターゲットセルに通知すべきである。
オプション1では、ハンドオーバに応じてサービスはSC−PTMからユニキャストに移し、続いて、UEは、SC−PTM送信を受信するために、SC−PTMに関する必要な制御情報(例えば、SIB、GCCH等)を復号することで既存のSC−PTM送信に加入し得る。
オプション2では、ハンドオーバの完了に応じて、UEは既存のSC−PTEM送信に直接的に継続し得る。UEがSC−PTMを介して興味サービスを受信することのみに興味を持つ場合、UEに対して、ハンドオーバ後に、サービスのためのユニキャストデータベアラを設立する必要がないかもしれない。ハンドオーバ時の直接SC−PTM to SC−PTM遷移をサポートするために、ターゲットセルは、SC−PTMに関する制御情報を、RRC Connection Reconfigurationの一部としてUEに提供すべきである。UEは、同じ情報を、SIB及びGCCH(サポートすれば)を復号することで取得し得るが、SIB及び/又はGCCHの周期性に応じて、必要な制御情報の取得に伴う遅延が発生し得る。従って、ハンドオーバ完了前に、SC−PTMに関する制御情報を、専用シグナリングを介してターゲットセルがUEに提供すべきである。その後、UEは遅延なしでSC−PTMを直接的に受信し得る。
オプション3では、配信メカニズム(ユニキャスト vs SC−PTM)のための決定はUEに残す。ターゲットセルも興味サービスのためにSC−PTMを送信している場合に備えて、ハンドオーバの完了に応じてSC−PTM上でサービスが継続し得るように、必要な制御情報を取得すること(例えば、サービングセル又は隣接セルのSIBから)は、UEに任せ得る。UEベースのオプションでは、ターゲットセルがSC−PTMを介して興味サービスを提供する限り、UEがユニキャストを介してサービスを受信する必要がない。この挙動は、セクション2.1.1に記載したように、アイドルモードにおけるUE挙動に合わせる。
(SC−PTM→MBSFN:)
上記セクション2.1.2に指摘されるように、このシナリオは、主にMBSFNエリア境界間に適用可能である。この状況において、ソースセルとターゲットセルが、異なるMBSFNエリアに属すると仮定してもよい。ソースセルが既にUEの興味サービスを知っているので,ソースセルは、興味情報を、UEコンテキスト転送の一部としてターゲットセルに提供し得る。しかし、UEの興味についてのソースセルの知識は、MBMS興味指示に基づくものではない。この知識は、GCS ASからの情報又は提案4における新たなSC−PTMに関する興味指示に基づくものであり得る。従って、MBSFNの受信に対するUEの興味をターゲットセルに通知するために、ソースセルがMBMS興味指示を受信する必要があるかを考慮すべきである。或いは、ターゲットセルが同じサービスに関する指示の他の形式を受信することが十分であるかを考慮すべきである。ソースセルがMBSFN受信に対するUEの興味をターゲットセルに通知しない別の可能性がある。UEは、ハンドオーバ完了の後にのみ、MBMS興味指示を提供する。しかし、これは、UEがMBSFN送信を受信することに対する遅延を引き起こし得る。
このシナリオでは、ターゲットセルが興味サービスのためのMBSFN送信を提供しないと仮定する。セクション2.2.1におけるユニキャスト→SC−PTMの状況に対比して、UEが既にユニキャスト配信を介してサービスを受信していない。よって、一旦ユニキャストを介してUEにサービスを提供し、後ほど、ハンドオーバが完了すると、配信メカニズムをSC−PTMに変換する(すなわち、MBSFN→ユニキャスト→SC−PTM)のは、複雑さが大幅に増加することになる。従って、UEがハンドオーバ完了に応じてSC−PTM送信を直接的に受信することを可能にするべきである。これは、セクション2.2.2に記載したSC−PTM→SC−PTMの状況と同様である。複雑さを減らすために、提案8のための決定は、このシナリオにも適用可能であるべきである。
MBSFN送信と違って、SC−PTM送信は単一セルのための手段である。従って、コネクティッド及びアイドルモードの両方においてUEがセルからセルに遷移する時のモビリティシナリオを理解する必要がある。特に、ターゲットセルも興味サービスのためのSC−PTMを送信するシナリオが考慮される。
米国仮出願第62/145897号(2015年4月10日)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
Claims (29)
- RRC(Radio Resource Control)アイドルモードにおいてセル再選択を行う制御部を備え、
前記制御部は、SC−PTM(Single Cell Point to Multi−point)伝送により一の周波数において提供されるグループ通信サービスの受信に興味を持つ場合において、前記一の周波数に属するセルを前記セル再選択時に優先的に選択することを特徴とするユーザ端末。 - MBSFN(Multicast−Broadcast Single−Frequency Network)伝送により前記グループ通信サービスが他の周波数において提供されている場合において、前記制御部は、前記セル再選択時に前記一の周波数及び前記他の周波数の何れを優先するかを判断することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
- セルを管理する基地局であって、
SC−PTM伝送によりグループ通信サービスを提供中の隣接セルに関する情報を、前記セル内のユーザ端末にDL−SCH(Downlink Shared Channel)及びPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を介して送信する制御部を備え、
前記情報は、前記隣接セルの識別子を含むことを特徴とする基地局。 - SC−PTM伝送によりグループ通信サービスが提供されるユーザ端末であって、
前記ユーザ端末が受信に興味を持つグループ通信サービスを示す識別子を含むグループ通信通知を基地局に送信する処理を行う制御部を備えることを特徴とするユーザ端末。 - 前記識別子は、TMGI(Temporary Mobile Group Identity)であることを特徴とする請求項4に記載のユーザ端末。
- 前記制御部は、前記グループ通信通知を送信する条件及びMBMS興味通知を送信する条件の両方が満たされた場合において、前記グループ通信通知の送信を優先することを特徴とする請求項4に記載のユーザ端末。
- 前記制御部は、前記SC−PTM伝送の受信及びユニキャスト伝送の受信の何れを優先するかを示す情報を前記グループ通信通知に含めることを特徴とする請求項4に記載のユーザ端末。
- ソースセルからユーザ端末のハンドオーバが行われるターゲットセルを管理している基地局であって、
前記ターゲットセルが提供しているグループ通信サービスに関するグループ通信制御情報を、前記ソースセルを介して前記ユーザ端末に通知する制御部を備えることを特徴とする基地局。 - 前記制御部は、前記ソースセルを介して前記ユーザ端末に通知されるハンドオーバ指令に、前記グループ通信制御情報を含めることを特徴とする請求項8に記載の基地局。
- 前記グループ通信サービスは、SC−PTM伝送により提供されており、
前記グループ通信制御情報は、前記ユーザ端末がハンドオーバ実行後に前記ターゲットセルから前記SC−PTM伝送を受信するための情報を含むことを特徴とする請求項8に記載の基地局。 - 前記制御部は、前記ユーザ端末が受信に興味を持つグループ通信サービスを示す識別子を含むグループ通信通知を前記ソースセルから受信したことに応じて、前記グループ通信制御情報の通知を行うことを特徴とする請求項8に記載の基地局。
- 前記制御部は、前記ユーザ端末が受信に興味を持つグループ通信サービスが前記ターゲットセルにおいて提供されないと判断した場合において、前記ソースセルを介して前記ユーザ端末に否定応答を通知することを特徴とする請求項11に記載の基地局。
- 前記グループ通信サービスは、MBSFN伝送により提供されており、
前記グループ通信制御情報は、前記ユーザ端末がハンドオーバ実行後に前記ターゲットセルから前記MBSFN伝送を受信するための情報を含むことを特徴とする請求項8に記載の基地局。 - ターゲットセルに対してユーザ端末のハンドオーバを行うソースセルを管理している基地局であって、
前記ユーザ端末が受信に興味を持つグループ通信サービスを示す識別子を含むグループ通信通知を前記ターゲットセルに送信する処理を行う制御部を備えることを特徴とする基地局。 - 前記制御部は、前記ソースセルから前記ターゲットセルに送信されるハンドオーバ要求メッセージに、前記グループ通信通知を含めることを特徴とする請求項14に記載の基地局。
- 前記制御部は、前記ハンドオーバ要求メッセージに前記グループ通信通知及びMBMS興味通知の両方を含めることを特徴とする請求項15に記載の基地局。
- ソースセルからターゲットセルに対してハンドオーバを行うユーザ端末であって、
前記ターゲットセルが提供しているグループ通信サービスに関するグループ通信制御情報を、ハンドオーバ実行前に前記ターゲットセルから取得する処理を行う制御部を備えることを特徴とするユーザ端末。 - 前記制御部は、前記グループ通信制御情報を、前記ソースセルを介して前記ターゲットセルから取得することを特徴とする請求項14に記載のユーザ端末。
- 前記制御部は、前記グループ通信制御情報を、前記ソースセルを介さずに前記ターゲットセルから直接的に取得することを特徴とする請求項14に記載のユーザ端末。
- SC−PTM伝送及びMBSFN伝送の何れかでグループ通信サービスを提供するネットワークに設けられる基地局であって、
前記SC−PTM伝送による特定のグループ通信サービスの提供の有無に関する情報をDL−SCH及びPDSCHを介してユーザ端末に通知する制御部を備え、
前記特定のグループ通信サービスは、TMGI(Temporary Mobile Group Identity)によって表されることを特徴とする基地局。 - 前記制御部は、前記ユーザ端末が受信に興味を持つ前記特定のグループ通信サービスが前記SC−PTM伝送により提供されているか又は前記MBSFN伝送により提供されているかを示す情報を前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項20に記載の基地局。
- 前記制御部は、前記SC−PTM伝送による前記特定のグループ通信サービスの提供がいつ終了するかを示す情報を前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項20に記載の基地局。
- SC−PTM伝送及びMBSFN伝送の何れかでグループ通信サービスが提供されるユーザ端末であって、
前記SC−PTM伝送による特定のグループ通信サービスの提供の有無に関する情報をネットワーク装置から取得する制御部を備えることを特徴とするユーザ端末。 - 前記情報は、前記ユーザ端末が受信に興味を持つ前記特定のグループ通信サービスが前記SC−PTM伝送により提供されているか又は前記MBSFN伝送により提供されているかを示す情報であることを特徴とする請求項23に記載のユーザ端末。
- 前記情報は、前記SC−PTM伝送による前記特定のグループ通信サービスの提供がいつ終了するかを示す情報であることを特徴とする請求項23に記載のユーザ端末。
- 前記制御部は、前記情報に基づいて、前記特定のグループ通信サービスに属するデータを、前記SC−PTM伝送、前記MBSFN伝送、及びユニキャスト伝送の何れで受信するべきかを判断することを特徴とする請求項23に記載のユーザ端末。
- SC−PTM伝送によりグループ通信サービスを提供するソースセルからターゲットセルに対してユーザ端末のハンドオーバを行う場合において、該ハンドオーバに関する通知を前記ソースセル又は前記ターゲットセルから取得する制御部を備えることを特徴とするマルチキャスト制御装置。
- 前記制御部は、前記ターゲットセルに関する情報を含む前記通知を前記ソースセルから取得し、
前記制御部は、前記通知に基づいて、前記ターゲットセルにおいて前記SC−PTM伝送又はMBSFN伝送により前記グループ通信サービスを提供するか否かを判断することを特徴とする請求項27に記載のマルチキャスト制御装置。 - SC−PTM伝送によりグループ通信サービスを提供するソースセルを管理している基地局であって、
前記ソースセルからターゲットセルに対してユーザ端末のハンドオーバを行う場合において、前記ターゲットセルに関する情報をマルチキャスト制御装置に通知する制御部を備えることを特徴とする基地局。
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