JPWO2016157664A1 - 基地局、端末、無線通信システム、無線通信方法 - Google Patents

基地局、端末、無線通信システム、無線通信方法 Download PDF

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Abstract

サブフレームのオーバーヘッドを削減して、スループットの向上を図ることが可能な基地局が提供される。基地局(10)は、端末(20−0〜20−3)と通信を行う。基地局(10)は、サブフレーム毎に、そのサブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定する制御部(12)と、制御部(12)によりサブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、そのサブフレームを割り当てられた端末に送信する通信部(11)と、を備える。

Description

本発明は、基地局、端末、無線通信システム、無線通信方法に関する。
近年、スマートフォンやタブレット等、高機能端末の爆発的な普及に伴い、モバイルネットワークに対して、ネットワーク容量の大幅な拡大が要求されている。そのため、LTE(Long Term Evolution)やLTE−advanced(LTEは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のRelease8及びそれ以降のReleaseを指す)と呼ばれる通信規格において、ネットワーク容量拡大の要求に応えるための規格が定められてきた。具体的には、周波数利用効率をより高めるための通信方式として、下り通信にはOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が採用され、また、複数のキャリアを一括にまとめて伝送・運用することが可能なキャリアアグリゲーション等の規格が定められてきた。しかし、それらを組み合わせるだけでは、昨今のネットワーク容量拡大の要求を満たすことができていない。そのため、次世代の通信規格である5G(Fifth Generation:第5世代)において、ネットワーク容量の更なる拡大のための議論がなされようとしている。5Gは、2020年頃の商用化を目指し、2016年前後から、標準化団体である3GPPにおいて、議論が開始される予定である。
モバイルネットワークにおけるネットワーク容量の飛躍的な拡大を実現するためには、現在用いられている数百メガヘルツバンドや、数ギガヘルツバンドの周波数帯に加え、更に高い数十ギガヘルツバンドの周波数帯を利用する必要がある。5Gが運用される時代になると、大量のアンテナを用いて、ユーザ方向に送信ビームを絞って信号を伝送する、Massive MIMO(Multiple Input Multiple Output)等が採用され、アンテナ数が飛躍的に増えることが想定される。その一方、現状のLTEの仕様では、上述した通り、OFDMが下り通信方式として採用されている。しかし、一般に、OFDMは、送信信号のピーク電力と平均電力との比を表すPAPR(Peak to Average Power Ratio)が大きい通信方式である。そのため、大量のアンテナを用いる場合に、OFDMのようなPAPRが大きい通信方式を採用すると、送信系全体の消費電力が非常に大きくなるという問題が生じる。また、一般に、OFDMにおいては、周波数域における伝搬路のユーザ毎の変動を利用した周波数域パケットスケジューリングが適用される。周波数域パケットスケジューリングは、ユーザ毎に、そのユーザの伝搬路状態が良い(=そのユーザにとって最適な)周波数帯をデータ送信用に割り当て、複数ユーザを同時に多重する方法である。この方法は、一般的には、マルチユーザダイバーシティ効果がある、すなわち、システム全体のスループットの向上に寄与すると考えられている。しかし、その一方では、この方法は、同一の時間リソースに複数ユーザを多重するため、PAPRの更なる増加を引き起こす。従って、例えば、大量のアンテナを用いるようなシステムや、スモールセルにて比較的少数のユーザにサービスを提供するようなシステム等においては、複数ユーザを多重することによるマルチダイバーシティ効果よりも、PAPRを小さくする効果を得る方が望ましいと考えられる。そのため、この種のシステムにおいては、よりPAPRを小さくできるスケジューリング方式(=同時ユーザ多重数が少数)や、よりPAPRの低い(=消費電力が低い)、シングルキャリア伝送方式が適すると考えられる。そのために、5Gにおいては、よりPAPRの小さい通信方式である、シングルキャリア伝送方式が、下り通信方式の一候補として挙がる可能性が高い。より具体的には、ゼロパディングサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式や、ヌルサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式である(ゼロパディングサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式及びヌルサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式は、例えば、非特許文献1に記載されている)。これらのシングルキャリア伝送方式を用いることにより、消費電力を抑えつつ、ネットワーク容量を拡大することが可能となる。以降、サイクリックプレフィックスを、略してCP(Cyclic Prefix)と記述する場合がある。
図1に、ゼロパディングサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式のサブフレーム(subframe)の構成例を示す。また、図2に、ヌルサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式のサブフレームの構成例を示す。ここでは、サブフレームは、ユーザに割り当てられる時間リソースの最小単位を表すとする。また、サンプリング周期は、LTEの20MHzシステムの帯域幅の100倍にあたる3072M sample/sとする。また、サブフレーム長は、LTEの無線フレーム長の10分の一である100μsとする。また、FFT(Fast Fourier Transform)サイズは、2048とする。
図1を参照すると、本例のゼロパディングサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式においては、サブフレームを構成する各ブロックは、FFT単位(本例では、FFT単位長は0.667(=2/3)μs)の長さを有するデータ区間(Data part)と、その後ろに挿入されるCP区間(CP part。本例では、CP長は0.0625μs)と、からなる。そして、このブロックが合計137個連接されて、一つのサブフレームを構成している。なお、データ区間は、データ(Data)、制御情報(Control Information)、又はリファレンス信号(Reference Signal)を送信する区間である。また、CP区間は、本例では、無送信とすることを想定して0を挿入している。また、最後の約0.1μsの区間は、無送信区間として残されている。
また、図2を参照すると、本例のヌルサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式においては、サブフレームを構成する各ブロック自体がFFT単位の長さを有しており、そのFFT単位の中にデータ区間及びCP区間の両方を含む構造になってなる。そして、このブロックが合計150個連接されて、一つのサブフレームを構成している。
なお、図1及び図2の例においては、CP区間は、無送信とすることを想定しているが、直前のデータ区間の一部を繰り返し伝送しても良い。また、CP区間の挿入位置は、データ区間の後ろになっているが、データ区間の前とすることも可能である。
ここで、一般に、無線信号の遅延波の長さは、使用周波数帯や、基地局からユーザの端末までの距離や、その他の様々な要因により決定される。ここでは、説明のため、無線信号の遅延波の長さの最大値(最悪値)を0.06μsと仮定する。その場合、この最悪値に対して、ブロック間干渉を生じさせないために必要なCP長は、少なくとも0.06μsが必要となる。LTEのように、同一の時間リソースに対して複数ユーザを多重することを前提とするシステムにおいては、この最悪値に合わせてCP長を設定し、システム運用をする必要がある。その考え方に基づき、図1及び図2の例においては、最悪値(0.06μs)に0.0025μsのマージンを加えて、CP長を0.0625μsとしている。CPは、ブロック間干渉を抑えるために必要なものであるが、その一方で、オーバーヘッドとなり、スループット低下の原因となる。図1及び図2の例において、1つのブロックに占めるCPのオーバーヘッドの割合は、それぞれ次のように大きくなってしまう。
・ゼロパディングサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式
0.0625/(0.667+0.0625)=8.6%
・ヌルサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式
0.0625/0.667=9.4%
なお、CP区間のCP長を設定する関連技術は、例えば、特許文献1〜4に記載されている。
特開2010−081446号公報 特開2010−110022号公報 特表2010−516066号公報 国際公開第2009/072171号
Shuichi Ohno, "Performance of Single-Carrier Block Transmissions Over Multipath Fading Channels With Linear Equalization", IEEE TRANSACTIONS ON SIGNAL PROCESSING, VOL. 54, NO. 10, OCTOBER 2006
上述したように、図1及び図2の例においては、CP長を、無線信号の遅延波の長さの最悪値に応じた値に固定しているため、オーバーヘッドの割合が非常に大きくなってしまう。このことから、データ等の送信に使用できるデータ区間のデータ長が短くなってしまうため、システム全体のスループットが低下してしまうという問題がある。
そこで本発明の目的の1つは、上述した課題を解決し、サブフレームのオーバーヘッドを削減して、システム全体のスループットの向上を図ることができる基地局、端末、無線通信システム、無線通信方法を提供することにある。
一態様において、基地局は、端末と通信を行う。前記基地局は、サブフレーム毎に、該サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定する制御部と、前記制御部により前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、該サブフレームを割り当てられた端末に送信する通信部と、を備える。
一態様において、端末は、基地局と通信を行う。ここで、前記基地局は、サブフレーム毎に、該サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定するものである。前記端末は、前記端末に割り当てられた前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、前記基地局から受信する通信部を備える。
一態様において、無線通信システムは、端末と、前記端末と通信を行う基地局と、を備える。前記基地局は、サブフレーム毎に、該サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定する制御部と、前記制御部により前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、該サブフレームを割り当てられた端末に送信する通信部と、を備える。
一態様において、無線通信方法は、端末と通信を行う基地局による無線通信方法である。前記無線通信方法では、サブフレーム毎に、該サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定し、前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、該サブフレームを割り当てられた端末に送信する。
一態様において、無線通信方法は、基地局と通信を行う端末による無線通信方法である。ここで、前記基地局は、サブフレーム毎に、該サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定するものである。前記無線通信方法では、前記端末に割り当てられた前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、前記基地局から受信する。
上述の態様によれば、サブフレームのオーバーヘッドを削減して、システム全体のスループットの向上を図ることができるという効果が得られる。
関連技術のゼロパディングサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式のサブフレームの構成例を示す図である。 関連技術のヌルサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式のサブフレームの構成例を示す図である。 実施形態1〜5の無線通信システムの構成例を示す図である。 実施形態1の基地局の構成例を示す図である。 実施形態1の端末の構成例を示す図である。 実施形態1の無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。 実施形態2〜5の基地局の構成例を示す図である。 実施形態2〜5の端末の構成例を示す図である。 実施形態2〜5でサブフレームに設定可能なCP長とそのCP長に対応するCP長識別子とを表すCP長対応テーブルの一例を示す図である。 実施形態2〜5のゼロパディングサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式のサブフレームの概略構成例を示す概念図である。 実施形態2〜5のゼロパディングサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式のサブフレームの具体的な構成例を示すイメージ図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(1)実施形態1
図3に、本実施形態の無線通信システムの構成例を示す。図3を参照すると、本実施形態の無線通信システムは、基地局10と、ユーザ#0〜#3の端末20−0〜20−3と、を備えている。基地局10及び端末20−0〜20−3は、上り通信及び下り通信を行う。なお、図3においては、基地局10のセル10A内に、4つの端末20−0〜20−3(4人のユーザ#0〜#3)が存在することを想定しているが、端末(ユーザ)の数は4には限定されない。また、以下では、端末20−0〜20−3を特定しない場合は、端末20と記述する場合がある。
図4に、本実施形態の基地局10の構成例を示す。図4を参照すると、本実施形態の基地局10は、通信部11と、制御部12と、を備えている。制御部12は、サブフレーム毎に、そのサブフレームに挿入されるCP区間のCP長を可変に設定する。なお、CP区間は、サブフレームに周期的に挿入されることを想定しているが、非周期に挿入されても良い。また、CP長を可変に設定するサブフレームは、上り通信用及び下り通信用のどちらのサブフレームでも良い。上り通信用のサブフレームとする場合は、そのサブフレームに設定されたCP長を、そのサブフレームを割り当てられた端末20に通知する必要がある。また、下り通信用のサブフレームとする場合も、そのサブフレームに設定されたCP長を、そのサブフレームを割り当てられた端末20に通知しなければ、その端末20はどの区間でデータ等が送信されるのかを判断できず、FFTを実行するタイミングを判断できない。そこで、通信部11は、制御部12によりサブフレームに設定されたCP長を識別する識別情報を、そのサブフレームを割り当てられた端末20に送信する。なお、通信部11は、上り通信用サブフレームに挿入されるデータ区間内のデータ等の受信や、下り通信用のサブフレームに挿入されるデータ区間内のデータ等の送信も行う。また、CP区間の挿入位置は、データ区間の前又は後ろのどちらにしても良い。
図5に、本実施形態の端末20−0〜20−3の構成例を示す。図5を参照すると、本実施形態の端末20−0〜20−3は、通信部21を備えている。通信部21は、自己の端末20に割り当てられたサブフレームに設定されたCP長を識別する識別情報を、基地局10から受信する。なお、通信部21は、上り通信用サブフレームに挿入されるデータ区間内のデータ等の送信や、下り通信用のサブフレームに挿入されるデータ区間内のデータ等の受信も行う。
以下、本実施形態の無線通信システムの動作例を、図6を参照して説明する。ここでは、基地局10と端末20−0との間で行われる動作を例に挙げる。図6を参照すると、基地局10の制御部12は、端末20−0に割り当てられたサブフレームに挿入されるCP区間のCP長を可変に設定する(ステップA1)。基地局10の通信部11は、制御部12によりサブフレームに設定されたCP長を識別する識別情報を、端末20−0に送信する(ステップA2)。この識別情報は、端末20−0の通信部21にて受信される。なお、下り通信用のサブフレームのCP長を可変に設定した場合は、以降、基地局10が、そのサブフレームに設定されたCP長に従って、データ等の送信を行う。一方、上り通信用のサブフレームのCP長を可変に設定した場合は、以降、端末20−0が、そのサブフレームに設定されたCP長に従って、データ等の送信を行う。
上述したように本実施形態においては、基地局10は、サブフレーム毎に、そのサブフレームに挿入されるCP区間のCP長を可変に設定する。また、基地局10は、サブフレームに設定されたCP長を識別する識別情報を、そのサブフレームを割り当てられた端末20に送信する。そのため、例えば、特定の端末20に割り当てられるサブフレームのCP長を短くするといった対応が可能となる。従って、サブフレームのオーバーヘッドを削減することができ、データ等の送信に使用できるデータ区間のデータ長を長くすることができることから、システム全体で実効的なスループットの向上を図ることができる。
(2)実施形態2
本実施形態は、実施形態1の構成及び動作をより具体化した例である。本実施形態の無線通信システムは、全体構成については図3の実施形態1と同様であるが、基地局10及び端末20−0〜20−3の構成が異なる。
図7に、本実施形態の基地局10の構成例を示す。図7を参照すると、本実施形態の基地局10は、図4の実施形態1と比較して、記憶部13を追加している。本実施形態においては、後述のように、制御部12によりサブフレームに設定されたCP長を識別する識別情報を、CP長に対応付けられたCP長識別子(CP length Identifier)とする。記憶部13は、CP長識別子とそのCP長識別子に対応するCP長とを表すCP長対応テーブル(後述の図9参照)等を記憶する。
図8に、本実施形態の端末20−0〜20−3の構成例を示す。図8を参照すると、本実施形態の端末20−0〜20−3は、図5の実施形態1と比較して、制御部22及び記憶部23を追加している。記憶部23は、上述したCP長対応テーブル(後述の図9参照)等を記憶する。制御部22は、基地局10からCP長識別子を受信した場合、記憶部23に記憶されたCP長対応テーブルを参照して、基地局10から受信したCP長識別子に対応するCP長を判断する。
以下、本実施形態の無線通信システムの動作を説明する。本実施形態においては、基地局10から端末20−0〜20−3への下り通信を想定し、下り通信用のサブフレームのCP長を可変に設定するとする。また、通信方式として、上述したゼロパディングサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式を用いるとする。また、サンプリング周期、サブフレーム長、FFTサイズ等は、図1及び図2の例と同じとする。
図9に、本実施形態でサブフレームに設定可能なCP長とそのCP長に対応するCP長識別子とを表すCP長対応テーブルの一例を示す。また、図10に、本実施形態のサブフレームの概略構成例を示し、図11に、本実施形態のサブフレームの具体的な構成例を示す。図9を参照すると、本実施形態においては、CP長の切り替えを4段階とし、その切り替えのステップを、図1及び図2の例で固定で設定したCP長0.0625μsを4等分した、0.0625/4=0.015625μsとする。すなわち、基地局10の制御部12は、CP区間のCP長として、0.0625μs、0.046875μs、0.03125μs、0.015625μsの4通りを設定可能であるとする。また、CP長0.0625μs、0.046875μs、0.03125μs、0.015625μsには、それぞれ、0、1、2、3がCP長識別子として割り当てられているとする。図10を参照すると、サブフレーム毎に、そのサブフレームの各ブロックのCP区間には、4通りのCP長のいずれかが設定される。ただし、CP長が変化すると、各ブロックのブロック長も変化し、それにより、サブフレームを構成するブロック数も変化する。そのため、CP長が0.0625μs、0.046875μs、0.03125μs、0.015625μsである場合は、サブフレームを構成するブロック数は、それぞれ、137個、140個、143個、146個となる。なお、図10においては、CP区間は、無送信とすることを想定して0を挿入しているが、直前のデータ区間の一部を繰り返し伝送しても良い。また、CP区間の挿入位置は、データ区間の後ろになっているが、データ区間の前としても良い。また、図11を参照すると、4通りのCP長をそれぞれ設定した場合の各サブフレームの具体的なイメージ図が示されている。
また、本実施形態においては、基地局10のセル10A内に、4つの端末20−0〜20−3(4人のユーザ#0〜#3)が存在することを想定し、4つの端末20−0〜20−3には、それぞれ、サブフレーム#0〜#3が割り当てられるとする。すなわち、サブフレーム#0で端末20−0に対するデータ等が送信され、サブフレーム#1で端末20−1に対するデータが送信され、サブフレーム#2で端末20−2に対するデータ等が送信され、サブフレーム#3で端末20−3に対するデータ等が送信されるとする。また、4つの端末20−0〜20−3との間の下り無線信号の遅延波の長さは、それぞれ、0.015μs、0.015μs、0.03μs、0.06μsであるとする。なお、下り無線信号の遅延波の長さは、任意の方法で求めることができる。例えば、基地局10の制御部12は、上り無線信号を受信する度に、チャネル推定(伝播路推定)処理を行うが、この処理によって上り無線信号の遅延波の長さが分かる。また、上り無線信号と下り無線信号の遅延波の長さは、通常は、ほぼ同じ長さであると考えられる。そこで、基地局10の制御部12は、上記のチャネル推定処理で得られた上り無線信号の遅延波の長さを、下り無線信号の遅延波としても良い。
以上の前提の下で、基地局10の制御部12は、サブフレーム#0〜#3毎にスケジューリングを行う。例えば、サブフレーム#0は、端末20−0に割り当てられ、端末20−0との間の下り無線信号の遅延波の長さは、0.015μsである。また、図9のCP長対応テーブルによれば、0.015μsよりも大きいCP長の中で、最小のCP長は0.015625μsである。そこで、基地局10の制御部12は、サブフレーム#0のスケジューリングにおいては、図9のCP長対応テーブルに従い、サブフレーム#0のCP区間のCP長を0.015625μsに決定する。これにより、サブフレーム#0のデータ区間のデータ長も決定される。基地局10の制御部12は同様にして、サブフレーム#1、#2、#3のCP区間のCP長を、それぞれ、0.015625μs、0.03125μs、0.0625μsに決定する。従って、サブフレーム#0、#1は、図11の一番下のサブフレームの構成になり、サブフレーム#2は、図11の一番下から2番目のサブフレームの構成になり、サブフレーム#3は、図11の一番上のサブフレームの構成になる。
その結果、1つのブロックに占めるサイクリックプレフィックスのオーバーヘッドの割合は、サブフレーム#0〜#3を平均すると、次のようになる。
(0.015625+0.015625+0.03125+0.0625)/4/0.667=4.6875%
よって、本実施形態においては、図1及び図2のCP長が固定の0.0625μsである場合(上記の割合は8.6%)と比較すると、オーバーヘッドを約半分に削減可能となる。また、CP長が、0.0625μs、0.046875μs、0.03125μs、0.015625μsの場合の1サブフレーム内のブロック数は、それぞれ、137、140、143、146となる。このように、ブロック数が増えると、それに従い、データ等の送信に使用できるデータ区間のデータ長が長くなる。従って、実効的なデータスループットの観点では、CP長が固定の0.0625μsである場合と比較すると、CP長が0.046875μs、0.03125μs、0.015625μsである場合は、それぞれ、2.2%、4.4%、6.6%のスループット改善効果が得られることとなる。
ここで、サブフレーム毎(この例の場合、同じ意味で、“端末(ユーザ)毎に”)にCP長を可変に設定した場合、基地局10の制御部12が設定したCP長を、そのサブフレームを割り当てられた端末20に通知しなければ、その端末20はどの区間でデータ等が送信されるのかを判断できず、FFTを実行するタイミングを判断できない。そのため、基地局10の通信部11は、図9に示される、制御部12が設定したCP長に対応する2bitのCP長識別子を端末20に送信する。CP長識別子の送信方法としては、様々な方法が考えられる。例えば、現状のLTE仕様では、サブフレームの先頭から任意数(例えば、1〜4個)分のブロック(ここでいうブロックは、OFDMの場合は、正しくは、OFDM symbolという)のデータ区間において、DCI(Downlink Control Information)と呼ばれる、データ送信に用いられる変調多値数や誤り訂正のコーディングレート等に関する制御情報が載せられて送信される。これをベースにすると、例えば、DCIの中に、“CP length identifier field”というフィールドを追加する。そして、基地局10の制御部12は、DCIの“CP length identifier field”にCP長識別子を含め、そのDCIを通信部11が送信する。これにより、基地局10は、サブフレーム毎に、そのサブフレームを割り当てられた端末20との間の下り無線信号の遅延波の長さを基にCP長を可変に設定し、設定したCP長を端末20に通知することが可能となる。
端末20は、基地局10から制御情報(上述の例では、CP長識別子を含むDCI)を受信すると、まず、その制御情報を復調し、その中に含まれるCP長識別子から、自己の端末20宛のサブフレームに設定されているCP長を判断する。
以下、端末20の動作について具体的に説明する。端末20の制御部22は、基地局10からの制御情報(CP長識別子を含むDCI)を通信部21にて受信すると、その制御情報を復調し、その制御情報に含まれる各情報要素を取り出す。次に、端末20の制御部22は、制御情報から取り出した情報要素のうちのCP長識別子と、記憶部23に記憶されたCP長対応テーブル(図9参照)と、を基に、自己の端末20宛のサブフレームに設定されているCP長を判断する。以降、端末20の制御部22は、そのCP長に従って、以降に送信されてくるデータやリファレンス信号の受信処理を行う。
上述したように本実施形態においては、基地局10は、サブフレーム毎に、そのサブフレームを割り当てられた端末20との間の下り無線信号の遅延波の長さに応じて、そのサブフレームのCP区間のCP長を可変に設定する。また、基地局10は、サブフレームに設定されたCP長を識別するCP長識別子を、そのサブフレームを割り当てられた端末20に送信する。そのため、例えば、遅延波の長さが短い端末20に割り当てられるサブフレームのCP長を短くすることが可能となる。従って、サブフレームのオーバーヘッドを削減することができ、データ等の送信に使用できるデータ区間のデータ長を長くすることができることから、システム全体で実効的なスループットの向上を図ることができる。
なお、本実施形態においては、図9のCP長対応テーブルにおいて、CP長のステップ幅を0.015625μsとし、ステップ数を4としたが、CP長のステップ幅及びステップ数はこれに限定されず、任意に設定可能である。また、CP長のステップ幅は、等間隔としたが、これには限定されない。例えば、遅延波の長さがある値付近に集中していれば、その付近ではステップ幅の間隔を細かくしても良い。
また、本実施形態においては、基地局10は、サブフレーム毎に、CP長を設定する処理や、CP長識別子を制御情報に含めて送信する処理を行うが、遅延波の長さを測定する処理の頻度は、サブフレーム毎に限定されない。基地局10は、CP長を決定する際には、遅延波の長さを測定結果のうちの直近の測定結果を用いてCP長を決定すれば良い。
(3)実施形態3
上述した実施形態2においては、基地局10の通信部11は、サブフレームの先頭から任意数分のブロックのデータ区間において、2bitのCP長識別子を端末20に送信する。そのため、基地局10の通信部11は、2bitのCP長識別子を毎サブフレームで送信する必要があり、制御情報の受信特性が劣化する可能性がある。その一方で、基地局10の制御部12がCP長を決定するための要素である遅延波の長さは、実環境においては、短時間に大きく変動しない場合が多いと考えられる。
そこで本実施形態においては、制御情報の増加を抑えるよう、実施形態2におけるCP長識別子の送信方法に変更を加える。なお、本実施形態の構成自体は実施形態2と同様である。
具体的には、基地局10の制御部12は、端末20が基地局10に接続される際、その端末20との間の下り無線信号の遅延波の長さを測定し、その測定結果を基にCP長を可変に設定し、設定したCP長に対応するCP長識別子を、基地局10から端末20へ送信される接続設定情報に追加する。例えば、LTEの仕様では、接続設定情報としてのRRC(Radio Resource Control) Connection Setup Requestメッセージ内に、“CP length identifier field”というフィールドを追加する。そして、基地局10の制御部12は、RRC Connection Setup Requestメッセージの“CP length identifier field”にCP長識別子を含め、そのRRC Connection Setup Requestメッセージを通信部11が送信する。これにより、実際のデータ通信時においては、基地局10は、端末20との接続時に予め設定したCP長に従ってデータを送信し、端末20も、予め設定されたCP長に従ってデータの受信処理を行えば良い。
上述したように本実施形態においては、基地局10は、端末20との接続時に、その端末20に割り当てられるサブフレームのCP長を設定し、接続設定情報であるRRC Connection Setup RequestメッセージにCP長識別子を含めて送信する。これにより、実施形態2ではサブフレーム毎に実施していた、基地局10がCP長を設定する処理や、CP長識別子を制御情報に含めて送信する処理等を不要とすることができる。その他の効果は実施形態2と同様である。
(4)実施形態4
実施形態2,3においては、基地局10の制御部12は、1つのサブフレームに多重するユーザ数(端末数)を1に限定していた。
これに対して本実施形態においては、基地局10の制御部12は、遅延波の長さに応じて端末20をグループ分けし、同一グループに属する端末20に同一のサブフレームを割り当てる。これにより、ユーザ多重によるPAPRは増加するものの、ユーザ多重を許すことによるスケジューリングの柔軟性を確保することが可能となる。その他の効果は実施形態2と同様である。
なお、本実施形態においては、グループ分けの方法としては、例えば、遅延波の長さに1つ又は複数の閾値を設定し、その閾値で区切られた領域の遅延波の長さを有する端末20同士が同一グループになるよう、グループ分けを行うことが考えられる。また、複数の端末20に同一のサブフレームを割り当てる場合は、基地局10の通信部11は、複数の端末20の全てに対し、そのサブフレームのCP長識別子を送信する。
(5)実施形態5
実施形態2〜4においては、サブフレームに挿入されるデータ等は全て、特定の端末20(特定ユーザ)向けのデータ等である、と仮定していた。しかし、実際のセルラーシステムにおいては、基地局10は、特定のサブフレームにおいて、セル10A内の不特定の端末20(ユーザ)向けのシステム情報を送信し、そのシステム情報をセル10A内の全ての端末20が受信する可能性がある。例えば、LTEの無線通信システムにおいては、10個のサブフレーム(以下、サブフレーム#0〜#9とする)から無線フレームが構成される。このうち、サブフレーム#0と#5において、下り同期を目的とした同期信号(PSS/SSS:Primary Synchronization Signal / Secondary Synchronization Signal)が挿入されたり、また、セル10Aに固有のシステム情報の通知を目的としたPBCH(Physical Broadcast CHannel)の情報が挿入されたりする。このような無線通信システムにおいて、セル10A内の不特定の端末20に送信される情報が挿入されるサブフレームに対しても、実施形態2〜4で説明したCP長を可変とする技術を適用する場合、遅延波が最も長い端末20に合わせて、CP長を設定することになる。しかし、そうすると、オーバーヘッドは削減できず、実施形態2〜4の効果は得られない。そのため、このような無線通信システムにおいて、実施形態2〜4で説明したCP長を可変とする技術を適用するためには、セル10A内の不特定の端末20に対する情報が挿入されるサブフレームと、それ以外のサブフレームと、でふるまいを変える必要がある。
具体的には、まず、下記2種類のサブフレームを定義する。
・CP長を可変に設定可能なサブフレーム(以下、第1サブフレームと称す):PSS/SSS、PBCH等の不特定の端末20向けの情報が挿入されないサブフレーム
・CP長を可変に設定不可なサブフレーム(以下、第2サブフレームと称す):PSS/SSS、PBCH等の不特定の端末20向けの情報が挿入されるサブフレーム
そして、基地局10の制御部12は、前者の第1サブフレームにおいては、実施形態2〜4と同様に、そのサブフレームを割り当てられる端末20との間の下り無線信号の遅延波の長さに応じて、CP長を可変に設定する。一方、基地局10の制御部12は、後者の第2サブフレームにおいては、CP長を可変とせずに、常に、無線通信システムで定義されたCP長の最大値(最悪値)を固定で設定することとする。そのため、第2サブフレームに設定するCP長は、端末20に通知不要である。
上述したように本実施形態においては、基地局10は、無線フレームを構成するサブフレームとして、第1サブフレーム及び第2サブフレームの2種類のサブフレームを定義し、不特定の端末20向けの情報が挿入されない第1サブフレームのみ、CP長を可変に設定する。これにより、サブフレームに不特定の端末20向けの情報が挿入されるような環境においても、実施形態2〜4で説明したCP長を可変とする技術を適用することが可能となる。
なお、本実施形態においては、10個のサブフレーム#0〜#9のうち、サブフレーム#0と#5が、第2サブフレーム(CP長が固定)であり、残りのサブフレームが、第1サブフレーム(CP長が可変)であると、サブフレーム#0〜#9のサブフレームパターンが予め決められているケースを想定していた。そのため、基地局10は、端末20に対し、サブフレームパターンを通知する必要はなかった。
しかし、サブフレームパターンは、予め決められている必要はなく、例えば、周期的に変更しても良い。その場合、基地局10の通信部11は、周期的に、現在のサブフレームパターンを下りシステム情報として端末20に送信し、端末20の通信部21は、その下りシステム情報を受信し、その下りシステム情報に従い、制御部22にてデータ等の受信処理を行うことが考えられる。その場合、サブフレームパターンの送信方法としては、周期分のビット幅を有するビットマップが考えられる。例えば、10ms周期で通知するならば、10ビットのビット幅を有するビットマップを用意し、各ビットで10個分のサブフレームの各々が第1サブフレーム又は第2サブフレームのどちらであるかを示す。例えば、サブフレーム#0〜#9のうち、サブフレーム#0,#1,#5が、第2サブフレーム(CP長が固定)で、それ以外のサブフレームが、第1サブフレーム(CP長が可変)である場合、基地局10の通信部11は、(1,1,0,0,0,1,0,0,0,0)の10ビットからなるビットマップを端末20に通知する。なお、このビットマップにおいて、i番目(i=0,1,…,9)のビットが“0”である場合は、サブフレーム#iは、第1サブフレーム(CP長が可変)となることを意味し、“1”である場合は、サブフレーム#iは、第2サブフレーム(CP長が固定)となることを意味する。
また、基地局10の通信部11は、サブフレームパターンを送信するのではなく、第1サブフレームとなるサブフレーム#0,#1,#5を指定する情報を送信しても良い(例えば、サブフレーム#0,#1,#5の識別情報を任意の方法で送信する等)。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、上記実施形態においては、通信方式として、ゼロパディングサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式を用いて説明してきたが、本発明はこれに限定されず、ヌルサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式や、それ以外のシングルキャリア伝送方式も適用可能である。例えば、本発明をヌルサイクリックプレフィックスシングルキャリア伝送方式に適用した場合、サブフレームを構成するブロックの長さは変わらないものの、ブロックに占めるCP区間のCP長を短くできる。そのため、サブフレームのオーバーヘッドを削減し、スループットの向上を図ることができる。
また、上記実施形態においては、基地局10の通信部11は、制御部12によりサブフレームに可変に設定されたCP長を識別する識別情報として、CP長に対応するCP長識別子、すなわち、CP長の絶対値を端末20に送信していた。しかし、通信部11は、制御部12によりサブフレームに可変に設定されたCP長と、端末20に現時点で設定されているCP長と、の差分を表す相対値を送信しても良い。この場合、端末20に設定されるCP長の初期値は、無線通信システムで定義されたCP長の最大値(最悪値)等に予め決めておくことができる。又は、端末20に設定されるCP長の初期値は、基地局10と端末20との接続時に、基地局10からRRC Connection Setup Requestメッセージで通知しても良い。この場合、以降のCP長の相対値は、DCIで通知することができる。
この出願は、2015年3月31日に出願された日本出願特願2015−071617を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 基地局
10A セル
11 通信部
12 制御部
13 記憶部
20−0〜20−3 端末
21 通信部
22 制御部
23 記憶部

Claims (15)

  1. 端末と通信を行う基地局であって、
    サブフレーム毎に、該サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定する制御部と、
    前記制御部により前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、該サブフレームを割り当てられた端末に送信する通信部と、を備える基地局。
  2. 前記制御部は、
    前記識別情報を、前記サイクリックプレフィックス区間の前又は後ろに挿入されるデータ区間のうち、サブフレームの先頭から任意数分のデータ区間内の制御情報に含め、
    前記通信部は、
    前記識別情報を含む前記制御情報を前記端末に送信する、請求項1に記載の基地局。
  3. 前記制御部は、
    前記端末との接続時に、前記識別情報をRRC(Radio Resource Control) Connection Setup Requestメッセージに含め、
    前記通信部は、
    前記端末との接続時に、前記識別情報を含む前記RRC Connection Setup Requestメッセージを前記端末に送信する、請求項1に記載の基地局。
  4. 前記識別情報は、
    前記制御部により前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長の絶対値を識別する情報である、請求項1から3のいずれか1項に記載の基地局。
  5. 前記識別情報は、
    前記制御部により前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長と、前記端末に現時点で設定されているサイクリックプレフィックス長と、の差分を表す相対値を識別する情報である、請求項1から3のいずれか1項に記載の基地局。
  6. 前記制御部は、
    前記端末との間の無線信号の遅延波の長さを基に、該端末に割り当てられるサブフレームのサイクリックプレフィックス長を可変に設定する、請求項1から5のいずれか1項に記載の基地局。
  7. 前記制御部は、
    前記端末との間の無線信号の遅延波の長さを基に、前記端末をグループ分けし、同一のグループに属する端末に同一のサブフレームを割り当てる、請求項6に記載の基地局。
  8. 前記サブフレームは、
    前記基地局から前記端末への下り通信に用いられるサブフレームであり、
    前記基地局のセル内の不特定の前記端末に送信される情報が挿入されない第1サブフレームと、
    前記基地局のセル内の不特定の前記端末に送信される情報が挿入される第2サブフレームと、の2種類のサブフレームを含み、
    前記制御部は、
    前記第1サブフレーム毎に、該第1サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定し、
    前記通信部は、
    前記制御部により前記第1サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、該第1サブフレームを割り当てられた端末に送信する、請求項1から7のいずれか1項に記載の基地局。
  9. 前記制御部は、
    前記第2サブフレームについては、該第2サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を固定に設定する、請求項8に記載の基地局。
  10. 前記通信部は、
    前記サブフレーム毎に、該サブフレームが前記第1サブフレーム又は前記第2サブフレームのどちらであるかを示すビットからなるビットマップを、前記端末に送信する、請求項8又は9に記載の基地局。
  11. 前記通信部は、
    無線フレームを構成する複数の前記サブフレームのうち前記第1サブフレームを指定する情報を、前記端末に送信する、請求項8又は9に記載の基地局。
  12. 基地局と通信を行う端末であって、
    前記基地局は、サブフレーム毎に、該サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定するものであり、
    前記端末に割り当てられた前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、前記基地局から受信する通信部を備える端末。
  13. 端末と、前記端末と通信を行う基地局と、を備える無線通信システムであって、
    前記基地局は、
    サブフレーム毎に、該サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定する制御部と、
    前記制御部により前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、該サブフレームを割り当てられた端末に送信する通信部と、を備える無線通信システム。
  14. 端末と通信を行う基地局による無線通信方法であって、
    サブフレーム毎に、該サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定し、
    前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、該サブフレームを割り当てられた端末に送信する、無線通信方法。
  15. 基地局と通信を行う端末による無線通信方法であって、
    前記基地局は、サブフレーム毎に、該サブフレームに挿入されるサイクリックプレフィックス区間のサイクリックプレフィックス長を可変に設定するものであり、
    前記端末に割り当てられた前記サブフレームに設定されたサイクリックプレフィックス長を識別する識別情報を、前記基地局から受信する、無線通信方法。
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