JPWO2016132586A1 - 電力変換システム - Google Patents
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Abstract
Description
このため、本発明では、入力電源としての複数の蓄電池のそれぞれの劣化の状態が同じになるように制御し得る電力変換システムを提供することを目的とするものである。
図1は本発明の実施の形態1による電力変換システムの第1の構成ブロック図である。
図に示すように、電力変換システム1は、別の交流電源等の電力系統2と共に、冷蔵庫、照明、TV等の負荷3に接続され、負荷3に電力を供給する。
この電力変換システム1の電源装置としては、太陽電池4を電源とする装置、第1の蓄電池8aを電源とする装置、第2の蓄電池8bを電源とする装置、第3の蓄電池8cを電源とする装置が並列に接続されている。太陽電池4、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8b、第3の蓄電池8cの出力には、太陽電池用DC/DC変換器5、第1の蓄電池用DC/DC変換器9a、第2の蓄電池用DC/DC変換器9b、第3の蓄電池用DC/DC変換器9cがそれぞれ接続されている。そして、太陽電池用DC/DC変換器5、第1の蓄電池用DC/DC変換器9a、第2の蓄電池用DC/DC変換器9b、第3の蓄電池用DC/DC変換器9cの出力は、直流母線6を介してDC/AC変換器7にまとめられている。なお、この実施の形態1では、太陽電池4以外に、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cの3つの蓄電池が並列に接続されている場合を説明しているが、蓄電池を2つ以上接続している場合には同様の状態になる。DC/AC変換器7の出力が、電力変換システム1の出力となる。
図2は、太陽電池4の電力‐電圧特性の例を示す図である。横軸は太陽電池4の電圧値、縦軸は太陽電池4の発電電力値であり、日射量や太陽電池4の温度が異なる3つのケースの電力‐電圧特性を示している。
図2に示すように、太陽電池4は、日射量の変化や温度変化等の周囲状況によって、その電力‐電圧特性が変化し、最大電力点にずれが生じる。このため、MPPT制御では、太陽電池4の出力電圧(動作電圧)を変化させ、電力の増減に基づいて、最大電力が得られる点、すなわち、最適動作電圧を探すという動作を絶えず行い、太陽電池4から最大電力を取り出すようにしている。最大電力点の一般的な探索動作は、山登り法と称され、まず、動作電圧を、例えば微量ΔV増加させて電力差ΔPを演算し、その結果、電力差ΔPが0以上であれば、最大電力点よりも左側(低電圧側)に現在の電圧があるとして、それまでと同じ方向に電圧を変化させる。電圧差ΔPが0以下であれば、最大電力点よりも右側(高電圧側)に現在の電圧があるとして、それまでと逆方向に電圧を変化させるものである。これを繰り返すことによって、最大電力点を探索することができる。以上のように、MPPT制御では、太陽電池4の出力電力が最大となるように、すなわち、太陽電池4の出力電圧が、図2に示す最大電力点となるように制御される。
電圧制御では、太陽電池4の電力‐電圧特性に基づいて電圧制御範囲が予め設定され、その電圧制御範囲内で太陽電池4の電力を引き出すものである。
電圧制御における電圧制御範囲は、図2に示すように、電力‐電圧特性の最大電力点となる電圧より右側の範囲に設定される。仮に、太陽電池4の出力電圧が最大電力点となる電圧(以下、ピーク電圧)より小さくなると、太陽電池4からの出力電力は、単調減少を始め、以降の電圧制御が破綻してしまうため、太陽電池4の出力電圧がピーク電圧以下とならないよう、電圧範囲が設定されている。また、図2に示すように、電力‐電圧特性のピーク電圧は、太陽電池4の周囲状況により随時変化している。従って、周囲状況が変わっても太陽電池4の出力電圧がピーク電圧以下とならないよう、電圧制御範囲の下限値は、電力‐電圧特性のピーク電圧からある程度のマージンを持たせて設定されている。電圧制御は、前記のような電圧制御範囲の中で太陽電池4の出力電圧を制御して電力を引き出している。
電圧制御では、電圧制御範囲の下限値を電力‐電圧特性のピーク電圧からある程度のマージンを持たせているのに対し、MPPT制御では、常に発電電力が最大となるようなピーク電圧を探索している。このため、太陽電池4をMPPT制御で制御することで、より効率よく太陽電池4から発電電力を得ることができる。
まず、電力変換システム1の太陽電池4に対する動作について説明する。
電力変換システム1の通常運転時、制御装置10が、太陽電池4にて電力が発電されているかを確認する。具体的には、太陽電池4の電圧を計測する電圧計(図示せず)の計測値が所定値を超えているかを確認することになる。なお、この所定値は太陽電池4の発電が可能となる値として予め設定されている。そして、太陽電池4の電圧の計測値が所定値を超えていた場合、制御装置10は、電力系統2が停電ではないことを確認する。電力系統2が停電でない場合、制御装置10は、DC/AC変換器7を起動するとともに、太陽電池4からの発電を開始する。DC/AC変換器7の起動により、直流母線6の母線電圧が予め設定された第1の制御目標電圧となるように制御される。また、電力系統2に回生する電力は、DC/AC変換器7を電流制御することでシステム全体を動作させるものとする。なお、電力系統2が停電ではないことを確認する動作については後述する。
制御装置10は、前述のように蓄電池8の充放電についての指示を行う。例えば、制御装置10は、HEMS11から、蓄電池8のステータス情報送信要求を受けると、放電あるいは充電の可否判断結果、および最大放電電力あるいは最大充電電力をHEMS11に通知する。具体的には、前述したように、蓄電池温度、およびSoCに基づき最大充放電電流を算出する。そして、蓄電池8の電圧と、該最大充放電電流から充放電の最大電力を通知する。その際、蓄電池8、および蓄電池用DC/DC変換器9、DC/AC変換器7での損失分を考慮し、HEMS11に通知する。HEMS11は、制御装置10から受信したステータス情報(前記充放電可否情報、および充放電の最大電力量)に基づき、制御装置10に対し、蓄電池8の放電指示(放電電力指示値を含む)、あるいは蓄電池8の充電指示(充電電力指示値を含む)を通知する。なお、実施の形態1では、HEMS11と制御装置10間の通信は、定期的(例えば5分単位)に実施している。これは、蓄電池温度が前述したように充放電を行うことで上昇し、最大充放電電流を絞る、あるいは、充電時にはSoCが所定値に近づき充電電流を絞るなどのケースなどがあり、HEMS11側で、蓄電池8の動作を把握するために実施する。
放電指示の通知を受信した制御装置10は、蓄電池8の電圧を検出する電圧検出装置14にて得られる電圧情報、および蓄電池8の充放電電流を検出する電流検出装置13にて得られる電流情報に基づき、蓄電池8からの実際の放電電力を算出する。算出結果が受信した放電電力指示値となるように、蓄電池用DC/DC変換器9に対する制御指令を出力する。蓄電池用DC/DC変換器9は、制御指令に基づいて動作し、蓄電池8から出力される第3の直流電圧V3を第4の直流電圧V4に変換して出力する。第4の直流電圧V4に変換された蓄電池8からの出力は、DC/AC変換器7を介して電力系統2、負荷3に供給される。ここで、前記の太陽電池4の電力を電力系統2へ出力(回生)する場合と同様、蓄電池8からの電力の電力系統2への出力(回生)は、制御装置10により判断される。制御装置10は、直流母線6の母線電圧を計測する電圧計(図示せず)による母線電圧の計測値が第1の制御目標電圧を超えた場合に、電力系統2に電力を回生するようDC/AC変換器7を制御する。
充電指示の通知を受信した場合、制御装置10は、蓄電池8の電圧を検出する電圧検出装置14にて得られる電圧情報、および蓄電池8の充放電電流を検出する電流検出装置13にて得られる電流情報に基づいて、蓄電池8への実際の充電電力を算出する。算出結果が受信した充電電力指示値となるように、蓄電池用DC/DC変換器9に対する制御指令を出力する。蓄電池用DC/DC変換器9は、制御指令に基づいて動作し、蓄電池8を充電する。
また、通常動作時において、太陽電池4からの発電電力、蓄電池8からの放電電力を電力系統2に出力(回生)する場合の判断、および電力系統2から電力変換システム1内に電力を取り込む(力行)場合の判断は、直流母線6の母線電圧の計測値に基づき行われる。
制御装置10は、通常運転時において、電力系統2の系統電圧を計測する電圧計(図示せず)による計測結果、DC/AC変換器7と電力系統2間を流れる交流電流を計測する電流計(図示せず)による計測結果、および電力系統2に回生するDC/AC変換器7の出力位相から単独運転検出を行う。単独運転検出方法の詳細は、系統連系規定(JEAC9701‐2010)に規定されているものと同様であり、本実施の形態1では詳細な説明を省略する。
以下、電力系統2の停電時における電力変換システム1の動作(以下、自立運転動作と記す)を説明する。
そして、例えば自動的に、電力系統2と、電力変換システム1および負荷3との間に配置されたスイッチ(図示せず)等が切られ、電力系統2と、電力変換システム1および負荷3との接続を切り離す。なお、電力系統2からの切り離しはユーザーが手動で行っても良いことは言うまでもない。
ここで、蓄電池用DC/DC変換器9の電圧制御について説明する。
前記の通り、通常運転時には、DC/AC変換器7により直流母線6の母線電圧が制御されていた。しかし、停電時には、電力系統2からの電力が供給されないため、DC/AC変換器7では母線電圧を制御することはできない。このため、蓄電池8の放電により電力を得て所望の電圧を出力することのできる蓄電池用DC/DC変換器9により、基本的に母線電圧を制御する。具体的には、制御装置10は、母線電圧を計測する電圧計(図示せず)の計測値を得、この計測値が予め設定された第1の制御目標電圧となるように蓄電池用DC/DC変換器9の出力電圧を制御する。
制御装置10は、太陽電池4の電圧を計測する電圧計(図示せず)から得られる計測値により太陽電池4の電圧が所定値以上かを確認する。太陽電池4の電圧が所定値未満の場合は、太陽電池4が発電できないと判断し、太陽電池4の電圧が所定値となるまで待機する。太陽電池4の電圧が所定値以上であった場合は、太陽電池用DC/DC変換器5を電圧制御で起動する。なお、この所定値は太陽電池4の発電が可能となる値として予め設定されたものである。ここでは、通常運転時に太陽電池4の発電が可能かどうかを判断する際に使用した所定値と同じ値に設定しているが、この所定の値は必要に応じて適宜設定すれば良い。
ここで、電圧制御における第2の制御目標電圧は、蓄電池用DC/DC変換器9による母線電圧の目標値である第1の制御目標電圧より大きい値に設定される。
以上により、通常運転時、停電時に係わらず負荷3に電力を供給することが可能である。
まずは、通常運転時における蓄電池8および蓄電池用DC/DC変換器9内部の動作について図1および図7を用いて説明する。
手順1では、制御装置10は、予め設定された所定の期間ごと(本実施の形態1では1日周期)に第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cの劣化検出を実施する。なお、制御装置10は、前述したように劣化検出装置12で計測した充放電時の終止電圧、充放電最大電流値、充放電電流値平均、充放電電力量、蓄電池温度の平均値、最大最小値、SoCが0.8以上の保持時間等(ステータス情報)を、1日単位で情報を収集する。収集したデータはHEMS11に送信する。
・履歴データベース構築法
蓄電池の環境条件と、充電や放電などの使用条件を劣化計測データとして網羅的に扱い、蓄電池の使用履歴から劣化状態を評価する手法である。
・直流抵抗測定法
電流を流していない状態の回復時電圧と、ある一定の放電電流を流した状態の放電時電圧を測定し、回復時電圧と放電時電圧の差分を放電電流で割ることで直流抵抗を求め、直流抵抗の変化から電池劣化を評価する手法である。
・交流インピーダンス測定法
周波数を変えて測定した交流インピーダンスの実数部と虚数部のグラフから、電池各部位の抵抗を求め、抵抗変化から電池劣化を評価する手法である。
・放電曲線解析法
放電曲線を電圧で微分するなどによって特徴づけて、各活物質の容量変化を抽出する手法である。
・充電曲線解析法
充電時のセル電圧変化に対し、開回路電圧に基づき、各活物質の容量と内部抵抗値を変数とした回帰計算を行い、容量と抵抗を求める手法である。
実施の形態1では、HEMS11で劣化検出を行うとしたが、劣化検出装置12で劣化検出のために必要なデータを取得し、制御装置10、劣化検出装置12またはクラウドサーバ(図示せず)内でデータの分析を行うことで、劣化検出を実行するものであっても良い。
次に、図9にあるSoCにおける温度と最大充放電電流の関係を示す。最大充放電電流は蓄電池温度に依存するため、通常状態での使用可能領域は、図9中に実線で示すように台形状で表される。ここで、最大充放電電流に制限を加える場合、図中の一点鎖線のように台形の内側に水平線を加える。また、使用可能温度範囲に制限を加える場合、図中の点線のように台形の内側に斜線を加える。容量維持率が低下するほど、台形のより内側に線を追加し、使用可能領域を狭める。蓄電池の主な劣化要因は、充放電時の温度、充放電電流の大きさ、保存時の電圧、蓄電池温度、充放電深度であるため、劣化が進行し、容量維持率が低下するほど、使用可能温度範囲を狭めるとともに、最大充放電電流、使用可能電圧範囲の内、少なくとも1つの制限を大きくし、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cを運用することにより、劣化を抑制できる。
制御装置10がHEMS11より要求放電電力P0を受け取った場合、制御装置10は、図10のフローチャートに従い、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cからの放電電力を充放電可能電力P1、P2、P3の比率を用い、次のように決定する。
第1の蓄電池8aからの放電電力:P0×P1/(P1+P2+P3)
第2の蓄電池8bからの放電電力:P0×P2/(P1+P2+P3)
第3の蓄電池8cからの放電電力:P0×P3/(P1+P2+P3) ・・・(1)
ここで、式1を用いて第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cからの放電電力を決定した場合の具体的な動作波形図を図11に示す。ただし、充放電可能電力P1、P2、P3がP1>P2>P3を満たすものとする。
制御装置10がHEMS11から要求放電電力P0を受け取った場合、制御装置10は、図12のフローチャートに従い、劣化の進んだ蓄電池の利用頻度を下げるように、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cからの放電電力を決定する。以下、第1の蓄電池8aの劣化進度<第2の蓄電池8bの劣化進度<第3の蓄電池8cの劣化進度として、フローチャートの説明を行う。また、フローチャートの手順で第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cからの放電電力を決定した場合の体的な動作波形を図13に示す。
手順6bでは、制御装置10は、充放電可能電力P1が要求放電電力P0以上であるため、第1の蓄電池8aのみで、要求放電電力P0を放電することができると判断し、第1の蓄電池8aからの放電電力をP0、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cからの放電電力を0として、フローチャートを終了する。
手順6dでは、制御装置10は、要求放電電力P0と第1の蓄電池8aからの放電電力P1との差分P0−P1と2番目に劣化進度の小さい第2の蓄電池8bの充放電可能電力P2との比較を行い、充放電可能電力P2が差分P0−P1以上であれば手順6eへ、充放電可能電力P2が差分P0−P1よりも小さければ手順6fへ移行する。
手順6eでは、制御装置10は、充放電可能電力P2が要求放電電力P0と第1の蓄電池8aからの放電電力P1との差分P0−P1以上であるため、第2の蓄電池8bで、差分P0−P1を放電することができると判断し、第2の蓄電池8bからの放電電力をP0−P1、第3の蓄電池8cからの放電電力を0としてフローチャートを終了する。
手順6gでは、制御装置10は、第3の蓄電池8cからの放電電力をP0−P1−P2としてフローチャートを終了する。
以上のようにして、制御装置10が第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cからの放電電力を決定することによって、図13のように劣化進度の大きい蓄電池の利用頻度を低く抑えることができる。また、劣化進度の大きい蓄電池の利用率も低く抑えることができる。よって、劣化進度の大きい蓄電池の劣化をより抑制することができる。
制御装置10がHEMS11より要求充電電力P0を受け取った場合、制御装置10は、図14のフローチャートに従い、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cへの充電電力を充放電可能電力P1、P2、P3の比率を用い、次のように決定する。
第1の蓄電池8aへの充電電力:P0×P1/(P1+P2+P3)
第2の蓄電池8bへの充電電力:P0×P2/(P1+P2+P3)
第3の蓄電池8cへの充電電力:P0×P3/(P1+P2+P3) ・・・(2)
ここで、式2を用いて第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cへの充電電力を決定した場合の具体的な動作波形図を図15に示す。ただし、充放電可能電力P1、P2、P3がP1>P2>P3を満たすものとする。図15より、充放電可能電力の小さい蓄電池ほど蓄電池への充電電力が小さく抑えられ、また、充電電力の変動も小さいことが分かる。本発明では、劣化の進行した蓄電池ほど使用制限を大きくするため、充放電可能電力が小さくなる。よって、前記のように、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cへの充電電力を決定することで、劣化の進んだ蓄電池への充電電力および充電電力の変動を小さく抑えることができ、劣化の進んだ蓄電池の劣化の進行をより抑制することができる。
制御装置10がHEMS11から要求充電電力P0を受け取った場合、制御装置10は、図16のフローチャートに従い、劣化の進んだ蓄電池への充電電力変動を下げるように、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cからの充電電力を決定する。以下、第1の蓄電池8aの劣化進度<第2の蓄電池8bの劣化進度<第3の蓄電池8cの劣化進度として、フローチャートの説明を行う。また、フローチャートの手順で第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cへの充電電力を決定した場合の具体的な動作波形図を図17に示す。
手順6iでは、制御装置10は、充放電可能電力P3が要求充電電力P0以上であるため、第3の蓄電池8cのみで、要求充電電力P0を充電することができると判断し、第3の蓄電池8cへの充電電力をP0、第1の蓄電池8aおよび第2の蓄電池8bへの充電電力を0として、フローチャートを終了する。
手順6kでは、制御装置10は、要求充電電力P0と第3の蓄電池8cへの充電電力P3との差分P0−P3と2番目に劣化進度の大きい第2の蓄電池8bの充放電可能電力P2との比較を行い、充放電可能電力P2が差分P0−P1以上であれば手順6lへ、充放電可能電力P2が差分P0−P1よりも小さければ手順6mへ移行する。
手順6mでは、制御装置10は、充放電可能電力P2が要求放電電力P0と第3の蓄電池8cへの充電電力P3との差分P0−P3よりも小さいため、第2の蓄電池8bへの充電電力をP2として、手順6nへ移行する。ここで、第2の蓄電池8bへの充電電力をP2とした理由は、手順6jでの第3の蓄電池8cへの充電電力とP3とした理由と同じであり、要求充電電力P0が急増した場合であっても充電電力の変動を抑えるためである。
前述のように、本実施の形態1では、通常運転時、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cは、劣化進度によって決定される最大充放電電流、使用可能電圧範囲、使用可能温度範囲の制限を劣化進度により制御するので、より劣化が進行した蓄電池には、前記制限テーブルにより使用条件に厳しい使用条件を与えるため、高い劣化抑制効果を得ることができる。よって、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cの劣化進行の度合いをほぼ一致させることができる。
停電時、制御装置10は、母線電圧を計測する電圧計(図示せず)の計測値を得、この計測値が予め設定された第1の制御目標電圧となるように蓄電池用DC/DC変換器9の出力電圧を制御すると、説明した。これは、制御装置10が第1の蓄電池用DC/DC変換器9a、第2の蓄電池用DC/DC変換器9bおよび第3の蓄電池用DC/DC変換器9cそれぞれの出力電圧を第1の制御目標電圧とするように、電圧制御を行うことを意味しており、制御装置10は、電圧制御で第1の蓄電池用DC/DC変換器9a、第2の蓄電池用DC/DC変換器9bおよび第3の蓄電池用DC/DC変換器9cを駆動制御する。
前記のように、停電時においても第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cは、劣化進度によって決定される最大充放電電流、使用可能電圧範囲、使用可能温度範囲の制限内で使用されるため、より劣化が進行した蓄電池ほど、より高い劣化抑制効果を得ることができる。よって、第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cの劣化進行をほぼ一致させることができる。
また、本実施の形態1では、太陽電池4や第1の蓄電池8a、第2の蓄電池8bおよび第3の蓄電池8cから供給される直流電力を、DC/AC変換器7にて一旦交流電力に変換し、負荷3に供給する場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、直流母線6から直接負荷3に直流電力を供給する、あるいはDC/DC変換して直流電力を負荷3に供給する、いわゆる直流給電対応の負荷3に供給する構成としても良い。
最後に、本実施の形態1では、各変換器の制御を制御装置10で実施するものとして説明したが、これに限るものでない。例えば、制御装置10は、各変換器の充放電電力または電圧の目標値を決定し、各変換器に内蔵される、または専用の制御回路が各変換器の出力が目標値となるよう制御を行うようにしても良い。
また、蓄電池8を深夜の電力料金の安い時間帯に充電し、昼間の電力料金の高い時間帯に放電するような場合、気温予測情報を取得し、取得した気温情報を元に、深夜に充電する際の終止電圧を決定するように構成しても良いことは言うまでもない。
また、蓄電池劣化の推定方法は、履歴データベース構築法に限るものではなく、「直流抵抗測定法」、「交流インピーダンス測定法」、「放電曲線解析法」、「充電曲線解析法」等、他の方式でも良いことは言うまでもない。
制御装置10は、通常運転時において、電力系統2の系統電圧を計測する電圧計(図示せず)による計測結果、DC/AC変換器7と電力系統2間を流れる交流電流を計測する電流計(図示せず)による計測結果、および電力系統2に回生するDC/AC変換器7の出力位相から単独運転検出を行う。単独運転検出方法の詳細は、系統連系規定(JEAC9701‐2010)に規定されているものと同様であり、本実施の形態1では詳細な説明を省略する。
Claims (11)
- 蓄電池を入力電源として複数の前記蓄電池のそれぞれに設けられ、前記蓄電池を並列運転する複数の蓄電池用電力変換器と、前記蓄電池の各々の劣化情報を取得する劣化情報取得装置と、前記蓄電池の温度情報を検出する温度情報取得装置と、前記劣化情報取得装置による前記蓄電池の劣化情報と前記温度情報取得装置による前記蓄電池の温度情報に基づいて前記蓄電池用電力変換器を制御する制御装置とを備え、複数の前記蓄電池の劣化の状態を一致し得るようにしたことを特徴とする電力変換システム。
- 前記制御装置で前記蓄電池の充放電を制御する際、前記劣化情報取得装置で取得した前記蓄電池の劣化の進度を基に、劣化の進んだ蓄電池は、劣化の進みが遅い蓄電池に対して、使用可能温度範囲を同じ、もしくは狭めるとともに、蓄電池温度に対する最大充放電電流を同じ、もしくは小さくする、あるいは蓄電池温度に対する蓄電池の使用可能電圧範囲を同じ、もしくは狭める、の内から少なくとも1つを使用して前記蓄電池の充放電を制御することを特徴とする請求項1に記載の電力変換システム。
- 前記制御装置は、前記蓄電池の劣化情報、および前記蓄電池の温度情報に基づいて各々の前記蓄電池の充放電電力を決定する運転計画作成手段からの情報を受けることを特徴とする請求項1記載の電力変換システム。
- 前記劣化情報取得装置および前記温度情報取得装置が、前記蓄電池の各々の劣化の進度を推定する劣化推定手段と、前記蓄電池の各々の電圧を検出する電圧検出手段と、前記蓄電池の各々の充放電電流を検出する電流検出手段と、前記蓄電池の各々の温度を計測する温度計測手段、および前記蓄電池の各々の蓄電電力量を計測する蓄電電力計測手段を有し、所定期間内に所定の周期で検出した前記電圧検出手段、前記電流検出手段、前記温度計測手段、および前記蓄電電力計測手段における各種計測結果をデータベース化し、データベース化したデータを元に、前記劣化推定手段において前記蓄電池の各々の劣化の進度を推定し、前記制御装置によって前記蓄電池の充放電を制御することを特徴とする請求項1に記載の電力変換システム。
- 前記蓄電池をフル放電の状態から満充電させるよう制御し、前記蓄電池の電池容量を計測する蓄電池容量計測手段を有し、前記劣化推定手段は前記蓄電池容量計測手段により計測した前記蓄電池の電池容量を元に、前記蓄電池の劣化の進度の推定結果を補正することを特徴とする請求項4に記載の電力変換システム。
- 前記劣化情報取得装置で取得した前記蓄電池の各々の劣化の進度に基づき、前記制御装置で前記蓄電池を制御する際、前記蓄電池の各々に前記最大充放電電流、前記使用可能電圧範囲、前記使用可能温度範囲の少なくとも1つを制限するための制限テーブルを備え、前記制限テーブルに基づき前記蓄電池の各々の充放電を制御するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の電力変換システム。
- 外部と通信する通信手段を有し、前記蓄電池の各々に準備した前記制限テーブルは、前記通信手段を経由して外部より書き換えられるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の電力変換システム。
- 前記運転計画作成手段が、前記制御装置より入力される充放電可能電力に基づいて、前記蓄電池の各々の充放電電力を決定することを特徴とする請求項3に記載の電力変換システム。
- 前記運転計画作成手段が、前記制御装置より入力される充放電可能電力量に基づいて、前記蓄電池の各々の充放電電力を決定することを特徴とする請求項3に記載の電力変換システム。
- 前記運転計画作成手段が、前記蓄電池の各々の放電電力を決定する際に、劣化の進行が最も小さい前記蓄電池に放電電力を割り当て、不足が出た場合は、劣化の進行が小さい前記蓄電池から順番に、放電を行う前記蓄電池を追加することを特徴とする請求項3に記載の電力変換システム。
- 前記運転計画作成手段が、前記蓄電池の各々の充電電力を決定する際に、劣化の進行が最も大きい前記蓄電池に充電電力を割り当て、不足が出た場合は、劣化の進行が大きい前記蓄電池から順番に、充電を行う前記蓄電池を追加することを特徴とする請求項3に記載の電力変換システム。
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