JPWO2016093256A1 - 対象情報管理システム、通信中継装置、及び、通信中継プログラム - Google Patents

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Abstract

対象情報管理装置において対象情報提供装置における対象情報の送受信を制御できるとともに、通信中継装置に負荷をかけることなく、効率的な対象情報の送受信を行うことができる対象情報管理システムを提供する。通信中継装置130は、トラップ作動状態管理装置120から作動状態送信要求情報を取得し、自身と直接的に通信できるトラップ作動状態提供装置110の全てに同報作動状態送信要求情報を、送信し、次回の作動状態送信要求時刻を、自身と直接的に通信できるトラップ作動状態提供装置110の全てに提供し、作動状態送信要求時刻に従って、自らをスリープ状態とする。トラップ作動状態提供装置110は、スチームトラップTの作動状態を取得し、通信中継装置130から同報作動状態送信要求情報を取得すると、作動状態を作動状態情報として通信中継装置130に送信し、作動状態送信要求時刻に従って、自らをスリープ状態とする。

Description

本願は、対象情報を送受信することによって対象情報を管理する対象情報管理システムに関し、特に、通信中継装置を用いるものに関する。
プロセスシステム構成機器作動状態管理システムを用いるプラント等のプロセスシステムでは、スチームトラップ等のプロセスシステム構成機器が多数存在する。これらプロセスシステム構成機器の作動状態を管理するために、無線ネットワークを介した、プロセスシステム構成機器作動状態管理システムが存在する。プロセスシステム構成機器作動状態管理システムでは、プロセスシステム構成機器から作動状態を取得する作動状態提供装置、及び、各作動状態提供装置から作動状態の提供を受け管理する作動状態管理装置は、それぞれ個別の計時回路を有している。このため、各作動状態提供装置と作動状態管理装置との間で、送受信のタイミングを一致させるために、それぞれの計時回路の間で同期をとった上で、作動状態情報の送受信を行っている。
従来の対象情報管理システムについて、図19に示すンサデータ収集システムを適用した制御システムを用いて説明する。センサデータ収集システムを適用した制御システムは、センサ子機1a,1b,1c,1dと、無線親機2と、制御装置3と、環境制御機器4(例えば照明器具5及び空調機器6など)とを備えている。
この制御システムでは、制御対象のエリア内に配置されたセンサ子機1a,1dによって照度が測定され、センサ子機1b,1cの各々で温湿度が測定される。
無線親機2は、複数台のセンサ子機1から送信されたデータが衝突しないように、センサ子機1の送信タイミングをずらすオフセット時間を決定し、決定したオフセ
ット時間をセンサ子機1に送信する。
無線親機2は、センサ子機1から測定データを受信すると、受信した測定データを、記憶部25内でセンサ子機毎に割り当てられた記憶領域に一旦記憶させる。制御装置3のCPU30は、環境制御機器4の制御に利用するため、所定のタイミングで通信部31から無線親機2へデータ送信要求を送信させる。このデータ送信要求が無線親機2の有線通信部23に受信されると、有線通信部23からMCU20へデータ送信要求が出力され、MCU20は、記憶部25から所望のセンサ子機1の測定データを読み出して、有線通信部23から制御装置3へと送信させる(以上、特許文献1参照)。
特開2014−107762号公報
前述の制御システムには、以下に示すような改善すべき点がある。無線親機2とセンサ子機1との間での測定データの送受信と、制御装置3と無線親機2との間での測定データの送受信とは、互いに影響されることなく、独立で実施される。このため、測定データの送受信に際し、無線親機2に負荷がかかる、という改善すべき点がある。特に、無線親機2を測定データの送受信の間だけ動作させ、その他の時にはいわゆるスリープ状態とする場合、無線親機2の動作が煩雑となり、相当な負荷がかかる、という改善すべき点がある。
また、無線親機2とセンサ子機1との間での測定データの送受信と、制御装置3と無線親機2との間での測定データの送受信とは、独立で実施されるため、最終的に測定データを収集する制御装置3において、全ての測定データの送受信を制御できない、という改善すべき点がある。例えば、制御装置3から、センサ子機1における測定データの送受信のタイミングを変更することはできないため、センサ子機1の増加、減少によるネットワーク構成の変更に対応できない。
さらに、無線親機2において、無線親機2とセンサ子機1との間での測定データの送受信と、制御装置3と無線親機2との間での測定データの送受信との間で衝突が生じないようにしなければ、効率的な送受信を行えない、という改善すべき点がある。
そこで、本願は、対象情報管理装置において対象情報提供装置における対象情報の送受信を制御できるとともに、通信中継装置に負荷をかけることなく、効率的な対象情報の送受信を行うことができる対象情報管理システムを提供することを目的とする。
また、本願は、対象情報管理装置において対象情報提供装置における対象情報の送受信を制御できるとともに、負荷をかけることなく、効率的な対象情報の送受信を行うことができる通信中継装置を提供することを目的とする。
本願における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
本願に係る対象情報管理システムは、対象情報管理装置、複数の対象情報提供装置、及び、前記対象情報管理装置と前記対象情報提供装置との間の通信を中継する通信中継装置を有する対象情報管理システムにおいて、前記対象情報管理装置は、前記通信中継装置に対して、所定の前記対象情報提供装置が有する前記対象情報を送信するよう要求する送信要求情報を生成する送信要求情報生成部、前記送信要求情報を送信する管理送信部、を有し、前記通信中継装置は、前記送信要求情報を受信する中継受信部、前記送信要求情報を受信すると、自らと直接的に通信する前記対象情報提供装置の全てに対して、前記対象情報の送信を要求する同報送信要求情報を生成する同報送信要求情報生成部、前記同報送信要求情報を送信する中継送信部、を有し、前記対象情報提供装置は、前記同報送信要求情報を受信する提供受信部、前記同報送信要求情報を受信すると、前記対象情報を、前記同報送信要求情報を送信した前記通信中継装置に、送信する提供送信部、を有し、前記通信中継装置は、さらに、前記中継受信部を介して、前記対象情報を受信すると、受信した前記対象情報を、一時的に記憶保持し、一時的に記憶保持した前記対象情報を用いて生成される中間収集対象情報であって、前記中継送信部を介して、前記対象情報管理装置に送信されるものを生成する中間収集対象情報生成部、を有する。
これにより、対象情報管理装置からの送信要求にしたがって通信中継装置が対象情報提供装置から対象情報を中間収集し、対象情報管理装置に提供するので、対象情報管理装置において、対象情報の送受信を制御できる。また、通信中継装置は、対象情報管理装置からの送信要求によって、対象情報提供装置から対象情報を中間収集し、対象情報管理装置へ提供する一連の処理を実行するので、負荷なく、効率的な対象情報の送受信を行うことができる。
本願に係る通信中継装置は、対象情報管理装置、複数の対象情報提供装置、及び、通信中継装置を有する対象情報管理システムにおいて、前記対象情報管理装置と前記対象情報提供装置との間の通信を中継する前記通信中継装置であって、前記対象情報管理装置が、前記通信中継装置に対して、所定の前記対象情報提供装置が有する前記対象情報を送信するよう要求する送信要求情報を受信する中継受信部、自身に対する前記送信要求情報を受信すると、自らと直接的に通信する前記対象情報提供装置の全てに対して、前記対象情報の送信を要求する同報送信要求情報を生成する同報送信要求情報生成部、前記同報送信要求情報を送信する中継送信部、前記中継受信部を介して、前記対象情報提供装置から前記対象情報を受信すると、受信した前記対象情報を、一時的に記憶保持し、一時的に記憶保持した前記対象情報を用いて生成される中間収集対象情報であって、前記中継送信部を介して、前記対象情報管理装置に送信されるものを生成する中間収集対象情報生成部、を有する。
これにより、対象情報管理装置からの送信要求にしたがって通信中継装置が対象情報提供装置から対象情報を中間収集し、対象情報管理装置に提供するので、対象情報管理装置に、対象情報の送受信を制御させることができる。また、通信中継装置は、対象情報管理装置からの送信要求によって、対象情報提供装置から対象情報を中間収集し、対象情報管理装置へ提供する一連の処理を実行するので、負荷なく、効率的な対象情報の送受信を行うことができる。
本願に係る通信中継装置は、前記中継受信部を介して、次回送信要求時刻を有する前記送信要求情報を受信すると、前記次回送信要求時刻を次回送信要求時刻情報として記憶保持し、前記次回送信時刻に合わせて、前記中継受信部の通信待機状態を開始し、及び、終了する受信待機制御部、を有する。
これにより、対象情報の送受信を行わないときには、中継受信部の動作を停止できるため、通信中継装置を省電力化できる。
本願に係る通信中継装置では、前記受信待機制御部は、さらに、自身以外の前記通信中継装置であって、前記対象情報管理システムにおいて自身の下位に属するものに対する前記送信要求情報であって、前記次回送信要求時刻を有するものを受信すると、前記次回送信要求時刻を次回送信要求時刻情報として記憶保持し、前記次回送信時刻に合わせて、前記中継受信部の通信待機状態を開始し、及び、終了すること、を特徴とする。
これにより、通信中継装置が複数階層を形成している対象情報管理システムであっても、対象情報を送受信できる。
本願に係る通信中継プログラムは、コンピュータを、対象情報管理装置、複数の対象情報提供装置、及び、通信中継装置を有する対象情報管理システムにおいて、前記対象情報管理装置と前記対象情報提供装置との間の通信を中継する前記通信中継装置と機能させる通信中継プログラムであって、前記コンピュータを、前記対象情報管理装置が、前記通信中継装置に対して、所定の前記対象情報提供装置が有する前記対象情報を送信するよう要求する送信要求情報を受信する中継受信部、自身に対する前記送信要求情報を受信すると、自らと直接的に通信する前記対象情報提供装置の全てに対して、前記対象情報の送信を要求する同報送信要求情報を生成する同報送信要求情報生成部、前記同報送信要求情報を送信する中継送信部、前記中継受信部を介して、前記対象情報提供装置から前記対象情報を受信すると、受信した前記対象情報を、一時的に記憶保持し、一時的に記憶保持した前記対象情報を用いて生成される中間収集対象情報であって、前記中継送信部を介して、前記対象情報管理装置に送信されるものを生成する中間収集対象情報生成部、として機能させる。
これにより、対象情報管理装置からの送信要求にしたがって通信中継装置が対象情報提供装置から対象情報を中間収集し、対象情報管理装置に提供するので、対象情報管理装置において、対象情報の送受信を制御できる。また、通信中継装置は、対象情報管理装置からの送信要求によって、対象情報提供装置から対象情報を中間収集し、対象情報管理装置へ提供する一連の処理を実行するので、負荷なく、効率的な対象情報の送受信を行うことができる。
ここで、特許請求の範囲における構成要素と、実施例における構成要素との対応関係を示す。特許請求の範囲における「対象情報管理システム」は、実施例における「トラップ作動状態管理システム100」に対応する。また、特許請求の範囲における「対象情報提供装置」は、実施例における「トラップ作動状態提供装置110」に対応する。また、特許請求の範囲における「対象情報管理装置」は、実施例における「トラップ作動状態管理装置120」に対応する。また、特許請求の範囲における「通信中継装置」は、実施例における「通信中継装置130」に対応する。
また、特許請求の範囲における「送信要求情報生成部」は、実施例における「CPU120a」、「メモリ120b」、「HDD120c」に、特許請求の範囲における「管理送信部」は実施例における「CPU120a」、「メモリ120b」、「HDD120c」、「無線通信回路120h」に、それぞれに対応する。また、特許請求の範囲における「中継受信部」は実施例における「CPU130a」、「メモリ130b」、「無線通信回路130h」に、特許請求の範囲における「同報送信要求情報生成部」は実施例における「CPU130a」、「メモリ130b」に、特許請求の範囲における「中間収集対象情報生成部」は実施例における「CPU130a」、「メモリ130b」に、特許請求の範囲における「受信待機制御部」は実施例における「CPU130a」、「メモリ130b」、「計時回路130j」に、特許請求の範囲における「中継送信部」は実施例における「CPU130a」、「メモリ130b」、「無線通信回路130h」に、それぞれに対応する。さらに、特許請求の範囲における「提供受信部」は実施例における「CPU110a」、「メモリ110b」、「無線通信回路110h」に、特許請求の範囲における「提供送信部」は実施例における「CPU110a」、「メモリ110b」、「無線通信回路110h」に、それぞれ対応する。
本願に係る対象情報管理システムの一実施例であるトラップ作動状態管理システム100の構成を示す図である。 トラップ作動状態提供装置110の外観構成を示す図である。 トラップ作動状態提供装置110をスチームトラップTに取り付けた状態示す図である。 トラップ作動状態提供装置110のハードウェア構成を示す図である。 トラップ作動状態管理装置120のハードウェア構成を示す図である。 通信中継装置130のハードウェア構成を示す図である。 作動状態情報のデータ構造を示す図である。 作動状態送信要求時刻情報のデータ構造を示す図である。 作動状態送信要求予定情報のデータ構造を示す図である。 作動状態送信要求時刻情報のデータ構造を示す図である。 作動状態情報DBのデータ構造を示す図である。 同報装置情報のデータ構造を示す図である。 中間収集作動状態情報のデータ構造を示す図である。 中継作動状態送信要求時刻情報のデータ構造を示す図である。 トラップ作動状態管理装置120の動作を示すフローチャートである。 通信中継装置130の動作を示すフローチャートである。 通信中継装置130の動作を示すフローチャートである。 トラップ作動状態提供装置110の動作を示すフローチャートである。 従来の対象情報管理システムを示す図である。
以下、本願に係る対象情報管理システムの実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。本発明に係るプロセスシステム構成機器作動状態管理システムの一実施例として、蒸気システムに用いられるスチームトラップの作動状態を提供するトラップ作動状態管理システムについて説明する。
第1 トラップ作動状態管理システム100のハードウェア構成
トラップ作動状態管理システム100について、図1を用いて説明する。トラップ作動状態管理システム100は、工場やプラント等に形成されるプロセスシステムに分散配備される多数のスチームトラップTの作動状態(対象情報)を、無線通信を用いて管理するシステムである。トラップ作動状態管理システム100は、トラップ作動状態提供装置110、トラップ作動状態管理装置120、及び、通信中継装置130を有している。
トラップ作動状態管理装置120は、トラップ作動状態提供装置110が有する作動状態を送信するように要求する作動状態送信要求情報を通信中継装置130に送信し、トラップ作動状態提供装置110から作動状態情報を中間収集した通信中継装置130から作動状態情報を取得することによって、各スチームトラップTの作動状態情報を管理し、各スチームトラップTの作動状態を判断する。また、トラップ作動状態管理装置120は、次回の作動状態送信要求時刻を、通信中継装置130に提供する。
通信中継装置130は、作動状態を送信するよう要求する同報作動状態送信要求情報を、自身と直接的に通信できるトラップ作動状態提供装置110の全てに対して、送信する。また、通信中継装置130は、次回の作動状態送信要求時刻を、自身と直接的に通信できるトラップ作動状態提供装置110の全てに対して、提供する。通信中継装置130は、作動状態送信要求時刻にしたがって、自らをスリープ状態とする。
トラップ作動状態提供装置110は、プロセスシステムを構成する各スチームトラップTに設置される。トラップ作動状態提供装置110は、スチームトラップTの作動状態を取得する。また、トラップ作動状態提供装置110は、通信中継装置130から同報作動状態送信要求情報を取得すると、取得した作動状態を作動状態情報として通信中継装置130に送信する。さらに、トラップ作動状態提供装置110は、作動状態送信要求時刻にしたがって、自らをスリープ状態とする。
これにより、トラップ作動状態管理装置120からの作動状態送信要求にしたがって、通信中継装置130がトラップ作動状態提供装置110から作動状態情報を中間収集し、中間収集した作動状態情報をトラップ作動状態管理装置120に提供するので、トラップ作動状態管理装置120において、作動状態情報の送受信を制御できる。また、通信中継装置130は、トラップ作動状態管理装置120からの作動状態送信要求によって、トラップ作動状態提供装置110から作動状態情報を中間収集し、トラップ作動状態管理装置120へ提供する一連の処理を実行するので、トラップ作動状態管理装置120は、トラップ作動状態提供装置110と直接通信することなく、通信中継装置130と通信すればいいので、負荷なく、効率的な作動状態情報の送受信を行うことができる。
第2 トラップ作動状態提供装置110の構成
1.トラップ作動状態提供装置110外観構成
トラップ作動状態提供装置110の外観構成について、図2を用いて説明する。トラップ作動状態提供装置110は、センサ部P101、電装部品配置部P103、及び、中間軸部P105を有している。
センサ部P101は、スチームトラップTの作動状態を、各種センサを用いて、電気信号として検出する。センサ部P101は、内部に、スチームトラップTの作動状態、例えば、振動や温度、を検出する振動センサ、温度センサ等、各種のセンサを有している。なお、センサ部P101の詳細な構造については記載を省略する。
電装部品配置部P103は、センサ部P101で検出した作動状態に関する電気信号を増幅し、作動状態情報として、他の通信機器に提供するための無線通信回路110h(図示せず)をはじめとする各種回路を有している。なお、電装部品配置部P103に配置されるトラップ作動状態提供装置110のハードウェア構成については後述する。
中間軸部P105は、円筒状のフレキシブルパイプ116、及び、フレキシブルパイプ116の内部に配置されるケーブル(図示せず)を有している。なお、フレキシブルパイプ116の内部に配置されるケーブルは、電装部品配置部P103が有する電装部品とセンサ部P101が有する各センサとを電気的に接続する。また、中間軸部P105のフレキシブルパイプ116は、センサ部P101、電装部品配置部P103、それぞれと、下部袋ナットN101、上部袋ナットN103を用いて、接続される。
なお、図3に示すように、トラップ作動状態提供装置110は、所定の固定装置HFを用いて、スチームトラップTに固定される。トラップ作動状態提供装置110をスチームトラップTに固定する際には、センサ部P101の先端Fが、スチームトラップTの例えば入口部に接するように固定する。これにより、スチームトラップTは、先端Fを介して、各種センサから、スチームトラップTの作動状態を取得する。
2.トラップ作動状態提供装置110のハードウェア構成
次に、図2に示すトラップ作動状態提供装置110の電装部品配置部P103の内部に配置される電装部品のハードウェア構成について図4を用いて説明する。
図4に示すように、トラップ作動状態提供装置110は、CPU110a、メモリ110b、無線通信回路110h、センサ通信回路110i、及び、計時回路110jを有している。
CPU110aは、メモリ110bに記録されているオペレーティング・システム(OS)、トラップ作動状態情報提供プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ110bは、CPU110aに対して作業領域を提供する。また、メモリ110bは、オペレーティング・システム(OS)、トラップ作動状態情報提供プログラム等その他のアプリケーションのプログラム、及び、作動状態情報(図7参照)、作動状態送信要求時刻情報(図8参照)、作動状態提供予定情報、システム構成機器ID等の各種データを記録保持する。なお、各種データについては後述する。
無線通信回路110hは、無線通信によって、トラップ作動状態管理装置120等の外部の通信機器とのデータの送受信を行う。センサ通信回路110iは、トラップ作動状態提供装置110に配置されている温度センサ、振動センサ等の各種センサと接続され、各種センサからスチームトラップTの作動状態情報を取得する。計時回路110jは、所定のクロックを発生し、トラップ作動状態提供装置110の基準となる時刻を計時する。
第3 トラップ作動状態管理装置120のハードウェア構成
トラップ作動状態管理装置120のハードウェア構成について図5を用いて説明する。 図5に示すように、トラップ作動状態管理装置120は、CPU120a、メモリ120b、ハードディスクドライブ120c(以下、HDD120cとする)、キーボード120d、マウス120e、ディスプレイ120f、光学式ドライブ120g、無線通信回路120h、及び、計時回路120jを有している。
CPU120aは、HDD120cに記録されているオペレーティング・システム(OS)、トラップ作動状態情報管理プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ120bは、CPU120aに対して作業領域を提供する。HDD120cは、オペレーティング・システム(OS)、トラップ作動状態情報管理プログラム等その他のアプリケーションのプログラム、及び、作動状態情報データベース(以降、作動状態情報DBとする:図11参照)、作動状態送信要求予定情報(図9参照)、上位通信中継装置情報、通信待機時間情報、システム構成機器ID等の各種データを記録保持する。なお、各種データについては後述する。
キーボード120d、マウス120eは、外部からの命令を受け付ける。ディスプレイ120fは、ユーザーインターフェイス等の画像を表示する。光学式ドライブ120gは、トラップ作動状態情報管理プログラムが記録されている光学式メディア120pからトラップ作動状態情報管理プログラムを読み取り、また、他の光学式メディアからその他のアプリケーションのプログラムを読み取る等、光学式メディアからのデータの読み取りを行う。無線通信回路120hは、無線通信によって、トラップ作動状態提供装置110等の外部の通信機器とのデータの送受信を行う。計時回路120jは、所定のクロックを発生し、トラップ作動状態管理装置120の基準となる時刻を計時する。
第4 通信中継装置130のハードウェア構成
通信中継装置130のハードウェア構成について図6を用いて説明する。通信中継装置130は、CPU130a、メモリ130b、無線通信回路130h、及び、計時回路130jを有している。
CPU130aは、メモリ130bに記録されているオペレーティング・システム(OS)、通信中継プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ130bは、CPU130aに対して作業領域を提供する。また、メモリ130bは、オペレーティング・システム(OS)、通信中継プログラム等その他のアプリケーションのプログラム、及び、同報装置情報(図12参照)、中間収集作動状態情報(図13参照)、中継作動状態送信要求時刻情報(図14参照)、通信待機時間情報、システム構成機器ID等、各種データを記録保持する。なお、各種データについては後述する。無線通信回路130hは、無線通信によって、トラップ作動状態提供装置110とトラップ作動状態管理装置120との間でのデータの送受信を中継する。計時回路130jは、所定のクロックを発生し、通信中継装置130の基準となる時刻を計時する。
第5 データ
トラップ作動状態管理システム100で用いる主なデータについて、図7〜図10を用いて説明する。
1.作動状態情報
作動状態情報は、所定時刻におけるスチームトラップTの作動状態、例えば、温度や振動、を示す情報である。作動状態情報は、各種センサを介してトラップ作動状態提供装置110によって取得され、メモリ110bに記憶保持される。
作動状態情報のデータ構造を図7に示す。作動状態情報は、作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、及び、作動状態値取得時刻記述領域を有している。作動状態種別記述領域には、作動状態の種別が記述される。作動状態値記述領域には、作動状態を取得する際に使用するセンサのセンサ値が記述される。作動状態値取得時刻記述領域には、作動状態値を取得した時に計時回路110jが示す時刻が記述される。
2.作動状態送信要求時刻情報
作動状態送信要求時刻情報は、トラップ作動状態提供装置110がトラップ作動状態管理装置120から作動状態を送信するよう要求される時刻を示す情報である。作動状態提供時刻情報は、トラップ作動状態提供装置110によって生成され、メモリ110bに記憶保持される。
作動状態送信要求時刻情報のデータ構造を図8に示す。作動状態送信要求時刻情報(後述)は、作動状態送信要求時刻記述領域、通信待機開始時刻記述領域、及び、通信待機終了時刻記述領域を有している。作動状態送信要求時刻記述領域には、作動状態情報の送信が要求される作動状態送信要求時刻が記述される。なお、作動状態送信要求時刻は、トラップ作動状態提供装置110が通信中継装置130から取得する同報作動状態送信要求情報(後述)の次回作動状態送信要求時刻(後述)が記述される。通信待機開始時刻記述領域には、同報作動状態送信要求情報を取得するために、無線通信回路110hの通信待機状態を開始する通信待機開始時刻が記述される。通信待機開始時刻記述領域には、無線通信回路110hの待機状態を終了する通信待機終了時刻が記述される。なお、通信待機開始時刻、及び、通信待機終了時刻は、予定作動状態提供時刻毎に、トラップ作動状態提供装置110によって算出される。また、通信待機開始時刻、通信待機終了時刻は、トラップ作動状態提供装置110が、通信中継装置130から、ひいてはトラップ作動状態管理装置120から、取得する作動状態送信要求情報の次回作動状態送信要求時刻に対して所定時間前、所定時間後の時刻として設定される。
3.作動状態送信要求予定情報
作動状態送信要求予定情報は、トラップ作動状態管理装置120が、各通信中継装置130に対して、ひいてはトラップ作動状態提供装置110に対して、スチームトラップTの作動状態情報の送信を要求する作動状態送信要求時刻が記述されている情報である。作動状態送信要求予定情報は、予めトラップ作動状態管理装置120のHDD120cに記憶保持される。
作動状態送信要求予定情報のデータ構造を図9に示す。作動状態送信要求予定情報は、システム構成機器ID記述領域、及び、作動状態送信要求時刻記述領域を有している。システム構成機器ID記述領域には、各通信中継装置130を一意に特定するシステム構成機器IDが記述される。作動状態送信要求時刻記述領域には、各通信中継装置130に対して作動状態送信要求情報を送信する時刻が記述される。
4.作動状態送信要求情報
作動状態送信要求情報は、トラップ作動状態管理装置120が通信中継装置130に対して、ひいてはトラップ作動状態提供装置110に対して、スチームトラップTの作動状態情報を送信するよう要求するための情報である。作動状態送信要求情報は、トラップ作動状態管理装置120によって生成され、メモリ120bに記憶保持された後、通信中継装置130に送信される。
作動状態送信要求情報のデータ構造を図10に示す。作動状態送信要求情報は、作動状態送信要求情報ID記述領域、システム構成機器ID記述領域、及び、次回作動状態送信要求時刻記述領域を有している。作動状態送信要求情報ID記述領域には、作動状態送信要求情報を一意に特定するIDが記述される。システム構成機器ID記述領域には、作動状態送信要求情報を送信する通信中継装置130を一意に特定するシステム構成機器IDが記述される。次回作動状態送信要求時刻記述領域には、次に、トラップ作動状態管理装置120、通信中継装置130、トラップ作動状態提供装置110間で、作動状態情報を送受信する時刻が記述される。なお、次回作動状態送信要求時刻には、トラップ作動状態管理装置120が、作動状態送信要求予定情報(図9参照)から取得する所定の作動状態送信要求時刻が記述される。
5.作動状態情報DB
作動状態情報DBは、ネットワークに属するスチームトラップTの作動状態を蓄積した情報である。作動状態情報DBは、各トラップ作動状態提供装置110を介して取得したスチームトラップTの作動状態に基づき、トラップ作動状態管理装置120によって生成され、HDD120cに記憶保持される。
作動状態情報DBのデータ構造を図11に示す。作動状態情報DBは、システム構成機器ID記述領域、作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、作動状態値取得時刻記述領域、及び、受信時刻記述領域を有している。システム構成機器ID記述領域には、作動状態情報を取得したプロセスシステム構成機器を一に特定するシステム構成機器IDが記述される。作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、作動状態値取得時刻記述領域には、それぞれ、取得した作動状態情報(図8参照)の作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、作動状態値取得時刻記述領域の各値が記述される。受信時刻記述領域には、作動状態情報を受信した時に計時回路120jが示す時刻が記述される。
6.同報装置情報
作動状態情報は、一の通信中継装置130が、他の通信中継装置130を介さずに、直接、同報作動状態送信要求情報(後述)を送信することができるトラップ作動状態提供装置110を示す情報である。
同報装置情報のデータ構造を図12に示す。同報装置情報は、システム構成機器ID記述領域を有している。システム構成機器ID記述領域には、対象となっている通信中継装置130が、他の通信中継装置130を介さずに、直接、所定の情報を送信することができるトラップ作動状態提供装置110のシステム構成機器IDが記述される。
7.中間収集作動状態情報
中間収集作動状態情報は、ネットワークに属するスチームトラップTの作動状態を蓄積した情報である。中間収集作動状態情報は、各トラップ作動状態提供装置110を介して取得したスチームトラップTの作動状態に基づき、通信中継装置130によって生成され、メモリ130bに一時的に記憶保持された後、トラップ作動状態管理装置120へまとめて提供される。
中間収集作動状態情報のデータ構造を図13に示す。中間収集作動状態情報は、システム構成機器ID記述領域、作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、作動状態値取得時刻記述領域、及び、受信時刻記述領域を有している。システム構成機器ID記述領域には、作動状態情報を取得したシステム構成機器を一に特定するシステム構成機器IDが記述される。作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、作動状態値取得時刻記述領域には、それぞれ、作動状態情報(7参照)の作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、作動状態値取得時刻記述領域の各値が記述される。受信時刻記述領域には、作動状態情報を受信した時に計時回路130jが示す時刻が記述される。
8.中継作動状態送信要求時刻情報
中継作動状態送信要求時刻情報は、自身、及び、自身より下位の通信中継装置130がトラップ作動状態管理装置120から作動状態を送信するよう要求される時刻を示す情報である。中継作動状態送信要求時刻情報は、通信中継装置130によって生成され、メモリ130bに記憶保持される。
中継作動状態送信要求時刻情報のデータ構造を図14に示す。中継作動状態送信要求時刻情報は、作動状態送信要求時刻記述領域、通信待機開始時刻記述領域、及び、通信待機終了時刻記述領域を有している。作動状態送信要求時刻記述領域には、トラップ作動状態管理装置120が作動状態情報の送信を要求する時刻である作動状態送信要求時刻が記述される。なお、作動状態送信要求時刻としては、自己に対して、又は、自己の下位に属する通信中継装置130に対して送信された作動状態送信要求情報の次回作動状態送信要求時刻が用いられる。通信待機開始時刻記述領域には、作動状態送信要求情報を取得するために、無線通信回路130hの通信待機状態を開始する通信待機開始時刻が記述される。通信待機開始時刻記述領域には、無線通信回路130hの待機状態を終了する通信待機終了時刻が記述される。なお、通信待機開始時刻、及び、通信待機終了時刻は、作動状態送信要求時刻毎に、通信中継装置130によって算出される。なお、通信待機開始時刻、通信待機終了時刻は、通信中継装置130が、トラップ作動状態管理装置120から取得する所定の作動状態送信要求情報の次回作動状態送信要求時刻に対して所定時間前、所定時間後の時刻として設定される。
第6 トラップ作動状態管理システム100の動作
トラップ作動状態管理システム100の動作について、図15に示すトラップ作動状態管理装置120の動作を示すフローチャート、図16、図17に示す通信中継装置130の動作を示すフローチャート、及び、図18に示すトラップ作動状態提供装置110の動作を示すフローチャートを用いて、以下に説明する。
1.トラップ作動状態管理装置120の動作
図15に示すように、トラップ作動状態管理装置120のCPU120aは、計時回路120jから現在時刻を取得し、取得した現在時刻が作動状態送信要求予定情報(図9参照)の作動状態送信要求時刻記述領域に存在する時刻であるか否かを判断する(S1501)。CPU120aは、現在時刻が、作動状態送信要求予定情報の作動状態送信要求時刻記述領域に存在する時刻であると判断すると、作動状態送信要求予定情報において、取得した現在時刻に対応するシステム構成機器ID記述領域に記述されているシステム構成機器IDを取得し、また、取得したシステム構成機器IDを対象として、次回作動状態送信要求時刻記述領域から、現在時刻よりも先の時刻で、現在時刻に最も近い作動状態送信要求時刻を次回作動状態送信要求時刻として取得する(S1503)。
CPU120aは、作動状態送信要求情報(図10参照)を生成する(S1505)。ここで、CPU120aは、ステップS1503で取得したシステム構成機器ID、次回作動状態送信要求時刻を、それぞれ、作動状態送信要求情報のシステム構成機器ID記述領域、次回作動状態送信要求時刻記述領域の値として設定する。CPU120aは、生成した作動状態送信要求情報を、ステップS1503で取得したシステム構成機器IDの通信中継装置130に対して、送信する(S1507)。
CPU120aは、作動状態送信要求情報を送信した通信中継装置130から中間収集作動状態情報(図13参照)を受信したと判断すると(S1509)、受信した中間収集作動状態情報に基づき、システム構成機器ID記述領域に記述されているシステム構成機器ID、作動状態値取得時刻記述領域に記述されている作動状態取得時刻、作動状態種別記述領域に記述されている作動状態種別、及び、作動状態値記述領域に記述されている作動状態値を関連付けて、中間収集作動状態情報の受信時刻とともに作動状態情報DB(図11参照)に記述する(S1511)。CPU120aは、所定時間の間に中間収集作動状態情報を受信しなかったと判断した場合(S1513)も含めて、動作が終了するまで(S1515)、ステップS1501〜ステップS1513までの処理を繰り返す。
2.通信中継装置130の動作
図16に示すように、通信中継装置130の計時回路130jは、計測している時刻が、メモリ130bに記憶保持する中継作動状態送信要求時刻情報(図14参照)の通信待機開始時刻記述領域に記述されている通信待機開始時刻になったと判断すると(S1601)、CPU130aを起動する(S1603)。CPU130aは、無線通信回路130hを待機状態とする(S1605)。
CPU130aは、トラップ作動状態管理装置120(図15:ステップS1507)から作動状態送信要求情報(図10参照)を取得すると(S1607)、取得した作動状態送信要求情報のシステム構成機器ID記述領域に記述されているシステム構成機器IDが、自己のシステム構成機器IDか否かを判断する(S1609)。CPU130aは、システム構成機器ID記述領域に記述されているシステム構成機器IDが、自己のシステム構成機器IDであると判断すると、次回作動状態送信要求時刻記述領域に記述されている次回作動状態送信要求時刻を取得する(S1611)。
CPU130aは、同報装置情報(図12参照)を取得する(S1613)。CPU130aは、同報装置情報のシステム構成機器ID記述領域に記述されているシステム構成機器IDを取得する(S1615)。CPU130aは、同報作動状態送信要求情報を生成する(S1617)。なお、ここで生成する同報作動状態送信要求情報は、トラップ作動状態管理装置120が生成する作動状態送信要求情報(図15:ステップS1505、図10参照)と同様である。ただし、CPU130aは、同報作動状態送信要求情報を生成する際に、ステップS1615で取得したシステム構成機器ID、ステップS1611で取得した次回作動状態送信要求時刻を、それぞれ、同報作動状態送信要求情報のシステム構成機器ID記述領域の値、次回作動状態送信要求時刻記述領域の値に設定する。
CPU130aは、ステップS1615で取得した全てのシステム構成機器IDについて同報作動状態送信要求情報を生成すると(S1619)、生成した全ての同報作動状態送信要求情報を、システム構成機器IDに対応する各トラップ作動状態提供装置110に対して同時に、送信する(S1621)。
一方、CPU130aは、ステップS1609において、取得した作動状態要求情報のシステム構成機器ID記述領域に記述されているシステム構成機器IDが、自己のシステム構成機器IDでないと判断すると、自己の下位に属する通信中継装置130に向けて送信された作動状態送信要求情報であると判断し、ステップS1607(図16参照)で取得した作動状態送信要求情報から次回作動状態送信要求時刻記述領域の次回作動状態送信要求時刻を抽出する(S1623)。CPU130aは、取得した次回作動状態送信要求時刻から、通信待機開始時刻及び通信待機終了時刻を算出した上で、メモリ130bに記憶保持する中継作動状態送信要求時刻情報(図14参照)に追加的に記述する(S1625)。なお、次回通信待機開始時刻、通信待機終了時刻の算出については、後述する。
そして、CPU130aは、ルーティングテーブルを用いて、一般的な通信中継処理によって、取得した作動状態送信要求情報を他の通信装置へ送信する(S1627)。CPU130aは、メモリ130b及び計時回路130j以外への電源供給を停止するいわゆるスリープ状態とする(S1629)。
図17に移って、CPU130aは、同報作動状態送信要求情報を送信したトラップ作動状態提供装置110から作動状態情報(図7参照)を受信したと判断すると(S1631)、受信した作動状態情報を、作動状態情報を送信したトラップ作動状態提供装置110と関連付けて、一時的に、メモリ130bに記憶する(S1633)。CPU130aは、同報作動状態送信要求情報を送信した全てのトラップ作動状態提供装置110から作動状態情報を受信したと判断すると(S1635)、メモリ130bに記憶している全ての作動状態情報から、作動状態値取得時刻記述領域に記述されている作動状態取得時刻、作動状態種別記述領域に記述されている作動状態種別、及び、作動状態値記述領域に記述されている作動状態値を抽出し、各作動状態情報が関連付けられているトラップ作動状態提供装置110のシステム構成機器IDと関連付けて、中間収集作動状態情報(図13参照)を生成する(S1637)。CPU130aは、生成した中間収集作動状態情報を、トラップ作動状態管理装置120へ送信し(S1639)、無線通信回路130hの待機状態を終了する(S1641)。
なお、CPU130aは、同報作動状態送信要求情報を送信した全てのトラップ作動状態提供装置110から作動状態情報を受信する前に、所定時間が経過した場合には(S1643)、その時点でメモリ130bに記憶している作動状態情報に基づき、中間収集作動状態情報を生成し、(S1637)、トラップ作動状態管理装置120へ送信する(S1639)。
CPU130aは、ステップS1607(図16参照)で取得した作動状態送信要求情報から次回作動状態送信要求時刻記述領域の次回作動状態送信要求時刻を抽出する(S1645)。CPU130aは、取得した次回作動状態送信要求時刻から、通信待機開始時刻及び通信待機終了時刻を算出した上で、メモリ130bに記憶保持する中継作動状態送信要求時刻情報(図14参照)に追加的に記述する(S1647)。なお、CPU130aは、次回通信待機開始時刻、通信待機終了時刻を算出するに際し、メモリ130bに記憶保持している通信待機時間情報に記述されている通信待機時間を用いる。CPU130aは、次回作動状態送信要求時刻に通信待機時間を減算、加算することによって、次回通信待機開始時刻、通信待機終了時刻を算出する。
そして、CPU130aは、メモリ130b及び計時回路130j以外への電源供給を停止するいわゆるスリープ状態とする(S1649)。
3.トラップ作動状態提供装置110の動作
図18に示すように、トラップ作動状態提供装置110の計時回路110jは、計測している時刻が、メモリ110bに記憶保持する作動状態送信要求時刻情報(図8参照)の通信待機開始時刻記述領域の通信待機開始時刻になったと判断すると(S1801)、CPU110aを起動する(S1803)。CPU110aは、無線通信回路110hを待機状態とする(S1805)。
CPU110aは、通信中継装置130から同報作動状態送信要求情報を受信すると(S1807)、メモリ110bに記憶している上位通信中継装置情報を取得する(S1809)。ここで、上位通信中継装置情報とは、自らと直接的に通信することができる通信中継装置130のシステム構成機器IDが記述された情報である。
CPU110aは、ステップS1809で取得した上位通信中継装置情報の通信中継装置130に対して、無線通信回路110hを介して、作動状態情報を送信する(S1811)。なお、CPU110aは、提供作動状態情報を送信するに際し、CCA(Clear Channel Assesment)を用いて、無線通信における空きチャネルを探索する。これにより、効率よく作動状態情報を、通信中継装置130に提供することができる。
CPU110aは、作動状態情報の送信が終了すると(S1813)、無線通信回路110hの待機状態を終了する(S1815)。また、CPU110aは、提供作動状態情報の送信が終了せずに、最初の作動状態情報の送信から所定時間が経過したと判断した場合も(S1817)、同様に、提供作動状態情報の送信を終了し(S1815)、無線通信回路110hの待機状態を終了する(S1815)。
CPU110aは、ステップS1807で取得した同報作動状態送信要求情報から次回作動状態送信要求時刻記述領域の次回作動状態送信要求時刻を抽出する(S1819)。CPU110aは、取得した次回作動状態送信要求時刻から、通信待機開始時刻及び通信待機終了時刻を算出した上で作動状態送信要求時刻情報(図8参照)を生成し、メモリ110bに記憶保持する(S1821)。なお、CPU110aは、次回通信待機開始時刻、通信待機終了時刻を算出するに際し、メモリ110bに記憶保持している通信待機時間情報に記述されている通信待機時間を用いる。CPU110aは、次回作動状態送信要求時刻に通信待機時間を減算、加算することによって、次回通信待機開始時刻、通信待機終了時刻を算出する。
そして、CPU110aは、メモリ110b及び計時回路110j以外への電源供給を停止するいわゆるスリープ状態とする(S1823)。
[他の実施例]
(1)プロセスシステム構成機器:前述の実施例1においては、プロセスシステム構成機器としてスチームトラップTを示したが、プロセスシステム構成機器であれば、例示のものに限定されない。例えば、図1に示す減圧弁G、バルブVであってもよい。さらに、ポンプ、セパレータ、フィルタ等の各種流体制御機器であってもよい。これにより、トラップ作動状態提供装置110を用いて、スチームトラップT以外の機器の作動状態を監視することもできる。
(2)通信待機開始時刻、通信待機終了時刻:前述の実施例1においては、通信待機時間情報に記述されている通信待機時間を、次回作動状態送信要求時刻に減算、加算することによって通信待機開始時刻、通信待機終了時刻を算出したが、通信待機時間を設定できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、減算する通信待機時間を第1の通信待機時間とし、加算する通信待機時間を第2の通信待機時間として、第1の通信待機時間と第2の通信待機時間とを異なる値として設定するようにしてもよい。
(3)各プログラムのフローチャート:前述の実施例1においては、トラップ作動状態管理システム100では、図15〜図18に示すフローチャートに従って各処理が実行されるとしたが、各処理の機能・目的を達成できるものであれば、例示のものに限定されない。
(4)各データの構造:前述の実施例1においては、トラップ作動状態管理システム100では、図8〜図14に示すデータを用いて各処理が実行されるとしたが、各処理の機能・目的を達成できるものであれば、例示のものに限定されない。
本発明に係る対象情報管理システムは、例えば、蒸気プラントにおいてスチームトラップの作動状態を管理するトラップ作動状態管理システムに利用することができる。
100 トラップ作動状態管理システム
110 トラップ作動状態提供装置
P101 センサ部
P103 電装部品配置部
P105 中間軸部
110a CPU
110b メモリ
110h 無線通信回路
110i センサ通信回路
110j 計時回路
120 トラップ作動状態管理装置
120a CPU
120b メモリ
120c ハードディスクドライブ
120d キーボード
120e マウス
120f ディスプレイ
120g 光学式ドライブ
120h 無線通信回路
120j 計時回路
120p 光学式メディア
130 通信中継装置
130a CPU
130b メモリ
130h 無線通信回路
T スチームトラップ
G 減圧弁
V バルブ

Claims (5)

  1. 対象情報管理装置、複数の対象情報提供装置、及び、前記対象情報管理装置と前記対象情報提供装置との間の通信を中継する通信中継装置を有する対象情報管理システムにおいて、
    前記対象情報管理装置は、
    前記通信中継装置に対して、所定の前記対象情報提供装置が有する前記対象情報を送信するよう要求する送信要求情報を生成する送信要求情報生成部、
    前記送信要求情報を送信する管理送信部、
    を有し、
    前記通信中継装置は、
    前記送信要求情報を受信する中継受信部、
    前記送信要求情報を受信すると、自らと直接的に通信する前記対象情報提供装置の全てに対して、前記対象情報の送信を要求する同報送信要求情報を生成する同報送信要求情報生成部、
    前記同報送信要求情報を送信する中継送信部、
    を有し、
    前記対象情報提供装置は、
    前記同報送信要求情報を受信する提供受信部、
    前記同報送信要求情報を受信すると、前記対象情報を、前記同報送信要求情報を送信した前記通信中継装置に、送信する提供送信部、
    を有し、
    前記通信中継装置は、さらに、
    前記中継受信部を介して、前記対象情報を受信すると、受信した前記対象情報を、一時的に記憶保持し、一時的に記憶保持した前記対象情報を用いて生成される中間収集対象情報であって、前記中継送信部を介して、前記対象情報管理装置に送信されるものを生成する中間収集対象情報生成部、
    を有する対象情報管理システム。
  2. 対象情報管理装置、複数の対象情報提供装置、及び、通信中継装置を有する対象情報管理システムにおいて、前記対象情報管理装置と前記対象情報提供装置との間の通信を中継する前記通信中継装置であって、
    前記対象情報管理装置が、前記通信中継装置に対して、所定の前記対象情報提供装置が有する前記対象情報を送信するよう要求する送信要求情報を受信する中継受信部、
    自身に対する前記送信要求情報を受信すると、自らと直接的に通信する前記対象情報提供装置の全てに対して、前記対象情報の送信を要求する同報送信要求情報を生成する同報送信要求情報生成部、
    前記同報送信要求情報を送信する中継送信部、
    前記中継受信部を介して、前記対象情報提供装置から前記対象情報を受信すると、受信した前記対象情報を、一時的に記憶保持し、一時的に記憶保持した前記対象情報を用いて生成される中間収集対象情報であって、前記中継送信部を介して、前記対象情報管理装置に送信されるものを生成する中間収集対象情報生成部、
    を有する通信中継装置。
  3. 請求項2に係る通信中継装置において、
    前記中継受信部を介して、次回送信要求時刻を有する前記送信要求情報を受信すると、前記次回送信要求時刻を次回送信要求時刻情報として記憶保持し、前記次回送信時刻に合わせて、前記中継受信部の通信待機状態を開始し、及び、終了する受信待機制御部、
    を有する通信中継装置。
  4. 請求項3に係る通信中継装置において、
    前記受信待機制御部は、さらに、
    自身以外の前記通信中継装置であって、前記対象情報管理システムにおいて自身の下位に属するものに対する前記送信要求情報であって、前記次回送信要求時刻を有するものを受信すると、前記次回送信要求時刻を次回送信要求時刻情報として記憶保持し、前記次回送信時刻に合わせて、前記中継受信部の通信待機状態を開始し、及び、終了すること
    を特徴とする通信中継装置。
  5. コンピュータを、対象情報管理装置、複数の対象情報提供装置、及び、通信中継装置を有する対象情報管理システムにおいて、前記対象情報管理装置と前記対象情報提供装置との間の通信を中継する前記通信中継装置と機能させる通信中継プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記対象情報管理装置が、前記通信中継装置に対して、所定の前記対象情報提供装置が有する前記対象情報を送信するよう要求する送信要求情報を受信する中継受信部、
    自身に対する前記送信要求情報を受信すると、自らと直接的に通信する前記対象情報提供装置の全てに対して、前記対象情報の送信を要求する同報送信要求情報を生成する同報送信要求情報生成部、
    前記同報送信要求情報を送信する中継送信部、
    前記中継受信部を介して、前記対象情報提供装置から前記対象情報を受信すると、受信した前記対象情報を、一時的に記憶保持し、一時的に記憶保持した前記対象情報を用いて生成される中間収集対象情報であって、前記中継送信部を介して、前記対象情報管理装置に送信されるものを生成する中間収集対象情報生成部、
    として機能させる通信中継プログラム。
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