JPWO2016092983A1 - Auxiliary tool and endoscope system - Google Patents
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Abstract
内視鏡のチャンネルに対して挿通される挿入体を有する処置具の、前記チャンネルに対する移動を補助する補助具は、前記処置具を挿通する挿通路を形成する可撓部と、前記可撓部に設けられ、前記チャンネルと前記挿通路とを連通させるように前記内視鏡に連結可能な連結部と、前記可撓部に設けられ、第1ジョイントを有する本体と、前記第1ジョイントに着脱可能に接続される第2ジョイントを有し、前記本体と協働して前記内視鏡の挿入部又は前記挿入部に接続された操作部を保持する保持体とを備える。An auxiliary tool for assisting movement of the treatment instrument having an insertion body inserted into the channel of the endoscope with respect to the channel includes a flexible part that forms an insertion passage through which the treatment tool is inserted, and the flexible part A connecting portion that can be connected to the endoscope so that the channel communicates with the insertion passage; a main body that is provided in the flexible portion and has a first joint; and is attached to and detached from the first joint. A second joint that can be connected, and a holding body that holds the operation portion connected to the insertion portion of the endoscope or the insertion portion in cooperation with the main body;
Description
この発明は、内視鏡に取り付けられて処置具の操作を補助する補助具、及び、補助具を有する内視鏡システムに関する。 The present invention relates to an auxiliary tool that is attached to an endoscope and assists the operation of a treatment tool, and an endoscope system having the auxiliary tool.
内視鏡のチャンネルに挿通されて用いられる処置具は、内視鏡を操作する術者の他の補助者により、チャンネルに対する挿抜操作が行われることがあるが、チャンネルに対する処置具の挿抜操作を術者が単独で行うことが処置を行う際に効率的である。例えば国際公開第2013/065509号明細書には、術者が単独でチャンネルに対する処置具の挿抜操作、すなわち進退操作を行うことが可能な操作体を有する補助具が開示されている。この補助具の固定部材は、内視鏡の挿入部の外周に装着(固定)されている。 The treatment tool used by being inserted into the channel of the endoscope may be inserted into and removed from the channel by another assistant who operates the endoscope. It is efficient for the treatment to be performed by the surgeon alone. For example, International Publication No. 2013/065509 discloses an auxiliary tool having an operating body that allows an operator to perform an operation of inserting / removing a treatment tool with respect to a channel, that is, an advance / retreat operation. The auxiliary member fixing member is attached (fixed) to the outer periphery of the insertion portion of the endoscope.
内視鏡は、挿入対象や処置対象等に合わせて挿入部の外径が異なるものがランナップされ、そのうちから適宜のものが選択されて用いられる。国際公開第2013/065509号明細書に開示された補助具では、選択された内視鏡の挿入部の外径によっては、固定部材を挿入部の外周面に取り付けられないおそれがある。 Endoscopes having different outer diameters according to the insertion target, treatment target, and the like are run up, and an appropriate one is selected and used. In the auxiliary tool disclosed in the specification of International Publication No. 2013/065509, the fixing member may not be attached to the outer peripheral surface of the insertion portion depending on the outer diameter of the insertion portion of the selected endoscope.
本発明は、内視鏡の挿入部の外径にかかわらず挿入部に適切に取り付け可能とし、処置具の移動を補助可能な補助具を提供することを目的とする。 It is an object of the present invention to provide an auxiliary tool that can be appropriately attached to an insertion portion regardless of the outer diameter of the insertion portion of an endoscope and can assist the movement of a treatment tool.
この発明の一態様に係る、内視鏡のチャンネルに対して挿通される挿入体を有する処置具の、前記チャンネルに対する移動を補助する補助具は、前記処置具を挿通する挿通路を形成する可撓部と、前記可撓部に設けられ、前記チャンネルと前記挿通路とを連通させるように前記内視鏡に連結可能な連結部と、前記可撓部に設けられ、第1ジョイントを有する本体と、前記第1ジョイントに着脱可能に接続される第2ジョイントを有し、前記本体と協働して前記内視鏡の挿入部又は前記挿入部に接続された操作部を保持する保持体とを備える。 According to an aspect of the present invention, an auxiliary tool for assisting movement of a treatment tool having an insert inserted into a channel of an endoscope with respect to the channel can form an insertion passage through which the treatment tool is inserted. A flexible part, a connecting part that is provided in the flexible part and is connectable to the endoscope so as to communicate the channel and the insertion passage, and a main body that is provided in the flexible part and has a first joint And a holding body having a second joint detachably connected to the first joint, and holding the operation portion connected to the insertion portion of the endoscope or the insertion portion in cooperation with the main body. Is provided.
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための形態について説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
まず、第1実施形態について、図1から図6Bを用いて説明する。
この実施形態に係る内視鏡システム(内視鏡装置)10は、内視鏡12と、処置具14と、補助具16とを有する。処置具14は内視鏡12の後述する処置具挿通用チャンネル40に対して移動可能である。補助具16のうち、内視鏡12の挿入部22の先端に近接する位置に配設される一端(先端)は内視鏡12の挿入部22又は操作部24に着脱可能に固定され、他端(基端)は内視鏡12の操作部24に着脱可能に保持される。そして、補助具16は、術者が内視鏡12のチャンネル40に対して挿通される後述する挿入体82を有する処置具14の、チャンネル40に対する移動(進退及び回転)を補助するのに用いられる。すなわち、補助具16は、術者により補助具16の一端から延出された処置具14を内視鏡12に対して移動させるのを補助する。First, a first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 6B.
An endoscope system (endoscope device) 10 according to this embodiment includes an
なお、ここでは補助具16の先端で挿入部22の外側を保持する例について説明する。操作部24を補助具16の先端で保持する場合は、折れ止め62を保持することが好適である。操作部24を補助具16の先端で保持する場合は、例えば挿入部22の全長が短い場合である。
In addition, the example which hold | maintains the outer side of the
図1を用いて内視鏡12の構造について簡単に説明する。内視鏡12は、後述するチャンネル40を有する公知の適宜のものを用いれば良い。図1に示すように、内視鏡12は、細長い挿入部22と、この挿入部22の基端部に連設された操作部24と、この操作部24の側部から延出されたユニバーサルコード26とを有する。
The structure of the
挿入部22は、先端側から基端側に向かって順に、硬性な先端構成部32と、複数の図示しない湾曲駒を連接して湾曲自在な湾曲管を有する湾曲部34と、外力により柔軟に曲がる可撓管部36とを有する。
The
挿入部22の内部には、処置具挿通用チャンネル40を構成するチャンネルチューブ(処置具挿通チャンネルチューブ)42が配設されている。チャンネルチューブ42の先端44は、先端構成部32の後述する先端側開口部52に接続されている。チャンネルチューブ42は公知のように、例えば操作部24の内部で分岐されていることが好ましい。チャンネルチューブ42の第1基端46は後述する手元側開口部(栓接続口金)64aに接続されている。チャンネルチューブ42の第2基端(図示せず)は吸引機構の後述する吸引ボタン76に接続されている。なお、処置具挿通用チャンネル40のうち、先端構成部32の先端側開口部52と、チャンネルチューブ42の分岐部との間は、処置具14の挿入体82が挿通される挿通路として形成されているとともに吸引管路として形成されている。なお、この実施形態に係る内視鏡12において、吸引機構は必ずしも必要というわけではない。
Inside the
図2に示すように、先端構成部32は、その先端面32aに、先端側開口部52と、観察窓54と、好ましくは2つ(1つでも良い)の照明窓56と、ノズル58とを有する。図1に示すように、先端側開口部52は、チャンネルチューブ42の先端に連結されて連通され、処置具挿通チャンネル40の先端部を形成する。観察窓54は観察部位を観察する観察光学系の先端部を構成する。照明窓56は観察部位を照明する照明光学系の先端部を構成する。ノズル58は観察窓54に向けられた図示しない吐出口から気体及び液体を吐出することが可能である。なお、気体及び液体の吐出は後述する送気送水ボタン74により操作される。
As shown in FIG. 2, the distal
図1に示すように、操作部24は、その先端側から基端側に向かって順に、折れ止め62と、処置具導入部64と、把持部66と、操作部本体68とを有する。なお、処置具導入部64、把持部66及び操作部本体68は一体的に形成されていることが好適である。折れ止め62は可撓管部36の基端部を保持し、挿入部22の可撓管部36の基端部が折れ曲がるのを抑制する。
As shown in FIG. 1, the operation unit 24 includes an anti-bending 62, a treatment instrument introduction unit 64, a grasping
処置具導入部64は、チャンネルチューブ42の第1基端46が接続される手元側開口部(栓接続口金)64aを有する。処置具導入部64の手元側開口部64aには補助具栓70が取り付けられている。補助具栓70は、処置具14の後述する挿入体82及び補助具16の後述する連結部104が挿通された状態で、チャンネルチューブ42内を通して基端側に流れる液体が内視鏡12の外側に漏れるのを抑制する弁構造を有する。補助具栓70は公知の鉗子栓と同様のものが用いられても良い。
The treatment instrument introducing portion 64 has a proximal side opening (plug connection base) 64a to which the
把持部66は術者が例えば左手などの片手で把持する部位である。操作部本体68は、湾曲部34の湾曲を操作することができる。ユニバーサルコード26は操作部本体68の側部から延出されている。
The grasping
操作部本体68は、湾曲操作ノブ72a,72bと、送気送水ボタン74と、吸引ボタン76とを有する。湾曲操作ノブ72a,72bは、湾曲部34の湾曲操作を遠隔的に行うことができる。通常、術者は、把持部66を左手の掌で保持しながら、湾曲操作ノブ72a,72bを左手の親指等で操作する。送気送水ボタン74を含む送気送水機構及び、吸引ボタン76を含む吸引機構は公知であるのでここでの説明を省略する。
The operation unit
処置具14は、内視鏡12のチャンネル40に対して挿通可能な挿入体82と、挿入体82の基端に配設される基部(操作部)84とを有する。挿入体82はチャンネル40の全長に対して長く形成され、例えば数倍あっても良い。そして、挿入体82の先端は内視鏡12のチャンネル40を通して挿入部22の先端構成部32に対して出し入れ可能である。
The
挿入体82は、シース92と、先端にエンドエフェクタ94aを有するワイヤ94とを有する。シース92は、単なる絶縁性を有する樹脂材製のチューブで形成されていても良く、例えばコイルシースであっても良く、エンドエフェクタ94aにより選択される。ワイヤ94は可撓性を有する。
エンドエフェクタ94aの形状は略L字状、スネア状、バスケット状等、適宜のものを用いることができる。エンドエフェクタ94aは、患者に取り付けられる図示しない対極板との間の生体組織に対し、高周波エネルギを用いた適宜の処置を行うことができる。The
As the shape of the
基部84は公知のスライダ機構を有する。基部84におけるスライダ機構の操作により、シース92に対してワイヤ94がその軸方向に沿って移動可能である。このため、スライダ機構により、シース92に対してワイヤ94を挿入体82の軸方向に沿って進退させることができる。また、挿入体82、すなわちシース92及びワイヤ94を術者が保持することにより、挿入体82の軸周りに一緒に回動又は回転させることができる。
The
図1及び図3を用いて内視鏡12のチャンネル40に対して処置具14を進退及び回転等、移動させる際に用いられる補助具16について説明する。
The
補助具16は、長尺の可撓部102と、可撓部102の基端(接続端)側を内視鏡12の手元側開口部64aに着脱可能に連結可能な連結部104と、可撓部102の先端(移動端)側で内視鏡12の挿入部22の外側を保持する保持部106とを有する。
The
可撓部102は、曲がり易く、折れ難く、処置具14の挿入体82に対する滑り性が良いチューブが用いられることが好ましい。可撓部102には、例えばフッ素系樹脂チューブや、曲げ耐性を高めるためにブレードを入れたフッ素系樹脂チューブや、ブレード入りウレタン系樹脂チューブに処置具14の挿入体82の軸方向に沿う進退性を高めるために可撓部102内の挿通路120にフッ素系樹脂をコーティングしたチューブ等が用いられる。なお、可撓部102の全長は処置具14の挿入体82の全長に対して短く形成されているが、500mm以上であることが使用上好ましい。
As the
可撓部102は、その先端102a及び基端102bにそれぞれ口金112,114を有する。先端側口金112は保持部106に接続されている。基端側口金114は連結部104に接続されている。なお、図3中、可撓部102の先端102aは保持部106に当接されているが、先端側口金112により離された状態に配置されていることも好適である。このため、保持部106は、可撓部102の先端近傍(端部近傍)に装着されていても良い。また、図3中、可撓部102の基端102bは連結部104に当接されているが、基端側口金114により離された状態に配置されていることも好適である。このため、連結部104は、可撓部102の基端近傍に装着されていても良い。
The
補助具16は可撓部102、連結部104及び保持部106により挿通路120を形成している。挿通路120は、補助具16の全長にわたって形成され、処置具14の挿入体82が挿通される。
The
連結部104は、挿通路120の基端側開口端122aを有する接続口金122を有する。接続口金122は基端側開口端122aで補助具栓70の弁構造を開いた状態に維持しながら、補助具栓70に連結される。すなわち、本実施形態では、内視鏡12の手元側開口部64aに装着された、弾性部材からなる補助具栓70内の凹部(不図示)に、連結部104の接続口金122を挿入して嵌合する。このため、処置具14の連結部104は内視鏡12の手元側開口部(栓接続口金)64aの補助具栓70を介して内視鏡12の処置具挿通チャンネル40に連通し、チャンネル40と挿通路120とを連通させる。なお、処置具14の連結部104は、内視鏡12の手元側開口部(栓接続口金)64aに取り付けられた補助具栓70に対して着脱可能である。
The connecting
保持部106は、本体132と、本体132に取り付けられた接続口金134と、処置具栓136と、複数種から選択される保持体138とを有する。保持体138は少なくとも、内視鏡12の挿入部22の種類、特に可撓管部36の外径の違いに応じて複数存在している。
The holding
本体132は、例えば樹脂材等で形成され、挿通路120の基端部を形成する。本体132には、内視鏡12の手元側開口部(栓接続口金)64aと同様の接続口金134が固定されている。処置具栓136は上述した補助具栓70と同様に、公知の鉗子栓と同様のものが用いられても良い。このため、処置具栓136は、弁構造により、内視鏡12の処置具挿通用チャンネル40と、補助具16の挿通路120を逆流する体腔内の体液を外に漏らさないようにすることができる。また、処置具14の挿入体82が挿通された処置具栓136は、内視鏡12の処置具挿通用チャンネル40及び補助具16の挿通路120の内部を流れる体液等の液体を外に漏らさないようにすることができる。
The
図4Aに示す本体132は、複数種から選択される保持体138を着脱可能な第1ジョイント152を有する。第1ジョイント152は保持体138の種類にかかわらず、同一の大きさで同一の形状のものが用いられる。第1ジョイント152は、首部(凹部)162と、頭部164とを有する。
A
頭部164は、首部162に対する段差(凸部)164aと、段差164aに連続する1対の傾斜面164bと、保持体138の後述する基体172の第2当接面172bに当接される当接面164cとを有する。当接面164cは、1対の傾斜面164bに連続し、挿通路120に対して離隔する位置に形成されている。頭部164の1対の傾斜面164bは、当接面164cから段差164aに向かって幅広に形成されている。首部162の幅は頭部164の段差164aの最大幅よりも小さい。このため、段差164aにより、後述する第2ジョイント174の爪部174a,174bを首部162に配置した状態を維持することができる。
The
保持体138は、挿入部22の外径の大きさや操作部24の折れ止め62に合わせて、複数種から選択されて本体132に取り付けられる。図4Aには、φAの外径を有する可撓管部36を保持するのに特化した保持体138を示し、図6AにはφB(<φA)の外径を有する可撓管部36aを保持するのに特化した保持体138aを示す。なお、説明の簡略化のため、この実施形態では、保持体の構造を説明する際には主に符号138を付して説明する。
The holding
図4A、図5A及び図5Bに示す保持体138は、術者や補助者の指の力で適宜に弾性変形可能なように、例えば樹脂材で形成されている。保持体138は、基体172と、基体172に設けられた第2ジョイント(1対の係合アーム)174と、基体172から延出された1対の保持アーム176とを有する。基体172は、可撓管部36が当接される第1当接面172aと、第1ジョイント152の頭部164の当接面164cに当接される第2当接面172bとを有する。第2ジョイント174は弾性変形可能で、互いに対向する1対のアーム状爪部174a,174bを有する。アーム状爪部174a,174b間の距離は、段差164aの縁部間距離よりも小さい。保持アーム176は弾性変形可能で、互いに対向するアーム状突起176a,176bを有する。アーム状突起176a,176b間の距離は、保持アーム176に保持される挿入部22の外径よりも小さい。1対のアーム状突起176a,176b間の空間には、切り欠き部177が形成されている。第2ジョイント174は、保持アーム176よりも短い。言い換えると、保持アーム176は第2ジョイント174よりも長い。このため、図5Aに示すように、術者又は補助者が保持アーム176を近接させるように摘まみ易い。このように保持アーム176が互いに近接させるように摘ままれると、術者又は補助者による保持アーム176の動作(力Fの負荷)に連動して第2ジョイント174が開いて、保持部106の本体132の第1ジョイント152に保持体138の第2ジョイント174を着脱可能に係合して接続し易い。そして、第1ジョイント152の頭部164の当接面164cと保持体138の第2当接面172bとを当接させた状態で保持アーム176の弾性力により第2ジョイント174を閉じる。このため、図4Aに示すように保持部106の本体132の第1ジョイント152に保持体138の第2ジョイント174を係合することができる。
The holding
なお、保持体138のうち、基体172と第2ジョイント174との間、及び、基体172と保持アーム176との間が術者又は補助者の手や指の力により変形させることが可能な程度に柔らかく、その他の部位が硬質に形成されていることが好ましい。
In the holding
第2ジョイント174の爪部174a,174bは第1ジョイント152の1対の傾斜面164bの傾斜方向と同じ方向に傾斜した傾斜面を有する。図5Bに示すように、保持部106の本体132の第1ジョイント152に保持体138の第2ジョイント174を係合する際、第2ジョイント174を閉じた状態で第2ジョイント174の爪部174a,174bを第1ジョイント152の1対の傾斜面164bに当接させる。この状態で、第2ジョイント174を第1ジョイント152に対して押圧することにより、図4Aに示すように第1ジョイント152の頭部164の当接面164cと保持体138の第2当接面172bとを当接させる。このため、保持部106の本体132の第1ジョイント152に保持体138の第2ジョイント174を係合して接続することができる。
The
一旦、保持部106の本体132の第1ジョイント152に保持体138の第2ジョイント174が係合されると、本体132に対して保持体138を取り外すように引っ張っても、保持部106の本体132の第1ジョイント152に対して、保持体138の第2ジョイント174の係合が解除され難い。これは、本体132の第1ジョイント152の首部162に対する段差(凸部)164a164aと、保持体138の第2ジョイント174の爪部174a,174bの形状による。
Once the
保持アーム176のアーム状突起176a,176b間の距離が弾性変形により可撓管部36の外径よりも広げられて、切り欠き部177を通して保持アーム176に可撓管部36が保持される。図4Aに示すように、保持アーム176に適切な大きさの外径φAを有する可撓管部36が配置されているとき、保持アーム176は基体172と協働して可撓管部36の外周面を押圧している。このとき、保持アーム176のアーム状突起176a,176b及び基体172の第1当接面172aの少なくとも3点で可撓管部36を保持することができる。このため、φAの外径を有する可撓管部36が保持体138から抜けるのが防止される。
The distance between the arm-shaped
なお、保持アーム176が開く際、第2ジョイント174の爪部174a,174bは閉じる方向に連動して動こうとする。このため、保持体138に挿入部22を取り付ける際、第2ジョイント174の爪部174a,174bが開くのが防止されている。このため、本体132に対して保持体138が脱落するのが防止されている。
When the holding
図4Bには、φB(<φA)の外径を有する挿入部22の可撓管部36aが保持アーム176間に配置された状態を示す。可撓管部36aは、保持アーム176のアーム状突起176a,176bに押圧されていない。可撓管部36aは、保持アーム176のアーム状突起176a,176b及び基体172の第1当接面172aのうち、最大で2点で保持される。しかしながら、φBの外径の可撓管部36aに対して保持体138は適切ではなく、保持アーム176のアーム状突起176a,176b間から可撓管部36aが抜けてしまう。したがって、図4A及び図4Bに示す保持体138は、φAの外径を有する可撓管部36を保持するのに用いるのに適しているが、φBの外径を有する可撓管部36aを保持するのには適していないと言える。
FIG. 4B shows a state where the
φBの外径を有する可撓管部36aを保持する場合、図6Aに示す保持体138aを用いることができる。図6Aに示す保持体138aは、図4Aに示す保持体138の保持アーム176に対して、長さや開き具合が異なる保持アーム178を有する。一方、図6Aに示す基体172及び第2ジョイント174は図4Aに示す保持体138と同一の大きさ、かつ、同一形状に形成されている。
When holding the
この保持体138aを用いることで、別の保持体138がφAの外径を有する可撓管部36を少なくとも3点で保持するのと同様に、φBの外径を有する可撓管部36aを少なくとも3点で保持することができる。
By using this holding
なお、図6Bに示すように、φAの外径を有する可撓管部36を保持体138aの保持アーム178で保持する場合、保持アーム178が開きすぎて、可撓管部36を保持する保持力を発揮させ難い。したがって、図6A及び図6Bに示す保持体138aは、φBの外径を有する可撓管部36aを保持するのに用いるのに適しているが、φAの外径を有する可撓管部36を保持するのには適していないと言える。
As shown in FIG. 6B, when the
このように、保持体138は、図4A及び図6Aに示すもの、さらには、図示しないが、折れ止め62に取り付ける用など、挿入部22の外径や折れ止め62の形状に合わせて異なる保持体138を有する状態に複数がラインナップされる。このときの保持体138のラインナップは、保持アーム176の大きさ又は形状が異なっているが、第2ジョイント174の大きさ及び形状が共通している。
As described above, the holding
保持部106の本体132は破線で示した挿入部22に対して、保持アーム176が弾性変形して切り欠き部177が一時的に拡がることで、挿入部22の外表面に簡単に着脱することができる。保持部106は、挿入部22の外周面を、本体132(後述する当接面132a)及び保持アーム176により着脱可能に保持することができる。
The
保持部106の保持体138は、挿入部22の外周面に対して着脱可能であるが、適宜に強く固定されていることが好適である。しかしながら、挿入部22の外周面に対する保持部106の保持体138の固定力は、術者が挿入部22の外周面を右手の薬指及び小指で支持した状態で右手の親指及び人差し指で保持部106の保持アーム176を挿入部22の軸方向に沿って、及び、軸周りに適宜に移動させることができる程度である。すなわち、保持部106の位置は術者が内視鏡12の挿入部22を右手で把持しながら適宜にずらすことができる。このように、保持部106は内視鏡12の挿入部22の外周に対して動かせない状態にしておらず、術者は挿入部22の外周面を右手で保持しながら、保持部106の本体132を右手で操作し易い位置に位置調整可能である。
The holding
保持部106の本体132は、本体132の挿通路120の長手軸に対して傾斜した斜面状の当接面132aを保持体138の基体172の第1当接面172aに連続して形成されていることが好ましい。本体132の当接面132aは、挿入部22の外周面を保持体138により、着脱可能に保持することができる。本体132の当接面132aは、本体132に保持体138が取り付けられた状態で保持体138が内視鏡12の挿入部22の外周面に取り付けられたときに、処置具栓136を内視鏡12の挿入部22から離し、先端側口金112及び可撓部102の先端102aを内視鏡12の挿入部22に近接させる。このため、図1に示すように、可撓部102の先端102aを内視鏡12の挿入部22に近接させることができる。
The
図1に示す、連結部104の基端側開口端122aと内視鏡12の手元側開口部64aとの接続方法は、上述した説明に限定されるものではない。例えば、補助具栓70を使わずに、直接、連結部104を、手元側開口部64aに液漏れしないように着脱自在に固定できる構造であれば何でも構わない。例えば、連結部104を、樹脂材ではなく、シリコーンゴム等の弾性部材で形成することで、直接、内視鏡12の手元側開口部64aの端部に嵌めて、水密的に固定する構造を採用することができる。また、補助具16の連結部104自体が存在せず、直接、可撓部102の基端102bの基端側口金124を、補助具栓70を通して処置具挿通チャンネル40内に挿入することで、補助具16の基端を内視鏡12に固定する構造等でも構わない。
The connection method between the proximal end
なお、この実施形態に係る保持体138は、例えば内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic Submucosal Dissection: ESD)に用いられる内視鏡12の挿入部22の径や、内視鏡的逆行性膵胆管造影法(Endoscopic Retrograde Cholangiopancreatography: ERCP)に用いられる内視鏡12の挿入部22の径に合わせてラインナップされている。さらに、この実施形態に係る保持体138は、例えばESD処置に用いられる内視鏡12の操作部24の折れ止め62の径や、ERCP処置に用いられる内視鏡12の操作部24の折れ止め62の径に合わせてラインナップされている。
Note that the holding
次に、上述のように構成した内視鏡システム10の作用について、病変部Pの下層に生理食塩水等の液体を満たし、病変部Pの周囲を電気メスで切り取る、ESD処置を行う例を用いて簡単に説明する。
Next, with respect to the operation of the
術者は、内視鏡12の操作部24の把持部66を左手で把持し、挿入部22の外周面を右手で把持する。術者は、内視鏡12の観察光学系により図示しないモニタに表示される観察像を見ながら、生体組織Lの管路(管孔)としての管腔(体腔)Tの開口を通して病変部Pに向かって、挿入部22の先端の先端構成部32を挿入していく。このとき、術者は左手で内視鏡12の操作部24の把持部66を把持しながら、湾曲操作ノブ72a,72bを適宜に操作し、右手で挿入部22の押し引きと捻り操作を行う。そして、術者は、挿入部22の先端構成部32を病変部Pに対して適宜の距離に近接させる。
The surgeon grips the
術者が内視鏡12の挿入部22を右手で把持し、挿入部22の先端構成部32の先端面32aと病変部Pとの位置関係を維持した状態で、補助者(別の術者)は内視鏡12の手元側開口部(栓接続口金)64aに補助具16の基端の連結部104を装着する。
The surgeon (another surgeon) holds the
補助具16の基端を内視鏡12に装着することによって、処置具14の挿入体82の先端を、補助具16を通してチャンネル40に挿入する挿入口(処置具栓136)を、操作部24の手元側開口部(栓接続口金)64aから、挿入部22の外表面に近い位置に変更することができる。なお、処置具栓136は、挿入部22の外表面に近い位置にあるとは言っても、処置具14の挿入体82は補助者が挿通路120に挿入した状態で術者が操作するので、当接面132aにより挿入部22の外表面に対して離隔させて、補助者が挿入体82の先端のエンドエフェクタ94aを挿通路120に挿通させ易くしている。
By attaching the proximal end of the
その後、補助者は処置具14の挿入体82を補助具16の挿通路120、内視鏡12のチャンネル40を通して、内視鏡12の挿入部22の先端構成部32の近傍にエンドエフェクタ94aを配置する。そして、補助者は、補助具16の保持部106を内視鏡12の挿入部22の外周面に配置する。
Thereafter, the assistant passes the
このとき、保持部106の保持体138は、可撓管部36の外径φAに合わせて選択される。このため、保持体138で挿入部22の可撓管部36を適切に保持する。
なお、外径がφBの可撓管部36aを有する内視鏡12を使用している場合、術者又は補助者は保持体138aを選択する。このため、術者又は補助者は、保持体138aで挿入部22の可撓管部36を適切に保持することができる。At this time, the holding
When the
その後、術者は、内視鏡12の挿入部22の先端構成部32の向き及び位置を維持しながら右手を移動させて、保持部106を右手の掌、中指、薬指及び小指で保持するとともに、処置具14の挿入体82を右手の親指及び人差し指で保持する。なお、右手の中指は、保持部106を保持しても良く、処置具14の挿入体82を保持しても良い。
Thereafter, the operator moves the right hand while maintaining the orientation and position of the distal
補助者が補助具16を内視鏡12に装着するタイミングは、病変部Pに内視鏡12の挿入部22の先端構成部32が近接し、病変部Pに対する挿入位置が決まってからが好ましい。これは、術者が保持部106とともに内視鏡12の挿入部22を把持した状態で、親指及び人差し指で処置具14の挿入体82を保持したときに必要な可動範囲を極力小さくするためである。なお、挿入体82の最大可動範囲は術者の右手の大きさや関節の柔軟さ等により変化する。1回の操作で保持部106に対して処置具14の挿入体82を近接及び離隔させることが可能な範囲は例えば数センチメートル程度である。
The timing when the assistant attaches the
なお、挿入部22の先端を病変部Pに近接させたときの管腔Tに対する挿入量を大きくする場合、例えば折れ止め62すなわち操作部24に保持部106が着脱可能に取り付けられる。この場合、術者又は補助者は、折れ止め62に保持部106を固定するための図示しない保持体を選択する。
When the insertion amount into the lumen T when the distal end of the
術者の右手の使い方についてもう少し具体的に説明すると、掌と、中指、薬指、小指の3本の指で、挿入部22と補助具16の先端を挟んで保持し、残りの親指と人差し指の2本で、処置具14の挿入体82を摘まんで把持する。このとき、挿入部22から右手を放さずに、処置具14の挿入体82をその軸方向に動かすことにより、処置具14の挿入体82の、保持部106に対する進退操作(近接及び離隔操作)、すなわち挿入体82の位置を軸方向に例えば10mm程度移動させるような微調整が行える。つまり、術者は、挿入部22を右手で把持しながら、その把持した右手で処置具14のエンドエフェクタ94aの、内視鏡12の挿入部22の先端構成部32に対する突出長を微妙に変えて、例えば高周波エネルギを用いた処置具で高周波切開するという繊細な手技を行える。
A more specific explanation of how to use the right hand of the surgeon is as follows. Hold the
処置具14の基部84は、通常、内視鏡12の術者ではない補助者が、術者の指示に従って操作する。高周波エネルギの出力開始/出力停止は、通常は術者が例えばフットスイッチを操作することにより行われる。
The
術者は、挿入部22を右手の掌と、中指、薬指、小指の3本の指で把持しながら、親指及び人差し指で挿入体82を摘まんで保持しながら挿入体82をその軸周りに回動させる。このため、チャンネル40に対して挿入体82を回動させることができる。このため、内視鏡12の挿入部22の先端構成部32の位置及び向きを動かさずに、エンドエフェクタ94aの向きを調整することができる。
The surgeon rotates the
ESD処置では、複数の処置具14が補助具16及び内視鏡12のチャンネル40に対して入れ換えられて使用される。入れ換え作業は、内視鏡12の挿入部22を保持している術者ではなく、補助者(他の術者)が行う。
In the ESD treatment, a plurality of
補助具16は洗浄、消毒及び滅菌が行われることにより、再利用される。
The
以上説明したように、この実施形態に係る内視鏡システム10、特に補助具16によれば、以下のことが言える。
As described above, according to the
保持部106の本体132に対して、挿入部22の外径や操作部24の折れ止め62に取り付けるのに合わせて保持体138を選択して取り付けることができる。このため、内視鏡12の挿入部22の外径が異なっていても、保持体138だけを交換することで、それ以外の部分を適宜に流用することができる。このため、この実施形態に係る補助具16を用いることで、種々の外径を有する挿入部22に対応した補助具を用意しておく必要がなく、補助具16の管理コスト及び処置コストを低下させることができる。内視鏡12の挿入部22の種類が多岐にわたっても、補助具16の保持体138だけを適宜に交換して使用すれば良いので、補助具16の使用、保管効率を低下させることなく各種の内視鏡12に対応する補助具16を実現することができる。
The holding
また、内視鏡12の挿入部22、操作部24の折れ止め62の形状に合わせて最適な保持体138を選択することができる。このため、処置中に保持部106から挿入部22が意図せず外れることを防止し易い。
In addition, the
複数の保持体138を挿入部22(可撓管36)の外径の種類分だけラインナップとして揃えておけば良いだけであるので、補助具16の管理スペースも少なく済ませることができる。また、仮に、保持体138が劣化しても、他の部位を洗浄、消毒、滅菌を行い新たな保持体138を使用することで、補助具16を再利用することができる。このため、補助具16を用いて繰り返し処置を行った際のコスト低下を図ることができる。
Since it is only necessary to arrange the plurality of holding
このように、本実施形態によれば、内視鏡12の挿入部22の外径にかかわらず挿入部22又は操作部24に適切に取り付け可能とし、処置具14の移動を補助可能な補助具16を提供することができる。
Thus, according to the present embodiment, the auxiliary device that can be appropriately attached to the
上述したように、この実施形態に係る補助具16を用いることにより、術者は挿入部22を把持する右手を放さずに、直接、右手の指で処置具14の挿入体82の進退と回転操作、すなわち、移動が行える。したがって、この実施形態に係る補助具16を用いることにより、例えば、処置具14を繊細に動かさなければならない高度なESD処置を正確に、安全に、短時間に行うことができる。このため、術者は効率よく短時間に治療を終わらせることができる。したがって、この実施形態に係る補助具16を用いることにより、術者への負担を小さくすることができるとともに、患者への負担をより小さくすることができる。
As described above, by using the assisting
次に、第2実施形態について、図7から図8Bを用いて説明する。この実施形態は第1実施形態の変形例であって、第1実施形態で説明した部材と同一の部材又は同一の機能を有する部材には極力同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。 Next, 2nd Embodiment is described using FIGS. 7-8B. This embodiment is a modification of the first embodiment, and the same members as those described in the first embodiment or members having the same functions are denoted by the same reference numerals as much as possible, and detailed description thereof is omitted.
この実施形態では、保持部106の本体232及び保持体238の構造が第1実施形態で説明した保持部106の本体132及び保持体138とは異なる。なお、保持部106の本体232は、第1実施形態で説明した当接面132aと同様に、本体232の挿通路120の長手軸に対して傾斜した斜面状の当接面232aが形成されていることが好ましい。
In this embodiment, the structures of the
図7に示すように、この実施形態では、保持体238は、着脱可能な帯状に形成されている。保持体238は、例えばゴム材などで形成されていることが好ましい。図8Aに示すように、本体232は、互いに反対方向(適宜のズレは許容される)に法線方向が規定される側面240a,240bと、1対の凹部(第1ジョイント)242a,242bを有する。側面240aには凹部242aが形成され、側面240bには凹部242bが形成されている。帯状の保持体238には、挿入部22の外周面を本体232の当接面232aに当接させた状態で保持する保持面239が形成されている。保持体238の保持面239は本体232の当接面232aに対向している。
As shown in FIG. 7, in this embodiment, the holding
保持体238には、1対の開口穴(第2ジョイント)244a,244bが形成されている。一方の開口穴244aは、保持体238の一端239aから常に等距離にある。開口穴(第2ジョイント)244aには第1固定部材(第2ジョイント)246aが配設されている。このため、開口穴244a及び第1固定部材246aが協働して本体232の第1ジョイントに固定される第2ジョイントを形成する。
そして、本体232の一方の凹部242a及び保持体238の一方の開口穴244aを通して第1固定部材246aが着脱可能に配設されている。第1固定部材246aと本体232の一方の凹部242aとの固定関係は、ピン留めでもよく、ネジ留めでも良い。The holding
And the
他方の開口穴244bの、保持体238の一端239aからの距離は、挿入部22の外径にしたがって保持体238が選択されることにより変えられる。開口穴(第2ジョイント)244bには第2固定部材(第2ジョイント)246bが配設されている。このため、開口穴244b及び第2固定部材246bが協働して本体232の第1ジョイントに固定される第2ジョイントを形成する。
The distance of the
図8Aに示すように、外径がφAの可撓管部36を保持部106で保持する場合、複数のうちから保持体238が選択される。同様に、図8Bに示すように、外径がφBの可撓管部36aを保持部106で保持する場合、複数のうちから保持体238aが選択される。
As shown in FIG. 8A, when the
そして、本体232の他方の凹部242b及び保持体238の他方の開口穴244bを通して第2固定部材246bが着脱可能に配設されている。第2固定部材246bと本体232の他方の凹部242aとの固定関係は、ピン留めでもよく、ネジ留めでも良い。
The
このように、この実施形態に係る補助具16の保持体238は、挿入部22の外径に合わせて複数がラインナップされている。このため、本体232に対して保持体238を適宜に選択することができる。
Thus, a plurality of holding
なお、保持部106に挿入部22が保持される際、挿入部22は、保持体238の保持面239で挿入部22の外周面が保持部106の本体232の当接面232aに当接された状態で保持される。
When the
次に、第2実施形態の変形例について図9A及び図9Bを用いて説明する。 Next, a modification of the second embodiment will be described with reference to FIGS. 9A and 9B.
図9A及び図9Bに示す帯状の保持体238のうち、一方の開口穴(第2ジョイント)244aは、保持体238の一端239aから常に等距離にある。ここでは、保持体238は、保持体238の一端239aからの距離が適宜の位置に、複数の他方の開口穴(第2ジョイント)264a,264bを有する。複数の他方の開口穴264a,264bは複数の挿入部22の外径(例えばφA,φB)にしたがって変えられる。
9A and 9B, one opening hole (second joint) 244a is always equidistant from the one
このため、図9Aに示す、外径がφAの可撓管部36を本体232及び保持体238で保持する場合、及び、図9Bに示す、外径がφBの可撓管部36aを本体232及び保持体238で保持する場合、複数の開口穴264a,264bから1つを適宜に選択して第2固定部材(第2ジョイント)246bで固定することで、共通の保持体238を使用することができる。
Therefore, when the
なお、変形例を含む第2実施形態で説明した保持体238を本体232に固定する際、種々の固定機構が選択され得る。例えば、図8Aから図9Bにおいて、第2ジョイントとしての1対の凹部242a,242b並びに第1及び第2固定部材246a,246bの代わりに、本体232の側面240a,240bに形成された図示しない凸部(第1ジョイント)を保持体238に形成した開口穴244a,244b,264a,264bに適宜に係合するようにしても良い。凹部242a,242bの代わりに凸部を用いる場合、第1及び第2固定部材246a,246bを使用する必要がなくなり得る。
In addition, when fixing the holding
各変形例を含む第1及び第2実施形態に係る補助具16は、側視型内視鏡を用い、処置具14を適宜に選択すれば、内視鏡的逆行性膵胆管造影法(Endoscopic Retrograde Cholangiopancreatography: ERCP)を行う際に用いることができる。
The
これまで、幾つかの実施形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行われるすべての実施を含む。 Although several embodiments have been specifically described so far with reference to the drawings, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and all the embodiments performed without departing from the gist of the present invention. including.
10…内視鏡システム(内視鏡装置)、12…内視鏡、14…処置具、16…補助具、22…挿入部、24…操作部、32…先端構成部、32a…先端面、34…湾曲部、36,36a…可撓管部、40…処置具挿通用チャンネル、42…チャンネルチューブ、64…処置具導入部、64a…手元側開口部、66…把持部、68…操作部本体、70…補助具栓、82…挿入体、84…基部、102…可撓部、104…連結部、106…保持部、120…挿通路、132…本体、132a…当接面、134…接続口金、136…処置具栓、138,138a…保持体、152…第1ジョイント、162…首部、164…頭部、164a…段差、164b…傾斜面、164c…当接面、172…基体、172a…第1当接面、172b…第2当接面、174…第2ジョイント、174a,174b…アーム状爪部、176…保持アーム、176a,176b…アーム状突起、177…切り欠き部、178…保持アーム。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記処置具を挿通する挿通路を形成する可撓部と、
前記可撓部に設けられ、前記チャンネルと前記挿通路とを連通させるように前記内視鏡に連結可能な連結部と、
前記可撓部に設けられ、第1ジョイントを有する本体と、
前記第1ジョイントに着脱可能に接続される第2ジョイントを有し、前記本体と協働して前記内視鏡の挿入部又は前記挿入部に接続された操作部を保持する保持体と
を備える、補助具。An auxiliary tool for assisting movement of a treatment tool having an insert inserted into a channel of an endoscope with respect to the channel,
A flexible portion that forms an insertion passage through which the treatment tool is inserted;
A connecting portion provided in the flexible portion and connectable to the endoscope so as to communicate the channel and the insertion passage;
A main body provided on the flexible portion and having a first joint;
A second joint that is detachably connected to the first joint, and a holding body that holds the operation portion connected to the insertion portion of the endoscope or the insertion portion in cooperation with the main body. , Aids.
前記保持体の前記第2ジョイントは、前記本体の前記第1ジョイントに対して弾性変形可能な部分により係合される、請求項1に記載の補助具。The holding body is engaged by an elastically deformable portion with respect to the insertion portion or the operation portion of the endoscope,
The auxiliary tool according to claim 1, wherein the second joint of the holding body is engaged with the first joint of the main body by an elastically deformable portion.
前記連結部で前記チャンネルの端部に連結される請求項1に記載の補助具と、
前記補助具の前記挿通路及び前記内視鏡の前記チャンネルを挿通可能な挿入体を有する処置具と
備える内視鏡システム。An endoscope having a channel;
The auxiliary device according to claim 1, wherein the auxiliary device is connected to an end of the channel at the connection portion.
An endoscope system comprising: a treatment instrument having an insertion body capable of being inserted through the insertion passage of the auxiliary instrument and the channel of the endoscope.
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170228 |