JPWO2016052484A1 - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

反射板とカバーとの位置関係を固定するために専用の部材を必要とすることなく、安定して反射板とカバーとを係合させる。光源格納部(30)は、光源格納部(40)を本体シャーシ(7)と接続するバネ部(5)を有する。バネ部(5)は、カバー(1)における反射板(3)と係合する係合溝(1a)を押圧する。カバー(1)は、バネ部(5)によって押圧されることにより、係合溝(1a)で反射板(3)に圧接している。

Description

本発明は、光源を格納する光源格納部と光源を駆動する電源を格納する電源格納部とを備える照明装置に関する。
近年、低消費電力、長寿命などの観点から、LED(Light Emitting Diode)を用いた照明装置が普及してきている。このような照明装置として、LEDを駆動する電源を天井などに設けられた電力線に接続するために、電源を格納する電源格納部を有する電源筐体を天井などに固定し、LEDを電源に接続するために、LEDを格納する光源格納部を有するLED筐体を電源筐体に取り付ける構造を採用した照明装置がある。
例えば、特許文献1には、電源ケース(電源格納部)に設けられたストッパーを照明ケース(光源格納部)に設けられた電源ケース取付孔に嵌め込むことにより、電源ケースを照明ケースに取り付ける構造が開示されている。
また、特許文献2には、LEDモジュールを格納した器具本体(光源格納部)が、点灯装置を格納したシャーシ(電源格納部)に、バネ性を有する係合板および揺動板(バネ構造)で保持される構造が開示されている。この構造において、器具本体をシャーシに取り付けるとき、シャーシに器具本体を当てて押し上げると、シャーシの係合板が、器具本体の係止孔に挿入されることにより、器具本体がシャーシに保持される。また、この構造において、器具本体をシャーシから外すとき、係合板を押し込むと、係合板が係止孔から外れることにより、器具本体の保持が解除される。
日本国公開特許公報「特開2009−181813号(2009年8月13日公開)」 日本国公開特許公報「特開2011−187317号(2011年9月22日公開)」
特許文献1および2に開示された照明装置によれば、それぞれの取付構造を用いて、光源格納部が電源格納部に取り付けられる。しかしながら、取付構造を用いて、光源格納部に設けられた反射板と、光源格納部を覆うカバーとの位置関係を固定することはできない。このため、反射板とカバーとの位置関係を固定する固定部材が別途必要となるので、コストアップを招くだけでなく、作業工数が増加するという問題がある。
また、LED実装基板が固定された反射板をカバーに係合させるような構造を採用した場合、反射板とカバーとが係合する係合部に遊びを設ける必要がある。しかしながら、この遊びによって係合部においてガタつきが生じるために、反射板とカバーとの接触部分が破損しやすいという不具合がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、反射板とカバーとの位置関係を固定するために専用の部材を必要とすることなく、安定して反射板とカバーとを係合させる構造を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る照明装置は、筐体と、光源を格納する光源格納部とを備え、前記光源格納部が、前記光源が配置された配置板と、前記光源を覆い、前記配置板と係合する係合部を有するカバーと、前記光源格納部を前記筐体と接続する接続部材とを有し、前記接続部材が、前記係合部を前記配置板に押し当てるように前記係合部を押圧する押圧部を有していることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、接続部材は、配置板とカバーとの位置関係を固定しつつ、筐体と光源格納部との接続を兼ねるので、固定のための新たな部品が不要となり、配置板とカバーとの位置関係を固定するために専用の部材を必要とすることなく、安定して配置板(反射板)とカバーとを係合させることができる。したがって、コスト削減および作業工数の削減を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1〜3に係る照明装置の構成を示す斜視図である。 図1に示される照明装置の詳細構成を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は上面図である。 図1に示される照明装置の電源格納部の構成を示す図であって、(a)は正面図であり、(b),(c)は底面図であり、(d)は上面図である。 図1に示される照明装置の光源格納部の構成を示す図であって、(a)は正面図であり、(b),(c)は上面図であり、(d),(e)は斜視図である。 上記光源格納部のバネ部の構成を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。 上記電源格納部のバネ受け部の構成を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。 上記バネ部と上記バネ受け部とを接続した構成を示す正面図である。 上記光源格納部のカバーの構成を示す斜視図である。 上記カバーの詳細構成を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)の範囲Qの拡大図である。(b)は正面図である。 上記光源格納部の構造を示す断面である。 上記光源格納部のサイドカバーの構成を示す斜視図である。 上記サイドカバーの詳細構成を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は下面図であり、(d)は側面図であり、(e)は(b)とは反対側の正面図であり、(f)は(b)の範囲Pの拡大図であり、(g)は(b)のA−A断面を示す断面図であり、(h)は(b)のB−B断面を示す断面図である。 (a)は上記照明装置におけるカバーに複数のサイドカバーを取り付ける前のカバーおよび複数のサイドカバーの構成を示す正面図であり、(b)はカバーに複数のサイドカバーを取り付けた後のカバーおよび複数のサイドカバーの構成を示す正面図であり、(c)は上記光源格納部を上記電源格納部に取り付ける前の状態を示す正面図であり、(d)は上記光源格納部を上記電源格納部に取り付ける前の状態を示す斜視図である。 (a)は上記サイドカバーにおける第1位置決め部材の写真であり、(b)は第1位置決め部材を穴に挿入する前の写真であり、(c)は第1位置決め部材を穴に挿入した後の写真である。 上記サイドカバーにおける第1位置決め部材と上記バネ部との高さの関係を示す図である。 (a)は上記バネ部および上記バネ受け部を並べた状態を示す図であり、(b)は上記バネ部の上記バネ受け部への結合および上記バネ部の上記バネ受け部からの取り外しの手順を示す図である。 本発明の実施形態2に係る照明装置における本体シャーシ、上記バネ部およびバネ受け部の構造を示す断面である。 本発明の実施形態3に係る照明装置の本体シャーシにおけるバネ受け部の配置を示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は解除穴における断面構造を示す断面図であり、(c)は解除穴における他の断面構造を示す断面図である。
〔実施形態1〕
本発明の第一実施形態について、図1〜図16に基づき説明する。
≪照明装置の構成≫
図1は、本実施形態の照明装置20の構成を示す斜視図である。
図1に示されるように、照明装置20は、電源格納部30と、光源格納部40とを備える。照明装置20は、電源格納部30側から所定の部材(例えば天井)に装着される。
図2は、図1に示される照明装置20の詳細構成を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は上面図である。
図2の(a)に示されるように、電源格納部30と、光源格納部40とは、互いに接続されている。電源格納部30には、3個の解除穴31が設けられている。解除穴31は、電源格納部30と光源格納部40との接続の解除に利用される。
図2の(b)に示されるように、電源格納部30は、ノックアウト32を備える。ノックアウト32を打つまたは切ることにより、電源格納部30の内部に通じる穴を設けることができる。
図2の(c)に示されるように、電源格納部30は、複数の突起33と、突出部34とを備える。電源格納部30には、複数の取付穴35と、複数の配線穴36(交流電圧の電線を通す穴)とが設けられている。取付穴35は、照明装置20を所定の部材に取り付けるために利用される。配線穴36は、照明装置20の内部に配線を引き込むために利用される。突出部34は、取付穴35と配線穴36との間に形成されている。
(電源格納部)
電源格納部30は、照明装置20の光源などに電力を供給する電源部8を格納する。
図3は、図1に示される照明装置20の電源格納部30の構成を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は(a)に示される範囲Aの底面図であり、(c)は(a)に示される範囲Bの底面図であり、(d)は範囲Bの上面図である。なお、電源格納部30の、光源格納部40に対向する側を底面とし、この底面の反対側を上面としている。
図3の(a)に示されるように、電源格納部30は、本体シャーシ7と、電源端子台9と、調光端子台10と、複数のバネ受け部11とを備える。
電源部8は、電源格納部30の、突出部34が設けられた位置(図3の(a)において斜線で示される位置)に格納される。具体的には、突出部34は、電源格納部30の内面において凹部になっている。そして、電源部8は、この凹部に格納される。この電源部8は、交流電圧を受けて直流電圧をLEDに供給する。
図3の(b)に示されるように、電源格納部30は、第1配線39をさらに備える。第1配線39の一端は、電源部8に接続されている。また、第1配線39の他端には、コネクタ391が取り付けられている。電源部8は、交流電圧を受け、この第1配線39を介し直流電圧を後述のLEDに供給する。
図3の(c)に示されるように、電源端子台9と、調光端子台10とは、本体シャーシ7に取り付けられている。上述の突起33と、突出部34とは、本体シャーシ7に設けられている。電源端子台9および調光端子台10は、それぞれ、電源部8に配線で接続されている。
図3の(c)〜(d)に示されるように、配線穴36の縁に、絶縁キャップ361が取り付けられている。これにより、電線が金属製の本体シャーシ7で擦れてショートすることを防止できる。特に、突起33により、本体シャーシ7と、照明装置20が装着される部材(天井など)との間に隙間が形成される場合には、上述の交流電線(配線穴36を通る電線)は、この隙間を動きやすい。この場合にも、絶縁キャップ361は、上述のショートを有効に防止できる。この電線は、例えば、VVF(Vinyl insulated Vinyl sheeted Flat-type)線である。また、電線には、アース線も含まれる。
(光源格納部)
光源格納部40は、電源格納部30に取り付けられており、複数の発光ダイオード(LED)を格納している。
図4は、図1に示される照明装置20の光源格納部40の構成を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は(a)に示される範囲Cの上面図であり、(c)は(b)においてサイドカバー2が外された状態を示し、(d)は範囲Cの斜視図であり、(e)は(d)においてサイドカバー2が外された状態を示す。なお、光源格納部40の、電源格納部30に対向する側を上面としている。
図4の(a)に示されるように、光源格納部40は、カバー1と、複数のサイドカバー2と、反射板3と、LED実装基板4と、複数のバネ部5と、複数の落下防止ヒモ6とを備える。サイドカバー2は、光源格納部40の両端を覆っている。LED実装基板4は、カバー1に覆われており、かつ、反射板3に固定されている。バネ部5は、上述のバネ受け部11に接続・固定されることにより、光源格納部40を電源格納部30に接続・固定する。さらに、バネ部5は、カバー1と反射板3との位置関係を固定している。
(電気的接続)
図4の(b)および(d)に示されるように、光源格納部40は、第2配線49(直流電圧供給線)を備える。この第2配線49の一端は、後述するようにLED実装基板4(LED)から引き出されている。また、第2配線49の他端には、コネクタ491が取り付けられている。そして、コネクタ491と、上述のコネクタ391とが接続されることにより、LED実装基板4と、電源部8とが、電気的に接続される。すなわち、LEDは、電源格納部30に格納された電源部8と配線によって電気的に接続されている。具体的には、電源格納部30は、電源部8から引き出された第1配線39を有する一方、光源格納部40は、LED実装基板4(LED)から引き出された第2配線49を有している。また、第1配線39と第2配線49とは、それぞれコネクタを有しており、これらのコネクタが接続されることにより、電気的に接続される。
ここで、サイドカバー2と反射板3との間には、第2配線49を通す穴(隙間)が設けられている。また、図4の(c)および(e)に示されるように、反射板3の範囲Dには、開口部が設けられている。LED実装基板4は、この開口部からサイドカバー2側に露出している。そして、第2配線49は、この隙間と開口部とを介し、LED実装基板4に接続されている。
第2配線49を通す隙間には、スポンジ19が取り付けられ塞がれている。これにより、LED実装基板4に、埃や虫が侵入することを防止できる。
スポンジ19を用いることにより、隙間の形状に合わせて容易に変形させながら隙間を塞ぐことができる。また、スポンジ19は配線より軟らかい材料であるため、第2配線49のダメージを低減でき短絡防止できる。さらに、スポンジ19は接着部材で隙間を塞ぐのとは異なり、サイドカバー2を容易に何度も繰り返して取り付けたり取り外したりすることが可能である。
(バネ部およびバネ受け部)
図5は、図4の(a)に示される光源格納部40のバネ部5の構成を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
図5の(a)〜(c)に示されるように、バネ部5は、弾性を有する端部51を備える。
図6は、図3の(a)に示される電源格納部30のバネ受け部11の構成を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
図6の(a)〜(c)に示されるように、バネ受け部11は、バネ部5の端部51と噛み合わされる端部111を備える。
図7は、図5に示されるバネ部5と、図6に示されるバネ受け部11とを接続した構成を示す正面図である。
図7に示されるように、バネ部5の端部51と、バネ受け部11の端部111とが、噛み合うように、バネ部5と、バネ受け部11とは、接続される。
(カバー)
図8は、図4の(a)に示される光源格納部40のカバー1の構成を示す斜視図である。
図9は、図8に示されるカバー1の詳細構成を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)の範囲Qの拡大図である。
図8と、図9の(a)〜(b)とに示されるように、カバー1は、一方向に湾曲している。図9の(c)に示されるように、カバー1の端部は、カバー1の内部を向いた凹部を形成している。カバー1の端部付近の部位は、所定の曲率を有するように形成されている。
(光源格納部の詳細構造)
図10は、光源格納部40の構造を示す断面図である。
図10に示されるように、光源格納部40は、カバー1が長手方向に沿った両方の側端縁部で反射板3(配置板)と係合すると共に、バネ部5(接続部材)がネジ60により反射板3に固定されることにより構成されている。反射板3のカバー1側の面には、LED4a(光源)を実装したLED実装基板4が固定されている。
カバー1は、両方の側縁端部に係合溝1a(係合部)を有している。係合溝1aは、カバー1の内側に水平に伸びる水平部と、当該水平部と間隔をおいて平行になるように折り曲げられる折り曲げ部とを有し、水平部と折り曲げ部とで溝構造が形成される。カバー1は、LED4aの光を透過する。
反射板3は、両方の側縁端部に係合片3aを有している。係合片3aは、反射板3のLED実装基板4の固定された面と反対側の面と対向するように折り曲げられることで形成されている。
係合片3aが係合溝1a内に差し入れられることにより、遊びをもった状態で、カバー1と反射板3とが係合する。これにより、カバー1が反射板3に対してスライドすることができる。
上記のように、カバー1と反射板3とが係合することにより、カバー1の落下を防止するための固定用部材(ネジ)が不必要となる。これにより、作業工数を減らすと共に、光源格納部40の内部に埃や虫が侵入するのを防止することができる。
バネ部5の端部51(可動部)は、ネジ60により固定される固定部52から立ち上がるように折り曲げられている板バネの部分である。端部51は、固定部52の付近で、カバー1の係合溝1aによって押し込まれる力に抗して広がろうとすることにより、係合溝1aの外側端面を矢印方向に押圧するように押圧力(バネ力)を作用させている。端部51において、係合溝1aの外側端面に当接し、係合溝1aに上記押圧力を作用させる部分が押圧部51aとなる。カバー1は、この押圧力を受けて変形することにより、係合溝1aが反射板3の係合片3aに押し付けられる。これにより、係合溝1aが係合片3aに押し当てられるので、反射板3に対するカバー1の動きが抑制される。
したがって、係合溝1aと係合片3aとの係合部分におけるガタつきを解消することができると共に、光源格納部40を電源格納部30と接続固定するためのバネ部5を用いて、反射板3とカバー1との位置関係を固定することができる。換言すれば、バネ部5が、光源格納部40を電源格納部30に結合させる機能と、係合部分のガタつきを無くす機能とを兼ね備えている。よって、これらの機能を実現するために、新たな部品を用いる必要が無く、コストの削減および作業工数削減が可能となる。
なお、バネ部5は、端部51の弾性によってカバー1を押圧しているが、バネ部5がカバー1を押圧する構造としては、これには限定されない。例えば、端部51における係合溝1aの外側端面に当接する部分に突起を設け、当該突起により係合溝1aを押圧してもよい。このような構造では、端部51において、バネ受け部11と係合する部分は弾性を有する必要があるが、突起が設けられた部分は弾性を有する必要はない。
(サイドカバー)
図11は、図4の(a)に示される光源格納部40のサイドカバー2の構成を示す斜視図である。図12は、図11に示されるサイドカバー2の詳細構成を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は下面図であり、(d)は側面図であり、(e)は(b)とは反対側の正面図であり、(f)は(b)の範囲Pの拡大図であり、(g)は(b)のA−A断面を示す断面図であり、(h)は(b)のB−B断面を示す断面図である。
図11と、図12の(a)〜(g)とに示されるように、サイドカバー2は、電源格納部30との位置関係を定めるための位置決め部材21を備える。サイドカバー2は、LED4aの光を透過する部材であることが好ましい。
(サイドカバーによる位置決め構造)
図13の(a)および(b)は、カバー1および複数のサイドカバー2の構成を示す正面図であって、(a)は、カバー1に複数のサイドカバー2を取り付ける前の状態を示し、(b)は、カバー1に複数のサイドカバー2を取り付けた後の状態を示している。図13の(c)および(d)は、光源格納部40を電源格納部30に取り付ける前の状態を示す図であって、(c)は正面図であり、(d)は斜視図である。
図13の(a)に示されるように、カバー1には、前述のように、LED4aが実装されたLED実装基板4を固定している反射板3(図10参照)が取り付けられている。また、カバー1は、反射板3との間で形成される前述の係合構造によって、反射板3に対して相対的にスライド可能となるように形成されている。
図13の(a)に示されるように、複数のサイドカバー2は、光源格納部40の一端を覆いカバー1の一端16に近接する第1サイドカバー12と、光源格納部40の他端を覆いカバー1の他端26に近接する第2サイドカバー22とからなっている。図13の(b)に示されるように、カバー1に第1サイドカバー12および第2サイドカバー22が取り付けられる。
第1サイドカバー12は、被覆部13と、カバー内接部14と、前述の位置決め部材21に相当する第1位置決め部材15と、反射板3にサイドカバー2を固定する固定部14aとを有している。ここでは、カバー1と第1サイドカバー12とが並ぶ方向を第1方向とする。
被覆部13は、第1方向に対して垂直な面に沿って、カバー1の一端16および光源格納部40によって規定される開口部分(カバー1および反射板3によって規定される開口部分)を覆っている。被覆部13は、カバー1の一端16に対して、第1方向に設けられている。
カバー内接部14は、カバー1に対する第1サイドカバー12の位置を規定するものであり、特に、第1方向に対して垂直な方向における位置を規定するものである。また、カバー1にカバー内接部14が内接することにより、カバー1と第1サイドカバー12との間から、カバー1および複数のサイドカバー2によって覆われた領域内に、埃または虫等が侵入することを防いでいる。カバー内接部14は、カバー1の一端16に対して、第1方向に対して垂直な方向に設けられており、第1方向に延伸している。
第1位置決め部材15は、電源格納部30に対する第1サイドカバー12の位置を規定するものである。電源格納部30に第1位置決め部材15挿入用の穴または窪みを設け、光源格納部40を電源格納部30に取り付ける際にさらに、この穴または窪みに第1位置決め部材15を挿入すれば、電源格納部30と第1サイドカバー12との位置関係を容易に固定することができる。
第2サイドカバー22は、被覆部23と、カバー内接部24と、前述の位置決め部材21に相当する第2位置決め部材25と、反射板3にサイドカバー2を固定する固定部24aとを有している。ここでは、カバー1と第2サイドカバー22とが並ぶ方向を第2方向とする。
被覆部23は、第2方向に対して垂直な面に沿って、カバー1の他端26および光源格納部40によって規定される開口部分(カバー1および反射板3によって規定される開口部分)を覆っている。被覆部23は、カバー1の他端26に対して、第2方向に設けられている。
カバー内接部24は、カバー1に対する第2サイドカバー22の位置を規定するものであり、特に、第2方向に対して垂直な方向における位置を規定するものである。また、カバー1にカバー内接部24が内接することにより、カバー1と第2サイドカバー22との間から、カバー1および複数のサイドカバー2によって覆われた領域内に、埃または虫等が侵入することを防いでいる。カバー内接部24は、カバー1の他端26に対して、第2方向に対して垂直な方向に設けられており、第2方向に延伸している。
第2位置決め部材25は、電源格納部30に対する第2サイドカバー22の位置を規定するものである。電源格納部30に第2位置決め部材25挿入用の穴または窪みを設け、光源格納部40を電源格納部30に取り付ける際にさらに、この穴または窪みに第2位置決め部材25を挿入すれば、電源格納部30と第2サイドカバー22との位置関係を容易に固定することができる。
具体的には、図13の(c)および(d)に示されるように、電源格納部30に第1位置決め部材15および第2位置決め部材25挿入用の穴61を設け、光源格納部40を電源格納部30に取り付ける際にさらに、この穴61に第1位置決め部材15および第2位置決め部材25を挿入する。これにより、電源格納部30と第1サイドカバー12および第2サイドカバー22との位置関係を容易に固定することができ、ひいては、電源格納部30と光源格納部40との位置関係を容易に固定することができる。
例えば、電源格納部30を部屋等の天井に設置した後、電源格納部30に光源格納部40を取り付ける場合、高所での作業を伴い、概して作業性が悪い。第1位置決め部材15および第2位置決め部材25を用いて電源格納部30と光源格納部40との位置関係を固定することで、位置関係の固定を容易にし、作業性の改善を図ることができる。
また、第1位置決め部材15および第2位置決め部材25を、それぞれ、第1サイドカバー12および第2サイドカバー22に設けることにより、別途位置決め用の部材を用意する必要が無くなり、コスト削減および作業工数削減が可能となる。
図14の(a)に第1位置決め部材15の写真を示し、図14の(b)に第1位置決め部材15を穴61に挿入する前の写真を示し、図14の(c)に第1位置決め部材15を穴61に挿入した後の写真を示した。
(位置決め部材とバネ部との高さ関係)
図15は、上記サイドカバーにおける位置決め部材と上記バネ部との高さの関係を示す図である。
図15に示されるように、第1位置決め部材15の光源格納部40の外部に突出している突出部分の最も高い部分の第1高さH1は、バネ部5の光源格納部40の外部に突出している突出部分の最も高い部分の第2高さH2よりも高いことが好ましい。これは、第2位置決め部材25についても当てはまり、第2位置決め部材25の光源格納部40の外部に突出している突出部分の最も高い部分の高さ(第1高さH1)は、バネ部5の第2高さH2よりも高いことが好ましい。
第1位置決め部材15および第2位置決め部材25について、このような高さを設定することにより、次のようにバネ部5を保護することができる。例えば、照明装置20を設置するための施工作業時の際、光源格納部40は床に置かれることが多々ある。このため、光源格納部40を床に置くときに生じる衝撃によって、バネ部5が変形することがある。あるいは、光源格納部40が床に長時間置かれている状態で、床に接したバネ部5が光源格納部40の荷重などにより徐々に変形していくことがある。このようなバネ部5の変形により、電源格納部30に光源格納部40を取り付ける際に、バネ部5とバネ受け部11との係合に不具合が生じる。
これに対し、第1位置決め部材15および第2位置決め部材25の第1高さH1とバネ部5の第2高さH2とを上記の関係となるように設定することにより、バネ部5を保護する構造を得ることができる。この構造により、第1位置決め部材15および第2位置決め部材25を床に向けるようにして光源格納部40を床の上に置いた際に、第1位置決め部材15および第2位置決め部材25が床に当たるが、バネ部5は床に当たらない。これにより、バネ部5の変形を防止することができる。また、安定状態(電源格納部30に光源格納部40が取り付けられた状態)、あるいは光源格納部40を取り外す際に、バネ部5の変形に起因するトラブルを未然に防止することができる。
(バネ部とバネ受け部との結合およびその解除)
図16の(a)はバネ部5およびバネ受け部11を並べた状態を示す図であり、図16の(b)はバネ部5のバネ受け部11への結合およびバネ部5のバネ受け部11からの取り外しの手順を示す図である。
図7および図16の(a)に示されるように、バネ受け部11は、光源格納部40の荷重を受けても変形しない剛性を有するように、バネ部5よりも幅が広く、かつ、厚い金属板により形成されている。バネ部5は、端部51をバネとして機能させることと、バネ受け部11により保持されることから、高い剛性が要求されないが、バネ受け部11は、光源格納部40の荷重を支えるために、高い剛性が要求される。そこで、バネ部5が、光源格納部40の荷重を支えるようにバネ受け部11材より厚く形成されることにより、バネ受け部11の変形を防止することができる。
バネ部5のバネ受け部11への結合およびその解除については、図16の(b)に示す(A)〜(D)のようにして行われる。まず、(A)のバネ部5がバネ受け部11から離れている状態から、(B)のようにしてバネ部5(光源格納部40)をバネ受け部11(電源格納部30)に接触させた状態で、さらに光源格納部40を電源格納部30側に押し込む。これにより、(C)のように、バネ部5がバネ受け部11と結合して、光源格納部40が電源格納部30と組み合わされる。この状態では、バネ部5の端部51がバネ受け部11の端部111と噛み合う(係合する)ことにより、バネ部5がバネ受け部11と結合している。
また、この状態で、治具によりバネ部5の一方の端部51を押す(図16における左向きの矢印の方向に押す)ことにより、(D)のように、当該端部51とバネ受け部11の端部111との噛み合いが外れる。さらに他方の端部51とバネ受け部11の端部111との噛み合いを外すことで、(A)のように、バネ受け部11からバネ部5を外して、光源格納部40が電源格納部30から取り外される。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図1〜図17に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図17は、本発明の実施形態2に係る照明装置における本体シャーシ7、バネ部5およびバネ受け部11の構造を示す断面である。
本実施形態の照明装置20も、基本的には、図1〜図16に示されるように、実施形態1の照明装置20と同様に構成されている。本実施形態では、図17に示すように、バネ部5の端部51とバネ受け部11(保持部材)の端部111とが、電源格納部30の外枠を形成する本体シャーシ7(筐体)の内部で係合している。これにより、バネ受け部11は、本体シャーシ7の内部でバネ部5を保持することができる。
特許文献2に記載された構造では、器具本体を保持する係合板が露出しているので、係合板が不用意に押されると、器具本体がシャーシから脱落する可能性がある。これに対し、図17に示されるバネ部5とバネ受け部11との係合構造は、露出していないので、バネ部5が不用意に押されることで、電源格納部30と光源格納部40との接続が解除され、光源格納部40が脱落するのを防止することができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について、図1〜図16、図18に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態1および2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図18の(a)は本発明の実施形態3に係る照明装置の本体シャーシ7におけるバネ受け部の配置を示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は解除穴31における断面構造を示す断面図であり、(c)は解除穴31における他の断面構造を示す断面図である。
本実施形態の照明装置20も、基本的には、図1〜図16に示されるように、実施形態1の照明装置20と同様に構成されている。本実施形態では、図18の(a)に示されるように、本体シャーシ7(トラフ)に、電源格納部30と光源格納部40との接続を解除する操作を行うための解除穴31(操作穴)が設けられている。本体シャーシ7は、バネ受け部11が固定される固定板7aと、固定板7aの両方の側端部に設けられた側壁板7bとを有している。解除穴31は、側壁板7bにおける、バネ受け部11が固定される側方の位置に形成されている。
実施形態1において図16を参照して説明した、バネ部5とバネ受け部11との係合を解除するときに、次のように解除穴31が利用される。
解除穴31から治具を差し込んでバネ部5の端部51を押すだけで、バネ部5とバネ受け部11との係合が解除されるので、容易に電源格納部30と光源格納部40との接続を解除できる。解除穴31によって、バネ部5を押す位置、方向が明確に定まるので、照明装置20が設置される天井面近くでも、良好な作業性を確保することができる。
また、解除穴31が治具を挿入できる程度に小さく形成されることや、一般に照明装置20が利用者から離れて設置されることや、光源格納部40が電源格納部30よりも幅が広いことから、解除穴31が露出していてもほとんど目につくことはない。したがって、照明装置20の外観上の美観が解除穴31によって損なわれることはない。
また、解除穴31およびバネ受け部11は、本体シャーシ7の長手方向について同じ位置にあり、図18の(b)および(c)に示されるように、バネ受け11は、本体シャーシ7に内接して設置されている。図18の(b)に示される構造では、バネ受け部11の端部111aが固定板7a側に90度未満の角度で折り曲げられている。一方、図18の(c)に示される構造では、バネ受け部11の端部111bが固定板7aと平行に伸びる部分と、端部111aと同様に折り曲げられる部分とからなる。バネ受け11が本体シャーシ7に内接して設置されることにより、本体シャーシ7における解除穴31付近の機械的強度を補うことができる。
なお、本実施形態では、本体シャーシ7の長さにもよるが、図2に示すように、解除穴31が、本体シャーシ7の中央部付近と、両端部付近との3箇所に設けられていることが好ましい。ただし、解除穴31が設けられる箇所は3箇所に限定されないことは勿論である。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る照明装置は、筐体(本体シャーシ7)と、光源(LED4a)を格納する光源格納部40とを備え、前記光源格納部40が、前記光源が配置された配置板(反射板3)と、前記光源を覆い、前記配置板と係合する係合部(係合溝1a)を有するカバー1と、前記光源格納部40を前記筐体と接続する接続部材(バネ部5)とを有し、前記接続部材が、前記係合部を前記配置板に押し当てるように前記係合部を押圧する押圧部51aを有している。
上記の構成によれば、接続部材の押圧部51aが、カバー1を係合部で押圧することにより、カバー1が配置板に押し当てられる。これにより、カバー1が配置板に遊びをもった状態で係合していても、配置板とカバー1との位置関係を固定することができる。また、カバー1が配置板に遊びをもたない状態で係合していても、配置板とカバー1との位置関係をより強固に固定することができる。
これにより、接続部材が、光源格納部40を筐体と接続する機能だけでなく、配置板とカバー1との位置関係を固定する機能をも兼ね備えることになる。したがって、配置板とカバー1との位置関係を固定するための新たな部品が不要となり、コスト削減および作業工数削減を図ることができる。
本発明の態様2に係る照明装置は、上記態様1において、前記筐体が、前記筐体の内部で前記接続部材を保持する保持部材を有していてもよい。
上記の構成によれば、保持部材が接続部材を保持する構造が、筐体の内部に形成されるので、保持部材による接続部材の保持を解除される操作が不用意に行われることを防止することができる。したがって、筐体と光源格納部40との接続が不用意に解除されることによって、光源格納部40が脱落することを回避することができる。
本発明の態様3に係る照明装置は、上記態様2において、前記接続部材が、前記配置板における前記光源が固定された面と反対側の面に設けられ、前記保持部材が、前記筐体の内部に配置されていてもよい。
上記の構成によれば、保持部材が接続部材を筐体の内部で保持する構造を容易に得ることができる。
本発明の態様4に係る照明装置は、上記態様2または3において、前記筐体には、前記保持部材による前記接続部材の保持を解除する操作を行うための操作穴(解除穴31)が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、操作穴から、接続部材の保持を解除する操作を行うことができる。例えば、操作穴から治具を差し込むようにすれば、接続部材の保持を容易に解除して、筐体からの光源格納部の取り外し作業を軽減することができる。
本発明の態様5に係る照明装置は、上記態様4において、前記保持部材が、前記操作穴の付近に固定されていてもよい。
上記の構成によれば、筐体においては、操作穴が形成される部位の強度が他の部位よりも低いので、操作穴の付近で保持部材が固定されることにより、筐体における操作穴の付近の機械的強度を補うことができる。
本発明の態様6に係る照明装置は、上記態様1において、前記光源格納部40が、前記筐体との位置関係を定めるための位置決め部材(第1位置決め部材15および第2位置決め部材25)を有していてもよい。
上記の構成によれば、筐体に光源格納部40を取り付ける際に、位置決め部材を用いて筐体に対する光源格納部40の取り付け位置を容易に定めることができる。したがって、筐体への光源格納部40を取り付ける作業の作業性を向上させることができる。
本発明の態様7に係る照明装置は、上記態様6において、前記位置決め部材の前記光源格納部40から突出している部分の最も高い部分の高さは、前記接続部材の前記光源格納部40から突出している部分の最も高い部分の高さよりも高くてもよい。
上記の構成によれば、光源格納部40を筐体に接続する作業時に、光源格納部40を床に置く場合に、位置決め部材が床に接するが、接続部材は床に接しない。これにより、接続部材部の変形を防止することができる。
本発明の態様8に係る照明装置は、上記態様1において、前記筐体が、前記接続部材を保持する保持部材をさらに有しており、前記保持部材が、前記光源格納部40の荷重を支えるように、前記接続部材より厚く形成されていてもよい。
上記の構成において、接続部材は、保持部材により保持されるので、高い剛性が要求されないが、保持部材は、光源格納部40の荷重を支えるために、高い剛性が要求される。そこで、保持部材が、光源格納部40の荷重を支えるように接続部材より厚く形成されることにより、保持部材の変形を防止することができる。
本発明の態様9に係る照明装置は、上記態様1において、前記接続部材が、板バネとして形成される可動部をさらに有しており、カバーが、前記可動部によって押圧されていてもよい。
上記の構成によれば、簡素な構造でカバーを押圧することができる。したがって、照明装置を簡素に構成することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、電源を格納する電源格納部に対し、電源格納部と別体に形成された光源格納部を取り付ける構造を有する照明装置に利用することができる。
1 カバー
1a 係合溝(係合部)
2 サイドカバー
3 反射板(配置板)
3a 係合片
4a LED(光源)
5 バネ部(接続部材)
7 本体シャーシ(筐体)
11 バネ受け部
12 第1サイドカバー
15 第1位置決め部材
21 位置決め部材
22 第2サイドカバー
25 第2位置決め部材
30 電源格納部
31 解除穴(操作穴)
40 光源格納部
51 端部(可動部)
51a 押圧部
111,111a,111b 端部
H1 第1高さ
H2 第2高さ

Claims (5)

  1. 筐体と、
    光源を格納する光源格納部とを備え、
    前記光源格納部は、
    前記光源が配置された配置板と、
    前記光源を覆い、前記配置板と係合する係合部を有するカバーと、
    前記光源格納部を前記筐体と接続する接続部材とを有し、
    前記接続部材は、前記係合部を前記配置板に押し当てるように前記係合部を押圧する押圧部を有していることを特徴とする照明装置。
  2. 前記筐体は、前記筐体の内部で前記接続部材を保持する保持部材を有していることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記筐体には、前記保持部材による前記接続部材の保持を解除する操作を行うための操作穴が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記保持部材は、前記操作穴の付近に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記光源格納部は、前記筐体との位置関係を定めるための位置決め部材を有し、
    前記位置決め部材の前記光源格納部から突出している部分の最も高い部分の高さは、前記接続部材の前記光源格納部から突出している部分の最も高い部分の高さよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
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