JPWO2015182674A1 - 制御装置、生体光学測定装置および内視鏡システム - Google Patents

制御装置、生体光学測定装置および内視鏡システム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015182674A1
JPWO2015182674A1 JP2015558687A JP2015558687A JPWO2015182674A1 JP WO2015182674 A1 JPWO2015182674 A1 JP WO2015182674A1 JP 2015558687 A JP2015558687 A JP 2015558687A JP 2015558687 A JP2015558687 A JP 2015558687A JP WO2015182674 A1 JPWO2015182674 A1 JP WO2015182674A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
measurement
subject
optical measurement
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015558687A
Other languages
English (en)
Inventor
誠悟 伊藤
誠悟 伊藤
至峰 小林
至峰 小林
鳥山 誠記
誠記 鳥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Publication of JPWO2015182674A1 publication Critical patent/JPWO2015182674A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

先端部211を被検体に挿入し、先端部211に設けられた撮像部211bによって被検体内の体内画像を撮像する内視鏡装置2と、内視鏡装置2を介して被検体内に挿入され、被検体内における生体組織の光学測定を行う生体光学測定装置3を制御するビデオプロセッサ4であって、光学測定の測定結果と、光学測定を行った際の被検体内における測定位置を識別するための識別情報とを記録するプロセッサ記録部43と、測定結果と識別情報とを取得して、測定結果と識別情報とを対応付けてプロセッサ記録部43に記録する対応付け部451と、を備える。

Description

本発明は、被検体内の体内画像を撮像する内視鏡装置を介して被検体内に挿入した測定プローブにより、被検体内における生体組織の光学測定を行う生体光学測定装置を制御する制御装置、生体光学測定装置、および内視鏡システムに関する。
従来、生体組織に測定光を照射し、生体組織から反射または散乱された検出光の測定結果に基づいて、生体組織の性状を推定する生体光学測定装置が知られている。このような生体光学測定装置は、消化器等の臓器を観察する内視鏡と組み合わせて使用されている。たとえば、空間コヒーレンス長の短い低コヒーレントの白色光をプローブの出射ファイバ先端から生体組織に照射し、複数の受光ファイバを用いて複数の散乱光の周波数スペクトルを測定することによって、生体組織の性状を検出するLEBS(Low-Coherence Enhanced Backscattering)技術を用いた生体光学測定装置が提案されている(特許文献1を参照)。
特表2009−537014号公報
ところで、上述した生体光学測定装置では、光学測定の測定結果と光学測定を行った測定位置との間に相関があることが考えられるが、測定結果しか出力していなかったため、的確な診断が行われないおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、術者による円滑な診断をサポートすることができる制御装置、生体光学測定装置および内視鏡システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる制御装置は、被検体に挿入される挿入部の先端に設けられた撮像部によって前記被検体内の体内画像を撮像する内視鏡装置を介して測定プローブが前記被検体内に挿入され、前記被検体内における生体組織の光学測定を行う生体光学測定装置を制御する制御装置であって、前記光学測定の測定結果と、前記光学測定を行った際の前記被検体内における測定位置を識別するための識別情報とを記録する記録部と、前記測定結果と前記識別情報とを取得して、前記測定結果と前記識別情報とを対応付けて前記記録部に記録する対応付け部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、前記識別情報は、前記光学測定を行った際に前記撮像部が撮像した前記体内画像であることを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、前記識別情報は、前記測定プローブの先端と前記生体組織との接触した状態の前記体内画像であることを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、前記識別情報は、前記挿入部の前記被検体内への挿入形状を示す内視鏡挿入形状情報であることを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、前記対応付け部は、前記測定結果の有効性を判断し、無効であると判断した前記測定結果を破棄することを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、前記対応付け部は、前記測定結果の有効性を判断し、無効であると判断した前記測定結果に対しては、該測定結果が無効であることを示す無効情報を付加して記録することを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、測定値の測定時における前記被検体内での前記挿入部の先端の位置を判定する位置判定部をさらに備え、前記対応付け部は、前記位置判定部が判定した前記挿入部の先端の位置を示す情報を前記識別情報として前記測定結果に対応付けることを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、前記位置判定部は、前記体内画像に基づいて前記被検体内における前記挿入部の先端の位置を判定することを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、前記位置判定部は、前記体内画像と、予め臓器ごとに設定される臓器の特徴部分の画像情報とを比較することによって、前記被検体内における前記挿入部の先端の位置を判定することを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、前記位置判定部は、前記挿入部の前記被検体内への挿入形状パターンと、予め臓器ごとに設定された各臓器にそれぞれ対応する前記挿入部の挿入形状パターンとを比較することによって、前記挿入部の先端の位置を判定することを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、前記位置判定部は、前記挿入部が前記被検体内へ挿入した長さと、予め臓器ごとに設定された臓器の位置に対応する前記挿入部の挿入長さの閾値とを比較することによって、前記被検体内における前記挿入部の先端の位置を判定することを特徴とする。
また、本発明にかかる制御装置は、前記位置判定部は、前記内視鏡装置によって狭帯域化した光が照射された際の前記体内画像に含まれる各臓器に特有の波長成分と、各臓器に特有の前記波長成分について予め設定された閾値とを比較することによって、前記被検体内における前記挿入部の先端の位置を判定することを特徴とする。
また、本発明にかかる生体光学測定装置は、被検体に挿入される挿入部の先端に設けられた撮像部によって前記被検体内の体内画像を撮像する内視鏡装置を介して測定プローブが前記被検体内に挿入され、前記被検体内における生体組織の光学測定を行う生体光学測定装置であって、前記光学測定の測定結果と、前記光学測定を行った際の前記被検体内における測定位置を識別するための識別情報とを記録する記録部と、前記測定結果と前記識別情報とを取得して、前記測定結果と前記識別情報とを対応付けて前記記録部に記録する対応付け部と、を有する制御装置を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡システムは、被検体に挿入される挿入部先端に設けられた撮像部によって前記被検体内の体内画像を撮像する内視鏡装置と、前記内視鏡装置を介して前記被検体内に測定プローブが挿入され、前記被検体内における生体組織の光学測定を行う生体光学測定装置とを備えた内視鏡システムであって、前記生体光学測定装置は、前記光学測定の測定結果と、前記光学測定を行った際の前記被検体内における測定位置を識別するための識別情報とを記録する記録部と、前記測定結果と前記識別情報とを取得して、前記測定結果と前記識別情報とを対応付けて前記記録部に記録する対応付け部と、を有する制御装置を備えたことを特徴とする。
本発明は、生体光学測定装置による光学測定の測定結果と、該光学測定を行った際の被検体内における測定位置を識別するための識別情報とを取得し、該測定結果と該識別情報とを対応付けて記録部に記録しており、術者は、該測定結果とともに測定位置を識別するための該識別情報を参照することによって、測定位置を認識しながら光学測定の測定結果を確認することができる。したがって、本発明によれば、術者による円滑な診断をサポートすることができる。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる内視鏡システムの概略構成を示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる内視鏡システムの構成を模式的に示すブロック図である。 図3は、図2に示す内視鏡システムが実行する処理のうち、生体光学測定装置による光学測定の測定結果をプロセッサ記録部に記録する処理の処理手順を示すフローチャートである。 図4は、光学測定データの構成を示す模式図である。 図5は、図2に示す撮像部が撮像した体内画像の一例を示す図である。 図6は、図2に示す内視鏡システムが実行する処理のうち、生体光学測定装置による光学測定の測定結果を記録する処理の他の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、図2に示す内視鏡システムが実行する処理のうち、生体光学測定装置による光学測定の測定結果を処理の他の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態1の変形例2にかかる内視鏡システムの構成を模式的に示すブロック図である。 図9は、本発明の実施の形態1の変形例3にかかる内視鏡システムの構成を模式的に示すブロック図である。 図10は、光学測定データの構成を示す模式図である。 図11は、本発明の実施の形態2にかかる内視鏡システムの構成を模式的に示すブロック図である。 図12は、図11に示す内視鏡システムが実行する処理のうち、生体光学測定装置による光学測定の測定結果をプロセッサ記録部に記録する処理の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、図11に示す位置判定部による位置判定処理の概要を説明する図である。 図14は、光学測定データの構成を示す模式図である。 図15は、本発明の実施の形態2の変形例1にかかる内視鏡システムの構成を模式的に示すブロック図である。 図16は、光学測定データの構成を示す模式図である。 図17は、本発明の実施の形態2の変形例2にかかる内視鏡システムの構成を模式的に示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明にかかる制御装置の好適な実施の形態として、LEBS技術を用いた生体光学測定装置を備えた内視鏡システムを例に詳細に説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。また、図面は、模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係および各部材の比率等は、現実と異なることに留意する必要がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法や比率が異なる部分が含まれる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる内視鏡システムの概略構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態1にかかる内視鏡システム1は、被検体内に導入され、被検体の体内を撮像して被検体内の画像信号を生成する内視鏡装置2(スコープ)と、内視鏡装置2を介して被検体内に導入され、被検体内の生体組織の性状を推定する生体光学測定装置3と、内視鏡装置2の照明光(観察光)を生成する照明装置5と、内視鏡装置2によって撮像された画像信号に対して所定の画像処理を行うとともに内視鏡システム1の各部を制御するビデオプロセッサ4と、ビデオプロセッサ4が画像処理を施した画像信号に対応する画像を表示する表示装置6と、を備える。ビデオプロセッサ4は、生体光学測定装置3の制御装置としても機能する。
内視鏡装置2は、被検体内に挿入される挿入部21と、挿入部21の基端部側であって術者が把持する操作部22と、操作部22より延伸する可撓性のユニバーサルコード23と、を備える。
挿入部21は、照明ファイバ(ライトガイドケーブル)および電気ケーブル等を用いて実現される。挿入部21は、被検体内を撮像する撮像素子としてCCDセンサを内蔵した撮像部を有する先端部211と、複数の湾曲駒によって構成された湾曲自在な湾曲部212と、湾曲部212の基端部側に設けられた可撓性を有する可撓管部213と、を有する。先端部211には、照明レンズを介して被検体内を照射する照明部、被検体内を撮像する観察部、処理具用チャンネルを連通する開口部214および送気・送水用ノズル(図示せず)が設けられている。
操作部22は、湾曲部212を上下方向および左右方向に湾曲させる湾曲ノブ221と、被検体の体腔内に生体鉗子、レーザメス、生体光学測定装置3の測定プローブ等の処置具が挿入される処置具挿入部222と、ビデオプロセッサ4、照明装置5、送気装置、送水装置および送ガス装置等の周辺機器の操作を行う複数のスイッチ部223と、を有する。処置具挿入部222から挿入された処置具は、内部に設けられた処置具用チャンネルを経て挿入部21先端の開口部214から表出する。
ユニバーサルコード23は、照明ファイバおよび電気ケーブル等を用いて構成される。ユニバーサルコード23は、照明装置5に対して着脱自在なコネクタ部231と、ビデオプロセッサ4に対して着脱自在なコネクタ部232とを有する。ユニバーサルコード23は、照明装置5から出射された照明光を、コネクタ部231、操作部22および可撓管部213を介して先端部211に伝播する。ユニバーサルコード23は、先端部211に設けられた撮像部が撮像した画像信号をビデオプロセッサ4に伝送する。
生体光学測定装置3は、内視鏡装置2の処置具挿入部222を介して被検体の体内に挿入される測定プローブ31と、測定プローブ31に測定光を出射するとともに、測定プローブ31を介して入射した生体組織(測定対象物)からの戻り光(反射光)および/または散乱した散乱光を受光して生体組織の性状を推定する本体部32と、本体部32の測定結果等をビデオプロセッサ4に伝送する伝送ケーブル33と、を備える。
ビデオプロセッサ4は、ユニバーサルコード23を介して入力された内視鏡装置2の先端部211における撮像部が撮像した被検体内の画像信号に対して所定の画像処理を施す。ビデオプロセッサ4は、伝送ケーブル33を介して入力された生体光学測定装置3の測定結果を記録する。ビデオプロセッサ4は、ユニバーサルコード23を介して内視鏡装置2の操作部22におけるスイッチ部223から送信された各種の指示信号に基づいて、内視鏡システム1の各部を制御する。
照明装置5は、白色光源や集光レンズ等を用いて構成される。照明装置5は、白色光源からの白色光を、ユニバーサルコード23の照明ファイバを介して接続された内視鏡装置2へ照明光として供給する。
表示装置6は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)を用いた表示ディスプレイ等を用いて構成される。表示装置6は、映像ケーブル61を介してビデオプロセッサ4によって所定の画像処理が施された画像信号に対応する画像および生体光学測定装置3の測定結果、識別情報等を表示する。これにより、術者は、表示装置6が表示する画像(体内画像)を見ながら内視鏡装置2を操作することにより、被検体内の所望の位置の観察および性状の判定ができる。
つぎに、図1で説明した生体光学測定装置3、ビデオプロセッサ4および照明装置5の詳細な構成について説明する。図2は、内視鏡システム1の構成を模式的に示すブロック図である。
まず、生体光学測定装置3の詳細な構成について説明する。測定プローブ31は、複数の光ファイバを用いて実現される。たとえば、測定プローブ31は、生体組織S1に測定光を出射する出射ファイバ311と、生体組織で反射した反射光および/または散乱光が異なる角度で入射する複数の受光ファイバ312とを用いて実現される。出射ファイバ311および受光ファイバ312は、少なくとも先端部分が互いに平行に配列される。測定プローブ31は、コネクタ部313と、可撓部314と、先端部315と、を有する。
コネクタ部313は、本体部32に着脱自在に接続される。コネクタ部313は、本体部32から出射された測定光を測定プローブ31に出射するとともに、測定プローブ31を介して入射される反射光および/または散乱光を本体部32に出射する。
可撓部314は、可撓性を有し、本体部32から出射される測定光を出射ファイバ311に伝播するとともに、先端部315を介して入射する反射光および/または散乱光を本体部32に伝播する。
先端部315は、可撓部314から伝播された測定光を生体組織S1に対して出射するとともに、生体組織S1で反射した反射光および/または散乱光が入射する。先端部315には、透過性を有するロッド315aが光学部材として設けられている。ロッド315aの端面には、出射ファイバ311の端面および受光ファイバ312の端面が露出しており、ロッド315aは、生体組織S1表面と出射ファイバ311および受光ファイバ312の先端との距離が一定となるように円柱形状をなす。なお、図2では、2本の受光ファイバ312を有する測定プローブ31を例に説明したが、少なくとも2種類以上の散乱角度が異なる散乱光を受光できればよいため、受光ファイバ312が2本以上であってもよい。さらに、出射ファイバ311も1本以上あればよい。測定プローブ31の先端は、内視鏡装置2の挿入部21の先端の開口部214から表出する。
本体部32は、測定光源部321と、受光部322と、測定装置入力部323と、出力部324と、測定装置記録部325と、通信部326と、光学制御部327と、を備える。
測定光源部321は、白色LED(Light Emitting Diode)またはキセノンランプ等のインコヒーレント光源と、必要に応じて一または複数のレンズとを用いて実現される。測定光源部321は、コネクタ部313および測定プローブ31を介して生体組織S1に測定光を出射する。
受光部322は、測定プローブ31から出射された光であって生体組織S1で反射した反射光および/または散乱光を受光して測定する。受光部322は、複数の分光測定器を用いて実現される。具体的には、受光部322の分光測定器は、受光ファイバ312の数に応じて設けられる。受光部322は、測定プローブ31から入射された反射光および/または散乱光のスペクト成分および強度分布を測定して、各波長の測定を行う。受光部322は、測定値を光学制御部327へ出力する。
測定装置入力部323は、プッシュ式のスイッチやタッチパネル等を用いて実現され、生体光学測定装置3の起動を指示する起動信号または他の各種の操作を指示する操作信号の入力を受けて光学制御部327へ出力する。
出力部324は、液晶または有機ELの表示ディスプレイおよびスピーカ等を用いて実現され、生体光学測定装置3における各種処理に関する情報を出力する。
測定装置記録部325は、揮発性メモリや不揮発性メモリを用いて実現され、生体光学測定装置3を動作させるための各種プログラム、光学測定処理に使用される各種データや各種パラメータを記録する。測定装置記録部325は、生体光学測定装置3の処理中の情報を一時的に記録する。また、測定装置記録部325は、生体光学測定装置3の測定結果を記録する。
通信部326は、伝送ケーブル33(図1参照)を介してビデオプロセッサ4との通信を行うための通信インターフェースである。生体光学測定装置3の測定結果を順次ビデオプロセッサ4に伝送するとともに、ビデオプロセッサ4から送信された指示信号や制御信号を光学制御部327へ出力する。
光学制御部327は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成される。光学制御部327は、生体光学測定装置3の各部の処理動作を制御する。光学制御部327は、生体光学測定装置3の各構成に対する指示情報やデータの転送等を行うことによって、生体光学測定装置3の動作を制御する。光学制御部327は、受光部322による測定値を測定装置記録部325に記録する。光学制御部327は、演算部327aと、駆動制御部327bとを有する。
演算部327aは、受光部322による測定値に基づいて、複数の演算処理を行い、生体組織S1の性状に関わる特性値を演算する。この特性値の種別は、たとえば測定装置入力部323が受け付けた指示情報にしたがって設定される。
駆動制御部327bは、通信部326から入力される光学測定の開始を指示する信号を受信した場合、生体光学測定装置3を駆動する制御を行う。具体的には、駆動制御部327bは、測定光源部321および受光部322を駆動することにより、生体光学測定装置3の光学測定を可能にする。
つぎに、ビデオプロセッサ4について説明する。ビデオプロセッサ4は、画像処理部41と、プロセッサ入力部42と、プロセッサ記録部43と、通信部44と、プロセッサ制御部45と、を備える。
画像処理部41は、コネクタ部232および映像ケーブル233を介して先端部211の観察窓(図示せず)の近傍に配置された撮像部211bで撮影されたデジタル信号である画像信号を取得し、取得した画像信号に対して所定の画像処理を行う。具体的には、画像処理部41は、画像信号(画像データ)に対して、少なくとも、オプティカルブラック減算処理、ホワイトバランス(WB)調整処理、撮像素子がベイヤー配列の場合には画像信号の同時化処理、カラーマトリクス演算処理、ガンマ補正処理、色再現処理およびエッジ強調処理等を含む画像処理を行う。画像処理部41は、画像処理を施した画像信号に対してデジタル信号からアナログ信号に変換し、変換したアナログ信号の画像信号をハイビジョン方式等のフォーマットに変更する。画像処理部41は、プロセッサ制御部45を介して画像信号を表示装置6へ出力する。これにより、表示装置6には、1枚の体内画像が表示される。
プロセッサ入力部42は、マウス、キーボードおよびタッチパネル、スコープスイッチ等の操作デバイスを用いて実現され、内視鏡システム1の各種指示情報の入力を受け付ける。具体的には、プロセッサ入力部42は、被検体情報(たとえばID、生年月日、名前等)、内視鏡装置2の判別情報(たとえばIDや検査対応項目)および検査内容等の各種指示情報の入力を受け付ける。また、プロセッサ入力部42は、生体光学測定装置3に対して光学測定の開始を指示する信号の入力を受け付ける。プロセッサ入力部42が受け付けた光学測定の開始を指示する信号は、通信部44を介して、生体光学測定装置3の通信部326に出力される。
プロセッサ記録部43は、揮発性メモリや不揮発性メモリを用いて実現され、ビデオプロセッサ4を動作させるための各種プログラムを記録する。プロセッサ記録部43は、ビデオプロセッサ4の処理中の情報を一時的に記録する。プロセッサ記録部43は、光学測定データ記録部431を有する。光学測定データ記録部431には、生体光学測定装置3における光学測定の測定結果と、該光学測定を行った際の被検体内における測定位置を識別するための識別情報とが対応付けられた状態の光学測定データが複数記録される。各識別情報は、光学測定を行った際に撮像部211bが撮像した体内画像であり、画像処理部41によって画像処理が施された後に光学測定データ記録部431に記録される。なお、プロセッサ記録部43は、ビデオプロセッサ4の外部から装着されるメモリカード等を用いて構成されてもよい。
通信部44は、伝送ケーブル33を介して生体光学測定装置3との通信を行うための通信インターフェースである。
プロセッサ制御部45は、CPU等を用いて実現される。プロセッサ制御部45は、ビデオプロセッサ4の各部の処理動作を制御する。プロセッサ制御部45は、ビデオプロセッサ4の各構成に対する指示情報やデータの転送等を行うことによって、ビデオプロセッサ4の動作を制御する。プロセッサ制御部45は、各ケーブルを介して内視鏡装置2、生体光学測定装置3および照明装置5にそれぞれ接続されている。プロセッサ制御部45は、対応付け部451を備える。
対応付け部451は、通信部44を介して生体光学測定装置3における光学測定の測定結果を取得するとともに、該光学測定を行った際の被検体内における測定位置を識別するための識別情報を取得して、取得した測定結果と該識別情報とを対応付けてプロセッサ記録部43の光学測定データ記録部431に記録する。対応付け部451は、撮像部211bの撮像処理タイミングを、受光部322における測定値の測定処理タイミングに同期させる制御を行い、光学測定を行った際に撮像部211bが撮像した体内画像を、識別情報として取得する。なお、対応付け部451は、受光部322による測定値に基づいて演算部327aによって演算された生体組織S1の性状に関わる特性値を、測定結果として取得する。
つぎに、照明装置5について説明する。照明装置5は、照明光源部51と、光源ドライバ52と、光源駆動制御部53と、を備える。
照明光源部51は、白色LEDまたはキセノンランプ等を用いて構成される。照明光源部51は、内視鏡装置2に供給する照明光を発生する。
光源ドライバ52は、光源駆動制御部53の制御のもと、照明光源部51に所定の電力を供給する。これにより、照明光源部51から発せられた光は、コネクタ部231およびユニバーサルコード23を介して挿入部21の先端部211の照明部211aから生体組織S1に照射される。
光源駆動制御部53は、CPU等を用いて実現され、ビデオプロセッサ4から入力される指示信号に基づいて、光源ドライバ52を制御する。
以上のように構成された内視鏡システム1の生体光学測定装置3が実行する処理について説明する。図3は、内視鏡システム1が実行する処理のうち、生体光学測定装置3による光学測定の測定結果をビデオプロセッサ4のプロセッサ記録部43に記録する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図3に示すように、対応付け部451は、通信部44を介して光学測定の測定結果を取得する測定結果取得処理を行う(ステップS1)。対応付け部451は、光学測定を行った際の被検体内における測定位置を識別するための識別情報を取得する測定位置識別情報取得処理を行う(ステップS2)。この識別情報は、前述したように、光学測定を行った際に撮像部211bが撮像した体内画像である。ステップS1およびステップS2は、順不同であり、並列に行われる。対応付け部451は、取得した測定結果と識別情報である体内画像のデータとを対応付ける対応付け処理を行い(ステップS3)、対応付けた測定結果と体内画像のデータとを1つの光学測定データとしてプロセッサ記録部43の光学測定データ記録部431に記録する記録処理を行う(ステップS4)。
図4は、光学測定データの構成を示す模式図である。図4に示すように、光学測定データ431uは、測定結果D1、測定結果D1の測定タイミングに合わせて撮像された画像データD2、および、被検体である患者を識別する患者データD3を要素として有している。測定結果D1、画像データD2および患者データD3は、相互して対応付けられている。
このため、本実施の形態1では、術者が、生体光学測定装置3の測定結果を参照する際には、測定結果と一緒に、この測定値の測定タイミングに合わせて撮像された体内画像のデータも参照することができる。したがって、本実施の形態1によれば、術者は、測定結果とともに該光学測定を行った際の被検体内における測定位置を識別するための識別情報を参照して、測定位置を認識しながら光学測定の測定結果を確認することができるため、術者による円滑な診断をサポートすることができる。
さらに、対応付け部451は、測定結果に対応付ける画像データD2として、たとえば図5に示すように、測定プローブ31の先端部315と生体組織とが接触した画像P(k=自然数)を取得してもよい。術者は、画像Pを参照することによって、生体光学測定装置3が実際に測定している生体組織を認識することができる。特に、画像Pのように、各臓器の境界の特徴部分、たとえば、十二指腸の幽門G2が映り込んでいた場合には、術者は、幽門G2の位置と、先端部315と生体組織との接触箇所とを比較することによって、測定結果の測定位置をさらに具体的に認識することができる。
(実施の形態1の変形例1)
対応付け部451は、生体光学測定装置3による光学測定データを、測定結果の有効性を判断した後に、ビデオプロセッサ4のプロセッサ記録部43に記録してもよい。図6は、生体光学測定装置3による光学測定の測定結果を記録する処理の他の処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すステップS11は、図3に示すステップS1である。対応付け部451は、ステップS11における測定結果取得処理において取得した測定結果が有効であるか否かを判断する(ステップS12)。測定プローブ31の先端部315が生体組織S1に接触していない場合における測定結果は、測定プローブ31の先端部315が生体組織に正常に接触している場合と明らかに異なる。
対応付け部451は、ステップS11における測定結果取得処理において取得した測定結果は有効であると判断した場合(ステップS12:Yes)、図3のステップS2〜ステップS4と同様の処理手順を行うことによって、測定位置識別情報取得処理(ステップS13)、対応付け処理(ステップS14)および記録処理を行う(ステップS15)を行う。一方、対応付け部451は、ステップS11における測定結果取得処理において取得した測定結果は有効でないと判断した場合には(ステップS12:No)、この測定結果を破棄して(ステップS16)、この測定結果に対応する光学測定データの記録処理を終了する。このように、有効な測定結果のみをプロセッサ記録部43に記録するようにしてもよい。
また、測定結果が無効である場合には、図7のフローチャートに示すように、光学測定データに無効フラグ等の無効情報を付加して、測定結果の有効性についても参照できるようにしてもよい。図7に示すステップS21〜ステップS24は、図3に示すステップS1〜ステップS4である。続いて、対応付け部451は、図6のステップS12と同様の処理手順を行うことによって、測定結果は有効であるか否かを判断する(ステップS25)。対応付け部451は、測定結果は有効と判断した場合(ステップS25:Yes)、記録処理を終了する。一方、対応付け部451は、測定結果が無効であると判断した場合には(ステップS25:No)、この測定結果を含む光学測定データに、該測定結果が無効であることを示す無効フラグ(無効情報)を付加して(ステップS26)、記録処理を終了する。
(実施の形態1の変形例2)
図8に示す内視鏡システム1Aのように、生体光学測定装置3Aの本体部32Aの光学制御部327Aに、対応付け部451と同じ機能を有する対応付け部327cを設け、生体光学測定装置3Aの測定装置記録部325Aの光学測定データ記録部431に光学測定データを記録させてもよい。また、生体光学測定装置3Aの測定装置入力部323Aに、プルスイッチ等のリモートスイッチを用いて構成された外部入力部328を設け、外部入力部328から、生体光学測定装置3Aに対して光学測定の開始を指示する信号(測定トリガ)が入力される構成であってもよい。この外部入力部328を、生体光学測定装置3Aに、有線で接続するほか、無線接続、たとえば赤外線通信で生体光学測定装置3Aに双方向に通信可能に接続してもよい。さらに、外部入力部328に術者の生体情報(指紋や静脈)を記録する記録部と、術者等の生体情報を読み取る読取部と、読取部が読み取った生体情報と、記録部が記録する生体情報とを判定する判定部を設け、この判定部の結果に応じて、外部入力部328の操作入力を受け付けてもよい。また、生体光学測定装置3Aおよびビデオプロセッサ4Aと接続可能である制御装置を別に設け、この制御装置に、対応付け部451,327cと同じ機能を有する対応付け部を設け、図示しない記録装置、ビデオプロセッサ4,4Aのプロセッサ記録部43、または、生体光学測定装置3,3Aの測定装置記録部325,325Aに光学測定データを記録させてもよい。また、生体光学測定装置3,3A、ビデオプロセッサ4,4Aと接続可能である記録装置を別に設け、対応付け部451,327cは、この記録装置に光学測定データを記録させてもよい。
(実施の形態1の変形例3)
図9は、実施の形態1の変形例3にかかる内視鏡システムの構成を模式的に示すブロック図である。図9に示す内視鏡システム1Bは、内視鏡装置10と、内視鏡挿入形状観察装置11(以下、「UPD装置11」という)と、ビデオプロセッサ4Bとを備える。
内視鏡装置10は、図1に示す挿入部21に代えて挿入部101を備える。挿入部101は、被検体内に挿入される。挿入部101は、先端部102に撮像部211bと磁気発生コイル215と、コネタク部234と、を有する。
磁気発生コイル215は、磁気を発生する磁気発生用コイルによって実現される。磁気発生コイル215は、挿入部101に対して所定の間隔で複数配置される。
UPD装置11は、コイル駆動部111と、センスコイルユニット112と、UPD制御部113と、を備える。UPD装置11は、被検体の近傍に配置される。
コイル駆動部111は、UPD制御部113の制御のもと、コネタク部234を介して磁気発生コイル215に対して所定の周波数のドライブ信号を印加することにより磁界を発生させる。
センスコイルユニット112は、磁界を検出するためにそれぞれ所定の位置関係で配置された複数のセンスコイルからなり、各磁気発生コイル215の位置を検出する。
UPD制御部113は、CPU等を用いて実現され、UPD装置11の各部を制御する。UPD制御部113は、挿入形状データ生成部113aを有する。
挿入形状データ生成部113aは、センスコイルユニット112が検出した各磁気発生コイル215の位置に基づいて、挿入部101の被検体内への挿入形状を示す挿入形状データを生成する。
ビデオプロセッサ4Bは、図2に示すプロセッサ制御部45に代えて、対応付け部451Bを有するプロセッサ制御部45Bを備える。対応付け部451Bは、挿入形状データ生成部113aが生成した挿入形状データを、生体光学測定装置3における光学測定を行った際の被検体内における測定位置を識別するための識別情報として取得する。このとき、対応付け部451Bは、測定値の測定タイミングに対応してセンスコイルユニット112が検出した各磁気発生コイル215の位置をもとに挿入形状データ生成部113aが生成した挿入形状データを、識別情報として測定結果に対応付けて、プロセッサ記録部43の光学測定データ記録部431Bに記録する。この結果、光学測定データ記録部431Bには、1つの光学データとして、測定結果D1、画像データD2、患者データD3、および、測定結果D1の測定処理タイミングに対応する挿入形状データD4を要素として有する光学測定データ431u−2(図10参照)が記録される。測定結果D1、画像データD2、患者データD3および挿入形状データD4は、相互して対応付けられている。
この場合、術者は、内視鏡装置の画像データに加えて、内視鏡装置10の挿入部101の被検体内への挿入形状も参照することができるため、光学測定の測定結果の測定位置をさらに容易に認識できるようになる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。図11は、本発明の実施の形態2にかかる内視鏡システムの構成を模式的に示すブロック図である。図11に示すように、実施の形態2にかかる内視鏡システム201は、図2に示すビデオプロセッサ4に代えて、プロセッサ制御部245を有するビデオプロセッサ204を備える。
プロセッサ制御部245は、対応付け部2451と、生体光学測定装置3の測定値の測定時における被検体内での挿入部21の先端部211の位置を判定する位置判定部2452を有する。対応付け部2451は、位置判定部2452が判定した挿入部21の先端部211の位置を示すデータを、光学測定を行った際の被検体内における測定位置を識別するための識別情報として測定結果に対応付け、プロセッサ記録部43の光学測定データ記録部2431に記録する。位置判定部2452は、測定結果の測定処理に対応して挿入部21の先端部211に対する位置判定を行う。
位置判定部2452は、画像処理部41を介して撮像部211bによって撮像された画像信号を取得し、取得した画像信号に対応する体内画像に基づいて、被検体内における内視鏡装置2の先端部211の位置を判定する。プロセッサ記録部43は、位置判定部2452が位置判定を行う体内画像に対して、パターンマッチングで判定する際に用いられる予め臓器ごとに設定される臓器の特徴部分の画像情報を記録する。プロセッサ記録部43は、臓器の特徴部分の画像情報として、たとえば、十二指腸の境界である幽門などの臓器の特徴部分の画像情報を記録する。位置判定部2452は、画像処理部41を介して撮像部211bによって撮像された画像信号を取得し、取得した画像信号に対応する体内画像とプロセッサ記録部43が記録する臓器境界の特徴部分の画像情報のそれぞれとを比較するパターンマッチング処理を行う。位置判定部2452は、パターンマッチングが成立した場合には、その臓器境界の特徴部分画像で示される臓器に内視鏡装置2の先端部211が到達したと判定する。また、位置判定部2452は、パターンマッチングが成立しない場合には、一つ前にパターンマッチングが成立した臓器に挿入部21の先端部211が位置したままであると判定する。
図12は、内視鏡システム201が実行する処理のうち、生体光学測定装置3による光学測定の測定結果をビデオプロセッサ204のプロセッサ記録部43に記録する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図12に示すステップS31〜ステップS32は、図3に示すステップS1〜ステップS2と同様の処理である。続いて、位置判定部2452は、ステップS32において識別情報として取得した体内画像と、プロセッサ記録部43に記録された臓器境界の特徴部分の各画像情報のそれぞれとのパターンマッチング処理を行うことにより、内視鏡装置2の先端部211の位置を判定する測定位置判定処理を行う(ステップS33)。たとえば、位置判定部2452は、撮像部211bが撮像した画像信号に対応する体内画像に対して、プロセッサ記録部43が記録する十二指腸の幽門の画像情報とのパターンマッチング処理を行い、体内画像が胃と十二指腸との境界を撮像した画像であるか否かを判別することによって、内視鏡装置2の先端部211が十二指腸に到達したか否かを判定する。具体的には、図13に示すように、位置判定部2452は、撮像部211bが連続的に撮像する画像P(n=自然数)に対して、プロセッサ記録部43が記録する画像情報を用いてパターンマッチングを行うことにより、画像Pに含まれる幽門G2が所定の大きさ、たとえば幅d1から幅d2になった場合(図13(a)→図13(b))、内視鏡装置2の先端部211が十二指腸に到達したと判別し、画像Pn+1に対応する測定結果の測定位置は十二指腸であると判定する。なお、位置判定部2452は、プロセッサ記録部43が記録する画像情報を順次変更することで、判別する臓器の境界を適宜変更しながら、パターンマッチング処理を行う。
そして、対応付け部2451は、取得した測定結果に、体内画像のデータおよび位置判定部2452が判定した挿入部21の先端部211の位置を示すデータを対応付ける対応付け処理を行い(ステップS34)、対応付けた測定結果と、体内画像のデータおよび挿入部21の先端部211の位置を示すデータとをプロセッサ記録部43の光学測定データ記録部2431に記録する記録処理を行う(ステップS35)。
この結果、光学測定データ記録部2431には、1つの光学測定データとして、測定結果D1、画像データD2、患者データD3、および、被検体内における内視鏡装置2の先端部211の位置データD5を要素として有する光学測定データ2431u(図14参照)が記録される。測定結果D1、画像データD2、患者データD3および位置データD5は、相互して対応付けられている。
したがって、実施の形態2によれば、術者は、測定結果とともに、測定時における被検体内での内視鏡装置2の先端部211の具体的な位置データを参照することができるため、生体光学測定装置3による測定位置をさらに容易に認識できるようになる。
なお、本実施の形態2において、実施の形態1と同様に、ビデオプロセッサ204のプロセッサ制御部245にではなく、生体光学測定装置3の本体部32の光学制御部327に、対応付け部2451を設け、光学測定データ記録部2431を生体光学測定装置3の測定装置記録部325に記録させてもよい。また、生体光学測定装置3の本体部32の光学制御部327に位置判定部2452を設け、生体光学測定装置3が被検体内における内視鏡装置2の先端部211の位置を判定できるようにしてもよい。もちろん、生体光学測定装置3およびビデオプロセッサ204と接続可能である制御装置を別に設け、この制御装置に、対応付け部2451と同じ機能を有する対応付け部と、位置判定部2452と同じ機能を有する位置判定部を設けてもよい。また、生体光学測定装置3、ビデオプロセッサ204と接続可能である記録装置を別に設け、対応付け部2451は、この記録装置に、測定結果と、挿入部21の先端部211の位置を示すデータとを対応付けて記録してもよい。
(実施の形態2の変形例1)
図15に示す内視鏡システム201BのようにUPD装置11を有する場合には、ビデオプロセッサ204Bは、UPD制御部113の挿入形状データ生成部113aによって生成された挿入形状データをもとに、被検体内における挿入部101の先端部102の位置判定を行ってもよい。
ビデオプロセッサ204Bは、図11に示すプロセッサ制御部245に代えて、対応付け部2451Bおよび位置判定部2452Bを有するプロセッサ制御部245Bを備える。位置判定部2452Bは、測定結果の測定処理に合わせてセンスコイルユニット112が検出した各磁気発生コイル215の位置をもとに挿入形状データ生成部113aが生成した挿入形状データを取得し、取得した挿入形状データをもとに、被検体内における内視鏡装置10の挿入部101の先端部102の位置を判定する。具体的には、プロセッサ記録部43に、臓器ごとに予め設定された臓器にそれぞれ対応する挿入部101の挿入形状パターンのデータを記録させておき、位置判定部2452Bが、プロセッサ記録部43に記録された各挿入形状パターンと、UPD装置11から出力された挿入形状パターンとを比較することによって、被検体内における内視鏡装置10の先端部102の位置を判定する。位置判定部2452Bは、プロセッサ記録部43が記録する挿入形状パターンのデータを順次変更することで、判別する臓器を適宜変更しながら、パターンマッチング処理を行う。
そして、対応付け部2451Bは、位置判定部2452Bが判定した挿入部101の先端部102の位置を示すデータを測定結果に対応付け、プロセッサ記録部43の光学測定データ記録部2431Bに記録する。この結果、光学測定データ記録部2431Bには、1つの光学測定データとして、測定結果D1、画像データD2、患者データD3、挿入形状データD4、および、被検体内における内視鏡装置10の先端部102の位置データD5を要素として有する光学測定データ2431u−2(図16参照)が記録される。測定結果D1、画像データD2、患者データD3、挿入形状データD4および位置データD5は、相互して対応付けられている。
この場合も、実施の形態2と同様に、術者は、測定結果とともに、測定時における被検体内での内視鏡装置10の先端部102の具体的な位置データを参照することができるため、生体光学測定装置3による測定位置をさらに容易に認識できるようになる。
なお、位置判定部2452Bは、挿入形状データをもとに、被検体の所定の箇所(たとえば口または肛門)から、挿入部101の先端部102の被検体における所定の位置までの距離を算出して、被検体内における内視鏡装置10の挿入部101の先端部102の位置を判定してもよい。この場合、位置判定部2452Bは、算出結果に基づいて内視鏡装置10の挿入部101が被検体内へ挿入した長さを求め、求めた長さと、予め臓器ごとに設定された臓器の位置に対応する挿入部101の挿入長さの閾値とを比較することによって、いずれの臓器に挿入部101の先端が位置するかを判定する。なお、位置判定部2452Bではなく、UPD装置11のUPD制御部113が、センスコイルユニット112が検出した各磁気発生コイル215の位置をもとに被検体の所定の箇所から挿入部101の先端部102の被検体における所定の位置までの距離を算出してもよく、この場合には、位置判定部2452Bは、UPD制御部113による算出結果をもとに被検体内における内視鏡装置10の挿入部101の先端部102の位置を判定する。
(実施の形態2の変形例2)
図17は、実施の形態2の変形例2にかかる内視鏡システムの構成を模式的に示すブロック図である。図17に示すように、実施の形態2の変形例2にかかる内視鏡システム201Cは、図2に示す照明装置5に代えて、特殊光源部91をさらに備えた照明装置9を有する。内視鏡システム201Cは、図11に示すビデオプロセッサ204に代えて、プロセッサ制御部245Cを備えたビデオプロセッサ204Cを有する。
特殊光源部91は、白色照明光とは波長帯域が異なる光であって狭帯域バンドパスフィルタによって狭帯域化したG(緑色)、B(青色)の成分の光を特殊光として発生する。特殊光源部91が発生する特殊光としては、たとえば血液中のヘモグロビンに吸収されやすくなるように狭帯域化された青色光(たとえば青色光:波長400nm〜500nm)および緑色光(たとえば緑色光:波長500nm〜600nm)の2種類の帯域のNBI(Narrow Band Imaging)照明光等を挙げることができる。本実施の形態2の変形例2では、特殊光源部91は、NBI照明光を特殊光として発生する。
プロセッサ制御部245Cは、図11に示す位置判定部2452に代えて、位置判定部2452Cを有する。位置判定部2452Cは、照明装置9によって狭帯域化した光が照射された際の体内画像に含まれる各臓器に特有の波長成分と、各臓器に特有の波長成分について予め設定された閾値とを比較することによって、被検体内における挿入部21の先端部211の位置を判定する。各臓器に特有の波長成分について予め設定された閾値は、プロセッサ記録部43に記録される。
たとえば十二指腸粘膜には胆汁が含まれており、NBI(NBI照明光)ではこの胆汁が鮮やかな赤色となる。このため、位置判定部2542Cは、体内画像に含まれる波長成分のうちの赤色の輝度成分を、NBIを用いて予め十二指腸を撮像した撮像画像における赤色の輝度成分をもとに設定された閾値と比較することによって、内視鏡の挿入部21の先端部211が十二指腸に位置するか否かを判断する。なお、位置判定部2452Cは、体内画像に含まれる波長成分と、プロセッサ記録部43が臓器ごとに記録する各波長成分の閾値とを順次変更し、比較することで、判別する臓器を適宜変更しながら位置判定処理を行う。そして、対応付け部2451は、取得した測定結果に、体内画像のデータと位置判定部2452Cが判定した挿入部21の先端部211の位置を示すデータとを対応付けた状態でプロセッサ記録部43の光学測定データ記録部2431に記録する。
この場合も、術者は、測定結果とともに、測定時における被検体内での内視鏡装置2の先端部211の具体的な位置データを参照することができるため、生体光学測定装置3による測定位置をさらに容易に認識できるようになる。
1,1A,1B,201,201B,201C 内視鏡システム
2,10 内視鏡装置
3,3A 生体光学測定装置
4,4A,4B,204,204B,204C ビデオプロセッサ
5,9 照明装置
6 表示装置
11 内視鏡挿入形状観察装置
21,101 挿入部
22 操作部
23 ユニバーサルコード
31 測定プローブ
32,32A 本体部
33 伝送ケーブル
41 画像処理部
42 プロセッサ入力部
43 プロセッサ記録部
44,326 通信部
45,45A,45B,245,245B,245C プロセッサ制御部
51 照明光源部
52 光源ドライバ
53 光源駆動制御部
61,233 映像ケーブル
91 特殊光源部
102,211 先端部
111 コイル駆動部
112 センスコイルユニット
113 UPD制御部
113a 挿入形状データ生成部
211a 照明部
211b 撮像部
212 湾曲部
213 可撓管部
214 開口部
215 磁気発生コイル
221 湾曲ノブ
222 処理具挿入部
223 スイッチ部
231,232,234,313 コネクタ部
311 出射ファイバ
312 受光ファイバ
314 可撓部
315a ロッド
315 先端部
321 測定光源部
322 受光部
323,323A 測定装置入力部
324 出力部
325,325A 測定装置記録部
327,327A 光学制御部
327a 演算部
327b 駆動制御部
327c,451,451B,2451,2451B 対応付け部
328 外部入力部
431,431B,2431,2431B 光学測定データ記録部
2452,2452B,2452C 位置判定部

Claims (14)

  1. 被検体に挿入される挿入部の先端に設けられた撮像部によって前記被検体内の体内画像を撮像する内視鏡装置を介して測定プローブが前記被検体内に挿入され、前記被検体内における生体組織の光学測定を行う生体光学測定装置を制御する制御装置であって、
    前記光学測定の測定結果と、前記光学測定を行った際の前記被検体内における測定位置を識別するための識別情報とを記録する記録部と、
    前記測定結果と前記識別情報とを取得して、前記測定結果と前記識別情報とを対応付けて前記記録部に記録する対応付け部と、
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 前記識別情報は、前記光学測定を行った際に前記撮像部が撮像した前記体内画像であることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記識別情報は、前記測定プローブの先端と前記生体組織とが接触した状態の前記体内画像であることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記識別情報は、前記挿入部の前記被検体内への挿入形状を示す内視鏡挿入形状情報であることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記対応付け部は、前記測定結果の有効性を判断し、無効であると判断した前記測定結果を破棄することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記対応付け部は、前記測定結果の有効性を判断し、無効であると判断した前記測定結果に対しては、該測定結果が無効であることを示す無効情報を付加して記録することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  7. 測定値の測定時における前記被検体内での前記挿入部の先端の位置を判定する位置判定部をさらに備え、
    前記対応付け部は、前記位置判定部が判定した前記挿入部の先端の位置を示す情報を前記識別情報として前記測定結果に対応付けることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  8. 前記位置判定部は、前記体内画像に基づいて前記被検体内における前記挿入部の先端の位置を判定することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記位置判定部は、前記体内画像と、予め臓器ごとに設定される臓器の特徴部分の画像情報とを比較することによって、前記被検体内における前記挿入部の先端の位置を判定することを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記位置判定部は、前記挿入部の前記被検体内への挿入形状パターンと、予め臓器ごとに設定された各臓器に対応する前記挿入部の挿入形状パターンとを比較することによって、前記挿入部の先端の位置を判定することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  11. 前記位置判定部は、前記挿入部が前記被検体内へ挿入した長さと、予め臓器ごとに設定された臓器の位置に対応する前記挿入部の挿入長さの閾値とを比較することによって、前記被検体内における前記挿入部の先端の位置を判定することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  12. 前記位置判定部は、前記内視鏡装置によって狭帯域化した光が照射された際の前記体内画像に含まれる各臓器に特有の波長成分と、各臓器に特有の前記波長成分について予め設定された閾値とを比較することによって、前記被検体内における前記挿入部の先端の位置を判定することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  13. 被検体に挿入される挿入部の先端に設けられた撮像部によって前記被検体内の体内画像を撮像する内視鏡装置を介して測定プローブが前記被検体内に挿入され、前記被検体内における生体組織の光学測定を行う生体光学測定装置であって、
    前記光学測定の測定結果と、前記光学測定を行った際の前記被検体内における測定位置を識別するための識別情報とを記録する記録部と、前記測定結果と前記識別情報とを取得して、前記測定結果と前記識別情報とを対応付けて前記記録部に記録する対応付け部と、を有する制御装置を備えたことを特徴とする生体光学測定装置。
  14. 被検体に挿入される挿入部先端に設けられた撮像部によって前記被検体内の体内画像を撮像する内視鏡装置と、前記内視鏡装置を介して前記被検体内に測定プローブが挿入され、前記被検体内における生体組織の光学測定を行う生体光学測定装置とを備えた内視鏡システムであって、
    前記生体光学測定装置は、前記光学測定の測定結果と、前記光学測定を行った際の前記被検体内における測定位置を識別するための識別情報とを記録する記録部と、前記測定結果と前記識別情報とを取得して、前記測定結果と前記識別情報とを対応付けて前記記録部に記録する対応付け部と、を有する制御装置を備えたことを特徴とする内視鏡システム。
JP2015558687A 2014-05-30 2015-05-27 制御装置、生体光学測定装置および内視鏡システム Pending JPWO2015182674A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462005376P 2014-05-30 2014-05-30
US62/005,376 2014-05-30
PCT/JP2015/065298 WO2015182674A1 (ja) 2014-05-30 2015-05-27 制御装置、生体光学測定装置および内視鏡システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2015182674A1 true JPWO2015182674A1 (ja) 2017-04-20

Family

ID=54698997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015558687A Pending JPWO2015182674A1 (ja) 2014-05-30 2015-05-27 制御装置、生体光学測定装置および内視鏡システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2015182674A1 (ja)
WO (1) WO2015182674A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021164490A (ja) * 2018-04-10 2021-10-14 オリンパス株式会社 医療システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001095749A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Olympus Optical Co Ltd 観察装置
WO2013118400A1 (ja) * 2012-02-10 2013-08-15 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 制御装置、生体光学測定装置および内視鏡システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001120499A (ja) * 1999-10-26 2001-05-08 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡画像表示装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001095749A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Olympus Optical Co Ltd 観察装置
WO2013118400A1 (ja) * 2012-02-10 2013-08-15 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 制御装置、生体光学測定装置および内視鏡システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015182674A1 (ja) 2015-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5981052B2 (ja) 処理装置、内視鏡システム、内視鏡装置、画像処理装置の作動方法および画像処理プログラム
JP4294440B2 (ja) 画像処理装置
US9307910B2 (en) Optical measurement apparatus and endoscope system
JP5542021B2 (ja) 内視鏡システム、内視鏡システムの作動方法、及びプログラム
JP5385489B1 (ja) 制御装置、生体光学測定装置および内視鏡システム
WO2014155783A1 (ja) 内視鏡システム
JP2012070937A (ja) 内視鏡システム
EP3275358A1 (en) Endoscopic diagnosis device, image processing method, program and recording medium
JP7289241B2 (ja) ファイリング装置、ファイリング方法及びプログラム
WO2015182674A1 (ja) 制御装置、生体光学測定装置および内視鏡システム
KR20120049487A (ko) 구강질환 진단을 위한 광 특성 기반의 치과용 복합 진단장치
KR102112229B1 (ko) 가시광 및 근적외선 광을 모두 가시화할 수 있는 내시경 장치
EP3278707B1 (en) Endoscopic diagnostic device, image processing method, program, and recording medium
JP5815162B2 (ja) 撮像装置
KR101656075B1 (ko) 적외선 반사광 강도 측정을 통한 깊이 추정을 이용하여 병변 혹은 물체의 크기를 측정할 수 있는 내시경 기기 및 이를 이용한 병변 크기 측정 방법
JP2012050598A (ja) 撮像表示方法および装置
US20230389777A1 (en) Sterile Calibrating Cap and Methods for Using the Same on an Endoscope
US20240074638A1 (en) Medical image processing apparatus, medical image processing method, and program
WO2013133341A1 (ja) 光学測定装置
WO2015186691A1 (ja) 内視鏡システム、光学測定装置および特性値演算方法
JP2021065293A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム、教師データ生成方法、教師データ生成装置、教師データ生成プログラム、学習済みモデル生成方法、学習済みモデル生成装置、診断支援方法、診断支援装置、診断支援プログラム、およびそれらのプログラムを記録した記録媒体
CN115530728A (zh) 内窥镜和光探头系统
JP2005040181A (ja) 自家蛍光観察装置
JP2013233365A (ja) プローブシステム
JPWO2017208542A1 (ja) 処理装置、設定方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160517