JPWO2015155856A1 - 巻き爪矯正具 - Google Patents

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Abstract

爪に過剰な力を作用させることなく装着可能で、かつ、寸法を異にする爪の矯正にそれぞれ適切に利用可能な矯正具の提供。自由端に爪の側縁部への引っかけ部を備えた左側アーム及び右側アームと、左側アームと右側アームとの間にあって下端部を爪に対する当接部とした支点部材とを有している。支点部材は、ベース体に対し上下方向に螺進退可能に組み合わされた軸体と、この軸体に上下動可能に組み合わされてこの軸体下に前記当接部を配させる可動体と、この可動体と軸体との間に介装されたこの可動体に対する付勢部材とを備えてなる。当接部は、左右方向に長く、左端と右端とにそれぞれ突出部を備えこの突出部をもって爪に当接され、左右の突出部間においては爪に当接しないようになっている。

Description

この発明は、巻き爪となっている爪に取り付けられて、この爪を正常な状態に矯正するために用いられる矯正具の改良に関する。
巻き爪の治療には、手術によるものと、矯正によるものがあるが、近年では矯正によるものが主流になっている。
こうした矯正をなす矯正具として、ベースプレートの左右にそれぞれ爪の側縁部に引っかかるフックを配させると共に、ネジ手段によってベースプレートとフックとの上下方向の距離を可変できるようにしたものがある。(特許文献1及び2参照)
しかしながら、これらの従来の手法は、爪にネジ手段のねじ込みにより直接的に矯正力を作用させるものであり、また、かかる矯正力の作用により巻き爪がある程度矯正されると爪から矯正具を脱落させてしまうものであった。また、前記左右のフック間の距離は特許文献1のものでは一定の範囲でのみ可変可能で、特許文献2のものでは可変不能なため、これら従来の手法は、単一の矯正具をもって爪の左右方向の寸法、すなわち、爪の大きさ、爪の厚さ、爪の変形の程度を異にする爪の矯正に用い難いものであった。
米国特許明細書第1708716号公報 米国特許明細書第1772130号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の巻き爪矯正具を、爪に過剰な力を作用させることなく装着可能で、かつ、単一の矯正具をもって左右方向の寸法を異にする爪の矯正にそれぞれ適切に利用可能なものにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、巻き爪矯正具を、
自由端に爪の左側の側縁部への引っかけ部を備えた左側アームと、
自由端に爪の右側の側縁部への引っかけ部を備えた右側アームと、
左側アームと右側アームとの間にあって下端部を爪に対する当接部とした支点部材とを有しており、
前記左側アーム及び右側アームはそれぞれ、その上端部をベース体に回動可能に組み合わせており、
前記支点部材は、ベース体に対し上下方向に螺進退可能に組み合わされた軸体と、この軸体に上下動可能に組み合わされてこの軸体下に前記当接部を配させる可動体と、この可動体と軸体との間に介装されたこの可動体に対する付勢部材とを備えてなり、
前記当接部は、左右方向に長く、左端と右端とにそれぞれ突出部を備えこの突出部をもって爪に当接され、左右の突出部間においては爪に当接しないようになっているものとした。
左側アームの引っかけ部を爪の左側の側縁部に引っかけ、右側アームの引っかけ部を爪の右側の側縁部に引っかけると共に、支点部材の当接部を爪に突き当てた装着状態から、支点部材を下方に向けて螺進させるように操作すると、前記バネに蓄勢させながら可動体は上方に移動される。このバネによってベース体には爪から離れる向きの力が作用され、これは左側アームの引っかけ部と右側アームの引っかけ部との間の距離を拡大させる向きの力となることから、矯正具によって爪に巻き爪を矯正する向きの力を作用させることができる。かかる力は前記付勢部材によりもたらされることから、矯正具の爪への装着を爪に過剰な力を作用させない態様でなすことができる。巻き爪が矯正され始めると、爪の左側の側縁部と右側の側縁部が浮き上がり両者の間の距離が広がることから、ベース体と爪との距離の拡大が許容され、可動体は次第に下方に移動され爪に作用される付勢部材の付勢力も次第に弱まるが、爪から矯正具は脱落することはない。このように構成された矯正具は、それぞれ引っかけ部を備えた前記左側アーム及び右側アームによって爪に前記力を作用させることから、爪の左右方向の寸法、すなわち、爪の大きさ、爪の厚さ、爪の変形の程度に影響されることなく、爪に前記のように装着可能である。
また、前記当接部は、左右の突出部において爪に当接され両者の間では爪に当接しない構成となっており、爪の左側の側縁部の変形の矯正は左側アームの引っかけ部と左側の突出部との間でなされると共に、爪の右側の側縁部の変形の矯正は右側アームの引っかけ部と右側の突出部との間でなされる。これにより、爪の側縁部に集中的に矯正力を作用させることができると共に、爪の中央に無用な変形を生じさせないようにすることができる。
前記矯正具を、左右方向の長さを異にする二以上の当接部構成体を含んだものとしておくこともある。このようにした場合、矯正対象となる爪の幅などを考慮して最適な大きさ当接部構成体を選択し、それを可動体の主体部に装着することで適正な巻き爪矯正がなさせるようになる。
この発明にかかる巻き爪矯正具は、爪に過剰な力を作用させることなく爪に装着可能で、かつ、単一の矯正具でありながら左右方向の寸法を異にする爪の矯正にそれぞれ適切に利用することができる。
図1は、この発明の一実施の形態にかかる矯正具の斜視図である。 図2は、図1におけるA−A線位置での断面図である。 図3は、前記矯正具の斜視図であり、左右のアームを開いた状態を示している。 図4は、前記矯正具の装着状態を示した要部正面構成図であり、足の指をその指先側から見て示している。 図5は、前記矯正具の装着状態を示した要部破断正面構成図であり、巻き爪が矯正された状態を示している。 図6は、矯正具を構成する複数の当接部構成体の一つを示した正面構成図である。 図7は、矯正具を構成する複数の当接部構成体の他の一つを示した正面構成図である。 図8は、参考例を示した要部正面構成図である。 図9は、参考例を示した要部正面構成図である。
以下、図1〜図7に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について、説明する。この実施の形態にかかる矯正具Sは、巻き爪となっている爪Nに取り付けられて、この爪Nを正常な状態に矯正するために用いられるものである。
この実施の形態にかかる矯正具Sは、ベース体1、左側アーム2、右側アーム2、及び、支点部材3を備えている。矯正具Sは典型的には金属や合成樹脂から構成される。図示の例では、後述の可動体31に備えられる当接部構成体312を合成樹脂により構成し、その余の部材を金属から構成させている。
ベース体1は、その左端部に左側アーム2の回動組み付け部10を、その右端部に右側アーム2の回動組み付け部10を、その左右方向中程の位置に上下方向に貫通した雌ネジ穴11を、それぞれ備えている。図示の例では、かかるベース体1は、金属製の棒材を加工してなる。前記回動組み付け部10は、前記棒材の左端部及び右端部にした箇所に前後方向に貫通した軸穴10aを設けさせてなる(図2参照)。
左側アーム2は、その自由端に爪Nの左側の側縁部Naへの引っかけ部20を備えている。また、右側アーム2は、その自由端に爪Nの右側の側縁部Nbへの引っかけ部20を備えている。
図示の例では、左側アーム2及び右側アーム2はそれぞれ、前腕部21と上腕部22とを回動可能に組み合わせてなると共に、この前腕部21に前記引っかけ部20を持ち、前記上腕部22の上端部をベース体1に回動可能に組み合わせたものとなっている。図示の例では、左側アーム2及び右側アーム2はそれぞれ、金属製の丸棒材を加工してなる。
図2に示されるように、上腕部22の上端部には前後方向に貫通した軸穴22aが設けられている。上腕部22の軸穴22aとベース体1の軸穴10aにネジ体23を通すことで、上腕部22はベース体1に回動可能に組み合わされている。かかるネジ体23は前記軸穴10a、22aに差し通される軸の一端に丸頭23aを設けさせると共に、この軸の他端にナット23bを締め付けてなる。上腕部22の下端部には、前腕部21の回動組み付け部22bが形成されている。この前記回動組み付け部22bも、前記丸棒材の下端部にに前後方向に貫通した軸穴22cを設けさせてなる。
また、図2に示されるように、前腕部21の上端部には前後方向に貫通した軸穴21aが設けられている。前腕部21の軸穴21aと上腕部22の軸穴22cにネジ体24を通すことで、前腕部21は上腕部22に回動可能に組み合わされている。かかるネジ体24も前記軸穴21a、22cに差し通される軸の一端に丸頭24aを設けさせると共に、この軸の他端にナット24bを締め付けてなる。
前腕部21の下端部はその端末に向かうにつれて太さを漸減させるように構成されている。前腕部21の下端部には、前記端末にフック基部20bを一体に連接させてこの下端部の内側に向けて湾曲してフック端20aを上方に向けたフック状をなす前記引っかけ部20が形成されている。
支点部材3は、左側アーム2と右側アーム2との間にあって下端部を爪Nに対する当接部311としている。かかる支点部材3は、ベース体1に対し上下方向に螺進退可能に組み合わされた軸体30と、この軸体30に上下動可能に組み合わされてこの軸体30下に前記当接部311を配置させる可動体31と、この可動体31と軸体30との間に介装されたこの可動体31に対する付勢部材の一例としての圧縮コイルバネ32とを備えてなる。
図示の例では、軸体30の下端部はこの軸体30の中心軸を筒軸とする下端を開放させた筒状部30aとなっている。
前記支点部材3の可動体31は、主体部310と、この主体部310の下端に取り外し可能に装着されて前記当接部311を構成する当接部構成体312とより構成されている。
かかる主体部310は、上端に円板状頭部310aを有すると共に、下端に球状頭部310bを有した軸状をなしている。そして、かかる主体部310は、前記円板状頭部310a側から前記筒状部30aに前記軸体30の中心軸に沿った上下動可能に差し入れられている。前記筒状部30aの開放された下端には内鍔30bが形成されている。可動体31の前記円板状頭部310aと前記筒状部30aの内奥部との間に前記バネ32が介装されている。可動体31は、かかるバネ32の付勢によって、前記円板状頭部310aを前記内鍔30bに引っかける最大突出位置からこのバネ32の付勢に抗して上方に向けて移動可能となっている。
前記当接部構成体312は、左右方向に長く、左端と右端とにそれぞれ突出部312bを備えこの突出部312bをもって爪Nに当接され、左右の突出部312b、312b間においては爪Nに当接しないようになっている。
図示の例では、当接部構成体312は、上面側を湾曲外側とし下面側を湾曲内側とするように湾曲されると共に左右方向に長く前後方向に短い湾曲板部312aに、前記突出部312b及び前記主体部310に対する装着部312cを備えさせてなる。
図示の例では、突出部312bは、湾曲板部312aの下面から下方に突き出すこの湾曲板部312aの幅方向に沿ったリブ状を呈している。
また、装着部312cは、筒下端を湾曲板部312aの上面であって、その左右方向中程の位置に接合させると共に、筒上端を開放させた筒状を呈している。装着部312cの内径は筒両端間において最も広く前記球状頭部310bの外径と実質的に一致するが、筒上端312dの内径は前記球状頭部310bの外径よりやや小さくなっている。装着部312cには、筒上端312dから筒軸方向に延びる割り溝312eが直径方向両側にそれぞれ設けられている。この割り溝312eにより、装着部312cはその内径を広げる向きの弾性変形可能な構成となっている。前記球状頭部310bを装着部312cの筒上端312dに押しつけると装着部312cは弾性変形してこの球状頭部310bの受入を許容し、球状頭部310bが装着部312c内に受け入れきられると装着部312cは弾性復帰し、これにより主体部310の下端に取り外し可能に当接部構成体312が装着されるようになっている。当接部構成体312は主体部310の中心軸(筒軸)の全周において揺動可能とされ、したがって、当接部構成体312を揺動調整することで当接部311が爪Nに適切に当接される状態を作り出すことができる。
軸体30の上端部には、この軸体30の中心軸に沿った刻みからなるローレット部30cが備えられている。軸体30におけるこのローレット部30cと筒状部30aとの間に前記ベース体1の雌ネジ穴11に対する雄ネジ部30dが形成されており、支点部材3はこの軸体30の雄ネジ部30dをベース体1の雌ネジ穴11にネジ付けてベース体1に組み合わされている。すなわち、ベース体1の上方に支点部材3のローレット部30cが位置され、ベース体1の下方に前記当接部311が位置される。
左側アーム2の引っかけ部20を爪Nの左側の側縁部Naに引っかけ、右側アーム2の引っかけ部20を爪Nの右側の側縁部Nbに引っかけると共に、支点部材3の当接部311を爪Nに突き当てた装着状態から、支点部材3を下方に向けて螺進させるように操作すると、前記バネ32に蓄勢させながら可動体31は上方に移動される。(図4/図中符号Fは足の指を示す。)このバネ32によってベース体1には爪Nから離れる向きの力が作用され、これは左側アーム2の引っかけ部20と右側アーム2の引っかけ部20との間の距離を拡大させる向きの力となることから、矯正具Sによって爪Nに巻き爪を矯正する向きの力を作用させることができる。かかる力は前記バネ32によりもたらされることから、矯正具Sの爪Nへの装着を爪Nに過剰な力を作用させない態様でなすことができる。巻き爪が矯正され始めると、爪Nの左側の側縁部Naと右側の側縁部Nbが浮き上がり両者の間の距離が広がることから、ベース体1と爪Nとの距離の拡大が許容され、可動体31は次第に下方に移動され爪Nに作用されるバネ32の付勢力も次第に弱まるが、爪Nから矯正具Sは脱落することはない。(図5)矯正具Sは、それぞれ引っかけ部20を備えた左側アーム2及び右側アーム2によって爪Nに前記力を作用させることから、爪Nの左右方向の寸法、すなわち、爪Nの大きさ、爪Nの厚さ、爪Nの変形の程度に影響されることなく、爪Nに前記のように装着可能である。巻き爪となっている爪Nは図4に示されるように左右均等に湾曲変形している場合だけでなく、左右いずれか一方側の変形量がより大きい場合も少なくないが、図示の例では、前記左側アーム2及び右側アーム2はそれぞれ回動可能に組み合わされた前腕部21と上腕部22とからなり屈曲可能となっていることから、爪Nの変形量が左右不均一な場合であっても変形量の大きい側に支点部材3の当接部311の当接位置を近づけるようにした状態でこのような爪Nにも支障なく矯正具Sは装着可能であり、このような場合でも巻き爪の効果的な矯正が可能である。
なお、図示は省略するが、前記左側アーム2及び右側アーム2はそれぞれ、上端をベース体1に回動可能に組み付け且つ下端に引っかけ部20を備えた単一の棒状体から構成することも可能である。
典型的には、上記のように爪Nに矯正具Sを装着した状態から、爪Nに作用される前記力が強くなりすぎない範囲で、支点部材3を螺進させる。この状態で、足をお湯につけるなどして爪Nを変形しやすくする。巻き爪がある程度矯正されて前記バネ32の付勢力の減衰により爪Nに作用される前記力が減じたときは、必要に応じて支点部材3をさらに螺進させることで矯正を継続することができる。
図8に示されるように、爪Nの中央に単純に矯正具Sの当接部311を押し当てるようにした場合、図9に示されるように、この中央を窪ませてしまうと共に、かかる当接部311と爪Nの側縁部Na、Nbとの間には距離ができるため、爪Nの側縁部Na、Nbに矯正力を集中させ難い場合がある。
これに対して、この実施の形態にかかる矯正具Sにあっては、前記当接部311は、左右の突出部312b、312bにおいて爪Nに当接され両者の間では爪Nに当接しない構成となっており、爪Nの左側の側縁部Naの変形の矯正は左側アーム2の引っかけ部20と左側の突出部312bとの間でなされると共に、爪Nの右側の側縁部Nbの変形の矯正は右側アーム2の引っかけ部20と右側の突出部312bとの間でなされる。これにより、爪Nの側縁部Na、Nbに集中的に矯正力を作用させることができると共に、爪Nの中央に無用な変形を生じさせないようにすることができる。
また、この実施の形態にあっては、矯正具Sは、図6及び図7に示されるように、左右方向の長さを異にする二以上の当接部構成体312、312…を含んだものとなっている。そして、矯正対象となる爪Nの幅などを考慮して最適な大きさ当接部構成体312を選択し、それを可動体31の主体部310に装着することで適正な巻き爪矯正がなさせるようになっている。
なお、当然のことながら、本発明は以上に説明した実施態様に限定されるものではなく、本発明の目的を達成し得るすべての実施態様を含むものである。

Claims (2)

  1. ベース体と、
    自由端に爪の左側の側縁部への引っかけ部を備えた左側アームと、
    自由端に爪の右側の側縁部への引っかけ部を備えた右側アームと、
    左側アームと右側アームとの間にあって下端部を爪に対する当接部とした支点部材とを有しており、
    前記左側アーム及び右側アームはそれぞれ、その上端部をベース体に回動可能に組み合わせており、
    前記支点部材は、ベース体に対し上下方向に螺進退可能に組み合わされた軸体と、この軸体に上下動可能に組み合わされてこの軸体下に前記当接部を配させる可動体と、この可動体と軸体との間に介装されたこの可動体に対する付勢部材とを備えてなり、
    前記当接部は、左右方向に長く、左端と右端とにそれぞれ突出部を備えこの突出部をもって爪に当接され、左右の突出部間においては爪に当接しないようになっている、巻き爪矯正具。
  2. 前記支点部材の可動体は、主体部と、この主体部の下端に取り外し可能に装着されて前記当接部を構成する当接部構成体とよりなると共に、
    左右方向の長さを異にする二以上の当接部構成体を含んでなる、請求項1に記載の巻き爪矯正具。
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