JPWO2015008691A1 - プリントラミネーション用水性接着剤組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明の課題は、水性接着剤を用いることにより労働衛生面や安全性、環境負荷を配慮し、基材とプラスチックフィルムの接着性を保持しつつ、紫外線に対する耐光性を兼ね備えたプリントラミネーション用水性接着剤組成物を提供することにある。水性アクリル樹脂とエポキシ化合物を必須成分とするバインダー樹脂組成物と、最大吸収波長領域が特定の波長域にある紫外線吸収剤を含有することで、労働衛生面や安全性、環境負荷を配慮し、接着性、紫外線に対する耐光性を具備するプリントラミネーション用水性接着剤組成物。

Description

本発明は、印刷物の表面保護と意匠性を加味した美装仕上げを目的として、印刷用紙にプラスチックフィルムを貼り合わせるプリントラミネーション用接着剤の中でも水性接着剤に関するものである。前記、印刷用紙としては、上質紙、クラフト紙、アート紙、コート紙、ボール紙、合成紙等の各種印刷紙に、膜厚10〜25μmのポリプロピレン、塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラート等のポリエステル、ポリスチレン等の種々プラスチックフィルムがラミネートされ、ポスター、カード、カタログ、パンフレット、書籍のブックカバー、ショッピングバッグ等の袋類、食品や飲料、おもちゃ、機器、化粧品、コスメ、医薬品の紙器パッケージ向けに広く使用されている。
印刷物のフィルムラミネートに用いられるプリントラミネーション用接着剤は、主に表面保護および意匠性、美装性の付与を目的として、書籍の表紙、ポスター、食品や医薬品パッケージ等の分野で広く利用されている。
中でも水性型プリントラミネーション用接着剤は、溶剤型と比較して、労働衛生面や安全性、環境負荷の点において優れ、これに関連した発明の提案がなされており(例えば、特許文献1及び2参照)、ニーズが高まっている。
また、一方で、商品化された印刷物は長期間にわたって屋内外に保管される場合があり、例えば、書店に陳列されるブックカバー等の印刷物は、経時で退色、変色してしまう事から、カバーの交換が必要になるなど問題となった。この現象は印刷インキ中の着色成分である顔料、染料等が蛍光灯や太陽光等に含まれる紫外線によりダメージを受けることに起因している。
退色変色を防止するには、耐光性に優れる耐性顔料を用いた印刷インキを利用する方法、もしくは紫外線遮蔽機能を有するプラスチックラミネートフィルムを利用する方法等が用いられてきたが、印刷作業時にその都度インキやラミネートフィルムを交換する手間がかかり、さらに複数種類のインキ、フィルムを在庫しておく必要が生じるため、紫外線に対する耐光性がより簡便に付与できる手法が要望されている。
特開平7−316522 特開平7−62314
本発明の課題は、水性接着剤を用いることにより労働衛生面や安全性、環境負荷を配慮し、基材とプラスチックフィルムの接着性を保持しつつ、紫外線に対する耐光性を兼ね備えたプリントラミネーション用水性接着剤組成物を提供することにある。
本発明者らは、水性アクリル樹脂とエポキシ化合物を必須成分とするバインダー樹脂組成物と、最大吸収波長領域が特定の波長域にある紫外線吸収剤を含有することで、労働衛生面や安全性、環境負荷を配慮し、接着性、紫外線に対する耐光性を具備するプリントラミネーション用水性接着剤組成物を発明するに至った。
すなわち本発明は、水性アクリル樹脂とエポキシ化合物を必須成分とするバインダー樹脂組成物と、紫外線吸収剤を含有するプリントラミネーション用水性接着剤組成物であって、前記紫外線吸収剤が、波長320〜400nmの範囲における最大吸収波長が350〜390nmの範囲にある紫外線吸収剤を含有することを特徴とするプリントラミネーション用水性接着剤組成物を提供する。
本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物により、労働衛生面や安全性、環境負荷を持ち合せつつ、基材とプラスチックフィルムの接着性と、紫外線に対する耐光性を兼ね備えたプリントラミネーション用水性接着剤組成物を得ることができる。
例えば、黄色顔料を含有する黄インキで印刷された印刷物とプラスチックフィルムを、本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物で張り合わせた場合、予め紫外線吸収剤を配合した前記水性接着剤組成物の効果により、紫外線による黄インキの退色、変色は大幅に軽減する。
印刷原反とフィルム層とを、本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物を用いて貼り合せるラミネーション工程を示す工程図である。 印刷物と、フィルム層とを、本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物を用いてラミネートしたプリントラミネーション印刷物を示す図である。
本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物は、水性アクリル樹脂とエポキシ化合物を必須成分とするバインダー樹脂組成物と、最大吸収波長領域が特定の波長域にある紫外線吸収剤を含有することで、目的とする本発明の効果を奏するものである。
本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物のバインダー樹脂として必須成分である水性アクリル樹脂としては、アクリル酸共重合体、メタクリル酸共重合体、アクリル酸−メタクリル酸共重合体から選ばれる少なくとも1種以上の水分散可能な共重合組成物からなる。
前記水性アクリル樹脂の合成に用いられる単量体成分としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル等のメタクリル酸エステル類、スチレン、ブタジエン、ビニルトルエン、アクリロニトリル、クロロプレン、イソプレン、酢酸ビニル、等をあげることができ、中でもアクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、スチレンが好ましい。
また、水性アクリル樹脂の保存安定性や乾燥性等の物性を調整する目的で、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、パラビニルベンゼンスルホン酸、パラビニル安息香酸等、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸ヒドロキシエチル、N−メチロールアクリルアミド、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシブチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシブチル等の単量体を水性アクリル樹脂合成成分として用いることができ、中でもアクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリル酸ヒドロキシエチルが好ましい。
上述の水性アクリル樹脂は、公知の乳化重合法によって合成される。この乳化重合法で使用される乳化分散剤としてはノニオン及びアニオン系の界面活性剤、ポリビニルアルコール、ヒドロキシセルロース等の保護コロイド等があげられる。なお、これら乳化分散剤の使用量は水性アクリル樹脂の固形分100重量%に対して0.3〜8.0重量%、より好ましくは0.5〜5.0重量%である。
また、上述の水性アクリル樹脂の合成に用いる重合開始剤としては、熱または還元性物質によってラジカル分解して単量体の付加重合を行う過硫酸塩、過酸化物およびアゾビス化合物であり、具体的には、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素、ハイドロパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル、メタ重亜硫酸ナトリウム等があげられ、これらは単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物に硬化剤を配合することにより、二液硬化型接着剤組成物として使用することができる。硬化剤としては酸基および又は水酸基と反応可能な官能基を分子中に2個以上含有する化合物が好適に用いられ、例として、イソシアネート化合物、メラミン化合物、アジリジン化合物、エポキシ化合物、オキサゾリン化合物、カルボジイミド化合物等の硬化剤や各種金属キレート型硬化剤をあげることができるが、中でもエポキシ化合物が好ましく、親水性のセグメントにより変性された水性エポキシ化合物が特に好ましい。
上記水性エポキシ化合物としては、例えば、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、レゾルシンジグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ソルビタンポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル等が挙げられ、中でもソルビトールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテルが好ましい。これらの水性エポキシ化合物は単体もしくは水またはエチレングリコールモノブチルエーテル等の水溶性有機溶媒にて希釈された状態で好適に使用することができる。
また本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物の塗布される際の粘度範囲は、ザーンカップ粘度計No.4を用いた液温25℃における秒数が7秒〜40秒の範囲にあることが好ましく、10秒〜25秒の範囲にあることがより好ましい。粘度をこの範囲に収める目的で溶媒として水を適宜添加して用いることができる。水性接着剤組成物の粘度が7秒未満の場合はすなわち溶媒である水の量が多過ぎるために水性アクリル樹脂の総量が少なく良好な接着強度が得られず、また乾燥性が低下する。また粘度が40秒を超える場合は良好な塗布適性が得られず均一な接着剤塗膜を得ることが困難となる。
本発明で述べる水とは、水道水、精製水、蒸留水、イオン交換水、純水等を示しており、本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物に利用することができる。また本発明の効果を損なわない範囲で、増粘剤、分散剤、潤滑剤、pH調整剤、防錆剤、防腐剤、防菌剤、可塑剤、充填剤、粘着付与剤、粘着性改良剤、もしくは消泡剤などを適宜含有することができる。
プリントラミネーション用水性接着剤組成物における前記水性アクリル樹脂(固形分)の含有量は構造によっても異なるが、水性接着剤組成物100重量%に対して15重量%から40重量%の範囲にあることが好ましい。15重量%未満では十分な接着強度および乾燥性が得られず、40重量%を超えると組成物の粘度が上がりすぎ塗布適性が低下する。
硬化剤である前記エポキシ化合物(有効成分)の添加量は構造によっても異なるが、前記水性アクリル樹脂(固形分)100重量%に対して1〜8重量%の範囲にあることが好ましい。1重量%未満では十分な凝集力や接着強度が得られず接着不良やラミネーション外観不良等の問題が発生しやすくなり、8重量%を超えると接着直後の凝集力が硬化剤に起因する可塑化効果によって低下する。
本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物で使用する紫外線吸収剤は、波長領域320nm〜400nmの範囲における最大吸収波長が350nm〜390nmの範囲にあることを特徴としており、印刷物に耐光性を付与し、退色、変色を防止する上で好ましい。波長領域320nm〜400nmの範囲における最大吸収波長が350nm未満の場合は十分な耐光性が得られず、390nmを超える場合はプリントラミネーション用水性接着剤組成物の黄変が顕著となり外観不良をもたらす。
本発明において好ましい波長吸収特性を有する紫外線吸収剤の種別としては、ベンゾトリアゾール化合物、ヒドロキシフェニルトリアジン化合物等を挙げることができるが、中でも下記の式(1)または式(2)に示す構造を有するヒドロキシフェニルトリアジン化合物が特に好ましい。
Figure 2015008691
Figure 2015008691
式(1)および式(2)において、R〜Rはそれぞれ独立に、炭素数1〜18のアルキル基もしくはエステル結合(−C(=O)O−)を有するアルキルエステル基であり、本発明においてアルキル基およびアルキルエステル基は直鎖構造であっても分岐構造を有していてもよい。R〜Rのアルキル基もしくはアルキルエステル基により適度な相溶分散性が付与されるが、炭素数が18を超える場合は単位重量あたりの紫外線吸収特性が低下するため好ましくない。この構造を有するヒドロキシフェニルトリアジン化合物製品の例として、TINUVIN 477(紫外線最大吸収波長360nm)BASF社製等を挙げることができる。
また前記紫外線吸収剤は、水や水溶性有機溶媒への分散性を向上させる目的で予めアクリルポリマー等に包含分散させて使用してもよい。紫外線吸収剤を包含分散させるアクリルポリマーとしては、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸ステアリル等の単量体成分から構成されるアクリル樹脂共重合体等を挙げることができ、製品として例えばベンゾトリアゾール化合物であるTINUVIN 99(紫外線最大吸収波長350nm)BASF社製をアクリルポリマーに包含し水分散させたTINUVIN 99−DW(水分散タイプ)BASF社製や、前記TINUVIN 477をアクリルポリマーに包含し水分散させたTINUVIN 477−DW(水分散タイプ)BASF社製等をあげることができ、本発明において好適に使用することができる。これらの予め水分散させた形態の紫外線吸収剤は溶液状態であることから、プリントラミネーション用水性接着剤組成物(水溶液)に添加し混合するだけで、簡便に分散させ耐光性を付与できる点でより好ましい。
プリントラミネーション用水性接着剤組成物中の水性アクリル樹脂組成物の固形分100重量%に対する前記紫外線吸収剤(有効成分)の含有量は6重量%〜20重量%の範囲にあることが好ましい。6重量%未満であると紫外線吸収特性が不足して耐光性が得られず、また20重量%を超えると耐光性は得られるが、接着強度が低下する傾向にある。
〔ラミネーション加工機の図の説明〕
本発明のプリントラミネーション接着剤組成物は、ラミネーションフィルムに接着剤を塗布後乾燥させた後に印刷物を接着(圧着)するドライ接着方式を採用することにより、その特性が発現される。このラミネーション工程を図1に示す。
図1において、巻き取り状態にあるフィルム1がガイドローラー2を経由して送り出され、ニス舟3に溜められたプリントラミネーション接着剤組成物4はコーター5によって供給されフィルム上に塗布される。続いてフィルムがオーブン6を通過する際に、塗布されたプリントラミネーション接着剤組成物中の水分が蒸発気化し、固形分がフィルム上に残存する。その後印刷物7が搬送され、フィルムと共に加圧ロール8と圧胴9の間を通過することで、フィルムが印刷物に貼り合わされる(ラミネーション)。最後にラミネーションされた印刷物はカッター10により断裁され、プリントラミネーション印刷物11が完成する。
プリントラミネーション接着剤組成物を塗布するコーターとしてはナイフコーターやスプレーコーター、フローコーター、各種ロールコーターが一般的に用いられ、特にロールコーターが広範に使用される。また接着剤の塗布厚みは、未乾燥の状態で10〜100マイクロメートルの範囲にあることが好ましい。塗布厚みが10マイクロメートル未満では印刷物の表面凹凸を均一に埋めることが出来ず十分な接着強度が得られない。また塗布厚みが100マイクロメートルを超えると乾燥所要時間が著しく長くなり生産性が低下する。
またオーブン通過時におけるプリントラミネーション接着剤組成物の乾燥条件としては、20〜100℃、5秒〜1分間の範囲にあることが好ましいが、使用するラミネーションフィルムの耐熱性に応じて適宜乾燥条件を設定する必要がある。熱可塑性のラミネーションフィルムを用いる場合、乾燥温度が著しく高くなるとシートが熱変形し外観不良が発生する。一方乾燥温度が低過ぎる場合、もしくは乾燥時間が短過ぎる場合には、接着剤中の水分が残留し、十分な接着強度を得ることができない。
また印刷物とフィルムが加圧ロールと圧胴を通過する際に受ける圧力は概ね1〜10MPa程度であり、フィルム材質やフィルム送り出し速度等に応じて、加圧ロールの表面温度を適宜室温〜80℃程度の範囲で調整してもよい。
図2に本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物を用いてラミネートされたプリントラミネーション印刷物の層構成を示す。印刷基材12上にインキ層13が印刷された印刷物表面にプリントラミネーション接着剤組成物の乾燥固形分14が存在し、フィルム15が貼り合わされた構造である。
本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物のラミネートの対象となる印刷基材としては、特に限定は無く、例えば、上質紙、コート紙、アート紙、模造紙、薄紙、厚紙等の紙、各種合成紙、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアルコール共重合体、エチレンメタクリル酸共重合体、ナイロン、ポリ乳酸、ポリカーボネート等のフィルム又はシート、セロファン、アルミニウムフォイル、その他従来から印刷基材として使用されている各種基材を挙げることが出来る。
本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物は、ラミネートの対象となる印刷物に、耐光性に劣るインキ等の着色成分が印刷されている場合において特に有用である。例として、黄インキの色材として広範に用いられるジスアゾイエロー化合物であるC.I.Pig.Yellow12、C.I.Pig.Yellow13、C.I.Pig.Yellow14等においては、インキ製造に際して顔料粒子が微細化された状態になり、化合物中のアゾ基(−N=N−)が紫外線下でダメージを受け退色しやすい問題があることから、本発明はこれら黄色に印刷された画像部分の耐光性の保持に特に有用である。なお、これらインキを印刷する印刷方式としては、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷等の各種方式をあげることができ、いずれも本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物を好適に利用することが可能である。
同様に、紫外線ダメージにより退色変色しやすいその他の着色成分に対しても、本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物を好適に利用することが可能である。これら耐光性に劣るその他の着色成分の具体例としては、C.I.Pig.Red53:1、C.I.Pig.Violet1、C.I.Pig.Violet3等をあげることができる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。
〔水性アクリル樹脂分散体およびプリントラミネーション用水性接着剤組成物の製造方法〕
攪拌器、温度計、滴下ロート、還流器を備えた反応容器に下記に示す水H、界面活性剤Gを仕込み、窒素ガスで飽和させる。AからFの滴下分はあらかじめ混合しておく。内温を50℃に昇温したのち、重合開始剤IおよびJを添加し、均一に溶解させた後、混合されたAからFの滴下を開始し全量を4時間で滴下する。60℃でさらに1時間加熱熟成したのち、冷却し、アンモニア水でPH8〜9の範囲に調整した結果、固形分51%、粘度500mPa・sの水性アクリル樹脂分散体(I)を得た。
A アクリル酸ブチル 360部
B メタクリル酸メチル 100部
C スチレン 50部
D アクリル酸 5部
E アクリルアミド 5部
F メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 5部
G 界面活性剤 10部
H 水 512部
I 過硫酸カリウム 2部
J メタ重亜硫酸ナトリウム 2部
表1に示す組成に従って、水性アクリル樹脂分散体(I)に硬化剤溶液(E)、水、紫外線吸収剤を添加し、ミキサーで撹拌混合することでプリントラミネーション用水性接着剤組成物を得た。表中の数値は重量%である。
〔プリントラミネーション用インキ展色物の製造方法〕
プリントラミネーション用のインキ展色物の製造方法を示す。簡易展色機(RIテスター、豊栄精工社製)を用い、酸化重合型油性枚葉オフセット黄色インキ(DICグラフィックス社製、スペースカラーフュージョンGEZ透明黄N、C.I.Pig.Yellow12含有)0.10mlを使用して、RIテスターのゴムロール及び金属ロール上に均一に引き伸ばし、コート紙(王子製紙社製「OKトップコートプラス57.5kg、A判」)の表面に、およそ200cm2の面積にわたって黄濃度1.4(X−Rite社製SpectroEye濃度計で計測)で均一に塗布されるように展色し、常温下で1週間静置しインキ皮膜を乾燥させることで、プリントラミネーション用インキ展色物(Y)を製造した。なおRIテスターとは、紙やフィルムにインキを展色する試験機であり、インキの転移量や印圧を調整することが可能である。
〔プリントラミネーション印刷物の製造方法〕
OPPフィルム(TORAY社製トレファンS648、フィルム厚み15マイクロメートル)上に、表1の実施例、比較例に記載のプリントラミネーション用水性接着剤組成物をバーコーターNo.12(第一理化社製)を用いて均一に塗布し、ドライヤー熱風乾燥により水分を蒸発気化させた。蒸発後のOPPフィルム上のプリントラミネーション用水性接着剤組成物の固形分の塗布厚みは5グラム/平方メートルであった。その後、OPPフィルム上の接着剤固形分の面と前記インキ展色物(Y)のインキ皮膜の面が合わさるように貼り合わせ、小型加圧ロール(松本社製GR−8、ロール表面温度60℃、速度9メートル/分、圧力7MPa)を通過させることでインキ展色物(Y)上にフィルムを圧着させ、室温で2日間エージングすることでプリントラミネーション印刷物を製造した。
〔プリントラミネーション印刷物の耐光性〕
完成したプリントラミネーション印刷物(黄色インキ使用)を紫外線ロングライフフェードメーター(スガ試験機社製、FAL−5)を使用し、20時間及び40時間の照射試験を行い、照射終了後の退色の程度を、X−Rite社製SpectroEye濃度計で黄濃度を計測することで評価した。
○ :黄濃度1.2以上であり、殆ど退色していない
○△:黄濃度1.0以上、1.2未満であり、僅かな退色が認められる
△ :黄濃度0.8以上、1.0未満であり、中程度の退色が認められる
× :黄濃度0.8未満であり、明確に退色が認められる
〔プリントラミネーション印刷物のフィルム接着力〕
完成したプリントラミネーション印刷物を、フィルムとインキ展色物の端部を指で掴んで剥離角度180°の方向に引張り、引き剥がし破断させた際の印刷物剥離状況を目視で観察する。
○ :接着力が強く良好であり、印刷基材(OKトップコート層)から破断した
× :接着力が弱く、インキ層と接着剤組成物の乾燥固形分層の界面から破断した
Figure 2015008691
表1に示す諸原料及び略を以下に示す。また、分子量は、重量平均分子量にて示す。
・硬化剤溶液(E)、エポキシ硬化剤(ソルビトールポリグリシジルエーテル)50重量%とエチレングリコールモノブチルエーテル50重量%の混合物
・TINUVIN 99−DW、ベンゾトリアゾール系・水分散タイプ紫外線吸収剤(紫外線最大吸収波長350nm)BASF社製、5% 2−メトキシ−1−メチルエチルアセテート/95% ベンゼンプロパン酸、3−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−5−(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシ、C7−9側鎖及び直鎖アルキルエステルをアクリルポリマー中に包含させ、水中に分散させたもの(有効成分24%)。
・TINUVIN 400−DW、ヒドロキシフェニルトリアジン系・水分散タイプ紫外線吸収剤(紫外線最大吸収波長345nm)BASF社製、85% 2−(4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−ヒドロキシフェニルとオキシラン[(C10−C16 主としてC12−C13アルキルオキシ)メチル]オキシランとの反応生成物 15% 1−メトキシ−2−プロパノールをアクリルポリマー中に包含させ、水中に分散させたもの(有効成分20%)。
・TINUVIN 477−DW:ヒドロキシフェニルトリアジン系・水分散タイプ紫外線吸収剤(紫外線最大吸収波長360nm)BASF社製、2,4,6−トリス−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリアジンの2−エチルヘキシルアクリレート 3マイケル付加体(重量平均分子量=958)をメチルメタクリレート/ステアリルメタクリレートの混合物からなるアクリルポリマー中に包含させ、水中に分散させたもの(有効成分20%)。但し、副生成物として2マイケル付加体(重量平均分子量=774)及び4マイケル付加体(重量平均分子量=1142)を含む。
・TINUVIN 479−DW:ヒドロキシフェニルトリアジン系・水分散タイプ紫外線吸収剤(紫外線最大吸収波長330nm)BASF社製、重量平均分子量=677、同様にアクリルポリマー中に包含させ、水中に分散させたもの(有効成分20%)。
(重量平均分子量の測定)
尚、本発明におけるGPCによる重量平均分子量(ポリスチレン換算)の測定は東ソー(株)社製HLC8220システムを用い以下の条件で行った。
分離カラム:東ソー(株)製TSKgelGMHHR−Nを4本使用。カラム温度:40℃。移動層:和光純薬工業(株)製テトラヒドロフラン。流速:1.0ml/分。試料濃度:1.0重量%。試料注入量:100マイクロリットル。検出器:示差屈折計。
実施例に述べるプリントラミネーション用水性接着剤組成物は、紫外線吸収剤としてヒドロキシフェニルトリアジン系化合物であるTINUVIN 99−DWおよびTINUVIN 477−DWを使用した際、本願発明の必要特性である基材となる印刷物とプラスチックフィルムの接着性と、紫外線に対する耐光性を兼ね備えた結果となった。
比較例の結果においては、紫外線吸収剤を添加しない、又は添加しても添加量が十分でない場合、耐光性が保持できない。また添加量が過剰の場合、ラミネートフィルムの接着力が低下する。ヒドロキシフェニルトリアジン系化合物であってもTINUVIN 99−DWおよびTINUVIN 477−DW以外の紫外線吸収剤を使用した場合、耐光性が保持できない結果となった。
本発明のプリントラミネーション用水性接着剤組成物およびそれを用いて、ラミネートされた各種印刷物は、商業印刷物全般、各種食品包材、サニタリー・コスメ・医療品向けパッケージ、屋外広告向けサイン・ディスプレイ、建材表面加工等の分野で幅広く展開され得る。
1 フィルム
2 ガイドローラー
3 ニス舟
4 プリントラミネーション接着剤組成物
5 コーター
6 オーブン
7 印刷物
8 加圧ロール
9 圧胴
10 カッター
11 プリントラミネーション印刷物
12 印刷基材
13 インキ層
14 プリントラミネーション接着剤組成物の乾燥固形分
15 フィルム

Claims (4)

  1. 水性アクリル樹脂とエポキシ化合物を必須成分とするバインダー樹脂組成物と、紫外線吸収剤を含有するプリントラミネーション用水性接着剤組成物であって、前記紫外線吸収剤が、波長320〜400nmの範囲における最大吸収波長が350〜390nmの範囲にある紫外線吸収剤を含有することを特徴とするプリントラミネーション用水性接着剤組成物。
  2. 前記水性アクリル樹脂組成物の固形分100重量%に対する紫外線吸収剤の含有量が6〜20重量%の範囲にある請求項1に記載のプリントラミネーション用水性接着剤組成物。
  3. 前記紫外線吸収剤が、式(1)または式(2)に示す構造を有するヒドロキシフェニルトリアジン化合物である請求項1又は2に記載のプリントラミネーション用水性接着剤組成物。
    Figure 2015008691

    Figure 2015008691

    式(1)および式(2)において、R〜Rはそれぞれ独立に、炭素数1〜18のアルキル基もしくはエステル結合を有するアルキルエステル基である。
  4. 黄色顔料が、C.I.Pig.Yellow12、C.I.Pig.Yellow13、C.I.Pig.Yellow14からなる群から選ばれる1つ以上である黄色顔料を含有するインキを用いて印刷した印刷物と、フィルム層とを、請求項1〜3の何れか1つに記載のプリントラミネーション用水性接着剤組成物を用いてラミネートした印刷物。
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