JPWO2014162560A1 - 走行支援装置及び走行支援方法 - Google Patents

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Abstract

車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する空力デバイスと、車両の周囲の気流による車両の挙動に対する外乱に対応して、空力デバイスを制御する演算装置とを備えた走行支援装置において、演算装置は、気流による外乱が定常である定常状態と定常状態との間の、外乱が非定常である非定常状態の外乱に対応して空力デバイスを制御する。

Description

本発明の一実施形態は、車両の挙動を安定させるための走行支援装置及び走行支援方法に関する。
車両の挙動を安定させるための走行支援装置が提案されている。例えば、特許文献1には、GPS(Global Positioning System)により車両の位置を特定し、特定された位置ごとの気流の状態を予測し、予測された気流の状態に応じて可動式フロントスポイラ及び可動式リアスポイラにより、車両の周囲の気流を制御する装置が開示されている。
特開平10−119833号公報
しかしながら、気流に対する車両の挙動の安定化のさらなる精度の向上が望まれている。
本発明の一実施形態は上記課題に鑑みてなされたものであり、車両の挙動を安定化させる制御の精度を向上させることができる走行支援装置及び走行支援方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態は、車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットと、車両の周囲の気流による車両の挙動に対する外乱に対応して、走行支援ユニットを制御する制御ユニットとを備え、制御ユニットは、外乱に対応した変動する操作量により走行支援ユニットを制御する走行支援装置である。
この構成によれば、車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットと、車両の周囲の気流による車両の挙動に対する外乱に対応して、走行支援ユニットを制御する制御ユニットとを備えた走行支援装置において、制御ユニットは、外乱に対応した変動する操作量により走行支援ユニットを制御する。このため、従来のシステムにおける一定の操作量による制御に比べて、したがって、例えば、車両がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の横風がある地域へと移動することにより、車両の周囲の気流の強さが急激に大きく変化し、車両の横方向への力やヨーイングモーメントの外乱が急激に大きく変化する場合でも、このような非定常状態の外乱に対して、より適切に対応することができる。このため、車両の挙動を安定化させる制御の精度を向上させることができる。
また、本発明の一実施形態は、車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットと、車両の周囲の気流による車両の挙動に対する外乱に対応して、走行支援ユニットを制御する制御ユニットとを備え、制御ユニットは、気流による外乱が定常である第1の定常状態と、第1の定常状態の後の気流による外乱が定常である第2の定常状態との間の外乱が非定常である非定常状態の外乱に対応して走行支援ユニットを制御する走行支援装置である。
この構成によれば、車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットと、車両の周囲の気流による車両の挙動に対する外乱に対応して、走行支援ユニットを制御する制御ユニットとを備えた走行支援装置において、制御ユニットは、気流による外乱が定常である第1の定常状態と、第1の定常状態の後の気流による外乱が定常である第2の定常状態との間の外乱が非定常である非定常状態の外乱に対応して走行支援ユニットを制御する。したがって、例えば、車両がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の横風がある地域へと移動することにより、車両の周囲の気流の強さが急激に大きく変化し、車両の横方向への力やヨーイングモーメントの外乱が急激に大きく変化する場合でも、このような非定常状態の過渡的な外乱に対応して走行支援ユニットが制御される。このため、車両の挙動を安定化させる制御の精度を向上させることができる。
この場合、制御ユニットは、非定常状態の外乱を予測し、予測される非定常状態の外乱に対応して走行支援ユニットを制御することができる。
この構成によれば、制御ユニットは、非定常状態の外乱を予測し、予測される非定常状態の外乱に対応して走行支援ユニットを制御する。そのため、例えば、車両がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の横風がある地域へと移動する前に、気流による急激な外乱の変化を予め予測することができる。したがって、非定常状態の過渡的な外乱に対する応答性を向上させることができる。
また、制御ユニットは、非定常状態の外乱に対応した変動する操作量により走行支援ユニットを制御することができる。
この構成によれば、制御ユニットは、非定常状態の外乱に対応した変動する操作量により走行支援ユニットを制御する。このため、従来のシステムにおける一定の操作量による制御に比べて、非定常状態の外乱により適切に対応することができる。このため、車両の挙動を安定化させる制御の精度を向上させることができる。
また、制御ユニットは、気流による外乱が小さい弱風地域から弱風地域よりも気流による外乱が大きい強風地域に車両が進入するときの非定常状態の外乱、及び強風地域から弱風地域に車両が進入するときの非定常状態の外乱の少なくともいずれかに対応して走行支援ユニットを制御することができる。
この構成によれば、制御ユニットは、気流による外乱が小さい弱風地域から弱風地域よりも気流による外乱が大きい強風地域に車両が進入するときの非定常状態の外乱、及び強風地域から弱風地域に車両が進入するときの非定常状態の外乱の少なくともいずれかに対応して安定化ユニットを制御する。これにより、例えば、車両がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の橋梁等の強い横風が有る地域へと移動する場合や、反対に車両が橋梁等の強い横風が有る地域からトンネル内の横風が無い地域へと移動する場合に対応することができる。
この場合、強風地域は、車両の横方向からの気流による外乱が弱風地域よりも大きくできる。
この構成によれば、強風地域は、車両の横方向からの気流による外乱が弱風地域よりも大きい。そのため、制御ユニットは、車両の直進に影響を与える車両の横方向からの気流による外乱が急激に変化する場合に対応することができる。そのため、車両の直進の安定化の精度を向上させることができる。
また、第1の定常状態の外乱は、第2の定常状態の外乱よりも小さくできる。
この構成によれば、第1の定常状態の外乱は、第2の定常状態の外乱よりも小さい。これにより、例えば、車両がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の橋梁等の強い横風が有る地域へと移動する場合に生じる非定常状態の外乱に対応することができる。
また、第1の定常状態の外乱は、第2の定常状態の外乱よりも大きくできる。
この構成によれば、第1の定常状態の外乱は、第2の定常状態の外乱よりも大きい。これにより、例えば、車両が橋梁等の強い横風が有る地域からトンネル内の横風が無い地域へと移動する場合に生じる非定常状態の外乱に対応することができる。
また、走行支援ユニットは、車両のヨー方向、ピッチ方向及びロール方向の少なくともいずれかの挙動を安定化させるための走行支援を実行することができる。
この構成によれば、走行支援ユニットは、車両のヨー方向、ピッチ方向及びロール方向の少なくともいずれかの挙動を安定化させるための走行支援を実行する。このため、気流により影響を受けやすい車両のヨー方向、ピッチ方向及びロール方向への外乱に対応することができる。
この場合、走行支援ユニットは、車両のヨー方向の挙動を安定化させるための走行支援を実行することができる。
この構成によれば、走行支援ユニットは、車両のヨー方向の挙動を安定化させるための走行支援を実行する。このため、気流により影響を受けやすく、車両の直進に影響を与える車両のヨー方向への外乱に対応することができる。
また、走行支援ユニットは、車両が直進走行するときの挙動を安定化させるための走行支援を実行することができる。
この構成によれば、走行支援ユニットは、車両が直進走行するときの挙動を安定化させるための走行支援を実行する。これにより、車両が直進走行し、気流による外乱の影響が大きいときに対応することができる。
また、本発明の一実施形態は、車両の周囲の気流による車両の挙動に対する外乱に対応して、車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットを制御する走行支援方法であって、外乱に対応した変動する操作量により走行支援ユニットを制御する走行支援方法である。
また、本発明の一実施形態は、車両の周囲の気流による車両の挙動に対する外乱に対応して、車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットを制御する走行支援方法であって、気流による外乱が定常である第1の定常状態と、第1の定常状態の後の気流による外乱が定常である第2の定常状態との間の外乱が非定常である非定常状態の外乱に対応して走行支援ユニットを制御する走行支援方法である。
本発明の一実施形態の走行支援装置及び走行支援方法によれば、車両の挙動を安定化させる制御の精度を向上させることができる。
実施形態に係る走行支援装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る走行支援装置のメインルーチンを示すフローチャートである。 図2の気流による外乱に対して空力デバイス6A〜6Nを選択するロジックの詳細を示すフローチャートである。 車両の各部に働く力を示す斜視図である。 図3の横風エリア空気力計算の詳細を示すフローチャートである。 非定常MAPと定常MAPとによる偏揺角に対するヨーイングモーメント係数Cyを示すグラフである。 実施形態のモデルと従来のモデルとによるヨーレート、ヨーイングモーメント係数Cy及び横力係数Csを示すグラフである。 (a)は従来の走行支援システムによる風エリアにおけるヨー運動を示す平面図であり、(b)は本実施形態の走行支援システムによる風エリアにおけるヨー運動を示す平面図である。
図面を参照して、本発明の実施形態に係る走行支援装置及び走行支援方法の一例について説明する。図1に示すように、本実施形態の走行支援装置100は車両に搭載され、横風等の車両の周囲の気流に対して車両が安定して直進走行をすることができるように車両の走行を支援する。走行支援装置100は、演算装置1、風速センサー2、車輪回転センサー3、GPS4、電源5、空力デバイス6A〜6N、処理プログラム7、走行マップ8、デバイスI/O9及びデバイス切り替え器10を備えている。
演算装置1は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備えた電子計算機として構成される。演算装置1はリアルタイムで動作する。演算装置1の動作の周期は、プログラム処理時間と空力デバイス6A〜6Nの動作時間との和よりも速く計算可能なものが用いられる。
風速センサー2は、風圧を検出することにより車両の対地速度を得る。風圧の検出は、超音波、歪み計、熱電線等の風圧による温度の変化、ピトー管及び気圧計等を利用して行うことができる。
車輪回転センサー3は、車輪の回転速度を検出することにより車両の対地速度を得る。
GPS(Global Positioning System)4は、GPS衛星を利用して車両の位置情報及び対地速度を取得する。なお、GPS4は、車両の位置情報が得られるものであれば、3つの基地局からの電波を移動局で受信することによる3点測位を行う機器や、画像認識による測位を行う機器を適用することができる。
電源5は、走行支援装置100に電力を供給する。
空力デバイス6A〜6Nは、車両の前後,左右,上下の各軸方向の力と各軸周りのモーメントに関する6分力特性値を変更可能な装置である。空力デバイス6A〜6Nは、具体的には、フロントスポイラー、リアスポイラー、フロントウイング及びリアウイング等である。空力デバイス6A〜6Nは、単独又は複数で動作することが可能である。
演算装置1は、処理プログラム7、走行マップ8、デバイスI/O9及びデバイス切り替え器10を有している。処理プログラム7は、演算装置1に後述する処理を実行させる。
走行マップ8は、不揮発性メモリー、電源バックアップメモリー、HDD(Hard Disk
Drive)、DVD−ROM及びCD−ROM等の媒体から、車両が走行する地域の情報を読み出す機能を有する。
走行マップ8が有する情報としては、道路形状に関する情報の他に、地域ごとの予想される気流(横風)についての情報が含まれる。例えば、トンネル内のように気流の無い地域は、走行マップ8に無風地帯として記録されている。また、トンネル外の橋梁、高架道路、高層ビル街等の強い横風が生じる地域は、走行マップ8に風発生地帯として記録されている。これらの地域ごとの気流に関する情報は、一年の間における季節、月、日及び一日における時間帯ごとに関連付けられた統計値であっても良い。
走行マップ8には、これらの無風地帯及び風発生地帯それぞれにおいて、気流により車両が定常的に受ける力に関する空力特性値が定常マップとして記録されている。また、走行マップ8には、車両が無風地帯から風発生地帯に入るとき、及び車両が風発生地帯から無風地帯に入るときに、車両が過渡的に受ける力に関する空力特性値が非定常マップとして記録されている。これらの定常マップと非定常マップは、空力デバイス6A〜6Nのいずれかを作動させた状態ごとに記録されている。
デバイスI/O9及びデバイス切り替え器10は、演算装置1と演算装置1の外部の風速センサー2〜空力デバイス6A〜6Nとを接続する。機械的に動作するものでも、電気的に動作するものでも良い。
以下、本実施形態の走行支援装置100の動作について説明する。図2に示すように、演算装置1は、気流による外乱に対して空力デバイス6A〜6Nを選択するロジックを実行する(S11)。風速センサー2からは対気速度がリアルタイムに得られる。車輪回転センサー3からは走行中の対地速度がリアルタイムに得られる。GPS4からは対地速度と位置とがリアルタイムに得られる。演算装置1がこれらの情報と走行マップ8の情報とを参照する。これにより、車両が現在走行し、今後に走行するルートにおける走行エリアが特定される。処理プログラム7は特定された走行エリアに基づいて処理を実行する。
風が検知される風検知エリアに車両が入っているときは(S12)、演算装置1は空力デバイス空力デバイス6A〜6Nを動作させる(S13)。風が検知される風検知エリアから車両が出たときは(S12)、演算装置1は空力デバイス空力デバイス6A〜6Nの動作を解除する(S14)。
以下、気流による外乱に対して空力デバイス6A〜6Nを選択するロジックの詳細について説明する。図3に示すように、演算装置1は、GPS4により車両が走行している位置を検出する(S111)。演算装置1は、走行マップ8より、車両が走行することが予想される経路上の風発生地帯や気流に関する情報を読み出す(S112)。
演算装置1は、走行マップ8から読み出した情報により、車両の予測される経路上の横風が予測される位置や、車両の予測される経路上での気流の強さを算出する(S113)。演算装置1は、車輪回転センサー3により、車両の対地速度を取得する(S114)。演算装置1は、横風が予測される地域(風発生地帯)での気流により車両が受ける力(横風エリア空気力)を計算する(S115)。この計算の詳細については後述する。
処理プログラム7は、演算装置1に車両が、トンネル内等の無風地帯からトンネル外の橋梁等の風発生地帯に突入した時、及びトンネル外の橋梁等の風発生地帯からトンネル内等の無風地帯に突入したとき等の最大ヨーレートを推定する(S116)。演算装置1は、推定された最大ヨーレートを基にして空力デバイス6A〜6Nを選択し、車両の走行地点に応じて選択された空力デバイス6A〜6Nを動作させる(S117)。
以下、本実施形態における車両が無風地帯から風発生地帯に突入した時、及び風発生地帯から無風地帯に突入した時の気流により車両が受ける力を算出する手法について説明する。
図4に示すように、気流wにより車両200に働く力は、車両200の前後方向(前後軸(X軸)方向)に平行であって前方から後方への力を正とする抗力D、車両200の横方向(左右軸(Y軸)方向)に平行であって左方から右方への力を正とする横力S、及び車両200の上下方向(上下軸(Z軸)方向)に平行であって下方から上方への力を正とする揚力Lがある(以下、抗力D、横力S及び揚力Lを3分力と呼ぶことがある。)。また、気流wにより車両200に働く力は、車両200の前後軸周りのローリングモーメントR、車両200の左右軸周りのピッチングモーメントP、及び車両200の上下軸周りのヨーイングモーメントYがある(以下、ローリングモーメントR、ピッチングモーメントP及びヨーイングモーメントYを3分力モーメントと呼ぶことがある。)。これらの気流wにより車両200に働く力を無次元化した空力特性値として、それぞれ抗力係数C、横力係数C、揚力係数C、ローリングモーメント係数C、ピッチングモーメント係数C及びヨーイングモーメント係数Cと呼ぶことがある。
上述したように、このような気流wに対応した車両200の走行中の挙動を安定させる手法が提案されている。しかし、このような制御の基となる空力特性値は、例えば、風発生地帯での定常状態におけるヨーイングモーメント係数Cである。したがって、トンネル内のような無風状態における定常状態と、トンネル外の橋梁上のような強風状態における定常状態との間における過渡的な挙動には対応できていない。これは、気流wの車両200に対する剥離、再付着及び渦等の過渡的な現象が考慮されていないからである。
そこで、本実施形態では気流wによる過渡的な現象も考慮に入れて以下のような横風エリア空気力の計算を行う。図5に示すように、横風エリア空気力の計算では(S1151)、演算装置1は、風速センサー2により得られた大気速度と、走行マップ8から得られた当該地域の気流wの各方向の成分とを用いて、車両200の偏揺角θが計算される(S1152)。大気速度U,V,W(X軸、Y軸及びZ軸)、当該地域の気流wの各成分(Ua,Va,Wa)として、偏揺角θは以下のようにして求められる(S1152)。
偏揺角θ=sin-1[V/{(U+Ua)2+(V+Va)2+(W+Wa)2}1/2]
演算装置1は、空力デバイス6A〜6Nごとに、走行マップ8に記録された定常マップ及び非定常マップを使用し、過渡的な横風エリア空気力を予測する。ここで、ヨーイングモーメント係数Cを例として説明する。図6に示すように、走行マップ8には、地点ごとに偏揺角θに対するヨーイングモーメント係数Cが記録されている。
図中に破線で示される定常マップの値では、偏揺角θとヨーイングモーメント係数Cとが略比例している。一方、図中に実線で示される非定常マップでは、トンネル内等の無風地帯から橋梁等の風発生地帯への入口Pinでは、車両200の前部が急激な横風を受けるため、偏揺角θに対してヨーイングモーメント係数Cが急激に上昇する。また、橋梁等の風発生地帯からトンネル内等の無風地帯への出口Poutでは、車両200の後部に対する横風に比べて前部の横風が急激に減少するため、偏揺角θに対してヨーイングモーメント係数Cが急激に下降する。
ここで、入口Pinにおけるヨーイングモーメント係数Cが考慮される。上記の定常状態における偏揺角θに対するヨーイングモーメント係数Cの関数を“定常マップf(偏揺角θ)”とする。上記の非定常状態における偏揺角θに対するヨーイングモーメント係数Cの関数を“非定常マップf(偏揺角θ)”とする。
“定常マップf(偏揺角θ)”に対する“非定常マップf(偏揺角θ)”の比を“補正マップf(相対位置P)”とすると、入口Pinにおけるヨーイングモーメント係数Cは、“定常マップf(偏揺角θ)”と“補正マップf(相対位置P)”との積により算出することができる。ここで、“補正マップf(相対位置P)”の相対位置Pとは、車両200の入口Pinに対する相対位置である。“補正マップf(相対位置P)”(“非定常マップf(偏揺角θ)”)の値は、相対位置Pによって異なる。そのため、走行マップ8には、相対位置Pに応じて“補正マップf(相対位置)”の値が記録されている。
相対位置Pは、入口Pinに車両200が到達してから経過した時間tと、車両200の速度vとの積により算出することができる。演算装置1は、所定の周期ごとに演算を行う。演算の周期はリセット信号により決定される。よって、時間tは、リセット信号の積分値(計数値)と計算周期との積により算出することができる。
以上より、入口Pinにおけるヨーイングモーメント係数Cの算出式をまとめると以下のようになる。なお、これは、出口Poutにおけるヨーイングモーメント係数Cの算出式も同様である。また、他の空力特性値である抗力係数C、横力係数C、揚力係数C、ローリングモーメント係数C及びピッチングモーメント係数Cについても同様にして算出することができる。
ヨーイングモーメント係数C=補正マップf(相対位置P)×定常マップf(偏揺角θ)
相対位置P=時間t×速度v
時間t=リセット信号の積分値×計算周期
走行マップ8には、上記と同様の状況において、空力デバイス6A〜6Nそれぞれを使用したときの非定常マップ及び補正マップがそれぞれ記録されている。図5に示すように、演算装置1は、空力デバイス6A〜6Nごとの非定常マップ及び補正マップを使用し、空力デバイス6A〜6Nそれぞれを使用したときの空力特性値を算出する(S1153)。
演算装置1は、上記のようにして求めた非定常状態における空力特性値それぞれについて、実際に車両200に作用する3分力モーメント及び3分力を算出する(S1154)。3分力モーメント及び3分力は以下のようにして求められる。
3分力モーメント=気流の動圧×非定常状態の空力特性値×前面投影面積×モーメントアーム長
3分力=気流の動圧×非定常状態の空力特性値×前面投影面積
演算装置1は、車両200の慣性モーメント、重量、重心高さ、タイヤ横力(スリップ角及び荷重)、対地速度、ロールセンター、ピッチセンター、ばね定数、ダンパー特性値、重量配分及び重量を入力する(S1155)。演算装置1は、位置、速度、加速度、姿勢角、角速度及び角加速度の6自由度の車両200の運動を計算する(S1156)。
本実施形態においては、車両200の挙動を安定させるための走行支援を実行する空力デバイス6A〜6Nと、車両200の周囲の気流wによる車両の挙動に対する外乱に対応して、空力デバイス6A〜6Nを制御する演算装置1とを備えた走行支援装置100において、演算装置1は、外乱に対応した変動する操作量により走行支援ユニットを制御する。また、演算装置1は、気流wよる外乱が定常である定常状態の間の外乱が非定常である非定常状態の外乱に対応して空力デバイス6A〜6Nを制御する。
したがって、例えば、車両200がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の横風がある地域へと移動することにより、車両の周囲の気流w強さが急激に大きく変化し、車両の横方向への力やヨーイングモーメントYの外乱が急激に大きく変化する場合でも、このような非定常状態の過渡的な外乱に対応して空力デバイス6A〜6Nが制御される。このため、車両200の挙動を安定化させる制御の精度を向上させることができる。
つまり、図7に破線で示すように、従来の技術では、ヨーレート、ヨーイングモーメント係数C及び横力係数Cは、定常状態についてのみ考慮されている。そのため、車両200がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の横風がある地域へと移動するとき、あるいはトンネル外の横風がある地域からトンネル内の横風が無い地域へと移動するときのような過渡状態では、図7中にヨーレートについて細い実線で示した実測値との相違d1,d2が大きく、現実の車両200の挙動に対応することが難しい。一方、本実施形態では、図7中に太い実線で示すように、過渡状態においても、実測値と近い値が得られており、現実の車両200の挙動により対応することができる。このため、本実施形態では、図8(a)に示す従来の手法に比べて、図8(b)に示すように、気流wによる車両200の横移動を距離d3減少させることができる。
また、本実施形態では、演算装置1は、非定常状態の外乱を予測し、予測される非定常状態の外乱に対応して空力デバイス6A〜6Nを制御する。そのため、例えば、車両200がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の横風がある地域へと移動する前に、気流wによる急激な外乱の変化を予め予測することができる。したがって、非定常状態の過渡的な外乱に対する応答性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、演算装置1は、非定常状態の外乱に対応した変動する操作量により空力デバイス6A〜6Nを制御する。このため、従来のシステムにおける一定の操作量による制御に比べて、非定常状態の外乱により適切に対応することができる。このため、車両200の挙動を安定化させる制御の精度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、演算装置1は、気流wによる外乱が小さい弱風地域から弱風地域よりも気流wによる外乱が大きい強風地域に車両200が進入するときの非定常状態の外乱、及び強風地域から弱風地域に車両200が進入するときの非定常状態の外乱に対応して空力デバイス6A〜6Nを制御する。これにより、例えば、車両200がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の橋梁等の強い横風が有る地域へと移動する場合や、反対に車両200が橋梁等の強い横風が有る地域からトンネル内の横風が無い地域へと移動する場合に対応することができる。
また、本実施形態では、上記強風地域は、車両200の横方向からの気流wによる外乱が弱風地域よりも大きい場合が取り扱われる。そのため、演算装置1は、車両200の直進に影響を与える車両200の横方向からの気流wによる外乱が急激に変化する場合に対応することができる。そのため、車両200の直進の安定化の精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、最初の定常状態の外乱は、次の定常状態の外乱よりも小さい場合が取り扱われる。これにより、例えば、車両200がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の橋梁等の強い横風が有る地域へと移動する場合に生じる非定常状態の外乱に対応することができる。
また、本実施形態では、最初の定常状態の外乱は、次の定常状態の外乱よりも大きい場合も取り扱われる。これにより、例えば、車両200が橋梁等の強い横風が有る地域からトンネル内の横風が無い地域へと移動する場合に生じる非定常状態の外乱に対応することができる。
また、本実施形態では、空力デバイス6A〜6Nは、車両200のヨー方向、ピッチ方向及びロール方向の挙動を安定化させるための走行支援を実行する。このため、気流wにより影響を受けやすい車両200のヨー方向、ピッチ方向及びロール方向への外乱に対応することができる。このように、本実施形態では、ヨー方向以外の運動に関する計算を実行する。車両200の環境の変化の変化によっては、揚力Lの変化による姿勢の変化や、車体と地面との高さの変化が生じる。演算装置1は、このような変化に対しても、走行に最適な特性となる空力デバイス6A〜6Nを選択することができる。
また、本実施形態によれば、空力デバイス6A〜6Nは、車両200のヨー方向の挙動を安定化させるための走行支援を実行する。このため、気流wにより影響を受けやすく、車両200の直進に影響を与える車両200のヨー方向への外乱に対応することができる。
また、本実施形態によれば、空力デバイス6A〜6Nは、車両200が直進走行するときの挙動を安定化させるための走行支援を実行する。これにより、車両200が直進走行し、気流wによる外乱の影響が大きいときに対応することができる。
本発明は上記実施形態に限定されず、様々な変形態様が可能である。例えば、上記実施形態では、走行マップ8に定常マップと非定常マップとを有し、状況に応じて定常マップと非定常マップとを使い分けるか、定常マップを非定常マップにより修正する対応を示した。しかし、走行マップ8に非定常マップのみを有し、所定の閾値等で定められた走行支援の発動の条件を非定常マップにより変更することによって、走行支援を行うこともできる。
また、上記実施形態では、気流による外乱が非定常状態となる場合として、車両200がトンネル内の横風が無い地域からトンネル外の橋梁等の強い横風が有る地域へと移動する場合や、車両200が橋梁等の強い横風が有る地域からトンネル内の横風が無い地域へと移動する場合を例に挙げた。しかし、例えば、他車両と自車両とがすれ違う際に、気流による外乱が非定常状態となる場合にも、上記実施形態は適用可能である。この場合は、走行マップ8に、他車両とすれ違った場合の非定常マップや補正マップを備えていればよい。
また、上記実施形態では、走行支援として、走行支援装置100が自動的に空力デバイス6A〜6Nを作動させる態様を中心に説明した。しかし、上記実施形態において、演算装置1が算出した非定常状態における気流wによる力やヨーレートに基づいて、操舵トルクを増加させる等により、ドライバの操作を支援することも可能である。また、上記実施形態において、演算装置1が算出した非定常状態における気流wによる力やヨーレートに基づいて、音声又は画像による指示、ステアリングホイール又はペダルに対する反力又は振動等により、ドライバーに車両200の走行を安定化させる操作を促すことも可能である。
また、上記実施形態では、走行支援として、空力デバイス6A〜6Nを作動させる態様を中心に説明した。しかし、上記実施形態では、演算装置1が算出した非定常状態における気流wによる力やヨーレートに基づいて、車輪ごとの制動力を分配あるいは調整することにより、車両200の走行を安定化させることも可能である。あるいは、空力デバイス6A〜6Nの作動と、車輪ごとの制動力を分配あるいは調整とを両方行うことも可能である。
また、上記実施形態において、空力デバイス6A〜6Nの制御は、複数の空力デバイス6A〜6Nの内で最適なものが選択されても良いし、複数の空力デバイス6A〜6Nの内の単数あるいは複数の操作量が変更されるものでも良い。
また、上記実施形態において、気流wに対する走行支援は、気流wの変動の前に走行支援の実行あるいは準備が行われても良い。走行支援の準備としては、例えば、空力デバイス6A〜6Nの状態をすぐにある状態に変動できるように、状態を予め変動させておくこと等が考えられる。
本発明の一実施形態の走行支援装置及び走行支援方法によれば、車両の挙動を安定化させる制御の精度を向上させることができる。
1 演算装置
2 風速センサー
3 車輪回転センサー
4 GPS
5 電源
6A〜6N 空力デバイス
7 処理プログラム
8 走行マップ
9 デバイスI/O
10 デバイス切り替え器
100 走行支援装置
200 車両
本発明の一実施形態は、車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットと、車両の周囲の気流による車両の挙動に対する外乱に対応して、走行支援ユニットを制御する制御ユニットとを備え、制御ユニットは、外乱に対応した変動する操作量により走行支援ユニットを制御し、前記制御ユニットは、前記気流による前記外乱が定常である第1の定常状態と、前記第1の定常状態の後の前記気流による前記外乱が定常である第2の定常状態との間の前記外乱が非定常である非定常状態の前記外乱に対応して前記走行支援ユニットを制御し、前記制御ユニットは、前記非定常状態の前記外乱を予測し、予測される前記非定常状態の前記外乱に対応して前記走行支援ユニットを制御し、前記制御ユニットは、前記非定常状態の前記外乱に対応した変動する操作量により前記走行支援ユニットを制御する走行支援装置である。
また、本発明の一実施形態は、車両の周囲の気流による車両の挙動に対する外乱に対応して、車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットを制御する走行支援方法であって、前記外乱に対応した変動する操作量により前記走行支援ユニットを制御し、気流による外乱が定常である第1の定常状態と、第1の定常状態の後の気流による外乱が定常である第2の定常状態との間の外乱が非定常である非定常状態の外乱に対応して走行支援ユニットを制御し、前記非定常状態の前記外乱を予測し、予測される前記非定常状態の前記外乱に対応して前記走行支援ユニットを制御し、前記非定常状態の前記外乱に対応した変動する操作量により前記走行支援ユニットを制御する走行支援方法である。
また、第1の定常状態の外乱は、第2の定常状態の外乱よりも大きい場合がある。

Claims (13)

  1. 車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットと、
    前記車両の周囲の気流による前記車両の前記挙動に対する外乱に対応して、前記走行支援ユニットを制御する制御ユニットと、
    を備え、
    前記制御ユニットは、前記外乱に対応した変動する操作量により前記走行支援ユニットを制御する、走行支援装置。
  2. 車両の挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットと、
    前記車両の周囲の気流による前記車両の前記挙動に対する外乱に対応して、前記走行支援ユニットを制御する制御ユニットと、
    を備え、
    前記制御ユニットは、
    前記気流による前記外乱が定常である第1の定常状態と、前記第1の定常状態の後の前記気流による前記外乱が定常である第2の定常状態との間の前記外乱が非定常である非定常状態の前記外乱に対応して前記走行支援ユニットを制御する、走行支援装置。
  3. 前記制御ユニットは、前記非定常状態の前記外乱を予測し、予測される前記非定常状態の前記外乱に対応して前記走行支援ユニットを制御する、請求項2に記載の走行支援装置。
  4. 前記制御ユニットは、前記非定常状態の前記外乱に対応した変動する操作量により前記走行支援ユニットを制御する、請求項2又は3に記載の走行支援装置。
  5. 前記制御ユニットは、前記気流による前記外乱が小さい弱風地域から前記弱風地域よりも前記気流による前記外乱が大きい強風地域に前記車両が進入するときの前記非定常状態の前記外乱、及び前記強風地域から前記弱風地域に前記車両が進入するときの前記非定常状態の前記外乱の少なくともいずれかに対応して前記走行支援ユニットを制御する、請求項2〜4のいずれか1項に記載の走行支援装置。
  6. 前記強風地域は、前記車両の横方向からの前記気流による前記外乱が前記弱風地域よりも大きい、請求項5に記載の走行支援装置。
  7. 前記第1の定常状態の前記外乱は、前記第2の定常状態の前記外乱よりも小さい、請求項2〜6のいずれか1項に記載の走行支援装置。
  8. 前記第1の定常状態の前記外乱は、前記第2の定常状態の前記外乱よりも大きい、請求項2〜7のいずれか1項に記載の走行支援装置。
  9. 前記走行支援ユニットは、前記車両のヨー方向、ピッチ方向及びロール方向の少なくともいずれかの前記挙動を安定化させるための前記走行支援を実行する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の走行支援装置。
  10. 前記走行支援ユニットは、前記車両のヨー方向の前記挙動を安定化させるための前記走行支援を実行する、請求項9に記載の走行支援装置。
  11. 前記走行支援ユニットは、前記車両が直進走行するときの前記挙動を安定化させるための前記走行支援を実行する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の走行支援装置。
  12. 車両の周囲の気流による前記車両の前記挙動に対する外乱に対応して、前記車両の前記挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットを制御する走行支援方法であって、
    前記外乱に対応した変動する操作量により前記走行支援ユニットを制御する、走行支援方法。
  13. 車両の周囲の気流による前記車両の前記挙動に対する外乱に対応して、前記車両の前記挙動を安定させるための走行支援を実行する走行支援ユニットを制御する走行支援方法であって、
    前記気流による前記外乱が定常である第1の定常状態と、前記第1の定常状態の後の前記気流による前記外乱が定常である第2の定常状態との間の前記外乱が非定常である非定常状態の前記外乱に対応して前記走行支援ユニットを制御する、走行支援方法。
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