JPWO2014157460A1 - 通信システム、制御装置、情報収集方法およびプログラム - Google Patents

通信システム、制御装置、情報収集方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

通信システムは、複数のノードと、ノード間でパケットを転送するためのリンクと、前記複数のノードのうち、前記複数のノードの負荷に基づいて選択されたノードから、前記リンクに関する情報を収集する制御装置とを有する。通信システムのノードから情報を収集する際に、情報収集に伴うノードの負荷増加を軽減する。

Description

[関連出願についての記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2013−069130号(2013年3月28日出願)に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、通信システム、制御装置、情報収集方法およびプログラムに関し、特に、制御装置がノードからリンクに関する情報を収集する通信システム、制御装置、情報収集方法およびプログラムに関する。
以下に述べる特許文献1および2は、通信システムのノードから、ノード間のリンクに関する情報を収集する技術を開示する。
特許文献1は、ネットワークを監視するネットワーク監視システムが、ネットワークに含まれるスイッチ装置から、予め定めた周期(トラヒック取得周期T)で、スイッチ装置の各ポートの送受信トラヒック情報を取得する発明を開示する。
特許文献2は、計測装置が仮想計算機の通信負荷を取得する際に、仮想計算機又はその仮想計算機が稼動する物理計算機ではなく、仮想計算機又は物理計算機に代わって、それらに接続しているスイッチ(対向スイッチ)が、仮想計算機の通信負荷の計測と通知を行う発明を開示する。特許文献2では、対向スイッチが仮想計算機の通信負荷の計測と通知を行なうので、仮想計算機及び物理計算機は通信負荷の通知に伴う処理を実行する必要がなく、仮想計算機及び物理計算機の処理負荷の上昇を抑えることができる。
国際公開第2009/040903号公報 特開2008−271050号公報
ネットワーク監視システムに対してリンクに関する情報を通知する際、情報の通知に要する処理により、ノードの負荷が増加する。
しかしながら、特許文献1のネットワーク監視システムは、所定の周期でスイッチ装置から情報を収集するため、情報収集のタイミングが、スイッチ装置の通信負荷の高い時に到来する可能性がある。この場合、スイッチ装置の負荷が、送受信トラフィックを通知する処理により、さらに上昇するという問題が生じる。
特許文献2では、対向スイッチが、仮想計算機又は物理計算機に代わって情報の収集と通知を実行することで、仮想計算機又は物理計算機の負荷が軽減されるが、上記特許文献1と同様、対抗スイッチにおける情報収集の負荷軽減については開示・示唆がない。
本発明は、通信システムのノードから情報を収集する際に、情報収集に伴うノードの負荷増加を軽減することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る通信システムは、複数のノードと、ノード間でパケットを転送するためのリンクと、前記複数のノードのうち、ノードの負荷に基づいて選択されたノードから、前記リンクに関する情報を収集する制御装置とを備える。
本発明の第2の態様に係る制御装置は、複数のノードと、ノード間でパケットを転送するためのリンクとを含む通信システムの制御装置であって、前記複数のノードから、ノードの負荷に基づいてノードを選択し、選択したノードから、前記リンクに関する情報を収集する。
本発明の第3の態様に係る情報収集方法は、複数のノードと、ノード間でパケットを転送するためのリンクとを含む通信システムにおける情報収集方法であって、前記複数のノードから、ノードの負荷に基づいてノードを選択し、選択したノードから、前記リンクに関する情報を収集する。
本発明の第4の態様に係るプログラムは、複数のノードと、ノード間でパケットを転送するためのリンクとを含む通信システムの制御装置に、前記複数のノードから、ノードの負荷に基づいてノードを選択する処理と、選択したノードから、前記リンクに関する情報を収集する処理とを実行させる。なお、プログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)に記録されたプログラム製品として提供することもできる。
本発明によれば、通信システムのノードから情報を収集する際に、情報収集に伴うノードの負荷増加を軽減される。
本発明の一実施形態におけるシステムの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態における制御装置の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるシステムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における制御装置の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における制御装置が有するリンク情報DBの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるノードの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるノードが有するトラフィック量DB(データーベース)の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における制御装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるノードの動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における制御装置の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における制御装置が有するノード情報DBの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における制御装置が有するノード情報DBの他の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるシステムの構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態における制御装置が有するリンク情報DBの構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるノードの構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるノードが有するトラフィック量DBの構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態における制御装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるノードの動作例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態における制御装置が有するリンク情報DBの構成例を示す図である。 本発明の第4の実施形態における制御装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態におけるシステムの構成例を示す図である。 本発明の第5の実施形態における制御装置の構成例を示す図である。 本発明の第5の実施形態における制御装置が有する決定管理部の構成例を示す図である。 本発明の第5の実施形態における制御装置が有する決定管理部の他の構成例を示す図である。 本発明の第5の実施形態における制御装置の動作例を示す図である。 本発明の第6の実施形態に関連する技術の例を示す図である。 本発明の第6の実施形態に関連する技術の例を示す図である。 本発明の第6の実施形態におけるシステムの構成例を示す図である。 本発明の第6の実施形態における制御装置の構成例を示す図である。 本発明の第6の実施形態における制御装置が有する処理規則DBの構成例を示す図である。 本発明の第6の実施形態におけるノードの構成例を示す図である。 本発明の第6の実施形態における制御装置の動作例を示す図である。 本発明の第6の実施形態におけるノードの動作例を示す図である。
はじめに本発明の一実施形態の概要について図面を参照して説明する。本発明は、図1に示すように、制御装置10及びノード20−1〜20−2(以下、ノード20−1と20−2を特に区別する必要のないときは「ノード20」と表記する。)を含む構成にて実現できる。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
図1に示すように、ノード20−1と20−2は、リンク30を介して互いに接続する。
制御装置10は、複数のノード20を管理する手段として機能する。制御装置10は、複数のノード20から、該複数のノード20で構成されるネットワークに含まれるリンク30に関する情報を収集する。
リンク30に関する情報は、例えば、リンク30のトラフィック量である。また、リンク30に関する情報は、例えば、リンク30のパケット遅延時間であってもよい。また、リンク30に関する情報は、例えば、リンク30の障害情報であってもよい。なお、リンク30に関する情報は、これらの例に限られず、リンク30に関する情報であれば、どのような情報であってもよい。
図2は、制御装置10の構成例を示す図である。図2に示すように、制御装置10は、通信部11と、制御部12とを有する。
制御部12は、例えば、通信部11を介して、ノード20の各々と通信を行う。
制御部12は、例えば、所定の条件で、リンク30に関する情報を収集する。制御部12は、例えば、予め定められた周期で、リンク30に関する情報を収集する。制御部12は、例えば、複数のノード20の構成が変化したことに応じて、リンク30に関する情報を収集する。制御部12は、例えば、パケットの経路制御を実行する際に、リンク30に関する情報を収集する。
制御部12は、例えば、リンク30に関する情報を収集する際に、リンク30に接続する2つのノード20のうち、ノード20の負荷に基づいて決定したノードから、リンク30に関する情報を収集する。制御部12は、例えば、リンク30に関する情報を収集する際に、リンク30に接続する2つのノード20のうち、負荷の低いノードから、リンク30に関する情報を収集する。
ノード20の負荷は、例えば、ノード20におけるCPUの負荷である。ノード20の負荷は、例えば、ノード20における総トラフィック量である。ノード20が処理する総トラフィック量は、例えば、そのノード20が単位時間当たりに処理するパケットの総数である。ノード20の負荷は、例えば、ノード20における稼動ポート数である。また、ノード20の負荷は、例えば、ノード20における稼動ポート率である。ノード20における稼動ポート率は、例えば、ノード20が有する全ポートのうち、稼動しているポートの割合である。なお、制御装置10が通知を受けるノード20の負荷は、これらの例に限られず、ノード20の負荷を表す情報であれば、どのような情報であってもよい。
制御部12は、例えば、所定の周期で、ノード20の各々から、ノード20の負荷に関する情報の通知を受ける。制御部12は、例えば、ノード20の各々に対して負荷に関する情報を要求し、その要求に対する応答として、ノード20の負荷に関する情報の通知を受けてもよい。制御部12は、ノードの20の各々から通知されたノード20の負荷に関する情報を用いて、リンク30に関する情報を収集するノードを決定する。
以上のような構成によれば、制御装置10が、リンク30に接続する2つのノード20のうち、ノード20の負荷に基づいて決定したノードから、リンク30に関する情報を収集するので、特定のノードに負荷が集中することを防止できる。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。本発明の第1の実施形態は、図3に示すように、制御装置10及びノード20を含む構成にて実現できる。図3に示すように、ノード20−1〜20−3の各々は、リンク30−1〜30−3(以下、リンク30−1〜30−3を特に区別する必要のないときは「リンク30」と表記する。)を介して互いに接続する。
制御装置10は、複数のノード20を管理する手段として機能する。
制御装置10は、複数のノード20から、該複数のノード20で構成されるネットワークに含まれるリンク30に関する情報を収集する。なお、本発明の第1の実施形態において、制御装置10が、リンク30に関する情報としてトラフィック量を収集する例を用いて説明するが、制御装置10が収集するリンク30に関する情報は、リンク30のトラフィック量に限られない。
図3の例において、制御部12は、リンク30−1〜30−3の各々のトラフィック量を収集する。制御装置10は、例えば、収集したリンク30のトラフィック量を、該複数のノード20の管理に利用する。また、制御装置10は、例えば、収集したリンク30のトラフィック量を、複数のノード20により転送されるパケットの経路制御に利用する。
図4は、制御装置10の構成例を示す図である。図4に示すように、制御装置10は、通信部11と、制御部12と、リンク情報DB13とを有する。
通信部11は、例えば、トラフィック量を収集する際に、ノード20に対し、トラフィック量の通知を要求するメッセージを送信する。通信部11は、ノード20から、トラフィック量を要求するメッセージに対する応答として、トラフィック量を通知するメッセージを受信する。
制御部12は、例えば、所定の周期で、リンク30のトラフィック量を収集する。制御部12は、例えば、複数のノード20の構成が変化したことに応じて、リンク30のトラフィック量を収集する。制御部12は、例えば、パケットの経路制御を行うことに応じて、リンク30のトラフィック量を収集する。
制御部12は、例えば、トラフィック量の通知を要求するメッセージに、トラフィック量の通知を要求するリンクの識別子を格納する。リンク30の識別子は、例えば、ネットワークに含まれるリンク30の各々を一意に識別する情報である。なお、ノード20は、格納された識別子に対応するリンク30のトラフィック量を、制御装置10に通知する。
制御部12は、例えば、トラフィック量を収集するリンク30に接続する2つのノード20のうち、処理負荷の小さいノードからトラフィック量を収集する。制御部12は、例えば、トラフィック量を収集するリンク30に接続する2つのノード20のうち、処理負荷の小さいノードに対して、トラフィック量の通知を要求するメッセージを送信する。
図4の例において、制御部12は、リンク30−1のトラフィック量を収集する場合に、リンク30−1と接続するノード20−1とノード20−3のうち、例えば、処理負荷の小さいノード20−3からリンク30−1のトラフィック量を収集する。
制御部12は、例えば、所定の周期で、ノード20の各々から、ノード20の処理負荷に関する情報の通知を受ける。制御部12は、例えば、ノード20の各々に対して処理負荷に関する情報を要求し、その要求に対する応答として、ノード20の処理負荷に関する情報の通知を受けてもよい。
制御部12は、例えば、ノード20の処理負荷として、ノード20におけるCPUの負荷の通知を受ける。
制御部12は、例えば、ノード20の処理負荷として、ノード20における総トラフィック量の通知を受ける。ノード20が処理する総トラフィック量は、例えば、そのノード20が単位時間当たりに処理するパケットの総数である。
制御部12は、例えば、ノード20の処理負荷として、ノード20における稼動ポート数の通知を受ける。制御部12は、例えば、ノード20の処理負荷として、ノード20における稼動ポート率の通知を受ける。ノード20における稼動ポート率は、例えば、ノード20が有する全ポートのうち、稼動しているポートの割合である。
なお、制御装置10が通知を受けるノード20の処理負荷は、これらの例に限られず、ノード20の処理の負荷を表す情報であれば、どのような情報であってもよい。
制御部12は、例えば、ノード20の各々のうち、ノード20の処理負荷が所定の閾値より低いノード20からのみ、処理負荷の通知を受けてもよい。
制御部12は、例えば、ノード20の各々のうち、CPUの負荷が所定の閾値より低いノードからのみ、CPUの負荷の通知を受ける。この場合、制御部12は、複数のノード20のうち、CPUの負荷を通知しないノードについて、CPUの負荷が所定の閾値以上であると判定する。上記構成を有する制御部12は、CPUの負荷が高いノード20からの通知を受けないので、すでに負荷の高いノードの負荷をさらに上昇させることなく、ノード20のCPUの負荷の状況を把握できる。
制御部12は、例えば、ノード20の各々のうち、総トラフィック量が所定の閾値より低いノードからのみ、総トラフィック量の通知を受けてもよい。この場合、制御部12は、複数のノード20のうち、総トラフィック量を通知しないノードについて、総トラフィック量が所定の閾値以上と判定する。上記構成を有する制御部12は、総トラフィック量の多いノードから通知を受けないので、総トラフィック量の多いノードの負荷を上昇させることなく、ノード20の総トラフィック量の状況を把握できる。
また、制御部12は、例えば、ノード20の各々から、稼動ポート数の変化があったことに応じて、稼動ポート数、又は、稼動ポート率の通知を受けてもよい。この場合、制御部12は、稼動ポート数の変化がない場合には、稼動ポート数、又は、稼動ポート率の通知を受けないため、通知に伴うノード20の負荷の上昇を防止することができる。
制御部12は、例えば、リンク30に接続する2つのノード20のうち、CPUの負荷が小さいノードからトラフィック量を収集する。制御部12は、例えば、リンク30に接続する2つのノードのうち、稼動ポート数の少ない、又は、稼動ポート率の小さいノードから、トラフィック量を収集する。制御部12は、例えば、リンク30に接続する2つのノード20のうち、総トラフィック量の少ないノードから、トラフィック量を収集する。
リンク情報DB13は、ノード20から受信したリンク30のトラフィック量を記憶する。
図5は、リンク情報DB13の構成例である。図5に示すように、リンク情報DB13は、リンク30ごとに、そのリンクのトラフィック量を記憶する。図5の例では、リンク情報DB13は、リンク30ごとに、順方向と逆方向のトラフィック量の合計値を記憶する。リンク情報DB13は、図5の例に限られず、例えば、リンク30ごとに、順方向と逆方向とを区別して、それぞれのトラフィック量を記憶してもよい。
図5の例では、リンク情報DB13は、リンク30−2のリンクIDと、リンク30−2の順方向と逆方向のトラフィック量の合計値の40とを、対応付けて記憶する。
ノード20は、パケットを転送する装置である。
図6は、ノード20の構成例を示す図である。図6に示すように、ノード20は、通信部21と、制御部22と、トラフィック量DB23とを有する。
通信部21は、パケットを送受信する手段として機能する。また、通信部21は、例えば、制御装置10から、トラフィック量の通知を要求するメッセージを受信する。通信部21は、例えば、該要求に応じて、制御装置10にトラフィック量を通知するメッセージを送信する。
制御部22は、受信したパケットを、通信部21を介して転送する手段として機能する。また、制御部22は、制御装置10からの要求に応じて、トラフィック量DB23に記憶されたトラフィック量を、該要求の応答として制御装置10に通知する。
制御部22は、例えば、制御装置10から受信したメッセージに格納されたリンクIDのリンクにおけるトラフィック量を、制御装置10に通知する。制御部22は、例えば、トラフィック量DB23を参照して、受信したメッセージに格納されたリンクIDのリンクにおけるトラフィック量を把握する。
制御部22は、例えば、把握したトラフィック量を、制御装置10に通知する。制御部22は、例えば、把握したトラフィック量を通知するためのメッセージを作成し、通信部21を介して、作成したメッセージを制御装置10に送信する。
制御部22は、例えば、制御装置10に対して、ノード20の処理負荷に関する情報を通知する。制御部22は、例えば、所定の周期で、制御装置10に対して、ノード20の処理負荷に関する情報を通知する。制御部22は、例えば、制御装置10からの要求に応じて、制御装置10に対して、ノード20の処理負荷を通知する。
制御部22が制御装置10に通知するノード20の処理負荷は、例えば、ノード20のCPUの負荷や、ノード20の稼動ポート数、又は、ノード20の総トラフィック量である。なお、制御部22が制御装置10に通知するノード20の処理負荷は、これらの例に限られず、ノード20の処理負荷を示す情報であれば、どのような情報であってもよい。また、制御部22が制御装置10に通知するノード20の処理負荷は、1つに限られず、いくつであってもよい。
制御部22は、例えば、ノード20の処理負荷が所定の閾値以上であった場合に、制御装置10に対して、処理負荷に関する情報を通知しないように構成してもよい。制御部22は、例えば、ノード20のCPUの負荷が所定の閾値以上である場合に、制御装置10に対して、CPUの負荷を通知しない。制御部22は、例えば、ノード20のCPUの使用率が70%以上である場合に、制御装置10に対してCPUの負荷を通知しない。
制御部22は、例えば、総トラフィック量が所定の閾値以上である場合に、制御装置10に対して、総トラフィック量を通知しない。制御部22は、例えば、ノード20の須トラフィック量が「100」以上である場合に、制御装置10に対して総トラフィック量を通知しない。
制御部22は、例えば、稼動ポート数に変化があった場合に、制御装置10に対して、稼動ポート数に関する情報を通知するように構成してもよい。制御部22は、例えば、稼動ポート数に変化がない場合に、制御装置10に対して稼動ポート数を通知しない。
図7は、ノード20−2が有するトラフィック量DB23のテーブルの構成例である。トラフィック量DB23は、例えば、ノード20に接続するリンク30ごとに、トラフィック量を記憶する。図7の例では、トラフィック量DB23は、ノード20−2に接続するリンク30−2およびリンク30−3について、トラフィック量を記憶する。
トラフィック量DB23は、例えば、ノード20に接続するリンク30ごとに、そのリンクから送信するトラフィック量(送信量)と、受信するトラフィック量(受信量)とを記憶する。
図7の例では、トラフィック量DB23は、リンク30−2のリンク識別子と、ノード20−2がリンク30−2を介して送信するトラフィック量である「30」と、受信するトラフィック量である「10」とを、対応付けて記憶する。
続いて、本発明の第1の実施形態における制御装置10の動作例について、図面を参照して説明する。図8は、制御装置10の動作を説明するためのフローチャートである。
制御装置10の制御部12が、所定の条件に応じて、リンク30のトラフィック量の収集を開始する。
制御部12は、トラフィック量を収集するリンクに接続するノード20のうち、ノードの処理負荷が小さいノードを、トラフィック量の通知を要求するノードに決定する(S001)。その後、制御部12は、トラフィック量の通知を要求するためのメッセージを作成する(S002)。
通知部11は、制御部12が作成したメッセージを、決定したノードに送信する(S003)。
通信部11は、リンクのトラフィック量を通知するためのメッセージを、ノードから受信する(S004)。
リンク情報DB13は、ノードから受信したメッセージに含まれる、リンクのトラフィック量を記憶する(S005)。
続いて、本発明の第1の実施形態におけるノード20の動作例について、図面を参照して説明する。図9は、ノード20の動作を説明するためのフローチャートである。
ノード20の通信部21が、制御装置10からトラフィック量の通知を要求するメッセージを受信する(S101)。
ノード20の制御部22は、トラフィック量DB23から、通信部21で受信したメッセージにより指定されたリンクのトラフィック量を検索する(S102)。
制御部22は、検索したトラフィック量を通知するためのメッセージを作成する(S103)。
通信部21は、制御部22が作成したメッセージを、制御装置10へ送信する(S104)。
以上のような構成によれば、制御装置10が、リンク30に接続するノード20のうち負荷の低いノードから、そのリンク30に関する情報を収集するので、特定のノードに負荷が集中することを防止できる。
<実施形態2>
制御装置10が、ノード20に関する情報を記憶するノード情報DBを参照して、リンク30に関する情報を通知するノードを決定する本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同等である構成については、説明を省略する。
本発明の第2の実施形態は、上述した第1の実施形態に適用することができる。
制御装置10は、複数のノード20から、該複数のノード20で構成されるネットワークに含まれるリンク30に関する情報を収集する。なお、本発明の第2の実施形態において、制御装置10が、リンク30に関する情報としてトラフィック量を収集する例を用いて説明するが、制御装置10が収集するリンク30に関する情報は、リンク30のトラフィック量に限られない。
図10は、本発明の第2の実施形態における制御装置10の構成例を示す。図10に示すように、制御装置10は、通信部11と、制御部12と、リンク情報DB13と、ノード情報DB14とを有する。
ノード情報DB14は、ノード20ごとに、そのノード20の処理負荷に関する情報を記憶する。
図11は、ノード情報DB14に記憶されるテーブルの構成例を示す図である。図11に示すように、ノード情報DB14は、例えば、ノード20ごとに、ノードIDと、そのノードのCPUの負荷とを対応付けて記憶する。ノード20のCPUの負荷は、例えば、CPUの使用率で示される。なお、ノード情報DB14に記憶されるノード20の処理負荷に関する情報は、CPUの負荷に限られず、ノード20の処理負荷に関する情報であれば、どのような情報であってもよい。
図11の例では、ノード情報DB14は、例えば、ノード10−2のノードIDと、ノード10−2のCPUの使用率である50%とを対応付けて記憶する。また、図11の例では、ノード情報DB14は、ノード10−1からCPUの負荷に関する情報の通知が無いことに応じて、ノード10−1のCPUの使用率を、閾値である70%以上であると記憶する。
図12は、ノード情報DB14に記憶されるテーブルの他の構成例を示す図である。図12に示すように、ノード情報DB14は、ノード20ごとに、そのノード20の処理負荷に関する情報を複数記憶してもよい。ノード情報DB14は、例えば、ノード20ごとに、ノードIDと、そのノードにおけるCPUの負荷と、稼動ポート数と、総トラフィック量とを対応付けて記憶する。
図12の例では、ノード情報DB14は、例えば、ノード10−2のノードIDと、ノード10−2のCPUの負荷である50%と、ノード10−2の稼動ポート数である2と、ノード10−2の総トラフィック量である80とを、対応付けて記憶する。
なお、ノード情報DB14に記憶するノード20に関する情報は、これらの例に限られず、ノード20の処理負荷に関する情報であれば、どのような情報であってもよい。
ノード情報DB14は、例えば、ノード20から処理負荷に関する情報を通知されたことに応じて、記憶する情報を更新する。ノード情報DB14は、例えば、所定の周期で、記憶する情報を更新する。ノード情報DB14は、例えば、制御部12からの指示に応じて、記憶する情報を更新する。ノード情報DB14は、例えば、制御部12がトラフィック量を通知させるノードを決定する際に、記憶する情報を更新する。
制御部12は、ノード情報DB14を参照して、例えば、リンク30に接続する2つのノードのうち、処理負荷の小さいノードからトラフィック量を収集する。制御部12は、図11のテーブルが記憶されたノード情報DB14を参照して、例えば、リンク30−1に接続するノード20−1とノード20−2のうち、CPUの負荷の小さいノード20−2からリンク30−1のトラフィック量を収集する。
制御部12は、ノード情報DB14にノード20の処理負荷に関する情報が複数記憶されている場合、複数の情報の少なくとも1つを用いて、トラフィック量を収集するノードを決定する。制御部12は、図12のテーブルが記憶されたノード情報DB14の情報のうち、例えば、CPU負荷に基づいて、トラフィック量を収集するノードを決定する。
制御部12は、例えば、ノード情報DB14に記憶されるノード20の処理負荷に関する複数の情報に優先度を設け、より優先度の高い情報に基づいて、トラフィック量を収集するノードを決定してもよい。制御部12は、例えば、ノード情報DB14において、CPU負荷の優先度を、稼動ポート数に比べて高く設定する。この場合、制御部12は、リンク30に接続する2つのノードのうち、優先度の高いCPUの負荷に基づいて、トラフィック量を収集するノードを決定する。制御部12は、例えば、図12のテーブルが記憶されたノード情報DB14を参照して、リンク30−1のトラフィック量を、稼動ポート数の少ないノード20−1ではなく、CPUの負荷の低いノード20−3から収集する。
制御部12は、例えば、ノード情報DB14に記憶されるノード20の処理負荷に関する情報のうち、複数の情報に基づいて、トラフィック量を収集するノードを決定してもよい。制御部12は、例えば、リンクに接続する2つのノードについて、CPUの負荷がどちらのノードも予め定めた閾値(図12の例では70%)より低い場合、CPUの負荷ではなく稼動ポート数に基づいて、トラフィック量を収集するノードを決定する。制御部12は、例えば、図12のテーブルが記憶されたノード情報DB14を参照して、リンク30−3のトラフィック量を、ノード20−2とノード20−3とのCPU負荷が予め定めた閾値よりも低いことから、CPU負荷の低いノード20−3ではなく、稼動ポート数の少ないノード20−2から収集する。
以上のような構成によれば、制御装置10は、制御装置10内のノード情報DB14を参照してリンク30に関する情報を収集するノード20を決定するので、ノード20を決定する際に、逐次ノード情報を収集することなく、ノード20を決定することが可能となる。また、制御装置10は、ノード情報DB14がノード20の処理負荷に関する複数の情報を記憶している場合に、複数の情報を考慮して、そのリンク30に関する情報を収集するノード20を決定することができる。
<実施形態3>
制御装置10が、複数のポートを有するノード20に対して、ポートを指定してリンクに関する情報の通知を要求し、指定したポートに対応するリンクのリンクに関する情報の通知を受ける本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。なお、第1及び第2の実施形態と同等である構成については、説明を省略する。
本発明の第3の実施形態は、上述の実施形態のいずれにも適用することができる。
本発明の第3の実施形態は、図13に示すように、ノード20の各々が複数のポート40−A〜40−C(以下、ポート40−A〜40−Cを特に区別する必要のないときは「ポート40」と表記する。)を有し、ポート40を介してリンク30に接続する。
図13に示すように、リンク30の各々は、ノード20が有するポート40に接続する。リンク30−1は、例えば、ノード20−1が有するポート40−1−Bと、ノード20−3が有するポート40−3−Aとに接続する。
制御装置10は、複数のノード20から、該複数のノード20で構成されるネットワークに含まれるリンク30に関する情報を収集する。なお、本発明の第3の実施形態において、制御装置10が、リンク30に関する情報としてトラフィック量を収集する例を用いて説明するが、制御装置10が収集するリンク30に関する情報は、リンク30のトラフィック量に限られない。
本発明の第3の実施形態において、制御装置10の構成例は、本発明の第1及び第2の実施形態と同様である。
制御装置10が有するトラフィック量DB13は、リンク30ごとに、そのリンクに接続するポートに関する情報と、ノード20から受信したリンク30のトラフィック量とを対応付けて記憶する。
図14は、本発明の第3の実施形態における、制御装置10が有するリンク情報DB13のテーブルの構成例である。図14に示すように、リンク情報DB13は、リンク30ごとに、リンク30に接続するポート40に関する情報と、リンク30の順方向と逆方向のトラフィック量とを対応付けて記憶する。なお、リンク情報DB13は、リンク30ごとに、順方向と逆方向のトラフィック量の合計値を記憶してもよい。ポート40に関する情報は、例えば、そのポートを有するノードの識別子、および、そのポートのポート番号を含む。
図14の例では、制御装置10が有するリンク情報DB13は、例えば、リンク30−2のリンクIDと、ポートの情報としてノード10−1のノードID及びポート40−1−Cのポート番号と、対向ポートの情報としてノード10−2のノードID及びポート40−2−Aのポート番号と、順方向のトラフィック量として「10」と、逆方向のトラフィック量として「30」とを対応付けて記憶する。
制御部12は、例えば、リンク30に接続する2つのノード20のうち、処理負荷が少ないノードから、トラフィック量を収集する。通信部11は、例えば、制御部12がトラフィック量を収集すると決定したノード20に対して、トラフィック量の通知を要求するメッセージを送信する。
本発明の第3の実施形態において、制御部12は、例えば、リンク情報DB13を参照して、トラフィック量を収集するノード20における、リンク30に対応するポート40のポート番号を把握する。制御部12は、例えば、リンク30−2のトラフィック量をノード20−2から収集する場合、リンク情報DB13を参照して、リンク30−2に対応するポートが、ノード20−2のポート40−2−Aであることを把握する。
本発明の第3の実施形態において、制御部12は、例えば、トラフィック量の通知を要求するメッセージに、トラフィック量を収集するリンク30に対応するポート40のポート番号を格納する。制御部12は、例えば、リンク30−2のトラフィック量を収集する場合、トラフィック量の通知を要求するメッセージに、把握したポート40−2−Aのポート番号を格納する。なお、ノード20−2は、メッセージに格納されたポート番号のポートで送受信しているトラフィック量を、制御装置10に通知する。
図15は、本発明の第3の実施形態におけるノード20の構成例を示す。図15に示すように、ノード20は、通信部21と、制御部22と、トラフィック量DB23と、ポート40−A〜40−Cを有する。
通信部21は、ポート40を介して、パケットを送受信する。
トラフィック量DB23は、ノード20が有するポート40ごとに、そのポートで送受信されるトラフィック量を記憶する。
図16は、本発明の第3の実施形態における、ノード20−2が有するトラフィック量DB23のテーブルの構成例である。トラフィック量DB23は、例えば、ノード20が有するポート40ごとに、そのポートに接続するリンクのリンクIDと、そのポートで送受信されるトラフィック量とを記憶する。ノード20−2が有するトラフィック量DB23は、ノード20−2が有するポート40ごとに、そのポートに接続するリンクのリンクIDと、そのポートで送信されるトラフィック量(送信量)と、受信されるトラフィック量(受信量)とを対応付けて記憶する。
図16の例では、ノード20−2が有するトラフィック量DB23は、例えば、ポート40−2−Aのポート識別子と、リンク30−2のリンクIDと、トラフィックの送信量として「30」と、トラフィックの受信量として「10」とを対応付けて記憶する。
続いて、本発明の第3の実施形態における制御装置10の動作例について、図面を参照して説明する。図17は、制御装置10の動作を説明するためのフローチャートである。
制御装置10の制御部12が、所定の条件に応じて、リンク30のトラフィック量の収集を開始する。
制御部12は、トラフィック量を収集するリンク30に接続するノード20のうち、ノードの処理負荷が小さいノードを、トラフィック量の通知を要求するノードに決定する(S201)。その後、制御部12は、リンク情報DB13を参照して、トラフィック量を収集するリンクに対応するポートのポート番号を把握する(S202)。
制御部12は、把握したポート番号を格納した、トラフィック量の通知を要求するためのメッセージを作成する(S203)。
通知部11は、制御部12が作成したメッセージを、決定したノードに送信する(S204)。
通信部11は、トラフィック量を収集するリンクに対応するポートのトラフィック量を通知するためのメッセージを、ノードから受信する(S205)。
リンク情報DB13は、ノード20から受信したメッセージに含まれるトラフィック量を記憶する(S206)。
続いて、本発明の第3の実施形態におけるノード20の動作例について、図面を参照して説明する。図18は、ノード20の動作を説明するためのフローチャートである。
ノード20の通信部21が、制御装置10からトラフィック量の通知を要求するメッセージを受信する(S301)。
ノード20の制御部22は、トラフィック量DB23から、通信部21で受信したメッセージにより指定されたポートのトラフィック量を検索する(S302)。
制御部22は、検索したトラフィック量を通知するためのメッセージを作成する(S303)。
通信部21は、制御部22が作成したメッセージを、制御装置10へ送信する(S304)。
以上のような構成によれば、制御装置10がポート40を指定してリンク30に関する情報の通知を要求するので、ノード20は、ポート40とリンク30との対応関係を把握することなく、制御装置10からのそのリンク30に関する情報の要求に応答することができる。
<実施形態4>
制御装置10が、リンク情報DB13を参照して、ネットワーク内の各リンクについて、リンクに関する情報を収集するノードを決定する本発明の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、第1乃至第3の実施形態と同等である構成については、説明を省略する。
本発明の第4の実施形態は、上述の実施形態のいずれにも適用することができる。
制御装置10は、複数のノード20から、該複数のノード20で構成されるネットワークに含まれるリンク30に関する情報を収集する。なお、本発明の第4の実施形態において、制御装置10が、リンク30に関する情報としてトラフィック量を収集する例を用いて説明するが、制御装置10が収集するリンク30に関する情報は、リンク30のトラフィック量に限られない。
本発明の第4の実施形態において、制御装置10の構成例は、本発明の第1乃至第3の実施形態と同様である。
本発明の第4の実施形態において、決定部120は、例えば、リンク情報DB13に記憶されたテーブルの最初の行のリンク30から順番に、トラフィック量を収集するノード20を決定する。決定部120は、例えば、テーブルのある行のリンク30に対してトラフィック量を収集するノード20を決定したことに応じて、次の行(すなわち、1つ下の行)のリンク30に、トラフィック量を収集するノード20を決定する処理を行う。
決定部120は、リンク30に対してトラフィック量を収集するノード20を決定するごとに、リンク情報DB13に記憶された全てのリンク30に、トラフィック量を収集するノード20を決定したか否かを確認する。決定部120は、例えば、リンク30に対してトラフィック量を収集するノード20を決定するごとに、リンク情報DB13に記憶されたテーブルの最終行に記憶されるリンク30まで、トラフィック量を収集するノードを決定したか否かを確認する。
決定部120は、リンク情報DB13の最初の行に記憶されるリンク30から、最終行に記憶されるリンク30まで、一行ごとにトラフィック量を収集するノード20を決定する。そのため、決定部120は、リンク情報DB13に記憶される全てのリンク30に対して、トラフィック量を収集するノード20を決定できる。
本発明の第4の実施形態において、リンク情報DB13は、リンク30のそれぞれに割り振るリンクIDを、互いに連続した番号としてもよい。決定部120は、例えば、割り当てられたリンクIDが小さいリンク30から順番に、トラフィック量を収集するノード20を決定する。
図19は、本発明の第4の実施形態における、リンク情報DB13の構成例を示す。図19に示すように、リンク情報DB13は、リンク30に割り当てるリンクIDを、連続した番号とする。図19において、リンク30−1のリンクIDは「1」であり、リンク30−2のリンクIDは「2」である。なお、リンク30に割り当てるリンクIDは、連続であればどのような数であってもよく、10進法に限られない。
決定部120は、例えば、まず初めに、リンクIDの最も小さいリンク30に対して、トラフィック量を収集するノード20を決定する。決定部120は、図19に例示するリンク情報DB13を参照する場合、まず初めに、リンクIDが「1」のリンク30−1に対して、トラフィック量を収集するノード20を決定する。
決定部120は、例えば、あるリンク30に対してトラフィック量を収集するノード20を決定したことに応じて、次のリンクID(すなわち、番号が1つ大きいリンクID)が割り当てられたリンク30に対して、トラフィック量を収集するノード20を決定する処理を実行する。決定部120は、図19に例示するリンク情報DB13を参照する場合、リンクIDが「1」のリンク30−1にトラフィック量を収集するノード20を決定したことに応じて、リンクIDが「2」のリンク30−2に対し、トラフィック量を収集するノード20を決定する処理を実行する。
決定部120は、例えば、トラフィック量を収集するノード20を決定するリンク30のリンクIDを、要求リンクIDとして管理してもよい。決定部120は、例えば、リンク30のトラフィック量の収集を開始することに応じて、要求リンクIDを、リンク情報DB13に記憶された最も値の小さいリンクIDに設定する。決定部120は、例えば、リンク30のトラフィック量を収集するノード20を決定したことに応じて、要求リンクIDをインクリメントする。
決定部120は、例えば、リンク30に対してトラフィック量を収集するノード20を決定するごとに、リンク情報DB13に記憶された最も値の大きいリンクIDに対応するリンク30まで、トラフィック量を収集するノードを決定したか否かを確認する。決定部120は、例えば、リンク30に対してトラフィック量を収集するノード20を決定するごとに、要求リンクIDが、リンク情報DB13に記憶された最大のリンクIDか否かを確認する。決定部120は、例えば、リンク30に対してトラフィック量を収集するノード20を決定するごとに、リンク情報DB13に、要求リンクIDよりも値の大きいリンクIDが記憶されているか否かを確認してもよい。
続いて、本発明の第4の実施形態における制御装置10の動作例について、図面を参照して説明する。図20は、制御装置10の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図20に示す制御装置10の動作は、制御装置10が、図19に示すリンク情報DB13を有する場合の例である。
制御装置10の制御部12が、所定の条件に応じて、リンク30のトラフィック量の収集を開始する。
決定部120は、例えば、リンクIDを最も値の小さいリンクIDに設定する(S401)。
制御部12は、要求リンクIDに対応するリンクIDのリンク30について、そのリンク30に接続する2つのノード20のうちノード20の処理負荷が小さいノードを、トラフィック量を収集するノードに決定する(S402)。
その後、制御部12は、トラフィック量の通知を決定したノードに対して要求するためのメッセージを作成する(S403)。
通知部11は、制御部12が作成したメッセージを、決定したノードに送信する(S404)。
制御部12は、決定管理部121を参照して、ネットワーク内の全てのリンク30に対して、トラフィック量を通知するノード20を決定したか否かを確認する(S405)。制御部12は、例えば、要求リンクIDの値が、リンク情報DBに記憶されている最大のリンクIDの値か否かを確認する。
確認の結果、まだトラフィック量を通知するノード20を決定していないリンク30があれば、要求リンクIDをインクリメントして(S406)、S402に戻り、要求リンクIDに対応するリンクIDのリンク30に対してトラフィック量を収集するノード20を決定する。
通信部11は、リンク30のトラフィック量を通知するためのメッセージを、ノードから受信し(S407)、リンク情報DB13に記憶する(S408)。
以上のような構成によれば、制御装置10は、ネットワーク内の全てのリンク30から、リンク30に関する情報を確実に収集することができる。
<実施形態5>
制御装置10が、ネットワークに含まれるリンクごとに、リンクに関する情報を収集するノード20を決定したか否かを記憶する決定管理部を有する本発明の第5の実施形態について、図面を参照して説明する。
本発明の第5の実施形態は、上述の実施形態のいずれにも適用することができる。
本発明の第5の実施形態は、図21に示すように、制御装置10及びノード20−1〜20−9を含む構成にて実現できる。なお、ノードの数は図21に示す例に限られず、いくつであってもよい。
図21に示すように、ノード20−1〜20−9各々は、隣接するノードと、リンク30を介して互いに接続する。
制御装置10は、複数のノード20から、該複数のノード20で構成されるネットワークに含まれるリンク30に関する情報を収集する。なお、本発明の第5の実施形態において、制御装置10が、リンク30に関する情報としてトラフィック量を収集する例を用いて説明するが、制御装置10が収集するリンク30に関する情報は、リンク30のトラフィック量に限られない。
図22は、本発明の第5の実施形態における制御装置10の構成例である。図22に示すように、第5の実施形態において、制御部12は、決定部120と決定管理部121とを有する。
決定部120は、例えば、ノード情報DB14を参照して、リンク30に接続する2つのノードから、処理負荷に基づいて、リンク30のトラフィック量を収集するノードを決定する。決定部120は、例えば、リンク30に接続する2つのノードのうち、処理負荷が低いノードを、トラフィック量を収集するノードとして決定する。
決定部120は、例えば、トラフィック量を収集するノード20を決定したことに応じて、決定したノード20に関する情報と、トラフィック量を収集するポート40に関する情報とを、決定管理部121に記憶する。
決定部120は、例えば、リンク30ごとに、トラフィック量を収集するノード20を決定したことに応じて、トラフィック量を収集するノード20を決定したことを示すフラグを記憶してもよい。
決定部120は、例えば、決定管理部121を参照して、ネットワーク内の各リンク30について、トラフィック量を収集するノード20を決定したか否かを確認する。決定部120は、例えば、トラフィック量を収集するノード20を決定していないリンク30がある場合には、そのリンクに対して、トラフィック量を収集するノードを決定する。決定部120は、ネットワーク内の各リンク30に対して、トラフィック量を収集するノードを決定する。
決定部120は、例えば、決定管理部121を参照して、リンク30について、ノード20に関する情報とポート40に関する情報とが記憶されていることに応じて、そのリンクについては、トラフィック量を収集するノード20を決定済みと判断する。一方、決定部120は、決定管理部121を参照して、ノード20に関する情報とポート40に関する情報とが記憶されていないリンク30について、トラフィック量を収集するノード20を決定していないと判断する。
また、決定部120は、例えば、トラフィック量を収集するノード20の決定したことを示すフラグがリンク30ごとに設けられた決定管理部121を参照して、リンク30ごとに、トラフィック量を収集するノード20を決定したか否かを確認してもよい。
決定部120が、リンク30ごとに、トラフィック量を収集するノード20を決定したか否かを確認する方法は、上記の例に限られず、どのような方法であってもよい。
決定管理部121は、例えば、リンク30ごとに、決定部120が決定したノード20と、トラフィック量を収集するリンク30に対応するポート40とを管理する。決定管理部121は、例えば、決定部120が決定したノード20のノードIDと、トラフィック量を収集するリンク30に対応するポート40とを対応付けて記憶する。決定管理部121は、例えば、ネットワーク内の各リンク30ごとに、決定部120が決定したノード20と、トラフィック量を収集するリンク30に対応するポート40とを管理する。
図23は、制御部120が有する決定管理部121が記憶するテーブルの構成例を示す。図23に示すように、決定管理部121は、リンクごとに、決定したノードのノードIDと、そのリンクに対応するポートのポート番号とを、対応付けて記憶する。図23の例では、決定管理部121は、リンク30−1のリンクIDと、リンク30−1のトラフィック量を収集するノード20−1のノードIDと、ノード20−1において、リンク30−1に接続するポート40−Bとを、対応付けて記憶する。また、図23の例では、決定管理部121は、リンク30−4について、トラフィック量を収集するノード20を決定していないため、ノードIDとポート番号とを記憶していない。
また、決定管理部121は、リンク30ごとに、トラフィック量を収集するノード20を決定したことを示すフラグを記憶してもよい。
図24は、制御部120が有する決定管理部121が記憶するテーブルの他の構成例を示す。図24に示すように、決定管理部121は、リンクごとに、トラフィック量を収集するノード20の決定したことを示すフラグを記憶する。図24の例では、決定管理部121は、トラフィック量を収集するノード20を決定したリンクに対して、フラグである「○」を記憶する。図24の例では、制御部120は、リンク30−1〜30−3のフラグである「○」が記憶されているため、すでにトラフィック量を収集するノードが決定していると判断する。一方、制御部120は、リンク30−4について、フラグである「○」が記憶されていないので、まだトラフィック量を収集するノードを決定していないと判断する。
決定管理部121は、例えば、制御装置10がリンク30のトラフィック量の収集を開始することに応じて、記憶している情報を消去する。また、決定管理部121は、例えば、制御装置10がリンク30のトラフィック量の収集を開始することに応じて、トラフィック量を収集するノード20を決定したことを示すフラグだけを消去してもよい。
続いて、本発明の第5の実施形態における制御装置10の動作例について、図面を参照して説明する。図25は、制御装置10の動作を説明するためのフローチャートである。
制御装置10の制御部12が、所定の条件に応じて、リンク30のトラフィック量の収集を開始する。
制御部12は、リンクのトラフィック量の収集を開始したことに応じて、決定管理部121に記憶される情報を消去する(S501)。
制御部12は、トラフィック量を収集するリンクに接続するノード20のうち、ノードの処理負荷が小さいノードを、トラフィック量の通知を要求するノードに決定する(S502)。
その後、制御部12は、トラフィック量の通知を要求するためのメッセージを作成する(S503)。また、制御部12は、例えば、トラフィック量を収集するノード20を決定したリンク30に対して、決定部120が決定したノード20と、トラフィック量を収集するリンク30に対応するポート40とを、決定管理部121に記憶する(S504)。
通知部11は、制御部12が作成したメッセージを、決定したノードに送信する(S505)。
制御部12は、決定管理部121を参照して、ネットワーク内の各リンク30に対して、トラフィック量を通知するノード20を決定したか否かを確認する(S506)。確認の結果、まだトラフィック量を通知するノード20を決定していないリンク30があれば、S502に戻り、そのリンク30に対してトラフィック量を収集するノード20を決定する。
通信部11は、リンクのトラフィック量を通知するためのメッセージをノード20から受信し(S507)、ノードから受信したメッセージに含まれる、リンク20のトラフィック量をリンク情報DB13に記憶する(S508)。
以上のような構成によれば、制御装置10は、リンク30に関する情報を収集するノード20を決定したか否かをネットワーク内のリンク毎に記憶する決定管理部121を有するので、例えば図21に示すようにネットワークシステム全体における情報収集を効率的に実行できる。
<実施形態6>
本発明の第6の実施形態は、本発明を、集中制御型のネットワークアーキテクチャであるオープンフロー(OpenFlow)という技術を改良して実施する例を示す。
第6の実施形態は、上述の実施形態のいずれにも適用することができる。
オープンフローは、通信をエンドツーエンドのフローとして認識し、フロー単位で経路制御等を実行できる。よって、オープンフローを本発明に利用することにより、通信料金に応じた無線アクセス方式の制御をより柔軟に実行できる。
図26及び図27を参照し、オープンフローについて説明する。
図26に、オープンフロー技術により構成された通信システムの概要を示す。なお、フローとは、例えば、所定の属性(通信の宛先や送信元等に基づいて識別される属性)を有する一連の通信パケット群である。オープンフロースイッチ51は、オープンフロー技術を採用したネットワークスイッチである。オープンフローコントローラ50は、オープンフロースイッチ51を制御する情報処理装置である。
オープンフロースイッチ51は、オープンフローコントローラ50との間に設定されたセキュアチャネル52を介して、オープンフローコントローラ50と通信する。オープンフローコントローラ50は、セキュアチャネル52を介して、オープンフロースイッチ51のフローテーブル510の設定を行う。なお、セキュアチャネル52は、スイッチとコントローラ間の通信の盗聴や改ざん等を防止するための処置がなされた通信経路である。
図27は、フローテーブル510の各エントリ(フローエントリ)の構成例を示す。フローエントリは、スイッチが受信したパケットのヘッダに含まれる情報(例えば、宛先IPアドレスやVLAN ID等)と照合するためのマッチングルールと、パケットフローごとの統計情報である統計情報(Counters)と、マッチングルールにマッチするパケットの処理方法を規定するアクション(Actions)とで構成される。
オープンフロースイッチ51は、パケットを受信すると、フローテーブル510を参照する。オープンフロースイッチ51は、受信したパケットのヘッダ情報にマッチするフローエントリを検索する。受信パケットのヘッダ情報にマッチするエントリが検索された場合、オープンフロースイッチ51は、検索されたエントリのアクションフィールドに定義された処理方法に従って、受信パケットを処理する。処理方法は、例えば、“受信パケットを所定のポートから転送する”、“受信したパケットを廃棄する”、“受信パケットのヘッダの一部を書き換えて、所定のポートから転送する”といったことが規定されている。
一方、受信パケットのヘッダ情報にマッチするエントリが見つからない場合、オープンフロースイッチ51は、例えば、セキュアチャネル52を介して、オープンフローコントローラ50に対して受信パケットを転送する。オープンフロースイッチ51は、受信パケットを転送することにより、オープンフローコントローラ50に対して、受信パケットの処理方法を規定したフローエントリの設定を要求する。
オープンフローコントローラ50は、受信パケットの処理方法を決定し、決定した処理方法を含むフローエントリをフローテーブル510に設定する。その後、オープンフロースイッチ51は、設定されたフローエントリにより、受信パケットと同一のフローに属する後続のパケットを処理する。
図28は、上記のオープンフローを改良して構成された、本発明の第6の実施形態のシステムの構成例を示す。本発明の第6の実施形態は、図28に示すように、制御装置10と、ノード20と、リンク30と、セキュアチャネル60とを含む構成にて実現できる。
制御装置10は、複数のノード20から、該複数のノード20で構成されるネットワークに含まれるリンク30に関する情報を収集する。なお、本発明の第6の実施形態において、制御装置10が、リンク30に関する情報としてトラフィック量を収集する例を用いて説明するが、制御装置10が収集するリンク30に関する情報は、リンク30のトラフィック量に限られない。
図29は、本発明の第6の実施形態における、制御装置10の構成例を示す図である。制御装置10は、ノード20と物理的に分離された装置である。図29に示すように、制御装置10は、通信部11と、制御部12と、リンク情報DB13と、ノード情報DB14と、処理規則決定部15と、処理規則DB16とを有する。
通信部11は、ノード20から、パケットの処理規則の要求を受け取る手段として機能する。また、通信部11は、ノード20に処理規則を通知する手段として機能する。
決定部120は、リンク情報DB13を参照して、リンク30に接続する2つのノードから、処理負荷に基づいて、リンク30のトラフィック量を収集するノードを決定する。決定部120は、例えば、リンク30に接続する2つのノードのうち、処理負荷が低いノードを、トラフィック量を収集するノードとして決定する。
図29に示すように、制御部12は、ネットワーク管理部122を有してもよい。ネットワーク管理部122は、制御装置10が管理するネットワークのトポロジ情報を構築する。ネットワーク管理部122は、例えば、LLDP(Link Layer Discovery Protocol)を用いて、制御装置10が管理するネットワークのトポロジを管理する。
リンク情報DB13は、例えば、図3又は図15に示す情報に加えて、ネットワーク管理部122が構築したネットワークのトポロジ情報を記憶してもよい。
ノード情報DB14は、実施形態1乃至4のいずれかで説明した方法に加えて、OpenFlowに準拠した通信機器が有する機能により通知された情報を記憶してもよい。OpenFlowに準拠した通信機器(ネットワークスイッチ等)は、通信機器のポートのステータスをコントローラに通知する機能(Port Status)や、スイッチの特性をコントローラに通知する機能(Feature Request/Reply)を有する。
処理規則決定部15は、ノード20が受信したパケットを処理するための処理規則を生成する。
図30は、処理規則決定部15が生成する処理規則の例を示す。処理規則は、例えば、OpenFlowのフローエントリに対応する。図30のテーブルのそれぞれの行が、処理規則である。
“Match Field”は、フローを識別するための条件である。例えば、通信のポート番号によりフローを識別するための条件や、パケットに含まれる情報(宛先アドレスや送信元アドレス等)に基づいてフローを識別するための条件が、“Match Field”に設定される。図30の例では、「宛先アドレスが“X”かつ送信元アドレス“Y”」という条件が、”Match Field”に設定される。また、図30の例では、クライアント側のポート番号とサーバ側のポート番号に基づく条件が、“Match Field”に設定される。
“Action”は、“Match Field”の条件に合致するフローに属するパケットの処理方法である。図30の例では、ノード20−1のポート40−1―Bからパケットを転送する動作が、“Action”フィールドに設定されている。
処理規則決定部15は、例えば、ノード20が受信したパケットの転送経路を計算する。処理規則決定部15は、例えば、リンク情報DB13を参照して、ノード20が受信したパケットの転送経路を計算する。
処理規則決定部15は、例えば、リンク情報DB13を参照して、ネットワーク内のリンク30のトラフィックの状況を把握し、把握したトラフィックの状況に基づいて、ノード20が受信したパケットの転送経路を計算する。処理規則決定部15は、例えば、リンク情報DB13を参照して、ネットワーク内のリンク30のトラフィックを分散するように、ノード20が受信したパケットの転送経路を計算する。処理規則決定部15は、例えば、リンク情報DB13を参照して、特定のリンクにトラフィックが集中しないように、ノード20が受信したパケットの転送経路を計算する。
処理規則決定部15は、例えば、計算した転送経路に基づいて、ノード20が受信したパケットを転送するための処理規則を生成する。
処理規則決定部15は、生成した処理規則を、通信部11を介してノード20の少なくとも1つに通知する。
処理規則DB16は、処理規則決定部61が生成した処理規則を記憶する。
図31は、本発明の第6の実施形態におけるノード20の構成の例を示す。図31に示すように、ノード20は、通信部21と、制御部22と、トラフィック量DB23と、処理規則DB24と、ポート40とを有する。制御部22は、処理規則検索部220と、アクション実行部221とを有する。
通信部21は、OpenFlowプロトコルに従って、制御装置10と通信する。
制御部22は、制御装置10から通知された処理規則に従って、パケットを処理する。
処理規則検索部220は、処理規則DB24から、受信したパケットに対応する処理規則を検索する。処理規則検索部220は、パケットと、処理規則DB24に記憶された処理規則の“Match Field”とを照合し、パケットに対応する処理規則を検索する。
アクション実行部221は、検索された処理規則の“Action”フィールドに規定された処理方法に従って、パケットを処理する。
処理規則検索部220は、例えば、処理規則DB24に、受信したパケットに対応する処理規則が存在しない場合、処理規則の設定を制御装置10に要求する。
また、制御部22は、制御装置10からの要求に応じて、トラフィック量DB23に記憶されたトラフィック量を、該要求の応答として制御装置10に通知する。
処理規則DB24は、制御装置10から通知された処理規則を記憶する。
続いて、本発明の第6の実施形態における制御装置10の動作例について、図面を参照して説明する。
図32は、本発明の第6の実施形態における制御装置10が、ノード20の少なくとも1つに処理規則を設定する際の動作例を示す。なお、本発明の第6の実施形態において、制御装置10がリンク30のトラフィック量を収集する際の動作例は、第1乃至第5のいずれかの実施形態と同様である。
通信部60が、ノード20から、パケットを処理するための処理規則の要求を受ける(S601)。なお、通信部60は、ノード20から、処理規則の要求とともに、ノード20が受信したパケットの通知を受ける。
処理規則決定部15が、リンク情報DB13を参照して、ノード20が受信したパケットを転送するための転送経路を計算する(S602)。
処理規則決定部15が、計算した転送経路に基づいて、ノード20の少なくとも1つに設定する処理規則を生成する(S603)。
処理規則決定部15が、通信部11を介して、生成した処理規則をノード20に通知する(S604;FlowMod)。なお、処理規則決定部15は、処理規則を要求したノード20に対しては、処理規則の通知とともに、S602で受信したパケットを戻す。
続いて、本発明の第6の実施形態におけるノード20の動作例について、図面を参照して説明する。
図33は、本発明の第6の実施形態におけるノード20が、制御装置10から、パケットを処理するための処理規則の設定を受ける場合の動作例を示す。
図33を参照すると、まず、ノード20の少なくとも1つが、パケットを受信する(S701)。
パケットを受信したノード20の処理規則検索部220は、処理規則DB24から受信したパケットに適合するマッチフィールドを持つ処理規則を検索する(S702)。
検索の結果、適合する処理規則が見つかった場合、アクション実行部221が、処理規則に従って、パケットを処理する(S703)。
一方、検索の結果、適合する処理規則が見つからない場合、制御部22は、制御装置10に対し、受信したパケットを添えて処理規則の設定を要求する(S704;Packet-In)。
通信部21は、処理規則検索部220が行った処理規則の要求に対する応答として、制御装置10から通知された処理規則を受信する(S705)。なお、通信部21は、処理規則とともに、S604で通知したパケットを制御装置10から受信する(戻される)。
処理規則DB24は、受信した処理規則を記憶する(S706)。
アクション実行部221は、制御装置10から戻されたパケットを、制御装置10から通知された処理規則に従って処理する(S707)。
以上のような構成によれば、本発明を、集中制御型のネットワークアーキテクチャであるオープンフロー(OpenFlow)という技術を改良して実施することができる。

なお、上記特許文献の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
なお、本発明において、以下の形態が可能である。
[形態1]
複数のノードと、
ノード間でパケットを転送するための複数のリンクと、
前記複数のノードのうち、前記ノードの負荷に基づいて選択されたノードから、前記リンクに関する情報を収集する制御装置と
を有することを特徴とする通信システム。
[形態2]
前記制御装置は、前記リンクに接続するノードのうち負荷が所定の閾値よりも低いノードを選択することを特徴とする形態1に記載の通信システム。
[形態3]
前記制御装置は、前記選択したノードに対し、前記リンクに関する情報として前記リンクのトラフィック量を要求し、
前記ノードは、前記リンクのトラフィック量を前記制御装置に通知すること
を特徴とする形態1又は2に記載の通信システム。
[形態4]
前記制御装置は、前記選択したノードに対し、前記リンクを識別するための識別子を含むメッセージを送信し、
前記ノードは、前記識別子に対応するリンクに関する情報を前記制御装置に通知すること
を特徴とする形態1乃至3のいずれか一に記載の通信システム。
[形態5]
前記複数のノードのそれぞれは、前記リンクと接続するポートを有し、
前記制御装置は、前記リンクに接続するポートを識別するための識別子を含むメッセージにより、選択されたノードに対して、前記リンクに関する情報を要求し、
前記ノードは、前記識別子に対応するポートに接続するリンクに関する情報を、前記制御装置に通知すること
を特徴とする形態1乃至3のいずれか一に記載の通信システム。
[形態6]
前記制御装置は、各ノードから通知された負荷を記憶する第1の記憶手段を有し、
前記制御装置は、前記第1の記憶手段を参照して、前記リンクに関する情報を収集するノードを選択すること
を特徴とする形態1乃至5のいずれか一に記載の通信システム。
[形態7]
前記制御装置は、前記リンクごとに、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定したか否かを管理する管理手段を有し、
前記制御装置は、前記管理手段を参照して、前記リンクのそれぞれに対して、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定すること
を特徴とする形態1乃至6のいずれか一に記載の通信システム。
[形態8]
前記制御装置は、前記リンクに関する情報を参照し、受信パケットの転送経路を計算し、前記転送経路に従ってパケットを転送するための処理規則を、前記転送経路に対応するノードに通知する
ことを特徴とする形態1乃至7のいずれか一に記載の通信システム。
[形態9]
複数のノードと、ノード間でパケットを転送するための複数のリンクとを含む通信システムの制御装置であって、
前記複数のノードから、各ノードの負荷に基づいてノードを選択し、
選択したノードから、前記リンクに関する情報を収集する
ことを特徴とする制御装置。
[形態10]
前記制御装置は、前記リンクに接続するノードのうち負荷が所定の閾値よりも低いノードを選択することを特徴とする形態9に記載の制御装置。
[形態11]
前記制御装置は、前記選択したノードに対し、前記リンクに関する情報として前記リンクのトラフィック量を要求し、
前記ノードは、前記リンクのトラフィック量を前記制御装置に通知すること
を特徴とする形態9又は10に記載の制御装置。
[形態12]
前記制御装置は、前記選択したノードに対し、前記リンクを識別するための識別子を含むメッセージを送信し、
前記ノードは、前記識別子に対応するリンクに関する情報を前記制御装置に通知すること
を特徴とする形態9乃至11のいずれか一に記載の制御装置。
[形態13]
前記複数のノードのそれぞれは、前記リンクと接続するポートを有し、
前記制御装置は、前記リンクに接続するポートを識別するための識別子を含むメッセージにより、選択されたノードに対して、前記リンクに関する情報を要求し、
前記ノードは、前記識別子に対応するポートに接続するリンクに関する情報を、前記制御装置に通知すること
を特徴とする形態9乃至11のいずれか一に記載の制御装置。
[形態14]
前記制御装置は、各ノードから通知された負荷を記憶する第1の記憶手段を有し、
前記制御装置は、前記第1の記憶手段を参照して、前記リンクに関する情報を収集するノードを選択すること
を特徴とする形態9乃至13のいずれか一に記載の制御装置。
[形態15]
前記制御装置は、前記リンクごとに、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定したか否かを管理する管理手段を有し、
前記制御装置は、前記管理手段を参照して、前記リンクのそれぞれに対して、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定すること
を特徴とする形態9乃至14のいずれか一に記載の制御装置。
[形態16]
前記制御装置は、前記リンクに関する情報を参照し、受信パケットの転送経路を計算し、前記転送経路に従ってパケットを転送するための処理規則を、前記転送経路に対応するノードに通知する
ことを特徴とする形態9乃至15のいずれか一に記載の制御装置。
[形態17]
複数のノードと、ノード間でパケットを転送するための複数のリンクとを含む通信システムにおける情報収集方法であって、
前記複数のノードから、各ノードの負荷に基づいてノードを選択し、
選択したノードから、前記リンクに関する情報を収集する
ことを特徴とする情報収集方法。
[形態18]
前記リンクに接続するノードのうち負荷が所定の閾値よりも低いノードを選択することを特徴とする形態17に記載の情報収集方法。
[形態19]
前記選択したノードに対し、前記リンクに関する情報として前記リンクのトラフィック量を要求し、
前記ノードから、前記リンクのトラフィック量を収集すること
を特徴とする形態17又は18に記載の情報収集方法。
[形態20]
前記選択したノードに対し、前記リンクを識別するための識別子を含むメッセージを送信し、
前記ノードから、前記識別子に対応するリンクに関する情報を収集すること
を特徴とする形態17乃至19のいずれか一に記載の情報収集方法。
[形態21]
前記複数のノードのそれぞれは、前記リンクと接続するポートを有し、
前記リンクに接続するポートを識別するための識別子を含むメッセージにより、選択されたノードに対して、前記リンクに関する情報を要求し、
前記ノードから、前記識別子に対応するポートに接続するリンクに関する情報を収集すること
を特徴とする形態17乃至19のいずれか一に記載の情報収集方法。
[形態22]
各ノードから通知された負荷を記憶し、
前記記憶した負荷を参照して、前記リンクに関する情報を収集するノードを選択すること
を特徴とする形態17乃至21のいずれか一に記載の情報収集方法。
[形態23]
前記リンクごとに、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定したか否かを管理し、
前記管理した情報を参照して、前記リンクのそれぞれに対して、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定すること
を特徴とする形態17乃至22のいずれか一に記載の情報収集方法。
[形態24]
前記リンクに関する情報を参照し、受信パケットの転送経路を計算し、前記転送経路に従ってパケットを転送するための処理規則を、前記転送経路に対応するノードに通知することを特徴とする形態17乃至23のいずれか一に記載の情報収集方法。
[形態25]
複数のノードと、ノード間でパケットを転送するための複数のリンクとを含む通信システムの制御装置に、
前記複数のノードから、各ノードの負荷に基づいてノードを選択する処理と、
選択したノードから、前記リンクに関する情報を収集する処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。
[形態26]
前記リンクに接続するノードのうち負荷が所定の閾値よりも低いノードを選択する処理を含むことを特徴とする形態25に記載のプログラム。
[形態27]
前記選択したノードに対し、前記リンクに関する情報として前記リンクのトラフィック量を要求する処理と、
前記ノードから、前記リンクのトラフィック量を収集する処理と
を含むこと特徴とする形態25又は26に記載のプログラム。
[形態28]
前記選択したノードに対し、前記リンクを識別するための識別子を含むメッセージを送信する処理と、
前記ノードから、前記識別子に対応するリンクに関する情報を収集する処理と
を含むこと特徴とする形態25乃至27のいずれか一に記載のプログラム。
[形態29]
前記複数のノードのそれぞれは、前記リンクと接続するポートを有し、
前記リンクに接続するポートを識別するための識別子を含むメッセージにより、選択されたノードに対して、前記リンクに関する情報を要求する処理と、
前記ノードから、前記識別子に対応するポートに接続するリンクに関する情報を収集する処理と、
を含むことを特徴とする形態25乃至27のいずれか一に記載のプログラム。
[形態31]
各ノードから通知された負荷を記憶する処理と、
前記記憶した負荷を参照して、前記リンクに関する情報を収集するノードを選択する処理と、
を含むことを特徴とする形態25乃至29のいずれか一に記載のプログラム。
[形態32]
前記リンクごとに、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定したか否かを管理する処理と、
前記管理する情報を参照して、前記リンクのそれぞれに対して、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定する処理と
を含むこと特徴とする形態25乃至30のいずれか一に記載のプログラム。
[形態33]
前記リンクに関する情報を参照し、受信パケットの転送経路を計算し、前記転送経路に従ってパケットを転送するための処理規則を、前記転送経路に対応するノードに通知する処理を含むことを特徴とする形態25乃至31のいずれか一に記載のプログラム。
10 制御装置
11 通信部
12 制御部
13 リンク情報DB
14 ノード情報DB
15 処理規則決定部
16 処理規則DB
20、20−1〜20−9 ノード
21 通信部
22 制御部
23 トラフィック量DB
24 処理規則DB
30、30−1〜30−4 リンク
40、40−1〜40−3 ポート
50 オープンフローコントローラ
51 オープンフロースイッチ
52 セキュアチャネル
60 セキュアチャネル
120 決定部
121 決定管理部
122 ネットワーク管理部
220 処理規則検索部
221 アクション実行部
510 フローテーブル

Claims (32)

  1. 複数のノードと、
    ノード間でパケットを転送するためのリンクと、
    前記複数のノードのうち、ノードの負荷に基づいて選択したノードから、前記リンクに関する情報を収集する制御装置と
    を有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記制御装置は、前記リンクに接続するノードのうち負荷が所定の閾値よりも低いノードを選択することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記制御装置は、前記選択したノードに対し、前記リンクに関する情報として前記リンクのトラフィック量を要求し、
    前記選択したノードは、前記リンクのトラフィック量を前記制御装置に通知すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記制御装置は、前記選択したノードに対し、前記リンクを識別するための識別子を含むメッセージを送信し、
    前記選択したノードは、前記識別子に対応するリンクに関する情報を前記制御装置に通知すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記複数のノードのは、前記リンクと接続するポートを有し、
    前記制御装置は、前記リンクに接続するポートを識別するための識別子を含むメッセージにより、前記選択したノードに対して、前記リンクに関する情報を要求し、
    前記選択したノードは、前記識別子に対応するポートに接続するリンクに関する情報を、前記制御装置に通知すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記制御装置は、前記複数のノードから通知された負荷を記憶する第1の記憶手段を有し、
    前記制御装置は、前記第1の記憶手段を参照して、前記リンクに関する情報を収集するノードを選択すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 前記制御装置は、前記リンクにつき、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定したか否かを管理する管理手段を有し、
    前記制御装置は、前記管理手段を参照して、前記リンクに対して、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定すること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信システム。
  8. 前記制御装置は、前記リンクに関する情報を参照し、受信パケットの転送経路を計算し、前記転送経路に従ってパケットを転送するための処理規則を、前記転送経路に対応するノードに通知する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信システム。
  9. 複数のノードと、ノード間でパケットを転送するためのリンクとを含む通信システムの制御装置であって、
    前記複数のノードから、ノードの負荷に基づいてノードを選択し、
    選択したノードから、前記リンクに関する情報を収集する
    ことを特徴とする制御装置。
  10. 前記制御装置は、前記リンクに接続するノードのうち負荷が所定の閾値よりも低いノードを選択することを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
  11. 前記制御装置は、前記選択したノードに対し、前記リンクに関する情報として前記リンクのトラフィック量を要求し、
    前記選択したノードは、前記リンクのトラフィック量を前記制御装置に通知すること
    を特徴とする請求項9又は10に記載の制御装置。
  12. 前記制御装置は、前記選択したノードに対し、前記リンクを識別するための識別子を含むメッセージを送信し、
    前記選択したノードは、前記識別子に対応するリンクに関する情報を前記制御装置に通知すること
    を特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の制御装置。
  13. 前記複数のノードは、前記リンクと接続するポートを有し、
    前記制御装置は、前記リンクに接続するポートを識別するための識別子を含むメッセージにより、前記選択したノードに対して、前記リンクに関する情報を要求し、
    前記選択したノードは、前記識別子に対応するポートに接続するリンクに関する情報を、前記制御装置に通知すること
    を特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の制御装置。
  14. 前記制御装置は、前記複数のノードから通知された負荷を記憶する第1の記憶手段を有し、
    前記制御装置は、前記第1の記憶手段を参照して、前記リンクに関する情報を収集するノードを選択すること
    を特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載の制御装置。
  15. 前記制御装置は、前記リンクにつき、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定したか否かを管理する管理手段を有し、
    前記制御装置は、前記管理手段を参照して、前記リンクに対して、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定すること
    を特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の制御装置。
  16. 前記制御装置は、前記リンクに関する情報を参照し、受信パケットの転送経路を計算し、前記転送経路に従ってパケットを転送するための処理規則を、前記転送経路に対応するノードに通知する
    ことを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の制御装置。
  17. 複数のノードと、ノード間でパケットを転送するためのリンクとを含む通信システムにおける情報収集方法であって、
    前記複数のノードから、ノードの負荷に基づいてノードを選択し、
    選択したノードから、前記リンクに関する情報を収集する
    ことを特徴とする情報収集方法。
  18. 前記リンクに接続するノードのうち負荷が所定の閾値よりも低いノードを選択することを特徴とする請求項17に記載の情報収集方法。
  19. 前記選択したノードに対し、前記リンクに関する情報として前記リンクのトラフィック量を要求し、
    前記選択したノードから、前記リンクのトラフィック量を収集すること
    を特徴とする請求項17又は18に記載の情報収集方法。
  20. 前記選択したノードに対し、前記リンクを識別するための識別子を含むメッセージを送信し、
    前記選択したノードから、前記識別子に対応するリンクに関する情報を収集すること
    を特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項に記載の情報収集方法。
  21. 前記複数のノードは、前記リンクと接続するポートを有し、
    前記リンクに接続するポートを識別するための識別子を含むメッセージにより、前記選択したノードに対して、前記リンクに関する情報を要求し、
    前記選択したノードから、前記識別子に対応するポートに接続するリンクに関する情報を収集すること
    を特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項に記載の情報収集方法。
  22. 前記複数のノードから通知された負荷を記憶し、
    前記記憶した負荷を参照して、前記リンクに関する情報を収集するノードを選択すること
    を特徴とする請求項17乃至21のいずれか1項に記載の情報収集方法。
  23. 前記リンクにつき、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定したか否かを管理し、
    前記管理した情報を参照して、前記リンクに対して、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定すること
    を特徴とする請求項17乃至22のいずれか1項に記載の情報収集方法。
  24. 前記リンクに関する情報を参照し、受信パケットの転送経路を計算し、前記転送経路に従ってパケットを転送するための処理規則を、前記転送経路に対応するノードに通知することを特徴とする請求項17乃至23のいずれか1項に記載の情報収集方法。
  25. 複数のノードと、ノード間でパケットを転送するためのリンクとを含む通信システムの制御装置に、
    前記複数のノードから、ノードの負荷に基づいてノードを選択する処理と、
    選択したノードから、前記リンクに関する情報を収集する処理と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  26. 前記リンクに接続するノードのうち負荷が所定の閾値よりも低いノードを選択する処理を含むことを特徴とする請求項25に記載のプログラム。
  27. 前記選択したノードに対し、前記リンクに関する情報として前記リンクのトラフィック量を要求する処理と、
    前記選択したノードから、前記リンクのトラフィック量を収集する処理と
    を含むこと特徴とする請求項25又は26に記載のプログラム。
  28. 前記選択したノードに対し、前記リンクを識別するための識別子を含むメッセージを送信する処理と、
    前記選択したノードから、前記識別子に対応するリンクに関する情報を収集する処理と
    を含むこと特徴とする請求項25乃至27のいずれか1項に記載のプログラム。
  29. 前記複数のノードは、前記リンクと接続するポートを有し、
    前記リンクに接続するポートを識別するための識別子を含むメッセージにより、前記選択したノードに対して、前記リンクに関する情報を要求する処理と、
    前記選択したノードから、前記識別子に対応するポートに接続するリンクに関する情報を収集する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項25乃至27のいずれか1項に記載のプログラム。
  30. 前記複数のノードから通知された負荷を記憶する処理と、
    前記記憶した負荷を参照して、前記リンクに関する情報を収集するノードを選択する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項25乃至29のいずれか1項に記載のプログラム。
  31. 前記リンクにつき、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定したか否かを管理する処理と、
    前記管理する情報を参照して、前記リンクに対して、前記リンクに関する情報を収集するノードを決定する処理と
    を含むこと特徴とする請求項25乃至30のいずれか1項に記載のプログラム。
  32. 前記リンクに関する情報を参照し、受信パケットの転送経路を計算し、前記転送経路に従ってパケットを転送するための処理規則を、前記転送経路に対応するノードに通知する処理を含むことを特徴とする請求項25乃至31のいずれか1項に記載のプログラム。
JP2015508660A 2013-03-28 2014-03-27 通信システム、制御装置、情報収集方法およびプログラム Pending JPWO2014157460A1 (ja)

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