JPWO2014147749A1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

最終的に最小人数以上集まらないことによって予約が自動的に取り消されるリスクを減らすことを可能とすることを目的とする。情報処理装置は、予約枠を予約したユーザの人数を取得する。情報処理装置は、人数が最小人数未満である第1予約枠がある場合、人数が最大人数未満である予約枠の中から、該人数と第1予約枠を予約したユーザの少なくとも一部の人数との合計が最小人数以上である第2予約枠を検索する。情報処理装置は、第1予約枠及び第2予約枠のうち何れか一方であって、人数が最小人数未満である予約枠を予約したユーザに第1予約枠及び第2予約枠のうち該ユーザが予約していない方の予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する。

Description

本発明は、イベントの最小催行人数が設定されている予約枠を、最小催行人数よりも少ない人数で予約可能とするシステムの技術分野に関する。
従来、最小催行人数が予め設定されているイベントが開催される予約枠を、最小催行人数よりも少ない人数の単位で予約可能とする技術が知られている。例えば、特許文献1には、ゴルフ場を予約する技術が開示されている。具体的に、会員1人での予約の登録が許容される。
特開2012−138003号公報
所定の開催確定日時までに、ゴルフを開催するための最小催行人数以上の予約が集まれば開催確定となるが、最小催行人数に達しなければ受け付けた予約が自動的に取り消されることとなる(特許文献1の図3)。しかしながら、予約が自動的に取り消されてしまうと、予約したユーザは、イベントに参加するための予定を組んでいるのにもかかわらず、イベントに参加する機会を失ってしまう。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、最終的に最小人数以上集まらないことによって予約が自動的に取り消されるリスクを減らすことを可能とする情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得手段と、予約された前記予約枠の中に、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、前記人数取得手段により取得された人数が前記最大人数未満である第2予約枠であって、第2予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠を予約したユーザの少なくとも一部の人数との合計が前記最小人数以上である第2予約枠を検索する検索手段と、前記検索手段により前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち何れか一方であって、前記人数取得手段により取得された前記人数が前記一方の前記最小人数未満である前記予約枠を予約したユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち該ユーザが予約していない方の前記予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、第2予約枠を予約したユーザの人数は最大人数未満であり、第2予約枠を予約したユーザの人数と第1予約枠を予約したユーザの少なくとも一部の人数との合計が最小人数以上であるように、第2予約枠が検索される。第2予約枠を予約したユーザの人数が最小人数以上である場合、予約したユーザの人数が最小人数未満である第1予約枠を予約したユーザに、第2予約枠へ予約を変更するように促される。第2予約枠を予約したユーザの人数が最小人数未満である場合、第1予約枠及び第2予約枠のうち何れか一方を予約したユーザに、そのユーザが予約していない方の予約枠へ予約を変更するように促される。予約変更を促されたユーザが予約を変更した後、予約変更先の予約枠を予約しているユーザの人数が最小人数以上である場合には、予約を変更したユーザは、イベントに参加することができる。従って、最終的に最小人数以上集まらないことによって予約が自動的に取り消されるリスクを減らすことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記検索手段は、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数未満である前記第2予約枠を検索することを特徴とする。
この発明によれば、第1予約枠及び第2予約枠のうち何れか一方を予約したユーザに、予約変更が促される。予約変更を促されたユーザが予約変更を行うことにより、第1予約枠及び第2予約枠のうち一方を予約しているユーザの人数が、最小人数以上になる。そのため、第1予約枠を予約していたユーザ及び第2予約枠を予約していたユーザの何れもが、イベントに参加することができる。また、予約が取り消される予約枠を減らすことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理装置において、ユーザが前記予約枠を予約した日時を記憶する日時記憶手段から、前記第1予約枠を予約したユーザの前記日時と、前記第2予約枠を予約したユーザの前記日時と、を取得する日時取得手段を更に備え、前記識別情報取得手段は、前記第1予約枠を予約したユーザ及び前記第2予約枠を予約したユーザのうち、前記日時取得手段により取得された前記日時が遅い方のユーザの前記識別情報を取得することを特徴とする。
この発明によれば、第1予約枠を予約したユーザ及び第2予約枠を予約したユーザのうち、予約した日時が遅い方のユーザに予約変更が促される。そのため、予約変更が行われる蓋然性を高めることができる。これにより、予約変更先の予約枠を予約したユーザの人数が最小人数以上になる蓋然性を高めることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置において、前記識別情報取得手段は、前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち、予約しているユーザの人数と前記最小人数との差が大きい方の前記予約枠を予約しているユーザの前記識別情報を取得することを特徴とする。
この発明によれば、第1予約枠及び第2予約枠のうち、予約しているユーザの人数と最小人数との差が大きい方の予約枠を予約したユーザに、予約しているユーザの人数と最小人数との差が小さい方の予約枠に予約変更することが促される。そのため、予約変更先の予約枠を予約したユーザの人数が最小人数以上になる蓋然性を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置において、ユーザの住所を示す住所情報を記憶する住所記憶手段から、前記第1予約枠を予約したユーザの前記住所情報と、前記第2予約枠を予約したユーザの前記住所情報と、を取得する住所取得手段と、前記住所取得手段により取得された前記住所情報に基づいて、前記第1予約枠を予約したユーザが前記イベントの開催場所へ移動する容易さと、前記第2予約枠を予約したユーザが前記開催場所へ移動する容易さと、を比較する容易さ比較手段と、を更に備え、前記識別情報取得手段は、前記容易さ比較手段による比較の結果、前記第1予約枠を予約したユーザ及び前記第2予約枠を予約したユーザのうち、移動が容易である方のユーザの前記識別情報を取得することを特徴とする。
この発明によれば、第1予約枠を予約したユーザ及び第2予約枠を予約したユーザのうち、イベントの開催場所への移動が容易な方のユーザに予約変更が促される。そのため、予約変更が行われる蓋然性を高めることができる。これにより、予約変更先の予約枠を予約したユーザの人数が最小人数以上になる蓋然性を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置において、予約可能な前記予約枠の検索が可能なウェブサイトにおけるユーザの操作の履歴を記憶する履歴記憶手段から、前記第1予約枠を予約したユーザの前記履歴と、前記第2予約枠を予約したユーザの前記履歴と、を取得する履歴取得手段と、前記履歴取得手段により取得された前記履歴に基づいて、前記第1予約枠を予約したユーザが予約を変更する蓋然性と、前記第2予約枠を予約したユーザが予約を変更する蓋然性と、を比較する蓋然性比較手段と、を更に備え、前記識別情報取得手段は、前記蓋然性比較手段による比較の結果、前記第1予約枠を予約したユーザ及び前記第2予約枠を予約したユーザのうち、前記蓋然性が高い方のユーザの前記識別情報を取得することを特徴とする。
この発明によれば、操作の履歴に基づいて、第1予約枠を予約したユーザ及び第2予約枠を予約したユーザのうち、予約変更する蓋然性が高い方のユーザに予約変更が促される。そのため、予約変更が行われる蓋然性を高めることができる。これにより、予約変更先の予約枠を予約したユーザの人数が最小人数以上になる蓋然性を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記検索手段は、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数以上である前記第2予約枠を検索し、前記識別情報取得手段は、前記第1予約枠を予約したユーザの前記識別情報を取得することを特徴とする。
この発明によれば、第1予約枠を予約したユーザに、第2予約枠へ予約を変更することが促される。予約変更を促されたユーザが予約変更を行わなくても、第2予約枠を元々予約していたユーザは、イベントに参加することができる。また、予約変更を促されることにより予約変更を行ったユーザがイベントに参加することができる蓋然性を高めることができる。
請求項8に記載の発明は、イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得手段と、予約された前記予約枠の中に、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、前記人数取得手段により取得された人数が該予約枠の前記最小人数より多い第2予約枠であって、第2予約枠を予約したユーザの人数と第2予約枠の前記最小人数との差が、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上である第2予約枠を検索する検索手段と、前記検索手段により前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第2予約枠を予約したユーザのうち、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上の人数のユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、第2予約枠を予約したユーザの人数は第2予約枠の最小人数より多く、第2予約枠を予約したユーザの人数と第2予約枠の最小人数との差が、第1予約枠を予約したユーザの人数と第1予約枠の最小人数との差以上であるように、第2予約枠が検索される。第2予約枠を予約したユーザのうち、第1予約枠を予約したユーザの人数と第1予約枠の最小人数との差以上の範囲内の人数のユーザに、第1予約枠へ予約を変更するように促される。予約変更を促されたユーザのうち、第1予約枠を予約したユーザの人数と第1予約枠の最小人数との差に相当とする人数のユーザが第1予約枠へ予約を変更すると、第1予約枠を予約しているユーザの人数が、第1予約枠の最小人数以上になる。そのため、第1予約枠を元々予約していたユーザが、イベントに参加することができる。従って、最終的に最小人数以上集まらないことによって予約が自動的に取り消されるリスクを減らすことができる。
請求項9に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得ステップと、予約された前記予約枠の中に、前記人数取得ステップにより取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、うち前記人数取得ステップにより取得された人数が前記最大人数未満である第2予約枠であっての中から、第2予約枠を予約したユーザの該人数と前記第1予約枠を予約したユーザの少なくとも一部の人数との合計が前記最小人数以上である第2予約枠を検索する検索ステップと、前記検索ステップにより前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち何れか一方であって、前記人数取得ステップにより取得された前記人数が前記一方の前記最小人数未満である前記予約枠を予約したユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記識別情報取得ステップにより取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち該ユーザが予約していない方の前記予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得ステップと、予約された前記予約枠の中に、前記人数取得ステップにより取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、前記人数取得ステップにより取得された人数が該予約枠の前記最小人数より多い第2前記予約枠であっての中から、第2予約枠を予約したユーザの該人数と第2予約枠の前記最小人数との差が、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上である第2予約枠を検索する検索ステップと、前記検索ステップにより前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第2予約枠を予約したユーザのうち、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上であり、且つ、前記第2予約枠を予約したユーザの人数と前記最小人数との差以下であるの人数のユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記識別情報取得ステップにより取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、コンピュータを、イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得手段、予約された前記予約枠の中に、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、うち前記人数取得手段により取得された人数が前記最大人数未満である第2予約枠であっての中から、第2予約枠を予約したユーザの該人数と前記第1予約枠を予約したユーザの少なくとも一部の人数との合計が前記最小人数以上である第2予約枠を検索する検索手段、前記検索手段により前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち何れか一方であって、前記人数取得手段により取得された前記人数が前記一方の前記最小人数未満である前記予約枠を予約したユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得手段、及び、前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち該ユーザが予約していない方の前記予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力手段、として機能させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、コンピュータを、イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得手段、予約された前記予約枠の中に、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、前記人数取得手段により取得された人数が該予約枠の前記最小人数より多い第2前記予約枠であっての中から、第2予約枠を予約したユーザの該人数と第2予約枠の前記最小人数との差が、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上である第2予約枠を検索する検索手段、前記検索手段により前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第2予約枠を予約したユーザのうち、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上であり、且つ、前記第2予約枠を予約したユーザの人数と前記最小人数との差以下であるの人数のユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得手段、及び、前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、第1予約枠及び第2予約枠の何れか一方を予約したユーザに予約の変更が促される。予約変更が促されたユーザが、そのユーザが予約していない方の予約枠へ予約を変更することにより、最終的に最小人数以上集まらないことによって予約が自動的に取り消されるリスクを減らすことができる。
一実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。 枠種別として1人予約枠が指定された場合の時間枠選択ページの表示例である。 (a)は、開催条件充足枠を受け入れ枠にした場合の予約状況の一例を示す図であり、(b)は、予約変更促しメールの本文の一例であり、(c)は、予約変更後の予約状況の一例である。 (a)は、一実施形態に係るゴルフ場予約サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図であり、(b)は、一実施形態に係るゴルフ場予約サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。 (a)は、会員情報DB12aに登録される内容の一例を示す図であり、(b)は、ゴルフ場情報DB12bに登録される内容の一例を示す図であり、(c)は、予約状況DB12cに登録される内容の一例を示す図であり、(d)は、予約情報DB12dに登録される内容の一例を示す図であり、(e)は、操作履歴DB12eに登録される内容の一例を示す図である。 一実施形態に係るゴルフ場予約サーバ1のシステム制御部14の1コース予約変更促し処理の処理例を示すフローチャートである。 (a)は、予約者数が最大催行人数未満である開催条件充足枠を放出枠にする場合の予約状況の例であり、(b)は、予約変更後の予約状況の一例であり、(c)は、予約者数が最大催行人数に達している開催条件充足枠を放出枠にする場合の予約状況の例であり、(d)は、予約変更後の予約状況の一例である。 (a)は、人数不足枠を受け入れ枠にする場合の予約状況の一例を示す図であり、(b)は、予約変更後の予約状況の一例である。 一実施形態に係るゴルフ場予約サーバ1のシステム制御部14の1コース予約変更促し処理の処理例を示すフローチャートである。 (a)は、予約日時に基づいて促し対象ユーザを決定する場合の促し対象ユーザ決定処理の処理例を示すフローチャートであり、(b)は、予約者数に基づいて促し対象ユーザを決定する場合の促し対象ユーザ決定処理の処理例を示すフローチャートであり、(c)は、ゴルフ場までの移動の容易さに基づいて促し対象ユーザを決定する場合の促し対象ユーザ決定処理の処理例を示すフローチャートであり、(d)は、操作履歴に基づいて促し対象ユーザを決定する場合の促し対象ユーザ決定処理の処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報処理システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.第1実施形態]
[1−1.情報処理システムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係る情報処理システムSの構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、情報処理システムSは、ゴルフ場予約サーバ1と、複数のゴルフ場端末2と、複数のユーザ端末3と、を含んで構成されている。そして、ゴルフ場予約サーバ1と各ゴルフ場端末2及び各ユーザ端末3とは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
ゴルフ場予約サーバ1は、ゴルフ場を予約するための予約サイトに関する各種処理を実行するサーバ装置である。ゴルフ場予約サーバ1は、本発明における情報処理装置の一例である。ユーザは、予約サイトを利用することにより、所望のゴルフ場の利用を予約することができる。ゴルフ場予約サーバ1は、ユーザ端末3からのリクエストに応じて、例えば、予約サイトのウェブページを送信したり、ゴルフ場の検索や予約等に関する処理を行ったりする。ゴルフは、本発明におけるイベントの一例である。ゴルフ場は、本発明におけるイベントの開催場所の一例である。予約サイトは、本発明におけるウェブサイトの一例である。
ゴルフ場端末2は、ゴルフ場を提供するゴルフ場提供者により利用される端末装置である。ゴルフ場端末2は、ゴルフ場提供者からの操作に基づいてゴルフ場予約サーバ1等のサーバ装置にアクセスする。これにより、ゴルフ場端末2は、サーバ装置からウェブページを受信して表示する。ゴルフ場端末2には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。ゴルフ場提供者は、ゴルフ場端末2を利用することにより、例えば、ゴルフ場提供者が提供するゴルフ場の予約状況を確認したり、予約変更を行ったりする。
ユーザ端末3は、予約サイトを利用するユーザの端末装置である。ユーザ端末3は、ユーザからの操作に基づいてゴルフ場予約サーバ1にアクセスすることにより、ゴルフ場予約サーバ1からウェブページを受信して表示する。ユーザ端末3には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。ユーザ端末3としては、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等の携帯情報端末、携帯電話機等が用いられる。
[1−2.1人予約枠]
次に、1人予約枠について、図2を用いて説明する。予約サイトにおいてユーザがゴルフ場を予約するために、ユーザは、ゴルフのプレーを開始する時刻を指定する。この時間を、「スタート時間」という。ゴルフ場ごとに、スタート時間が複数定められている。また、ゴルフ場ごとに、スタート時間の間隔が定められている。あるスタート時間からその次のスタート時間の直前までの時間帯を、「時間枠」という。時間枠は、本発明における予約枠の一例である。本実施形態の時間枠は、ゴルフ場のコースに対応付けられている。ユーザは、指定したスタート時間に対応する時間枠で、その時間枠に対応付けられたゴルフ場及びコースを予約することになる。そして、予約した時間枠の範囲でゴルフのプレーを開始させることが予定される。
時間枠の種類として、通常枠と1人予約枠とがある。例えば、ゴルフ場を提供する時間枠を、通常枠と1人予約枠との何れにするかを、ゴルフ場提供者が時間枠ごとに設定することができるように、ゴルフ場予約サーバ1が構成されていてもよい。
通常枠は、少なくとも2人以上のメンバーで構成されるグループがゴルフをプレーするために予約することが可能な時間枠である。例えば、グループの代表者が、予約サイトで通常枠を予約する。
1人予約枠は、ユーザが1人で予約することが可能な時間枠である。1つの1人予約枠に対して、複数のユーザが予約を行うことができる。ある1人予約枠を予約した複数のユーザは、一緒にゴルフをプレーすることになる。ある1人予約枠を予約したユーザの人数を、「予約者数」という。1人予約枠には、最小催行人数及び最大催行人数が予め設定されている。最小催行人数は、本発明における最小人数の一例である。最大催行人数は、本発明における最大人数の一例である。最小催行人数は、1人予約枠においてゴルフを開催するための条件である。具体的に、最小催行人数は、ゴルフを開催するために最低必要なプレーヤーの人数である。つまり、1人予約枠は、ゴルフを開催するための予約者数の最小値である。最小催行人数は、例えば、2以上の範囲で設定される。現時点の予約者数が最小催行人数以上である1人予約枠を、「開催条件充足枠」という。現時点の予約者数が1人以上であり且つ最小催行人数未満である1人予約枠を、「人数不足枠」という。人数不足枠は、本発明における第1予約枠の一例である。
例えば、予約された1人予約枠のプレー日の前日の所定の時刻に、ゴルフ場予約サーバ1は、予約者数が最小催行人数以上であるか否かを判定する。この時刻を、「開催決定時刻」という。開催決定時刻は、例えば、昼の12時等であってもよい。ゴルフ場予約サーバ1は、予約者数が最小催行人数以上であると判定した場合、ゴルフを開催すると決定する。この場合、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、1人予約枠を予約した各ユーザ宛てに、ゴルフが開催されることを通知する電子メールを送信する。一方、ゴルフ場予約サーバ1は、予約者数が最小催行人数未満であると判定した場合、ゴルフを開催しないと決定する。この場合、ゴルフ場予約サーバ1は、1人予約枠に対する予約をキャンセルする処理を行う。そして、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、1人予約枠を予約した各ユーザ宛てに、予約者数が最小催行人数未満であるため、予約が自動的にキャンセルされたことを通知する電子メールを送信する。
最大催行人数は、1人予約枠でゴルフをプレー可能なユーザの最大の人数である。従って、最大催行人数までの人数のユーザが、1つの1人予約枠を予約することが可能である。最大催行人数は、例えば、2人以上の範囲で設定される。例えば、最大催行人数は、4人等であってもよい。最小催行人数及び最大催行人数の少なくとも一方は、例えば、ゴルフ場提供者により任意に設定することができてもよい。例えば、1つのゴルフ場において、全ての時間枠に、同一の最小催行人数及び最大催行人数を設定することが可能であってもよい。また、例えば、時間枠ごとに、最小催行人数及び最大催行人数を設定することが可能であってもよい。この場合、時間枠によって、最小催行人数及び最大催行人数の少なくとも何れかが異なっていてもよい。また、予約サイト全体で同一の最小催行人数及び最大催行人数が予め設定されてもよい。
ユーザは、予約サイトにおいてゴルフ場を検索するとき、様々な検索条件を入力することができる。ゴルフ場予約サーバ1は、指定された検索条件で予約可能なプランが提供されるゴルフ場を検索する。プランとは、ゴルフ場の提供を含むサービスである。プランは、例えば、ゴルフ場提供者により企画される。検索条件としては、例えば、プレー日、料金範囲、地域、希望スタート時間帯、ゴルフ場名、枠種別等がある。プレー日は、ゴルフ場でゴルフのプレーが行われる日付である。希望スタート時間帯は、ユーザがプレーの開始を希望する時間帯である。希望スタート時間帯は、例えば、9時台、10時台という方法で指定可能である。枠種別は、検索する時間枠が、通常枠又は1人予約枠の何れであるかを示す。
ゴルフ場が検索されると、ユーザ端末3の画面には、ゴルフ場検索結果ページが表示される。ゴルフ場検索結果ページには、ゴルフ場の検索結果として、検索されたゴルフ場の一覧が表示される。一覧の中からユーザが所望のゴルフ場を選択すると、ユーザ端末3の画面には、ゴルフ場ページが表示される。ゴルフ場ページには、選択されたゴルフ場に関する情報が表示される。また、ゴルフ場ページには、選択されたゴルフ場において、検索条件を満たすプランの一覧が表示される。ゴルフ場ページにおいて、ユーザがプランとプレー日との組み合わせを選択すると、ゴルフ場予約サーバ1は、選択された組み合わせにおいて、予約可能な時間枠を検索する。これにより、予約サイトでは、予約可能な時間枠の検索が可能である。検索条件として希望スタート時間帯が指定された場合、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、指定された希望スタート時間帯の中で、予約可能な時間枠を検索する。枠種別が1人予約枠である場合、予約可能な時間枠とは、予約者数が最大催行人数未満である1人予約枠である。
時間枠が検索されると、ユーザ端末3の画面には、時間枠選択ページが表示される。時間枠選択ページには、時間枠の検索結果として、検索された時間枠の一覧が表示される。図2は、枠種別として1人予約枠が指定された場合の時間枠選択ページの表示例である。図2に示すように、時間枠選択ページは、検索結果領域100を含む。検索結果領域100には、検索された1人予約枠ごとに、時間枠情報110が表示される。時間枠情報110には、コース名111、スタート時間112、現在の予約者数113、予約者一覧114及び詳細リンク115が表示される。予約者一覧114は、スタート時間112が示す1人予約枠を予約しているユーザの一覧である。例えば、予約者一覧114には、ユーザのニックネームが表示される。なお、予約者一覧114には、例えば、ユーザを示す顔の画像等が表示されてもよい。詳細リンク115は、時間枠詳細ページへのハイパーリンクである。時間枠詳細ページは、1人予約枠の詳細な情報が表示されるウェブページである。例えば、時間枠詳細ページには、ゴルフ場名、プレー日、スタート時間、料金、プラン名、最小催行人数、プランの内容、備考等が表示される。また、時間枠詳細ページには、予約ボタンが表示される。予約ボタンは、時間枠詳細ページに情報が提示されている1人予約枠を予約するためのボタンである。1人予約枠を予約しているユーザが1人以上存在する場合、時間枠詳細ページには、予約しているユーザのプロフィールが更に表示される。例えば、プロフィールとして、ユーザのニックネーム、年代、性別、ゴルフのレベル、プレースタイル、自己紹介、ユーザの意気込み等が表示される。ゴルフのレベルは、ゴルフの技量を示す。例えば、過去のゴルフのスコアの平均値で、レベルが示される。プレースタイル、自己紹介、意気込み等は、例えば、ユーザが1人予約枠を予約する際に入力する。
[1−3.予約変更を促すことによる予約者数の調整]
上述したように、1人予約枠の予約者数が最小催行人数に満たないまま、開催決定時刻が経過すると、予約が自動的にキャンセルされる。そのため、ユーザは、予約したにもかかわらず、ゴルフをプレーする機会を失ってしまう。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、人数不足枠がある場合、何れかの1人予約枠を予約したユーザに、別の1人予約枠に予約変更することを促す。予約変更元の時間枠を、「放出枠」という。予約変更先の時間枠を、「受け入れ枠」という。ゴルフ場予約サーバ1は、放出枠及び受け入れ枠のうち少なくとも何れか1つを人数不足枠にする。予約変更を促されたユーザが予約変更することにより、受け入れ枠の予約者数が増加する。受け入れ枠の予約者数が最小催行人数以上であれば、受け入れ枠を元々予約していたユーザ、及び、受け入れ枠に予約変更したユーザは、ゴルフをプレーすることができる。従って、元々人数不足枠だった時間枠を予約していたユーザが、ゴルフをプレーすることができる。予約変更が促されるユーザを、「促し対象ユーザ」という。ゴルフ場予約サーバ1は、放出枠を予約したユーザのうち少なくとも1人のユーザを、促し対象ユーザに決定する。
人数不足枠からの予約変更先となる時間枠、又は、人数不足枠への予約変更元となる時間枠が必要となる。そのため、ゴルフ場予約サーバ1は、人数不足枠がある場合、予約者数の変更が可能な時間枠があるか否かを判定する。予約者数の変更が可能な時間枠を、「人数変更可能枠」という。人数変更可能枠は、本発明における第2予約枠の一例である。本実施形態において、予約者数の変更が可能な時間枠とは、予約者数が最小催行人数以上である場合、予約者数が最小催行人数以上である状態を維持しつつ、予約者数を減少させること及び増加させることの少なくとも何れかが可能な時間枠である。その理由は、予約者数の減少により、予約者数が最小催行人数未満になった場合、元々ゴルフをプレーすることができるはずであったユーザが、ゴルフをプレーすることができなくなってしまうからである。ゴルフ場予約サーバ1は、予約者数が元々最小催行人数未満である時間枠、すなわち、人数不足枠を人数変更可能枠にしてもよい。人数不足枠を元々予約していたユーザは、現在の予約者数ではゴルフをプレーすることができない。そのため、人数不足枠の予約者数を減少させても増加させても問題はない。
ゴルフ場予約サーバ1は、現在の予約者数が、最小催行人数及び最大催行人数のうち少なくとも一方と異なる時間枠を、人数変更可能枠として検索する。つまり、予約者数=最小催行人数=最大催行人数である時間枠は、人数変更可能枠に含まれない。その理由は、次に述べる通りである。予約者数=最小催行人数=最大催行人数である場合、予約者数が最大催行人数に達しているため、人数不足枠を予約したユーザからの予約を受け付けることができない。また、予約者数が最小催行人数と一致するため、予約したユーザのうち1人でも人数不足枠へ予約変更すると、開催条件を満たさない。従って、予約者数を増加させることも減少させることもできない。一方、予約者数<最小催行人数である時間枠は、人数不足枠である。従って、予約者数を増加させることも減少させることも可能である。また、予約者数>最小催行人数である場合、予約者数を最小催行人数まで減少させることが少なくとも可能である。また、予約者数<最大催行人数である場合、予約者数を最大催行人数まで増加させることが少なくとも可能である。なお、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、人数不足枠があるゴルフ場、プレー日及びコースと同一のゴルフ場、プレー日及びコースの中で、人数変更可能枠を検索してもよい。
具体的に、ゴルフ場予約サーバ1は、予約された時間枠のうち、予約者数が最大催行人数未満である時間枠であって、且つ、その時間枠の予約者数と人数不足枠を予約したユーザの少なくとも一部の人数との合計が、その時間枠と人数不足枠の何れかの最小催行人数以上である時間枠を、人数変更可能枠として検索する。この条件を満たす時間枠としては、最大催行人数未満である開催条件充足枠と、人数不足枠とがある。
ゴルフ場予約サーバ1は、人数不足枠及び人数変更可能枠の何れもあると判定した場合、促し対象ユーザを決定する。具体的に、ゴルフ場予約サーバ1は、人数不足枠及び人数変更可能枠のうちの何れか一方であって、予約者数が、その一方の時間枠の最小催行人数未満である時間枠を予約したユーザを、促し対象ユーザに決定する。人数変更可能枠が開催条件充足枠である場合、ゴルフ場予約サーバ1は、人数不足枠を予約したユーザを、促し対象ユーザに決定する。人数変更可能枠が人数不足枠である場合、ゴルフ場予約サーバ1は、何れかの人数不足枠を予約したユーザを、促し対象ユーザに決定する。そして、ゴルフ場予約サーバ1は、促し対象ユーザに、放出枠から受け入れ枠へ予約変更することを促す情報を出力する。ゴルフ場予約サーバ1は、予約変更することを促す情報として、例えば、電子メールを送信してもよい。この電子メールを、「予約変更促しメール」という。
人数不足枠と人数変更可能枠との有無の判定、及び予約変更促しメールの送信を行う処理を、「予約変更促し処理」という。ゴルフ場予約サーバ1は、予約変更促し処理を、例えば、1日1回実行してもよい。ゴルフ場予約サーバ1は、処理対象となる1人予約枠の予約が締め切られる前までであれば、如何なる時刻に予約変更促し処理を実行してもよい。例えば、ゴルフ場予約サーバ1は、処理対象となる1人予約枠に対応するプレー日の前日に、予約変更促し処理を実行してもよい。この場合、予約変更促し処理の実行タイミングは、例えば、開催決定時刻であってもよいし、開催決定時刻の所定時間前であってもよいし、開催決定時刻の所定時間後であってもよい。また、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、プレー日当日に予約変更促し処理を行ってもよい。
本実施形態においては、ゴルフ場予約サーバ1は、人数変更可能枠として、開催条件充足枠があるか否かを判定する。例えば、ゴルフ場予約サーバ1は、現在の予約者数が最大催行人数未満である開催条件充足枠を検索してもよい。つまり、ゴルフ場予約サーバ1は、最小催行人数≦予約者数<最大催行人数である時間枠を検索する。人数不足枠の予約者数にかかわらず、開催条件充足枠の予約者数と人数不足枠の予約者数との合計は、開催条件充足枠の最小催行人数以上となる。予約者数が最大催行人数未満である開催条件充足枠は、予約者数を増加させることができる。従って、ゴルフ場予約サーバ1は、検索した開催条件充足枠を受け入れ枠に決定し、人数不足枠を放出枠に決定する。この場合、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、人数不足枠の予約者数と開催条件充足枠の予約者数との合計が、開催条件充足枠の最大催行人数以下となるように、放出枠となる人数不足枠と、受け入れ枠となる開催条件充足枠とを決定する。
図3は、開催条件充足枠を受け入れ枠にした場合の具体例である。図3の例においては、全ての時間枠で、最小催行人数が2人であり、最大催行人数が4人であるとする。図3(a)は、予約状況の一例を示す図である。図3(a)に示すように、8時00分の時間枠の予約者数は1人である。予約者はユーザAである。8時07分及び8時14分の時間枠の予約者数は4人である。8時21分の時間枠の予約者数は2人である。予約者はユーザB及びCである。8時00分の時間枠は人数不足枠である。これに対し、8時07分及び8時14分の時間枠の予約者数は最大催行人数に達しているため、本実施形態では、人数変更可能枠から除外される。一方、8時21分の時間枠は開催条件充足枠であり、予約者数は最大催行人数に達していない。従って、8時21分の時間枠は人数変更可能枠である。この場合、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、8時00分の時間枠を放出枠とし、8時21分の時間枠を受け入れ枠に決定する。従って、ゴルフ場予約サーバ1は、ユーザAを促し対象ユーザに決定する。そのため、ゴルフ場予約サーバ1は、ユーザA宛てに、予約変更促しメールを送信する。
図3(b)は、予約変更促しメールの本文の一例である。図3(b)に示すように、予約変更促しメールには、例えば、促し対象ユーザが予約している時間枠が人数不足であることを知らせるメッセージ、受け入れ枠へ予約を変更することを勧めるメッセージ、受け入れ枠のスタート時間、受け入れ枠の時間枠詳細ページのURL、促し対象ユーザが予約している時間枠の予約をキャンセルする手続を行うためのウェブページのURL等が記載されてもよい。また、予約変更促しメールには、例えば、受け入れ枠へ予約を変更することを勧めるメッセージ及び受け入れ枠のスタート時間のみが記載されてもよい。
図3(c)は、予約変更後の予約状況の一例である。予約変更促しメールを見たユーザAは、8時00分の時間枠の予約をキャンセルし、8時21分の時間枠を予約したとする。この場合、図3(c)に示すように、8時21分の時間枠の予約者数は3人になる。予約変更後も8時21分の時間枠は開催条件を満たす。そのため、ユーザAは、ゴルフをプレーすることができる。開催条件充足枠を受け入れ枠とした場合、人数不足枠からの予約変更の有無にかかわらず、受け入れ枠を元々予約していたユーザは、ゴルフをプレーすることができる。人数不足枠から開催条件充足枠へ予約変更したユーザは、確実にゴルフをプレーすることができる。
人数不足枠の予約者数と開催条件充足枠の予約者数との合計が、最大催行人数を超える場合がある。例えば、最小催行人数が3人であり、最大催行人数が4人であるとする。また、人数不足枠の予約者数が2人であり、開催条件充足枠の予約者数が3人であるとする。この場合、人数不足枠を予約したユーザのうち1人のユーザのみが、開催条件充足枠への予約変更が可能である。この場合、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、人数不足枠を予約したユーザ全員を、促し対象ユーザに決定してもよい。この場合、開催条件充足枠へ早く予約手続を行ったユーザが、予約変更することができる。また、ゴルフ場予約サーバ1は、開催条件充足枠の最大催行人数と開催条件充足枠の予約者数との差に相当する人数のユーザのみを、促し対象ユーザに決定してもよい。
放出枠を予約している複数のユーザのうち一部のユーザのみを促し対象ユーザに決定する場合、ゴルフ場予約サーバ1は、促し対象ユーザを任意に決定してもよい。また、ゴルフ場予約サーバ1は、所定の条件に基づいて、促し対象ユーザを決定してもよい。例えば、ゴルフ場予約サーバ1は、予約変更を行う蓋然性が高いユーザを、促し対象ユーザに決定してもよい。予約変更を行う蓋然性が高いユーザの特定方法として、例えば、予約日時に基づく方法、ゴルフ場までの移動の容易さに基づく方法、予約サイトにおけるユーザの操作の履歴に基づく方法等がある。例えば、予約した日時が遅いユーザほど、ゴルフのプレーの予定の変更に柔軟に対応することができる蓋然性が高い。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、予約日が遅いユーザを、優先的に促し対象ユーザに決定してもよい。また、ユーザの住所からゴルフ場まで近い場合、ゴルフのプレーの予定の変更に柔軟に対応することができる蓋然性が高い。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、ゴルフ場までの移動が容易なユーザを、優先的に促し対象ユーザに決定してもよい。また、ゴルフ場予約サーバ1は、予約サイトにおけるユーザの操作履歴を記録している。操作履歴は、ゴルフ場の検索履歴、ウェブページの閲覧履歴等を含む。従って、操作履歴から、ユーザが検索条件として指定した希望スタート時間帯や、ユーザに情報が閲覧された時間枠を特定することができる。ユーザは、指定した希望スタート時間帯内の時間枠でゴルフのプレーを開始させたい蓋然性が高い。また、ユーザは、情報を閲覧した時間枠でゴルフのプレーを開始させたい蓋然性が高い。プレーを開始させたい蓋然性が高い時間枠への予約変更が促された場合、ユーザは、予約変更する蓋然性が高い。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、操作履歴に基づいて、予約変更する蓋然性が高いユーザを、優先的に促し対象ユーザに決定してもよい。
ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、1つの開催条件充足枠に対して、複数の人数不足枠を放出枠としてもよい。例えば、最小催行人数が3人であり、最大催行人数が5人であるとする。また、予約者数が1人である人数不足枠が2つ存在し、予約者数が3人である開催条件充足枠が1つ存在するとする。この場合、ゴルフ場予約サーバ1は、それぞれの人数不足枠を予約したユーザに、開催条件充足枠へ予約変更することを促す。人数不足枠を予約した各ユーザが、開催条件充足枠へ予約変更したとする。この場合、開催条件充足枠の予約者数は5人となる。
また、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、1つの人数不足枠に対して、複数の開催条件充足枠を受け入れ枠としてもよい。例えば、最小催行人数が3人であり、最大催行人数が4人であるとする。また、予約者数が2人である人数不足枠が1つ存在し、予約者数が3人である開催条件充足枠が2つ存在するとする。この場合、ゴルフ場予約サーバ1は、人数不足枠を予約した2人のユーザに、別々の開催条件充足枠へ予約変更するように促す。人数不足枠を予約した各ユーザが、別々の開催条件充足枠へ予約変更したとする。この場合、各開催条件充足枠の予約者数は4人となる。
[1−4.ゴルフ場予約サーバの構成]
次に、ゴルフ場予約サーバ1の構成について、図4及び図5を用いて説明する。
図4(a)は、本実施形態に係るゴルフ場予約サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。図4(a)に示すように、ゴルフ場予約サーバ1は、通信部11と、記憶部12と、入出力インターフェース13と、システム制御部14と、を備えている。そして、システム制御部14と入出力インターフェース13とは、システムバス15を介して接続されている。
通信部11は、ネットワークNWに接続して、ゴルフ場端末2やユーザ端末3等との通信状態を制御するようになっている。
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されている。記憶部12は、本発明における記憶手段、住所記憶手段、履歴記憶手段の一例である。この記憶部12には、会員情報DB12a、ゴルフ場情報DB12b、予約状況DB12c、予約情報DB12d、操作履歴DB12e等のデータベースが構築されている。「DB」は、データベースの略語である。
図5(a)は、会員情報DB12aに登録される内容の一例を示す図である。会員情報DB12aには、情報処理システムSに会員登録しているユーザに関する会員情報が登録される。具体的に、会員情報DB12aには、ユーザID、パスワード、ニックネーム、氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレス、ゴルフの平均スコア等のユーザの属性が、ユーザごとに対応付けて登録される。ユーザIDは、ユーザの識別情報である。
図5(b)は、ゴルフ場情報DB12bに登録される内容の一例を示す図である。ゴルフ場情報DB12bには、ゴルフ場に関するゴルフ場情報が登録されている。具体的に、ゴルフ場情報DB12bには、ゴルフ場ID、ゴルフ場名、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス、最小催行人数、最大催行人数、時間枠情報、プラン情報等のゴルフ場の属性が、ゴルフ場ごとに対応付けて登録される。ゴルフ場IDは、ゴルフ場の識別情報である。時間枠情報は、ゴルフ場の提供者が設定している時間枠に関する情報である。例えば、時間枠情報には、一日に設定された時間枠ごとのスタート時間が設定されている。プラン情報は、ゴルフ場提供者が提供するプランに関する情報である。ゴルフ場情報DB12bに登録される最小催行人数及び最大催行人数は、ゴルフ場IDが示すゴルフ場の全ての時間枠に対して設定される最小催行人数及び最大催行人数である。
図5(c)は、予約状況DB12cに登録される内容の一例を示す図である。予約状況DB12cには、各ゴルフ場の予約状況が登録されている。具体的に、ゴルフ場情報DB12bには、ゴルフ場ID、コースID、プレー日、スタート枠種別等が、時間枠ごとに対応付けて登録される。コースIDは、コースの識別情報である。スタート時間は、時間枠を示す。枠種別は、時間枠の種類を示す。枠種別として、「通常枠」及び「1人予約枠」の何れかが設定される。枠種別が「通常枠」である場合、ゴルフ場情報DB12bには、更に予約フラグ等が登録される。予約フラグは、時間枠が予約されているか否かを示す。枠種別が「1人予約枠」である場合、ゴルフ場情報DB12bには、更に予約者数及び予約リスト等が登録される。予約者数は、1人予約枠を現在予約しているユーザの人数である。予約リストは、1人予約枠を予約しているユーザのリストである。予約リストには、予約者数分の予約番号が登録される。予約番号は、予約が成立するごとに発行される識別番号である。予約者リストに登録される予約番号は、ユーザが1人予約枠を予約したときに発行された識別番号である。ゴルフ場予約サーバ1は、予約番号で予約情報DB12dを検索することにより、1人予約枠を予約したユーザを特定することができる。なお、予約状況DB12cに予約者数は登録されていなくてもよい。その理由は、ゴルフ場予約サーバ1は、予約リストに登録されている予約番号の数をカウントすることにより、予約者数を取得することができるからである。
図5(d)は、予約情報DB12dに登録される内容の一例を示す図である。予約情報DB12dには、ゴルフ場の予約内容を示す予約情報が登録される。予約情報は、予約の履歴を示す情報でもある。具体的に、予約情報DB12dには、予約番号、枠種別、予約日時、ユーザID、ゴルフ場ID、プランID、コースID、プレー日、スタート時間、プレースタイル、自己紹介、意気込み等が、対応付けて登録される。予約番号は、予約情報を識別する情報である。枠種別は、予約された時間枠の種類を示す。予約日時は、予約が行われた日時である。ユーザIDは、予約したユーザを示す。ゴルフ場ID、プランID及びコースIDは、予約されたゴルフ場、プラン及びコースを示す。スタート時間は、予約された時間枠を示す。プレースタイル、自己紹介及び意気込みは、予約したユーザが入力した情報である。
図5(e)は、操作履歴DB12eに登録される内容の一例を示す図である。操作履歴DB12eには、予約サイトにおけるユーザの操作履歴が登録される。操作履歴DB12eには、ユーザID、操作日時、URL等が対応付けて登録される。ゴルフ場予約サーバ1は、ユーザがユーザ端末3を操作することによりユーザ端末3がゴルフ場予約サーバ1へリクエストを送信するごとに、操作履歴を登録する。ユーザIDは、操作を行ったユーザを示す。操作日時は、操作が行われた日時である。URLは、ユーザ端末3からのリクエストに設定されていたものである。ゴルフ場予約サーバ1は、URLから、操作内容を特定することができる。予約サイトにおけるユーザの操作としては、例えば、ゴルフ場の検索の要求操作、ウェブページの閲覧操作、予約の操作、予約サイトへのログイン操作、ログアウト操作等がある。検索の要求操作の履歴は、検索履歴である。検索履歴に含まれるURLは、ユーザにより入力された検索条件を含む。ウェブページの閲覧操作の履歴は、閲覧履歴である。時間枠詳細ページの閲覧履歴に含まれるURLは、時間枠を特定する情報として、例えば、ゴルフ場ID、プランID、コースID、プレー日及びスタート時間等を含む。
次に、記憶部12に記憶されるその他の情報について説明する。記憶部12には、ウェブページを表示するためのHTML文書、XML(Extensible Markup Language)文書、画像データ、テキストデータ、電子文書等の各種データが記憶されている。また、記憶部12には、各種の設定値、閾値、定数等が記憶されている。
また、記憶部12には、オペレーティングシステム、WWW(World Wide Web)サーバプログラム、DBMS(Database Management System)、予約管理プログラム等の各種プログラムが記憶されている。予約管理プログラムは、ゴルフ場の予約に関する各種の処理を実行するためのプログラムである。予約管理プログラムは、本発明における情報処理プログラムの一例である。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしてもよいし、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。また、予約管理プログラムは、プログラム製品であってもよい。
入出力インターフェース13は、通信部11及び記憶部12とシステム制御部14との間のインターフェース処理を行うようになっている。
図4(b)は、本実施形態に係るゴルフ場予約サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。システム制御部14は、CPU14a、ROM(Read Only Memory)14b、RAM(Random Access Memory)14c等により構成されている。そして、システム制御部14は、CPU14aが、各種プログラムを読み出し実行することにより、図4(b)に示すように、人数不足枠判定部141、人数変更可能枠判定部142及び促し部143等として機能する。人数不足枠判定部141は、本発明における取得手段の一例である。人数変更可能枠判定部142は、本発明における検索手段の一例である。促し部143は、本発明における識別情報取得手段及び出力手段の一例である。
人数不足枠判定部141は、予約状況DB12cから予約者数を取得する。そして、人数不足枠判定部141は、取得した予約者数に基づいて、人数不足枠があるか否かを判定する。人数変更可能枠判定部142は、予約状況DB12cから取得された予約者数に基づいて、人数変更可能枠があるか否かを判定する。促し部143は、人数不足枠及び人数変更可能枠があると判定された場合、促し対象ユーザ宛てに、予約変更促しメールを送信する。
なお、ゴルフ場予約サーバ1が、複数のサーバ装置で構成されてもよい。例えば、予約サイトにおいてゴルフ場や時間枠の検索を行うサーバ装置、予約の処理を行うサーバ装置、ユーザ端末3からのリクエストに応じてウェブページを送信するサーバ装置、電子メールを送信するサーバ装置、及びデータベースを管理するサーバ装置等が、互いにLAN等で接続されてもよい。
[1−5.情報処理システムの動作]
次に、情報処理システムSの動作について、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態に係るゴルフ場予約サーバ1のシステム制御部14の予約変更促し処理の処理例を示すフローチャートである。システム制御部14は、例えば、1日1回、所定の時刻に、予約変更促し処理を実行する。予約変更促し処理において、システム制御部14は、例えば、各ゴルフ場のコースごとに、1コース予約変更促し処理を実行する。1コース予約変更促し処理は、対象のゴルフ場及びコースについて、人数不足枠と人数変更可能枠との有無の判定、及び予約変更促しメールの送信を行う処理である。
図6に示すように、人数不足枠判定部141は、対象のゴルフ場及びコースにおいて、例えば、明日をプレー日とする1人予約枠の中から、人数不足枠を検索する(ステップS11)。具体的に、人数不足枠判定部141は、予約状況DB12cにおいて、対象のゴルフ場、コース及び明日のプレー日に対応付けて登録されている枠種別が「1人予約枠」であるスタート時間を検索する。また、人数不足枠判定部141は、ゴルフ場情報DB12bから、対象のゴルフ場の最小催行人数及び最大催行人数を取得する。次いで、人数不足枠判定部141は、検索されたスタート時間の中から、スタート時間に対応付けて登録されている予約者数が1人以上であり且つ最小催行人数未満であるスタート時間を検索する。次いで、人数不足枠判定部141は、検索の結果に基づいて、人数不足枠があるか否かを判定する(ステップS12)。このとき、人数不足枠判定部141は、枠種別が「1人予約枠」であるスタート時間がない場合、又は、予約者数が1人以上であり且つ最小催行人数未満であるスタート時間がない場合には、人数不足枠がないと判定する(ステップS12:NO)。この場合、人数不足枠判定部141は、1コース予約変更促し処理を終了させる。一方、人数不足枠判定部141は、予約者数が1人以上であり且つ最小催行人数未満であるスタート時間がある場合には、人数不足枠があると判定する(ステップS12:YES)。この場合、人数不足枠判定部141は、ステップS13に進む。
なお、開催決定時刻より後に予約変更促し処理が実行される場合、人数不足枠が自動的にキャンセルされるため、人数不足枠判定部141は、予約状況DB12cから人数不足枠を検索することができない。この場合、システム制御部14は、例えば、人数不足枠をキャンセルする処理を行うとき、人数不足枠に関する情報を一時的に保存してもよい。例えば、システム制御部14は、予約をキャンセルした人数不足枠に対応するゴルフ場ID、コースID、プレー日、スタート時間、予約者数、予約リスト等を記憶部12に保存させてもよい。そして、人数不足枠判定部141は、保存された情報に基づいて、人数不足枠を検索してもよい。
ステップS13において、人数変更可能枠判定部142は、対象のゴルフ場及びコースにおいて、明日をプレー日とする1人予約枠の中から、予約者数が最大催行人数未満である開催条件充足枠を検索する。具体的に、人数変更可能枠判定部142は、ステップS11で検索された枠種別が「1人予約枠」であるスタート時間の中から、スタート時間に対応付けて登録されている予約者数が最小催行人数以上であり且つ最大催行人数未満であるスタート時間を検索する。次いで、人数変更可能枠判定部142は、検索の結果に基づいて、予約者数が最大催行人数未満である開催条件充足枠があるか否かを判定する(ステップS14)。このとき、人数変更可能枠判定部142は、予約者数が最大催行人数未満である開催条件充足枠がないと判定した場合には(ステップS14:NO)、1コース予約変更促し処理を終了させる。一方、人数変更可能枠判定部142は、予約者数が最大催行人数未満である開催条件充足枠があると判定した場合には(ステップS14:YES)、ステップS15に進む。
ステップS15において、促し部143は、人数不足枠を予約したユーザ宛てに、開催条件充足枠へ予約変更することを促す予約変更促しメールを送信する。具体的に、促し部143は、ステップS11で検索された人数不足枠とステップS13で検索された開催条件充足枠の中から、放出枠と受け入れ枠との組み合わせを1つ以上決定する。このとき、促し部143は、人数不足枠を放出枠とし、開催条件充足枠を受け入れ枠とする。また、促し部143は、放出枠の予約者数と受け入れ枠の予約者数との合計が最大催行人数以下となるように、組み合わせを決定する。組み合わせを決定すると、促し部143は、予約状況DB12cから、放出枠の予約リストを取得する。次いで、促し部143は、予約情報DB12dから、予約リストに登録されている予約番号に対応する予約情報を検索する。次いで、促し部143は、予約情報に含まれるユーザIDに対応付けて会員情報DB12aに登録されている会員情報から、促し対象ユーザのメールアドレス等を取得する。次いで、促し部143は、予約変更促しメールを生成する。このとき、促し部143は、予約変更促しメールの受信者アドレスに、促し対象ユーザのメールアドレスを追加する。また、促し部143は、予約変更促しメールの本文に、予約変更を促すメッセージを追加する。また、促し部143は、予約変更促しメールの本文に、促し対象ユーザが予約した放出枠と組み合わせられた受け入れ枠のスタート時間を追加する。促し部143は、生成した予約変更促しメールを送信する。促し部143は、各促し対象ユーザについて、予約変更促しメールの生成及び送信を行う。促し部143は、ステップS15の処理を終えると、1コース予約変更促し処理を終了させる。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部14が、最小催行人数及び最大催行人数が設定された1人予約枠である時間枠の予約者数を、時間枠ごとに取得する。次いで、システム制御部14が、予約された時間枠の中に、予約者数が最小催行人数未満である人数不足枠がある場合、予約された時間枠のうち、予約者数が最大人数未満である時間枠の中から、その予約者数と人数不足枠を予約したユーザの少なくとも一部の人数との合計が最小催行人数以上である人数変更可能枠を検索する。次いで、システム制御部14が、人数変更可能枠が検索された場合、記憶部12から、人数不足枠及び人数変更可能枠のうちの何れか一方であって、予約者数が最小催行人数未満である時間枠を予約したユーザのユーザIDを取得する。そして、システム制御部14が、取得されたユーザIDに基づいて、ユーザIDにより識別されるユーザに、人数不足枠及び人数変更可能枠のうちユーザIDにより識別されるユーザが予約していない方の時間枠へ予約を変更することを促す情報を出力する。従って、従って、予約変更を促されたユーザが予約を変更することで、最終的に最小催行人数以上集まらないことによって予約が自動的に取り消されるリスクを減らすことができる。
また、システム制御部14が、予約者数が最大催行人数未満である開催条件充足枠を、受け入れ枠として検索する。そして、システム制御部14が、人数不足枠を予約したユーザに予約を変更することを促す情報を出力する。従って、予約変更を促されたユーザが予約変更を行わなくても、受け入れ枠を元々予約していたユーザは、ゴルフに参加することができる。また、予約変更を促されることにより予約変更を行ったユーザがゴルフに参加することができる蓋然性を高めることができる。
[1−6.変形例]
次に、本実施形態の変形例について、図7を用いて説明する。ゴルフ場予約サーバ1は、開催条件充足枠を放出枠に決定し、人数不足枠を受け入れ枠に決定してもよい。具体的に、ゴルフ場予約サーバ1は、予約者数が最小催行人数より多い開催条件充足枠の中から、開催条件充足枠の予約者数と開催条件充足枠の最小催行人数との差が、人数不足枠の予約者数と人数不足枠の最小催行人数との差以上である開催条件充足枠を、放出枠として検索する。開催条件充足枠の予約者数と最小催行人数との差を、「余剰人数」という。人数不足枠の予約者数と最小催行人数との差を、「不足人数」という。ゴルフ場予約サーバ1は、放出枠として検索された開催条件充足枠を予約したユーザのうち、人数不足枠の不足人数分以上のユーザを、促し対象ユーザに決定する。予約変更が促されたユーザのうち、不足人数分のユーザが人数不足枠へ予約変更を行うと、人数不足枠は、開催条件充足枠となる。
例えば、最小催行人数<予約者数<最大催行人数である開催条件充足枠は、予約者数を最大催行人数まで増加させることも可能であり、予約者数を最小催行人数まで減少させることも可能である。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、このような条件を満たす開催条件充足枠を、受け入れ枠及び放出枠の何れに決定してもよい。開催条件充足枠を受け入れ枠に決定する例については、図3で説明されている。開催条件充足枠を放出枠に決定する場合、ゴルフ場予約サーバ1は、余剰人数を計算する。ゴルフ場予約サーバ1は、余剰人数と人数不足枠の予約者数との合計が、人数不足枠の最小催行人数以上となるように、放出枠となる開催条件充足枠と、受け入れ枠となる人数不足枠との組み合わせを決定する。そして、ゴルフ場予約サーバ1は、開催条件充足枠を予約したユーザのうち、余剰人数分のユーザを、促し対象ユーザに決定する。
図7(a)は、最大催行人数未満である開催条件充足枠を放出枠にする場合の予約状況の例である。図7の例においては、全ての時間枠で、最小催行人数が2人であり、最大催行人数が4人であるとする。図7(a)に示すように、8時00分の時間枠の予約者数は1人である。予約者はユーザAである。8時21分の時間枠の予約者数は3人である。予約者はユーザB〜Dである。8時00分の時間枠の予約者数と8時21分の時間枠の余剰人数との合計は2人である。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、8時00分の時間枠を受け入れ枠に決定し、8時21分の時間枠を放出枠に決定する。このとき、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、ユーザDを促し対象ユーザに決定する。
図7(b)は、予約変更後の予約状況の一例である。予約変更を促されたユーザDは、8時21分の時間枠の予約をキャンセルし、8時00分の時間枠を予約したとする。この場合、図7(b)に示すように、8時00分の時間枠の予約者数及び8時21分の時間枠の予約者数は、それぞれ2人になる。従って、何れの時間枠も、開催条件を満たす。そのため、ユーザA〜Dのそれぞれがゴルフをプレーすることができる。
また、最小催行人数<予約者数=最大催行人数である開催条件充足枠は、予約者数を最小催行人数まで減少させることが可能である。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、このような条件を満たす時間枠を、放出枠に決定してもよい。この場合も、ゴルフ場予約サーバ1は、余剰人数と人数不足枠の予約者数との合計が、人数不足枠の最小催行人数以上となるように、放出枠となる開催条件充足枠と、受け入れ枠となる人数不足枠との組み合わせを決定する。
図7(c)は、予約者数が最大催行人数に達している開催条件充足枠を放出枠にする場合の予約状況の例である。図7(c)に示すように、8時00分の時間枠の予約者数は1人である。予約者はユーザAである。8時21分の時間枠の予約者数は4人である。予約者はユーザB〜Eである。8時00分の時間枠の予約者数と8時21分の時間枠の余剰人数との合計は3人である。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、8時00分の時間枠の予約者数を受け入れ枠に決定し、8時21分の時間枠を放出枠に決定する。また、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、ユーザEを促し対象ユーザに決定する。余剰人数は2人であるので、ゴルフ場予約サーバ1は、促し対象ユーザを2人決定してもよい。
人数不足枠の予約者数と人数不足枠の最大催行人数との差が、開催条件充足枠の余剰人数以下であるとき、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、開催条件充足枠を予約した全てのユーザを促し対象ユーザに決定してもよい。その理由は、開催条件充足枠を予約したユーザのうち、人数不足枠の予約者数と最大催行人数との差に相当する人数のユーザのみが、人数不足枠へ予約を変更することができるからである。つまり、開催条件充足枠の予約者数は最小催行人数未満にならない。
図7(d)は、予約変更後の予約状況の一例である。予約変更を促されたユーザEは、8時21分の時間枠の予約をキャンセルし、8時00分の時間枠を予約したとする。この場合、図7(d)に示すように、8時00分の時間枠の予約者数は2人となり、8時21分の時間枠の予約者数は3人になる。従って、何れの時間枠も、開催条件を満たす。そのため、ユーザA〜Eのそれぞれがゴルフをプレーすることができる。
放出枠を予約している複数のユーザのうち一部のユーザのみを促し対象ユーザに決定する場合、ゴルフ場予約サーバ1は、促し対象ユーザを任意に決定してもよい。また、上述したように、ゴルフ場予約サーバ1は、予約変更を行う蓋然性が高いユーザを、促し対象ユーザに決定してもよい。
人数不足枠を受け入れ枠にする場合、ゴルフ場予約サーバ1は、予約変更促し処理を、例えば、開催決定時刻よりも前に行う。その理由は、開催決定時刻になると、人数不足枠の自動的なキャンセルにより、受け入れ枠になる人数不足枠が存在しなくなるためである。
[2.第2実施形態]
次に、第2実施形態について、図8乃至図10を用いて説明する。本実施形態において、ゴルフ場予約サーバ1は、人数不足枠の中から、受け入れ枠を決定する。予約者数<最小催行人数≦最大催行人数である人数不足枠は、予約者数を最小催行人数以上に増加させることも可能であり、予約者数を減少させて、他の人数不足枠の予約者数を増加させることも可能である。ゴルフ場予約サーバ1は、人数不足枠があると判定すると、予約者数の合計が何れかの人数不足枠の最小催行人数以上になるような、人数不足枠の組み合わせを検索する。組み合わせに含まれる時間枠の数は2であってもよいし、3以上であってもよい。ゴルフ場予約サーバ1は、組み合わせに含まれる人数不足枠の中から放出枠と受け入れ枠とを決定する。このとき、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、1つの人数不足枠を受け入れ枠に決定し、他の1つ以上の人数不足枠を放出枠に決定する。本実施形態の場合、ゴルフ場予約サーバ1は、予約変更促し処理を、例えば、開催決定時刻よりも前に行う。その理由は、第1位実施形態の変形例で説明した理由と同様である。
図8は、人数不足枠を受け入れ枠にした場合の具体例である。図8の例においては、最小催行人数が2人であり、最大催行人数が4人であるとする。図8(a)は、予約状況の一例を示す図である。図8(a)に示すように、8時00分の時間枠の予約者数は1人である。予約者はユーザAである。8時07分及び8時14分の時間枠の予約者数は4人である。8時21分の時間枠の予約者数は1人である。予約者はユーザBである。8時00分及び8時21分の時間枠は人数不足枠である。この後、予約状態が変化しないまま、開催決定時刻になると、8時07分及び8時21分の時間枠の予約はキャンセルされる。従って、ユーザA及びBの何れも、ゴルフをプレーすることができない。また、ゴルフが開催されない時間枠が2つ生じる。この場合、ユーザA及びBの何れか一方が、他方が予約している時間枠に予約変更することにより、移動先の時間枠は、開催条件を満たす。そのため、ゴルフ場予約サーバ1は、何れのユーザを促し対象ユーザに決定してもよい。例えば、ゴルフ場予約サーバ1は、8時00分の時間枠を放出枠に決定し、8時21分の時間枠を受け入れ枠に決定したとする。従って、ゴルフ場予約サーバ1は、ユーザA宛てに、予約変更促しメールを送信する。
図8(b)は、予約変更後の予約状況の一例である。予約変更促しメールを見たユーザAは、8時00分の時間枠の予約をキャンセルし、8時21分の時間枠を予約したとする。この場合、図8(b)に示すように、8時21分の時間枠の予約者数は2人になる。予約変更後の8時21分の時間枠は開催条件を満たす。そのため、ユーザA及びBの両者が、ゴルフをプレーすることができる。また、ゴルフが開催されない時間枠を、1つに減らすことができる。
ゴルフ場予約サーバ1は、1つの人数不足枠を放出枠に決定し、複数の人数不足枠を受け入れ枠に決定してもよい。この場合、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、放出枠となる人数不足枠を予約したユーザのうち一部のユーザの人数が、受け入れ枠となる人数不足枠の最小催行人数以上となるように、受け入れ枠を検索すればよい。例えば、最小催行人数及び最大催行人数が何れも4人であるとする。また、予約者数が2人である時間枠Xが1つあり、予約者数が3人である時間枠Y及びZがあるとする。ここで、時間枠を予約したユーザのうち一方のユーザが時間枠Yに予約変更し、他方のユーザが時間枠Zに予約変更することにより、時間枠Y及びZを予約したユーザはそれぞれゴルフをプレーすることができる。
ゴルフ場予約サーバ1は、組み合わせに含まれる人数不足枠の中から、放出枠と受け入れ枠とを任意に決定してもよい。また、ゴルフ場予約サーバ1は、所定の条件に基づいて、放出枠と受け入れ枠を決定してもよい。例えば、ゴルフ場予約サーバ1は、放出枠から受け入れ枠に予約が変更されることにより、受け入れ枠の予約者数が最小催行人数以上になる蓋然性が高くなるように、放出枠及び受け入れ枠を決定してもよい。このような放出枠及び受け入れ枠の決定方法の例を以下に説明する。
(1)予約日時に基づく方法
予約した日時が早いユーザほど、予約した時間枠でゴルフをプレーしたいと考えている蓋然性が高い。その一方で、予約した日時が遅いユーザほど、ゴルフのプレーの予定の変更に柔軟に対応することができる蓋然性が高い。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、組み合わせに含まれる人数不足枠のうち、予約日時が最も早いユーザが予約した人数不足枠を受け入れ枠に決定し、他の人数不足枠を放出枠に決定してもよい。
(2)予約者数に基づく方法
人数不足枠の予約者数と最小催行人数との差が大きいほど、一般的に、その人数不足枠が開催条件充足枠になる蓋然性は低くなる。その理由は、差が大きいほど、予約変更させる必要があるユーザの人数が増加するからである。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、組み合わせに含まれる人数不足枠のうち、予約者数と最小催行人数との差が最も小さい人数不足枠を受け入れ枠に決定し、他の人数不足枠を放出枠に決定してもよい。
(3)ゴルフ場までの移動の容易さに基づく方法
ユーザの住所からゴルフ場まで近い場合、ゴルフのプレーの予定の変更に柔軟に対応することができる蓋然性が高い。このようなユーザは、予約変更が促された場合に、予約変更する蓋然性が高い。そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、組み合わせに含まれる人数不足枠のうち、ゴルフ場までの移動が最も難しいユーザが予約した人数不足枠を受け入れ枠に決定し、他の人数不足枠を放出枠に決定してもよい。移動の容易さを決める指標として、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、住所からゴルフ場までの直線距離、移動距離、移動時間等を用いてもよい。
(4)操作履歴に基づく方法
ゴルフ場予約サーバ1は、ゴルフ場の検索履歴や、時間枠詳細ページの閲覧履歴等に基づいて、放出枠及び受け入れ枠を決定してもよい。
例えば、ユーザがゴルフ場を検索するとき、検索条件として希望スタート時間帯の指定が可能である。希望スタート時間帯は、他の時間帯よりも、ユーザがゴルフのプレーを開始させたい蓋然性が高い。従って、ユーザが希望スタート時間帯内の時間枠を予約した場合、ユーザは、希望スタート時間帯外の時間枠に予約変更する蓋然性が低い。一方、希望スタート時間帯内の時間枠を予約した場合であっても、ユーザが希望スタート時間帯内の別の時間枠に予約変更する蓋然性は、希望スタート時間帯外の時間枠に予約変更する蓋然性よりも高い。
また、時間枠を予約するまでの間に、ユーザは、時間枠詳細ページを閲覧する。ユーザが、予約した時間枠の時間枠詳細ページのみを閲覧している場合、ユーザは、予約した時間枠でゴルフをプレーしたい蓋然性が高い。そのため、他の時間枠への予約変更が促されたとしても、ユーザが予約変更する蓋然性は低い。一方、ユーザが、予約した時間枠以外の時間枠の時間枠詳細ページを閲覧している場合において、閲覧した時間枠詳細ページに対応する時間枠への予約変更が促された場合、ユーザが予約変更する蓋然性は高い。
そこで、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、検索履歴及び時間枠詳細ページの閲覧履歴の少なくとも何れかに基づいて、組み合わせに含まれる人数不足枠を予約した各ユーザが、他の人数不足枠へ予約変更する蓋然性を判断してもよい。そして、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、他の人数不足枠へ予約変更する蓋然性が最も低いユーザが予約している人数不足枠を受け入れ枠に決定し、他の人数不足枠を放出枠に決定してもよい。
ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、上記(1)〜(4)の方法のうち少なくとも2つの方法を組み合わせて、促し対象ユーザを決定してもよい。また、ゴルフ場予約サーバ1は、放出枠及び受け入れ枠を決定せずに、例えば、組み合わせに含まれる人数不足枠を予約した全てのユーザを、促し対象ユーザに決定してもよい。このとき、ゴルフ場予約サーバ1は、各ユーザに、ユーザが予約した人数不足枠とは異なる人数不足枠へ予約変更するように促してもよい。この場合、何れかのユーザが予約変更を行うことにより、何れかの人数不足枠の予約者数が最小催行人数以上になればよい。この場合、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、誰が予約変更するかをユーザ間で調整することができるような構成を備えてもよい。また、例えば、ゴルフ場予約サーバ1は、ゴルフ場提供者が誰に予約変更させるかを調整することができるような構成を備えてもよい。
人数変更可能枠として、人数不足枠と開催条件充足枠との両方が存在する場合がある。この場合、放出枠と受け入れ枠との組み合わせとして、人数不足枠同士の組み合わせと、人数不足枠と開催条件充足枠との組み合わせとの何れも選択可能である。ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、人数不足枠同士の組み合わせを優先的に抽出してもよい。そして、ゴルフ場予約サーバ1は、人数不足枠を組み合わせることができなかった場合、人数不足枠と開催条件充足枠とを組み合わせてもよい。また、ゴルフ場予約サーバ1は、例えば、人数不足枠と開催条件充足枠との組み合わせを優先的に抽出してもよい。そして、ゴルフ場予約サーバ1は、人数不足枠と開催条件充足枠とを組み合わせることができなかった場合、人数不足枠同士を組み合わせてもよい。
図9は、本実施形態に係るゴルフ場予約サーバ1のシステム制御部14の1コース予約変更促し処理の処理例を示すフローチャートである。図9において、図6と同様のステップについては同様の符号が付されている。図9に示すように、先ず、ステップS11、S12が実行される。ステップS12において、人数不足枠判定部141は、人数不足枠があると判定した場合には(ステップS12:YES)、ステップS21に進む。
ステップS21において、人数不足枠判定部141は、人数不足枠が2以上あるか否かを判定する。このとき、人数不足枠判定部141は、人数不足枠が2未満であると判定した場合には(ステップS21:NO)、ステップS13に進む。そして、ステップS13〜S15が実行される。一方、人数不足枠判定部141は、人数不足枠が2以上あると判定した場合には(ステップS21:YES)、ステップS22に進む。
ステップS22において、人数変更可能枠判定部142は、検索された人数不足枠の中から、予約者数の合計が最小催行人数以上且つ最大催行人数以下になる人数不足枠の組み合わせを抽出する。次いで、人数変更可能枠判定部142は、該当する組み合わせがあるか否かを判定する(ステップS23)。このとき、人数変更可能枠判定部142は、該当する組み合わせがないと判定した場合には(ステップS23:NO)、ステップS13に進む。一方、人数変更可能枠判定部142は、該当する組み合わせがあると判定した場合には(ステップS23:YES)、ステップS24に進む。
ステップS24において、促し部143は、抽出した組み合わせのうち1つの組み合わせを選択する。次いで、促し部143は、促し対象ユーザ決定処理を実行する(ステップS25)。促し対象ユーザ決定処理は、選択された組み合わせに含まれる人数不足枠の中から放出枠と受け入れ枠とを決定し、促し対象ユーザを決定する処理である。促し対象ユーザ決定処理の詳細については後述する。次いで、促し部143は、促し対象ユーザに決定されたユーザ宛てに、受け入れ枠に決定された人数不足枠へ予約変更することを促す予約変更促しメールを送信する(ステップS26)。予約変更促しメールを送信するための具体的な処理内容は、ステップS15と同様である。
次いで、促し部143は、抽出した組み合わせの中にまだ選択されていない組み合わせがあるか否かを判定する(ステップS27)。このとき、促し部143は、まだ選択されていない組み合わせがあると判定した場合には(ステップS27:YES)、ステップS28に進む。ステップS28において、促し部143は、まだ選択されていない組み合わせのうち1つの組み合わせを選択する。次いで、促し部143は、ステップS25に進む。一方、促し部143は、全ての組み合わせを選択したと判定した場合には(ステップS27:NO)、1コース予約変更促し処理を終了させる。
次に、ゴルフ場予約サーバ1のシステム制御部14による促し対象ユーザ決定処理について説明する。促し対象ユーザ決定処理の内容は、促し対象ユーザの決定方法に応じて異なる。そのため、以下では、決定方法ごとに説明する。
図10(a)は、予約日時に基づいて促し対象ユーザを決定する場合の促し対象ユーザ決定処理の処理例を示すフローチャートである。図10(a)に示すように、促し部143は、選択された組み合わせに含まれる各時間枠を予約した各ユーザの予約日時を取得する(ステップS31)。具体的に、促し部143は、時間枠に対応する予約リストに登録されている予約番号に対応する予約情報を、予約情報DB12dから検索する。次いで、促し部143は、予約情報から予約日時を取得する。次いで、促し部143は、取得した予約日時のうち最も早い予約日時を特定する。そして、促し部143は、最も早い予約日時に予約された時間枠を、受け入れ枠に決定する(ステップS32)。次いで、促し部143は、選択された組み合わせに含まれる時間枠のうち、受け入れ枠以外の時間枠を、放出枠に決定する。そして、促し部143は、放出枠を予約したユーザを、促し対象ユーザに決定する(ステップS33)。促し部143は、ステップS33の処理を終えると、対象ユーザ決定処理を終了させる。
図10(b)は、予約者数に基づいて促し対象ユーザを決定する場合の促し対象ユーザ決定処理の処理例を示すフローチャートである。図10(b)において、図10(a)と同様のステップについては同様の符号が付されている。図10(b)に示すように、促し部143は、選択された組み合わせに含まれる各時間枠の予約者数を取得する(ステップS41)。次いで、促し部143は、組み合わせに含まれる時間枠のうち、予約者数と最小催行人数との差が最も小さい時間枠を特定する。そして、促し部143は、差が最も小さい時間枠を、受け入れ枠に決定する(ステップS42)。次いで、促し部143は、ステップS33を実行して、促し対象ユーザを決定する。
図10(c)は、ゴルフ場までの移動の容易さに基づいて促し対象ユーザを決定する場合の促し対象ユーザ決定処理の処理例を示すフローチャートである。図10(c)において、図10(a)と同様のステップについては同様の符号が付されている。図10(c)に示すように、促し部143は、ゴルフ場情報DB12bから、対象のゴルフ場の住所を取得する。また、促し部143は、選択された組み合わせに含まれる各時間枠を予約したユーザの住所を取得する(ステップS51)。具体的に、促し部143は、時間枠に対応する予約リストに登録されている予約番号に対応する予約情報を、予約情報DB12dから検索する。そして、促し部143は、予約情報に含まれるユーザIDに対応付けて会員情報DB12aに登録されている会員情報から、住所を取得する。次いで、促し部143は、取得した住所に基づいて、ユーザの住所からゴルフ場までの移動の容易さを示す指標を、ユーザごとに計算する(ステップS52)。例えば、促し部143は、ユーザの住所からゴルフ場の住所までの直線距離を計算する。次いで、促し部143は、計算された指標同士を比較する。そして、促し部143は、比較の結果に基づいて、ゴルフ場までの移動が最も難しいユーザを特定する。例えば、促し部143は、ゴルフ場の住所までの直線距離が最も長いユーザを特定する。そして、促し部143は、ゴルフ場までの移動が最も難しいユーザが予約した時間枠を、受け入れ枠に決定する(ステップS53)。次いで、促し部143は、ステップS33を実行して、促し対象ユーザを決定する。
図10(d)は、操作履歴に基づいて促し対象ユーザを決定する場合の促し対象ユーザ決定処理の処理例を示すフローチャートである。図10(d)において、図10(a)と同様のステップについては同様の符号が付されている。図10(d)に示すように、促し部143は、選択された組み合わせに含まれる各時間枠を予約したユーザの検索履歴及び閲覧履歴を取得する(ステップS61)。具体的に、促し部143は、時間枠に対応する予約リストに登録されている予約番号に対応する予約情報を、予約情報DB12dから検索する。次いで、促し部143は、予約情報からユーザID及び予約日時を取得する。次いで、促し部143は、操作履歴DB12eから、取得したユーザIDを含む操作履歴を検索するする。次いで、促し部143は、検索された操作履歴の中から、予約サイトへのログインの履歴を抽出する。次いで、促し部143は、抽出した履歴の操作日時を、ログイン日時として取得する。ログインの履歴が複数ある場合、促し部143は、複数のログイン日時の中から、予約日時よりも前のログイン日時であって、且つ、予約日時に最も近いログイン日時を選択する。次いで、促し部143は、ログイン日時から予約日時までの間に操作日時が含まれる操作履歴のうち、検索履歴及び時間枠詳細ページの閲覧履歴を抽出する。ログイン日時は、ユーザが予約サイトの利用を開始した日時である。そのため、促し部143は、ユーザが予約サイトの利用を開始してから時間枠を予約するまでの間にユーザが行った操作の履歴を取得する。促し部143は、時間枠を予約したユーザごとに、検索履歴及び閲覧履歴を取得する。
次いで、促し部143は、取得した履歴に基づいて、各ユーザが予約変更する蓋然性を決定する(ステップS62)。例えば、促し部143は、予約変更する蓋然性を示すスコアを計算してもよい。例えば、スコアが高いほど、蓋然性が高い。促し部143は、選択された組み合わせに含まれる時間枠を予約したユーザのうち1人を選択する。次いで、促し部143は、選択したユーザのスコアを、例えば、0に設定する。次いで、促し部143は、選択された組み合わせに含まれる時間枠のうち、選択したユーザが予約していない方の時間枠のスタート時間を取得する。このスタート時間を、「非予約スタート時間」という。
次いで、促し部143は、選択したユーザの検索履歴から、指定された希望スタート時間帯を取得する。検索履歴が複数ある場合、促し部143は、各検索履歴から希望スタート時間帯を取得する。このとき、促し部143は、検索履歴に希望スタート時間帯が含まれていない場合、予め設定された第1加算値をスコアに加算する。その理由は、希望スタート時間帯を指定していないユーザは、希望スタート時間帯を指定したユーザよりも、予約を変更する蓋然性が高いからである。次いで、促し部143は、非予約スタート時間が、何れかの希望スタート時間帯に含まれる場合、促し部143は、予め設定された第2加算値をスコアに加算する。その理由は、希望スタート時間帯外にある時間帯よりも、希望スタート時間帯内にある時間帯へ、ユーザが予約変更する蓋然性が高いからである。次いで、促し部143は、選択したユーザが予約した時間枠のスタート時間が、何れの希望スタート時間帯にも含まれない場合、予め設定された第3加算値をスコアに加算する。その理由は、希望スタート時間帯外にある時間帯を予約したユーザは、希望スタート時間帯内にある時間枠を予約したユーザよりも、予約を変更する蓋然性が高いからである。
次いで、促し部143は、選択したユーザの閲覧履歴から、ユーザが情報を閲覧した時間枠のスタート時間を取得する。閲覧履歴が複数ある場合、促し部143は、各閲覧履歴からスタート時間を取得する。次いで、促し部143は、ユーザが情報を閲覧した時間枠のスタート時間の少なくとも何れかと、非予約スタート時間とが一致する場合、促し部143は、予め設定された第4加算値をスコアに加算する。その理由は、ユーザが情報を閲覧した時間枠で、ユーザがプレーしたい蓋然性が高いからである。
促し部143は、順次ユーザを選択して、スコアを計算する。なお、第1〜第4加算値は、それぞれ任意の値に設定されていてもよい。また、ここで説明した方法は、操作履歴に基づいて予約変更する蓋然性を決定する方法の一例である。促し部143は、操作履歴に基づき、別の方法で、予約変更する蓋然性を決定してもよい。
次いで、促し部143は、計算したスコアを、ユーザ間で比較する。そして、促し部143は、スコアが最も低いユーザを特定する。そして、促し部143は、スコアが最も低いユーザが予約した人数不足枠を、受け入れ枠に決定する(ステップS63)。次いで、促し部143は、ステップS33を実行して、促し対象ユーザを決定する。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部14が、人数不足枠がある場合、この人数不足枠との予約者数の合計が最小催行人数以上である人数不足枠を人数変更可能枠として検索する。そして、システム制御部14が、何れか一方の人数不足枠を予約したユーザのユーザIDを取得して、予約を変更することを促す情報を出力する。従って、複数の人数不足枠を予約していたユーザの何れもが、ゴルフに参加することができる。また、予約が取り消される時間枠を減らすことができる。
また、システム制御部14が、記憶部12から、各人数不足枠を予約したユーザの予約日時を取得する。そして、システム制御部14が、人数不足枠を予約したユーザのうち、予約日時が遅い方のユーザに予約を変更することを促す情報を出力する。従って、受け入れ枠の予約者数が最小催行人数以上になる蓋然性を高めることができる。
また、システム制御部14が、人数不足枠のうち、予約者数と最小催行人数との差が大きい方の時間枠を予約しているユーザに予約を変更することを促す情報を出力する。従って、受け入れ枠の予約者数が最小催行人数以上になる蓋然性を高めることができる。
また、システム制御部14が、記憶部12から、各人数不足枠を予約したユーザの住所を取得する。次いで、システム制御部14が、取得された住所に基づいて、人数不足枠を予約したユーザがゴルフ場へ移動する容易さを互いに比較する。そして、システム制御部14が、比較の結果、人数不足枠を予約したユーザのうち、移動が容易である方のユーザに予約を変更することを促す情報を出力する。従って、受け入れ枠の予約者数が最小催行人数以上になる蓋然性を高めることができる。
また、システム制御部14が、記憶部12から、各人数不足枠を予約したユーザの操作履歴を取得する。次いで、システム制御部14が、取得された操作履歴に基づいて、人数不足枠を予約したユーザが予約を変更する蓋然性を互いに比較する。そして、システム制御部14が、比較の結果、人数不足枠を予約したユーザのうち、蓋然性が高い方のユーザに予約を変更することを促す情報を出力する。従って、受け入れ枠の予約者数が最小催行人数以上になる蓋然性を高めることができる。
なお、上記各実施形態においては、本発明のイベントがゴルフに適用されていた。しかしながら、ゴルフとは異なるイベントに本発明が適用されてもよい。
また、上記各実施形態においては、本発明の情報処理装置が、クライアントサーバシステムにおけるサーバ装置に適用されていた。しかしながら、本発明の情報処理装置が、サーバ装置以外の情報処理装置に適用されてもよい。例えば、本発明の情報処理装置がユーザ端末3等に適用されてもよい。そして、例えば、情報処理装置が備える制御部が本発明における手段として機能することにより、制御部が、ディスプレイ等の表示手段に、本発明に係る情報を出力してもよい。この場合、表示手段は、情報処理装置に備えられていてもよい。または、表示手段は、情報処理装置とは別個の装置であってもよい。
1 ゴルフ場予約サーバ
2 ゴルフ場端末
3 ユーザ端末
11 通信部
12 記憶部
12a 会員情報DB
12b ゴルフ場情報DB
12c 予約状況DB
12d 予約情報DB
12e 操作履歴DB
13 入出力インターフェース
14 システム制御部
14a CPU
14b ROM
14c RAM
15 システムバス
141 人数不足枠判定部
142 人数変更可能枠判定部
143 促し部
NW ネットワーク
S 情報処理システム

Claims (12)

  1. イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得手段と、
    予約された前記予約枠の中に、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、前記人数取得手段により取得された人数が前記最大人数未満である第2予約枠であって、第2予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠を予約したユーザの少なくとも一部の人数との合計が前記最小人数以上である第2予約枠を検索する検索手段と、
    前記検索手段により前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち何れか一方であって、前記人数取得手段により取得された前記人数が前記一方の前記最小人数未満である前記予約枠を予約したユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち該ユーザが予約していない方の前記予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記検索手段は、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数未満である前記第2予約枠を検索することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    ユーザが前記予約枠を予約した日時を記憶する日時記憶手段から、前記第1予約枠を予約したユーザの前記日時と、前記第2予約枠を予約したユーザの前記日時と、を取得する日時取得手段を更に備え、
    前記識別情報取得手段は、前記第1予約枠を予約したユーザ及び前記第2予約枠を予約したユーザのうち、前記日時取得手段により取得された前記日時が遅い方のユーザの前記識別情報を取得することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記識別情報取得手段は、前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち、予約しているユーザの人数と前記最小人数との差が大きい方の前記予約枠を予約しているユーザの前記識別情報を取得することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項2乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    ユーザの住所を示す住所情報を記憶する住所記憶手段から、前記第1予約枠を予約したユーザの前記住所情報と、前記第2予約枠を予約したユーザの前記住所情報と、を取得する住所取得手段と、
    前記住所取得手段により取得された前記住所情報に基づいて、前記第1予約枠を予約したユーザが前記イベントの開催場所へ移動する容易さと、前記第2予約枠を予約したユーザが前記開催場所へ移動する容易さと、を比較する容易さ比較手段と、
    を更に備え、
    前記識別情報取得手段は、前記容易さ比較手段による比較の結果、前記第1予約枠を予約したユーザ及び前記第2予約枠を予約したユーザのうち、移動が容易である方のユーザの前記識別情報を取得することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項2乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    予約可能な前記予約枠の検索が可能なウェブサイトにおけるユーザの操作の履歴を記憶する履歴記憶手段から、前記第1予約枠を予約したユーザの前記履歴と、前記第2予約枠を予約したユーザの前記履歴と、を取得する履歴取得手段と、
    前記履歴取得手段により取得された前記履歴に基づいて、前記第1予約枠を予約したユーザが予約を変更する蓋然性と、前記第2予約枠を予約したユーザが予約を変更する蓋然性と、を比較する蓋然性比較手段と、
    を更に備え、
    前記識別情報取得手段は、前記蓋然性比較手段による比較の結果、前記第1予約枠を予約したユーザ及び前記第2予約枠を予約したユーザのうち、前記蓋然性が高い方のユーザの前記識別情報を取得することを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記検索手段は、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数以上である前記第2予約枠を検索し、
    前記識別情報取得手段は、前記第1予約枠を予約したユーザの前記識別情報を取得することを特徴とする情報処理装置。
  8. イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得手段と、
    予約された前記予約枠の中に、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、前記人数取得手段により取得された人数が該予約枠の前記最小人数より多い第2予約枠であって、第2予約枠を予約したユーザの人数と第2予約枠の前記最小人数との差が、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上である第2予約枠を検索する検索手段と、
    前記検索手段により前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第2予約枠を予約したユーザのうち、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上の人数のユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得ステップと、
    予約された前記予約枠の中に、前記人数取得ステップにより取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、前記人数取得ステップにより取得された人数が前記最大人数未満である第2予約枠であって、第2予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠を予約したユーザの少なくとも一部の人数との合計 が前記最小人数以上である第2予約枠を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち何れか一方であって、前記人数取得ステップにより取得された前記人数が前記一方の前記最小人数未満である前記予約枠を予約したユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップにより取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち該ユーザが予約していない方の前記予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得ステップと、
    予約された前記予約枠の中に、前記人数取得ステップにより取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、前記人数取得ステップにより取得された人数が該予約枠の前記最小人数より多い第2予約枠であって、第2予約枠を予約したユーザの人数と第2予約枠の前記最小人数との差が、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上である第2予約枠を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第2予約枠を予約したユーザのうち、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上の人数のユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップにより取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. コンピュータを、
    イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得手段、
    予約された前記予約枠の中に、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、前記人数取得手段により取得された人数が前記最大人数未満である第2予約枠であって、第2予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠を予約したユーザの少なくとも一部の人数との合計 が前記最小人数以上である第2予約枠を検索する検索手段、
    前記検索手段により前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち何れか一方であって、前記人数取得手段により取得された前記人数が前記一方の前記最小人数未満である前記予約枠を予約したユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得手段、及び、
    前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠及び前記第2予約枠のうち該ユーザが予約していない方の前記予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  12. コンピュータを、
    イベントに参加するユーザの最小人数及び最大人数が設定された予約枠であって、予約したユーザの人数が前記最小人数以上である場合に前記イベントが開催され、前記人数が前記最小人数未満である場合に予約が取り消される予約枠を予約したユーザの人数を、前記予約枠ごとに取得する人数取得手段、
    予約された前記予約枠の中に、前記人数取得手段により取得された人数が前記最小人数未満である第1予約枠がある場合、予約された前記予約枠の中から、前記人数取得手段により取得された人数が該予約枠の前記最小人数より多い第2予約枠であって、第2予約枠を予約したユーザの人数と第2予約枠の前記最小人数との差が、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上である第2予約枠を検索する検索手段、
    前記検索手段により前記第2予約枠が検索された場合、ユーザを識別する識別情報を該ユーザが予約した前記予約枠に関連付けて記憶する記憶手段から、前記第2予約枠を予約したユーザのうち、前記第1予約枠を予約したユーザの人数と前記第1予約枠の前記最小人数との差以上の人数のユーザの前記識別情報を取得する識別情報取得手段、及び、
    前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報により識別されるユーザに前記第1予約枠へ予約を変更することを促す情報を出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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