JPWO2014123237A1 - 清掃具の製造方法および製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃具の製造方法および製造装置に関する一層合理的な構築技術を提供する。【解決手段】清掃シート(A200)と、保持具(A400)とを有する清掃具の製造方法および製造装置(100)であって、複数の帯状体(400)を供給する工程と、複数の帯状体(400)を重ねる工程と、重ねた前記帯状体(400)を、ドラムロール(310)と、接合加工部(320)とを有する接合装置(300)へ供給する工程と、接合装置(300)により、重ねた帯状体(400)の所定領域に接合領域(500)を形成する工程と、を有する。

Description

本発明は、清掃対象を清掃するための清掃具の製造方法および製造装置に関する。
特開2002−369783号公報には、清掃シートと、清掃シートを保持する保持具とを有する清掃具が開示されている。清掃シートは、不織布などによるシート部と、長繊維による繊維集合体とを、接合部により接合することにより形成される。
特開2002−369783号公報
特開2002−369783号公報に記載された清掃シートを製造する場合は、まず、シート部を形成する資材と、繊維集合体を形成する資材を供給する。次に、シート部を形成する資材と、繊維集合体を形成する資材とを重ねる。さらに、重ねた資材の移動を一時停止する。この重ねた資材の移動が一時停止している間に、重ねた資材同士を接合する。そして、重ねた資材同士の接合が完了した後に、一時停止を解除する。しかる後に、重ねた資材同士を切断し、所望の清掃シートを得る。
すなわち、特開2002−369783号公報に記載された清掃具および清掃シートを製造するにあたっては、積層された資材同士を一時停止する工程が必要であった。よって、生産の高速化を図ることが困難であった。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、清掃具の製造方法および製造装置に関する一層合理的な構築技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、本発明に係る清掃具の製造方法の好ましい形態は、清掃シートと、清掃シートを保持する保持具とを有する清掃具の製造方法に関する。
本発明に係る清掃具の製造方法は、清掃シートを形成する複数の帯状体を供給する工程と、複数の帯状体を重ねる工程と、重ねた帯状体を、ドラムロールと、接合加工部とを有する接合装置へ供給する工程と、接合装置により、重ねた帯状体の所定領域に接合領域を形成する工程と、を有する。
よって、本発明に係る清掃具の製造方法によれば、重ねた帯状体に対し接合領域を設けるにあたり、帯状体を連続して搬送し続けることが可能となる。したがって、清掃具の生産を高速化することが可能となる。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、接合加工部は、接合領域形成部を有する。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、接合加工部は、第1接合領域形成部と第2接合領域形成部とを有する。
そして、第1接合領域形成部は、重ねた帯状体の所定領域に対し第1接合領域を形成する。さらに、第2接合領域形成部は、重ねた帯状体の所定領域に対し第2接合領域を形成する。
すなわち、接合領域は、第1接合領域と第2接合領域とにより形成される。したがって、帯状体を確実に接合できる接合領域を形成することができる。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、第1接合領域と、第2接合領域とは互いに重なる。よって、この第1接合領域と第2接合領域の重なった領域により、帯状体を確実に接合することが可能となる。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、第1接合領域と、第2接合領域とは互いに重ならない。すなわち、第1接合領域と第2接合領域を重ねないことにより、より設計自由度の高い接合領域を形成することが可能となる。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、第1接合領域と、第2接合領域とは異なる面積を有する。よって、接合領域の形成にあたり、自由度を確保することが可能となる。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、第1接合領域と、第2接合領域とは同一の面積を有する。よって、接合領域の形成にあたり、自由度を確保することが可能となる。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、接合装置は、単一のドラムロールに対し複数の接合加工部を有する。よって、単一のドラムロールを有する接合装置において、帯状体に対して多様な接合形態を施すことが可能となる。また、ドラムロールが単一であるため、製造装置としてのコストを低減することが可能となる。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、接合装置は、第1接合装置と、第2接合装置とを有する。よって、第1接合装置と第2接合装置により、帯状体に対して多様な接合形態を施すことが可能となる。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、帯状体は、不織布によるシート資材である。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、帯状体は、長繊維からなる繊維資材である。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、重ねた帯状体は、複数のシート資材により形成される。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、重ねた帯状体は、複数の繊維資材により形成される。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、重ねた帯状体は、シート資材と、繊維資材とにより形成される。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、重ねた帯状体は、積層体を形成する。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、接合装置は、積層体に接合領域を形成することにより、積層体を形成する帯状体同士を接合する接合部を構成する。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、積層体は、第1積層体と、第2積層体とにより構成される。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、第1接合装置は、第1積層体に接合部を形成する。さらに、第2接合装置は、第1積層体と第2積層体とに接合部を形成する。すなわち、積層体や、複数の積層体に対し、それぞれ異なる接合部を設けることができる。よって、所望の形態の清掃具を得ることが可能となる。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、清掃シートは、シート部と繊維集合体とを有する。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、シート部は、シート資材を切断することにより形成される。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、繊維集合体は、繊維資材を切断することにより形成される。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、所定方向において、繊維集合体よりもシート体の方が短く形成された清掃シートが構成される。
本発明に係る清掃具の製造方法の更なる形態によれば、シート体の一方側と他方側のそれぞれに繊維集合体が設けられた清掃シートが構成される。
上記課題を解決するため、本発明に係る清掃具の製造装置の好ましい形態によれば、清掃シートと、清掃シートを保持する保持具とを有する清掃具の製造装置に関する。
清掃具の製造装置は、清掃シートを形成する複数の帯状体を供給する装置と、複数の帯状体を重ねる装置と、ドラムロールと接合加工部とを有する接合装置とを有する。そして、接合装置は、重ねた帯状体の所定領域に接合領域を形成する。
よって、本発明に係る清掃具の製造装置によれば、重ねた帯状体に対し接合領域を設けるにあたり、帯状体を連続して搬送し続けることが可能となる。したがって、清掃具の生産を高速化することが可能となる。
本発明によれば、清掃具の製造方法および製造装置に関する一層合理的な構築技術を提供することが可能となる。
本発明に係る接合装置の概要を示す図である。 本発明に係る接合領域の概要を示す図である。 本発明に係る接合装置の概要に係る図である。 本発明に係る接合領域の概要を示す図である。 本発明に係る接合領域の概要を示す図である。 本発明に係る接合領域の概要を示す図である。 本発明に係る接合領域の概要を示す図である。 本発明に係る接合装置の概要を示す図である。 本発明に係る接合装置の概要を示す図である。 清掃具を示す斜視図である。 保持具を示す図である。 清掃体を示す分解斜視図である。 第1清掃体を一方の側から見た図である。 第1清掃体を他方の側から見た図である。 図14におけるI−I線断面図である。 本発明に係る第1製造装置の説明図である。 第1製造装置における積層シート資材供給パートの説明図である。 積層シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 積層シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 第1製造装置における第1繊維資材供給パートの説明図である。 第1製造装置における第1接合パートの説明図である。 第1接合パートにおける資材の状態を示す図である。 図23におけるII−II線断面図である。 第1製造装置におけるシート資材供給パートの説明図である。 シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 第1製造装置における第2繊維資材供給パートの説明図である。 第1製造装置における第2接合パートの説明図である。 第2接合パートにおける資材の状態を示す図である。 図29におけるIII−III線断面図である。 第1製造装置における最終処理パートの説明図である。 最終処理パートにおける資材の状態を示す図である。 図32におけるIV−IV線断面図である。 本発明に係る第2製造装置の説明図である。 第2製造装置における積層シート資材供給パートの説明図である。 積層シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 積層シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 第2製造装置における第1繊維資材供給パートの説明図である。 第2製造装置におけるシート資材供給パートの説明図である。 シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 第2製造装置における第2繊維資材供給パートの説明図である。 第2製造装置における接合パートの説明図である。 接合パートにおける資材の状態を示す図である。 図44におけるV−V線断面図である。 接合パートにおける資材の状態を示す図である。 図46におけるVI−VI線断面図である。 第2製造装置における最終処理パートの説明図である。 最終処理パートにおける資材の状態を示す図である。 図49におけるVII−VII線断面図である。 第2清掃体を一方の側から見た図である。 第2清掃体を他方の側から見た図である。 図52におけるVIII−VIII線断面図である。 本発明に係る第3製造装置の説明図である。 第3製造装置における積層シート資材供給パートの説明図である。 第3製造装置における積層シート資材供給パートの説明図である。 積層シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 積層シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 積層シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 第3製造装置における第1繊維資材供給パートの説明図である。 第3製造装置における第1接合パートの説明図である。 第1接合パートにおける資材の状態を示す図である。 第1接合パートにおける資材の状態を示す図である。 図63におけるXI−XI線断面図である。 第3製造装置におけるシート資材供給パートの説明図である。 シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 第3製造装置における第2繊維資材供給パートの説明図である。 第3製造装置における第2接合パートの説明図である。 第2接合パートにおける資材の状態を示す図である。 図70におけるX−X線断面図である。 第3製造装置における最終処理パートの説明図である。 最終処理パートにおける資材の状態を示す図である。 図73におけるXI−XI線断面図である。 第3清掃体を一方の側から見た図である。 第3清掃体を他方の側から見た図である。 図14におけるXII−XII線断面図である。 本発明に係る第4製造装置の説明図である。 第4製造装置における積層シート資材供給パートの説明図である。 積層シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 積層シート資材供給パートにおける資材の状態を示す図である。 第4製造装置における第1繊維資材供給パートの説明図である。 第4製造装置における第1接合パートの説明図である。 第1接合パートにおける資材の状態を示す図である。 図84におけるXIII−XIII線断面図である。 第4製造装置における第2繊維資材供給パートの説明図である。 第4製造装置における第2接合パートの説明図である。 第2接合パートにおける資材の状態を示す図である。 第2接合パートにおける資材の状態を示す図である。 図89におけるXIV−XIV線断面図である。 第4製造装置における最終処理パートの説明図である。 最終処理パートにおける資材の状態を示す図である。 図92におけるXV−XV線断面図である。
(本発明の概要)
以下、本発明の実施形態について、図1〜図93に基づき説明する。
本発明は、清掃体A200と、清掃体A200を保持する清掃体ホルダA400とを有する清掃具A100の製造方法および製造装置に関する。
この清掃体A200が、本発明に係る「清掃シート」の一例である。この清掃体ホルダA400が、本発明に係る「保持具」の一例である。この清掃具A100が、本発明に係る「清掃具」の一例である。なお、清掃具A100、清掃体A200および清掃体ホルダA400の詳細な構成については後述する。
清掃具A100の製造方法および清掃体A200の製造方法は、清掃体A200を形成する複数の帯状体400を供給する工程と、複数の帯状体400を重ねる工程と、重ねた帯状体400をドラムロール310と、接合加工部320とを有する接合装置300へ供給する工程と、接合装置300により、重ねた帯状体400の所定領域に接合領域500を形成する工程と、を有する。
この帯状体400が、本発明に係る「帯状体」の一例である。このドラムロール310が、本発明に係る「ドラムロール」の一例である。この接合加工部320が、本発明に係る「接合加工部」の一例である。この接合装置300が、本発明に係る「接合装置」の一例である。この接合領域500が、本発明に係る「接合領域」の一例である。
(接合装置の概要)
以下、図1〜図9に基づき、本発明に係る接合装置を説明する。本発明に係る接合装置は、いくつかの形態を有する。まずは、図1に示される形態の接合装置を説明する。
接合装置300は、機械方向MDへ回転されるドラムロール310と、接合加工部320とを有する。ドラムロール310を回転駆動する機構については、周知であるため省略する。接合装置300は、複数の帯状体400に対し接合領域500を形成する。すなわち、機械方向MDに搬送される第1帯状体401と第2帯状体402とは、接合装置300に供給される。この際、第1帯状体401と第2帯状体402は重ねられる。接合装置300においては、ドラムロール310と接合加工部320とにより、重ねられた第1帯状体401と第2帯状体402に接合領域500が設けられる。接合領域500は、図2に示されるように、重ねられた第1帯状体401と第2帯状体402の所定領域に設けられる。この接合領域500により、重ねられた第1帯状体401と第2帯状体402の所定領域が接合される。なお、この接合領域500は、後述する清掃体A200における接合部A320を形成する。この接合部A320が、本発明に係る「接合部」の一例である。所定領域が接合された第1帯状体401と第2帯状体402は、第3帯状体403とされる。第3帯状体403は、次の工程に向かうために、機械方向MDに搬送される。なお、接合装置300は、ドラムロール310に対し帯状体400(第1帯状体401、第2帯状体402、第3帯状体403)を固定するための複数の抑えロール340を有する。
すなわち、帯状体400は、ドラムロール310の回転に追随し、搬送される。したがって、接合装置300は、帯状体400の搬送状態を停止することなく、帯状体400に対し接合領域500を形成することが可能となる。
接合加工部320は、接合領域形成部330により形成される。接合領域形成部330は、具体的にはエンボスロールにより形成することができる。この接合領域形成部330が、本発明に係る「接合領域形成部」の一例である。
エンボスロールは、接合領域500を形成するための凸部(図示せず)と、凸部を加熱するための加熱部(図示せず)を有する。なお、この凸部および加熱装置は、周知のヒートシール装置の構成を適宜選択することが可能であるため、詳細な説明を省略する。なお、凸部および加熱装置は、エンボスロールではなく、ドラムロール310に設けることも可能である。このような構成の接合加工部320により、帯状体400の所定領域を熱溶融し、接合領域500を形成することができる。
なお、接合領域形成部330は、エンボスロールに限られない。例えば、特開2002−355270号、特開2005−205026号、特開2004−298413号、特開2012−76342号などに開示された技術を使用することができる。
帯状体400は、長尺状に形成されており、ロール状にて装置に搬入される。帯状体400は、不織布などによるシート資材A340とすることができる。また、帯状体400は、長繊維による繊維資材A230とすることができる。
重ねた帯状体400は、複数のシート資材A340を重ねることにより形成することができる。また、重ねた帯状体400は、複数の繊維資材A230により形成することができる。また、重ねた帯状体は、シート資材A340と、繊維資材A230により形成することができる。
さらに、重ねた帯状体400は、積層体A500を形成する。
このシート資材A340、繊維資材A230、積層体A500の詳細は後述する。
このシート資材A340が、本発明に係る「シート資材」の一例である。この繊維資材A230が、本発明に係る「繊維資材」の一例である。この積層体A500が、本発明に係る「積層体」の一例である。
次に、図2に基づき他の形態の接合装置300を説明する。図2に示す接合装置300は、単一のドラムロール310対し、単一の接合加工部320を有する。この単一の接合加工部320は、複数の接合領域形成部330を有する。図2においては、接合領域形成部330として、第1接合領域形成部331と、第2接合領域形成部332とを有する。なお、接合領域形成部330は、2つ以上形成することも可能である。
この第1接合領域形成部331が、本発明に係る「第1接合領域形成部」の一例である。この第2接合領域形成部332が、本発明に係る「第2接合領域形成部」の一例である。
ドラムロール310と、接合領域形成部330とを有する接合装置300は、帯状体400を一時停止することなく接合領域500を形成することができる。したがって、接合装置300により、高速生産を行うことが可能となる。一方、高速で製造する場合には、帯状体400の通過速度が増加する。よって、接合領域500を形成するために必要な熱を付加できなくなる問題が発生する。一方、接合領域形成部330の温度を上昇させると、帯状体400が高温により断裂するリスクが発生する。
よって、このような問題を解決するために、図2に示される接合装置300は有効である。すなわち、所望の接合領域500を、複数の接合領域形成部330により形成するため、それぞれの接合領域形成部330の温度を大きくあげる必要が無い。したがって、帯状体400を破断することなく、確実に接合領域500を形成することが可能となる。
第1接合領域形成部331は、帯状体400に対し、第1接合領域501を形成する。第2接合領域形成部332は、帯状体400に対し、第2接合領域502を形成する。この第1接合領域501が、本発明に係る「第1接合領域」の一例である。この第2接合領域502が、本発明に係る「第2接合領域」の一例である。
第1接合領域501と、第2接合領域502とは同一の形状とすることができる。また、第1接合領域501と、第2接合領域502とは異なった形状とすることができる。
図4〜図7に基づき、第1接合領域501と第2接合領域502の形態を説明する。
図4は、第1接合領域501と、第2接合領域502とが異なる面積を有する形態を示す。すなわち、第1接合領域501と、第2接合領域502との面積が異なる。図4の場合、第1接合領域501の方が、第2接合領域502よりも面積が広い。
この場合、第1接合領域501と第2接合領域502とが、第2接合領域502において重なる。よって、この第1接合領域501と第接合領域502とが重なる領域において、帯状体400が確実に接合される。
図5は、第1接合領域501と第2接合領域502とが同一の面積を有する形態を示す。図5に示す形態の場合、第1接合領域501が形成される帯状体400の領域と、第2接合領域とが形成される帯状体400の領域とを異ならせることにより、第1接合領域501と第2接合領域とを重ねることができる。よって、この第1接合領域501と第2接合領域502とが重なる領域において、帯状体400が確実に接合される。
図6は、第1接合領域501と第2接合領域502とが異なる形状を有する形態を示す。図6に示す形態の場合、第1接合領域501は、互いに間隔を空けた線状にて形成される。第2接合領域502は、互いに間隔を空けたドット状にて形成される。
図6に示す場合であっても、第1接合領域501と第2接合領域とを重ねることができる。よって、この第1接合領域501と第接合領域502とが重なる領域において、帯状体400が確実に接合される。
図7は、第1接合領域501と第2接合領域502とが重ならない形態を示す。図7に示す形態の場合、第1接合領域501は、互いに間隔を空けた線状にて形成される。第2接合領域502は、互いに間隔を空けたドット状にて形成される。さらに、第2接合領域502は、隣接する第1接合領域501同士の間における帯状体400の領域に形成される。
図7に示す形態の場合、第1接合領域501と第2接合領域502とは重なっていない。しかし、第1接合領域形成部331が第1接合領域501を形成した場合の余熱が、隣り合う第1接合領域501の間に残っている。よって、この隣り合う第1接合領域501の間を、第2接合領域形成部332が容易に加熱することができる。よって、第2接合領域502が確実に形成される。
図8は、接合装置300における他の形態を示す。清掃具の製造装置または清掃シートの製造装置は、複数の接合装置300を有することができる。図8に示す接合装置300は、第1接合装置301と、第2接合装置302とを有する。この第1接合装置301が、本発明に係る「第1接合装置」の一例である。この第2接合装置302が、本発明に係る「第2接合装置」の一例である。なお、清掃具の製造装置または清掃シートの製造装置は、さらに多数の接合装置300を有することもできる。
このような構成により、帯状体400の積層状態に応じ、より多様な接合領域500を得ることが可能となる。すなわち、第1帯状体401と、第2帯状体402が機械方向MDに搬送され、第1接合装置301に供給される。第1接合装置301は、第1帯状体401と第2帯状体402とに接合領域500を設ける。接合された第1帯状体401と第2帯状体は、第3帯状体403を形成する。第3帯状体403は、機械方向MDに搬送され、第2接合装置302に供給される。また、第4帯状体404が第2接合装置302に供給される。この際、第3帯状体403と第4帯状体404とは重ねられる。第2接合装置302は、重ねられた第3帯状体403と第4帯状体404とに接合領域500を設ける。接合された第3帯状体403と、第4帯状体404は、第5帯状体405を形成する。第5帯状体405は、機械方向MDに搬送され、他の装置へ供給される。
すなわち、図8に示す接合装置300においては、第5帯状体405を得ることができる。第5帯状体405は、第1帯状体401と第2帯状体402とを接合する接合領域500と、第3帯状体403(第1帯状体401と第2帯状体402)と、第4帯状体404とを接合する接合領域500を有する。よって、図8に示す接合装置300は、帯状体400の積層対応に応じた接合領域500を得ることが可能となる。
図9は、接合装置300における他の形態を示す。接合装置300は、単一のドラムロール310に対し、複数の接合加工部320を有することができる。図9に示す接合装置300は、第1接合加工部321と、第2接合加工部322とを有する。なお、接合装置300は、さらに多数の接合加工部320を有することが可能である。
このような構成により、帯状体400の積層状態に応じ、より多様な接合領域500を得ることが可能となる。すなわち、第1帯状体401と、第2帯状体402が機械方向MDに搬送され、接合装置300に供給される。ドラムロール310と第1接合加工部321は、第1帯状体401と第2帯状体402とに接合領域500を設ける。接合された第1帯状体401と第2帯状体は、第3帯状体403を形成する。第3帯状体403は、ドラムロール310の機械方向MDへの回転に伴いに搬送され、第2接合加工部322に供給される。また、第4帯状体404が第2接合加工部322に供給される。この際、第3帯状体403と第4帯状体404とは重ねられる。ドラムロール310と第2接合加工部322は、重ねられた第3帯状体403と第4帯状体404とに接合領域500を設ける。接合された第3帯状体403と、第4帯状体404は、第5帯状体405を形成する。第5帯状体405は、機械方向MDに搬送され、他の装置へ供給される。
すなわち、図9に示す接合装置300においては、第5帯状体405を得ることができる。第5帯状体405は、第1帯状体401と第2帯状体402とを接合する接合領域500と、第3帯状体403(第1帯状体401と第2帯状体402)と、第4帯状体404とを接合する接合領域500を有する。よって、図9に示す接合装置300は、帯状体400の積層対応に応じた接合領域500を得ることが可能となる。さらに、ドラムロール310は単一であるため、コストダウンを図ることができる。
(清掃具の構成)
次に、本発明に係る清掃具A100の概要を、図10〜図15に基づき説明する。
清掃具A100は、清掃対象を清掃する。清掃対象としては、一戸建て、マンション、ビル、工場、車両などの室内、室外、屋外における被清掃面(床面、壁面、窓、天井面、外壁面、家具面、衣類、カーテン、寝具、照明、家電品など)や、人体の各構成部位における被清掃面などが挙げられる。これら各種の被清掃面は、平面として構成されてもよいし、或いは曲面、凹凸面、段差面として構成されてもよい。
図10に示すように、清掃具A100は、清掃体ホルダA400と清掃体A200で構成される。清掃体ホルダA400は、清掃体A200に着脱可能であり、清掃体A200を保持するように構成されている。
清掃具A100は、長手方向A100Yと、長手方向A100Yと交差する方向によって規定される長手交差方向A100Xの双方に延在するように構成される。この長手方向A100Yは、清掃体A200に清掃体ホルダA400を挿入する方向と平行な方向により規定される。この清掃体A200に清掃体ホルダA400を挿入する方向は、挿入方向A100Y1とされる。この挿入方向A100Y1と反対向きの方向は引抜方向A100Y2とされる。
長手方向A100Yおよび長手交差方向A100Xのそれぞれと交差する方向は、厚み方向A100Zとされる。なお、本発明に係る実施形態の説明において、特別の記載がない限りは、「交差」とは「直交」を意味する。
清掃体A200において、長手交差方向A100Xの中心となる点を長手交差方向中心点A100XCと規定する。なお、長手交差方向中心点A100XCを形成するための長手交差方向A100Xは、清掃体A200上における任意の箇所の長手交差方向A100Xを適宜採択し得るものである。
そして、長手交差方向中心点A100XCを通過する、長手方向A100Yと平行な直線を長手方向中心線A100YCと規定する。
長手交差方向中心点A100XCから清掃体A200が存在しない領域へ向く方向を外側方向A100D1と規定する。さらに、清掃体A200が存在しない領域から長手交差方向中心点A100XCへ向く方向を内側方向A100D2と規定する。
(清掃体ホルダの構成)
図11に示すように、清掃体ホルダA400は、ハンドル部A410および清掃体保持部A420を主体として構成されている。ハンドル部A410は、長尺状に形成されており、清掃時にユーザに保持される部材である。ハンドル部A410は、ハンドルA411とハンドル接合部A412を有する。ハンドル接合部A412は、清掃体保持部A420の連接部A430に接合されている。そして、ハンドルA411は、ハンドル接合部A412から延在する長尺状に形成されている。
清掃体保持部A420は、樹脂材料にて成型されており、清掃体A200を保持するための部材である。清掃体保持部A420は、長尺状に形成された2つの保持部材A421、凸部A460および押え板A470等を主体として構成されている。具体的には、清掃体保持部A420は、ポリプロピレン(PP)が使用される。なお、清掃体保持部A420は可撓性を有する樹脂材料を適宜選択することができる。例えば、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS)、ポリエステル系の熱可塑性エラストマーを使用できる。
保持部材A421は、連接部A430からハンドルA411が延在する方向と反対の方向に向かって延在して形成されている。すなわち、保持部材A421は、連接部A430と、先端部A440と、連接部A430から先端部A440に向かって延在した中間部A450とを有する。2つの保持部材A421の先端部A440はそれぞれ自由端となっている。
凸部A460は、中間部A450における外側方向A100D1に設けられる。凸部A460は、連接部A430側に設けられた第1凸部A461と、先端部A440側に設けられた第2凸部A462とを有する。
押え板A470は、連接部A430から突出して形成される。押え板A470は、一対の保持部材A421の間に、保持部材A421と平行に延在するように形成される。押え板A470は、板状部材であり、図10における下方に向けて凸形状となるように形成される。押え板A470は、更に図10における下方の面に係止突部(図示省略)を備えている。
(清掃体の構成)
次に清掃体A200について説明する。清掃体A200は、清掃対象の塵芥などの汚れを捕集する、汚れ捕集機能を有するシート状の清掃体である。図10に示すように、清掃体A200は、平面視で長方形状に形成されている。
この清掃体A200は、一回使用を目安とした使い捨てタイプのものや、清掃対象の被清掃面から除去したごみや埃を保持しつつ複数回の使用を目安として交換を行う使い捨てタイプのものであってもよいし、或いは洗濯などを行ったうえで繰り返し使用することが可能なタイプのものであってもよい。
清掃体A200は、様々な構成とすることができる。本発明に係る清掃体A200として、第1清掃体A201、第2清掃体A202および第3清掃体A303を説明する。
まずは、清掃体A200の基本的な構成の説明として、第1清掃体A201に基づき説明する。なお、後述する第2清掃体A202および第3清掃体A203において、第1清掃体A201にて説明した構成と同様の構成は、同様の符号を使用するとともに、その説明を省略することがある。
(第1清掃体の構成)
図12〜図15に基づき、第1清掃体A201の構成を説明する。第1清掃体A201は、長手方向A100Y上の端部A200Yと、長手交差方向A100X上の端部A200Xとを有する。
第1清掃体A201は、帯状体400により形成されるシート部A300を有する。シート部A300は、第1シート部A301と、第2シート部A302と、第3シート部A303とを有する。シート部A300を形成する帯状体400は、シート資材A340とされる。第1シート部A301は、第1シート資材A341により形成される。第2シート部A302は、第2シート資材A342により形成される。第3シート部A303は、第3シート資材A343により形成される。
シート体A300は、一方の面A300Aと、他方の面A300Bとを有する。この一方の面A300Aは、「一方の側A300A」と称されることがある。この他方の面A300Bは、「他方の側A300B」と称されることがある。
第1シート部A301の一方の面A300Aには、繊維集合体A220が配置される。第1シート部A301の他方の面A300Bには、第2シート部A302が配置される。
これらの積層された第1シート部A301、繊維集合体A220、第2シート部A302は、いずれも第1清掃体A201の長手方向A100Yに長尺状に延在している。
繊維集合体A220は、汚れ捕集機能を有する刷毛部A210を形成する。
繊維集合体A220は、繊維の集合体により形成される。この発明において、繊維とは、典型的な繊維による単一の繊維構造体や、典型的な繊維が長さ方向および/または径方向にそろった繊維構造体(撚糸、紡績糸、複数の長繊維が部分的に接続された糸材など)、ないし当該繊維構造体の集合体とされる。ここで「典型的な繊維」とは、糸、織物などの構成単位であり、太さに比して十分な長さを持つ、細くてたわみやすい形態のものである。典型的には長い連続状の繊維が長繊維(フィラメント)とされ、短い繊維が短繊維(ステープル)とされる。繊維は熱可塑性繊維を一部に含み、それぞれの繊維が融着(「溶着」ともいう)可能とされている。
繊維集合体A220は、所定の繊維配向方向にて並列に並べられるとともに、厚み方向A100Zに積層された複数の繊維により形成される。本発明の実施形態において、繊維配向方向は、長手交差方向A100Xと概ね合致する。一方、繊維は柔軟な素材であるため、容易に屈曲、変形される。よって、繊維の繊維配向方向とは、製品の設計上における繊維配向性のことを示すものである。
なお、図12において、繊維集合体A220は、第1繊維集合体A221と、第2繊維集合体A222と、第3繊維集合体A223と、第4繊維集合体A224とを有する。この四つの繊維集合体A221〜A224は、製造工程において使用される繊維資材A230の状態を示す。すなわち、繊維集合体A220を形成する帯状体400は、繊維資材A230とされる。第1繊維集合体A221は、第1繊維資材A231により形成される。第2繊維集合体A222は、第2繊維資材A232により形成される。第3繊維集合体A223は、第3繊維資材A233により形成される。第4繊維集合体A224は、第4繊維資材A234により形成される。なお、四つの繊維集合体A221〜A224は、清掃体A200の用途に応じてさらに少ない数や、多い数とすることができる。
繊維集合体A220は、所定の平面や曲面による面構造を有するとともに、ある程度の厚みを有する立体形状として、或いは薄肉シート形状として構成されるのが好ましい。繊維集合体A220は、典型的にはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、レーヨンなどを材質とし、実用上はトウを開繊することによって得られる長繊維(フィラメント)の集合体が用いられることが好ましい。特には、芯部分がポリプロピレン(PP)或いはポリエチレンテレフタレート(PET)であり、この芯部分の外面を覆う鞘部分がポリエチレン(PE)の複合繊維を用いて繊維集合体A220が構成されるのが好ましい。また、この繊維集合体A220を形成する繊維の繊度は、1〜50dtexのものが好ましく、更には2〜10dtexのものが好ましい。また、各繊維集合体は概ね同様の繊度の繊維から構成されてもよいし、或いは各繊維集合体が異なる繊度の繊維を含む構成であってもよい。
また、清掃時の汚れ捕集機能を向上させるために、繊維集合体A220には、油剤が供給される。この油剤は、流動パラフィンを主成分とする。
また、清掃時の掃き出し機能を向上させるためには、剛性の高い繊維、すなわち繊度が高い繊維を含む繊維集合体A220を用いるのが好ましい。また、繊維集合体A220は、捲縮繊維を有する構成されるのが好ましい。ここでいう捲縮繊維は、周知の捲縮処理が付与された繊維として構成され、繊維同士が絡み易い構造とされる。このような捲縮繊維を用いると、繊維集合体A220が清掃体ホルダA400装着前の状態よりも嵩高となり、更に捲縮部分にごみを取り込み易い構造とされる。本構造は、特にトウ繊維から形成された捲縮繊維を用いることによって実現され得る。
図13は、第1清掃体A201を一方の面A300Aから見た状態を示す。第1清掃体A201における他方の面A300Aの最表面には、第3シート部A303が配置される。第3シート部A303は、複数の切込み部A331と、一対の切込み部A331の間に形成された複数の短冊片A330とを有する。
図14は、第1清掃体A201を他方の面A300Bから見た状態を示す。
図14に示すように、第2シート部A302は、長手方向A100Yにおいて、第1シート部A301よりも短い長方形状の不織布で形成されたシートである。
第1シート部A301、第2シート部A302および第3シート部A303を構成する不織布は、いずれも典型的には熱溶融性繊維(熱可塑性繊維)からなるシート状の不織布が使用されている。すなわち、これら第1シート部A301、第2シート部A302および第3シート部A303は、「不織布シート」とも称呼される。なお、清掃時の掃き出し機能を向上させるためには、剛性の高い不織布を用いるのが好ましい。
なお、この不織布は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの合成繊維が使用される。また、不織布の形態としては、エアースルー法や、スパンボンド法により形成されたものが使用される。
一方、不織布以外であっても、布帛や、合成樹脂によるフィルム体などを使用することもできる。
第1清掃体A201は、接合領域500により形成される接合部A320を有する。接合部A320は、第1接合部A321と第2接合部A322とを有する。
すなわち、第2接合部A322は、第1清掃体A201の長手方向中心線A100YCに沿って延在する。第1接合部A321は、第2接合部A322の両側に位置する。第1接合部A321は、複数設けられる。
第1シート部A301と、第2シート部A302と、繊維集合体A220と、第3シート部A303は、第2接合部A322において溶着接合されている。また、第1シート部A301と、第2シート部A302と、一部の繊維集合体A220とは、第1接合部A321において溶着接合されている。なお、長手方向A100Yにおける両端側に位置する第1接合部A321は第2シート部A302が存在しない位置に形成されている。よって、長手方向A100Yにおける両端側に位置する第1接合部A321は、第1シート部A301と、一部の繊維集合体A220のみを接合する。
第1接合部A321と、第2接合部A322に挟まれた領域の内、第1シート部A301と第2シート部A302の間には、長手方向A100Yに延在する一対の保持空間A310が形成されている。また、保持空間A310における長手方向A100Yの両端には、挿入開口部A311それぞれが形成されている。
なお、換言すると、保持空間A310は、長手交差方向A100Xにおける一対の第1接合部A321同士の間における第1シート部A301の所定領域と、第2シート部A302の所定領域とにより形成される。
第1接合部A321は、長手方向A100Yに概ね沿って複数連続して形成される。一方、長手方向A100Yにおいて隣接する第1接合部A321が、必ず長手方向A100Yに一致して配置される必要はない。第1接合部A321の配置形態は、デザイン性や、清掃体保持部A420の形状によって、適宜設計することが可能である。この際、第1接合部A321を連続した線状にて形成することができるのは勿論である。
なお、上述した第1接合部A321、第2接合部A322は、熱による溶着により形成されている。
一方、本発明に係る接合部は、超音波溶着、縫製、ホットメルト接着剤などによる粘着剤にて形成することも可能である。
第1清掃体A201は、短冊片A330を有する。短冊片A330は、第1シート部A301、第2シート部A302および第3シート部A303における長手交差方向A100X上の端部に設けられた、複数の切込み線A331の間に形成される。
なお、切込み線A331は、ジグザグ状とされる。短冊片A330をジクザグ状とすることによって、ごみを引っ掛けて捕捉し易い清掃機能の高い構造が実現される。なお、短冊片の形状に関しては、ジクザグ状、直線状、曲線状などのうちの単一種類或いは複数種類の形状を適宜用いることができる。
(製造装置の構成)
次に、清掃体A200を製造するための製造装置100の基本的な構成を図16に基づき説明する。製造装置100は、シート資材A340や繊維資材A230を重ねることにより形成される積層体A500を接合する接合パート130を有する。接合パート130は、第1接合パート131と第2接合パート132とを有する。
製造装置100は、複数のシート資材A340を機械方向MDへ搬送するとともに積層する積層シート資材供給パート110を有する。積層シート資材供給パート110により積層されたシート資材A340は、第1積層体A501を形成する。製造装置100は、繊維資材A230を機械方向MDへ搬送する第1繊維資材供給パート120を有する。
第1接合パート131は、積層シート資材供給パート110からの積層されたシート資材A340(第1積層体A501)と、第1繊維資材供給パート120からの繊維資材A230とを接合する。第1接合パート131は、第1積層体A501と繊維資材A340とを接合し、中間積層体A510を得る。
製造装置100は、シート資材A340を機械方向MDへ搬送するシート資材供給パート140を有することができる。一方、このシート資材供給パート140は、所望の清掃体A200によっては使用されないことがある。製造装置100は、繊維資材A230を機械方向MDへ搬送する第2繊維資材供給パート150を有する。
第2接合パート132は、中間積層体A510と、シート資材供給パート140からのシート資材と、第2繊維資材供給パート150からの繊維資材A230とを接合する。第2接合パート131は、中間積層体A510と、シート資材A340と、繊維資材A230とを接合し、最終積層体A520を得る。
製造装置100は、最終積層体A520を切断し、所望の清掃体A200を得る最終処理パート160を有する。最終処理パート160は、さらに、清掃体A200の梱包に必要な他の装置を有することもできる。
製造装置100は、製造される清掃体A200の形態により、様々な構成とすることができる。本発明に係る製造装置100として、第1製造装置101、第2製造装置102、第3製造装置103、第4製造装置104を以下に説明する。
まずは、清掃体A201を製造する製造装置として第1製造装置101を説明する。なお、後述する第2製造装置102、第3製造装置103および第4製造装置104において、第1製造装置101にて説明した構成と同様の構成は、同様の符号を使用するとともに、その説明を省略することがある。
なお、帯状体400であるシート資材A340や繊維資材A230は長尺である。よって、製造装置100は、帯状体400を支持するためのロール等の装置や、帯状体400にテンションを加える装置を有する。一方、帯状体400を支持するためのロールや、帯状体400にテンションを加える装置においては、周知の技術であるため、その説明を省略する。
(第1製造装置の構成)
第1製造装置101の構成を図16〜図33に基づき説明する。第1製造装置101は、第1清掃体A201を製造する。第1製造装置101は、接合パート1301として、第1接合装置301による第1接合パート131と、第2接合装置302による第2接合パート132とを有する。
第1製造装置101は、第1シート資材A341と第2シート資材A342とを供給する積層シート資材供給パート1101と、繊維資材A230を供給する第1繊維資材供給パート1201とを有する。さらに、第1製造装置101は、第1シート資材A341と、第2シート資材A342と、第1繊維資材供給パート1201からの繊維資材A230とを接合することにより中間積層体A510を得る第1接合パート131を有する。さらに、第1製造装置101は、第3シート資材A343を供給するシート資材供給パート1401と、繊維資材A230を供給する第2繊維資材供給パート1501とを有する。さらに、第1製造装置101は、中間積層体A510と、第3シート資材A343と、第2繊維資材供給パート1501からの繊維資材A230とを接合することにより最終積層体A520を得る第2接合パート132を有する。さらに、第1製造装置101は、最終積層体A520を切断するとともに梱包する最終処理パート1601を有する。
すなわち、第1製造装置101による、第1清掃体A201の製造工程は、第1シート資材A341と第2シート資材A342とを供給する工程と、一方の繊維資材A230を供給する工程とを有する。さらに、第1製造装置101による製造工程は、第1シート資材A341と、第2シート資材A342と、一方の繊維資材A230とを接合することにより中間積層体A510を得る工程を有する。さらに、第1製造装置101による製造工程は、第3シート資材A343を供給する工程と、他方の繊維資材A230を供給する工程とを有する。さらに、第1製造装置101による製造工程は、中間積層体A510と、第3シート資材A341と、他方の繊維資材A230とを接合することにより最終積層体A520を得る工程を有する。さらに、第1製造装置101による製造工程は、最終積層体A520を切断するとともに梱包する工程を有する。
図17は、積層シート資材供給パート1101を示す。積層シート資材供給パート1101は、シート資材供給装置210を有する。シート資材供給装置210は、第1シート資材A341を供給する第1シート資材供給装置211と、第2シート資材A342を供給する第2シート資材供給装置212とを有する。
第1シート資材供給装置211は、第1シート資材A341を機械方向MDに搬送する。第2シート資材供給装置212は、第2シート資材A342を機械方向MDに搬送する。第1シート資材A341と第2シート資材A342とは、重ねられて積層体A500を形成する。第1シート資材A341と第2シート資材A342の積層体A500は、シート積層体A501とされる。シート積層体A501は、切込み付与装置111により切込み部A331が設けられる。切込み部A331が設けられたシート積層体A501は、接合パート1301における第1接合パート131に供給される。
図18は、積層シート資材供給パート1101において、切込み付与装置111に供給される前の状態のシート積層体A501を示す。なお、機械方向MDと交差する方向は、機械交差方向MDと規定される。清掃体201が形成された場合、機械方向MDと平行な方向は長手交差方向A100Xとなり、機械交差方向CMDと平行な方向は長手方向A100Yとなる。
機械交差方向CMDにおいて、第2シート資材A342は第1シート資材A341よりも短く形成される。よって、第1シート資材A341における機械交差方向CMDの端部領域は、第2シート資材A342が重ねられない領域となる。
図19は、積層シート資材供給パート1101において、切込み付与装置111に供給された後の状態のシート積層体A501を示す。シート積層体A501には、複数の切込み部A331が設けられる。一対の切込み部A331の間の領域が、短冊片A330を形成する。なお、切込み付与装置111は、カッター装置等の周知の構造を使用することができる。
図20は、第1繊維資材供給パート1201を示す。第1繊維資材供給パート1201は、繊維資材供給装置220を有する。繊維資材供給装置220は、第1繊維資材A231を供給する第1繊維資材供給装置221と、第2繊維資材A232を供給する第2繊維資材供給装置222とを有する。
第1繊維資材供給装置221は、第1繊維資材A231を機械方向MDに搬送する。第2繊維資材供給装置222は、第2繊維資材A232を機械方向MDに搬送する。第1繊維資材A231と第2繊維資材A232とは、重ねられて積層体A500を形成する。第1繊維資材A231と第2繊維資材A232の積層体A500は、第1繊維積層体A502とされる。第1繊維積層体A502は、接合パート1301における第1接合パート131に供給される。なお、第1繊維資材A231と第2繊維資材A232には、それぞれオイル付与装置121により着塵用の油剤が供給される。このオイル付与装置121は、オイルコーターや、スプレーなどの周知の装置が使用される。
なお、繊維資材A230はトウと開繊することにより得られたトウが使用される。トウの繊維が延びる方向は、MD方向と概ね一致する。
図21は、接合パート1301における第1接合パート131を示す。第1接合パート131は、第1接合装置301を有する。第1接合装置301は、ドラムロール310と、接合加工部320とを有する。接合加工部320は、第1接合領域形成部331と、第2接合領域形成部332とを有する。
第1接合パート131には、シート積層体A501と、第1繊維積層体A502とが供給される。そして、第1繊維積層体A502における、第1シート資材A341の一方の面A300Aに、第1繊維積層体A502が配置される。さらに、第1接合パート131は、ドラムロール310と接合加工部320とにより、シート積層体A501と第1繊維積層体A502とにおける所定の領域に、接合領域500を形成する。この接合領域500は、シート積層体A501と第1繊維積層体A502との所定の領域を接合する接合部A320とされる。第1接合パート131により設けられた接合部A320は、第1清掃体A201の第1接合部A321を形成する。
接合部A320により接合されたシート積層体A501と、第1繊維積層体A502は、中間積層体A510を形成する。中間積層体A510は、第2接合パート132に向かい機械方向MDへ搬送される。
図22および図23は、第1接合パート131において、第1接合部A321が設けられた後の中間積層体A510を示す。
図24は、シート資材供給パート1401を示す。シート資材供給パート1401は、シート資材供給装置210を有する。シート資材供給装置210は、第3シート資材A343を供給する第3シート資材供給装置213を形成する。
第3シート資材供給装置213は、第3シート資材A343を機械方向MDに搬送する。第3シート資材A343は、切込み付与装置141により切込み部A331が設けられる。切込み部A331が設けられた第3シート資材A343は、接合パート1301における第2接合パート132に供給される。
図25は、シート資材供給パート1401において、切込み付与装置141に供給される前の状態の第3シート資材A343を示す。
図26は、シート資材供給パート1401において、切込み付与装置141に供給された後の状態の第3シート資材A343を示す。第3シート資材A343には、複数の切込み部A331が設けられる。一対の切込み部A331の間の領域が、短冊片A330を形成する。なお、切込み付与装置141は、カッター装置等の周知の構造を使用することができる。
図27は、第2繊維資材供給パート1501を示す。第2繊維資材供給パート1501は、繊維資材供給装置220を有する。繊維資材供給装置220は、第3繊維資材A233を供給する第3繊維資材供給装置223と、第4繊維資材A234を供給する第4繊維資材供給装置224とを有する。
第3繊維資材供給装置223は、第3繊維資材A233を機械方向MDに搬送する。第4繊維資材供給装置224は、第4繊維資材A234を機械方向MDに搬送する。第3繊維資材A233と第4繊維資材A234とは、重ねられて積層体A500を形成する。第3繊維資材A233と第4繊維資材A234の積層体A500は、第2繊維積層体A503とされる。第2繊維積層体A503は、接合パート1301における第2接合パート132に供給される。なお、第3繊維資材A233と第4繊維資材A234には、それぞれオイル付与装置151により着塵用の油剤が供給される。このオイル付与装置151は、オイルコーターや、スプレーなどの周知の装置が使用される。
図28は、接合パート1301における第2接合パート132を示す。第2接合パート132は、第2接合装置302を有する。第2接合装置302は、ドラムロール310と、接合加工部320とを有する。接合加工部320は、第1接合領域形成部331と、第2接合領域形成部332とを有する。
第2接合パート132には、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343とが供給される。この場合、中間積層体A510における、第1繊維積層体A502の表面に、第2繊維積層体A503が配置される。また、第2繊維積層体A503における第1繊維積層体A502の表面と対向する表面に、第3シート資材A343が配置される。
さらに、第2接合パート132は、ドラムロール310と接合加工部320とにより、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343とにおける所定の領域に、接合領域500を形成する。この接合領域500は、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343との所定の領域を接合する接合部A320とされる。第2接合パート132により設けられた接合部A320は、第1清掃体A201の第2接合部A322を形成する。
接合部A320により接合された中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343とは、最終積層体A520を形成する。最終積層体A520は、最終処理パート1601に向かい機械方向MDへ搬送される。
図29および図30は、第2接合パート132において、第2接合部A322が設けられた後の最終積層体A520を示す。図29は、便宜上、ドラムロール310の内径側から見た最終積層体A520を示す。図30における下側はドラムロール310が配置されている側である。第1シート資材A340と、第2シート資材A342との間において、第1接合部A321と、第2接合部S322との間には、保持空間A310が形成される。
図31は、最終処理パート1601を示す。最終処理パート1601は、最終積層体A520を機械交差方向CMDに切断し、最終積層体A520から第1清掃体A201を得る最終カット装置161を有する。さらに、第1清掃体A201を計数する計数装置162と、計数された第1清掃体A201を梱包する梱包装置163とを有する。
最終カット装置161と、計数装置162と、梱包装置163とは周知の構成を適宜使用することができる。
図32および図33は、最終カット装置161にて切断された最終積層体A520を示す。最終積層体A520は、切断部600により切断される。切断部600により切断された最終積層体A520は、第1清掃体201を形成する。
第1製造装置101は、このような装置および工程を経て、第1清掃体A201を製造する。
(第2製造装置の構成)
第2製造装置102の構成を図34〜図50に基づき説明する。第2製造装置102は、第1清掃体A201を製造する。第2製造装置102は、接合パート1302において、単一のドラムロール310に、第1接合加工部321と第2接合加工部322とが設けられた接合装置300を有する。
第2製造装置102は、第1シート資材A341と第2シート資材A342とを供給する積層シート資材供給パート1102と、繊維資材A230を供給する第1繊維資材供給パート1202とを有する。さらに、第2製造装置102は、第3シート資材A343を供給するシート資材供給パート1402と、繊維資材A230を供給する第2繊維資材供給パート1502とを有する。さらに、第2製造装置102は、接合パート1302を有する。接合パート1302は、第1シート資材A341と、第2シート資材A342と、第1繊維資材供給パート1202からの繊維資材A230とを接合することにより中間積層体A510を得る。さらに、接合パート1302は、中間積層体A510と、第3シート資材A341と、第2繊維資材供給パート1502からの繊維資材A230とを接合することにより最終積層体A520を得る。さらに、第2製造装置102は、最終積層体A520を切断するとともに梱包する最終処理パート1602を有する。
すなわち、第2製造装置102による、第1清掃体A201の製造工程は、第1シート資材A341と第2シート資材A342とを供給する工程と、一方の繊維資材A230を供給する工程とを有する。さらに、第2製造装置102による製造工程は、第3シート資材A343を供給する工程と、他方の繊維資材A230を供給する工程とを有する。さらに、第2製造装置102による製造工程は、ドラムロール310と第1接合加工部321によって、第1シート資材A341と、第2シート資材A342と、一方の繊維資材A230とを接合することにより中間積層体A510を得る工程を有する。さらに、第2製造装置102は、ドラムロール310と第2接合加工部322とによって、中間積層体A510と、第3シート資材A341と、他方の繊維資材A230とを接合することにより最終積層体A520を得る工程とを有する。さらに、第2製造装置102による製造工程は、最終積層体A520を切断するとともに梱包する工程を有する。
図35は、積層シート資材供給パート1102を示す。積層シート資材供給パート1102は、シート資材供給装置210を有する。シート資材供給装置210は、第1シート資材A341を供給する第1シート資材供給装置211と、第2シート資材A342を供給する第2シート資材供給装置212とを有する。
第1シート資材供給装置211は、第1シート資材A341を機械方向MDに搬送する。第2シート資材供給装置212は、第2シート資材A342を機械方向MDに搬送する。第1シート資材A341と第2シート資材A342とは、重ねられて積層体A500を形成する。第1シート資材A341と第2シート資材A342の積層体A500は、シート積層体A501とされる。シート積層体A501は、切込み付与装置111により切込み部A331が設けられる。切込み部A331が設けられたシート積層体A501は、接合パート1302に供給される。
図36は、積層シート資材供給パート1102において、切込み付与装置111に供給される前の状態のシート積層体A501を示す。
機械交差方向CMDにおいて、第2シート資材A342は第1シート資材A341よりも短く形成される。よって、第1シート資材A341における機械交差方向CMDの端部領域は、第2シート資材A342が重ねられない領域となる。
図37は、積層シート資材供給パート1102において、切込み付与装置111に供給された後の状態のシート積層体A501を示す。シート積層体A501には、複数の切込み部A331が設けられる。一対の切込み部A331の間の領域が、短冊片A330を形成する。
図38は、第1繊維資材供給パート1202を示す。第1繊維資材供給パート1202は、繊維資材供給装置220を有する。繊維資材供給装置220は、第1繊維資材A231を供給する第1繊維資材供給装置221と、第2繊維資材A232を供給する第2繊維資材供給装置222とを有する。
第1繊維資材供給装置221は、第1繊維資材A231を機械方向MDに搬送する。第2繊維資材供給装置222は、第2繊維資材A232を機械方向MDに搬送する。第1繊維資材A231と第2繊維資材A232とは、重ねられて積層体A500を形成する。第1繊維資材A231と第2繊維資材A232の積層体A500は、第1繊維積層体A502とされる。第1繊維積層体A502は、接合パート1302に供給される。なお、第1繊維資材A231と第2繊維資材A232には、それぞれオイル付与装置121により着塵用の油剤が供給される。
なお、繊維資材A230はトウと開繊することにより得られたトウが使用される。トウの繊維が延びる方向は、MD方向と概ね一致する。
図39は、シート資材供給パート1402を示す。シート資材供給パート1402は、シート資材供給装置210を有する。シート資材供給装置210は、第3シート資材A343を供給する第3シート資材供給装置213を形成する。
第3シート資材供給装置213は、第3シート資材A343を機械方向MDに搬送する。第3シート資材A343は、切込み付与装置141により切込み部A331が設けられる。切込み部A331が設けられた第3シート資材A343は、接合パート1302に供給される。
図40は、シート資材供給パート1402において、切込み付与装置141に供給される前の状態の第3シート資材A343を示す。
図41は、シート資材供給パート1402において、切込み付与装置141に供給された後の状態の第3シート資材A343を示す。第3シート資材A343には、複数の切込み部A331が設けられる。一対の切込み部A331の間の領域が、短冊片A330を形成する。
図42は、第2繊維資材供給パート1502を示す。第2繊維資材供給パート1502は、繊維資材供給装置220を有する。繊維資材供給装置220は、第3繊維資材A233を供給する第3繊維資材供給装置223と、第4繊維資材A234を供給する第4繊維資材供給装置224とを有する。
第3繊維資材供給装置223は、第3繊維資材A233を機械方向MDに搬送する。第4繊維資材供給装置224は、第4繊維資材A234を機械方向MDに搬送する。第3繊維資材A233と第4繊維資材A234とは、重ねられて積層体A500を形成する。第3繊維資材A233と第4繊維資材A234の積層体A500は、第2繊維積層体A503とされる。第2繊維積層体A503は、接合パート1302に供給される。なお、第3繊維資材A233と第4繊維資材A234には、それぞれオイル付与装置151により着塵用の油剤が供給される。
図43は、接合パート1302を示す。接合パート1302は、単一のドラムロール310と、第1接合加工部321と、第2接合加工部322とを有する。第1接合加工部321と、第2接合加工部322は、それぞれ、第1接合領域形成部331と、第2接合領域形成部332とを有する。
ドラムロール310と、第1接合加工部321との間には、シート積層体A501と、第1繊維積層体A502とが供給される。そして、第1繊維積層体A502における、第1シート資材A341の一方の面A300Aに、第1繊維積層体A502が配置される。さらに、ドラムロール310と第1接合加工部321とは、シート積層体A501と第1繊維積層体A502とにおける所定の領域に、接合領域500を形成する。この接合領域500は、シート積層体A501と第1繊維積層体A502との所定の領域を接合する接合部A320とされる。ドラムロール310と第1接合加工部321により設けられた接合部A320は、第1清掃体A201の第1接合部A321を形成する。
接合部A320により接合されたシート積層体A501と、第1繊維積層体A502は、中間積層体A510を形成する。中間積層体A510は、第2接合加工部322に向かい機械方向MDへ搬送される。
図44および図45は、ドラムロール310と第1接合加工部321により、第1接合部A321が設けられた後の中間積層体A510を示す。図44は、便宜上、ドラムロール310の内径側から見た中間積層体A510を示す。図45における下側はドラムロール310が配置されている側である。
ドラムロール310の回転に伴い、中間積層体510は、ドラムロール310と第2接合加工部322との間に供給される。さらに、ドラムロール310と第2接合加工部322との間には、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343とが供給される。この場合、中間積層体A510における、第1繊維積層体A502の表面に、第2繊維積層体A503が配置される。また、第2繊維積層体A503における第1繊維積層体A502の表面と対向する表面に、第3シート資材A343が配置される。
さらに、ドラムロール310と第2接合加工部322とにより、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343とにおける所定の領域に、接合領域500が形成される。この接合領域500は、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343との所定の領域を接合する接合部A320とされる。第2接合パート132により設けられた接合部A320は、第1清掃体A201の第2接合部A322を形成する。
接合部A320により接合された中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343とは、最終積層体A520を形成する。最終積層体A520は、最終処理パート1602に向かい機械方向MDへ搬送される。
図46および図47は、ドラムロール310と、第2接合加工部322とにより、第2接合部A322が設けられた後の最終積層体A520を示す。図46は、便宜上、ドラムロール310の内径側から見た最終積層体A520を示す。図47における下側はドラムロール310が配置されている側である。第1シート資材A340と、第2シート資材A342との間において、第1接合部A321と、第2接合部S322との間には、保持空間A310が形成される。
図48は、最終処理パート1602を示す。最終処理パート1602は、最終積層体A520を機械交差方向CMDに切断し、最終積層体A520から第1清掃体A201を得る最終カット装置161を有する。さらに、第1清掃体A201を計数する計数装置162と、計数された第1清掃体A201を梱包する梱包装置163とを有する。
図49および図50は、最終カット装置161にて切断された後の最終積層体A520を示す。最終積層体A520は、切断部600により切断される。切断部600により切断された最終積層体A520は、第1清掃体201を形成する。
第2製造装置102は、このような装置および工程を経て、第1清掃体A201を製造する。
(第2清掃体の構成)
図51〜図53に基づき、第2清掃体A202の構成を説明する。
第2清掃体A202は、第1清掃体A201に対し、第1シート部A301と第2シート部A302の構成が異なる。すなわち、第2清掃体A202の長手交差方向A100Xにおいて、第1シート部A301および第2シート部A302の長さは、繊維集合体A220の長さよりも短い。
すなわち、第2清掃体A202は、長手交差方向A100X上の端部A200Xを含む領域において、第1シート部A301と第2シート部A302を有さない領域を有する。したがって、ユーザが清掃用具A100にて清掃作業を行う場合において、繊維集合体A220が清掃対象の形状に追随しやすくなる。
(第3製造装置の構成)
第3製造装置103の構成を図54〜図74に基づき説明する。第3製造装置103は、第2清掃体A202を製造する。第3製造装置103は、接合パート1303として、第1接合装置301による第1接合パート131と、第2接合装置302による第2接合パート132とを有する。
第3製造装置103は、第1シート資材A341と第2シート資材A342とを供給する積層シート資材供給パート1103を有する。積層シート資材供給パート1103は、重ねられた第1シート資材A341と第2シート資材A342とを所定の長さにて切断する装置を有する。さらに、積層シート資材供給パート1103は、切断された第1シート資材A341と第2シート資材A342を、接合パート1303に供給する装置を有する。
さらに、第3製造装置103は、繊維資材A230を供給する第1繊維資材供給パート1203を有する。
さらに、第3製造装置103は、第1シート資材A341と、第2シート資材A342と、第1繊維資材供給パート1203からの繊維資材A230とを接合することにより中間積層体A510を得る第1接合パート131を有する。
さらに、第3製造装置103は、第3シート資材A343を供給するシート資材供給パート1403と、繊維資材A230を供給する第2繊維資材供給パート1503とを有する。
さらに、第3製造装置103は、中間積層体A510と、第3シート資材A341と、第2繊維資材供給パート1503からの繊維資材A230とを接合することにより最終積層体A520を得る第2接合パート132を有する。
さらに、第3製造装置103は、最終積層体A520を切断するとともに梱包する最終処理パート1603を有する。
すなわち、第3製造装置103による、第2清掃体A202の製造工程は、第1シート資材A341と第2シート資材A342とを重ねるとともに、重ねられた第1シート資材A341と第2シート資材A342とを所定の長さにて切断し、さらに、切断された第1シート資材A341と第2シート資材A342を供給する工程を有する。
さらに、第3製造装置103による製造工程は、一方の繊維資材A230を供給する工程を有する。
さらに、第3製造装置103による製造工程は、第1シート資材A341と、第2シート資材A342と、一方の繊維資材A230とを接合することにより中間積層体A510を得る工程を有する。
さらに、第3製造装置103による製造工程は、第3シート資材A343を供給する工程と、他方の繊維資材A230を供給する工程とを有する。
さらに、第3製造装置103による製造工程は、中間積層体A510と、第3シート資材A341と、他方の繊維資材A230とを接合することにより最終積層体A520を得る工程を有する。
さらに、第3製造装置103による製造工程は、最終積層体A520を切断するとともに梱包する工程を有する。
図55〜図59は、積層シート資材供給パート1103を示す。積層シート資材供給パート1103は、シート資材供給装置210を有する。シート資材供給装置210は、第1シート資材A341を供給する第1シート資材供給装置211と、第2シート資材A342を供給する第2シート資材供給装置212とを有する。
第1シート資材供給装置211は、第1シート資材A341を機械方向MDに搬送する。第2シート資材供給装置212は、第2シート資材A342を機械方向MDに搬送する。第1シート資材A341と第2シート資材A342とは、重ねられて積層体A500を形成する。第1シート資材A341と第2シート資材A342の積層体A500は、シート積層体A501とされる。
図56は、シート積層体A500を切断するシート積層体切断装置112と、切断されたシート積層体A500を搬送するコンベヤ装置113を示す。なお、シート積層体切断装置112は、カッター装置などの周知の装置を使用することができる。また、コンベヤ装置113は、ベルトコンベヤ等の周知の装置を使用することができる。
図57は、積層シート資材供給パート1103において、シート積層体切断装置112に供給される前の状態のシート積層体A501を示す。
機械交差方向CMDにおいて、第2シート資材A342は第1シート資材A341よりも短く形成される。よって、第1シート資材A341における機械交差方向CMDの端部領域は、第2シート資材A342が重ねられない領域となる。
図58は、積層シート資材供給パート1103において、シート積層体切断装置112に供給された後の状態のシート積層体A501を示す。シート積層体A501は、シート積層体切断装置112により、機械交差方向CMDに切断される。この際、機械方向MDにおいて、シート積層体A501が切断される間隔は所定の一定間隔とされる。
図59は、積層シート資材供給パート1103において、コンベヤ装置113に移送された状態のシート積層体A501を示す。隣接するシート積層体A501同士は、機械方向MDにおいて、所定の一定間隔を空けて搬送される。シート積層体A501は、コンベヤ装置113によって、接合パート1303における第1接合パート131に供給される。
図60は、第1繊維資材供給パート1203を示す。第1繊維資材供給パート1203は、繊維資材供給装置220を有する。繊維資材供給装置220は、第1繊維資材A231を供給する第1繊維資材供給装置221と、第2繊維資材A232を供給する第2繊維資材供給装置222とを有する。
第1繊維資材供給装置221は、第1繊維資材A231を機械方向MDに搬送する。第2繊維資材供給装置222は、第2繊維資材A232を機械方向MDに搬送する。第1繊維資材A231と第2繊維資材A232とは、重ねられて積層体A500を形成する。第1繊維資材A231と第2繊維資材A232の積層体A500は、第1繊維積層体A502とされる。第1繊維積層体A502は、接合パート1303における第1接合パート131に供給される。なお、第1繊維資材A231と第2繊維資材A232には、それぞれオイル付与装置121により着塵用の油剤が供給される。
なお、繊維資材A230はトウと開繊することにより得られたトウが使用される。トウの繊維が延びる方向は、MD方向と概ね一致する。
図61は、接合パート1303における第1接合パート131を示す。第1接合パート131は、第1接合装置301を有する。第1接合装置301は、ドラムロール310と、接合加工部320とを有する。接合加工部320は、第1接合領域形成部331と、第2接合領域形成部332とを有する。
第1接合パート131には、シート積層体A501と、第1繊維積層体A502とが供給される。そして、第1繊維積層体A502における、第1シート資材A341の一方の面A300Aに、第1繊維積層体A502が配置される。さらに、第1接合パート131は、ドラムロール310と接合加工部320とにより、シート積層体A501と第1繊維積層体A502とにおける所定の領域に、接合領域500を形成する。この接合領域500は、シート積層体A501と第1繊維積層体A502との所定の領域を接合する接合部A320とされる。第1接合パート131により設けられた接合部A320は、第2清掃体A202の第1接合部A321を形成する。
接合部A320により接合されたシート積層体A501と、第1繊維積層体A502は、中間積層体A510を形成する。中間積層体A510は、第2接合パート132に向かい機械方向MDへ搬送される。
図62は、第1接合パート131において、シート積層体A501と、第1繊維積層体A502とが重ねられた状態を示す。隣接するシート積層体A501は、第1繊維積層体A502に対し、機械方向MDにおいて所定の一定間隔を空けた状態で配置される。
図63および図64は、第1接合パート131において、第1接合部A321が設けられた後の中間積層体A510を示す。
図65は、シート資材供給パート1403を示す。シート資材供給パート1403は、シート資材供給装置210を有する。シート資材供給装置210は、第3シート資材A343を供給する第3シート資材供給装置213を形成する。
第3シート資材供給装置213は、第3シート資材A343を機械方向MDに搬送する。第3シート資材A343は、切込み付与装置141により切込み部A331が設けられる。切込み部A331が設けられた第3シート資材A343は、接合パート1303における第2接合パート132に供給される。
図66は、シート資材供給パート1403において、切込み付与装置141に供給される前の状態の第3シート資材A343を示す。
図67は、シート資材供給パート1403において、切込み付与装置141に供給された後の状態の第3シート資材A343を示す。第3シート資材A343には、複数の切込み部A331が設けられる。一対の切込み部A331の間の領域が、短冊片A330を形成する。なお、切込み付与装置141は、カッター装置等の周知の構造を使用することができる。
図68は、第2繊維資材供給パート1503を示す。第2繊維資材供給パート1503は、繊維資材供給装置220を有する。繊維資材供給装置220は、第3繊維資材A233を供給する第3繊維資材供給装置223と、第4繊維資材A234を供給する第4繊維資材供給装置224とを有する。
第3繊維資材供給装置223は、第3繊維資材A233を機械方向MDに搬送する。第4繊維資材供給装置224は、第4繊維資材A234を機械方向MDに搬送する。第3繊維資材A233と第4繊維資材A234とは、重ねられて積層体A500を形成する。第3繊維資材A233と第4繊維資材A234の積層体A500は、第2繊維積層体A503とされる。第2繊維積層体A503は、接合パート1303における第2接合パート132に供給される。なお、第3繊維資材A233と第4繊維資材A234には、それぞれオイル付与装置151により着塵用の油剤が供給される。
図69は、接合パート1303における第2接合パート132を示す。第2接合パート132は、第2接合装置302を有する。第2接合装置302は、ドラムロール310と、接合加工部320とを有する。接合加工部320は、第1接合領域形成部331と、第2接合領域形成部332とを有する。
第2接合パート132には、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343とが供給される。この場合、中間積層体A510における、第1繊維積層体A502の表面に、第2繊維積層体A503が配置される。また、第2繊維積層体A503における第1繊維積層体A502の表面と対向する表面に、第3シート資材A343が配置される。
さらに、第2接合パート132は、ドラムロール310と接合加工部320とにより、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343とにおける所定の領域に、接合領域500を形成する。この接合領域500は、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343との所定の領域を接合する接合部A320とされる。第2接合パート132により設けられた接合部A320は、第2清掃体A202の第2接合部A322を形成する。
接合部A320により接合された中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343とは、最終積層体A520を形成する。最終積層体A520は、最終処理パート1603に向かい機械方向MDへ搬送される。
図70および図71は、第2接合パート132において、第2接合部A322が設けられた後の最終積層体A520を示す。図70は、便宜上、ドラムロール310の内径側から見た最終積層体A520を示す。図71における下側はドラムロール310が配置されている側である。第1シート資材A340と、第2シート資材A342との間において、第1接合部A321と、第2接合部S322との間には、保持空間A310が形成される。
図72は、最終処理パート1603を示す。最終処理パート1603は、最終積層体A520を機械交差方向CMDに切断し、最終積層体A520から第2清掃体A202を得る最終カット装置161を有する。さらに、第2清掃体A202を計数する計数装置162と、計数された第2清掃体A202を梱包する梱包装置163とを有する。
図73および図74は、最終カット装置161にて切断された最終積層体A520を示す。最終積層体A520は、切断部600により切断される。切断部600により切断された最終積層体A520は、第2清掃体202を形成する。
第3製造装置103は、このような装置および工程を経て、第2清掃体A202を製造する。
(第3清掃体の構成)
図75〜図77に基づき、第3清掃体A203の構成を説明する。
第3清掃体A203は、第1清掃体A201に対し、繊維集合体A220の構成が異なる。すなわち、繊維集合体A220は、シート部A300の一方の面A300A側と、他方の面A300B側の双方に配置される。シート部A300の一方の面A300A側に配置された繊維集合体A220は、一方側の繊維集合体A220Aを形成する。シート部A300の他方の面A300B側に配置された繊維集合体A220は、他方側の繊維集合体A220Bを形成する。長手方向A100Yにおいて、他方側の繊維集合体A220Bの長さは、第2シート部A302の長さとほぼ同一である。また、長手方向A100Yにおいて、他方側の繊維集合体A220Bの長さは、第2シート部A302の長さよりも短くすることができる。これによって、ユーザは、第3清掃体A203に清掃体ホルダA400を装着する場合に、挿入開口部A311を容易に認識できる。
なお、第3清掃体A203は、第3シート部A303を有さない。
(第4製造装置の構成)
第4製造装置104の構成を図78〜図93に基づき説明する。第4製造装置104は、第3清掃体A203を製造する。第4製造装置104は、接合パート1304として、第1接合装置301による第1接合パート131と、第2接合装置302による第2接合パート132とを有する。
第4製造装置104は、第1シート資材A341と第2シート資材A342とを供給する積層シート資材供給パート1104を有する。
さらに、第3製造装置103は、繊維資材A230を供給する第1繊維資材供給パート1204を有する。
さらに、第4製造装置104は、第1繊維資材供給パート1104からの繊維資材A230を第1シート資材A341に重ねるとともに、第1シート資材A341と、第2シート資材A342と、第1繊維資材供給パート1104からの繊維資材A230を接合することにより中間積層体A510を得る第1接合パート131を有する。
さらに、第4製造装置104は、繊維資材A230を供給する第2繊維資材供給パート1504と有する。
さらに、第4製造装置104は、第2繊維資材供給パート1504からの繊維資材A230を中間積層体A510の第2シート資材A342に重ねるとともに、中間積層体A510と、第2繊維資材供給パート1504からの繊維資材A230とを接合することにより最終積層体A520を得る第2接合パート132を有する。
さらに、第4製造装置104は、最終積層体A520を切断するとともに梱包する最終処理パート1604を有する。
すなわち、第4製造装置104による、第3清掃体A203の製造工程は、第1シート資材A341と第2シート資材A342とを供給する工程を有する。
さらに、第4製造装置104による製造工程は、一方の繊維資材A230を供給する工程を有する。
さらに、第4製造装置104による製造工程は、一方の繊維資材A230を第1シート資材A341に重ねるとともに、第1シート資材A341と、第2シート資材A342と、一方の繊維資材A230とを接合することにより中間積層体A510を得る工程を有する。
さらに、第4製造装置104による製造工程は、他方の繊維資材A230を供給する工程を有する。
さらに、第4製造装置104による製造工程は、他方の繊維資材A230を中間積層体A510の第2シート資材A342に重ねるとともに、中間積層体A510と、他方の繊維資材A230とを接合することにより最終積層体A520を得る工程を有する。
さらに、第4製造装置104による製造工程は、最終積層体A520を切断するとともに梱包する工程を有する。
図79は、積層シート資材供給パート1104を示す。積層シート資材供給パート1104は、シート資材供給装置210を有する。シート資材供給装置210は、第1シート資材A341を供給する第1シート資材供給装置211と、第2シート資材A342を供給する第2シート資材供給装置212とを有する。
第1シート資材供給装置211は、第1シート資材A341を機械方向MDに搬送する。第2シート資材供給装置212は、第2シート資材A342を機械方向MDに搬送する。第1シート資材A341と第2シート資材A342とは、重ねられて積層体A500を形成する。第1シート資材A341と第2シート資材A342の積層体A500は、シート積層体A501とされる。シート積層体A501は、切込み付与装置111により切込み部A331が設けられる。切込み部A331が設けられたシート積層体A501は、接合パート1304における第1接合パート131に供給される。
図80は、積層シート資材供給パート1104において、切込み付与装置111に供給される前の状態のシート積層体A501を示す。機械交差方向CMDにおいて、第2シート資材A342は第1シート資材A341よりも短く形成される。よって、第1シート資材A341における機械交差方向CMDの端部領域は、第2シート資材A342が重ねられない領域となる。
図81は、積層シート資材供給パート1104において、切込み付与装置111に供給された後の状態のシート積層体A501を示す。シート積層体A501には、複数の切込み部A331が設けられる。一対の切込み部A331の間の領域が、短冊片A330を形成する。
図82は、第1繊維資材供給パート1204を示す。第1繊維資材供給パート1204は、繊維資材供給装置220を有する。繊維資材供給装置220は、第1繊維資材A231を供給する第1繊維資材供給装置221と、第2繊維資材A232を供給する第2繊維資材供給装置222とを有する。
第1繊維資材供給装置221は、第1繊維資材A231を機械方向MDに搬送する。第2繊維資材供給装置222は、第2繊維資材A232を機械方向MDに搬送する。第1繊維資材A231と第2繊維資材A232とは、重ねられて積層体A500を形成する。第1繊維資材A231と第2繊維資材A232の積層体A500は、第1繊維積層体A502とされる。第1繊維積層体A502は、接合パート1304における第1接合パート131に供給される。なお、第1繊維資材A231と第2繊維資材A232には、それぞれオイル付与装置121により着塵用の油剤が供給される。
なお、繊維資材A230はトウと開繊することにより得られたトウが使用される。トウの繊維の延びる方向は、MD方向と概ね一致する。
図83は、接合パート1304における第1接合パート131を示す。第1接合パート131は、第1接合装置301を有する。第1接合装置301は、ドラムロール310と、接合加工部320とを有する。接合加工部320は、第1接合領域形成部331と、第2接合領域形成部332とを有する。
第1接合パート131には、シート積層体A501と、第1繊維積層体A502とが供給される。そして、第1繊維積層体A502における、第1シート資材A341の一方の面A300Aに、第1繊維積層体A502が配置される。すなわち、第1繊維積層体A502は、第1シート資材A341における第2シート資材A342が配置されていない面に配置される。さらに、第1接合パート131は、ドラムロール310と接合加工部320とにより、シート積層体A501と第1繊維積層体A502とにおける所定の領域に、接合領域500を形成する。この接合領域500は、シート積層体A501と第1繊維積層体A502との所定の領域を接合する接合部A320とされる。第1接合パート131により設けられた接合部A320は、第3清掃体A203の第1接合部A321を形成する。
接合部A320により接合されたシート積層体A501と、第1繊維積層体A502は、中間積層体A510を形成する。中間積層体A510は、第2接合パート132に向かい機械方向MDへ搬送される。
図84および図85は、第1接合パート131において、第1接合部A321が設けられた後の中間積層体A510を示す。
図86は、第2繊維資材供給パート1504を示す。第2繊維資材供給パート1504は、繊維資材供給装置220を有する。繊維資材供給装置220は、第3繊維資材A233を供給する第3繊維資材供給装置223と、第4繊維資材A234を供給する第4繊維資材供給装置224とを有する。
第3繊維資材供給装置223は、第3繊維資材A233を機械方向MDに搬送する。第4繊維資材供給装置224は、第4繊維資材A234を機械方向MDに搬送する。第3繊維資材A233と第4繊維資材A234とは、重ねられて積層体A500を形成する。第3繊維資材A233と第4繊維資材A234の積層体A500は、第2繊維積層体A503とされる。第2繊維積層体A503は、接合パート1304における第2接合パート132に供給される。なお、第3繊維資材A233と第4繊維資材A234には、それぞれオイル付与装置151により着塵用の油剤が供給される。
図87は、接合パート1304における第2接合パート132を示す。第2接合パート132は、第2接合装置302を有する。第2接合装置302は、ドラムロール310と、接合加工部320とを有する。接合加工部320は、第1接合領域形成部331と、第2接合領域形成部332とを有する。
第2接合パート132には、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503と、第3シート資材A343とが供給される。この場合、中間積層体A510における、他方の面A300B側に、第2繊維積層体A503が配置される。すなわち、中間積層体A510における第2シート資材A342の表面に、第2繊維積層体A503が配置される。さらに、第2接合パート132は、ドラムロール310と接合加工部320とにより、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503とにおける所定の領域に、接合領域500を形成する。この接合領域500は、中間積層体A510と、第2繊維積層体A503との所定の領域を接合する接合部A320とされる。第2接合パート132により設けられた接合部A320は、第3清掃体A203の第2接合部A322を形成する。
接合部A320により接合された中間積層体A510と、第2繊維積層体A503とは、最終積層体A520を形成する。最終積層体A520は、最終処理パート1604に向かい機械方向MDへ搬送される。
図88〜図90は、第2接合パート132において、第2接合部A322が設けられた後の最終積層体A520を示す。図88は、ドラムロール310の外部から見た最終積層体A520を示す。図89は、ドラムロール310の内径側から見た最終積層体A520を示す。図90における下側はドラムロール310が配置されている側である。第1シート資材A340と、第2シート資材A342との間において、第1接合部A321と、第2接合部S322との間には、保持空間A310が形成される。
機械交差方向CMDにおいて、第2シート資材A342の長さと、第2繊維積層体A503の長さは概ね同一とされている。
図91は、最終処理パート1604を示す。最終処理パート1604は、最終積層体A520を機械交差方向CMDに切断し、最終積層体A520から第3清掃体A203を得る最終カット装置161を有する。さらに、第3清掃体A203を計数する計数装置162と、計数された第3清掃体A203を梱包する梱包装置163とを有する。
図92および図93は、最終カット装置161にて切断された最終積層体A520を示す。最終積層体A520は、切断部600により切断される。切断部600により切断された最終積層体A520は、第3清掃体203を形成する。
第4製造装置104は、このような装置および工程を経て、第3清掃体A203を製造する。
なお、本発明に係る清掃具、清掃体、製造装置、製造工程の実施形態は、上述の構造や工程に限られるものではない。例えば、達成すべき清掃体の構成に適合するため、第1製造装置〜第4製造装置に係る構成を適宜組み合わせることが可能である。さらに、他の製造装置、製造工程を使用することも可能である。
(実施の形態ないし実施例本発明の各構成要素の対応について)
清掃体A200、第1清掃体A201、第2清掃体A202および第3清掃体A203は、本発明に係る「清掃シート」の一例である。清掃体ホルダA400は、本発明に係る「保持具」の一例である。清掃具A100は、本発明に係る「清掃具」の一例である。帯状体400は、本発明に係る「帯状体」の一例である。ドラムロール310は、本発明に係る「ドラムロール」の一例である。接合加工部320は、本発明に係る「接合加工部」の一例である。接合装置300は、本発明に係る「接合装置」の一例である。接合領域500は、本発明に係る「接合領域」の一例である。接合部A320は、本発明に係る「接合部」の一例である。エンボスロール330は、本発明に係る「接合領域形成部」の一例である。シート資材A340は、本発明に係る「シート資材」の一例である。繊維資材A230は、本発明に係る「繊維資材」の一例である。積層体A500は、本発明に係る「積層体」の一例である。第1接合領域形成部331は、本発明に係る「第1接合領域形成部」の一例である。第2接合領域形成部332は、本発明に係る「第2接合領域形成部」の一例である。第1接合領域501は、本発明に係る「第1接合領域」の一例である。第2接合領域502は、本発明に係る「第2接合領域」の一例である。第1接合装置301は、本発明に係る「第1接合装置」の一例である。第2接合装置302は、本発明に係る「第2接合装置」の一例である。製造装置100、第1製造装置101、第2製造装置102、第3製造装置103および第4製造装置104は、本発明に係る「製造装置」の一例である。
以上の発明の趣旨に鑑み、本発明に係る清掃具は、下記の態様が構成可能である。
(態様1)
清掃シートと、前記清掃シートを保持する保持具とを有する清掃具の製造方法であって、
前記清掃シートを形成する複数の帯状体を供給する工程と、
前記複数の帯状体を重ねる工程と、
重ねた前記帯状体を、ドラムロールと、接合加工部とを有する接合装置へ供給する工程と、
前記接合装置により、重ねた前記帯状体の所定領域に接合領域を形成する工程と、
を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様2)
態様1に記載された清掃具の製造方法であって、
前記接合加工部は、接合領域形成部を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様3)
態様1または2に記載された清掃具の製造方法であって、
前記接合加工部は、第1接合領域形成部と第2接合領域形成部とを有し、
前記第1接合領域形成部は重ねた前記帯状体の前記所定領域に対し第1接合領域を形成し、
前記第2接合領域形成部は重ねた前記帯状体の前記所定領域に対し第2接合領域を形成することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様4)
態様3に記載された清掃具の製造方法であって、
前記第1接合領域と、前記第2接合領域とは互いに重なることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様5)
態様3に記載された清掃具の製造方法であって、
前記第1接合領域と、前記第2接合領域とは互いに重ならないことを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様6)
態様3または4に記載された清掃具の製造方法であって、
前記第1接合領域と、前記第2接合領域とは異なる面積を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様7)
態様3または4に記載された清掃具の製造方法であって、
前記第1接合領域と、前記第2接合領域とは同一の面積を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様8)
態様1〜7に記載された清掃具の製造方法であって、
前記接合装置は、単一の前記ドラムロールに対し複数の前記接合加工部を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様9)
態様1〜8に記載された清掃具の製造方法であって、
前記接合装置は、第1接合装置と、第2接合装置とを有することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様10)
態様1〜9に記載された清掃具の製造方法であって、
前記帯状体は、不織布によるシート資材であることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様11)
態様1〜9に記載された清掃具の製造方法であって、
前記帯状体は、長繊維からなる繊維資材であることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様12)
態様10に記載された清掃具の製造方法であって、
重ねた前記帯状体は、複数の前記シート資材により形成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様13)
態様11に記載された清掃具の製造方法であって、
重ねた前記帯状体は、複数の前記繊維資材により形成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様14)
態様10〜11に記載された清掃具の製造方法であって、
重ねた前記帯状体は、前記シート資材と、前記繊維資材とにより形成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様15)
態様12〜14に記載された清掃具の製造方法であって、
重ねた前記帯状体は、積層体を形成することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様16)
態様15に記載された清掃具の製造方法であって、
前記接合装置は、前記積層体に前記接合領域を形成することにより、前記積層体を形成する前記帯状体同士を接合する接合部を構成することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様17)
態様15または16に記載された清掃具の製造方法であって、
前記積層体は、第1積層体と、第2積層体とにより構成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様18)
態様17に記載された清掃具の製造方法であって、
前記第1接合装置は、前記第1積層体に前記接合部を形成し、
前記第2接合装置は、前記第1積層体と前記第2積層体とに前記接合部を形成することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様19)
態様1〜18に記載された清掃具の製造方法であって、
前記清掃シートは、シート部と繊維集合体とを有することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様20)
態様19に記載された清掃具の製造方法であって、
前記シート部は、前記シート資材を切断することにより形成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様21)
態様19に記載された清掃具の製造方法であって、
前記繊維集合体は、前記繊維資材を切断することにより形成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様22)
態様19〜21に記載された清掃具の製造方法であって、
所定方向において、前記繊維集合体よりも前記シート体の方が短く形成された前記清掃シートが構成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様23)
態様19〜22に記載された清掃具の製造方法であって、
前記シート体の一方側と他方側のそれぞれに前記繊維集合体が設けられた前記清掃シートが構成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様24)
清掃シートと、前記清掃シートを保持する保持具とを有する清掃具の製造装置であって、
前記清掃シートを形成する複数の帯状体を供給する装置と、
前記複数の帯状体を重ねる装置と、
ドラムロールと接合加工部とを有する接合装置とを有し、
前記接合装置は、重ねた前記帯状体の所定領域に接合領域を形成することを特徴とする清掃具の製造装置。
(態様25)
態様1〜26に記載された清掃具の製造方法であって、
前記接合装置は、前記第1接合装置と、前記第2接合装置とを有し、
第1シート資材と第2シート資材とを供給する工程と、
一方の繊維資材を供給する工程と、
前記第1シート資材と、前記第2シート資材と、前記一方の繊維資材とを前記第1接合装置により接合して中間積層体を得る工程と、
第3シート資材を供給する工程と、
他方の繊維資材を供給する工程と、
前記中間積層体と、前記第3シート資材と、前記他方の繊維資材とを前記第2接合装置により接合して最終積層体A520を得る工程と、
を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様26)
態様1〜24に記載された清掃具の製造方法であって、
前記接合装置は、単一の前記ドラムロールと、前記第1接合加工部と、前記第2接合加工部とを有し、
第1シート資材と第2シート資材とを供給する工程と、
一方の繊維資材を供給する工程と、
第3シート資材を供給する工程と、
他方の繊維資材を供給する工程と、
前記ドラムロールと前記第1接合加工部によって、前記第1シート資材と、前記第2シート資材と、前記一方の繊維資材とを接合することにより中間積層体を得る工程と、
前記ドラムロールと前記第2接合加工部とによって、前記中間積層体と、前記第3シート資材と、前記他方の繊維資材とを接合することにより最終積層体を得る工程と、
を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様27)
態様1〜24に記載された清掃具の製造方法であって、
前記接合装置は、前記第1接合装置と、前記第2接合装置とを有し、
第1シート資材と第2シート資材とを重ねるとともに、重ねられた第1シート資材と第2シート資材とを所定の長さにて切断し、さらに、切断された第1シート資材と第2シート資材を供給する工程と、
一方の繊維資材を供給する工程と、
前記第1シート資材と、前記第2シート資材と、前記一方の繊維資材とを接合することにより中間積層体を得る工程と、
第3シート資材を供給する工程と、
他方の繊維資材を供給する工程と、
前記中間積層体と、第3シート資材と、前記他方の繊維資材とを接合することにより最終積層体を得る工程と、
を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
(態様28)
態様1〜24に記載された清掃具の製造方法であって、
前記接合装置は、前記第1接合装置と、前記第2接合装置とを有し、
第1シート資材と第2シート資材とを供給する工程と、
一方の繊維資材を供給する工程と、
前記一方の繊維資材を前記第1シート資材に重ねるとともに、前記第1シート資材と、前記第2シート資材と、前記一方の繊維資材とを接合することにより中間積層体を得る工程と、
他方の繊維資材を供給する工程と、
前記他方の繊維資材を前記中間積層体の第2シート資材に重ねるとともに、前記中間積層体と、前記他方の繊維資材とを接合することにより最終積層体A520を得る工程と、
を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
A100 清掃具
A100D1 外側方向
A100D2 内側方向
A100X 長手交差方向
A100XC 長手交差方向中心点
A100Y 長手方向
A100Y1 挿入方向
A100Y2 引抜方向
A100YC 長手方向中心線
A100Z 厚み方向
A200 清掃体(清掃シート)
A201 第1清掃体(清掃シート)
A202 第2清掃体(清掃シート)
A203 第3清掃体(清掃シート)
A200X 長手交差方向上の端部
A200Y 長手方向上の端部
A210 刷毛部
A220 繊維集合体
A220A 一方側の繊維集合体
A220B 他方側の繊維集合体
A221 第1繊維集合体
A222 第2繊維集合体
A223 第3繊維集合体
A224 第4繊維集合体
A230 繊維資材
A231 第1繊維資材
A232 第2繊維資材
A233 第3繊維資材
A234 第2繊維資材
A300 シート部
A300A 一方の面
A300B 他方の面
A301 第1シート部
A302 第2シート部
A303 第3シート部
A310 保持空間
A311 挿入開口部
A320 接合部
A321 第1接合部
A322 第2接合部
A330 短冊片
A331 切込み部
A340 シート資材
A341 第1シート資材
A342 第2シート資材
A343 第3シート資材
A400 清掃体ホルダ(保持具)
A410 ハンドル部
A411 ハンドル
A412 ハンドル接合部
A420 清掃体保持部
A421 保持部材
A430 連接部
A440 先端部
A450 中間部
A460 凸部
A461 第1の凸部
A462 第2の凸部
A470 押え板
A500 積層体
A501 シート積層体
A502 第1繊維積層体
A503 第2繊維積層体
A510 中間積層体
A520 最終積層体
MD 機械方向
CMD 機械交差方向
100 製造装置(製造装置)
101 第1製造装置(製造装置)
102 第2製造装置(製造装置)
103 第3製造装置(製造装置)
104 第4接合装置(製造装置)
110、1101、1102、1103 積層シート資材供給パート
111 切込み付与装置
112 シート積層体切断装置
113 コンベヤ装置
120、1201、1202、1203 第1繊維資材供給パート
121 オイル付与装置
130、1301、1302、1303 接合パート
131 第1接合パート
132 第2接合パート
140、1401、1402、1403 シート資材供給パート
141 切込み付与装置
150、1501、1502、1503 第2繊維資材供給パート
151 オイルコーター装置
160、1601、1602、1603 最終処理パート
161 最終カット装置
162 計数装置
163 梱包装置
200 資材供給装置
210 シート資材供給装置
211 第1シート資材供給装置
212 第2シート資材供給装置
213 第3シート資材供給装置
220 繊維集合資材供給装置
221 第1繊維集合資材供給装置
222 第2繊維資材供給装置
223 第3繊維資材供給装置
224 第4繊維資材供給装置
300接合装置
301第1の接合装置
302第2の接合装置
310 ドラムロール
320接合加工部
321第1接合加工部
322第2接合加工部
330 接合領域形成部
331 第1接合領域形成部
332 第2接合領域形成部
340 抑えロール
400 帯状体
401 第1帯状体
402 第2帯状体
403 第3帯状体
500 接合領域
501 第1の接合領域
502 第2の接合領域
600 切断部

Claims (24)

  1. 清掃シートと、前記清掃シートを保持する保持具とを有する清掃具の製造方法であって、
    前記清掃シートを形成する複数の帯状体を供給する工程と、
    前記複数の帯状体を重ねる工程と、
    重ねた前記帯状体を、ドラムロールと、接合加工部とを有する接合装置へ供給する工程と、
    前記接合装置により、重ねた前記帯状体の所定領域に接合領域を形成する工程と、
    を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
  2. 請求項1に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記接合加工部は、接合領域形成部を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記接合加工部は、第1接合領域形成部と第2接合領域形成部とを有し、
    前記第1接合領域形成部は重ねた前記帯状体の前記所定領域に対し第1接合領域を形成し、
    前記第2接合領域形成部は重ねた前記帯状体の前記所定領域に対し第2接合領域を形成することを特徴とする清掃具の製造方法。
  4. 請求項3に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記第1接合領域と、前記第2接合領域とは互いに重なることを特徴とする清掃具の製造方法。
  5. 請求項3に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記第1接合領域と、前記第2接合領域とは互いに重ならないことを特徴とする清掃具の製造方法。
  6. 請求項3または4に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記第1接合領域と、前記第2接合領域とは異なる面積を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
  7. 請求項3または4に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記第1接合領域と、前記第2接合領域とは同一の面積を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
  8. 請求項1〜7に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記接合装置は、単一の前記ドラムロールに対し複数の前記接合加工部を有することを特徴とする清掃具の製造方法。
  9. 請求項1〜8に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記接合装置は、第1接合装置と、第2接合装置とを有することを特徴とする清掃具の製造方法。
  10. 請求項1〜9に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記帯状体は、不織布によるシート資材であることを特徴とする清掃具の製造方法。
  11. 請求項1〜9に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記帯状体は、長繊維からなる繊維資材であることを特徴とする清掃具の製造方法。
  12. 請求項10に記載された清掃具の製造方法であって、
    重ねた前記帯状体は、複数の前記シート資材により形成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
  13. 請求項11に記載された清掃具の製造方法であって、
    重ねた前記帯状体は、複数の前記繊維資材により形成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
  14. 請求項10〜11に記載された清掃具の製造方法であって、
    重ねた前記帯状体は、前記シート資材と、前記繊維資材とにより形成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
  15. 請求項12〜14に記載された清掃具の製造方法であって、
    重ねた前記帯状体は、積層体を形成することを特徴とする清掃具の製造方法。
  16. 請求項15に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記接合装置は、前記積層体に前記接合領域を形成することにより、前記積層体を形成する前記帯状体同士を接合する接合部を構成することを特徴とする清掃具の製造方法。
  17. 請求項15または16に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記積層体は、第1積層体と、第2積層体とにより構成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
  18. 請求項17に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記第1接合装置は、前記第1積層体に前記接合部を形成し、
    前記第2接合装置は、前記第1積層体と前記第2積層体とに前記接合部を形成することを特徴とする清掃具の製造方法。
  19. 請求項1〜18に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記清掃シートは、シート部と繊維集合体とを有することを特徴とする清掃具の製造方法。
  20. 請求項19に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記シート部は、前記シート資材を切断することにより形成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
  21. 請求項19に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記繊維集合体は、前記繊維資材を切断することにより形成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
  22. 請求項19〜21に記載された清掃具の製造方法であって、
    所定方向において、前記繊維集合体よりも前記シート体の方が短く形成された前記清掃シートが構成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
  23. 請求項19〜22に記載された清掃具の製造方法であって、
    前記シート体の一方側と他方側のそれぞれに前記繊維集合体が設けられた前記清掃シートが構成されることを特徴とする清掃具の製造方法。
  24. 清掃シートと、前記清掃シートを保持する保持具とを有する清掃具の製造装置であって、
    前記清掃シートを形成する複数の帯状体を供給する装置と、
    前記複数の帯状体を重ねる装置と、
    ドラムロールと接合加工部とを有する接合装置とを有し、
    前記接合装置は、重ねた前記帯状体の所定領域に接合領域を形成することを特徴とする清掃具の製造装置。
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