JPWO2014112337A1 - 誘電材料及びこれを用いた電気化学素子 - Google Patents
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Abstract
Description
還元型酸化グラフェンと、
無機酸及び/又は炭酸エステルと、を含むこと、
を特徴とする誘電材料を提供する。
少なくとも上記の本発明の誘電材料を含む分極性電極と、
セパレータと、
第一の集電極及び第二の集電極と、を含むこと、
を特徴とする電気化学素子を提供する。
上記の本発明の電気化学素子を含むこと、
を特徴とする蓄電装置を提供する。
還元型酸化グラフェンと、
無機酸及び/又は炭酸エステルと、を混合すること、
を特徴とする誘電材料の製造方法を提供する。
本発明の誘電材料は、還元型酸化グラフェンと無機酸及び/又は炭酸エステルとを有することを特徴とするものである。当該誘電材料は、乾燥工程及び/又は焼成工程を経て、粉末状、顆粒状、集塊状であっても構わない。
本発明の誘電材料の製造方法は、還元型酸化グラフェンと、無機酸及び/又は炭酸エステルと、(更には必要に応じてリチウム化合物と)、を混合すること、を特徴とするものである。
本発明の電気化学素子は、上記本発明の誘電材料を含む分極性電極と、セパレータと、第一の集電極及び第二の集電極と、を含むこと、を特徴とする。ここで、本発明の誘電材料は、いわゆる活物質又は分極性電極そのものとして用いられ、いずれにしても、分極性電極を構成する。
まず、本発明の電気化学素子の一例として、電気二重層キャパシタの製造技術に基づいて製造する場合を説明する。本発明の電気化学素子は、上記本発明の誘電材料を含む分極性電極と、セパレータと、第一の集電極及び第二の集電極と、が密閉容器に封入されることにより構成される。形状については、例えば、円筒型、箱型のいずれの形状を採用してもよく、それら以外の形状であってもよい。
また、本発明の電気化学素子は、図2に示すような構造を有していてもよい。図2は、典型的な電気二重層キャパシタの構造を採用した本発明の電気化学素子10であり、電極部は、電源に接続された第一の集電極(正極)12及び第二の集電極(負電極)14と、第一の集電極(正極)12及び第二の集電極(負電極)14にそれぞれ固定・接続された、本発明の粉末状、顆粒状又は集塊状の誘電材料を含む固体状の分極性電極16a、16bと、で構成されている。
更にまた、本発明の電気化学素子は、図3に示すような構造を有していてもよい。図3は、典型的な鉛蓄電池の構造を採用した本発明の電気化学素子100の一部を切り欠いた斜視図である。電気化学素子100の構成要素は、一部を除き従来の鉛蓄電池と同じであればよいが、以下においては各構成要素について簡単に説明する。
株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸(30%水溶液)と、を混合し、0.5重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料1を得た。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と硫酸とを混合し、1.0重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料2を得た。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と硫酸とを混合し、2.0重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料3を得た。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と硫酸とを混合し、3.0重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料4を得た。
上記実施例1〜4で得られた誘電材料1〜4を用いて、図4に示す測定用素子200を作製し、静電容量を測定した。また、比較例として、誘電材料1〜4の代わりに硫酸のみを用いて、同様の測定を行った。測定は各4回実施し、得られた結果を図5に示した。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び1.0重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いるグラスウール/グラスシートに当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量の測定を行った。なお、炭素シートの厚さは0.75mmとした。得られた静電容量を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び2.0重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いるグラスウールに当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量の測定を行った。なお、炭素シートの厚さは0.75mmとした。得られた静電容量を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.5重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いるグラスウールに当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量の測定を行った。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.5重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、王子製紙株式会社製の中孔(概ね1μmから10μm位、以下同様)が少ない二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)に当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.5重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、王子製紙製の中孔が多い二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)に当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.5重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、王子製紙製の小孔(概ね1μm以下、以下同様)が多い二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)に当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.5重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、株式会社ヒューマンシステム製の固形グラスウール(ガラスクロス網型200μm(ペガGC)、グラスファイバーのニードルマット(熱プレス)2mm(ペガNM))に当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.5重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、3枚重ねにしたポリプロピレンシート(前田工繊株式会社製スプリトップ)に当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.5重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、固形グラスウールに当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。ここで、炭素板には還元型酸化グラフェンを含有する硫酸を塗布し、600℃の大気中で10分間保持し、表面処理を施した。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.5重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、固形グラスウールに当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。ここで、炭素板には還元型酸化グラフェンを含有する硫酸を塗布し、600℃の大気中で3分間保持し、表面処理を施した。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトpd010(還元型酸化グラフェンにパラジウムがインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.001重量%のグラフェライトpd010が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、固形グラスウール(編み込み)に当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。ここで、炭素板には還元型酸化グラフェンを含有する硫酸を塗布し、600℃の大気中で10分間保持し、表面処理を施した。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトzn009(還元型酸化グラフェンに酸化亜鉛がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.5重量%のグラフェライトpd010が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、固形グラスウールに当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。ここで、炭素板には還元型酸化グラフェンを含有する硫酸を塗布し、600℃の大気中で10分間保持し、表面処理を施した。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトag007(還元型酸化グラフェンに銀がインターカレート・ドープしたもの)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGO及び0.5重量%のグラフェライトag007が分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、固形グラスウール(編み込み)に当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。ここで、炭素板には還元型酸化グラフェンを含有する硫酸を塗布し、600℃の大気中で10分間保持し、表面処理を施した。なお、炭素シートの厚さは0.16mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
実施例1と同様にして、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、硫酸と、を混合し、3.0重量%のグラフェライトRGOが分散した誘電材料を得た。セパレータとして用いる、固形グラスウールに当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。ここで、炭素板には還元型酸化グラフェンを含有する硫酸を塗布し、600℃の大気中で10分間保持し、表面処理を施した。なお、炭素シートの厚さは0.75mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
Li4Ti5O12と、株式会社MICC TEC製のグラフェライトRGO(還元型酸化グラフェン)と、PTFE樹脂(50重量%重量分散液:バインダ)と、硫酸と、を混合し、40重量%のLi4Ti5O12、10重量%のグラフェライトRGO及び10重量%のPTFE50%分散液が分散した誘電材料を得た。セパレータとしてのガラス不織布(ガラス繊維シート)に当該誘電材料を含浸させ、図6に示す積層型測定用素子300を作製して静電容量及び内部抵抗の測定を行った。ここで、炭素板には還元型酸化グラフェンを含有する硫酸を塗布した。なお、グラフェンシートの厚さは0.5mmとした。得られた静電容量及び内部抵抗を表1に示す。
2・・・第一の集電極(正極)
4・・・第二の集電極(負極)
6・・・分極性電極
8・・・セパレータ
10・・・電気化学素子(電気二重キャパシタ構造)
12・・・電気二重キャパシタ構造における第一の集電極(正極)
14・・・電気二重キャパシタ構造における第二の集電極(負極)
16a、16b・・・電気二重キャパシタ構造における分極性電極
18・・・電気二重キャパシタ構造におけるセパレータ
20・・・電解液
100・・・電気化学素子(鉛蓄電池構造)
102・・・電槽
104・・・隔壁
106・・・セル室
108・・・極板群
110・・・正極接続部
112・・・負極接続部
114・・・正極端子
116・・・負極端子
118・・・蓋
120・・・排気栓
200・・・測定用素子
202・・・炭素棒
204・・・誘電材料
206・・・容器
208・・・栓
300・・・積層型測定用素子
302・・・炭素板
304・・・炭素シート
306・・・誘電材料含浸セパレータ
Claims (9)
- 還元型酸化グラフェンと、
無機酸及び/又は炭酸エステルと、を含むこと、
を特徴とする誘電材料。 - 更にリチウム化合物を含むこと、
を特徴とする請求項1に記載の誘電材料。 - 前記還元型酸化グラフェンに、銀、銅、酸化亜鉛、及びパラジウムから選択される少なくとも1つの物質がインターカレート・ドープされていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の誘電材料。 - 少なくとも請求項1〜3のうちのいずれかに記載の誘電材料を含む分極性電極と、
セパレータと、
第一の集電極及び第二の集電極と、を含むこと、
を特徴とする電気化学素子。 - 前記第一の集電極及び/又は前記第二の集電極に、少なくとも請求項1〜3のうちいずれかに記載の誘電材料を塗布し、前記塗布した誘電材料を乾燥させることにより、前記第一の集電極及び/又は前記第二の集電極が表面処理されていること、
を特徴とする請求項3に記載の電気化学素子。 - 請求項4又は5に記載の電気化学素子を含むこと、
を特徴とする蓄電装置。 - 還元型酸化グラフェンと、
無機酸及び/又は炭酸エステルと、を混合すること、
を特徴とする誘電材料の製造方法。 - 更にリチウム化合物を含むこと、
を特徴とする請求項7に記載の誘電材料の製造方法。 - 前記還元型酸化グラフェンが粉末状であり、銀、銅、酸化亜鉛、及びパラジウムから選択される少なくとも1つの物質がインターカレート・ドープされていること、
を特徴とする請求項7又は8に記載の誘電材料の製造方法。
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