JPWO2014030446A1 - 分光光度計 - Google Patents

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Abstract

端末装置を用い易い分光光度計を提供する。本発明に係る分光光度計(1)は、光源を有する光学系部(3)と、前記光学系部(3)に隣接して設けられ、試料を保持する試料保持部(4)と、前記光学系部(3)及び前記試料保持部(4)を収容する筐体(2)と、を有し、前記筐体(2)の上面を成す上面部(21)に、少なくとも板状の部材が載置可能であるとともに、前記上面部(21)から離間する方向に立上ることが可能な支持部材(22)を備えることを特徴とする。前記分光光度計(1)は、前記上面部(21)に、ヒンジ(H)を介して前記支持部材(22)の下端部(22u)を取り付けているのが好ましく、前記支持部材(22)及び前記上面部(21)に、前記支持部材(22)の立上り角度を予め設定された角度に固定する固定手段(23)を備えるのが好ましい。前記板状の部材として、無線又は有線で接続される端末装置(D)を備えるのが好ましい。

Description

本発明は、分光光度計に関する。
分光光度計は、吸収スペクトルを測定するための装置である。分光光度計には、近赤外部から可視部、紫外部のスペクトルを測定するための可視紫外分光光度計、赤外部のスペクトルを測定するための赤外分光光度計などがある。
分光光度計は、筐体内に、光源、分光単色計(モノクロメーター)、試料室、光検出装置、電気信号増幅装置を備えているのが一般的である。また、測定結果を自動的に記録する記録装置を有しているものが多い。さらに、近年では、測定データやパラメータデータなどのデータファイルをパーソナルコンピュータ(PC)で取り込んでデータ処理することが行われている。PCへのデータファイルの取り込みは、ケーブル等により直接接続して行うほか、ローカルエリアネットワーク(LAN)等を介してネットワーク接続して行われている。しかし、ケーブル等による直接接続やLAN等によるネットワーク接続を行うと装置設置のための手間とコストが必要になるという問題がある。
このような状況下、近年、PCへのデータファイルの取り込みをより簡便に且つ低コストで行うことが可能な発明が成され、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された発明は、筐体の上面に突出して設けられ、少なくとも一方の側面が筐体の側端よりも内側にある操作パネルと、該側面に設けられた外部記憶媒体の接続ポートと、を備えた測定装置、すなわち分光光度計である。
特開2010−243509号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、PCへのデータファイルの取り込みをユーザがユニバーサル・シリアル・バス(USB)メモリ等の外部記憶媒体を抜き差しして行う必要がある。そのため、データファイルを直接PCに取り込む態様と比較して便利であるとは言い難く、データファイルを直接PCに取り込みたいという高い要望がある。
他方、最近は、いわゆるタブレット端末や携帯情報端末(PDA)の普及が進むとともに、ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)の小型化も進んでいることから、これらの端末装置で直接データファイルの取り込みを行ったり、分光光度計の操作を行ったりしたいという要望もある。しかし、分光光度計に端末装置を用い易くするための配慮がなされていないのが現状である。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、端末装置を用い易い分光光度計を提供することを課題とする。
本発明は、光源を有する光学系部と、前記光学系部に隣接して設けられ、試料を保持する試料保持部と、前記光学系部及び前記試料保持部を収容する筐体と、を有し、前記筐体の上面を成す上面部に、少なくとも板状の部材が載置可能であるとともに、前記上面部から離間する方向に立上ることが可能な支持部材を備えることを特徴とする分光光度計である。
本発明によれば、端末装置を用い易い分光光度計を提供することができる。
本発明に係る分光光度計の一実施形態を示す図であり、筐体の上面を成す上面部に備えた支持部材を閉じた状態を示す斜視図である。なお、図1の紙面において左下側が、通常使用される状態において、ユーザと対面する前面部(正面側)となる。 本発明に係る分光光度計の一実施形態を示す図であり、筐体の上面を成す上面部に備えた支持部材を開いた状態を示す斜視図である。なお、図2の紙面において左下側が、通常使用される状態において、ユーザと対面する前面部(正面側)となる。 固定手段を備えた分光光度計の一例を示す斜視図である。 一実施形態に係る分光光度計の左側面図である。 本発明に係る分光光度計の一実施形態を示す図であり、筐体の上面部に形成された第一開口部を封じる第一蓋部材を取り外した状態を示す斜視図である。 図5で取り外した第一蓋部材の斜視図である。 図6に示す第一蓋部材の支持部材を閉じた様子を示す斜視図である。 一実施形態に係る分光光度計に端末装置を支持させた状態を示す図であり、支持部材を閉じて端末装置を寝かせた状態の斜視図である。 一実施形態に係る分光光度計に端末装置を支持させた状態を示す図であり、支持部材を立上げて端末装置を立たせた状態の斜視図である。 一実施形態に係る分光光度計に、有線で接続された端末装置を支持させた状態を示す斜視図である。 一実施形態に係る分光光度計に、保護カバーを装着した端末装置を支持させた状態を示す斜視図である。 一実施形態に係る分光光度計の支持部材の下端部に、端末装置を接続する接続端子を設け、当該接続端子に端末装置を接続させつつ、支持部材に支持させる様子を示す斜視図である。 一実施形態に係る分光光度計と端末装置を盗難防止ワイヤーでロックした一例を示す斜視図である。 一実施形態に係る分光光度計と端末装置を盗難防止ワイヤーでロックした他の一例を示す斜視図である。 一実施形態に係る分光光度計の変形例を示す構成概略図である。 一実施形態に係る分光光度計の変形例を示す構成概略図である。 一実施形態に係る分光光度計の変形例を示す構成概略図である。
以下、適宜図面を参照して、本発明を実施するための形態(実施形態)について詳細に説明する。
参照する図面において、図1は、本発明に係る分光光度計の一実施形態を示す図であり、筐体の上面を成す上面部に備えた支持部材を閉じた状態を示す斜視図である。また、図2は、本発明に係る分光光度計の一実施形態を示す図であり、筐体の上面を成す上面部に備えた支持部材を開いた状態を示す斜視図である。なお、図1及び図2の紙面において左下側が、通常使用される状態において、ユーザと対面する前面部(正面側)となる。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態に係る分光光度計1は筐体2を備えている。筐体2は、その内部に光学系部3及び試料保持部4を有している。つまり、筐体2は、光学系部3及び試料保持部4を収容している。そして、後記するように分光光度計1では、筐体2の上面を成す上面部21に、少なくとも板状の部材が載置可能であるとともに、この上面部21から離間する方向に立上ることが可能な支持部材22を備えている(図2参照)。なお、符号26、27で示される部材の説明は後記する。
ここで、支持部材22について説明するのに先立って、光学系部3及び試料保持部4について説明する。
光学系部3は、一般的な分光光度計で使用されている光源、分光器、検出器を備えている(いずれも図1、2で図示せず。)。
前記光源は、試料の吸光度(透過率)や試料の反射率を測定するのに用いる光を発する役割を担う。光源は、紫外域測定用の重水素放電管及び可視・近赤外域測定用のタングステンランプのうちの少なくとも一つを備えている。
前記分光器は、光源から発せられた光をスペクトルに分ける役割を担う。分光器は、いわゆるフィルタ式、プリズム式、グレーティング(回折格子)式のうちの少なくとも一つの方式を採用するものであればよく、また、必要に応じてスリットを備えてもよい。フィルタ式の分光器としては、例えば、色ガラスフィルタや干渉フィルタなどを挙げることができる。また、プリズム式の分光器としては、例えば、水晶や溶融石英などを挙げることができる。回折格子式の分光器としては、例えば、平面回折格子や凹面回折格子などを挙げることができる。
前記検出器は、試料保持部4に保持された試料を透過又は反射した光を電気信号に変換する役割を担う。検出器としては、例えば、光半導体や光電子増倍管などを用いることができる。
試料保持部4は、試料を測定するのに適した形態及び/又は特定の測定条件を満たす任意の形態で試料を保持する役割を担う。
ここで、試料としては、液体である液体試料や固体である固体試料などが挙げられる。液体試料としては、例えば、微生物や細胞を培養した培養液や任意の測定対象物質を含む溶液などが挙げられる。固体試料としては、例えば、コンパクトディスク(CD)やDVDなどの光ディスク、半導体ウエハ、ガラスフィルムなどが挙げられる。なお、前記した半導体ウエハは大形試料などとも呼ばれている。固体試料には、任意の測定対象物質を含む粉体なども含まれる。
また、特定の測定条件としては、例えば、近赤外部、可視部、紫外部の少なくとも一つの範囲で測定すること、特定の波長(スペクトル)のみで測定すること、特定の温度範囲を継続的に変化させて測定すること、一定の温度で経時的に測定することなどを挙げることができる。
試料保持部4に係る前記任意の形態は、前記した各種の試料や特定の測定条件に応じて次の中から適宜に選択することができる。試料保持部4としては、例えば、入射角5度の基準サンプルに対する相対反射率測定を行う5度正反射付属装置(相対)又は垂直5度正反射付属装置(相対)、入射角5度の絶対反射率測定を行う5度正反射付属装置(絶対)、ホルダを用いて微小サンプルの入射角5度における絶対反射率測定を行う微小5度正反射付属装置(絶対)、入射角12度の絶対反射率測定を行う12度正反射付属装置(絶対)、入射角30度の絶対反射率測定を行う30度正反射付属装置(絶対)、入射角45度の絶対反射率測定を行う45度正反射付属装置(絶対)、試料透過後に光束が広がる場合に用いられるφ60全球積分球付属装置、60全球積分球内面にスペクトラロン(登録商標)を塗布した高感度積分球付属装置、立方体プリズム(16mm〜60mm)の入射角45度に対する絶対反射率測定と透過率測定を行うプリズム測定付属装置、微小立方体プリズム(5mm〜20mm)の入射角45度に対する絶対反射率測定を行う微小プリズム測定付属装置、入射角10度〜60度までの10度毎の絶対反射率を測定することのできる角度可変絶対反射付属装置(10−60)、入射角15度〜65度までの10度毎の絶対反射率を測定することのできる角度可変絶対反射付属装置(15−65)、任意の入射角(20度〜60度)でサンプルの相対反射率を測定することができる角度可変絶対反射付属装置(相対)、回転ステージを用いることにより任意の入射角(0度〜60度)における透過率測定が可能な角度可変透過測定付属装置、レンズの透過率を測定するレンズ透過測定付属装置、Vベンチを使用し、大形レンズの透過率が測定できる大形レンズ測定付属装置、ガラスフィルタのような板状固体試料の透過率及び/又は吸光度を測定するガラスフィルタホルダ、フィルム状の試料を測定するフィルムホルダ、10mm角セルを使用して液体の透過率、吸光度を測定する角形10mmセルホルダ、10mm角セルを複数個連装する連装ホルダ、試料温度を連続的に変化させたときの吸光度の変化を測定するプログラム機能付恒温セルホルダ、電子冷熱式の一定温度制御恒温セルホルダ(マグネットスターラーを内蔵してもよい。)、恒温槽の水をセルホルダ部に循環させ、セル部を一定温度に保つ恒温セルホルダ、微量試料を連続測定するフローセル又はミクロフローセル、20mmセル、30mmセル、40mmセル、50mmセル及び/又は100mmセルといった角形長セルの取付けを可能とする角形長セルホルダ、複数個の角形長セルの取付けを可能とする連装セルホルダ、10mmの円筒セル、20mmの円筒セル、50mmの円筒セル及び/又は100mmの円筒セルの取付けを可能とする円筒セルホルダ、微量セルを使用するための微量セルホルダなどの中から適宜選択して用いることができる。しかしながら、試料保持部4はこれらに限定されるものではなく、従来公知の分光光度計に付属部品や付属装置、オプションといった呼称で付属されているその他の各種装置や各種ホルダであればどのようなものでも適用することができる。
次に、以上に説明した光学系部3及び試料保持部4を有する分光光度計1の支持部材22について説明する。
図1及び図2を参照して前述したように、支持部材22は、長方形をした板状の部材であり、筐体2の上面を成す上面部21に備えられ、上面部21から離間する方向(支持部材22の上面を前方に向けて起立する方向)に立上る。なお、言うまでもなく、この支持部材22は、立上げた状態から筐体2の上面部21に向けて閉じることができる。つまり、支持部材22は、図1及び図2に示す如く、筐体2の上面部21に開閉自在に設けられている。このようにすると、無線で接続される端末装置D(図8、図9参照)を使用する際に支持部材22を立上げることができ、端末装置Dを支持することが可能となる。その一方で、端末装置Dを使用しないときは、端末装置Dを支持する支持部材22を筐体2の上面部21に向けて閉じることができる。支持部材22を閉じることにより、分光高度計1の外観をすっきりとさせることができ、また、装置以外の物との接触を避けることもできる。なお、前記した少なくとも板状の部材が、端末装置Dに相当する。端末装置Dとしては、例えば、タブレット端末、PDA、ノートPCなどが挙げられる。
このような動作を可能とするため、筐体2の上面部21に、ヒンジH(図3参照)を介して支持部材22の下端部22uを取り付ける(連結する)とよい。このようにすると、上面部21に対して支持部材22を確実に開閉自在に回動させることができる。なお、上面部21と支持部材22は別部材で構成されていてもよいが、同じ部材で構成されていてもよい。つまり、上面部21の一部を板厚方向に切り欠いて支持部材22を形成してもよい。
図3は、固定手段を備えた分光光度計の一例を示す斜視図である。なお、図3の紙面において右下側が、通常使用される状態において、ユーザと対面する前面部(正面側)となる。
ヒンジHを介して支持部材22を筐体2の上面部21に取り付ける場合、図3に示すように、支持部材22及び上面部21に、支持部材22の立上り角度を予め設定された角度に固定する固定手段23を備えるのが好ましい。
かかる固定手段23は、例えば、支持部材22の裏面に設けられた支持棒23aと、上面部21に設けられた1つ又は2つ以上の凹部23bと、で構成することができる。
支持棒23aは、例えば図3に示すように、2本の平行な縦棒部分の間に、これと直角な横棒部分を含む略U字状を成している。図3に示す例では、支持棒23aは、縦棒部分の先端が支持部材22の裏面の一部に枢着され、横棒部分が分光光度計1の左右方向に対して平行となるように設けられている。
これに対し、凹部23bは、支持棒23aの横棒部分を嵌め込むことができるように、支持棒23aの横棒部分に対応した方向及び寸法で凹設されている。従って、図3に示されている例では、凹部23bは分光光度計1の左右方向に対して平行な溝として形成されている。
このような固定手段23とすれば、支持部材22を立上げた後、支持部材22の裏面にある支持棒23aを所定の角度に回動させ、横棒部分を凹部23bに嵌め込むことで支持部材22を固定することができる。
図4は、一実施形態に係る分光光度計の左側面図である。
図4に示すように、凹部23bは、複数平行に設けられている。このようにすると、支持棒23aを任意の角度で回動させることにより、図4中、実線及び破線で示されている如く、支持部材22を任意の立上り角度で固定することができる。そのため、例えば、ユーザが座った状態で測定を行いたい場合は、支持部材22を立上げた状態で支持させることができ、ユーザが立った状態で測定を行いたい場合は、支持部材22を寝かせた状態で支持させることができる。なお、ユーザは、座った状態であるか、立った状態であるかを問わず、端末装置Dを好みの角度で支持部材22に支持させることができることは言うまでもない。
図5は、本発明に係る分光光度計の一実施形態を示す図であり、筐体の上面部に形成された第一開口部を封じる第一蓋部材を取り外した状態を示す斜視図である。図6は、図5で取り外した第一蓋部材の斜視図である。図7は、図6に示す第一蓋部材の支持部材を閉じた様子を示す斜視図である。
支持部材22は、図1及び図2を参照して説明したように、筐体2の上面部21に直接備えるようにしてもよいが、図5や図6に示すように、筐体2の上面部21に形成された第一開口部24を封じる第一蓋部材25(図6参照)上に備えられているとより好ましい。
このように、筐体2の上面部21に第一開口部24が形成されているので、筐体2内に容易にアクセスできるようになる。そのため、筐体2内にある部品をメンテナンス等し易くなる。このような利点があるため、第一開口部24は、光学系部3の上部に形成するのが好ましい。第一開口部24により、光学系部3の光源、分光器、検出器などのメンテナンスを容易に行うことができる。また、支持部材22(図6参照)が第一蓋部材25上に備えられているので、支持部材22を筐体2の上面部21、より具体的には第一蓋部材25から立上らせることができる。そのため、支持部材22が筐体2の上面部21に備えられている場合と同様、端末装置Dを使用する際に支持部材22を立上げること(起立させること)によって端末装置Dを支持することが可能となり、端末装置Dを使用しないときは支持部材22を筐体2の第一蓋部材25に向けて閉じることができる。
図6に示すように、第一蓋部材25は、ネジなどの取付部材25aにより、第一開口部24に着脱自在に取り付けるのが好ましい。このようにすると、第一蓋部材25の着脱が容易であるだけでなく、取付け後は、支持部材22を開閉させても第一蓋部材25が第一開口部24から外れないので取扱いが容易となる。
また、図6及び図7に示すように、第一蓋部材25に支持部材22を取り付ける場合、第一蓋部材25に、ヒンジHを介して支持部材22の下端部22uを取り付けるのが好ましい。このようにすると、第一蓋部材25に対して支持部材22を確実に開閉自在に回動させることができる。
さらにこの場合、支持部材22及び第一蓋部材25に、支持部材22の立上り角度を予め設定された角度に固定する固定手段23を備えるのが好ましい。固定手段23は、支持部材22の裏面に設けられた支持棒23aと、第一蓋部材25に設けられた1つ又は2つ以上の凹部23bと、で構成することができる。支持棒23aと凹部23bによってもたらされる作用効果は図3及び図4を参照して説明したのと同様であるので、ここではその説明を省略する。
図1〜5に示すように、筐体2の光学系部3の上部を覆う部分は、通常使用される状態においてユーザと対面する前面部から後方に向かってせり上がる形状を成しているのが好ましく、当該形状に沿うように支持部材22が設けられているのが好ましい。この場合、支持部材22は、筐体2の上面部21に備えられていてもよく、第一蓋部材25に備えられていてもよい。筐体2の光学系部3の上部を覆う部分を前面部から後方に向かってせり上がる形状とすることで前面からの視認性を高め、ユーザが支持部材22の立上げをし易くすることができる。
図4に戻って説明を続ける。図4に示すように、分光光度計1は、支持部材22の下端部22uよりも前面部寄りの位置に、支持部材22の下端部22uよりも高さ寸法を高くした係止部21aを備えるのが好ましい。係止部21aを備えることにより、支持部材22で支持される端末装置Dの下端部Du(図8、図9参照)を係止することができる。従って、端末装置Dが分光光度計1の上面部21からすべり落ちるのを防止することができる。かかる係止部21aの高さは、例えば、支持部材22の下端部22uから1〜3cm高くすればよいが、端末装置Dの下端部Duを係止できればよくこの範囲に限定されるものではない。係止部21aは、下方から上方にかけて緩やかに弧を描く弓なりの形状等とするのが好ましい。このようにすると、端末装置Dをよりすべり落ち難くすることができる。また、端末装置Dの下端部Duが当接する面には、すべり止め用のゴム材等を設けておくのが好ましい。このようにすると、端末装置Dを載置するときの衝撃を和らげることができるだけでなく、端末装置Dをよりすべり落ち難くすることができる。
そして、図1〜3、5に示されているように、筐体2の一部に、前記した試料保持部4にアクセスする第二開口部26が形成されているとともに、この第二開口部26を開閉自在に封止する第二蓋部材27が設けられているのが好ましい。第二開口部26は、第一開口部24に隣接して形成されていればよく、例えば、図1〜3、5に示されているように、第一開口部24の右側に形成するとよい。第二開口部26は、分光光度計1の後方にヒンジ(図示せず)を介して前記した第二蓋部材27が設けられていると、これを開閉することによって容易に試料を試料保持部4に保持させたり、取り外したりすることができる。なお、第二蓋部材27の取り付け方はこれに限定されるものではなく、例えば、第二開口部26の右側又は左側にヒンジ(図示せず)を設け、これを介して形成されていてもよく、また、後方、右側又は左側にスライドするように設けられていてもよい。さらに、図には示さないが、第二開口部26及び第二蓋部材27が、分光光度計1の上面部21、前面部(図17を参照して後述する態様を参照)、又はこの前面部に対して側面を成す側面部に設けられていてもよい。これらの態様によっても、試料保持部4への試料の保持や取り外しを容易に行うことができる。
分光光度計1の上面部21には、図3、4に示されているように、試料保持部4にアクセスする第二開口部26が形成され、当該第二開口部26を開閉自在に封止する第二蓋部材27が設けられているとともに、この第二開口部26を形成する形成材、すなわち側壁部26aが、支持部材22の少なくとも一部より高い高さ寸法で設けられているのが好ましい。このようにすると、端末装置Dの横方向の位置決めを行うことができる。そのため、第二蓋部材27の開閉に際し、端末装置Dが邪魔になり難くなるだけでなく、端末装置Dのすべり落ちをより防止できるようになる。第二開口部26を形成する形成材の高さは、端末装置Dの横方向の位置決めができればよく、特に限定されるものではないが、例えば、支持部材22の下端部22uから2〜5cm高くするとよい。
図8は、一実施形態に係る分光光度計に端末装置を支持させた状態を示す図であり、支持部材を閉じて端末装置を寝かせた状態の斜視図である。図9は、一実施形態に係る分光光度計に端末装置を支持させた状態を示す図であり、支持部材を立上げて端末装置を立たせた状態の斜視図である。
図8及び図9に示すように、前記した支持部材22により端末装置Dを任意の角度で支持させることができる。また、支持部材22の下端部22uと、第二開口部26の形成側壁部26aと、により端末装置Dの下端部Duと右側が位置決めされている。そのため、端末装置Dがすべり落ち難くなっているとともに、第二蓋部材27の開閉を邪魔し難くなっている。
図10は、一実施形態に係る分光光度計に、有線で接続された端末装置を支持させた状態を示す斜視図である。
端末装置Dは、前記したように無線で分光光度計1と接続されていてもよいが、図10に示すように有線で接続されるようにしてもよい。端末装置Dを有線で分光光度計1と接続する場合であっても、当該端末装置Dを分光光度計1の支持部材22に支持させることができる。
有線での接続は、例えば、分光光度計1の任意の箇所に設けられた接続端子(図10において図示せず。図4の符号29参照。)と、一端が当該接続端子と接続され、他端が端末装置Dの接続端子29(図4参照)と接続されるケーブルDcと、によって具現できる。前記した接続端子29は、例えば、USB端子などであればよく、前記したケーブルDcは、例えば、USBケーブルなどであればよいが、これに限定されるものではなく、その他の規格に適合する接続端子及びケーブルなどであってもよい。なお、有線で端末装置Dと分光光度計1を接続すると、操作信号やデータファイル等の送受信を当該有線にて行うことができるだけでなく、端末装置Dに備えられた二次電池の充電を行うことができる。
図11は、一実施形態に係る分光光度計に、保護カバーを装着した端末装置を支持させた状態を示す斜視図である。
図11に示すように、分光光度計1は、保護カバーDpを装着した端末装置Dであっても、支持部材22(図2参照)を立上げることでこれを支持することができる。なお、保護カバーDpは、シリコーンゴム製、プラスチック製、革製のものなどであればよいが、端末装置Dを保護するものであればこれらに限定されず、どのようなものでも用いることができる。
図12は、一実施形態に係る分光光度計の支持部材の下端部に、端末装置を接続する接続端子を設け、当該接続端子に端末装置を接続させつつ、支持部材に支持させる様子を示す斜視図である。
図12に示すように、分光光度計1の支持部材22の下端部22uに端末装置Dの端子口D1と接続するための接続端子221を設けると、ケーブルを介さずに分光光度計1と端末装置Dを直接接続することができる。このようにすると、操作信号やデータファイル等の送受信を直接行うことができるとともに、端末装置Dに備えられた二次電池の充電を行うことができる。端末装置Dの端子口D1と、分光光度計1の接続端子221は、相互に操作信号やデータファイル等の送受信を直接行うことができる適宜の規格の端子口及び接続端子であればよい。なお、支持部材22がどの角度であっても、端子口D1と接続端子221が正対するように、接続端子221の角度が支持部材22の角度とともに可変するようにしてもよい。
図13は、一実施形態に係る分光光度計と端末装置を盗難防止ワイヤーでロックした様子を示す斜視図である。
図13に示すように、分光光度計1と端末装置Dを盗難防止ワイヤーWでロックする場合、分光光度計1の側面の下方に設けられた柱部28に、盗難防止ワイヤーWの一端を丸めて輪に形成した輪状部W1を通し、さらにこの輪状部W1に盗難防止ワイヤーWの他端W2を通して、当該他端W2に設けられたロックパーツRpを端末装置Dのロックスロット(図示せず)に差し込んでロックするとよい。このようにすると、端末装置Dを盗難され難くすることができる。なお、ロックパーツRpには、ロックスロットに差し込まれることによってロックを可能とする鍵部材が設けられており、当該鍵部材をロックスロットに差し込むことによりロックすることができる。盗難防止ワイヤーWは、盗難を防止することのできるものであれば特に限定されることなく使用することができる。このロックパーツRpは、T字形状の鍵部材を回転させることができるとともに、鍵部材の回転を固定することのできる機構を備えていると好適である。端末装置Dにロックスロットがない場合は、ロックスロットが設けられている保護カバー(図示せず)を端末装置Dに装着することにより、ロックパーツRpでロックするようにしてもよい。
図14は、一実施形態に係る分光光度計と端末装置を盗難防止ワイヤーでロックした他の一例を示す斜視図である。
盗難防止ワイヤーWによる分光光度計1と端末装置Dのロックは、図14に示すようにすることもできる。図14に示されている盗難防止ワイヤーWは、一端が端末装置Dと任意の形式で取り付けられており、他端にロックパーツRpを備えている。従って、このロックパーツRpを分光光度計1の側面下方や背面などの任意の箇所に設けられたロックスロット28b(図4参照)に差し込むことで端末装置Dをロックすることができる。この場合も前記同様、端末装置Dを盗難され難くすることができる。なお、盗難防止ワイヤーWの一端と端末装置Dの取り付け形式は、例えば、端末装置Dがロックスロット(図示せず)を有する場合や、ロックスロットが設けられている保護カバー(図示せず)を装着している場合は、当該ロックスロットにロックパーツの鍵部材を差し込んでロックするようにしてもよい。従って、この場合の盗難防止ワイヤーWは、両端にロックパーツを備えたものを用いると好適である。
以上は、分光光度計1の左側に光学系部3及び支持部材22を設け、分光光度計1の右側に試料保持部4を設けた場合について説明した。しかし、本発明に係る分光光度計1はこのような形態に限定されるものではない。以下に、図15〜17を参照して本発明の他の実施形態に係る分光光度計の構成例について説明する。なお、図15〜17はそれぞれ、一実施形態に係る分光光度計1の変形例を示す構成概略図である。
図15に示す分光光度計1aは、紙面上、手前側(装置の正面側)を基準として、左側に試料保持部4を設け、右側に光学系部3を設けている。つまり、分光光度計1aと、一実施形態として詳述した分光光度計1とは、光学系部3と試料保持部4の位置を入れ替えた構成となっている点で相違する。
図15に示すように、分光光度計1aは、筐体2の右側に設けられた光学系部3の上面を成す上面部21に、当該上面部21から離間する方向に立上る支持部材22を備えている。そのため、当該支持部材22を立上げることによって端末装置Dを支持することができる。
また、図16に示す分光光度計1bは、紙面上、手前側(装置の正面側)を基準として、手前側に試料保持部4を設け、後方側に光学系部3を設けている。つまり、分光光度計1bと、一実施形態として詳述した分光光度計1とは、試料保持部4と光学系部3を前後に配置した構成となっている点で相違する。
図16に示すように、分光光度計1bは、筐体2の後方側に設けられた光学系部3の上面を成す上面部21に、当該上面部21から離間する方向に立上る支持部材22を備えている。そのため、当該支持部材22を立上げることによって端末装置Dを支持することができる。かかる分光光度計1bは、装置の左右の寸法を小さくすることができるので、実験台上に左右幅のスペースを広く確保するのが困難な場合に設置を容易とすることができる。
そして、図17に示す分光光度計1cは、試料保持部4と光学系部3を重ねて設けたものであり、上段に試料保持部4を設け、下段に光学系部3を設けている。つまり、分光光度計1cと、一実施形態として詳述した分光光度計1とは、試料保持部4と光学系部3を上下に重ねて設けた構成となっている点で相違する。
図17に示すように、この分光光度計1cは、光学系部3の上に試料保持部4を設けている。従って、分光光度計1cでは、筐体2の上面、より具体的には試料保持部4の上面を成す上面部21に、当該上面部21から離間する方向に立上る支持部材22を備えている。そのため、当該支持部材22を立上げることによって端末装置Dを支持することができる。かかる分光光度計1cは、装置の左右の寸法を小さくすることができるとともに、装置の前後の寸法も小さくすることができる。そのため、実験台上に左右幅及び前後幅のスペースを広く確保するのが困難な場合に設置を容易とすることができる。なお、分光光度計1cの試料保持部4は、図17中の実線及び破線で示しているように、第二蓋部材27を前後にスライドさせることによって試料を筐体2内に出し入れできる構造となっている。試料保持部4にアクセスする第二蓋部材27は、例えば、当該試料保持部4の手前側に第二開口部26と略同じ形状の板材を立設させることで具現できる。
以上に説明したように、本発明に係る分光光度計1によれば、筐体2の上面を成す上面部21に、当該上面部21から離間する方向に立上る支持部材22を備えているので、端末装置Dを用い易くすることができる。
以上、発明を実施する形態により、本発明の内容について詳細に説明したが、本発明は前記した内容に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、前記の各構成、機能等はプロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 分光光度計
2 筐体
21 上面部
21a 係止部
22 支持部材
23 固定手段
24 第一開口部
25 第一蓋部材
26 第二開口部
27 第二蓋部材
3 光学系部
4 試料保持部
H ヒンジ
本発明に係る分光光度計は、光源を有する光学系部と、前記光学系部に隣接して設けられ、試料を保持する試料保持部と、前記光学系部及び前記試料保持部を収容する筐体と、前記筐体の上面を成す上面部に、少なくとも板状の部材が載置可能であるとともに、前記上面部から離間する方向に立上ることが可能な支持部材と、を備え、前記光学系部の上面に前記支持部材を有し、前記上面部に、前記試料保持部にアクセスする第二開口部が形成されており、かつ当該第二開口部を開閉自在に封止する第二蓋部材が設けられているとともに、前記第二開口部を形成する形成材が、前記支持部材の少なくとも一部より高い高さ寸法で設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係る分光光度計は、光源を有する光学系部と、前記光学系部に隣接して設けられ、試料を保持する試料保持部と、前記光学系部及び前記試料保持部を収容する筐体と、前記筐体の上面を成す上面部に、少なくとも板状の部材が載置可能であるとともに、前記上面部から離間する方向に立上ることが可能な支持部材と、を備え、前記筐体の一部に、前記試料保持部にアクセスする第二開口部が形成されているとともに、当該第二開口部を開閉自在に封止する第二蓋部材が設けられており、前記上面部に前記筐体内にアクセスする第一開口部が形成されており、前記支持部材は、前記第一開口部を封じる第一蓋部材上に設けられており、さらに前記第一蓋部材が、前記筺体と着脱可能に設けられていることを特徴とする。

Claims (13)

  1. 光源を有する光学系部と、
    前記光学系部に隣接して設けられ、試料を保持する試料保持部と、
    前記光学系部及び前記試料保持部を収容する筐体と、を有し、
    前記筐体の上面を成す上面部に、少なくとも板状の部材が載置可能であるとともに、前記上面部から離間する方向に立上ることが可能な支持部材を備えることを特徴とする分光光度計。
  2. 前記上面部に、ヒンジを介して前記支持部材の下端部を取り付けていることを特徴とする請求項1に記載の分光光度計。
  3. 前記支持部材及び前記上面部に、前記支持部材の立上り角度を予め設定された角度に固定する固定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の分光光度計。
  4. 前記上面部に前記筐体内にアクセスする第一開口部が形成されており、
    前記支持部材は、前記第一開口部を封じる第一蓋部材上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の分光光度計。
  5. 前記第一蓋部材が、前記筺体と着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の分光光度計。
  6. 前記第一蓋部材に、ヒンジを介して前記支持部材の下端部を取り付けていることを特徴とする請求項4に記載の分光光度計。
  7. 前記支持部材及び前記第一蓋部材に、前記支持部材の立上り角度を予め設定された角度に固定する固定手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の分光光度計。
  8. 前記筐体の前記光学系部の上部を覆う部分が、通常使用される状態においてユーザと対面する前面部から後方に向かってせり上がる形状を成し、
    当該形状に沿うように前記支持部材が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の分光光度計。
  9. 前記支持部材の下端部よりも前記前面部寄りの位置に、当該下端部よりも高さ寸法を高くした係止部を備えることを特徴とする請求項8に記載の分光光度計。
  10. 前記筐体の一部に、前記試料保持部にアクセスする第二開口部が形成されているとともに、当該第二開口部を開閉自在に封止する第二蓋部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の分光光度計。
  11. 前記第二開口部及び前記第二蓋部材が、前記上面部、通常使用される状態においてユーザと対面する前面部、又は前記前面部に対して側面を成す側面部に設けられていることを特徴とする請求項10に記載の分光光度計。
  12. 前記上面部に、前記試料保持部にアクセスする第二開口部が形成され、当該第二開口部を開閉自在に封止する第二蓋部材が設けられているとともに、
    前記第二開口部を形成する形成材が、前記支持部材の少なくとも一部より高い高さ寸法で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の分光光度計。
  13. 前記板状の部材として、無線又は有線で接続される端末装置を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の分光光度計。
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