JPWO2013183645A1 - 無線ネットワーク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビーコンのフレームに文字列データ等を含めて送信する場合にも、通信効率を向上できる無線ネットワーク装置を提供する。【解決手段】送信の対象となったデータを予め定めた方法で冗長化し、N個のデータ要素であって、そのうちm個(m<N)以上のデータ要素の任意の組み合せから送信の対象となったデータを再生可能なデータ要素に分割する。そして当該分割したデータ要素を、ビーコン信号として配信する無線ネットワーク装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばIEEE802.11シリーズ所定の無線アクセスポイント等の無線ネットワーク装置に関する。
近年、IEEE802.11シリーズ所定の無線アクセスポイントの技術において、ビーコンフレームに、文字列データや画像データ(再生元データと呼ぶ)を含めて送信することが考えられている。この技術では、ビーコンフレームを利用することにより、無線アクセスポイントと無線端末間で認証・接続処理を行わずにデータ送信を行える利点がある。
しかしながらビーコンフレームを用いる通信では、アクセスポイントから無線端末へ一対多で通信を行うものであるため、通常のデータフレームの再送処理が行われず、かつ、無線端末側からも再送要求は行えない。ゆえに、次のような事態が生じる。すなわち、端末Aではアクセスポイントから、再生元データを分割し送信されたデータパケットα、β、γのうち、βが到達せず文字列データ等が再生できず、また端末Bではデータパケットαが到達せずに文字列データ等が再生できず、端末Cではすべてのデータパケットが到達したため文字列データが再生できた、といった事態が発生し得る。
このため、アクセスポイントは受信端末が受信できたか否かにかかわらず、繰り返し、データα、β、γを含んだフレームをアプリケーション層により順次再送し続ける必要がある。このとき、端末Aが最初に到達しなかったデータパケットβを受信できた場合は、端末Aでは文字列データを再生できる。しかし端末Bではデータパケットαがまだ不足する場合、文字列データを再生できない状態のまま、次にαがアクセスポイントから送信されるのを待つほかない。再生元データ量が増え、それに伴い分割データ数が増えた場合、なおかつ無伝搬環境が劣化している環境下では再送処理が行われないブロードキャストされるフレームを全分割数分揃えることは難しく、通信効率の悪化を招く。
なお、FTTH(Fiber To The Home)等の有線ネットワーク技術において、高速な信号伝送を実現するためにFEC(Forward Error Correction)冗長コードを用いる例が特開2009−010530号公報等に開示されている。
上記従来の技術では現実的にアクセスポイントと無線にて通信する端末の数が増え、データパケットの数が多くなると、各端末で受信できないデータパケットの組み合せが増えることとなって、単純な再送制御は通信効率の向上の現実的な解決策でなくなる。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、ビーコンのフレームに文字列データ等を含めて送信する場合にも、通信効率を向上できる無線ネットワーク装置を提供することを、その目的の一つとする。
本発明の一態様に係る無線ネットワーク装置は、送信の対象となったデータを予め定めた方法で冗長化し、N個のデータ要素であって、そのうちm個(m<N)以上のデータ要素の任意の組み合せから送信の対象となったデータを再生可能なデータ要素に分割する手段と、前記分割したデータ要素を、認証・接続処理を行わずとも受信可能なビーコン信号として配信する配信手段を含むこととしたものである。
本発明によると、MAC(Media Access Control)層における再送処理が行われないブロードキャストフレームであるビーコンフレームに文字列データ等を含めて送信する場合にも、通信効率を向上できる。
本発明の実施の形態に係る無線ネットワーク装置を含んだシステムの構成例を表す概略ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る無線ネットワーク装置の動作例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る無線ネットワーク装置が送信するビーコン信号の内容例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る無線ネットワーク装置が送信するデータ要素の配信態様の例を表す説明図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る無線ネットワーク装置を含んだシステムは、図1に例示するように、無線ネットワーク装置としてのアクセスポイント1と、端末2とを含んで構成されている。ここでアクセスポイント1は複数あってもよく、また一般に、複数台の端末2が一つのアクセスポイント1が配信するデータを受信可能な領域内に位置する。
アクセスポイント1は、制御部11、記憶部12、無線通信部13、有線通信部14を含んで構成される。ここで制御部11は、CPU等のプログラム制御デバイスであり、記憶部12に格納されたプログラムに従って動作する。本実施の形態の制御部11は、一般的な無線LANのアクセスポイントと同様に、端末2から送信されるデータを、無線通信部13を介して受信する。そして制御部11は当該受信したデータをそのまま有線通信部14の予め定めた宛先(ルータの宛先)へ出力する。またこの制御部11は、有線通信部14を介して受信した端末2宛のデータを、無線通信部13を介して端末2宛に送信する。
さらに本実施の形態では、この制御部11は、一般的な無線LANのアクセスポイントとは異なる動作として、次の一斉同報動作を行う。すなわち制御部11は、有線通信部14を介して複数の端末2への一斉同報送信の対象となるデータを受信する。この制御部11は、このデータを予め定めた方法で冗長化し、N個のデータ要素であって、そのうちm個(m<N)以上のデータ要素の任意の組み合せから送信の対象となったデータを再生可能なデータ要素に分割する。そしてこの分割したN個のデータ要素を、ビーコン信号の一部として配信するよう、無線通信部13に指示する。この制御部11の具体的動作については、後に述べる。
記憶部12は、メモリデバイスやディスクデバイスを含む。この記憶部12は、制御部11によって実行されるプログラムを格納している。このプログラムは、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)等のコンピュータ可読な記録媒体に格納されて提供され、この記憶部12に複写されたものであってよい。また本実施の形態では、この記憶部12が、送信の対象となるデータを保持する保持手段として機能する。さらに記憶部12は、制御部11のワークメモリとしても動作する。
無線通信部13は、無線LANインタフェースであり、802.11nなどの予め定めたプロトコルにて、端末2との間で種々のデータを授受する。この無線通信部13は、制御部11から入力される指示に従って、複数の端末2に対して、複数のデータ要素を、逐次的にビーコン信号として一斉同報送信する。
有線通信部14は、有線LANインタフェースであり、インターネット等の情報通信回線を介してサーバ装置と通信可能に接続されている。この有線通信部14は、制御部11から入力される指示に従って、宛先となったインターネット上の送信先に対して制御部11が指示するデータを送信する。また、この有線通信部14は、インターネットを介して受信したデータを制御部11に対して出力する。
端末2は、例えば携帯電話機やスマートフォン等の情報通信端末であり、アクセスポイント1との間で無線にてデータを授受する。本実施の形態では、アクセスポイント1が備える無線LANインタフェースを介してデータを授受するものとするが、本実施の形態はこれに限らず、例えば携帯電話通信網の基地局として動作するアクセスポイント1に対し、IMT2000等の移動体通信プロトコルを利用してデータを送信するものであってもよい。また、無線WANを介してデータを授受するものであってもよい。
次に、本実施の形態の制御部11による一斉同報動作について説明する。本実施の形態の制御部11は、記憶部12に格納されたプログラムに従い、一斉同報動作の処理として、図2に示すように、有線通信部14を介して外部から、複数の端末2への一斉同報送信の対象となるデータを受信する(S1)。このデータは、端末2側のウェブブラウザで表示可能なHTMLデータによる広告情報等であってもよい。
制御部11は、受信したデータを予め定めた方法で冗長化し、N個のデータ要素であって、そのうちm個(m<N)以上のデータ要素の任意の組み合せから送信の対象となったデータを再生可能なデータ要素に分割する符号化を行う(S2)。
このような符号化方法としては、例えばイレージャコードを利用したものがあり、種々のブロック符号化等さまざまな符号化方法を採用できる。ここではその一例を説明すると、ビット列d0,d1,d2,d3,…,dnが送信対象のデータとして与えられたときに、これらのビット列に含まれるビットの複数の組み合せに係る線形結合和を演算する方法がある。
具体的に送信対象データのビット列の各ビットdiを要素とする列ベクトル
Figure 2013183645
を考える。ただし、Tは転置を意味するものとする。この送信対象データを符号化するときに、N(>n)個の符号化したデータをej(j=1,2…,N)と表し、この列ベクトルを
Figure 2013183645
とする。すると、符号化の方法の一例は、行列G(その要素はgij(i=1,2,…N、j=1,2,…n))を用いて、
Figure 2013183645
と書くことができる。
このとき、
Figure 2013183645
のうちから任意に選ばれたn(<N)個の符号化データ
Figure 2013183645
が端末2側に到来したとする。このことは、
Figure 2013183645
と表現できる。ここで行列K(その要素はkij(i=1,2,…n、j=1,2,…N))は、i番目に符号化データejが到来したときに、kij=1となるような行列である。ここで、
Figure 2013183645
とすると、
Figure 2013183645
であるから、行列G′の逆行列が求められれば、
Figure 2013183645
として、もとのデータdiが求められる。
ここでG′はGのN個の行ベクトル
Figure 2013183645
(ただし、i=1,2,…N)からn個を選択して並べたもので、G′は大きさnの正方行列となっている。ここでN個の
Figure 2013183645
のうちから任意に選ばれたn個が互いに独立となるようにGを構成すると、G′には必ず逆行列が存在し、n個のデータdi(i=1,2,…n)が
Figure 2013183645
から再構築できることが理解される。なお、このような行列Gとしてはヴァンダーモンド(Vandermonde)行列
Figure 2013183645
がある。
つまり、本実施の形態のある例では、ヴァンダーモンド行列Gに、送信対象データのビット列の各ビットdiを要素とする列ベクトルを乗じてデータ要素としての符号化データejを得る(j=1,2,…N)。このようにすると、送信対象のビット列の長さに相当する数であるn個のデータ要素が得られれば、送信の対象となったデータを再生できる。
制御部11は、変数iを「0」に初期化し(S3)、(i+1)番目のデータ要素の値を表すビット列と、何番目のデータ要素の値であるかを表す情報(変数iに係る情報)とを、ビーコン信号のフレームに含めたビーコン信号のフレームを生成する(S4)。
具体的にビーコン信号のフレームは、図3に例示するように、MACヘッダ部(MH)と、フレームボディ(FB)と、FCS(frame check sequence)とを含んでなる。ここでFCSはCRC−32のエラー検出コードであり、ビーコン信号のフレームが正しく受信できたか否かの判断をするために用いられる。
またビーコン信号のフレームボディには、アクセスポイント1に割当てられたssid(Service Set Identifier)等を含む必須部(M)と、オプショナルな部分(P)とが含まれる。オプショナルな部分(P)に含まれるデータは、図4に例示するように、当該データが何を意味するかを表す識別子(EID:Element ID)と、データの長さ(L:Length)と、データ本体(B)とを含むデータ部分の繰返しとなる。本実施の形態のある例では、制御部11は、このフレームボディのオプショナルな部分に、データ要素を含めてビーコン信号のフレームを生成する。具体的に制御部11は、識別子としてHTMLデータや画像データ等、データ本体に含まれるデータの内容を表す識別子(予め定めておく)をEIDとし、データの長さLをデータ要素の長さとし、データ本体Bに各データ要素と、変数iの値とを含める。
また制御部11は、このフレームボディのオプショナルな部分を、上記のようにしてもよいし、Vender Specific IE(Information Element)としてもよい。ここでVender Specific IEは、802.11に所定のものであり、Element IDと、データの長さ(Length)と、OUI(Organizationally Unique Identifier)と、データ本体とを含むものである。なお、Element IDは、IEの内容がどのようなものかを表す符号であり、OUIは、ベンダの識別コードであり、IEEEから付与されたベンダ固有の値となっている。また制御部11は、このVender Specific IEを用いる場合も、データ本体に、各データ要素と、変数iの値とを含める。
そして制御部11は、こうして生成したフレームボディを含むビーコン信号を配信するよう、無線通信部13に指示する(S5)。制御部11は、変数iを「1」だけインクリメントし、インクリメント後の変数iがデータ要素の数Nに達しない間は、処理S4からの処理を繰返す(S6)。また、このインクリメント後の変数iがデータ要素の数Nに達したときには、ループを抜けて処理を終了する。
また制御部11は、予め定めた回数だけ、処理S3からS6までの処理(R)を繰返し行ってもよい。このようにすると、N個のデータ要素が、複数回繰返して送信されることとなる。
本実施の形態のある例では、有線ネットワークを介して、それぞれ互いに離れた位置に配される複数のアクセスポイント1が互いに接続され、上記の処理をそれぞれ行っている。このとき、各アクセスポイント1が送信の対象として受け入れるデータを同じとし、また符号化の方法も同じとしておいてもよい。
端末2側では、いずれかのアクセスポイント1からビーコン情報を選択的に受信する。そして受信したビーコン情報に含まれる、符号化されたデータ要素と、当該データ要素が何番目のデータ要素であるかを表す情報とを取り出して、図示しないメモリに、受信した順に記憶する。
端末2は1番目からN番目までのすべてのデータ要素を受け取る必要はないが、受信できたデータ要素の数がm個(m<N)以上になるまで、アクセスポイント1からのデータ受信を継続する。なお、複数のアクセスポイント1が同じデータ要素を符号化した情報をビーコン信号に含めて配信している場合、端末2は、複数のアクセスポイント1からビーコン信号をそれぞれ受信して、m個のデータ要素を得るようにしてもよい。つまり、第1のアクセスポイント1からはk個、第2のアクセスポイント1からはj個のデータ要素を受信し、これらの合計k+jがm以上となればよい。
端末2は、m個以上のデータ要素がメモリに記憶されるようになると、受信したデータ要素の値から送信の対象となったデータを再生する。具体的にヴァンダーモンド行列を用いて符号化が行われている場合、端末2は、受信したデータ要素の値を受信した順に、列の要素に配した列ベクトルw(ベクトルe′に対応)を生成する。
また端末2は、変数l=1とし、l番目に受信したデータ要素が何番目のデータ要素であるかを表す情報r(r番目のデータ要素であることを表す)を読み出す。そしてklr=1とし、klp(p≠r)=0とする。
以下端末2は、lを1ずつインクリメントしながら、kxy(x=1,2,…m、y=1,2,…N)の値を定めて、これを要素とする行列Kを得る。
端末2は、ここで得た行列Kに、アクセスポイント1が送信時に用いるヴァンダーモンド行列Gを右から乗じて、G′を得る。既に述べたようにこのG′は、ここでの例ではm=nであるので、n×nの正方行列となり、この行列G′には、必ず逆行列が存在する。
端末2はこの行列G′の逆行列を演算により得る。そして、列ベクトルwにこの逆行列G′-1を乗じて、送信の対象となったデータを再生する。
これにより、データ要素の数がm個以上であれば、どのようなデータ要素の組み合せであっても、元の、一斉同報送信の対象となったデータを再現可能となっている。端末2は、この再生したデータを、推定して得たデータとして、このデータに基づき、予め定められた処理を実行する。
例えばここで推定により得られたデータがHTMLデータであれば、ウェブブラウザとしての処理を実行し、当該得たHTMLデータを解釈してディスプレイ等に表示する。なお、このHTMLデータには、ビーコン信号を受信したアクセスポイント1を介してインターネット上のウェブサイトへ接続するべき旨の指示が含まれてもよい。
この指示が含まれる場合、端末2は、受信していたビーコン信号に含まれるssidを参照して、このssidを用いてアクセスポイント1との通信チャネルを確立し、確立した通信チャネルを通じて、指示されたウェブサイトからのデータ取得を行う。
本発明の実施の形態に係る無線ネットワーク装置としてのアクセスポイント1と、端末2とは以上の構成を備えるので、次のように動作する。
本実施の形態のアクセスポイント1は、データを、N個の冗長なデータ要素に分割して、それぞれビーコン信号に含めて送信する。このデータ要素は、N個中、いずれかの任意のm個だけ受信できれば元のデータを再現できるよう生成されている。以下の説明では例としてN=32、m=28であるとする。
アクセスポイント1からの第1回目のN個のデータ要素の配信がなされた後、ある端末2aにおいて、第1,5,16,20,25番目のデータ要素を欠く27個のデータ要素が受信できた場合、この端末2aでは、m個以上のデータ要素が受信できていないので、未だデータは再現できない。また別の端末2bにおいては、第2,12,13,14,17,21,22番目のデータ要素を欠く25個のデータ要素が受信できた場合、この端末2bでもデータは再現できない。
各端末2a,bはそれぞれ受信できたデータ要素を保持しておく。次にアクセスポイント1からの第2回目のN個のデータ要素の配信がなされたときに、端末2aにおいて、先に受信できなかったデータ要素のうち、第16,20番目のデータ要素が受信できたとすると、保持しているデータ要素との合計で29個(第1,5,25番目を欠く状態)が得られたこととなり、m個以上のデータ要素が受信できたこととなるため、データが再現でき、再現したデータを表示等の処理に供することができるようになる。
一方端末2bにおいては、端末2aとは異なり、今回は第16,20番目のデータは受信できなかったが、第12,13,14,17番目のデータ要素が受信できたとすると、保持しているデータ要素との合計で29個(第2,21,22番目を欠く状態)のデータ要素が得られたこととなり、m個以上のデータ要素が受信できたこととなるため、データが再現でき、再現したデータを表示等の処理に供することができるようになる。
このように、各端末2において異なるデータ要素を欠く場合であっても、また再送により、異なるデータ要素が到達した場合であっても、それぞれの端末2において必要な数だけのデータ要素が受信できれば、受信したデータ要素の組み合わせは問われないので、通信効率が向上する。
[変形例]
また本実施の形態において、アクセスポイント1は、データ要素を再送する場合、送信順序を異ならせてもよい。例えば第1回目は第1,2,3…番目のデータ要素を順次送信し、第2回目は、第2,4,6…,1,3,5…番目というように順序を異ならせて送信してもよい。
1 アクセスポイント、2 端末、11 制御部、12 記憶部、13 無線通信部、14 有線通信部。

Claims (4)

  1. 送信の対象となったデータを予め定めた方法で冗長化し、N個のデータ要素であって、そのうちm個(m<N)以上のデータ要素の任意の組み合せから送信の対象となったデータを再生可能なデータ要素に分割する手段と、
    前記分割したデータ要素を、ビーコン信号として配信する配信手段と、
    を含む無線ネットワーク装置。
  2. 請求項1記載の無線ネットワーク装置であって、
    前記配信手段は、前記分割したデータ要素を、ssidとともにビーコン信号として配信する無線ネットワーク装置。
  3. 請求項1または2記載の無線ネットワーク装置であって、
    前記配信手段は、複数個、それぞれ互いに離れた位置に配される無線ネットワーク装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の無線ネットワーク装置であって、
    前記配信手段は、前記N個のデータ要素を、複数回繰返して送信する無線ネットワーク装置。
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