JPWO2013180237A1 - 歯科インプラント - Google Patents
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Abstract
本発明は、インプラント周囲炎を予防することができ、かつ、顎骨に埋入される顎骨埋入部の顎骨に対する親和性を阻害しない歯科インプラントに関する。歯科インプラント(10)は、歯肉接触部(12)の、少なくとも歯肉(D)と接触する領域(12a)に抗菌処理が施され、当該領域(12a)の算術平均粗さRaが2μm以下である。歯肉接触部(12)の少なくとも前記領域(12a)は、抗菌性が付与されると同時に、細菌が付着・残留しにくく、かつ歯肉(D)と密接し易い表面性状となる。
Description
本発明は、義歯などの歯科補綴物を口腔内に固定するため、顎骨に埋入される歯科インプラントに関する。
歯を喪失した場合に、その機能を補うため、顎骨に歯科インプラントを埋入し、これに歯科補綴物を固定するインプラント手術が実用化されている。
ところで、歯科インプラントの施術後、天然歯の歯周炎によく似た症状のインプラント周囲炎が発症することが知られている。その原因は、口腔内の細菌が歯肉と歯科インプラントとの隙間に侵入し、感染巣(細菌叢)を形成する結果、炎症が引き起こされるためと考えられる。症状が進行すると、歯科インプラントに接触している顎骨が溶解し、やがて、歯科インプラントを支えている周囲の顎骨が消失して、歯科インプラントを顎骨から脱落させるという問題を招くおそれがあった。
そこで従来、インプラント周囲炎を予防するための手段が、いくつか提案されている。たとえば特許文献1には、細菌の繁殖を抑制する作用と細菌による炎症を緩和する作用とを併せ持つラクトフェリンで歯科インプラントの表面を被覆したり、ラクトフェリンをインプラントに含浸したりすることが記載されている。
また特許文献2には、歯科インプラントの顎骨埋入部であるインプラントフィクスチャーのねじ形状を工夫して、顎骨との密着性を高めることにより、仮に、歯肉と歯科インプラントとの隙間に細菌が侵入したとしても、顎骨深部への細菌感染を抑止することが記載されている。
特許文献1に記載のラクトフェリンは、体内に拡散しやすい性質を有している。そのため、歯科インプラントに結合させたラクトフェリンが、時間経過に伴って次第に減少し、消失するに至る。したがって、特許文献1の技術には、細菌繁殖を抑制する作用や炎症を緩和する作用を、長期間にわたっては保持できないという問題が有る。また、ラクトフェリンは歯科インプラントと顎骨との親和性を低下させるおそれがあるので、ラクトフェリンで歯科インプラントの全体をコーティング処理すると、歯科インプラントの顎骨埋入部と顎骨との親和性が損なわれて、結合強度を低下させる可能性がある。
特許文献2に記載の技術は、歯科用インプラントフィクスチャーのねじ形状を工夫するものであるが、この技術だけでは、実際に、歯肉と歯科インプラントとの隙間に侵入した細菌が顎骨内へ感染するのを阻止することが難しい。すなわち特許文献2の技術は、インプラント周囲炎の予防手段として十分に有効とは言えない。
本発明の目的は、歯科インプラントを顎骨に埋入する施術を行なった場合に発症するインプラント周囲炎の予防効果に優れ、かつ、顎骨に埋入される顎骨埋入部の顎骨に対する親和性を阻害しない歯科インプラントを提供することにある。
本発明は、顎骨との親和性を有する顎骨埋入部と、前記顎骨埋入部に連なって歯肉に挿通される歯肉接触部であって、前記顎骨埋入部の顎骨との親和性を阻害しないように、少なくとも歯肉と接触する領域に抗菌処理が施されるとともに、当該領域の外表面の算術平均粗さRaが2μm以下である歯肉接触部と、を有していることを特徴とする歯科インプラントである。
また本発明は、前記歯肉接触部に対する抗菌処理が、ヨウ素または銀を含む抗菌性材料によるコーティング処理であることが好ましい。
また本発明は、前記顎骨埋入部と前記歯肉接触部とが別個に製作され、前記顎骨埋入部が、前記歯肉接触部と接合する抗菌処理が施された第1の接合部を備え、前記歯肉接触部が、前記顎骨埋入部の第1の接合部と接合する抗菌処理が施された第2の接合部を備えていることが好ましい。
また本発明は、前記顎骨埋入部の顎骨と接触する外表面の算術平均粗さRaを2μm以上としたことが好ましい。
また本発明は、前記顎骨埋入部の顎骨と接触する外表面にアパタイトコーティング処理またはアルカリ加熱処理を施したことが好ましい。
本発明によれば、顎骨埋入部と歯肉接触部とを有する歯科インプラントにおいて、顎骨埋入部の顎骨との親和性を阻害しないように、少なくとも歯肉接触部の歯肉と接触する領域に抗菌処理を施すともに、当該領域の算術平均粗さRaを2μm以下としたので、歯肉接触部の当該領域は、抗菌性が付与されると同時に、滑らかな表面となる。これにより、当該領域は、細菌の付着および残留が生じにくくなり、かつ歯肉と密接し易くなるから、歯肉と歯肉接触部との隙間に細菌が侵入するのが防止され、仮に、この隙間に細菌が侵入したとしても、細菌の繁殖を抑制するとともに、細菌が顎骨へ移動するのを阻止できる。
また、歯肉接触部に対する抗菌処理は、顎骨埋入部の顎骨との親和性を阻害しないものとしたから、顎骨埋入部と顎骨との結合強度を損なうことがない。
また本発明によれば、前記歯肉接触部に対する抗菌処理を、ヨウ素または銀を含む抗菌性材料によるコーティング処理としたので、抗菌作用が長期間にわたって保持され、人体に対する悪影響もない。
また本発明によれば、前記顎骨埋入部と前記歯肉接触部とを別個に製作したので、顎骨埋入部と歯肉接触部それぞれに対し、異なる表面処理を実施するのが容易である。また、前記顎骨埋入部と前記歯肉接触部との接合部に、細菌が侵入し得る隙間が形成される可能性があるが、本発明では、顎骨埋入部の第1の接合部、および、これに対応する歯肉接触部の第2の接合部に抗菌処理を施したので、両者の接合部分に細菌が侵入しても、繁殖を抑止できる。
また本発明によれば、前記顎骨埋入部の顎骨と接触する外表面の算術平均粗さRaを2μm以上としたので、顎骨埋入部と顎骨との密着性が向上し、両者間の機械的結合強度を増大させることができる。
また本発明によれば、前記顎骨埋入部の顎骨と接触する外表面にアパタイトコーティング処理またはアルカリ加熱処理を施したので、顎骨埋入部と顎骨との親和性が向上し、両者間の化学的結合強度を増大させることができる。
本発明の目的、特色、および利点は、下記の詳細な説明と図面とからより明確になるであろう。
本発明の一実施形態に係る歯科インプラント10の使用状況を例示する一部断面図である。
本発明の一実施形態に係る歯科インプラント10を示すものであって、別個に製作した顎骨埋入部11と歯肉接触部12とを分離して示す正面図である。
本発明の一実施形態に係る歯科インプラント10を示すものであって、別個に製作した顎骨埋入部11、歯肉接触部12、および、これらを連結するボルト40を分離して示す正面断面図である。
本発明の一実施形態に係る歯科インプラント10を示すものであって、別個に製作した顎骨埋入部11と歯肉接触部12とを、ボルト40により連結した組付け状態を示す正面断面図である。
本発明の異なる実施形態に係る歯科インプラント20を示すものであって、顎骨埋入部21と歯肉接触部22とを一体に製作した場合の正面図である。
以下図面を参考にして本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る歯科インプラント10の使用状況を例示する一部断面図である。同図に示すように、歯科インプラント10は、義歯などの歯科補綴物30を口腔内に固定するために使用されるものであって、骨との親和性に優れ、かつ十分な強度を持つ素材で製造され、たとえばチタンやチタン合金、セラミックスなどが用いられる。
図1は、本発明の一実施形態に係る歯科インプラント10の使用状況を例示する一部断面図である。同図に示すように、歯科インプラント10は、義歯などの歯科補綴物30を口腔内に固定するために使用されるものであって、骨との親和性に優れ、かつ十分な強度を持つ素材で製造され、たとえばチタンやチタン合金、セラミックスなどが用いられる。
図1に示す如く、本実施形態の歯科インプラント10は、顎骨Gに埋入されて顎骨Gと接触する顎骨埋入部11と、顎骨埋入部11の一端に連設されて歯肉Dに挿通される歯肉接触部12と、義歯などの歯科補綴物30が装着され、これを支持する補綴物支持部13とを有している。
顎骨埋入部11は、顎骨G内へ埋入したときに主として顎骨Gの表層部分を構成する皮質骨Hに接触する基端側部位11bと、主として顎骨Gの内部を構成する海綿骨Kに接触する先端側部位11aとから成る。そして、先端側部位11aの外周面には、顎骨Gへ強固に固定するための雄ねじが形成される。
顎骨埋入部11、歯肉接触部12、および補綴物支持部13は、全体を一体に製作することもできるが、各部を別個に製作し、使用時に組み合わせる態様も可能である。さらには、顎骨埋入部11と歯肉接触部12とを一体に製作し、これを別個に製作した補綴物支持部13に組み付ける態様、あるいは、歯肉接触部12と補綴物支持部13とを一体に製作し、これを顎骨埋入部11に組み付ける態様も、状況に応じて採用可能である。
図2は、本発明の一実施形態に係る歯科インプラント10を示すものであって、別個に製作した顎骨埋入部11と歯肉接触部12とを分離して示す正面図、図3は、本発明の一実施形態に係る歯科インプラント10を示すものであって、別個に製作した顎骨埋入部11、歯肉接触部12、および、これらを連結するボルト40を分離して示す正面断面図、図4は、本発明の一実施形態に係る歯科インプラント10を示すものであって、別個に製作した顎骨埋入部11と歯肉接触部12とを、ボルト40により連結した組付け状態を示す正面断面図である。
図2に示すように、本実施形態の歯科インプラント10は、歯肉接触部12と補綴物支持部13とが一体に製作され、これを顎骨埋入部11へ組み付けるように構成される。かかる構成の歯科インプラント10については、図3および図4に示されるとおり、歯肉接触部12および補綴物支持部13の内部を貫挿させたボルト40により、顎骨埋入部11と歯肉接触部12とを連結する構造を採用できる。
すなわち、顎骨埋入部11の基端側部位11bの端面側に、歯肉接触部12を接合させる第1の接合部としての凹部11dと、前記ボルト40の雄ねじ部40bを螺合させる雌ねじ部11eとを形成する。他方、歯肉接触部12の一端に、顎骨埋入部11と接合する第2の接合部として、顎骨埋入部11の凹部11dに嵌合する挿入部12bを設ける。また、一体に製作した歯肉接触部12および補綴物支持部13に、前記ボルト40を貫挿させる貫通孔14を形成するとともに、その途中に、前記ボルト40の雄ねじ部40bは通過させるが、ボルト40の頭部40aの通過は阻止する段部15を設ける。
そして図4に示す如く、顎骨埋入部11の凹部11d(第1の接合部)に、歯肉接触部12の挿入部12b(第2の接合部)を嵌合させ、歯肉接触部12および補綴物支持部13の貫通孔14内へボルト40を挿通させ、その雄ねじ部40bを、顎骨埋入部11の雌ねじ部11eに螺合させて締め付ける。これにより、ボルト40の頭部40aが貫通孔14内の段部15に係合して、歯肉接触部12の挿入部12bを顎骨埋入部11の凹部11dへ圧接し、両者を一体に連結する。
本発明は、インプラント周囲炎を予防するため、少なくとも、歯肉接触部12の歯肉Dと接触する領域12aに抗菌処理を施すとともに、当該領域12aの外表面の算術平均粗さRaを2μm以下、望ましくは1μm以下、さらに望ましくは0.5μm以下とすることを特徴とする。ここで算術平均粗さRaとは、JIS B0601に規定される算術平均粗さRaを指す。
なお図2に示す歯科インプラント10の如く、顎骨埋入部11と歯肉接触部12とが別体に構成され、歯肉接触部12と補綴物支持部13とが一体に製作されている場合、顎骨埋入部11に嵌合する挿入部12bや、歯科補綴物30(図1参照)が装着される補綴物支持部13など、歯肉Dと接触することのない部位については、必ずしも抗菌処理を施す必要はなく、また表面粗さを限定する必要はない。
顎骨埋入部11については、顎骨Gに対する親和性を阻害しないようにするため、原則として、抗菌処理を施さない。但し、図2に示す顎骨埋入部11の端縁部11cなど、顎骨Gと歯肉Dとの境界部に臨み、歯肉Dと接触する可能性のある部位については、抗菌処理を施してもよい。
歯肉接触部12に対して施す抗菌処理の種類は、抗菌作用が長期間保持され、かつ、人体に対し悪影響を与えない手段が選択される。具体的には、ヨウ素もしくはヨウ素化合物により、または、銀もしくは銀化合物により、歯肉接触部12を被覆するか、あるいは歯肉接触部12に含浸する方法が好ましい。
ヨウ素またはヨウ素化合物により抗菌処理を施す方法は、たとえば、特許第2932437号公報(以下、参考文献1という)に記載されており、本実施形態では、これを利用することが考えられる。すなわち、参考文献1の記載に基づき、チタンを主体とする基材の表面に対し、陽極酸化処理・エッチング溶解処理・カチオン酸化処理・アニオン還元処理などを施して酸化皮膜を形成したのち、この酸化皮膜の微細孔または微細凹凸に、ヨウ素またはヨウ素化合物を電気泳動法により含浸させることができる。
銀または銀化合物により抗菌処理を施す方法は、たとえば、米国特許出願公開US2011/0272276A1公報(以下、参考文献2という)や、BioMedical Engineering Online 2006.5.22号に掲載の鄭ntimicrobial titanium/silver PVD coating on titanium狽ニ題する論文(以下、参考文献3という)に記載されており、本実施形態では、これを利用することが考えられる。すなわち、参考文献2の記載に基づき、歯科インプラント10に対し、陽極処理を行なって銀を含む陽極皮膜を形成した後、次いで陰極処理を施して金などを含む陰極皮膜を形成することにより、銀の流出を抑制し、銀の抗菌作用を長期間維持する処理を施すことができる。あるいは、参考文献3の記載に基づき、PVD法(物理蒸着法)によって、チタン部材の表面に、銀とチタンとの合金皮膜を形成することにより、抗菌作用を発揮させることができる。
なお、上に掲げた抗菌処理方法は単なる例示であり、ヨウ素もしくはヨウ素化合物、または、銀もしくは銀化合物を用いる他の抗菌処理方法を採用することも可能である。さらにはヨウ素、ヨウ素化合物、銀、銀化合物以外の抗菌性材料を用いてもよい。
歯肉接触部12の歯肉Dと接触する領域12aの外表面の算術平均粗さRaを2μm以下とする手段は、当該領域12aに対し、研磨などの物理的処理を施す方法のほか、適宜のコーティング処理を施して表面粗さを調整する手法が考えられる。さらには、本発明で行なう抗菌処理を施すことによって、当該領域12aの表面粗さを所要の値以下に調整することも可能である。
図1〜図4に例示する本実施形態の歯科インプラント10は、顎骨埋入部11と歯肉接触部12とを別体としたので、それぞれに対し異なる処理を施すのが容易である。
ただし、顎骨埋入部11と歯肉接触部12とを連結する構造の歯科インプラント10の場合、顎骨埋入部11と歯肉接触部12との接合部は、できるだけ隙間が生じない構造としているが、この接合部への細菌の侵入を完全に排除するのは非常に困難である。
そこで本実施形態では、顎骨埋入部11側の第1の接合部の表面および歯肉接触部12側の第2の接合部の表面それぞれに抗菌処理を施して、万一、これら接合部間に細菌が侵入したとしても、その繁殖を抑制できるようにした。具体的には、図3において、顎骨埋入部11における凹部11dの内表面と、歯肉接触部12における挿入部12bの外表面とに抗菌処理を施すこととした。
なお、本実施形態の如く、歯肉接触部12と補綴物支持部13とが一体に製作され,顎骨埋入部11は別個に製作されている場合は、歯肉接触部12および補綴物支持部13の全体に抗菌処理を施してもよい。歯肉接触部12と補綴物支持部13とが別個に製作されている場合は、歯肉接触部12と同様の方法で補綴物支持部13に抗菌処理を施してもよい。
顎骨埋入部11については、必要に応じ、顎骨Gとの結合強度を向上させるための従来公知の手段を適用することができる。たとえば、顎骨埋入部11の顎骨Gと接触する外表面に対し、その算術平均粗さRaを2μm以上とする処理や、アパタイトコーティング処理またはアルカリ加熱処理を施すことが考えられる。
顎骨埋入部11の外表面の算術平均粗さRaを2μm以上とすると、顎骨埋入部11が顎骨Gに対し優れた密着性を発揮し、大きな物理的結合強度が得られる。算術平均粗さRaを2μm以上にする手段は、サンドブラストなどの機械的粗面化処理、薬品による化学的粗面化処理などが考えられる。
顎骨埋入部11の外表面にアパタイトコーティング処理またはアルカリ加熱処理を施すと、顎骨埋入部11の顎骨Gに対する親和性が向上し、優れた化学的結合強度が得られる。アパタイトコーティング処理またはアルカリ加熱処理を実施する方法は、たとえば特許第2775523号公報(以下、参考文献4という)に記載されており、本実施形態では、これを利用することが考えられる。すなわち、参考文献4の記載に基づき、チタンまたはチタン合金よりなる基体を、アルカリ液中に浸漬した後、これをチタンの転移温度以上に加熱することにより、基体表面に、骨との親和性に優れた酸化チタン相および非晶質アルカリチタン酸塩相よりなる皮膜を形成することができる。
また、上記処理により、表面に酸化チタン相および非晶質アルカリチタン酸塩相よりなる皮膜が形成された基体を、さらにアパタイトの溶解度以上のカルシウムおよびリンを含む水溶液中に浸漬することにより、当該基体の表面に、骨との親和性により優れたアパタイト層を析出形成することができる。
図5は、本発明の異なる実施形態に係る歯科インプラント20を示すものであって、顎骨埋入部21と歯肉接触部22とを一体に製作した場合の正面図である。図5に示すように、顎骨埋入部21が、主として海綿骨Kに接触する先端側部位21aと、主として皮質骨Hに接触する基端側部位21bとから成り、先端側部位21aの外周面に雄ねじが形成されているのは、図1〜図4に示す前記実施形態と共通である。また、この例では、補綴物支持部(図示せず)が別体に製作され、歯肉接触部22に連結して使用される。
本実施形態では、歯肉接触部22にのみ抗菌処理が施され、顎骨埋入部21に対しては、抗菌処理を施さない。また必要に応じ、顎骨埋入部21の顎骨Gと接触する外表面に対し、その算術平均粗さRaを2μm以上とする処理、アパタイトコーティング処理またはアルカリ加熱処理が施される。さらに、歯肉接触部22と補綴物支持部(図示せず)との接合部に、抗菌処理を施すことも可能である。
本実施形態の歯科インプラント20は、顎骨埋入部21と歯肉接触部22との間に隙間がないので、感染巣が形成されにくく、インプラント周囲炎を発症させにくい効果を有する。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
10 歯科インプラント
11 顎骨埋入部
12 歯肉接触部
12a 歯肉と接触する領域
12b 挿入部
13 補綴物支持部
20 歯科インプラント
21 顎骨埋入部
22 歯肉接触部
30 歯科補綴物
40 ボルト
D 歯肉
G 顎骨
11 顎骨埋入部
12 歯肉接触部
12a 歯肉と接触する領域
12b 挿入部
13 補綴物支持部
20 歯科インプラント
21 顎骨埋入部
22 歯肉接触部
30 歯科補綴物
40 ボルト
D 歯肉
G 顎骨
Claims (5)
- 顎骨との親和性を有する顎骨埋入部と、
前記顎骨埋入部に連設されて歯肉に挿通される歯肉接触部であって、前記顎骨埋入部の顎骨との親和性を阻害しないように、少なくとも歯肉と接触する領域に抗菌処理が施されるとともに、当該領域の外表面の算術平均粗さRaが2μm以下である歯肉接触部と、
を有していることを特徴とする歯科インプラント。 - 前記歯肉接触部に対する抗菌処理は、ヨウ素または銀を含む抗菌性材料によるコーティング処理であることを特徴とする請求項1に記載の歯科インプラント。
- 前記顎骨埋入部と前記歯肉接触部とが別個に製作され、
前記顎骨埋入部は、前記歯肉接触部と接合する抗菌処理が施された第1の接合部を備え、
前記歯肉接触部は、前記顎骨埋入部の第1の接合部と接合する抗菌処理が施された第2の接合部を備えていることを特徴とする
請求項1または2に記載の歯科インプラント。 - 前記顎骨埋入部の顎骨と接触する外表面の算術平均粗さRaを2μm以上としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の歯科インプラント。
- 前記顎骨埋入部の顎骨と接触する外表面にアパタイトコーティング処理またはアルカリ加熱処理を施したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の歯科インプラント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014518733A JPWO2013180237A1 (ja) | 2012-05-30 | 2013-05-30 | 歯科インプラント |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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