JPWO2013140758A1 - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、通信環境に応じて複数アンテナ形態と1アンテナ形態とを切り替えて、最適な無線通信品質を提供することの出来るアンテナ装置を提供することを目的とする。本発明のアンテナ装置は、線状の第1のアンテナ素子と、線状の第2のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子の一端と前記第2のアンテナ素子の一端とを電気的に開閉する第1の開閉スイッチと、前記第1のアンテナ素子の他端と前記第2のアンテナ素子の他端とを電気的に開閉する第2の開閉スイッチと、前記第2のアンテナの一端に接続される選択スイッチと、を有し、前記選択スイッチは、前記第2のアンテナの一端をグランドに接続するか前記第2のアンテナの一端に信号を供給する給電部に接続するかを選択する。

Description

本発明は、主として通信環境に応じて、最適なアンテナ形態に切り替えることができるアンテナ装置に関する。
近年、通信容量を増大させて高速通信を実現するために、複数の無線信号(ストリーム)を空間分割多重方式により同時に送受信する、MIMO(Multiple−Input Multiple−Output)技術を採用したアンテナ装置が登場している。MIMO通信方式では、送信側および受信側がそれぞれ複数のアンテナ素子を用いる。送信側はそれぞれのアンテナから同時に異なるデータ(ストリーム)を送信し、受信側は受信したデータを合成することにより通信の高速化を図る。
MIMO通信方式以外の方式には、SISO通信、SIMO通信、MISO通信がある。SISOはSingle−Input Single−Output、SIMOはSingle−Input Multiple−Output、MISOはMultiple−Input Single−Outputの略である。SISO通信、SIMO通信、MISO通信は1ストリーム通信方式である。SISO通信に於いては、送受共に1アンテナを用いて行われる。SIMO通信に於いては、受信は複数アンテナを用いて行われるが、送信は1アンテナを用いて行われる。MISO通信に於いては、逆に、送信は複数アンテナを用いて行われるが、受信は1アンテナを用いて行うことができる。即ち1ストリーム通信方式に於いては送信側アンテナまたは受信側アンテナのうち、何れかのアンテナは1本のアンテナでも良い。
携帯端末等の移動体通信に於いては、一般的に、アンテナの実装可能面積は非常に限られている。アンテナ実装可能面積が少ないので、なるべく複数のアンテナ素子を一箇所にまとめて小さい面積で設置できることが望ましい。
ところが、複数のアンテナ素子が一箇所にまとめられることにより近接すると、アンテナ間に電磁結合が生じ、アンテナ放射効率が低下するおそれがある。また、受信した空間分割多重信号の間に相関が発生し、複数アンテナの特性が十分発揮出来ず、MIMO通信等の通信性能が劣化するおそれもある。
従って、MIMO通信を行う場合、携帯電話に於ける限られた実装可能面積の中で、複数のアンテナを実装し、更に、それら複数のアンテナが互いに干渉しない様にアンテナを実装する技術が求められる。
一方、MIMO通信以外の、SISO通信、SIMO通信、MISO通信においては、前述の通り、使用されるアンテナが1本の場合があるが、その場合でも、良好な通信を行えるだけの十分な放射効率を有するアンテナ素子が求められる。
携帯端末のような移動体通信では、様々な通信環境がありうる。従って、状況によって、送受信の両方に複数アンテナが用いられるMIMO通信のような複数ストリームによる通信方式と、送受信うちの一方は1アンテナで足りる1ストリームの通信方式とを使い分けるのが好ましい。更には、1ストリーム通信方式の場合でも、送信側及び受信側の環境によって、SISO通信、SIMO通信、MISO通信を使い分けるのが好ましい。即ち、送信側と受信側の何れに於いても、1アンテナである場合と複数アンテナである場合とが柔軟に切り換えられるのが好ましい。
複数アンテナを用いる場合、アンテナ素子間の相関を下げて通信特性を改善するために、様々な技術が提案されてきた。
例えば、特許文献1では、2本のアンテナ素子間の電磁結合を減少させる技術が記載されている。この技術では隣接した2本のアンテナ素子間の相互結合インピーダンスがキャンセルされるように、アンテナ素子間に接続回路が設けられている。この技術により、同一周波数で動作する、低結合で高効率なMIMO通信用アンテナを実現できるとしている。
特開2011−205316号公報
しかし特許文献1の技術においては、2本のアンテナのうちの一方のみを用いて通信を行う場合は、単体のアンテナ素子と比べると放射効率が劣化するおそれがある。また特許文献1の技術では、2つのアンテナ素子が近接しているために、各アンテナ素子に反対方向に指向性が生じ、利得の低い方向が生じるという問題がある。この問題は携帯端末を用いた無線通信のように、電波の到来方向が変化する場合に、送受信特性の劣化の原因となる。
従って、特許文献1の技術では、MIMO通信方式とそれ以外の1ストリームの通信方式とを通信環境に応じて切り換えたい場合に、以下の様な問題が生じる。即ち、MIMO通信を行うには不適切な通信環境になった場合に、MIMO通信以外の、アンテナ1本で行う1ストリーム通信方式に切り換えて通信が行なわれる。その際、1アンテナに於ける放射効率が十分でない為、良質な通信品質を確保できない、という問題が生じる。
(発明の目的)
本発明は、通信環境に応じて、複数のアンテナとして機能する状態(複数アンテナ形態)と、1本のアンテナとして機能する状態(1アンテナ形態)と、を切り替えて、最適な無線通信品質を提供することの出来るアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明のアンテナ装置は、線状の第1のアンテナ素子と、線状の第2のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子の一端と前記第2のアンテナ素子の一端とを電気的に開閉する第1の開閉スイッチと、前記第1のアンテナ素子の他端と前記第2のアンテナ素子の他端とを電気的に開閉する第2の開閉スイッチと、前記第2のアンテナの一端に接続され、前記第2のアンテナの一端をグランドに接続するか、前記第2のアンテナの一端に信号を供給する給電部に接続するか、を選択する選択スイッチと、を有する。
本発明のアンテナ切り替え方法は、第1のアンテナ素子の他端と第2のアンテナ素子の他端とを電気的に開閉し、
前記第2のアンテナの一端をグランドに接続するか、前記第2のアンテナの一端に信号を供給する給電部に接続するか、を選択する。
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果を奏する。
通信環境に応じて複数アンテナ形態と、1アンテナ形態と、を切り替えて、最適な無線通信品質を提供することの出来るアンテナ装置を提供することができる。
第1の実施形態のアンテナ装置のアンテナ回路部1201を示す図である。 第1の実施形態アンテナ回路部1201の各構成回路を示す図である。 第1の実施形態のアンテナ装置の構成を示す図である。 第1の実施形態のアンテナ装置のアンテナ形態選択動作の説明のフローチャートである。 第1の実施形態のアンテナ装置の折り返しモノポールアンテナ形態におけるアンテナ共振時の電流分布を示す図である。 第1の実施形態のアンテナ装置の非結合モノポールアンテナ形態におけるアンテナ素子a121に給電して、アンテナ素子b122を終端した際の電流分布を示す図である。 第1の実施形態のアンテナ装置の折り返しモノポールアンテナ形態における指向性を示す図である。 第1の実施形態のアンテナ装置の非結合モノポールアンテナ形態における各アンテナの指向性を示す図である。 第1の実施形態のアンテナ装置の折り返しモノポールアンテナ形態および非結合モノポールアンテナ形態における放射効率を示す図である。 第1の実施形態のアンテナ装置の非結合モノポールアンテナ形態におけるアンテナ間の相関係数を示す図である。 第1の実施形態のアンテナ装置の折り返しモノポールアンテナおよび非結合モノポールアンテナ形態における各アンテナパラメータおよびチャネル容量を示す図である。 第1の実施形態のアンテナ装置の構成を示す図である。 第2の実施形態のアンテナ装置の構成を示す図である。
本発明は下記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
(第1の実施形態)
(構成の説明)
第1の実施形態のアンテナ装置の構成について説明する。
図12は第1の実施形態のアンテナ装置の構成を示す図である。
本実施形態のアンテナ装置1200は、アンテナ回路部1201、RF回路部1202、1スイッチ制御部203、通信性能評価部1204を有する。
RF回路部1202は、信号の送受信を行う際の、アンテナと送受信部(図示せず)との間の信号のやりとりを担う。即ち、RF回路部1202は、送受信部からのベースバンド信号を高周波信号に変換し、アンテナ回路部1201に送信信号として出力する。また、RF回路部1202は、アンテナ回路部1201からの高周波信号を復調し、受信信号として送受信部に出力する。更に、RF回路部1202は、通信性能評価部1204に対して、評価の対象となる受信信号を出力する。
スイッチ制御部1203は、通信性能評価部1204の指示に基づき、図2に示すアンテナ回路1201のアンテナ回路a131、アンテナ回路b132、アンテナ回路d134のスイッチの切り替え動作の制御を行う。
通信性能評価部1204は、RF回路部1202から入力された、評価対象となる受信信号を基に、アンテナ装置の通信性能を評価する。通信性能評価部1204に於ける通信性能指標としては、例えばチャネル容量、スループット、ビットエラーレート、ブロックエラーレートなどが挙げられる。通信性能評価部1204の動作の詳細については後述する。
図1は本実施形態のアンテナ回路部1201の構成を示す図である。
アンテナ回路部1201はグランド板101を有する。グランド板101には、アンテナ装置のアンテナ素子a121、アンテナ素子b122、アンテナ回路a131、アンテナ回路b132、アンテナ回路c133、アンテナ回路d134、給電部a104が接続されている。
グランド板101、アンテナ素子a121、アンテナ素子b122の材料には、導体が用いられる。アンテナ素子a121とアンテナ素子b122は基本的に互いに隣接して設置される。
また必要に応じてアンテナ素子a121とアンテナ素子b122の形状は折り曲げるなどして変形されていてもよい。図1の実施形態では、実装面積が極力小さくなるよう、アンテナ素子a121とアンテナ素子b122は、互いに平行に設置されている。
更に、アンテナ素子a121とアンテナ素子b122は、実装面積を極力小さくするため、グランド板に近接するようL字型に折り曲げられている。
アンテナ素子a121とアンテナ素子b122は2種類の形態として機能しうる。一つは、それぞれが独立した2本のモノポールアンテナとして機能する状態(非結合モノポールアンテナ形態)である。もう一つは、アンテナ素子a121とアンテナ素子b122が電気的に接続されて1本の折り返しモノポールアンテナとして機能する状態(折り返しモノポールアンテナ形態)である。これら2種類の形態は、アンテナ回路a131、アンテナ回路b132、アンテナ回路d134を構成するスイッチによって切り換えられる。
図1に於いて、四角形で表されているアンテナ回路a131、アンテナ回路b132、アンテナ回路c133、アンテナ回路d134について、それぞれの回路の詳細が図2に示されている。
図2に於いて、アンテナ回路a131は、コイルとスイッチ回路とを有する。アンテナ素子a121とアンテナ素子b122とを、2本の非結合モノポールアンテナ形態とする際に、アンテナ回路a131のスイッチがONにされる。
アンテナ回路a131のコイルは、2本のモノポールアンテナの結合をキャンセルする(非結合)機能をもつ。アンテナ回路a131は、図1のようにアンテナ素子a121とアンテナ素子b122との間に設置される。アンテナ回路a131は、特にグランド板101の近くに、アンテナ回路c133、アンテナ回路d134、給電部a104を挟んで設置される。
アンテナ回路b132は単体のスイッチ回路を有し、アンテナ素子a121とアンテナ素子b122の先端部の間に設置される。アンテナ回路b132のスイッチがONになることにより、2本のアンテナ素子a121とアンテナ素子b122は電気的に接続され、1本の折り返しモノポールアンテナとして機能する。即ち、アンテナ素子a121とアンテナ素子b122は、2本の非結合モノポールアンテナとしての形態から、1本の折り返しモノポールアンテナ形態へと変化する。
アンテナ回路c133はコンデンサを有する。このアンテナ回路c133のコンデンサは、非結合モノポールアンテナ形態ではアンテナ素子a121の整合回路として働く。また、折り返しモノポールアンテナ形態に於いては、このアンテナ回路c133のコンデンサは、非結合モノポールアンテナの共振周波数を調整する働きがある。
アンテナ回路d134は、アンテナ素子b122の接続先を、グランド板101と給電部b201との間で切り替えるスイッチ回路を有する。折り返しモノポールアンテナ形態の場合はグランド側に、また非結合モノポールアンテナ形態の場合は給電部b201側に、スイッチが切り替えられる。
即ち、2本の非結合モノポールアンテナ形態に於いては、給電部a104からアンテナ素子a121へ給電されると共に、給電部b201からアンテナ素子b122へ給電される。
それに対し、折り返しモノポールアンテナ形態に於いては、アンテナ素子a121、及びスイッチ回路b132によって電気的に接続されたアンテナ素子b122に対して、給電部a104のみから給電される。
以上の説明により、アンテナ回路a131のスイッチがON(接続)、アンテナ回路b132がOFF(開放)、そしてアンテナ素子a121がアンテナ回路d134によって給電部a201に接続されると、アンテナ素子a121とアンテナ素子b122は、2本の非結合モノポールアンテナ形態となることが分かる。また、アンテナ回路a131がOFF、アンテナ回路b132がON、アンテナ素子a121がアンテナ回路d134によってグランド板101に接続されると、アンテナ素子a121とアンテナ素子b122は、折り返しモノポール形態となることが分かる。
この様にして、各スイッチの切り替えにより、折り返しモノポールアンテナ形態、非結合モノポールアンテナ形態のいずれかを選択することができる。
なお、本実施形態では実装面積を極力小さくするため、2本のアンテナ素子a121とアンテナ素子b122は、互いに平行に配置され、更に省面積の為に近接して、0.01λ(波長の0.01倍)程度の間隔で設置されている。しかし、2本のアンテナの位置関係は、アンテナの実装場所、実装面積、アンテナの特性等に制約が無ければ、特に平行に限られるものではなく、また2本のアンテナが離れて設置されていても良い。
更に2本のアンテナが、ほぼ一直性上に設置されていても良い。この場合、2本のアンテナ素子が電気的に接続された場合のアンテナは、折り返しでない1本のモノポールアンテナとして機能することになる。
図5は、折り返しモノポールアンテナ形態に於ける、アンテナ共振周波数でのアンテナ装置の電流分布を示した電磁界シミュレーションの結果を示した図である。図の明暗は電流密度の高低を示す。明るいほど電流密度が高いことを示す。アンテナ(アンテナ素子a121及びアンテナ素子b122)と基板とを、全体にわたって電流が分布していることが分かる。このように、広い面積に電流が比較的均一に分布することにより、アンテナの放射効率が大きくなるという効果が期待できる。
一方、図6は、非結合モノポールアンテナ形態に於いて、アンテナ素子b122を使用せず、アンテナ素子a121に対してのみ給電部a104より給電した場合の、アンテナ装置のアンテナ共振周波数での電流分布を示している。
このときアンテナ素子a121とアンテナ素子b122のポート間には、アンテナ回路a131の結合抑制効果によって、電流が流れていないことが分かる。これはアンテナ回路a131が、アンテナ素子a121とアンテナ素子b122との間の結合インピーダンスをキャンセルしているためである。
アンテナ間の結合が抑えられることにより、非結合モノポールアンテナに於いては、アンテナ間結合が強い場合に比べて高い放射効率を発揮することが出来る。またアンテナ間の結合が小さくなることによりアンテナ相関係数が低下し、空間分割多重方式であるMIMO通信の通信性能の向上につながる。
その一方、図5(折り返しモノポールアンテナ形態)に示される電流分布は、図6(非結合モノポールアンテナ形態)に示される場合に比べて色が明るく表されていることから、電流密度が高いことがわかる。従って、アンテナ単体での放射効率は、非結合モノポールアンテナ形態の場合よりも折り返しモノポールアンテナ形態の場合の方が高くなることが期待できる。
図7は、折り返しモノポールアンテナ形態に於けるアンテナ指向性を示す。基板の垂直方向を使って電磁波が放射されるため、無指向性の垂直偏波と、8の字型の水平偏波という様な、ダイポールアンテナに近い指向性を示していることが分かる。
図8(a)と図8(b)は、それぞれ非結合モノポールアンテナ形態でのアンテナ素子a121とアンテナ素子b122の指向性を示す。一般に、対称構造を持つ隣接したアンテナ同士に対し、非結合回路を用いてアイソレーションをとると、それぞれのアンテナに対して互いに反対方向に放射する指向性特性が生じる。その結果、或る方向から到来する電波を受信しにくくなってしまうという問題が生ずることがある。
しかし本実施形態による非結合モノポールアンテナでは、二つのアンテナが非対称構造であるので、アンテナ素子a121には、水平方向に無指向性の放射特性が現れる。
図9は折り返しモノポールアンテナ形態と、非結合モノポールアンテナ形態でのアンテナ放射効率を示す。この図からは、共振周波数に於いて、折り返しモノポールアンテナが、最も高い放射効率を示すことが分かる。
図10は、非結合モノポールアンテナの、アンテナ間における相関係数を示す。共振周波数で、アンテナ回路a131の効果によって相関係数がほぼゼロとなることが分かる。空間分割多重方式であるMIMO通信では、複数ストリームの送信信号を受信側で区別できるように、アンテナ間の相関係数が低いことが要求されるが、ここでの相関係数は十分低い値を示している。
(動作の説明)
次に第1の実施形態の動作を説明する。図3は、図1に示された本実施形態のアンテナ装置の構成の詳細、特に、アンテナ回路部1201内の詳細な構成を示している。
アンテナ形態として、折り返しモノポールアンテナ形態と非結合モノポールアンテナ形態の2種類が、スイッチ回路a〜dによる切り替えによって選択される。アンテナ形態の選択は、RF回路部1202から入力される受信信号に対する通信性能評価部1204での評価結果に基づいて行われる。通信性能評価部1204は図4に示されるフローチャートに従って通信性能の評価を行う。
スイッチ制御部1203はアンテナ回路1201内のアンテナ回路a131、アンテナ回路b132、アンテナ回路d134のスイッチを制御する。
図4は、第1の実施形態のアンテナ装置の通信性能評価部1204に於けるアンテナ形態の選択動作の説明のフローチャートである。
本実施形態のアンテナ形態選択処理では、先ず、折り返しモノポールアンテナ形態における通信性能評価が行われる(S1)。この場合、受信側アンテナは1本なので、1ストリーム通信方式であるMISO通信、SISO通信が主体となる。通信性能評価としては、RF回路1202から入力される受信信号に対して、所定の指標に基づいて評価が実施される。
通信性能評価の指標としては、例えばスループット、チャネル容量、ビットエラーレート、ブロックエラーレートなどが挙げられる。この実施形態では、チャネル容量を指標として用いることとする。
チャネル容量は式(1)で求められる。
Figure 2013140758
ここで、SNRはSignal to Noise Ratio、即ち受信信号と雑音電力の比、Iは2×2の単位行列を表す。
Hはチャネル行列を表し、サイズが2×2の行列である。Hの上付き文字Hはエルミート転置、即ち複素共役転置の演算を示す。送信信号をSとして、受信信号RをHを用い、雑音成分を無視して表すと式(2)で表される。
Figure 2013140758
r,rは、それぞれ受信側の1番目及び2番目のアンテナ素子で受信される信号、s,sは、それぞれ送信側の1番目及び2番目のアンテナ素子から送信される信号である。
つまりチャネル行列Hの各要素hijは、送信機のj番目のアンテナ素子と、受信機のi番目のアンテナ素子との間の伝搬係数、即ち、これらのアンテナ素子間で送受信される信号の位相回転量及び振幅減衰量を表す。
伝搬係数は、例えば、次の様にして推定される。即ち、受信機には所定のパイロット信号が予め記憶されており、送信機は、この既知のパイロット信号を受信機に向けて伝送する。受信機では、予め記憶されているパイロット信号と、受信された信号(すなわち伝送されたパイロット信号)との振幅、位相を比較することにより伝搬係数が推定出来る。この伝搬係数からチャネル行列Hが求められる。
伝搬係数は、通信性能評価部1204に於いてRF回路1202からの受信信号を基に推定される。更にこの実施形態では、SNRについても、通信性能評価部1204に於いてRF回路1202からの受信信号をもとに推定されるものとする。
折り返しモノポールアンテナ形態の場合は、受信側アンテナは1本なので、SISO通信やMISO通信が主体となる。この状態での伝送容量が計算され、通信性能評価部1204内にその結果が保持される。例えばSISO通信の通信容量は式(3)で表される。
Figure 2013140758
hは、SISO通信伝送路に於ける伝搬係数(上付き*は複素共役の意)である。
次にスイッチ制御器1203は、アンテナ回路1201内のアンテナ回路a131、アンテナ回路b132、アンテナ回路d134のスイッチを切り替え、アンテナ形態を、2本の非結合モノポールアンテナ形態へと変更する(S2)。この場合は送受信共にアンテナ数が2以上であれば、MIMO通信も可能な状態である。
その後、送信信号のストリーム数が2以上の場合は2本の非結合モノポールアンテナアレイ構成によるMIMO通信が可能であるため、MIMO通信時の通信性能評価が行われる(S4)。なおストリーム数の設定については、通信性能評価部1204に対し、通信機器の設定として予め与えられているものとする。
この状態に於いて、測定されたHと別途測定されたSNRを基に式(1)を用いて通信容量が算出され、保持される。
送信信号のストリーム数が2以上でない場合、即ち、ストリーム数が1の場合は次の様に動作する。まず、2本の受信アンテナによるダイバシティ受信を使用するか否かが判断される(S5)。ダイバシティ受信を使用するか否かについては予め通信性能評価部1204に設定されているものとする。2本の非結合モノポールアンテナアレイ構成によるダイバシティ受信を使用する場合(即ちS5でYES)は受信ダイバシティ方式での通信性能が評価される(S6)。この場合の送信アンテナは1本であり、受信アンテナは2本である。この状態での通信容量が計算され、保持される。
受信ダイバシティ方式を使用しない場合(S5でNO)には、1本の非結合モノポールアンテナ構成として、アンテナ素子a121単体を用いた場合の通信容量が計算され、保持される(S7)。
続けて、2本のうちのもう一方の非結合モノポールアンテナを構成するアンテナ素子b122を用いた場合の通信容量が計算され、保持される(S8)。
最終的にS1、S4、S6〜S8に於いて保持された通信容量のうち最大の値が得られたアンテナ形態が、最も良質な通信性能が得られるアンテナ形態であると判断される。通信性能評価部1204は、スイッチ制御部1203に対し、最良と判断されたアンテナ形態を選択するよう、アンテナ形態切替の指示を行い、更に、RF回路部1202に通信方式(MIMO、SISO通信方式等)の指示を行い、処理を完了する(S9)。
図11は本実施形態の効果を検証した一例を示す。伝搬環境として、到来波は一様分布で伝搬してくるものとする。基地局のアンテナは簡単のために、無相関の無指向性アンテナを想定している。
図11(a)のように、受信SNRが2dBといった非常に低い場合には、SISO通信を行う折り返しモノポールアンテナ形態の方が、非結合モノポールアンテナ形態の場合よりも、チャネル容量が0.2bps/Hzだけ大きくなることが分かる。これは非結合モノポールアンテナ形態に於ける平均放射効率が−2.6dBと低い値であるのに対し、折り返しモノポールアンテナの方が−0.4dBと、比較的高い放射効率を持つことによるものである。つまり低い受信SNR環境では折り返しモノポールアンテナ形態の方が優位であることを示す。
一方、高い受信SNR環境では、空間分割多重方式であるMIMO通信を用いた方が優位となる。例えばSNRが10dBといった比較的高いSNRでは、非結合モノポールアンテナ形態のMIMO通信時のチャネル容量が5.1bps/Hzなのに対し、折り返しモノポールアンテナ形態のSISO通信では4.1bps/Hzという様に1.0bps/Hzほど低いことが分かる。
一般にMIMO通信の方が、SISO通信よりも高い通信性能を示すとされているが、MIMO通信の場合には周囲の環境、即ち、電波伝搬環境の変化の影響を受けやすい。例えばアンテナ装置を人が保持していた際に、アンテナ間の相関係数、パワーバランス、受信SNRが劣化し、通信性能がSISO通信よりも劣化してしまうこともある。本実施形態のアンテナ装置では、通信環境に応じて最も良質な通信特性を示すアンテナ形態を選択することができるため本実施形態のアンテナ装置は、その様な問題を改善することが出来る。
なお本実施形態においては、アンテナ装置はグランド板上の1か所だけでなく、近接しなければ複数の箇所に設置してもよい。それによって3本以上のアンテナ素子を動作させて3つ以上のストリームにも対応したMIMO通信を行うこともできる。
(効果の説明)
以上説明したように、本実施形態においては、以下に記載するような効果を奏する。
本実施形態においては、2本の非結合モノポールアンテナを電気的に接続することで1本の折り返しモノポールアンテナへと切り替えることができる。更に通信環境に応じて、折り返しモノポールアンテナ形態と非結合モノポールアンテナ形態のうち、最適な通信性能を示す方を選択することができる。それによって、通信環境に応じて最適なアンテナ形態へと切り替えることが可能なアンテナ装置を提供する。
(第2の実施形態)
(構成の説明)
次に、本発明を実施するための第2の実施形態について説明する。
図13に第2の実施形態のアンテナ装置の構成を示す。
第2の実施形態のアンテナ装置1300は、線状の第1のアンテナ素子1301と、線状の第2のアンテナ素子1302と、前記第1のアンテナ素子の一端と前記第2のアンテナ素子の一端とを電気的に開閉する第1の開閉スイッチ1303と、を有する。更に、アンテナ装置1300は、前記第1のアンテナ素子の他端と前記第2のアンテナ素子の他端とを電気的に開閉する第2の開閉スイッチ1304と、前記第2のアンテナの一端に接続される選択スイッチ1305と、を有する。
(動作の説明)
第2の実施形態のアンテナ装置1300に於いて、前記選択スイッチ1305は、前記第2のアンテナの一端をグランドに接続するか、前記第2のアンテナの一端に信号を供給する給電部に接続するか、を選択する。
(効果の説明)
本実施形態においては、以下に記載するような効果を奏する。
通信環境に応じて、複数アンテナ形態と、1アンテナ形態と、を切り替えて、最適な無線通信品質を提供することの出来るアンテナ装置を提供することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2012年03月21日に出願された日本出願特願2012−063995を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、主として、通信環境に応じて、最適なアンテナ形態に切り替えることができるアンテナ装置に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
101 グランド板
121 アンテナ素子a
122 アンテナ素子b
131 アンテナ回路a
132 アンテナ回路b
133 アンテナ回路c
134 アンテナ回路d
104 給電部a
201 給電部b
1201 アンテナ回路部
1202 RF回路部
1203 スイッチ制御部
1204 通信性能評価部

Claims (10)

  1. 線状の第1のアンテナ素子と、
    線状の第2のアンテナ素子と、
    前記第1のアンテナ素子の一端と前記第2のアンテナ素子の一端とを電気的に開閉する第1の開閉スイッチと、
    前記第1のアンテナ素子の他端と前記第2のアンテナ素子の他端とを電気的に開閉する第2の開閉スイッチと、
    前記第2のアンテナの一端に接続され、前記第2のアンテナの一端をグランドに接続するか、前記第2のアンテナの一端に信号を供給する給電部に接続するか、を選択する選択スイッチと、
    を有することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第1のアンテナ素子の一端と前記第2のアンテナ素子の一端との間に前記第1の開閉スイッチを介して接続される所定の特性のコイルを更に有し、
    前記特性は前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子の間の結合インピーダンスを打ち消すように定められる
    ことを特徴とする、請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子は互いに平行に設置され、
    前記第1の開閉スイッチが接続され、前記第2の開閉スイッチが開放され、前記選択スイッチが前記給電部に接続された場合は、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子はそれぞれ第1のモノポールアンテナと第2のモノポールアンテナとして機能する第1のアンテナ形態となり、
    前記第1の開閉スイッチが開放され、前記第2の開閉スイッチが接続され、前記選択スイッチが前記グランドに接続された場合は、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とで構成される1本の折り返しモノポールアンテナとして機能する第2のアンテナ形態となる
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1のアンテナ素子の両端と前記第2のアンテナ素子の両端とが互いに近接し、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子は波長の略0.01倍の間隔で設置されていることを特徴とする、請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とが略一直線上に設置され、
    前記第1の開閉スイッチが開放され、前記第2の開閉スイッチが接続され、前記選択スイッチが前記グランドに接続された場合は、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とで構成される1本のモノポールアンテナとして機能する第2のアンテナ形態となる
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナ装置は更に、
    前記第1のアンテナ形態の場合と、前記第2のアンテナ形態の場合と、のそれぞれの場合の通信性能を評価して比較する通信性能評価部と、
    前記第1の開閉スイッチと前記第2の開閉スイッチと前記選択スイッチとの動作を制御するスイッチ制御部と、
    前記通信性能評価部に評価の対象となる受信信号を入力するRF回路部と、
    を有し、
    前記スイッチ制御部は、前記通信性能評価部にて、前記第1のアンテナ形態の場合と、前記第2のアンテナ形態の場合と、のうち、より通信性能が良いと評価されたアンテナ形態を選択するように、前記第1の開閉スイッチと前記第2の開閉スイッチと前記選択スイッチとを切り替える
    ことを特徴とする、請求項3乃至請求項5のいずれかに記載のアンテナ装置。
  7. 前記通信性能評価部は、前記第1のアンテナ形態の場合にMIMO通信方式における通信性能を評価し、前記第2のアンテナ形態の場合にSISO通信方式における通信性能を評価することを特徴とする請求項6に記載のアンテナ装置。
  8. 前記通信性能評価部で評価される前記通信性能は、受信信号の信号対雑音比と伝搬係数とから算出される伝送容量であることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のアンテナ装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のアンテナ装置を含み、前記アンテナ装置からの受信信号が入力される受信手段を備えることを特徴とする無線通信受信器。
  10. 第1のアンテナ素子の他端と第2のアンテナ素子の他端とを電気的に開閉し、
    前記第2のアンテナの一端をグランドに接続するか、前記第2のアンテナの一端に信号を供給する給電部に接続するか、を選択する、
    ことを特徴とするアンテナ切り替え方法。
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