JPWO2013114559A1 - 地図描画装置、ナビゲーション装置および地図描画方法 - Google Patents

地図描画装置、ナビゲーション装置および地図描画方法 Download PDF

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Abstract

地図描画装置10Aは、地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ141、および図形の描画手法を規定した描画属性値142を含むオブジェクトデータ140を取得する取得手段と、図形を描画するための複数の描画手法を有する描画手段と、描画対象となる描画対象オブジェクトの描画属性情報142に基づいて、複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する描画手法決定部111とを備えている。そして、地図描画装置10Aは、描画手法決定部111によって選択された描画手法を用いて、描画対象図形を描画する。

Description

本発明は、地図データの描画技術に関する。
ナビゲーション装置等の地図描画装置では、描画ライブラリ(「グラフィックスライブラリ」とも称する)を利用して、画面に表示させる地図データの描画処理が実行される。具体的には、地図描画装置は、描画対象の図形(描画対象図形)の各頂点の座標情報、描画対象図形の輪郭の線種、および描画対象図形の塗りつぶしの色等の図形情報を描画データとして取得する。そして、地図描画装置は、描画ライブラリを利用して当該描画データに基づいて地図データを描画し、当該地図データを用いた画面表示を行う。
描画処理を実行させる描画ライブラリとしては、例えば、OpenGL(Open Graphics Library)が存在し、OpenGLは、複数の描画手法を有している。
複数の描画手法のうち、いずれの描画手法を採用して地図データを描画するかに関して、特許文献1では、描画データを分析して複数の描画手法の中から1の描画手法を選択する手法が提案されている。
特開2010−072808号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、描画データの分析に時間を要し、描画処理を高速に行うことが出来ない場合があった。
そこで、本発明は、描画処理を高速に行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る地図描画装置は、地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ、および前記図形の描画手法を規定した描画属性値を含むオブジェクトデータを取得する取得手段と、前記図形を描画するための複数の描画手法を有する描画手段と、描画対象となる描画対象オブジェクトの前記描画属性情報に基づいて、前記複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する選択手段とを備え、前記描画手段は、前記選択手段によって選択された描画手法を用いて、前記描画対象図形を描画する。
また、本発明に係るナビゲーション装置は、地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ、および前記図形の描画手法を規定した描画属性値を取得する取得手段と、前記図形を描画するための複数の描画手法を有する描画手段と、描画対象となる描画対象オブジェクトの前記描画属性情報に基づいて、前記複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された描画手法を用いて描画された図形を含む地図画像を表示部に出力する表示制御手段とを備える。
また、本発明に係る地図描画方法は、a)地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ、および前記図形の描画手法を規定した描画属性値を取得する工程と、b)描画対象となる描画対象オブジェクトの描画属性値に基づいて、複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する工程と、c)前記b)工程において選択された描画手法を用いて、前記描画対象図形を描画する工程とを備える。
本発明によれば、描画処理を高速に行うことが可能になる。
第1実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 地図上に描かれる描画図形と、描画図形を描くために用いる描画データと、描画図形を描く際の描画手法を規定する描画属性値との関係を示す図である。 地図描画装置の描画動作を示すフローチャートである。 三角形分割描画処理を行う際の地図描画装置の動作を示すフローチャートである。 三角形分割描画処理の具体例を説明するための図である。 ステンシル描画処理を行う際の地図描画装置の動作を示すフローチャートである。 ステンシル描画処理の具体例を説明するための図である。 描画図形と当該描画図形の描画属性値との関係を示す図である。 複数の描画属性値と、描画処理を行うハードウェアとの関係を示す図である。 描画図形と当該描画図形の描画属性値との関係を示す図である。
以下、各実施形態について図面を参照して説明する。
<1.第1実施形態>
[1−1.構成]
図1は、第1実施形態に係るナビゲーション装置1の構成を示す図である。図2は、地図上に描かれる描画図形と、描画図形を描く際に用いる描画データと、描画図形を描く際の描画手法を規定する描画属性値との関係を示す図である。本明細書で詳述されるナビゲーション装置1としては、例えば、車両に搭載されるカーナビゲーション装置、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末、或いは携帯電話が想定される。
図1に示されるように、ナビゲーション装置1は、地図データを描画する地図描画装置10Aと、I/Oインタフェース13と、記憶装置14と、表示部15とを備えている。地図描画装置10Aは、I/Oインタフェース13を介して記憶装置14および表示部15と電気的に接続されている。
記憶装置14は、DVD−ROM等の光ディスクを記憶媒体とした光学ドライブ装置、不揮発性メモリ(例えばSSD、フラッシュ等)、リムーバブルメディア(SDカード等)またはハードディスク装置等で構成されている。記憶装置14には、地図を構成する各構成物(オブジェクト)の情報(「オブジェクトデータ」とも称する)140が記憶されている。
地図(ここでは地図画像)を構成するオブジェクトには、例えば、道路、建物、川、鉄道等の地物に対応したオブジェクトがあり、オブジェクトデータ140は、各オブジェクトを表す図形の描画データ141と、各オブジェクトに対応する図形を描く際の描画手法を規定する描画属性値142とを含んでいる。また、地図を構成するオブジェクトには、地物に対応したオブジェクト以外に、地物に対応しないオブジェクトも存在し、オブジェクトデータ140は、これらの地物に対応しないオブジェクトについても、図形の描画データ141と描画属性値142とを含んでいる。地物に対応しないオブジェクトとしては、県および市区町村の境界を示す境界線、国および州の境界を示す境界線、飛行機または船舶等の航路線、或いは等高線等を例示することができる。
地図描画装置10Aは、このようなオブジェクトデータ140を記憶装置14から読み出し、オブジェクトデータ140に基づいて地図データを生成する。
ここで、描画データ141について詳述する。描画データ141は、オブジェクトを表す図形の形状に関する情報であり、オブジェクトを表す図形を描画する際に用いられる。描画データ141は、描画対象となる図形の各頂点の座標情報(頂点データ)、描画図形の輪郭の線種、および描画図形の塗りつぶしの色等の情報を含んでいる。一方、描画属性値142は、各オブジェクトを表す図形を描画する際の描画手法を特定するための情報(描画属性情報)である。
例えば、図2に示されるように、描画図形の形状が「塗りつぶされた三角形」であった場合、当該描画図形BF1に対応する描画データBD1には、描画図形BF1の3つの頂点の各座標情報、描画図形BF1の輪郭の線種、描画図形BF1の塗りつぶしの色、および描画図形BF1がポリゴン(多角形)であることを示す情報が含まれる。また、描画図形BF1の描画属性値142は、標準描画手法を用いて描画することを示す値「1」となっている。
また、描画図形の形状が「凸多角形」であった場合、当該描画図形BF2に対応する描画データBD2には、描画図形BF2の頂点の各座標情報、描画図形BF2の輪郭の線種、描画図形BF2の塗りつぶしの色、および描画図形BF2がポリゴンであることを示す情報が含まれる。また、描画図形BF2の描画属性値142は、三角形分割描画手法を用いて描画することを示す値「3」となっている。
また、描画図形の形状が「多頂点ポリゴン」であった場合、当該描画図形BF3に対応する描画データBD3には、描画図形BF3の頂点の各座標情報、描画図形BF3の輪郭の線種、描画図形BF3の塗りつぶしの色、および描画図形BF3がポリゴンであることを示す情報が含まれる。また、描画図形BF3の描画属性値142は、ステンシル描画手法を用いて描画することを示す値「4」となっている。
また、描画図形の形状が「ポリライン」であった場合、当該描画図形BF4に対応する描画データBD4には、描画図形BF4の頂点の各座標情報、描画図形BF4の輪郭の線種が含まれる。また、描画図形BF4の描画属性値142は、線描画手法を用いて描画することを示す値「2」となっている。なお、ポリラインとは、一続きの線分または曲線で構成されるオブジェクトである。
ナビゲーション装置1の構成説明(図1)に戻って、表示部15は、液晶ディスプレイ(LCD)または有機ELディスプレイを用いて構成され、地図描画装置10Aにおいて描画された地図データに基づく地図画像を画面上に表示する。
地図描画装置10Aは、オブジェクトデータ140に基づいてオブジェクトの描画処理を行い、地図データを生成する描画処理部11と、記憶部12とを備えている。
描画処理部11は、CPU(Central Processing Unit)およびGPU(Graphics Processing Unit)のうち少なくとも1つで構成されている。描画処理部11は、記憶部12に記憶されたプログラム121を読み出して、当該プログラム121を実行することにより、各種機能部を実現する。
具体的には、描画処理部11は、描画手法決定部111と、三角形分割部112と、ステンシル処理部113と、線描画部114と、標準描画部115と、マスク作成部116と、多角形描画部117と、表示制御部118とを機能的に実現する。各機能部は、CPUおよびGPUどちらでも実現可能であるが、ここでは、各機能部のうち、描画手法決定部111、三角形分割部112、標準描画部115がCPUで実現され、ステンシル処理部113、線描画部114、マスク作成部116、および多角形描画部117がGPUで実現されるものとする。なお、表示制御部118は、表示制御用のハードウェアで実現される。
描画手法決定部111は、描画対象となる描画対象オブジェクトを表す図形(描画対象図形)を描く際の描画手法を決定する。具体的には、描画手法決定部111は、記憶装置14からオブジェクトデータ140を取得する。そして、描画手法決定部111は、描画対象図形ごとに、描画対象図形ごとの描画属性値142に基づいて描画手法を決定する。
地図描画装置10Aは、描画手法として、OpenGLを用いた三角形分割描画手法、ステンシル描画手法および線描画手法、並びに、OpenGLを用いた描画手法以外の他の標準的な描画手法(標準描画手法)を有している。描画手法決定部111は、描画対象図形の描画手法をこれらの描画手法の中から選択する選択手段として機能することになる。なお、各描画手法の詳細は、後述する。
三角形分割部112は、OpenGLを利用するソフトウェア部位にて実現される機能部である。三角形分割部112は、描画対象図形における1つの頂点(注目点)から、スタックされた他の頂点に向けて対角線を引く処理を、頂点を変更しつつ繰り返すことによって、描画対象図形を複数の三角形に分割して描画対象領域を特定する。描画対象領域を示すデータは、多角形描画部117に出力される。なお、三角形分割部112からは、分割された各三角形に関するデータが描画対象領域を示すデータとして多角形描画部117に出力されることになる。
ステンシル処理部113は、OpenGLを用いて実現される機能部である。ステンシル処理部113は、描画対象図形における或る頂点から他の各頂点に対して線分を引くことによって三角形を形成し、形成された各三角形の重なり回数に応じて描画対象領域を特定する。描画対象領域を示すデータは、ステンシルデータとしてマスク作成部116に出力される。
線描画部114は、OpenGLを用いて実現される機能部であり、描画対象図形としての線状の図形を線描画手法で、VRAM等のフレームメモリ(不図示)に描画する機能を有している。OpenGLを用いた線描画手法には、有限直線(線分)を用いて線状の図形を描く手法(「連続線描画手法」とも称する)と、複数の点を並べて線状の図形を描く手法(OpenGLで連続点を描画する手法、および、OpenGLを利用するソフトウェア部位から連続して点を与える手法の双方を、ここでは、「連続点描画手法」とも称する)とがある。描画手法決定部111は、線状の描画対象図形を、連続点描画手法を用いて描画するか、連続線描画手法を用いて描画するかを描画属性値142に基づいて選択する。
標準描画部115は、OpenGL以外の標準的な描画ソフトウェアをCPU(またはGPU)で実行することによって実現される機能部、或いは、地図描画装置10Aに搭載される描画チップにおいて実現される処理部である。標準描画部115では、標準的な描画手法によって、描画対象図形がフレームメモリに描画される。当該標準描画手法によれば、三角形分割部112、ステンシル処理部113、および線描画部114において実現されるOpenGLを用いた描画手法に比べて、少ない演算量で描画対象図形を描くことができる。
マスク作成部116は、ステンシル処理部113から入力されるステンシルデータに基づいて、マスクパターンを作成し、当該マスクパターンをステンシルバッファ119に格納する。
ここでマスクパターンとは、図形の描画箇所を特定部分に制限するものである。このマスクパターンにより、図形全体の塗りつぶしを行ったとしても描画対象箇所のみを描画することができる。
多角形描画部117は、フレームメモリに描画対象図形を描いて、地図データを生成する。より詳細には、多角形描画部117は、三角形分割部112から入力された描画対象領域を示すデータに基づいて、フレームメモリに、描画対象図形の輪郭を描くとともに、描画データ141に基づいて描画対象図形内の塗りつぶしを行う。また、多角形描画部117は、ステンシルバッファ119に格納されたマスクパターンおよび描画データ141を用いて、フレームメモリ上に描画対象図形を描く。
表示制御部118は、表示部15における表示内容を制御する。具体的には、表示制御部118は、フレームメモリにおいて形成される地図データを用いて、地図画像の表示処理を行う。
[1−2.動作]
次に、地図描画装置10Aにおいて実行される描画動作について説明する。図3は、地図描画装置10Aの描画動作を示すフローチャートである。
図3に示されるように、まず、ステップSP1では、描画処理部11は、地図表示に必要なオブジェクトデータ140を記憶装置14から読み出して取得する。
次のステップSP2では、描画手法決定部111は、描画対象オブジェクトの描画属性値142に基づいて、当該描画対象オブジェクトを表す図形を描く際の描画手法を決定する。
描画属性値142として与えられる各値は、各描画手法と一対一に対応しており、描画手法決定部111は、描画対象オブジェクトの描画属性値142を用いて、描画対象図形を描画する際の描画手法を一意に特定することができる。
次のステップSP3では、ステップSP2で決定された描画手法を用いて、描画対象図形に関する描画処理が行われる。例えば、ステップSP2において、描画対象図形の描画手法として三角形分割描画手法が選択された場合、ステップSP3では、三角形分割描画手法を用いた描画処理が行われることになる。また、例えば、ステップSP2において、描画対象図形の描画手法として標準描画手法が選択された場合、ステップSP3では、標準描画手法を用いた描画処理が行われることになる。
ステップSP3において描画処理が終了すると、動作工程は、ステップSP4に移行する。
ステップSP4では、描画されていない未描画のオブジェクトがあるか否かが判定される。
未描画のオブジェクトが存在しない場合、描画動作は終了する。
一方、未描画のオブジェクトが存在する場合、動作工程は、ステップSP1に移行され、未描画のオブジェクトを描画対象オブジェクトとしてステップSP1からステップSP4の各工程が再度実行される。ステップSP4の判定処理によって、未描画のオブジェクトがなくなるまで、ステップSP1からステップSP4の各工程が繰り返し実行されることになる。
[1−3.描画手法について]
ここで、本実施形態の地図描画装置10Aが備える三角形分割描画手法について説明する。図4は、三角形分割描画手法で描画処理(三角形分割描画処理)を行う際の地図描画装置10Aの動作を示すフローチャートである。図5は、三角形分割描画処理の具体例を説明するための図である。なお、図5では、描画対象図形として多角形が示されている。
図4に示されるように、まず、ステップSP11では、描画対象図形における各頂点がY軸座標の降順でソートされる。例えば、図5では、描画対象となる多角形の各頂点が、頂点C,C,C,C,C,C,Cの順に並び換えられる。
ステップSP12では、ソートされた各頂点の先頭から2頂点分の頂点がスタックされる。図5では、頂点Cおよび頂点Cがスタックされることになる。
ステップSP13では、ソートされた各頂点において、先頭から3番目の頂点が注目点Pに設定される。図5では、頂点Cが注目点Pに設定されることになる。
ステップSP14では、注目点Pnから、スタックされた頂点に対角線が引かれる。例えば、図5では、注目点P(頂点C)からスタックされている頂点Cに対角線が引かれることになる。
次のステップSP15では、描画対象図形内を全て三角形に分割したか否かが判定される。描画対象図形内が全て三角形に分割されていると判定された場合は、三角形分割描画処理は、終了する。一方、描画対象図形内が全て三角形に分割されていないと判定された場合は、動作工程は、ステップSP16に移行される。例えば、図5の例では、全て三角形に分割できていない多角形Cが存在するため、動作工程は、ステップSP16に移行されることになる。
ステップSP16では、三角形に分割されなかった頂点がスタックされる。図5では、頂点C4,C5,C6,C7がスタックされることになる。
ステップSP17では、注目点Pが1つずらされる。図5では、注目点Cを1つずらしてCに設定されることになる。
そして、再度実行されるステップSP14では、新たな注目点Cから新たにスタックされた頂点C,C,Cに向けて描画対象図形の内側に形成することができる対角線が引かれることになる。
ステップSP15では、描画対象図形内を全て三角形に分割したか否かが再度判定される。図5の例では、全て三角形に分割できていない多角形Cが存在するため、動作工程は、再度ステップSP16に移行される。
ステップSP16では、三角形に分割されなかった頂点C,Cがスタックされる。
ステップSP17では、注目点Pが1つずらされる。図5では、注目点Cを1つずらしてCに設定される。
ステップSP14では、新たな注目点Cから新たにスタックされた頂点C,Cに向けて多角形の内側に形成することができる対角線が引かれる。
ステップSP15では、描画対象図形内を全て三角形に分割したか否かが再度判定され、図5の例では描画対象図形を全て三角形に分割できているため、三角形分割描画処理は、終了する。
このように三角形分割描画処理では、描画対象図形内を全て三角形に分割することによって、描画対象領域を特定する。
次に、地図描画装置10Aが備えるステンシル描画手法について説明する。図6は、ステンシル描画手法で描画処理(ステンシル描画処理)を行う際の地図描画装置10Aの動作を示すフローチャートである。図7は、ステンシル描画処理の具体例を説明するための図である。なお、図7では、描画対象図形として星形の多角形RF(RF1〜RF6)が示されている。図7中の6つの多角形RF1〜RF6は、ステンシル描画処理の進捗状況に応じた説明を行うためのものであり、これらの多角形RF1〜RF6は、同一の多角形RFである。
図6に示されるように、まず、ステップSP21では、描画対象図形の各頂点のうち先頭の頂点が開始点Pfとして登録される。例えば、図7では、多角形RFの各頂点のうち先頭の頂点Dが開始点Pfとして登録される。
ステップSP22では、ステップSP21において登録された開始点Pfからその他の各頂点に対して線分を引くことによって、三角形が形成される。図7では、開始点Dからその他の各頂点D〜D10に対して線分が引かれる。これにより、多角形RFでは、三角形「D」(多角形RF1参照)、三角形「D」(多角形RF2参照)、三角形「D」(多角形RF3参照)、三角形「D」(多角形RF4参照)、三角形「D」(多角形RF5参照)、および三角形「D10」(多角形RF6参照)が形成されることになる。
ステップSP23では、ステップSP22において形成された三角形が、奇数回重なった部分を描画対象領域として設定する。図7では、ステップSP22において形成された三角形が奇数回重なった部分、即ち三角形が偶数回重なった三角形「D」および「D10」である描画不可能領域を除いたその他全ての三角形が、描画対象領域として設定される。
このようにステンシル描画処理では、ステップSP21からステップSP23の各工程を実行することにより、多角形RF6に示す星型の描画領域を得ることができる。
以上のように、本実施形態の地図描画装置10Aは、地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ141、および図形の描画手法を規定した描画属性値142を含むオブジェクトデータ140を取得する取得手段と、図形を描画するための複数の描画手法を有する描画手段と、描画対象となる描画対象オブジェクトの描画属性情報142に基づいて、複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する描画手法決定部111とを備えている。そして、地図描画装置10Aは、描画手法決定部111によって選択された描画手法を用いて、描画対象図形を描画する。
このような地図描画装置10Aによれば、描画属性値142に基づいて描画手法を選択することができるので、描画手法の選択に要する時間を短縮することが可能になり、ひいては描画処理の高速化を図ることができる。また、線状の描画対象図形の形状に応じた適切な描画手法を選択することができるので、描画に要する時間を短縮することが可能になり、描画処理の高速化を図ることができる。
<2.第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る地図描画装置10Bでは、描画手法決定部111における描画属性値を用いた描画手法の決定態様が異なる点以外は、第1実施形態の地図描画装置10Aとほぼ同様の構造および機能を有しており、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
上述のように、地図描画装置10Bでは、描画手法決定部111における描画属性値を用いた描画手法の決定態様が第1実施形態の地図描画装置10Aとは異なる。具体的には、第2実施形態では、1の描画対象図形につき描画属性値が複数存在し、地図描画装置10Bは、自身に適合した描画属性値を用いて描画手法を選択する。図8は、描画図形と当該描画図形の描画属性値との関係を示す図である。図9は、複数の描画属性値と、描画処理を行うハードウェアとの関係を示す図である。
より詳細には、図8に示されるように、第2実施形態のオブジェクトデータ140は、描画対象図形の描画属性値として、複数(ここでは2つ)の描画属性値を有している場合がある。例えば、描画図形BF2の描画属性値としては、第1の描画属性値「3」と第2の描画属性値「1」とが存在する。値「3」は、三角形分割描画手法を用いて描画することを示す値であり、値「1」は標準描画手法を用いて描画することを示す値である。
三角形分割描画手法は、標準描画手法に比べて、多くの演算量を要する描画手法である。このため、三角形分割描画手法を用いて描画することを示す第1の描画属性値「3」は、描画処理能力の比較的高い地図描画装置(第1のハードウェア)用の描画属性値となる。一方、標準描画手法を用いて描画することを示す第2の描画属性値「1」は、描画処理能力の比較的低い地図描画装置(第2のハードウェア)用の描画属性値となる。
地図描画装置10Bの描画手法決定部111は、描画対象図形の描画属性値が複数存在した場合、地図描画装置10Bにおいて描画処理を行うハードウェアの情報(ハードウェア情報)を取得する。そして、描画手法決定部111は、当該ハードウェア情報に基づいて、地図描画装置10Bに適合する描画属性値を、複数の描画属性値の中から選択する。
例えば、図9に示されるように、描画図形BF2の第1の描画属性値「3」がCPUとGPUとを備えた描画処理能力の比較的高い地図描画装置10Q用の描画属性値としてオブジェクトデータ140に含まれ、第2の描画属性値「1」がGPUを有さない描画処理能力の比較的低い地図描画装置10R用の描画属性値としてオブジェクトデータ140に含まれているものとする。
このとき、地図描画装置10Bが、描画処理能力の比較的高い第1地図描画装置10Qであった場合、描画手法決定部111は、第1の描画属性値「3」を選択し、当該第1の描画属性値を用いて描画手法を決定する。これにより、描画対象図形BF2は、三角形分割描画手法を用いて描画されることになる。
これに対して、地図描画装置10Bが、描画処理能力の比較的低い第2地図描画装置10Rであった場合、描画手法決定部111は、第2の描画属性値「1」を選択し、当該第2の描画属性値を用いて描画手法を決定する。これにより、描画対象図形BF2は、標準描画手法を用いて描画されることになる。
このように描画手法決定部111は、描画処理を行うハードウェアが描画処理能力の比較的高い第1のハードウェアであるか、或いは描画処理能力の比較的低い第2のハードウェアであるかを判定し、当該判定結果に基づいて、描画手法の選択に用いる描画属性値を決定する。そして、描画手法決定部111は、決定した描画属性値によって規定された描画手法を、描画対象図形を描画する際の描画手法として選択する。
これによれば、地図描画装置10Bの描画処理能力に応じた適切な描画手法を採用して、図形の描画を行うことができるので、描画に要する時間を短縮することが可能になり、描画処理の高速化を図ることができる。
<3.第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態に係る地図描画装置10Cでは、描画手法決定部111における描画属性値を用いた描画手法の決定態様が異なる点以外は、第1実施形態の地図描画装置10Aとほぼ同様の構造および機能を有しており、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
上述のように、地図描画装置10Cでは、描画手法決定部111における描画属性値を用いた描画手法の決定態様が第1実施形態の地図描画装置10Aとは異なる。
具体的には、第3実施形態では、三角形分割描画手法を採用することを規定する描画属性値が複数存在する。これら複数の描画属性値は、特定描画属性値とも称され、複雑な描画対象図形については、値の大きい特定描画属性値が割り当てられる。すなわち、描画対象図形が複雑になるにつれて、特定描画属性値の値が大きくなる。
例えば、三角形分割描画手法を採用することを規定する複数の特定描画属性値が、「3」から「10」までの8個の整数で表されるとする。この場合、図10に示されるように、比較的単純な描画図形BF11の描画属性値には、特定描画属性値「3」が与えられ、比較的複雑な描画図形BF15の描画属性値には、特定描画属性値「10」が与えられる。
地図描画装置10Cの描画手法決定部111は、描画対象図形の描画属性値が特定描画属性値であった場合、地図描画装置10Cにおいて描画処理を行うハードウェアの性能を数値化したハードウェア性能値を取得する。そして、描画手法決定部111は、当該ハードウェア性能値が描画対象図形の特定描画属性値以上のとき、特定描画属性値の規定に従って三角形分割描画手法を描画対象図形を描画する際の描画手法として選択する。これに対して、描画手法決定部111は、ハードウェア性能値が描画対象図形の特定描画属性値より小さいとき、特定描画属性値の規定に反してステンシル描画手法を描画対象図形を描画する際の描画手法として選択する。
例えば、地図描画装置10Cのハードウェア性能値が「6」であった場合、当該ハードウェア性能値以下の特定描画属性値を有する描画図形BF11,BF12,BF13は、いずれも三角形分割描画手法を用いて描画されることになる。これに対して、ハードウェア性能値よりも大きい特定描画属性値を有する描画図形BF14,BF15は、どちらもステンシル描画手法を用いて描画されることになる。
以上のように、描画処理を行うハードウェアの性能と描画対象図形の複雑度とを勘案して、描画手法を決定することによれば、ハードウェアの性能および描画対象図形の形状に応じた最適な描画手法を精度良く選択することが可能になる。このように、描画手法の選択精度が高まることにより、描画処理に要する時間を短縮することが可能になり、描画処理の高速化を図ることができる。
なお、ハードウェア性能値は、地図描画装置10CのCPUおよびGPUの各クロック数、および/またはCPUおよびGPUの種類等を変数とする関数であり、描画手法決定部111は、自装置のCPUおよびGPUの情報に基づいてハードウェア性能値を算出する。
また、描画対象図形の複雑度は、例えば、描画対象図形の頂点の数に基づいて決定することができ、頂点数の多い描画対象図形は、複雑な図形となる。
<4.変形例>
以上、実施の形態について説明したが、この発明は、上記に説明した内容に限定されるものではない。
例えば、上記各実施形態では、描画手法として三角形分割描画手法を有する地図描画装置10A,10Bを例示していたが、各実施形態の地図描画装置10A,10Bは、三角形分割描画手法に代えて、台形分割描画手法を有する態様にしてもよい。
台形分割描画手法では、描画対象図形における1つの頂点(注目点)から、スタックされた他の頂点に向けて対角線を引く処理を、頂点を変更しつつ繰り返すことによって、描画対象図形を複数の台形に分割して描画対象領域が特定される。
また、上記第2実施形態では、オブジェクトデータ140が、1の描画対象図形につき2つの描画属性値を有している場合を例示したが、描画属性値の数は、1の描画対象図形につき3つ以上であってもよい。
例えば、オブジェクトデータ140の利用が想定される各地図描画装置のCPUおよびGPUの組合せ数に応じて描画属性値を設けてもよい。具体的には、オブジェクトデータ140が3種類の地図描画装置に利用され、当該3種類の地図描画装置それぞれにおいて、CPUおよびGPUの組合せが異なる場合を想定する。この場合、オブジェクトデータ140は、1の描画対象図形の描画属性値として、3種類の地図描画装置それぞれに適応する描画手法を規定した3つの描画属性値を有していてもよい。
この場合、地図描画装置10Bの描画手法決定部111は、地図描画装置10Bに設けられたCPUおよびGPUの情報を取得し、当該情報に基づいて、描画手法の選択に用いる描画属性値を、3つの描画属性値の中から選択することになる。
このような地図描画装置10Bによれば、地図描画装置10Bの描画処理能力に応じた適切な描画手法を採用して、図形の描画を行うことができるので、描画に要する時間を短縮することが可能になり、描画処理の高速化を図ることができる。
また、上記各実施形態では、OpenGLを用いた線描画手法に、連続点描画手法と連続線描画手法とが含まれる場合を例示したが、OpenGLを用いた線描画手法以外の標準線描画手法にも、連続点描画手法と連続線描画手法とが含まれる態様であってもよい。
本発明はその発明の範囲内において、各実施形態の自由な組み合わせ、或いは各実施形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 ナビゲーション装置、10A,10B,10C 地図描画装置、11 描画処理部、12 記憶部、14 記憶装置、15 表示部、111 描画手法決定部、112 三角形分割部、114 線描画部、117 多角形描画部、118 表示制御部、140 オブジェクトデータ、141 描画データ、142 描画属性値
本発明に係る地図描画装置は、地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ、および前記図形の描画手法を規定した描画属性値を含むオブジェクトデータを取得する取得手段と、前記図形を描画するための複数の描画手法を有する描画手段と、描画対象となる描画対象オブジェクトの前記描画属性情報に基づいて、前記複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する選択手段とを備え、前記描画手段は、前記選択手段によって選択された描画手法を用いて、前記描画対象図形を描画し、前記描画手法は、1つの前記図形に対して複数存在する。
また、本発明に係るナビゲーション装置は、地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ、および前記図形の描画手法を規定した描画属性値を取得する取得手段と、前記図形を描画するための複数の描画手法を有する描画手段と、描画対象となる描画対象オブジェクトの前記描画属性情報に基づいて、前記複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された描画手法を用いて描画された図形を含む地図画像を表示部に出力する表示制御手段とを備え、前記描画手法は、1つの前記図形に対して複数存在する。
また、本発明に係る地図描画方法は、a)地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ、および前記図形の描画手法を規定した描画属性値を取得する工程と、b)描画対象となる描画対象オブジェクトの描画属性値に基づいて、複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する工程と、c)前記b)工程において選択された描画手法を用いて、前記描画対象図形を描画する工程とを備え、前記描画手法は、1つの前記図形に対して複数存在する。

Claims (11)

  1. 地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ、および前記図形の描画手法を規定した描画属性値を含むオブジェクトデータを取得する取得手段と、
    前記図形を描画するための複数の描画手法を有する描画手段と、
    描画対象となる描画対象オブジェクトの前記描画属性情報に基づいて、前記複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する選択手段と、
    を備え、
    前記描画手段は、前記選択手段によって選択された描画手法を用いて、前記描画対象図形を描画する地図描画装置。
  2. 前記描画手段は、前記複数の描画手法として、
    前記描画対象図形としての多角形の図形を描画する際に用いる多角形描画手法、
    前記描画対象図形としての線状の図形を描画する際に用いる線描画手法、並びに
    前記多角形描画手法および前記線描画手法に比べて少ない演算量で前記描画対象図形を描画可能な標準描画手法、
    のうち、少なくとも2つを有する請求項1に記載の地図描画装置。
  3. 前記線描画手法には、複数の点を並べて前記線状の図形を描く連続点描画手法と、有限直線を用いて前記線状の図形を描く連続線描画手法とが含まれる請求項2に記載の地図描画装置。
  4. 前記多角形描画手法には、
    前記描画データに含まれる前記描画対象図形の頂点データに基づいて、前記描画対象図形を複数の三角形に分割して描画対象領域を特定することによって、前記描画対象図形を描画する三角形分割描画手法と、
    前記頂点データに基づいて、前記描画対象図形における或る頂点から他の各頂点に対して線分を引いて三角形を形成し、形成された各三角形の重なり回数に応じて描画対象領域を特定することによって、前記描画対象図形を描画するステンシル描画手法と、
    が含まれる請求項3に記載の地図描画装置。
  5. 前記描画属性値としては、前記多角形描画手法、前記線描画手法、および前記標準描画手法のうち、少なくとも2つの描画手法を特定するための少なくとも2つの値が存在する請求項2に記載の地図描画装置。
  6. 前記描画属性値には、前記三角形分割描画手法、および前記ステンシル描画手法を特定するための2つの値が存在する請求項4に記載の地図描画装置。
  7. 前記オブジェクトデータは、前記描画属性値として、第1のハードウェアにおいて描画を行うときの描画手法を示す第1描画属性値と、第2のハードウェアにおいて描画を行うときの描画手法を示す第2描画属性値とを前記図形ごとに含み、
    前記取得手段は、前記第1描画属性値と前記第2描画属性値とを取得し、
    前記選択手段は、前記図形の描画を行うハードウェアが前記第1のハードウェアであるか、或いは前記第2のハードウェアであるかを判定し、判定結果に基づいて、描画手法の選択に用いる描画属性値を、前記第1描画属性値および前記第2描画属性値のうちから選ぶ請求項1に記載の地図描画装置。
  8. 前記オブジェクトデータは、描画処理を行うCPUおよびGPUの組合せに適応する描画手法を規定した描画属性値を、前記組合せの数に応じて前記図形ごとに複数有し、
    前記取得手段は、前記組合せの数に応じた各描画属性値を取得し、
    前記選択手段は、前記図形の描画処理に使用するCPUおよびGPUの情報を取得し、当該情報に基づいて、描画手法の選択に用いる描画属性値を、前記各描画属性値の中から選ぶ請求項1に記載の地図描画装置。
  9. 前記描画属性値には、前記三角形分割描画手法を採用することを示す特定描画属性値が複数存在し、
    前記描画対象図形が複雑になるにつれて描画対象図形の描画属性値には、複数の前記特定描画属性値のうち、大きい値の特定描画属性値が割り当てられ、
    前記選択手段は、描画を行うハードウェアの性能を数値化したハードウェア性能値を取得し、当該ハードウェア性能値が描画対象図形の特定描画属性値以上のとき、前記三角形分割描画手法を前記描画対象図形を描画する際の描画手法として選択し、ハードウェア性能値が描画対象図形の特定描画属性値より小さいとき、前記ステンシル描画手法を前記描画対象図形を描画する際の描画手法として選択する請求項1に記載の地図描画装置。
  10. 地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ、および前記図形の描画手法を規定した描画属性値を取得する取得手段と、
    前記図形を描画するための複数の描画手法を有する描画手段と、
    描画対象となる描画対象オブジェクトの前記描画属性情報に基づいて、前記複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された描画手法を用いて描画された図形を含む地図画像を表示部に出力する表示制御手段と、
    を備えるナビゲーション装置。
  11. a)地図画像上のオブジェクトを表す図形を描画する際に用いる描画データ、および前記図形の描画手法を規定した描画属性値を取得する工程と、
    b)描画対象となる描画対象オブジェクトの描画属性値に基づいて、複数の描画手法の中から、当該描画対象オブジェクトを表す描画対象図形を描画する際の描画手法を選択する工程と、
    c)前記b)工程において選択された描画手法を用いて、前記描画対象図形を描画する工程と、
    を備える地図描画方法。
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