JPWO2013054451A1 - 相溶性透明含水油の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)請求項1に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、鉱物油及び植物油から選択される少なくとも一方の油と、水と、乳化剤と、を混合してエマルジョンを得る第1の工程と、
前記エマルジョンを、前段フィルタと前記前段フィルタよりも濾過精度が小さい後段フィルタとを順次通過させる第2の工程と、
前記第2の工程を経たエマルジョンを100℃以下に加温した状態で、該エマルジョンに透明化剤としてのアミン類を混合する第3の工程と、を備えることを特徴とする。
(2)請求項2に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1において、前記水が、酸化チタンと接触されながら紫外線照射された水であることを要旨とする。
(3)請求項3に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1又は2において、前記前段フィルタの濾過精度が1〜10μmであることを要旨とする。
(4)請求項4に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1乃至3のうちのいずれかにおいて、前記後段フィルタの濾過精度が0.05〜0.8μmであることを要旨とする。
(5)請求項5に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1乃至4のうちのいずれかにおいて、前記第1の工程では、第1の噴霧手段と、前記第1の噴霧手段に対向して配置された第2の噴霧手段と、を備えた噴霧混合装置を用い、
前記第1の噴霧手段から油を噴霧し、前記第2の噴霧手段から水及び乳化剤を噴霧し、前記油と前記水と前記乳化剤との混合を行うことを要旨とする。
(6)請求項6に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1乃至5のうちのいずれかにおいて、前記アミン類が、シクロヘキシルアミンを含むことを要旨とする。
(7)請求項7に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1乃至6のうちのいずれかにおいて、前記乳化剤が、脂肪酸アルカノールアミド型のノニオン界面活性剤を含むことを要旨とする。
(8)請求項8に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1乃至7のうちのいずれかにおいて、前記油が鉱物油を含む場合であって、前記第3の工程における加温されたエマルジョンの温度が50〜80℃であることを要旨とする。
(9)請求項9に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項5乃至8のうちのいずれかにおいて、前記第1の噴霧手段において前記油に正電荷を付与し、前記第2の噴霧手段において前記水及び前記乳化剤に負電荷を付与することを要旨とする。
酸化チタンと接触されながら紫外線照射された水を用いる場合は、油と水とが混合されていながら乳濁することなく特に均質な状態で安定して維持できる相溶性透明含水油を製造できる。
前段フィルタの濾過精度が1〜10μmである場合には、濾過精度がより大きい場合に比べてより効果的に透明化を促すことができる。
後段フィルタの濾過精度が0.05〜0.8μmである場合には、濾過精度がより大きい場合に比べてより効果的に透明化(油水の実質的に均質に混合された状態)を促すことができる。
第1の噴霧手段とこれに対向して配置された第2の噴霧手段を備えた噴霧混合装置を用いて油と水と乳化剤との混合を行う場合には、より微細な粒子状体で油、水及び乳化剤の三者を混合できるために、効果的な混合を行うことができる。
アミン類が、シクロヘキシルアミンを含む場合は、それ以外の場合に比べてより効果的に透明化(油水の実質的に均質に混合された状態)を促すことができる。
乳化剤が、脂肪酸アルカノールアミド型のノニオン界面活性剤を含む場合には、それ以外の場合に比べてより効果的に油水の混合を促すことができる。
油が鉱物油を含む場合であって、第3の工程における加温されたエマルジョンの温度が50〜80℃である場合には、より効果的に透明化(油水の実質的に均質に混合された状態)を促すことができる。
第1の噴霧手段において油に正電荷を付与し、第2の噴霧手段において水及び乳化剤に負電荷を付与する場合には、電気的作用により油水の混合をより効果的に促すことができる。
上記「鉱物油」には、ガソリン(レギュラーガソリン、ハイオクタン化ガソリンなど)、軽油、灯油、重油(A重油、C重油及びバンカーC重油など)が含まれる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
更に水には各種加工を施すことができる。即ち、例えば、活性化処理を施すことができる。活性化処理とは、例えば、水を酸化チタンと接触させながら光を照射した水(以下、単に「機能水」ともいう)を利用することができる。上記光の種類は特に限定されず、可視光であってもよく、紫外線であってもよい。具体的には、蛍光灯の光、ブラックライトによる光、LEDによる光等を利用できる。これらの光は1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
この界面活性剤としては、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤及び両性界面活性剤等を用いることができる。
このうち、アニオン性界面活性剤としては、スルホン酸系界面活性剤、硫酸エステル系界面活性剤、カルボン酸系界面活性剤及びリン酸エステル系界面活性剤等が挙げられる。このうちスルホン酸系界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、脂肪族スルホン酸塩等が挙げられる。また、硫酸エステル系界面活性剤としては、高級アルコールの硫酸エステル、ポリエチレングリコールアルキルエーテルの硫酸エステル等が挙げられる。カルボン酸系界面活性剤としては、カプリン酸塩、ラウリン酸塩、ミリスチン酸塩、パルミチン酸塩、オレイン酸塩、ステアリン酸塩等が挙げられる。リン酸エステル系界面活性剤としては、アルキルリン酸エステル塩等が挙げられる。
更に、ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のエーテル型界面活性剤、グリセリンエステルのポリオキシエチレンエーテル等のエーテルエステル型界面活性剤、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、グリセリンエステル、ソルビタンエステル等のエステル型界面活性剤、ラウリン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等のアルカノールアミド型界面活性剤、等が挙げられる。
これらのなかでは、前段フィルタとしては、樹脂繊維を用いた不織布からなる濾材を用いることが好ましく、いわゆる化繊紙(例えば、乾式製法の不織布)が好ましい。濾材に用いる樹脂種は特に限定されず、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、PET等のポリエステル系樹脂、ナイロン等のポリアミド系樹脂、レーヨン及びアセテート等のセルロース系樹脂、などを用いることができる。これらのなかでも、特にポリプロピレンが好ましい。即ち、例えば、ポリプロピレン製の化繊紙を用いることができる。
更に、後段フィルタとしては、合成繊維を用いた不織布からなる濾材を用いることが好ましく、なかでも湿式製法の不織布が好ましい。濾材に用いる樹脂種は特に限定されず、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、PET等のポリエステル系樹脂、ナイロン等のポリアミド系樹脂、レーヨン及びアセテート等のセルロース系樹脂、などを用いることができる。
上記「透明化剤」は、第2の工程を経て得られたエマルジョンを最終的に透明化するための成分である。この透明化するとは目視によって乳濁状態を感知できない状態である。即ち、第1の工程で得られるエマルジョンは白濁状態であるが、第2の工程を経ることによって白濁の度合いが低下したより透明に近い油水混合状態となる。しかし、第2の工程を経るだけでは十分に白濁を解消できないため、最終的に第3の工程によって透明化剤を加温状態で添加することで透明化することができる。
また、特に透明化剤として、シクロヘキシルアミンとトリエタノールアミンとを併用する場合には、第2の工程を経た油水混合物を100質量部とした場合にシクロヘキシルアミンとトリエタノールアミンとを質量比で2:8で混合した混合物を0.1〜5質量部添加することが好ましく、0.2〜3.5質量部がより好ましく、0.5〜2.5質量部が特に好ましい。
この温度は、油として鉱物油を含む場合には、エマルジョンの温度を50〜80℃に加温することが好ましい。この範囲では鉱物油の揮発による引火の危険性を抑制しつつ、油水混合物内からの水の蒸散も抑制しつつ、透明化剤をより効果的に作用させることができる。更に、この温度は、55〜78℃がより好ましく、60〜75℃が特に好ましい。
以下、油として軽油を用いた例を実施形態1として図1とともに説明する。
図1は、本発明の相溶性透明含水油の製造方法の1実施形態を示す、軽油と水を混合した透明含水油を製造するプラントの模式図であって、原料油となる軽油は、貯油タンク1に貯留されている。また、前記軽油に混合する水は、貯水タンク2に貯留されている。
(第1の工程)
本発明の相溶性透明含水油の製造方法における第1の工程は、この実施形態においては、軽油と機能水のエマルジョンとを混合する工程である。
図1において、貯油タンク1に貯留されている軽油は、給油ポンプ5により、給油管路3を通して流水混合装置4内へ導入され、前記給油管路3の末端に連結されている油噴霧ノズル4Aから対向する水噴霧ノズル4B側へ向けて勢いよく噴霧される。
油水混合装置(噴霧混合装置)4で生成された油水エマルジョンは、管路13を通して前段フィルタ14に入る。前段フィルタ14の内部には、前述したように、ポリプロピレンの化繊紙を使用した濾過精度が略5μmのフィルタ部材が収容されており、前段フィルタ14内では、圧力をかけずに自然流下によって、前記油水エマルジョンをフィルタ部材を透過させて粒子を微細化する。
(第3の工程)
前記後段フィルタ16で濾過された油水エマルジョンは、管路17を通って加熱装置18に流入する。ここで、油水エマルジョンは60℃〜65℃に加熱されることによって、分子活動が活発化されてさらに粒子は細かくなり、永久的なエマルジョン状態に固定される。この上記加熱処理によって、油水エマルジョンは、粒径が0.05μm(50nm)以下にまで微粒子化することが期待できる。
ガソリン 30%
軽油 30%
灯油 50%
A重油 40%
C重油 30%
バンカーC重油 30%
パーム油(バイオディーゼル燃料を含む) 30%
[1]相溶性透明含水油の製造
〈実施例1〉軽油を用いた相溶性透明含水油(油70/水30)の製造
実施形態1に示した図1のプラントを用い、貯油タンク1に軽油を投入し、貯水タンク2に水を投入する。水は、水道水(酸化還元電位が約500mV)を逆浸透膜を通過させた脱イオンされた水(酸化還元電位が300〜500mV)である。
(1)第1の工程
貯油タンク1内に貯留された軽油は、ポンプ5によって送油されながら、流量計6によって監視され、流量はポンプ5へとフィードバックされる。ここでの流量は、実施例1においては、機能水100質量部に対して30質量部となるように制御されるとともに、噴霧混合手段4の第1の噴霧手段4Aへと送油されて第1の噴霧手段4Aから噴霧される。尚、第1の噴霧手段4Aには200Vの正電荷が印加されている。
第1の噴霧手段4Aから軽油が、第2の噴霧手段4Bから機能水と乳化剤とが各々対向して噴霧されることで混合され、噴霧混合手段4の槽内に油水混合されたエマルジョンとして一時的に貯留される。この噴霧混合手段4の槽内では撹拌羽根4Dが300回転/分の回転速度で回転されており、2〜3分間この槽内で撹拌されることとなる。
噴霧混合手段4の槽内に貯留された油水混合されたエマルジョンは、管路13を通して前段フィルタ14へと送られる。前段フィルタ14の内には、濾過精度5μmのポリプロピレンの化繊紙(安積濾紙株式会社製、同社規定の濾過精度が5μmであるポリプロピレン化繊紙)を使用した濾材が収容されている。この前段フィルタ14内では、圧力をかけずに自然流下によって、油水エマルジョンが透過される。
更に、前段フィルタ14を通過した油水エマルジョンは、管路15を通してその下方に設置された後段フィルタ16に流入する。後段フィルタ16の内には、濾過精度0.3μmの湿式不織布(安積濾紙株式会社製、同社規定の濾過精度が0.3μmである湿式不織布)が収容されている。この後段フィルタ16内では、圧力をかけずに自然流下によって前段フィルタ14を通過された油水エマルジョンが透過される。
後段フィルタ16を通過した油水エマルジョンは、管路17を通って加熱装置18へと流入される。加熱装置18内には図示されない加熱手段(油水エマルジョンを所望の温度にまで加温する加熱手段)を備えており、この加熱手段によって油水エマルジョンは槽内で60℃〜65℃になるように加温される。更に、油水エマルジョンが、加熱装置18内を通過する間に、透明化剤投入部19からは、透明化剤としてシクロヘキシルアミンとトリエタノールアミンとを質量比2:8で混合した混合物が、油水エマルジョン100質量部に対して0.8質量部の割合で添加混合される。この添加混合によって、油水エマルジョンは最終的に透明化されて、取出管路21を通って製品タンク20内へと送られて、本発明の相溶性透明含水油を得る。
本実施例1で得られる相溶性透明含水油は、軽油と水との合計を100質量%とした場合に軽油70質量%と水30質量%とが含まれる。
上記実施例1と同様にして、軽油と水との合計を100質量%とした場合に軽油70質量%と水30質量%とが含まれた相溶性透明含水油を得る。
上記実施例1と同様にして、重油と水との合計を100質量%とした場合に重油60質量%と水40質量%とが含まれた相溶性透明含水油を得る。
(1)軽油及び重油について
上記[1]で得られた3種の相溶性透明含水油について日本海事検定協会へ委託し、下記の各評価を行った。その結果、実施例1の相溶性透明含水油、実施例2の相溶性透明含水油は、いずれも、密度(15℃)、動粘度(50℃)、流動点、灰分、セタン指数、硫黄分、引火点、水分(KF法)、水分(蒸留法)、全酸価、10%留出温度、50%留出温度、90%留出温度、残留炭素分、の各項目においてJIS K 2204に規定された軽油に含まれるものであった。
同様に、実施例3の相溶性透明含水油は、密度(15℃)、動粘度(50℃)、流動点、灰分、セタン指数、硫黄分、引火点、水分(KF法)、水分(蒸留法)、全酸価、10%留出温度、50%留出温度、90%留出温度、残留炭素分、の各項目においてJIS K 2205に規定された重油に含まれた。
実施例1の軽油70質量%と水30質量%との相溶性透明含水油の発熱量は45300J/gであった。
実施例2の軽油80質量%と水20質量%との相溶性透明含水油の発熱量は45800J/gであった。
実施例3の重油60質量%と水40質量%との相溶性透明含水油の発熱量は45850J/gであった。
尚、実施例1及び実施例2に利用した軽油を単独で測定した場合の発熱量は45800J/gであった。
また、実施例3及に利用した重油を単独で測定した場合の発熱量は46000J/gであった。
(1)請求項1に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、鉱物油及び植物油から選択される少なくとも一方の油と、水と、乳化剤と、を混合してエマルジョンを得る第1の工程と、
前記エマルジョンを、前段フィルタと前記前段フィルタよりも濾過精度が小さい後段フィルタとを順次通過させる第2の工程と、
前記第2の工程を経たエマルジョンを100℃以下に加温した状態で、該エマルジョンに透明化剤としてのアミン類を混合する第3の工程と、を備え、
前記前段フィルタの濾過精度が1〜10μmであることを特徴とする。
(2)請求項2に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1において、前記水が、酸化チタンと接触されながら紫外線照射された水であることを要旨とする。
(3)請求項3に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1又は2において、前記後段フィルタの濾過精度が0.05〜0.8μmであることを要旨とする。
(4)請求項4に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1乃至3のうちのいずれかにおいて、前記第1の工程では、第1の噴霧手段と、前記第1の噴霧手段に対向して配置された第2の噴霧手段と、を備えた噴霧混合装置を用い、
前記第1の噴霧手段から油を噴霧し、前記第2の噴霧手段から水及び乳化剤を噴霧し、前記油と前記水と前記乳化剤との混合を行うことを要旨とする。
(5)請求項5に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1乃至4のうちのいずれかにおいて、前記アミン類が、シクロヘキシルアミンを含むことを要旨とする。
(6)請求項6に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1乃至5のうちのいずれかにおいて、前記乳化剤が、脂肪酸アルカノールアミド型のノニオン界面活性剤を含むことを要旨とする。
(7)請求項7に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項1乃至6のうちのいずれかにおいて、前記油が鉱物油を含む場合であって、前記第3の工程における加温されたエマルジョンの温度が50〜80℃であることを要旨とする。
(8)請求項8に記載の相溶性透明含水油の製造方法は、請求項4において、前記第1の噴霧手段において前記油に正電荷を付与し、前記第2の噴霧手段において前記水及び前記乳化剤に負電荷を付与することを要旨とする。
Claims (9)
- 鉱物油及び植物油から選択される少なくとも一方の油と、水と、乳化剤と、を混合してエマルジョンを得る第1の工程と、
前記エマルジョンを、前段フィルタと前記前段フィルタよりも濾過精度が小さい後段フィルタとを順次通過させる第2の工程と、
前記第2の工程を経たエマルジョンを100℃以下に加温した状態で、該エマルジョンに透明化剤としてのアミン類を混合する第3の工程と、を備えることを特徴とする相溶性透明含水油の製造方法。 - 前記水は、酸化チタンと接触されながら紫外線照射された水である請求項1に記載の相溶性透明含水油の製造方法。
- 前記前段フィルタの濾過精度は1〜10μmである請求項1又は2に記載の相溶性透明含水油の製造方法。
- 前記後段フィルタの濾過精度は0.05〜0.8μmである請求項1乃至3のうちのいずれかに記載の相溶性透明含水油の製造方法。
- 前記第1の工程では、第1の噴霧手段と、前記第1の噴霧手段に対向して配置された第2の噴霧手段と、を備えた噴霧混合装置を用い、
前記第1の噴霧手段から油を噴霧し、前記第2の噴霧手段から水及び乳化剤を噴霧し、前記油と前記水と前記乳化剤との混合を行う請求項1乃至4のうちのいずれかに記載の相溶性透明含水油の製造方法。 - 前記アミン類は、シクロヘキシルアミンを含む請求項1乃至5のうちのいずれかに記載の相溶性透明含水油の製造方法。
- 前記乳化剤は、脂肪酸アルカノールアミド型のノニオン界面活性剤を含む請求項1乃至6のうちのいずれかに記載の相溶性透明含水油の製造方法。
- 前記油が鉱物油を含む場合であって、前記第3の工程における加温されたエマルジョンの温度が50〜80℃である請求項1乃至7のうちのいずれかに記載の相溶性透明含水油の製造方法。
- 前記第1の噴霧手段において前記油に正電荷を付与し、前記第2の噴霧手段において前記水及び前記乳化剤に負電荷を付与する請求項5乃至8のうちのいずれかに記載の相溶性透明含水油の製造方法。
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