JPWO2013047033A1 - アンテナ装置及びアンテナの実装方法 - Google Patents

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Abstract

アンテナ装置(10)は、放射素子(101)および内部グランド(103)を有するアンテナ(100)と、内側導体204)が放射素子(101)に接続され、外側導体(203)が内部グランド(103)に接続された同軸ケーブル(200)と、同軸ケーブル(200)の外側導体(203)と容量結合した外部グランド(500)と、を備えている。

Description

本発明は、無線通信のためのアンテナ装置に関する。また、アンテナを無線装置に実装する実装方法に関する。
近年、携帯電話機等の小型無線装置が急速に普及しており、このような無線装置に搭載するアンテナとして、小型かつ広帯域なアンテナが求められている。このような要求を満たし得るアンテナとして、モノポール型アンテナが挙げられる。
モノポール型アンテナは、同軸ケーブルの内部導体に接続される放射素子と、同軸ケーブルの外部導体に接続されるグランド(「地板」と呼ばれることもある)とを有するアンテナである。特に、モノポール型アンテナのうち、放射素子とグランドを短絡する短絡部を有するものは、逆F型アンテナと呼ばれている。このようなモノポール型アンテナは、放射素子の全長を動作波長の1/4程度にすることができるので、同じ帯域で動作するダイポールアンテナ(放射素子の全長を動作波長の1/2程度にする必要がある)と比べて小型化に有利である。
動作帯域を犠牲にすることなく、モノポール型アンテナのさらなる小型化を図るための技術としては、例えば、特許文献1〜2に記載のものが知られている。特許文献1には、放射素子(エレメント部分)を折り返すことによって、放射素子をコンパクトにした逆F型アンテナが開示されている。また、特許文献2には、グランド(第2の導体)に切り欠きを設けることによって、地板の面積を小さくした逆F型アンテナが開示されている。
日本国公開特許公報「特開2009−55299号公報(2009年3月12日公開)」 日本国公開特許公報「特開2007−166127号公報(2007年6月28日公開)」
しかしながら、特許文献1に記載の逆F型アンテナは、非常に広い面積のグランド(GND部分)を有している。このように、従来のモノポール型アンテナ(逆F型アンテナを含む)は、非常に広い面積(理想的には無限大)のグランドを要し、このためにアンテナを小型化することが困難であるという問題を抱えていた。
これに対して、特許文献2に記載の逆F型アンテナは、グランド(第2の導体)に切り欠きを形成することによって、グランドを従来よりも小型化することに成功している。しかしながら、グランドの面積は、依然、放射素子(第1の導体)の面積よりも広く、グランドの存在がアンテナを小型化するうえでの足枷となっていた。
アンテナを小型化できないと、そのアンテナが実装される無線装置に、そのアンテナを収めるためのスペースを多く確保する必要が生じる。このため、アンテナを小型化できないという問題は、そのアンテナが実装される無線装置のデザインにも影響を及ぼすこととなる。
特に、スマートフォンや電子書籍端末などの無線装置においては、表示パネルが大型化してきており、これに伴って、アンテナを収めるために利用される表示パネル周辺のスペースが狭くなってきている。アンテナを設置するために、このスペースを拡大することは、デザイン上好ましくない。このため、このような狭いスペースにも設置できるように、アンテナのさらなる小型化が求められている。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、動作帯域を犠牲にすることなく、従来よりも狭いスペースに設置することのできるアンテナ装置を実現することにある。
上述した課題を解決するため、本発明に係るアンテナ装置は、放射素子および内部グランドを有するアンテナと、内側導体が前記放射素子に接続され、外側導体が前記内部グランドに接続された同軸ケーブルと、前記同軸ケーブルの外側導体と容量結合した外部グランドと、を備えている、ことを特徴とする。
上記構成によれば、内部グランドと外部グランドとの双方がモノポール型アンテナ(逆F型アンテナを含む)に必須の構成要素であるグランド(地板)として機能する。このため、例えば、上記アンテナ装置を搭載する無線装置が元々備えている基板を外部グランドとして利用することによって、モノポール型アンテナとしての機能を阻害することなく、内部グランドの面積を小さくすることができる。これにより、従来よりも実装面積の小さいアンテナを実現することができる。
また、本発明に係る実装方法は、放射素子および内部グランドを有するアンテナを無線装置に実装する実装方法であって、同軸ケーブルの内側導体を前記放射素子に接続し、前記同軸ケーブルの外側導体を前記内部グランドに接続する接続工程と、前記同軸ケーブルの外側導体を前記無線装置が備える外部グランドと容量結合させる結合工程と、を含んでいることを特徴とする。
上記実装方法によれば、内部グランドと外部グランドとの双方をモノポール型アンテナ(逆F型アンテナを含む)に必須の構成要素であるグランド(地板)として機能させることができる。このため、例えば、上記無線装置が元々備えている基板を外部グランドとして利用することによって、モノポール型アンテナとしての機能を阻害することなく、上記無線装置に実装するアンテナの内部グランドの面積を小さくすることができる。これにより、従来よりも実装面積の小さいアンテナを、上記無線装置に実装することができる。
本発明に係るアンテナ装置および実装方法によれば、内部グランドと外部グランドとの双方をグランドとして機能させる構成を採用しているので、モノポール型アンテナとしての機能を阻害することなく、内部グランドの面積を極小化することができる。すなわち、本発明を採用することにより、動作帯域を犠牲にすることなく、従来よりも狭いスペースに設置することのできるアンテナ装置を実現することができる。
実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図である。 実施形態に係る同軸ケーブルの構成を示す図である。 実施形態に係るアンテナの構成を示す図である。 図3に示したアンテナのA−A断面図である。 実施形態に係るアンテナ装置の設置例を示す断面図である。 実施形態に係るアンテナ装置のVSWR特性を示すグラフである。 実施形態に係るアンテナ装置における、同軸ケーブルのケーブル長と放射特性との関係を示すグラフである。 アンテナ装置の構成を概略的に示したものである。 容量結合Cを設けなかった場合のアンテナの入力インピーダンスを示すグラフである。 容量結合Cを1pFとし、距離Lを5mmとしたときのアンテナの入力インピーダンスを示すグラフである。 容量結合Cを1pFとし、距離Lを10mmとしたときのアンテナの入力インピーダンスを示すグラフである。 容量結合Cを1pFとし、距離Lを15mmとしたときのアンテナの入力インピーダンスを示すグラフである。 アンテナのVSWR特性を示すグラフである。
本発明に係る実施形態について、図面を参照して以下に説明する。
(アンテナ装置10の概要)
まず、図1を参照して、実施形態に係るアンテナ装置10の概要について説明する。図1は、実施形態に係るアンテナ装置10の構成を示す図である。
図1に示すように、アンテナ装置10は、アンテナ100および同軸ケーブル200を備えて構成されている。アンテナ100は、後述するように、単一の平面内に形成された逆F型アンテナである。
このアンテナ装置10は、スマートフォン、携帯電話機、電子書籍端末、ノートパソコン、PDA等の各種無線装置に搭載され、データ通信、通話、GPS等の無線通信機能を実現するために利用される。
(同軸ケーブル200の構成)
次に、図2を参照して、実施形態に係る同軸ケーブル200の構成について具体的に説明する。図2は、実施形態に係る同軸ケーブル200の構成を示す図である。
図2に示すように、同軸ケーブル200は、その断面の内側から外側に向かって順に、内側導体204、絶縁体205、外側導体203、外皮202を備えて構成されている。
内側導体204は、アンテナ100の一方の給電点P(図3参照)に対して半田付けや溶接などによって電気的に接続される。また、外側導体203は、アンテナ100の他方の給電点Q(図3参照)に対して半田付けや溶接などによって電気的に接続される。
絶縁体205は、内側導体204と外側導体203とを電気的に隔離するためのものである。外皮202は、外側導体203を保護するとともに、外側導体203を外部から電気的に隔離するためのものである。このため、外皮202には、絶縁体が用いられている。
(導体201)
同軸ケーブル200は、導体201をさらに備える。この導体201は、同軸ケーブル200の先端からある程度の間隔を有して離間した位置において、外皮202の表面に設けられている。導体201はどのようなものであってもよく、例えば、金属テープ等の比較的薄い金属膜または金属板等の導体を外皮202の表面に貼付または巻きつけることによって、これを導体201とすることもできる。
上記導体201は、アンテナ装置10が搭載される無線装置の基板500(図5参照)に対して半田付けや溶接などによって電気的に接続される。これにより、同軸ケーブル200の外側導体203と基板500とが容量結合する。その結果、本実施形態のアンテナ装置10においては、無線装置の基板500をアンテナ100の外部グランドとして機能させることができる。
なお、同軸ケーブル200の先端から導体201までの間隔は、アンテナ100の動作帯域に応じた長さとなっている。すなわち、本実施形態のアンテナ装置10は、上記間隔を調整することで、アンテナ100の所望の動作帯域を得られることができるようになっている。
(アンテナ100の構成)
次に、図3および図4を参照して、実施形態に係るアンテナ100の構成について具体的に説明する。図3は、実施形態に係るアンテナ100の構成を示す正面図である。図4は、図3に示したアンテナ100のA−A断面図である。
図3に示すように、アンテナ100は、放射素子101、内部グランド103、給電部104、短絡部105、および誘電体基板106を備えて構成されている。
放射素子101、内部グランド103、給電部104、および短絡部105(以下、まとめて「薄膜導体部110」と示す。)は、薄膜状かつ導電性を有するアルミニウムや銅などの素材に対してプレス加工やエッチング等を施すことによって、一体的に形成されている。
薄膜導体部110は、誘電体基板106の表面上に重畳されて設けられている。そして、薄膜導体部110は、誘電体基板106に接着されている。誘電体基板106は、薄膜状のポリイミドフィルム等の素材によって形成されている。
(薄膜導体部110の具体的な形状)
薄膜導体部110の平面上の概ね中央の位置には、給電部104が設けられている。給電部104からは、同軸ケーブル200が引き出される方向(図3におけるx軸負方向)とは反対の方向(図3におけるx軸正方向)に、放射素子101と短絡部105とが、互いに略平行かつ略直線状に引き出されている。
放射素子101は、所定の動作帯域(例えば、Wi−Fiの周波数帯である2412MHz〜2482MHz帯)で動作することを目的とした放射素子である。このため、放射素子101は、所定の動作帯域での動作に必要な長さ(概ね、波長λの1/4の長さ)を有している。
すなわち、アンテナ100の動作帯域は、放射素子101の長さによっても決定付けられる。例えば、アンテナ100の動作帯域を低周波側へシフトさせたい場合は、放射素子101をより長く調整することで、これを実現することができる。反対に、アンテナ100の動作帯域を高周波側へシフトさせたい場合は、放射素子101をより短く調整することで、これを実現することができる。
この場合、アンテナ100の共振点と短絡部105の共振点とが重なりあうように、短絡部105の長さも合わせて調整することが好ましい。その理由は、一方の長さのみ調整してしまうと、アンテナ100の共振点と短絡部105の共振点とが互いにずれてしまい、動作帯域が狭くなる場合があるからである。
短絡部105は、放射素子101と内部グランド103とを短絡し、アンテナ100の入力インピーダンスを変更(すなわち、リアクタンス成分をキャンセル)することにより、特に高周波帯域において、インピーダンス整合を容易に取ることを可能とするためのものである。
特に、動作帯域の拡大および放射効率の向上を目的として、短絡部105の長さ(すなわち、給電部104と内部グランド103との間の長さ)は、放射素子101と同様に、所定の動作帯域での動作に必要な長さ(概ね、波長λの1/4の長さ)に設定されている。
放射素子101は、給電部104から同軸ケーブル200の引き出し方向と反対方向(図3におけるx軸正方向)に延伸する直線部101a(第1の直線部)と、折り返し部101b(第1の折り返し部)を介して直線部101aの端部(給電部104とは反対側の端部)に接続され、同軸ケーブル200の引き出し方向(図3におけるx軸負方向)に延伸する直線部101c(第2の直線部)とを有している。また、短絡部105は、給電部104から同軸ケーブル200の引き出し方向と反対方向(図3におけるx軸正方向)に延伸する直線部105a(第3の直線部)と、折り返し部105b(第2の折り返し部)を介して直線部105aの端部(給電部104とは反対側の端部)に接続され、同軸ケーブル200の引き出し方向(図3におけるx軸負方向)に延伸する直線部105c(第4の直線部)とを有している。
すなわち、放射素子101および短絡部105の各々は、折り返し構造を有しており、いわゆるメアンダ形状を成している。特に、短絡部105は、給電点Pを含む給電部104と給電点Qを含む内部グランド103とを短絡しており、これにより、インピーダンスマッチングのためのループ形状を成している。
本実施形態に係るアンテナ100において注目すべきは、内部グランド103が微小な導体片により構成されている点である。より具体的に言うと、内部グランド103が、一辺の長さが同軸ケーブル200の直径と同程度の長方形状の導体片により構成されている点である。内部グランド103をこのような微小な導体片によって構成し得るのは、同軸ケーブル200の外側導体203と容量結合している基板500がグランドとしての機能を担っているためである。
なお、図3からも明らかなように、給電部104から放射素子101の折り返し部101bまでの距離D1と、給電部104から短絡部105の折り返し部105bまでの距離D2とが、略等しくなっている。すなわち、直線部101aの長さと、直線部105aの長さとが略等しくなっている。この構成は、アンテナ装置の放射効率を高めることを目的とするものである。
(誘電体被覆膜107)
また、図4に示すように、アンテナ100は、さらに、誘電体被覆膜107を備えている。誘電体被覆膜107には、誘電体基板106と同様に、薄膜状のポリイミドフィルム等の素材が用いられている。この誘電体被覆膜107は、薄膜導体部110を覆うように、薄膜導体部110の表面上に重畳されて設けられている。そして、誘電体被覆膜107は、薄膜導体部110および誘電体基板106に接着されている。これにより、アンテナ100は、薄膜導体部110が、誘電体基板106と誘電体被覆膜107とによって、その両面から挟み込まれた構成となっている。
誘電体被覆膜107において、給電点Pに対応する位置には、同軸ケーブル200の内側導体204を給電点Pに電気的に接続させるための開口部107aが形成されている。また、誘電体被覆膜107において、給電点Qに対応する位置には、同軸ケーブル200の外側導体203を給電点Qに電気的に接続させるための開口部107bが形成されている。
(無線装置への実装方法)
次に、図5を参照して、アンテナ装置10の無線装置への実装方法を説明する。図5は、実施形態に係るアンテナ装置10の実装例を示す断面図である。図5に示す例では、アンテナ装置10は、無線装置を構成する筐体400の内部に設けられている。
具体的には、筐体400の内側には、基板500が設けられている。筐体400と基板500とは密着しており、電気的にも接続されている。アンテナ装置10(すなわち、アンテナ100および同軸ケーブル200の各々)は、この基板500の表面上に配置されている。
図4に示すように、基板500は、プリント基板501(誘電体基板)の表面上に、グランド電位となっている金属層502が積層され、さらに、その表面上に、レジスト層503が積層されて、構成されている。
同軸ケーブル200は、一端がアンテナ100に接続され、他端が図示を省略するRFモジュールに接続され、これら両者間に配置される。このとき、図1および図5に示すように、同軸ケーブル200のアンテナ100側の部分は、給電部104から、短絡部105が延伸する方向とは反対の方向(図5におけるx軸負方向)に直線状に延伸し、かつ放射素子101および短絡部105の各々と互いに略平行となるように、基板500の表面上に配置される。このような配置とする理由は、同軸ケーブル200と短絡部105(インピーダンスマッチングパターン)とが互いに干渉し、アンテナ装置10の特性が不安定になってしまうことを回避するためである。
特に、同軸ケーブル200は、外側導体203が基板500と容量結合するように、基板500の表面上に配置される。この容量結合は、例えば、同軸ケーブル200に巻き付けた、又は貼り付けた導体201を基板500の金属層502に半田付けすることによって実現される。これにより、基板500をアンテナ100の外部グランドとして利用することが可能になる。このとき、給電部104から導体201までの距離D3(図5参照)は、アンテナ100の所望する動作帯域によって決定されることとなる。
同軸ケーブル200は、このように配置された状態で、基板500の表面上に対して、接着等の固定方法により固定される。また、給電部104には、同軸ケーブル200の内側導体204が、半田付けや溶接などによって電気的に接続された状態で固着される。また、内部グランド103には、同軸ケーブル200の外側導体203が、半田付けや溶接等によって電気的に接続された状態で固着される。
(アンテナ装置10の特性)
ここで、図6および図7を参照して、以上のように構成された、実施形態に係るアンテナ装置10の特性について説明する。
図6は、実施形態に係るアンテナ装置10のVSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)特性を示すグラフである。ここでは、給電部104から導体201までの距離D3を32mm、40mm、45mmとした場合のそれぞれについて、VSWR特性を測定した。
この測定結果によれば、距離D3を長くするほど(すなわち、導体201を給電部104から離間させるほど)、動作帯域を低周波側にシフトできることが分かる。すなわち、本実施形態のアンテナ装置10は、距離D3を調整することによって、容易に所望の帯域を動作帯域とすることができるのである。例えば、この測定結果によれば、距離D3を32mmとすることにより、Wi−Fiの周波数帯である2412MHz〜2482MHz帯を、動作帯域とすることができる。
図7は、実施形態に係るアンテナ装置10における、同軸ケーブル200のケーブル長と放射特性との関係を示すグラフである。ここでは、同軸ケーブル200のケーブル長を60mm、100mm、150mmとした場合のそれぞれについて、放射特性を測定した。
この測定結果によれば、同軸ケーブル200のケーブル長を上記のいずれとした場合であっても、動作帯域(2412MHz〜2482MHz帯)の各周波数において、同様の利得が得られている。このことから、同軸ケーブル200のケーブル長は、アンテナ装置10の放射特性に影響を及ぼさないことが分かる。すなわち、本実施形態のアンテナ装置10は、その設計時に同軸ケーブル200のケーブル長を考慮しなくてもよく、設計自由度が高いものとなっている。
図8は、アンテナ装置10の構成を概略的に示したものである。図8に示すアンテナ800は、その構成が、実質的にアンテナ装置10と等価である。
図8に示すアンテナ800において、放射素子801は、放射素子101に相当するものであり、グランド803は、内部グランド103および基板(外部グランド)500に相当するものである。また、給電点Pを含む給電部804から、グランド803に到る経路805は、短絡部105に相当するものであり、グランド803から容量Cに到る経路807は、同軸ケーブル200の外側導体203に相当するものである。そして、容量Cは、同軸ケーブル200の外側導体203と導体201との間の容量、すなわち、同軸ケーブル200の外側導体203と基板500との間の容量に相当するものである。
すなわち、給電点Pを含む給電部804から、容量Cまでの距離Lは、給電部104から導体201までの距離D3に相当するものである。したがって、この距離Lを変化させながら、アンテナ800の放射特性を測定することにより得られる結果は、距離D3を変化させながら、アンテナ装置10の放射特性を測定することにより得られる結果と同様の結果ということになる。
図9〜図13は、アンテナ800の放射特性を示すグラフである。特に、図9は、容量結合Cを設けなかった場合のアンテナ800の入力インピーダンスを示すグラフである。また、図10は、容量結合Cを1pFとし、距離Lを5mmとしたときのアンテナ800の入力インピーダンスを示すグラフである。
また、図11は、容量結合Cを1pFとし、距離Lを10mmとしたときのアンテナ800の入力インピーダンスを示すグラフである。また、図12は、容量結合Cを1pFとし、距離Lを15mmとしたときのアンテナ800の入力インピーダンスを示すグラフである。そして、図13は、アンテナ800のVSWR特性を示すグラフである。
図9および図10に示す測定結果から、経路805を設けることで、低周波領域で誘導性特性が生じることが分かる。また、容量結合Cを設けることで、誘導性特性が緩和されることが分かる。また、図10〜図13に示す測定結果から、距離Lを長くするほど、共振周波数が低下することが分かる。その理由は、距離Lを長くするほど、誘導性特性が強くなるからであると考えられる。
これら測定結果によっても、アンテナ装置10において、距離D3を変化させることで、動作帯域を変化させることができることが証明された。
(効果)
以上説明したとおり、本実施形態のアンテナ装置10においては、同軸ケーブル200の外側導体203を基板500と容量結合させることによって、当該基板500をアンテナ100の外部グランドとして利用する構成を採用している。
これにより、本実施形態のアンテナ装置10においては、逆F型アンテナとしての動作を阻害することなく、同軸ケーブル200の外側導体203に直結された内部グランド103を極小化することができる。
よって、本実施形態のアンテナ装置10は、実装対象の無線装置の狭い設置スペースにも容易に設置することができ、その設置スペースを拡大する必要がないため、無線装置のデザインにも影響を及ぼすことがない。
また、本実施形態のアンテナ装置10は、給電部104からの導体201の位置によって、動作帯域が決定付けられる構成となっている。このため、給電部104からの導体201の位置を適切に調整することで、所望の動作帯域を容易に得ることができる。
なお、本実施形態のアンテナ装置10は、従来のアンテナ装置からの追加の構成部品は導体201のみであり、比較的簡単な構成となっているため、コストを増加させることなく、上記した様々な効果を得ることができる。
また、本実施形態のアンテナ装置10は、プリント基板、金属製の筐体、金属部品、電子部品等、従来では放射の妨げとなっていた部材から離間させることなく、実装対象の無線装置内に配置することもでき、このように配置した場合であっても、給電点Pからの導体201の位置を適切に調整することで、放射特性の低下を抑制することができる。このことからも、本実施形態のアンテナ装置10は、無線装置の狭い設置スペースにも容易に設置することができ、その設置スペースを拡大する必要がないため、無線装置のデザインにも影響を及ぼすことがない。
〔まとめ〕
以上のように、本実施形態に係るアンテナ装置は、放射素子および内部グランドを有するアンテナと、内側導体が前記放射素子に接続され、外側導体が前記内部グランドに接続された同軸ケーブルと、前記同軸ケーブルの外側導体と容量結合した外部グランドと、を備えている、ことを特徴とする。
上記構成によれば、内部グランドと外部グランドとの双方がモノポール型アンテナ(逆F型アンテナを含む)に必須の構成要素であるグランド(地板)として機能する。このため、例えば、上記アンテナ装置を搭載する無線装置が元々備えている基板を外部グランドとして利用することによって、モノポール型アンテナとしての機能を阻害することなく、内部グランドの面積を小さくすることができる。これにより、従来よりも実装面積の小さいアンテナを実現することができる。
上記アンテナ装置において、前記アンテナは、前記放射素子と前記内部グランドとを短絡する短絡部をさらに有する逆F型アンテナである、ことが好ましい。
上記構成によれば、同軸ケーブルとのインピーダンス整合を容易に図ることができる。
また、上記アンテナ装置において、前記放射素子は、前記同軸ケーブルの内側導体が接続された給電部から前記同軸ケーブルの引き出し方向と反対方向に伸びる第1の直線部と、第1の折り返し部を介して前記第1の直線部の前記給電部側とは反対側の端部に接続された第2の直線部であって、前記第1の折り返し部から前記引き出し方向に伸びる第2の直線部とからなり、前記短絡部は、前記給電部から前記引き出し方向と反対方向に伸びる第3の直線部と、第2の折り返し部を介して前記第3の直線部の前記給電部側とは反対側の端部に接続された第4の直線部であって、前記第2の折り返し部から前記引き出し方向に伸び、前記第2の折り返し部と反対側の端部が前記内部グランドに接続された第4の直線部とからなる、ことが好ましい。
上記構成によれば、アンテナの構成をよりコンパクトにすることができる。これにより、より実装面積の小さいアンテナを実現することができる。
また、上記アンテナ装置において、前記第1の直線部の長さが前記第3の直線部の長さと等しく、前記第2の直線部の長さが前記第4の直線部の長さと等しい、ことが好ましい。
上記構成によれば、放射素子の全長と短絡部の全長が略等しくなり、放射素子の共振点と短絡部の共振点とが略同一となるので、アンテナの動作帯域を拡大することができる。また、給電点からの放射素子の端部の位置と、給電点からの短絡部の端部の位置とが略同位置となるので、アンテナの放射効率を高めることができる。
また、上記アンテナ装置において、前記同軸ケーブルの外皮の表面に巻き付けた又は貼り付けた導体を前記外部グランドと接続することによって、前記同軸ケーブルの外側導体が前記外部グランドと容量結合されている、ことが好ましい。
上記構成によれば、導体を同軸ケーブルの外皮の表面に巻き付け又は貼り付け、この導体を外部グランドと接続するだけといった簡単な構成で、容易に、同軸ケーブルの外側導体を外部グランドと容量結合させ、広大な面積を有する外部グランドを得ることができる。
また、上記アンテナ装置において、前記同軸ケーブルの外皮の表面に前記導体を巻き付ける又は貼り付ける位置が上記アンテナを動作させる動作帯域に応じて設定されている、ことが好ましい。
上記構成によれば、導体の位置を調整するだけといった簡単な作業により、所望の動作帯域を容易に得ることができる。また、アンテナの構成を変更することなく、アンテナの利用目的に応じた動作帯域を得ることができるので、アンテナの汎用性を高めることもできる。
また、本実施形態に係る実装方法は、放射素子および内部グランドを有するアンテナを無線装置に実装する実装方法であって、同軸ケーブルの内側導体を前記放射素子に接続し、前記同軸ケーブルの外側導体を前記内部グランドに接続する接続工程と、前記同軸ケーブルの外側導体を前記無線装置が備える外部グランドと容量結合させる結合工程と、を含んでいることを特徴とする。
上記実装方法によれば、内部グランドと外部グランドとの双方をモノポール型アンテナ(逆F型アンテナを含む)に必須の構成要素であるグランド(地板)として機能させることができる。このため、例えば、上記無線装置が元々備えている基板を外部グランドとして利用することによって、モノポール型アンテナとしての機能を阻害することなく、上記無線装置に実装するアンテナの内部グランドの面積を小さくすることができる。これにより、従来よりも実装面積の小さいアンテナを、上記無線装置に実装することができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、アンテナの種類、構造、形状、寸法、動作帯域等を、上述した実施形態と異ならせることによって得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
実施形態では、本発明を逆F型アンテナに適用する例を説明したが、これに限らず、本発明は、モノポールアンテナ等、様々なアンテナに適用することができる。
また、実施形態では、本発明を1つの放射素子を備えたアンテナに適用する例を説明したが、これに限らず、本発明は、2つ以上の放射素子を備えたアンテナ(例えば、低周波用の放射素子と、高周波用の放射素子とを備えたアンテナ)にも適用することができる。
いずれの場合も、必要に応じて、各部(例えば、放射素子、内部グランド、給電部、短絡部、同軸ケーブル、導体)の形状、寸法、位置、配置、材質等を適切に変更することによって、実施形態のアンテナ装置10と同様に、アンテナのサイズを大型化することなく、動作帯域を広帯域化し、目的とする周波数帯を動作帯域とするとよい。
本発明に係るアンテナ装置および実装方法は、アンテナ装置を利用して無線通信をおこなう各種無線装置に利用可能であり、特に、動作帯域が広帯域化してきており、かつ小型化やデザイン性が要求されるスマートフォン、携帯電話機、電子書籍端末等の無線装置への利用に適している。
10 アンテナ装置
100 アンテナ
101 放射素子
103 内部グランド
104 給電部
105 短絡部
106 誘電体基板
200 同軸ケーブル
201 導体
202 外皮
203 外側導体
204 内側導体
205 絶縁体
400 筐体
500 基板(外部グランド)

Claims (7)

  1. 放射素子および内部グランドを有するアンテナと、
    内側導体が前記放射素子に接続され、外側導体が前記内部グランドに接続された同軸ケーブルと、
    前記同軸ケーブルの外側導体と容量結合した外部グランドと、を備えている、
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記アンテナは、前記放射素子と前記内部グランドとを短絡する短絡部をさらに有する逆F型アンテナである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記放射素子は、前記同軸ケーブルの内側導体が接続された給電部から前記同軸ケーブルの引き出し方向と反対方向に伸びる第1の直線部と、第1の折り返し部を介して前記第1の直線部の前記給電部側とは反対側の端部に接続された第2の直線部であって、前記第1の折り返し部から前記引き出し方向に伸びる第2の直線部とからなり、
    前記短絡部は、前記給電部から前記引き出し方向と反対方向に伸びる第3の直線部と、第2の折り返し部を介して前記第3の直線部の前記給電部側とは反対側の端部に接続された第4の直線部であって、前記第2の折り返し部から前記引き出し方向に伸び、前記第2の折り返し部と反対側の端部が前記内部グランドに接続された第4の直線部とからなる、ことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1の直線部の長さが前記第3の直線部の長さと等しく、前記第2の直線部の長さが前記第4の直線部の長さと等しい、
    ことを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記同軸ケーブルの外皮の表面に巻き付けた又は貼り付けた導体を前記外部グランドと接続することによって、前記同軸ケーブルの外側導体が前記外部グランドと容量結合されている、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記同軸ケーブルの外皮の表面に前記導体を巻き付ける又は貼り付ける位置が上記アンテナを動作させる動作帯域に応じて設定されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 放射素子および内部グランドを有するアンテナを無線装置に実装する実装方法であって、
    同軸ケーブルの内側導体を前記放射素子に接続し、前記同軸ケーブルの外側導体を前記内部グランドに接続する接続工程と、
    前記同軸ケーブルの外側導体を前記無線装置が備える外部グランドと容量結合させる結合工程と、
    を含んでいることを特徴とする実装方法。
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