JPWO2013046365A1 - 案内装置、生体情報取得装置、および登録装置 - Google Patents

案内装置、生体情報取得装置、および登録装置 Download PDF

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Abstract

好適に生体情報を取得し得るように、生体を正位置に案内する。センサユニットは、利用者の手のひらを正位置に案内するガイドと、手のひらの静脈像(生体情報)を取得するセンサを備える。ガイドは、第2指(人差し指)と第3指(中指)と第4指(薬指)の三指を支持する三指支持部(50)を備える。三指支持部(50)は、第2指と第3指と第4指の三指を載置して支持する三指載置面(56)と、第2指と第3指と第4指の三指をそれぞれの載置位置に案内する2つの指股ガイド(53L,53R)を備える。三指載置面(56)は、各指の指腹部に対応する位置に押圧センサ(55L,55C,55R)を備える。指股ガイド(53L,53R)は、指股部が当接する位置に押圧センサ(54L,54R)を備える。センサユニットは、検出する押圧力を報知して利用者の手のひらを正位置に案内する。

Description

本発明は、案内装置、生体情報取得装置、および登録装置に関する。
人体には、個人を識別可能な生体情報があり、それらのうちのいくつかは、個人を特定して認証するための情報として利用されている。たとえば、認証に利用可能とされる生体情報には、指紋、目の網膜や虹彩、顔、血管、DNA(Deoxyribo Nucleic Acid)などがあることが知られている。
近年の生体認証技術の進展に伴い、このような人体の一部である生体の特徴を認識して、個人認証する装置が種々提供されている。生体認証では、登録時に採取した生体情報(登録テンプレート)と、認証時に取得した生体情報とを比較することで認証をおこなう。
この生体情報による認証の精度向上のためには、認証の都度、一定の精度の生体情報を取得することが望ましい。しかしながら、認証対象となるユーザは、認証の際に、必ずしも適切な姿勢を取るわけではない。そのため、手のひらや指の静脈を用いて認証をおこなう場合に、指の先端や付け根を位置決めガイドに接触させて、手を適切な位置に案内する自動取引装置の提案がある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2007−280298号公報
しかしながら、生体を案内するガイドは、ユーザにとって一応の目安となるものの、適切な姿勢を案内するのに必ずしも十分でない。たとえば、ユーザがガイドに軽く触れるだけだったり、ガイドに強く押し当てたりといった不適切な使用例がみられる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、好適に生体情報を取得し得るように、生体を正位置に案内可能な案内装置、生体情報取得装置、および登録装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、生体情報の取得対象としての手を正位置に案内する案内装置は、第1当接部と、第2当接部と、第1検出部と、第2検出部と、判定部とを備える。第1当接部は、第2指と第3指との指股部と当接する。第2当接部は、第3指と第4指との指股部と当接する。第1検出部は、前記第1当接部にかかる圧力を検出する。第2検出部は、前記第2当接部にかかる圧力を検出する。判定部は、前記第1検出部の検出結果および前記第2検出部の検出結果にもとづいて前記手が正位置にあるか否かを判定する。
また、上記課題を解決するために、生体情報の取得対象としての手を正位置に案内し、前記生体情報を取得する生体情報取得装置は、生体情報取得部と、第1当接部と、第2当接部と、第1検出部と、第2検出部と、制御部とを備える。生体情報取得部は、前記生体情報を取得する。第1当接部は、第2指と第3指との指股部と当接する。第2当接部は、第3指と第4指との指股部と当接する。第1検出部は、前記第1当接部にかかる圧力を検出する。第2検出部は、前記第2当接部にかかる圧力を検出する。制御部は、前記第1検出部の検出結果、および前記第2検出部の検出結果にもとづいて前記手が正位置にある場合に、前記生体情報を取得する。
また、上記課題を解決するために、生体情報の取得対象としての手を正位置に案内し、前記生体情報を取得し登録する登録装置は、生体情報取得部と、第1当接部と、第2当接部と、第1検出部と、第2検出部と、制御部とを備える。生体情報取得部は、前記生体情報を取得する。第1当接部は、第2指と第3指との指股部と当接する。第2当接部は、第3指と第4指との指股部と当接する。第1検出部は、前記第1当接部にかかる圧力を検出する。第2検出部は、前記第2当接部にかかる圧力を検出する。制御部は、前記第1検出部の検出結果、および前記第2検出部の検出結果にもとづいて前記手が正位置にある場合に、前記生体情報を取得し、登録する。
上記の案内装置、生体情報取得装置、および登録装置によれば、好適に生体情報を取得し得るように、生体を正位置に案内することができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施形態の登録装置の構成を示す図である。 第1の実施形態の自動預払装置の外観を示す図である。 第1の実施形態のセンサユニットの外観を示す図である。 第1の実施形態の三指支持部の押圧センサの配置の一例を示す図である。 第1の実施形態のセンサユニットに手を載置した際の外観を示す図である。 第1の実施形態のセンサユニットの構成を示す図である。 第1の実施形態の登録装置の構成を示す図である。 第1の実施形態の登録装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施形態のテンプレート登録処理のフローチャートである。 第1の実施形態の撮影処理のフローチャートである。 第1の実施形態の正位置判定処理のフローチャートである。 第1の実施形態の押圧センサ出力評価テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態の押圧センサ出力評価テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態の三指支持部の表示領域の配置の一例を示す図である。 第2の実施形態の三指支持部の押圧センサの配置の一例を示す図である。 第3の実施形態の三指支持部の押圧センサの配置の一例を示す図である。 第4の実施形態の三指支持部のセンサの配置の一例を示す図である。 第5の実施形態のセンサユニットの押圧検出の一例を示す図である。 第6の実施形態のセンサユニットの押圧力表示の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態の登録装置について、図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態の登録装置の構成を示す図である。
登録装置10は、手のひらの静脈を用いて認証をおこなう認証システムで用いられる。認証システムは、生体の特徴を認識して個人を特定して認証するシステムの1つであり、たとえば、銀行システムなどで顧客の認証をおこなう。認証システムは、登録装置10、の他、図示しない複数の自動預払装置(認証装置)、認証サーバ、およびネットワークを含んで構成される。
登録装置10は、銀行の窓口などに設けられ、係員の指示または操作にしたがい、利用者のテンプレート登録をおこなう装置である。登録装置10は、生体認証前にあらかじめ登録される照合用情報(テンプレート)を、個人を識別するための識別情報と関連付けて登録する。個人を識別するための識別情報は、利用者に直接的(たとえば、利用者番号)に、あるいは間接的(たとえば、口座番号)に付されたユニークなID(IDentification)である。あらかじめ登録される照合用情報は、画像情報から所定の特徴抽出アルゴリズムで特徴部を抽出した特徴情報、画像情報または特徴情報を符号化した符号化情報等である。
登録装置10は、処理装置11と、ディスプレイ12と、センサユニット20を含んで構成され、必要に応じてキーボード13と、マウス14と、IC(Integrated Circuit)カードリーダライタ15等を含んで構成される。センサユニット20は、生体を正位置に案内するガイド部と、生体から生体情報を取得するセンシング部とから構成される。センサユニット20は、利用者の手のひらを正位置に案内し、正位置に案内した手のひらの静脈を撮影し、処理装置11に撮影画像を出力する。ICカードリーダライタ15は、利用者のICカード16の情報を読み書きする。キーボード13と、マウス14は、入力操作を受け付ける。
ここで、登録装置10におけるテンプレート登録(照合用情報の登録)について説明する。テンプレート登録を求める利用者は、利用者を識別するための識別情報(たとえば、ユーザID)の入力をキーボード13、マウス14、あるいはICカードリーダライタ15によりおこなう。登録装置10は、ディスプレイ12を用いた表示によりテンプレート登録を利用者に案内し、テンプレート登録するための生体情報の入力を求める。利用者は、センサユニット20に手をかざすことにより、手のひらの静脈画像の入力をおこなう。生体情報として手のひらの静脈画像を入力した登録装置10は、入力情報から照合用情報を作成する。登録装置10は、処理装置11の記憶部、図示しない認証サーバの記憶部、または利用者のICカード16の記憶部のうち少なくともいずれか1つに作成した照合用情報を記録する。
次に、認証システムで用いられる認証装置について図2を用いて説明する。図2は、第1の実施形態の自動預払装置の外観を示す図である。ここでは、銀行システムなどで顧客の認証をおこなう自動預払装置19を認証装置として例示する。
自動預払装置19は、金融機関の屋内にあるATM(Automated Teller Machine)コーナや、ATMブースに、1台または複数台が設置される。自動預払装置19は、金融取引に先立ち、利用者を認証する際に、生体認証をおこなう認証装置の1つである。自動預払装置19は、ICカードリーダライタ15とセンサユニット20を備える。
センサユニット20は、利用者の手のひらを正位置に案内し、正位置に案内された利用者の手のひらの静脈像を撮影する。自動預払装置19は、ICカードリーダライタ15が利用者のICカード(たとえば、ICチップ内蔵型キャッシュカード)から読み取る識別情報から特定する照合用情報と、センサユニット20から取得する利用者の生体情報とから、利用者の認証をおこなう。センサユニット20は、利用者の手のひらを正位置に案内する案内装置であり、生体情報を取得する生体情報取得装置である。自動預払装置19は、生体情報取得装置を備える認証装置である。
次に、登録装置10および自動預払装置19で用いられるセンサユニット20について図3、図4を用いて説明する。図3は、第1の実施形態のセンサユニットの外観を示す図である。図4は、第1の実施形態の三指支持部の押圧センサの配置の一例を示す図である。センサユニット20は、利用者の手のひらを正位置に案内するガイド21と、手のひらの静脈像(生体情報)を取得するセンサ30を備える。なお、センサユニット20は、左手と右手のいずれにも対応可能であるが、ここでは、左手の手のひらを生体情報の取得対象として説明し、左手を基準にした5指の並び順序で説明する。
ガイド21は、上面を開放した箱型の筺体を、土台となる筺体支持部22および筺体支持部23が支持する形状である。ガイド21は、利用者の手首を支持する手首支持部25と、第2指(人差し指)と第3指(中指)と第4指(薬指)の三指を支持する三指支持部50、第1指(拇指)または第5指(小指)あるいは拇指丘または小指丘を支持する第1指/第5指支持部24を備える。
手首支持部25、三指支持部50、第1指/第5指支持部24は、筺体の開放する上部の四辺を形成し、利用者の手のひらを良好に支持する。また、手首支持部25は、略U字状の形状により利用者の手首を適正姿勢に支持する。第1指/第5指支持部24は、曲面で形成された凹形状であり、拇指丘または小指丘を含めて第1指または第5指を支持可能である。
三指支持部50は、第2指と第3指と第4指の三指を載置して支持する三指載置面56と、第2指と第3指と第4指の三指をそれぞれの載置位置に案内する2つの指股ガイド53L,53Rを備える。
三指載置面56は、第4指の指腹部に対応する位置に押圧センサ55Lと、第3指の指腹部に対応する位置に押圧センサ55Cと、第2指の指腹部に対応する位置に押圧センサ55Rを備える。押圧センサ55Lは、第4指が三指載置面56に載置される圧力を検出する。押圧センサ55Cは、第3指が三指載置面56に載置される圧力を検出する。押圧センサ55Rは、第2指が三指載置面56に載置される圧力を検出する。たとえば、押圧センサ55(55L,55C,55R)は、感圧素子を用いることができる。
指股ガイド53Lは、第3指と第4指の指股部に当接し、第3指と第4指を三指載置面56に案内するとともに、手のひらの前後位置を案内する。指股ガイド53Rは、第2指と第3指の指股部に当接し、第2指と第3指を三指載置面56に案内するとともに、手のひらの前後位置を案内する。
指股ガイド53Lは、第3指と第4指の指股部が当接する位置に押圧センサ54Lを備える。押圧センサ54Lは、第3指と第4指の指股部が指股ガイド53Lに当接する圧力を検出する。指股ガイド53Rは、第2指と第3指の指股部が当接する位置に押圧センサ54Rを備える。押圧センサ54Rは、第2指と第3指の指股部が指股ガイド53Rに当接する圧力を検出する。たとえば、押圧センサ54(54L,54R)は、感圧素子を用いることができる。
指股ガイド53(53L,53R)は、各指を分離する指分離リブ51と、指分離リブの両側に各指の即部と当接して各指を正位置に案内する指側ガイド52を備える。
センサユニット20は、箱型の筺体の底面にセンサ30を備える。センサ30は、生体を撮影するイメージセンサ(たとえば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ、CCD(Charge Coupled Device)センサなど)と、集光レンズと、被写体に照射する複数の近赤外線発光素子(LED:Light Emitting Diode)とを備える。
次に、センサユニット20が利用者の手のひらを正位置に案内している様子について図5を用いて説明する。図5は、第1の実施形態のセンサユニットに手を載置した際の外観を示す図である。
センサユニット20は、ガイド21により利用者の手2の手のひらを正位置に案内し、手のひらの静脈像を取得する。利用者は、第3指と第4指の間に指股ガイド53Lを通し、第2指と第3指の間に指股ガイド53Rを通すことで、手2が左右方向(左右軸に沿う方向)で正位置に案内される。
また、利用者は、第3指と第4指の指股部を指股ガイド53Lに適当な圧力で当接し、第2指と第3指の指股部を指股ガイド53Rに適当な圧力で当接することで、前後方向(前後軸に沿う方向)で正位置に案内される。たとえば、指股部が指股ガイド53に当接する圧力が過小の場合、手2は、指股ガイド53に対して後退した不適切な位置にあると推定できる。指股部が指股ガイド53に当接する圧力が過大の場合、手2は、指股ガイド53に強く押し当て過ぎていると推定できる。この場合、生体情報として静脈像を取得するときに、手2の血行を阻害(血管の押し付けによるうっ血)し、生体情報を適切に取得できないことがある。あるいは、生体情報として静脈像を取得するときに、手2が変形し、生体情報を適切に取得できないことがある。
また、利用者は、第3指と第4指の指股部を指股ガイド53Lに当接する圧力と、第2指と第3指の指股部を指股ガイド53Rに当接する圧力とを略同一とすることで、ヨーイング(上下軸での回転)を排除して正位置に案内される。
また、利用者は、第4指の指腹部を押圧センサ55Lに適当な圧力で当接し、第3指の指腹部を押圧センサ55Cに適当な圧力で当接し、第2指の指腹部を押圧センサ55Rに適当な圧力で当接することで、ピッチング(左右軸での回転)を排除して正位置に案内される。たとえば、各指の指腹部が押圧センサ55に当接する圧力が過小の場合、手2は、指先が上を向いていると推定できる。各指の指腹部が押圧センサ55に当接する圧力が過大の場合、手2は、指先が下を向いていると推定できる。
また、利用者は、第4指の指腹部を押圧センサ55Lに当接する圧力と、第2指の指腹部を押圧センサ55Rに当接する圧力とを略同一とすることで、ローリング(前後軸での回転)を排除して正位置に案内される。
次に、センサユニット20が利用者の手のひらを正位置に案内し、手のひらの静脈像の取得をおこなうための構成について図6を用いて説明する。図6は、第1の実施形態のセンサユニットの構成を示す図である。
センサユニット(生体情報取得装置)20は、センシング部60とガイド部(案内装置)70とを備える。センシング部60は、手のひらの静脈像を撮影し、撮影データを処理装置11に送信する。センシング部60は、記憶部61と、撮影部62と、制御部63と、通信部64を備える。
制御部63は、各処理部を統括的に制御する。撮影部(センサ30)62は、被写体となる生体から画像情報を取得する。記憶部61は、撮影部62が取得した画像情報を一時的に記憶する。通信部64は、処理装置11およびガイド部70と通信をおこなう。
撮影部62は、被写体となる生体(手のひら)からの近赤外線の反射光を撮影する。静脈に流れる赤血球の中のヘモグロビンは、酸素を失っていることから、このヘモグロビン(還元ヘモグロビン)は、700ナノメートル〜1000ナノメートル付近の近赤外線を吸収する性質がある。そのため、手のひらに近赤外線を当てると、静脈がある部分だけ反射が少なく、静脈の位置は、近赤外線の反射光の強弱により認識可能となる。撮影部62による撮影画像は、特定の光源を用いることにより特徴的な情報の抽出が容易になるが、無彩色の画像となる。
ガイド部70は、通信部71と、制御部72と、押圧センサ54L,54Rと、押圧センサ55L,55C,55Rと、LED57L,57Rと、LED58L,58C,58Rを備える。
制御部72は、各処理部を統括的に制御する。通信部71は、センシング部60と通信をおこなう。押圧センサ54L,54Rは、指股ガイド53に当接する指股部の圧力を検出する。押圧センサ55L,55C,55Rは、三指載置面56に載置された各指の指腹部の圧力を検出する。LED57Lは、押圧センサ54Lが検出した圧力の大きさを表示態様により報知する。LED57Rは、押圧センサ54Rが検出した圧力の大きさを表示態様により報知する。LED58Lは、押圧センサ55Lが検出した圧力の大きさを表示態様により報知する。LED58Cは、押圧センサ55Cが検出した圧力の大きさを表示態様により報知する。LED58Rは、押圧センサ55Rが検出した圧力の大きさを表示態様により報知する。
次に、登録装置10がテンプレート登録をおこなうための処理を実現する構成について図7を用いて説明する。図7は、第1の実施形態の登録装置の構成を示す図である。登録装置10は、制御部80と、記憶部81と、報知部82と、通信部83と、画像入力部84と、特徴量評価部85と、再取得判定部86と、テンプレート登録部87とを備える。
制御部80は、各処理部を統括的に制御する。記憶部81は、センサユニット20から取得した画像情報、各種データベースなどを記憶保持する。報知部82は、利用者に対してセンサユニット20に手のひらをかざす動作の要領の案内や、テンプレート登録の成否の報知など、所要の表示メッセージを生成し、ディスプレイ12に表示する。また、報知部82は、所要の音声メッセージを生成し、図示しないスピーカから音声出力する。通信部83は、センサユニット20との通信、ICカードリーダライタ15が内蔵するICチップとの通信、その他のコンピュータとの通信をおこなう。
画像入力部84は、センサユニット20から生体の撮影画像を入力する。より詳しくは、画像入力部84は、撮影画像を入力すると、撮影画像から背景を除去して被写体を抽出する。画像入力部84は、抽出した被写体が手のひらであるか否かを判定し、被写体が手のひらでないと判定した場合、あらためてセンサユニット20から生体の撮影画像を入力する。
特徴量評価部85は、撮影画像から生体情報に含まれる特徴量を評価する。具体的には、特徴量評価部85は、手のひら画像にある静脈パタン、あるいは静脈パタンに含まれる特徴情報の量を評価する。特徴情報は、たとえば、静脈パタンに含まれる特徴点(静脈の端点や分岐点)、特徴点と近傍特徴点を直線で結び交差した静脈数、特徴点を中心とする小画像などがある。特徴情報の量は、所定の評価アルゴリズムにより特徴情報の数や質を数値化した値である。特徴情報の量は、多いほど認証精度が安定し、少ないほど認証精度が不安定となる。簡潔な例としては、特徴情報の量は、特徴点の数、特徴点と近傍特徴点を直線で結び交差した静脈数の総和とすることができる。なお、特徴量評価部85による特徴量の評価は、評価値(たとえば、100、200などの数値)であってもよいし、所定の閾値により特徴量の多寡を評価したもの(たとえば、「多」、「普」、「少」などのランク)であってもよい。
再取得判定部86は、特徴量の評価にもとづいて生体情報の再取得の是非を判定する。再取得判定部86は、取得した生体情報について、特徴量の評価が十分でない場合に、生体情報の再取得、すなわち撮影画像の再入力をおこなうと判定する。
テンプレート登録部87は、抽出した画像情報を、登録テンプレートとして加工し、登録テンプレートを、処理装置11の記憶部、認証サーバの記憶部、または利用者のICカード16の記憶部に記録(登録)する。
次に、登録装置10のハードウェア構成例について図8を用いて説明する。図8は、第1の実施形態の登録装置のハードウェア構成例を示す図である。
登録装置10は、処理装置11、ディスプレイ12、キーボード13、マウス14、センサユニット20、ICカードリーダライタ15を備える。
処理装置11は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、HDD(Hard Disk Drive)103、通信インタフェース104、グラフィック処理装置105、および入出力インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置105には、ディスプレイ12が接続されている。グラフィック処理装置105は、CPU101からの命令にしたがって、画像をディスプレイ12の画面に表示させる。
入出力インタフェース106には、キーボード13、マウス14、センサユニット20、ICカードリーダライタ15が接続されている。また、入出力インタフェース106は、可搬型記録媒体110への情報の書込み、および可搬型記録媒体110への情報の読出しが可能な可搬型記録媒体インタフェースと接続可能になっている。入出力インタフェース106は、キーボード13、マウス14、センサユニット20、ICカードリーダライタ15、可搬型記録媒体インタフェースから送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース104は、ネットワーク9に接続されている。通信インタフェース104は、その他のコンピュータ(たとえば、認証サーバ)との間でデータの送受信をおこなう。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、認証サーバ、自動預払装置19も同様のハードウェア構成で実現できる。
なお、処理装置11は、それぞれFPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processer)などからなるモジュールを含んで構成することもでき、CPU101を有しない構成とすることもできる。その場合、処理装置11は、それぞれ不揮発性メモリ(たとえば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、フラッシュメモリ型メモリカードなど)を備え、モジュールのファームウェアを記憶する。不揮発性メモリは、可搬型記録媒体110、あるいは通信インタフェース104を介してファームウェアを書き込むことができる。このように処理装置11は、不揮発性メモリに記憶されているファームウェアを書き換えることにより、ファームウェアの更新をすることもできる。
次に、登録装置10が実行するテンプレート登録処理について図9を用いて説明する。図9は、第1の実施形態のテンプレート登録処理のフローチャートである。
[ステップS11]処理装置11(画像入力部84)は、センサユニット20にテンプレート登録に用いる手のひらの静脈像を撮影した画像(撮影データ)を要求する。
[ステップS12]処理装置11(画像入力部84)は、センサユニット20からの応答に撮影データが含まれるか否かを判定する。処理装置11(画像入力部84)は、センサユニット20からの応答に撮影データが含まれない場合に、ステップS13にすすみ、撮影データが含まれる場合に、ステップS14にすすむ。
[ステップS13]処理装置11(報知部82)は、センサユニット20からの応答に撮影データが含まれないため、手のひらの静脈像の撮影の失敗を報知し、テンプレート登録処理を終了する。また、処理装置11(再取得判定部86)は、手のひらの静脈像の再取得を判定し、必要に応じてセンサユニット20にテンプレート登録に用いる手のひらの静脈像を撮影した画像(撮影データ)を要求してもよい。
[ステップS14]処理装置11(特徴量評価部85)は、取得した撮影データから静脈データを抽出する。
[ステップS15]処理装置11(特徴量評価部85)は、抽出した静脈データから特徴データを生成する。
[ステップS16]処理装置11(テンプレート登録部87)は、生成した特徴データからテンプレートを生成、登録してテンプレート登録処理を終了する。
次に、センシング部60が実行する撮影処理について図10を用いて説明する。図10は、第1の実施形態の撮影処理のフローチャートである。センシング部60は、登録装置10からの手のひらの静脈像の撮影要求を受けて撮影処理を実行する。
[ステップS21]センシング部60(制御部63)は、ガイド部70に利用者の手のひらが正位置にあるか否かの判定を要求する。
[ステップS22]センシング部60(制御部63)は、ガイド部70から利用者の手のひらが正位置にあるか否かの判定応答があれば、ステップS25にすすみ、判定応答がなければステップS23にすすむ。
[ステップS23]センシング部60(制御部63)は、ガイド部70からの判定応答が所定時間内になければ(タイムアップすれば)、ステップS24にすすみ、所定時間内であれば、判定応答を待つためにステップS22にすすむ。
[ステップS24]センシング部60(制御部63)は、利用者の手のひらが正位置にない、あるいは正位置にあることを確認できない旨を、登録装置10に応答して撮影処理を終了する。なお、センシング部60(制御部63)は、利用者の手のひらが正位置にない、あるいは正位置にあることを確認できない旨の応答に加えて、ディスプレイ12で報知表示をおこなうために手のひらの静脈像の撮影データを送信するようにしてもよい。
[ステップS25]センシング部60(制御部63)は、ガイド部70からの判定応答が、利用者の手のひらが正位置にある旨の応答か否かを判定する。センシング部60(制御部63)は、ガイド部70からの判定応答が、利用者の手のひらが正位置にある旨の応答であれば、ステップS26にすすみ、正位置にある旨の応答でなければ、ステップS24にすすむ。
[ステップS26]センシング部60(制御部63)は、センサ30(撮影部62)により手のひらの静脈像を撮影する。
[ステップS27]センシング部60(制御部63)は、利用者の手のひらが正位置にある旨、および手のひらの静脈像の撮影データを、登録装置10に応答して撮影処理を終了する。
次に、ガイド部70が実行する正位置判定処理について図11から図13を用いて説明する。図11は、第1の実施形態の正位置判定処理のフローチャートである。図12、図13は、第1の実施形態の押圧センサ出力評価テーブルの一例を示す図である。ガイド部70は、センシング部60からの利用者の手のひらが正位置にあるか否かの判定要求を受けて正位置判定処理を実行する。
[ステップS31]ガイド部70(制御部72)は、押圧センサ54L,54Rと、押圧センサ55L,55C,55Rの出力を取得する。
[ステップS32]ガイド部70(制御部72)は、押圧センサ出力評価テーブル200を参照して、押圧センサ54L,54Rの出力から利用者の手2の姿勢評価を取得する。
たとえば、押圧センサ54L,54Rの検出した押圧力があらかじめ設定した範囲内にあれば、「適」と評価され、検出した押圧力が設定範囲よりより小さい場合に「弱」、大きい場合に「強」と評価される。より具体的には、ガイド部70は、押圧センサ54L,54Rの検出した押圧力が200gから400gの範囲にあるときに「適」と評価することで、手2を正位置に好適に案内することができる。
押圧センサ54L,54Rがともに「弱」の場合、手2は、後退した位置にあると評価される。押圧センサ54L,54Rがともに「適」の場合、手2は、正位置にあると評価される。押圧センサ54L,54Rがともに「強」の場合、手2は、過度に前進した位置にあると評価される。押圧センサ54Lの検出した押圧力が押圧センサ54Rの検出した押圧力よりも大きい場合、手2は、上下軸に対して右旋回(上下軸での右回転)していると評価される。押圧センサ54Rの検出した押圧力が押圧センサ54Lの検出した押圧力よりも大きい場合、手2は、上下軸に対して左旋回(上下軸での左回転)していると評価される。
また、ガイド部70(制御部72)は、押圧センサ出力評価テーブル200を参照して、押圧センサ54L,54Rの出力から押圧センサ54L,54Rの押圧力の評価に応じたLED57L,57Rの発光態様を取得する。
たとえば、LED57L,57Rの発光態様は、押圧力が「適」と評価されるときに「緑色発光」、押圧力が「弱」と評価されるときに「青色発光」、押圧力が「強」と評価されるときに「赤色発光」となる。
また、ガイド部70(制御部72)は、押圧センサ出力評価テーブル210を参照して、押圧センサ55L,55C,55Rの出力から利用者の手2の姿勢評価を取得する。
たとえば、押圧センサ55L,55C,55Rの検出した押圧力があらかじめ設定した範囲内にあれば、「適」と評価され、検出した押圧力が設定範囲よりより小さい場合に「弱」、大きい場合に「強」と評価される。より具体的には、ガイド部70は、押圧センサ55L,55C,55Rの検出した押圧力が200gから400gの範囲にあるときに「適」と評価することで、手2を正位置に好適に案内することができる。
押圧センサ55L,55Rがともに「弱」の場合、あるいは押圧センサ55L,55Rがともに「適」であっても押圧センサ55Cが「弱」の場合、手2は、指先が上を向いている(左右軸での回転)と評価される。押圧センサ55L,55Rがともに「強」の場合、あるいは押圧センサ55L,55Rがともに「適」であっても押圧センサ55Cが「強」の場合、手2は、指先が下を向いている(左右軸での回転)と評価される。押圧センサ55L,55C,55Rがともに「適」の場合、手2は、正位置にあると評価される。押圧センサ55Lの検出した押圧力が押圧センサ55Rの検出した押圧力よりも大きい場合、手2は、前後軸に対して左回転していると評価される。押圧センサ55Rの検出した押圧力が押圧センサ55Lの検出した押圧力よりも大きい場合、手2は、前後軸に対して右回転していると評価される。
また、ガイド部70(制御部72)は、押圧センサ出力評価テーブル210を参照して、押圧センサ54L,54Rの出力から押圧センサ54L,54Rの押圧力の評価に応じたLED57L,57Rの発光態様を取得する。
たとえば、LED58L,58C,58Rの発光態様は、押圧力が「適」と評価されるときに「緑色発光」、押圧力が「弱」と評価されるときに「青色発光」、押圧力が「強」と評価されるときに「赤色発光」となる。
なお、LED57L,57R、LED58L,58C,58Rの発光態様は、押圧力が「適」と評価されるときに「点灯」、押圧力が「弱」と評価されるときに「長周期点滅」、押圧力が「強」と評価されるときに「短周期点滅」としてもよい。
[ステップS33]ガイド部70(制御部72)は、押圧センサ出力評価テーブル200,210を参照して取得したLED57L,57R、LED58L,58C,58Rの発光態様で、LED57L,57R、LED58L,58C,58Rの出力表示をおこなう。
[ステップS34]ガイド部70(制御部72)は、押圧センサ出力評価テーブル200を参照して取得した評価(姿勢評価)および押圧センサ出力評価テーブル210を参照して取得した評価(姿勢評価)がともに正位置にある場合に、ステップS36にすすみ、いずれか一方でも正位置にない場合に、ステップS35にすすむ。
[ステップS35]ガイド部70(制御部72)は、利用者の手2の正位置評価を得るために、判定開始から所定時間内であれば、ステップS31にすすみ、所定時間経過(タイムアップ)であれば、ステップS36にすすむ。
[ステップS36]ガイド部70(制御部72)は、センシング部60からの利用者の手のひらが正位置にあるか否かの判定要求に対して、応答をおこない正位置判定処理を終了する。ガイド部70(制御部72)は、押圧センサ出力評価テーブル200を参照して取得した評価(姿勢評価)および押圧センサ出力評価テーブル210を参照して取得した評価(姿勢評価)がともに正位置にある場合に正位置応答をおこなう。一方、ステップS35でタイムアップした場合、ガイド部70(制御部72)は、タイムアップ時点で取得している評価(不正位置)を応答する。
これにより、センサユニット20は、利用者の手2を正位置に案内して、生体認証に用いるのに適切な生体情報を取得することができる。
なお、押圧センサ54L,54R、および押圧センサ55L,55C,55Rの押圧力評価のためにあらかじめ設定する閾値は、利用者ごとに設定するものであってもよい。たとえば、あらかじめ設定する閾値は、性別、年齢、手の大きさ等によって異ならせてもよい。また、登録装置10でテンプレート登録をおこなった際の閾値を記憶し、記憶してある閾値を認証時に用いるようにしてもよい。
次に、センサユニット20の三指支持部50における報知表示について図14を用いて説明する。図14は、第1の実施形態の三指支持部の表示領域の配置の一例を示す図である。センサユニット20は、正位置判定処理のステップS33で取得した表示態様による報知表示を三指支持部50にておこなう。
三指支持部50は、表示領域90L,90C,90Rと、表示領域91L,91Rの5つの表示領域を有する。各表示領域は、「強い(強)」、「適」、「弱い(弱)」の三態様で発光し、各表示領域に対応する押圧センサの押圧力を報知する。
表示領域90Lは、押圧センサ55Lに対応するLED58Lの表示領域である。表示領域90Lは、三指載置面56の左端部にあり、第4指を三指載置面56に載置した際に第4指近傍で発光する。これにより、利用者は、第4指の指腹部の押圧力についての報知を容易に把握可能になる。
表示領域90Cは、押圧センサ55Cに対応するLED58Cの表示領域である。表示領域90Cは、三指載置面56の中央部にあり、第3指を三指載置面56に載置した際に第3指近傍で発光する。これにより、利用者は、第3指の指腹部の押圧力についての報知を容易に把握可能になる。
表示領域90Rは、押圧センサ55Rに対応するLED58Rの表示領域である。表示領域90Rは、三指載置面56の右端部にあり、第2指を三指載置面56に載置した際に第2指近傍で発光する。これにより、利用者は、第2指の指腹部の押圧力についての報知を容易に把握可能になる。
表示領域91Lは、押圧センサ54Lに対応するLED57Lの表示領域である。表示領域91Lは、指股ガイド53Lにあり、第4指と第3指を三指載置面56に載置した際に第4指と第3指の間で発光する。これにより、利用者は、第4指と第3指の指股部の押圧力についての報知を容易に把握可能になる。
表示領域91Rは、押圧センサ54Rに対応するLED57Rの表示領域である。表示領域91Rは、指股ガイド53Rにあり、第3指と第2指を三指載置面56に載置した際に第3指と第2指の間で発光する。これにより、利用者は、第3指と第2指の指股部の押圧力についての報知を容易に把握可能になる。
このように、センサユニット20は、利用者に対して手2の姿勢をどのように正せばよいかを案内して、利用者の手を正位置に案内することができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態の三指支持部について、図15を用いて説明する。図15は、第2の実施形態の三指支持部の押圧センサの配置の一例を示す図である。
三指支持部92は、第2指と第3指と第4指の三指を載置して支持する三指載置面56と、第2指と第3指と第4指の三指をそれぞれの載置位置に案内する2つの指股ガイド53L,53Rを備える。
三指載置面56は、第3指の指腹部に対応する位置に押圧センサ55Cを備える。ガイド部70は、押圧センサ55Cの検出結果にもとづいて、手2の左右軸での回転を検出可能である。押圧センサ55Cが「弱」の場合、手2は、指先が上を向いている(左右軸での回転)と評価される。押圧センサ55Cが「強」の場合、手2は、指先が下を向いている(左右軸での回転)と評価される。押圧センサ55Cが「適」の場合、手2は、正位置にあると評価される。
第4指の指腹部および第3指の指腹部に対応する位置に押圧センサを備えないが、第1指/第5指支持部24により第1指および第5指を支持することによっても手2の回転を抑制して正位置に案内可能である。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態の三指支持部について、図16を用いて説明する。図16は、第3の実施形態の三指支持部の押圧センサの配置の一例を示す図である。
三指支持部93は、第2指と第3指と第4指の三指を載置して支持する三指載置面56と、第2指と第3指と第4指の三指をそれぞれの載置位置に案内する2つの指股ガイド53L,53Rを備える。
三指載置面56は、第4指の指腹部に対応する位置に押圧センサ55Lと、第2指の指腹部に対応する位置に押圧センサ55Rを備える。ガイド部70は、押圧センサ55L,55Rの検出結果にもとづいて、手2の左右軸での回転を検出可能である。押圧センサ55L,55Rがともに「弱」の場合、手2は、指先が上を向いている(左右軸での回転)と評価される。押圧センサ55L,55Rがともに「強」の場合、手2は、指先が下を向いている(左右軸での回転)と評価される。押圧センサ55L,55Rがともに「適」の場合、手2は、正位置にあると評価される。
また、ガイド部70は、押圧センサ55L,55Rの検出結果にもとづいて、手2の前後軸での回転を検出可能である。押圧センサ55Lの検出した押圧力が押圧センサ55Rの検出した押圧力よりも大きい場合、手2は、前後軸に対して左回転していると評価される。押圧センサ55Rの検出した押圧力が押圧センサ55Lの検出した押圧力よりも大きい場合、手2は、前後軸に対して右回転していると評価される。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態の三指支持部について、図17を用いて説明する。図17は、第4の実施形態の三指支持部のセンサの配置の一例を示す図である。
三指支持部94は、第2指と第3指と第4指の三指を載置して支持する三指載置面56と、第2指と第3指と第4指の三指をそれぞれの載置位置に案内する2つの指股ガイド53L,53Rを備える。
三指載置面56は、第4指の指腹部に対応する位置に押圧センサ55Lと、第2指の指腹部に対応する位置に押圧センサ55Rと、第3指の指腹部に対応する位置にセンサ95を備える。センサ95は、生体を撮影するイメージセンサ(たとえば、CMOSセンサ、CCDセンサなど)と、集光レンズと、被写体に照射する複数の近赤外線発光素子(LED)とを備える。センサ95は、指の静脈を撮影することが可能である。
なお、ガイド部70による押圧センサ55L,55Rの検出結果にもとづく姿勢判定は、第3の実施形態と同様におこなうことができる。
このように、ガイド部70は、利用者の手2について手のひら静脈の取得だけでなく、指の静脈の取得をおこなう場合にも、利用者の手2を好適に正位置に案内することができる。なお、指の静脈の取得対象の好適な実施例として第3指の指静脈を生体情報として取得する場合を示したが、ガイド部70は、第2指や第4指から指静脈を生体情報として取得することもできる。また、1指に限らず、ガイド部70は、2指、または3指の指静脈を生体情報として取得するようにしてもよい。また、イメージセンサと押圧センサを別体に構成したが、一体に構成するものであってもよい。
[第5の実施形態]
次に、第5の実施形態の三指支持部について、図18を用いて説明する。図18は、第5の実施形態のセンサユニットの押圧検出の一例を示す図である。
三指支持部96は、第2指と第3指と第4指の三指をそれぞれの載置位置に案内する指股ガイド97を2つ備える。指股ガイド97は、第3指と第4指の指股部に当接するものと、第2指と第3指の指股部に当接するものとがあるが、同一構造であるため一方の図示を省略する。
指股ガイド97は、円筒状(ボス状)であり、一端が三指載置面56から臨む。指股ガイド97は、他端が三指載置面56の下方で軸支され、指股部の押圧方向に沿って前傾状態(指股ガイド97a)から起立状態(指股ガイド97b)を経て後傾状態(指股ガイド97c)まで変位可能である。指股ガイド97は、他端が付勢部962により前傾状態(指股ガイド97a)に付勢される。指股ガイド97は、付勢部962による付勢力に抗して指股部に押されることで、変位可能になっている。ガイド部70は、位置検出センサ(たとえば、フォトセンサ)961により指股ガイド97の変位状態を検出可能にしている。
たとえば、指股ガイド97は、押圧力が過小な時に前傾状態であり、押圧力が適正な範囲にあるときに起立状態であり、押圧力が過大なときに後傾状態である。より具体的には、指股ガイド97は、押圧力が200gから400gの範囲にあるときに起立状態となる。これにより、利用者は、押圧力の適正範囲を容易に把握可能になる。
[第6の実施形態]
次に、第6の実施形態の三指支持部について、図19を用いて説明する。図19は、第6の実施形態のセンサユニットの押圧力表示の一例を示す図である。第1の実施形態では、押圧センサで検出した押圧力の大きさをLEDの表示態様で報知したが、第6の実施形態では、インジケータ表示をおこなう。
各押圧センサ(押圧センサ55L,55C,55R、押圧センサ54L,54R)に対応する位置に、表示部98を備える。表示部98は、所定長さの帯状であって、中央部を押圧力が適切な範囲、右側を押圧力が過小な範囲、左側を押圧力が過大な範囲としている。表示部98は、検出している押圧力の大きさに対応する位置に押圧力表示99をおこなう。これにより、利用者は、押圧力の適正範囲を容易に把握可能になる。
このように、センサユニット20は、生体情報の取得機会毎の手かざし操作の挙動範囲、ぶれを低減し、姿勢を均一化することができるので、認証精度が安定する。また、センサユニット20は、利用者に対して正位置への案内を具体的におこなうことができるので、利用者にとって正位置の把握が容易である。
また、センサユニット20を備える登録装置10、およびセンサユニット20を備える認証装置(たとえば、自動預払装置19)も認証精度が安定し、利便性が向上する。認証装置は、自動預払装置19である場合や、入退室時の認証など、多数の利用者にサービスを提供する装置である場合、利用者の待ち時間の低減が図れ、サービス向上に寄与する。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、各装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(可搬型記録媒体を含む)に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
10 登録装置
11 処理装置
12 ディスプレイ
13 キーボード
14 マウス
15 ICカードリーダライタ
16 ICカード
19 自動預払装置
20 センサユニット
21 ガイド
22,23 筺体支持部
24 第1指/第5指支持部
25 手首支持部
30 センサ
50 三指支持部
51 指分離リブ
52 指側ガイド
53(53L,53R) 指股ガイド
54(54L,54R)、55(55L,55C,55R) 押圧センサ
56 三指載置面

Claims (16)

  1. 生体情報の取得対象としての手を正位置に案内する案内装置であって、
    第2指と第3指との指股部と当接する第1当接部と、
    第3指と第4指との指股部と当接する第2当接部と、
    前記第1当接部にかかる圧力を検出する第1検出部と、
    前記第2当接部にかかる圧力を検出する第2検出部と、
    前記第1検出部の検出結果および前記第2検出部の検出結果にもとづいて前記手が正位置にあるか否かを判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする案内装置。
  2. 前記第3指を載置する第3指載置部と、
    前記第3指載置部に載置された前記第3指の指腹部にかかる圧力を検出する第3指検出部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記第3指検出部の検出結果を含めて、前記手が正位置にあるか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の案内装置。
  3. 前記第2指を載置する第2指載置部と、
    前記第2指載置部に載置された前記第2指の指腹部にかかる圧力を検出する第2指検出部と、
    前記第4指を載置する第4指載置部と、
    前記第4指載置部に載置された前記第4指の指腹部にかかる圧力を検出する第4指検出部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記第2指検出部の検出結果および前記第4指検出部の検出結果を含めて、前記手が正位置にあるか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の案内装置。
  4. 前記第2指を載置する第2指載置部と、
    前記第2指載置部に載置された前記第2指の指腹部にかかる圧力を検出する第2指検出部と、
    前記第3指を載置する第3指載置部と、
    前記第3指載置部に載置された前記第3指の指腹部にかかる圧力を検出する第3指検出部と、
    前記第4指を載置する第4指載置部と、
    前記第4指載置部に載置された前記第4指の指腹部にかかる圧力を検出する第4指検出部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記第2指検出部の検出結果、前記第3指検出部の検出結果および前記第4指検出部の検出結果を含めて、前記手が正位置にあるか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の案内装置。
  5. 前記判定部は、前記第1検出部が検出した前記第1当接部にかかる圧力と、前記第2検出部が検出した前記第2当接部にかかる圧力のうち少なくともいずれか一つの大きさから、前記手の前後位置を判定することを特徴とする請求の範囲第1項乃至請求の範囲第4項のいずれか1項に記載の案内装置。
  6. 前記判定部は、前記第1検出部が検出した前記第1当接部にかかる圧力の大きさと、前記第2検出部が検出した前記第2当接部にかかる圧力の大きさとの比較から、前記手の甲を貫通する上下軸に対する回転を判定することを特徴とする請求の範囲第1項乃至請求の範囲第4項のいずれか1項に記載の案内装置。
  7. 前記判定部は、前記第3指検出部が検出した前記第3指の指腹部にかかる圧力の大きさから、手のひらを左右に貫通する左右軸に対する回転を判定することを特徴とする請求の範囲第2項または請求の範囲第4項に記載の案内装置。
  8. 前記判定部は、前記第2指検出部が検出した前記第2指の指腹部にかかる圧力と、前記第4指検出部が検出した前記第4指の指腹部にかかる圧力のうち少なくともいずれか一つの大きさから、手のひらを左右に貫通する左右軸に対する回転を判定することを特徴とする請求の範囲第3項または請求の範囲第4項に記載の案内装置。
  9. 前記判定部は、前記第2指検出部が検出した前記第2指の指腹部にかかる圧力と、前記第3指検出部が検出した前記第3指の指腹部にかかる圧力と、前記第4指検出部が検出した前記第4指の指腹部にかかる圧力のうち少なくともいずれか一つの大きさから、手のひらを左右に貫通する左右軸に対する回転を判定することを特徴とする請求の範囲第4項記載の案内装置。
  10. 前記判定部は、前記第2指検出部が検出した前記第2指の指腹部にかかる圧力の大きさと、前記第4指検出部が検出した前記第4指の指腹部にかかる圧力の大きさとの比較から、手のひらを前後に貫通する前後軸に対する回転を判定することを特徴とする請求の範囲第3項または請求の範囲第4項に記載の案内装置。
  11. 前記第1当接部は、前記第1検出部が検出する圧力にしたがい前記手の前後方向に変位可能であり、
    前記第2当接部は、前記第2検出部が検出する圧力にしたがい前記手の前後方向に変位可能である、
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の案内装置。
  12. 前記第1検出部が検出する圧力および前記第2検出部が検出する圧力にもとづいて、表示態様を変更する表示部を備えることを特徴とする請求の範囲第1項記載の案内装置。
  13. 生体情報の取得対象としての手を正位置に案内し、前記生体情報を取得する生体情報取得装置であって、
    前記生体情報を取得する生体情報取得部と、
    第2指と第3指との指股部と当接する第1当接部と、
    第3指と第4指との指股部と当接する第2当接部と、
    前記第1当接部にかかる圧力を検出する第1検出部と、
    前記第2当接部にかかる圧力を検出する第2検出部と、
    前記第1検出部の検出結果、および前記第2検出部の検出結果にもとづいて前記手が正位置にある場合に、前記生体情報を取得する制御部と、
    を備えることを特徴とする生体情報取得装置。
  14. 前記生体情報取得部は、手のひらの静脈像を生体情報として取得することを特徴とする請求の範囲第13項記載の生体情報取得装置。
  15. 前記生体情報取得部は、指の静脈像を生体情報として取得することを特徴とする請求の範囲第13項記載の生体情報取得装置。
  16. 生体情報の取得対象としての手を正位置に案内し、前記生体情報を取得し登録する登録装置であって、
    前記生体情報を取得する生体情報取得部と、
    第2指と第3指との指股部と当接する第1当接部と、
    第3指と第4指との指股部と当接する第2当接部と、
    前記第1当接部にかかる圧力を検出する第1検出部と、
    前記第2当接部にかかる圧力を検出する第2検出部と、
    前記第1検出部の検出結果、および前記第2検出部の検出結果にもとづいて前記手が正位置にある場合に、前記生体情報を取得し、登録する制御部と、
    を備えることを特徴とする登録装置。
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