JPWO2013042539A1 - 電圧変換回路 - Google Patents

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Abstract

低電圧端子(2)又は高電圧端子(3)に接続される直流電源の電圧変換を行うもので、コア(11)を介して一次巻線(9)と二次巻線(10)が磁気的に結合して1対1の巻数比で逆巻きされた磁気相殺型の変圧器(8)を有すると共に、一次巻線(9)と二次巻線(10)には当該一次巻線(9)と二次巻線(10)としては共用されないエネルギ蓄積用の第1、第2のリアクトル(21),(22)がそれぞれ接続され、かつ一次巻線(9)から基準端子(4)と高電圧端子(3)への通電をそれぞれ制御する第1、第2のスイッチ素子(12),(14)と、二次巻線(10)から基準端子(4)と高電圧端子(3)への通電をそれぞれ制御する第3、第4のスイッチ素子(16),(18)とを備えている。

Description

この発明は、電圧変換回路に関する。
電圧変換回路の基本的な構成として、例えば下記の特許文献1に記載の構成のものがある。この電圧変換回路は、昇圧回路(昇圧チョッパ)で、リアクトルに蓄積された磁気エネルギを、スイッチ素子を任意に調整してスイッチングさせることで放出し、誘導電圧を得ることで昇圧を実現している。上記の昇圧チョッパにおいては、単独のリアクトルに昇圧のための磁気エネルギを全て蓄積するため、コアの磁気飽和を防止するなどの必要性のためにリアクトルが非常に大型になるという問題がある。
そこで、上記の問題を解消するために、従来、例えば、下記の特許文献2に記載の技術が提案されている。この特許文献2記載の技術では、電圧変換回路を構成する磁性部品に磁気的に結合した変圧器を用い、直流電流による直流磁化を相殺することでコアの磁気飽和を防止しつつ、磁性部品の小型化を図っている。
特開2003−111390号公報(第5頁、図2) 特許第4098299号公報(第20頁、図2)
上記の特許文献2記載の従来技術に係る電圧変換回路は、変圧器の一次巻線と二次巻線のそれぞれの電流の向きが反対になるので、コアにおける直流磁化が相殺され、コアが磁気飽和しにくくなるので、小さい巻線(コイル)を採用でき、電圧変換回路の小型化が図れるという利点がある。
しかしながら、この従来の電圧変換回路では、リアクトル7に着目すると、リアクトルには全電流が流れるので、リアクトルの銅損などによる発熱が1箇所に集中し、その放熱のための構造が複雑化するとともに、リアクトルの磁気飽和を防ぐ必要があるため、装置が大型化する。
また、リアクトルと変圧器の位置関係に着目すると、従来ではリアクトルの後段に必ず変圧器の一次巻線と二次巻線とを接続する必要があり、その配置や結線位置が一意に決まっている。このため、各部の配置や結線位置の自由度が狭く、巻線構造や接続構造に制約が生じるという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、リアクトルの磁気飽和を緩和しながら発熱を分散することで小型化を図るとともに、リアクトルと変圧器の構造の自由度を広げることが可能な電圧変換回路を提供することを目的とする。
この発明における電圧変換回路は、低電圧端子と高電圧端子と基準端子とを有し、上記低電圧端子と上記基準端子との間の直流電圧と、上記高電圧端子と上記基準端子との間の直流電圧との電圧変換を行うものであって、
コアを介して一次巻線と二次巻線が磁気的に結合して1対1の巻数比で逆巻きされた磁気相殺型の変圧器と、
上記変圧器の上記一次巻線の一端に接続されて当該一次巻線の巻線としては共用されないエネルギ蓄積用の第1のリアクトルと、
上記変圧器の上記二次巻線の一端に接続されて当該二次巻線の巻線としては共用されないエネルギ蓄積用の第2のリアクトルと、
上記一次巻線から上記基準端子への通電を制御する第1のスイッチ素子と、
上記一次巻線から上記高電圧端子への通電を制御する第2のスイッチ素子と、
上記二次巻線から上記基準端子への通電を制御する第3のスイッチ素子と、
上記二次巻線から上記高電圧端子への通電を制御する第4のスイッチ素子と、を備えている。
この発明の電圧変換回路は、分割されたリアクトルにより個々のリアクトル電流が減少して発熱が抑制されるとともに、熱源が分散して冷却が容易になるため、冷却構造の簡素化と小型化を図ることができる。また、リアクトルの配置に自由度が広がるため、効率的な配置が可能になり小型化できるとともに、巻線構造の自由度が広がり製造上の生産効率を上昇させ、コスト低減を図ることができる。さらに、回路理論的に変圧器のインダクタンスを減少させることが可能となるので、変圧器を小型化することができ、装置全体の小型化に寄与できる。
実施の形態1における電圧変換回路の構成を示す回路図である。 実施の形態1の電圧変換回路における昇圧動作を説明するための第1の動作状態を示す説明図である。 実施の形態1の電圧変換回路における昇圧動作を説明するための第2の動作状態を示す説明図である。 実施の形態1の電圧変換回路の変形例を示す回路図である。 実施の形態2における電圧変換回路の構成を示す回路図である。 実施の形態2の電圧変換回路における変圧器の構成例を示す平面図である。 参考例の電圧変換回路における構成を示す回路図である。 参考例の電圧変換回路における昇圧動作を説明するための第1の動作状態を示す説明図である。 図8における第1の動作状態での波形を示すタイムチャートである。 参考例の電圧変換回路における昇圧動作を説明するための第2の動作状態を示す説明図である。 図10における第2の動作状態での波形を示すタイムチャートである。
まず、この発明の内容の理解を容易にするため、図7から図11に基づいて参考例である電圧変換回路について先に説明する。次いで、この発明の実施の形態1の内容について説明を行う。
図7はこの発明の参考例となる電圧変換回路における構成を示す回路図である。
この電圧変換回路は、平滑コンデンサ5,6、リアクトル7、変圧器8、および4つのスイッチ素子12,14,16,18から構成されている。そして、低電圧端子2と基準端子(GND)4との間に平滑コンデンサ5が接続され、また、高電圧端子3と基準端子4との間に平滑コンデンサ6が接続されている。
低電圧端子2にはリアクトル7の第1端が接続され、リアクトル7の第2端と高電圧端子3との間には互いに並列に接続された一対の第3、第4のT型回路が設けられている。第3のT型回路は、変圧器8の一次巻線9と2つのスイッチ素子12,14からなる。また、第4のT型回路は、変圧器8の二次巻線10と2つのスイッチ素子16,18からなる。
この場合、上記のリアクトル7は、昇圧のための磁気エネルギ蓄積用のもので、このリアクトル7の第2端には変圧器8の一次巻線9と二次巻線10の各第1端が共通に接続されている。また、変圧器8は、コア11を介して一次巻線9と二次巻線10とが磁気的に結合して1対1の巻数比で相互に逆巻きされた磁気相殺型のものである。
第3のT型回路では、一次巻線9と基準端子4との間にスイッチ素子12のコレクタ・エミッタ間が接続され、また、一次巻線9と高電圧端子3との間にスイッチ素子14のエミッタ・コレクタ間が接続されている。
同様に、第4のT型回路では、二次巻線10と基準端子4との間にスイッチ素子16のコレクタ・エミッタ間が接続され、また、二次巻線10と高電圧端子3との間にスイッチ素子18のエミッタ・コレクタ間が接続されている。さらに、各スイッチ素子12,14,16,18には、これらに並列にダイオード13,15,17,19が個別に接続されている。
なお、符号41は、第3のT型回路の両スイッチ素子12、14の共通接続点である。また、符号42は、第4のT型回路の両スイッチ素子16、18の共通接続点である。また、各スイッチ素子12,14,16,18のゲートにはオン/オフ制御用のゲート信号が図示しない制御部から与えられる。
このような構成を有する電圧変換回路の動作、特にここでは昇圧動作について、図8〜図11を参照して説明する。
図8は、第3のT型回路のスイッチ素子12のみをオンして変圧器8の一次巻線9に通電させるときの電圧変換回路の各部の電流の流れを示している。また、図10は第4のT型回路のスイッチ素子16のみをオンして変圧器8の二次巻線10に通電させるときの電圧変換回路の各部の電流の流れを示している。
図8に示した状態では、スイッチ素子14,18およびスイッチ素子16の各ゲートには共にローレベルのゲート信号が入力されて共にオフになっている。また、スイッチ素子12のゲートにはオン/オフ用のゲート信号が入力される。
ここで、低電圧端子2には図外の直流電源からの直流電圧Viが入力されているので、スイッチ素子12のゲートにハイレベルのゲート信号が入力されてオン動作すると、変圧器8の一次巻線9に励磁電流I1が流れる。すなわち、この励磁電流I1は、低電圧端子2、リアクトル7、一次巻線9、スイッチ素子12、基準端子4を経由して流れる。スイッチ素子12のゲート信号がハイレベルである間、励磁電流I1は次第に増加する。そして、ゲート信号がローレベルに反転してスイッチ素子12がオフになると、励磁電流I1’(図8に破線で示す)は減少し、最後にゼロになる。この励磁電流I1’は、一次巻線9、ダイオード15を通って高電圧端子3へ流れる。
このように、変圧器8の一次巻線9に上述の励磁電流I1,I1’が流れると、二次巻線10には相互誘導作用に基づき励起電流I2が生じる。この励起電流I2は、ダイオード19を経由して高電圧端子3へ流れる。その際、第3、第4のT型回路の回路定数が共に略等しい場合、図9に示すように、二次巻線10の励起電流I2は、励磁電流I1,I1’と実質的に同形の変化特性で生じ、かつ巻数比(1:1)に基づき実質的に同じ値で生じる。
そして、励起電流I2と励磁電流I1’(破線)とによって平滑コンデンサ6が充電され、その結果、高電圧端子3には昇圧された直流電圧Voが出力される。
次に、図10に示した状態では、スイッチ素子14,18およびスイッチ素子12の各ゲートには共にローレベルのゲート信号が入力されて共にオフになっている。また、スイッチ素子16のゲートにはオン/オフ用のゲート信号が入力される。
ここで、低電圧端子2には図外の直流電源からの直流電圧Viが入力されているので、スイッチ素子16のゲートにハイレベルのゲート信号が入力されてオン動作すると、変圧器8の二次巻線10に励磁電流I3が流れる。すなわち、この励磁電流I3は、低電圧端子2、リアクトル7、二次巻線10、スイッチ素子16、基準端子4を経由して流れる。スイッチ素子16のゲート信号がハイレベルである間、励磁電流I3は次第に増加する。そして、ゲート信号がローレベルに反転してスイッチ素子16がオフになると、励磁電流I3’(図10に破線で示す)は減少し、最後にゼロになる。この励磁電流I3’は、二次巻線10、ダイオード19を通って高電圧端子3へ流れる。
このように、変圧器8の二次巻線10に上述の励磁電流I3,I3’が流れると、一次巻線9には相互誘導作用に基づき励起電流I4が生じる。この励起電流I4は、ダイオード15を経由して高電圧端子3へ流れる。その際、第3、第4のT型回路の回路定数が共に略等しい場合、図11に示すように、一次巻線9の励起電流I4は、励磁電流I3,I3’と実質的に同形の変化特性で生じ、かつ巻数比(1:1)に基づき実質的に同じ値で生じる。
そして、励起電流I4と励磁電流I3’(破線)とによって平滑コンデンサ6が充電され、その結果、高電圧端子3には昇圧された直流電圧Voが出力される。
このようにして、図外の制御部から与えられるゲート信号によって、スイッチ素子12,16が時分割で交互にオン/オフ制御されることにより、高電圧端子3には昇圧、安定化された直流電圧Voが出力される。
ここで、上記の動作から、変圧器8の励磁について、変圧器8の一次巻線9に流れる上記の各電流I1,I1’,I4を総称してic1と表記し、また、二次巻線10に流れる上記の各I2,I3,I3’を総称してic2と表記するとすれば、変圧器8のコア11の励磁は一次巻線電流ic1と二次巻線電流ic2とによって行われるが、コア11の励磁に実質的に寄与する等価的な励磁電流IM1は、一次巻線電流ic1と二次巻線電流ic2との差分である。この励磁電流IM1は、スイッチ素子12,16がオンしている期間Tonで変化するため、この励磁電流IM1は下記の式(1)で与えられる。
Figure 2013042539
さらに、図8から回路方程式を立てると、すなわち、一次巻線電流ic1(I1)が流れる経路の電圧式と、二次巻線電流ic2(I2)が流れる経路の電圧式とから下記の式(2)が得られる。ただし、変圧器8の磁気結合度は1、一次巻線9のインダクタンスと二次巻線10のインダクタンスは共に等しくLa、リアクトル7のインダクタンスはLbとする。
Figure 2013042539
式(2)を変形すれば、下記の式(3)が得られる。
Figure 2013042539
前述の式(1)と式(3)とから、コア11の励磁電流IM1は下記の式(4)で与えられる。
Figure 2013042539
このように、参考例として挙げた図7に示す構成の電圧変換回路は、変圧器8の一次巻線9と二次巻線10のそれぞれの電流の向きが反対になるので、コア11における直流磁化が相殺され、コア11が磁気飽和しにくくなるので、小さい巻線(コイル)を採用でき、電圧変換回路の小型化が図れるという利点がある。
しかしながら、この参考例の電圧変換回路では、リアクトル7に着目すると、リアクトル7には全電流が流れるので、リアクトル7の銅損などによる発熱が1箇所に集中し、そのため、この放熱のための構造が複雑化するとともに、リアクトル7の磁気飽和を防ぐ必要があるため、装置が大型化する。
また、リアクトル7と変圧器8の位置関係に着目すると、リアクトル7の後段に必ず変圧器8の一次巻線9と二次巻線10とを接続する必要があり、その配置や結線位置が一意に決まっている。このため、各部の配置や結線位置の自由度が狭く、巻線構造や接続構造に制約が生じるという問題がある。
実施の形態1.
次に、この発明の実施の形態1における電圧変換回路について説明する。
図1は、この実施の形態1における電圧変換回路の構成を示す回路図であり、図7に参考例として示した電圧変換回路と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
この実施の形態1の電圧変換回路は、平滑コンデンサ5,6、2つのリアクトル21,22、変圧器8、および4つのスイッチ素子12,14,16,18から構成されている。そして、低電圧端子2と基準端子4(GND)との間に平滑コンデンサ5が接続され、また、高電圧端子3と基準端子4との間に平滑コンデンサ6が接続されている。
低電圧端子2と高電圧端子3との間には互いに並列に接続された一対の第1、第2のT型回路が設けられている。第1のT型回路は、リアクトル21、変圧器8の一次巻線9、および2つのスイッチ素子12,14からなる。また、第2のT型回路は、リアクトル22、変圧器8の二次巻線10、および2つのスイッチ素子16,18からなる。
この場合、上記の各リアクトル21、22は、昇圧のための磁気エネルギ蓄積用のものであり、各リアクトル21,22の第1端は低電圧端子2に共通に接続されている。また、変圧器8は、コア11を介して一次巻線9と二次巻線10とが磁気的に結合して1対1の巻数比で逆巻きされた磁気相殺型のものである。また、各スイッチ素子12,14,16,18は、ここではIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が使用されている。
第1のT型回路において、リアクトル21の第2端は変圧器8の一次巻線9の第1端側の接続端子28に接続され、一次巻線9の第2端側の接続端子32と基準端子4との間には次巻線9から基準端子4への通電を制御するスイッチ素子12のコレクタ・エミッタ間が接続され、また、一次巻線9の第2端側の接続端子32と高電圧端子3との間には一次巻線9から高電圧端子3への通電を制御するスイッチ素子14のエミッタ・コレクタ間が接続されている。
同様に、第2のT型回路において、リアクトル22は変圧器8の二次巻線10の第1端側の接続端子29に接続され、二次巻線10の第2端側の接続端子33と基準端子4との間には二次巻線10から基準端子4への通電を制御するスイッチ素子16のコレクタ・エミッタ間が接続され、また、二次巻線10の第2端側の接続端子33と高電圧端子3との間には二次巻線10から高電圧端子3への通電を制御するスイッチ素子18のエミッタ・コレクタ間が接続されている。さらに、各スイッチ素子12,14,16,18には、これらと並列に各ダイオード13,15,17,19が個別に接続されている。
このように、この実施の形態1では、一方のリアクトル21は変圧器8の一次巻線9の接続端子28を介して接続され、また、他方のリアクトル22は変圧器8の二次巻線10の接続端子29を介して接続されており、各リアクトル21,22は、変圧器8の一次巻線9や二次巻線10の巻線の一部として共用されたものではなく、変圧器8の巻線9,10とは物理的および作用的に分割されて独立した構成となっている。
なお、符号41は、第1のT型回路の両スイッチ素子12,14の共通接続点、符号42は、第2のT型回路の両スイッチ素子16,18の共通接続点である。また、各スイッチ素子12,14,16,18のゲートには、制御部100からオン/オフ制御用のゲート信号S12、S14、S16、S18が与えられる。なお、下記の図2及び図3では、制御部100及びゲート信号S12、S14、S16、S18は図示省略する。
また、特許請求の範囲における第1のリアクトルがリアクトル21に、第2のリアクトルがリアクトル22に、また、第1のスイッチ素子がスイッチ素子12に、第2のスイッチ素子がスイッチ素子14に、第3のスイッチ素子がスイッチ素子16に、第4のスイッチ素子がスイッチ素子18に、それぞれ対応している。
このような構成を有する電圧変換回路の動作、特にここでは昇圧動作について、図2および図3を参照して説明する。
図2は、電圧変換回路で第1のスイッチ素子12のみをオンして変圧器8の一次巻線9に通電させるときの回路各部の電流の流れを示している。また、図3は電圧変換回路で第3のスイッチ素子16のみをオンして変圧器8の二次巻線10に通電させるときの回路各部の電流の流れを示している。
図2に示した状態では、第2、第3、第4のスイッチ素子14,16,18の各ゲートには共にローレベルのゲート信号が入力されて共にオフになっている。また、第1のスイッチ素子12のゲートにはオン/オフ用のゲート信号が入力される。
ここで、低電圧端子2には図外の直流電源からの直流電圧Viが入力されているので、第1のスイッチ素子12のゲートにハイレベルのゲート信号が入力されてオン動作すると、変圧器8の一次巻線9に励磁電流I5が流れる。すなわち、この励磁電流I5は、低電圧端子2、リアクトル21、一次巻線9、スイッチ素子12、基準端子4を経由して流れる。ゲート信号がハイレベルである間、励磁電流I5は次第に増加する。そして、ゲート信号がローレベルに反転すると、励磁電流I5’(破線で示す)は減少し、最後にゼロになる。この励磁電流I5’は、リアクトル21、一次巻線9、ダイオード15を通って高電圧端子3へ流れる。
このように、変圧器8の一次巻線9に上述の励磁電流I5,I5’が流れると、二次巻線10に相互誘導作用に基づき励起電流I6が生じる。この励起電流I6は、ダイオード19を経由して高電圧端子3へ流れる。その際、第1、第2のT型回路の回路定数が共に略等しい場合、図9に示した例と同様に、二次巻線10の励起電流I6は、励磁電流I5,I5’と実質的に同形の変化特性で生じ、かつ巻数比(1:1)に基づき実質的に同じ値で生じる。
そして、励起電流I6と励磁電流I5’とによって平滑コンデンサ6が充電され、その結果、高電圧端子3には昇圧された直流電圧Voが出力される。
次に、図3に示した状態では、第1、第2、第4のスイッチ素子12,14,18の各ゲートには共にローレベルのゲート信号が入力されて共にオフになっている。また、第3のスイッチ素子16のゲートにはオン/オフ用のゲート信号が入力される。
ここで、低電圧端子2には図外の直流電源からの直流電圧Viが入力されているので、第3のスイッチ素子16のゲートにハイレベルのゲート信号が入力されてオン動作すると、変圧器8の二次巻線10に励磁電流I7が流れる。すなわち、この励磁電流I7は、低電圧端子2、リアクトル22、二次巻線10、スイッチ素子16、基準端子4を経由して流れる。第3のスイッチ素子16のゲート信号がハイレベルである間、励磁電流I7は次第に増加する。そして、ゲート信号がローレベルに反転してスイッチ素子16がオフになると、励磁電流I7’(破線で示す)は減少し、最後にゼロになる。この励磁電流I7’は、リアクトル22、二次巻線10、ダイオード19を通って高電圧端子3へ流れる。
このように、変圧器8の二次巻線10に上述の励磁電流I7,I7’が流れると、一次巻線9に相互誘導作用に基づき励起電流I8が生じる。この励起電流I8は、ダイオード15を経由して高電圧端子3へ流れる。その際、第1、第2のT型回路の回路定数が共に略等しい場合、図11で示した例と同様に、一次巻線9の励起電流I8は、励磁電流I7,I7’と実質的に同形の変化特性で生じ、かつ巻数比(1:1)に基づき実質的に同じ値で生じる。
そして、励起電流I8と励磁電流I7’とによって平滑コンデンサ6が充電され、その結果、高電圧端子3には昇圧された直流電圧Voが出力される。
このようにして、制御部100から与えられるゲート信号によって、スイッチ素子12,16が時分割で交互にオン/オフ制御されることにより、高電圧端子3には昇圧、安定化された直流電圧Voが出力される。
ここで、上記の動作から、変圧器8の励磁について、変圧器8の一次巻線9に流れる上記の各電流I5,I5’,I8を総称してic3と表記し、また、二次巻線10に流れる上記の各I6,I7,I7’を総称してic4と表記する。そうすれば、両リアクトル21,22を流れる各リアクトル電流は、それぞれ変圧器8の一次巻線電流ic3と二次巻線電流ic4に等しい。また、変圧器8のコア11の励磁は、一次巻線電流ic3と二次巻線電流ic4とによって行われるが、コア11の励磁に実質的に寄与する等価的な励磁電流IM2は、一次巻線電流ic3と二次巻線電流ic4との差分である。
また、図2から回路方程式を立てると、すなわち一次巻線電流ic3(I5)が流れる経路の電圧式と、二次巻線電流ic4(I6)が流れる経路の電圧式とから下記の式(5)が得られる。ただし、変圧器8の磁気結合度は1、一次巻線9のインダクタンスと二次巻線10のインダクタンスは共に等しくLc、両リアクトル21,22のインダクタンスは共に等しくLdとする。
Figure 2013042539
式(5)において(dic3/dt)と(dic4/dt)について解くと、下記の(6)が得られる。
Figure 2013042539
また、励磁電流IM2は、スイッチ素子12,16がオンしている期間Tonで変化するため、励磁電流IM2は式(6)に基づいて下記の式(7)で与えられる。
Figure 2013042539
ここで、変圧器8のコア11について、図7に参考例として示した構成と同条件に揃える、つまり、同じコア11に同等の磁束密度となるようにする。これはコア11の励磁電流が等しいということであり、IM1=IM2が成立する。よって前述の式(4)と上記の式(7)とから下記の式(8)が得られる。
Figure 2013042539
この式(8)より、LaとLcとの関係は下記の式(9)で与えられる。
Figure 2013042539
式(9)はこの実施の形態1による変圧器8の一次巻線9と二次巻線10のインダクタンスLcが、図7に参考例として示した構成の場合の一次巻線9と二次巻線10のインダクタンスLaと比較して小さくなること、すなわちLc<Laとなることを示している。これにより、変圧器8を小型化できるという効果が得られる。
また、リアクトル電流について、図7に参考例として示した構成の場合のリアクトル7を流れるリアクトル電流をisとすれば、この実施の形態1のリアクトル電流ic3,ic4との関係はis=ic3+ic4であるから、各リアクトル21,22における銅損などによる発熱は図7の参考例の構成の場合と比較して小さくすることができる。これにより、小さい熱源を分散して配置することが可能となるため、図7に参考例として示した構成よりも冷却構造を簡略化できるとともに、低コスト化、小型化が図れるという効果が得られる。
このように、この実施の形態1の電圧変換回路は、リアクトル21,22を分割し変圧器8と組み合わせて配置することで、変圧器8の小型化が図れるとともに、リアクトル21,22の効率的な配置や冷却構造の簡略化、低コスト化、小型化を実現することが可能となる。
また、この実施の形態1では、前述のように、各リアクトル21,22は変圧器8の一次巻線9と二次巻線10の接続端子28,29を介して接続されていて、各リアクトル21,22は、変圧器8の一次巻線9や二次巻線10の巻線の一部として共用されたものではなく、変圧器8の巻線9,10とは物理的および作用的に分割されて独立した構成となっている。このような構成であると、巻線の電流特性に最適な巻線の構造を各リアクトル21,22と変圧器8とで各々選択することが可能となるため、電流の周波数が高くなる一次巻線9と二次巻線10には、特に素線の集合で構成される巻線、例えばリッツ線などを適用してインピーダンスを小さくすることで、変圧器8における発熱を低減することが可能になるといった利点が得られる。
なお、このように変圧器8とは独立した各リアトクル21,22を変圧器8の各接続端子28,29に別個に接続した構成のものに限らず、変圧器8の一次巻線9や二次巻線10の各端部をコア11の外部に引き出してそれぞれ巻線を形成することで各接続端子28,29を設けることなく各リアクトル21,22を構成することも可能である。
なお、この発明は、上記の図1に示した実施の形態1の回路構成に限定されるものではなく、例えば図4に示すように、変圧器8の一次巻線9と両スイッチ素子12,14の共通接続点41との間にリアクトル21を配置したり、あるいは、図示しないが、変圧器8の二次巻線10と両スイッチ素子16,18の共通接続点42との間にリアクトル22を配置しても、同様の効果が得られる。
実施の形態2.
図5は、この実施の形態2における電圧変換回路の構成を示す回路図であり、図1に示した実施の形態1と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
機器を製造する場合、製造や組み立ての易さは重要な要素である。これは部品コストや生産効率に直結し、常に改善が求められている。そこで、この実施の形態2では、リアクトル21,22と変圧器8の配置関係や変圧器8の一次巻線9および二次巻線10の巻線構造について考慮を払うことで、製造や組み立ての易さを改善した構成について説明する。
この実施の形態2の特徴は、変圧器8の一次巻線9と二次巻線10の各第1端が共通化されて一つの接続端子31として低電圧端子2に接続され、一次巻線9の第2端の接続端子32と両スイッチ素子12,14の共通接続点41との間にリアクトル21が配置、接続されるとともに、二次巻線10の第2端の接続端子33と両スイッチ素子16,18の共通接続点42との間にリアクトル22が配置、接続されていることである。
その他の構成は、図1に示した実施の形態1の場合と同様である。
このような配置構成とした場合の変圧器8の構造を図6に示す。
この変圧器8は、トロイダル状のコア11に巻線34が巻回されており、巻線34の中間にはタップ30を介してワイヤ35の一端が接続され、ワイヤ35の他端が低電圧端子2に対する接続端子31として設けられている。また、巻線34の末端はそれぞれ一次巻線9側の接続端子32と二次巻線10側の接続端子33として設けられている。
この場合、図5に示した回路図との対応については、図6の一方の接続端子32から中間のタップ30までの巻線34の部分が図5の一次巻線9となり、また、他方の接続端子33から中間のタップ30までの巻線34の部分が図5の二次巻線10となる。そして、接続端子31は図5の低電圧端子2に接続され、一次巻線9側の接続端子32は第1のリアクトル21の第1端に接続され、二次巻線10側の接続端子33は第2のリアクトル22の第1端に接続される。
この実施の形態2の構成を採用すれば、変圧器8のコア11に巻線34を巻装するだけで一次巻線9と二次巻線10とを一体化して構成することが可能となるため、配線接続点を削減でき、組み立て工程を簡素化して生産効率を向上させる効果が得られる。また、変圧器8の一次巻線9と二次巻線10とを一工程で形成することが可能となるため、製造コストを削減できる効果も得られる。なお、電圧変換回路としての動作や付随する効果などは、全て実施の形態1と同様である。
なお、この実施の形態2における変圧器8のコア11の形状は、上記トロイダルに限定されるものではなく、動作上で同じ機能を有するコアであれば、あらゆる形状に適用可能であることは言うまでもない。
なお、上記実施の形態1、2において、電圧変換回路のスイッチ素子12,14,16,18としてIGBTを用いて説明したが、これに限定するものではなく、例えばMOSFETを用いてもよい。また、スイッチ素子、ダイオードとして珪素によって形成されるもののほか、珪素に比べてバンドギャップが大きいワイドバンドギャップ半導体によって形成することができる。この場合のワイドバンドギャップ半導体の素材としては、例えば、炭化珪素、窒化ガリウム系材料又はダイヤモンドで構成することができる。
このようなワイドバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチ素子やダイオード素子は、耐電圧性が高く、許容電流密度も高いため、スイッチ素子やダイオードの小型化が可能であり、これら小型化されたスイッチ素子やダイオードを用いることにより、これらの素子を組み込んだ半導体モジュールの小型化が可能となる。
また、上記の各実施の形態1、2では、低電圧端子2と基準端子4との間に直流電源が接続されて昇圧動作を行う場合を例にとって説明したが、降圧動作については、高電圧端子3と基準端子4との間に直流電源が接続され、制御部から与えられるゲート信号によって、スイッチ素子12,16が共にオフされた状態で、スイッチ素子14,18が時分割で交互にオン/オフ制御されることにより、低電圧端子2に降圧された安定化された直流電圧Viが得られる。
さらに、この発明は上記の実施の形態1、2の構成のみに限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態1、2を自由に組み合わせたり、各実施の形態1、2の構成を適宜変更したり、省略したりすることが可能である。
この発明における電圧変換回路は、低電圧端子と高電圧端子と基準端子とを有し、上記低電圧端子と上記基準端子との間の直流電圧と、上記高電圧端子と上記基準端子との間の直流電圧との電圧変換を行うものであって、
コアを介して一次巻線と二次巻線が磁気的に結合して1対1の巻数比で逆巻きされた磁気相殺型の変圧器と、
上記変圧器の上記一次巻線に接続されて当該一次巻線の巻線としては共用されないエネルギ蓄積用の第1のリアクトルと、
上記変圧器の上記二次巻線に接続されて当該二次巻線の巻線としては共用されないエネルギ蓄積用の第2のリアクトルと、
上記一次巻線から上記基準端子への通電を制御する第1のスイッチ素子と、
上記一次巻線から上記高電圧端子への通電を制御する第2のスイッチ素子と、
上記二次巻線から上記基準端子への通電を制御する第3のスイッチ素子と、
上記二次巻線から上記高電圧端子への通電を制御する第4のスイッチ素子と、を備え、
上記第1のリアクトルと上記第2のリアクトルの少なくとも一方は、上記変圧器の上記高電圧端子の近接側に設けられている。

Claims (10)

  1. 低電圧端子と高電圧端子と基準端子とを有し、上記低電圧端子と上記基準端子との間の直流電圧と、上記高電圧端子と上記基準端子との間の直流電圧との電圧変換を行う電圧変換回路であって、
    コアを介して一次巻線と二次巻線が磁気的に結合して1対1の巻数比で逆巻きされた磁気相殺型の変圧器と、
    上記変圧器の上記一次巻線の一端に接続されて当該一次巻線の巻線としては共用されないエネルギ蓄積用の第1のリアクトルと、
    上記変圧器の上記二次巻線の一端に接続されて当該二次巻線の巻線としては共用されないエネルギ蓄積用の第2のリアクトルと、
    上記一次巻線から上記基準端子への通電を制御する第1のスイッチ素子と、
    上記一次巻線から上記高電圧端子への通電を制御する第2のスイッチ素子と、
    上記二次巻線から上記基準端子への通電を制御する第3のスイッチ素子と、
    上記二次巻線から上記高電圧端子への通電を制御する第4のスイッチ素子と、
    を備える電圧変換回路。
  2. 上記第1のリアクトルは、第1端が上記低電圧端子に接続され、第2端が上記一次巻線に接続されている請求項1に記載の電圧変換回路。
  3. 上記第1のリアクトルは、第1端が上記一次巻線に接続され、第2端が上記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子との共通接続点に接続されている請求項1に記載の電圧変換回路。
  4. 上記第2のリアクトルは、第1端が上記低電圧端子に接続され、第2端が上記二次巻線に接続されている請求項1に記載の電圧変換回路。
  5. 上記第2のリアクトルは、第1端が上記二次巻線に接続され、第2端が上記第3のスイッチ素子と第4のスイッチ素子との共通接続点に接続されている請求項1に記載の電圧変換回路。
  6. 上記第1のリアクトルと上記第2のリアクトルの各第1端が共に上記低電圧端子に接続され、かつ、上記第1のリアクトルの第2端と上記第1スイッチ素子と第2スイッチ素子との共通接続点との間に上記一次巻線が配置接続されるとともに、上記第2のリアクトルの第2端と上記第3スイッチ素子と第4スイッチ素子との共通接続点との間に上記二次巻線が配置接続されている請求項1に記載の電圧変換回路。
  7. 上記一次巻線と上記二次巻線の各第1端が共に上記低電圧端子に接続され、かつ、上記一次巻線の第2端と上記第1スイッチ素子と第2スイッチ素子との共通接続点との間に上記第1のリアクトルが配置接続されるとともに、上記二次巻線の第2端と上記第3スイッチ素子と第4スイッチ素子との共通接続点との間に上記第2のリアクトルが配置接続されている請求項1に記載の電圧変換回路。
  8. 上記変圧器は、上記コアに巻回された巻線に中間タップが設けられ、上記巻線の一端から上記中間タップまでが上記一次巻線として、また上記巻線の他端から中間タップまでが上記二次巻線としてそれぞれ構成されている請求項7に記載の電圧変換回路。
  9. 上記各スイッチ素子は、ワイドバンドギャップ半導体によって形成されている請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の電圧変換回路。
  10. 上記ワイドバンドギャップ半導体は、炭化珪素、窒化ガリウム系材料又はダイヤモンドである請求項9に記載の電圧変換回路。
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