JPWO2013018127A1 - 検出装置および検出装置を備えた自転車 - Google Patents
検出装置および検出装置を備えた自転車 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2013018127A1 JPWO2013018127A1 JP2011548222A JP2011548222A JPWO2013018127A1 JP WO2013018127 A1 JPWO2013018127 A1 JP WO2013018127A1 JP 2011548222 A JP2011548222 A JP 2011548222A JP 2011548222 A JP2011548222 A JP 2011548222A JP WO2013018127 A1 JPWO2013018127 A1 JP WO2013018127A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection
- detection unit
- unit
- guide
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P1/00—Details of instruments
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J45/00—Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
- B62J45/40—Sensor arrangements; Mounting thereof
- B62J45/41—Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by the type of sensor
- B62J45/413—Rotation sensors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J45/00—Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
- B62J45/40—Sensor arrangements; Mounting thereof
- B62J45/42—Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by mounting
- B62J45/423—Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by mounting on or besides the wheel
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C22/00—Measuring distance traversed on the ground by vehicles, persons, animals or other moving solid bodies, e.g. using odometers, using pedometers
- G01C22/002—Measuring distance traversed on the ground by vehicles, persons, animals or other moving solid bodies, e.g. using odometers, using pedometers for cycles
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P1/00—Details of instruments
- G01P1/02—Housings
- G01P1/026—Housings for speed measuring devices, e.g. pulse generator
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/487—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by rotating magnets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J50/00—Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
- B62J50/20—Information-providing devices
- B62J50/21—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger
- B62J50/22—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger electronic, e.g. displays
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
自転車1の車輪4の回転を検出する検出装置20であって、車輪4に可動側検出体22が設けられ、チェーンステー13に固定側検出体23が設けられ、固定側検出体23は、チェーンステー13に取付けられる取付部29と、固定側検出体23を横切る可動側検出体22を検出する検出部30と、検出部30を支持する支持部31とを有し、検出部30は、取付部29と検出部30との距離Dが拡縮する第1の方向Aへ移動自在であり、検出部30を支持部31に固定する固定部材38が備えられている。
Description
本発明は、例えば速度を検出するのに用いられる検出装置および検出装置を備えた自転車に関する。
従来、例えば自転車の走行速度を検出する検出装置として、図13に示すように、前車輪81の回転を検出し、これに基いて自転車の走行速度を検出するものがある。すなわち、自転車の前車輪81のスポーク88に磁石82が取り付けられ、自転車のフロントフォーク83にセンサー84が取り付けられている。センサー84は、フロントフォーク83に取り付けられるゴムパッド85と、磁石82の磁気を検知するセンサー本体86とを有している。
センサー本体86は、ゴムパッド85に嵌合され、一方向89へ回動自在に設けられている。また、ゴムパッド85とセンサー本体86とはバンド87によりフロントフォーク83に結束されている。
これによると、前車輪81が回転し、磁石82がセンサー本体86に接近してセンサー本体86を横切る度に、センサー本体86が磁石82の磁気を検知して検出信号を発信し、単位時間当りの検出信号の数に基いて自転車の走行速度が検出される。
上記のような検出装置については、例えば下記特許文献1の日本国公開特許公報に記載されている。
上記の従来形式において、センサー本体86は、センサー本体86と磁石82との間隔Wが正規の間隔よりも広くなると感度が低下するため、センサー本体86と磁石82との間隔Wが正規の間隔に保たれるように、磁石82に対するセンサー本体86の位置を正確に調整する必要がある。
この際、センサー本体86をゴムパッド85に対して一方向89へ回動することにより、センサー本体86の向きを調整することは可能であるが、磁石82に対するセンサー本体86(検出部)の取付位置を正確且つ容易に調整することは困難であるといった問題がある。
本発明は、検出部の取付位置を正確且つ容易に調整することが可能な検出装置および検出装置を備えた自転車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、自転車の車輪の回転を検出する検出装置であって、
車輪に可動側検出体が設けられ、
フレームに固定側検出体が設けられ、
固定側検出体は、フレームに取り付けられる取付部と、車輪が回転した際に固定側検出体を横切る可動側検出体を検出する検出部と、検出部を支持する支持部とを有し、
検出部は、支持部に対して、取付部と検出部との距離が拡縮する第1の方向へ移動自在であり、
検出部を支持部に固定する固定部材が備えられているものである。
車輪に可動側検出体が設けられ、
フレームに固定側検出体が設けられ、
固定側検出体は、フレームに取り付けられる取付部と、車輪が回転した際に固定側検出体を横切る可動側検出体を検出する検出部と、検出部を支持する支持部とを有し、
検出部は、支持部に対して、取付部と検出部との距離が拡縮する第1の方向へ移動自在であり、
検出部を支持部に固定する固定部材が備えられているものである。
これによると、固定側検出体の取付部をフレームに取付け、検出部を第1の方向へ移動させることにより、検出部の取付位置を正確且つ容易に調整することができる。このようにして検出部の取付位置を調整した後、固定部材により検出部を支持部に固定することで、検出部と可動側検出体との間隔が正規の間隔に保たれる。
車輪が回転すると、可動側検出体が固定側検出体を横切り、この際、固定側検出体の検出部が可動側検出体を検出し、車輪の回転が検出される。
本第2発明における検出装置は、検出部は、支持部に対して、第1の方向とは別の第2の方向へ回動自在であるものである。
これによると、検出部を第2の方向へ回動させることにより、可動側検出体に対する検出部の向きを容易に調整することができる。これにより、感度の低下を防止することができる。
本第3発明における検出装置は、固定部材は検出部と支持部とを連結し、
検出部は、固定部材を中心にして、第2の方向へ回動自在であるものである。
検出部は、固定部材を中心にして、第2の方向へ回動自在であるものである。
これによると、検出部は、固定部材によって、支持部に連結されると共に固定される。
本第4発明における検出装置は、検出部を第1の方向へ案内するとともに検出部の回動を一定範囲に制限する案内装置が備えられているものである。
これによると、検出部を第1の方向へ移動させる際、検出部は案内装置により第1の方向へ案内される。このため、検出部の第1の方向への移動が円滑に行える。また、検出部の回動が案内装置により一定範囲に制限(限定)されるため、固定部材により検出部を支持部に固定する際、検出部が一定範囲を超えて回動することはない。これにより、固定部材で検出部を固定する際の作業が容易になる。
本第5発明における検出装置は、案内装置は、支持部と検出部とのいずれか一方に設けられた一対の案内面と、他方に設けられ且つ両案内面間に挿入された案内突部とを有しており、
両案内面は、第1の方向に沿って形成され、第2の方向において対向しているものである。
両案内面は、第1の方向に沿って形成され、第2の方向において対向しているものである。
これによると、検出部を第1の方向へ移動させる際、案内突部が両案内面に案内されることで、検出部は確実に第1の方向へ移動する。
本第6発明における検出装置は、取付部と検出部との距離が最大距離になる制限解除位置まで検出部が第1の方向へ移動した場合、案内突部が両案内面間から脱抜されて、案内装置による検出部の回動範囲の制限が解除されるものである。
本第7発明は、上記第1発明から第6発明のいずれか1項に記載の検出装置を備えた自転車であって、
可動側検出体は車輪のスポークに取り付けられているものである。
可動側検出体は車輪のスポークに取り付けられているものである。
これによると、検出装置により車輪の回転が検出され、これに基いて、例えば、自転車の走行速度や走行距離等を求めることができる。
以上のように本発明によると、検出部の取付位置を正確且つ容易に調整することが可能であるため、検出部と可動側検出体との間隔を正規の間隔に保つことができる。これにより、検出感度の低下等を防止することができる。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、1は自転車であり、フレーム2と前車輪3と後車輪4とハンドル5とサドル6とペダル7等を有している。フレーム2は前ホーク8と上パイプ9と下パイプ10と立パイプ11とバックホーク12とチェーンステー13とを有している。
自転車1には、後車輪4の回転を検出し、この検出値に基いて走行速度を求める速度検出装置20(検出装置の一例)と、検出された走行速度を表示する表示装置21とが備えられている。
図1〜図5に示すように、速度検出装置20は、後車輪4のスポーク15に設けられた可動側検出体22と、フレーム2のチェーンステー13に設けられた固定側検出体23とを有している。可動側検出体22は、スポーク15に取り付けられる取付部材25と、取付部材25に設けられた磁石26とを有している。
固定側検出体23は、チェーンステー13に取り付けられる台座部29(取付部の一例)と、後車輪4が回転した際に固定側検出体23を上下方向Gに横切る磁石26の磁気を検出する検出部30と、検出部30を支持する支持部31とを有している。検出部30は、支持部31に対して、台座部29と検出部30との距離Dが拡縮する第1の方向Aへ移動自在であり、且つ、第1の方向Aとは別の第2の方向Bへ回動自在である。
尚、この場合、第1の方向Aは自転車1の左右方向に相当し、第2の方向Bは前後方向に相当する。また、検出部30は移動経路32上を一直線状に第1の方向Aへ移動可能である。
台座部29は、チェーンステー13に当接可能な円弧状の取付面33を有している。また、支持部31は台座部29に設けられ、支持部31には、第1の方向Aに長い長孔36(図9参照)が形成されている。
検出部30は、固定部材38によって、支持部31に連結され固定されている。図6に示すように、検出部30は、ケーシング39と、ケーシング39内に設けられた磁気検知素子40ならびに基板41とを有している。ケーシング39には貫通孔42が形成されている。また、磁気検知素子40にはリードスイッチが用いられ、磁石26が横切る度に信号を発信するものである。磁気検知素子40は基板41にはんだ付けされている。
ケーシング39は、一端に開口部39aを形成したケーシング本体39bと、ケーシング本体39bの一端に嵌め込まれて開口部39aを閉じる蓋39cとを有している。基板41には送信用のケーブル43の一端が接続されている。蓋39cには、ケーブル43を通す挿通孔44と、空気抜き用の孔45とが形成されている。尚、図2に示すように、挿通孔44は台座部29の側へ斜めに向いて形成されている。また、図6に示すように、ケーシング39の内部にはエポキシ樹脂47が充填されている。
図3,図4,図7,図8に示すように、固定部材38は六角穴付きねじ48とナット49とを有している。ねじ48は、第1の方向Aに直交する方向から検出部30の貫通孔42と支持部31の長孔36とに挿通され、ナット49に螺合している。ナット49は、支持部31に形成された凹部50に、回り止めされた状態で嵌め込まれている。凹部50は、長孔36に連通しており、検出部30に隣接する表面とは反対側の裏面に開口している。図2の仮想線および図4の仮想線で示すように、検出部30は、ねじ48を中心にして、第2の方向Bに回動自在である。ねじ48をナット49に締め込むことにより、検出部30が第1の方向Aと第2の方向Bとにおいて固定される。
また、図7に示すように、ねじ48の頭部と検出部30のケーシング本体39bとの間には、平座金51とばね座金52とが設けられている。
図2,図4,図8〜図11に示すように、固定側検出体23は、検出部30を第1の方向Aへ案内するとともに検出部30の回動を一定範囲C内に制限する案内装置54を有している。案内装置54は、支持部31に設けられた一対の案内面55a,55bと、検出部30に設けられた案内突部56とを有している。両案内面55a,55bは、検出部30に隣接する表側に形成されており、第1の方向Aに沿って互いに平行であり、第2の方向Bにおいて対向している。長孔36は両案内面55間に開口している。
案内突部56は両案内面55a,55b間に挿入されており、図8に示すように、両案内面55a,55bの間隔Eは案内突部56の幅Fよりも僅かに広くなるように設定されている。案内突部56が一方の案内面55aに当接する位置(図9の仮想線参照)と他方の案内面55bに当接する位置(図8,図9の実線参照)との間で検出部30の回動が許容される。
支持部31の先端部には、両案内面55a,55bから開放される開放部57が形成されている。図9の仮想線および図12で示すように、台座部29と検出部30との距離Dが最大距離になる制限解除位置Pまで検出部30が第1の方向Aへ移動した場合、案内突部56が開放部57から両案内面55a,55b間の外部へ脱抜され、案内装置54による検出部30の回動範囲の制限が解除される。
支持部31の基端部には複数の取付用孔34が形成され、図2,図5に示すように、これら取付用孔34には結束用のバンド59(装着部材の一例)が挿通され、バンド59をチェーンステー13に巻き付けて結束することにより、台座部29がチェーンステー13に取り付けられる。
図1に示すように、表示装置21は、ハンドル5に取り付けられており、液晶表示画面を有している。
以下、上記構成における作用を説明する。
図2,図5に示すように、可動側検出体22を後車輪4のスポーク15に取付ける。また、可動側検出体22の取付位置にあわせて、固定側検出体23の台座部29の取付面33をチェーンステー13の表面に当接させ、バンド59を取付用孔34に挿通してチェーンステー13に巻き付けて結束することにより、固定側検出体23がチェーンステー13に取付けられる。
その後、ねじ48を回して緩めることにより、検出部30の固定が解除され、検出部30が第1の方向Aへ移動可能になると共に第2の方向Bへ回動可能となる。検出部30を第1の方向Aへ移動させることにより、可動側検出体22に対する検出部30の取付位置を正確且つ容易に調整することができる。さらに、ねじ48を中心にして検出部30を第2の方向Bへ回動させることにより、可動側検出体22に対する検出部30の向きを正確且つ容易に調整することができる。
このようにして検出部30の取付位置および向きを調整した後、ねじ48を回してナット49に締め込むことにより、検出部30が支持部31に固定され、検出部30と可動側検出体22の磁石26との間隔Wが正規の間隔に保たれると共に、検出部30の向きが磁石26に対して正規の向きに定められる。これにより、速度検出装置20の感度の低下を防止することができる。
上記のように検出部30を第1の方向Aへ移動させる際、案内突部56が両案内面55a,55bに案内されながら第1の方向Aへ移動するため、検出部30の第1の方向Aへの移動が円滑且つ確実に行える。
また、検出部30を第2の方向Bへ回動させる際、図2,図9に示すように、検出部30の回動は、案内突部56が一方の案内面55aに当接する位置Paと案内突部56が他方の案内面55bに当接する位置Pbとで限定される一定範囲C内に制限される。これにより、ねじ48を回してナット49に締め込み、検出部30を支持部31に固定する際、検出部30が一定範囲Cを超えて回動することはない。これにより、ねじ48を回して検出部30を固定する際の作業が容易になる。
また、図2に示すように、検出部30はねじ48によって支持部31に連結されると共に固定されるため、検出部30を支持部31に連結するための部品と検出部30の取付位置を固定するための部品の個数が削減される。
また、検出部30のケーシング39の挿通孔44は台座部29の側へ斜めに向いて形成されているため、挿通孔44からケーシング39の外部に引き出されたケーブル43を、無理に曲げることなく、容易にチェーンステー13の表面に添わすことができる。これにより、結束用のバンド60等を用いて、ケーブル43をチェーンステー13に容易に取り付けることができる。
また、ねじ48を緩め、図9の仮想線および図12に示すように、検出部30を制限解除位置Pまで移動させて、台座部29と検出部30との距離Dを最大距離にした場合、案内突部56が開放部57から両案内面55a,55b間の外部へ脱抜され、案内装置54による検出部30の回動範囲の制限が解除される。これにより、図12の仮想線で示すように、制限解除位置Pにおいて、ねじ48を中心にして、検出部30を一定範囲Cよりも広範囲で自由に回動させることが可能となる。
図1に示すように、自転車1で走行している際、後車輪4が回転することにより、図2,図5に示すように、可動側検出体22が固定側検出体23の側方を上下方向Gに横切り、このとき、固定側検出体23の検出部30が可動側検出体22の磁石26の磁気を検知して信号を発信する。これにより、後車輪4の回転が検出され、これに基いて自転車1の走行速度が算出され、算出された走行速度が表示装置21の液晶表示画面に表示される。
また、速度検出装置20の検出部30を製作する際、図6に示すように、ケーブル43を蓋39cの挿通孔44に挿通し、ケーブル43の一端を基板41に接続した状態で、基板41と磁気検知素子40とを開口部39aからケーシング本体39bの内部に設ける。次に、液状のエポキシ樹脂47を開口部39aからケーシング本体39bの内部に注入し、ケーシング本体39bの開口部39aに蓋39cを嵌め込んで、開口部39aを閉じることにより、ケーシング39が組み立てられる。
この際、ケーシング39内の空気は孔45から外部へ排出される。その後、エポキシ樹脂47が冷やされて固化することにより、検出部30が製作される。
上記実施の形態では、図1に示すように、可動側検出体22を後車輪4のスポーク15に設け、固定側検出体23をチェーンステー13に設けて、後車輪4の回転を検出しているが、可動側検出体22を前車輪3のスポーク15に設け、固定側検出体23をフレーム2の前ホーク8に設けて、前車輪3の回転を検出してもよい。
上記実施の形態では、検出装置20で後車輪4の回転を検出し、この検出に基いて自転車1の走行速度を求めているが、走行速度に限定されるものではなく、例えば、検出された後車輪4の回転に基いて、自転車1の走行距離を求めてもよい。
上記実施の形態では、図8に示すように、案内面55a,55bを支持部31に設け、案内突部56を検出部30に設けているが、案内面55a,55bを検出部30に設け、案内突部56を支持部31に設けてもよい。
上記実施の形態では、検出装置20を自転車1に設けているが、検出装置20を電動式自転車に設けてもよい。
本発明は、例えば速度を検出するのに用いられる検出装置および検出装置を備えた自転車に関する。
従来、例えば自転車の走行速度を検出する検出装置として、図13に示すように、前車輪81の回転を検出し、これに基いて自転車の走行速度を検出するものがある。すなわち、自転車の前車輪81のスポーク88に磁石82が取り付けられ、自転車のフロントフォーク83にセンサー84が取り付けられている。センサー84は、フロントフォーク83に取り付けられるゴムパッド85と、磁石82の磁気を検知するセンサー本体86とを有している。
センサー本体86は、ゴムパッド85に嵌合され、一方向89へ回動自在に設けられている。また、ゴムパッド85とセンサー本体86とはバンド87によりフロントフォーク83に結束されている。
これによると、前車輪81が回転し、磁石82がセンサー本体86に接近してセンサー本体86を横切る度に、センサー本体86が磁石82の磁気を検知して検出信号を発信し、単位時間当りの検出信号の数に基いて自転車の走行速度が検出される。
上記のような検出装置については、例えば下記特許文献1の日本国公開特許公報に記載されている。
上記のような検出装置については、例えば下記特許文献1の日本国公開特許公報に記載されている。
上記の従来形式において、センサー本体86は、センサー本体86と磁石82との間隔Wが正規の間隔よりも広くなると感度が低下するため、センサー本体86と磁石82との間隔Wが正規の間隔に保たれるように、磁石82に対するセンサー本体86の位置を正確に調整する必要がある。
この際、センサー本体86をゴムパッド85に対して一方向89へ回動することにより、センサー本体86の向きを調整することは可能であるが、磁石82に対するセンサー本体86(検出部)の取付位置を正確且つ容易に調整することは困難であるといった問題がある。
本発明は、検出部の取付位置を正確且つ容易に調整することが可能な検出装置および検出装置を備えた自転車を提供することを目的とする。
本発明は、検出部の取付位置を正確且つ容易に調整することが可能な検出装置および検出装置を備えた自転車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、自転車の車輪の回転を検出する検出装置であって、
車輪に可動側検出体が設けられ、
フレームに固定側検出体が設けられ、
固定側検出体は、フレームに取り付けられる取付部と、車輪が回転した際に固定側検出体を横切る可動側検出体を検出する検出部と、検出部を支持する支持部とを有し、
検出部は、支持部に対して、取付部と検出部との距離が拡縮する第1の方向へ移動自在であるとともに、第1の方向とは別の第2の方向へ回動自在であり、
検出部を支持部に固定する固定部材が備えられているものである。
車輪に可動側検出体が設けられ、
フレームに固定側検出体が設けられ、
固定側検出体は、フレームに取り付けられる取付部と、車輪が回転した際に固定側検出体を横切る可動側検出体を検出する検出部と、検出部を支持する支持部とを有し、
検出部は、支持部に対して、取付部と検出部との距離が拡縮する第1の方向へ移動自在であるとともに、第1の方向とは別の第2の方向へ回動自在であり、
検出部を支持部に固定する固定部材が備えられているものである。
これによると、固定側検出体の取付部をフレームに取付け、検出部を第1の方向へ移動させることにより、検出部の取付位置を正確且つ容易に調整することができる。このようにして検出部の取付位置を調整した後、固定部材により検出部を支持部に固定することで、検出部と可動側検出体との間隔が正規の間隔に保たれる。
また、検出部を第2の方向へ回動させることにより、可動側検出体に対する検出部の向きを容易に調整することができ、これにより、感度の低下を防止することができる。
車輪が回転すると、可動側検出体が固定側検出体を横切り、この際、固定側検出体の検出部が可動側検出体を検出し、車輪の回転が検出される。
また、検出部を第2の方向へ回動させることにより、可動側検出体に対する検出部の向きを容易に調整することができ、これにより、感度の低下を防止することができる。
車輪が回転すると、可動側検出体が固定側検出体を横切り、この際、固定側検出体の検出部が可動側検出体を検出し、車輪の回転が検出される。
本第2発明における検出装置は、固定部材は検出部と支持部とを連結し、
検出部は、固定部材を中心にして、第2の方向へ回動自在であるものである。
これによると、検出部は、固定部材によって、支持部に連結されると共に固定される。
検出部は、固定部材を中心にして、第2の方向へ回動自在であるものである。
これによると、検出部は、固定部材によって、支持部に連結されると共に固定される。
本第3発明における検出装置は、検出部を第1の方向へ案内するとともに検出部の回動を一定範囲に制限する案内装置が備えられているものである。
これによると、検出部を第1の方向へ移動させる際、検出部は案内装置により第1の方向へ案内される。このため、検出部の第1の方向への移動が円滑に行える。また、検出部の回動が案内装置により一定範囲に制限(限定)されるため、固定部材により検出部を支持部に固定する際、検出部が一定範囲を超えて回動することはない。これにより、固定部材で検出部を固定する際の作業が容易になる。
これによると、検出部を第1の方向へ移動させる際、検出部は案内装置により第1の方向へ案内される。このため、検出部の第1の方向への移動が円滑に行える。また、検出部の回動が案内装置により一定範囲に制限(限定)されるため、固定部材により検出部を支持部に固定する際、検出部が一定範囲を超えて回動することはない。これにより、固定部材で検出部を固定する際の作業が容易になる。
本第4発明における検出装置は、案内装置は、支持部と検出部とのいずれか一方に設けられた一対の案内面と、他方に設けられ且つ両案内面間に挿入された案内突部とを有しており、
両案内面は、第1の方向に沿って形成され、第2の方向において対向しているものである。
これによると、検出部を第1の方向へ移動させる際、案内突部が両案内面に案内されることで、検出部は確実に第1の方向へ移動する。
両案内面は、第1の方向に沿って形成され、第2の方向において対向しているものである。
これによると、検出部を第1の方向へ移動させる際、案内突部が両案内面に案内されることで、検出部は確実に第1の方向へ移動する。
本第5発明における検出装置は、取付部と検出部との距離が最大距離になる制限解除位置まで検出部が第1の方向へ移動した場合、案内突部が両案内面間から脱抜されて、案内装置による検出部の回動範囲の制限が解除されるものである。
本第6発明は、上記第1発明から第5発明のいずれか1項に記載の検出装置を備えた自転車であって、
可動側検出体は車輪のスポークに取り付けられているものである。
これによると、検出装置により車輪の回転が検出され、これに基いて、例えば、自転車の走行速度や走行距離等を求めることができる。
可動側検出体は車輪のスポークに取り付けられているものである。
これによると、検出装置により車輪の回転が検出され、これに基いて、例えば、自転車の走行速度や走行距離等を求めることができる。
以上のように本発明によると、検出部の取付位置を正確且つ容易に調整することが可能であるため、検出部と可動側検出体との間隔を正規の間隔に保つことができる。これにより、検出感度の低下等を防止することができる。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、1は自転車であり、フレーム2と前車輪3と後車輪4とハンドル5とサドル6とペダル7等を有している。フレーム2は前ホーク8と上パイプ9と下パイプ10と立パイプ11とバックホーク12とチェーンステー13とを有している。
自転車1には、後車輪4の回転を検出し、この検出値に基いて走行速度を求める速度検出装置20(検出装置の一例)と、検出された走行速度を表示する表示装置21とが備えられている。
図1〜図5に示すように、速度検出装置20は、後車輪4のスポーク15に設けられた可動側検出体22と、フレーム2のチェーンステー13に設けられた固定側検出体23とを有している。可動側検出体22は、スポーク15に取り付けられる取付部材25と、取付部材25に設けられた磁石26とを有している。
固定側検出体23は、チェーンステー13に取り付けられる台座部29(取付部の一例)と、後車輪4が回転した際に固定側検出体23を上下方向Gに横切る磁石26の磁気を検出する検出部30と、検出部30を支持する支持部31とを有している。検出部30は、支持部31に対して、台座部29と検出部30との距離Dが拡縮する第1の方向Aへ移動自在であり、且つ、第1の方向Aとは別の第2の方向Bへ回動自在である。
尚、この場合、第1の方向Aは自転車1の左右方向に相当し、第2の方向Bは前後方向に相当する。また、検出部30は移動経路32上を一直線状に第1の方向Aへ移動可能である。
台座部29は、チェーンステー13に当接可能な円弧状の取付面33を有している。また、支持部31は台座部29に設けられ、支持部31には、第1の方向Aに長い長孔36(図9参照)が形成されている。
検出部30は、固定部材38によって、支持部31に連結され固定されている。図6に示すように、検出部30は、ケーシング39と、ケーシング39内に設けられた磁気検知素子40ならびに基板41とを有している。ケーシング39には貫通孔42が形成されている。また、磁気検知素子40にはリードスイッチが用いられ、磁石26が横切る度に信号を発信するものである。磁気検知素子40は基板41にはんだ付けされている。
ケーシング39は、一端に開口部39aを形成したケーシング本体39bと、ケーシング本体39bの一端に嵌め込まれて開口部39aを閉じる蓋39cとを有している。基板41には送信用のケーブル43の一端が接続されている。蓋39cには、ケーブル43を通す挿通孔44と、空気抜き用の孔45とが形成されている。尚、図2に示すように、挿通孔44は台座部29の側へ斜めに向いて形成されている。また、図6に示すように、ケーシング39の内部にはエポキシ樹脂47が充填されている。
図3,図4,図7,図8に示すように、固定部材38は六角穴付きねじ48とナット49とを有している。ねじ48は、第1の方向Aに直交する方向から検出部30の貫通孔42と支持部31の長孔36とに挿通され、ナット49に螺合している。ナット49は、支持部31に形成された凹部50に、回り止めされた状態で嵌め込まれている。凹部50は、長孔36に連通しており、検出部30に隣接する表面とは反対側の裏面に開口している。図2の仮想線および図4の仮想線で示すように、検出部30は、ねじ48を中心にして、第2の方向Bに回動自在である。ねじ48をナット49に締め込むことにより、検出部30が第1の方向Aと第2の方向Bとにおいて固定される。
また、図7に示すように、ねじ48の頭部と検出部30のケーシング本体39bとの間には、平座金51とばね座金52とが設けられている。
また、図7に示すように、ねじ48の頭部と検出部30のケーシング本体39bとの間には、平座金51とばね座金52とが設けられている。
図2,図4,図8〜図11に示すように、固定側検出体23は、検出部30を第1の方向Aへ案内するとともに検出部30の回動を一定範囲C内に制限する案内装置54を有している。案内装置54は、支持部31に設けられた一対の案内面55a,55bと、検出部30に設けられた案内突部56とを有している。両案内面55a,55bは、検出部30に隣接する表側に形成されており、第1の方向Aに沿って互いに平行であり、第2の方向Bにおいて対向している。長孔36は両案内面55間に開口している。
案内突部56は両案内面55a,55b間に挿入されており、図8に示すように、両案内面55a,55bの間隔Eは案内突部56の幅Fよりも僅かに広くなるように設定されている。案内突部56が一方の案内面55aに当接する位置(図9の仮想線参照)と他方の案内面55bに当接する位置(図8,図9の実線参照)との間で検出部30の回動が許容される。
支持部31の先端部には、両案内面55a,55bから開放される開放部57が形成されている。図9の仮想線および図12で示すように、台座部29と検出部30との距離Dが最大距離になる制限解除位置Pまで検出部30が第1の方向Aへ移動した場合、案内突部56が開放部57から両案内面55a,55b間の外部へ脱抜され、案内装置54による検出部30の回動範囲の制限が解除される。
支持部31の基端部には複数の取付用孔34が形成され、図2,図5に示すように、これら取付用孔34には結束用のバンド59(装着部材の一例)が挿通され、バンド59をチェーンステー13に巻き付けて結束することにより、台座部29がチェーンステー13に取り付けられる。
図1に示すように、表示装置21は、ハンドル5に取り付けられており、液晶表示画面を有している。
以下、上記構成における作用を説明する。
図1に示すように、表示装置21は、ハンドル5に取り付けられており、液晶表示画面を有している。
以下、上記構成における作用を説明する。
図2,図5に示すように、可動側検出体22を後車輪4のスポーク15に取付ける。また、可動側検出体22の取付位置にあわせて、固定側検出体23の台座部29の取付面33をチェーンステー13の表面に当接させ、バンド59を取付用孔34に挿通してチェーンステー13に巻き付けて結束することにより、固定側検出体23がチェーンステー13に取付けられる。
その後、ねじ48を回して緩めることにより、検出部30の固定が解除され、検出部30が第1の方向Aへ移動可能になると共に第2の方向Bへ回動可能となる。検出部30を第1の方向Aへ移動させることにより、可動側検出体22に対する検出部30の取付位置を正確且つ容易に調整することができる。さらに、ねじ48を中心にして検出部30を第2の方向Bへ回動させることにより、可動側検出体22に対する検出部30の向きを正確且つ容易に調整することができる。
このようにして検出部30の取付位置および向きを調整した後、ねじ48を回してナット49に締め込むことにより、検出部30が支持部31に固定され、検出部30と可動側検出体22の磁石26との間隔Wが正規の間隔に保たれると共に、検出部30の向きが磁石26に対して正規の向きに定められる。これにより、速度検出装置20の感度の低下を防止することができる。
上記のように検出部30を第1の方向Aへ移動させる際、案内突部56が両案内面55a,55bに案内されながら第1の方向Aへ移動するため、検出部30の第1の方向Aへの移動が円滑且つ確実に行える。
また、検出部30を第2の方向Bへ回動させる際、図2,図9に示すように、検出部30の回動は、案内突部56が一方の案内面55aに当接する位置Paと案内突部56が他方の案内面55bに当接する位置Pbとで限定される一定範囲C内に制限される。これにより、ねじ48を回してナット49に締め込み、検出部30を支持部31に固定する際、検出部30が一定範囲Cを超えて回動することはない。これにより、ねじ48を回して検出部30を固定する際の作業が容易になる。
また、図2に示すように、検出部30はねじ48によって支持部31に連結されると共に固定されるため、検出部30を支持部31に連結するための部品と検出部30の取付位置を固定するための部品の個数が削減される。
また、検出部30のケーシング39の挿通孔44は台座部29の側へ斜めに向いて形成されているため、挿通孔44からケーシング39の外部に引き出されたケーブル43を、無理に曲げることなく、容易にチェーンステー13の表面に添わすことができる。これにより、結束用のバンド60等を用いて、ケーブル43をチェーンステー13に容易に取り付けることができる。
また、ねじ48を緩め、図9の仮想線および図12に示すように、検出部30を制限解除位置Pまで移動させて、台座部29と検出部30との距離Dを最大距離にした場合、案内突部56が開放部57から両案内面55a,55b間の外部へ脱抜され、案内装置54による検出部30の回動範囲の制限が解除される。これにより、図12の仮想線で示すように、制限解除位置Pにおいて、ねじ48を中心にして、検出部30を一定範囲Cよりも広範囲で自由に回動させることが可能となる。
図1に示すように、自転車1で走行している際、後車輪4が回転することにより、図2,図5に示すように、可動側検出体22が固定側検出体23の側方を上下方向Gに横切り、このとき、固定側検出体23の検出部30が可動側検出体22の磁石26の磁気を検知して信号を発信する。これにより、後車輪4の回転が検出され、これに基いて自転車1の走行速度が算出され、算出された走行速度が表示装置21の液晶表示画面に表示される。
また、速度検出装置20の検出部30を製作する際、図6に示すように、ケーブル43を蓋39cの挿通孔44に挿通し、ケーブル43の一端を基板41に接続した状態で、基板41と磁気検知素子40とを開口部39aからケーシング本体39bの内部に設ける。次に、液状のエポキシ樹脂47を開口部39aからケーシング本体39bの内部に注入し、ケーシング本体39bの開口部39aに蓋39cを嵌め込んで、開口部39aを閉じることにより、ケーシング39が組み立てられる。
この際、ケーシング39内の空気は孔45から外部へ排出される。その後、エポキシ樹脂47が冷やされて固化することにより、検出部30が製作される。
この際、ケーシング39内の空気は孔45から外部へ排出される。その後、エポキシ樹脂47が冷やされて固化することにより、検出部30が製作される。
上記実施の形態では、図1に示すように、可動側検出体22を後車輪4のスポーク15に設け、固定側検出体23をチェーンステー13に設けて、後車輪4の回転を検出しているが、可動側検出体22を前車輪3のスポーク15に設け、固定側検出体23をフレーム2の前ホーク8に設けて、前車輪3の回転を検出してもよい。
上記実施の形態では、検出装置20で後車輪4の回転を検出し、この検出に基いて自転車1の走行速度を求めているが、走行速度に限定されるものではなく、例えば、検出された後車輪4の回転に基いて、自転車1の走行距離を求めてもよい。
上記実施の形態では、図8に示すように、案内面55a,55bを支持部31に設け、案内突部56を検出部30に設けているが、案内面55a,55bを検出部30に設け、案内突部56を支持部31に設けてもよい。
上記実施の形態では、検出装置20を自転車1に設けているが、検出装置20を電動式自転車に設けてもよい。
上記実施の形態では、検出装置20を自転車1に設けているが、検出装置20を電動式自転車に設けてもよい。
Claims (7)
- 自転車の車輪の回転を検出する検出装置であって、
車輪に可動側検出体が設けられ、
フレームに固定側検出体が設けられ、
固定側検出体は、フレームに取り付けられる取付部と、車輪が回転した際に固定側検出体を横切る可動側検出体を検出する検出部と、検出部を支持する支持部とを有し、
検出部は、支持部に対して、取付部と検出部との距離が拡縮する第1の方向へ移動自在であり、
検出部を支持部に固定する固定部材が備えられていることを特徴とする検出装置。 - 検出部は、支持部に対して、第1の方向とは別の第2の方向へ回動自在であることを特徴とする請求項1記載の検出装置。
- 固定部材は検出部と支持部とを連結し、
検出部は、固定部材を中心にして、第2の方向へ回動自在であることを特徴とする請求項2記載の検出装置。 - 検出部を第1の方向へ案内するとともに検出部の回動を一定範囲に制限する案内装置が備えられていることを特徴とする請求項3に記載の検出装置。
- 案内装置は、支持部と検出部とのいずれか一方に設けられた一対の案内面と、他方に設けられ且つ両案内面間に挿入された案内突部とを有しており、
両案内面は、第1の方向に沿って形成され、第2の方向において対向していることを特徴とする請求項4記載の検出装置。 - 取付部と検出部との距離が最大距離になる制限解除位置まで検出部が第1の方向へ移動した場合、案内突部が両案内面間から脱抜されて、案内装置による検出部の回動範囲の制限が解除されることを特徴とする請求項5記載の検出装置。
- 上記請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の検出装置を備えた自転車であって、
可動側検出体は車輪のスポークに取り付けられていることを特徴とする自転車。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2011/004354 WO2013018127A1 (ja) | 2011-08-01 | 2011-08-01 | 検出装置および検出装置を備えた自転車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4959860B1 JP4959860B1 (ja) | 2012-06-27 |
JPWO2013018127A1 true JPWO2013018127A1 (ja) | 2015-02-23 |
Family
ID=46506042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011548222A Expired - Fee Related JP4959860B1 (ja) | 2011-08-01 | 2011-08-01 | 検出装置および検出装置を備えた自転車 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2740654B1 (ja) |
JP (1) | JP4959860B1 (ja) |
WO (1) | WO2013018127A1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3953990B2 (ja) * | 2003-08-22 | 2007-08-08 | 株式会社キャットアイ | 計測装置およびセンサ装置 |
US7360421B2 (en) * | 2005-07-01 | 2008-04-22 | Adi Weber | Detachable angular speed sensing system |
JP4914676B2 (ja) * | 2006-08-29 | 2012-04-11 | 株式会社キャットアイ | センサ装置 |
JP4909713B2 (ja) * | 2006-11-15 | 2012-04-04 | 株式会社キャットアイ | センサ装置 |
-
2011
- 2011-08-01 JP JP2011548222A patent/JP4959860B1/ja not_active Expired - Fee Related
- 2011-08-01 WO PCT/JP2011/004354 patent/WO2013018127A1/ja active Application Filing
- 2011-08-01 EP EP11870297.6A patent/EP2740654B1/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2740654B1 (en) | 2016-09-28 |
EP2740654A1 (en) | 2014-06-11 |
WO2013018127A1 (ja) | 2013-02-07 |
JP4959860B1 (ja) | 2012-06-27 |
EP2740654A4 (en) | 2014-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8059949B2 (en) | Gyro-sensor mounting structure in a camera having an image-stabilizing function | |
US20130014607A1 (en) | Bicycle shift operating device | |
JP5557153B2 (ja) | 鞍乗型車両の装備品取付装置 | |
US20140252746A1 (en) | Bicycle electronic display and shift lever mount | |
US11467011B2 (en) | Support structure for meter stay | |
JP4959860B1 (ja) | 検出装置および検出装置を備えた自転車 | |
US7427238B1 (en) | Golf club swinging guide | |
US20060272903A1 (en) | Bicycle motion sensing arrangement | |
KR20150060426A (ko) | 핸들 바의 위치를 변경할 수 있는 자전거용 스템 | |
WO2008117820A1 (ja) | シートベルト装置 | |
JP4909713B2 (ja) | センサ装置 | |
CA2599110C (en) | Sensor device | |
KR101506285B1 (ko) | 차량용 조향축의 조향각 측정장치 | |
JP2006260758A5 (ja) | ||
US20140358298A1 (en) | Alignment tool | |
JP3187891U (ja) | 測量用ポール保持装置 | |
CN215064299U (zh) | 一种结构简单的gis拐臂运动双确认监测装置 | |
BR102014013662A2 (pt) | dispositivo de medição para motocicleta | |
CN215781197U (zh) | 用于跳绳的手柄和跳绳 | |
JP6492341B2 (ja) | センサヒンジ | |
EP2546126B1 (en) | A two-wheeled motor vehicle having a chain case | |
JPH04135995A (ja) | 自転車用速度表示装置 | |
JP2011049541A5 (ja) | ||
CN201703491U (zh) | 一种摩托车抱箍式线夹 | |
JP2007198878A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120221 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120321 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |