JPWO2012160861A1 - ソフトウェア自動配備装置 - Google Patents

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Abstract

ソフトウェア自動配備装置は、M2Mデバイスの接続を契機に、必要なプログラム(サービスソフトウェア)をダウンロードし、該M2Mデバイスのアドレス情報、該M2Mデバイスの識別情報、またはアドレス情報と識別情報の両方を、該サービスソフトウェアに対して通知または設定する。

Description

本発明は所要のプログラムをダウンロードしてインストールするソフトウェア自動配備装置に関する。
近年、スマートグリッド、ホームネットワーク、オフィスネットワーク等において、センサデバイスやアクチュエーターデバイス等を利用するための技術が注目されている。スマートグリッドやホームネットワークでは、各ローカルエリア(オフィス、工場、家庭、自動車等)において刻々と変化する多量の情報(消費電力情報、温度情報、振動情報、音情報等)を取得するために、各種のセンサデバイスや周知の環境測定機器等が用いられる。これらセンサデバイス等から得られた情報は、各ローカルエリアが備えるサーバ等の情報処理装置で処理されるだけでなく、インターネット網、3G網(あるいは将来的にはLTE(Long Term Evolution)網)、Wimax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)網等を介して外部のサーバへ送信され、該サーバで処理することも考えられる。例えば、各家庭の消費電力情報は、各家庭が備える情報処理装置で保存されて処理されると共に、各家庭に電力を供給する事業者(発電会社、送電会社、配電会社)等のサーバへ送信されて該サーバで管理されることも検討されている。また、各ローカルエリアに設置された各種のアクチュエーター(環境を変化させる動作を行う機器)も、センサデバイス等と同様に、各ローカルエリアのサーバで制御したり、インターネット網等を介して外部のサーバから制御したりすることが検討されている。さらに、ホームネットワークやオフィスネットワーク等では、センサデバイスやアクチュエーターデバイスだけでなく、テレビジョン受像機やオーディオ機器等の黒物家電と呼ばれる家電機器、並びに冷蔵庫やエアーコンディショナー等の白物家電と呼ばれる家電機器もローカルネットワークに接続することで、これらの家電機器をサーバや他の機器(PC(Personal Computer)等を含むネットワークに接続されたあらゆる機器)で制御することが検討されている。また、これらの家電機器をインターネット網や3G網(あるいは将来的にはLTE網)、Wimax網等を介してローカルネットワークの外部のサーバと接続することで、該外部のサーバによって制御することも検討されている。
このように、従来はネットワークに接続されていなかった様々な機器をネットワークへ接続することで、あるいは様々な機器を相互に接続してネットワークを形成することで、従来には無かった様々なサービスの実現を目指すM2M(Machine to Machine)技術が注目を浴びている。
以下、センサデバイス、アクチュエーターデバイス、黒物家電、白物家電等のネットワークに接続可能な機器を総称して「M2Mデバイス」と称す。また、M2Mデバイスで実現されるサービスを「M2Mサービス」と称す。
ローカルネットワークに接続されたM2Mデバイスが、該ローカルネットワークに接続された他のM2Mデバイス、サーバ、PC等と情報を送受信する場合、これらの機器どうしが直接通信するのは困難な場合が多い。例えば、M2Mデバイスのうち、ZigBeeプロトコルにしたがって通信するセンサデバイスが、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)にしたがって通信するサーバやPCと情報を送受信するには、該センサデバイスにサーバやPC等と同様にTCP/IPスタックを備える必要がある。一方、TCP/IPスタックを備えるエアーコンディショナーやテレビジョン受像機等の機器であっても、例えばエアーコンディショナーが測定した室内気温情報等をテレビジョン受像機で取得するには、テレビジョン受像機にエアーコンディショナーの情報を取得するための機能を備える必要がある。その場合、テレビジョン受像機のコストの上昇を招いてしまう。
このように、M2Mデバイスは、その機器スペックやコストの制約から、他のM2Mデバイス、サーバ、PC等と直接通信するための機能を搭載するのが困難な場合が多く、M2Mサービスの普及の障壁となっている。
そこで、ネットワークに、M2Mデバイス間、またはM2MデバイスとサーバやPC間の通信を中継するゲートウェイ(HGW:Home Gate Way、BGW:Building Gate Way等)を備えることで、M2Mサービスを実現する方式が検討されている。
例えば、温湿度を測定するセンサデバイスはZigBeeの通信プロトコルにしたがって測定した温湿度情報をゲートウェイへ送信し、ゲートウェイは受信した温湿度情報をTCP/IP通信によってサーバへ送信することで、情報を直接送受信できないセンサデバイスとサーバ間の通信を可能にする。
なお、ゲートウェイには、M2Mデバイス間、またはM2MデバイスとサーバやPC間の通信を中継するだけでなく、M2Mデバイスを利用した各種のM2Mサービスを提供するための機能を備えることもある。例えば、センサデバイスから温度情報を受信し、インターネット網を介した特定のサーバへ該温度情報を送信する機能、あるいは人感センサから検知情報を受信し、該検知情報に基づいてネットワークカメラの撮影方向を制御する機能等がある。
M2Mデバイス、サーバ、PCは多種多様であり、これらの機器どうしが通信することで実現できる、あるいはこれらの機器どうしが通信することで提供できるサービスはさらに多様である。したがって、ゲートウェイには、様々な機器との通信に必要な機能だけでなく、該通信によって提供できる様々な機能を実現するための多様なプログラム(サービスソフトウェア)が必要になる。
しかしながら、ゲートウェイに、予め多くのサービスソフトウェアをインストールしておくと、ゲートウェイに高い計算能力や大きな記憶容量が必要になるため、コスト等の制約から採用し難い。そのため、M2Mサービスの実現には、必要なときに必要なサービスソフトウェアのみをゲートウェイにダウンロードしてインストールする技術が求められる。
そのような技術として、ゲートウェイに対するM2Mデバイスの接続時、またはM2Mデバイスを用いたサービス要求時等に、必要なサービスソフトウェアのみを配信サーバからゲートウェイへダウンロードしてインストールする自動アクティベーション技術が検討されている。
自動アクティベーション技術を採用した構成では、予め多くのサービスソフトウェアをゲートウェイにインストールしておく必要がないため、ゲートウェイに要求される記憶容量等を低減することが可能であり、ゲートウェイのコストの上昇を抑制できる。
上述したゲートウェイでは、サービスソフトウェアのプラットフォームとしてOSGi Allianceで規定されたOSGiフレームワークを用いることが可能である。OSGiフレームワークは、Java VM(Java Virtual Machine:「Java」は登録商標)上に実現されるプラットフォームであり、OSGiバンドルと呼ばれるJava(登録商標)ソフトウェアで動作できる。OSGiバンドルは、OSGiフレームワーク上でプラグインが可能であり、必要に応じてインストールまたはアンインストールが可能である。そのため、自動アクティベーション技術を備えるゲートウェイのプラットフォームとして適している。すなわち、ゲートウェイには、サービスソフトウェアのプラットフォームとしてOSGiフレームワークを用いる構成が考えられる。但し、ゲートウェイは、サービスソフトウェア用に他のプラットフォームを備えることも可能であり、自動アクティベーション技術は、OSGiフレームワークやOSGiバンドルに制限されるものではない。
なお、特許文献1には、ゲートウェイに接続されたテレビジョン受像機やエアーコンディショナー等の家電機器に対してそれぞれIPアドレスを割り当てることで、ネットワークを介してゲートウェイと各家電機器との通信を可能にする技術が記載されている。
上述した自動アクティベーション技術では、サービスを提供するM2Mデバイス、サーバ、PC等(以下、M2Mサービス提供サーバ類と称す)が、該サービスで利用するM2Mデバイスを識別できない問題がある。
M2Mサービス提供サーバ類は、M2Mデバイスを用いてM2Mサービスを提供する場合、ゲートウェイに配信されたサービスソフトウェアにしたがって、該ゲートウェイを介して該M2Mデバイスと通信する必要がある。このとき、M2Mサービス提供サーバ類は、何らかの手段を用いてM2Mサービスで利用するM2Mデバイスのアドレス情報等を取得しなければならない。
M2Mサービスの提供を目的とするサービスソフトウェアに、M2Mデバイスのアドレス情報を取得するための機能やM2Mサービス提供サーバ類にアドレス情報を通知するための機能を備えると、該サービスソフトウェアの規模が大きくなる問題がある。また、M2Mデバイスのアドレス情報を取得するための機能やM2Mサービス提供サーバ類にアドレス情報を通知するための機能は、共通なプログラムで実現できる場合が多いため、同様の機能を複数のサービスソフトウェアに設けることは冗長であり非効率である。
なお、以下では、上記サービスソフトウェアを配信するサーバから必要なサービスソフトウェアをダウンロードし、M2MデバイスとM2Mサービス提供サーバ類間の通信を実現することでM2Mサービスを提供する、上記ゲートウェイを含む各種の装置をソフトウェア自動配備装置と称す。また、該ソフトウェア自動配備装置、M2Mデバイス、M2Mサービス提供サーバ類、上記サービスソフトウェアを配信するサーバを含む、M2Mサービスを提供するためのシステムをソフトウェア自動配備システムと称す。
特開2002−078036号公報
そこで本発明は、M2Mサービスを提供するM2Mサービス提供サーバ類と該M2Mサービスで用いるM2Mデバイスとの通信を可能にして、M2Mサービスを実現するソフトウェア自動配備装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のソフトウェア自動配備装置は、ネットワークに接続可能な機器を用いたサービスを提供するためのサービスソフトウェアをダウンロードするソフトウェア配信処理部と、
前記機器を管理するプロトコルあるいは該機器を管理する機能を用いて取得した該機器の管理情報に含まれる該機器のアドレス情報を、前記ダウンロードしたサービスソフトウェアに対して通知あるいは設定するアドレス通知設定部と、
を有する。
図1は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの一構成例を示すブロック図である。 図2は、図1に示した組情報DBに保存される組情報の一例を示すテーブル図である。 図3は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの他の構成例を示すブロック図である。 図4は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの他の構成例を示すブロック図である。 図5は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備システムによりM2Mサービスが提供される様子を示す模式図である。 図7は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの変形例の構成を示すブロック図である。 図8は、図7に示したアドレス通知・設定処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、第2の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの一構成例を示すブロック図である。 図10は、図9に示した組情報DBに保存される組情報の一例を示すテーブル図である。 図11は、第2の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの他の構成例を示すブロック図である。 図12は、第2の実施の形態のソフトウェア自動配備装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、第2の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの変形例の構成を示すブロック図である。 図14は、図13に示したID通知・設定処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、第3の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの一構成例を示すブロック図である。 図16は、図15に示した組情報DBに保存される組情報の一例を示すテーブル図である。 図17は、第3の実施の形態のソフトウェア自動配備装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図18は、第3の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの変形例の構成を示すブロック図である。 図19は、図18に示したアドレスおよびID通知・設定処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。
次に本発明について図面を用いて説明する。
本発明のソフトウェア自動配備装置は、M2Mデバイスの接続を契機に、必要なプログラム(サービスソフトウェア)をダウンロードし、該M2Mデバイスのアドレス情報、該M2Mデバイスの識別情報、またはアドレス情報と識別情報の両方を、該サービスソフトウェアに対して通知または設定する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態のソフトウェア自動配備装置は、M2Mデバイスが接続されると、予め備えたM2Mデバイスの管理機能を用いて該M2Mデバイスからアドレス情報を取得し、取得したM2Mデバイスのアドレス情報と、該M2Mデバイスで用いる、または該M2Mデバイスで用いられる、M2Mサービスを実現するプログラムであるサービスソフトウェアの情報とから成る組情報を生成して保存する。そして、該サービスソフトウェアのダウンロードが完了すると、または該サービスソフトウェアが既にダウンロード済みである場合、保存した組情報に基づいてM2Mデバイスのアドレス情報、該アドレス情報から生成した識別情報、またはアドレス情報と識別情報の両方を、該サービスソフトウェアに対して通知または設定する。
なお、M2Mデバイスのアドレス情報とは、IPアドレスやZigBeeのネットワークアドレス等、ネットワークを介したM2Mデバイスとの通信に用いるネットワークアドレスに類する情報である。
M2Mデバイスの識別情報とは、MAC(Media Access Control)アドレス、ネットワークアドレス、その他のデバイス情報等から生成される、M2Mデバイスを一意に識別するためのID(識別子)に類する情報である。識別情報には、URL(Uniform Resource Locator)や数字列等、様々な形式の情報を用いることが可能であり、本発明では識別情報の形式を限定するものではない。また、MACアドレスのようにアドレス情報であってもM2Mデバイスを一意に識別できる場合、識別情報には該アドレス情報を用いることも可能である。
図1は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの一構成例を示すブロック図である。図1に示す実線の矢印は情報(コマンドも含む)の送受信方向を示し、図1に示す破線の矢印はサービスソフトウェアの配信方向を示している。
図1に示すように、本実施形態のソフトウェア自動配備システムは、M2Mデバイス51、ソフトウェア配信サーバ52及びソフトウェア自動配備装置1Aを有する。
M2Mデバイス51は、センサデバイス、アクチュエーターデバイス、黒物家電、白物家電等の、M2Mサービスを実現するデバイスである。
ソフトウェア配信サーバ52は、ソフトウェア自動配備装置1Aからの要求にしたがって所要のサービスソフトウェアを配信するサーバである。ソフトウェア配信サーバ52は、サービスソフトウェアの配信が完了すると、配信を要求したソフトウェア自動配備装置1Aに配信完了を示す情報を送信する。
ソフトウェア自動配備装置1Aは、ソフトウェア配信サーバ52から配信されたM2Mサービスを実現するためのサービスソフトウェアにM2Mデバイス51のアドレス情報を通知あるいは設定する。図1に示すソフトウェア配信サーバ52及びソフトウェア自動配備装置1Aは、周知の情報処理装置で実現できる。
図1に示すように、ソフトウェア自動配備装置1Aは、接続されたM2Mデバイス51と通信するためのインターフェースであるデバイスドライバ11と、M2Mデバイス51を管理するデバイス管理部12と、サービスソフトウェアの配信処理を行うソフトウェア配信処理部13と、外部装置と通信するための通信インターフェースである、TCP/IPスタック等で実現される外部接続インターフェース14と、配信されたサービスソフトウェアにしたがって処理を実行することでM2Mデバイスを用いたサービスを実現するサービスソフトウェア部16と、サービスソフトウェア部16で実行するサービスソフトウェアにM2Mデバイスのアドレス情報を通知または設定するアドレス通知・設定処理部15とを有する。
ソフトウェア配信処理部13は、ソフトウェア配信管理部131、ソフトウェア選択部132及び配信DB133を備えている。アドレス通知・設定処理部15は、アドレス通知・設定管理部151、データベース作成部152、アドレス選択部153及び組情報DB154を備えている。
デバイスドライバ11は、ZigBee等のプロトコルにしたがってM2Mデバイス51と情報を直接送受信するインターフェースであり、配信されたサービスソフトウェアにしたがってサービスソフトウェア部16がM2Mデバイス51と通信する際に用いられる。デバイスドライバ11は、デバイス管理部12の要求にしたがってM2Mデバイスから取得したデバイス管理情報(アドレス情報、製造者コード、デバイス名、MACアドレス等のデバイス識別子、製造番号等やデバイスの状態を示す情報等の様々な情報)をデバイス管理部12に通知する。また、デバイスドライバ11は、デバイス管理部12から通知された管理メッセージをM2Mデバイスに送信する。さらに、デバイスドライバ11は、サービスソフトウェア部16とM2Mデバイス間の通信を実現する。デバイスドライバ11は、M2Mデバイスの種類に対応して設けられる。すなわち、ソフトウェア自動配備装置1Aは、複数のデバイスドライバ11を備えている。
デバイス管理部12は、デバイスドライバ11を介して接続されたM2Mデバイス51を管理する。デバイス管理部12は、UPnP(Universal Plug and Play)プロトコル、ZigBeeプロトコル、Z−Waveプロトコル等の管理機能、あるいはTR−069(Technical Report 069)プロトコル、OMA−DM(Open Mobile Alliance-Device Management)プロトコル等の遠隔管理機能等、M2Mデバイス51が備える通信スタックやプロトコルに応じた管理機能によって該M2Mデバイス51を管理する。デバイス管理部12は、これらの多様な管理機能を全て備えていてもよく、一部の管理機能のみを備えていてもよい。デバイス管理部12は、上記管理機能を用いてM2Mデバイス51から取得したデバイス管理情報をソフトウェア配信処理部13が備えるソフトウェア配信管理部131へ通知する。
ソフトウェア配信処理部13は、M2Mデバイス51から取得したデバイス管理情報に基づいて、M2Mデバイス51を用いたM2Mサービスで必要な、該サービスを提供するためのソフトウェアや管理ソフトウェア、あるいはドライバソフトウェア等のサービスソフトウェアを選択し、外部接続インターフェース14を介してソフトウェア配信サーバ52に該サービスソフトウェアの配信を要求する。また、ソフトウェア配信処理部13は、ソフトウェア配信サーバ52から通知される、サービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信する。さらに、ソフトウェア配信処理部13は、配信されたサービスソフトウェア及び該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報を、アドレス通知・設定処理部15が備えるアドレス通知・設定管理部151へ通知する。
ソフトウェア配信管理部131は、デバイス管理部12から取得したデバイス管理情報をソフトウェア選択部132へ通知し、ソフトウェア選択部132で決定した、ソフトウェア配信サーバ52に配信を要求するサービスソフトウェアの情報を取得する。ソフトウェア配信管理部131は、該サービスソフトウェアの情報に基づいて、外部接続インターフェース14を介してソフトウェア配信サーバ52にサービスソフトウェアの配信を要求する。また、サービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報をアドレス通知・設定処理部15が備えるアドレス通知・設定管理部151へ通知する。ソフトウェア配信管理部131は、ソフトウェア配信サーバ52からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信すると、アドレス通知・設定管理部151に該サービスソフトウェアの配信完了を通知する。また、ソフトウェア配信管理部131は、デバイス管理部12から取得したデバイス管理情報をソフトウェア選択部132に通知し、ソフトウェア選択部132で選択したサービスソフトウェアが既にダウンロード済みである場合、アドレス通知・設定管理部151に該サービスソフトウェアの情報及び該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報を通知した後の任意のタイミングで、またはアドレス通知・設定管理部151から組情報DB154に対する登録完了通知を受信したタイミングで、アドレス通知・設定管理部151に該サービスソフトウェアの配信完了を通知する。
ソフトウェア選択部132は、ソフトウェア配信管理部131から取得したデバイス管理情報に基づいて、M2Mデバイス51を用いたサービスの提供に必要なサービスソフトウェアを決定する。サービスソフトウェアは、デバイス管理情報に含まれる任意の情報を鍵に用いて、配信DB133で保存しているデバイス管理情報とサービスソフトウェアの情報から成る組情報を用いて選択される。ソフトウェア選択部132は、選択したサービスソフトウェアの情報をソフトウェア配信管理部131へ通知する。
配信DB133は、デバイス管理情報とM2Mサービスを提供するためのサービスソフトウェアの情報とから成る組情報を保存する。
外部接続インターフェース14は、ソフトウェア自動配備装置1Aと外部装置との通信インターフェースである。本実施形態の外部接続インターフェース14は、ソフトウェア配信サーバ52または不図示のM2Mサービス提供サーバ類との通信インターフェースとなる。
アドレス通知・設定処理部15は、ソフトウェア配信管理部131から受信した、配信されたサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報を取得し、それらの組情報を生成する。また、アドレス通知・設定処理部15は、ソフトウェア配信管理部131からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信すると、該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイス51のアドレス情報を抽出し、サービスソフトウェア部16に対してM2Mデバイスのアドレス情報を通知あるいは設定する。
アドレス通知・設定管理部151は、ソフトウェア配信管理部131から取得したサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報をデータベース作成部152へ通知する。また、アドレス通知・設定管理部151は、ソフトウェア配信管理部131からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信すると、アドレス選択部153に配信が完了したサービスソフトウェアの情報を通知し、サービスソフトウェア部16に通知または設定するM2Mデバイスのアドレス情報を取得する。アドレス通知・設定管理部151は、取得したM2Mデバイスのアドレス情報を、サービスソフトウェア部16に通知あるいは設定する。
データベース作成部152は、アドレス通知・設定管理部151から受信したサービスソフトウェアの情報とM2Mデバイスのアドレス情報から、例えば図2に示すような組情報を生成し、組情報DB154へ登録する。組情報には、図2に示すように、サービスソフトウェアを用いる、または該サービスソフトウェアで用いられるM2Mデバイスのアドレス情報と、該サービスソフトウェアが既にダウンロード済みであるか否かを示す配信完了情報とによって構成され、各サービスソフトウェアに対応して登録されている。
サービスソフトウェアは、通常、複数のM2Mデバイスで用いることが可能であるため、データベース作成部152は、アドレス通知・設定管理部151から、組情報DB154に既に登録されたサービスソフトウェアの情報と、該サービスソフトウェアに対応するM2Mデバイスのアドレス情報を取得した場合、組情報DB154に登録された対応するサービスソフトウェアの組情報に該M2Mデバイスのアドレス情報を追加する。
アドレス選択部153は、アドレス通知・設定管理部151からサービスソフトウェアの配信完了通知を受信すると、該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報を組情報DB154から取得し、アドレス通知・設定管理部151へ通知する。
組情報DB154は、図2に示したサービスソフトウェア情報61、M2Mデバイスアドレス情報62及び配信完了情報63から成る組情報6Aを保存する。
サービスソフトウェアの情報61には、プログラム名やプログラムの識別番号等、サービスソフトウェアを識別するための情報が用いられる。アドレス情報62は、M2Mデバイス51のアドレス情報である。上述したように、M2Mデバイス51のアドレス情報62は、サービスソフトウェアの情報61に対応して複数設けることが可能である。配信完了情報63は、サービスソフトウェアがソフトウェア自動配備装置1Aに既に配信されているか否かを示す情報である。
サービスソフトウェア部16は、配信されたプログラム(サービスソフトウェア)にしたがって処理を実行することで、M2Mデバイス51を用いたM2Mサービスを実現する。サービスソフトウェア部16は、M2Mサービス毎、M2Mサービスの組み合わせ毎、M2Mデバイス毎、あるいはM2Mデバイスの組み合わせ毎に存在する。すなわち、ソフトウェア自動配備装置1Aは複数のサービスソフトウェア部16を備えていてもよい。
なお、図1に示す配信DB133はソフトウェア配信処理部13の外部に備えていてもよく、図1に示す組情報DB154はアドレス通知・設定処理部15の外部に備えてもいてもよい。また、配信DB133及び組情報DB154は、ソフトウェア自動配備装置1Aの外部に備えていてもよい。以下、特に指定しない限り、配信DB133や組情報DB154等のデータベースは、ソフトウェア配信処理部13やアドレス通知・設定処理部15の外部、またはソフトウェア自動配備装置1Aの外部に設けることが可能であるものとする。
M2Mデバイス51及びソフトウェア配信サーバ52は、図1に示すソフトウェア自動配備装置1Aだけでなく、後述するソフトウェア自動配備装置の他の構成例(ソフトウェア自動配備装置1B,1C)にも対応するものとする。
図3は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの他の構成例を示すブロック図である。図3に示す実線の矢印は情報(コマンドも含む)の送受信方向を示し、図3に示す破線の矢印はサービスソフトウェアの配信方向を示している。
図3に示すソフトウェア自動配備システムは、図1に示したソフトウェア自動配備装置1Aに代えて、ソフトウェア自動配備装置1Bを有する構成である。ソフトウェア自動配備装置1Bは、M2Mデバイス51のアドレス情報を識別情報へ変換し、対応するサービスソフトウェア部16にM2Mデバイス51の識別情報、またはM2Mデバイス51の識別情報及びアドレス情報を通知または設定する。図3に示すソフトウェア自動配備装置1Bは、図1に示したソフトウェア自動配備装置1AにID生成・管理部17を追加した構成である。ソフトウェア自動配備装置1Bは、周知の情報処理装置で実現できる。
デバイスドライバ11は、図1に示したソフトウェア自動配備装置1Aと同様の機能に加えて、デバイス管理部12の要求にしたがってM2Mデバイス51のアドレス情報を含むデバイス管理情報をID生成・管理部17に通知する。
デバイス管理部12は、図1に示したソフトウェア自動配備装置1Aと同様の機能に加えて、アドレス情報を含むM2Mデバイス51のデバイス管理情報をID生成・管理部17へ通知する。図3に示すソフトウェア自動配備装置1Bでは、ID生成・管理部17に対してデバイスドライバ11及びデバイス管理部12からM2Mデバイス51のデバイス管理情報をそれぞれ通知可能な構成である。M2Mデバイス51のデバイス管理情報は、デバイスドライバ11またはデバイス管理部12のいずれか一方からID生成・管理部17へ通知してもよく、デバイスドライバ11及びデバイス管理部12からID生成・管理部17へそれぞれ通知してもよい。
図3に示すアドレス通知・設定処理部15は、アドレス通知・設定管理部151の機能が図1に示したソフトウェア自動配備装置1Aと異なっている。その他の機能及び構成はソフトウェア自動配備装置1Aと同様である。
アドレス通知・設定管理部151は、ソフトウェア配信管理部131から取得したサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報をデータベース作成部152へ通知する。また、アドレス通知・設定管理部151は、ソフトウェア配信管理部131からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信すると、アドレス選択部153に配信が完了したサービスソフトウェアの情報を通知し、対応するサービスソフトウェア部16に通知または設定するM2Mデバイス51のアドレス情報を取得する。さらに、アドレス通知・設定管理部151は、アドレス選択部153から取得したM2Mデバイスのアドレス情報をID生成・管理部17へ通知する。
ID生成・管理部17は、デバイスドライバ11またはデバイス管理部12のいずれか一方、あるいは両方から取得したM2Mデバイスのアドレス情報を含むデバイス管理情報に基づいてM2Mデバイスの識別情報を生成し、アドレス情報と該識別情報から成る組情報を管理する。また、ID生成・管理部17は、該組情報に基づき、アドレス通知・設定管理部151から取得したアドレス情報に対応する識別情報を抽出し、対応するサービスソフトウェア部16にアドレス情報または識別情報のいずれか一方、あるいはアドレス情報及び識別情報を通知あるいは設定する。
図3に示すソフトウェア自動配備装置1Bが備えるソフトウェア配信処理部13、外部接続インターフェース14及びサービスソフトウェア部16の機能は、図1に示したソフトウェア自動配備装置1Aと同様である。
図4は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの他の構成例を示すブロック図である。図4に示す実線の矢印は情報(コマンドも含む)の送受信方向を示し、図4に示す破線の矢印はサービスソフトウェアの配信方向を示している。
図4に示すソフトウェア自動配備システムは、図1に示したソフトウェア自動配備装置1Aに代えて、ソフトウェア自動配備装置1Cを有する構成である。ソフトウェア自動配備装置1Cは、図3に示したソフトウェア自動配備装置1Bと同様の構成である。但し、ソフトウェア自動配備装置1Cでは、サービスソフトウェア部16に対してM2Mデバイスのアドレス情報を通知し、該サービスソフトウェア部16からM2Mデバイスの識別情報の参照が要求されると、該要求に対応して該M2Mデバイスの識別情報をサービスソフトウェア部16に通知する。ソフトウェア自動配備装置1Cは、周知の情報処理装置で実現できる。
アドレス通知・設定処理部15の機能は、図1に示したソフトウェア自動配備装置1Aと同様である。
サービスソフトウェア部16には、図1に示したソフトウェア自動配備装置1Aと同様に、アドレス通知・設定管理部151によってM2Mデバイス51のアドレス情報が通知または設定される。サービスソフトウェア部16は、通知あるいは設定されたアドレス情報に基づいてID生成・管理部17にM2Mデバイス51の識別情報の参照を要求する。サービスソフトウェア部16は、M2Mデバイスの識別情報を参照することで、該M2Mデバイスの識別情報を取得する。
ID生成・管理部17は、図3に示したソフトウェア自動配備装置1Bと同様に、デバイスドライバ11またはデバイス管理部12のいずれか一方、あるいはデバイスドライバ11及びデバイス管理部12から取得したM2Mデバイス51のアドレス情報を含むデバイス管理情報に基づいて、M2Mデバイス51の識別情報を生成し、アドレス情報と該識別情報の組情報を管理する。また、ID生成・管理部17は、アドレス情報を鍵とする識別情報の参照(問い合わせ)がサービスソフトウェア部16から要求されると、要求されたアドレス情報に対応する識別情報を該サービスソフトウェア部16へ返送する。
図4に示すソフトウェア自動配備装置1Cが備えるデバイスドライバ11、デバイス管理部12、ソフトウェア配信処理部13及び外部接続インターフェース14の機能は、図1に示したソフトウェア自動配備装置1Aと同様である。
次に、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備装置1A,1B,1Cの動作について図5を用いて説明する。以下では、ソフトウェア自動配備装置1A,1B,1Cを「ソフトウェア自動配備装置1」と総称する。
図5は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、ソフトウェア自動配備装置1は、M2Mデバイス51が接続されたか否かを監視する(ステップS10)。M2Mデバイス51が接続されていない場合はステップS10の処理を繰り返す。
M2Mデバイス51が接続されると、ソフトウェア自動配備装置1は、接続されたM2Mデバイス51からデバイス管理情報を取得し、該デバイス管理情報に基づいてソフトウェア配信サーバに対して配信を要求するプログラム(サービスソフトウェア)を決定する(ステップS11)。
次に、ソフトウェア自動配備装置1は、ステップS11で決定したサービスソフトウェアがダウンロード済みであるか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS11で決定したサービスソフトウェアが既にダウンロード済みである場合、ソフトウェア自動配備装置1は、該サービスソフトウェアの情報と、該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイス51のアドレス情報とから成る組情報に、ステップS10で取得したデバイス管理情報から抽出したM2Mデバイス51のアドレス情報を追加して該組情報を更新する(ステップS16)。その後、ステップS17へ移行する。
ステップS11で決定したサービスソフトウェアがダウンロード済みでない場合、ソフトウェア自動配備装置1は、ソフトウェア配信サーバ52に該サービスソフトウェアの配信を要求する(ステップS13)。また、ステップS11で決定したサービスソフトウェアの情報と、該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報とから成る組情報を生成して保存する(ステップS14)。
次に、ソフトウェア自動配備装置1は、ステップS13で要求したサービスソフトウェアの配信が完了したか否かを判定し(ステップS15)、配信が完了した場合はステップS17の処理へ移行する。配信が完了していない場合はステップS15の処理を繰り返す。
ステップS17において、ソフトウェア自動配備装置1は、ステップS14で作成した組情報、またはステップS16で更新した組情報から、ステップS11で決定したサービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報を取得する。
そして、ステップS17で取得したM2Mデバイス51のアドレス情報、該M2Mデバイス51のアドレス情報から変換したM2Mデバイス51の識別情報、または該アドレス情報と該識別情報の両方を、ステップS11で決定したサービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部16に通知あるいは設定する(ステップS18)。
なお、図5に示す処理において、ステップS13とステップS14の処理の順番は逆でもよい。
図6は、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備システムによりM2Mサービスが提供される様子を示す模式図である。図6は、ソフトウェア自動配備装置1A、1B、1Cに配信されたサービスソフトウェアを用いてM2Mサービスが提供される様子を示している。図6に示す実線の矢印はM2Mデバイス51とM2Mサービス提供サーバ類の情報(コマンドも含む)の送受信方向を示し、図6に示す破線の矢印はサービスソフトウェアの配信方向を示している。
図6に示すように、ソフトウェア自動配備装置1A、1B、1Cには、例えばインターネット網を介してM2Mサービスを実現するプログラム(サービスソフトウェア)がソフトウェア配信サーバ52から配信される。ソフトウェア自動配備装置1A、1B、1Cは、接続されたM2Mデバイス51のアドレス情報、識別情報またはアドレス情報と識別情報の両方を、ソフトウェア配信サーバ52から配信されたサービスソフトウェアに対応するサービスソフトウェア部16に通知または設定することで、M2Mデバイス51と通信する。
M2Mサービスは、ソフトウェア自動配備装置1A、1B、1Cを介してM2Mデバイス51とM2Mサービス提供サーバ類55とが通信することで実現される。
なお、図6では、ソフトウェア自動配備装置1A、1B、1Cと、M2Mサービス提供サーバ類55及びソフトウェア配信サーバ52とがインターネット網を介して接続される構成例を示しているが、ソフトウェア自動配備装置1A、1B、1Cと、M2Mサービス提供サーバ類55及びソフトウェア配信サーバ52とは、インターネット網に限らず、LAN(Local Area Network)網、WAN(Wide Area Network)網またはPAN(Personal Area Network)網を介して接続されていてもよい。通信に用いるネットワークとしては、TCP/IPプロトコルが用いられるLAN網やWAN網、ZigBeeやZ−Wave等のプロトコルが用いられるPAN網、3G網や次世代のLTE網、WiMax網等がある。
次に、第1の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの変形例について図7を用いて説明する。
図7に示すソフトウェア自動配備システムは、上記ソフトウェア自動配備装置1A,1B,1Cが備えるデバイス管理部12、ソフトウェア配信処理部13及びアドレス通知・設定処理部15の機能を、それぞれ外部装置として有する構成である。
ソフトウェア自動配備装置1A’,1B’,1C’は、上記ソフトウェア自動配備装置1A,1B,1Cからデバイス管理部12、ソフトウェア配信処理部13及びアドレス通知・設定処理部15の機能を除いた構成であり、M2Mデバイス51のアドレス情報、識別情報、またはアドレス情報及び識別情報を、配信されたプログラム(サービスソフトウェア)に対応するサービスソフトウェア部16に通知または設定する。
ソフトウェア配信処理サーバ54は、上記ソフトウェア配信処理部13の機能を実現するサーバである。ソフトウェア配信処理サーバ54は、ソフトウェア配信サーバ52に対してソフトウェア自動配備装置1A’,1B’,1C’で必要なサービスソフトウェアの配信を要求する。また、ソフトウェア配信処理サーバ54は、ソフトウェア自動配備装置1A’,1B’,1C’へ配信するサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報をアドレス通知・設定処理装置4Aへ通知すると共に、ソフトウェア自動配備装置1A’,1B’,1C’に対するサービスソフトウェアの配信が完了すると、配信完了を示す情報をアドレス通知・設定処理装置4Aへ送信する。
デバイス遠隔管理サーバ53は、上記デバイス管理部12の機能を実現するサーバである。デバイス遠隔管理サーバ53は、ソフトウェア自動配備装置1A’,1B’,1C’を介してM2Mデバイス51を管理すると共に、ソフトウェア配信処理サーバ54へデバイス管理情報を通知する。
アドレス通知・設定処理装置4Aは、上記アドレス通知・設定処理部15の機能を実現する装置であり、アドレス通知・設定管理部41、データベース作成部42、アドレス選択部43、組情報DB44及び外部接続インターフェース45を備えている。
アドレス通知・設定管理部41は、上記アドレス通知・設定管理部151と同様の機能を備え、データベース作成部42は上記データベース作成部152と同様の機能を備えている。また、アドレス選択部43は上記アドレス選択部153と同様の機能を備え、組情報DB44は上記組情報DB154と同様の機能を備えている。外部接続インターフェース45は、外部装置との通信を実現する通信インターフェースである。
なお、図7に示すソフトウェア自動配備システムは、デバイス管理部12、ソフトウェア配信処理部13及びアドレス通知・設定処理部15の全ての機能を外部装置として備える必要はなく、これらのうちの一部の機能を備える構成でもよい。その場合、ソフトウェア自動配備装置1A’,1B’,1C’には、外部装置で実現しない機能を備えていればよい。
次に、図7に示したアドレス通知・設定処理装置4Aの動作について図8を用いて説明する。
図8は、図7に示したアドレス通知・設定処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、アドレス通知・設定処理装置4Aは、ソフトウェア配信処理サーバ54から、サービスソフトウェアと該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイス51のアドレス情報とから成る組情報の作成が依頼された否かを監視する(ステップS40)。該組情報の作成が依頼された場合は、作成が依頼された該組情報が既に存在するか否かを判定する(ステップS41)。
作成が依頼された組情報が存在しない場合、アドレス通知・設定処理装置4Aは、依頼されたサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイス51のアドレス情報とから成る組情報を生成して保存する(ステップS42)。
作成が依頼された組情報が既に存在する場合、アドレス通知・設定処理装置4Aは、該組情報にM2Mデバイス51のアドレス情報を加えて組情報を更新する(ステップS43)。
ステップS40において、組情報の作成が依頼されていない場合、アドレス通知・設定処理装置4Aは、ソフトウェア配信処理サーバからサービスソフトウェアの配信完了が通知されたか否かを判定する(ステップS44)。サービスソフトウェアの配信完了が通知されていない場合、アドレス通知・設定処理装置4Aは、ステップS40からの処理を繰り返す。
サービスソフトウェアの配信完了が通知されている場合、アドレス通知・設定処理装置4Aは、ステップS42で作成した組情報またはステップS43で更新した組情報に基づいて、配信完了が通知されたサービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報を取得する(ステップS45)。
そして、ステップS45で取得したM2Mデバイスのアドレス情報をソフトウェア自動配備装置1A’,1B’,1C’に通知し、M2Mデバイス51のアドレス情報、該アドレス情報から変換されたM2Mデバイス51の識別情報、またはアドレス情報及び識別情報の両方をソフトウェア自動配備装置1A’,1B’,1C’に配信されたサービスソフトウェアに対応するサービスソフトウェア部16に通知あるいは設定する(ステップS46)。
本実施形態によれば、ソフトウェア自動配備装置1A,1B,1Cまたは1A’,1B’,1C’により、M2Mデバイスの管理機能を用いて取得したM2Mデバイス51のアドレス情報とM2Mデバイス51を用いたサービスを実現するサービスソフトウェアとの組情報を保存し、保存した組情報に基づいてM2Mデバイス51のアドレス情報を、対応するサービスソフトウェア部16に通知または設定することで、M2Mサービスを提供するM2Mサービス提供サーバ類は、M2Mサービスで用いるM2Mデバイス51を識別することが可能であり、該M2Mデバイス51と通信できる。したがって、M2Mサービス提供サーバ類は、M2Mデバイス51を用いてM2Mサービスを提供することが可能になる。また、サービスソフトウェアには、M2Mデバイスのアドレス情報を取得するための機能やM2Mサービス提供サーバ類にアドレス情報を通知するための機能を備える必要がないため、サービスソフトウェアの開発コストを低減できる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態について図面を用いて説明する。
第2の実施の形態のソフトウェア自動配備装置は、M2Mデバイスが接続されると、予め備えたM2Mデバイスの管理機能を用いて該M2Mデバイスからアドレス情報を取得し、取得したM2Mデバイスのアドレス情報から識別情報を生成し、該識別情報と、該M2Mデバイスで用いる、または該M2Mデバイスで用いられる、M2Mサービスを実現するプログラムであるサービスソフトウェアの情報とから成る組情報を生成して保存する。そして、該サービスソフトウェアのダウンロードが完了すると、または該サービスソフトウェアが既にダウンロード済みである場合、保存した組情報に基づいてM2Mデバイスの識別情報、または識別情報に基づいて要求されたアドレス情報を、該サービスソフトウェアに対して通知または設定する。
図9は、第2の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの一構成例を示すブロック図である。図9に示す実線の矢印は情報(コマンドも含む)の送受信方向を示し、9に示す破線の矢印はサービスソフトウェアの配信方向を示している。
図9に示すように、本実施形態のソフトウェア自動配備システムは、M2Mデバイス51、ソフトウェア配信サーバ52及びソフトウェア自動配備装置2Aを有する。
M2Mデバイス51は、センサデバイス、アクチュエーターデバイス、黒物家電、白物家電等、M2Mサービスを実現するデバイスである。
ソフトウェア配信サーバ52は、ソフトウェア自動配備装置2Aからの要求にしたがってサービスソフトウェアを配信するサーバである。ソフトウェア配信サーバ52は、サービスソフトウェアの配信が完了すると、配信を要求したソフトウェア自動配備装置2Aに配信完了を示す情報を送信する。
ソフトウェア自動配備装置2Aは、ソフトウェア配信サーバ52から配信されたサービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部にM2Mデバイス51の識別情報を通知あるいは設定する。
ソフトウェア配信サーバ52及びソフトウェア自動配備装置2Aは、周知の情報処理装置で実現できる。
ソフトウェア自動配備装置2Aは、接続されたM2Mデバイス51と通信するためのインターフェースであるデバイスドライバ21と、M2Mデバイス51を管理するデバイス管理部22と、サービスソフトウェアの配信処理を行うソフトウェア配信処理部23と、外部装置と通信するための通信インターフェースである、TCP/IPスタック等で実現される外部接続インターフェース24と、配信されたサービスソフトウェアにしたがって処理を実行することでM2Mデバイスを用いたサービスを実現するサービスソフトウェア部26と、サービスソフトウェア部26にM2Mデバイスの識別情報を通知または設定するID通知・設定処理部25と、M2Mデバイスの識別情報を生成して管理するID生成・管理部27とを有する。
ソフトウェア配信処理部23は、ソフトウェア配信管理部231、ソフトウェア選択部232及び配信DB233を備えている。
ID通知・設定処理部25は、ID通知・設定管理部251、データベース作成部252、ID選択部253及び組情報DB254を備えている。
デバイスドライバ21は、ZigBee等のプロトコルにしたがってM2Mデバイス51と情報を直接送受信するためのインターフェースであり、サービスソフトウェア部26がM2Mデバイス51と通信する際に用いられる。デバイスドライバ21は、M2Mデバイスから取得したデバイス管理情報をデバイス管理部22及びID生成・管理部27に通知する。また、デバイスドライバ21は、デバイス管理部22から送信された管理メッセージをM2Mデバイスに通知する。さらに、デバイスドライバ21は、サービスソフトウェア部26とM2Mデバイス間の通信を実現する。デバイスドライバ21は、M2Mデバイスの種類に対応して設けられる。すなわち、ソフトウェア自動配備装置2Aは、複数のデバイスドライバ21を備えている。
デバイス管理部22は、デバイスドライバ21を介して接続されたM2Mデバイス51を管理する。デバイス管理部22は、UPnPプロトコル、ZigBeeプロトコル、Z−Waveプロトコル等の管理機能、あるいはTR−069プロトコル、OMA−DMプロトコル等の遠隔管理機能等、M2Mデバイス51が備える通信スタックやプロトコルに応じた管理機能により該M2Mデバイス51を管理する。デバイス管理部22は、これらの多様な管理機能を全て備えていてもよく、一部の管理機能のみを備えていてもよい。デバイス管理部22は、管理機能を用いてM2Mデバイス51から取得したデバイス管理情報(アドレス情報、製造者コード、デバイス名、MACアドレス等のデバイス識別子、製造番号等やデバイスの状態を示す情報等の様々な情報)をID生成・管理部27へ通知する。図9に示すソフトウェア自動配備装置2Aでは、ID生成・管理27に対してデバイスドライバ21及びデバイス管理部22からM2Mデバイス51のデバイス管理情報をそれぞれ通知可能な構成である。M2Mデバイス51のデバイス管理情報は、デバイスドライバ21またはデバイス管理部22のいずれか一方からID生成・管理部27へ通知してもよく、デバイスドライバ21及びデバイス管理部22からID生成・管理部27へそれぞれ通知してもよい。
デバイス管理部22は、ID生成・管理部27へデバイス管理情報を通知後、ID生成・管理部27からM2Mデバイス51の識別情報を取得し、取得したデバイス管理情報を、ソフトウェア配信処理部23が備えるソフトウェア配信管理部231へ通知する。
ソフトウェア配信処理部23は、M2Mデバイス51から取得したデバイス管理情報に基づいて、M2Mデバイス51を用いたサービスで必要な、該サービスを提供するためのソフトウェアや管理ソフトウェア、あるいはドライバソフトウェア等のサービスソフトウェアを選択し、外部接続インターフェース24を介してソフトウェア配信サーバ52に該サービスソフトウェアの配信を要求する。また、ソフトウェア配信処理部23は、ソフトウェア配信サーバ52から通知される、サービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信する。さらに、ソフトウェア配信処理部23は、配信されたサービスソフトウェア及び該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスの識別情報をID通知・設定管理部251へ通知する。
ソフトウェア配信管理部231は、デバイス管理部22から取得したデバイス管理情報をソフトウェア選択部232へ通知し、ソフトウェア選択部232で決定した、ソフトウェア配信サーバ52に対して配信を要求するサービスソフトウェアの情報を取得する。ソフトウェア配信管理部231は、該サービスソフトウェアの情報に基づいて、外部接続インターフェース24を介してソフトウェア配信サーバ52にサービスソフトウェアの配信を要求する。また、サービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスの識別情報をID通知・設定管理部251へ通知する。ソフトウェア配信管理部231は、ソフトウェア配信サーバ52からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信すると、ID通知・設定管理部251に該サービスソフトウェアの配信完了を通知する。なお、ソフトウェア配信管理部231は、デバイス管理部22から取得したデバイス管理情報をソフトウェア選択部232に通知し、ソフトウェア選択部232で選択したサービスソフトウェアが既にダウンロード済みである場合、ID通知・設定管理部251に該サービスソフトウェアの情報及び該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスの識別情報を通知した後の任意のタイミングで、またはID通知・設定管理部251から組情報DB254に対する登録完了通知を受信したタイミングで、ID通知・設定管理部251に該サービスソフトウェアの配信完了を通知する。
ソフトウェア選択部232は、ソフトウェア配信管理部231から取得したデバイス管理情報に基づいて、M2Mデバイス51を用いたサービスの提供で必要なサービスソフトウェアを決定する。サービスソフトウェアは、デバイス管理情報に含まれる任意の情報を鍵に用いて、配信DB233で保持しているデバイス管理情報とサービスソフトウェアの情報とから成る組情報を用いて選択される。ソフトウェア選択部232は、選択したサービスソフトウェアの情報をソフトウェア配信管理部231へ通知する。
配信DB233は、デバイス管理情報とM2Mサービスを提供するためのサービスソフトウェアの情報とから成る組情報を保存する。
外部接続インターフェース24は、ソフトウェア自動配備装置2Aと外部装置との通信インターフェースである。本実施形態の外部接続インターフェース24は、ソフトウェア配信サーバ52または不図示のM2Mサービス提供サーバ類との通信インターフェースとなる。
ID通知・設定処理部25は、ソフトウェア配信管理部231から受信した、配信されたサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスの識別情報を取得し、それらの組情報を生成する。また、ID通知・設定処理部25は、ソフトウェア配信管理部231からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信すると、該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイス51のアドレス情報を選択し、該サービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部26に対してM2Mデバイスの識別情報を通知あるいは設定する。
ID通知・設定管理部251は、ソフトウェア配信管理部231から取得したサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスの識別情報をデータベース作成部252へ通知する。また、ID通知・設定管理部251は、ソフトウェア配信管理部231からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信すると、ID選択部253に配信が完了したサービスソフトウェアの情報を通知し、該サービスソフトウェアに対応するM2Mデバイスの識別情報を取得する。ID通知・設定管理部251は、取得したM2Mデバイスの識別情報を、サービスソフトウェア部26に通知あるいは設定する。
データベース作成部252は、ID通知・設定管理部251から受信したサービスソフトウェアの情報とM2Mデバイスの識別情報から、例えば図10に示すような組情報を生成し、組情報DB254へ登録する。組情報には、図10に示すように、サービスソフトウェアを用いる、または該サービスソフトウェアで用いられるM2Mデバイスの識別情報と、該サービスソフトウェアが既にダウンロード済みであるか否かを示す配信完了情報とによって構成され、各サービスソフトウェアに対応して登録されている。
サービスソフトウェアは、通常、複数のM2Mデバイスで用いることが可能であるため、データベース作成部252は、ID通知・設定管理部251から、組情報DB254に既に登録されたサービスソフトウェアの情報と、該サービスソフトウェアに対応するM2Mデバイスの識別情報を取得した場合、組情報DB254に登録された対応するサービスソフトウェアの組情報に該M2Mデバイスの識別情報を追加する。
ID選択部253は、ID通知・設定管理部251から配信完了を示す情報を受信すると、配信が完了したサービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスの識別情報を組情報DB254から取得し、ID通知・設定管理部251へ通知する。
組情報DB254は、図10に示すようなサービスソフトウェア情報61、M2Mデバイスの識別情報64及び配信完了情報63から成る組情報6Bを保存する。
サービスソフトウェア情報61には、プログラム名やプログラムの識別番号等、サービスソフトウェアを識別するための情報が用いられる。識別情報64は、M2Mデバイスの識別情報である。上述したように、M2Mデバイスの識別情報64は、サービスソフトウェア情報61に対応して複数設けることが可能である。配信完了情報63は、対応するプログラム(サービスソフトウェア)がソフトウェア自動配備装置2Aに既に配信されているか否かを示す情報である。
サービスソフトウェア部26は、配信されたプログラム(サービスソフトウェア)にしたがって処理を実行することで、M2Mデバイス51を用いたM2Mサービスを実現する。サービスソフトウェア部26は、M2Mサービス毎、M2Mサービスの組み合わせ毎、M2Mデバイス毎、あるいはM2Mデバイスの組み合わせ毎に存在する。すなわち、ソフトウェア自動配備装置2Aは複数のサービスソフトウェア部26を備えていてもよい。
図9に示す配信DB233はソフトウェア配信処理部23の外部に備えていてもよく、図9に示す組情報DB254はID通知・設定処理部25の外部に備えてもいてもよい。また、配信DB233及び組情報DB254は、ソフトウェア自動配備装置2Aの外部に備えていてもよい。以下、特に指定しない限り、配信DB233や組情報DB254等のデータベースは、ソフトウェア配信処理部23やID通知・設定処理部25の外部、またはソフトウェア自動配備装置2Aの外部に設けることが可能であるものとする。
サービスソフトウェア部26は、通知または設定された識別情報に基づいてID生成・管理部27にM2Mデバイス51のアドレス情報の参照を要求する。サービスソフトウェア部26は、M2Mデバイスのアドレス情報を参照することでM2Mデバイスのアドレス情報を取得する。
ID生成・管理部27は、デバイスドライバ21またはデバイス管理部22のいずれか一方、あるいは両方から取得したM2Mデバイスのアドレス情報を含むデバイス管理情報に基づいてM2Mデバイスの識別情報を生成し、アドレス情報と該識別情報から成る組情報を管理する。また、ID生成・管理部27は、生成したM2Mデバイスの識別情報をデバイス管理部22に通知する。さらに、ID生成・管理部27は、サービスソフトウェア部26から識別情報を鍵とする識別情報の参照(問い合わせ)が要求されると、要求されたアドレス情報に対応する識別情報を返送する。
図11は、第2の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの他の構成例を示すブロック図である。図11に示す実線の矢印は情報(コマンドも含む)の送受信方向を示し、図11に示す破線の矢印はサービスソフトウェアの配信方向を示している。
図11に示すソフトウェア自動配備システムは、図9に示したソフトウェア自動配備装置2Aに代えて、ソフトウェア自動配備装置2Bを有する構成である。ソフトウェア自動配備装置2Bは、図9に示したソフトウェア自動配備装置2Aと同様の構成である。
ソフトウェア自動配備装置2Bでは、アドレス通知・設定管理部251により、ID生成・管理部27を介して、M2Mデバイスのアドレス情報、またはアドレス情報及び識別情報の両方がサービスソフトウェア部26に通知または設定される。ソフトウェア自動配備装置2Bは、周知の情報処理装置で実現できる。
ID生成・管理部27は、デバイスドライバ21またはデバイス管理部22のいずれか一方、あるいは両方から取得したM2Mデバイスのアドレス情報を含むデバイス管理情報に基づいてM2Mデバイスの識別情報を生成し、アドレス情報と該識別情報から成る組情報を管理する。また、ID生成・管理部27は、生成したM2Mデバイスの識別情報をデバイス管理部22に通知する。また、ID生成・管理部27は、該組情報に基づき、ID通知・設定管理部251から取得した識別情報に対応するアドレス情報を抽出し、サービスソフトウェア部26にアドレス情報または識別情報のいずれか一方、あるいはアドレス情報及び識別情報を通知あるいは設定する。
図11に示すソフトウェア自動配備装置2Bが備えるデバイスドライバ21、デバイス管理部22、ソフトウェア配信処理部23、外部接続インターフェース24、ID通知・設定処理部25及びサービスソフトウェア部26の機能は、図9に示したソフトウェア自動配備装置2Aと同様である。
次に、第2の実施の形態のソフトウェア自動配備装置2A及び2Bの動作について図12を用いて説明する。以下では、ソフトウェア自動配備装置2A及び2Bを「ソフトウェア自動配備装置2」と総称する。
図12は、第2の実施の形態のソフトウェア自動配備装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図12に示すように、ソフトウェア自動配備装置2は、M2Mデバイス51が接続されたか否かを監視する(ステップS20)。M2Mデバイス51が接続されていない場合、ソフトウェア自動配備装置2はステップS20の処理を繰り返す。
M2Mデバイス51が接続されると、ソフトウェア自動配備装置2は、接続されたM2Mデバイス51からデバイス管理情報を取得し、該デバイス管理情報に基づいてソフトウェア配信サーバに対して配信を要求するサービスソフトウェア(サービスソフトウェア)を決定する(ステップS21)。
次に、ソフトウェア自動配備装置2は、ステップS21で決定したサービスソフトウェアがダウンロード済みであるか否かを判定する(ステップS22)。
ステップS21で決定したサービスソフトウェアが既にダウンロード済みである場合、ソフトウェア自動配備装置2は、該サービスソフトウェアの情報と、該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイス51の識別情報とから成る組情報に、ステップS20で取得したM2Mデバイス管理情報から抽出したM2Mデバイス51の識別情報を追加して該組情報を更新する(ステップS26)。その後、ステップS27の処理へ移行する。
ステップS21で決定したサービスソフトウェアがダウンロード済みでない場合、ソフトウェア自動配備装置2は、ソフトウェア配信サーバ52に該サービスソフトウェアの配信を要求する(ステップS23)。また、ステップS21で決定したサービスソフトウェアの情報と、該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスの識別情報とから成る組情報を生成して保存する(ステップS24)。
次に、ソフトウェア自動配備装置2は、ステップS23で要求したサービスソフトウェアの配信が完了したか否かを判定し(ステップS25)、配信が完了した場合はステップS27の処理へ移行する。配信が完了していない場合、ソフトウェア自動配備装置2はステップS25の処理を繰り返す。
ステップS27において、ソフトウェア自動配備装置2は、ステップS24で作成した組情報、またはステップS26で更新した組情報から、ステップS21で決定したサービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスの識別情報を取得する。
そして、ステップS27で取得したM2Mデバイス51の識別情報、該M2Mデバイス51の識別情報から変換したM2Mデバイス51のアドレス情報、または該アドレス情報と該識別情報の両方を、ステップS21で決定したサービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部26に通知あるいは設定する(ステップS28)。
なお、図11に示す処理において、ステップS23とステップS24の処理の順番は逆でもよい。
次に、第2の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの変形例について図13を用いて説明する。
図13に示すソフトウェア自動配備システムは、上記ソフトウェア自動配備装置2A,2Bのデバイス管理部22、ソフトウェア配信処理部23及びID通知・設定処理部25の機能を、それぞれ外部装置として有する構成である。
ソフトウェア自動配備装置2A’,2B’は、上記ソフトウェア自動配備装置2A,2Bからデバイス管理部22、ソフトウェア配信処理部23及びID通知・設定処理部25の機能を除いた構成であり、M2Mデバイス51のアドレス情報、識別情報、またはアドレス情報及び識別情報を配信されたプログラム(サービスソフトウェア)にしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部26に通知または設定する。
ソフトウェア配信処理サーバ54は、上記ソフトウェア配信処理部23の機能を実現するサーバである。ソフトウェア配信処理サーバ54は、ソフトウェア配信サーバ52に対してソフトウェア自動配備装置2A’,2B’で必要なサービスソフトウェアの配信を要求する。また、ソフトウェア配信処理サーバ54は、ソフトウェア自動配備装置2A’,2B’へ配信するサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスの識別情報をID通知・設定処理装置4Bへ通知すると共に、ソフトウェア自動配備装置2A’,2B’に対するサービスソフトウェアの配信が完了すると、配信完了を示す情報をID通知・設定処理装置4Bへ送信する。
デバイス遠隔管理サーバ53は、上記デバイス管理部22の機能を実現するサーバである。デバイス遠隔管理サーバ53は、ソフトウェア自動配備装置2A’,2B’を介してM2Mデバイス51を管理すると共に、ソフトウェア配信処理サーバ54へデバイス管理情報を通知する。
ID通知・設定処理装置4Bは、上記ID通知・設定処理部25の機能を実現する装置であり、ID通知・設定管理部41、データベース作成部42、ID選択部43、組情報DB44及び外部接続インターフェース45を備えている。
ID通知・設定管理部41は、上記ID通知・設定管理部251と同様の機能を備え、データベース作成部42は上記データベース作成部252と同様の機能を備えている。また、ID選択部43は上記ID選択部253と同様の機能を備え、組情報DB44は上記組情報DB254と同様の機能を備えている。外部接続インターフェース45は、外部装置との通信を実現する通信インターフェースである。
図13に示すソフトウェア自動配備システムは、デバイス管理部22、ソフトウェア配信処理部23及びID通知・設定処理部25の全ての機能を外部装置として備える必要はなく、これらのうちの一部の機能を備える構成でもよい。その場合、ソフトウェア自動配備装置2A’,2B’には、外部装置で実現しない機能を備えていればよい。
次に、図13に示したID通知・設定処理装置4Bの動作について図14を用いて説明する。
図14は、図13に示したID通知・設定処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図14に示すように、ID通知・設定処理装置4Bは、ソフトウェア配信処理サーバ54から、サービスソフトウェアと該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイス51の識別情報とから成る組情報の作成が依頼された否かを監視する(ステップS50)。該組情報の作成が依頼された場合、ID通知・設定処理装置4Bは、作成が依頼された該組情報が既に存在するか否かを判定する(ステップS51)。
作成が依頼された組情報が存在しない場合、ID通知・設定処理装置4Bは、作成が依頼されたサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイス51の識別情報とから成る組情報を生成して保存する(ステップS52)。
作成が依頼された組情報が既に存在する場合、ID通知・設定処理装置4Bは、該組情報にM2Mデバイス51の識別情報を加えて組情報を更新する(ステップS53)。
ステップS50において、組情報の作成が依頼されていない場合、ID通知・設定処理装置4Bは、ソフトウェア配信処理サーバからサービスソフトウェアの配信完了が通知されたか否かを判定する(ステップS54)。サービスソフトウェアの配信完了が通知されていない場合、ID通知・設定処理装置4BはステップS50からの処理を繰り返す。
サービスソフトウェアの配信完了が通知されている場合、ID通知・設定処理装置4Bは、ステップS52で作成した組情報またはステップS53で更新した組情報に基づいて、配信完了が通知されたサービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスの識別情報を取得する(ステップS55)。
そして、ID通知・設定処理装置4Bは、ステップS55で取得したM2Mデバイスの識別情報をソフトウェア自動配備装置2A’,2B’に通知し、M2Mデバイス51の識別情報、該識別情報から変換されたM2Mデバイス51のアドレス情報、またはアドレス情報及び識別情報の両方をソフトウェア自動配備装置2A’,2B’に配信されたサービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部26に通知あるいは設定する(ステップS56)。
本実施形態によれば、ソフトウェア自動配備装置2A,2Bまたは2A’,2B’により、M2Mデバイスの管理機能を用いて取得したM2Mデバイス51のアドレス情報から生成した識別情報と、M2Mデバイス51を用いたサービスを実現するサービスソフトウェアの情報とから成る組情報を保存し、保存した組情報に基づいてM2Mデバイス51の識別情報を、配信されたサービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部26に通知または設定することで、M2Mサービスを提供するM2Mサービス提供サーバ類は、M2Mサービスで用いるM2Mデバイス51を識別することが可能であり、該M2Mデバイス51と通信できる。したがって、M2Mサービス提供サーバ類は、M2Mデバイス51を用いてM2Mサービスを提供することが可能になる。また、サービスソフトウェアには、M2Mデバイスの識別情報を取得するための機能やM2Mサービス提供サーバ類に識別情報を通知するための機能を備える必要がないため、サービスソフトウェアの開発コストを低減できる。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態について図面を用いて説明する。
第3の実施の形態のソフトウェア自動配備装置は、M2Mデバイスが接続されると、予め備えたM2Mデバイスの管理機能を用いて該M2Mデバイスからアドレス情報及び識別情報を取得し、取得したM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報と、該M2Mデバイスで用いる、または該M2Mデバイスで用いられる、M2Mサービスを実現するプログラムであるサービスソフトウェアの情報とから成る組情報を生成して保存する。そして、該サービスソフトウェアのダウンロードが完了すると、または該サービスソフトウェアが既にダウンロード済みである場合、保存した組情報に基づいてM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を、該サービスソフトウェアに対して通知または設定する。
図15は、第3の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの一構成例を示すブロック図である。図15に示す実線の矢印は情報(コマンドも含む)の送受信方向を示し、図15に示す破線の矢印はサービスソフトウェアの配信方向を示している。
図15に示すように、本実施形態のソフトウェア自動配備システムは、M2Mデバイス51、ソフトウェア配信サーバ52及びソフトウェア自動配備装置3を有する。
M2Mデバイス51は、センサデバイス、アクチュエーターデバイス、黒物家電、白物家電等、M2Mサービスを実現するデバイスである。
ソフトウェア配信サーバ52は、ソフトウェア自動配備装置1Aからの要求にしたがってサービスソフトウェアを配信するサーバである。ソフトウェア配信サーバ52は、サービスソフトウェアの配信が完了すると、配信を要求したソフトウェア自動配備装置3に配信完了を示す情報を送信する。
ソフトウェア自動配備装置3は、ソフトウェア配信サーバ52から配信されたサービスソフトウェアにM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報を通知あるいは設定する。図15に示すソフトウェア配信サーバ52及びソフトウェア自動配備装置3は、周知の情報処理装置で実現できる。
ソフトウェア自動配備装置3は、接続されたM2Mデバイス51と通信するためのインターフェースであるデバイスドライバ31と、M2Mデバイス51を管理するデバイス管理部32と、サービスソフトウェアの配信処理を行うソフトウェア配信処理部33と、外部装置と通信するための通信インターフェースである、TCP/IPスタック等で実現される外部接続インターフェース34と、配信されたサービスソフトウェアにしたがって処理を実行することでM2Mデバイスを用いたサービスを実現するサービスソフトウェア部36と、サービスソフトウェア部36にM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を通知または設定するアドレスおよびID通知・設定処理部35と、M2Mデバイスの識別情報を生成して管理するID生成・管理部37とを有する。
ソフトウェア配信処理部33は、ソフトウェア配信管理部331、ソフトウェア選択部332及び配信DB333を備えている。
アドレスおよびID通知・設定処理部35は、アドレスおよびID通知・設定管理部351、データベース作成部352、アドレスおよびID選択部353及び組情報DB354を備えている。
ソフトウェア配信処理部33は、M2Mデバイス51から取得したデバイス管理情報に基づいて、M2Mデバイス51を用いたサービスで必要な、該サービスを提供するためのソフトウェアや管理ソフトウェア、あるいはドライバソフトウェア等のサービスソフトウェアを選択し、外部接続インターフェース14を介してソフトウェア配信サーバ52に該サービスソフトウェアの配信を要求する。また、ソフトウェア配信処理部33は、ソフトウェア配信サーバ52から通知される、サービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信する。さらに、ソフトウェア配信処理部33は、配信されたサービスソフトウェア及び該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報をアドレスおよびID通知・設定管理部351へ通知する。
ソフトウェア配信管理部331は、デバイス管理部32から取得したデバイス管理情報をソフトウェア選択部332へ通知し、ソフトウェア選択部332で決定した、ソフトウェア配信サーバ52に対して配信を要求するサービスソフトウェアの情報を取得する。ソフトウェア配信管理部331は、該サービスソフトウェアの情報に基づいて、外部接続インターフェース34を介してソフトウェア配信サーバ52にサービスソフトウェアの配信を要求する。また、サービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報をアドレスおよびID通知・設定管理部351へ通知する。ソフトウェア配信管理部331は、ソフトウェア配信サーバ52からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信すると、アドレスおよびID通知・設定管理部351に該サービスソフトウェアの配信完了を通知する。なお、ソフトウェア配信管理部331は、デバイス管理部32から取得したデバイス管理情報をソフトウェア選択部332に通知し、ソフトウェア選択部332で選択したサービスソフトウェアが既にダウンロード済みである場合、アドレスおよびID通知・設定管理部351に該サービスソフトウェアの情報及び該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を通知した後の任意のタイミングで、またはアドレスおよびID通知・設定管理部351から組情報DB354に対する登録完了通知を受信したタイミングで、アドレスおよびID通知・設定管理部351に該サービスソフトウェアの配信完了を通知する。
ソフトウェア選択部332は、ソフトウェア配信管理部331から取得したデバイス管理情報に基づいて、M2Mデバイス51を用いたサービスの提供に必要なサービスソフトウェアを決定する。サービスソフトウェアは、デバイス管理情報に含まれる任意の情報を鍵に用いて、配信DB333で保持しているデバイス管理情報とサービスソフトウェアの情報とから成る組情報を用いて選択される。ソフトウェア選択部332は、選択したサービスソフトウェアの情報をソフトウェア配信管理部331へ通知する。
配信DB333は、デバイス管理情報とM2Mサービスを提供するためのサービスソフトウェアの情報とから成る組情報を保存する。
外部接続インターフェース34は、ソフトウェア自動配備装置3と外部装置との通信インターフェースである。本実施形態の外部接続インターフェース34は、ソフトウェア配信サーバ52または不図示のM2Mサービス提供サーバ類との通信インターフェースとなる。
アドレスおよびID通知・設定処理部35は、ソフトウェア配信管理部331から受信した、配信されたサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を取得し、それらの組情報を生成する。また、アドレスおよびID通知・設定処理部35は、ソフトウェア配信管理部331からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信すると、該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報を選択し、該サービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部36にM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を通知あるいは設定する。
アドレスおよびID通知・設定管理部351は、ソフトウェア配信管理部331から取得したサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報をデータベース作成部352へ通知する。また、アドレスおよびID通知・設定管理部351は、ソフトウェア配信管理部331からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報を受信すると、アドレスおよびID選択部353に配信が完了したサービスソフトウェアの情報を通知し、該サービスソフトウェアに通知または設定するM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を取得する。アドレスおよびID通知・設定管理部351は、取得したM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を、配信されたサービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部36に通知あるいは設定する。
データベース作成部352は、アドレスおよびID通知・設定管理部351から受信したサービスソフトウェアの情報とM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報から、例えば図16に示すような組情報を生成し、組情報DB354へ登録する。組情報には、図16に示すように、サービスソフトウェアを用いる、または該サービスソフトウェアで用いられるM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報と、該サービスソフトウェアが既にダウンロード済みであるか否かを示す配信完了情報とによって構成され、各サービスソフトウェアに対応して登録されている。
サービスソフトウェアは、通常、複数のM2Mデバイスで用いることが可能であるため、データベース作成部352は、アドレスおよびID通知・設定管理部351から、組情報DB354に既に登録されたサービスソフトウェアの情報と、該サービスソフトウェアに対応するM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を取得した場合、組情報DB354に登録された対応するサービスソフトウェアの組情報に該M2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を追加する。
アドレスおよびID選択部353は、アドレスおよびID通知・設定管理部351からサービスソフトウェアの配信完了を示す情報が通知されると、該サービスソフトウェアを用いたサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を組情報DB354から取得し、アドレスおよびID通知・設定管理部351へ通知する。
組情報DB354は、図16に示すようなサービスソフトウェア情報61、M2Mデバイスアドレス情報及び識別情報65及び配信完了情報63から成る組情報6Cを保存する。
サービスソフトウェア情報61には、プログラム名やプログラムの識別番号等、サービスソフトウェアを識別するための情報が用いられる。アドレス情報及び識別情報65は、M2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報である。上述したように、M2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報は、サービスソフトウェア情報61に対応して複数設けることが可能である。配信完了情報63は、サービスソフトウェアがソフトウェア自動配備装置3に既に配信されているか否かを示す情報である。
サービスソフトウェア部36は、配信されたプログラム(サービスソフトウェア)にしたがって処理を実行することで、M2Mデバイス51を用いたM2Mサービスを実現する。サービスソフトウェア部36は、M2Mサービス毎、M2Mサービスの組み合わせ毎、M2Mデバイス毎、あるいはM2Mデバイスの組み合わせ毎に存在する。すなわち、ソフトウェア自動配備装置3は複数のサービスソフトウェア部36を備えていてもよい。
なお、図16に示す配信DB333はソフトウェア配信処理部33の外部に備えていてもよく、図16に示す組情報DB354はアドレスおよびID通知・設定処理部35の外部に備えてもいてもよい。また、配信DB333及び組情報DB354は、ソフトウェア自動配備装置3の外部に備えていてもよい。以下、特に指定しない限り、配信DB333や組情報DB354等のデータベースは、ソフトウェア配信処理部33やアドレスおよびID通知・設定処理部35の外部、またはソフトウェア自動配備装置3の外部に設けることが可能であるものとする。
図15に示すソフトウェア自動配備装置3が備えるデバイスドライバ31、デバイス管理部32、外部接続インターフェース34及びID生成・管理部37の機能は、図9に示したソフトウェア自動配備装置2Aと同様である。
次に、第3の実施の形態のソフトウェア自動配備装置3の動作について図17を用いて説明する。
図17は、第3の実施の形態のソフトウェア自動配備装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図17に示すように、ソフトウェア自動配備装置3は、M2Mデバイス51が接続されたか否かを監視する(ステップS30)。M2Mデバイス51が接続されていない場合、ソフトウェア自動配備装置3はステップS30の処理を繰り返す。
M2Mデバイス51が接続されると、ソフトウェア自動配備装置3は、接続されたM2Mデバイス51からデバイス管理情報を取得し、該デバイス管理情報に基づいてソフトウェア配信サーバに対して配信を要求するサービスソフトウェアを決定する(ステップS31)。
次に、ソフトウェア自動配備装置3は、ステップS31で決定したサービスソフトウェアがダウンロード済みであるか否かを判定する(ステップS32)。
ステップS31で決定したサービスソフトウェアが既にダウンロード済みである場合、ソフトウェア自動配備装置3は、該サービスソフトウェアの情報と、該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報とから成る組情報に、ステップS30で取得したM2Mデバイス管理情報から抽出したM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報を追加して該組情報を更新する(ステップS36)。その後、ステップS37へ移行する。
ステップS31で決定したサービスソフトウェアがダウンロード済みでない場合、ソフトウェア自動配備装置3は、ソフトウェア配信サーバ52に該サービスソフトウェアの配信を要求する(ステップS33)。また、ステップS31で決定したサービスソフトウェアの情報と、該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報とから成る組情報を生成して保存する(ステップS34)。
次に、ソフトウェア自動配備装置3は、ステップS33で要求したサービスソフトウェアの配信が完了したか否かを判定し(ステップS35)、配信が完了した場合はステップS37へ移行する。配信が完了していない場合、ソフトウェア自動配備装置3はステップS35の処理を繰り返す。
ステップS37において、ソフトウェア自動配備装置3は、ステップS34で作成した組情報、またはステップS36で更新した組情報に基づき、ステップS31で決定したサービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を取得する。
そして、ステップS37で取得したM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報を、ステップS31で決定したサービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部36に通知あるいは設定する(ステップS38)。
なお、図17に示す処理において、ステップS33とステップS34の処理の順番は逆でもよい。
次に、第3の実施の形態のソフトウェア自動配備システムの変形例について図18を用いて説明する。
図18に示すソフトウェア自動配備システムは、上記ソフトウェア自動配備装置3のデバイス管理部32、ソフトウェア配信処理部33及びアドレスおよびID通知・設定処理部35の機能を、それぞれ外部装置として有する構成である。
ソフトウェア自動配備装置3’は、上記ソフトウェア自動配備装置3からデバイス管理部32、ソフトウェア配信処理部33、並びにアドレスおよびID通知・設定処理部35の機能を除いた構成であり、M2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報を配信されたプログラム(サービスソフトウェア)に通知または設定する。
ソフトウェア配信処理サーバ54は、上記ソフトウェア配信処理部33の機能を実現するサーバである。ソフトウェア配信処理サーバ54は、ソフトウェア配信サーバ52に対してソフトウェア自動配備装置3’で必要なサービスソフトウェアの配信を要求する。また、ソフトウェア配信処理サーバ54は、ソフトウェア自動配備装置3’へ配信するサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報をアドレスおよびID通知・設定処理装置4Cへ通知すると共に、ソフトウェア自動配備装置3’に対するサービスソフトウェアの配信が完了すると、配信完了を示す情報をアドレスおよびID通知・設定処理装置4Cへ送信する。
デバイス遠隔管理サーバ53は、上記デバイス管理部32の機能を実現するサーバである。デバイス遠隔管理サーバ53は、ソフトウェア自動配備装置3’を介してM2Mデバイス51を管理すると共に、ソフトウェア配信処理サーバ54へデバイス管理情報を通知する。
アドレスおよびID通知・設定処理装置4Cは、上記アドレスおよびID通知・設定処理部35の機能を実現する装置であり、アドレスおよびID通知・設定管理部41、データベース作成部42、アドレスおよびID選択部43、組情報DB44及び外部接続インターフェース45を備えている。
アドレスおよびID通知・設定管理部41は、上記アドレスおよびID通知・設定管理部351と同様の機能を備え、データベース作成部42は上記データベース作成部352と同様の機能を備えている。また、アドレスおよびID選択部43は上記アドレスおよびID選択部353と同様の機能を備え、組情報DB44は上記組情報DB354と同様の機能を備えている。外部接続インターフェース45は、外部装置との通信を実現する通信インターフェースである。
図18に示すソフトウェア自動配備システムは、デバイス管理部32、ソフトウェア配信処理部33及びアドレスおよびID通知・設定処理部35の全ての機能を外部装置として備える必要はなく、これらのうちの一部の機能を備える構成でもよい。その場合、ソフトウェア自動配備装置3’には、外部装置で実現しない機能を備えていればよい。
次に、図18に示したアドレスおよびID通知・設定処理装置4Cの動作について図19を用いて説明する。
図19は、図18に示したアドレスおよびID通知・設定処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図19に示すように、アドレスおよびID通知・設定処理装置4Cは、ソフトウェア配信処理サーバ54から、サービスソフトウェアと該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報とから成る組情報の作成が依頼された否かを監視する(ステップS60)。該組情報の作成が依頼された場合、アドレスおよびID通知・設定処理装置4Cは、作成が依頼された該組情報が既に存在するか否かを判定する(ステップS61)。
作成が依頼された組情報が存在しない場合、アドレスおよびID通知・設定処理装置4Cは、依頼されたサービスソフトウェアの情報と該サービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報とから成る組情報を生成して保存する(ステップS62)。
作成が依頼された組情報が既に存在する場合、アドレスおよびID通知・設定処理装置4Cは、該組情報にM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報を加えて組情報を更新する(ステップS63)。
ステップS60において、組情報の作成が依頼されていない場合、アドレスおよびID通知・設定処理装置4Cは、ソフトウェア配信処理サーバ54からサービスソフトウェアの配信完了が通知されたか否かを判定する(ステップS64)。サービスソフトウェアの配信完了が通知されていない場合、アドレスおよびID通知・設定処理装置4CはステップS60からの処理を繰り返す。
サービスソフトウェアの配信完了が通知されている場合、アドレスおよびID通知・設定処理装置4Cは、ステップS62で作成した組情報またはステップS63で更新した組情報に基づいて、配信完了が通知されたサービスソフトウェアを用いたM2Mサービスで必要なM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を取得する(ステップS65)。
そして、ステップS65で取得したM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報をソフトウェア自動配備装置3’に通知し、M2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報をソフトウェア自動配備装置3’に配信されたサービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部36に通知あるいは設定する(ステップS66)。
本実施形態によれば、ソフトウェア自動配備装置3または3’により、M2Mデバイスの管理機能を用いて取得したM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報とM2Mデバイス51を用いたサービスを実現するサービスソフトウェアとの組情報を保存し、保存した組情報に基づいてM2Mデバイス51のアドレス情報及び識別情報を、配信されたサービスソフトウェアにしたがって処理を実行するサービスソフトウェア部36に通知または設定することで、M2Mサービスを提供するM2Mサービス提供サーバ類は、M2Mサービスで用いるM2Mデバイス51を識別することが可能であり、該M2Mデバイス51と通信できる。したがって、M2Mサービス提供サーバ類は、M2Mデバイス51を用いてM2Mサービスを提供することが可能になる。また、サービスソフトウェアには、M2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報を取得するための機能やM2Mサービス提供サーバ類にアドレス情報や識別情報を通知するための機能を備える必要がないため、サービスソフトウェアの開発コストを低減できる。
また、M2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報をサービスソフトウェアに通知あるいは設定することで、サービスソフトウェアに、アドレス情報から識別情報を検索する機能、あるいは識別情報からアドレス情報を検索する機能を設ける必要がない。そのため、第1の実施の形態及び第2の実施の形態よりもサービスソフトウェアの開発コストを低減できる。
さらに、本実施形態では、サービスソフトウェアに対するM2Mデバイスのアドレス情報及び識別情報の通知または設定に、ID生成・管理部37を経由する必要がないため、ID生成・管理部37の機能を削減できる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細は本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更が可能である。
この出願は、2011年5月24日に出願された特願2011−115896号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
(付記1)
ネットワークに接続可能な機器を用いたサービスを提供するためのサービスソフトウェアをダウンロードするソフトウェア配信処理部と、
前記機器を管理するプロトコルあるいは該機器を管理する機能を用いて取得した該機器の管理情報に含まれる該機器のアドレス情報を、前記ダウンロードしたサービスソフトウェアに対して通知あるいは設定するアドレス通知設定部と、
を有するソフトウェア自動配備装置。
(付記2)
前記ソフトウェア配信処理部は、
前記機器の接続を契機に、前記サービスソフトウェアを配信するサーバから前記サービスソフトウェアをダウンロードする付記1記載のソフトウェア自動配備装置。
(付記3)
前記アドレス通知設定部は、
前記機器の管理情報から選択したダウンロードするサービスソフトウェアの情報と、該機器の管理情報に含まれるアドレス情報を含む組情報を保存する付記1または2記載のソフトウェア自動配備装置。
(付記4)
前記アドレス通知設定部は、
前記ソフトウェア配信処理部から前記サービスソフトウェアの配信完了通知を受信すると、該サービスソフトウェアに対応するアドレス情報を該サービスソフトウェアに対して通知または設定する付記1から3のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
(付記5)
前記アドレス通知設定部は、
前記サービスソフトウェアと前記アドレス情報の組情報を参照することで、該サービスソフトウェアに通知または設定するアドレス情報を取得する付記3または4記載のソフトウェア自動配備装置。
(付記6)
前記ソフトウェア配信処理部は、
前記サービスソフトウェアと前記アドレス情報の組情報を前記アドレス通知設定部へ通知する付記1から5のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
(付記7)
前記機器のアドレス情報に代わって、前記機器の管理情報から抽出または生成した該機器を識別するための識別情報を用いる付記1から6のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
(付記8)
前記機器のアドレス情報と共に前記機器の管理情報から抽出または生成した該機器を識別するための識別情報を用いる付記1から7のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
(付記9)
前記アドレス通知設定部は、
選出したアドレス情報を、前記機器の管理情報から前記識別情報を抽出あるいは生成するとともに該機器のアドレス情報と共に該識別情報を管理する識別情報生成管理機能を中継することで、前記アドレス情報から識別情報を選出し、選出した識別情報、または前記アドレス情報と選出した識別情報の両方を前記サービスソフトウェアに通知あるいは設定する付記1から6のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
(付記10)
前記アドレス通知設定部は、
選出した識別情報を、前記機器の管理情報から前記識別情報を抽出あるいは生成するとともに該機器のアドレス情報と共に該識別情報を管理する識別情報生成管理機能を中継することで、前記識別情報からアドレス情報を選出し、選出したアドレス情報、または前記識別情報と選出したアドレス情報の両方を前記サービスソフトウェアに通知あるいは設定する付記7記載のソフトウェア自動配備装置。
(付記11)前記ソフトウェア自動配備装置が備える、前記アドレス通知設定部または前記ソフトウェア配信処理部の少なくとも一方が外部装置である付記1から10のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
(付記12)付記1から11のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置と、
前記サービスソフトウェアを配信するソフトウェア配信サーバと、
を有するソフトウェア自動配備システム。
(付記13)前記ソフトウェア自動配備装置が備える、前記アドレス通知設定部または前記ソフトウェア配信処理部の少なくとも一方が外部装置である付記12記載のソフトウェア自動配備システム。
(付記14)ネットワークに接続可能な機器を用いたサービスを提供するためのサービスソフトウェアをダウンロードするソフトウェア配信処理ステップと、
前記機器を管理するプロトコルあるいは該機器を管理する機能を用いて取得した該機器の管理情報に含まれる該機器のアドレス情報を、前記ダウンロードしたサービスソフトウェアに対して通知あるいは設定するアドレス通知設定ステップと、
を有するソフトウェア自動配備方法。
(付記15)前記ソフトウェア配信処理ステップは、
前記機器の接続を契機に、前記サービスソフトウェアを配信するサーバから前記サービスソフトウェアをダウンロードする付記14記載のソフトウェア自動配備方法。
(付記16)前記アドレス通知設定ステップは、
前記機器の管理情報から選択したダウンロードするサービスソフトウェアの情報と、該機器の管理情報に含まれるアドレス情報を含む組情報を保存する付記14または15記載のソフトウェア自動配備方法。
(付記17)前記アドレス通知設定ステップは、
前記ソフトウェア配信処理ステップから前記サービスソフトウェアの配信完了通知を受信すると、該サービスソフトウェアに対応するアドレス情報を該サービスソフトウェアに対して通知または設定する付記14から16のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備方法。
(付記18)前記アドレス通知設定ステップは、
前記サービスソフトウェアと前記アドレス情報の組情報を参照することで、該サービスソフトウェアに通知または設定するアドレス情報を取得する付記16または17記載のソフトウェア自動配備方法。
(付記19)前記ソフトウェア配信処理ステップは、
前記サービスソフトウェアと前記アドレス情報の組情報を前記アドレス通知設定ステップへ通知する付記14から18のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備方法。
(付記20)前記機器のアドレス情報に代わって、前記機器の管理情報から抽出または生成した該機器を識別するための識別情報を用いる付記14から19のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備方法。
(付記21)前記機器のアドレス情報と共に前記機器の管理情報から抽出または生成した該機器を識別するための識別情報を用いる付記14から20のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備方法。
(付記22)前記アドレス通知設定ステップは、
選出したアドレス情報を、前記機器の管理情報から前記識別情報を抽出あるいは生成するとともに該機器のアドレス情報と共に該識別情報を管理する識別情報生成管処理ステップを中継することで、前記アドレス情報から識別情報を選出し、選出した識別情報、または前記アドレス情報と選出した識別情報の両方を前記サービスソフトウェアに通知あるいは設定する付記14から19のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備方法。
(付記23)前記アドレス通知設定ステップは、
選出した識別情報を、前記機器の管理情報から前記識別情報を抽出あるいは生成するとともに該機器のアドレス情報と共に該識別情報を管理する識別情報生成管処理ステップを中継することで、前記識別情報からアドレス情報を選出し、選出したアドレス情報、または前記識別情報と選出したアドレス情報の両方を前記サービスソフトウェアに通知あるいは設定する付記22記載のソフトウェア自動配備方法。

Claims (10)

  1. ネットワークに接続可能な機器を用いたサービスを提供するためのサービスソフトウェアをダウンロードするソフトウェア配信処理部と、
    前記機器を管理するプロトコルあるいは該機器を管理する機能を用いて取得した該機器の管理情報に含まれる該機器のアドレス情報を、前記ダウンロードしたサービスソフトウェアに対して通知あるいは設定するアドレス通知設定部と、
    を有するソフトウェア自動配備装置。
  2. 前記ソフトウェア配信処理部は、
    前記機器の接続を契機に、前記サービスソフトウェアを配信するサーバから前記サービスソフトウェアをダウンロードする請求項1記載のソフトウェア自動配備装置。
  3. 前記アドレス通知設定部は、
    前記機器の管理情報から選択したダウンロードするサービスソフトウェアの情報と、該機器の管理情報に含まれるアドレス情報を含む組情報を保存する請求項1または2記載のソフトウェア自動配備装置。
  4. 前記アドレス通知設定部は、
    前記ソフトウェア配信処理部から前記サービスソフトウェアの配信完了通知を受信すると、該サービスソフトウェアに対応するアドレス情報を該サービスソフトウェアに対して通知または設定する請求項1から3のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
  5. 前記アドレス通知設定部は、
    前記サービスソフトウェアと前記アドレス情報の組情報を参照することで、該サービスソフトウェアに通知または設定するアドレス情報を取得する請求項3または4記載のソフトウェア自動配備装置。
  6. 前記ソフトウェア配信処理部は、
    前記サービスソフトウェアと前記アドレス情報の組情報を前記アドレス通知設定部へ通知する請求項1から5のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
  7. 前記機器のアドレス情報に代わって、前記機器の管理情報から抽出または生成した該機器を識別するための識別情報を用いる請求項1から6のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
  8. 前記機器のアドレス情報と共に前記機器の管理情報から抽出または生成した該機器を識別するための識別情報を用いる請求項1から7のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
  9. 前記アドレス通知設定部は、
    選出したアドレス情報を、前記機器の管理情報から前記識別情報を抽出あるいは生成するとともに該機器のアドレス情報と共に該識別情報を管理する識別情報生成管理機能を中継することで、前記アドレス情報から識別情報を選出し、選出した識別情報、または前記アドレス情報と選出した識別情報の両方を前記サービスソフトウェアに通知あるいは設定する請求項1から6のいずれか1項記載のソフトウェア自動配備装置。
  10. 前記アドレス通知設定部は、
    選出した識別情報を、前記機器の管理情報から前記識別情報を抽出あるいは生成するとともに該機器のアドレス情報と共に該識別情報を管理する識別情報生成管理機能を中継することで、前記識別情報からアドレス情報を選出し、選出したアドレス情報、または前記識別情報と選出したアドレス情報の両方を前記サービスソフトウェアに通知あるいは設定する請求項7記載のソフトウェア自動配備装置。
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