JPWO2012105646A1 - 薬剤収納容器 - Google Patents

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Abstract

薬液収納容器(1)は、容器本体(2)と、容器本体(2)に収納された薬剤(10)とを有し、容器本体(2)は、先端側に設けられ、液体が注入される第1の空間(21)と、第1の空間(21)よりも基端側に設けられ、薬剤(10)を収納する第2の空間(23)と、第1の空間(21)と第2の空間(23)とを連通するとともに第1の空間(21)から注入された液体(20)を第2の空間(23)の内側面(23a)に誘導する少なくとも1つの誘導路(6)とを有し、内側面(23a)に誘導した液体(20)を内側面(23a)を伝わせて薬剤(10)に供給するよう構成されている。また、誘導路(6)は、容器本体(2)の周方向に沿って間隔をおいて複数設けられている。

Description

本発明は、薬剤収納容器に関する。
通常、多くの薬剤は、ゴム栓で封止されたバイアル容器(薬剤収納容器)内に収納されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなバイアル容器から、例えば粉末状の薬剤を取り出す場合、溶解用液を収納したシリンジの先端に注射針を取り付け、注射針でバイアル容器のゴム栓を刺通してバイアル容器内に溶解用液を注入する。これにより、薬剤が溶解した溶解用液(以下「薬液」と言う。)が得られる。しかしながら、このようなバイアル容器では、注射針から流れ出る溶解用液が勢いよく直接、薬剤に垂れ落ちてしまうため、薬液が泡立ってしまい(薬液中に気泡が発生してしまい)、注射器等を用いてバイアル容器から薬液を吸引する際、正確な計量ができなかったり、薬液の濃度にムラが生じたりすると言った問題が生じる。
特開2006−55452号公報
本発明の目的は、薬液の泡立ちを抑制することのできる薬剤収納容器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、先端と基端とを有し、薬剤が収納される容器本体からなる薬剤収納容器において、
前記容器本体は、先端側に設けられ、液体が注入される開口部を有する第1の空間と、前記第1の空間よりも基端側に設けられ、内側面を有し、かつ前記薬剤が収納される第2の空間と、前記第1の空間と前記第2の空間とを空間的に仕切る仕切部とを備え、
前記仕切部は、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通するとともに前記開口部から前記第1の空間に注入される前記液体を前記第2の空間の前記内側面に誘導する少なくとも1つの誘導路を有していることを特徴とする薬剤収納容器である。
本発明の薬剤収納容器では、前記誘導路は、前記内側面に誘導される前記液体を、前記内側面を伝わらせて前記第2の空間に収納される前記薬剤に供給するよう構成されているのが好ましい。
本発明の薬剤収納容器では、前記誘導路は、前記容器本体の周方向に沿って間隔をおいて複数設けられているのが好ましい。
本発明の薬剤収納容器では、前記誘導路は、前記容器本体を先端側から見た平面視にて、扇形をなしているのが好ましい。
本発明の薬剤収納容器では、前記第2の空間は、その内径が基端側に向けて漸減する内径漸減部を有し、
前記液体は、前記内径漸減部の内側面を伝いながら前記薬剤に供給されるのが好ましい。
本発明の薬剤収納容器では、前記仕切部は、前記第2の空間の内側に突出する凸部を有し、
前記凸部は、前記容器本体の基端側に向けて内方に傾斜する傾斜面を有し、
前記誘導路の前記第2の空間側の開口は、前記凸部の周縁に形成されているのが好ましい。
本発明の薬剤収納容器では、前記容器本体は、前記第1の空間および前記仕切部を構成する第1部材と、前記第2の空間を構成する第2部材とが接合されてなるのが好ましい。
本発明の薬剤収納容器では、前記開口部には、弁体または針体が刺通可能な蓋体が設けられており、前記容器本体内が気密的に封止されているのが好ましい。
図1は、本発明の薬剤収納容器の第1実施形態を示す縦断面図である。 図2は、図1に示す薬剤収納容器の使用方法を説明するための断面図である。 図3は、本発明の薬剤収納容器の第2実施形態を示す縦断面図である。 図4は、図3に示す薬剤収納容器の変形例を示す縦断面図である。 図5は、本発明の薬剤収納容器の第3実施形態を示す横断面図である。 図6は、本発明の薬剤収納容器の第4実施形態を示す縦断面図である。 図7は、本発明の薬剤収納容器の第5実施形態を示す縦断面図である。 図8は、図7に示す薬剤収納容器の横断面図である。
以下、本発明の薬剤収納容器を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の薬剤収納容器の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の薬剤収納容器の第1実施形態を示す縦断面図、図2は、図1に示す薬剤収納容器の使用方法を説明するための断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1、図2中の上側を「上」、下側を「下」という。
図1に示す薬剤収納容器(バイアル容器)1は、容器本体2と、容器本体2に収納された薬剤10とを有している。また、薬剤収納容器1は、蓋体4を有しており、これにより、使用前(保管時)の状態で容器本体2内の気密性が保持されている。
この薬剤収納容器1では、例えば溶解用液、希釈用液や薬液等の液体(以下、単に「液体20」と言う。)を、第1の空間21を介して容器本体2内に注入して、薬剤10と液体20とを混合する操作等が行われる。なお、以下では、薬剤10と液体20との混合物を「薬液30」とも言う。
容器本体2に収納する薬剤10としては、粉末製剤などの固形製剤が挙げられる。粉末製剤とする場合、例えば、第1の空間21より容器本体2内に注入した薬液を凍結乾燥することにより、封入することができる。薬剤10の具体例としては、例えば、ビタミン剤(総合ビタミン剤)、各種アミノ酸、ヘパリンのような抗血栓剤、インシュリン、エリスロポエチン、顆粒球コロニー刺激因子、成長ホルモン、血液抗凝固因子のようなタンパク製剤、抗生物質、抗腫瘍剤、鎮痛剤、強心剤、静注麻酔剤、抗パーキンソン剤、潰瘍治療剤、副腎皮質ホルモン剤、不整脈用剤、補正電解質、タンパク分解酵素阻害剤、トロンボキサン合成阻害剤等が挙げられる。
図1に示すように、容器本体2は、有底円筒状をなし、上側(先端側)に設けられ、開口部211を有する第1の空間21と、下側(基端側)に設けられ、薬剤10が収納された第2の空間23と、第1の空間21と第2の空間23とを空間的に仕切る仕切部22とを有している。
第2の空間23は、容器本体2の軸方向にほぼ一定の内径を有する径一定部231と、径一定部231の下端と接続されており、下端側に向けて内径が漸減する内径漸減部232とを有している。薬剤収納容器1では、内径漸減部232に薬剤(固形製剤)10が収納されており、薬剤10の表面が径一定部231と内径漸減部232の境界部よりも下側に位置している。
内径漸減部232の高さは、特に限定されないが、径一定部231の高さの0.7倍〜1.3倍程度であるのが好ましい。これにより、径一定部231と内径漸減部232の境界部が適した位置となり、後述するような効果をより確実に発揮することができるようになる。
薬剤収納容器1は、後述するように、第1の空間21から注入された液体20を第2の空間23の内側面23aを伝わらせて薬剤10に供給するよう構成されており、内径漸減部232を設けることにより、薬剤10に供給される直前の液体20の流動速度を抑制することができる。そのため、液体20をより穏やかに薬剤10に供給することができる。また、例えば、第2の空間23の内側面23aを伝う液体20が薬剤10に供給される前に内側面23aから離脱し、液滴となって薬剤10に直接垂れ落ちるのを抑制することもできる。
ここで、内側面23aの内径漸減部232における容器本体2の中心軸Jに対する傾斜角θ1は、特に限定されないが、5°〜20°程度であるのが好ましく、10°〜15°程度であるのがより好ましい。これにより、上記効果を効果的に発揮することができるとともに、内径漸減部232の内部空間、すなわち薬剤10を収納する領域を充分に確保することができる。
第1の空間21は、第2の空間23に対して縮径した形状をなしている。また、第1の空間21には、容器本体2の内外を連通する開口部211が形成されており、この開口部211を介して液体20が容器本体2内に注入される。
本実施形態では、第1の空間21には、例えば、ゴム栓等で構成された蓋体4が嵌め込まれており、開口部211が塞がれている。これにより、容器本体2内の気密性が保持されている。
仕切部22は、第1の空間21と第2の空間23との間に設けられており、これらを空間的に仕切っている。このような仕切部22は、略円錐台形状をなしており、その上面が第1の空間21内に臨み、下面が第2の空間23内に臨んでいる。
また、仕切部22には、第1の空間21と第2の空間23とを連通する誘導路6が形成されている。誘導路6は、仕切部22の側面の傾斜に倣って形成された貫通孔であり、一端が第1の空間21に開口し、他端が第2の空間23に開口している。このような誘導路6は、第1の空間21から注入された液体20を第2の空間23の内側面23aに誘導する機能を有している。内側面23aに誘導された液体20は、そのまま内側面23aを伝い落ちながら薬剤10に供給される。
このような機能を有する誘導路6を備えることにより、液体20を内側面23aを伝わらせて薬剤10に供給することができるため、液体20の薬剤10への供給が穏やかとなる。そのため、薬剤10と液体20との混合物である薬液30の泡立ちを抑制することができ、正確な計量が可能で、かつ液体20中に薬剤10が均一に溶解した薬液30を得ることができる。
誘導路6は、第2の空間23に臨む開口の一部が第2の空間23の内側面23aと連続的に接続されている。言い換えれば、第2の空間23に臨む開口の一部が第2の空間23の内側面23aと接触している。これにより、より確実に、誘導路6内を流動してきた液体20を内側面23aに誘導することができる。
本実施形態では、誘導路6は、容器本体2の周方向に等間隔に複数形成されている。これにより、第2の空間23の内側面23aの複数箇所に、液体20を偏りなく誘導することができる。そのため、液体20をより広い範囲から薬剤10に供給することができ、液体20と薬剤10との混合をスムーズに行うことができる。
誘導路6の数は、特に限定されず、容器本体2の大きさ、誘導路6の横断面積等によっても異なるが、2本〜10本程度であるのが好ましい。これにより、単位時間あたりに第2の空間23に誘導される液体20の量(以下、単に「誘導量」とも言う。)を適量とすることができ、液体20と薬剤10との混合をスムーズに行うことができる。また、誘導量が少な過ぎて、液体20と薬剤10との混合に時間がかかったり、反対に、誘導量が多過ぎて、液体20が大量に第2の空間23の内側面23aに誘導され、内側面23aを伝い落ちる液体20の流動速度が過度に増加してしまったりするのを効果的に抑制することができる。
また、各誘導路6の中心軸Jを法線とする平面に対する傾斜角θ2は、特に限定されないが、15°〜45°程度であるのが好ましく、30°〜40°程度であるのがより好ましく、33〜36°程度であるのがさらに好ましい。これにより、誘導路6内を流れる液体20の流動速度が適度な速度となる。そのため、液体20を効率的に内側面23aに誘導させることができるとともに、内側面23aを伝い落ちる液体20の流動速度を抑えることができ、液体20を穏やかに薬剤10に供給することができる。
各誘導路6の横断面積は、特に限定されず、1mm〜50mm程度であるのが好ましく、5mm〜20mm程度であるのがより好ましい。これにより、各誘導路6の液体20の誘導量を適量とすることができる。
また、各誘導路6の横断面積は、流路の延在方向に沿って一定であってもよいし、延在方向に沿って変化していてもよい。延在方向に沿って変化している場合には、例えば、横断面積が上流側から下流側に向けて漸減している等、下流側の横断面積が上流側の横断面積よりも小さくなっているのが好ましい。これにより、誘導路6の下流側での液体20の流動速度が抑えられ、第2の空間23の内側面23aを伝い落ちる液体20の流動速度を抑えることができる。
また、各誘導路6の横断面形状は、特に限定されず、円形、四角形等であってもよいが、深さLよりも幅Wの方が大きい偏平形状(中心軸J方向に偏平した形状)であるのが好ましい。このような形状とすることにより、第2の空間23に臨む開口のより広い領域を第2の空間23の内側面23aと連続的に接続することができるため、より確実に、液体20を内側面23aに誘導することができる。
また、各誘導路6の高さTは、特に限定されないが、1mm〜5mm程度であるのが好ましく、2mm〜3mm程度であるのがより好ましい。これにより、誘導路6内の液体20の流れがスムーズとなる。また、液体20を誘導路6の内面の上側と接触させながら内側面23aに誘導することができる。この部分は、第2の空間23の内側面23aと連続している面であるため、液体20を誘導路6の内面の上側と接触させることにより、より確実に、内側面23aに誘導することができる。なお、液体20の粘土等によっても異なるが、誘導路6の高さが1mm未満である場合には、誘導路6内に液残りが発生するおそれがあり、液体20と薬剤10との混合が不完全となる場合がある。反対に、誘導路6の高さが5mmを超えると、液体20の回り込みが発生するおそれがあり、誘導路6内の液体20の流れが乱れて液体20のスムーズな供給が阻害される場合がある。
また、各誘導路6の幅Wは、延在方向に沿って一定であってもよいし、延在方向に沿って変化していてもよい。延在方向に沿って変化している場合には、例えば、下流側の幅が下流側に向けて漸増し、誘導路6の下流部がテーパ状となっているのが好ましい。このような形状とすることにより、誘導路6を流れてきた液体20が第2の空間23の内側面23aの周方向の比較的広い領域に濡れ広がる。そのため、内側面23aを伝い落ちる液体20の流動速度を抑えることができ、液体20を穏やかに薬剤10に供給することができる。また、液体20をより広い範囲から薬剤10に供給することができるため、液体20と薬剤10との混合をスムーズに行うことができる。
以上、容器本体2の構成について詳細に説明した。
このような容器本体2は、2つの部材を接合して形成されている。具体的には、第1の空間21および仕切部22を構成する第1部材2aと、第2の空間23を構成する第2部材2bとを有しており、これらを接合することにより容器本体2が形成されている。
このように、容器本体2を2つの部材から形成することにより、例えば、射出成型法などによって、仕切部22の形成を簡単に行うことができる。なお、第1部材2aと第2部材2bとの接合方法は、特に限定されず、例えば、圧着、溶着、接着等の各種接合方法を用いることができる。
容器本体2(第1、第2部材2a、2b)の構成材料は、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ4−メチルペンテン、COC(環状オレフィンコポリマー)、COP(環状オレフィンポリマー)等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、塩化ビニル樹脂、ポリビニルアルコール等のビニル系樹脂や、その他の熱可塑性樹脂のような樹脂材料、アルミニウムのような金属材料、各種ガラス材料等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
次に、薬剤収納容器1の使用方法について、薬剤10を溶解用液である液体20を用いて溶解または分散する場合を一例に、図2に基づいて説明する。
[1] まず、液体20を収納したシリンジ組立体900を用意する。シリンジ組立体900は、シリンジ700と、シリンジ700に装着された注射針800とを有している。シリンジ700は、先端口部711を有するシリンジ外筒710と、シリンジ外筒710内に摺動可能に設けられたガスケット720と、ガスケット720を移動操作する押し子730とを有し、シリンジ外筒710とガスケット720とで画成される空間内に液体20が収納されている。また、注射針800は、針体820と、針体820を支持するハブ810とを有しており、ハブ810を先端口部711に螺合や嵌合等によって固定することにより、シリンジ700に装着される。
[2] 次に、このシリンジ組立体900の針体820を薬剤収納容器1の蓋体4に刺通し、針体820の先端部を容器本体2の第1の空間21内に位置させる。これにより、シリンジ外筒710内と容器本体2内とが連通する。
[3] 次に、前記[2]の状態で、シリンジ700の押し子730を押し込むことにより、針体820を介して液体20を容器本体2内に注入する。このようにして容器本体2内に注入された液体20は、誘導路6によって第2の空間23の内側面23aに誘導される。第2の空間23の内側面23aに誘導された液体20は、内側面23aを伝い落ちてき、内径漸減部232でその流動速度が抑えられた後、穏やかに薬剤10に供給される。これにより、液体20に薬剤10が溶解または分散し、薬液30が得られる。
このように、薬剤収納容器1によれば、液体20を薬剤10に穏やかに供給することができるため、薬液30の泡立ちが防止される。そのため、正確な計量が可能で、かつ薬剤10が均一に溶解した薬液30を得ることができる。
[4] 次に、例えば、薬剤収納容器1を上下逆さまとし、薬液30を誘導路6を介して第1の空間21に誘導し、その状態で、シリンジ700の押し子730を先端口部711と反対側に移動させる。これにより、薬液30をシリンジ外筒710内に吸引することができる。そして、薬液30の吸引が終了した後、針体820を蓋体4から抜去する。
<第2実施形態>
次いで、本発明の薬剤収納容器の第2実施形態について説明する。
図3は、本発明の薬剤収納容器の第2実施形態を示す縦断面図、図4は、図3に示す薬剤収納容器の変形例を示す縦断面図である。
以下、本実施形態の薬剤収納容器について説明するが、前記第1実施形態の薬剤収納容器との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本実施形態の薬剤収納容器では、仕切部の構成が異なる以外は、前記第1実施形態の薬剤収納容器と同様である。
図3に示すように、本実施形態の仕切部22は、第2の空間23の内側に向けて突出する凸部24Aを有している。凸部24Aは、略円錐形状をなしており、容器本体2の下側に向けて内方に傾斜する傾斜面241Aを有している。また、傾斜面241Aは、各誘導路6の第2の空間23に臨む開口と接続されている。言い換えれば、各誘導路6の第2の空間23に臨む開口が凸部24Aの周縁に形成されている。この凸部24Aを設けることにより、次のような効果を発揮することができる。
前述の第1実施形態で説明した薬剤収納容器1の使用方法の工程[4]にて、薬液30をシリンジ外筒710内に吸引する際には、薬剤収納容器1を上下逆さまとし、薬液30を誘導路6を介して第1の空間21に誘導した状態で行うことを述べたが、本実施形態のように凸部24Aを設けることにより、薬剤収納容器1を上下逆さまとした際に、凸部24Aの傾斜面241Aの傾斜によって薬液30を誘導路6に効率的に導くことができる。そのため、薬剤収納容器1内の薬液30の使用、回収を効率的に行うことができる。
また、本実施形態の変形例として、図4に示すように、凸部24Aの先端部が薬剤10の表面付近まで延びている構成としてもよい。このような構成とすることにより、仮に液体20が凸部24Aの傾斜面241Aを伝い落ち、凸部24Aの頂部から薬剤10に向けて垂れ落ちたとしても、その衝撃をより小さくすることができるため、前述の効果を発揮しつつ、薬液30の泡立ちをより効果的に防止することができる。なお、この効果は、凸部24Aの先端部と薬剤10との離間距離が小さいほど高まり、凸部24Aの先端部が薬剤10の表面と接触していたり、薬剤10内に侵入していたりすると、その効果が最も高くなる。
なお、図4の構成では、凸部24Aは、傾斜面241Aの傾斜角が途中で変化する構成となっているが、凸部24Aの形状は、これに限定されず、傾斜面241Aの傾斜角が一定であってもよいし、連続的に変化していてもよい。
<第3実施形態>
次いで、本発明の薬剤収納容器の第3実施形態について説明する。
図5は、本発明の薬剤収納容器の第3実施形態を示す横断面図である。
以下、本実施形態の薬剤収納容器について説明するが、前記第1実施形態の薬剤収納容器との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本実施形態の薬剤収納容器では、誘導路の形状が異なる以外は、前記第1実施形態の薬剤収納容器と同様である。
図5に示すように、本実施形態の各誘導路6は、容器本体2の周方向に螺旋状に湾曲している。誘導路6をこのような形状とすることにより、誘導路6内を流れる液体20に遠心力が加わり、第2の空間23の内側面23aに誘導された液体20が内側面23aの周方向の広い範囲に濡れ広がる。そのため、内側面23aを伝い落ちる液体20の流動速度を抑えることができ、液体20を穏やかに薬剤10に供給することができる。また、液体20をより広い範囲から薬剤10に供給することができるため、液体20と薬剤10との混合をスムーズに行うことができる。
<第4実施形態>
次いで、本発明の薬剤収納容器の第4実施形態について説明する。
図6は、本発明の薬剤収納容器の第4実施形態を示す縦断面図である。
以下、本実施形態の薬剤収納容器について説明するが、前記第1実施形態の薬剤収納容器との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本実施形態の薬剤収納容器では、容器本体内の気密性を保持する構成が異なっている以外は、前記第1実施形態の薬剤収納容器と同様である。
本実施形態の容器本体2は、仕切部22から第1の空間21内に突出して設けられた管部224を有しており、この管部224は、各誘導路6と連通している。
また、容器本体2の第1の空間21には、開口部211を塞ぐように設けられた弁体7と、弁体7を容器本体2に固定する弁体キャップ(固定部材)8とを有している。本実施形態では、この弁体7によって、容器本体2内の気密性が保持されている。
弁体7は、管部224が挿入された筒状の本体71と、本体71の上端部に設けられ、本体71の内外を仕切るように設けられた弁部72とを有し、その全体が弾性材料により構成されている。
弁体7の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、天然ゴム、ブチルゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、シリコーンゴムのような各種ゴム材料や、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、オレフィン系、スチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、あるいはそれらの混合物等の弾性材料が挙げられる。
弁部72には、必要時に開く開閉口721が形成されている。この開閉口721は、弁部72の中央部に、弁部72を貫通して形成された例えば一文字状のスリットで構成されている。弁部72は、自然状態にあるときは、弁部72自体の弾性により閉塞されており、一方、例えはシリンジ等の先端部により軸方向に押圧されたときは、変形して開くようになっている。
このような弁体7は、その基端部を第1の空間21に挿入した状態とし、弁体キャップ8を容器本体2に装着することにより、容器本体2に対して固定されている。弁体キャップ8は、例えば螺合や圧入によって容器本体2に固定されている。容器本体2に固定された状態では、本体71の基端面が仕切部22の先端面と気密的に接触しているとともに、管部224が本体71内に挿入されている。
また、弁体キャップ8の基端と容器本体2との間には、気密性を担保するためのシール部材40が設けられている。
次に、薬剤収納容器1の使用方法について、前述した第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
まず、液体20を収納したシリンジ700を用意する。次に、このシリンジ700の先端口部711を、弁部72に当接させ、弁部72を基端方向に押圧する。これにより、弁部72が変形して開閉口が開き、シリンジ外筒710内と容器本体2の第1の空間21とが連通する。以下、前述した第1実施形態と同様に使用すればよい。
<第5実施形態>
次いで、本発明の薬剤収納容器の第5実施形態について説明する。
図7は、本発明の薬剤収納容器の第5実施形態を示す縦断面図、図8は、図7に示す薬剤収納容器の横断面図である。
以下、本実施形態の薬剤収納容器について説明するが、前記第2実施形態の薬剤収納容器との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本実施形態の薬剤収納容器では、誘導路の形状が異なる以外は、前記第1実施形態の薬剤収納容器と同様である。
図7に示すように、仕切部22には、第1の空間21と第2の空間23とを連通する複数(本実施形態では2つ)の誘導路6が形成されている。各誘導路6は、仕切部22の側面の傾斜に倣って形成されている。また、図8に示すように、各誘導路6は、薬剤収納容器1を上方から見た平面視にて、有底円筒状をなす容器本体2の中心軸を中心とする扇形をなしており、液体20の流動方向下流側に向けて幅(仕切部22の周方向の長さ)が漸増している。なお、誘導路6の数は、2つに限定されず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
薬剤収納容器1を上方から見た平面視にて、各誘導路6の扇形の角度θ3は、特に限定されないが、例えば、150〜175°程度であるのが好ましい。言い換えれば、各誘導路の扇形の角度θ3の総和が300〜350°程度となるのが好ましい。これにより、誘導路6を介して第2の空間23の内側面23aに誘導された液体20が、内側面23aの周方向の広い範囲に流れ広がる。そのため、内側面23aを伝い落ちる液体20の流動速度を抑えることができる。また、液体20をより広い範囲から薬剤10に供給することができるため、液体20と薬剤10との混合をスムーズに行うことができる。
さらには、液体20に薬剤10が溶解または分散してなる薬液30を、誘導路6を介してスムーズに回収することができる。また、薬液30の回収するために薬剤収納容器1を上下さかさまにすると、各誘導路6内の空気が速やかに第2の空間23に移動するため、回収される薬液30が誘導路6を通過する際に空気を巻き込み、薬液30が泡立ってしまうことを効果的に抑制することができる。
また、誘導路6と隣接する第2の空間23の内側面23aには、テーパ部(先端側内径漸減部)233が形成されている。テーパ部233の傾斜は、誘導路6の傾斜と反対を向いているため、これらの間に角部234が形成され、誘導路6を流れる液体20が角部234にぶつかり、さらにテーパ部233を流れることにより、液体20の流動速度が低下する。そのため、内側面23aを伝い落ちる液体20の流動速度を抑えることができ、液体20を穏やかに薬剤10に供給することができる。また、角部234にぶつかった液体20は、確実にテーパ部233を流れるため、より確実に液体20を内側面23aに誘導することができる。
以上、本発明の薬剤収納容器を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、薬剤収納容器を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の薬剤収納容器は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
本発明によれば、溶解用液が薬剤収納容器の内壁を伝って流れ落ちるため、薬剤、特に泡立ち易いといわれているタンパク製剤に対して溶解用液を穏やかに供給することができ、薬液の泡立ちを抑制することができる。そのため、正確な計量が可能で、かつ薬剤が均一に溶解した薬液を得ることができる。特に薬剤収納容器の内壁を傾斜させることにより、薬剤に対して溶解用液をより穏やかに供給することができ、上記効果がより顕著となる。したがって、産業上の利用可能性を有する。

Claims (8)

  1. 先端と基端とを有し、薬剤が収納される容器本体からなる薬剤収納容器において、
    前記容器本体は、先端側に設けられ、液体が注入される開口部を有する第1の空間と、前記第1の空間よりも基端側に設けられ、内側面を有し、かつ前記薬剤が収納される第2の空間と、前記第1の空間と前記第2の空間とを空間的に仕切る仕切部とを備え、
    前記仕切部は、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通するとともに前記開口部から前記第1の空間に注入される前記液体を前記第2の空間の前記内側面に誘導する少なくとも1つの誘導路を有していることを特徴とする薬剤収納容器。
  2. 前記誘導路は、前記内側面に誘導される前記液体を、前記内側面を伝わらせて前記第2の空間に収納される前記薬剤に供給するよう構成されている請求項1に記載の薬剤収納容器。
  3. 前記誘導路は、前記容器本体の周方向に沿って間隔をおいて複数設けられている請求項2に記載の薬剤収納容器。
  4. 前記誘導路は、前記容器本体を先端側から見た平面視にて、扇形をなしている請求項1に記載の薬液収納容器。
  5. 前記第2の空間は、その内径が基端側に向けて漸減する内径漸減部を有し、
    前記液体は、前記内径漸減部の内側面を伝いながら前記薬剤に供給される請求項2に記載の薬剤収納容器。
  6. 前記仕切部は、前記第2の空間の内側に突出する凸部を有し、
    前記凸部は、前記容器本体の基端側に向けて内方に傾斜する傾斜面を有し、
    前記誘導路の前記第2の空間側の開口は、前記凸部の周縁に形成されている請求項2に記載の薬剤収納容器。
  7. 前記容器本体は、前記第1の空間および前記仕切部を構成する第1部材と、前記第2の空間を構成する第2部材とが接合されてなる請求項2に記載の薬剤収納容器。
  8. 前記開口部には、弁体または針体が刺通可能な蓋体が設けられており、前記容器本体内が気密的に封止されている請求項1に記載の薬剤収納容器。
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