JPWO2012101702A1 - UI(UserInterface)作成支援装置、UI作成支援方法及びプログラム - Google Patents

UI(UserInterface)作成支援装置、UI作成支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

UI(User Interface)画面を作成するための支援を行うUI作成支援装置であって、UI画面に付与可能な複数のUI効果実現構成各々に、各UI効果実現構成により実現される少なくとも1つのUI効果を対応付けた構成効果対応ルールを保持する構成効果対応ルール保持部(10)と、UI画面が保持すべき少なくとも1つのUI効果を特定するための情報である特定情報を、UI画面を作成するユーザである設計ユーザから受付けるユーザ入力受付部(16)と、ユーザ入力受付部(16)が入力を受付けた特定情報に基づいて特定されたUI効果をキーとして構成効果対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられたUI効果実現構成を抽出するUI効果実現構成決定部(11)と、を有するUI作成支援装置。

Description

本発明は、UI作成支援装置、UI作成支援方法及びプログラムに関する。
UI画面を作成するユーザ(以下、「設計ユーザ」)は、作成するUI画面を使用するユーザ(以下、「想定ユーザ」)を把握し、当該想定ユーザに適したUI画面を設計する必要があるが、想定ユーザに適したUI画面を設計することは容易でない。なお、想定ユーザは、1人の場合もあれば、複数の場合もある。
特許文献1には、クライアント端末からの要求を、ネットワークを介して受付け、当該受付けた要求に応じて、当該クライアント端末に各種情報を提供する情報処理装置において、構成要素の異なる複数種のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を提供するためのGUIデータとして、想定ユーザのレベルに対応付けられた複数のGUIデータを保持し、想定ユーザのレベルに応じて、動的にUIを変更する情報処理装置が記載されている。
特許文献2には、複数ユーザ固有の基本的選択嗜好に基づいて、複数ユーザで構成するグループとしての情報の優先順位を決定することにより、膨大な数の番組の中から、当該グループが所望とする情報を容易に検索し得る情報検索方法及びその装置が記載されている。
特許文献3には、複数の階層の各々の単語間の意味的類似関係に応じて、階層状に単語を分類し、かつ、前記意味的類似関係に応じた分類名を各階層の各分類に付した分類情報を記憶した記憶手段と、前記分類情報に基づいて定まる判別対象の概念後の分類に付された分類名と、様相及び程度を含む複数の属性の各々に対して予め定められた前記属性を判別するための前記分類名に関する判別条件とに基づいて、前記判別対象の概念語が表わす概念が有することができる前記属性を判別する判別手段と、を含む属性判別装置が記載されている。
特許文献4には、ユーザインターフェイスディスプレイと併用される処理システムが記載されている。
特開2004−355418号公報 特開平10−162028号公報 特開2009−3811号公報 特表2005−521161号公報
特許文献1に記載のような動的にUI画面を変更する技術の場合、UI画面の構成は複雑になる。また、様々な想定ユーザに個別に対応するために複数のUI画面を用意しなくてはならず、コスト負担が大きい。
また、特許文献2乃至4に記載の技術では、想定ユーザに適したUI画面の設計を容易にするという効果は期待できない。
本発明は、想定ユーザに適したUI画面の設計を容易に行うことを課題とする。
本発明によれば、UI(User Interface)画面を作成するための支援を行うUI作成支援装置であって、前記UI画面に付与可能な複数のUI効果実現構成各々に、各前記UI効果実現構成により実現される少なくとも1つのUI効果を対応付けた構成効果対応ルールを保持する構成効果対応ルール保持手段と、前記UI画面が保持すべき少なくとも1つの前記UI効果を特定するための情報である特定情報を、UI画面を作成するユーザである設計ユーザから受付けるユーザ入力受付手段と、前記ユーザ入力受付手段が入力を受付けた前記特定情報に基づいて特定された前記UI効果をキーとして前記構成効果対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられた前記UI効果実現構成を抽出するUI効果実現構成決定手段と、を有するUI作成支援装置が提供される。
また、本発明によれば、UI画面を作成するための支援を行うUI作成支援方法であって、前記UI画面に付与可能な複数のUI効果実現構成各々に、各前記UI効果実現構成により実現される少なくとも1つのUI効果を対応付けた構成効果対応ルールを保持しておき、前記UI画面が保持すべき少なくとも1つのUI効果を特定するための情報である特定情報を、UI画面を作成するユーザである設計ユーザから受付けるユーザ入力受付ステップと、前記ユーザ入力受付ステップで入力を受付けた前記特定情報に基づいて特定された前記UI効果をキーとして前記構成効果対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられた前記UI効果実現構成を抽出するUI効果実現構成決定ステップと、を有するUI作成支援方法が提供される。
また、本発明によれば、UI画面を作成するための支援を行うプログラムであって、コンピュータを、前記UI画面に付与可能な複数のUI効果実現構成各々に、各前記UI効果実現構成により実現される少なくとも1つのUI効果を対応付けた構成効果対応ルールを保持する構成効果対応ルール保持手段、前記UI画面が保持すべき少なくとも1つのUI効果を特定するための情報である特定情報を、UI画面を作成するユーザである設計ユーザから受付けるユーザ入力受付手段、前記ユーザ入力受付手段が入力を受付けた前記特定情報に基づいて特定された前記UI効果をキーとして前記構成効果対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられた前記UI効果実現構成を抽出するUI効果実現構成決定手段、として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、想定ユーザに適したUI画面の設計を容易に行うことが可能となる。
上述した目的、および、その他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、および、それに付随する以下の図面によって、さらに明らかになる。
本実施形態のUI作成支援装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の構成効果対応ルールの一例である。 本実施形態の特性効果対応ルールの一例である。 本実施形態の特性分類対応ルールの一例である。 本実施形態のUI作成支援方法の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態のUI作成支援装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のUI作成支援装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の第1共存不可情報の一例である。 本実施形態の第2共存不可情報の一例である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
なお、本実施形態の各部は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラム(あらかじめ機器を出荷する段階からメモリ内に格納されているプログラムのほか、CD等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムも含む)、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、機器にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
また、本実施形態の説明において利用する機能ブロック図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの図においては、本実施形態の各装置は1つの機器により実現されるよう記載されているが、その実現手段はこれに限定されない。すなわち、物理的に分かれた構成であっても、論理的に分かれた構成であっても構わない。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態の概要について説明する。
本実施形態のUI作成支援装置は、UI画面を作成する設計ユーザから、設計中のUI画面を使用する想定ユーザが属する想定ユーザ分類の入力を受付ける。想定ユーザ分類としては、例えば、「社会人」、「大学生」、「中・高校生」、「女子高生」、「経営者」等が考えられる。すると、UI作成支援装置は、入力を受付けた想定ユーザ分類に属する想定ユーザ用のUI画面が備えるべきUI効果実現構成を決定する。
このような本実施形態によれば、設計ユーザは、想定ユーザのユーザ分類を把握し、本実施形態のUI作成支援装置に入力するだけで、UI画面が備えるべきUI効果実現構成を決定することができる。
次に、本実施形態の構成について詳細に説明する。
図1は、本実施形態のUI作成支援装置1の構成の一例を示す機能ブロック図を示す。本実施形態のUI作成支援装置1は、構成効果対応ルール保持部10と、UI効果実現構成決定部11と、特性効果対応ルール保持部12と、UI効果決定部13と、特性分類対応ルール保持部14と、想定ユーザ特性決定部15と、ユーザ入力受付部16と、UI画面作成部17とを有する。なお、UI画面作成部17を有さない構成とすることもできる。以下、各部について説明する。
構成効果対応ルール保持部10は、UI画面に付与可能な複数のUI効果実現構成各々に、各UI効果実現構成により実現される少なくとも1つのUI効果を対応付けた構成効果対応ルールを保持する。
UI効果実現構成は、UI画面が備える構成であり、例えば、「ヘルプ機能を実現する構成」、「UI画面の操作マニュアル等を画面上に提示する機能を実現する構成」、「画面上に動画でUI画面操作の一連の流れを示す機能を実現する構成」、「日本語表記を、例えば英語表記等の外国語表記に変換する機能を実現する構成」、「音声ガイダンス機能を実現する構成」、「UI画面の配色をユーザがカスタマイズできる機能を実現する構成」、「UI画面上の文字の大きさをユーザがカスタマイズできる機能を実現する構成」、「日本語表記と外国語表記を並列的に表示する表示機能を実現する構成」、「図形を多く用いて操作方法を直感的に把握可能にする表示機能を実現する構成」、「キーボードで操作できる機能を実現する構成」、「タッチで操作できる機能を実現する構成」、「タッチペンで操作できる機能を実現する構成」、「マウスで操作できる機能を実現する構成」、「カーソルで操作できる機能を実現する構成」、「サブシステムごとの配色変更機能を実現する構成」、「オートコンプリート機能を実現する構成」、「カレンダーによる日付入力機能を実現する構成」、「郵便番号による住所入力機能を実現する構成」、「グラフ表示機能を実現する構成」、「グラフのアニメーションエフェクト機能を実現する構成」、「寒色・低彩度配色機能を実現する構成」、「ウィザード形式を実現する構成」、「アイコンの多数使用を実現する構成」、「英語対応を実現する構成」、「中国語対応を実現する構成」、「韓国語対応を実現する構成」、「フランス語対応を実現する構成」、「スペイン語対応を実現する構成」、「入力内容確認処理機能を実現する構成」、「オートセーブ機能を実現する構成」、「触覚による表示・入力支援を行う機能を実現する構成」、「解像度レベル(高、中、低など)」、「Undoレベル(多、中、少など)」、「コントラストレベル(高、中、低など)」、「アクセシビティ対応レベル(高、中、低など)」、「デザインレベル(高、中、低など)」、「実装プラットフォーム(Ajax、Silverlight、HTMLなど)」、「ヘルプ形式(インデックスヘルプ、コンテキスト依存ヘルプなど)」、「画面内説明範囲(必要箇所のみ、全画面など)」、「文字列長変化への対応方法(略語で対応、レイアウトを変更など)」、「言語切り替え方法(初期設定、動的切替など)」など、あらゆる構成が該当する。本実施形態のUI効果実現構成は、従来技術を利用して実現できるあらゆるUI効果実現構成を含むことができる。
なお、ヘルプ形式における「インデックスヘルプ」とは、ユーザからヘルプ機能の呼び出しがあると、ヘルプ内容の目次を表示し、そこから必要なヘルプ内容をユーザに選択させる構成である。そして、「コンテキスト依存ヘルプ」とは、ユーザからヘルプ機能の呼び出しがあった時点における画面表示をコンピュータが認識し、画面表示に関連したヘルプ内容を表示する構成である。また、画面内説明範囲とはUI画面上において、入力すべき情報や、入力の仕方等の情報を表示する量を規定する構成である。「必要箇所のみ」とは、UI画面上において必要な箇所のみに選択的に表示する構成であり、「全画面」とは、画面上のあらゆる箇所に上述のような情報を表示する構成である。文字列長変化への対応方法とは、例えばテキストラベルのように限られたスペースで所定の情報を表示する構成において、例えばユーザ操作に応じて当該スペースが変化した際の対応方法である。「略語で対応」とは、当該スペースが狭くなる方向に変化した際、表示する情報のいくつかを略語で表示することで文字数を減らし、変更後のスペースに減らした文字列を表示する構成であり、「レイアウトを変更」とは、文字列の表示レイアウトを変更して、文字列の表示スペースを確保する構成である。言語切り替え方法における「初期設定」とは、UI画面立ち上げ時に、ユーザが言語切替操作をできるようにする構成であり、「動的切替」とはUI画面を介して所定の操作を行っている際に、ユーザが言語切替操作をできるようにする構成である。
UI画面に付与可能なUI効果実現構成とは、従来技術を利用して実現できるあらゆるUI効果実現構成のうち、設計するUI画面の用途や、使用場面、予算などの事情を考慮し、UI画面に付与する候補としてピックアップされたUI効果実現構成が該当する。どのようなUI効果実現構成を、UI画面に付与可能なUI効果実現構成とするかは設計的事項である。
UI効果とは、UI効果実現構成各々により実現される効果であって、想定ユーザに提供される効果である。構成効果対応ルールに記録されるUI効果の内容は、構成効果対応ルールを作成する者が、事実に反しない範囲で自由に作成することができるが、設計ユーザが容易に理解できる内容とするのが好ましい。
例えば、UI効果実現構成が「画面上に動画でUI画面操作の一連の流れを示す機能を実現する構成」である場合、当該UI効果実現構成に対応付けられるUI効果は、「充分な操作支援」、「外国人が容易に操作できる」、「お年寄りなど機械操作に弱い人が容易に理解できる」などとしてもよい。上記内容はあくまで一例であり、これに限定されるものではない。
ここで、図2に、構成効果対応ルール保持部10が保持する構成効果対応ルールの一例を示す。構成効果対応ルールには、UI画面に付与する候補としてピックアップされたUI効果実現構成が記載されている。表中「ヘルプ機能」から「図を多用」までの列は、これら各々により、具体的なUI効果実現構成を示している。すなわち、「ヘルプ機能」はヘルプ機能を有する構成、「動画で操作手順を説明」は動画で操作手順を説明する構成などを示している。表中、「解像度レベル」から「デザインレベル」までの列は、これら各々と、各行に記載された数字の値により、具体的なUI効果実現構成を示している。すなわち、「解像度レベル」は、各行に記載された数字の値により、解像度レベルを示している。例えば、「3」は解像度レベル「高」を示し、「2」は解像度レベル「中」を示し、「1」は解像度レベル「低」を示してもよい。また、「実装プラットフォーム」は、各行に記載された数字の値が、具体的な実装プレットフォームと対応付けられている。例えば、「3」は「Ajax」、「2」は「Silverlight」、「1」は「HTML」と対応付けられていてもよい。また、「デザインレベル」は、各行に記載された数字の値により、デザインレベルを示している。例えば、「2」はデザインレベル「高」(例:ボタンや陰影に画像を使用する)、「1」はデザインレベル「低」(例:HTMLでの表現と、多少の画像とでシンプルに表現)を示してもよい。なお、構成効果対応ルールに記載可能な数字は「1」乃至「3」に限定されず、その他の数字、また、さらに多くの数字を使用することもできる。構成効果対応ルールには、例えば上述のような構成で、UI効果実現構成を記載することができる。
また、図2に示す構成効果対応ルールのUI効果の欄には、記載されているUI効果実現構成により実現されるUI効果が列記されている。当該表においては、表中に記載された「1」乃至「3」により、UI効果実現構成各々に、当該UI効果実現構成が実現するUI効果を対応付けている。すなわち、図示する表の場合、例えば「ヘルプ機能」は、「充分な操作支援」、「画面上の情報が理解しやすい」というUI効果を実現することが示されている。また、「デザインレベル:1(例:低)」は、「目に優しい」というUI効果を実現することが示されている。「デザインレベル:2(例:高)」は、「親しみやすい」というUI効果を実現することが示されている。
なお、1つのUI効果実現構成に対応付けられるUI効果は、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、1つのUI効果に対応付けられるUI効果実現構成は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
図1に戻り、特性効果対応ルール保持部12は、UI画面を使用する想定ユーザの特性を表わす複数の想定ユーザ特性各々に、各想定ユーザ特性を備える想定ユーザが使用するUI画面が保持すべきUI効果を少なくとも1つ対応付けた特性効果対応ルールを保持する。
想定ユーザ特性とは、想定ユーザの特性を示すあらゆる情報が該当する。例えば、想定ユーザ特性は「項目」(年齢、性別など)と、具体的な「値」(〜13才、男など)とにより定めることができる。「項目」は、例えば、年齢、性別、視力など、ユーザ個々の特性を示す情報の他、想定ユーザが複数である場合を考慮し、想定ユーザ内の外国人の割合、男女比などが含まれてもよい。その他、「項目」は、想定ユーザがミスした場合に及ぼすミスの影響範囲を含んでもよい。かかる場合の「値」は、例えば、大、中、小などとしてもよい。その他、「項目」は、想定ユーザがUI画面を利用して業務を行う実施場所を含んでもよい。かかる場合の「値」は、オフィス、屋外などであってもよい。また、「項目」は、想定ユーザが利用できる操作方法の制約を含んでもよい。かかる場合の「値」は、片手操作、タッチペン操作、マウス操作などであってもよい。また、「項目」は、想定ユーザが利用する端末装置の制約を含んでもよい。かかる場合の「値」は、ノートPC、携帯端末、専用端末などであってもよい。また、「項目」は、想定ユーザが、例えば業務において扱うデータ量を含んでもよい。かかる場合の「値」は、多、中、少などであってもよい。また、「項目」は、想定ユーザがUI画面を介して業務を行う頻度を含んでもよい。かかる場合の「値」は、多、中、少などであってもよい。
どのような項目及び値を想定ユーザ特性として定めるかは、特性効果対応ルールを作成する者が決定できる事項であるが、その内容は、想定ユーザがその想定ユーザ特性を備えているか否かにより、UI画面の設計・変更に影響を及ぼす可能性のある内容とするのが好ましい。
ここで、図3に、特性効果対応ルール保持部12が保持する特性効果対応ルールの一例を示す。想定ユーザ特性の列には、想定ユーザ特性を示す項目および値が列記されている。UI効果の列には、図2に示す構成効果対応ルールに列記されたUI効果が列記されている。表中、「1」の値を付すことで、各想定ユーザ特性に、各想定ユーザ特性を備える想定ユーザが使用するUI画面が保持すべきUI効果を対応付けている。すなわち、図示する表の場合、年齢が13才以下の想定ユーザが使用するUI画面は、「充分な操作支援」、「画面上の情報が理解しやすい」、「画面上の情報が読みやすい」というUI効果を保持すべきことが示されている。
なお、1つの想定ユーザ特性に対応付けられるUI効果は、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、1つのUI効果に対応付けられる想定ユーザ特性は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
図1に戻り、特性分類対応ルール保持部14は、UI画面を使用する想定ユーザを複数のグループに分類するための想定ユーザ分類各々に、各想定ユーザ分類に属する想定ユーザが備える少なくとも1つの想定ユーザ特性を対応付けた特性分類対応ルールを保持する。
想定ユーザ分類としては、例えば、「社会人」、「大学生」、「中・高校生」、「女子高生」、「経営者」、「一般市民」、「一般消費者」、「オフィスワーカー」、「IT技術者」、「高齢者」、「外国人」、「医療従事者」等が考えられる。想定ユーザ分類の内容は、特性分類対応ルールを作成する者が決定できる事項であるが、その内容は、想定ユーザがその想定ユーザ分類に属するか否かが、UI画面の設計・変更に影響を及ぼす可能性のある内容とするのが好ましい。
なお、必ずしも想定ユーザが1つの想定ユーザ分類のみに属するように複数の想定ユーザ分類を定める必要はなく、想定ユーザが複数の想定ユーザ分類に属する可能性があるように複数の想定ユーザ分類を定めてもよい。例えば、上記列挙したすべてを想定ユーザ分類として定めた場合には、ある想定ユーザは、「社会人」、「一般市民」、「一般消費者」、「オフィスワーカー」及び「IT技術者」に属する可能性があるが、そのようになっても特段問題ない。
ここで、図4に、特性分類対応ルール保持部14が保持する特性分類対応ルールの一例を示す。想定ユーザ特性の列には、図3に示す特性効果対応ルールに列記された想定ユーザ特性の項目及び値が列記されている。想定ユーザ分類の列には、複数の想定ユーザ分類が列記されている。図示する表によれば、想定ユーザ分類「社会人」の想定ユーザ特性は、年齢が「18才〜65才」であり、性別は「男女」が含まれ、視力は「並」、PC使用頻度は「多い」、PC使用時間は「多い」、外国人割合は「35%」であることが示されている。想定ユーザ特性の各項目の値は、各想定ユーザ分類に属する一般的な人間を想定して決定できる値であり、例えば、複数の人間を対象にしたアンケート等の調査結果を用いて算出された値としてもよい。
図1に戻り、ユーザ入力受付部16は、UI画面が保持すべき少なくとも1つのUI効果を特定するための情報である特定情報の入力を、設計ユーザから受付ける。本実施形態のユーザ入力受付部16は、特定情報として、UI画面を使用する想定ユーザが属する少なくとも1つの想定ユーザ分類の入力を受付ける。例えば、ユーザ入力受付部16は、予め複数の想定ユーザ分類を識別する情報を保持しておき、当該情報で識別される複数の想定ユーザ分類の中から、少なくとも1つの想定ユーザ分類を選択する入力を受付けてもよい。
2つ以上の想定ユーザ分類の入力を受付ける場面としては、例えば、想定ユーザが複数であって、複数の想定ユーザの中に異なる想定ユーザ分類に属する想定ユーザが含まれる場合や、または、1人の想定ユーザが複数の想定ユーザ分類に属する場合などが考えられる。
ユーザ入力受付部16が想定ユーザ分類の入力を受付ける手段は特段制限されず、マウス、キーボード、タッチパネルディスプレイ等のあらゆる入力装置を利用し、例えばチェックボックス、ドロップダウンリスト等のGUI(Graphical User Interface)部品を備えたUI画面を介して実現してもよい。
想定ユーザ特性決定部15は、ユーザ入力受付部16が入力を受付けた想定ユーザ分類をキーとして特性分類対応ルール(図4参照)を検索する。そして、想定ユーザ特性決定部15は、当該キーに対応付けられた想定ユーザ特性を抽出するとともに、抽出した想定ユーザ特性を、想定ユーザが備える想定ユーザ特性として決定する。
なお、ユーザ入力受付部16が複数の想定ユーザ分類の入力を受付けた場合には、想定ユーザ特性決定部15は、複数の想定ユーザ分類各々をキーとして特性分類対応ルールを検索し、抽出した想定ユーザ特性すべてを、想定ユーザが備える想定ユーザ特性として決定してもよい。このようにした場合、例えば、ユーザ入力受付部16が想定ユーザ分類として「中・高校生」と「女子高校生」の入力を受付けると、図4の特性分類対応ルールに基づいて決定される想定ユーザの年齢は「13才以上18才以下」、性別は「女及び両方(男・女)」、視力は「優」、PC使用頻度は「少ない」、PC使用時間は「少ない」、外国人割合は「5%、10%」となる。
UI効果決定部13は、想定ユーザ特性決定部15が決定した想定ユーザ特性をキーとして特性効果対応ルール(図3参照)を検索する。そして、UI効果決定部13は、当該キーに対応付けられたUI効果を抽出するとともに、抽出したUI効果を、UI画面が保持すべきUI効果として決定する。
例えば、ユーザ入力受付部16が、想定ユーザ分類として「社会人」の入力を受付け、想定ユーザ特性決定部15が、特性分類対応ルール(図4参照)に基づいて、年齢「18才〜65才」、性別「両方(男・女)」などの想定ユーザ特性を決定した場合を考える。かかる場合、UI効果決定部13は、例えば、性別「両方」をキーとして特性効果対応ルール(図3参照)を検索し、性別「両方」に対応付けられたUI効果を抽出する。
また、UI効果決定部は、例えば、年齢「18才〜65才」をキーとして特性効果対応ルール(図3参照)を検索し、「18才〜65才」のいずれかの年齢が含まれる想定ユーザ特性、図3に示す例では、年齢「14〜18」、「19〜25」などの想定ユーザ特性に対応付けられているUI効果を抽出する。
UI効果実現構成決定部11は、ユーザ入力受付部16が入力を受付けた特定情報に基づいて決定されたUI効果をキーとして構成効果対応ルール(図2参照)を検索する。本実施形態のUI効果実現構成決定部11は、UI効果決定部13が決定したUI効果を、構成効果対応ルール(図2参照)を検索するキーとして使用する。そして、UI効果実現構成決定部11は、当該キーに対応付けられたUI効果実現構成を抽出するとともに、抽出したUI効果実現構成を、UI画面に付与するUI効果実現構成として決定する。決定したUI効果実現構成は記憶装置に保存され、設計ユーザは自由に当該データを利用できてもよい。
UI画面作成部17は、UI効果実現構成決定部11が決定したUI効果実現構成を備えるUI画面を作成する。このようなUI画面作成部17の構成は、従来技術に準じて実現できる。例えば、あらかじめUI効果実現構成各々を実現するモジュールが記憶装置内に記憶されており、UI画面作成部17は、それらを選択、組み合わせるなどして、UI効果実現構成決定部11が決定したUI効果実現構成を備えるUI画面を作成してもよい。
次に、本実施形態のUI作成支援装置により実現されるUI作成支援方法の処理の流れを説明する。
図5のフローチャートに示すように、本実施形態のUI作成支援方法は、ユーザ入力受付ステップS10と、想定ユーザ特性決定ステップS20と、UI効果決定ステップS30と、UI効果実現構成決定ステップS40とを有する。
ユーザ入力受付ステップS10では、ユーザ入力受付部16が、UI画面が保持すべき少なくとも1つのUI効果を特定するための情報である特定情報を、設計ユーザから受付ける。本実施形態では、ユーザ入力受付部16は、特定情報として、少なくとも1つの想定ユーザ分類の入力を受付ける。
想定ユーザ特性決定ステップS20では、ステップS10でユーザ入力受付部16が入力を受付けた想定ユーザ分類をキーとして、想定ユーザ特性決定部15が特性分類対応ルール(図4参照)を検索し、当該キーに対応付けられた想定ユーザ特性を抽出するとともに、抽出した想定ユーザ特性を、想定ユーザが備える想定ユーザ特性として決定する。
UI効果決定ステップS30では、ステップS20で想定ユーザ特性決定部15が決定した想定ユーザ特性をキーとして、UI効果決定部13が特性効果対応ルール(図3参照)を検索し、当該キーに対応付けられたUI効果を抽出するとともに、抽出したUI効果を、UI画面が保持すべきUI効果として決定する。
UI効果実現構成決定ステップS40では、ステップS30でUI効果決定部13が決定したUI効果をキーとして、UI効果実現構成決定部11が構成効果対応ルール(図2参照)を検索し、当該キーに対応付けられたUI効果実現構成を抽出するとともに、抽出したUI効果実現構成をUI画面に付与するUI効果実現構成として決定する。
その後、UI効果実現構成決定部11が決定したUI効果実現構成は、ディスプレイ、印刷装置などのあらゆる出力装置を介して、設計ユーザに向けて出力されてもよい。
なお、上述した説明では、設計ユーザと想定ユーザを区別して説明したが、設計ユーザと想定ユーザは別のユーザであってもよいし、同一のユーザであってもよい。当該前提は、以下のすべての実施形態において同様である。
本実施形態のUI作成支援装置1は、例えば、以下のプログラムをコンピュータにインストールすることで、実現することができる。
UI画面を作成するための支援を行うプログラムであって、
コンピュータを、
前記UI画面に付与可能な複数のUI効果実現構成各々に、各前記UI効果実現構成により実現される少なくとも1つのUI効果を対応付けた構成効果対応ルールを保持する構成効果対応ルール保持手段、
前記UI画面が保持すべき少なくとも1つのUI効果を特定するための情報である特定情報を、UI画面を作成するユーザである設計ユーザから受付けるユーザ入力受付手段、
前記ユーザ入力受付手段が入力を受付けた前記特定情報に基づいて特定された前記UI効果をキーとして前記構成効果対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられた前記UI効果実現構成を抽出するUI効果実現構成決定手段、
として機能させるためのプログラム。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、UI画面の設計ユーザは、設計中のUI画面を使用する想定ユーザが属する想定ユーザ分類を本実施形態のUI作成支援装置に入力するだけで、当該想定ユーザ用のUI画面が備えるべきUI効果実現構成を決定することができる。
このような本実施形態によれば、設計ユーザは、想定ユーザについての詳細を把握できないような状況においても、最低限、想定ユーザが属する想定ユーザ分類を特定できれば、想定ユーザ用のUI画面が備えるべきUI効果実現構成を決定することができる。
また、本実施形態によれば、UI画面に関する知識が乏しい設計ユーザであっても、効率的に、効果的なUI画面を設計することができる。
また、UI画面に関する知識に長けた設計ユーザにおいても、1つ1つのUI効果実現構成を検討し、当該UI効果実現構成を設計中のUI画面に備えさせるか否かを決定するのは非常に面倒であり、時間と労力を要する作業であると考えられる。本実施形態によれば、例えば、まず、本実施形態のUI作成支援装置を利用して設計中のUI画面が備えるUI効果実現構成の第1案を作成し、その後、第1案を基礎にして、設計中のUI画面が備えるUI効果実現構成の削除・追加などを行うことができる。このような点からも、本実施形態によれば、UI画面の設計における時間と労力を軽減できるといえる。
<第2の実施形態>
本実施形態は、ユーザ入力受付部16が、「想定ユーザ特性」の入力を設計ユーザから受付ける点で、第1の実施形態と異なる。
図6は、本実施形態のUI作成支援装置1の構成の一例を示す機能ブロック図を示す。本実施形態のUI作成支援装置1は、構成効果対応ルール保持部10と、UI効果実現構成決定部11と、特性効果対応ルール保持部12と、UI効果決定部13と、ユーザ入力受付部16と、UI画面作成部17とを有する。なお、UI画面作成部17を有さない構成とすることもできる。
構成効果対応ルール保持部10、UI効果実現構成決定部11、特性効果対応ルール保持部12、及び、UI画面作成部17の構成は、第1の実施形態と同様である。
ユーザ入力受付部16は、特定情報として、UI画面を使用する想定ユーザが備える少なくとも1つの想定ユーザ特性の入力を、設計ユーザから受付ける。
UI効果決定部13は、ユーザ入力受付部16が入力を受付けた想定ユーザ特性をキーとして特性効果対応ルールを検索する。そして、UI効果決定部13は、当該キーに対応付けられたUI効果を抽出するとともに、抽出したUI効果を、UI画面が保持すべきUI効果として決定する。
なお、本実施形態のUI作成支援装置1の構成は、図6に示すように、特性分類対応ルール保持部及び想定ユーザ特性決定部を有さない構成とすることもできるが、その他、第1の実施形態と同様、図1に示すように、特性分類対応ルール保持部14及び想定ユーザ特性決定部15を有する構成とすることもできる。
図1に示す構成とする場合、ユーザ入力受付部16は、想定ユーザ分類または想定ユーザ特性のいずれかのユーザ入力を選択的に受付け可能に構成してもよい。かかる場合、設計ユーザは、設計中のUI画面を使用する想定ユーザについての把握状況に応じて、UI作成支援装置1に入力する情報を自由に選択することができる。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果を実現することができる。
すなわち、本実施形態によれば、UI画面の設計ユーザは、設計中のUI画面を使用する想定ユーザが備える想定ユーザ特性を本実施形態のUI作成支援装置に入力するだけで、当該想定ユーザ用のUI画面が備えるべきUI効果実現構成を決定することができる。
このような本実施形態によれば、設計ユーザは、想定ユーザについての詳細を把握できないような状況においても、最低限、想定ユーザが備える想定ユーザ特性を特定できれば、想定ユーザ用のUI画面が備えるべきUI効果実現構成を決定することができる。
また、本実施形態のUI作成支援装置1が図1に示す構成となった場合には、設計ユーザは、想定ユーザについての把握状況に応じて、本実施形態のUI作成支援装置に入力する情報を選択することができる(想定ユーザ分類又は想定ユーザ特性)。このような本実施形態によれば、設計ユーザが入力すべき情報の選択肢が増え、設計ユーザにとって利便性の高いシステムとすることができる。
<第3の実施形態>
本実施形態は、ユーザ入力受付部16が、「UI効果」の入力を設計ユーザから受付ける点で、第1及び第2の実施形態と異なる。
図7は、本実施形態のUI作成支援装置1の構成の一例を示す機能ブロック図を示す。本実施形態のUI作成支援装置1は、構成効果対応ルール保持部10と、UI効果実現構成決定部11と、ユーザ入力受付部16と、UI画面作成部17とを有する。なお、UI画面作成部17を有さない構成とすることもできる。
構成効果対応ルール保持部10、及び、UI画面作成部17の構成は、第1の実施形態と同様である。
ユーザ入力受付部16は、特定情報として、UI画面が保持すべき少なくとも1つのUI効果の入力を、設計ユーザから受付ける。
UI効果実現構成決定部11は、ユーザ入力受付部16が入力を受付けたUI効果をキーとして構成効果対応ルールを検索する。そして、UI効果実現構成決定部11は、当該キーに対応付けられたUI効果実現構成を抽出するとともに、抽出したUI効果実現構成を、UI画面に付与するUI効果実現構成として決定する。
なお、本実施形態のUI作成支援装置1の構成は、図7に示すように、特性効果対応ルール保持部、UI効果決定部、特性分類対応ルール保持部及び想定ユーザ特性決定部を有さない構成とすることもできるが、その他、第1の実施形態と同様、図1に示すように、特性効果対応ルール保持部12、UI効果決定部13、特性分類対応ルール保持部14及び想定ユーザ特性決定部15を有する構成とすることもできる。また、第2の実施形態と同様、図6に示すように、特性分類対応ルール保持部及び想定ユーザ特性決定部を有さないが、特性効果対応ルール保持部12、及び、UI効果決定部13を有する構成とすることもできる。
図1に示す構成とする場合、ユーザ入力受付部16は、想定ユーザ分類、想定ユーザ特性及びUI効果の中のいずれかのユーザ入力を選択的に受付け可能に構成してもよい。また、図6に示す構成とする場合、ユーザ入力受付部16は、想定ユーザ特性及びUI効果のいずれかのユーザ入力を選択的に受付け可能に構成してもよい。かかる場合、設計ユーザは、設計中のUI画面を使用する想定ユーザについての把握状況に応じて、UI作成支援装置1に入力する情報を自由に選択することができる。
本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態と同様な作用効果を実現することができる。
すなわち、本実施形態によれば、UI画面の設計ユーザは、設計中のUI画面が保持すべきUI効果を本実施形態のUI作成支援装置に入力するだけで、当該想定ユーザ用のUI画面が備えるべきUI効果実現構成を決定することができる。
このような本実施形態によれば、設計ユーザは、想定ユーザを把握し、UI画面が当該想定ユーザに提供すべきUI効果を特定できれば、当該UI効果を実現するUI効果実現構成を特定できなくても、想定ユーザ用のUI画面が備える適切なUI効果実現構成を決定することができる。
すなわち、本実施形態によれば、UI画面に関する知識が乏しい設計ユーザであっても、効率的に、効果的なUI画面を設計することができる。
また、本実施形態のUI作成支援装置1が図1または6に示す構成となった場合には、設計ユーザは、想定ユーザについての把握状況に応じて、本実施形態のUI作成支援装置に入力する情報を選択することができる(想定ユーザ分類、想定ユーザ特性又はUI効果)。このような本実施形態によれば、設計ユーザが入力すべき情報の選択肢が増え、設計ユーザにとって利便性の高いシステムとすることができる。
<第4の実施形態>
第1乃至第3の実施形態では、想定ユーザ特性決定部15は、所定のキーを利用して特性分類対応ルールを検索し、想定ユーザ特性を抽出すると、抽出した想定ユーザ特性を、想定ユーザが備える想定ユーザ特性として決定した。
これに対し、本実施形態では、想定ユーザ特性決定部15は、抽出した想定ユーザ特性を設計ユーザに対して一旦出力して提示し、設計ユーザから、抽出した想定ユーザ特性を変更(削除、追加等)する入力、または、抽出した想定ユーザ特性をそのまま維持する入力(抽出した想定ユーザ特性をそのまま想定ユーザが備える想定ユーザ特性として決定する入力)を受付け、受付けた入力に従い、想定ユーザが備える想定ユーザ特性を決定する点で、第1乃至第3の実施形態とは異なる。
本実施形態のUI作成支援装置1の構成の一例を示す機能ブロック図は、図1、6及び7のいずれかとすることができる。構成効果対応ルール保持部10、UI効果実現構成決定部11、特性効果対応ルール保持部12、UI効果決定部13、特性分類対応ルール保持部14、ユーザ入力受付部16、及び、UI画面作成部17の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
想定ユーザ特性決定部15は、特性分類対応ルールから抽出した想定ユーザ特性を設計ユーザに対して出力するとともに、抽出されている想定ユーザ特性の中から少なくとも1つを削除する及び/又は抽出されていない想定ユーザ特性を追加する変更入力、又は、抽出されている想定ユーザ特性を変更しない維持入力(抽出した想定ユーザ特性をそのまま想定ユーザが備える想定ユーザ特性として決定する入力)を、設計ユーザから受付ける。そして、想定ユーザ特性決定部15は、当該入力内容に従い、UI画面を使用する想定ユーザが備える想定ユーザ特性を決定する。
なお、想定ユーザ特性決定部15が想定ユーザ特性を出力する手段は特段制限されず、ディスプレイなどのあらゆる出力装置を用いて実現することができる。また、想定ユーザ特性決定部15が変更入力及び維持入力を受付ける手段についても特段制限されず、マウス、キーボード、タッチパネルディスプレイ等のあらゆる入力装置を利用し、例えばチェックボックス等のGUI部品を備えたUI画面を介して実現してもよい。
本実施形態によれば、第1乃至第3の実施形態で実現される作用効果と同様の作用効果を実現することができる。
また、本実施形態によれば、UI画面の設計ユーザは、入力した想定ユーザ分類に基づいて抽出された想定ユーザ特性を修正し、より想定ユーザに即した想定ユーザ特性に変更することができる。そして、UI作成支援装置1は、変更後の想定ユーザ特性に基づいて、想定ユーザ用のUI画面に付与するUI効果実現構成を決定することができる。
<第5の実施形態>
第1乃至第4の実施形態では、UI効果決定部13は、所定のキーを利用して特性効果対応ルールを検索し、UI効果を抽出すると、抽出したUI効果を、UI画面が保持すべきUI効果として決定した。
これに対し、本実施形態では、UI効果決定部13は、抽出したUI効果を設計ユーザに対して一旦出力して提示し、設計ユーザから、抽出したUI効果を変更(削除、追加等)する入力、または、抽出したUI効果をそのまま維持する入力(抽出したUI効果をそのままUI画面が保持すべきUI効果として決定する入力)を受付け、受付けた入力に従い、UI画面が保持すべきUI効果を決定する点で、第1乃至第4の実施形態とは異なる。
本実施形態のUI作成支援装置1の構成の一例を示す機能ブロック図は、図1、6及び7のいずれかとすることができる。構成効果対応ルール保持部10、UI効果実現構成決定部11、特性効果対応ルール保持部12、特性分類対応ルール保持部14、想定ユーザ特性決定部15、ユーザ入力受付部16、及び、UI画面作成部17の構成は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
UI効果決定部13は、特性効果対応ルールから抽出したUI効果を設計ユーザに対して出力するとともに、抽出されているUI効果の中から少なくとも1つを削除する及び/又は抽出されていないUI効果を追加する変更入力、又は、抽出されているUI効果を変更しない維持入力(抽出したUI効果をそのままUI画面が保持すべきUI効果として決定する入力)を、設計ユーザから受付ける。そして、UI効果決定部13は、当該入力内容に従い、UI画面が保持すべきUI効果を決定する。
なお、UI効果決定部13がUI効果を出力する手段は特段制限されず、ディスプレイなどのあらゆる出力装置を用いて実現することができる。また、UI効果決定部13が変更入力及び維持入力を受付ける手段についても特段制限されず、マウス、キーボード、タッチパネルディスプレイ等のあらゆる入力装置を利用し、例えばチェックボックス等のGUI部品を備えたUI画面を介して実現してもよい。
本実施形態によれば、第1乃至第4の実施形態で実現される作用効果と同様の作用効果を実現することができる。
また、本実施形態によれば、UI画面の設計ユーザは、入力した想定ユーザ分類または想定ユーザ特性に基づいて抽出されたUI効果を修正し、より想定ユーザに即したUI効果に変更することができる。そして、UI作成支援装置1は、変更後のUI効果に基づいて、想定ユーザ用のUI画面に付与するUI効果実現構成を決定することができる。
<第6の実施形態>
第1乃至第5の実施形態では、UI効果実現構成決定部11は、所定のキーを利用して構成効果対応ルールを検索し、UI効果実現構成を抽出すると、抽出したUI効果実現構成を、UI画面に付与するUI効果実現構成として決定した。
これに対し、本実施形態では、UI効果実現構成決定部11は、抽出したUI効果実現構成を設計ユーザに対して一旦出力して提示し、設計ユーザから、抽出したUI効果実現構成を変更(削除、追加等)する入力、または、抽出したUI効果実現構成をそのまま維持する入力(抽出したUI効果実現構成をそのままUI画面に付与するUI効果実現構成として決定する入力)を受付け、受付けた入力に従い、UI画面に付与するUI効果実現構成を決定する点で、第1乃至第5の実施形態とは異なる。
本実施形態のUI作成支援装置1の構成の一例を示す機能ブロック図は、図1、6及び7のいずれかとすることができる。構成効果対応ルール保持部10、特性効果対応ルール保持部12、UI効果決定部13、特性分類対応ルール保持部14、想定ユーザ特性決定部15、ユーザ入力受付部16、及び、UI画面作成部17の構成は、第1乃至第5の実施形態と同様である。
UI効果実現構成決定部11は、構成効果対応ルールから抽出したUI効果実現構成を設計ユーザに対して出力するとともに、抽出されているUI効果実現構成の中から少なくとも1つを削除する及び/又は抽出されていないUI効果実現構成を追加する変更入力、又は、抽出されているUI効果実現構成を変更しない維持入力(抽出したUI効果実現構成をそのままUI画面に付与するUI効果実現構成として決定する入力)を、設計ユーザから受付ける。そして、UI効果実現構成決定部11は、当該入力内容に従い、UI画面に付与するUI効果実現構成を決定する。
なお、UI効果実現構成決定部11が抽出したUI効果実現構成を出力する手段は特段制限されず、ディスプレイなどのあらゆる出力装置を用いて実現することができる。また、UI効果実現構成決定部11が変更入力及び維持入力を受付ける手段についても特段制限されず、マウス、キーボード、タッチパネルディスプレイ等のあらゆる入力装置を利用し、例えばチェックボックス等のGUI部品を備えたUI画面を介して実現してもよい。
本実施形態によれば、第1乃至第5の実施形態で実現される作用効果と同様の作用効果を実現することができる。
また、本実施形態によれば、設計ユーザは、所定の入力に従いUI効果実現構成決定部11が決定したUI効果実現構成をたたき台として、必要に応じて設計中のUI画面に付与するUI効果実現構成を変更等することができる。このような本実施形態によれば、設計ユーザは、UI画面設計の効率を向上させることができる。
<第7の実施形態>
本実施形態のUI効果決定部13は、以下のような特徴を有する点で、第1乃至第6の実施形態と異なる。
例えば、想定ユーザ特性決定部15が複数の想定ユーザ分類をキーとして想定ユーザ特性を抽出したり、または、想定ユーザ特性決定部15が第4の実施形態で説明したように、抽出した想定ユーザ特性の変更を設計ユーザから受付けたりすることにより、想定ユーザ特性のある項目において複数の値が選択される場合がある。具体的には、想定ユーザ特性決定部15は、想定ユーザ特性の項目「視力」において、ある想定ユーザの想定ユーザ特性として「良」及び「悪」の両方を決定する場合があり得る。
本実施形態のUI効果決定部13は、上記のような状況においては、あらかじめ定められた優先順位に基づいて少なくとも1つのユーザ特性(値)を選択し、選択したユーザ特性(値)のみを、特性効果対応ルールを検索するためのキーとして用いることができる。
本実施形態のUI作成支援装置1の構成の一例を示す機能ブロック図は、図1、6及び7のいずれかとすることができる。構成効果対応ルール保持部10、UI効果実現構成決定部11、特性分類対応ルール保持部14、想定ユーザ特性決定部15、ユーザ入力受付部16、及び、UI画面作成部17の構成は、第1乃至第6の実施形態と同様である。
UI効果決定部13は、特性効果対応ルールに含まれる複数の想定ユーザ特性のうち、特性効果対応ルールの検索に用いられる少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくない2つ以上の想定ユーザ特性を定めた第1共存不可情報を利用して、特性効果対応ルールを検索するための少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくない想定ユーザ特性が含まれていないか判断する。そして、含まれている場合には、予め定められた優先順位に基づいて、共存するのが好ましくない2つ以上の想定ユーザ特性の中から、キーとして使用する少なくとも1つの想定ユーザ特性を決定する。
第1共存不可情報の詳細は特段制限されないが、図8に一例を示す。図8に示す表においては、優先順位の欄が設けられている。優先順位の欄には、想定ユーザ特性の項目ごとに、優先順位が付されている。この表によれば、項目が同じで値が異なる想定ユーザ特性は、特性効果対応ルールの検索に用いられる少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくないことが示されている。
UI効果決定部13は、例えば図8に示すような第1共存不可情報を利用して、特性効果対応ルールの検索に用いられる少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくないキーが含まれていないか判断する。そして、含まれていると判断すると、予め定められた優先順位に基づいて、共存するのが好ましくない2つ以上の想定ユーザ特性の中から、予め定められたルールに従い、キーとして使用する少なくとも1つの想定ユーザ特性を決定する。なお、図8の第1共存不可情報は、例えば特性効果対応ルール保持部12が保持している。
上記ルールの内容は特段制限されないが、例えば、優先順位が最も高い想定ユーザ特性のみをキーとして使用するルールであってもよいし、または、優先順位が高い方から所定数(設計的事項)の想定ユーザ特性のみをキーとして使用するルールであってもよい。当該ルールは、項目ごとに定めてもよい。また、当該ルールは、項目ごと、かつ、UI効果ごとに定めてもよい。
本実施形態の変形例としては以下のような構成が考えられる。上述の構成において、図8を用いて説明した優先順位は、各項目に対して1つの優先順位が付されていた。この変形例として、各項目に付される優先順位は、UI効果ごとに付されてもよい。すなわち、UI効果「充分な操作支援」の列を検索する際の優先順位と、UI効果「目に優しい」の列を検索する際の優先順位は別々に付されてもよい。
このような本実施形態によれば、第1乃至第5の実施形態と同様の作用効果を実現できるほか、特性効果対応ルールの検索に用いられるキーの中に共存するのが好ましくないキー(想定ユーザ特性)に基づいて、内容的に相反するUI効果が呼び出され、これに基づいて、UI効果実現構成が決定されるという不都合を回避することができる。
また、ある特定の想定ユーザに特化したUI効果でなく、幅広い想定ユーザに対応したUI効果を呼び出すことが可能となる。例えば、想定ユーザ特性「視力:優」及び「視力:悪」が選択されている場合に、「視力:悪」の優先順位を高くしておくことで、「視力:優」の想定ユーザにとっては不要なUI効果実現構成であるが、「視力:優」及び「視力:悪」の想定ユーザいずれもが使用できるUI画面を設計することができる。
<第8の実施形態>
本実施形態のUI効果実現構成決定部11は、以下のような特徴を有する点で、第1乃至第7の実施形態と異なる。
例えば、想定ユーザ特性決定部15が複数の想定ユーザ分類をキーとして想定ユーザ特性を抽出したり、または、想定ユーザ特性決定部15が第4の実施形態で説明したように、抽出した想定ユーザ特性の変更を設計ユーザから受付け、また、UI効果決定部13が第5の実施形態で説明したように、抽出したUI効果の変更を設計ユーザから受付けることにより、内容的に相反するUI効果が選択される場合がある。具体的には、UI効果決定部13は、「充分な操作支援」及び「上級者が操作しやすい」という2つのUI効果を決定する場合があり得る。
本実施形態のUI効果実現構成決定部11は、上記のような状況においては、あらかじめ定められた優先順位に基づいて、内容的に相反するUI効果の中の少なくとも1つを選択し、選択したUI効果のみを、構成効果対応ルールを検索するためのキーとして用いることができる。
本実施形態のUI作成支援装置1の構成の一例を示す機能ブロック図は、図1、6及び7のいずれかとすることができる。特性効果対応ルール保持部12、UI効果決定部13、特性分類対応ルール保持部14、想定ユーザ特性決定部15、ユーザ入力受付部16、及び、UI画面作成部17の構成は、第1乃至第7の実施形態と同様である。
UI効果実現構成決定部11は、構成効果対応ルールに含まれる複数のUI効果のうち、構成効果対応ルールの検索に用いられる少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくない2つ以上のUI効果を定めた第2共存不可情報を利用して、構成効果対応ルールを検索するための少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくないUI効果が含まれていないか判断する。共存するのが好ましくないUI効果は、例えば、内容的に相反するUI効果とすることができる。
そして、UI効果実現構成決定部11は、共存するのが好ましくないUI効果が含まれている場合には、予め定められた優先順位に基づいて、共存するのが好ましくない2つ以上のUI効果の中から、キーとして使用する少なくとも1つのUI効果を決定する。
第2共存不可情報の詳細は特段制限されないが、図9に一例を示す。図9に示す表においては、優先順位の欄が設けられている。優先順位の欄には、「A−1」のように、アルファベットと数字を組み合わせた記号が記録されている。同じアルファベットを付されたUI効果は、構成効果対応ルールの検索に用いられる少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくないことを意味する。そして、アルファベットと組み合わせた数字は、優先順位を示している。この表によれば、「充分な操作支援」と「上級者が操作しやすい」というUI効果は、構成効果対応ルールの検索に用いられる少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくないことが示されている。そして、「充分な操作支援」の方が、「上級者が操作しやすい」よりも優先順位が高いことが示されている。
UI効果実現構成決定部11は、例えば図9に示すような第2共存不可情報を利用して、構成効果対応ルールの検索に用いられる少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくないキーが含まれていないか判断する。そして、含まれていると判断すると、予め定められた優先順位に基づいて、共存するのが好ましくない2つ以上のUI効果の中から、予め定められたルールに従い、キーとして使用する少なくとも1つのUI効果を決定する。なお、図9の第2共存不可情報は、例えば構成効果対応ルール保持部10が保持している。
上記ルールの内容は特段制限されないが、例えば、優先順位が最も高いUI効果のみをキーとして使用するルールであってもよいし、または、優先順位が高い方から所定数(設計的事項)のUI効果のみをキーとして使用するルールであってもよい。当該ルールは、優先順位の欄において同じアルファベットの値が付された複数のUI効果からなるグループごとに定めてもよい。また、当該ルールは、上記グループごと、かつ、UI効果実現構成ごとに定めてもよい。
本実施形態の変形例としては以下のような構成が考えられる。すなわち、UI効果に付される優先順位は、UI効果実現構成ごとに付されてもよい。すなわち、UI効果実現構成「ヘルプ機能」の列を検索する際の優先順位と、UI効果実現構成「動画で操作手順を説明」の列を検索する際の優先順位は別々に付されてもよい。
また、その他の変形例として、上記構成に準じて、図4に示す特性分類対応ルールの想定ユーザ分類に優先順位を付すこともできる。
このような本実施形態によれば、第1乃至第7の実施形態と同様の作用効果を実現できるほか、内容的に相反するUI効果に基づいて、UI効果実現構成が決定されるという不都合を回避することができる。
この出願は、2011年1月27日に出願された日本特許出願特願2011−015439号を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。

Claims (13)

  1. UI(User Interface)画面を作成するための支援を行うUI作成支援装置であって、
    前記UI画面に付与可能な複数のUI効果実現構成各々に、各前記UI効果実現構成により実現される少なくとも1つのUI効果を対応付けた構成効果対応ルールを保持する構成効果対応ルール保持手段と、
    前記UI画面が保持すべき少なくとも1つの前記UI効果を特定するための情報である特定情報を、UI画面を作成するユーザである設計ユーザから受付けるユーザ入力受付手段と、
    前記ユーザ入力受付手段が入力を受付けた前記特定情報に基づいて特定された前記UI効果をキーとして前記構成効果対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられた前記UI効果実現構成を抽出するUI効果実現構成決定手段と、
    を有するUI作成支援装置。
  2. 請求項1に記載のUI作成支援装置において、
    前記UI効果実現構成決定手段が抽出した前記UI効果実現構成を備える前記UI画面を作成するUI画面作成手段をさらに有するUI作成支援装置。
  3. 請求項1または2に記載のUI作成支援装置において、
    前記UI画面を使用するユーザである想定ユーザの特性を表わす複数の想定ユーザ特性各々に、各前記想定ユーザ特性を備える前記想定ユーザが使用する前記UI画面が保持すべき前記UI効果を少なくとも1つ対応付けた特性効果対応ルールを保持する特性効果対応ルール保持手段をさらに有し、
    前記ユーザ入力受付手段は、前記特定情報として、前記想定ユーザが備える少なくとも1つの前記想定ユーザ特性の入力を受付け、
    前記ユーザ入力受付手段が入力を受付けた前記想定ユーザ特性をキーとして前記特性効果対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられた前記UI効果を抽出するとともに、抽出した前記UI効果を、前記UI画面が保持すべき前記UI効果として決定するUI効果決定手段をさらに有し、
    前記UI効果実現構成決定手段は、前記UI効果決定手段が決定した前記UI効果を、前記構成効果対応ルールを検索するキーとして使用するUI作成支援装置。
  4. 請求項3に記載のUI作成支援装置において、
    前記UI効果決定手段は、前記特性効果対応ルールから抽出した前記UI効果を前記設計ユーザに対して出力するとともに、抽出されている前記UI効果の中から少なくとも1つを削除する及び/又は抽出されていない前記UI効果を追加する変更入力、又は、抽出されている前記UI効果を変更しない維持入力を受付け、前記入力内容に従い、前記UI画面が保持すべき前記UI効果を決定するUI作成支援装置。
  5. 請求項1または2に記載のUI作成支援装置において、
    前記ユーザ入力受付手段は、前記特定情報として、前記UI画面が保持すべき少なくとも1つの前記UI効果の入力を受付けるUI作成支援装置。
  6. 請求項1または2に記載のUI作成支援装置において、
    前記UI画面を使用するユーザである想定ユーザの特性を表わす複数の想定ユーザ特性各々に、各前記想定ユーザ特性を備える前記想定ユーザが使用する前記UI画面が保持すべき前記UI効果を少なくとも1つ対応付けた特性効果対応ルールを保持する特性効果対応ルール保持手段と、
    前記想定ユーザを複数のグループに分類するための想定ユーザ分類各々に、各前記想定ユーザ分類に属する前記想定ユーザが備える少なくとも1つの前記想定ユーザ特性を対応付けた特性分類対応ルールを保持する特性分類対応ルール保持手段と、
    をさらに有し、
    前記ユーザ入力受付手段は、前記特定情報として、前記想定ユーザが属する少なくとも1つの前記想定ユーザ分類の入力を受付け、
    前記ユーザ入力受付手段が入力を受付けた前記想定ユーザ分類をキーとして前記特性分類対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられた前記想定ユーザ特性を抽出するとともに、抽出した前記想定ユーザ特性を、前記想定ユーザが備える前記想定ユーザ特性として決定する想定ユーザ特性決定手段と、
    前記想定ユーザ特性決定手段が決定した前記想定ユーザ特性をキーとして前記特性効果対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられた前記UI効果を抽出するとともに、抽出した前記UI効果を、前記UI画面が保持すべき前記UI効果として決定するUI効果決定手段と、
    をさらに有し、
    前記UI効果実現構成決定手段は、前記UI効果決定手段が決定した前記UI効果を、前記構成効果対応ルールを検索するキーとして使用するUI作成支援装置。
  7. 請求項6に記載のUI作成支援装置において、
    前記想定ユーザ特性決定手段は、前記特性分類対応ルールから抽出した前記想定ユーザ特性を前記設計ユーザに対して出力するとともに、抽出されている前記想定ユーザ特性の中から少なくとも1つを削除する及び/又は抽出されていない前記想定ユーザ特性を追加する変更入力、又は、抽出されている前記想定ユーザ特性を変更しない維持入力を受付け、前記入力内容に従い、前記想定ユーザが備える前記想定ユーザ特性を決定するUI作成支援装置。
  8. 請求項6または7に記載のUI作成支援装置において、
    前記UI効果決定手段は、前記特性効果対応ルールから抽出した前記UI効果を前記設計ユーザに対して出力するとともに、抽出されている前記UI効果の中から少なくとも1つを削除する及び/又は抽出されていない前記UI効果を追加する変更入力、又は、抽出されている前記UI効果を変更しない維持入力を受付け、前記入力内容に従い、前記UI画面が保持すべき前記UI効果を決定するUI作成支援装置。
  9. 請求項6から8のいずれか1項に記載のUI作成支援装置において、
    前記UI効果実現構成決定手段は、前記構成効果対応ルールから抽出した前記UI効果実現構成を前記設計ユーザに対して出力するとともに、抽出されている前記UI効果実現構成の中から少なくとも1つを削除する及び/又は抽出されていない前記UI効果実現構成を追加する変更入力、又は、抽出されている前記UI効果実現構成を変更しない維持入力を受付け、前記入力内容に従い、前記UI画面に付与する前記UI効果実現構成を決定するUI作成支援装置。
  10. 請求項3、4、6、7、8及び9の中のいずれか1項に記載のUI作成支援装置において、
    UI効果決定手段は、前記特性効果対応ルールに含まれる複数の前記想定ユーザ特性のうち、前記特性効果対応ルールの検索に用いられる少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくない2つ以上の前記想定ユーザ特性を定めた第1共存不可情報を利用して、前記特性効果対応ルールを検索するための少なくとも1つの前記キーの中に共存するのが好ましくない前記想定ユーザ特性が含まれていないか判断し、含まれている場合には、予め定められた優先順位に基づいて、共存するのが好ましくない2つ以上の前記想定ユーザ特性の中から前記キーとして使用する前記想定ユーザ特性を決定するUI作成支援装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載のUI作成支援装置において、
    UI効果実現構成決定手段は、前記構成効果対応ルールに含まれる複数の前記UI効果のうち、前記構成効果対応ルールの検索に用いられる少なくとも1つのキーの中に共存するのが好ましくない2つ以上の前記UI効果を定めた第2共存不可情報を利用して、前記構成効果対応ルールを検索するための少なくとも1つの前記キーの中に共存するのが好ましくない前記UI効果が含まれていないか判断し、含まれている場合には、予め定められた優先順位に基づいて、共存するのが好ましくない2つ以上の前記UI効果の中から前記キーとして使用する前記UI効果を決定するUI作成支援装置。
  12. UI画面を作成するための支援を行うUI作成支援方法であって、
    前記UI画面に付与可能な複数のUI効果実現構成各々に、各前記UI効果実現構成により実現される少なくとも1つのUI効果を対応付けた構成効果対応ルールを保持しておき、
    前記UI画面が保持すべき少なくとも1つのUI効果を特定するための情報である特定情報を、UI画面を作成するユーザである設計ユーザから受付けるユーザ入力受付ステップと、
    前記ユーザ入力受付ステップで入力を受付けた前記特定情報に基づいて特定された前記UI効果をキーとして前記構成効果対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられた前記UI効果実現構成を抽出するUI効果実現構成決定ステップと、
    を有するUI作成支援方法。
  13. UI画面を作成するための支援を行うプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記UI画面に付与可能な複数のUI効果実現構成各々に、各前記UI効果実現構成により実現される少なくとも1つのUI効果を対応付けた構成効果対応ルールを保持する構成効果対応ルール保持手段、
    前記UI画面が保持すべき少なくとも1つのUI効果を特定するための情報である特定情報を、UI画面を作成するユーザである設計ユーザから受付けるユーザ入力受付手段、
    前記ユーザ入力受付手段が入力を受付けた前記特定情報に基づいて特定された前記UI効果をキーとして前記構成効果対応ルールを検索し、当該キーに対応付けられた前記UI効果実現構成を抽出するUI効果実現構成決定手段、
    として機能させるためのプログラム。
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