JPWO2012077200A1 - 混合ガス生成装置 - Google Patents

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Abstract

この発明は、混合ガス生成装置に関し、エネルギー効率よくCO、H2を生成可能な混合ガス生成装置を提供することを目的とする。CO、H2の生成比率(CO/H2)に対する電気分解のエネルギー効率特性線10は下に凸の曲線となる。そこで、CO/H2=1/2を与える運転点Aではなく、運転点Bと運転点Cとで分割して電気分解する。ただし、各電気分解時間は、夫々の生成比率での電気分解後に混合した混合ガスの生成比率がCO/H2=1/2となるように分割する。これにより、運転点Aよりも高い運転点D近傍のエネルギー効率を得ることが可能となる。

Description

この発明は、混合ガス生成装置に関する。より詳細には、水とCOとを電気分解して、H、COからなる混合ガスを生成する混合ガス生成装置に関する。
石油、石炭、天然ガスといった化石燃料は、熱、電気の生成の原料や、運輸燃料として使用され、現代のエネルギー消費社会を支えている。しかし、このような化石燃料は使い切り燃料であり、その埋蔵量には限りがある。そのため、化石燃料が枯渇した場合の備えが必要であることは言うまでもない。また、化石燃料の燃焼によるCOの大気中への放出は、地球温暖化の一要因となることが知られている。そのため、COの排出量を低減することが、近年の課題となっている。
これらの課題を解決する一つの手段として、COを原料とした代替燃料が検討されている。例えば、特許文献1には、COを原料として炭化水素系燃料(HC)を製造するシステムが開示されている。このシステムは、固体酸化物電解質から構成される酸素イオン伝導膜と、その両面にそれぞれ配置されたカソードおよびアノードと、を有する電解質セルを備え、この電解質セルを用いて生成させた原料ガスによりHCを合成するものである。
上記システムにおけるHCの具体的な製造方法は次のとおりである。先ず、上記電解質セルに電力と熱を供給しつつ、上記カソードにCOガス、水蒸気を供給し、このカソード上で、原料ガスとなる一酸化炭素(CO)ガス、水素(H)ガスを夫々生成する。次に、生成させた原料ガスを上記電解質セルから回収し、フィッシャー・トロプシュ反応(FT反応)を利用した公知の製造装置内で反応させることでHCを得る。
日本特表2009−506213号公報 日本特開平09−085044号公報 日本特開2008−214563号公報
上記特許文献1のシステムによれば、HCの原料となるCO、Hを同時に生成することができる。しかしながら、電気分解の実施時間を一定とした場合、電気分解に投入するエネルギー(電力)は、上記アノードと上記カソードとの間に印加する電位差によって異なる値をとる。また、この電位差は、CO、Hの生成比率と相関する。そのため、電位差如何でCO、Hの発熱量が変わることになる。これらのことから、電気分解時の電位差によっては、エネルギー効率(投入エネルギーに対する生成物の発熱量をいう。以下同じ。)が低くなる可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものである。即ち、エネルギー効率よくCO、Hを生成可能な混合ガス生成装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、
水と二酸化炭素とを電気分解して水素と一酸化炭素とからなる混合ガスを所定混合比で生成する混合ガス生成装置であって、
内部に水と二酸化炭素とを備える少なくとも1つの電解槽と、
前記電解槽に設けられた一組の電極と、
前記所定混合比を達成する所定電位差よりも大きい電位差と、前記所定電位差よりも小さい電位差とを含む複数の電位差を前記電極間に印加する電位制御手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記複数の電位差は、投入エネルギーに対する生成物の発熱量で規定されるエネルギー効率と、前記複数の電位差とを関連付けるモデルに基づいて決定されていることを特徴とする。
また、第3の発明は、第2の発明において、
前記複数の電位差を前記電極間に夫々印加した場合における前記エネルギー効率の経時変化の度合いに応じて、前記複数の電位差を前記電極間に印加する順番が決定されていることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の何れか1つの発明において、
前記電解槽は、二酸化炭素吸収特性を有する電解液を内部に備え、
前記複数の電位差を前記電極間に印加する順番が、電位差の大きい順に決定されていることを特徴とする。
また、第5の発明は、第4の発明において、
前記複数の電位差を前記電極間に印加する際に、前記電解液のpHをアルカリ性側から酸性側に変更するpH変更手段を更に備えることを特徴とする。
また、第6の発明は、第1乃至第5の何れか1つの発明において、
前記所定電位差よりも小さい側の各電位差が、生成する水素の生成速度が予め定めた最低速度となる所定電位差よりも大きい電位差に設定されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、混合ガスを所定混合比で生成する際に、この所定混合比を達成する所定電位差よりも大きい電位差と、この所定電位差よりも小さい電位差とを含む複数の電位差を電極間に印加することができる。CO、Hの混合比は、電極間に印加する電位差と相関があるので、上記所定混合比を達成するためには、電極間に上記所定電位差を印加すればよい。しかしながら、エネルギー効率を考慮した場合、上記所定電位差を印加した場合のエネルギー効率は、必ずしも最良とはならない。この点、上記複数の電位差に分けて印加しても上記所定混合比は達成可能である。また、上記複数の電位差に分けて印加することで、上記所定電位差を印加する場合よりもエネルギー効率を向上できる組み合わせができる。従って、第1の発明によれば、エネルギー効率よくCO、Hを所定混合比で生成できる。
第2の発明によれば、投入エネルギーに対する生成物の発熱量で規定されるエネルギー効率と、上記複数の電位差とを関連付けるモデルによって、上記所定電位差を印加する場合よりもエネルギー効率を向上できる電位差の組み合わせを容易に決定できる。
上記電極間に電位差を印加すれば電気分解が進行し、電解槽内の水やCOが減少するので、エネルギー効率が低下する。第3の発明によれば、上記複数の電位差を夫々印加した場合におけるエネルギー効率の経時変化の度合いに応じて、これらの電位差を印加する順番が決定される。そのため、例えばエネルギー効率の減少度の高い順に、これらの電位差を印加することが可能となる。従って、エネルギー効率の経時変化の影響を最小限に留めることができる。
上記電極間に上記複数の電位差を印加すれば電気分解が進行し、電解槽内の温度が上昇する。電解槽内の温度が上昇すれば、電解液に吸収されていたCOが析出して減少する。COが減少すると、上記所定混合比の達成が困難となる。第4の発明によれば、上記複数の電位差を上記電極間に印加する順番が、電位差の大きい順に決定される。上述したように、CO、Hの混合比は、上記電極間に印加する電位差と相関がある。詳細には、上記電極間に印加する電位差が大きくなると、COの生成量が増える。そのため、第4の発明によって電位差の大きい順に電位差を印加すれば、COが析出して減少する前にCOを電気分解できる。従って、電解槽内の温度上昇によるCO生成量の低下を良好に抑制できる。
第5の発明によれば、pH変更手段によって、上記電解槽内のpHをアルカリ性側から酸性側に変更できる。従って、電位差の大きい順に電位差を印加する際に、COが析出しにくいアルカリ性側から、Hが生成し易い酸性側にpHを変更できる。従って、アルカリ性側のpHにおいてCO生成量の低下を良好に抑制できると共に、酸性側pHにおいてH生成速度を向上できる。
第6の発明によれば、上記所定電位差よりも小さい側の各電位差を、生成するHの生成速度が予め定めた最低速度となる所定電位差よりも大きい電位差に設定できる。従って、Hの生成速度を担保できるので、電気分解時における作業効率の低下を軽減できる。
CO、Hの生成比率と、電気分解時におけるエネルギー効率との関係を示した図である。 図1の横軸をCO生成割合とした図である。 電気分解時におけるエネルギー効率の経時変化を示した図である。 実施の形態4における電気分解の順番を説明する図である。 実施の形態5における制御の概要を説明するための図である。 CO、Hの生成速度(mol/min)と、エネルギー効率とを、CO、Hの生成比率に対して夫々示した図である。
実施の形態1.
[電気分解装置の構成]
先ず、本発明の実施の形態1の電気分解装置の構成について簡単に説明する。本実施形態の電気分解装置は、COを溶け込ませた電解液で内部が満たされた電解槽と、この電解槽に設けられた作用極(WE)、対電極(CE)および参照電極(RE)と、REに対するWEの電圧を変更可能に構成されたポテンショスタットとを備えるものとする。これらの構成要素は公知の電気分解装置の構成要素と共通するため、その説明については省略する。
また、本実施形態の電気分解装置は、ポテンショスタットを制御してWEとCEとの間に所定の電流値を流すことで、REに対するWEの電圧を設定値に保持する制御装置を備えている。この制御装置の内部メモリには、後述の方法により決定した運転点に対応する電圧の設定値、運転時間等が記憶されている。制御装置はこれらに基づいて、ポテンショスタットを制御するものとする。
次に、上述した電気分解装置における電気分解反応について説明する。ポテンショスタットを制御してWEとCEとの間に電流を流すと、WE、CEにおいて、下記式(1)〜(3)の電気化学反応が起こる。
WE:CO+2H+2e→CO+HO ・・・(1)
2H+2e→H ・・・(2)
CE:2HO→O+4H+4e ・・・(3)
上記式(1)、(2)に示したように、WEにおいては、CO、Hが同時に生成する。そのため、生成したCO、Hを回収してFT反応させれば、化石燃料の代替燃料としてのHCを製造できる。ここで、HCは、原料段階から効率よく製造した方が望ましいことは言うまでもない。これに関し、CO、Hの混合比率をCO/H=1/2とすれば、FT反応時におけるエネルギー効率がよいことが分かっている。
本実施の形態においては、このエネルギー効率を考慮し、WE上で同時に生成するCO、Hの生成比率をCO/H=1/2とする。一般に、CO、Hの混合比率をCO/H=1/2とするためには、独立に準備したCOとHとから比率調整する必要がある。この点、上述した電気分解装置によれば、WE上でCO、Hを同時に生成できる。そのため、生成比率を予めCO/H=1/2としておけば、原料生成と比率調整とを同時進行させることができる。原料生成と比率調整とを同時進行できれば、生成したCO、HをそのままFT反応に投入できる。従って、HCを原料段階からエネルギー効率よく製造できる。
[実施の形態1の特徴]
ところで、CO、Hの生成比率は、WEとCEとの間に流す電流値、即ちREに対するWEの電圧の設定値に大きく依存する。そのため、生成比率をCO/H=1/2とするためには、この電圧を適切な値に設定すればよいことになる。しかしながら、CO、Hを同時生成する場合、CO/H=1/2を与える点でのエネルギー効率よりも、他の生成比率でのエネルギー効率の方が高くなることがある。このことについて、図1を用いて説明する。図1は、CO、Hの生成比率(=REに対するWEの電圧)と、電気分解時におけるエネルギー効率との関係を示した図である。
図1の曲線は、CO/Hに対する電気分解のエネルギー効率特性線10である。特性線10上のA〜Cは夫々運転点を示す。具体的に、運転点Aは、CO、Hの生成比率を1/2に設定して(REに対するWEの電圧を設定値Vに設定して)電気分解した場合に該当する。また、運転点B、運転点Cは、CO、Hの生成比率を、夫々rb(>1/2)、rc(<1/2)に設定して(REに対するWEの電圧を設定値V(>V)、V(<V)に設定して)電気分解した場合に該当する。
図1に示すように、特性線10は下に凸の曲線となる。この理由の1つとして、Hの発生電位が絶対値で0.11Vで、COの発生電位よりも低いことが挙げられる。Hの発生電位がCOの発生電位よりも低いと、REに対するWEの電圧を低く設定した場合、Hの生成量が相対的に多くなるので、CO/Hが小さくなる。ここで、REに対するWEの電圧が低いとは、電気分解時における投入エネルギーが小さいことと同義である。従って、CO/Hが小さくなるほどエネルギー効率が高くなる。つまり、運転点Aから運転点Cの方向に運転点をスライドさせると、エネルギー効率が高くなる。
もう1つの理由として、COの発熱量(283kJ/mol)が、Hの発熱量(242kJ/mol)よりも大きいことが挙げられる。上述したように、Hの発生電位は、COの発生電位よりも低い。そのため、REに対するWEの電圧を高めに設定すれば、COの生成量を増やすことができるのでCO/Hが大きくなる。ここで、COの発熱量はHの発熱量よりも大きいので、CO/Hが大きくなれば、生成物の発熱量が増加する。従って、CO/Hが大きくなるほどエネルギー効率が高くなる。つまり、運転点Aから運転点Bの方向に運転点をスライドさせると、エネルギー効率が高くなる。
本実施の形態においては、このような特性線10の特徴に鑑み、運転点Aではなく、運転点Bと運転点Cとで分割して電気分解する。つまり、設定値Vで一定時間電気分解するところを、トータルの時間は変えずに設定値V、設定値Vで分担して電気分解する。ただし、各電気分解時間は、夫々の生成比率での電気分解後に混合した混合ガスの生成比率がCO/H=1/2となるように分割する。これにより、運転点Aよりも高い運転点D近傍のエネルギー効率を得ることが可能となる。
運転点B、Cの具体的な決定方法について説明する。計算の都合上、図1の横軸を図2の様に生成総量に対するCOの生成比率(=CO/(CO+H))に置き換える。そうすると、CO/H=1/2は、CO/(CO+H)=1/3となる。図2に示すように、運転点A、B、Cの各座標を(Ra,ηa)、(Rb,ηb)、(Rc,ηc)とする。また、運転点AでのCO、Hの全生成量をMa(モル)、投入エネルギーをEa、生成物の発熱量をHaとする。運転点B、Cについても同様に、CO、Hの全生成量をMb、Mc、投入エネルギーをEb、Ec、生成物の発熱量をHb、Hcとする。また、CO、Hの単位モル当たりの発熱量をHCO、HH2とする。
運転点Aでのエネルギー効率ηaは、下記式(4)で表すことができる。
ηa=Ha/Ea={RaMaHCO+(1−Ra)MaHH2}/Ea ・・・(4)
運転点Bでのエネルギー効率ηb、運転点Cでのエネルギー効率ηcについても、上記式(4)同様に表すことができる。
また、生成物量について、下記式(5)、(6)の関係がある。
Ma=Mb+Mc ・・・(5)
RaMa=RbMb+RcMc ・・・(6)
上記式(6)に上記式(5)を用いて整理すると、下記式(7)を導出できる。
Mb/Mc=(Ra−Rc)/(Rb−Ra) ・・・(7)
運転点Bと運転点Cとで分割して電気分解した場合の総エネルギー効率ηb+cは、上記式(4)、(5)と、Hb+Hc=Haとを用いて、下記式(8)で表される。
ηb+c=(Hb+Hc)/(Eb+Ec)
=(Mb+Mc){RaHCO+(1−Ra)HH2}/[Mb/ηb{RbHCO+(1−Rb)HH2}+Mc/ηc{RcHCO+(1−Rc)HH2}] ・・・(8)
上記式(8)の上下辺をMcで除すると、下記式(9)を導出できる。
ηb+c=(Mb/Mc+1){RaHCO+(1−Ra)HH2}/[(1/ηb)(Mb/Mc){RbHCO+(1−Rb)HH2}+(1/ηc){RcHCO+(1−Rc)HH2}] ・・・(9)
上記式(7)を用いて上記式(9)の上下辺に(Rb−Ra)を乗じると、下記式(10)を導出できる。
ηb+c=(Rb−Rc){RaHCO+(1−Ra)HH2}/[{(Ra−Rc)/ηb}{RbHCO+(1−Rb)HH2}+{(Rb−Ra)/ηc}{RcHCO+(1−Rc)HH2}] ・・・(10)
上記式(10)のRa=1/3として整理すると、下記式(11)を導出できる。
ηb+c=(Rb−Rc)(Hc+2HH2)/[{(1−3Rc)/ηb}{RbHCO+(1−Rb)HH2}]+{(3Rb−1)/ηc}{RcHCO+(1−Rc)HH2}] ・・・(11)
ここで、HCO=283kJ/molであり(CO+1/2O→CO+283kJ/mol)、HH2=242kJ/mol(H+1/2O→HO+242kJ/mol)である。
従って、実際の電気分解条件(電解液の種類、REに対するWEの電圧の設定値V、Vなど)で(Rb,ηb)、(Rc,ηc)を予め複数取得し、その(Rb,ηb)、(Rc,ηc)を上記式(11)に適用すれば、総エネルギー効率ηb+cを算出できる。運転点B、Cは、このように算出した総エネルギー効率ηb+cのうち、最良となるものに対応する2点を決定すればよいことになる。
以上、本実施の形態によれば、上述の方法で決定した運転点Bと運転点Cとで分割して電気分解するので、運転点Aよりも高い運転点D近傍のエネルギー効率を得ることができる。従って、電気分解時におけるエネルギー効率を向上できる。よって、電気分解からFT反応までの一連のHC製造時におけるエネルギー効率を向上できる。
ところで、本実施の形態においては、運転点B、Cで電気分解したが、3点以上の運転点で電気分解してもよい。この場合であっても、各電気分解時間は、各運転点で電気分解した後に混合した混合ガスの生成比率がCO/H=1/2となるように分割すれば、電気分解時におけるエネルギー効率を向上できる。なお、本変形例は、後述する実施の形態3〜6においても同様に適用が可能である。
実施の形態2.
[電気分解装置の構成]
次に、本発明の実施の形態2の電気分解装置について説明する。本実施形態の電気分解装置は、電解槽を2つ設ける点で、上記実施の形態1の電気分解装置の構成と相違する。そのため、この点を除く各構成要素は上記実施の形態1と基本的に共通するので、その説明を省略する。
上記実施の形態1においては、1つの電解槽を用い、運転点B、Cで電気分解した。しかしながら、運転点B、Cを同時に設定することはできないので、あるタイミングで運転点をBからCに(或いはCからBに)切り替える制御を実行する必要がある。この点、電解槽を2つ設ける本実施の形態によれば、運転点Bでの電気分解と、運転点Cでの電気分解とを夫々の電解槽で実施できる。従って、運転点の切り替え制御が不要となるので、上記実施の形態1とほぼ同様の効果を、簡便に得ることができる。
ところで、本実施の形態においては、電解槽を2つ設けたが、電解槽の数は3つ以上でもよい。また、上記実施の形態1の変形例で述べたように、3点以上の運転点で電気分解する場合には、この運転点数と電解槽数とを組み合わせて様々な態様で電気分解を実施することができる。例えば、3点の運転点で電気分解する場合に、電解槽を3つ設けて、夫々の運転点に対応させて電気分解してもよい。また、例えば、3点の運転点で電気分解する場合に、電解槽を2つ設けて、一方は運転点Cでの電気分解のみを実施し、他方は運転点CからBに切り替える制御を実施してもよい。このように、運転点数と電解槽数とを組み合わせて電気分解したとしても、本実施の形態同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
次に、図3を参照しながら、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態は、上記実施の形態1の構成を用い、電気分解の進行によるエネルギー効率の低下の度合いに基づいて、電気分解の順番を決定することをその特徴とする。そのため、各構成要素は上記実施の形態1と共通するので、その説明を省略する。
上記実施の形態1で述べたように、ポテンショスタットを制御してWEとCEとの間に電流を流せば、上記式(1)〜(3)の反応が進行する。上記式(1)〜(3)の反応が進行すれば、電解液中の反応物質が減少する。例えば、上記式(1)の反応が進行すれば、電解槽中のCOが減少し、上記式(2)の反応が進行すれば、プロトンが減少する。従って、電解槽中の反応物質の濃度は、経時的に低下することになる。反応物質の濃度が低下すると、一定量のCOやHを生成するために、より多くの投入エネルギーを必要とすることになる。従って、電気分解時におけるエネルギー効率が、経時的に低下することになる。
図3は、電気分解時におけるエネルギー効率の経時変化を示した図である。電気分解が進行すれば、電解液中のCOやプロトンの濃度が減少する。そのため、経時的にエネルギー効率が低下し、例えば、運転点Cで電気分解を開始したにも関らず、運転点がシフトして運転点Cで電気分解することになる。同様に、運転点Bで電気分解を開始したにも関らず、運転点Bで電気分解することになる。他の運転点についても同様にシフトするので、特性線10は、時間の経過と共に特性線20に変化することになる。
ここで、図3において、エネルギー効率の低下幅に着目すると、運転点Bから運転点Bまでのエネルギー効率の低下幅(B−B)と、運転点Cから運転点Cまでのそれ(C−C)との関係は、(B−B)<(C−C)となる。そこで、本実施の形態においては、先ず、REに対するWEの電圧を設定値Vとし、所定時間の経過後、設定値Vに変更して電気分解する。つまり、エネルギー効率の低下幅の大きい運転点での電気分解を優先する。これにより、運転点Cでのエネルギー効率と、運転点Bでのエネルギー効率を得ること可能となる。従って、エネルギー効率の経時変化の影響を最小限に留めることができる。
ところで、本実施の形態においては、REに対するWEの電圧を設定値Vとし、所定時間の経過後、設定値Vに変更して電気分解したが、この順番は入れ替えてもよい。電気分解条件によっては、この低下幅が逆転することがある。そのような場合には、REに対するWEの電圧を設定値Vとし、所定時間の経過後、設定値Vに変更して電気分解する。これにより、本実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、電気分解条件によっては、経時的にエネルギー効率が向上する場合も考えられる。この場合であっても、上記同様の手法で電気分解の順序を決定すればよい。即ち、経時的なエネルギー効率の変化幅を比較し、低下幅であれば大きい順に、増加幅であれば小さい順に電気分解すれば、本実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
次に、図4を参照しながら、本発明の実施の形態4について説明する。本実施の形態は、上記実施の形態1の構成を用い、電気分解の進行による電解液の温度上昇を考慮して、電気分解の順番を決定することをその特徴とする。そのため、各構成要素は上記実施の形態1と共通するので、その説明を省略する。
上述したように、電気分解後のCO、Hの混合比率をCO/H=1/2としておけば、FT反応時におけるエネルギー効率がよい。しかしながら、電気分解の進行により電解液の温度が上昇するので、電解液に溶け込ませたCOが析出しCO濃度が低下する。COの濃度が低下すれば、上記(1)の反応によるCOの生成量も低下するので、CO、Hの生成比率が1/2よりも小さくなってしまう。
そこで、本実施の形態においては、先ず、CO生成主体の電気分解を実施し、その後にH生成主体の電気分解を実施する。図4は、本実施の形態における電気分解の順番を説明する図である。図4の運転点Bは、図1の運転点Bに相当する運転点である。本実施の形態においては、先ず、REに対するWEの電圧を設定値Vとして電気分解する。これにより、運転点Bにおいて、CO生成主体の電気分解を実施する。上記実施の形態1で述べたように、REに対するWEの電圧を高く設定すればCOの生成量を相対的に多くできる。つまり、CO生成主体の電気分解を実施できる。続いて、本実施の形態においては、REに対するWEの電圧を設定値Vとして電気分解する。これにより、H生成主体の電気分解を実施する。H生成主体となるのは、上記実施の形態1で述べたとおりである。
このように、CO生成主体の電気分解をH生成主体の電気分解に先駆けて実施すれば、電解液の温度の上昇によってCO濃度が低下する前に、COを多く生成できる。従って、CO、Hの生成比率が1/2よりも小さくなることを抑制できる。
また、本実施の形態によれば、上記の抑制効果に加えて、H生成主体の電気分解時におけるHの生成を促進できる。電気分解の進行により電解液の温度が上昇すれば、プロトンの移動速度や上記式(2)の反応速度が増加する。そのため、図4の特性線10は、時間の経過と共に特性線30に変化することになる。従って、運転点C(図1の運転点Cに相当)で電気分解する場合に比べ、短時間でHを生成できる。つまり、運転点C近傍のエネルギー効率を得ることができる。よって、電気分解時におけるエネルギー効率を一層向上できる。
実施の形態5.
次に、図5を参照しながら、本発明の実施の形態5について説明する。本実施の形態は、上記実施の形態1の構成に、pH調整剤を電解槽に添加する添加装置を追加し、電気分解時にこの添加装置を制御することをその特徴とする。そのため、基本的な各構成要素は上記実施の形態1と共通するので、その説明を省略する。
上記実施の形態4で述べたように、電気分解の進行により電解液の温度が上昇するので、電解液に溶け込ませたCOが析出しCOの濃度が低下する。そこで、本実施の形態においては、上記実施の形態4と同様の順番で電気分解を実行すると共に、電気分解の進行に応じてpHが減少するように上記添加装置を制御する。
図5は、本実施形態における制御の概要を説明するための図である。本実施の形態においては、上記実施の形態4と同様に、CO生成主体の電気分解をH生成主体の電気分解に先駆けて実施する。加えて、本実施の形態においては、CO生成主体の電気分解時には、COが析出しにくい高めのpHとなるように上記添加装置を制御する。従って、CO、Hの生成比率が1/2よりも小さくなることをより一層抑制できる。
また、本実施の形態においては、H生成主体の電気分解時には、Hが生成し易い低めのpHとなるように上記添加装置を制御する。そのため、図5の特性線10は、時間の経過と共に特性線40に変化することになる。従って、運転点C(図1の運転点Cに相当)で電気分解する場合に比べ、短時間でHを生成できる。つまり、運転点C近傍のエネルギー効率を得ることができる。よって、電気分解時におけるエネルギー効率をより一層向上できる。
実施の形態6.
次に、図6を参照しながら、本発明の実施の形態6について説明する。本実施の形態は、上記実施の形態1の構成を用い、CO、Hの生成速度を考慮して運転点B、Cを決定することをその特徴とする。そのため、各構成要素は上記実施の形態1と共通するので、その説明を省略する。
上記実施の形態1で述べたように、運転点B、Cは、上記式(11)等を用いて算出した総エネルギー効率ηb+cのうち、最良となるものに対応する2点として決定でき、このように決定した運転点B、Cで電気分解すれば、電気分解時におけるエネルギー効率を向上できる。しかしながら、CO、Hの生成速度が遅過ぎる場合には、電気分解に長時間を要することになるので、HC製造の作業効率の低下が懸念される。
上記実施の形態4で述べたとおり、1/2よりも小さい運転点側、即ち運転点C側では、H生成主体の電気分解を実施できる。そのため、運転点C側でHの生成速度が遅過ぎる場合には、作業効率の低下による影響が大きくなる。同様に、1/2よりも高い運転点側、即ち運転点B側では、CO生成主体の電気分解を実施できる。そのため、運転点B側でCOの生成速度が遅過ぎる場合には、作業効率の低下による影響が大きくなる。
そこで、本実施の形態においては、CO、Hの生成速度の下限値を設定し、その下限値よりも生成速度が速い範囲で運転点B、Cを決定する。図6は、CO、Hの生成速度(mol/min)と、エネルギー効率とを、CO、Hの生成比率に対して夫々示した図である。
図6の特性線50はHの生成速度を、特性線60はCOの生成速度を夫々表す。上記実施の形態1で述べたように、CO、Hの生成比率は、REに対するWEの電圧に依存する。また、REに対するWEの電圧を高く設定すればCO、Hの生成量は共に増加する。更に、CO、Hの生成量は、これらの生成速度が速ければ増えるので、CO、Hの生成速度と生成量との間には相関がある。従って、図6に示すように、CO、Hの生成比率を高く設定するほど、CO、Hの生成速度は増加する。ここで、図6に示すようにCO、Hの生成速度の下限値を設定する。そうすると、Hの生成速度の下限値に対応する運転点は、図6の運転点Eとなる。また、COの生成速度の下限値に対応する運転点は、図6の運転点Fとなる。
前述したように、1/2よりも小さい運転点側では、H生成主体の電気分解を実施でき、1/2よりも大きい運転点側では、CO生成主体の電気分解を実施できる。従って、本実施形態においては、運転点EよりもCO/Hが高い範囲で運転点Cを決定し、運転点FよりもCO/Hが高い範囲で運転点Bを決定する。こうすることで、CO、Hの生成速度を担保できる。
以上、本実施の形態によれば、H、COの生成速度の下限値を設定しておき、それを満たす範囲での運転点B、Cを夫々決定できる。従って、電気分解時における作業効率の低下を軽減しつつ、エネルギー効率を向上できる。
10,20,30,40,50,60 エネルギー特性線
ところで、本実施の形態においては、REに対するWEの電圧を設定値Vとし、所定時間の経過後、設定値Vに変更して電気分解したが、この順番は入れ替えてもよい。電気分解条件によっては、この低下幅が逆転することがある。そのような場合には、REに対するWEの電圧を設定値Vとし、所定時間の経過後、設定値 に変更して電気分解する。これにより、本実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。

Claims (6)

  1. 水と二酸化炭素とを電気分解して水素と一酸化炭素とからなる混合ガスを所定混合比で生成する混合ガス生成装置であって、
    内部に水と二酸化炭素とを備える少なくとも1つの電解槽と、
    前記電解槽に設けられた一組の電極と、
    前記所定混合比を達成する所定電位差よりも大きい電位差と、前記所定電位差よりも小さい電位差とを含む複数の電位差を前記電極間に印加する電位制御手段と、
    を備えることを特徴とする混合ガス生成装置。
  2. 前記複数の電位差は、投入エネルギーに対する生成物の発熱量で規定されるエネルギー効率と、前記複数の電位差とを関連付けるモデルに基づいて決定されていることを特徴とする請求項1に記載の混合ガス生成装置。
  3. 前記複数の電位差を前記電極間に夫々印加した場合における前記エネルギー効率の経時変化の度合いに応じて、前記複数の電位差を前記電極間に印加する順番が決定されていることを特徴とする請求項2に記載の混合ガス生成装置。
  4. 前記電解槽は、二酸化炭素吸収特性を有する電解液を内部に備え、
    前記複数の電位差を前記電極間に印加する順番が、電位差の大きい順に決定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の混合ガス生成装置。
  5. 前記複数の電位差を前記電極間に印加する際に、前記電解液のpHをアルカリ性側から酸性側に変更するpH変更手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の混合ガス生成装置。
  6. 前記所定電位差よりも小さい側の各電位差が、生成する水素の生成速度が予め定めた最低速度となる所定電位差よりも大きい電位差に設定されていることを特徴とする請求項1乃至5何れか1項に記載の混合ガス生成装置。
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