JPWO2012070678A1 - アンテナおよびダイポールアンテナならびにそれらを用いた通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型のアンテナおよびそれを用いた通信装置を提供する。【解決手段】 複数の帯状のm次要素(mは3以上の整数)が順次接続されてなる帯状の導体20を備え、導体20を構成するn次要素(nは2以上m以下の全ての整数)は、n−1次要素がp個(pは3以上の整数)のn次要素に区分されて、n−1次要素の一端から他端へ向かうベクトルの向きが変わらないように、各々のn次要素の境界部が屈曲したものであるアンテナとする。小型で高性能なアンテナが得られる。

Description

本発明は、帯状の導体を備えるアンテナおよびこのアンテナを備えるダイポールアンテナならびにそれらを用いた通信装置に関するものである。
通信装置において電磁波の送受信を行うアンテナの1つとして、例えば特開平5−259728号公報に記載されているように、ダイポールアンテナやモノポールアンテナが知られている。
ダイポールアンテナは基本的に1/2波長の長さの導体を必要とし、モノポールアンテナは基本的に1/4波長の長さの導体を必要とするとともに接地面も必要とするため、形状が大型になるという問題があった。
本発明はこのような従来の技術における問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、小型化が可能な、帯状の導体を備えるアンテナおよびこのアンテナを備えるダイポールアンテナ、ならびにそれらを用いた通信装置を提供することにある。
本発明のアンテナは、複数の帯状のm次要素(mは3以上の整数)が順次接続されてなる帯状の導体を備え、前記導体を構成するn次要素(nは2以上m以下の全ての整数)は、n−1次要素がp個(pは3以上の整数)の前記n次要素に区分されて、前記p個に区分されたn次要素が、前記n−1次要素の一端と他端とを結ぶ線分に対して平行な直線に沿って、各々の前記n次要素同士の境界部が屈曲した形状を有するものである。
本発明のダイポールアンテナは、本発明のアンテナである第1のアンテナおよび第2のアンテナを有し、前記第1のアンテナおよび第2のアンテナは、前記導体の相互の形状が等しく、前記導体の1次要素が直線状であって、それぞれの前記導体の両端を結ぶ線分が同一の直線上に位置するものである。
本発明のダイポールアンテナは、本発明のアンテナである第1のアンテナおよび第2のアンテナを有し、前記第1のアンテナおよび第2のアンテナは、前記導体の相互の形状が線対称の関係を有するとともに前記導体の1次要素が直線状であって、それぞれの前記導体の両端を結ぶ線分が同一の直線上に位置するのである。
本発明の通信装置は、本発明のアンテナと、このアンテナに接続された受信回路および送信回路の少なくとも一方とを備えるものである。
本発明の通信装置は、本発明のダイポールアンテナと、このダイポールアンテナに接続された受信回路および送信回路の少なくとも一方とを備えるものである。
なお、隣り合う前記n次要素同士の角度とは、隣り合う一方のn次要素の両端を結ぶ線分と、隣り合う他方のn次要素の両端を結ぶ線分との間の角度であって、180°未満の側を意味する。
本発明によれば、小型化が可能なアンテナおよびダイポールアンテナを得ることができる。また、これらアンテナを備える、小型化が可能な通信装置を得ることができる。
本発明のアンテナ(ダイポールアンテナ)の実施形態の一例を模式的に示す斜視図である。 図1に示すアンテナ(ダイポールアンテナ)の模式的な上面図である。 図1および図2に示したアンテナにおける導体20の形状を説明するための模式的な平面図である。 本発明のアンテナの実施形態の一例を模式的に示す上面図である。 本発明のアンテナの実施形態の一例を模式的に示す上面図である。 本発明のアンテナの実施形態の一例を模式的に示す上面図である。 図6に示すアンテナの領域Aの導体320の形状を説明するための拡大図である。 本発明のアンテナにおける導体の形状の変形例を説明するための模式的な平面図である。 本発明のアンテナにおける導体の形状の変形例を説明するための模式的な平面図である。 本発明のダイポールアンテナの変形例を模式的に示す上面図である。 本発明のアンテナ(ダイポールアンテナ)の変形例を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態の例の通信装置を模式的に示すブロック図である。 シミュレーションにおける座標系を示す模式図である。 xy平面における指向性利得の放射パターンを示すグラフである。 zx平面における指向性利得の放射パターンを示すグラフである。 zy平面における指向性利得の放射パターンを示すグラフである。 zy平面における指向性利得の放射パターンを示すグラフである。
以下、本発明のアンテナおよびダイポールアンテナならびにそれを用いた通信装置を添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本明細書中において、屈曲した形状の導体について、導体を折り曲げるという表現を用いて説明しているが、この表現はパターンの形状を説明するために便宜上用いたものであり、アンテナを作製するに当たって導体を実際に折り曲げる工程がなくても構わない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明のアンテナの第1の実施形態の例を模式的に示す斜視図である。図2は、図1に示すアンテナの模式的な上面図である。図3は、図1および図2に示した本例のアンテナにおける導体20の形状を説明するための模式的な平面図である。
本例のアンテナは、図1および図2に示すように、誘電体基板10と、誘電体基板の上面に配置された所定の形状を有する帯状の導体20とを備えている。また、帯状の導体20は中央で導体20aと導体20bに分かれており、分かれている箇所にはそれぞれ端子30a,30bからなる端子部30が設けられている。導体20は、この端子部30に給電されて導体20aおよび導体20bをエレメントとするダイポールアンテナとして機能する。
なお、以下の説明では、導体20が導体20aと導体20bとに分けられておらず、互いに接続された状態であるものとして説明する。
図3の左側は1次要素41、中央は2次要素42a〜42d、右側は3次要素43a〜43sを示す。この図3では、導体20のパターンの設計手法について模式的に分解して示している。
まず、1次要素41は2次要素42a〜42dの4個に区分されている。さらに4個の2次要素のそれぞれが4個の3次要素に区分されているので、合計で16個の3次要素43a〜43sとなっている。その結果、本例のアンテナにおける導体20は16個の帯状の3次要素43a〜43sが順次接続されて形成された構造となっている。
直線状の1次要素41は4個の2次要素42a〜42dに区分されている。そして、1次要素41の一端41wと他端41xとを結ぶ線分に対して平行な直線(点線で図示,52w〜52x)に沿って、2次要素42a〜42dのそれぞれの境界部が折り曲げられた形状になっている。言い換えれば、1次要素41の一端から他端へ向かうベクトルの向きが変わらないように、各々の2次要素42a〜42dの境界部が折り曲げられて、屈曲した形状を有している。
また、2次要素42a〜42dのそれぞれが4個の3次要素に区分されている。このとき、2次要素42aの一端と他端とを結ぶ線分に対して平行な直線(点線で図示)に沿って、3次要素43a〜43dのそれぞれの境界部が屈曲した形状を有している。残りの3個の2次要素42b〜42dについても同様である。言い換えれば、それぞれの2次要素42a〜42dの一端から他端へ向かうベクトルの向きが変わらないように、各々の3次要素43a〜43sの境界部が折り曲げられた形状を有している。
なお、この実施形態では、1次要素41が直線状であり、1次要素41が等しい長さの4個の2次要素42a〜42dに区分されるとともに、隣り合う2次要素42a〜42d同士の角度が90°となるように、1次要素41内において各々の2次要素42a〜42dの境界部が順次逆向きに屈曲した形状になっている。
そして、2次要素42a〜42dがそれぞれ等しい長さの4個の3次要素に区分されるとともに、隣り合う3次要素同士の角度が90°となるように、各々の2次要素42a〜42d内において各々の3次要素の境界部が順次逆向きに屈曲した形状になっている。
ここで、1次要素41の長さ、4個の2次要素同士が接続された2次形状52の長さ、および16個の3次要素同士が接続された3次形状53の長さは全て等しい。ここで、図3のz方向の寸法を比較すると、2次形状52は1次要素41の2−1/2倍であり、3次形状53は2次形状52の2−1/2倍であるため、3次形状53は1次要素41の1/2になっている。すなわち、本例のアンテナによれば、1次要素41のような直線状の導体を有する基本的なアンテナと比較して、長手方向(図のz方向)の長さが1/2に短縮された小型のアンテナを得ることができる。
このようなアンテナの設計にあたっては、長手方向(図のz方向)の長さが所望の長さとなるように、以下の手順を行えばよい。
(手順1)直線状の1次要素を等しい長さの4つの2次要素に区分し、それぞれの2次要素の境界部が、隣り合う2次要素が成す角度が90°になるように、順次逆向きに折り曲げる。このとき、折り曲げる前の1次要素の両端を結ぶ直線と、折り曲げた後の1次要素の両端を結ぶ直線とが平行になるようにする。
(手順2)それぞれの2次要素を等しい長さの4つの3次要素に区分し、それぞれの3次要素の境界部が、隣り合う3次要素が成す角度が90°になるように折り曲げる。このとき、それぞれの2次要素内においては順次逆向きに折り曲げるとともに、それぞれの2次要素において、折り曲げる前における両端を結ぶ直線と、折り曲げた後における両端を結ぶ直線とが平行になるようにする。
(手順3)必要に応じて、要素の次数を1つ増加させて1つ前の手順の操作を行う。
(手順4)必要に応じて、要素の次数が所望の次数に達するまで手順3の操作を繰り返す。
本例のアンテナは、一般化して表現すると、複数の帯状のm次要素(mは3以上の整数)が順次接続されてなる帯状の導体20を備え、導体20を構成するn次要素(nは2以上m以下の全ての整数)は、n−1次要素がp個(pは3以上の整数)のn次要素に区分されている。そして、p個に区分されたn次要素が、n−1次要素の一端と他端とを結ぶ線分に対して平行な直線に沿って、各々のn次要素同士の境界部が屈曲した形状を有するものである。言い換えれば、n−1次要素の一端から他端へ向かうベクトルの向きが変わらないように、各々のn次要素の境界部が折り曲げられた形状を有している。このとき、折り曲げる前におけるn−1次要素の両端を結ぶ直線と、このn−1次要素をp個に区分したn次要素同士を折り曲げた後における両端を結ぶ直線とが平行となっている。なお、図1〜3に示した例では、最大次数のmは3、区分数pは4に該当する。
このような構成を備える本例のアンテナは、n−1次要素の一端から他端へ向かうベクトルの向きが変わらないように、各々のn次要素の境界部が折り曲げられていることから、個々のm次要素を流れる電流のベクトル和が、導体20の一端53wから他端53xに向かうベクトルにほぼ等しくなる。すなわち、個々のm次要素を流れる電流のベクトル和の向きが、もともとの1次要素41のみからなる導体20を流れる電流をベクトルで表示したものとほぼ等しくなる。よって、本例のアンテナによれば、もともとの1次要素41のみからなる導体20を有する直線状のアンテナと比較して、指向性も含めてほぼ等しいアンテナ特性を維持しているとともに小型化されたアンテナを得ることができる。よって、小型で、高性能で、設計が容易なものとなる。
また、p個に区分されたn次要素がいずれも等しい長さであり、各々のn−1次要素内において隣り合うn次要素同士がなす角度がいずれも等しいという条件を満たすようにすることが望ましい。この構成とすることによって、アンテナの対称性が高くなるので、所望の特性を満たすアンテナの設計が容易となる。
さらに、隣り合うn次要素同士の角度がθ(90°≦θ<180°)となるように屈曲した形状にすることが望ましい。この構成とすることによって、隣り合うn次要素の電流ベクトル同士に逆向きの成分が存在しないとともに、n次要素同士の重なりも簡単に防止することができる。よって、さらに高性能で設計が容易なアンテナを得ることができる。
次に、図1〜3に例示した本発明のダイポールアンテナの実施形態について説明する。本例のダイポールアンテナは、相互に同一の形状を有する第1のアンテナ(導体20a)と第2のアンテナ(導体20b)との2つを有している。これらのアンテナは、上述した本発明の構成を有するアンテナである。そして第1のアンテナ(導体20a)の両端を結ぶ線分と第2のアンテナ(導体20b)の両端を結ぶ線分は、同一の直線上に位置している。
これはちょうど、図3において、1次要素41→2次形状52→3次形状53のように特性を保ちつつ縮小して設計された本発明の一実施形態のアンテナが長さ方向の中央で2等分に分割され、その分割部に給電されてダイポールアンテナが構成された状態である。よって、本例のダイポールアンテナによれば、直線状の1次要素41の中央部で分割されて、この分割部に給電点を有するダイポールアンテナと比較して、指向性も含めてほとんど等しい特性を維持しているとともにより一層小型化されたダイポールアンテナを、電磁場シミュレーションを用いることなく容易に得ることができる。
本例のアンテナにおいて、誘電体基板10の比誘電率は、例えば2〜20程度とされる。誘電体基板10の材質としては、特に限定するものではなく、ガラスエポキシ等の樹脂を使用することも可能である。なお、誘電体基板10を形成する際の精度および製造の容易性の点からは誘電体セラミックスを使用することが望ましい。導体20は、例えば金,銀,銅およびそれらの合金等の、良導電性の金属からなり、その厚みは、例えば、3μm〜50μm程度とされる。印刷などの厚膜法や、PVD法,CVD法などの薄膜法といったいずれの方法を用いて形成してもよい。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態の例のアンテナを模式的に示す上面図である。なお、本例においては、前述した第1の実施形態の例と異なる部分について説明し、同様の要素については重複する説明を省略する。本例を一般化した表現で表わすと、最大次数のmは4、区分数pは4である。
図4に示すように、本例のアンテナの導体120は誘電体基板110上に設けられ、64個の帯状の4次要素が順次接続されて形成されている。これらの4次要素は、図3に示した3次形状53の、それぞれの3次要素43a〜43sが等しい長さの4個の4次要素に区分されて、それぞれの3次要素43a〜43sの一端から他端へ向かうベクトルの向きが変わらないように、また、隣り合う4次要素同士の角度が90°になるように、各々の3次要素43a〜43sにおいて各々の4次要素の境界部が順次逆向きに屈曲した形状となっている。
本例のアンテナによれば、図3の1次要素41のような直線状の導体を有する基本的なアンテナと比較して、アンテナ特性が指向性を含めてほとんど等しく、且つ長手方向(図のz方向)の長さが2−3/2倍に短縮された小型のアンテナを得ることができる。
なお、図4中に記載したように、アンテナの導体120を長さ方向の中央で2等分に分割し、その分割部130に給電点130a,130bを設けて、ダイポールアンテナとしてもよい。第1のアンテナ(給電点130aが存在する側)の両端を結ぶ線分と第2のアンテナ(給電点130bが存在する側)の両端を結ぶ線分は、同一の直線上に位置しており、本発明のダイポールアンテナの一実施形態とみなすことができる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態の例のアンテナを模式的に示す上面図である。なお、本例においては、前述した実施形態の例と異なる部分について説明し、同様の要素については重複する説明を省略する。本例を一般化した表現で表わすと、最大次数のmは5、区分数pは4である。
図5に示すように、本例のアンテナの導体220は誘電体基板210上に設けられ、256個の帯状の5次要素が順次接続されて形成されている。これらの5次要素は、図4に示したアンテナの導体120の、それぞれの4次要素が等しい長さの4個の5次要素に区分されて、それぞれの4次要素の一端から他端へ向かうベクトルの向きが変わらないように、また、隣り合う5次要素同士の角度が90°になるように、各々の4次要素において各々の5次要素の境界部が順次逆向きに屈曲した形状となっている。
本例のアンテナによれば、図3の1次要素41のような直線状の導体を有する基本的なアンテナと比較して、アンテナ特性が指向性を含めてほとんど等しく、且つ長手方向(図のz方向)の長さが1/4倍に短縮された小型のアンテナを得ることができる。
なお、図5中に記載したように、アンテナの導体220を長さ方向の中央で2等分に分割し、その分割部230に給電点230a,230bを設けて、ダイポールアンテナとしてもよい。第1のアンテナ(給電点230aが存在する側)の両端を結ぶ線分と第2のアンテナ(給電点230bが存在する側)の両端を結ぶ線分は、同一の直線上に位置しており、本発明のダイポールアンテナの一実施形態とみなすことができる。
(第4の実施形態)
図6は、本発明の第4の実施形態の例のアンテナを模式的に示す上面図である。また、図7は図6の領域Aの導体の状態を示す拡大図である。なお、本例においては、前述した実施形態の例と異なる部分について説明し、同様の要素については重複する説明を省略する。本例を一般化した表現で表わすと、最大次数のmは6、区分数pは4である。
図6,7に示すように、本例のアンテナの導体320は誘電体基板310上に設けられ、1024個の帯状の6次要素が順次接続されて形成されている。これらの6次要素は、図5に示したアンテナの導体220の、それぞれの5次要素が等しい長さの4個の6次要素に区分されて、それぞれの5次要素の一端から他端へ向かうベクトルの向きが変わらないように、また、隣り合う6次要素同士の角度が90°になるように、各々の5次要素において各々の6次要素の境界部が順次逆向きに屈曲した形状となっている。
本例のアンテナによれば、図3の1次要素41のような直線状の導体を有する基本的なアンテナと比較して、アンテナ特性が指向性を含めてほとんど等しく、且つ長手方向(図のz方向)の長さが2−5/2倍に短縮された小型のアンテナを得ることができる。
なお、図6中に記載したように、アンテナの導体320を長さ方向の中央で2等分に分割し、その分割部330に給電点330a,330bを設けて、ダイポールアンテナとしてもよい。第1のアンテナ(給電点330aが存在する側)の両端を結ぶ線分と第2のアンテナ(給電点330bが存在する側)の両端を結ぶ線分は、同一の直線上に位置しており、本発明のダイポールアンテナの一実施形態とみなすことができる。
(変形例1)
以上の実施形態の説明では、区分数pを4とし、隣り合うn次要素同士の角度が90°であるとして説明したが、これに限るものではない。図8は、導体の形状の変形例を説明するための模式的な平面図である。なお、本例においては、図3を用いて前述した第1の実施形態の例と異なる部分について説明し、同様の要素については重複する説明を省略する。本例を一般化した表現で表わすと、最大次数のmは3、区分数pは5である。また、隣り合うn次要素同士の角度は90°である。
1次要素440は2次要素441a〜441eの5個に区分されている。さらに5個の2次要素のそれぞれが5個の3次要素に区分されているので、合計で25個の3次要素442a〜442zとなっている。その結果、本例のアンテナにおける導体は25個の帯状の3次要素442a〜442zが順次接続されて形成された構造となっている。
直線状の1次要素440は5個の2次要素441a〜441eに区分されている。そして、1次要素440の一端440wと他端440xとを結ぶ線分に対して平行な直線(点線で図示,451w〜451x)に沿って、2次要素441a〜441eのそれぞれの境界部が屈曲した形状になっている。言い換えれば、1次要素440の一端から他端へ向かうベクトルの向きが変わらないように、各々の2次要素441a〜441eの境界部が折り曲げられた形状を有している。
また、5個の2次要素441a〜441eのそれぞれが5個の3次要素に区分されている。このとき2次要素441aに対して、その一端と他端とを結ぶ線分に対して平行な直線(点線で図示)に沿って、3次要素442a〜442eのそれぞれの境界部が屈曲した形状を有している。残りの4個の2次要素441b〜441eについても同様にそれぞれに対応する3次要素の境界部が屈曲した形状を有している。言い換えれば、それぞれの2次要素441a〜441eの一端から他端へ向かうベクトルの向きが変わらないように、各々の3次要素442a〜442zの境界部が折り曲げられた形状を有している。
(変形例2)
図9は、導体の形状の変形例を説明するための模式的な平面図である。なお、本例においては、図3を用いて前述した第1の実施形態の例と異なる部分について説明し、同様の要素については重複する説明を省略する。本例を一般化した表現で表わすと、最大次数のmは3、区分数pは4であり、この点では第1の実施形態の例と同じであるが、隣り合うn次要素同士の角度は90°より大きい角度となっている点が第1の実施形態の例と異なる。
1次要素540は2次要素541a〜541dの4個に区分されている。さらに4個の2次要素のそれぞれが4個の3次要素に区分されているので、合計で16個の3次要素542a〜542sとなっている。その結果、本例のアンテナにおける導体は16個の帯状の3次要素542a〜542sが順次接続されて形成された構造となっている。
ここで、2次要素541a〜541dは隣り合った要素同士のなす角度が90°よりも大きい。また、3次要素542a〜542sも隣り合った要素同士のなす角度が90°よりも大きい。
このように、図8または図9の変形例1,2に示されるアンテナはいずれも、ぞれぞれの1次要素に示された直線状の導体を有するアンテナと比較して、長手方向(図のz方向)の長さが短縮されている。そして、既に説明した本発明のアンテナの作用効果を奏するので、同じ長さを有する直線状のアンテナと比べて、ほぼ等しいアンテナ特性を維持しているとともに小型化されたアンテナを得ることができる。
(変形例3)
次に、ダイポールアンテナの変形例について説明する。前述した第1〜第4の実施形態の例においては、導体の中央部を分割して給電点とすることにより、同一形状の第1のアンテナと第2のアンテナを設け、第1のアンテナの両端を結ぶ線分と第2のアンテナの両端を結ぶ線分が同一の直線上に位置するようにして、ダイポールアンテナを構成した例を示したが、これに限定されるものではない。
図10に本発明のダイポールアンテナの変形例を示す。第1のアンテナの導体620aおよび第2のアンテナの導体620bは、それぞれの形状が、ダイポールアンテナの給電点630を通る直線を対称軸として相互に線対称の関係を有している。また、それぞれの導体の1次要素が直線状であって、それぞれの導体の両端を結ぶ2つの線分が同一の直線上に位置している。なお、線対称の対称軸は、この直線と直交する。
このような構成を備えるダイポールアンテナによれば、2つの導体620(620a,620b)において、給電点から等距離のm次要素を流れる電流の大きさが等しく、かつ導体620の両端を結ぶ線分に垂直な方向の成分が逆向きになる。よって、導体620(620a,620b)の両端を結ぶ線分に垂直な方向の電流成分が、2つの導体620a,620b同士で打ち消し合うため、2つの導体620a,620bの各部を流れる電流のベクトル和の向きは、導体620(620a,620b)の一端から他端へ向かうベクトルの向きと一致する。よって、このような構成を備えるダイポールアンテナによれば、直線状の導体を備えるダイポールアンテナに対して、指向性も含めたアンテナ特性がほとんど等しく、且つ小型化された、ダイポールアンテナを得ることができる。
(変形例4)
図11は本発明のアンテナの変形例を模式的に示す斜視図である。本例のアンテナは、図11に示すように、図1,図2に示した第1の実施形態の例のアンテナにおいて、導体720および誘電体基板710が、導体720の一端と他端とを結ぶ直線に平行な直線を軸として曲げられたものである。この軸は各図で示したz軸に対して平行な軸である。
このような構成を備える本例のアンテナによれば、長さ方向に加えて幅方向の寸法も小さくすることができるため、より小型のアンテナを得ることができる。また、導体720が、導体720の一端と他端とを結ぶ直線に平行な直線を軸として折り曲げられていることから、導体720の角部を流れる電流の、導体720の一端と他端とを結ぶ直線に垂直な成分同士が打ち消し合う状態が保存される。よって、折り曲げる前と比較して、指向性を含めたアンテナ特性はほとんど変化しない。すなわち、本例のアンテナによれば、指向性を含めたアンテナ特性をほとんど変化させることなく、長さ方向と幅方向の両方の寸法が短縮された、小型かつ高性能で、設計の容易なアンテナを得ることができる。
ダイポールアンテナの場合も全く同様であって、第1のアンテナの導体720aおよび第2のアンテナの導体720bのそれぞれの両端を結ぶ線分が位置している直線に対して、平行な直線を軸として折り曲げることが可能である。
なお、図11では、導体720が、この導体の一端と他端とを結ぶ直線に平行な直線を軸として、所定角度で1回だけ折り曲げられた例を示したが、これに限定されるものではない。折り曲げられる角度は小さくても大きくてもよく、複数回折り曲げられていても構わない。また、緩やかに曲げられていても良く、筒状や、渦巻き状に曲げられていても構わない。また、折り曲げられるときの軸は何本あっても構わない。特に、ポリイミドなどの材質からなるフレキシブル基板に対して、本発明のアンテナ(ダイポールアンテナ)を設けることにより、上述した所定の軸(例えば、導体の一端と他端とを結ぶ直線に平行な直線)を中心として自在に折り曲げることができ、内容積に限りのある通信装置である携帯電話などの小型通信機器において、小型化を図りつつアンテナを収納することが容易となる。
次に、図12に本発明の通信装置の実施形態の例をブロック図により模式的に示す。本例の通信装置は、本発明のアンテナ81と、アンテナ共用機82を介してアンテナ81に接続された受信回路83および送信回路84とを備えている。本発明のアンテナ81としては、上述したいずれの実施形態のアンテナ、ダイポールアンテナについても適用し得る。
このような構成を備える本例の通信装置によれば、小型で電気特性が優れた本発明のアンテナ81を利用して通信信号の送受信を行うことから、小型で電気特性が優れた通信装置を得ることができる。
本発明は前述した実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更,改良が可能である。また、各実施形態に示した例や変形例はそれぞれを組み合わせることができる。
例えば、前述した実施形態の例においては、ダイポールアンテナが構成されている例によって説明したが、これに限定されるものではない。例えば、導体の一端に給電されるようにして、モノポールアンテナを構成しても構わない。さらに、実施形態の例においては、最大で1024個の帯状の6次要素によって構成された例を示したが、これに限定されるものではない。要素の次数をさらに増やすことにより、さらに小型の導体を備えるアンテナを得ることができる。
また、前述した実施形態の例においては、n−1次要素が4個または5個に等分された例によって説明したが、n−1次要素が3個またはさらに多くに区分されてもよく、また、等分に区分されなくても構わない。さらに、隣り合うn次要素の境界部が順次逆向きに折り曲げられた例を示したが、これに限定されるものではなく、隣り合うn次要素の境界部が順次逆向きに折り曲げられていなくても構わない。また、パターンが折り曲げられる角度は、90°以上の例で説明したが、この角度よりも小さくても構わないし、緩やかに曲げられていても構わない。
次に、本発明のアンテナの実施例について説明する。
まず、図5に示した第3の実施形態(最大次数m=5,区分数p=4)の例のアンテナの放射特性を、シミュレーションによって算出した。また、比較例として、図3の1次要素41のような直線状の導体20を備える直線状のダイポールアンテナの放射特性も合わせてシミュレーションした。これらのシミュレーションにおいては、誘電体基板10の比誘電率を1とし、導体20の幅を0.2mmとし、導体20の全長を750mmとし、中心周波数を200MHzに設定した。
これらのシミュレーションにおける座標系を図13に示し、そのシミュレーション結果を図14〜図16に示す。図14はxy平面における指向性利得の放射パターンを示し、図15はzx平面における指向性利得の放射パターンを示し、図16はzy平面における指向性利得の放射パターンを示す。また、図9〜図11においては、実施例のアンテナの指向性利得の放射パターンを実線で示し、比較例のアンテナの指向性利得の放射パターンを破線で示した。
図14〜図16に示すグラフにおいては、実線と破線とがほとんど同じ軌跡を描いており、実施例のアンテナは、比較例のアンテナと比較して長手方向(図のz方向)の長さが1/4であるにも関わらず、指向性も含めて比較例のアンテナとほとんど等しい放射特性を有していることがわかる。
次に、図4に示した第2の実施形態(最大次数m=4,区分数p=4)の例のアンテナと、この図4に示した第2の実施形態の例のアンテナを図11のようにz軸と平行な軸に対して、90°折り曲げたアンテナとの放射特性を、シミュレーションによって算出した。これらのシミュレーションにおいては、誘電体基板10の比誘電率を1とし、導体20の幅を0.2mmとし、導体20の全長を750mmとし、中心周波数を270MHzに設定した。また、これらのシミュレーションにおける座標系は図13と同じとした。
そのシミュレーション結果を図17に示す。図17はzy平面における指向性利得の放射パターンである。90°に折り曲げたアンテナの指向性利得の放射パターンを実線で示し、折り曲げていない図4に示すアンテナの指向性利得の放射パターンを破線で示した。図17に示すグラフにおいては、実線と破線とが同じ軌跡を描いて重なっており、折り曲げる前後で、指向性も含めて放射特性がほとんど変化していないことがわかる。
以上のように、図14〜図17に示すシミュレーションの結果より、本発明の有効性が確認できた。
10:誘電体基板
20:導体
41:1次要素
42a〜42d:2次要素
43a〜43s:3次要素
81:アンテナ
83:受信回路
84:送信回路

Claims (8)

  1. 複数の帯状のm次要素(mは3以上の整数)が順次接続されてなる帯状の導体を備え、
    前記導体を構成するn次要素(nは2以上m以下の全ての整数)は、n−1次要素がp個(pは3以上の整数)の前記n次要素に区分されて、前記p個に区分されたn次要素が、前記n−1次要素の一端と他端とを結ぶ線分と平行な直線に沿って、各々の前記n次要素同士の境界部で屈曲した形状を有する、アンテナ。
  2. 前記p個に区分されたn次要素がいずれも等しい長さであり、各々の前記n−1次要素内において隣り合う前記n次要素同士がなす角度がいずれも等しい、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のアンテナを複数備えるダイポールアンテナであって、
    前記複数のアンテナは、第1のアンテナおよび第2のアンテナを有し、
    前記第1のアンテナおよび第2のアンテナは、前記導体の相互の形状が線対称の関係を有するとともに前記導体の1次要素が直線状であって、それぞれの前記導体の両端を結ぶ線分が同一の直線上に位置している、ダイポールアンテナ。
  4. 請求項1または請求項2に記載のアンテナを複数備えるダイポールアンテナであって、
    前記複数のアンテナは、第1のアンテナおよび第2のアンテナを有し、
    前記第1のアンテナおよび第2のアンテナは、前記導体の相互の形状が等しく、それぞれの前記導体の両端を結ぶ線分が同一の直線上に位置している、ダイポールアンテナ。
  5. 前記導体が、該導体の一端と他端とを結ぶ直線に平行な直線を軸として曲げられた構造を有している、請求項1または請求項2に記載のアンテナ。
  6. 前記第1のアンテナおよび第2のアンテナを構成する前記導体が、該第1のアンテナおよび第2のアンテナのそれぞれの前記導体の両端を結ぶ線分が位置している直線に平行な直線を軸として屈曲した構造を有している、請求項3または請求項4に記載のダイポールアンテナ。
  7. 請求項1、請求項2および請求項5のいずれかに記載のアンテナと、
    該アンテナに接続された、受信回路および送信回路の少なくとも一方とを備える、通信装置。
  8. 請求項3、請求項4および請求項6のいずれかに記載のダイポールアンテナと、
    該ダイポールアンテナに接続された、受信回路および送信回路の少なくとも一方とを備える、通信装置。
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