JPWO2012042919A1 - 耐圧防爆接続器 - Google Patents

耐圧防爆接続器 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2012042919A1
JPWO2012042919A1 JP2011527090A JP2011527090A JPWO2012042919A1 JP WO2012042919 A1 JPWO2012042919 A1 JP WO2012042919A1 JP 2011527090 A JP2011527090 A JP 2011527090A JP 2011527090 A JP2011527090 A JP 2011527090A JP WO2012042919 A1 JPWO2012042919 A1 JP WO2012042919A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
explosion
proof
proof connector
cylinder
connector according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011527090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5260747B2 (ja
Inventor
渉 武田
渉 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP2011527090A priority Critical patent/JP5260747B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5260747B2 publication Critical patent/JP5260747B2/ja
Publication of JPWO2012042919A1 publication Critical patent/JPWO2012042919A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D13/00Pumping installations or systems
    • F04D13/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D13/06Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
    • F04D13/0606Canned motor pumps
    • F04D13/064Details of the magnetic circuit
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D13/00Pumping installations or systems
    • F04D13/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D13/06Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
    • F04D13/0606Canned motor pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D13/00Pumping installations or systems
    • F04D13/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D13/06Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
    • F04D13/0693Details or arrangements of the wiring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D15/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
    • F04D15/0077Safety measures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D15/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
    • F04D15/0088Testing machines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D15/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
    • F04D15/02Stopping of pumps, or operating valves, on occurrence of unwanted conditions
    • F04D15/0245Stopping of pumps, or operating valves, on occurrence of unwanted conditions responsive to a condition of the pump
    • F04D15/0263Stopping of pumps, or operating valves, on occurrence of unwanted conditions responsive to a condition of the pump the condition being temperature, ingress of humidity or leakage
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D27/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
    • F04D27/001Testing thereof; Determination or simulation of flow characteristics; Stall or surge detection, e.g. condition monitoring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D27/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
    • F04D27/008Stop safety or alarm devices, e.g. stop-and-go control; Disposition of check-valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

異なる種類のセンサであっても共通の接続器を介して取り付けることを可能とし、センサ毎に対応する改修を不要にする耐圧防爆接続器を提供する。キャンドモータポンプ10は、遠心ポンプ11と、本体を支えるスタンド12と、モータ13と、モータ13の軸受ホルダ14と、モータ13の外筒に取り付けられたターミナルフランジ15と、ターミナルフランジ15の上に取り付けられたターミナル箱16と、ターミナル箱16の上に取り付けられたモータ監視器17と、ターミナルフランジ15に取り付けられた耐圧防爆接続器20と、を有している。また、耐圧防爆接続器20は、ターミナルフランジ15に取り付けられている基台接ぎ手21と、基台継ぎ手21に接続されている接続円筒22と、を有し、接続円筒22の先には圧力センサ23が接続されている。

Description

本発明は、キャンドモータポンプ用の耐圧防爆接続器に関し、特に、キャンドモータポンプの外筒、エンドベル及び取り扱い流体と接するキャンなどによって密閉されたステータ部の密閉空間に外部機器を接続する耐圧防爆接続器に関する。
工場や化学プラントなどの可燃・爆発性の雰囲気で使用される圧力センサやガスセンサは、電気機器具防爆構造規格に沿った構造を採ることが要求される。防爆構造規格には、本質安全防爆、耐圧防爆、安全増防爆などがあり、それぞれには様々な要求事項が定められている。上述したセンサ類の防爆構造としては爆発の引き金とならない本質安全防爆構造であることが望ましい。しかし、本質安全防爆構造の場合は、機器を流れる電流値に制限があるため、例えば、数ボルトの乾電池で作動する一般的なセンサ類であっても本質安全防爆の電流制限を超えることから、本質安全防爆構造とすることは困難である。そこで、特許文献1のように防爆雰囲気中で外部と情報の送受を行うため、機器を防爆構造のケースに収めて赤外線通信などの光通信を利用して情報の送受を行う情報端末の耐圧防爆構造が開示されている。
可燃物質として、石油類の液体やLPGやLNG類のガスなどがあり、揮発性の高い石油類は常温でも気化し、その蒸気やガスは空気と混ざり合うことで静電気による火花やスイッチ等の開閉により発生するわずかな電気火花でも引火爆発する可能性がある。ここで、爆発とは、急激な伝搬速度変化、圧力変化、および温度変化を伴う燃焼である。また、燃焼とは、物質が光と熱とを放出しながら空気中の酸素と化合する化学反応のことであり、可燃物質と酸素と着火に必要な炎、電気火花、摩擦熱、反応熱等の熱的なエネルギーが必要になる。
防爆構造の一つとして、ケース内に清浄な空気または窒素などの不燃性ガスなどを封入して内部の圧力を外部より高くなるように設定し、外部からの可燃物質の侵入を防ぐ内圧防爆がある。しかし、一般的なセンサ類を使用する場合は、空気などの流れが測定に影響することがあるため、センサ類を収容するケース内部で燃焼や爆発が発生してもケース外部に火炎が漏れず、ケースの周囲に着火性のガスが存在しても引火しない構造(耐圧防爆構造)が望まれる。
そこで、従来から非特許文献1に示したキャンドモータポンプのターミナル箱に専用の圧力スイッチを設けたものが知られている。図7はターミナル部100の断面図を示し、ステータ部の密閉空間に接続されているターミナルフランジ117に嵌り合うターミナル箱116を示している。ターミナルフランジ117には、ステータ部から延びたステータコイル接続線111が端子112に接続され、端子112の近傍に圧力スイッチ113が配置されている。圧力スイッチ113は予め決められた圧力になるとダイアフラムが変形して電気接点が導通する仕組みとなっている。電気接点の端子114,115はターミナル箱に配置され、圧力スイッチ接続線はターミナル箱116の圧力スイッチ接続線取付具119から外部に導かれている。同様に、端子に接続されたステータコイル接続線111はコイル接続線取付具118から外部に導かれている。
特開2009−54940号公報
HERMETIC−Pumpen GmbH,PRODUCT INFORMATION,"Single−stage canned motor pumps complying with the chemical standards",[online],平成22年8月19日,インターネット< URL :http://www.hermetic-pumpen.com/en/hermetic/products.html>
キャンドモータポンプは、遠心ポンプを駆動するモータのステータ内部をキャンで覆い、その間を取扱い液(例えば、可燃性液体)で満たすことで、ポンプの回転部分は、取扱い液中となり回転部分のシールが不要となる。また、ステータは、キャン・モータ外筒・エンドベルで密封され、ステータ部には密閉空間を有しており、キャンが損傷した場合などでも、外部に液漏れが発生せず、ステータ内部に液が入り込むことになる。
ステータ内部に取扱い液が入り込むと、ステータコイルの絶縁不良が発生し、ステータコイルが損傷する可能性がある。そこで、非特許文献1のようにステータ部の密閉空間内に圧力スイッチを設け、取扱い液の液漏れによる圧力上昇を検知して液漏れを判定することが行われていた。
しかしながら、液漏れの量が少なく圧力上昇がほとんど無い場合、非特許文献1に示したような圧力スイッチでは液漏れを正確に発見できない。これら微量の液漏れには、高精度の電気式圧力センサやガスセンサを用いる必要がある。また、電気式の圧力センサやガスセンサなどに交換する場合には、従来のターミナルフランジ117をそれぞれのセンサ毎に取り付け台座を含めて交換する必要がありコストアップとなっていた。
そこで、本発明は、異なる種類のセンサであっても共通の接続器を介して取り付けることを可能とし、センサ毎に接続器から取付け台座を含めた交換を不要にする耐圧防爆接続器を提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る耐圧防爆接続器は、取扱い流体と接するキャン及びエンドベルとキャンドモータポンプの外筒とによって密閉されたステータ部の密閉空間に外部機器を接続する耐圧防爆接続器において、前記密閉空間から前記外部機器に向かって貫通穴を有する接続円筒と、前記接続円筒の貫通穴に取り付けられることで防爆隙の隙間と奥行き長さを形成する円筒体と、前記接続円筒を前記密閉空間に接続する基台継ぎ手と、を含み、前記接続円筒の一端は前記密閉空間に接続された前記基台継ぎ手によって前記キャンドモータポンプに接続され、前記接続円筒の他端は前記外部機器と接続する継ぎ手によって前記外部機器に接続され、かつ、貫通穴を有する前記接続円筒は前記密閉空間側から前記円筒体を受け入れることで漏れだした取り扱い流体又は気体による内圧に耐える構造であることを特徴とする。
また、本発明に係る耐圧防爆接続器において、前記接続円筒の他端は前記外部機器によって密閉されていることを特徴とする。このような構成にすることで、前記接続円筒までで、耐圧防爆構造を形成し、センサなどの外部機器には特別な構造・仕様を持つ耐圧防爆機器を要求することがないという利点がある。
また、本発明に係る耐圧防爆接続器と接続される外部機器の目的は、ステータ部の密閉空間に漏れだした取扱い液を検知することであり、ステータ部の圧力変化や、ガスの揮発成分を圧力センサ、ガスセンサ、温度センサなどを使用して検知することでキャンの破損を検知することが可能となる。
また、本発明に係る耐圧防爆接続器において、前記接続円筒の貫通穴にはネジ溝が形成され、前記円筒体は皿ネジ部を有し、前記円筒体の皿ネジ部が前記接続円筒の端面に密着して前記接続円筒に収容されることを特徴とする。このような構成により、例えば、内部爆発により前記円筒体の皿ネジ部が破損しても、前記円筒体が前記接続円筒の貫通穴を塞ぐことにより、前記外部機器への影響を低減することが可能となる。
また、本発明に係る耐圧防爆接続器において、前記接続円筒は係止のための係止手段で前記基台継ぎ手に固定されることを特徴とする。係止手段の一例として、ノックピン、カシメなどがある。このような係止手段を用いることにより、内部爆発による接続円筒と基台継ぎ手の緩み防止、分解防止等の効果を発揮することができる。
また、本発明に係る耐圧防爆接続器において、前記基台継ぎ手は、前記キャンドモータポンプと端子部とを接続するターミナルフランジの側面に形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る耐圧防爆接続器において、前記基台継ぎ手は、前記キャンドモータポンプの外筒上面、側面、底面のいずれかに形成されていることを特徴とする。なお、前記基台継ぎ手は少なくともステータ密閉空間と連通する場所であればよく、好ましくは、配管・配線のし易い場所が良い。
本発明を用いることにより、異なる種類のセンサであっても共通の接続器を介して取り付けることが可能となり、センサ毎に対応する接続器から取付け台座を含めた交換を不要にするという効果がある。
本発明の実施形態に係る耐圧防爆接続器を取り付けたキャンドモータポンプの斜視図である。 図1Aに示した耐圧防爆接続器の拡大図である。 本発明の実施形態に係る耐圧防爆接続器を取り付けたキャンドモータポンプの断面図である。 本発明の実施形態に係る耐圧防爆接続器の断面図である。 本発明の実施形態に係る耐圧防爆接続器の構成部品を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る耐圧防爆接続器の構成部品を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る耐圧防爆接続器の構成部品を説明する説明図である。 図3に示した耐圧防爆接続器の隙間を説明する説明図である。 耐圧防爆接続器の取り付け位置を説明する説明図である。 従来のキャンドモータポンプのターミナル箱に設けられた圧力スイッチを説明する説明図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1Aは耐圧防爆接続器を取り付けたキャンドモータポンプ10と耐圧防爆接続器20とを示している。キャンドモータポンプ10は、遠心ポンプ11と、本体を支えるスタンド12と、モータ13と、モータ13の軸受ホルダ14と、モータ13の外筒に取り付けられたターミナルフランジ15と、ターミナルフランジ15の上に取り付けられたターミナル箱16と、ターミナル箱16の上に取り付けられたモータ監視器17と、ターミナルフランジ15に取り付けられた耐圧防爆接続器20と、を有している。また、モータ監視器17には軸受の状態を表示する表示窓18が設けられている。キャンドモータポンプ10は、取扱い液を遠心ポンプ11の前方向から吸い込み、上方向に吐出する。また、モータ内部にも取扱い液が循環することから、遠心ポンプ11の下側にはポンプケーシング内部とモータ内部の取扱い液を排出することのできるドレインネジ19が設けられている。
図1Bに示した耐圧防爆接続器20は、ターミナルフランジ15に取り付けられている基台接ぎ手21と、基台継ぎ手21に接続されている接続円筒22と、を有し、接続円筒22の先には圧力センサ23が接続されている。圧力センサ23(歪みゲージ式)からはケーブル24が延びている。また、耐圧防爆接続器20には、基台継ぎ手21から接続円筒22が外れることを防止するためのノックピン25(固定用、緩み止め用)が設けられている。次に、キャンドモータポンプ10の液漏れ状態を図2を用いて説明する。
図2は耐圧防爆接続器20を取り付けたキャンドモータポンプ10の断面を示している。キャンドモータポンプ10は、遠心ポンプ11とモータ13とが接続プレート33を介して接続され、遠心ポンプ11を駆動するモータ13のステータ38内部をキャン28で覆い、遠心ポンプ11内から接続プレート33、接続プレート33に設けられたすべり軸受40、軸受ホルダ14に設けられたすべり軸受40までを取扱い液で満たすことで、ポンプの回転部分は取扱い液で満たされる。これによりインペラ32とロータ37とを仕切るシャフト36部のシールが不要となり、すべり軸受40でシャフト36を支持するだけの構造となる。インペラ32によって吐出された取扱い液は、遠心ポンプ11から吐出されると共に、すべり軸受40の潤滑液やロータ37の冷却液としても使用されている。
ステータ38は、キャン28・モータ外筒・エンドベル34,41で密封されることから、ステータ38部には密閉空間が形成され、キャン28が損傷した場合は外部に液漏れ29が発生せず、ステータ内部に液が溜まることになる。また、密閉空間の内圧と取扱い液の液圧との関係により、ステータ内の空気が取扱い液中に放出されたり、密閉空間に取扱い液が流れ出たりする。このことから、キャン28が損傷した場合には、微小な圧力変動が密閉空間内で発生することになる。そこで、本実施形態では、耐圧防爆接続器20を介して電気式の圧力センサを用いることにより、キャン28の内部での微小な圧力変動であっても検知することが可能となり、キャン28の損傷を早期に検知することを可能とした。
他の実施形態では、耐圧防爆接続器20を介して半導体ガスセンサを接続した。使用した半導体式ガスセンサは、酸素を吸着する酸化スズなどで多孔質体を構成し、吸着した酸素が還元性物質(メタン,イソブタン等)で消費されると、電気抵抗など電気的性質が変化することで、ガス濃度を測ることができるものである。その他、化学物質が振動面に付着し、振動子の周波数が変化することでガスを検知する水晶発振式ガスセンサや表面弾性波を用いたガスセンサ等を使用しても良い。このようなセンサを使用することにより、キャン28の損傷をより早期に検知することが可能となる。
図3は耐圧防爆接続器20の断面図である。耐圧防爆接続器20は、ターミナルフランジ15に取り付けられている基台接ぎ手21と、基台継ぎ手21にネジ部42によって接続されている接続円筒22と、ノックピン25と、を有し、ガスが伝播される接続円筒22の先には圧力センサ23がネジ部44によって上述したガスセンサが接続されている。また、接続円筒22は、内部に貫通穴を有し、ネジ部43によって接続された円筒体26を収納することで、防爆隙の隙間と奥行き長さを形成する。ノックピン25は基台継ぎ手21から接続円筒22が外れることを防止するための緩み防止、分解防止用のピンである。次に、耐圧防爆接続器20を構成する基台継ぎ手21、円筒体26、接続円筒22について説明する。
図4は耐圧防爆接続器20の構成部品を示している。図4Aに示した基台継ぎ手21は、キャンドモータポンプのターミナルフランジ15に溶接などで固定され、図4Cに示した接続円筒22とネジ部42によって接続される。また、接続円筒22の内部には貫通穴が設けられており、貫通穴に図4Bに示した円筒体26がネジ部によって接続される。円筒体26には、円筒体26を接続円筒22にねじ込むための雄ネジと、雄ネジを回転させるマイナスドライバに嵌り合うマイナス溝と、導通管46と、が設けられている。なお、接続円筒22のフランジ部には基台継ぎ手42との気密を保つためのOリング27が設けられ、接続円筒22の他端にはセンサを接続するネジ部44が設けられている。
本実施形態で特徴的な事項の一つは、接続円筒22に貫通穴の先端を先細状に形成し、ガスの伝搬方向に沿って円筒体26が接続円筒22に嵌り込むように形成したことである。なお、貫通穴は同一直径の貫通穴でも良いし、円筒体の動きを規制することのできる段付き貫通穴や先細状の貫通穴であってもよい。
図5は図3の耐圧防爆接続器20の奥行き長さ(L)と隙間(g)を示している。防爆基準は炎や火花が外部に漏洩しないようにするため、防爆隙の間隔と奥行き長さを規定している。そこで、本実施形態の耐圧防爆接続器20では、図5に示す奥行き長さ(L)と隙間(g)とを形成し、さらに、ネジ部43と密着部45とが破損した場合であっても、円筒体26の先端部が接続円筒の段付き貫通口の密着部に当接することによりガスの伝播を止める構造とした。このような構造により、接続円筒22の他端に接続するセンサを交換した場合でも、耐圧防爆の性能を確保することが可能となる。
図6は耐圧防爆接続器20の取り付け位置について複数の例を示している。図中の耐圧防爆接続器20aはステータ外筒の側面に取り付けたものであり、耐圧防爆接続器20bはステータ外筒の底面に取り付けたものであり、耐圧防爆接続器20cはステータ外筒の上面に取り付けたものである。なお、キャンドモータポンプ10に関する説明は図1と同様であることから、キャンドモータポンプに関する説明を割愛する。
図6に示したキャンドモータポンプ10では、モータ監視器17が設置されているターミナル箱16の近傍のターミナルフランジ15ではなく、ステータの外筒に設けている。一般にキャンの破損により漏れだした取扱い液はステータ下部に溜まることが多い。そのため、センサをターミナルフランジ15より低いステータ外筒の上側又は側面に取り付けることで液漏れを早く検出することが可能となる。
また、ステータ底面に耐圧防爆接続器20bを設ける場合には、液漏れをいち早く検出することができるだけでなく、センサを耐圧防爆接続器から外すことでステータの密閉空間に漏れだした化学物質を排出させることやオイルパンを下に配置することで漏れ出した取扱い液の回収が容易となる。
以上、上述したように、本実施形態に係る耐圧防爆接続器を使用することにより、異なる種類のセンサであっても共通の接続器を介して取り付けることが可能となり、センサ毎に対応する接続器から取付け台座を含めた交換を不要にすることが可能となる。なお、本実施形態では、キャンドモータポンプを例にして耐圧防爆接続器を説明したが、これに限定するものではなく、他の機器に使用できることはいうまでもない。
10 キャンドモータポンプ、11 遠心ポンプ、12 スタンド、13 モータ、14 軸受ホルダ、15 ターミナルフランジ、16 ターミナル箱、17 モータ監視器、18 表示窓、19 ドレインネジ、20,20a,20b 耐圧防爆接続器、21 基台継ぎ手、22 接続円筒、22 耐圧防爆接続器、23 圧力センサ、24 ケーブル、25 ノックピン、26 円筒体、27 Oリング、28 キャン、29 液漏れ、32 インペラ、33 接続プレート、34,41 エンドベル、35,40 軸受、36 シャフト、37 ロータ、38 ステータ、42,43,44 ネジ部、45,57 密着部、46 導通管、100 ターミナル部、111 ステータコイル接続線、112 端子、113 圧力スイッチ、114,115 端子、116 ターミナル箱、117 ターミナルフランジ、118 コイル接続線取付具、119 圧力スイッチ接続線取付具。

Claims (6)

  1. 取扱い流体と接するキャン及びエンドベルとキャンドモータポンプの外筒とによって密閉されたステータ部の密閉空間に外部機器を接続する耐圧防爆接続器において、
    前記密閉空間から前記外部機器に向かって貫通穴を有する接続円筒と、
    前記接続円筒の貫通穴に取り付けられることで防爆隙の隙間と奥行き長さを形成する円筒体と、
    前記接続円筒を前記密閉空間に接続する基台継ぎ手と、
    を含み、
    前記接続円筒の一端は前記密閉空間に接続された前記基台継ぎ手によって前記キャンドモータポンプに接続され、前記接続円筒の他端は前記外部機器と接続する継ぎ手によって前記外部機器に接続され、かつ、貫通穴を有する前記接続円筒は前記密閉空間側から前記円筒体を受け入れることで漏れだした取り扱い流体又は気体による内圧に耐える構造であることを特徴とする耐圧防爆接続器。
  2. 請求項1に記載の耐圧防爆接続器において、
    前記接続円筒の他端は前記外部機器によって密閉されていることを特徴とする耐圧防爆接続器。
  3. 請求項1に記載の耐圧防爆接続器において、
    前記接続円筒の貫通穴にはネジ溝が形成され、前記円筒体は皿ネジ部を有し、前記円筒体の皿ネジ部が前記接続円筒の端面に密着して前記接続円筒に収容されることを特徴とする耐圧防爆接続器。
  4. 請求項3に記載の耐圧防爆接続器において、
    前記接続円筒は、係止のための係止手段で前記基台継ぎ手に固定されることを特徴とする耐圧防爆接続器。
  5. 請求項4に記載の耐圧防爆接続器において、
    前記基台継ぎ手は、前記キャンドモータポンプと端子部とを接続するターミナルフランジの側面に形成されていることを特徴とする耐圧防爆接続器。
  6. 請求項5に記載の耐圧防爆接続器において、
    前記基台継ぎ手は、前記キャンドモータポンプの外筒上面、側面、底面のいずれかに形成されていることを特徴とする耐圧防爆接続器。
JP2011527090A 2010-09-27 2011-02-03 耐圧防爆接続器 Active JP5260747B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011527090A JP5260747B2 (ja) 2010-09-27 2011-02-03 耐圧防爆接続器

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010215035 2010-09-27
JP2010215035 2010-09-27
JP2011527090A JP5260747B2 (ja) 2010-09-27 2011-02-03 耐圧防爆接続器
PCT/JP2011/052283 WO2012042919A1 (ja) 2010-09-27 2011-02-03 耐圧防爆接続器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5260747B2 JP5260747B2 (ja) 2013-08-14
JPWO2012042919A1 true JPWO2012042919A1 (ja) 2014-02-06

Family

ID=45892405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011527090A Active JP5260747B2 (ja) 2010-09-27 2011-02-03 耐圧防爆接続器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8531070B2 (ja)
EP (1) EP2489880B1 (ja)
JP (1) JP5260747B2 (ja)
WO (1) WO2012042919A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9634536B2 (en) * 2013-03-15 2017-04-25 General Electric Company Systems and methods for isolating a conduit enclosure using an adapter plate for an explosion proof motor
ITUA20164654A1 (it) * 2016-06-24 2017-12-24 Caprari Spa Elettropompa
CA3053284A1 (en) * 2017-02-13 2018-08-16 Thomas Wechsler Pump guard and methods of use thereof
CN109780206B (zh) * 2019-01-15 2024-07-09 佛山市寰晟通新能源科技有限公司 一种用于小微型天然气压力能发电的简易连轴保护装置
US11852152B2 (en) * 2019-10-07 2023-12-26 The Gorman-Rupp Company Pin vent assembly
CN117879228A (zh) * 2024-01-17 2024-04-12 苏州卓誉电气技术有限公司 一种防爆电机及其制备工艺

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3426691A (en) 1967-04-04 1969-02-11 Du Pont Pump expansion chamber
JPS5131889B2 (ja) * 1971-12-16 1976-09-09
JPS557163B2 (ja) * 1973-07-16 1980-02-22
JPS5323523Y2 (ja) * 1973-11-28 1978-06-17
US4616980A (en) * 1983-12-06 1986-10-14 Crane Co. Canned motor pumps pressurized recirculation system
DE3645260C2 (de) * 1986-11-20 1995-01-19 Hermetic Pumpen Gmbh Pumpe mit einem Spaltrohrmagnetkupplungsantrieb
FR2650923B1 (fr) * 1989-08-11 1995-05-24 Salmson Pompes Stator de moteur electrique et moteur electrique comportant un tel stator
JPH0826867B2 (ja) * 1990-04-12 1996-03-21 日機装株式会社 渦流型キャンドモータポンプ
US5129795A (en) * 1991-05-31 1992-07-14 Powerdyne Corporation Motor driven pump
US5494403A (en) * 1992-04-14 1996-02-27 Ebara Corporation Full-circumferential flow pump
US5627420A (en) 1994-12-16 1997-05-06 Westinghouse Electric Corporation Pump powered by a canned electric motor having a removable stator cartridge
DE10213995C1 (de) * 2002-03-27 2003-09-25 Siemens Ag Anschlussstück für eine Kraftstoffpumpe
US7071588B1 (en) * 2004-05-20 2006-07-04 Yeomans Chicago Corporation Pump motor penetration assembly
JP5131889B2 (ja) 2005-12-06 2013-01-30 学校法人 名城大学 窒化物系化合物半導体素子の製造方法
JP4913693B2 (ja) 2007-08-29 2012-04-11 日機装株式会社 情報端末用耐圧防爆ケースおよびその窓の形成方法
DE102008064159B3 (de) * 2008-12-19 2010-01-28 Bühler Motor GmbH Elektronisch kommutierter Gleichstrommotor für eine Flüssigkeitspumpe
DE102008064099B4 (de) * 2008-12-19 2016-05-04 Bühler Motor GmbH Kreiselpumpe mit einer feststehenden Achse

Also Published As

Publication number Publication date
EP2489880A4 (en) 2018-02-21
US8531070B2 (en) 2013-09-10
WO2012042919A1 (ja) 2012-04-05
JP5260747B2 (ja) 2013-08-14
EP2489880B1 (en) 2020-10-07
US20120286601A1 (en) 2012-11-15
EP2489880A1 (en) 2012-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5260747B2 (ja) 耐圧防爆接続器
JP4046508B2 (ja) 圧力センサモジュール
US10151693B2 (en) Photoelectric smoke sensor
JP5060475B2 (ja) フィードスルー
US7718899B2 (en) High pressure, high voltage penetrator assembly for subsea use
JP5503911B2 (ja) 危険な用途に用いられるゲージ式圧力センサ
US20240077341A1 (en) Explosion-Protected Housing for Means for Transmitting and Receiving Electromagnetic Radiation
US11629728B2 (en) Shaft seals and liquid pump comprising same
CN111442791A (zh) 用于检测器组件的电线密封件
CN202869523U (zh) 隔爆装置
KR101428473B1 (ko) 압력전송기
CN210741682U (zh) 一种防爆温度传感器
CN203927994U (zh) 一种利于保证密封性能的火焰探测装置
KR100405008B1 (ko) 방폭형 화재감지기 점검기구
CN219142082U (zh) 一种抗震型直接安装压力变送器
JP2014204593A (ja) 耐圧防爆機器
CN217932863U (zh) 一种防爆性能好的声光报警器
CN103674096A (zh) 隔爆装置
KR101229047B1 (ko) 방폭구조를 갖는 가스감지기
CN213422438U (zh) 一种耐腐蚀温度传感装置
CN208998953U (zh) 隔爆型热电偶的0区应用结构
WO2017079416A1 (en) Potting compound chamber designs for electrical connectors
KR200273022Y1 (ko) 이중 방폭구조를 갖는 유량계
CN104048315A (zh) 一种利于保证密封性能的火焰探测机构
CN204258945U (zh) 一种防爆接头、防爆摄像头

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5260747

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250