JPWO2012042600A1 - 成層圏滞在施設 - Google Patents

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Abstract

高度15km以上25km以下程度の成層圏内に人間が滞在可能な成層圏滞在施設を提供する。人間が滞在可能な環境を維持する室を有し、かつ滞空する最も高度の高い位置での環境下において耐圧性を有する滞在用構造物10と、浮力により上空に上昇可能に構成され、かつ滞在用構造物10を吊り上げて、滞在用構造物10を高度15km以上25km以下の成層圏内で滞空させる飛行船20と、一端側が滞在用構造物10側に固定され、他端側が地球側に固定され、滞在用構造物10を係留する第1係留用ケーブル50及び第2係留用ケーブル80と、を備えることを特徴とする。

Description

本発明は、高度15km以上25km以下程度の成層圏内に人間が滞在可能な成層圏滞在施設に関する。
近年、気象条件が比較的安定している高度15km以上25km以下の成層圏に飛行船を滞空させて、通信,放送及び地球観測などに利用するシステムについて研究・開発がなされている(特許文献1,2参照)。
しかしながら、従来、成層圏を飛行する航空機は存在するものの、人間が成層圏において長期間滞在可能な技術は知られていない。
特開2000−95196号公報 特開2001−199397号公報
本発明の目的は、高度15km以上25km以下程度の成層圏内に人間が滞在可能な成層圏滞在施設を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の成層圏滞在施設は、
人間が滞在可能な環境を維持する室を有し、かつ滞空する最も高度の高い位置での環境下において耐圧性を有する滞在用構造物と、
浮力により上空に上昇可能に構成され、かつ前記滞在用構造物を吊り上げて、該滞在用構造物を高度15km以上25km以下の成層圏内で滞空させる飛翔体と、
一端側が前記滞在用構造物又は前記飛翔体側に固定され(滞在用構造物に直接固定する場合及び飛翔体に直接固定する場合の他、これらを連結する部材に固定する場合がある)、他端側が地球側に固定され、前記滞在用構造物を係留する係留部材と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、飛翔体によって、滞在用構造物を高度15km以上25km以下の成層圏内で滞空させ、かつ係留部材によって、滞在用構造物を係留させることができる。これにより、滞在用構造物に備えられた、人間が滞在可能な環境を維持する室内に、人間が滞在することができる。なお、滞在用構造物は、高度15km以上25km以下の範囲内において、所望の高度に滞空させることができるようにすればよく、滞空させる最も高度の高い位置での環境下において耐圧性を有するようにすればよい。
前記飛翔体は鉛直方向及び水平方向に移動可能に構成されており、
前記滞在用構造物は、複数の前記飛翔体によって、それぞれ異なる方向に引っ張られることで、その位置及び傾きが制御されるとよい。
このように、複数の飛翔体によって、滞在用構造物の位置及び傾きが制御されるため、前記室内を快適な状態に維持することが可能となる。
前記係留部材として、前記飛翔体と前記滞在用構造物とを繋ぐケーブルに、その一端側が固定された第1係留用ケーブル、及び、前記滞在用構造物に、その一端側が固定された第2係留用ケーブルのうちの少なくとも一方が用いられるとよい。
人間が滞在可能な環境を維持する室を有し、かつ前記滞在用構造物が滞空する高度での環境下において耐圧性を有すると共に、第2係留用ケーブルを伝わって、地球上側と前記滞在用構造物との間を行き来可能なゴンドラを備えるとよい。
このような構成によれば、滞在用構造物を成層圏内に滞空させたままの状態で、ゴンドラによって、地球上側と滞在用構造物との間を行き来することができる。従って、人間を成層圏内に運び、また地球上に運ぶコストを抑制できる。
浮力により上空に上昇可能に構成され、かつ前記ゴンドラを吊り上げて、該滞在用構造物まで移動させるゴンドラ駆動用飛翔体を備えるとよい。
前記係留部材の前記他端側は地上に固定されるとよい。
これにより、滞在用構造物を、おおよそ一定の位置に滞空させることが可能となる。
前記係留部材の前記他端側は海上の船舶に固定されるとよい。
これにより、滞在用構造物を成層圏内で移動させることができ、また、船舶の移動によって、滞在用構造物の位置及び傾きを制御することも可能となる。
また、前記滞在用構造物及び前記飛翔体のうちの少なくともいずれか一方に、揚力を発生させる揚力発生機構が設けられているとよい。
これにより、滞在用構造物を吊り上げるための力として、飛翔体の浮力だけでなく、揚力発生機構による揚力も加わる。従って、飛翔体の数や飛翔体の大きさを抑制することができる。また、滞在用構造物をより大型化させたり、滞在用構造物に乗せる人や荷物の最大重量を増加させたり、滞在用構造物を滞空させる高度をより高めたりすることが、より容易になる。
以上説明したように、本発明によれば、高度15km以上25km以下程度の成層圏内に人間が滞在することができる。
図1は本発明の実施例1に係る成層圏滞在施設を斜め上方から見た外観図である。 図2は本発明の実施例1に係る成層圏滞在施設を真上から見た外観図である。 図3は本発明の実施例1に係る成層圏滞在施設におけるゴンドラを移動させる方法を説明する説明図である。 図4は本発明の実施例1に係る滞在用構造物の内部構成を説明する説明図である。 図5は本発明の実施例2に係る成層圏滞在施設を斜め上方から見た外観図である。 図6は本発明の実施例3に係る飛翔体の外観斜視図である。 図7は本発明の実施例4に係る飛翔体の外観斜視図である。 図8は本発明の実施例5に係る飛翔体の外観斜視図である。 図9は本発明の実施例5に係る飛翔体における揚力発生機構の動作説明図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
<成層圏滞在施設の全体構成>
特に、図1及び図2を参照して、本発明の実施例1に係る成層圏滞在施設の全体構成について説明する。
高度15km以上25km以下の成層圏においては、気象条件が比較的安定していることが知られている。本実施例に係る成層圏滞在施設100は、このように気象条件が比較的安定している高度15km以上25km以下の成層圏において、人間が滞在できる施設である。この成層圏滞在施設100は、滞在用構造物10と、滞在用構造物10を成層圏内で滞空させるための複数の飛翔体としての飛行船20とを備える。また、成層圏滞在施設100は、滞在用構造物10を係留するための係留部材として、第1係留用ケーブル50及び第2係留用ケーブル80を備えている。なお、本実施例では、滞在用構造物10を滞空させる最も高度の高い位置が高度25kmの場合を例にして説明する。
<滞在用構造物>
滞在用構造物10は、その内部に、人間が滞在可能な環境を維持する室12を備えている(図4参照)。この室12内においては、温度,湿度、及び圧力について、人間が滞在可能な環境(快適な環境)を維持するように、これら温度,湿度、及び圧力を制御する設備が設けられる。また、滞在用構造物10は、高度(図1中H)15km以上25km以下の成層圏の環境下における宇宙線及び紫外線の条件下において、室12内における人間が悪影響を受けないように対策がなされている。更に、滞在用構造物10は、高度15km以上25km以下の成層圏の環境下においても耐えうるように、少なくとも高度25kmの環境下にて耐圧性を有する。なお、滞在用構造物10を滞空させる最も高度の高い位置が高度25kmではなく、それより低い、例えば高度20kmの場合、滞在用構造物10は、少なくとも高度20kmの環境下にて耐圧性を有するようにすればよい。宇宙船及び紫外線対策についても同様である。
このように、人間が滞在可能な環境を維持する室12を有し、かつ少なくとも高度25kmの環境下において耐圧性を有する滞在用構造物10として、高度25kmを飛行可能な航空機の胴体に関する公知技術を適用することができる。また、滞在用構造物10の規模としては、超大型航空機の胴体程度(直径約6m×長さ約60m、総3階建て程度)のものが望ましい。ここで、本実施例に係る滞在用構造物10の天井には複数の窓11が設けられており、上空を展望できるように構成される。
<飛翔体(飛行船)>
本実施例においては、4体の飛行船20によって、それぞれケーブル40により滞在用構造物10を吊り上げて、この滞在用構造物10を高度15km以上25km以下の成層圏内で滞空させる。飛行船20は、成層圏にて飛行可能に構成された公知のものを採用できる。かかる飛行船20は、鉛直方向及び水平方向に移動可能に構成される。なお、飛行船20については、その飛行を制御可能であれば、飛行船20内に人間が滞在できる設備を備えている必要はない。また、本実施例に係る飛行船20には、その上部に太陽電池21が設けられ、自身の駆動力の全部または一部が得られるように構成される。また、飛行船20に浮力を与えるためのガスとしては、水素やヘリウムを適用できるが、コスト面を考慮すると水素を用いるのが望ましい。
ここで、飛行船20は、滞在用構造物10を地球上から成層圏内まで移動させ、また、成層圏内から地球上まで移動させる役割を担うだけでなく、滞在用構造物10の位置及び傾きを制御する役割を担う。そこで、本実施例では、滞在用構造物10の前方2箇所と後方2箇所の合計4箇所にケーブル40の各一端を固定し、各ケーブル40の各他端にそれぞれ飛行船20を固定することで、滞在用構造物10が4方向に引っ張られるように構成している。かかる構成によって、4体の飛行船20の位置制御によって、滞在用構造物10の位置及び傾きを制御することが可能となっている(図2参照)。
なお、本実施例では、滞在用構造物10を4方向に引っ張る構成を採用しているが、滞在用構造物10の位置及び傾きを制御するためには、少なくとも3方向に引っ張るのが望ましく、5方向以上に引っ張る構成を採用しても良い。また、本実施例では、1方向に対して一体の飛翔体(飛行船20)によって、滞在用構造物10を引っ張る構成を採用しているが、1方向に対して、2体以上の飛翔体(飛行船20)によって、滞在用構造物10を引っ張る構成を採用することもできる。この場合、滞在用構造物10に固定される1本のケーブルから分岐するケーブルを設けて、分岐したケーブルにそれぞれ飛翔体(飛行船20)を固定すればよい。
また、複数の飛翔体(飛行船20)のそれぞれの飛行制御については、滞在用構造物10から通信等によって制御することもできるし、地球上から通信等によって制御するようにすることもできる。
<係留部材>
本実施例に係る成層圏滞在施設100においては、滞在用構造物10を係留するための係留部材としての第1係留用ケーブル50及び第2係留用ケーブル80が設けられる。
第1係留用ケーブル50は、その一端側が上述した飛行船20と滞在用構造物10とを繋ぐケーブル40に固定され、他端側が地上に設置された土台30に固定される。この第1係留用ケーブル50は、4本のケーブル40に対して、それぞれ1本ずつ設けられる。そして、各土台30は、隣り合う土台30間の間隔(図1中W)が、おおよそ5km〜30kmとなるように設置される。また、第2係留用ケーブル80は、その一端側が滞在用構造物10に固定され、他端側が地上に設置された土台70に固定される。
以上のように、4本の第1係留用ケーブル50と、1本の第2係留用ケーブル80によって滞在用構造物10を係留することで、滞在用構造物10をおおよそ一定の位置に滞空させることが可能となる。
<人間の移送手段>
滞在用構造物10の室内に人間を乗せた状態で、4体の飛行船20によって、滞在用構造物10を地球上から成層圏内に、または成層圏内から地球上に人間を運ぶことも可能である。しかしながら、超大型航空機の胴体程度の大型の滞在用構造物10の場合、滞在用構造物10自体を飛行船20で度々移動させるのは、非常にコストがかかる。
そこで、本実施例においては、第2係留用ケーブル80を伝わって、地球上側と滞在用構造物10との間を行き来可能なゴンドラ60が設けられている。かかるゴンドラ60は、滞在用構造物10と同様に、人間が滞在可能な環境を維持する室61を有し、かつ少なくとも高度25kmの環境下において耐圧性を有する。ただし、滞在用構造物10を滞空させる最も高度の高い位置が高度25kmではなく、それより低い高度で滞空させる場合には、ゴンドラ60は、滞在用構造物が滞空する高度での環境下において耐圧性を有すればよい。宇宙船及び紫外線対策についても同様である。
このように、ゴンドラ60にて人間の移送を行うことで、滞在用構造物10を成層圏内に滞空させたままの状態で、人間を成層圏内にある滞在用構造物10まで運び、また滞在用構造物10から地球上まで運ぶことができ、移送コストを抑制できる。ゴンドラ60を、第2係留用ケーブル80を伝わって移動させるための手段については、適宜、公知技術を適用可能である。ここでは、その一例として、ゴンドラ駆動用飛翔体としての小型飛行船を用いる場合について、図3を参照して説明する。
図3に示す例においては、3体の小型飛行船90によって、それぞれケーブル62によりゴンドラ60を昇降させる構成を採用している。ゴンドラ60は、滞在用構造物10に比して小型かつ軽量であり、小型飛行船90によって、ゴンドラ60を昇降させることが可能である。
ここで、人間がゴンドラ60から滞在用構造物10の室12内に移動する際、及び滞在用構造物10の室12内からゴンドラ60に移動する場合、人間が成層圏内で大気に曝されないようにしなければならない。そこで、滞在用構造物10には、上記の室12に隣接して、圧力調整室を設けている。
この圧力調整室について図4を参照して説明する。図4は滞在用構造物10の内部構造を示した図である。圧力調整室13は、滞在用構造物10の外部に対して開閉可能とする第1開閉ドア14と、室12に対して開閉可能な第2開閉ドア15とを備えている。第1開閉ドア14及び第2開閉ドア15の双方を閉じた状態では、圧力調整室13は密閉空間となり、その内部の圧力が調整できるように構成されている。ゴンドラ60を滞在用構造物10に運ぶ場合には、外部側の第1開閉ドア14のみを開いた状態で、ゴンドラ60を圧力調整室13内に運ぶ。その後、外部側の第1開閉ドア14を閉じて、密閉空間となっている圧力調整室13の圧力を人間が滞在可能な圧力(1気圧程度)に調整する。その後、室12側の第2開閉ドア15を開くことで、人間がゴンドラ60から室12内に移動することが可能となる。また、ゴンドラ60を滞在用構造物10から地球上に運ぶ場合には、室12側の第2開閉ドア15を閉じた後に、外部側の第1開閉ドア14を開けばよい。
また、ゴンドラ60と滞在用構造物10を直接結合(ドッキング)して、外部大気に対して内部の密閉性を維持することで、人間がゴンドラ60と滞在用構造物10との間を移動可能とする構成を採用することもできる。
<本実施例の優れた点>
以上のように、本実施例に係る成層圏滞在施設100によれば、高度15km以上25km以下の成層圏内において、人間が滞在することが可能となる。そして、滞在用構造物10は、複数の飛翔体(飛行船20)によって、その位置や傾きが制御されるので、快適な環境で滞在できる。
また、本実施例においては、滞在用構造物10の天井には窓11が設けられており、飛行船20によって上空が遮られることもないため(図2参照)、成層圏内から上空を展望することができる。更に、滞在用構造物10の側面や下面側にも窓を設けることで、地球表面の展望を行うことができる。
なお、本実施例に係る成層圏滞在施設100によれば、人間が長期に亘って滞在可能であるため、観光や宿泊目的の他、地球観測,宇宙観測や各種実験等の利用も可能である。また、無人機や有人機の発進帰還基地としての利用も可能である。
(実施例2)
図5を参照して、本発明の実施例2に係る成層圏滞在施設について説明する。上記実施例1では、係留部材の他端側を地上に固定する場合を示したが、本実施例では、係留部材の他端側を、海上の船舶に固定する場合を示す。その他の構成については、上記実施例1と同一のため、同一の構成に対しては同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施例に係る成層圏滞在施設100aにおいては、第1係留用ケーブル50の他端側が海上の船舶35に固定され、かつ第2係留用ケーブル80の他端側も海上の船舶75に固定されている。その他の構成については、上記実施例1の場合と同一である。
以上の構成により、本実施例の場合には、船舶35,75の移動によって、4体の飛行船20との協働で、滞在用構造物10の位置及び傾きを制御することができ、かつ、成層圏内において滞在用構造物10を移動させることも可能となる。
(実施例3)
図6を参照して、本発明の実施例3に係る飛翔体について説明する。上記実施例1,2においては、飛翔体(飛行船)は浮力のみによって上空に上昇する場合の構成を示したが、本実施例では飛翔体に揚力発生機構が備えられた場合の構成を示す。なお、飛翔体以外の構成については、上記実施例1,2で説明した通りであるので、その説明は省略する。
本実施例に係る飛翔体としての飛行船20aは、揚力発生機構としての翼22が設けられている。本実施例においては、前後の2箇所に左右対称的に合計4箇所に翼22が設けられている。なお、これら4箇所の翼22が設けられている点以外の構成については、上記実施例1で示した飛行船20と同一の構成であるので、その説明は省略する。
本実施例に係る翼22は、インフレータブル方式などが採用された超軽量の翼であり、図示のように、矢印R方向に揺動制御することができるように構成されている。そして、この翼22を風向きに対して正対するように揺動制御することによって、揚力を発生させることが可能となる。
以上のように、本実施例に係る飛翔体としての飛行船20aによれば、上昇するための力として、浮力だけでなく翼22による揚力も発生させることができる。これにより、飛行船20aによって上述した滞在用構造物10を吊り上げる力を増加させることが可能となる。従って、飛行船20aの数や飛行船20aの大きさを抑制することができる。また、滞在用構造物10をより大型化させたり、滞在用構造物10に乗せる人や荷物の最大重量を増加させたり、滞在用構造物10を滞空させる高度をより高めたりすることが、より容易になる。なお、翼22を配置する位置や、配置する個数に関しては、特に限定されるものではない。
(実施例4)
図7を参照して、本発明の実施例4に係る飛翔体について説明する。上記実施例1,2においては、飛翔体(飛行船)は浮力のみによって上空に上昇する場合の構成を示したが、本実施例では飛翔体に揚力発生機構が備えられた場合の構成を示す。なお、飛翔体以外の構成については、上記実施例1,2で説明した通りであるので、その説明は省略する。
本実施例に係る飛翔体としての飛行船20bは、揚力発生機構としての主翼23及び補助翼24が設けられている。本実施例においては、前後方向の中央に左右対称的に主翼23が設けられ、前方に左右対称的に補助翼24が設けられている。なお、これらの主翼23及び補助翼24が設けられている点以外の構成については、上記実施例1で示した飛行船20と同一の構成であるので、その説明は省略する。
これらの主翼23及び補助翼24は、インフレータブル方式などが採用された超軽量の翼である。そして、主翼23には、主翼本体23aに対して風を当てるためのプロペラ23bが設けられている。
以上のように構成された本実施例に係る飛行船20bによれば、自然の風によって、主翼23及び補助翼24によって揚力を発生させると共に、プロペラ23bの回転によって、主翼23に風を当てることで、積極的に揚力を発生させることが可能となる。
以上のように、本実施例においても上記実施例3と同様の効果を得ることができる。なお、本実施例の場合には、自然の風を利用しなくても、プロペラ23bの回転によって、主翼23に風を当てることで、揚力を発生させることも可能である。なお、補助翼24についてもプロペラを設ける構成を採用することもできる。
(実施例5)
図8及び図9を参照して、本発明の実施例5に係る飛翔体について説明する。上記実施例1,2においては、飛翔体(飛行船)は浮力のみによって上空に上昇する場合の構成を示したが、本実施例では飛翔体に揚力発生機構が備えられた場合の構成を示す。なお、飛翔体以外の構成については、上記実施例1,2で説明した通りであるので、その説明は省略する。
本実施例に係る飛翔体としての飛行船20cは、揚力発生機構としてのダクテッドファン25が設けられている。本実施例においては、前方と後方と中央付近の3箇所に左右対称的に合計6箇所にダクテッドファン25が設けられている。なお、これら6箇所のダクテッドファン25が設けられている点以外の構成については、上記実施例1で示した飛行船20と同一の構成であるので、その説明は省略する。
ダクテッドファン25は、円筒部25aと、この円筒部25aの中に設けられるファン25bと、円筒部25aを支持する支持部25cとを備えている。円筒部25aは、支持部25cに対して図8中矢印S方向に揺動可能に支持されており、その向きが制御されるように構成されている。図9は円筒部25aの向きが変化する様子を示したものである。
以上のように構成された本実施例に係る飛行船20cによれば、ファン25bの回転によって、円筒部25a内を通る気流を発生させることができ、上昇するための力として、浮力だけでなくダクテッドファン25による揚力も発生させることができる。
以上のように、本実施例においても上記実施例3と同様の効果を得ることができる。また、本実施例においては、円筒部25aを揺動制御することによって、個々のタグテッドファン25による揚力の向きをそれぞれ調整することが可能であり、飛行船20cの傾きを制御することが可能である。なお、タグテッドファン25を配置する位置や、配置する個数に関しては、特に限定されるものではない。
(その他)
上記各実施例においては、滞在用構造物10を吊り上げるための飛翔体、及びゴンドラ60を昇降させるための飛翔体として、いずれも飛行船の場合を示したが、気球を用いることも可能である。この場合において、滞在用構造物10を吊り上げるための気球に対して、上記実施例3〜5に示したような各種揚力発生機構を設けることも可能である。また、ゴンドラ60を昇降させるための飛翔体に揚力発生機構を設けることも可能である。
なお、滞在用構造物10を所望の高度に滞空させるために必要な浮力を発生させることができ、かつ滞在用構造物10の位置や傾きを制御できれば、飛翔体(飛行船20や気球)の数については、特に限定されるものではない。また、飛行船20のみ、または気球のみによって滞在用構造物10を吊り上げるのではなく、飛行船20と気球とによって滞在用構造物10を吊り上げるようにしてもよい。
また、実施例3〜5に示した揚力発生機構について、一つの飛翔体に、異なる揚力発生機構を設けるようにしてもよい。例えば、一つの飛行船に、実施例3で示した翼22と実施例5に示したダクテッドファン25を設けるようにしてもよい。このように、各実施例に示した揚力発生機構の組み合わせは、適宜、自由に設計することができる。
また、実施例3〜5では、飛翔体としての飛行船に揚力発生機構を設ける場合を示したが、実施例1,2で示した滞在用構造物10に揚力発生機構を設けることも可能である。なお、揚力発生機構は、飛翔体と滞在用構造物10のうちの一方にのみを設けてもよいし、両方に設けてもよい。ただし、実施例3で示す揚力発生機構の場合、揚力を発生させるために翼22を風向きに対して正対させる必要があり、滞在用構造物10の向きも変えなければならなくなってしまうので、当該向きを変えるための機構の複雑さの観点からはあまり望ましくない。また、揚力発生機構においては、騒音が発生し得ることから、滞在する人間の快適さの観点からは飛翔体側にのみ設けるのが望ましい。更に、メンテナンスの観点からも、浮力や揚力を発生させるものは一箇所に集中させたほうがよいので、飛翔体のみに揚力発生機構を設けるのが望ましい。
10 滞在用構造物
11 窓
12 室
13 圧力調整室
14 第1開閉ドア
15 第2開閉ドア
20,20a,20b,20c 飛行船
21 太陽電池
22 翼
23 主翼
23a 主翼本体
23b プロペラ
24 補助翼
25 ダクテッドファン
25a 円筒部
25b ファン
25c 支持部
30 土台
35 船舶
40 ケーブル
50 係留用ケーブル
60 ゴンドラ
61 室
62 ケーブル
70 土台
75 船舶
80 係留用ケーブル
90 小型飛行船
100,100a 成層圏滞在施設

Claims (8)

  1. 人間が滞在可能な環境を維持する室を有し、かつ滞空する最も高度の高い位置での環境下において耐圧性を有する滞在用構造物と、
    浮力により上空に上昇可能に構成され、かつ前記滞在用構造物を吊り上げて、該滞在用構造物を高度15km以上25km以下の成層圏内で滞空させる飛翔体と、
    一端側が前記滞在用構造物又は前記飛翔体側に固定され、他端側が地球側に固定され、前記滞在用構造物を係留する係留部材と、
    を備えることを特徴とする成層圏滞在施設。
  2. 前記飛翔体は鉛直方向及び水平方向に移動可能に構成されており、
    前記滞在用構造物は、複数の前記飛翔体によって、それぞれ異なる方向に引っ張られることで、その位置及び傾きが制御されることを特徴とする請求項1に記載の成層圏滞在施設。
  3. 前記係留部材として、前記飛翔体と前記滞在用構造物とを繋ぐケーブルに、その一端側が固定された第1係留用ケーブル、及び、前記滞在用構造物に、その一端側が固定された第2係留用ケーブルのうちの少なくとも一方が用いられることを特徴とする請求項1又は2に記載の成層圏滞在用施設。
  4. 人間が滞在可能な環境を維持する室を有し、かつ前記滞在用構造物が滞空する高度での環境下において耐圧性を有すると共に、第2係留用ケーブルを伝わって、地球上側と前記滞在用構造物との間を行き来可能なゴンドラを備えることを特徴とする請求項3に記載の成層圏滞在用施設。
  5. 浮力により上空に上昇可能に構成され、かつ前記ゴンドラを吊り上げて、該滞在用構造物まで移動させるゴンドラ駆動用飛翔体を備えることを特徴とする請求項4に記載の成層圏滞在用施設。
  6. 前記係留部材の前記他端側は地上に固定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の成層圏滞在施設。
  7. 前記係留部材の前記他端側は海上の船舶に固定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の成層圏滞在施設。
  8. 前記滞在用構造物及び前記飛翔体のうちの少なくともいずれか一方に、揚力を発生させる揚力発生機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の成層圏滞在施設。
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