JPWO2012039015A1 - 課金電子広告システム - Google Patents

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Abstract

課金条件に見合う広告効果が出なかった場合には広告料を支払う義務がないようにして、広告主が、経済的リスクを負うことなく広告を掲載できる電子広告システムを提供する。電子広告送信側コンピュータは、電子広告データに課金条件が記載された情報からなるタグを付加する課金タグ付加手段を有している。受信側コンピュータは、受信した電子広告データの映像と音声を出力データとして出力する表示器と、表示器の周囲の状況を入力データとして取り込む電子機器を備えている。受信側コンピュータのプログラムは、出力した電子広告データの課金条件が達成されたか否かを電子機器からの入力データを解析して判断する入力映像解析手段を有し、課金条件が達成されたとき、課金請求データを生成する。

Description

本発明は、スポンサーの希望した所定の広告効果が確認できたときのみスポンサーに広告料が課金されるようにした電子広告システムに関する。
インターネットを通して様々な映像や文字情報を発信する電子看板が従来知られている。この電子看板において、カメラを設置し、カメラが撮影した映像に基いて客の顔の画像を分析し、この分析結果に基いて広告を切り替えるようにしたものが従来知られている。(例えば非特許文献1参照)。また、デジタルカメラで撮った人物の表情を抽出し定量化する映像解析手段を備えた情報処理装置が従来知られている(例えば特許文献1参照 )。また、コンピュータプログラムによって、映像データに基づき、2次元または3次元のオブジェクトを生成し、生成したオブジェクトを制御するプログラム技術が従来知られている(例えば特許文献2参照)。
特許第355823号公報 特開2002−366973号公報
朝日新聞13版P2
従来の電子広告システムは、広告主が広告代理店に広告映像音声データの放映を依頼し、両者の契約で、広告掲載料が広告主から広告代理店に支払われるのが一般的である。
この場合、広告主は、広告の効果のあるなしにかかわらず、広告掲載料を支払わなければならず、しかも、広告の結果、どのような効果があったかについては容易に確認することができず、きわめて、経済的リスクを伴うものであった。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、電子広告作成用プログラムを内蔵した電子広告送信側コンピュータと、前記電子広告送信側コンピュータの生成した電子広告データを処理するプログラムを内蔵し該コンピュータの処理した電子広告データの映像と音声を出力データとして表示器を通して出力する受信側コンピュータと、前記表示器の周囲の状況を入力データとして前記受信側コンピュータに入力する電子機器とを備え、前記電子広告送信側コンピュータに内蔵されたプログラムは、電子広告データに課金条件が記載された情報からなるタグを付加する課金タグ付加手段を有し、前記受信側コンピュータに内蔵されたプログラムは、出力した電子広告データの課金条件が達成されたか否かを前記電子機器からの入力データを解析して判断する入力映像解析手段を有し、前記課金条件が達成されたとき、前記電子広告送信側コンピュータに処理させるための課金請求データを生成するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記電子広告送信側コンピュータと前記受信側コンピュータとがネットワークを介して接続されていることを特徴とする。
また本発明は、前記電子広告送信側コンピュータの生成した電子広告データが、記録媒体を介して前記受信側コンピュータに供給され、前記受信側コンピュータの生成した課金請求データが、記録媒体を介して、前記電子広告送信側コンピュータに供給されるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記課金条件が、広告出力画面に振り向いた通行人の人数、広告出力画面に向かって笑った通行人の人数の中の少なくとも1つの数値を内容とすることを特徴とする。
また本発明は、前記電子広告データは、ユニークワードと、送信者のIDコードと受信者のIDコードからなる認証データと、課金金額と課金条件を含む課金保証データと、メインシナリオと複数のユニットデータを含む広告映像音声データとを備えたことを特徴とする。
また本発明は、前記入力映像解析手段は、前記電子機器の映像情報から表示器の周囲の人間の顔の向きや、顔の表情を認識し電子情報化する情報解析機能を有することを特徴とする。
また本発明は、前記受信側コンピュータに内蔵されたプログラムは、前記入力映像解析手段の解析結果に基いて、前記電子広告データのシナリオを課金条件を達成できるように再構成し、再構成映像音声を前記表示器から出力するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記電子広告送信側コンピュータに内蔵されたプログラムは、前記課金請求データを受信すると、課金条件が達成されたか否か検証し、検証できたときに課金請求を精算する機能を備えていることを特徴とする。
また本発明は、前記電子広告送信側コンピュータに内蔵されたプログラムは、前記出力データから出力オブジェクトを生成し、前記入力データから入力オブジェクトを生成し、前記課金条件を満足させる方向に前記入力オブジェクトが変化しないとき、前記出力オブジェクトの登場する場面を再構成し、この場面の変更によって、前記入力オブジェクトを前記課金条件を満足させる方向に誘導するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記入力オブジェクトが、前記出力オブジェクトによって前記課金条件を満足させる方向に誘導されたとき、その場面を、補正出力データとして記録し、該補正出力データを、前記場面の再構成に用いるようにしたことを特徴とするものである。
本発明は、広告主は、課金タグ付き広告映像音声データを広告掲載者側に送ることで、課金条件が達成できた場合のみ、広告掲載料を払うことになるので、広告効果のなかった広告に対して広告料を支払うというリスクを回避することができるという効果がある。
本発明のブロック説明図である。 本発明のブロック説明図である。 本発明のブロック説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。
以下に本発明の構成を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図3は、本システムのハードウェア構成図を示し、広告主側(送信者側)システムである課金電子広告作成システム2は、ワークステーション4から構成される。広告代理店側(受信者側)システムである課金電子広告掲示システム6は、ネットワークインターフェイス8、ハードディスク10、メモリ12、CPU14、内部バス16、1/0インターフェイス18からなるコンピュータと、該コンピュータと1/0インターフェイス18を介して接続するスピーカ20、映像表示器22、動画及び静止画撮影用のデジタルカメラ24、マイクロフォン26とから構成されている。カメラ24は、表示器22の前方の風景とともに通行人204を撮影する。システム6は、このカメラ24のデジタル出力を受信し、後述する通行人204の人物オブジェクト(入力オブジェクト)を生成する。マイクロフォン26の出力は、後述する課金条件に応じて、通行人等の音声信号等として利用することができる。課金電子広告作成システム2と課金電子広告掲示システム6の各コンピュータは、ネットワークを介して互いに接続している。
図4、5は、本システムに使用される課金タグ付きデータのフォーマットであり、図4は、広告主(送信者)から広告代理店(受信者)に送られるタグ付きデータ28を示し、図5は、広告代理店(送信者)から広告主(受信者)に送られるタグ付きデータ30を示している。
データ28は、ユニークワード32、タグ34、データブロック36から成り、タグ34は、ヘッダ38、認証データ部40、課金保証データ部42、タグ・チェックコード44から成り、認証データ部40は、ヘッダ46、認証データ48から構成され、課金保証データ部42は、ヘッダ50、課金保証データ52から構成されている。
データブロック36は、ヘッダ54、広告映像音声データ56、データブロック・チェックコード58から成り、広告映像音声データ56は、メインシナリオ60、多数のユニットデータ62とから構成され、メインシナリオ60は、ヘッダ64、データ66から成り、ユニットデータ62の各ユニットは、ヘッダ68、データ70とから構成されている。前記ユニークワード32は、課金タグ付きデータ28の識別同期符号から成る。ヘッダ38は、タグ34のバイト数を示す。認証データ48は、広告主IDコード(送信者)、広告代理店IDコード(受信者)から成る。
ヘッダ50は、課金保証データ52のバイト数を示す。課金保証データ52は、課金タグ付きデータ28のシリアル番号、課金金額、課金条件から構成される。課金条件は、広告主の希望する広告効果を得るための条件であり、例えば、通行人の振り向き人数何人、笑顔人数何人等である。タグ・チェックコード44は、タグのヘッダ38、認証データ部40、課金保証データ部42の誤り検出訂正符号から構成される。ヘッダ54は、データ・ブロック36のバイト数から構成される。ヘッダ64はメインシナリオ60のバイト数から構成される。データ66は、ユニットデータ62の実行手順、ユニットデータ62へのリンク情報から構成される。
ヘッダ68は各ユニットデータ62のバイト数を示し、データ70はユニットデータ62の映像・音声データから構成される。データブロック・チェックコード58は、データブロック36のヘッダ54、広告映像データ56の誤り検出訂正符号から構成される。図5において、タグ付きデータ30は、ユニークワード72、タグ74、データブロック76から成り、タグ74は、ヘッダ75、認証データ78、課金請求データ部80、タグ・チェックコード82から成る。認証データ部78はヘッダ84と認証データ86とから構成される。課金請求データ部80は、ヘッダ88と課金請求データ90とから構成される。データブロック76は、ヘッダ92、広告結果データ部94、データブロック・チェックコード96から成る。
広告結果データ部94は、ヘッダ98と広告結果データ100とから成る。ユニークワード72は課金タグ付きデータ30の識別同期符号から構成され、ヘッダ75はタグ74のバイト数を示し、ヘッダ84は、認証データ86のバイト数を示し、認証データ86は、広告代理店IDコード(送信者)、広告主IDコード(受信者)から構成される。ヘッダ88は課金請求データ90のバイト数を示し、課金請求データ90は課金タグ付きデータ28のシリアル番号、課金金額、課金条件から構成される。タグ・チェックコード82は、タグ74のヘッダ75、認証データ部78、課金請求データ部80の誤り検出訂正符号から構成される。ヘッダ92はデータ・ブロック76のバイト数を示し、ヘッダ98は、広告結果データ100のバイト数を示し、広告結果データ100は、認識結果、広告効果、ログからそれぞれ構成される。データブロック・チェックコード96は、データ・ブロック76のヘッダ、広告結果データ部94の誤り検出訂正符号から構成される。
図6は本システムで使用されるデータの構造を示している。
図6に示す、映像・音認識データ102のデータ構造は以下の通りである。
背景データ102aは、人物像と思われる映像情報以外のカメラ入力からの映像データで、統計処理などを施した背景抜き取り用データである。
人物モデル・データ102bは、多数の人物画像から統計処理などによって得た普遍的な特徴量を持つ人物モデルである。
顔モデル・データ102cは、多数の人物の顔画像から統計処理などによって得た普遍的な特徴量を持つ顔モデルである。
目、瞳モデル・データ102dは、多数の人物の目、瞳画像から統計処理などによって得た普遍的な特徴量を持つ目、瞳モデルである。
笑顔モデル・データ102eは、多数の人物の笑顔画像から統計処理などによって得た普遍的な特徴量を持つ笑顔モデルである。
顔オブジェクトデータ102fは、顔追跡処理単位毎のオブジェクト認識の各種情報である。顔オブジェクトデータ102fは、例えば、通行人Aの顔オブジェクトデータや通行人Bの顔オブジェクトデータから成り、通行人Aの顔オブジェクトデータは、通行人Aの顔追跡処理のオブジェクト認識の履歴、認識情報である。 また、通行人Bの顔オブジェクトデータは、通行人Bの顔追跡処理のオブジェクト認識の履歴、認識情報である。
尚、上記において、特徴量とは、人物、顔、目、笑顔等の形状の特徴を数値化したものでありり、人間の顔の皺、瞼、瞳、唇、歯等の各器官の相対位置、形状、相互関連度、変化の速さなどである。
認識解析結果データ104のデータ構造は、以下の通りである。
認識解析結果データ・シリアルNo.:00000001
プロジェクト・コード:PrjctCd00-01
電子広告媒体No.:EastStreet97
日時:20100808-23:00.00-20100808-23:59.59
笑顔人数:xxxx
振り向き人数:yyyy
広告結果データ100のデータ構造は、以下の通りである。
広告結果データ:
課金タグ付きデータ・シリアルNo.KTD0001
電子広告媒体No.:EastStreet97
日時:20100808-23:00.00-20100808-23:59.59
笑顔人数:xxxx
振り向き人数:yyyy
出力補正用データ106の各ブロック106a,106b,106cのデータ構造は以下の通りである。
ブロック106a:
出力補正用データ・シリアルNo.:00000001
プロジェクト・コード:PrjctCd00-01
シナリオコード:ABCD-0001
シナリオ・スクリプトリンク情報:刺激用修正映像・音声情報
親リンク情報:00000001
子リンク情報:00000003
映像・音声データ
ブロック106b:
出力補正用データ・シリアルNo.:00000002
プロジェクト・コード:PrjctCd00-01
シナリオコード:ABCD-0001
シナリオ・スクリプトリンク情報:刺激用修正映像・音声情報
親リンク情報:00000001
子リンク情報:00000003
映像・音声データ
ブロック106c:
出力補正用データ・シリアルNo.00000003
プロジェクト・コード:PrjctCd00-01
シナリオコード:ABCD-0001
シナリオ・スクリプトリンク情報:刺激用修正映像・音声情報
親リンク情報:00000001
子リンク情報:None
映像・音声データ
出力データ108の各ブロック108a,108b,108cのデータ構造は、以下の通りである。
ブロック108a:
出力データシリアルNo.:T00000001
作成プロセスID:PC00001
映像・音声リングアドレス情報:T00000002,T00000003
映像・音声データ
ブロック108b:
出力データシリアルNo.:T00000002
作成プロセスID:PC00001
映像・音声リングアドレス情報:T00000003
映像・音声データモード:MPEG4
映像・音声データ
ブロック108c:
出力データシリアルNo.:T00000003
作成プロセスID:PC00001
映像・音声リンクアドレス情報:None
映像・音声データモード:MPEG4
映像・音声データ:
認証データ48のデータ構造は、以下の通りである。
認証データ:
広告主IDコード、広告代理店IDコード
課金保証データ(実施例)52のデータ構造は、以下の通りである。
課金タグ付きデータ・シリアルNo.:KTD0001
課金金額:¥200,000-
課金条件:
笑顔判定閾値:微笑
課金笑顔人数閾値:N
振り向き判定方向閾値:画面全域
課金振り向き人数閾値:M
課金請求データ(実施例)90のデータ構造は、以下の通りである。
課金タグ付きデータ・シリアルNo.:KTD0001
課金金額:¥200,000-
課金条件:
笑顔判定閾値:微笑
課金笑顔人数閾値:N
振り向き判定方向閾値:画面全域
課金振り向き人数閾値:M
判定結果:
ストーリー情報(実施例)110のデータ構造は、以下の通りである。
ストーリー情報:
部屋に1人。赤ちゃん、お母さんを探す。
泣き顔になる赤ちゃん。不安な音楽。泣声。
お母さんが来る。赤ちゃん振り向く。
赤ちゃんに言葉を囁く。笑顔の赤ちゃん。笑い声
を上げる。安らぐ音楽。
キャッチコピーが流れる。
(繰り返し)
広告映像音声データ(実施例)56のデータ構造は、以下の通りである。
ユニットデータ62のデータ:
映像音声ユニット#−#n
U#100:部屋
U#200:お母さん、呼びかけの顔、声
U#201:お母さん、笑顔
U#250:赤ちゃん、お母さんを探す顔
U#251:赤ちゃん、お母さんを見つける顔
U#300:赤ちゃん、泣き顔
U#310:赤ちゃん、笑顔
U#350:赤ちゃん、泣き声
U#351:赤ちゃん、泣き声(中)
U#352:赤ちゃん、泣き声(強)
U#360:赤ちゃん、笑い声
U#400:キャッチコピー、文字AAAA
U#410:キャッチコピー、音声aaaa
U#500:背景BGM(不安な響き)
U#510:背景BGM(安らぐ響き)
メイン・シナリオ60のデータ:
メイン・シナリオ:
ステージ数/ストーリー:4
ストーリー回数:16
課金対象ステージ:全ステージ
ステージ時間:1分、1分、1分、1分
第1ステージ:(U#100+U#250)+U#500
第2ステージ:(U#300+U#350)+U#500
第3ステージの1:(U#200)+(U#300+U#350)
第3ステージの2:(U#200)+(U#310+U#360)
第4ステージの1:(U#310+U#360+U#510)
第4ステージの2:(U#310+U#360+U#510)+(U#400+U#410)
刺激場面(刺激度 小から大へ):U#350->U#351->U#352
図2は、広告主側(送信者側)の課金電子広告作成システム2のブロック説明図である。
以下にこのシステム2の動作を図7に示すフローチャートを参照して説明する。
図7において、広告主側システム2の、広告映像・音声データの作成、タグ付加、送信に関する動作は、ラベルR1から入る。広告主側システム2は、ステップS1で、統括プログラム112は、広告のストーリー情報に基いてストーリー情報110を作成する。このストーリー情報110は、複数のステージ(行程)から構成されている。
次に、ステップS2で、映像・音声作成プログラム114は、ストーリー情報110の各ステージに基づき、各ステージを構成する映像・音声のユニットデータ62を作成する。
次に、ステップS3で、シナリオ作成プログラム116は、ストーリー情報110に基づき、ステージ毎に展開したメインシナリオ66を作成する。次にステップS4で、統括プログラム112は、メインシナリオ66と映像音声のユニットデータ62とを合成して広告映像・音声データ56を作成する。
次にステップS5で、課金プログラム118は、課金保証に関する入力データに基づき、課金保証データ52を作成する。次にステップS6で、認証プログラム120は、認証に関する入力データに基づき、認証データ48を作成する。次に、ステップS7で、統括プログラム112は、課金保証データ52と、認証データ48とからタグ34を作成する。
次にステップS8で、統括プログラム112は、広告映像・音声のデータブロック36とタグ34から、課金タグ付きデータ28を生成する。次に、ステップS9で、統括プログラム112は、課金タグ付きデータ28を、課金電子広告掲示システム6へネットワークを介して送出し、広告主側システム2の送信処理を完了する。
図8は、広告主側システム2の課金請求データ受信の処理を示している。
図8において、広告主側システム2は、課金請求データのネットワーク受信処理のスタートをラベルR2から入る。広告主側システム2は、ステップS1で、認証プログラム120は、課金電子広告掲示システム6から受信した認証データ86を検証する。
次に認証プログラム120は、ステップS2で、認証データ86の検証ができたか否か判断する。ステップS2で否定を判断するとステップS1に戻り肯定を判断するとステップS3で、課金プログラム118は、タグ74から課金請求データ90を分離する。次にステップS4で、統括プログラム112は、データブロック76から広告結果データ100を分離する。次に、ステップS5で、結果検証プログラム122は、広告結果データ100を検証する。次に、結果検証プログラム122は、ステップS6で、広告結果データ100の検証ができたか否か判断する。ステップS6で否定を判断すると、広告主側システム2は、処理を終了する。また、結果検証プログラム122が、判断ステップS6で、肯定を判断すると、ステップS7で、統括プログラム112は、課金請求を精算し、処理を終了する。
次に、広告代理店側システム6の課金タグ付きデータ受信の処理動作を、図9乃至図12に示すフローチャートを参照して説明する。
図9において、広告代理店側システム6は、課金タグ付きデータ受信の処理動作をラベルR3から入る。
広告代理店側システム6のデータ受信処理がスタートすると、ステップS1で、認証プログラム124は、受信した課金タグ付きデータ28の認証データ48を分離・検証する。次にステップS2で、認証プログラム124は、認証データ48の検証ができたか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS3で、課金プログラム126は、受信した課金タグ付きデータの課金保証データ52を分離、検証、保存する。
次のステップS4で、統括プログラム128は、課金保証データ52の課金条件から判定項目と閾値とを課金判定条件として設定する。次に、ステップS5で、統括プログラム128は、受信した課金タグ付きデータ28の広告映像音声データ56を分離し、保存、且つ、広告映像音声データ56からメイン・シナリオ60、映像音声ユニットデータ62を分離し、保存する。次に、ステップS6で、統括プログラム128は、メイン・シナリオ60と課金条件からストーリーを構築し、ストーリー終了回数条件を作成する。次に、統括プログラム128は、ステップS7で、ユニットデータ62に基づいて、出力制御プログラム130下に出力オブジェクトを生成し、映像、音声入力に基づいて、解析プログラム132下に入力オブジェクトを生成し、これらオブジェクト間の通信を管理する。入力オブジェクトは、カメラ24の入力映像データを認識解析することで生成される。出力データや入力データに基づいて、出力オブジェクトや入力オブジェクトを生成する方法は従来知られているプログラム技術(特許文献2参照)であり、本実施形態では従来知られているプログラム生成技術を用いている。統括プログラム128中のオブジェクト生成・制御を担当するプロクラム部分を便宜上、ストーリー・マネージャーと称する。
このステップS7の処理を図10に示すフローチャートを参照して以下に詳しく説明する。
図9に示すステップS7のスタートは、図10のラベルR5から入る。統括プログラム128は、ステップS1で、シナリオに基づき、映像音声ユニット62を編成して各ステージを構成、反応度の閾値を設定し、第1ステージをスタートする。次に、ステップS2で、ステージ毎に該当する出力オブジェクトの場面の管理を行う。次に、ステップS2で、出力制御プログラム130は、場面を構成する。次に、ステップS3で、表示・音出力プログラム134は、場面のオブジェクト毎に、表示・音出力を生成する。次に、ステップS5で、表示・音出力プログラム134は、合成画面を表示器22に出力し、出力合成音をスピーカ20に出力する。
次に、ステップS6で、統括プログラム128は、解析プログラム132で生成した人物オブジェクト(入力オブジェクト)の反応度をチェックする。ここで反応度とは、後述する実施例に示すように、振り向き人数、笑顔人数などを意味する。次に、ステップS7で、出力制御プログラム130は、ステージが終了したか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS9に移行する。ステップS7で否定を判断すると、ステップS8で、反応度が閾値以上か否か判断し、肯定を判断すると、ステップS9に移行する。ステップS8で否定を判断すると、ステップS13で、出力制御プログラム130は、ステージ、オブジェクト、刺激度、反応度を基準として、登録場面を出力補正用データ106内で検索する。
次に、ステップS14で、出力制御プログラム130は、出力補正用データ106内に、刺激度、反応度の大きい場面が有るか否か判断し、否定を判断した場合には、輝度、コントラスト、音量、アニメーションモーフィング等を変化させて、現在の刺激場面を更に大きく補正し、ステップS16に移行する。ステップS14で肯定を判断すると、ステップS16で、出力制御プログラム130は、刺激度、反応度の大きな場面でストーリーを再構築し、ステップS4に移行する。ステップS8で、肯定を判断した場合は、出力制御プログラム130は、場面を反応度と共に出力補正用データ106として登録する。次に、ステップS10で、出力制御プログラム130は、ストーリーが終了段階か否か判断し、否定を判断すると、ステップS11で、次のステージをスタートさせ、ステップS2に移行する。ステップS10で肯定を判断すると、ステップS12で広告効果データ100即ち、人物オブジェクトの振り向き人数、笑顔人数を含むログを生成し、これを統括プログラム128に送出し、処理を終了する。上記ステップS6での人物オブジェクトの反応度のチェックでは、顔認識と顔追跡の並列的処理が実行される。
次に、上記顔認識と顔追跡処理の動作について図11に示すフローチャートを参照して説明する。
顔認識・追跡処理がラベルR6からスタートすると映像・音認識プログラム136による人物の顔検出処理がスタートする。(ステップS1)。次に、ステップS2で、映像・音認識プログラム136は、カメラ入力による映像データ、マイク入力による音データから人物認識処理をスタートする。次に、ステップS3で映像入力データから背景を消去し、人物モデルデータによる普遍的特徴量を閾値以上に多く持つオブジェクトを人物オブジェクトとして検出する。次に、ステップS4で、顔モデルデータによる普遍的特徴量を閾値以上に多く持つオブジェクトを顔オブジェクトとして検出する。
次に、ステップS5で、発生、消滅、移動、変化するオブジェクトとして、顔オブジェクト毎に対応した顔追跡処理を生成する。この並列的顔追跡処理は、ステップS6で、目・瞳モデルデータによる普遍的特徴量を閾値以上多く持つオブジェクトを目・瞳オブジェクトとして検出する。次に、顔追跡処理は、ステップS7で、目・瞳オブジェクトの中の瞳の目に対する位置で視線、およびその方向を検出する。次に、ステップS8で顔追跡処理は、笑顔モデルデータによる普遍的特徴量を閾値以上多く持つオブジェクトを笑顔オブジェクトとして検出する。次に、ステップS9で、映像・音認識プログラム136は、顔追跡処理が追跡する顔オブジェクトが、顔モデルデータによる普遍的特徴を閾値以上多く持つか否か調査する。ステップS10で、映像・音認識プログラム136は、前記顔オブジェクトの普遍的特徴量は閾値以上であるか否か判断し、否定を判断すると、ステップS11で、閾値未満のオブジェクトを追跡する処理を消去して、ステップS12に移行する。
ステップS10で肯定を判断すると、ステップS12で、統括プログラム28は、映像・音認識プログラムから人物オブジェクトの反応度等のパラメータを取得し、顔オブジェクトとその持つ視線方向、及び笑顔オブジェクトとを解析プログラム132に引き渡して処理を終了する。次に、再び図9に戻り、ステップS8以下の処理について説明する。
ステップS8で、統括プログラム128は、ストーリーが終了したか否か判断する。肯定を判断すると、次に、ステップS9で、ストーリー回数が終了したか否か判断し、否定を判断するとステップS7に戻り、肯定を判断すると、ステップS10に移行する。
ステップS10で、統括プログラム128は、広告結果データ100をストーリーマネージャーから受け取り、ステップS11で、広告結果データ100が課金条件、例えば振り向き人数M,笑顔人数Nを満たしているか判断する。次に、ステップS12で判定結果が満足できるものであるか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS13で、解析プログラム132は、映像・音認識データ140に基いて、解析した認識解析結果データ138を保存し、課金開始イベントを発生する。ステップS12で否定を判断したときは、処理を終了する。
次に、図12を参照して、広告代理店側システム6の課金タグ付きデータ送信処理について説明する。
ラベルR4から課金開始イベントがスタートすると、ステップS1で、課金プログラム126は、課金請求データ90を作成する。次に、ステップS2で、認証プログラム124は、認証データ86を作成する。次に、ステップS3で、統括プログラム128は、課金請求データ90と認証データ86とから、タグ74を作成する。次に、ステップS4で、統括プログラム128は、認識解析結果データ138から、広告結果データ100を作成する。次に、ステップS5で統括プログラム128は、広告結果データ100を含むデータブロック76とタグ74から課金タグ付きデータ30を作る。次に、ステップS6で統括プログラム128は、課金タグ付きデータ30をネットワークを通して、広告主側の課金電子広告作成システム2に送出し、処理を終了する。
次に、統括プログラム128により生成されるオブジェクトの実施例について図13乃至図16を参照して説明する。
図9のステップS7に示すように出力制御プログラム130下に出力オブジェクト、解析プログラム132下に入力オブジェクトが生成される。この出力オブジェクトとして、図13乃至図16に示す実施例では、キャッチコピーオブジェクト142(図17参照)、赤ちゃんオブジェクト144、背景BGMオブジェクト146、お母さんオブジェクト148が生成され、入力オブジェクトとして、通行人(人物)オブジェクト150が生成される。
図13乃至図16に示される処理は並行して実行される。
まず、図13のラベル6に示されるキャッチコピー・オブジェクトの処理がスタートすると、ステップS1で統括プログラム128は、シナリオにキャッチコピーの場面が有るか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS2でストーリー・マネージャーは、キャッチコピーオブジェクト142を生成する。次に、ステップS2で、表示・音出力プログラム134にキャッチコピー出力を生成する。次に、ステップS4で統括プログラム128は、人物オブジェクト(通行人オブジェクト)150が有るか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS5で人物オブジェクト150と通信する。次にステップS6で人物オブジェクト150の視線がどこかに向けられたか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS7で、視線方向にキャッチコピー142を移動する。
次に、ステップS8で、人物オブジェクト150の視線がキャッチコピー142の移動した方向に向けられているか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS9で、人物オブジェクト150の視線方向と別方向にキャッチコピー142を移動する。次にステップS10で、視線がキャッチコピー142の移動した方向に向けられたか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS11で視線を向けている人物オブジェクト150を計数する。次にステップS12で、振り向き人数として、ストーリー・マネージャーに報告される。
図14において、ラベル7は、赤ちゃんオブジェクトに関する処理を示している。この処理がスタートすると、ステップS1で、シナリオに赤ちゃんの場面が有るか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS2で赤ちゃんオブジェクト144を生成する。次にステップS3で、表示・音出力プログラム134に赤ちゃん出力を生成する。次に、ステップS4で人物オブジェクト150が有るか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS5で人物オブジェクト150と通信する。次に、ステップS6で刺激場面として赤ちゃんの「泣き声と泣顔」を画面に出力する。次にステップS7で人物オブジェクトの視線が画面に向けられたか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS8でお母さんオブジェクトが有るか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS9で、刺激場面として、赤ちゃんの「笑い声と笑顔」を画面に出力する。
次に、ステップS10で、人物オブジェクト150が笑顔であるか否か判断し、肯定を判断すると、笑顔の人物オブジェクト150を計数する。次にステップS12で、笑顔人数として、ストーリー・マネージャーに報告される。
図15において、ラベルR8は、背景BGMオブジェクトに関する処理を示している。この処理がスタートすると、ステップS1で、シナリオに背景BGMの場面が有るか否か判断し、肯定を判断すると、次にステップS2で背景BGMオブジェクト146を生成する。次に、ステップS3で、表示・音出力プログラム134に背景BGM出力を生成する。次に、ステップS4で、「不安な背景BGM」152を出力する。次にステップS5でお母さんオブジェクト148が有るか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS6で「安らぐ背景BGM」176を出力する。
図16において、ラベルR9は、お母さんオブジェクトに関する処理を示している。この処理がスタートすると、ステップS1で、シナリオにお母さんの場面が有るか否か判断し、肯定を判断すると、ステップS2でお母さんオブジェクト148を生成する。次に、ステップS3で表示・音出力プログラム134にお母さん出力を生成する。次に、ステップS4でお母さんが赤ちゃんに「呼びかける」場面を出力する。次に、ステップS5で、赤ちゃんオブジェクト144が笑顔か否か判断し、肯定を判断すると、ステップS6で赤ちゃんの「笑顔場面」を出力する。
図17乃至図20は、広告代理店側システムの統括プログラムの動作説明図である。
広告映像音声出力は、複数のステージで構成される。図17の第1ステージでは、ステップS1で赤ちゃんオブジェクト144と、背景オブジェクト146が出力され、背景オブジェクト146は、不安なBGM152から構成され、赤ちゃんオブジェクト144は、不安げな探し顔154から構成される。画面の不安なBGM152と赤ちゃんオブジェクト144の不安げな探し顔154によって、通行人Aのオブジェクト150が表示器の画面の方向に振り向くと、この振り向く動作156がオブジェクト間の通信により、判断ブロック158で判断される。通行人Aオブジェクト150が振り向かない場合は、赤ちゃんの不安げな探し顔154の出力を継続する。
判断ブロック158で、振り向きが有ると判断されると、図18に示す第2ステージに移行する。赤ちゃんオブジェクト144は、泣き声の映像160に変化する。この泣き声映像160によって、通行人Bのオブジェクト150と通行人nのオブジェクト150が画面の方向に振り向く動作162、164に変化すると、この振り向いた通行人オブジェクト150の数が、判断ブロック166,168によって認識される。図19に示す、第3ステージでは、ステップS2でお母さんオブジェクト生成処理がスタートする。お母さんオブジェクト148が、赤ちゃんオブジェクト144に「呼びかける」動作170のシーンが出力される。
この呼びかけに、赤ちゃんオブジェクト144が「お母さんを見る」動作172のシーンが画面に出力される。お母さんオブジェクト148が画面に出現していることを判断ブロック174で判断すると「安らぐBGM」176が画面に出力される。図20に示す、第4ステージでは、赤ちゃんオブジェクト144の笑顔と笑い顔の動作180に刺激されて、お母さんオブジェクト148が笑顔の動作182に変化する。また、この刺激により通行人Aオブジェクト150が笑顔の動作184に変化すると、この動作が笑顔人数として、転送処理186により、判断ブロック178に送られ、ここで、通行人の笑顔人数1として判断される。
判断ブロック178が通行人が笑顔となったことを判断すると、ステップS3で、キャッチコピーオブジェクト生成処理がスタートし、キャッチコピーオブジェクト142の文字列が画面に出力される(ブロック188)。判断ブロック190は、通行人A、B、nのオブジェクト150の視線が文字列出力188に向いたかどうかを、各通行人オブジェクト150の「視線が向く」動作194、196、198に基いて、判断し、この視線の向いた通行人オブジェクト150の人数を確認すると、文字列の移動動作192を行う。この文字列移動を何人の通行人オブジェクト150の視線が追うかどうかを各通行人オブジェクト150の「視線が追う」動作206、208、210に基いて、判断ブロック200で判断し、通行人振り向き人数として転送処理202により、ステップS4の処理に転送する。ステップS4ではストーリー・マネージャーが、転送されたデータから、通行人オブジェクト150の笑顔、人数、振り向き人数を統括プログラム128に報告するとともに、ストーリー終了を報告し、第4ステージが終了する。
上記実施形態では、広告主側システムで作成されたデータが、ネットワークを介して、広告代理店側の受信システムに送信されるが、この実施形態に特に限定されるものではなく、広告主側で作成されたデータを、記録媒体を介して、直接、広告代理店側システムの記憶装置に入力するいわゆるオフライン構成としても良い。
また、上記実施形態では、課金データは、広告代理店側システムからネットワークを介して、広告主側システムに送られるが、これも、同様に課金データが記録された記録媒体を、直接、広告主側システムに入力するいわゆるオフライン構成としても良い。即ち、広告主側システムのコンピュータと広告代理店側システムのコンピュータ間のデータの交信はオフライン方式でも良い。
また、課金条件は、本実施形態に示すものに特に限定されるものではなく、マイクロフォン26の音声データを利用して、表示器20に向けて、呼応する発声を行う通行人の数などを指定するものや、その他、広告主側で任意に設定することができる。
2 課金電子広告作成システム
4 ワークステーション
6 課金電子広告掲示システム
8 ネットワークインターフェース
10 ハードディスク
12 メモリ
14 CPU
16 内部バス
18 1/0インターフェイス
20 スピーカ
22 映像表示器
24 ビデオカメラ
26 マイクロフォン
28 タグ付きデータ
30 タグ付きデータ
32 ユニークワード
34 タグ
36 データブロック
38 ヘッダ
40 認証データ部
42 ユニークワード
44 タグ
46 データブロック
48 認証データ部
50 課金請求データ部
52 タグ・チェックコード
54 ヘッダ
56 認証データ
58 ヘッダ
60 課金請求データ
62 ヘッダ
64 広告結果データ部
66 データブロック・チェックコード
68 ヘッダ
70 データ
72 ユニークワード
74 タグ
76 データ・ブロック
78 認証データ部
80 課金請求データ部
82 タグ・チェックコード
84 ヘッダ
86 認証データ
88 ヘッダ
90 課金請求データ
92 ヘッダ
94 広告結果データ
96 データブロック・チェックコード
98 ヘッダ
100 広告結果データ
102 映像・音認識データ
104 認識解析データ
106 出力補正用データ
108 出力データ
110 ストーリー情報
112 統括プログラム
114 映像・音声作成プログラム
116 シナリオ作成プログラム
118 課金プログラム
120 認証プログラム
122 結果検証プログラム
124 認証プログラム
126 課金プログラム
128 統括プログラム
130 出力制御プログラム
132 解析プログラム
134 表示・音出力プログラム
136 映像・音認識プログラム
138 認識解析結果データ
140 映像・音認識データ
142 キャッチコピーオブジェクト
144 赤ちゃんオブジェクト
146 背景BGMオブジェクト
148 お母さんオブジェクト
150 通行人オブジェクト
152 不安なBGM
154 不安げな探し顔
156 振り向く動作
158 判断ブロック
160 泣き声映像
162 振り向く動作
164 振り向く動作
166 判断ブロック
168 判断ブロック
170 呼びかける動作
172 お母さんを見る動作
174 判断ブロック
176 安らぐBGM
178 判断ブロック
180 笑顔と笑い声の動作
182 笑顔の動作
184 笑顔の動作
186 転送処理
188 ブロック
190 判断ブロック
192 移動動作
194 視線が向く動作
196 視線が向く動作
198 視線が向く動作
200 判断ブロック
202 転送処理
204 通行人
206 視線が追う動作
208 視線が追う動作
210 視線が追う動作

Claims (10)

  1. 電子広告作成用プログラムを内蔵した電子広告送信側コンピュータと、前記電子広告送信側コンピュータの生成した電子広告データを処理するプログラムを内蔵し該コンピュータの処理した電子広告データの映像と音声を出力データとして表示器を通して出力する受信側コンピュータと、前記表示器の周囲の状況を入力データとして前記受信側コンピュータに入力する電子機器とを備え、前記電子広告送信側コンピュータに内蔵されたプログラムは、電子広告データに課金条件が記載された情報からなるタグを付加する課金タグ付加手段を有し、前記受信側コンピュータに内蔵されたプログラムは、出力した電子広告データの課金条件が達成されたか否かを前記電子機器からの入力データを解析して判断する入力映像解析手段を有し、前記課金条件が達成されたとき、前記電子広告送信側コンピュータに処理させるための課金請求データを生成するようにしたことを特徴とする課金電子広告システム。
  2. 前記電子広告送信側コンピュータと前記受信側コンピュータとがネットワークを介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の課金電子広告システム。
  3. 前記電子広告送信側コンピュータの生成した電子広告データが、記録媒体を介して前記受信側コンピュータに供給され、前記受信側コンピュータの生成した課金請求データが、記録媒体を介して、前記電子広告送信側コンピュータに供給されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の課金電子広告システム。
  4. 前記課金条件が、広告出力画面に振り向いた通行人の人数、広告出力画面に向かって笑った通行人の人数の中の少なくとも1つの数値を内容とすることを特徴とする請求項1に記載の課金電子広告システム。
  5. 前記電子広告データは、ユニークワードと、送信者のIDコードと受信者のIDコードからなる認証データと、課金金額と課金条件を含む課金保証データと、メインシナリオと複数のユニットデータを含む広告映像音声データとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の課金電子広告システム。
  6. 前記入力映像解析手段は、前記電子機器の映像情報から表示器の周囲の人間の顔の向きや、顔の表情を認識し電子情報化する情報解析機能を有することを特徴とする請求項1に記載の課金電子広告システム。
  7. 前記受信側コンピュータに内蔵されたプログラムは、前記入力映像解析手段の解析結果に基いて、前記電子広告データのシナリオを課金条件を達成できるように再構成し、再構成映像音声を前記表示器から出力するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の課金電子広告システム。
  8. 前記電子広告送信側コンピュータに内蔵されたプログラムは、前記課金請求データを受信すると、課金条件が達成されたか否か検証し、検証できたときに課金請求を精算する機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載の課金電子広告システム。
  9. 前記電子広告送信側コンピュータに内蔵されたプログラムは、前記出力データから出力オブジェクトを生成し、前記入力データから入力オブジェクトを生成し、前記課金条件を満足させる方向に前記入力オブジェクトが変化しないとき、前記出力オブジェクトの登場する場面を再構成し、この場面の変更によって、前記入力オブジェクトを前記課金条件を満足させる方向に誘導するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の課金電子広告システム。
  10. 前記入力オブジェクトが、前記出力オブジェクトによって前記課金条件を満足させる方向に誘導されたとき、その場面を、補正出力データとして記録し、該補正出力データを、前記場面の再構成に用いるようにしたことを特徴とする請求項7に記載の課金電子広告システム。
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