JPWO2011118020A1 - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

アンテナ1からの信号経路である信号線L31に介在させたスイッチングダイオード33と、アンテナ2からの信号経路である信号線L32に介在させたスイッチングダイオード34とをアンテナ部3に設け、信号線L31と信号線L32とを各々のスイッチングダイオード33,34の介在後に接続してから同軸ケーブル4に接続するように構成し、スイッチングダイオード34のオンオフが同軸ケーブル4を流れる直流電流の方向に依存し、且つ当該オンオフは互いに逆の関係とし、チューナ部5に備えられた制御回路53により同軸ケーブル4を流れる直流電流の方向を制御するように構成した。

Description

本願は、複数のアンテナからの信号を入力するアンテナ部と、当該アンテナ部から出力された信号を同軸ケーブルを介して受信するチューナ部と、を備える受信装置の技術分野に関する。
この種の受信装置として、例えば移動体等に搭載されるダイバーシティ受信機が知られている。従来のダイバーシティ受信機において、アンテナ部は、各アンテナに対応する各アンテナアンプを備える。各アンテナアンプは、夫々に対応するアンテナにより受信された信号を増幅する。そして、各アンテナアンプにより増幅された信号は、夫々に対応する同軸ケーブルを介してチューナ部に入力される。一方、チューナ部は、各同軸ケーブルに対応する制御用スイッチング素子、及びダイバーシティ制御部等を備える。ダイバーシティ制御部は、受信品質を検出して何れか一方の上記制御用スイッチング素子をオンさせることでアンテナの切り換え制御を行うようになっている。
しかしながら、このような構成では、上記同軸ケーブルがアンテナと同数必要になるため、コスト面及び配線作業面等で不都合があった。
一方、特許文献1に開示された技術では、2つのアンテナを切り換えるための回路をアンテナアンプ側に設けることで、アンテナアンプとチューナとの間の信号線を減らすことが可能になっている。
特開2004−172884号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるように、複数のアンテナを切り換えるための回路をアンテナアンプ側に設けた場合であっても、チューナからアンテナアンプに所定の制御信号(特許文献1では、ダイバーシチ切替信号S2)を送信するための信号線が必要となり、その分、コスト面及び配線作業面等で不都合が生じる。
そこで、本願は、このような不都合の解決を課題の一例として、チューナ部からアンテナ部に所定の制御信号を送信するための信号線を必要とすることなく、複数のアンテナにより受信された信号をアンテナ部からチューナ部に送信するための同軸ケーブルの数を削減することが可能な受信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数のアンテナにより受信された信号を入力するアンテナ部と、当該アンテナ部から出力された信号を同軸ケーブルを介して入力するチューナ部と、を備える受信装置であって、前記アンテナ部は、第一のアンテナに接続される第一の回路と、第二のアンテナに接続される第二の回路と、前記第一の回路の出力端に接続される第一の信号線に介在し、当該第一の信号線の導通と非導通とをオンオフにより切り換える第一のスイッチング素子と、前記第二の回路の出力端に接続される第二の信号線に介在し、当該第二の信号線の導通と非導通とをオンオフにより切り換える第二のスイッチング素子と、前記第一の信号線と前記第二の信号線とを、各々の前記スイッチング素子の介在後に接続し、且つ前記同軸ケーブルに接続される接続部と、を備え、前記第一のスイッチング素子と前記第二のスイッチング素子の前記オンオフは前記同軸ケーブルを流れる直流電流の方向に依存し、且つ当該オンオフは互いに逆の関係にあり、前記チューナ部は、前記同軸ケーブルとチューナとを接続する第三の信号線に接続され、前記同軸ケーブルを流れる直流電流の方向を制御する制御回路を備えることを特徴とする。
本実施形態に係るダイバーシティ受信機の構成例を示す図である。 (A)は、トランジスタ53cがオン状態のときに、ダイバーシティ受信機R内の回路を流れる直流電流の経路を示す図である。(B)は、トランジスタ53cがオフ状態のときに、ダイバーシティ受信機R内の回路を流れる直流電流の経路を示す図である。 第一及び第二のスイッチング素子の一例としてトランジスタを適用した場合におけるダイバーシティ受信機の構成例を示す図である。
以下、本願の実施形態について添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、ラジオ等のダイバーシティ受信機に対して本願の受信装置を適用した場合の実施形態である。
先ず、図1を参照して、本実施形態に係るダイバーシティ受信機の構成及び機能について説明する。なお、本実施形態に係るダイバーシティ受信機は、例えば車両等の移動体に搭載される。
図1は、本実施形態に係るダイバーシティ受信機の構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るダイバーシティ受信機Rは、アンテナ1(第一のアンテナの一例)、アンテナ2(第二のアンテナの一例)、アンテナ部3、同軸ケーブル4、及びチューナ部5を備えて構成されている。
なお、アンテナ部3とチューナ部5とは物理的に分離され、例えば移動体内の互いに異なる場所に設置される。また、アンテナ部3とチューナ部5には、電源Vccから電源線Lvを介して電力供給を受けるようになっている。
アンテナ部3は、放送局から放送され、アンテナ1,2により受信された信号(放送電波に係る高周波信号)を入力する。アンテナ部3は、アンテナアンプ31、アンテナアンプ32、スイッチングダイオード33(第一のスイッチング素子の一例)、及びスイッチングダイオード34(第二のスイッチング素子の一例)等を備えている。
アンテナアンプ31は、信号線L1を介してアンテナ1に接続(電気的に接続、以下同様)され、アンテナ1からの信号を増幅する。一方、アンテナアンプ32は、信号線L2を介してアンテナ2に接続され、アンテナ2からの信号を増幅する。
スイッチングダイオード33は、アンテナアンプ31の出力端T31に接続された信号線L31(第一の信号線の一例)に介在し、当該信号線(信号経路)L31の導通と非導通とをオンオフにより切り換える。一方、スイッチングダイオード34は、アンテナアンプ32の出力端T32に接続された信号線L32(第二の信号線の一例)に介在し、当該信号線L32の導通と非導通とをオンオフにより切り換える。そして、スイッチングダイオード33とスイッチングダイオード34のオンオフ(ON/OFF)は、同軸ケーブル4を流れる直流電流の方向に依存し、且つ当該オンオフは互いに逆の関係にある。
また、アンテナ部3は、信号線L31と信号線L32とを各々のスイッチングダイオード33,34の介在後に接続する接続部35を備えている。接続部35は、信号線L3を介して同軸ケーブル4に接続されている。そして、スイッチングダイオード33のアノードが信号線L31のアンテナアンプ31の出力端T31側に接続され、当該スイッチングダイオード33のカソードが信号線L31の接続部35側に接続されている。一方、スイッチングダイオード34のカソードが信号線L32のアンテナアンプ32の出力端T32側に接続され、スイッチングダイオード34のアノードが信号線L32の接続部35側に接続されている。つまり、スイッチングダイオード33とスイッチングダイオード34は、接続部35に対して極性が互いに逆になっている。
また、アンテナアンプ31の出力端T31とスイッチングダイオード33間の信号線L31には、直流電流を遮断するためのキャパシタ(コンデンサ)C31が介在している。なお、アンテナアンプ31とキャパシタC31とが直列接続されて構成された回路は、第一の回路の一例である。一方、アンテナアンプ32の出力端T32とスイッチングダイオード34間の信号線L32には、直流電流を遮断するためのキャパシタC32が介在している。なお、アンテナアンプ32とキャパシタC32とが直列接続されて構成された回路は、第二の回路の一例である。
なお、アンテナアンプ31,32は、微弱電波に係る信号を増幅するためのものであるが、必ずしもアンテナ部3に備えられる必要はない。また、アンテナアンプ31,32の代わりに(或いはアンテナアンプ31,32と併用して)、アンテナマッチング回路を、第一,第二の回路としてアンテナ部3に備えるように構成しても良い。アンテナマッチング回路とは、インピーダンスマッチング回路、フィールター回路、共振回路、及び反共振回路等の受信信号伝送等に使用される全ての回路をいう。
更に、アンテナ部3において、スイッチングダイオード33のアノード側の信号線L31と、スイッチングダイオード34のカソード側の信号線L32には、夫々、高周波に対して高インピーダンス(つまり、高周波の交流電流を遮断)を有するインダクタ(コイル)I31,I32を介して分圧回路36が接続されている。分圧回路36により、電源電圧(Vcc:第二の電圧の一例)を例えば1/2に分圧した電圧(第一の電圧の一例)Va(<Vcc)が、スイッチングダイオード33のアノード側の信号線L31と、スイッチングダイオード34のカソード側の信号線L32とに、夫々、印加されるようになっている。なお、このVaは1/2Vccでなくとも良く、スイッチングダイオード33,34がオンオフできる程度の電圧(例えば、0.6〜0.7V程度)であれば良い。
一方、チューナ部5は、アンテナ部3から出力された信号を同軸ケーブル4を介して入力する。チューナ部5は、選択周波数の信号を受信するチューナ51、ダイバーシティ制御部52、及び同軸ケーブル4を流れる直流電流の方向を制御する制御回路53等を備えている。
制御回路53は、同軸ケーブル4とチューナ51とを接続するための信号線L5(第三の信号線の一例)に接続部54で接続されている。制御回路53は、信号線L5と電源Vccとを、インダクタI53a及び電流制限用の抵抗R53a(I53aとR53aの直列回路)を介して接続し、且つ、信号線L5を、インダクタI53b、電流制限用の抵抗R53b、及びトランジスタ53c(I53bとR53bと53cの直列回路)を介して接地するように構成されている。インダクタI53a,I53bは、高周波に対して高インピーダンスを有する。なお、トランジスタ53cは、制御用スイッチング素子の一例である。そして、制御回路53は、トランジスタ53cのオンオフが制御されることより同軸ケーブル4を流れる直流電流の方向を制御するようになっている。トランジスタ53cのオンオフ制御は、ダイバーシティ制御部52からトランジスタ53cのベース(ゲート)に抵抗R53dを介して印加される制御電圧(ハイ又はローレベルの電圧)により行われる。すなわち、ダイバーシティ制御部52は、受信品質(電界強度やS/N比など)を検出し、この検出結果に基づき、制御電圧によりトランジスタ53cのオンオフ制御を行う。これにより、アンテナ1,2の切り換えが行われる。つまり、同軸ケーブル4を流れる直流電流の方向により、アンテナ1又はアンテナ2の何れか一方が選択される。なお、トランジスタ53cは、バイポーラトランジスタであっても、電界効果トランジスタ(FET)であっても良い。
なお、接続部54とチューナ51間の信号線L5には、直流電流を遮断するためのキャパシタC51が介在している。
次に、図2を参照して、本実施形態に係るダイバーシティ受信機Rの動作について説明する。
図2(A)は、トランジスタ53cがオン状態のときに、ダイバーシティ受信機R内の回路を流れる直流電流の経路を示す図である。一方、 図2(B)は、トランジスタ53cがオフ状態のときに、ダイバーシティ受信機R内の回路を流れる直流電流の経路を示す図である。
先ず、アンテナ1が選択されている場合、チューナ部5におけるダイバーシティ制御部52からトランジスタ53cのベースにハイレベルの制御電圧が出力され、トランジスタ53cはオン状態にある。この状態では、図2(A)に示すように、同軸ケーブル4には、アンテナ部3側からチューナ部5側に向かって(矢印方向に)直流電流が流れ、アンテナ部3におけるスイッチングダイオード33がオン状態にあることで信号線L31が導通している。これにより、アンテナ1で受信された信号は、アンテナアンプ31で増幅され、信号線L31、スイッチングダイオード33、信号線L3、同軸ケーブル4、及び信号線L5を通りチューナ51に導かれて入力される。このとき、スイッチングダイオード34はオフ状態にあるため、信号線L32は非導通である。
一方、例えばアンテナ1による受信品質が悪くなった場合、ダイバーシティ制御部52は、アンテナ2を選択するべく、ローレベルの制御電圧をトランジスタ53cのベースに出力することでトランジスタ53cはオンからオフに切り換えられる。すると、電源Vccが、インダクタI53a及び抵抗R53aを介して接続部54に現れる。一方、アンテナ部3におけるスイッチングダイオード34のカノードの電圧は、分圧回路36から印加されたVa(例えば1/2Vcc)であるので、図2(B)に示すように、同軸ケーブル4には、チューナ部5側からアンテナ部3側に向かって(矢印方向に)直流電流が流れ、アンテナ部3におけるスイッチングダイオード34がオフからオンに切り換えられることで信号線L32が非導通から導通に切り換えられる。これにより、アンテナ2で受信された信号は、アンテナアンプ32で増幅され、信号線L32、スイッチングダイオード34、信号線L3、同軸ケーブル4、及び信号線L5を通りチューナ51に導かれて入力される。このとき、スイッチングダイオード33はオンからオフに切り換えられるため、信号線L31は導通から非導通に切り換えられる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、アンテナ1からの信号経路である信号線L31に介在させたスイッチングダイオード33と、アンテナ2からの信号経路である信号線L32に介在させたスイッチングダイオード34とをアンテナ部3に設け、信号線L31と信号線L32とを各々のスイッチングダイオード33,34の介在後に接続してから同軸ケーブル4に接続するように構成し、スイッチングダイオード34のオンオフが同軸ケーブル4を流れる直流電流の方向に依存し、且つ当該オンオフは互いに逆の関係とし、チューナ部5に備えられた制御回路53により同軸ケーブル4を流れる直流電流の方向を制御するように構成したので、チューナ部5からアンテナ部3に所定の制御信号を送信するための信号線を必要とすることなく、複数のアンテナにより受信された信号をアンテナ部3からチューナ部5に送信するための同軸ケーブル4の本数を削減することができる。例えば2つのアンテナの場合、1つの同軸ケーブルで構成することができる。そのため、コストダウンと軽量化を図ることができる。
しかも、スイッチングダイオード33,34をアンテナ部3に設けた簡単な構成とし、制御信号としての直流電流を、アンテナ1又は2により受信された信号の経路と同じ同軸ケーブル4に重畳することにより、スイッチングダイオード33,34のオンオフを制御してアンテナ1,2の切り換え制御を行うことができる。
更に、上記実施形態によれば、従来のチューナ部において各同軸ケーブルに対応して備えられていた制御用スイッチング素子を減らすこともできる。
なお、上記実施形態においては、第一及び第二のスイッチング素子の一例としてスイッチングダイオード33,34を適用した場合について示したが、第一及び第二のスイッチング素子の一例としてトランジスタを適用しても良い。
図3は、第一及び第二のスイッチング素子の一例としてトランジスタを適用した場合におけるダイバーシティ受信機の構成例を示す図である。なお、図3に示す例において、図1に示す構成要素と同様の構成要素については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図3に示すダイバーシティ受信機Sでは、第一のスイッチング素子としてnpnトランジスタ37が適用され、第二のスイッチング素子としてpnpトランジスタ38が適用されている。
npnトランジスタ37は、アンテナアンプ31の出力端T31に接続された信号線L31に介在し、当該信号線L31の導通と非導通とをオンオフにより切り換える。一方、pnpトランジスタ38は、アンテナアンプ32の出力端T32に接続された信号線L32に介在し、当該信号線L32の導通と非導通とをオンオフにより切り換える。そして、npnトランジスタ37とpnpトランジスタ38のオンオフは、同軸ケーブル4を流れる直流電流の方向に依存し、且つ当該オンオフは互いに逆の関係にある。
そして、npnトランジスタ37のコレクタが信号線L31のアンテナアンプ31の出力端T31側に接続され、当該npnトランジスタ37のエミッタが信号線L31の接続部35側に接続されている。一方、pnpトランジスタ38のコレクタが信号線L32のアンテナアンプ32の出力端T32側に接続され、pnpトランジスタ38のエミッタが信号線L32の接続部35側に接続されている。また、npnトランジスタ37のベース及びpnpトランジスタ38のベースは、夫々、分圧回路36に電気的に接続されている。
このような構成において、トランジスタ53cがオン状態にあるとき、同軸ケーブル4には、アンテナ部3側からチューナ部5側の方向に直流電流が流れ、アンテナ部3におけるnpnトランジスタ37がオン状態にある(npnトランジスタ37のベース−エミッタ間に順方向バイアスがかかる)ことで信号線L31が導通している。これにより、アンテナ1で受信された信号は、アンテナアンプ31で増幅され、信号線L31、npnトランジスタ37、信号線L3、同軸ケーブル4、及び信号線L5を通りチューナ51に導かれて入力される。このとき、pnpトランジスタ38はオフ状態にあるため、信号線L32は非導通である。
一方、例えばアンテナ1による受信品質が悪くなった場合、ダイバーシティ制御部52によりトランジスタ53cがオンからオフに切り換えられると、同軸ケーブル4には、チューナ部5側からアンテナ部3側の方向に直流電流が流れ、アンテナ部3におけるpnpトランジスタ38がオフからオンに切り換えられることで信号線L32が非導通から導通に切り換えられる。これにより、アンテナ2で受信された信号は、アンテナアンプ32で増幅され、信号線L32、pnpトランジスタ38、信号線L3、同軸ケーブル4、及び信号線L5を通りチューナ51に導かれて入力される。このとき、pnpトランジスタ38はオンからオフに切り換えられるため、信号線L31は導通から非導通に切り換えられる。
なお、上記実施形態においては、ダイバーシティ受信機に2つのアンテナ1,2が備えられる場合を例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、4つ以上(2の倍数)のアンテナが備えられる場合であっても、2つのアンテナの組毎に本発明は適用することができる(例えばアンテナが4つの場合は同軸ケーブルは2本で構成することができる)。
1 アンテナ
2 アンテナ
3 アンテナ部
4 同軸ケーブル
5 チューナ部
31 アンテナアンプ
32 アンテナアンプ
33 スイッチングダイオード
34 スイッチングダイオード
35 接続部
36 分圧回路
37 npnトランジスタ
38 pnpトランジスタ
51 チューナ
52 ダイバーシティ制御部
53 制御回路
54 接続部
R ダイバーシティ受信機

Claims (6)

  1. 複数のアンテナにより受信された信号を入力するアンテナ部と、当該アンテナ部から出力された信号を同軸ケーブルを介して入力するチューナ部と、を備える受信装置であって、
    前記アンテナ部は、
    第一のアンテナに接続される第一の回路と、
    第二のアンテナに接続される第二の回路と、
    前記第一の回路の出力端に接続される第一の信号線に介在し、当該第一の信号線の導通と非導通とをオンオフにより切り換える第一のスイッチング素子と、
    前記第二の回路の出力端に接続される第二の信号線に介在し、当該第二の信号線の導通と非導通とをオンオフにより切り換える第二のスイッチング素子と、
    前記第一の信号線と前記第二の信号線とを、各々の前記スイッチング素子の介在後に接続し、且つ前記同軸ケーブルに接続される接続部と、
    を備え、
    前記第一のスイッチング素子と前記第二のスイッチング素子の前記オンオフは前記同軸ケーブルを流れる直流電流の方向に依存し、且つ当該オンオフは互いに逆の関係にあり、
    前記チューナ部は、
    前記同軸ケーブルとチューナとを接続する第三の信号線に接続され、前記同軸ケーブルを流れる直流電流の方向を制御する制御回路を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記第一のスイッチング素子は、スイッチングダイオードであり、当該スイッチングダイオードのアノードが前記第一の信号線の前記第一の回路の出力端側に接続され、当該スイッチングダイオードのカソードが前記第一の信号線の前記接続部側に接続され、
    前記第二のスイッチング素子は、スイッチングダイオードであり、当該スイッチングダイオードのカソードが前記第二の信号線の前記第二の回路の出力端側に接続され、当該スイッチングダイオードのアノードが前記第二の信号線の前記接続部側に接続されていることを特徴とする受信装置。
  3. 請求項2に記載の受信装置において、
    前記第一のスイッチング素子のアノード側の前記第一の信号線と、前記第二のスイッチング素子のカソード側の前記第二の信号線には、夫々、第一の電圧が印加され、
    前記制御回路は、
    前記第三の信号線と前記第一の電圧より高い第二の電圧を供給する電源とをインダクタ及び抵抗を介して接続し、且つ、前記第三の信号線をインダクタ、抵抗、及び制御用スイッチング素子を介して接地し、前記制御用スイッチング素子のオンオフが制御されることより前記同軸ケーブルを流れる直流電流の方向を制御することを特徴とする受信装置。
  4. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記第一のスイッチング素子は、npnトランジスタであり、当該npnトランジスタのコレクタが前記第一の信号線の前記第一の回路の出力端側に接続され、当該npnトランジスタのエミッタが前記第一の信号線の前記接続部側に接続され、
    前記第二のスイッチング素子は、pnpトランジスタであり、当該pnpトランジスタのコレクタが前記第二の信号線の前記第二の回路の出力端側に接続され、当該pnpトランジスタのエミッタが前記第二の信号線の前記接続部側に接続されていることを特徴とする受信装置。
  5. 請求項4に記載の受信装置において、
    前記npnトランジスタのベースと、前記pnpトランジスタのベースには、夫々、第一の電圧が印加され、
    前記制御回路は、
    前記第三の信号線と前記第一の電圧より高い第二の電圧を供給する電源とをインダクタ及び抵抗を介して接続し、且つ、前記第三の信号線をインダクタ、抵抗、及び制御用スイッチング素子を介して接地し、前記制御用スイッチング素子のオンオフが制御されることより前記同軸ケーブルを流れる直流電流の方向を制御することを特徴とする受信装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の受信装置において、
    前記第一の回路及び前記第二の回路は、夫々、前記アンテナからの信号を増幅するアンプと、キャパシタとが直列接続されて構成されていることを特徴とする受信装置。
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