JPWO2010103705A1 - 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents
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Abstract
本発明の照明装置12は、光源18と、前記光源18を収容するシャーシ14と、前記シャーシ14に対して前記光源18とは反対側に配され、前記光源18に対して駆動電力を供給する電力供給基板20と、前記シャーシ14に組み付けられ、前記電力供給基板20と前記光源18との間の電力供給を中継する中継コネクタ21と、を備え、前記電力供給基板20は、前記中継コネクタ21から離脱した非挿入位置と、前記中継コネクタ21に挿入された挿入位置との間で、前記シャーシ14の面に沿って移動可能であり、前記電力供給基板20には、前記非挿入位置又は前記挿入位置において、前記シャーシ14に当接しつつ、当該電力供給基板20が前記シャーシ14に接近することを規制する接近規制ボス30が立設されていることを特徴とする。
Description
本発明は、照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置に関する。
例えば、液晶テレビなどの液晶表示装置に用いる液晶パネルは、自発光しないため、別途に照明装置としてバックライト装置を必要としている。このバックライト装置は、液晶パネルの裏側(表示面とは反対側)に設置されるようになっており、液晶パネル側の面が開口したシャーシと、シャーシ内に収容される多数本のランプ(例えば冷陰極管)と、各ランプに電力を供給可能なインバータユニットとを備える。
インバータユニットとランプとを電気的に接続するための構成の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、ランプがシャーシの表側内部に配されるのに対し、インバータユニットがシャーシの裏側外部に配されるとともに、シャーシにはランプソケットが内外に貫通する形態で取り付けられている。そして、このランプソケットの内側端部にランプが接続されるのに対し、ランプソケットの外側端部にインバータユニットが接続されるようになっている。さらに、シャーシの裏側外部にはガイド部が設けられており、インバータユニットをシャーシに取り付ける際に、当該インバータユニットがガイド部によりガイドされる構成となっている。
(発明が解決しようとする課題)
上記特許文献1に開示された液晶表示装置では、インバータユニットをランプソケットに接続するには、インバータユニットをシャーシの裏面に対して対向させた状態に保ちつつ、ガイド部に沿って水平にスライドさせてランプソケットに挿入する構成となっている。ここで、当該液晶表示装置の構成では、インバータユニットは、シャーシの面内方向、及びシャーシから遠ざかる方向にはガイドされるものの、シャーシの裏面に接近する方向に対してはガイドされないものとなっている。一般に、インバータユニットにおけるシャーシとの対向面には各種チップ部品が実装されており、インバータユニットがシャーシの裏面に接近しすぎて互いに接触した場合には、インバータユニットが損傷するおそれがある。
上記特許文献1に開示された液晶表示装置では、インバータユニットをランプソケットに接続するには、インバータユニットをシャーシの裏面に対して対向させた状態に保ちつつ、ガイド部に沿って水平にスライドさせてランプソケットに挿入する構成となっている。ここで、当該液晶表示装置の構成では、インバータユニットは、シャーシの面内方向、及びシャーシから遠ざかる方向にはガイドされるものの、シャーシの裏面に接近する方向に対してはガイドされないものとなっている。一般に、インバータユニットにおけるシャーシとの対向面には各種チップ部品が実装されており、インバータユニットがシャーシの裏面に接近しすぎて互いに接触した場合には、インバータユニットが損傷するおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シャーシとインバータ基板との組付けに伴う損傷を防止することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために、本発明の照明装置は、光源と、前記光源を収容するシャーシと、前記シャーシに対して前記光源とは反対側に配され、前記光源に対して駆動電力を供給する電力供給基板と、前記シャーシに組み付けられ、前記電力供給基板と前記光源との間の電力供給を中継する中継コネクタと、を備え、前記電力供給基板は、前記中継コネクタから離脱した非挿入位置と、前記中継コネクタに挿入された挿入位置との間で、前記シャーシの面に沿って移動可能であり、前記電力供給基板には、前記非挿入位置又は前記挿入位置において、前記シャーシに当接しつつ、当該電力供給基板が前記シャーシに接近することを規制する接近規制ボスが立設されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の照明装置は、光源と、前記光源を収容するシャーシと、前記シャーシに対して前記光源とは反対側に配され、前記光源に対して駆動電力を供給する電力供給基板と、前記シャーシに組み付けられ、前記電力供給基板と前記光源との間の電力供給を中継する中継コネクタと、を備え、前記電力供給基板は、前記中継コネクタから離脱した非挿入位置と、前記中継コネクタに挿入された挿入位置との間で、前記シャーシの面に沿って移動可能であり、前記電力供給基板には、前記非挿入位置又は前記挿入位置において、前記シャーシに当接しつつ、当該電力供給基板が前記シャーシに接近することを規制する接近規制ボスが立設されていることを特徴とする。
電力供給基板を中継コネクタに接続するには、電力供給基板をシャーシに対して光源とは反対側の非挿入位置に配して、当該非挿入位置からシャーシの板面に沿って挿入位置に移動させる。ここで、電力供給基板には、当該電力供給基板がシャーシに接近することを規制する接近規制ボスが立設されている。したがって、電力供給基板は、非挿入位置又は挿入位置において、常にシャーシと所定の距離離間した状態が保たれる。その結果、電力供給基板を非挿入位置に配する際や、非挿入位置から挿入位置へ移動させる際に、電力供給基板に実装された各種部品などがシャーシに接触することを回避することができ、電力供給基板やシャーシの損傷を防止することが可能となる。
また、前記接近規制ボスのうち前記シャーシ側の先端には、回転可能な球状部材が取り付けられているものとすることができる。
このような構成によれば、電力供給基板を非挿入位置から挿入位置に移動させる際に、接近規制ボスの球状部材が回転することで、電力供給基板の円滑な移動を実現することが可能となる。
このような構成によれば、電力供給基板を非挿入位置から挿入位置に移動させる際に、接近規制ボスの球状部材が回転することで、電力供給基板の円滑な移動を実現することが可能となる。
また、前記接近規制ボスは、前記電力供給基板に少なくとも3つ立設されているものとすることができる。
このような構成によれば、電力供給基板とシャーシとが少なくとも3点以上で互いに離間した状態に保たれるため、電力供給基板を移動させる際に、安定した移動が可能となる。したがって、電力供給基板とシャーシとの接触を回避することができ、両者の損傷を防止することが可能となる。
このような構成によれば、電力供給基板とシャーシとが少なくとも3点以上で互いに離間した状態に保たれるため、電力供給基板を移動させる際に、安定した移動が可能となる。したがって、電力供給基板とシャーシとの接触を回避することができ、両者の損傷を防止することが可能となる。
また、前記電力供給基板は平面視略矩形状であり、前記接近規制ボスは、前記電力供給基板の四隅に立設されているものとすることができる。
電力供給基板が略矩形状とされる場合、その四隅が最もシャーシに接触し易い。そこで、四隅に接近規制ボスを立設することにより、電力供給基板とシャーシとの接触をより一層確実に防止することが可能となる。
電力供給基板が略矩形状とされる場合、その四隅が最もシャーシに接触し易い。そこで、四隅に接近規制ボスを立設することにより、電力供給基板とシャーシとの接触をより一層確実に防止することが可能となる。
また、前記電極供給基板は、前記接近規制ボスを通じて放電可能であるものとすることができる。
電力供給基板には各種電子部品が実装されており、周囲の部材(例えばシャーシなど)に意図しない自然放電が生じる場合がある。そこで、接近規制ボスを通じて放電可能とすることにより、意図しない自然放電を抑制することが可能となる。
電力供給基板には各種電子部品が実装されており、周囲の部材(例えばシャーシなど)に意図しない自然放電が生じる場合がある。そこで、接近規制ボスを通じて放電可能とすることにより、意図しない自然放電を抑制することが可能となる。
また、前記シャーシと前記電力供給基板とは、他の部材を介さず互いに対向しているものとすることができる。
このような場合、電力供給基板とシャーシとの接触が生じて損傷が発生し易くなるため、本発明の構成が好適に用いられる。
このような場合、電力供給基板とシャーシとの接触が生じて損傷が発生し易くなるため、本発明の構成が好適に用いられる。
また、前記シャーシと前記電力供給基板との間には、絶縁性のカバーが取り付けられているものとすることができる。
このような構成によれば、電力供給基板からシャーシへの意図しない自然放電を抑制することが可能となる。
このような構成によれば、電力供給基板からシャーシへの意図しない自然放電を抑制することが可能となる。
次に、上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、上述した照明装置と、当該照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備えることを特徴とする。
このような表示装置によると、表示パネルに対して光を供給する照明装置が、組付けに伴う損傷が生じ難いものであるため、製造コストの低減を図ることができるとともに動作信頼性にも優れる。
このような表示装置によると、表示パネルに対して光を供給する照明装置が、組付けに伴う損傷が生じ難いものであるため、製造コストの低減を図ることができるとともに動作信頼性にも優れる。
前記表示パネルとしては液晶パネルを例示することができる。このような表示装置は液晶表示装置として、種々の用途、例えばテレビやパソコンのディスプレイ等に適用でき、特に大型画面用として好適である。
また、本発明のテレビ受信装置は、上記表示装置を備えることを特徴とする。
このようなテレビ受信装置によると、製造コストの低減を図ることができるとともに、動作信頼性に優れた装置を提供することが可能となる。
このようなテレビ受信装置によると、製造コストの低減を図ることができるとともに、動作信頼性に優れた装置を提供することが可能となる。
(発明の効果)
本発明によれば、シャーシとインバータ基板との組付けに伴う損傷を防止することが可能となる。
本発明によれば、シャーシとインバータ基板との組付けに伴う損傷を防止することが可能となる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図13によって説明する。本実施形態では、液晶表示装置10について例示する。
なお、各図面の一部にはX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で示した方向となるように描かれている。また、図2に示す上側を表側(正面側、光出射側)とし、図2に示す下側を裏側(背面側、光出射側とは反対側)とする。
本発明の実施形態1を図1から図13によって説明する。本実施形態では、液晶表示装置10について例示する。
なお、各図面の一部にはX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で示した方向となるように描かれている。また、図2に示す上側を表側(正面側、光出射側)とし、図2に示す下側を裏側(背面側、光出射側とは反対側)とする。
本実施形態に係るテレビ受信装置TVは、図1に示すように、液晶表示装置10(表示装置)と、当該液晶表示装置10を挟むようにして収容する表裏両キャビネットCa,Cbと、電源Pと、チューナーTとを備えて構成される。液晶表示装置10は、全体として横長の方形を成し、図2に示すように、表示パネルである液晶パネル11と、外部光源であるバックライト装置12(照明装置)とを備え、これらが枠状をなすベゼル13などにより一体的に保持されるようになっている。
次に、液晶表示装置10を構成する液晶パネル11及びバックライト装置12について順次に説明する。液晶パネル11は、平面視矩形状をなしており、図2に示すように、一対のガラス基板11a,11bが所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両ガラス基板11a,11b間に液晶層(図示せず)が封入された構成とされる。一方のガラス基板11aには、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えばTFT)と、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられ、他方のガラス基板11bには、R(赤色),G(緑色),B(青色)等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタや対向電極、さらには配向膜等が設けられている。このうち、ソース配線、ゲート配線及び対向電極などには、図示しない駆動回路基板から画像を表示するのに必要な画像データや各種制御信号が供給されるようになっている。なお、両ガラス基板11a,11bの外側にはそれぞれ偏光板11c,11dが配されている。
バックライト装置12は、図2に示すように、液晶パネル11の背面直下に光源が配置されてなる、いわゆる直下型のバックライトであり、表側(光出射側、液晶パネル11側)に開口した略箱型をなすシャーシ14と、シャーシ14内に敷設される反射シート15と、シャーシ14の開口部を覆うようにして取り付けられる複数枚の光学部材16と、光学部材16を保持可能なフレーム17と、シャーシ14内に並列した状態で収容される複数本の冷陰極管18(光源)と、冷陰極管18の各端部を遮光するとともに自身が光反射性を備えてなるホルダ19とを有する。さらに、このバックライト装置12は、シャーシ14の裏側に配されるインバータ基板20(電力供給基板)と、インバータ基板20と冷陰極管18との間の電力供給を中継する中継コネクタ21とを備えている。
シャーシ14は、アルミニウムなどの金属製とされ、液晶パネル11と同じく平面視略矩形状をなす底板14aを備える。この底板14aの長辺方向が各図面のX軸方向と一致し、短辺方向が同Y軸方向と一致している。底板14aにおける長辺方向の両端部には、中継コネクタ21を挿通可能なコネクタ挿通孔14bが貫通して形成されている。コネクタ挿通孔14bは、Y軸方向(底板14aの短辺方向)に沿って複数(冷陰極管18及び中継コネクタ21に対応した数)並列配置されている。反射シート15は、光の反射性に優れた白色を呈する合成樹脂製とされるとともにシャーシ14の内面のほぼ全域を覆う形で敷設されていて、冷陰極管18からの光を光学部材16側(光出射側)へ反射させる機能を有する。また、反射シート15には上記コネクタ挿通孔14bに連通する孔が形成されている。
光学部材16は、シャーシ14の底板14aや液晶パネル11と同様に平面視矩形状をなし、透光性を有する合成樹脂製とされるとともに、裏側の冷陰極管18と表側の液晶パネル11との間に介在する。光学部材16は、裏側から順に、例えば拡散板、拡散シート、レンズシート、及び輝度上昇シートにより構成されており、線状光源である各冷陰極管18から発せられる光を均一な面状の光に変換するなどの機能を有する。
フレーム17は、液晶パネル11や光学部材16の外周縁部に沿う枠状をなしている。フレーム17は、光学部材16の表側に配されるとともにホルダ19との間で光学部材16の外周縁部を挟持できるようになっている。また、フレーム17は、液晶パネル11を裏側から受けることができるようになっていて、液晶パネル11の表側に配されるベゼル13との間で液晶パネル11を挟持可能とされる。
冷陰極管18は、線状光源(管状光源)の一種であり、図3に示すように、その軸方向をシャーシ14の長辺方向(X軸方向)と一致させた姿勢でシャーシ14内に取り付けられており、複数本が互いの軸を略平行にし、且つ互いの間に所定の間隔を空けた状態でシャーシ14の短辺方向(Y軸方向)に沿って並べられている。
この冷陰極管18は、放電管の一種であり、図4に示すように、両端部が封止された断面円形の細長いガラス管18aと、ガラス管18aの両端部の内側に封入された一対の電極(図示せず)と、ガラス管18aの両端部から外部に突出する一対のアウタリード18bとを備える。ガラス管18aは、内部に発光物質である水銀など(蛍光体共々図示せず)が封入されるとともに、その内壁面に蛍光体が塗布されている。アウタリード18bは、導電性を有する金属製とされ、ガラス管18aの端部からその軸方向(X軸方向)に沿って外向き(電極側とは逆向き)に突出する細長い略円柱状をなしており、その内端部がガラス管18a内の電極に対して接続されることで電極と同電位とされる。
ホルダ19は、光の反射性に優れた白色を呈する合成樹脂製とされ、図2に示すように、シャーシ14の短辺方向に沿って延びるとともに、裏側の面が開口した略箱型をなしている。ホルダ19は、シャーシ14における長辺方向の両端部に一対取り付けられることで、同位置に並列配置された各冷陰極管18の端部(非発光部)を一括して覆うことができるようになっている。
中継コネクタ21は、図4に示すように、絶縁性を有する合成樹脂製(例えばポリブチレンテレフタレートやナイロンなど)で全体が略ブロック状をなすハウジング23と、ハウジング23内に収容された端子金具24とを備えており、シャーシ14の底板14aを貫通した状態で取り付けられている。図5に示すように、ハウジング23のうち、シャーシ14内に配された部分が、冷陰極管18の端部を受け入れる光源受入部23aとされるのに対し、シャーシ14外に配された部分が、インバータ基板20のコネクタ接続部20cを受け入れる基板受入部23bとされる。光源受入部23aには、冷陰極管18の端部に沿った円弧状の溝部が形成されている。基板受入部23bには、X軸方向に沿って後方(インバータ基板20側)へ向けて開口するとともにY軸方向に沿って図5に示す右側へ向けて開口する基板挿入口23cが設けられている。このハウジング23は、シャーシ14に対して直接保持されている。詳しくは、光源受入部23aは、基板受入部23bよりもY軸方向の寸法が大きくなっており、その幅広部分23dがシャーシ14に対して表側から係合可能とされる。基板受入部23bには、シャーシ14に対して裏側から係合可能な抜け止め突部23eが設けられている。
一方、図4に示すように、端子金具24のうち、上記光源受入部23a内に配された端部が、冷陰極管18のアウタリード18bに接触される光源接触部24aとされるのに対し、上記基板受入部23b内に配された端部が、コネクタ接続部20cの端子部20dに接触される基板接触部24bとされる。光源接触部24a及び基板接触部24bは、それぞれバネ性を有しており、アウタリード18b及び端子部20dに対して弾性接触可能とされる。インバータ基板20から出力された出力電圧は、この中継コネクタ21を介して冷陰極管18のアウタリード18b及び電極に入力可能とされる。
中継コネクタ21は、シャーシ14に対して冷陰極管18の両端部に対応した位置、すなわち底板14aにおける長辺方向の両端位置に一対一組で配され、かつ底板14aの短辺方向(Y軸方向、冷陰極管18の並列方向)に沿って複数ずつ(冷陰極管18の本数分)並んで配されている(図6参照)。各中継コネクタ21の配列ピッチは、各冷陰極管18の配列ピッチとほぼ等しくなっている。各中継コネクタ21のY軸方向についての設置位置は、各冷陰極管18とほぼ同じに揃えられている。
続いてインバータ基板20について図2、図6から図13を用いて説明する。
図6はインバータ基板を取り付けたシャーシの底面図、図7はインバータ基板の概略構成を示す平面図、図8はインバータ基板に備わるガイドボスの構成を示す断面図である。
インバータ基板20は、合成樹脂製(例えばガラス布基材エポキシ樹脂製や紙フェノール製など)の基材上に所定の配線パターンが形成されるとともに各種電子部品が実装されてなる。詳しくは、図2に示すように、インバータ基板20の表側の面(シャーシ14側の面)には、配線パターンが形成されるとともに、トランスやコンデンサなどのリード部品20aや、抵抗やダイオードやコンデンサなどのチップ部品20bが実装されている。このうち、リード部品20aのリードは、配線パターンに対して半田付けされている。一方、チップ部品20bは、インバータ基板20の表側の面において配線パターン上に表面実装されている。このインバータ基板20は、液晶表示装置10の電源Pに対して接続されており、その電源Pから入力される入力電圧を昇圧し、入力電圧よりも高い出力電圧を冷陰極管18へ出力するなどして冷陰極管18の点灯・消灯を制御する機能を有する。なお、図6及び図7では、リード部品20a及びチップ部品20bの図示を省略している。
図6はインバータ基板を取り付けたシャーシの底面図、図7はインバータ基板の概略構成を示す平面図、図8はインバータ基板に備わるガイドボスの構成を示す断面図である。
インバータ基板20は、合成樹脂製(例えばガラス布基材エポキシ樹脂製や紙フェノール製など)の基材上に所定の配線パターンが形成されるとともに各種電子部品が実装されてなる。詳しくは、図2に示すように、インバータ基板20の表側の面(シャーシ14側の面)には、配線パターンが形成されるとともに、トランスやコンデンサなどのリード部品20aや、抵抗やダイオードやコンデンサなどのチップ部品20bが実装されている。このうち、リード部品20aのリードは、配線パターンに対して半田付けされている。一方、チップ部品20bは、インバータ基板20の表側の面において配線パターン上に表面実装されている。このインバータ基板20は、液晶表示装置10の電源Pに対して接続されており、その電源Pから入力される入力電圧を昇圧し、入力電圧よりも高い出力電圧を冷陰極管18へ出力するなどして冷陰極管18の点灯・消灯を制御する機能を有する。なお、図6及び図7では、リード部品20a及びチップ部品20bの図示を省略している。
インバータ基板20は、図6に示すように、シャーシ14の底板14aの裏側の面(冷陰極管18とは反対側の面)に、他の部材を介さずに対向する形で取り付けられており、底板14aのうち長辺方向の両端位置に一対、対称配置されている。インバータ基板20は、平面視略矩形状をなしており、その板面がシャーシ14の底板14aの板面(X軸方向及びY軸方向、液晶表示装置10の厚さ方向であるZ軸方向と直交する面)とほぼ平行をなすとともに、その長辺方向が底板14aにおける短辺方向(Y軸方向、冷陰極管18の軸方向と直交する方向)と一致する状態で、底板14aに対してビスなどにより固定される。
インバータ基板20における中継コネクタ21に対する挿入方向の前端部には、中継コネクタ21に対して挿入・接続されるコネクタ接続部20cが設けられている。コネクタ接続部20cは、インバータ基板20の上記端部に切り欠きを間欠的に設けることで、インバータ基板20の長辺方向に沿って複数(中継コネクタ21の数分)並列配置されている。これにより、インバータ基板20の上記前端部は、櫛歯状をなしている。各コネクタ接続部20cは、図9に示すように、各中継コネクタ21に対して個別に挿入可能とされ、その先端部には、配線パターンから延出した端子部20dが設けられている。コネクタ接続部20cの幅寸法は、中継コネクタ21における基板挿入口23cの開口間口よりも広くなっており、その差は、隣り合う中継コネクタ21間の間隔と概ね等しくなっている。
そして、このインバータ基板20は、シャーシ14の底板14aに対して所定の間隔を空けて対向するとともにコネクタ接続部20cが中継コネクタ21から離脱した非挿入位置(図9及び図10)と、底板14aとの間の上記間隔(Z軸方向についての位置関係)を非挿入位置と同様に維持しつつもコネクタ接続部20cが中継コネクタ21内に挿入された挿入位置(図11〜図13)との間を、シャーシ14の底板14aインバータ基板20の板面に沿うX軸方向(インバータ基板20の短辺方向)に移動可能とされている。詳しくは、非挿入位置では、図9及び図10に示すように、コネクタ接続部20cが中継コネクタ21との間にX軸方向について所定の間隔を空けて配されており、その端子部20dが中継コネクタ21の端子金具24に対して非接触の状態とされる。一方、挿入位置では、図11〜図13に示すように、コネクタ接続部20cが中継コネクタ21内に進入していて、その端子部20dが中継コネクタ21の端子金具24に対して接触状態とされる。インバータ基板20は、非挿入位置と挿入位置との間をX軸方向に沿ってほぼ水平に移動可能とされており、非挿入位置から挿入位置へ向かう方向が挿入方向とされ、逆に挿入位置から非挿入位置へ向かう方向が離脱方向とされる。図6、図7、図9〜図12に示すX軸方向の右方が挿入方向であり、同図に示すX軸方向の左方が離脱方向である。なお、以下では、中継コネクタ21に対するインバータ基板20の挿入方向及び離脱方向について説明するときは、図6に示す左側のインバータ基板20及び中継コネクタ21を基準とし、また前後の記載については、図6、図7、図9〜図12に示すX軸方向の右方を前方、同左方を後方とする。
ところで、インバータ基板20は、上述したとおり、シャーシ14に対してZ軸方向について所定の位置関係を維持しつつ非挿入位置から挿入位置へ向けて移動されることで、各中継コネクタ21に取り付けられるようになっている。ところが、インバータ基板20におけるシャーシ14との対向面には、リード部品20aやチップ部品20bが実装されているため、インバータ基板20をシャーシ14に対して非挿入位置に配する際に、インバータ基板20がZ軸方向に位置ずれすると、上記リード部品20aやチップ部品20bがシャーシ14に接触するおそれがある。
そこで、本実施形態では、図7に示すように、インバータ基板20の表面(シャーシ14側の面)の四隅には、インバータ基板20がシャーシ14に接近することを規制しつつインバータ基板20の移動をガイドするガイドボス(接近規制ボス)30が立設されている。ガイドボス30は、インバータ基板20の配線(グランド)上に半田付けされている。このガイドボス30は、金属製とされ、図8に示すように、略円筒形状をなす筒部31と、筒部31の先端に回転可能に把持されたボール(球状部材)32とから構成されている。より詳しくは、筒部31のうちシャーシ14側の先端は開口部31aを有しており、筒部31内に収納されたボール32のおよそ半分が当該開口部31aから露出した状態となっている。そして、ボール32の露出部分に摩擦抵抗が生じると、当該ボール32が回転する仕組みとなっている。
ガイドボス30は、インバータ基板20が挿入位置又は非挿入位置に置かれた場合に、シャーシ14に当接するものとなっている。ここで、シャーシ14及びガイドボス30は金属製とされているため、インバータ基板20はガイドボス30を通じてシャーシ14側へ放電可能となっている。
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用を説明する。上記した構成の液晶表示装置10は、それぞれ別途に製造された液晶パネル11及びバックライト装置12をベゼル13などにより互いに組み付けることで製造される。以下では、このうちバックライト装置12の組付け手順について説明する。
バックライト装置12の組付けにあたっては、まずシャーシ14の表側内面に反射シート15を敷設する。そして、シャーシ14内から各中継コネクタ21を取り付けることで、シャーシ14に対して中継コネクタ21を保持させる。その後、シャーシ14内に各冷陰極管18を収容し、端部のアウタリード18bを中継コネクタ21の光源受入部23a内に進入させて端子金具24の光源接触部24aに対して弾性接触させる。それから、シャーシ14に対して表側からホルダ19、光学部材16、及びフレーム17を順次組み付ける(図2参照)。
その一方で、シャーシ14の裏側外部においては、インバータ基板20をシャーシ14に対して組み付ける作業を行う。インバータ基板20は、リード部品20a及びチップ部品20bが配された側の面を表側とした状態で、図4に示す取り外し位置から、シャーシ14に対して裏側からZ軸方向に沿って接近されることで、図9及び図10に示す非挿入位置に至る。このとき、インバータ基板20に立設されたガイドボス30のボール32が、シャーシ14の裏面に当接する。これにより、インバータ基板20はシャーシ14に対して所定の距離(ガイドボス30の高さ分)離間した状態となる。
続いて、インバータ基板20を非挿入位置から挿入位置へ向けて移動させる作業を行う。非挿入位置からインバータ基板20をX軸方向に沿って前方へ押し込むと、ガイドボス30のボール32とシャーシ14の底板14aとの間に摩擦抵抗が生じる。その結果、ボール32がシャーシ14の裏面上を回転しつつインバータ基板20が移動することとなり、各端子部20dが各中継コネクタ21の基板挿入口23c内に円滑に挿入される。そして、インバータ基板20が挿入位置に達すると、図11〜図13に示すように、各嵌合部20cの端子部20dに対して各中継コネクタ21の端子金具24の基板接触部24bが弾性接触される。これにより、インバータ基板20と冷陰極管18とが中継コネクタ21を介して電気的に接続され、冷陰極管18に対する電力供給が可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係るバックライト装置12は、冷陰極管18と、冷陰極管18を収容するシャーシ14と、シャーシ14に対して冷陰極管18とは反対側に配され、冷陰極管18に対して駆動電力を供給するインバータ基板20と、シャーシ14に組み付けられ、インバータ基板20と冷陰極管18との間の電力供給を中継する中継コネクタ21と、を備え、インバータ基板20は、中継コネクタ21から離脱した非挿入位置と、中継コネクタ21に挿入された挿入位置との間でシャーシ14の面に沿って移動可能である。さらに、インバータ基板20には、非挿入位置又は挿入位置において、シャーシ14に当接しつつ、インバータ基板20がシャーシ14に接近することを規制するガイドボス30が立設されている。
インバータ基板20を中継コネクタ21に接続するには、インバータ基板20をシャーシ14に対して冷陰極管18とは反対側の非挿入位置に配して、当該非挿入位置からシャーシ14の板面に沿って挿入位置に移動させる。ここで、インバータ基板20には、当該インバータ基板20がシャーシ14に接近することを規制するガイドボス30が立設されている。したがって、インバータ基板20は、非挿入位置又は挿入位置において、常にシャーシ14と所定の距離離間した状態が保たれる。その結果、インバータ基板20を非挿入位置に配する際や、非挿入位置から挿入位置へ移動させる際に、当該インバータ基板20に実装された各種部品20a、20bなどがシャーシ14に接触することを回避することができ、インバータ基板20やシャーシ14の損傷を防止することが可能となる。
また、本実施形態において、ガイドボス30のうちシャーシ14側の先端には、回転可能なボール32が取り付けられている。
このような構成によれば、インバータ基板20を非挿入位置から挿入位置に移動させる際に、ガイドボス30のボール32が回転することで、インバータ基板20の円滑な移動を実現することが可能となる。
このような構成によれば、インバータ基板20を非挿入位置から挿入位置に移動させる際に、ガイドボス30のボール32が回転することで、インバータ基板20の円滑な移動を実現することが可能となる。
また、ガイドボス30は、インバータ基板20に3つ以上立設されているため、インバータ基板20とシャーシ14とが少なくとも3点以上で互いに離間した状態に保たれる。したがって、インバータ基板20を移動させる際に、安定した移動が可能となるため、インバータ基板20とシャーシ14との接触を回避することができ、両者の損傷を防止することが可能となる。
また、インバータ基板20は略矩形状であり、ガイドボス30は、インバータ基板20の四隅に立設されている。このように、最もシャーシ14に接触し易い四隅にガイドボス30が立設されていることにより、インバータ基板20とシャーシ14との接触をより一層確実に防止することが可能となる。
また、インバータ基板20は、ガイドボス30を通じて放電可能とされている。
インバータ基板20には、リード部品20aやチップ部品20bが実装されており、周囲の部材に意図しない自然放電が生じる場合がある。そこで、ガイドボス30を通じて放電可能とすることにより、意図しない自然放電を抑制することが可能となる。
インバータ基板20には、リード部品20aやチップ部品20bが実装されており、周囲の部材に意図しない自然放電が生じる場合がある。そこで、ガイドボス30を通じて放電可能とすることにより、意図しない自然放電を抑制することが可能となる。
また、シャーシ14とインバータ基板20とは、他の部材を介さず互いに対向している。このような場合、インバータ基板20とシャーシ14との接触が生じて損傷が発生し易くなるため、本発明のガイドボス30が損傷防止に効果を発揮する。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図14によって説明する。この実施形態2では、実施形態1からインバータ基板40の構成を変更したものを示す。なお、この実施形態2において、上記実施形態1と同様の部材には、上記実施形態と同符号を付して図示及び説明を省略するものもある。
図14は本実施形態に係る液晶表示装置の長辺方向に沿った断面構成を示す断面図である。
本発明の実施形態2を図14によって説明する。この実施形態2では、実施形態1からインバータ基板40の構成を変更したものを示す。なお、この実施形態2において、上記実施形態1と同様の部材には、上記実施形態と同符号を付して図示及び説明を省略するものもある。
図14は本実施形態に係る液晶表示装置の長辺方向に沿った断面構成を示す断面図である。
インバータ基板40は、図14に示すように、裏側の面(シャーシ14とは反対側の面)には、トランスやコンデンサなどのリード部品40aが実装され、表側の面(シャーシ14側の面)には、配線パターン(図示せず)が形成されるとともに抵抗やダイオードやコンデンサなどのチップ部品40bが実装されている。このうち、リード部品40aのリードは、インバータ基板40のスルーホールを通して表側の面に突出した状態で配線パターンに半田付けされている。一方、チップ部品40bは、インバータ基板40の表側の面において配線パターン上に表面実装されている。
インバータ基板40における中継コネクタ21に対する挿入方向の前端部には、中継コネクタ21に対して挿入・接続されるコネクタ接続部40cが設けられている。各コネクタ接続部40cは、各中継コネクタ21に対して個別に挿入可能とされ、その裏面側(シャーシ14とは反対側)の先端部には、配線パターンから延出した端子部40dが設けられている。
インバータ基板40は、シャーシ14の底板14aと対向しており、底板14aに沿って非挿入位置から挿入位置まで移動可能となっている。このインバータ基板40の四隅には、インバータ基板40がシャーシ14に接近することを規制するガイドボス30が立設されている。より詳しくは、ガイドボス30の先端に取り付けられたボール32がシャーシ14の裏面に当接することで、インバータ基板40とシャーシ14との間に所定の距離離間した状態が保持されている。
以上説明したように、本実施形態に係るインバータ基板40は、表側の面(シャーシ14側の面)にチップ部品40bが実装され、裏側の面(シャーシ14とは反対側の面)にリード部品40a及び端子部40dが実装されている。このように、各部品をインバータ基板40の両面に実装することにより、各部品の配置空間に余裕ができ自由な配置態様を実現することが可能となったり、あるいはインバータ基板40の面積を小さくすることができる。さらに、インバータ基板40にガイドボス30を設けたことにより、インバータ基板40の表面側に実装されたチップ部品40bがシャーシ14と接触することを防止することができ、インバータ基板40の損傷を防止することが可能となる。
<実施形態3>
本発明の実施形態3を図15によって説明する。この実施形態3では、実施形態1からガイドボス51の配置構成を変更したものを示す。なお、この実施形態3において、上記実施形態1と同様の部材には、上記実施形態と同符号を付して図示及び説明を省略するものもある。
図15は本実施形態に係るインバータ基板の概略構成を示す平面図である。
本発明の実施形態3を図15によって説明する。この実施形態3では、実施形態1からガイドボス51の配置構成を変更したものを示す。なお、この実施形態3において、上記実施形態1と同様の部材には、上記実施形態と同符号を付して図示及び説明を省略するものもある。
図15は本実施形態に係るインバータ基板の概略構成を示す平面図である。
図15に示すように、インバータ基板50のうち中継コネクタ21への挿入側(前方側)には、長辺方向(Y軸方向)の中央部に1つのガイドボス51が立設されている。一方、インバータ基板50のうち中継コネクタ21への挿入側とは反対側(後方側)には、両隅にガイドボス51がそれぞれ立設されている。すなわち、インバータ基板50には、三角形をなす3つの位置にそれぞれガイドボス51が設けられている。各ガイドボス51は、インバータ基板50を非挿入位置又は挿入位置に配した場合に、シャーシ14の裏面に当接するものとなっている。
このように、少なくとも3つのガイドボス51を設けることにより、インバータ基板50とシャーシ14とが少なくとも3点以上で互いに離間した状態に保たれる。したがって、インバータ基板50を移動させる際に、シャーシ14側(Z軸側)に対して位置ずれし難く安定した移動が可能となる。その結果、インバータ基板50とシャーシ14との接触を回避することができ、両者の損傷を防止することが可能となる。
<実施形態4>
本発明の実施形態4を図16によって説明する。この実施形態4では、実施形態1にカバー60を取り付けたものを示す。なお、この実施形態4において、上記実施形態1と同様の部材には、上記実施形態と同符号を付して図示及び説明を省略するものもある。
図16は本実施形態に係る液晶表示装置の長辺方向の断面構成を示す断面図、図17はカバーを取り付けたシャーシの拡大底面図である。
本発明の実施形態4を図16によって説明する。この実施形態4では、実施形態1にカバー60を取り付けたものを示す。なお、この実施形態4において、上記実施形態1と同様の部材には、上記実施形態と同符号を付して図示及び説明を省略するものもある。
図16は本実施形態に係る液晶表示装置の長辺方向の断面構成を示す断面図、図17はカバーを取り付けたシャーシの拡大底面図である。
カバー60は、絶縁性を有する合成樹脂製とされ、図16に示すように、シャーシ14の底板14aとインバータ基板20との間に介在している。カバー60は、シャーシ14の底板14aの裏側の面(冷陰極管18とは反対側の面)に対して取り付けられており、底板14aのうち長辺方向の両端位置に一対ずつ配置され、それにより底板14aにおける中継コネクタ21の設置領域を所定の範囲にわたって覆っている。
詳しくは、カバー60は、図17に示すように、平面視略矩形状をなすとともに、その長辺方向を底板14aにおける短辺方向と一致させた向きで、一対ずつY軸方向に横並びした状態で底板14aの長辺方向の両端部に対してビスなどにより固定されている。したがって、カバー60の長辺寸法は、シャーシ14の短辺寸法やインバータ基板20の長辺寸法の半分程度とされる。カバー60は、略板状をなし、その板面がシャーシ14の底板14a及びインバータ基板20の板面に対して並行する形態とされる。カバー60は、大まかには、中継コネクタ21に相対的に近い側(シャーシ14における端側)が前部60aとされるのに対し、中継コネクタ21から相対的に遠い側(シャーシ14における中央側)が後部60bとされる。このうち、後部60bには、放熱用の放熱孔60cが貫通形成され、複数行列状に配置されている。さらに、カバー60には、インバータ基板20の挿入方向(X軸方向)に沿って、インバータ基板20のガイドボス30が摺動可能なガイド孔61が貫通形成されている。ガイド孔61は細長い略矩形状の孔であり、カバー60の前部60aから後部60bに亘って延設されている。
インバータ基板20が非挿入位置に配された場合には、当該インバータ基板20はカバー60と対向する。このインバータ基板20の四隅には、ガイドボス30がそれぞれ立設されている。ガイドボス30は、カバー60のガイド孔61を貫通して、シャーシ14の底板14aの裏面に当接する。そして、インバータ基板20をシャーシ14の裏面に沿って非挿入位置から挿入位置へ移動させると、ガイドボス30はガイド孔61に沿ってシャーシ14の底板14a上を移動する。このガイドボス30により、インバータ基板20とシャーシ14とは、所定の距離離間した状態が保たれることとなる。
以上説明したように、本実施形態の構成によれば、インバータ基板20とシャーシ14との間に絶縁性を有するカバー60が取り付けられているため、インバータ基板20からシャーシ14への意図しない自然放電を抑制することが可能となる。さらに、インバータ基板20に設けられたガイドボス30が、カバー60のガイド孔61を貫通してシャーシ14と当接するものとされているため、インバータ基板20とシャーシ14との接触を回避することができ、両者の損傷を防止することが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記した各実施形態では、ガイドボスは、筒部の先端にボールが回転可能に把持された構成としたが、ボールを省略した構成としてもよい。この場合、インバータ基板を非挿入位置から挿入位置に移動させる際、筒部の先端がシャーシに摺動することでインバータ基板とシャーシとの接近を規制する。
(2)上記した各実施形態では、ガイドボスをインバータ基板の四隅に配置したり、三角形状に配置したりする構成を例示したが、ガイドボスの配置数、配置位置はこれらに限られるものではない。
(3)上記した各実施形態以外にも、インバータ基板上に実装される部品の種類などの各種構成は適宜に変更可能である。
(4)上記した各実施形態では、冷陰極管の両端部の電極それぞれに対応して一対のインバータ基板を配したものを示したが、片方のインバータ基板を省略して冷陰極管を片側駆動するようにしたものも本発明に含まれる。その場合、インバータ基板が省略された側(低圧側)の中継コネクタには、アース回路を接続するようにすればよい。
(5)上記した各実施形態では、冷陰極管がガラス管の端部に突出したアウタリードを備え、このアウタリードをコネクタに接続したものを例示したが、例えばガラス管の端部にアウタリードに接続した口金を外装し、口金をコネクタに接続させるようなものも本発明に含まれる。
(6)上記した各実施形態では、光源として蛍光管の一種である冷陰極管を用いた場合を例示したが、熱陰極管など他の種類の蛍光管を用いたものも本発明に含まれる。また、蛍光管以外の種類の放電管(水銀ランプなど)を用いたものも本発明に含まれる。
10…液晶表示装置(表示装置)、11…液晶パネル(表示パネル)、12…バックライト装置(照明装置)、14…シャーシ、18…冷陰極管(光源)、20…インバータ基板(電力供給基板)、21…中継コネクタ、30…ガイドボス(接近規制ボス)、32…ボール(球状部材)、60…カバー、TV…テレビ受信装置
Claims (10)
- 光源と、
前記光源を収容するシャーシと、
前記シャーシに対して前記光源とは反対側に配され、前記光源に対して駆動電力を供給する電力供給基板と、
前記シャーシに組み付けられ、前記電力供給基板と前記光源との間の電力供給を中継する中継コネクタと、を備え、
前記電力供給基板は、前記中継コネクタから離脱した非挿入位置と、前記中継コネクタに挿入された挿入位置との間で、前記シャーシの面に沿って移動可能であり、
前記電力供給基板には、前記非挿入位置又は前記挿入位置において、前記シャーシに当接しつつ、当該電力供給基板が前記シャーシに接近することを規制する接近規制ボスが立設されていることを特徴とする照明装置。 - 前記接近規制ボスのうち前記シャーシ側の先端には、回転可能な球状部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記接近規制ボスは、前記電力供給基板に少なくとも3つ立設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
- 前記電力供給基板は平面視略矩形状であり、
前記接近規制ボスは、前記電力供給基板の四隅に立設されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記電極供給基板は、前記接近規制ボスを通じて放電可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記シャーシと前記電力供給基板とは、他の部材を介さず互いに対向していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記シャーシと前記電力供給基板との間には、絶縁性のカバーが取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明装置。
- 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の照明装置と、前記照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備えることを特徴とする表示装置。
- 前記表示パネルは、一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルであることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
- 請求項8又は請求項9に記載された表示装置を備えることを特徴とするテレビ受信装置。
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